【やんわりと】昼の鳥勝活動【坂練風味】
2023.01.22 Sun 22:44 -edit-
二、三年振りとなる
奥多摩周遊道路の
東京都道路最高地点標柱
【逗子200】翌日は(どうせ年末年始だらけ切った身体では、200とはいえ久し振りのブルべでダメージ大きかろう。)と考え、前夜痛飲して朝からダラダラ、、、だったものの予想に反してダメージらしいダメージを感じないままだったものの、よせばいいのに朝遅めに起床して洗顔を済ませたところですでにビールを飲み始め『朝から味わう背徳の味』を堪能し始めてしまったので自転車で出歩くことは考えず、昨年から書き散らかして中途半端に残っていたブログエントリの整理をば。
折角なので三連休三日目となる月曜日は朝から自転車に乗ろうと考え就寝したまではよかったけれど、予定より一時間ほど寝坊してしまった状態だったのでしばし逡巡。とはいえ取り返しがつかなくなるほどの遅延ではないと判断して予定通り出掛けることにした。
7時過ぎ頃多摩川公園事務所前
予定では6時過ぎに出発するつもりでいたので丁度一時間遅れのスタート。
<j吃走行ログ:2023/01/11>
この日最初の、というか出発時点で唯一の目的地は奥多摩町、留浦浮橋たもとの食堂・鳥勝。品川区立会川にある同名のお店には年がら年中お世話になってしまっているけれど、当然ながら同名というだけで縁もゆかりもないお店。自宅からだと最短距離で90kmほどの距離なので、そこを目的地に設定せず回り道しながら進むと100kmを超えてしまい、スタート時刻にも拠るけれど大抵お昼時には辿り着かないのでなかなかお邪魔する機会がない。
なので今回は『鳥勝でお昼ごはんを食べる』というのを主目的に、最短経路でお店を目指すことにして、まずは多摩川サイクリングロードをひたすら遡上し、国立から甲州街道、新奥多摩街道へ、途中奥多摩街道に移って吉野街道、青梅街道と遷移して奥多摩湖、そして鳥勝へというコース。
出勤時の定点から富士山とアンテナ
布田の堰(上河原堰堤)
京王線多摩川橋梁越しの富士山
通称『国立折り返し』から甲州街道に入り、日野橋交差点から新奥多摩街道、鍋ヶ谷戸交差点から奥多摩街道と進む。
定点・玉川上水
奥多摩街道を通る際の定点撮影ポイント。春は満開の桜が連なる。
羽村取水堰
小作坂下交差点から多摩川を渡って吉野街道へ。青梅の市街地を抜けるよりこちらの方が走りやすいけれど特に冬場は日陰になる区間が多いので路面凍結箇所が多くなるという不利な面もある。
結構しっかり霜が降りてる
古里で青梅街道に復帰し、その後すぐに多摩川南岸道路に入って奥多摩駅周辺のごちゃごちゃした区間を回避。
将門大橋
愛宕大橋
愛宕大橋を渡って青梅街道に復帰し、しばらく進んだ先に小河内ダムの雄姿。
一部凍結していた
坂道を登って小河内ダムを過ぎればそこは奥多摩湖。
きらきら
奥多摩湖に架かる橋は鋼橋が多く、味わい深い佇まいのものが多いので非常に心惹かれる。
峰谷橋
麦山浮橋
麦山橋
そんなこんなで正午になる前に目的地の鳥勝に到着。店内には先客が二組いたけれど席に空きがあったのですぐに座れた。
鳥勝着
客がわたしひとりになったタイミング
じきに先客が食事を終えたので店内にわたしひとりというぽっかりとした時間が生じた。注文、配膳担当のご主人(このお店は奥様が厨房担当)に注文をお願いし、しばらくあれこれ世間話。
ご主人「先週は結構車が多くて混雑したけれど今週は車少ない感じだね。」
わたし「三連休最終日だからですかね。」
ご主人「そうかもねえ。それにしても今日は陽気が良いから自転車も気持ち良いでしょ。」
わたし「そうですね、風も弱いし走りやすいですよ。ところどころ軽く凍結していましたけれど。」
ご主人「この冬はまだまとまった雪が降っていないからましだねえ。一度降ると根雪みたいになって融けずに残るから。」
別の客が立て続けに入ってきたので雑談はこの辺まで。
注文は旬の地産素材を使った料理が添えられたそば定食。単品追加でやまめの塩焼きを。
そば定食
そばつゆ徳利の蓋に日本酒(奥の松)一升瓶の蓋
やまめ塩焼き
どれも大変美味しゅうございました。
食後に軽く留浦浮橋を往復。奥の方に釣り人がいたもののほぼ独占。
やや肌寒いものの気持ち良い
ところどころで浮き上がる気泡
さすがに小魚は見当たらなかった
前回訪れたのは秋口だったけれど、浮橋のフロート周りに(おそらく)ワカサギの稚魚の群れが日差しを浴びてキラキラ光っていたものだったなあ、と。
留浦浮橋駐車場下から
目的は達成できたのであとは引き返すだけ。同じ経路を戻っても芸がないので復路は奥多摩周遊道路から桧原村へと抜けることにした。
深山橋
三頭橋
さすがに交通量は少なめ
奥多摩湖と小河内ダム
月夜野第一駐車場から
遠目に花に見えないこともない綿毛
するする追い越して行くe-BIKE
正直登りは羨ましいw
東京都道路最高地点
ところどころ日陰部分にウェット区間があるのであまり無理した走りはせずに慎重にダウンヒルをこなして都民の森で小休止。
ピリ辛こんにゃく
人心地ついたところでリスタート。日陰部分が多くて下った先の方が冷えるような気がする。
旧料金所脇の『夢の滝』
『旧料金所』という表現でピンと来るのってどのくらいの世代までなんだろう?
10年くらい前までは料金所のBOXそのものは残っていた記憶があるからそこそこ通じるか。実際に料金を支払って走った経験のある人だと結構上の世代になるのだろうけれど。
新矢柄橋
個人的にはこの橋を見ると『奥多摩』という気になる
黒茶屋を過ぎて沿道に民家や店舗が見えるようになると一気に体感温度が2~3℃ほど上がる。西日を浴びつつ進んで久しぶりの松村精肉店に立ち寄り、カニクリームjコロッケと秋川牛メンチカツを注文。丁度メンチは揚げている最中ということだったので3分ほどの待機時間ののち揚げたてをいただけた。
メンチが熱々で非常に美味
武蔵五日市駅前から睦橋通りを進んで睦橋から多摩川CRへ。あとはひたすら下流に向かって進むだけ。
牛軍地形
夕暮れのサイクリングロードを淡々と。
立川野球場付近
府中四谷橋
京王線多摩川橋梁
是政橋から右岸に渡り、ガス橋から再び左岸に復帰するという自宅に向かう際のルーティンになっているルートを進む。
是政橋からの富士山
影が空に映し出されていた
すっかり日が落ちた右岸多摩サイを進んでこの日のスタート地点の公園事務所前に到着したのは17時45分過ぎのこと。
約10.5時間190kmのポタ終了
数年ぶりの奥多摩鳥勝ライドは無事終了。
次にお邪魔するのはもうちょっと暖かくなってからかな。
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2021.11.17 Wed 05:40 -edit-
奥多摩湖・留浦の浮橋
一度渡ってみたかった
一週間前に訪れた大山千枚田ライトアップは四色ある光の内二色しか味わえなかったので折角だから残りの二色ものんびり味わい、時間を気にしないためにも鴨川辺りの温泉宿で一泊してのんびり帰ろうかと思い立ったのが週半ばのことで、その時点でかねてから泊まりたかった太海の温泉旅館も民宿も満室状態。世間に名の知れた鴨川の大型ホテルなら空きがあったもののあまりそんな気分でも無かったので(世間はそろそろコロナ禍から本格的に脱しようとしているのだな。)と、妙に上から目線で呑気な感心をしつつ大山千枚田を諦め、さてどうしたものかとしばし思案。『温泉』というワードでふと思い出したのが石和の温泉施設である瑰泉。宿泊設備が無いので今まで敬遠していたのだけれどいつも利用している石和健康ランドが満室だったので、仮眠室で寝るなら一緒だからという理由で試してみることに。
コースは単独での通過は数年振りとなる柳沢峠経由としてみた。ここは虫さん、クロさんと去年走ったけれど、それ以前はいつ走ったのかにわかに思い出せないくらい間が空いている。まあ大体奥多摩方面に行く時は丹波山村まで行かずに奥多摩周遊道路か大ダワ経由で檜原村に抜けてしまうしね。
で、久し振りの柳沢峠を越えて石和まで行くとして、復路がいつも通りではつまらないので今まで通った事の無い道を抜けて今まで越えたことの無い峠をクリアしてみることにしてルートを設定。
最終的にまとめた計画では往路が約145km、復路が210kmと少々バランス悪くなってしまったけれどまあ仕方ない。
8時頃多摩川公園管理事務所前をスタート
<実走行ログ:2021/11/13>
やや北風でひんやりした空気の中多摩川沿いを遡上。今回往路は特に捻りなく、多摩川沿いを進んで新奥多摩街道、吉野街道、青梅街道と繋いで大菩薩ラインという計画。
やや風があるものの天候は申し分なく、そこかしこで富士山の姿を垣間見つつの走行。
管理事務所前を出発してすぐ
iPhoneのレンズが汚れていたのにしばらく気付かんかった
ラジオ日本アンテナと富士山
ガス橋から右岸に渡ってしばらくしたところでいきなりEdgeの電源が落ちてしまったところでスタート時に走行ログの開始を忘れていたことに気付く。(※Edgeは操作が無かったので省電力で自動で落ちた。)5kmくらいの差だけれど、こういうのは地味にメンタルダメージになるので気持ちを切り替えるために矢野口のCROSS COFFEEに立ち寄り。
スタンプカードを提示するも期限切れだと言われてしまう。
前回も同じように期限切れでカードを新しくしたのにまたか。。。結局カードを作ってもその一回のスタンプ以降が続かない。あまり通いやすい場所じゃないからなあ。
CROSS COFFEE
はちみつトーストとコーヒーのセット
取り敢えず自宅を出る前に一応朝食をしたためて来たのでこの程度でも充分。朝食抜きだったらトースト三枚くらい欲しいところである。
コーヒーをすすりつつしばしまったりしていたところで向かいの席にいた女性から「とりさんですか?」と声を掛けられたものの先方はマスクを装着した状態なので顔がよくわからず内心かなりビビる。マスクを外したところでなんとなく見覚えのある顔立ちだなとようやく思い至り、会話をしながらのあさんだと確信した。前回ちゃんとお目にかかったのは照明が暗めのHanabiでのことで、それ以外はブルべでの走行中に一瞬すれ違っただけという状態なので雰囲気だけでもなんとなく覚えていた自分を軽く褒めてやりたいw
(やはりポールダンスを始めとして普段から身体を動かしているから基礎体力のある人だなあ)という印象を抱いた、先日彼女が完走したAJ神奈川主催の【追い風400】完走時の状況や「べいさんが(AJの)理事を卒業したので次は会長になるのではないか?」という内容を始めとした雑談を少々。
のあさん曰く、わたしがツイートを流した直後だったことに加えて「短パンなのですぐ分かった。」とのこと。ある意味アイコンとしての半パンw
そんなこんなでリスタート。再び多摩川右岸を上流に向かい、是政橋から左岸に復帰。
これもまた斜張橋の美
しばらくはAJたまがわ主催ブルべの定番ルートを進む。
京王線の鉄橋越しに富士山ちらり
新奥多摩街道から奥多摩街道に遷移し、玉川上水沿いを進む。
ここもまた定点撮影ポイント
玉川兄弟にはご挨拶せずスルーして進む。
羽村取水堰
AJたまがわのブルべでは直進又は右折する小作坂下交差点を左折して吉野街道へ。以後古里で青梅街道に合流するまでひたすら多摩川右岸の吉野街道を進む。古里から先、多摩川左岸に渡ってひたすら青梅街道を西進する。
照明少な目のトンネルが多い
白丸ダム魚道見学コースが解放中だったので立ち寄り、久し振りに螺旋階段を降りる。
入場無料が嬉しい
受付でダムカード配布も行っている。
螺旋階段上から下から
魚道の様子(右はダム堤体上から)
外部に近いところにはコケや草木が生える
白丸ダム堤体
久し振りの眺めを堪能してリスタート。すぐ上のトンネルを遊歩道側に逸れる。入り口のバリケードが鬱陶しいので気持ちに余裕が無いときには使わない道。ここは素掘りトンネルが残る区間。奥多摩の素掘りトンネルは内壁面に、法面で使われるような吹き付けモルタル処理が施されているので素掘りの状態が露わになっているところは希少。
短いながらも味わい深い区間
緩やかな勾配の坂道をのんびり登って小河内ダム正面へ。
エースくん初小河内ダム
小河内線(廃線)第二水根橋梁
峰谷橋を渡る
青空の下の奥多摩湖
お昼ご飯は留浦浮橋のたもとにある鳥勝を予定していたのだけれど、予定より少々遅れて正午過ぎ頃に到着したら既に入店待ちの行列ができてしまっていたので断念。前の週のさすけ食堂といい古このところ昼食に関してはイマイチ巡り合わせがよろしくない。
鳥勝前には行列
そういえば立会川の鳥勝も全然お邪魔出来ていない(ノД`)・゜・。
取り敢えず鳥勝でのお昼ごはん計画が頓挫したけれど折角なので浮橋を往復することに。アルミ合金製の階段と橋の上面はなかなか危なっかしい。
クリートが滑るので慣れるまでおっかなびっくり
橋から湖面をのぞき込むと日差しを受けて小魚の群れがキラキラ光っていた。
ワカサギらしい
単純往復だけれどそこそこ満足してリスタート、次の機会にはダム側の麦山浮橋も渡ってみたい。
奥多摩町が終わって丹波山村へ。奥多摩町と丹波山村の境界で道は青梅街道から大菩薩ラインへと呼び名を買える。
色とりどり
緑色が残る時期の方が個人的には好み。
鳥勝で昼食のアテが外れてしまったので道の駅たばやまでの補給を考えていたけれど、丹波山村に入ってすぐのところで小ぢんまりとした食堂が目に付いたので立ち寄ってみることに。雲取山の登山口になっているのでバス停もあるし、そこそこ客は入るのだろう。店内の造りもなんとなく飲み物が充実したメニューも登山帰りの客をターゲット層にしているような感じがしなくもない。いや、勝手な憶測だけど。
食堂・木漏れ日
登山帰りに軽く一杯という感じかな
特撰味噌ラーメンとライス
和の醤油ラーメンと迷ってこれ。美味しゅうございました。
お腹を満たしていよいよ今回の大ボス、柳沢峠を指してリスタート。
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