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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【第26回トライアスロン in 徳之島大会】完走結果レポ-02(完結)  

さて、レース本番。
朝5時頃起きだして5時半から朝食。
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ご飯はしっかりお代わりしますw

朝食後はみなさんめいめいにバイクのセッティングをしたりウェア類の準備をしたり。
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ちなみにランコースに入って最初の私設エイドがこの民宿。

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ちょいピンぼけしましたが三太夫もトラ仕様に。
トップチューブにはパワーバージェル二本を補給用にビニールテープで貼り付け。

準備が出来たらスイムのスタート/ゴール&バイクスタート地点に移動。
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左は記録がわたしの直上、右は偶然にもブルベ繋がりな人の知り合いだった各々同室の方。
なかなか世間が狭いw

会場に到着し、ラックにバイクをセッティング。
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やや波が高いか?7時現在の観測では波高1.5mとのこと。
若干不安な高さではある。

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ラックにセットした三太夫。
オレンジの箱の中にランウェア類を入れておき、スイム終了時にナイロン袋にスイム用品を収納して同じように箱に入れておくとバイクスタート終了時にバイク~ラントランジション会場へ箱ごと移動される。

わたしのウェットスーツはロングジョンなので首筋や脇の下、肩周り等肌とウェットが擦れそうなところにワセリンを充分塗りこんで準備万端。
スタートの8時を待つ。

<スイム(2km)>
タイム 0:54:27(284位/333)


民宿同室の人達といくつか会話を交わしながら浜に降りて水に入り、ウェットスーツ内部に軽く水通し。
波は7時時点よりも明らかに低く、ベタ凪に近い状態で非常にありがたい。
8時丁度、にスイムスタート。
ウェーブスタートではなく、総合333人とリレー、駅伝の選手が一斉にスタートする。
片道約1kmのコースを単純に往復するだけなのでスタートが済めばバトルに巻き込まれることがないのでスイムが不得手なわたしには非常にありがたい。混雑を避けようと後尾スタートしてもウェーブスタートでは後からスタートした組に追いつかれてもみくちゃにされるし(;一_一)

スイムコースは先述の通り片道約1kmの単純な往復路でスイム2kmの制限時間は75分。みやじまで2.5kmの制限が85分だったことを考えると随分楽な縛りで、わたしの目標タイムは60分を切れれば良いといった程度。
沖合のリーフが防波堤の役割をした天然の超長水路で、深い所でも水深2mそこそこ。
スイムコースのどこでも概ね脚が付くし、所によってはクロールのかき手が底に触れそうなところも。
試泳の時に感じたとおり、水は澄んでいて綺麗であちこちにカラフルな熱帯魚が泳いでいてレース中なのに心がなごむ。宮古島とか石垣島もこんな感じかね?
波がほとんど無いのでヘッドアップしての進路確認が非常に楽。
GPSのログではスイム距離2.1kmになっているのでかなりロスなく泳げたのだと思う。
折り返しのイカダブイのところでタイムを確認してみたら26分ほどだったのでわたしとしては上出来なタイム。
結局スイム終了時点でのタイムは54分27秒で総合クラス333人中284位の成績。
大抵の大会でスイム終了時点で後ろに二桁人数いるかいないかくらいの順位となるわたしとしては後ろに50人もいる結果というのは快挙といっていいw
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スイムゴールゲート。下がシャワーになっている。
ウェットスーツを脱いで小金井ジャージを上に着てバイクスタート。

<バイク(75km)>
タイム 2:39:30(34位/333)


毎度のことながらこのパートが一番楽しい。
バイクスタート直後、短いけれど若干急な坂道を登って島外周道路に出る。
北側は前日試走しているので状況はわかっていたし、コースプロフィールを見る限り後半に標高が最も高い部分があるけれど勾配自体は概ねどの坂も同じくらいだったので感覚は理解できているつもり。
最初から飛ばして十数人単位でパス。気持ちいい♪w
バイクスタート時に若干横風が強く感じてディープリムが少々振れるものの、いつぞやの奄美大島のような猛烈な強風という訳ではないのでまあ、大丈夫。ただし南風だったので前半はひたすら向かい風(;一_一)
今回の目標はトランジションを除いたネットでのAve.30km/hだったのでひたすら回した。
途中、ゼッケンの数字上下に赤線の引かれた同宿の選手に声をかけつつ進む。
※ゼッケンの赤線は民宿の主人が実行委員会に正式に許可を貰っている行為。
競技説明会の晩の宿での二次会の際、ゼッケンに赤線を上下二本入れるよう言われてその通りにしたのだけれど、初参加、単独参加の身でもこの【ゼッケンの赤線】のお陰で追い越し追い越される際やすれ違いざまに声を掛け合えることが出来たので仲間で走っている感覚に浸れたので非常に楽しかった。
宿泊人数が多かったので直接話を出来なかった人が大半だったけれど、同じ宿というだけで妙に親近感。

沿道の声援はどこに行っても途切れることがない。
登り坂でペースが落ちると道端で応援してくれている子どもたちとタッチを交わして元気を貰う。
本当に気持ちがいい。
みているこっちが心配になりそうなほどきつい日差しの中ニコニコ手を振ってくれるご老人方も大勢。
非常にありがたいし嬉しいし応援してくれている人達との一体感がたまらなく気持ちいい

島を約一周して一旦折り返してトランジションに向かうところまではどうにか手元のGPSでAve.30km/hを保っていたものの、折り返して方向転換した途端に向かい風を食らってしまい、ジリジリと速度が落ちた。
結局バイクゴール時には29km/h程度に。
次回参戦時にはネットではなくトランジション込みのグロスでAve.30km/hを目指そうとこっそり心に誓う。

<ラン(21km)>
タイム 2:23:51(105位/333)


6月に入ってから、本来なら大会本番に向けて追い込みを掛けたかったところだったものの思うようにランニングができず、6月に入って大会前まで走れた距離は50kmあるかないか。
事前に軽く走ってみたけれど、どうにも身体が重く感じられて野辺山直前の頃の軽さがなかったので若干心配だったランパート。結果を見れば案の定。想像以上に走れていなかったのがなんとも情けない、せめて2時間は切りたかったし、スイムがアレなんだから切らなきゃいかんだろうよ(;一_一)

バイクを降りてランスタートゲートをくぐった時に早速左の腰~太腿に違和感。
普段と違うポジションでチャリに乗ったせいか、腰の筋が若干痛い。
このまま走り始めて大丈夫なのかと不安に感じながらエイドで袋入りの氷をもらい、ジャージのバックポケットに入れたら丁度いい具合に患部が冷えてそこそこ調子よく走れそうな感じ。
ひとまずは6.5~7分/km程度のペースで腰の様子見をしつつランスタート。
ひとまずは…と言いつつ、結局終始このペースから上がることは無かったのが改めて情けない。

朝の内は全天に広がっていた雲がすっかり無くなり、強い日差しのもと気温もぐんぐん上がって行く。
最終的には最高気温33℃位だったそうだけれど、アスファルト上の照り返しで路上は優に40℃を超える暑さ。
走りながらエイドごとに給水し、毎回梅干しを口にする。
スポンジをもらって両肩のストラップ部分に挟んだ状態で走り、少しでも冷却。
また腰の氷も融け始めたらこまめに交換し、エイドとエイドの間での補給水にしたり身体にかけたり。
バイクパート同様沿道での声援は途切れることがなく、手を振ってくれたりタッチしたり、ホースで水を掛けてくれる人も大勢。
アレはほんとうに気持ちいい。
補給も水、コーラ、スポーツドリンク、袋入りの氷水やかき氷など切れることがなくホスピタリティの高さを感じた。コース自体は後半、左右にさとうきび畑が広がる旧陸軍飛行場滑走路跡の直線路『平和通り』を走り抜けるのは最高に気分がいい。
その平和通り手前辺りで一緒になった『吹田市トライアスロン教室』のTさんという人とあれこれ雑談。
※今回の優勝者である石橋選手はこのチーム所属。
”今回6時間切りを目標にしているんですわ、6時間切れたら公式記録の1ページに名前載るやろうし。”
なるほど、そういうものか。
と、残時間と距離をざっと計算すると6.5分弱/kmペースで走って丁度6時間といったところ。
ひとまずわたしもそのタイムを目標に後半走ってみることにした。
※結局、6時間を切れても5人の選手は公式記録2ページめになっているw
さとうきび畑から細く曲がりくねった坂道を降りると平土野港。
しばらくひと気の少ないところを走っていたので再び人家のあるところに来るとやはり声援が気持ちいい。
天城町運動公園に入り、ゴールゲート直前のグラウンドでは左右に子どもたちが大勢いて手を差し出してくるので両手でタッチしながらゴールゲートに飛び込んだ。
タイムは辛うじて6時間切りの5:57:48(総合79位 / 年齢別29位)で、当日配られた公式記録表ではどうにか一ページ目の下から三番目w

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ゴールゲート。お疲れ様でした。


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ゴール後、エイドでコーラを飲んだりフルーツを食べたりしていたら、選手宣誓をした同宿のKさんが発泡酒を手にしている。
”え?お酒あるんですか?(@_@;)”
”一本目はビールだったんだけど、補充が間に合わないから二本目はこっちにしてくれってさ。”
なんと、ゴール後のエイドでビールを振る舞う大会なんか初めてだwww

ビールを貰う前にマッサージのテントへ移動。
ボランティアのおばちゃんたちが冷たく冷えたタオルを全身に被せてくれてマッサージをしてくれる。その間10~15分。炎天下走って火照った身体に非常にありがたい至福のひととき。
マッサージを終えて再びエイドに戻ってビールを貰う。美味い♪
休憩テントに移動して味噌汁とおにぎりをいただきしばしまったり。

その後一旦宿に戻って軽くシャワーを浴びて着替え、再びゴール会場隣のバイク発送預託会場に移動。
週末には【BRM629埼玉400kmスーパーアタック奥志賀】で使えるよう手早く発送手続きを済ませ、表彰式・慰労パーティが始まるまで日陰の芝生に腰を下ろして時間を潰そうとしたら目の前に自分が着ていたのと同じピンクの小金井ジャージを着ている女性が。
思わず声を掛けてみたらNさんとおっしゃる方で、ご自身いわく『かん8親分の一番弟子』とのこと。しばしあれこれ雑談を交わしたが、Nさんは小金井のイベントにほとんど顔をお出しにならないのだとか。
わたしもそれほど頻繁に顔をだすわけでもないけれど、道理で出くわした記憶が無い。
それにしても世間は狭い…っていうか、長距離系競技を趣味にする人がまだまだレアってことかな?

表彰式&パーティは16時開始との事だったので会場に移動してみたけれど、まだまだ人影はまばら。
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日差しが強すぎてみんな敬遠しているのか?

オープニングに太鼓のパフォーマンスがあったり、ボランティアスタッフへの抽選会(これは珍しいけれど、非常に良いことだと思う)の後
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初めて生で観たパッション屋良のステージがあったり
表彰式その他、閉会式として普通のプログラムが終了した後、どんちゃんパーティと銘打たれた慰労パーティが始まった。
お酒呑んであれこれ食べてライブで弾ける。
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仮設ステージ潰れてニュースネタになるんじゃないかと言うくらい盛り上がった。

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締めくくりは花火。
16時から20時の予定のパーティは結局21時ころまで。
その後も民宿で当たり前のように二次会があったものの、途中で記憶をなくして気がついたら部屋の畳の上でたたんだ布団を枕に寝ていた状態で朝を迎えたw


若干宿酔気味の頭を抱えて朝食を済ませ自分は前日のうちにバイク発送手続きを済ませたので他の宿泊客がバイクを梱包している様子を眺めたりしながらまったり過ごす。

9時半頃近所の小学校に移動し、同宿の人達と一緒に小学生との交流会に参加。
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校庭には立派なガジュマル。

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ちょっと気恥ずかしいお出迎えw

いくつかのグループにわかれて子どもたちと軽く雑談。
小学生って下は6歳から上は12歳までいるから普段なにげなく使うカタカナ言葉が通じなかったりするので話す内容や話し方を考えるのが意外と難しい。
しばし子どもたちと興じてお開き。丁度一限分を使った課外授業的な感じ。

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その後、宿の近くのさとうきび畑の中にあるカフェで昼食。
海鮮パスタのセットをいただく。意外と(?)ボリュームたっぷり。

昼下がりのひとときを雑談したり呆けたりして過ごしていたらあっという間に飛行機の時刻が近づいてきたので宿を後に。ご主人と握手を交わし、来年必ずまた来ることを誓うw

空港に移動し、お土産を調達してロビーで一杯だけビールを頂く。
東京に戻ったらそのまま夜間の仕事が待っていたのでそれ以上呑めないのが残念だった。
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いよいよ島を離れる便に乗り込み離陸。

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離陸してしばらく、眼下には穏やかな東シナ海が広がっていた。

鹿児島空港で乗り換え羽田行きへ。
徳之島からの便が若干遅れたので心配したけれど、どうにか無事乗り継ぎ完了。

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羽田上空はどんより雲の中。
上層の雲と下層の雲の間をすべるように降下して行く。

軽い衝撃とともに東京に降り立ち、三泊四日の夢の様な日々が終焉を迎え、更に加えて一旦帰宅してから着替えて出勤というあまりにも社畜めいた予定が待ち構えていたのでありました。

<Fin>

いやはや、本当に楽しい大会でした。
大会に携わって頂いた全てのスタッフ、選手、応援してくださった島民の皆さんに深く感謝。
冗談抜きでまた来年も必ずお邪魔致します。
ありがとうございました。
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タグ: トライアスロン  観光 
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この記事に対するコメント

お疲れさまでした!!

自転車が上位10%、スイムが・・・
なかなか極端ですが
自転車に乗っている身からすると
自転車が速くてほっとしています

これで自転車が普通だったらブルベライダーのレベルって?
ってなっちゃいますから

定番の大会が出来て良かったですね♪
それが一番の収穫でしょうか

URL | のりぞー #-

2013/07/13 01:10 * 編集 *

> のりぞー様

大変申し訳ありません。
なぜか二年も遅れてのお返事になります。
自分としては頂いたコメントに返信漏れがあるとは露ほども疑わず
ほんの偶然、このエントリを開いて気が付きました。
失礼極まりないですね。

このときはまだ何とかなっていたものの
一年後の昨年の大会では石垣島(だったかな?)大会中止の煽りを受けて大量にそちらの選手がなだれ込み、非常にハイレベルな大会になってしまいました。
6時間切っても1ページ目どころか2ページ目も怪しいというレベル。
今年はいったいどうなるかなあ。。。というか、今年の自分のレベルはどうなるのか?

URL | 管理(?)人。@今週末は西上州試走? #bi94IFRw

2015/03/25 19:25 * 編集 *

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