【水仙とヒドい坂と】2022Festive500-1【カキ食べ放題】
2023.01.12 Thu 08:53 -edit-
このライドの目的のひとつ
保田見林道の三つの素掘りトンネル
これは一番北側のもの
昨年末は北海道常駐勤務があったため参加できなかったものの、それまで何度も参加している年末のライドイベント、12月24日から31日までの8日間で累計500km以上を走破するという『RAPHA Festive500』にエントリー。2022年は12月24日が土曜日だったので初日からがつがつ走ろうかと思っていたけれど朝から結構な強風が吹き荒れていたのでパス、25日より走り始めることに。
年が明けてから予定していたポタの下見とネットで見かけた未訪問な素掘りトンネル探訪を目論んで房総半島を走り回ることに。袖ヶ浦在住のべいさんともスケジュールが合ったので金谷港で待ち合わせて一緒に走ることに。東京湾フェリーはこの日まで2時間に一便のBダイヤなのでAJ千葉忘年会の際に利用した始発の次便は8時20分久里浜発、ということで待ち合わせ時刻は9時。AJ千葉忘年会ライドでの実績で久里浜港までの所要時間は約2時間半を見ておけば良いことがわかっているので余裕を見込んで5時過ぎにスタート。
12月25日5時ちょい過ぎ発
<実走行ログ:2022/12/25>
二週間ぶりの久里浜に向かう。いつものように鶴見を過ぎたところから東海道旧道に入り、JR国道駅を通過。
二週間ぶりの国道駅
『定点・道念稲荷神社』は鳥居の前に3人ほどがたむろしていたので撮影せずスルー。キリンビール工場からR15に復帰し南下、これまたいつものようにMM21地区へ入る。
二週間ぶりの定点・日本丸
汽車道と第一号橋梁
気温は一時的に氷点下
交互通行の白山道トンネル
六浦からしばらくR16、逸見から衣笠に抜け久里浜へ。二週間前より2時間遅いので朝日が眩しい。
横須賀線沿いは非常に眩しかった
出港30分前くらいに到着
フェリー乗り場手前のコンビニで朝食を買い込み、乗船してから出航前には平らげてしまい、のんびり冬の朝の航海を堪能。
海鹿島灯台
この時間帯にはすでに釣り人がいた。
横須賀火力発電所越しの真っ白な富士山
定刻通り金谷港に到着。フェリーがその場で旋回し、接岸準備。
東京湾はやや波高し
金谷港からの富士山
9時ちょうどころに接岸
すでに待機してくれていたべいさんと合流し、まずは缶コーヒーをちびちび飲みながら雑談ののちスタート。
<実走行ログ:2022/12/25>
1月に『水仙まつり』を眺めるポタを計画しているのでその下見的な感じでまずは保田方面に向かう。途中『源頼朝上陸の地』に寄り道。
佐久間川河口に架かる橋から
今回はこの川の上流にある佐久間ダムが目的地の一つ。
源頼朝上陸の地碑越しに富士山
上陸の地碑の先、堤防に立ち入れるようになっていたので自転車で進んでみた。突端まで立ち入れる堤防はなかなか少ないと思う。
釣り客がちらほらいる竜ケ崎堤防
来た道を引き返し、今度は内陸に向かって進む。
砕石跡の残る山を指して進む
とり「そういやこの道って【チーバくん600】のコースなんだよね。最後の最後に佐久間ダムに向かう坂道を登らされて殺意を抱いた記憶がある。」
べい「あ~~~。【チーバくん】ねえ。あのコースを引いたのはAJ千葉の山岳班だからさ『面白いから』ってだけの理由でいきなり激坂を(コースに組み)入れたりするんだよ。。。」
そんなこんなを話しながら佐久間ダムを通過、佐久間ダム親水公園内の湖畔の休み処へ。
佐久間ダム・湖畔の休み処
佐久間ダム湖畔の水仙
湖畔から坂道を登ってをくずれ水仙郷へ。佐久間ダム湖からは結構な急坂を登らなければならないので(こりゃポタの時のコースからは外したほうが良いかなあ。)なんてなことを思ったり。【チーバ君600】の時は水仙は盛りが過ぎて早咲きの桜がちらほらだった。
をくずれ水仙郷の眺め
をくずれから少し下って長狭街道に合流、しばらく東に進んですぐ『もみじロード』に入り、今回の主目的である保田見林道へ。富津市下沢から同梨澤に抜ける生活道路的な林道、、、という前情報だったけれどいざ走り始めてみたらなんじゃあ!こりゃあ?と、普通に絶望的な悲嘆の言葉が漏れるくらいヒドい道であった。
路面は荒いし勾配は急だし
登れども登れども眼前に現れる路面の荒れた急坂。
べい「こんなの笑うしかないよね。この道だけでとりさんのブログの取れ高上がってるんじゃない?w」
さすが「達成することでPBPの完走が約束されるなら鹿野山ヒルクライムのお百度参りくらいやるんだけどな。」と言い放つくらい最近はすっかり『登れるひと』になった男である。言葉の端々に余裕が醸し出されている。
ピーク付近のガレた区間
ようやく上り坂が終わったものの、半ばほど舗装がはがれてしまってグラベルになってしまっているので慎重に下って行かなければならず、むしろ登りよりしんどい下りを進んで行った先にお目当ての素掘りトンネルが姿を現した。
素掘りトンネルひとつ目
電信柱が傾いたまま放置されている。この先何か所も大きく傾いた電柱があり、電線が地面を転がっていたりしていた。今では通電していないのか?
ふたつ目
みっつ目
3つのうち一番坑内の高さがあり一番長かった。北側入り口付近は斜面からの染み出し水が溜まってぬかるんでいてちょっと走りづらい。
べい「昨日洗車したばっかりなのに。。。」
まあ、そういうもん。
最後のトンネルを抜けると民家がちらほら見えてくる。
とり「ようやく文明の痕跡が!w」
湊川を渡る
この先概ね湊川沿いに東京湾まで下ることになる。
富津市梨澤区公民館
昭和46年に廃校となった天神山小学校梨澤分校の校舎。
道幅が広くなり路面状況も良くなった快適なダウンヒルを気分良く進んで東京湾岸のR127に合流。この先元々の予定では東京湾沿いをぐるっと回って帰宅するつもりでいたのだけれど生憎翌日は仕事だったし保田見林道のヒドいアップダウンのおかげですっかりおなか一杯になってしまったので輪行で帰ることに。
べい「それなら木更津のカキ小屋に寄ろう。」
ということで木更津に向け移動。
ここからはべいさんに牽いてもらう
内房線湊川橋梁
木更津港に到着
カキ、ハマグリ等のほか各種食材が食べ放題。
すっかり満足してカキ小屋をあとにし、木更津駅に向かう。わたしはアクアラインバスで、べいさんはJRで各々輪行帰宅。
<実走行ログ:2022/12/25>
木更津駅前バス停にてお別れ
カキ小屋の炭火の熱でマスクが逝ってた
ネックウォーマーで口を覆い、慌てて近くのコンビニでマスクを調達。
定刻通りに到着した川崎駅行きアクアラインバスに乗り込み、のんびり夕陽を眺める。乗客はわたしを含めて4人しかいないのでゆったり。
沈む夕陽と照らされた富士山
海ほたるまでの渋滞の影響があって3。40分遅れたものの川崎駅前に到着、無事帰宅してFestive500第一弾終了。
2022年Festive500目標達成まで390km
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【灼熱の】房総素掘りトンネル巡り【グループライド】
2021.07.30 Fri 21:27 -edit-
それまで通行止め区間内だったので
わたし自身も初めてお目にかかった
柿木台第二トンネル
関連エントリ
月崎トンネルを筆頭に、房総の素掘りトンネルをあれこれ巡るのが半ば習慣化しているここ数年。自転車でぐるっと回るのにアクセスしやすいところをまとめてコースにしてみたりしていましたが、なんとなくTwitterのTLで盛り上がっていたところ『JR千葉駅発、袖ヶ浦駅(又はバスターミナル)ゴーㇽの素掘りトンネル巡り』をしましょうという流れに。
メンバーはわたしの他 虫さん、クロさん、ひとみさん、べいさん、モロさん、ザマさん、さとうさんというなかなか個性的な面々。この内さとうさんだけは諸事情から幽体離脱した浮遊思念のみの参加と相成ったので自転車で実走するメンバーは7人。
以前わたしとべいさん、ひとみさんの三人で同じように房総での素掘りトンネルポタを実施した際、ひとみさんがヤガミさんから教わったという市原湖畔美術館敷地内にあるイタリアンなレストランPIZZERIA BOSSO(ピッツェリア・ボッソ)に、その時はタイムテーブル的に立ち寄り不可だったので改めてお邪魔してみようと計画。人数が多かったので事前に座席予約を入れたものの、週末は開店時刻の11時からだけしか予約を受け付けてはいないということだったのでその時刻で人数分予約。
千葉駅からの距離が約35kmのお店(美術館)への到着時刻から逆算して9時10分頃千葉駅前をスタートする予定として皆さんに周知し迎えた当日は関東地方の梅雨明けを受け、なかなか暑いいち日となりそうな予感。
袖ヶ浦市在住のべいさんはお店で合流、さとうさんは思念のみの参加ということで他の面々は輪行で集合。平坦な60kmほどの行程なのでわたし自身は自走で集合場所に向かうことに。
<実走行ログ>
所要三時間強程度を見込み、途中もしくは到着後の朝食も考慮して5時半頃自宅を出発。
専修寺関東別院前5時30分過ぎ
ところが1.5 kmほど進んだところで忘れ物に気付いて引き返し、なんだかんだで20分近くロス。それでも集合時刻の9時に遅れることはないと踏んでそこそこ頑張りつつ半ばゆるゆるクランクを回す。
朝の銀座
永代橋
葛西橋
今井橋
行徳橋
千葉駅前到着は8時半過ぎ頃。
既にひとみさんとザマさんが到着済み、モロさんは近くのコーヒーショップで優雅に待機中だったのでわたしはコンビニで朝食のおにぎりと走行中の水を調達。しばらく立ち話をしていたら虫さん、クロさんも合流。
集合が千葉駅前だったのになぜかわたしの走行ログは駅から1.5kmほど離れたサイクルサカキバラさん前から、デジカメデータはそこから更に2kmほど離れたスポーツバイクショップサイクル・ビーさんの看板から始まっている。
<実走行ログ(サイクルサカキバラさんからスタート)>
サイクル・ビーさん
本当にありがたい存在なのであった。
【サイクル・ビーさんの看板画像に先立つこと20分前くらい】
自転車を押して来た虫さんが開口一番「ついさっき左ブレーキが胡椒(敢えてこのまま)しちゃったんです!」
見れば左(後輪)ブレーキレバーが抵抗なくスカスカ動く。試しに後ろブレーキワイヤーをブレーキ側から引っ張ってみたら抵抗なくスルスル抜けた。レバー側のタイコを引っ張ればこちらもまたスルスルと。概ね半分くらいの位置でぷっつり切れて二本のワイヤーになっている。
差し込んで固定するだけだからブレーキワイヤーさえあれば簡単に復旧できるのだけれどさすがにスペアのワイヤーは誰も持ち合わせがない。さすがに100kmそこそこのポタリングでブレーキワイヤーは携行しないわなあ。
近場でワイヤーを調達できそうなショップをスマホで検索してみても開店が10時だったり11時だったり。レストランまではほぼ平坦なので虫さんには後輪ブレーキ無しでだましだまし走ってもらい、べいさんにブレーキワイヤーを調達して持参してもらい、合流してから対処しようかという思いっきり安全運転義務違反なことを考えたものの、袖ヶ浦周辺での調達が難しいとのべいさんからの返答で未遂に終わる。どうしたものかと思案していたところたまたま9時から営業していて、しかも1.5kmほどしか離れていないところに自転車屋さんがあることに気が付いたので電話を入れてみた。
とり「すみません、そちらでロードバイクのブレーキワイヤーを扱っていませんか?」
店主「クロスバイクのワイヤー?取り扱っていますよ。」
とり「いや、ロードバイクなんですけど、シマノのコンポ。」
店主「ああ、ありますよ。」
とり「今からそちらに伺います!」
という訳で皆に行先を告げてわたしと虫さんの二人で先行。幸いなことに予定コースからそう離れていないところにお店はあった。
到着して店内を覗き込み、店主に「先ほど電話した者ですが、ブレーキワイヤーが切れてしまったので交換お願いできますか?」と問うたところ「ああ、これじゃウチには無いわ。こういう(と、店頭に並んだクロスバイクを指して)クロスバイク用ならあるんだけど。」
(え~~~。さっきこっちが必要なのはロードバイク用だって念押しして訊いたやん。。。)
しばし店主と遣り取り、近所に対応可能なショップが無いか尋ねてみたところ
店主「ここから少し行ったところにサイクル・ビーってお店があって競輪やる人なんかも良く立ち寄るところだからそこなら間違いなくあると思うよ。ここをまっすぐ行ってマクドナルドの角を曲がったところ。」
スマホで調べたところ9時半開店なので丁度開店時刻頃に到着できそう。
店主に礼を言い、残りのメンバーにメッセージを入れてリスタート。この時点で走行ログの記録スタートを忘れていたことに思い至ったのでスタート。特に右左折の無い一本道だったので目当てのお店はすぐ見つかった。各種ロードバイクが展示してあり客から預かったと思しき自転車もいかにも走り込んでいそうなものが多いしこれなら間違いない。開店準備中だった店主夫妻に事情を説明してワイヤー交換を依頼。(これでひと安心!)と思ってホッとしていたところに残りのメンバーも合流。
(ブレーキワイヤー交換ならすぐだし、レストランもちょっと遅れるくらいで到着できそうかな。。。)
そんなことを考えていたところで大問題発覚。虫さんの自転車はブレーキワイヤーがトップチューブ内を貫通する仕様だったものの、フレーム内にケーシングが無いのでワイヤーを差し込んでもおいそれとは出口から出てこない。店主が何度かトライしたもののなかなか上手く行かず、どうしたものかと悩んでいたところ、店主の奥様が「ねえ、この人たち時間が無いって言っていたんだから仮にフレームの外を通してブレーキが使えるようにしてあげたら良いんじゃないの?」という訳でトップチューブにアウターケーブルを添わせてタイラップで固定する応急処置を施し無事後輪ブレーキが使えるようになったのであった。奥様ナイスアシスト!本当にありがとうございます。
いやはや(ブレーキワイヤー交換ならあっという間に♪)と軽く考えていたので万が一べいさんがワイヤーを調達できていたら合流先で詰むところだった。
仕切り直して七人(さとう先生が思念で参加中だからね!)でリスタート。
スケジュール的には4、50分ほど押してしまっている感。一応お店に連絡を入れてみたけれどやはり座席確保は15分ほどが限界らしい。いかにも人気店らしい。
当初計画していた正規ルートにわざわざ戻るよりも無駄が少ないと判断してマップを見ながら記憶と勘を頼りに先導したらちょっと(?)狭くて急な坂道のある路地に突っ込んでしまったりというアクシデントがあったものの、どうにかこうにか計画から40分弱ほど遅れて無事最初の目的地に到着。
バイクラックはお店から50mほどのところにあり、そこには既にべいさんの自転車が掛けられてあってお店の方を見るとサイズ的にも色合い的にもひときわ目立つ鮮やかなブルーのAJ千葉ジレを着たべいさんの姿が。
無事合流を果たして順番待ち。べいさんが気を利かせてウェイティングリストに記帳しておいてくれたので次の次に案内される順番らしい。
べい「一応さ、お席に座ってお待ちになりますか?って聞かれたんだけどさすがに七人用のテーブルにひとりだけで座っているのは耐えられそうにないので断ったよw」
とり「そこで七人分の料理頼んで待っていてくれていたら伝説だったのにwww」
お店の様子
順番待ちの間庭園内をうろうろ。
これはブルべ等で通りかかる時よく見かけるオブジェ
『クマさん』こと篠原勝之氏の作品
これは動いているところを見たい
(永遠にメンテ中の気がしなくもない。)
そんなこんなで順番が回って来たので店内へ。
〔ひとみさん、モロさん、べいさん、ザマさん〕と〔虫さん、クロさん、わたし〕でちょっと離れた2卓に。
サービスのオリジナルピクルス
自家製ジンジャエール
季節の地元野菜のピザと鰯のピザ
軽くていくらでも食べられそうな感じ。
ドルチェピザ
甘すぎず美味しい。
ドルチェを含め三種のピザを三人でシェアしたけれどもう一枚あっても大丈夫だったかも。
すっかり落ち着いたところでいよいよ本番『素掘りトンネル探訪ポタ』スタート。
の、前にまずはコースアウトしてコンビニに立ち寄って給水を、という流れになって高滝湖を渡り対岸へ。
高滝湖を渡る
べいさんがひとり迷子になるというアクシデントがありつつも無事合流し、補給を済ませていよいよツアー再開。
小湊鐵道線里見駅付近を走行中、ちょうど五井方面から駅構内に汽車が入線して来たのが目に入ったので折角だからちょっと先の踏切で通過待ちをしようと提案、踏切で待機してみたけれど一向に汽笛が聞こえず汽車が来ない。しかも踏切付近は線路内に雑草が生えているしレールにも錆が浮いている。(???)その瞬間、『代行輸送区間運行中』という表示が駅方面から走って来た小湊鐵道バスのフロントに表示されているのが目に付いた。(ここは運休区間か。。。)ということで待ちぼうけを食わせた皆に詫びてリスタート。
里見釋付近の踏切の状態
一見すると廃線みたいだ。
小湊鐵道運休情報
そんなこんなでリスタートの後、まずは『世界一広い(女子)トイレ』のある飯給(いたぶ)駅へ。
この駅も運休区間内
そして『世界一広いトイレ』
女子トイレ盗撮中の不審者
(撮影:虫さん)
ヘタに流出すると社会的に抹殺されかねない代物であるw
女子は中に入って撮影会をしてみたり、ひとしきり楽しんでからリスタート。いよいよトンネルへ。
本日ひとつ目。観音掘り(将棋の駒のような形状)のトンネルが現れた。
柿木台第一トンネル
南側坑口付近は竹林
更に南下。前回来た時は災害復旧工事で通行止め区間だったけれど解消されていたので迂回せずに進めた。
柿木台第二トンネル
第一トンネルと比較するとかなり大きい。
第二トンネル南側にあった切り通し
そのまままっすぐ進めばお馴染みの県道172に出る手前にこれまた馴染みの観音掘りのトンネル。
永昌寺トンネル(先行は虫さん)
月崎駅前をスルーしていちはらクォードの森方面へ。やはり『房総の素掘りトンネル』と言えばハイライトは月崎の三つのトンネルになる。
林道月崎1号線と三つのトンネル
来た道を引き返し、次なる目的地である向山・共榮トンネルへ。
アップダウンの続く房総の道
気温がかなり上がって来たのでペースコントロールに気を使いつつ。
虫「ひとみさんに『随分坂道少ないコースになってるわねえ。』って言われましたけれどこのアップダウンが。。。」
とり「前回はもうちょっと坂道多かったしね。房総の道はずっとこんな感じでアップダウンの繰り返しだし。」
虫「とにかく暑さと斜度!!!」
とり(どちらもオレにはどうしようもない。。。)
二連の太鼓橋、観音橋を通過
こちらも『房総素掘りトンネルツアー』には欠かせない二階建てトンネル。
向山・共榮トンネル
向山・共榮トンネルを抜けそのまま奥養老ビレッジ方面へ。
養老川を渡る
しばらく進んだところで一旦停止し、皆さんに提案をば。
とり「ルートから外れるんですけどエモいトンネルがあるんでこっち寄りませんか?500mくらいの登りだけど。」
ひとみ「500って標高差!?」
とり「まさか!距離です、沿面距離!!」
ひとみ「ヤガミさんだったら500m登るって言うとホントに500mUPしちゃうしねえw」
べい「で、斜度は?」
とり「ん~~~。10%前後くらい?」
べい「ほらね、なんか隠しているような表情だと思ったんだよ。危うく騙されるところだった。」
とり「いや、でもすぐそこだし行くでしょ?」
ということでなんだかんだ寄り道決定。
えっちらおっちら進んだ先に一つ目のトンネル。
べい「あ~~~。確かに雰囲気あるねえ。」
とり「でもここじゃないんです、この先右折したところが真打なんですよ!」
ひとつ目のトンネルと通過して行くひとみさん
しばらくして虫さんたちも追い付いて来た。
とり「そんなに道荒れていなくて走りやすいでしょ?」
虫「そんなことより斜度!斜度が!!」
とり「(先行していたメンバーに)そこ右に曲がって下さい!抜けてから振り返ると良い感じなんですよ!!」
幅の狭い、背の高いトンネルと突入する虫さん&抜けた先の坑口周り
地層が褶曲したような感じが個人的に気に入っていたり。
モロ「この先行けるんですか?戻るの?」
とり「まあ、そのまま進めば元々走っていた道にぶつかりますよ。」
ということでそのまま進む。実はこの区間、GoogleMapsでは表示されず、国土地理院の地形図を見ないと判別できないところなのであった。
という訳で突如現れるグラベル区間
虫「え、これマジですか?ヤバいかも!!」
とり「大丈夫、大丈夫!ほら、(先行している)モロさんすいすい行ってる♪」
虫「モロさんとわたしじゃ体幹の強さが違いすぎますよ!!」
なんだかんだ言って無事クリアしてしまうところはさすが。
そして当初のルートに無事復帰し、今回の素掘りトンネルポタ打ち止めとなる三つのトンネルを通過するルートへ。
北側が蕪来3号、南側が同4号隧道
牛尻下隧道
今回の『素掘りトンネル』はここで打ち止め。
養老川支流の夕木川
少々荒れている林道
新筒森トンネル南側坑口付近でR465に合流し、多少アップダウンがあるものの下り基調の道を亀山湖まで。亀山湖を過ぎて久留里街道をひたすら北上。この区間は基本的に下りか平坦しかないので走りやすいけれど、新筒森トンネルから久留里駅前に至るまでコンビニが一軒もないので補給に苦労する区間でもある。
久留里駅前のコンビニで小休止の後、袖ヶ浦を指してリスタート。
ちょっと気になったうどん屋さん
袖ヶ浦市内を東西に横切るフラワーライン
ひたすら平坦でまっすぐだけれどあちらこちらで電柱が傾いているのが非常に気になる道。
R16に到達した段階でJRで輪行する組とバスで輪行する組の二手に分かれた。
わたしは自走する気でいたものの、前日一回目のワクチン接種だったこともあって左腕が少々痛むので無理せずバス輪行で帰宅することに。結局袖ヶ浦バスターミナル利用はわたしの他新宿バスタまで行くという虫さん、クロさんの二人で計三名。
袖ヶ浦バスターミナル
輪行準備中(撮影:虫さん)
新宿行きが先に出発なので二人を見送り、まったりと富士山を眺めつつ川崎行きバスを待ち、定刻通りに到着したバスに乗車。
左:バスターミナルから・右:アクアラインから
アクアラインも思ったほどには渋滞しておらず、自宅帰着は20時半過ぎ。
他のメンバーも特に問題なく移動できているようなので安心してシャワーを浴びてビールを飲んで、暑くて楽しいいち日を締めくくったのでありました。
つたない先導で恐縮でしたが参加の皆様お疲れ様でした。また機会がありましたらご一緒しましょう。さとうせんせいも次の機会には実体でご参加いただきたいものです。
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【岩に刻み】房総素掘りトンネルポタ #03(了)【木に刻み】
2021.06.18 Fri 04:53 -edit-
小田代(こただい)の林道トンネル
今回初めて訪れたところ
狭い割には高さのあるトンネルで
壁面には斜めに伸びる地層がくっきり
房総素掘りトンネル探訪ポタ #02 より続く
<実走行ログ:2021/06/13>
そばと舞茸天丼をいただき、結構な勢いで腹が満ちたので(折角だから腹ごなししよう♪)と余計なことを考えてしまい、当初計画していたルートから逸れて三石山 観音寺を通ることに。どうしてそんなことを思ったのか、おそらく前日の「坂連」であまりにも登れなかった我が身を案じて一週間後のブルべに向けて少しでも登れるようにしようと心の底で感じたのかも知れない。

よせばいいのに看板に惹かれてしまった
片倉ダムを右手に眺めつつ
思い起こせばブルべデビュー年の2011年、AJ千葉主催の【茂原400】に参加して今回とは逆向きに走ったのが三石山の初体験だったけれど、まさに今登っている坂道を真夜中下っていた際に道路を横断している溝のお陰でリム打ちパンクを食らったのであった。
そんなことに思いを馳せつつ淡々と登っていたら目の前に現れたグレーチングの隙間。やはり今でも凶悪なトラップは11年前同様凶悪なままだった。
凶悪過ぎるだろ、こんなの
深夜のダウンヒルで光量が不足気味の装備だったら突っ込んでしまうのもむべなるかな。
前日の「ゆるふわ坂練」のお陰で思いのほかすんなり登れて(※身体的ダメージの話で速度の話ではない、念のため。)ピークの観音寺門前に到着。参拝(=開門)時刻は14時までなので既に閉門されていてひと気が無い。
三石山・観音寺
三石山から下って亀山湖畔に出てアップダウンの続く道をゆるゆる走る。
亀山湖から筒森、養老温泉郷に至るルートはわたしの中ですっかり定番となっている。いつものように、4月25日に走った時同様新筒森トンネル手前を左折して養老川の支流である夕木川沿いの林道を進む。
静かな林道
この林道に三つあるトンネルの一番南側、そして最近ちゃんとした名前を知った牛尻下隧道へ。
牛尻下隧道
次いで短めのトンネル二つ、南から蕪来4号、3号隧道
蕪来4号隧道の向こうに3号隧道
蕪来3号隧道
蝶を撮るのは難しい
4月25日にここを通った際には時間的な余裕が無かったのでパスしてしまったけれど、今回は満を持して小田代(こただい)集落から山の方に伸びている林道へ。進んでみて勾配がひたすら10%前後の坂道だったので軽く後悔。とはいえ路面状況自体はそう悪くないのが救いであった。
えっちらおっちら進んだ先に短い素掘りトンネルが現れた。
ひとつ目(名称不明)



ひとつ目のトンネルを抜け、しばらく進むと脇道に素掘りのトンネルが現れた。
2つ目(名称不明)
縦に細長く壁面の地層が見事なトンネル。
GoogleMapsには記載がない道だけれど、地理院地形図で確認してみるとトンネルを抜けてまっすぐ進めば先ほど通って来た林道沿いにあるキャンプ場、奥養老ビレッジ付近に合流するようである。
この先は行き止まりで素掘りトンネルも無いはずだけれど折角なので終点まで進んでみることに。多少は勾配が緩くなるかと思ったけれど最後までほぼ一本調子で10%前後だったのでやんわりと後悔した。

落ち葉は多いけれど路面状況は悪くない
最初のトンネルから2kmほど登った先が林道行き止まり。その先はひとが歩けるように整備されているようだったけれどハイキングコース等ではなくあくまでも林業(もしくはキノコ栽培等の農業)用のものらしい。地理院地図で確認してみても単に行き止まりの人道という表示だった。


車道行き止まりとその先の人道
置き止まりまで来たので引き返す。
10%前後の勾配で落ち葉の溜まるダウンヒルはなかなかおっかなびっくりではあったけれど路面状況そのものは良かったので助かった。
元の林道に合流し、いつもの向山/共榮トンネルへ。
お馴染み二層トンネル
二層トンネルを通過後、普段なら左折して観音橋を前を通り過ぎて小湊鐵道線養老渓谷驛に向かう所を逆に右折し、上総中野駅へ。
上総中野駅
小湊鐵道線といすみ鉄道線、各々の終点
上総中野駅を折り返し、予定コースは月崎を回って月崎の3つのトンネルを眺めて永昌寺トンネル経由で袖ヶ浦バスターミナルに向かうというものだったけれどさすがに疲れがたまって来たのと時刻がそこそこ押して来てしまったので月崎のトンネル群はパスして袖ヶ浦に向かうことに。
上総中野駅に向かう途中ちょっと気になった神社があったので立ち寄ってみることにした。
山水神社
手前の案内標識には『山水神社』と書かれているものの、鳥居の扁額には『山神/水神・神社』と表記されている。
(山神さまと水神さまをまとめて祀るとはなんという欲張りセットなのかw)
そんな、ややもすると罰当たりなことを考えながらも由緒書でもあればと思って参拝。境内には祭神や沿革を記した由緒書きのようなものは見当たらなかった。
拝殿
参拝を済ませて踵を返し、階段を降りている最中手押し一輪車に剪定した木の枝を載せて神社前面道路を押し歩きながらわたしの目の前を横切った男性に「彫物(ほりもの)は見たかい?」と声を掛けられた。
「ほりもの、ですか?」
「そう、彫物。(拝殿の)裏に回ると見れるんだよ。近寄れないから細かいところまでは無理だけど。」
「本殿にってことですか?」
「そうそう、本殿に彫られてるんだよ。」
そう言って先に立って案内してくれた。
「ほら、あそこ。長谷川一虎って人が彫ったものなんだよ。」
帰宅後調べてみたけれど、長谷川一虎は江戸時代末期(19世紀)の根付の彫師だったようで。
長谷川一虎の手になる彫物
由緒書きの無い神社で思いがけず情報が手に入って嬉しい誤算。
あとは袖ヶ浦に向かって走るだけ。変更した計画通り月崎はパス。
とはいえ少々考え直し、前回(4月25日)には行けなかった柿木台第一トンネルを見に行くことに。
途中小湊鐵道車両とスライド
<柿木台第一トンネル>
第二トンネル方面は相変わらず通行止めだったものの、予想通り第一トンネル側は通行可能だった。
案内板の特徴解説は永昌寺トンネルのそれと同じ
南側(左画像)と北側(右画像)
同じ観音掘り形式でも永昌寺トンネルより一回り大きい
飯給から小櫃に抜けるルートが思いのほか登り坂があってそれを選んだ自分をやや恨みつつ、それでも小櫃以降はフラットで信号の少ない道を30KPH前後の快調なペースで巡航。袖ヶ浦バスターミナル到着は17時45分頃。時刻表を確認してみたら川崎駅前行は18時ちょい過ぎ。輪行準備時間を考えると非常にドンピシャのタイミング。今回はとにかく色々と場当たりで行動してもしっかりハマる。こういうときもあるのだな、と。
ほぼ定時に入構して来たバスに乗り込みのんびり。
アクアラインから
アクアラインの渋滞で結構な時間を食ったので川崎駅前到着まで1時間半ちょいほど。
バスを降りて輪行解除し、再び自宅まで走ってフィニッシュ。
専修寺関東別院山門前@2021/06/13/20時ちょい前
そんなこんなで土日2日間でトータル400km弱のポタは無事終了。
次の週末はふた月半ぶりのブルべです。
※認定外だったパーマネントは当然除くw
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【素掘りトンネルと】房総ライド210425【小湊鐵道】
2021.05.18 Tue 05:42 -edit-
小湊鐵道線飯給(いたぶ)駅構内に咲いていたヤマアジサイ
ガクアジサイほどの派手さは無く
ひっそりとした佇まいが好き
<実走行ログ:2021/04/25>
三度目の発出となった『緊急事態宣言』第一日目ではあったものの、身勝手な理屈ながら取り敢えず個人的にはこの日を区切りに出歩くのを止めようと思って外出。実際、翌26日以降現在(5月18日)に至るまでは仕事と食料調達以外の外出はしていない。
7時過ぎにいつもの専修寺前を出発
川崎駅前まで走って輪行パッキング
7:50発アクアラインバスに乗車
久し振りにアクアラインバスで袖ヶ浦BTへ
袖ヶ浦バスターミナルで輪行解除してスタートしたのが9時過ぎ。
走り始めて10分と経たずに「ぱぁん!」という乾いた音と共にパンク。マジか。
取り敢えず対処してリスタート。
久留里駅に寄り道。
JR久留里線久留里駅
房総のJR車両のカラーリングってかわいいよね。
野良藤があちこちで色鮮やかに
藤ってぶっちゃけ寄生植物だよな。。。
周囲を飲み込んで版図を拡大している様がなかなかにアレ。
いかにも房総っぽい道
亀山湖を通過し、清澄養老ラインに遷移してしばらく北上、新筒森トンネル手前から養老温泉郷に抜ける林道へ。
この林道には三か所素掘りトンネルがある
やや荒れ気味だったものの、以前台風直後に通過した時ほどでもなかった。
弘文洞跡上流で養老川を渡ればお馴染み共栄・向山トンネル。
お馴染み二階建てトンネル
丁度お昼時になったので養老温泉郷の「ラ・フランス」でランチ。
ローストポークとデザートのチーズケーキ
少々のんびり過ごしからリスタート、一路月崎を目指す。
が
再びパンク。。。Orz
なにゆえこれほどまでにパンクづいた日となってしまったのか。
対処を済ませ、気を取り直してリスタート。
折津から脇道に逸れて少々遠回り。
半素掘りトンネル
洞門だけコンクリートで整形されている。
月崎驛手前でいちはらクォードの森方面へ折れる。
道端のヤマモミジが瑞々しい緑色、今年の年末も紅葉を眺めに来たいもの。
とはいえ紅葉がキレイな時期にここを訪れて凍結路面で転倒してしまった苦い思い出がある。
あれは2017年のAJ千葉忘年会に参加するべく走行中のことであった。
そんなことを考えつつ林道月崎1号線を進む。
この時間帯にここを訪れるのは初めて
すっかり堪能し、月崎驛へ移動。
丁度五井方面に向かう汽車が入線して来た
「森ラジオ」小屋の外壁にひっそり
月崎驛をリスタートし、永昌寺トンネルを抜けて林道を進む。
永昌寺トンネル
小湊鐵道沿いをまっすぐ進んで柿木台第一、第二トンネルを抜けて飯給駅へ抜けるつもりでいたけれど全面通行止めとなってしまっていたので断念して迂回。
この先で通行止めになっていた
養老川を渡る
こういう川床の佇まいが非常に好み。
途中田邊精肉店のイカメンチカツを食べたい気もあったけれど丁度オートバイの集団がお店前に到着したタイミングだったのでスルー。
柿木台トンネルは断念したものの折角なので飯給(いたぶ)駅前の「世界一広い(女子)トイレ」を見物に。
味わいある飯給(いたぶ)駅の佇まい
そして「世界一広いトイレ」へ。
黒い板塀に囲まれた中央にトイレブース
※女子専用だけれど利用していない場合は扉を開放してあるので男性でも覗き見ることはできる。
ここで天気予報を確認してみたら何時間と経たずに雨に降られそうな雲行きだったので飯給(いたぶ)駅からひと駅分走行して里見駅から輪行で離脱することに。
小湊鐵道線初利用
里見から五井まで丁度¥1,000-
輪行準備を整え、入線まで20分ほど余裕があったので駅構内をうろうろ。
驛待合室のシート
あちこちうろうろ
そうこうするうちに下り線(養老渓谷方面)の汽車が先に入線して来た。
下り線車輛入線
乗務員さんや駅務員さんが車輛チェックを行っている。
しばらくして汽笛の音と共に上り線車輛も入線して来た。
ここで上下線入れ替わり
床下にエンジンがある気動車なのでホームと車両床面には結構な段差があって自転車を担いで乗り込むのに少々難儀したもののどうにか無事乗車。
生まれて初めて利用する小湊鐵道線の車窓からの眺めをのんびり味わった。
何故かアストロノートがホームにいる上総村上駅
五井から千葉へ、千葉から総武線快速に乗り込んで品川経由京急線で帰路に。
グリーン車でビールをいただく
窓外の雲がこちらをのぞき込む猫のようであった
特にサムネだとその感じが強いなあ。
天気予報は思いっきり外れていたようでレーダー画面を確認する限りでは予定コース上に雨雲は見当たらなかったものの、当初の予定通り素掘りトンネルを堪能できたし小湊鐵道線初利用も叶ったので短い距離ながらも十分満足ないち日なのでありました。
とはいえこの短距離でパンク二回とは。。。
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【年に一度は】2020Festive500-02【月崎へ】
2020.12.31 Thu 19:18 -edit-
やはり
年に一度は眺めておきたい
月崎トンネル群
【実走行ログ:2020/12/27】
三か所の素掘りトンネルを抜け(筒森側から「牛尻下トンネル」「株来4号トンネル」「蕪来3号トンネル」という名が付いていることを最近知った)見覚えのある欄干が赤く塗られた橋。
橋を渡る
橋上から弘文堂跡方面を見やる
相変わらず穏やかな流れ。
橋を渡ればお馴染み「素掘りの二段トンネル」
お久し振りの向山/共榮トンネル
トンネルを抜け、突き当たれば養老温泉郷
出世観音立國寺へと向かう観音橋
養老渓谷驛でトイレ休憩
いよいよ今回の最終目的地である月崎トンネルへと向かう。
途中、道路案内の「月崎方面→」というのに従ってしまい、当初計画していたのとは逆からのアプローチになってしまった。うろ覚えの脳内地図で走るとこういうことがままある。
永昌寺トンネル
昨年はこの直上にある永昌寺さんにお邪魔して御朱印をいただいたのだけれど今年は遠慮することにして御朱印帳も携行していない。
月崎驛
「森ラジオ」はリニューアル工事で立ち入れなくなっていた。
月崎驛からしばらく進み、いちはらクォードの森へと向かう道へと折れ、しばらく下るとわたしが愛してやまない河食地形。レンズが口角ではないので全貌を納めるには距離が足りない。
左右から流れてきて合流する流れに侵食された崖
舟の舳先のような形に削られた岩盤を真正面から見るのが非常に好き。
月崎第一林道に入る。
入り口には『この先林道行き止まりの為関係者以外の車両進入禁止』の立て看板が設置されて久しい。記憶にある限り一昨年の年末には無く、昨年の年末には設置されていた。
行き止まり部分は広い駐車可能スペースとなっていて「きのこコース」というハイキングコースのスタート地点になっているので元来一般車両も進入を許されていたのだけれど、近年月崎トンネル目当てで進入する車が増えて諸々不都合が生じてしまったのだろう。すれ違いが困難な道幅の林道だし、その辺は致し方なしか。
昨年は大型台風一過があったため相当荒れた印象のあったこの林道だったけれど、今年はぬかるみもほぼ無く、路上に堆積していたであろう泥や落ち葉もかなり撤去されていて非常に走りやすいコンディションとなっていた。記憶にある限りで最も走りやすかったのではないか。
月崎トンネル(第一~第三)
やはりここには最低でも年一回は訪れたいもの。
素掘りの水路トンネルも数多くある
特に右側の画像のものは内部の水音が水琴窟のように響いて聞こえるのでしばらくその場で佇んでいたくなる。それにしても人一人がようやく通れるような縦横サイズのトンネルを素掘りで通すほどこの水路の流れを変えたかった理由は何だろう?
やはりこれは林道沿いに広がる今は遺棄されてしまっていると思しき水田用の耕地を確保するための川廻し事業だったのか。
月崎トンネルを味わったので後は東京に戻るだけ。
今回は輪行袋を携行していないので自走一択の帰路となった。
再び月崎驛前を通る県道172号に復帰しようと思ってふと、毎度毎度気にかかるこの案内標識が目に付いた。
月崎駅方面を示す「遊歩道の案内」
折角タイヤの太いジェームスくんで来ているので物は試し、と乗り入れる。
草が深いので舵を取られないように
道はだんだん「田んぼのあぜ道」風に
頑張ればまあ何とか
徐々に様相が変わる。
いや、これ無理だから
よく見れば足元には確かに踏み跡があるので徒歩で藪漕ぎする分には進めるのだろうけれど自転車じゃ無理。って言うか遊歩道ならそれらしく整備しておいて欲しいものですけれど。。。
結局元の道に引き返して県道に復帰、月崎驛、永昌寺トンネル前を通過して県道81号を北上。里見釋付近に到達し、毎度気になる線路越しの鳥居と参道をパチリ。
大山祇神社
そのまま先に進もうと思ったら撮り鉄さんと思しき二人組が線路脇で雑談しながら待機中だったのでもうすぐ汽車が通過するのだろうと考え近くの踏切へ。一旦わたって交通の邪魔にならない辺りで待機しようといったり来たりしていたら線路にカタンコトンと鉄輪の音が聞こえていきなり汽笛の音。踏切には警報も遮断機も無いのでちょっとビビった。
背景に大山祇神社の鳥居
減速して里見駅に入線して行ったので駅に向かってみたら丁度「小湊鐵道里山トロッコ列車」も入線していた。
奥に先ほど撮った車両
客車後背部
しばし里見釋周辺をうろうろ
駅舎と駅周辺
ひと通り堪能してリスタート。
のんびりぼちぼち、脳内にある地図を参照しつつなので後から振り返ると無駄が多いけれどまあそこはそれ。
陽が落ちた
なんとなく気になった上総村上駅
千葉市内に入ってからはAJたまがわのブルべでお馴染みのコースを走って千葉みなとを通過し、思い立ってR14を西進することに。
途中松のやの味噌カツ丼で補給
京葉道幕張IC付近なのでここからなら自宅まで40~50kmくらいなので二時間半程度。ようやく先が見えて来た感じ。
架け替えられた行徳橋
格段に走りやすくなった
こちらは解体工事が始まっている旧行徳橋
新中川の今井水門
新今井橋から見るスカイツリー
これを見ると「千葉国から東京に越境した」感が強くなる。
小松川橋から見たスカイツリー
最初観た時は紅くライトアップされていたので(これはやっぱりアレか?百合子嬢の指示したアレなのか?)とか思っていたら次の瞬間青に変わったw
ライトアップされた清洲橋
(清澄橋と清洲橋をすぐ脳内で混同してしまう。。。)
新大橋通りで築地間を通過して交通量が少なかったので浜離宮の交差点を直進してR15に合流して以後は順調に。
札ノ辻交差点から見た東京タワー
(ハートマーク。。。)と、ツィートしてふと思い出したが昨年も年末にハートマークを目にしてひねくれたようなツィートを流した覚えのある寂しいおじさんであった。
そんなこんなで無事自宅至近ポイントに帰着。
専修寺関東別院前@2020/12/27/20:59
この時点で土曜日の「往路は勤務先まで、復路は立会川まで(=その後鳥勝で呑んで電車で帰った)」という通勤ライドをプラスして約240km。28日(月)は地方出張に行って帰ってその足で飲酒を伴う食事の約束があり、翌日も同様に約束がある上に担当物件巡回二か所とオフィス内勤があるので早めに切り上げたとしても立会川から自宅までの7、8kmしか乗れない。
やはり昨年同様12月30日と31日の二日間でFestive500の残距離をクリアしなければならなくなってしまったのであった。
”8日間もあって500kmならいち日平均60kmちょいだし軽い軽い♪”とか思っていても、やっぱり年末時期って何かとあるんだよねえ。。。
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2020.12.28 Mon 11:50 -edit-
筒森-観音橋間
筒森側ひとつ目のトンネルの
坑内壁面の様子。
味わいのあるキレイな掘削痕がそそる
『12月24日から31日までの8日間で合計500km以上自転車に乗ろう!』というオンラインイベントである「Rapha Festive500」の時期が今年もやってまいりました。
例によって今年も業務に追い詰められ気味なわたしはようやく26日の「休日出勤 de 通勤ライド」でチャレンジをスタートしたもののその日の帰りは立会川の駐輪場に自転車を預けて飲んだくれてしまって電車で帰宅する始末。
31日までの残る四日で500kmを走破すべく、まずは先日の熱海ライド復路で後輪がバーストしかけたバロンくんのタイヤ交換を、、、と、酔っ払った頭で考え、帰宅後作業を始めたものの酔っ払いの作業ゆえのリム噛み込みを二度もやらかしてしまい『予備のチューブを使い切ってしまう』という間抜けな事態に陥ってしまうなど、およそ「ちゃんとしたオトナ」としての尊厳はどこに行ってしまったのかという状況に直面してしまったものの(なあに、明日は道が荒れた林道も走る予定だからむしろグラベルロードのジェームスくんの方が向いているから無問題♪)というポジティブシンキングで自らを納得させて就寝。
明けて日曜日。
前夜の痛飲が尾を引いてしまい、だらだら寝ては起きてを繰り返し、ようやくスタートできる状態になったのは7時半頃のことで、のんびりぼちぼちライドスタート。
因みにスタートの際 1.iPhone充電用のライトニングケーブルを忘れ、2.大瀬神社の自転車走行お守りを忘れ、3.R札幌謹製の「RM1200/2400アンクルバンド」を自宅マンション共用廊下に置き忘れるという間抜けっぷりを発揮してしまっている。
専修寺関東別院前@2020/12/27/07:32
【実走行ログ:2020/12/27】
まずはR15を南下。
露出補正の練習中
横浜からR16へ、今回は追浜を回らず最短距離のR16を進む。その後京急逸見駅から衣笠を抜け久里浜へ。10時丁度にフェリーターミナル前に到着、次便は10時20分出航。うろ覚えのダイヤを想定して走った割にはタイミングばっちり!(いや、冬ダイヤは一時間に一便しかないんだし事前に調べようや。)
乗船待機
ターミナル前にたむろしていてがやがや騒いでいたサイクリストたちがいたけれど彼らは乗船しなかったようで。何してたんだろ?
乗用車が乗り込んでから乗船
今年初東京湾フェリー
だと信じ込んでいたら「館山若潮マラソン」参加の際に利用していたwww
出航直後
展開するフェリーが海水を攪拌する。
久里浜港
横須賀火力発電所跡地
穏やかな東京湾
海驢(アシカ)島灯台と海象観測所
半ばほどまでずっと滑空して追尾していたトンビ
この時期だとスズキとかキスとかなのかな?
金谷港に到着
金谷からは一旦北に向かう。
うっすらと富士山のシルエット
昼食をどうするのか深く考えていなかったけれど、ルート上に竹岡式ラーメンのお店があったことを思い出して立ち寄ることに。
鈴屋食堂でラーメン+ライス
チャーシューの煮汁を割った、醤油の風味の強いスープは富山ブラックにも通じるものがある。あそこまで塩味きつくないけれど。
モノが供され食べ始めてからしばらくして、まだ11時半を少々回った頃合いだというのに後から入って来た客にはおばちゃんが”ごめんなさいね!ごはん終わっちゃった!!”と伝えているのを小耳にはさんだけれど、正午前だし「追加分がまだ炊き上がっていない」って意味だよな?(;^_^A
無事腹を満たしてリスタート。
東京湾観音
JR内房線湊川橋梁
湊交差点を東に折れて進む。
佇まいがステキな大野屋酒店
しばらく進んだ先に「吉田屋」という地元の食品中心のスーパーがあったのでダメ元で入ってみたら100均コーナーに充電専用のライトニングケーブルが置いてあったので調達。
非常に幸先が良い。
なおものんびり進み「大吟醸酒いりソフトクリーム」の幟に惹かれて「酒庄の館(小泉酒造)」へ。
酒庄の館
時間に余裕があったら酒蔵とか資料館とか見物したかった。
大吟醸酒入りソフトクリーム
デザートも腹に納まったのでのんびりリスタート。
いかにも房総半島な川床
急流が無く、穏やかな、ともすれば淀みのような川が多いのが房総半島の特徴。
チバニアンを始めとして地質学的に見どころも多い
房総の国道である(R410)
亀山湖
亀山湖を抜け七里川温泉入り口を通過して上総中野に向かう清澄養老ラインを北上。
2016年になって線形改良により開通した新筒森トンネル入り口手前を左に曲がれば今回の第一の目的地(というか路)である。
例年AJ千葉忘年会出席の際に眺めに行っている向山/共榮トンネルを抜け(このまま進んだらどこに出るのか試しに走ってみよう。)と思って走ってみたら素掘りトンネル群に遭遇してなかなかテンションが上がったので今回はそのルートを逆に走ってみようという趣旨。
新筒森トンネル
トンネル手前を左に曲がり、すぐに右に進めば清澄養老ライン旧道、今回向かうのは逆方向。しばらく進むと間口の細い道の入り口に「←観音橋」と記された案内標識が立っている。
うっかりスルーしてしまってひとつ先の角で曲がってそちらの道に合流。
乗用車一台通るのがやっとくらいの道幅
大きく蛇行する夕木川の穏やかな流れ
いよいよお待ちかねの素掘りトンネル群。
この道には三か所のトンネルがある。
(筒森側から)ひとつ目
二つ目
三つ目
路面の状況(三つ目の手前)
昨年通った時は雨と台風の影響でかなり道が荒れていて、落ち葉の堆積も結構あって登り坂で踏み込むのがおっかなびっくりになったものだったけれど、今回は非常に走りやすかった。
路面に被っていた泥や落ち葉を最近撤去した痕跡が見られたのでそれなりに整備はされているのだろう。
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【黄昏どきの】AJ千葉忘年会2019-2/2【千葉みなと】
2019.12.21 Sat 21:48 -edit-
夕暮れ時の千葉ポートタワー
夕陽の照り具合と併せて
物語終盤、待ち構えるラスボスに立ち向かう
そんなベタな妄想が捗る景色
撮影画像一式⇒AJ千葉忘年会2019
お風呂に入ったら先客がおひと方。
はらぽんさんでした。
ちょこちょこと他愛のない雑談を交わした後、彼が先に上がったので一人でのんびり浴槽に浸かっていたら表から”準備できたそうですよぉ~~~!”という声が伝わって来た。
いそいそと着替えを済ませて部屋に上がり、再び階下の食堂へ。
ビールで乾杯し、夕飯スタート。
六治郎名物の舟盛
晩ごはんの一部
ひと通り落ち着いたところで参加者の中から各クラブの所属スタッフや代表者から来年のスケジュールに関してのプレゼンがあるのは例年通り。
その後はこれまた恒例になっているじゃんけん大会。
まずは勝ち残りで江月さんの水餃子セット二種とマダナイ特製焙煎コーヒーのドリップバッグ。そして負け残りでこれまたAJ千葉名物となりつつあるオリジナルプリントサンダル(便所サンダル・通称べんさん)争奪戦…否、忌避戦か。
べいさんが空気を読まずに一発目で勝ちぬけてしまい、今年のサンダルははらぽんさんの手に。因みにゆりかさんは水餃子セットをゲットしているのでハラダケはご夫婦で勝ち残り/負け残りという結果であった。
雰囲気は和気あいあい
ひと通り落ち着いたところで部屋を移動し本格的な宴会へと移行。
宴会スタート
なぜか日本酒が写った画像が一枚も無かったのだけれど、Twitter上に参加者が撮ったあれこれが上がっているので気になる方は探してみてください。
いつものようにダラダラと話は進み、話題はどうしても「べいさんのPBPネタ」に。
ほぼほぼ鉄板ネタに近いものとなっている「果たしてべいさんが完走するのは2023年なのか2027年なのか、はたまた還暦までお預けか?」等あちこちに話が飛んだ後、矛先がわたしに向いてきた。
べい:そうは言うけどさ、とりさん今回のPBPで一体いくら「余分に」お金使ったのよ?
とり:ん~~~。50万円くらい…かな?
べい:そんだけあったらもう一往復できちゃうじゃん!何やってんのよ?
とり:でも取り敢えず完走はできたし大怪我していないしねえ。
べい:まったくさあ!50万円でPBP完走資格が買えるなら安いもんだよ、買いたいよ!!
誰もがどよめいた今回の金言がここに生まれた。
他にもいろいろ盛り上がっていたのだけれど、何せ朝4時起きだったことに加えて終始向かい風で多大な負荷を強いられてしまったおかげで結構な蓄積疲労のため酔いのまわりが早く、途中寝落ちしてしまっていた。
夜半を回っても宴は続いていたものの参加人数もかなり減ったのでお開きに。
わたしも部屋に戻って布団に潜り込んで熟睡。
いつものように5時に目は覚めたけれどそのまま二度寝。次に目覚めた時は6時を回っていて(日の出を拝むには今から表に行かないと…。)と思ったら記憶を飛ばし、次に意識が戻ったのは7時半になるかならないかといった頃合い。(朝ごはんは7時半からだと言っていたはず…。)と思いつつ次に意識を取り戻したのは8時近かった。
おもむろに階下の食堂に降りたらべいさん他の方々とすれ違い。
べい:集合写真8時半から撮るよ~。
とり:了解。
朝ごはん定番の鯵の干物
房総の長狭米は本当に美味しくて朝から幸せ気分。
ごちそうさまでした
食後にゆりかさんに分けていただいたコーヒーをすすり、落ち着いたところで部屋に戻って着替えて玄関に降りたら丁度8時半。
玄関前で集合写真を撮影し、三々五々解散の流れ。
前日六治郎の目の前のバス停までJRバスに乗って来たべいさんは今度はサクマさんの運転する車でAJ千葉「トライアルブルべ(75km程度のブルべ形式の走行会)」の発着点である千葉ポートタワーへと向かった。走行会スタートは正午の予定であるけれど、スタート前にブルべの装備や走行時マナー他についてレクチャーする「座学」があるので一般のプルべと比較するとスタート受付開始からスタートまでの時間が長い。
ゴール受付には顔を出す旨べいさんに伝えて8時半過ぎにわたしも出発。
100kmちょいなので6時間ほど、15時半頃には到着できる腹積もり。
さとうご夫妻のタンデムバイク
2011年のPBPを完走した、いわば歴戦のツワモノ。
少々ダラダラしつつもスタート。
<実走行ログ:2019/12/15>
スタート直後はさとう夫妻のタンデムバイクに付いて行こうかとも思ったけれど、折角「タンデムバイクでご夫婦水入らず」な空気を味わっているところに闖入してしまうほど無粋ではないので遅れてみた。
っていうか普通にあれこれ撮っていたらお二方が視界から消え去っただけだけれどな!
さとうご夫妻
お二人は車で参加しているので野島崎灯台まで走って折り返してきて車載で帰るらしい(と、聞いた)
午前中の安房の海岸の様子
絵面だけ見ると小春日和の自転車好適日に見えるのだけれどとにかく北寄りの風が強いのでなかなかしんどい。
野島崎灯台
立ち寄らずに通過。
伊豆大島
朝、出がけには(ちょっと距離は伸びるけれど洲崎神社に立ち寄って参拝して御朱印をいただこう。)とか考えていたもののあまりの風の強さに心が折れたのでフラワーラインを走らず館山市街地方面へ向かうヘタレおやじ。
一か月ちょっと先の館山若潮マラソンで走るコースを一部通って洲崎神社の次に立ち寄るつもりでいた「ピネキ(木村ピーナッツ)」に到着。
定番のピーナッツソフト
「南房総まで来たらこれ!」という定番をいただいたのですっかり落ち着き、一路千葉ポートタワーを目指してリスタート。風が強いので海沿いよりは道幅の広いR127を使って北上。
信号待ちで見かけた富士山
海沿いの内房なぎさラインに合流し、北上。
そのまま国道を進むだけなのも芸が無いので走れるところは旧道を。
今日も素掘りトンネル
お昼時が近くなったので11時半過ぎに若干早めの昼食を摂ることにして勝山の住吉飯店へ。ここは早めに行っておかないとすぐ行列になる。
素掘りトンネルではない
定番のえびそばを注文
相変わらずのボリューム。
全体量もさることながらあとからあとから出てくるえびの量も半端ない。
すっかり満足してリスタート。
大黒山展望台
自転車で登れたら行くんだけどなあ。。。
左手に富嶽を眺めつつ
内房線・湊川橋梁
ここは曲がらず直進
※チバラキ600、チーバくん600ではここを曲がって富津方面に行く。
木更津市のマンホール蓋
せっかく御朱印帳を携行していたのだから證誠寺にも立ち寄れば良かったかと今になって思っている。
袖ヶ浦付近はしばらく裏道を通り、その後R16へ。
舗装の継ぎ目が盛り上がっていて非常に走り辛かったので見た目キレイな歩道を走ってみた。
試しに歩道を走行
遠目ではよさげに見えたのだけれど、表面に細かなうねりがあって非常に走りにくいので信号ひと区間だけ走った後素直に車道に復帰した。
しばらくは貨物専用線が並行して走る。
京葉臨海鉄道
蘇我からはAJたまがわ東葛班が良く利用するコースを利用して「トライアルブルべ」発着点の千葉ポートタワーに向かう。
ポートタワー
なかなか素敵な色合いである
16時過ぎにポートタワーに到着してゴール受付―とはいえ芝生の上にテーブルを二台並べただけのシンプルなもの―の周りで待機していたアサカワ代表以下のスタッフさんたちに声掛け。
”何人か帰って来たんだけどみんな経験者ばっかりでさ、肝心の初心者が全然戻って来ていないんだよねえ。”
聞けば今回の走行距離は75kmでスタートはほぼ正午。さすがにヒドイアップダウンは無いだろうから普通に走ればボチボチゴールに到着しても良いころではあった。
べいさんはのんのんさんと一緒に車でPC2(ゴール前最終チェックポイント)に行っているらしいのでなんとなく手持無沙汰だったためその辺をうろうろして夕景を撮影したり。
急遽参加が決まったというカマノ隊長も戻ってきたり。
なかなかキレイな夕暮れ
そんなこんなの内に三々五々参加者がゴールしてきた。
最終的に途中コースアウトして寄り道しているという五名が未着の状態でのんのんさんとべいさんが戻って来た。
のんのん:(ヒラヤマさんとわたしに向かって)折角だからウチの娘に会って行ってくださいよ!
駐車場に停めた車内でカマノ隊長が相手をしていたお嬢さん、ふうかちゃんにご挨拶。
のんのんさんに促されて抱っこしたらヒラヤマさんがデレッデレで”このまま持って帰りたい!!”とまで言い出す始末。それにしてもホントにおとなしくて利発そうないい子よね、顔は隊長に瓜二つ。
そんな微笑ましいひとコマの背景はポートタワーのイルミネーション。
クリスマスシーズンよね
ゴール受付に戻ってしばらくしたところで最後の五人が帰着したのでわたしもおいとますることに。船橋まではAJたまがわ東葛班のコースをベースにちょっと裏道を使ってみたけれど、信号に引っ掛かりまくってしまってかなり後悔する羽目に陥った。
東葛班スタート地点
船橋港親水公園から先は自走参加時のルートを活用。
新中川水門
船堀橋からのスカイツリー
新大橋から
「お約束」の吉そば銀座本店に立ち寄り。
春菊天そば(大)ネギ増し
都内を順調に通り抜け、自宅帰着は21時。
専修寺関東別院前
素掘りトンネルとアリランラーメン、えびそば、ピーナッツソフトといった房総ならではのものを堪能し、今年も大いに楽しい忘年会でした。
とはいえ今年はチーバくん600一本しか走っていなかったんだよなあ。
来年はもう少し本数多めにお邪魔できるように努力します。
参加の皆様おつかれさまでした、ありがとうございます。
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2019.12.18 Wed 08:58 -edit-
今回初めて通ったコースには
幾つかの素掘りトンネルが点在していて
過去複数回通った経験のある区間でもいくつか
素掘り水路トンネルの存在に気付くなど
なかなか素掘りトンネル三昧なライドなのでした
<実走行ログ:2019/12/14>
例年通り今年もAJ千葉忘年会に参加。
今年はA埼玉忘年会は雨天のため、AJたまがわ大忘年会はもともとの予定だったため各々車を運転しての参加となってしまったが「忘年会三部作」掉尾はしっかりとライドで締めくくりたいもの。
そもそもAJ千葉忘年会と言えばわたしがブルべデビューしてから初めて参加したクラブ主催忘年会であり、その時にできた知り合いから今の知り合いへと繋がりが広がっていった、いわばルーツとも言えるイベント。
そんな思い入れ深いイベント前日だというのに、しかもそのさらに前日である木曜日の晩に相当痛飲してしまい、金曜日の夕方になっても珍しく胃腸の不調がおさまらなかったというのに…。
某モロさんからの”ちょっと相談したいことがある。”という連絡で神田馬力に赴き”体調あんまり良くないから飲酒は軽くにする。”とうそぶきつつ、飲み始めて30分も経過した頃には”不調がおさまって来たから今夜は普通に飲める。”と口走っていつものような飲み食いをし、結局帰宅してから翌日の準備が出来なかったため、翌日早起きして準備することにしてさっさと床に就くという「立派なフラグをぶっ立てる行為」に及んでしまったものの無事、前夜の予定通り4時に起床。
eTrexにPCからデータを流し込むことから始めなければならない出発準備。加えて輪行で移動する予定だったので自転車を輪行袋に詰めなきゃならないし、前夜あまりにも眠すぎて洗顔と歯磨きだけで寝てしまっていたのでシャワーも浴びたいし、そもそも「充電モノ」の段取りが一切できていないし…と、あれもこれも山積した状態をひとつづつクリアしていってようやく自宅を出られたのは6時ちょっと前のこと。どうにかこうにか間に合って六郷土手から一駅だけ乗って京急川崎まで。そのままMORES前の東京湾アクアラインバス停留所で待つこと約20分。アクアラインバスが定刻通り到着し、無事乗り込んで出発。
川崎駅前の横断歩道から
走行中に朝日が昇る(6:35発)
※私的備忘録:工場萌えな写真を撮りたかったら右窓側座席に座ること。
週末の朝ということでアクアラインが多少混雑してはいたものの大きな遅延なく7時半過ぎには無事袖ヶ浦バスターミナルに到着。
袖ヶ浦バスターミナル
輪行解除完了
今年のプランも例年とほぼ変わらず、八平でアリランラーメンを食してから月崎で素掘りトンネルを眺め、養老渓谷を回って二階建てトンネルを愛で、いつもとは少々異なる区間を通るものの清澄養老ラインで安房小湊に抜けて海沿いを千倉へと向かうルート。途中、余裕があったら御朱印を拝領して回るという腹積もりで御朱印帳は神社用、寺院用で計二冊携行した。
まずは長南町の八平を指してスタート。
房総横断道路
房総の道って意外とこういうまっすぐ伸びる道が多い。
房総横断道路から大多喜街道に入る予定でいたのにうっかり交差点を曲がり損ねて清澄養老ラインに入ってしまったため、大多喜街道に復帰すべく脇道に入ったところ、踏切の明滅信号が作動しているのが見えたので線路のそばに寄ってみたら丁度良い具合に駅があり、更に丁度良い具合に汽車が入線してくるところだったので見通しの良いところで待機して撮影。
丁度良いタイミングとアングルだった
小湊鐵道・上総川間驛
少し離れたところから駅を眺める
田んぼの真ん中にある小ぢんまりとしたお社の類かと思うくらい周りに何もない。電化路線ではないのでパッと見で線路があるようにも感じないため、言われなければとても駅があることには思い至らない。
大多喜街道に復帰してしばらく進むと今度は「関東の駅百選」にその名を連ねている(その場で得た知識だけれど)鶴舞驛。
小湊鐵道・鶴舞驛
大正14年ごろからのコンクリート土間
鉄分を補給したので気分良くリスタート。風が強めだったもののこの区間は基本的に西に向かっての走行となったため概ね順調に進んで八平前到着は10時丁度くらい。
名前を記帳して開店の11時まで待機。わたしの前には二人組、三人組とわたし同様一人客の計三組の名前があってわたしは四組目、前には六人しかいないので無事「ファースト・ロット」のゲットである。
八平到着は10時
11時丁度に店内に通される
焼き餃子・アリランチャーシュウ(中)辛め・(ライス)
餃子は店外の間借りスペースで営業する別店舗のもので、その出店は土日祝祭日のみ、ライスは店内で供されるものではあるがこれもまた土日祝祭日限定。昨年までライスはメニューに無かったと記憶しているが、地元長狭米(コシヒカリ)を使用していて非常に美味しい。
お腹を満たしてリスタート。
お店を出たのはほぼ正午で、お店の相変わらずのオペレーションには苦笑するほかない。来年参加するときはこの二時間を有効活用できるよう、アリランラーメンを外して計画しようかとも思うけれどこの忘年会でも無いとなかなか訪問機会が無いのが悩みどころ。じっさい今回の訪問が今年の最初で最後だし。
月崎に向かう途中、以前から気になっていた鳳来寺観音堂に立ち寄ってみることに。
国指定重要文化財・鳳来寺観音堂
路肩が陥没していたり、永昌寺トンネルも抜けた先が崩落しているため全面通行止めだったり。台風15号の爪痕はまだまだ生々しい。
路肩が陥没
永昌寺トンネルは通行止め
本来ならこのまま坂道を登ってトンネルの名前にもなっている永昌寺にお邪魔してみようと思ったものの、わたし自身の人間としての尊厳に深く関わる事態が発生し、慌てて月崎駅前の公衆トイレに飛び込むこととなったのである。
いやはや、本当に危なかった。使用中だったら詰んでたわ。
駅前にタクシーが停まっていて、老紳士が乗り込もうとしているもしくは降りようとしているところだったけれど、駅到着前にもトイレの個室内にいる間にも汽車が通過した気配は無かったので若干不思議に思いつつもタクシーが去った後軽くあちこち撮影をば。
軽く月崎驛周辺を散策
少々戻って急坂を登り、初めての参拝となる永昌寺へ。
<霊窟山 永昌寺>
静謐な空気が漂う空間
この石塔から音楽が流れていた
立派な山門
常香炉は素焼き土器風
本堂にお参りを済ませ、寺務所の方に移動すると住職が来客対応中のようだったものの、縁側の掃き出し窓を開けて対応して下さったので御朱印を拝領したい旨申し出ると”風が強くて寒いから上がりなさい。”と招じ入れられ、更にはお茶まで供していただいた。
大テーブルのはす向かいに座っている先刻まで住職が会話していた客人が先ほど月崎駅で見かけた老紳士。聞けば帰りの汽車の時刻を確認していたのだとか。”ここでお会いするのも何かのご縁でしょう。”と、見た目通り柔らかい物腰のその方と、御朱印帳への書入れを終えた住職を交え三人で少々世間話をさせていただいた。
老紳士はかつて弱視用読書器を開発・製作し、司法試験会場持ち込み第一号の製品を世に出した会社にいらしたとのことである。監視カメラを製造し、レインボーブリッジ頂部に設置もしているのだとか。
拝領した御朱印
永昌寺をおいとまして再び月崎駅前を通過、市原クォードの森へと向かう。
林道月崎一号線は一般車進入禁止となっていたがその理由が「林道行き止まりの為」とされていた。とはいえ今までずっと通行できていたし行き止まり部分は広場になっていて駐車も転回も可能だし、ハイキングマップには「駐車場」として記載されていたりもしたけれど、行き止まりから先に進む遊歩道「きのこコース」が現在通行不可なので事実上ただの行き止まりだからということか。改めて台風15号の爪痕の大きさが伺える事例ではある。
一般車進入禁止看板を目にした時には林道の崩落や落石等が心配されたものの、走ってみたら特に今までと大差ないコンディションだったのでかなりホッとした。
月崎の素掘りトンネル群
突き当りで林道を折り返し、養老渓谷方面へ。
小湊鐵道・養老渓谷驛と小湊鐵道バス
バスが停車中なのでもうじき汽車が入線してくるはずだとは思ったけれど、あんまりのんびりもしていられない。朝から南風が強めだったが、八平から先はコースが南下になるのでひたすら強い向かい風となりペースが思ったほどには上がっていなかった。
養老渓谷温泉街を抜ける。
出世観音でも御朱印をいただきたかった
またいずれかの機会に。
賑やかな区間を通過して毎度おなじみ向山(共榮)トンネルへ。
いつもの二階建て
養老川(弘文洞跡方面)
今まで二階建ての向山(共榮)トンネル通過後は折り返して再び清澄養老ラインに復帰して南下するのが常だったけれど、地図を見る限りではそのまままっすぐ抜けることが出来るはず。とはいえストリートビューの画像が表示されない区間なのでグラベルの可能性も捨てきれなかったためこれまでは通行を避けていたが今回は意を決して突っ込んでみることに。台風の影響で通行止めの可能性もあるにはあったが(通行止め標識の類は何も無いのでひとまず大きな問題はなかろう。)というかなり甘い見通し。
当初は道幅広く開けたところを通る。
色とりどり
が、いきなり道幅が狭くなって一気に薄暗く湿った感じの道に。
気を付けないと落ち葉で滑る
とはいえ路面は舗装路で、ところどころに水溜りがあったもののそれほど荒れた感じの無い。勾配はさほど厳しくない山道を淡々と進む。(退避所の類が見当たらないけれど、一体どこで自動車はすれ違うのだろう?)と不思議に思うほど道幅は狭いし左右に余地が無い。そんなこんなで走りつつ、とあるブラインドコーナーを抜けたら目の前に素掘りのトンネル。
心にどストライクだったので見た瞬間思わず声が出た。
素掘りトンネル三つ(だったはず)
養老川支流の夕木川の眺めもなかなか素晴らしい。
夕木川の眺め
非常に心豊かになれる区間なのであった。やっぱり房総の山の中は色々楽しい。
因みに当該区間がこの五キロ弱。
筒森トンネル南側から清澄養老ラインに復帰し、お馴染みのコースをひた走る。
七里川温泉前を通過して奥清澄へ。
いよいよ今回のコース最高地点(とはいえ300mちょい)へ向かう。
じわじわと続く登り基調のアップダウンの末、清澄養老ライン最高地点に到着。普段ならこのままダウンヒルを堪能するところではあったけれど今回は(折角なので清澄寺を参拝しよう。)ともくろみ、更に坂を登る。
<千光山 清澄寺>
黒門
仁王門
大堂と御朱印
本院脇からの眺め
清澄寺参拝でひと通り予定していた行動は終了したので満を持して千倉に向けて移動開始。
安房小湊方面に向けた下り
走行ログを見れば一目瞭然、ここから先は一気に海岸線へと駆け下ったら後は多少のこぶがあるだけの平坦路なので休憩なしなら残り約40kmを一時間半くらいで走り切ることが出来る…はずだったのになんだこの向かい風?
それまでもそこそこ強かったけれど、海沿いに降りた途端に恐ろしく強烈な向かい風に阻まれ、フラット区間で全力で踏んでもトップスピードは25KPHに届くかどうか。昼からずっと向かい風基調ではあったけれど、さすがに日が落ちたら多少は凪いでくるだろうと思ったのに一向にその気配もなく。
鴨川松島
因みにAJ千葉重鎮のヒラヤマさんは、この強風に煽られて危険だと判断して途中から輪行に切り替えたのだとか。どうにかこうにか千倉のマリンハウス六治郎に到着したのは17時半を少々回った頃のこと。
(初日の)ゴール
晩ごはん開始時刻を確認したら予定は18時だったものの宿のおばちゃんの話では少し回るので18時半近くになるのではないかということだったのでまずは風呂に入ってさっぱりするところから。
AJ千葉忘年会2019-2/2 に続く。
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