【夜を駆け】2023Fleche日本橋<集まれ!2023年も日本の道はここに始まる>-02【肉を食らう】
2023.04.15 Sat 09:54 -edit-
払暁の湘南大橋
夜通し走った『いかにもブルべ』な景色
ずっこけた後も当然ながら走行は続く。もみじ谷付近を通過してからは交通量も減り走りやすくなって来た。途中、湖畔サイクリングロード入り口付近で停車して河口湖越しの富士山撮影タイム。
山頂は雲の中
この日は富士山に雪が降ったのだそうで、道理で夜中は冷え込んだ。
今回もお供に稚魚サーモン
リスタートしてしばらく湖岸をまわり、大石公園を過ぎたところで進路を山梨方面へ。えっちらおっちら登って若彦トンネル。
あんまりこっちからアクセスした記憶がない
トンネルを抜け、旧上九一色村から富士川方面に向けて日が傾き始めたダウンヒルを一気に駆け下りる、、、がとにかく寒い。気温は概ね7、8℃といったところだったけれど風が冷たく指切りグローブの手がかじかんで痺れる。
パステルカラーな山に西日が差す
ひたすら日陰のダウンヒルなのでやたらと寒い
時々日向に出ると生き返る
(©某嫁さん)
ようやく山間を抜けたら日が落ちた
SR600_FujiのPC(身延線芦川駅)
日暮れ時にPC着
あまりにも寒かったのでみんな温かいものを飲み食いして暖をとる。わたしも皆と同様温かいものを胃にしたため今回持参しているなけなしの防寒装備であるウィンブレとテムレス手袋を引っ張り出して装着。それにしても冷え込みを甘く見過ぎていた感ありあり。夜間通過となる御殿場付近が思いやられる。。。
「これから冷え込みそうだよねえ。」なんぞと話しながらも腹をくくってリスタート。峡南橋で右岸に渡り、AJ神奈川の【興津400】や【興津600】でお馴染みの富士川沿いの道を南下。
ずいぶん交通量が少なくなってきた
富山橋を渡って左岸に復帰。そこからはしばらくアップダウンが続く。身延駅前を通過して最初のしっかりした登りである和田峠に差し掛かったところで蹄がアスファルト路面を蹴る、コツコツという乾いた音が響き、音源方向に目をやると一組の鹿の親子。こちらに向かって飛び出してこないか慎重に観察しつつ通過。個人的にはこの道で鹿を目撃したのは初めてだった。その先でも時折身延線のバラストを踏む蹄の音が聞こえてきたりしたので結構あちこちに鹿がいたのだろうとは思う。
その後も順調に進み、内船駅付近で休憩の後残る二つのコブを越える。三つの内の二つ目のコブは長らく続いていた道路の線形改良工事が終わっていて道幅が広くきれいになってピークが5、6mほど低くなって坂道が緩やかになっていた。ほんの少々でも坂道が緩くなるのはありがたいことである。
最後(三つ目)のコブを越える
このピークで全員ライトを消して、しばし満天の星空を堪能。放射冷却で明け方冷え込みそうなのが少々気がかりではあった。
蒲原のPCをリスタートし、富士川を渡る。車道自転車通行不可の新富士川橋の歩道を使って渡河。R1で東進する際活用する『キャノボルート』の一つ。9年前のFlecheの際にも使ったルートだったけれどその時は下り車線側、今回は上り車線側の利用。
渡り切ったところで夕食にしようということになり、最初に目についた山岡家に入店。
ぜっと「ボク的にはさ、メニューの組み合わせの自由度やメニューそのものも含めてバーミヤンってかなり完成度の高いファミレスだと思うんだよね、北京ダックなんか『なんちゃって』だけどいつまでも食える気がするw」
バーミヤンに対する熱い思いを語るリーダー。
でもここは山岡家。
各々ラーメンを頼み、サービス券をその場で全員分集めて焼き餃子も注文。
和節とんこつ醤油ラーメン
美味しゅうございました。
わたし自身は北広島でさんざん食べた山岡家のラーメンだったけれど、久し振りに食べたらやっぱり独特の癖のある味わいが美味しかった。各メンバーも気に入ったようで、特にぜっとさんや某嫁さんは「これ、近所にあったら(かなりカロリー高めな重たい味わいなので)通っちゃってヤバいことになるところだった!」と盛り上がっていた。概ねR16より都心側には店舗が存在していないのが幸いw
お腹を満たしてリスタート。富士市から沼津へ、そこからR246メインで御殿場方面へ。いよいよ今回のコースで最も冷え込みが予想される区間、時間帯。
防寒具のない脚(©ぜっとさん)
PCに設定していた小山のセブンイレブンは9年前に参加したFlecheでもPCだった場所。
ぜっと「この先山北町の辺りは昼でも薄暗くて肌寒い区間だから結構冷えそう。」
とり「日差しがあると日陰で肌寒く感じるけど今なら全区間日差しが無いんだから冷え込みも大したことないはず。」
ぜっと「なんだその謎理論w」
なんだかんだ心配したほどには冷え込まず、つまるところ若彦トンネルからの下りが一番寒かったような気がするなあ、という結果になった。ウィンブレは着たままだったけれど防寒用に携行したテムレス手袋は結局出番がなかったし。
山北、開成を抜け小田原市域東部でR1に合流し、その後R134というおなじみの経路。この辺りの区間も多少の相違があるものの9年前とほぼ同じルートなので懐かしい。
ブルべならではの光景
払暁の湘南
辻堂の辺りで日の出
R134を東進、江の島を通過した先の腰越から内陸へ。この先はAJたまがわの三浦や石廊崎でお馴染みのコースとなる。
鎌倉街道を進み、上大岡を抜け関内方面へ。
ぜっと「このままだと22Hポイントに間に合いそうにないから4kmくらい手前で22Hチェックしよう。」
22Hポイントではご近所にお住いのチコリンさんが応援に駆けつけてくださっていたり。
仲良く記念撮影
残すはあと約30km。MM21地区からR15→R1へと遷移して都心に向け進む。
定点・日本丸をスルー
幻の東京五輪マラソン折り返し地点の響橋
(通称めがね橋)
R1から五反田で山手通りに折れて北上、富ヶ谷交差点を右折してFinish。
ブルべカード記入中(左:©某嫁さん)
記念撮影
全員でナイスプレイスの国立オリンピック記念青少年総合センターへ。入り口で守衛さんから少々お門違いのお小言をいただいたりする一幕もあったものの無事ゴール受付会場へ。
馴染みの面々と軽く雑談したり
正面のディスプレイには参加者が投稿した走行中の画像や参加チームの予定走行コースが表示されていたりしていた。今年もやっぱり雪に降られたり雨を食らったりしたチームがあったけれど、少々の寒さ以外不都合の無かった我々のコースは非常に恵まれていたなあ、と。
記念品のボトル
10時半頃解散して自走で帰宅。多摩川大橋まではまるっきりさっき走って来たコースを逆に走る。多摩川大橋北詰から多摩川CRに入ってしばらく下る。
前日は雲に隠れてしまっていた富士山
PC画面でも辛うじて見えないこともない。
11時半過ぎに自宅に帰着して無事事故怪我無く終了。
Traceに参加していたりんぱぱさん、田中さん、べいさん、リュウさん、じんじんさん、みいさんのグループの打ち上げに誘われたけれどスタート時刻に間に合いそうにないのでパスして川崎駅前で『ひとり反省会』を開催することに。
個人的なブルべ後の定番・おさやん
黒ホッピーセット
七輪で焼いた肉(ホルモン)を食らう
〆はたまごかけご飯
そのままサウナに移動してのんびり整い、マッサージを受けたら熟睡してしまって気が付けばもう夕方。多摩川を渡って自宅に戻る。
多摩川の日没
昼間結構ガッツリ食べた割にはブルべ腹が騒ぎ出したので夕食をどうするか考え、前夜話題に上ったバーミヤンに行くことにした。
バーミヤンで北京ダック
さすがに大した量の飲み食いはできなかったので軽くで済ませてほろ酔い気分で帰宅。ようやく長い二日間が終了したのでありました。
チームメンバーのぜっとさん、イーチョさん、某嫁さん、キルハさんに深く感謝。ナイスプレイスでお会いできた方、またお会いできなかった参加者の皆様もお疲れ様でした。また、九州や山梨でのFleche&Traceに参加していた皆様お疲れ様でした。
年に一度のランドヌール(ズ)のお祭り、わたしたち同様楽しめましたでしょうかね。
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【春真っ盛りの】2023Fleche日本橋<集まれ!2023年も日本の道はここに始まる>-01【道志みち】
2023.04.14 Fri 06:50 -edit-
道志みちはちょうど桜が見頃
気分良く『お花見ライド』ができました
関連Link⇒Flecheとは・Flecheルール(日本の規定)
ここ何年も『ランドヌール(ズ)を際限なき堕落へといざなうイベント』であるところのTraceに参加してきましたが、この度約10年ぶり(※いま調べてみたら2014年参加だったので9年前だった。記録⇒1/2・2/2 古い記事はレイアウトが崩れてしまうので読みづらい。)にFlecheを走ることになりました。最長34時間を使って200km以上360km以下を走れば良いTraceは和気あいあいとした一泊二日、場合によったら前泊込みで三泊四日のグループポタリングを味わえますが360km以上の距離を24時間で走るFlecheは基本的によほどの走力が無いと仮眠以外寝ることがほぼ不可。
そんなFlecheになぜ参加しようかと思ったかと言えば四年前に引き続き今年もエントリーしたParis-Brest-Paris(PBP)がそのきっかけ。ブルべ界には R5000 / R10000 という表彰制度があります(※詳細は各Link先をご参照ください)が、そのどちらも『PBPを完走すること』が条件の一つ。わたしとしては四年前の完走でR10000表彰をいただくことができたものの、R5000に関してはその対象期間からFlecheの完走記録が外れてしまっていたのでいただけなかったため、今回せっかくPBPを走るなら(完走することが大前提ではありますが)Flecheも走っておいて残りの表彰要件を揃えてR5000/R10000表彰をいただこうと思った次第。ソロでは参加することすらあたわないFlecheは『コミュ障ぼっちスタイルで走るおっさんランドヌール』には少々敷居が高いのです。
そんな折、わたしと同じく四年前に続いて今回もエントリーしているイーチョねーさんのR10000表彰に向けてFlecheを走ろう!ということでお声かけいただき参加する運びとなりました。しかもエントリー締め切りギリギリ直前の昨年末。
メンバーはわたし、イーチョねーさんの他某嫁さん、キルハさん、そしてチームリーダーのぜっとさんというAJたまがわにゆかりの深い面々となりました。
コースはぜっとさんが三年前に引いたというものをリバイスした、矢野口スタートでナイスプレイス(参加各チームの集合場所)である国立オリンピック記念青少年総合センター至近の渋谷区富ヶ谷ゴールの約361km。
設定されたPCは以下
Start:ローソン 稲城鶴川街道店
PC1:セブン-イレブン 山中湖旭ヶ丘店(79.4km)
PC2:ローソン 市川大門店(131.6km)
PC3:ローソン 蒲原東店(197.3km)
PC4:セブン-イレブン 沼津熊堂店(221km)
PC5:セブン-イレブン 駿東小山店(253.8km)
PC6:ローソン 小田原国府津二丁目店(281.5km)
PC7:ローソン 片瀬海岸二丁目店(308.3km)
PC8(22H):ファミリーマート 横浜青木町店(335km)
Finish(24H):ファミリーマート 渋谷富ヶ谷一丁目店(361.1km)
※22Hポイント、Finishポイントに関しては走行状況に応じて変更あり。ルール上『スタート後22時間地点から24時間地点まで25km以上走らなければならない、また24時間経過までにできる限り遠くに進まなければならない』ので22H地点と24H地点は変更になる余地がある。ちなみに今回のコースだとFinishに設定しているコンビニの1km手前でゴールしてもOK。
<計画コース(©ぜっとさん)_実走行:2023/04/08-09>
※諸事情により走行ログの保存ができていません。。。
今回の相棒はRIDLEY(エースくん)
長い距離を走る時に、わたし向きに緩くはしてあるもののポジションがかなり前傾気味のエアロロードのFOCUS(バロンくん)では何かとしんどいし、今回は全牽きのつもりでいたのでアップライトなポジションの方が後続にも何かと好都合。
スタート地点で集合写真を撮ってスタート
まずは尾根幹
天候に恵まれた土曜日の午前中なのでサイクリストが写り込まないタイミングがなかなかない。
新緑と青空
道志みちを行く(©某嫁さん)
主にわたしの要望で大渡水くみ場にて小休止
なかなかレアなコーラ
某嫁さんの『怪しい白い粉(粉飴)』
道志みちは桜をはじめ色とりどりの花で彩られていて目に優しかったけれど相変わらず脚には優しくないしダラダラ長いので心にもあんまり優しくない。
お花見ライド
ここでも写り込むよその人
走行中満開の桜が並んでいて(これはフォトジェニックなポイントだ♪)と思ってタイミングを見計らってカメラを構えた瞬間抜いて行って写り込んだサイクリストに対して心の中で盛大に舌打ちしたw
様々な種類の桜
『道の駅どうし』に立ち寄り
当初はトイレ休憩だけで済ませようと思ったけれど折角なので昼食休憩にすることにした。
みんなでおひる(©某嫁さん)
鮎めしと豚串、とん汁
道の駅の満開の桜
落ち着いたところで山伏峠を指してリスタート。
ほぼ同じタイミングで先頭(わたし)と最後尾(某嫁さん)
ずっと桜満開
えっちらおっちら登って山伏峠到着。
道志側から登るのは何年振りだったろう?
トンネルを抜けて短い下りを一気に駆け下りて山中湖畔へ。
富士山の姿は雲に遮られていた
山中湖湖岸を時計回りにぐるっと回る。
相変わらずでっかいオブジェ
PC1着
いくつかのブルべでおなじみ、休憩所併設の店舗。七年前、SRがかかった【安曇野600】参加の際、雨に打たれて休憩した懐かしいところ。
リスタートして河口湖を目指す。富士みちを少し北上してから西に向かい、新倉河口湖トンネルを抜ける。
トンネルを抜けて河口湖へ
河口湖畔の桜
お花見渋滞の脇を抜ける(©某嫁さん)
やや前方の車が横断歩道手前で停車したのでこちらも停車しようと左足をペダルから外して縁石に乗せかけようと伸ばしたところ、縁石の角でクリートが滑ってバランスを崩し、そのまま道端の植え込みの上に倒れ込む、いわゆる立ちゴケをぶちかましてしまった。
左側は植え込みのおかげでうまく地面を押さえることができないため力が入らず起き上がれないしバランスが悪くて右足が捻れずクリートからシューズが外れない。しばらくじたばたもがいた後ようやく起き上がることができて走行再開。
左脚は植え込みにこすれて白い筋が何か所か走っているものの幸いにして擦り傷の類は無く、心に若干傷を負った程度で済んだのであった。
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【普段どれほど】Trace日本橋2020-05(完)【ツッコミ食らってる?】
2020.10.25 Sun 21:21 -edit-
打ち上げは肉
ばたばたと輪行パッケージングを済ませ、無事宇都宮線下りに乗車し宇都宮駅に到着。
べい:南大門が営業しているかどうかちょっと電話入れる。
とり:年中無休の24時間営業なのに、いきなり廃業しない限りやってますよw
べい:(電話中)全然反応が無い。
とり:真夜中近くだからフロント要員が少なくて電話取れないだけでは?
べい:変だよ、コール音が切り替わって転送されてるのに誰も出ない。
とり:事務所が不在でフロントに回されて、フロントが手一杯なんでしょ。良いから移動しましょうよ。
べい:南大門までどうやって行く予定?
とり:どうって歩きますがな。
べい:自転車担いで!?とりさんねえ、南大門まで距離どのくらいあると思ってる?
とり:どのくらいって、いちキロあるかないかくらいだから自転車担いでたって20分も歩けば着きますよ。
べい:とんでもない!今見たら(電話をかけるのに店舗検索をかけていた)2.4キロもあるんだよこれが!
とり:そんな馬鹿な!?ここ(宇都宮駅)から目と鼻の先ですよ?
べい:(再び手元に目を落とし)あ、ごめん!これ「焼肉南大門」の情報だった!!
とり:そりゃこの時間帯に出なくても不思議じゃないですね~。むしろ迷惑電話になるところだったwww
「グランドスパ南大門」ですよ、オレらが行こうとしている先。
べい:あ~~~。これか。ここから840mだ。
とり:でしょう。ほら、ちゃっちゃと歩きますよ。明日になっちゃう。
なおも食い下がるべいさん。
べい:いや、やっぱり南大門に電話入れる。
とり:入れてどうすんですか?営業確認?
べい:送迎が無いか確認してみる。
とり:は?こんな時間に!?サービスあったってとっくに時間外でしょ?
しぶしぶ歩き始めるべいさん。
べい:いやあ、やっぱりタクシー使いたい。
とり:駅前の客待ち、みんなセダンじゃないですか。ワゴンタクシーなんかいませんよ。
べい:いや、宇都宮にもワゴンタクシーがあることは別件で調べたから間違いない!
とり:ゆーて実際待っていないんだから仕方ないでしょ。
べい:だってさあ「南大門まで歩いた」なんて聞いたら田中さん(=田中AJ会長)に何言われるかわからないよ?あの人ライフハックの宝庫みたいな人なんだからさ”え?べいさん南大門まで歩いたの?なんだ~~~wあんなことやこんなことすれば歩く必要なんかなかったのにwww”って言われる!絶対笑われる!!
とり:(いったいぜんたい普段どんだけツッコミ食らっているんですか。。。?)
そうは言ってもまあ諦めて歩くべいさん。
が、ふと。
べい:とりさんね、ボクは東横インに泊まりたい。大浴場で休むよりよりベッドで寝たい。
歩き始めてすぐ目の前に現れた東横インを指差してそう訴えるべいさん。
とり:ステキな提案ですけれど部屋空いてますかね?
果たして、シングル二部屋しっかり空きがあり、フロントの目の前でスマホで予約を入れたらGoToトラベル対象になるとのこと、やったぜGoTo初利用!
一泊朝食付きで\4,000弱というリーズナブルさに加えて地域共通クーポン\1,000分いただけるとか至れり尽くせりでは無いですか。無事チェックインを済ませ、取り敢えず翌日の算段を。
代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターが今回の「ナイスプレイス(ゴール後集合地点)」で、Fleche/Trace参加者はチーム全員もしくは最低でも代表者一名が指定された時間内にそこにブルべカードと証跡(※当然代表者の場合は残り全員分)を持参しなければならない決まり。
今回Trace参加者の受付開始は10時半から、そして受付終了後に計画している我々チームの打ち上げは新橋駅前で13時からなので少々時間が余ってしまう。
例年であれば参加チーム紹介というイベントがあるものの今回は当然ながらそう言ったイベントは取り止めとなっているので単に事務手続きの為に赴くのであればひとり行けば良い。ということで(一応)リーダーをモロさんから引き継いだわたしが自分とべいさんの分のカードと証跡をゴール受付に持参することにしてロビーで受け取り。
これで何が何でも寝坊できないし紛失なんてもってのほか。なかなかのプレッシャーなのでありました。
ベッドはやっぱりありがたい。べいさんナイス。
荷物を降ろして早速近所のコンビニでビールを調達し、シャワーを浴びてからビールを呷る。
いやあ、たまらん!
万が一にも深酒→寝坊とかやらかせないのでさっさと就寝。
明けて10月18日(日)
帰宅までの所要時間と到着時刻を勘案して5時過ぎ頃の電車に乗ろうと思っていたら思いの外早く目覚めてしまったので時刻表をチェックしてみたら、元々小金井で乗り換えるつもりでいたのにひとつ早い便だと品川まで一気に乗り換えなしで行けることが判明したのでそそくさとチェックアウト、乗車。
前夜飲まなかったビールと残ったアテのピスタチオ
こんな時間帯でも車内販売があったので仕方なく
日本のドメスティックな経済を回すために微力ながら!
ガラスに映るのは未明から飲んでる不審者
品川から京急に乗り換え。
この天気があと半日早かったら
幸せになれた人多かっただろうにねえ。
無事帰宅して洗濯やらなんやらこなして移動開始。
今年のナイスプレイスは(ってか昨年も一緒か。。。)ウチからだと交通の便があまり良くないので移動に一時間ちょいかかる。
早めに着いたのでのんびり日向ぼっこ
Fleche参加の、反射ベストを着た集団が何組か目の前を通り過ぎて行ったけれどソーシャルディスタンスを意識してw声は掛けずにお見送りだけ。
Traceの受付開始時刻になったので受付会場へ移動。
ザ・ソーシャルディスタンシング!
無事受付を済ませ、うっかり使いそびれて持って帰って来てしまい、使い道のなくなってしまった地域共通クーポンを「埼玉県(を筆頭に栃木隣接県)在住の参加者さんがいたら進呈してあげて欲しい」と申し添えてスタッフさんに押し付けた。
どうやら有効活用できたらしいので良かった
その後は適当に時間を潰して新橋に移動、打ち上げ会場前には開始10分前に到着したものの、肝心の完走者であるべいさんが遅刻。曰く”入浴していて寝落ちした。”ですと。
高齢者の死亡原因の上位ですからね、本気で気を付けてくださいよ!!
べいさんを待ちつつ予約した13時丁度にスタートした
(右画像撮影:みいさん)
集まったのは完走した二人に加え、りんぱぱさん、リュウさん、みいさん の計五名。前夜祭も本番も不参加で打ち上げは参加するよね?と勝手に思っていたモロさんはやっぱりご家庭の事情で不参加。残念。
肉を食って騒いで
二時間制なので移動。
リュウさんの案内で東京駅八重洲北口辺り(?)の地下にある日本酒メインの立ち飲み屋さん。
あれこれ飲んで食べて騒いで解散。
まだまだ時間は早かったので最後の締めに川崎駅前。
ラーメンで〆
昨年に続いて二度目のTrace完走。
楽しいイベントではあるのだけれどあまりにも緩すぎるので来年はどうしようかなあというのが正直なところ。元々『Fleche未経験者の為の入門編』みたいな位置づけですしねえ。
何はともあれFleche/Trace日本橋2020参加の皆様お疲れ様でした!
難しい社会情勢の中、運営に携わってくださった関係者の方々に深く感謝いたします。
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【どうにかこうにか】Trace日本橋2020-04【認定距離】
2020.10.24 Sat 20:59 -edit-
家系ラーメンのお店に入っておいて
ラーメンを頼まず餃子&ライス
というある意味邪道な注文を。
Trace日本橋2020-03 より続く
渡良瀬橋を渡り足利市内へ。
”ここは去年呑み歩きイベントかなんかの告知ポスターがあって「ここでDNFしちゃおうか?」なんて話をしていた交差点ですね~w”とか話しつつ。
「元祖ソースかつ丼」の まるや
ここも立ち寄りたいスポットではあった。
とり:そういえばべいさん、宇都宮でどこの餃子屋入りましょうかね?
べい:それなんだけどさ~。餃子食べないでまっすぐゴールに向かわないと終電間に合わないって今思っているんだけどどう?
とり:まあ際どいっちゃ際どいですね。間に合いそうになかったら宇都宮で泊っても、、、
べい:(食い気味で遮るように)じゃあ、そういう方針で!
とり:(すげえ、この人ガチだwww)
足利学校脇を通過
「原人の里」葛生
原人の存在はすっかり否定されてしまっていてもこういうものは朽ち果てるまで放置されてしまうもの。
とり:「この辺(葛生)は住友セメントの企業城下町だったけれどかなりさびれた。」って田中(AJ会長)さんが去年教えてくれましたよね、この辺りの土地にゆかりがあるって言ってたし。
べい:そういえばそんな話を聞いた記憶がうっすらある。
住友大阪セメント栃木工場
さすがに雨の中走行しながらというコンディションでは無理があるw
葛生から栃木市に抜ける際にあるちょっとしたコブ。
河川を越える橋梁を除けば碓氷峠以後唯一の登り坂と言って良い坂道をえっちらおっちら。ちょっとだけ先行してピークにあるトンネル入り口でべいさんを待ち受ける。
文句を言いつつも登るからえらい
短いダウンヒルの後栃木市から宇都宮市に至るひたすら平坦な道を北上。
全世界のげーはーさんに喧嘩を売る広告
誰にでもある訳では決してないぞwww
宇都宮市内に入って信号待ちの際
べい:ひとつ提案があるんだけど。
とり:(今更DNFじゃないよな?)なんすか?
べい:この先で待たずに、専門店じゃなくても餃子が食べられるところがコース上にあったら寄りましょう。なかったら諦めるってことで。そのくらいの余裕はあるよね?
とり:このペースなら30分やそこいらは。
ということで急遽餃子を食べることに。というかお店があったら。
しばらく進んだ先に餃子専門店では無いもののラーメン屋さんがあったので入店。餃子専門店ではないどころか「栃木家」という家系ラーメン店で、当然ながらラーメン押しのお店だったけれどわたしもべいさんも餃子とライスを注文。
わたしは焼き餃子&揚げ餃子+ライス
意外と言ってしまっては大変失礼なのだけれど、どちらも、特に揚げ餃子がしっかり美味しかったので次に機会があったら是非ともラーメンを注文してみたい。
PC3(182.5km)7-11宇都宮今泉2丁目店
10/17/20:52
ここまで来たらあと20km走れば完走認定資格ゲット。
ルート検索をしてみたところこの先28kmのコース沿いにローソンがあり、そこは昨年時間調整を兼ねた休憩に利用した店舗だったのでなかなかのえにしを感じつつリスタート。
途中、忘れ物に気が付いて引き返す羽目に陥ったりしながらもR4バイパスを南下。
宇都宮市域を離れるとまた雨がぱらつくイヤな空模様だったののどうにかこうにか210km地点のコンビニに到着。
Goal(210km)ローソン小山出井店
10/17/22:28
ここから最寄りのJR宇都宮線小金井駅までは約3km、小山までは約8kmだったので小金井駅に向かうことを選択したのだけれど、後から考えると小山駅に向かって駅前のホテルで宿泊したほうが諸々都合良かったかなと。まあこの辺は結果論なので後に活かせたら良いかな。
走行中確認した「べいさんが自宅最寄り駅まで帰れる終電」が22:40分小金井発なので少々厳しいけれど、その次にも電車がまだあるようだったのでひとまず駅を指して走り、駅到着とほぼ同時くらいに22:40発の電車がホームに入線して来た。さすがにそれには間に合わないので次の23時に出る上り方面最終電車の行く先を確認してみたら大宮止まり。
わたしもべいさんも大宮周辺に関してはあまり土地勘が無いのでどうしたものかとしばし相談の上、下り方面の電車に乗って宇都宮に引き返して一泊してから自宅経由でナイスプレイスに向かおうという方針に決定。
Trace日本橋2020-05 に続く
TraceにしてもFlecheにしても、ゴールしてナイスプレイスに時間通りに到着しないと失格なのでここからも大事。
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【夕陽の見えない】Trace日本橋2020-みいさん生誕祭-03【渡良瀬橋】
2020.10.22 Thu 21:23 -edit-
「渡良瀬橋」は
森高千里の歌も好きだけれど
橋自体の鉄骨トラス構造の佇まいがかなり好き。
Trace日本橋2020-02 より続く
碓氷峠のダウンヒル。
今回アイウェアを忘れてしまったわたしにとって最難関の区間でありました。ただでさえ細い目を思いっきり細めてどうにかこうにか雨粒を回避、中山道坂本宿の緩い坂道をひたすら下る。


正面は雲取山方面、右後方は蓼科山方面
真っ白で何が何やら。
R18バイパスに合流し、一つ目のPCへ到着。
到着して、店内に入るにはさすがにレインウェアのままでは周囲にも迷惑だろうと脱いで自転車に掛けて拡げて多少なりとも風通しを良くしようとしてみたり。
お店の入り口に向かう途中
べい:とりさん!悪いんだけど背ポケの真ん中にある防水財布を取ってもらえないかな?
と、背中を向けた。
とり:あ、良いっすよ~。変なとこ引っ掛かったりしました?
べい:いや、右腕が四十肩で痛くて回らないからさ、ホントにしんどいんだよ。
とり:なんでそんなところにモノを突っ込むんですか!ってか挿した時は痛くなかったんですか?。。。はい、これですよね。
べい:ありがとー!
気分は『老々介護』なのだけれどなぜかわたしの方が歳上であるwww
PC1(55.6km)おぎのやドライブイン横川店
10/17/12:04
スタートは8時半頃だったのでグロスAve.16KPH弱。
このコンディション、しかもわたしのパンクもあったのでまあこんなもんでしょう。
とり:去年はここで高崎からスタートしたFlecheのグループと遭遇しましたよね。
べい:あ~~~あったあった。「ちゃんと」碓氷峠登った人たちw
とり:そういや一時間遅れで上田を出たもう一つのチームは今頃どこにいますかね?上田から(埼玉県の)草加までが申請コースだから基本的にこの辺まではルート被るはずだけど。
べい:ボクら30分遅れくらいでスタートしたし、パンクもあったから結構のんびりなのに追い越されていないよね?
とり:まあ、こちらはR18使ったじゃないですか。おそらくあちらのチームもバンドウさんにサンライン通るようチェックを受けているはずだから申請通り走っていたら既に先行しているのかも。
べい:なるほど。
ふたりとも釜めしとミニラーメンのセットを頼み、のんびり補給。
美味しゅうございました
リスタート準備中、eTrexの電池が切れたので入れ替えようとフロントバッグをごそごそ。
とり:あ!
べい:どうしました?
とり:予備電池、単4しか持って来ていなかったわ。どっかで買わんと。
べい:取り敢えず貸すから使ってて
エネループの単3を2本お借りしました。
ひとりじゃないってありがてえ。
べい:とりさん!なんかさ、ここまで55キロを3時間半でしょ。思った以上に順調だし走れているから明るい内に宇都宮に着けたりすると嬉しいよね。
とり:べいさん、宇都宮までここ(おぎのや)から100km(実際には120km強)あるんですよ?本気で言ってます?
べい:今13時として18時に着くとしても5時間。それだとグロスで20キロか。あ~~~無理無理。
とり:ですよねえ。
そんなこんなでリスタート。
雨の松井田宿を通過
安中原市杉並木
平地を淡々と進む。
あまり変わり映えのしない景色の中をひたすら進んだらいつの間にかPCに着いていた感。
PC2(115.8km)ローソン太田西本町店
10/17/16:01
今後の計画を再確認。次のPCは宇都宮で、そこまでの距離は約70km。
ほぼ平坦とはいえコンディションがこのまま継続したとすれば早くて4時間、遅ければ5時間くらいはかかってしまいそう。
べい:今のペースだと宇都宮到着は9時頃になっちゃうかな。
とり:そうすると大休止をどうするかなんですよね。元々の計画だと「さくらの湯」だけどあそこは23時で閉店だから2時間くらいしか滞在できなくなっちゃう。去年使った南大門は24時間営業だけれど1時を回ると深夜料金加算されるからなあ。
べい:深夜料金払っても多少ちゃんと寝たいから最初から南大門に行こうか。
とり:コースからちょっと外れますけれど、最初からそのつもりでPCに行く前にコースアウトすればさほどの距離増にもならんですしね。
ということで宇都宮市内の『グランドスパ・南大門』で大休止する方針に決まりかけた時、ふと思い出してひとつ提案。
とり:そういえば今朝、みいさんと話していて”宇都宮で大休止しないでそのまま走り続けて200km超えたところで輪行しちゃえば?”って言われたんですよ。
べい:そんなこと可能なの?
とり:宇都宮でスタートから180kmちょいだからそこから20km、小金井の辺りまで走れば200超えますよ。ここからならあと90kmくらいを6時間で走れば22時だから終電も何とか間に合いそうだし、数字的には無理じゃないですよね。
べい:宇都宮到着時点でどのくらい余裕があるかだなあ。
ひとまず結論は出さずにリスタート。
ひたすら雨
相変わらず路面がウェット(というかあちこちほぼ水溜り)状態なのでべいさんが先行して走行し、わたしが5~10mほど離れて追走、信号で引っ掛かりそうな時にはペースアップして直後に付くという感じ。
しばらく進んだ先の信号待ちでべいさんがこちらに振り向きいきなり”なんかさあ、帰りたくなって来たんだよね~。”と、とんでもないことを言いだした。
とり:は?いまここでDNFします??ついさっき宇都宮に行く話をしたばかりですよ???
べい:あ~~~ごめん!宇都宮で泊らず今夜中に帰るプランに乗りたくなったってこと。
とり:”「帰る」ってワードはDNFに繋がるから不可!”って言いだしたのべいさんですよwww
べい:そうだったそうだったwww
ということで宇都宮では大休止せず、小金井から輪行で日を跨がずに撤収するという『プロジェクト小金井(べいさん命名)』発動。
夕陽が見えない渡良瀬橋
歌詞が色々刺さるので、好きだけれど聞いていて辛かった曲。
(今はそんな痛みや疼きもすっかり風化したなあ。)
と、遠い目をして語るようなお歳頃になってしまいましたわ、しみじみ。
渡良瀬橋で渡良瀬川を渡って足利市内へ。
Trace日本橋2020-04 へ続く
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【スタート早々】Trace日本橋2020-みいさん生誕祭-02【パンクです】
2020.10.20 Tue 06:39 -edit-
スタート後一時間ほど。
ほんの20kmも進まないうちにパンクを食らい
内心すごくいや~~~な感じではありました。
何故DNSしなかったのか?
とはその際のわたしの心の声。
Trace日本橋2020-01 より続く
冷たい雨の中、淡々と走行。
新型感染症流行による自粛生活が始まって以来思うように自転車に乗れていないべいさんに対してここのところ毎週末ブルべを走っているわたしだったので当然わたしが前を牽きますが、半ば水溜りだらけのウェット路面走行でわたしが装着していたフェンダーは後輪の上部、全体の1/4程度を覆う『乗り手の背中に水を跳ね上げない』ためのタイプだったのでべいさんは後方で距離を取らざるを得ず、後方にいる恩恵はほとんどなし。まあ、恩恵を感じられるほどの速度で走れていた訳では無く、向かい風があった訳でも無いので基本的にはペースメイクの意味合いしかありません。
本来の申請コースでは上田市から東御市に入ったところで北東に向かい、浅間サンラインに合流して軽井沢の追分宿で再びR18に合流することになっていましたが、ウェットな路面状況で大きなアップダウンのある浅間サンラインの走行は危険を伴うと判断し、より緩やかなコースプロファイルのR18をそのまま進むことにします。これは勿論ルールの枠内で、申請自体はPC間を最短距離で結んだものとしなければなりませんが実走は申請通りとならなくても問題なし。要するに申請コースをショートカットする不正行為を行わせないための措置(だと勝手に解釈しています)。


信濃国分寺脇を通過
右画像の『信濃国分寺山門』はSR600FujiにおけるPCなので個人的には非常に感慨深いモノ。という話をべいさんにしようと思って振り返ったら声の届かない後方にいらした。
7-11上田大屋店
先だってDNFに終わった【BRM1010海野宿400】の折り返しPC。
ここでは信号タイミングのお陰ですぐ後方にべいさんがいたので軽く会話。
とり:べいさん!ここ先週オレが来られなかった【海野宿】の折り返しPCですよ!
べい:ああ、そうか、ここかあ。
とり:それでそこの信号を右折したら昨日の夜dejavのマスターがおススメしてくれた『鹿教湯(かけゆ)温泉』ですよ!
前夜のショットバーで『明日全員でDNSしたら何をするか?』という話題が出た際、別所温泉の名がまず挙がり、次いで店主におススメをお伺いした際に提案されたのがそこ。
べい:あのさあ、この場で温泉がどうとか、心を折るようなワード使うのやめようよ~。
はい、今回のNGワード決定です。
『ぼくや』交差点
とり:べいさん!『おまえだ!(秩父鉄道・小前田駅)』に対抗して『ぼくや!』ですよ!!
べい:え?
べいさんに華麗にスルーされて凹むなど。
東御市から小諸市に
『もろ』交差点
とり:べいさん!『DNS筆頭者(=モロさん)』の名前が!!
べい:…。
再び華麗にスルーされる。
(というか『もろ(諸)』があって『小諸』があるならどこかに『大諸』って地名あるのか?)
ゆるい坂を登っている最中、茶色く色付き完熟した栗のイガが路肩に散乱し、中から大ぶりな栗の実が転がり出ている箇所を通過後、ちょうど赤信号で停車。
とり:さっきの栗、結構大ぶりで出来が良さそうだったし拾って帰りたくなりますよね!
べい:え?帰る?もうDNFすんの?
とり:いや、栗を拾って帰りたいなって。
べい:あのね、このネガティブな心境の時には『帰る』ってワードしか心に届かないんだよ。それ聞くとDNFするんだと思っちゃう。『帰る』は今回DNFと同義だからDNFしないなら使うのやめよう?
はい、二つ目のNGワードです。
そんなこんなで再び緩い坂を登り始め、ペダルを踏み込んだところで後輪に違和感。
(まさか?まだ20kmも走っていないこのタイミングで??)
はい、見事にパンクでした。
認定に必要な最低距離200kmの一割にも満たない距離で早速食らいましたよ。
とり:べいさんごめ~ん。早速パンク食らいましたわ。
べい:丁度コンビニあるからあそこで対処しようか。
道の向かいにあったコンビニ軒下へ。
ホイールからタイヤを外すべく苦闘
とり:大真面目にさ、パンクするともうここでやめちゃっても良いんじゃないかってくらい消耗するんだよね。
べい:(なかなかタイヤレバーが噛みこまずにいるわたしの様子を見つつ)相性の悪いタイヤとホイールってあるもんね。それにしてもホントに固そうだよね、それ。
パンク対応中
(撮影:べいさん)
わたしが取り出したチューブにハンドポンプ(今回は【海野宿】の反省を踏まえて携行している!w)で空気を注入し、チューブの穴位置を確認しようとしている間、べいさんがタイヤの方をチェックしてくれていた。
べい:タイヤには特に何も刺さっていたりしないみたい。それにしてもホントにまだ新品だね~このタイヤ。
とり:そりゃ【海野宿】の前に交換したばかりだからまだ200km走っていないですからね~。(チューブの穴を見つけて)あ、バルブから5センチくらいのところのタイヤ側だ。
べい:異状があるようには見えないね。
とり:路面に何か突起があったかな?不用意にグレーチング踏んでると危険かも。
べい:原因不明って気分悪いよね、海野宿の時もそうだっけ?
とり:いや、あの時はリムテープのよじれが原因だったと思う、って言うか変なフラグ立てないで下さいよ!
べい:ボク今回チューブ一本しか持ってきていないんですよ。二人で三本しかないチューブの内一本消費しちゃってますからね、残り二本しかないから慎重に行かないと。
どうしてこうフラグを立てるような表現を好むのですかw
どうにかこうにか対処完了
原因不明のパンクだったので再発に内心びくびくしながらリスタート。
なおも淡々と坂道を登って行って軽井沢町へ突入。
生憎の天候でもやっぱり混む
この交差点で申請コースに復帰
味わい深い廃墟
子供の頃親に連れられてなのか学生時代に車かオートバイでだったのか、記憶が曖昧だけれど利用した記憶はうっすらあったり。
追分のピーク
軽井沢中心部に向けて一旦緩やかな下りだけれど渋滞車列のお陰でペースは上がらず。
追分宿入り口
ひたすら続く車列の脇を進んで軽井沢の中心部を抜け、いよいよ碓氷峠のピークへ。
一週間前には到達できなかった場所
記念撮影中
ガスってる
ウェット路面に落ち葉が大量、しかもガスっていて視界が悪いので慎重に下るもののセンターラインを割って来る対向車が結構多いので心臓によろしくないです。
めがね橋到着
お約束通りに記念撮影を。
生憎の天候の割には結構な数の観光客が傘を差して歩いていた。
ひと通りの観光を済ませたのでまずは最初のPCである横川のおぎのやドライブインに向かいます。
ダウンヒルはべいさんが先行
坂本ダム入り口
一週間前立往生した場所を華麗にスルーして気分よくダウンヒル、とはいかずに濡れた路面でおっかなびっくりの走行と相成りました。
Trace日本橋2020-03 へ続く。
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【本番は】Trace日本橋2020-みいさん生誕祭-01【走る前】
2020.10.19 Mon 23:32 -edit-
(撮影:みいさん)
『ヒトをダメにするイベント』のクセに
非常に過酷なコンディションとなってしまった
Trace日本橋2020のスタートの様子。
エントリーは6名では無かったか?
関連エントリ⇒Trace日本橋2020(事前稿)
諸々準備を整えて挑んだ『ヒトをダメにするイベント』の記録です。
今回はあんまりダメになっていた訳では無いですが、その代わりにポンコツっぷりが際立つ道中になりましたね。結局元々ダメじゃんってお話です、ええ。
まずは移動前の準備。
通常のブルべ装備の確認の他に今回、morou2(モロ)さんから引き継いでしまったリーダーとして忘れてはならない持ち物があります。主催するAR日本橋から送付されてきた人数分のブルべカードとフレームタグ、そしてなぜか一人分少なかった参加賞の手ぬぐいに加え、フレームタグ固定用のタイラップとその余長を切断するためのニッパーが最低限必要なのできっちり携行荷物に含めます。
フレームタグと参加賞
午後からの前日移動に備えて丸いち日お休みを確保していたのでレインウェアを軽く水洗いしてから近所のコインランドリーへ移動して撥水性能を回復させるべく『ゴア素材乾燥の儀』を執り行います。
レインウェア乾燥の儀
天気予報を見る限り初日は丸々雨に打たれることが想定されるので撥水性能は気休め程度にしかなりませんが防寒着としての役割も大きいのでしっかりと。
あれこれ準備が整ったところで輪行パッケージの済んだ自転車を担いで移動開始。
予約した新幹線は15時過ぎに東京駅を出発するものだったけれど、途中で昼食も摂りたいし、何より軽く引っ掛けたい、ということで正午過ぎには自宅を出てまずは品川駅構内の立ち食い寿司店で始めます。
ビールとお寿司@魚がし日本一
その後東京駅まで移動したもののまだ90分ほど余裕があったので東京駅構内グランスタで更に。
ジンジャーサワーと焼き・水餃子(東京キョウザスタンド ウーロン)
ほろ酔い気分で新幹線ホームに移動したら同じ列車に乗り込もうとしていたサイクリストが2、3名。予約したのが「あさま」だったのでそれっぽいチームがあるかと乗車してからエントリーリストをチェックしてみたら、富山県スタートのFlecheチームが二つ、長野県スタートのFlecheチームがひとつ、そして長野県上田市スタートのTraceチームが我々の他もうひとつあることに気が付きました。
う~~~む。エントリーリストを見ても名前に見覚えが無い方々だったので深く考えなかったけれど、よくよく考えたら名前に見覚えがあるような人がこちらと同じスタート地点を選択したならその時点で何か連絡あるよなあ。という至極当たり前の結論に辿り着くまでそれから数時間必要だったくらいには酔っ払っていたのであります。
定刻通り発車した新幹線車内でまずやったことと言えばVolt800の充電。
まるっきり忘れていた
さすがに昼から飲んでいたアルコールが効いたらしく、高崎の手前辺りで意識を飛ばして気が付けば軽井沢。先週走行継続を断念した碓氷峠を越えてしまっているではないですか。
浅間山
軽井沢を過ぎれば降車駅の上田はもう次の次。
あっという間に到着してしまって慌ててホームへ。
改札にはほぼ同じ時刻に駅に到着した、前日から新潟の十日町方面で遊んでいたリュウさんとみいさん。二人は逆方向の新幹線利用。ホテルの受付に移動したらりんぱぱさんの姿が。
残るメンバーのべいさん到着は約一時間後。
駅前のホテルにチェックイン
そしてこの時Volt800以外のものを充電しておこうと思ってUSBコンセントを新幹線車内のコンセントに挿しっぱなしで置き忘れたことに気が付いたのです。。。orz
18時から宿のすぐ近所にある居酒屋さんで作戦会議第一弾。
ここは『(業務用リターナブルボトルの)ホッピーがある』ということでモロさんが見つけて以来上田で必ず利用するようになったお店。なぜか一枚も画像が無いw
会計時、地共通クーポン¥1,000相当が人数分使えるはずだったのに、ついうっかり折りたたんでしまい込んでいたそれを広げようとした時に一枚ミシン目を引きちぎってしまったら、その場にモノが揃っていたにも関わらず受け取ってもらえず。『地域共通クーポンはミシン目切り放し無効』の原則はかくも厳格に運用されているものだったのか。皆様ご注意をば。
そして二軒目。
これまたモロさんが見つけてくれた、都内でもこれほどまでの品揃えのお店はそうそうないと思われるショットバーへ。ここも年一回か二回程度のペースながら毎度お世話になっているお店。
お邪魔します
アイリッシュウィスキーをいただきました
ブッシュミルズとは思えないくらいの口当たりの良さで驚いた創業記念醸造品。
フルーツをいただいてしまったり
個人的に〆はいつでもギムレット
チャンドラーの「長いお別れ」を読んで以来の習慣。
きっかけはミーハーだけれど、既に四半世紀以上続いている習慣ですからねw
すっかりいい気分になってホテルに戻ってベッドへ。
暫くは翌日どうするかという話題に関してTwitterのグループDMで遣り取り。
冷え込みと雨を気にする声が多かったけれど、土曜日の大休止予定地点である宇都宮まで我慢出来たらリスタート時は天候が好転しているはず。
宇都宮までの辛抱です(きっと)
明けて土曜日。
リュウさん、みいさんが立て続けに夜半頃からしっかり降る雨と、特に軽井沢近辺での冷え込みを理由にDNS宣言。
べいさんは”取り敢えず途中でやめるにしてもスタートだけは切りたい。”というなんとも男前な発言を。普段”ボクの脳内評議会が協議を始めているのでかなりDNS側に振れていますねえ。”なんてなことを言いだす人と同一人物だとは思えないw
結局、べいさんとわたしの二人でスタートすることに。
六人エントリーして出走二人。幸いにして3名が最低ラインのFlecheとは異なり、Traceはチームメンバーの内2名が完走できれば認定対象となる。『Flecheの妹分(※ACPによる形容)』という位置付けであるTraceは距離、時間、参加者数と認定成立条件、いずれを取ってもFlecheとは段違いに緩い。
スタート地点のファミリーマート上田天神店
ダラダラ過ごしていたらあっという間に『スタート申請時刻』である8時を回ってしまったので冷たい雨の中嫌がる心と身体に鞭うってスタート。
スタート:2020/10/17/08:30頃
(撮影:みいさん)
いよいよと珍道中の始まりです。
【実走行ログ:2020/10/17】
Trace日本橋2020-02 に続く
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【今年もやっぱり】Trace日本橋2020(事前稿)【ダメ人間のイベント】
2020.10.16 Fri 10:03 -edit-
ほんの一週間前
DNFの憂き目を見た坂本ダムを
今回は逆向きに通過します。
【申請時コース図】
昨年”アレは『ヒトをダメにしてしまうイベント』である!”と散々吹いていた『アレ』を今年も走ることになりました。
コンセプトは昨年同様『上田で作戦会議、宇都宮で餃子、ゴールしたら都内で反省会』というものですがそれに加えて今年は昨年参加の田中さんと入れ替わる形でみいさんがメンバーに加わり、そのみいさんのお誕生日が本来の開催日である4月11日に近かったということから彼女の生誕祭を前面に打ち出したものとなりましたが生憎延期となってしまってむしろわたしの生誕祭の方が近くなってしまったのはここだけのお話。
コースは昨年と変わらず、上田駅前を出発して碓氷峠を越え、後はひたすら下り基調の道を進むのみ。一部グンマ―国からぎょうざ国へと越境する際にコブがありますが可愛いものです。
今回のメンバーは
モロさん(リーダー)
りんぱぱさん
みいさん
べいさん
リュウさん
とり(=わたし)
という構成でしたが、このうちリーダーのモロさんがご家庭の事情で、りんぱぱさんが雨やらなんやらを理由に日和ってDNSとなりリーダーはわたしが引き継いだ形。
『トレース(Trace)日本橋2020 参加案内』には
「チームリーダーが死亡した場合、健常でない状態に陥った場合などやむを得ない場合のみチームリーダーの変更を認める。」
と書かれてあったのですが、案外あっさりリーダー変更が認められましたw
まあ、リーダーと言っても全員分のフレームタグやブルべカードを預かっていたりするだけで他には大したことしませんけれどね。
昨年の実績や各々の性分を考えれば列車構成は
<進行方向<リュウ<べい(みい)<みい(べい)<とり
こんな感じになりそう。
昨年は天候に恵まれましたが今年は生憎の空模様になってしまうこと必至で、Traceはもとより同日程で開催されるFleche参加のチームもDNS者/チームが相次いでいるようですし、出走してからもDNFが続出しそうな感はありますが、まずは今日上田に移動して明日無事スタートを切って、安全にイベントを終了できればなと。
因みに昨年の反省会の際、アルコールの摂取量を過ごして寝落ちしてしまったわたしのシャツは、某リュウさんの手になる落書きでヒドイありさまとなってしまったので、今年は絶対に起きたままでいるぞ!と、固く心に誓うものであります。
昨年落書き攻撃を食らってしまった背中
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【ダメな大人の】トレース日本橋2019走行記録-02【ヒドイいたずら】
2019.05.03 Fri 22:28 -edit-
思いっきり背中に落書きされてしまった酔っ払い
この後復活して起き上がり
河岸を変えてカラオケに興じた後
どうにかこうにか無事帰宅いたしました。
トレース日本橋2019走行記録-01 より続く
釜めしを食べ終わってまったりしつつリスタートの準備をしていたら反射ベストを着用した男女混成の集団が。Flecheのチームかと思ったらこちら同様Traceのチームでのみおんさんやマツモトさんが所属しているチームだった。高崎辺りからスタートして碓氷峠を登るらしい。
軽く立ち話&情報交換の後彼らは店内へ、わたしたちは宇都宮を指して移動開始。


安中市原市付近
天気がいいと杉並木の色も映える
伊勢原市内のラーメン店で補給
この先のスケジュールをあれこれ検討。
モロ:このままでいくと際限なく遅くなるのでこれからはタイムコントロールしますよ。仮眠予定の「ベルさくらの湯」は24時までで出なきゃならないですからね。仮眠を正味三時間取ろうと思ったら入浴とか準備とか考えたら宇都宮駅前に18時に着かないと餃子を食べてから仮眠する時間が確保できません。
「餃子」と「仮眠」というワードに敏感に反応した面々。リスタート後は結構ガチ目に走る。
ラーメン休憩の後PC2があったけれど印象に残っていない(笑)
渡良瀬川渡る
足利市内に突入。
魅惑の看板
”予定変更してさ、ここでDNFして飲み歩いて一泊しても良いんじゃない?”
誰からともなくこういう提案が出て、みんなまんざらでもない辺りがこのメンバーである。まあ少々時刻が早すぎたのでそのままスルー。
足利学校前を通過
出流原(いずるはら)弁天
名水で有名な弁天池がある(帰ってから調べた)
足利から佐野を抜け東武佐野線沿いに北上して葛生へ。
っていうか葛生って現・佐野市だった。
葛生(原)人の骨発掘は1950年
ただし、現在では動物の骨や15世紀の人骨の誤認で原人の化石骨は全く無いことが判明しているのだとか。
※これも帰ってから調べた。
旧葛生町中心部のコンビニで小休止。
会長:今はさびれちゃっているけどここはセメント会社の企業城下町みたいなものだからねえ。
田中会長の奥様にゆかりがある地がここ葛生なのだそうである。
旧葛生郵便局局舎
名栗にも似た様式のものがある。
ユニークなつくりのガソリンスタンド
日が傾き始めた中、宇都宮での餃子と仮眠を目指してひた走る。
結構真面目に走ってる
「ポカリスエットの麦茶割り」は美味しくなかった
実は今回ドリンクボトルを忘れてしまいまして。
ポカリスエットの900mlボトルがボトルケージに丁度合うのでスタートのコンビニで購入してそれを使用していたのですが休憩が多くてあまり減らず、葛生の時点で半分ほど残っていたのでものは試しと麦茶を注ぎ足してみたら非常に不味い代物が出来上がってしまいました。
水分補給のために仕方なくちびちび消費しましたが、やっぱり安易な思い付きはロクな結果を招かないものなのだなあと。
そんなこんなでいよいよ宇都宮市に突入。
栃木県こども総合科学館のH2ロケット
このままなら予定通り18時前には宇都宮駅前に辿り着けるというタイミングでりんぱぱさんが落車をぶちかますという事故が発生し、身体は擦り傷と打ち身程度だったものの自転車が自走不可能なダメージを負うこととなってしまった。それでも不幸中の幸いは宇都宮駅から1.5kmほどのところだったのでりんぱぱさんは押し歩きで移動。19時頃宇都宮駅前の餃子店へ。
宇都宮餃子館東口イベント広場店
餃子をつつきつつあれこれ話をしていたところ、隣のテーブルに偶然ランドヌールが。
ぐったりと憔悴しきった感じはいかにもFleche参加者だなあと思ったらまさにそうだった。
宇都宮で餃子よぉ〜🥟
奇遇にもたまがわさんのチームとバッタリ、ご挨拶
— しうば完勝 (@silva_win) April 20, 2019
#fleche_trace日本橋2019
まあ、たまがわジャージが目立ったのでたまがわチームと間違われてしまったのはご愛敬。
それにしてもFleche参加者とTrace参加者でかくも表情に違いが出るのかというくらい隣同士のテーブルでテンションが全く異なる状況だった。
自走不可となったりんぱぱさんと、自転車に乗ること自体が3、4か月ぶりな上に不慣れな新車投入で脚が終わってしまったというリュウさんの「新旧AJ副代表コンビ」が離脱することになり、以後はモロ隊長、田中会長、べい理事そしてわたしという四人編成で進むことに。ちなみにここまでの道中で度々”これってDNFする方が難しいよね!”とうそぶいていたのがリュウさんである。もともと300kmくらいのコースを申請していたけれど、PC4まで走れば規定の走行距離200kmを超過するのでそこをゴールと定めることにして仮眠場所へと移動。
当初予定のさくらの湯では24時になったら嫌も応もなく退出しなければならないので24時間営業の南大門へ行くことに。
お馴染み南大門
古河で始発電車に乗り込むために2時頃出発することを考えていたものの、南大門では1時以降追加料金¥1,400-が発生してしまう。一時間のために¥1,400-はさすがにもったいないと判断し、のんびりゆるゆる走ることにして、追加料金発生前にチェックアウトの後ロビーに集合してリスタート。
まずはPC3へ。
さくらの湯至近のPC
まあ、もともとそういう計画だった。
<実走行ログ:宇都宮⇒古河(2019/04/21>
ひたすら深夜から未明にかけてのR4を南下。
-2~‐1%の緩い下り勾配に加えて追い風気味。無理してクランクを回さなくともすんなり進む。
”これこそが本当の「下り基調」ってヤツだよね~!”
べいさんがウッキウキで語る。
R4を南下
しばらく進んだところで先頭を牽いていたモロさんが”ヤバいですね、このままだと早く着きすぎちゃって古河の駅前で寒い中時間を潰さなきゃならなくなります。”と、目に付いたコンビニに時間調整のために立ち寄る。
いったいぜんたいどこまでユルくできるのか。
べい理事:ダメですよこれ、人を堕落させるイベントだ!(笑)
時間調整の後リスタート。
のんびり走っていてもペースが上がってしまうのはさすがの下り基調。
ビバ、真の下り基調!!
R4を離れ、工場やら倉庫やらがぽつりぽつりとある寂しいエリアを走行し、暗闇の中にともる光のオアシス的なコンビニがPC4改めゴールである。
会長:なんだか「いかにもゴールに到着した!」っていう感動が薄いコンビニだよなあ。
わたし:いやっほぉ~~~!ごぉぉぉぉる!!
理事:無理やり過ぎる。
PC4改めゴール(210kmくらい?)
そこから約9km移動して古河駅前へ。
駅までの距離を6、7kmほどと勘違いしていたのでのんびりしすぎていて、改めて距離を確認したのち若干飛ばし気味に走る。
理事:昨日、今日二日間で一番真剣に漕いでる気がする…。
そんなこんなで無事古河駅前に到着。
始発まであんまり余裕が無い
そこそこタイトなタイムテーブルではあったものの手際よく輪行準備を済ませ、駅前のコンビニでアルコール類と軽いつまみを調達してから駅のホームに移動、グリーン券を購入して入線してきた上野東京ラインに乗り込み、ひと通り落ち着いたところでお互いの完走の労(?)をねぎらう。
かんぱ~い!
モロさんが浦和、理事が東京、わたしが品川でそれぞれ下車し、会長は大船まで。
ナイスプレイスの日比谷図書館に11時過ぎくらいに再集合することを再確認して解散。
無事帰宅してシャワーを浴びたり洗濯物を回したりと雑用を済ませて日比谷に向けて移動。
日比谷図書館
うっかり有楽町から歩いてしまったけれど、日比谷公園南端のここに行くには新橋の方が近かった。。。orz
日比谷公園周辺をゴールに設定したチームもあるので自転車に乗って集合した人もちらほら。
ゴール受付を済ませ、各チームやコースを紹介するレセプション開始。
チーム&コース紹介風景
レセプションはノンアルなので終了後は有志でアルコールありの打ち上げに移動。
とはいえ昼からお酒が飲めるお店はまあまあ限られているので場所は新橋の牛〇となった。
DNF者二人を含む「ホッピーでハッピー」チーム全員とFlecheを走った別チームのみいさん、momさん、Akkoさんや飛び入り参加のひとみさん、ばんばんさんも加わった結構な大所帯で飲んで食べて大騒ぎ。
ビール飲んでホッピー飲んで肉を食らう
結構な長時間滞在してしまい、最終的な会計金額を見て一同騒然となる一幕も。
その後二次会のカラオケに流れたりして昼過ぎから夜までひたすら遊び倒した完走後なのでしたが、これはやはりTraceだったからこそのことであって(もし仮に我々が参加したのがFlecheだったとしたら、多分精魂尽き果てていてこんな流れにならなかったはずだろうなあ。)とか思ってみたり。
そんなこんなで前夜祭を含めて都合三日間、のんびりゆるゆる自転車を漕いでお酒を飲んでという楽しいイベントなのでした。制限時間を最大限活用すれば途中できちんと一泊宴会を張れるというステキイベント、来年以降も走りたいけれど今年PBPを完走出来たらR5000申請のためにFlecheを走りたい気持ちもあって今から少々悩ましい。
一次会で落ちてしまっていた間にリュウさん、りんぱぱさんらに落書きされてしまったわたしの背中。AJたまがわのユーロシャツ(前開きカッターシャツ)はいま製作ラインナップにない品物だというのに。。。
ただでさえゆるゆるなイベントだというのにさらにそれをDNFしてしまったおっさん二人は無駄に元気があり余り過ぎていてはた迷惑この上ない存在なのでありました。
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【ダメな大人の】トレース日本橋2019走行記録-01【ゆるふわツーリング】
2019.05.02 Thu 21:20 -edit-
過去走った中で最も天候に恵まれためがね橋
雲一つない青空にレンガの橋梁が映える。
AR日本橋「トレース日本橋2019参加案内」より
トレース(Trace)とは、フランス語で「道筋、轍」という意味を持つ単語で、フレッシュと同時に、毎年復活祭の週末に開催されています。
フレッシュは各地のサイクリストが1つの目標に向かって集まるもので、共通の最終目的地に向かって24時間で360km以上のできるだけ長い距離を走るチーム・ライドです。1チームは3-5台の自転車で編成され、最低でも3台の自転車が一緒に24時間走り抜くことが要求されています。トレースはフレッシュの妹分であり、1チームは2-6台の自転車で編成され、フレッシュよりも短い距離(最短で200km、最長で360km)で、走行時間の制限は緩やか(最長はAR日本橋トレースの場合の34時間)で、休憩時間の制限はありません。宿泊を挟んでの走行や、日中だけ走ることを選ぶことのできる、チームライドを楽しむためのイベントです。
本邦初開催となるTraceに参加して参りました。
参加メンバーはAJ会長(田中さん)、副会長(りんぱぱさん)、理事(べいさん)、前副会長(リュウさん)というAJ重鎮の面々に加えてモロさん、わたしがお供として付き従うといった体。チーム名はその名も「ホッピーでハッピー」という、まさに名は体を表すといったもの。
コース設定は長野県上田市で集合して宴会、翌朝出発して東進し、宇都宮で餃子をいただいて仮眠の後東京方面を指して南下するというもの。ナイスプレイスは日比谷図書館地下となるので各自自宅に自転車を置いて再集結できるような時間設定もなされているという、何から何まで計算されつくしたもの。改めてコース設定のモロさん本当にありがとうございます。
まあ、メンバーを見れば一目瞭然でしょうが呑み助しかいないこのチーム、徹頭徹尾飲んだくれることしか考えない道中と相なりました。
そんな記録をざっくりと。
集合は上田。
前夜祭開始時刻は18時30分に上田駅前のゴールデン酒場。
当初予約していたのはは17:30頃上田着の新幹線だったけれど、上田城の「千本桜まつり」の開催を知り、一時間半ほど前倒しで上田入りすることに。
品川駅でチケット変更して駅構内でちょっと遅めのランチ(&もちろんお酒)
軽くお寿司をつまみつつ日本酒を
理想的な自転車置き場確保(座席はすぐ前の窓側)
車内でも角ハイボール缶をちびちびやりつつのんびり。
先に上田に到着していた会長と改札口で合流し、わたしの投宿するホテル「角満(カドマン)」経由で上田城へ。
素泊まり¥4,000-未満ですごくリーズナブル
リーズナブルなのはありがたいのだけれど、楽天トラベルで予約した際の屋号の標記はカタカナで、実際に掲示されている看板は漢字なので見落としてスルーしてしまった。せめて看板に小さくでもカタカナを入れておいて欲しい。
会長と男二人で桜まつり見物。
宿に戻ったらちょうどりんぱぱさん、べいさんが到着したところで自転車を組み立てるというりんぱぱさん以外の三人でべいさんが行きたがっていた上田駅構内の焼き鳥屋さんへ。
べいさんがウッキウキで足取り軽かった
上田名物美味(おい)ダレに浸けていただく
※二度浸け禁止なのは串揚げとおんなじ。
18時半からで予約した前夜祭の会場へと移動。
しばらく音信不通で一体どうなることかと心配していたリュウさんが無事会場にいたのでひとまず心配事のひとつは解消。
リーダーのモロさんからブルべカードの配布
飲んで食べてな前夜祭スタート。
画像残していないけれど当然ホッピーで乾杯してます。
熊本でべい理事が夢を砕かれた(笑)馬刺し
ボリュームたっぷりなチリトリ鍋
宴会用の品でメニューに標記が無かったけれど、お願いしたら供してくれた。お店の対応が嬉しい。
散々飲み食いして二次会へ移動。
以前、偶然お邪魔してから我々のお気に入りとなっているショットバーへ。
実のところこのお店で飲むために「上田スタート」としたと言っても過言ではない。
品数が豊富なうえに非常に希少なものも多数
すっかりいい気分になって、途中朝食や寝る前の飲み物等を調達しつつホテルへ帰還。
翌日は朝6時スタートです。
明けて開催当日。
全員無事スタート地点のコンビニ前に集合。
配布されたフレームタグを取り付けたり。
隊長のモロさんが「1」でわたしがしんがりの「6」
間にAJの重鎮が挟まる(笑)
スタート予定時刻の6時が近くなったのでみんなして店内に移動して時刻を見計らって証跡のレシートゲットのお買い物。
そのままスタートするかと思いきや、そこで買った品物を朝食として食べたり飲んだりで緊張感のかけらもなくダラダラ過ごすおっさん六人。ようやく重い腰を上げたのは、予定スタート時刻を30分ほど回ったところ。
<実走行ログ:上田⇒宇都宮(2019/04/20>
6時30分頃上田駅前を出発
見切れてしまった信濃国分寺山門(仁王門)
懐かしのSR600FujiにおけるPC(写真チェックポイント)である。
走行中なので撮影にしくじってしまった。
気温低め(3℃くらい)でも日差しが暖かい
しばらくダラダラゆるゆる走っていたらいきなり始まった浅間サンラインに向けての坂道。
坂道を登る
前夜の酒が抜けきっていなくてつらいだのさっき食べた朝ごはんがリバースしそうだのなんでR18まっすぐじゃいけないんだよだの、口々に文句を垂れるメンバーに対し”最短距離を通さないとコースの許可が下りなかったんだから我慢してください、相手は「あの」(AR日本橋代表)バンドウさんですよ!”と言い訳に終始したモロさん。本当に色々ご苦労様です。
浅間サンライン、嗚呼浅間サンライン
ホント、可愛くない道だわ。
浅間山がくっきり
眺めが良いのだけが救いと言える道。
コンビニで小休止
防寒装備を解除。
それでもおっさん連中、一度停まるとリスタートまでが長い。
べい理事のペダル
今では珍しい着脱式。輪行の時に邪魔にならずにいい感じなのだとつけたり外したりして見せて自慢(?)していたらサンライン走行中外れるというマッチポンプのようなフラグ立てと回収をこなした辺りはさすがの名人芸である。
軽井沢町道路元標
何かのきっかけで見つけたけれど、今まで全く気が付かなかった。
中心部からかなり外れたところにあるんだなという印象。
行楽客でにぎわう軽井沢を慎重に抜け、碓氷峠へと向かう。
”今回のラスボスです。これをこなしたらあとはもう下りか平地しかありません!”By モロ隊長
”いやあ、きつい坂だなあ!(棒)”とか”しんどくて足付きそうだよ!(棒)”という、誰に聞かせるでもない小芝居を挟みながらの登坂。
碓氷峠とうちゃく~
一応記念撮影なんぞを
あとは気分の良いダウンヒル。
一気に降りてしまわずめがね橋で一旦停まろうということにして三々五々スタート。
路面には冬季に撒かれた砂が浮いていたので少々慎重に、写真を撮りつつしんがりを。
春めいた彩が目に優しい
途中、ガードレール脇にいたカモシカと目が合った。
最も近いところで直線距離3mくらい。碓氷峠で猿以外の野生動物を目撃したのは初めての経験であった。
そしてめがね橋に到着
信濃国分寺同様SR600FujiにおけるPCでもある。
碓氷峠の桜は盛りを少々過ぎたところ
PC1に到着
おぎのや横川店
当然ながら釜めしをいただく
スタート前はスタート地点からの距離が約50kmだったので6時にスタートしたらグロス17KPHで走ると三時間ほどであることを鑑み”(おぎのや開店時刻の)9時前に着いちゃったら待機するの寒くて嫌だねえ。”なんぞと緩いことをほざいていた面々であったけれど、いざ到着してみたら10時近く。
ホントゆるゆるな道中である。
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