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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【ド平坦って】BRM105たまがわ600チバラキ 認定試走【どんな道?】 

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今回を象徴するシーン。
房総半島南端洲崎灯台付近の荒ぶる海。
水戸の手前から銚子付近までの約100km
しとしと降りしきる小糠雨と内房の向かい風で体力と心を削られた。

【実走行ログ:2018/12/23-24】
PC6(495.4km)セブンイレブン富津岬店以降、特に蘇我から行徳橋に至るまでの区間は旧キューシートとも最新キューシートとも異なりますのでご注意ください。
また、高度グラフが途中でおかしな動きを見せているのは気圧低下に伴うGarmin機器の計測誤差と思われます。

まずは以下の文章に目を通していただきたい。
サンライズシリーズの締めくくりはいよいよ600km。
この時期に開催できる600kmを考えたら、最高標高が83mのド平坦コースができました。

次にこれ。
サンライズシリーズの締めくくりはいよいよ600km。
この時期に開催できる600kmを考えたら、最高標高が83mのド平坦(?)コースができました。
いずれもAJたまがわ公式サイトにおける【BRM105チバラキ600】のコース紹介の一部である。前者は主担当が試走をする前(=エントリー受付時)のもの、後者は試走後(=エントリー締め切り後)である。
お判りいただけただろうか、しれっと付け足されている『(?)』の存在を。最高地点の標高が83mとはいえ積算標高は1,700m強(ルートラボ基準)あるのです。しかも前半部分は東京から埼玉を抜けて那珂湊、そこからずっと太平洋側を南下するので半分以上はほぼフラットですが、残る半分弱に1,700mの積算標高のほとんどが集中していてしかもそれが標高83mに満たない。
はい。『ド平坦の皮を被ったドイヒーコース』確定です。
わたしが試走を行ったのは12/23-24の期間でしたが既に本番も無事(?)終了し、参加者の皆様とは色々分かち合えると思います、ええ。
そんな訳で試走の状況を以下。

一緒に走る約束をしていたひとみさんとは6時丁度にスタートしようと示し合わせていたものの、自宅を出てすぐ反射ベストを着忘れたことに思い至って自宅に戻り、少々遅刻する旨一報を入れて大慌てで二子玉川に向かう。かなりガチ踏みで身体が熱くなって来たのでウェアのファスナーを調整しようと首元に手を当てると本来なら下に着用しているジャージとその上にあるウィンブレの二つのファスナーに触れるはずなのにひとつしか感触が無い。
よくよく自身の行動を思い返してみたらインナーシャツ(半袖)を着込んで厚手アームカバーを装着し、半袖ジャージを着こんだ上にウィンブレを着るつもりでいたのに半袖ジャージを着る動作をすっ飛ばしてウィンブレを着たのであった。
さすがに気付いたところから引き返すのは少々難があったのでそのままひとみさんを待たせている二子玉川兵庫島公園へ。
10分ほど遅れて到着したところ、【BRM102たまがわ400北関東】の試走を終えたいぢちさんもその場にいたので軽く雑談していたらひとみさんは今回携帯ポンプを忘れてしまったらしい。そんなこんなの内にばんばんさんも合流したので最終的には6時20分に兵庫島をスタート。

が、なぜかわたしのGPS(Garmin eTrex20)が一向に起動しない。

わたし:おかしいなあ。ちっともスタートアップ画面が進まない。
ばんばん:Garmin機器はファームアップ直後だと挙動がおかしくなったりしがちだよねえ。
わたし:あ、ゆうべファームアップしてから起動確認してないわ。
いぢち:ブルべ直前にファームアップって、それあかんヤツですわ…。

取り敢えずパックで走るのだしキューシートチェックも必要なのでそのままスタート。
※その後起動したeTrexからは転送したはずのBRM105のデータが消えていたのであったりする。結局こいつは今回地図を表示するだけの機械であった。

いぢちさんには”600試走組は反射ベストを忘れたりジャージを着忘れたり走行直前にガーミンのファームアップをして起動しなくなってしまっていたり携帯ポンプを忘れたりという面々がいて最高にCool!”的なツィートをされてしまう。
一部の心無い方には”全て特定の人(=わたし)のことではないか?”というあらぬ嫌疑をかけられてしまったがそうではない事だけはここに銘記しておきたい。

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一向に立ち上がろうとしないeTrex20
⇒そしてようやく立ち上がってからも今回は役立たず。

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兵庫島をスタート

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序盤はストレスフルな信号峠

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幸魂大橋を渡る

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PC1 ローソン幸手平野店(66.8km)

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春日部を過ぎるとようやく走りやすくなって来た

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PC2 ファミリーマート桜川友部店(122.5km)

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この先が今回のコースの最高標高地点(83m)

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水戸の手前あたりで結構空模様が微妙に

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PC3 ファミリーマートTSUTAYA那珂湊店(170.7km)
トイレが遠いコンビニであった。

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那珂湊から大洗に入る頃にはすっかり小糠雨

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バレー部員二人がお出迎え

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劇場版で四号戦車が降りてくるところ(ガルパン)

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水戸から鹿島、神栖、銚子に至るまでひたすら細かい雨

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銚子大橋を渡って千葉県へ

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銚子漁港

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PC4 ファミリーマート銚子川口町店(257.6km)
色々なブルべで活用する「いつもの」7-11ではなく、ファミリーマートだったことで”ここにはイートインがあるのではないか?”という淡い期待を抱かせられたものの見事に裏切らる結果となった。

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犬吠埼灯台

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真っ暗なドーバーラインを進む
前方にはイオンモール駐車場を照らすナトリウム灯のオレンジ色の光。

面白くもなんともない九十九里沿いの夜の道をひたすら南下。
海が見える訳でもないし、本当につまらない区間をひた走って仮眠場所と考えていた太陽の里へ。

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通過チェック1ファミリーマート長生一松海岸店(太陽の里)(326.3km)
※ここでの証跡となるレシートはコンビニでも健康ランドでも構わない。

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三時間ほど休憩してリスタート
太陽の里を出てからコンビニで軽く朝食をしたためてからのリスタート。

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夜明け前、雨はようやく上がった

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明け方の太平洋
水平線の雲が邪魔。

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鴨川松島
久し振りの鴨川ではあったけれど鴨川エナジーを調達できるような時刻ではなかった、残念。
この辺から徐々に風が強くなり始める。
この時点で追い風なので館山以降向かい風。外房では追い風の恩恵をほとんど受けられないのに内房ではひたすら風に苛まれる未来が伺えて非常に重たい気分に。

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通過チェック2(Photo)野島埼灯台(419.5km)
灯台の直近まで寄る必要は無い、その場にいたことがわかれば良い。

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小金井トラチーム合宿でお馴染みフラワーライン
但し今回は合宿時とは逆方向に向かう。

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洲崎灯台を越えると向かい風区間

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荒ぶる海

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PC5セブン-イレブン館山大賀店(443.8km)

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風向きの関係で館山湾内は比較的穏やか
強い向かい風に煽られ、時折砂が顔に当たって痛い。

矛盾した表現にはなるが、予想通り思いの外ペースが上がらず風に翻弄されながらの走行。前夜の雨によるものもあってなかなか疲弊した状態。

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これ乗って久里浜に行けば50kmくらい短縮できる(笑)

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PC6 セブン-イレブン 富津岬店(495.4km)

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向かい風で冷えたのでレインパンツを引っ張り出した
前夜の雨の中でも装着しなかった装備を引っ張りだすのはなんとなく負けた感がある。
しかも長いこと収納しっぱなしだったので内部が一部癒着していて剥がしながら履くことになった。
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敗北者の脚
一部癒着が残って変な皺になっている。

途中蘇我付近から先はコース変更確認を踏まえた調査走行的になるのでキューシートから外れることの多いログとなる。
行徳橋を渡るところから(試走時点での)正規コースに復帰して京葉道路に入る。

以後はコースプランナーこだわりの「東京観光コース」となる。
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新小松川橋からの東京スカイツリー

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日本橋

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銀座方面

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東京タワー
この日はクリスマスイブだったので第一展望台にはハートマークがあしらわれていた。

クリスマスイブの夜ということもあってタクシーの動きがなかなかイレギュラーで危なっかしい思いを味わうことが一再ならずあったものの幸いにして事故には繋がらず、最後の最後の駒沢通りのアップダウンにうんざりしながらゴールのコンビニへ。

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Finish セブンイレブン世田谷玉川店(602.7km)

すっかり疲弊しきってお疲れ様の挨拶の後、自走で戻るわたしは他二人とは別行動でたまがわ下流を目指して帰宅。どうにかこうにか無事試走を終えたのでありました。

積算(累積or獲得)標高というのはコースの厳しさの一つの指標でしかありえない。
というのは自明のことだと考え、普段からわたしはそのように発言していますが、今回のこのコースがまさにそれを裏付けるような厳しさを持ってわたしたちの前に立ちふさがり、やっぱりオレは間違っていなかったのだなあとしみじみ感慨に浸る結果となったブルべなのでありました。

正月休み期間中に走れる二子玉川発着の600kmブルべという、かなり選択の幅の狭い命題をクリアするために選ばれたコースは、ひたすらキツイ600なのでありましたとさ。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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