【最後の日の出は】2022Festive500-4【拝めず終了】
2023.01.14 Sat 16:05 -edit-
実に微妙だった
2022最後の日の出@薩埵峠
仮眠スペースで目を覚ましたのが5時ちょい前。するけんの男湯は毎朝4時~5時の間は清掃作業が入るので使用不可、5時丁度から再入浴可能になるので浴場に移動し、日の出前の露天風呂で朝風呂を満喫。時刻を見計らって風呂から上がり、着替えとチェックアウトを済ませて予定通り6時過ぎに復路のスタート。
するけん前@06:10頃
まずは『2022年最後の日の出』を拝むべく薩埵峠へ。
<実走行ログ:2022/12/31>
薩埵峠到着は6:25頃。展望駐車場には数台の車が停まっていて、わたし同様日の出を待っていた。
日の出前の富士山は雲に隠れて
時間経過に伴って少し見えた
が、結局この後再び雲に覆われてしまい、最終的には自宅帰着まで富士山の姿を拝むことはなかった。
徐々に明るくなってきた
雲が多くて結局日の出は拝めず
日の出時刻より30分ほどその場に留まってみたものの結局雲から太陽が顔を出すこともなく。
すっかり明るくなった薩埵峠を後にして前夜の往路を逆に進む。
朝の由比宿
由比駅前通りを進む
富士川橋を渡る
富士市に入り、ほぼルーティン化しているスマル亭での朝食。前夜立ち寄った鍾庵の目と鼻の先の店舗で同じくさくらえびかき揚げ天そばをいただく。
さくらえびかき揚げ天そばと牛丼
美味しゅうございました。
せっかくなので極力往路と被らないルートを選んで進むことにして海側へ。
丁度岳南電車が通過
やたらと背の高い防潮堤
刑務所脇を走っている気分になる。
堤防を越え、天端ではなく海側の通路を進む。
駿河湾沿いを東進
徐々に景色が変わる
沼津市に入ってしばらく進んだところで堤防沿い道路が工事中のため千本街道へ。沼津市街地を抜けR246に向かう。あとはひたすら246を進むだけ。途中、ブルべではおなじみの迂回ルートを使おうかとも思ったけれど単独走行だし問題なかろうと判断してそのまま246を走行。
ずっと曇天のおかげで気温が上がらず肌寒かったものの、道路わきの表示は10℃。(体感温度はもう少し低いけどなあ。。。)なんてなことを思いつつ数100m進んだ先では7℃。実態はこちらのほうが近い。地形の関係でほんの目と鼻の先でも気温が違うのか。
1kmと離れていない箇所での気温表示
酒匂川を渡る御殿場線の旧橋脚
味わい深い組積造の橋脚は、丹那トンネル開通以前は東海道本線だった御殿場線が複線だった時代の遺構。
秦野市に入ったところですでに13時。大晦日に営業している飲食店もそうそう多くなさそうなので真についたラーメン屋さんに飛び込んだ。
小田急線渋沢駅近くのとことん
さすがに身体が冷えたので温かくて辛いラーメンを。
牛肉タンタンラーメンと餃子ライスのセット
美味しゅうございました。
落ち着いたところでリスタート。のんびり走っても暗くなりきらないうちには帰れそう。
ヤビツには行かんw
厚木で相模川を渡る
カツサンドをお土産に買った
長後付近で131km
無事2022Festive500クリア
長後から戸塚に抜け、戸塚からはR1をまっすぐ進む。
夕暮れ時の響橋
多摩川大橋を渡って多摩川サイクリングロードに入り、のんびり下流に向かう。
結局富士山はずっと雲の陰
目論見通り暗くなりきらない内に帰着
@17:15頃
そんなわけで2022Festive500のチャレンジは大晦日まで引っ張ってどうにかこうにか完遂。
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【最初で最後の】2022Festive500-3【するけん2022】
2023.01.14 Sat 10:45 -edit-
2022年最後となる
定点・茅ヶ崎サザンC
なんだかんだ結局300km以上残して12月30日を迎えてしまい、今回のFestive500もクリアに大晦日までかかることが確定してしまったのでどうやって残る距離を走破しようか思案。どうせなら遠出をして一泊して戻って来ることにすれば『寝坊で走れず未達』なんてなことにもならないので好都合では?と考え、今年はまだ一度も訪れていなかった駿河健康ランド(するけん)に向かうことに。
起き出したのが遅かったうえにあれやこれやと無駄に時間を浪費してしまい、結局スタートは8時半を回ってしまってからのこと。
スタートは8:40頃
当初予定では三浦半島をぐるっと回ってから湘南を西に進み、東伊豆を下って伊東から冷川峠を越える計画だったものの、このスタート時刻ではするけん着が22時ころになってしまいそうなので途中で適当にショートカットしようとか考えつつ。
<実走行ログ:2022/12/29>
いつものように第一京浜を南下してMM21地区で定点撮影。
2022年最後の定点・日本丸
汽車道・第一橋梁
時間に余裕がある(というか特に予定がない)ので久しぶりに長浦港方面に向かい、相模運輸倉庫専用線(米軍田浦専用線)廃線跡を眺めに。
さすがにかなり風化してきた感じ
いつまで残されているかなあ、なんて感慨に浸りつつ。
R16に復帰してしばらく南下していてふと、どこで昼食をいただこうかと思案。もうすぐ横須賀中心部に差し掛かろうというタイミングだけれどそちらではちょっと時間が早い。営業状況を確認していなかったけれど折角なので長井のローリエに向かうことに。目論見通り11時半ごろお店の前に到着したものの生憎年末年始休業期間となってしまっていた。
ローリエはお休み
ローリエに来る途中、海鮮の夕凪が営業しているのは目にしていたので引き返してそちらに立ち寄り。
大根干しは三浦の冬の風物詩
タイミングよく待たずに座れた
漬マグロ、ヒラスズキ、シラス(生)の三食丼
大変美味しゅうございました。
おなかを満たしてリスタート。R134に復帰して北上開始。
立石公園付近から
長者ヶ崎
真名瀬海岸
生憎富士山は雲に隠れてしまっていたけれど、浜はほぼ無人で水がキレイだった。
昼下がりの不如帰碑
R134を西進、おなじみのルート。茅ケ崎市域に入ったので2022年最後となる定点へ。
2022最後の定点・茅ヶ崎サザンC
サザンCから、普段ならR134に復帰するところだけれど思い付きで太平洋自転車道を進んでみることに。少々砂溜まりがあってもタイヤが太いからいけるだろうという読み。
そこそこ快適なサイクリングロードだった
湘南大橋手前でいったんR134に合流し、相模川を渡る。
定点・相模川河口の連杭
相模大橋を渡り切ってしばらく進んだところで再びサイクリングロードに復帰しようと思ったらそこは砂丘だった。
『自転車道』とは
それでもどうにか進んでみたら今度は『自転車進入禁止』の表示。
『自転車道』とは
仕方がないので国道に向かおうとすると国道へのアクセス通路は完全に砂丘。これ、自転車道として維持整備する気無いよな。。。
砂丘をえっちらおっちら
国道まで行かずに一つ海側を進む
大磯漁港の手前でいったん国道に復帰し、大磯漁港から再び自転車道へ。ここはしょっちゅう使うところなので整備されていることはわかっている。茅ヶ崎市域も大磯町域もそれなりに整備されているので、要するに平塚市にやる気がないんだな。
のんびり気分よく自転車道を進む
大磯プリンスホテルからR134に復帰、R1を西に進む。当初計画ではR135で東伊豆を伊東まで南下して冷川峠を越えて相模湾沿いを進むつもりだったけれど疲労の具合と残り距離とを勘案して経路をショートカット、箱根越えに方針転換。三枚橋交差点から旧道に入ってえっちらおっちら。
すっかり鈍ってしまって全然登れなくなった我が身を呪いつつの登坂。いや、もともと大して登れた訳でもないけれど。
天狗山神社前
どうにかこうにか甘酒茶屋にたどり着けたのは16時頃のこと。
甘酒、力餅(うぐいす)、みそおでん
美味しゅうございました。
かなり冷え込んできた中芦ノ湖へ。
遊覧船をバックに
箱根は標高の割には気温が低くなりやすい。この日も元箱根港付近の道路脇電光表示で『‐1℃』だった。
ようやく箱根峠を越える
三島、沼津方面に向け長い長いダウンヒル。さすがに少々寒い。
三島、沼津市街地方面
落橋して仮復旧している黄瀬川大橋
落橋直後の様子
沼津市から富士市へ。身体が冷えて来たので暖かいものが欲しくなり、目についた鍾庵へ。
静岡おでんと小焼肉丼
さくらえびかき揚げ天そば
美味しゅうございました。
おなかを満たして残る距離はもうわずか。
新富士川橋を渡る
AJ神奈川の興津発着ブルべで何度となく通ったなじみの道を進み、夜の帳が下りた由比宿を抜ける。
薩埵峠には行かないw
西倉沢の横断歩道を渡り、海側の歩道を進んだ先で目の前に現れた懐かしい眺め。
2022年最初で最後のするけん
この日のゴール
一泊してそのまま自走で帰ればどうにかこうにかFestive500クリアできる計算。館内の混み具合は予想していたほどでもなかったけれどマッサージやアカスリといったサービスは深夜までびっちり予約が入っている状況だった。
のんびり温泉入浴とサウナ、水風呂をローテーションしてすっかり温まったところで風呂上りに食堂へ。瓶ビールを飲みつつまったり。夕食は鍾庵で済ませて来たのでビール以外はごくごく軽く。
風呂上がりのところてん
仮眠スペースはそこそこ混雑していたけれどどうにか寝る場所を確保し、翌朝の日の出時刻は6時50分頃なので6時過ぎにするけんを出ることにしてアラームを5時にセットして横になった。
Festive500クリアまで131km
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【結果オーライ】2022Festive500-2【わたしの好きな言葉です】
2023.01.13 Fri 12:49 -edit-
久地円筒分水
どこのスポットもそうだけれど
昨年一年間北海道にいたので
2、3年ぶりの訪問になるところばかり
Festive500走行記録-1 より
25日に房総半島を走って残り約390km。26日、27日は出勤で28日から休みに入るので28日にガッツリ走り込んで、例年クリアするために大晦日まで費やしていた悪習を改善しようと考えていたのに27日の晩に痛飲してしまって結局28日はロクに使い物にならずに走らずじまい。
わたしは少しでも走行距離を稼いでおこうとのんびり遠回りをして帰ることに。
翌29日もかなり遅くまで寝過ごしてしまったけれど、とりあえず多摩川上流方面にでも走りに行こうかと重い腰を上げてみた。
スタートは10時過ぎ
@多摩川公園管理事務所前
10時過ぎに多摩川公園管理事務所前をスタートすれば約60km先の東青梅に到着するのは13時頃となる計算なので久しぶりの根岸屋でやや遅めな昼食にカレーうどんでも、、、という感じ。
<実走行ログ:2022/12/29>
気温は高めで風もそれほど強くなく、非常に走りやすいコンディション。
富士山もきれいに見える
(いやあ、本当に気持ち良いなあ。。。)そんなことを考えつつ走っていて、もうすぐ二子玉川というところでふと(あれ?今日って29日じゃね?何か予定があったような。。。?)と、スマホを取り出しスケジュールをチェック。
すると29日正午からの予定がしっかりあったではないですか。場所は下北沢のHanabiさんで内容は2023PBPに向けたAJたまがわ関係者を中心とした内輪の情報交換会。ひとまず自宅に引き返して着替えて電車で向かおうと思って移動を開始したものの、途中でふと(このまま自転車でHanabiに行けばよくね?)と思い直して下丸子で進路変更。自転車での移動ではお酒を飲めないけれどさすがに昼から飲めなくても諦められるくらいには酒に溺れた人生を送っていない。
環七を北上して、ついうっかり行き過ぎたりしつつもお店到着は11:55頃でギリギリセーフ。
無事到着
そんな訳でAJたまがわ関係者を中心にした10数名で執り行われた『2019PBP振り返り&2023PBPに向けた情報交換会的集まり』開始。
主に15氏作成の資料を皆で眺める会だった
お昼はグリーンカレー
会合をすっかり失念していたのに昼食をカレーうどんにしようと考えた辺り、無意識に『カレー』が刷り込まれていたのかも知れない。※グリーンカレーが出ることはあらかじめ告知されていた(はず)。
最終的には無断欠席にも遅刻にもならず結果オーライで情報交換会は無事終了。
この日まで出勤だったため会に出席できなかったモロさんを誘い出して蒲田か川崎あたりで忘年会を兼ねた飲み会を、、、と連絡してみたもののモロさんの方に先約があったのでお流れ、下北沢駅で解散することになった。
わたしは少しでも走行距離を稼いでおこうとのんびり遠回りをして帰ることに。
<実走行ログ:2022/12/29>
東急世田谷線@若林踏切
多摩水道橋で神奈川県側へ
夕暮れが近い
二ヶ領用水と平瀬川の合流部
平瀬川の水路トンネル
久しぶりの久地円筒分水
しばらく二ヶ領用水沿いに進み、大山道で多摩川方面へと向かって二子新地から多摩川右岸サイクリングロードへ。なんとなく思い付きで土手天端道路ではなく土手下のグラベルを進んでみた。
敢えてグラベルを走ってみた
…ら、いきなり道が途絶えてしまったので階段を担ぎ上げ堤防天端のサイクリングロードへ。
ピンポイントで富士山だけ雲に隠れていた
帰着は17時ちょい前
約束を忘れて走り出し、途中で思い出して何とか無事約束をたがえることなくクリア。前後のポタでこの日の走行距離はトータルで60km弱となった。残すは30日、31日の二日間のみ。
2021年は北海道滞在中だったので不参加だったけれど、それ以前もなんだかんだ大晦日まで引っ張ってしまっていたので2022年は30日までに片付けようと思っていたのに結局このざまなのでありました。
Festive500クリアまで325km
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【水仙とヒドい坂と】2022Festive500-1【カキ食べ放題】
2023.01.12 Thu 08:53 -edit-
このライドの目的のひとつ
保田見林道の三つの素掘りトンネル
これは一番北側のもの
昨年末は北海道常駐勤務があったため参加できなかったものの、それまで何度も参加している年末のライドイベント、12月24日から31日までの8日間で累計500km以上を走破するという『RAPHA Festive500』にエントリー。2022年は12月24日が土曜日だったので初日からがつがつ走ろうかと思っていたけれど朝から結構な強風が吹き荒れていたのでパス、25日より走り始めることに。
年が明けてから予定していたポタの下見とネットで見かけた未訪問な素掘りトンネル探訪を目論んで房総半島を走り回ることに。袖ヶ浦在住のべいさんともスケジュールが合ったので金谷港で待ち合わせて一緒に走ることに。東京湾フェリーはこの日まで2時間に一便のBダイヤなのでAJ千葉忘年会の際に利用した始発の次便は8時20分久里浜発、ということで待ち合わせ時刻は9時。AJ千葉忘年会ライドでの実績で久里浜港までの所要時間は約2時間半を見ておけば良いことがわかっているので余裕を見込んで5時過ぎにスタート。
12月25日5時ちょい過ぎ発
<実走行ログ:2022/12/25>
二週間ぶりの久里浜に向かう。いつものように鶴見を過ぎたところから東海道旧道に入り、JR国道駅を通過。
二週間ぶりの国道駅
『定点・道念稲荷神社』は鳥居の前に3人ほどがたむろしていたので撮影せずスルー。キリンビール工場からR15に復帰し南下、これまたいつものようにMM21地区へ入る。
二週間ぶりの定点・日本丸
汽車道と第一号橋梁
気温は一時的に氷点下
交互通行の白山道トンネル
六浦からしばらくR16、逸見から衣笠に抜け久里浜へ。二週間前より2時間遅いので朝日が眩しい。
横須賀線沿いは非常に眩しかった
出港30分前くらいに到着
フェリー乗り場手前のコンビニで朝食を買い込み、乗船してから出航前には平らげてしまい、のんびり冬の朝の航海を堪能。
海鹿島灯台
この時間帯にはすでに釣り人がいた。
横須賀火力発電所越しの真っ白な富士山
定刻通り金谷港に到着。フェリーがその場で旋回し、接岸準備。
東京湾はやや波高し
金谷港からの富士山
9時ちょうどころに接岸
すでに待機してくれていたべいさんと合流し、まずは缶コーヒーをちびちび飲みながら雑談ののちスタート。
<実走行ログ:2022/12/25>
1月に『水仙まつり』を眺めるポタを計画しているのでその下見的な感じでまずは保田方面に向かう。途中『源頼朝上陸の地』に寄り道。
佐久間川河口に架かる橋から
今回はこの川の上流にある佐久間ダムが目的地の一つ。
源頼朝上陸の地碑越しに富士山
上陸の地碑の先、堤防に立ち入れるようになっていたので自転車で進んでみた。突端まで立ち入れる堤防はなかなか少ないと思う。
釣り客がちらほらいる竜ケ崎堤防
来た道を引き返し、今度は内陸に向かって進む。
砕石跡の残る山を指して進む
とり「そういやこの道って【チーバくん600】のコースなんだよね。最後の最後に佐久間ダムに向かう坂道を登らされて殺意を抱いた記憶がある。」
べい「あ~~~。【チーバくん】ねえ。あのコースを引いたのはAJ千葉の山岳班だからさ『面白いから』ってだけの理由でいきなり激坂を(コースに組み)入れたりするんだよ。。。」
そんなこんなを話しながら佐久間ダムを通過、佐久間ダム親水公園内の湖畔の休み処へ。
佐久間ダム・湖畔の休み処
佐久間ダム湖畔の水仙
湖畔から坂道を登ってをくずれ水仙郷へ。佐久間ダム湖からは結構な急坂を登らなければならないので(こりゃポタの時のコースからは外したほうが良いかなあ。)なんてなことを思ったり。【チーバ君600】の時は水仙は盛りが過ぎて早咲きの桜がちらほらだった。
をくずれ水仙郷の眺め
をくずれから少し下って長狭街道に合流、しばらく東に進んですぐ『もみじロード』に入り、今回の主目的である保田見林道へ。富津市下沢から同梨澤に抜ける生活道路的な林道、、、という前情報だったけれどいざ走り始めてみたらなんじゃあ!こりゃあ?と、普通に絶望的な悲嘆の言葉が漏れるくらいヒドい道であった。
路面は荒いし勾配は急だし
登れども登れども眼前に現れる路面の荒れた急坂。
べい「こんなの笑うしかないよね。この道だけでとりさんのブログの取れ高上がってるんじゃない?w」
さすが「達成することでPBPの完走が約束されるなら鹿野山ヒルクライムのお百度参りくらいやるんだけどな。」と言い放つくらい最近はすっかり『登れるひと』になった男である。言葉の端々に余裕が醸し出されている。
ピーク付近のガレた区間
ようやく上り坂が終わったものの、半ばほど舗装がはがれてしまってグラベルになってしまっているので慎重に下って行かなければならず、むしろ登りよりしんどい下りを進んで行った先にお目当ての素掘りトンネルが姿を現した。
素掘りトンネルひとつ目
電信柱が傾いたまま放置されている。この先何か所も大きく傾いた電柱があり、電線が地面を転がっていたりしていた。今では通電していないのか?
ふたつ目
みっつ目
3つのうち一番坑内の高さがあり一番長かった。北側入り口付近は斜面からの染み出し水が溜まってぬかるんでいてちょっと走りづらい。
べい「昨日洗車したばっかりなのに。。。」
まあ、そういうもん。
最後のトンネルを抜けると民家がちらほら見えてくる。
とり「ようやく文明の痕跡が!w」
湊川を渡る
この先概ね湊川沿いに東京湾まで下ることになる。
富津市梨澤区公民館
昭和46年に廃校となった天神山小学校梨澤分校の校舎。
道幅が広くなり路面状況も良くなった快適なダウンヒルを気分良く進んで東京湾岸のR127に合流。この先元々の予定では東京湾沿いをぐるっと回って帰宅するつもりでいたのだけれど生憎翌日は仕事だったし保田見林道のヒドいアップダウンのおかげですっかりおなか一杯になってしまったので輪行で帰ることに。
べい「それなら木更津のカキ小屋に寄ろう。」
ということで木更津に向け移動。
ここからはべいさんに牽いてもらう
内房線湊川橋梁
木更津港に到着
カキ、ハマグリ等のほか各種食材が食べ放題。
すっかり満足してカキ小屋をあとにし、木更津駅に向かう。わたしはアクアラインバスで、べいさんはJRで各々輪行帰宅。
<実走行ログ:2022/12/25>
木更津駅前バス停にてお別れ
カキ小屋の炭火の熱でマスクが逝ってた
ネックウォーマーで口を覆い、慌てて近くのコンビニでマスクを調達。
定刻通りに到着した川崎駅行きアクアラインバスに乗り込み、のんびり夕陽を眺める。乗客はわたしを含めて4人しかいないのでゆったり。
沈む夕陽と照らされた富士山
海ほたるまでの渋滞の影響があって3。40分遅れたものの川崎駅前に到着、無事帰宅してFestive500第一弾終了。
2022年Festive500目標達成まで390km
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【締めくくりも】2020Festive500-04【やっぱりマグロ】
2021.01.02 Sat 13:50 -edit-
2019に続いて2020も
大晦日になってFestive500をクリア
次回こそもっと早くクリアして
穏やかな年の瀬を過ごしたい
喉の渇きと共に訪れた目覚めは6時半過ぎで、窓外を確認してみたら空は雲一つない晴天だったので取るものも取り敢えず部屋着の上にダウンジャケットを引っ掛け、通勤車の弐號くんで走り出したのは日の出時刻まで10分を切ってしまった頃合い。
ガシガシ漕いでみたものの、大鳥居での日の出は間に合いそうになかったので途中の堤防から日の出の瞬間を撮ってみた。
開通間近の羽田連絡橋からの日の出
様子を見ながら大鳥居へ向かう。
船溜まりから
大鳥居に到着し、曙光を眺める。
これはこれで良き絵面
五十間鼻無縁仏堂
2020年最後の満月の月没
折り返し帰宅。
富士山の眺めがきれいだったのでのんびり撮りつつ。
大師橋越し
大師橋北側から
六郷橋越し
六郷橋北側グラウンドから
自宅をスルーして少し北上、自宅近所で最も気に入っているポイントから。
ラジオ日本送信アンテナと富士山
2020年最後の日の出と朝の富士山の眺めを堪能して帰宅してFestive500クリアに向けて諸々準備。
【実走行ログ:2021/12/31】
もそもそと準備を済ませて出発。
なんやかんやダラダラしていたら9時近くになってしまったけれど、ご来光を拝みに行ったお陰で残距離は約j80kmに目減りしたので目的地のゆうき食堂に行って帰るだけでもほぼクリアできるはず。
専修寺前を出発
ログを見れば一目瞭然なのだけれど、一旦北上してから再び引き返してきているのは銭湯の営業時間を確認しに行ったのと、お守りを携行し忘れたことに気が付いて引き返したことによる。

お守りをぶら下げて改めて出発
【実走行ログ:2021/12/31】
まずはオーソドックスにR15を南下。
前日のトラウマから産業道路は当分走りたくない。
六郷橋から赤い電車越しの富士山
R15を進み、国道駅手前で少々逡巡。
一方通行出口の標識
この場合「軽車両等」の進入は許容されるのか否か。
今までは表示された時間帯に従って進入を回避していたけれど、取り敢えず通ってみることにしたののが最近のこと。道交法でどの辺を調べるとはっきりするのかご存知の方がおられたら是非ご教授賜りたいものです。
道念稲荷神社
前日も立ち寄ったどん八生麦店で年越しそばをいただいて行こうと思ったら既に年末年始の休業期間に突入していたのであった。
ここの確認は怠っていた
前日同様、最近のお約束となっている帆船日本丸前
昨日この天候だったらなあ
昨日ここまで天気良かったら昨日の内にFestive500をクリアできていたはず。
みなとみらいを抜け、今回は本牧方面を抜けることに。
途中、折角なので港の見える丘公園に立ち寄った。
ガンダムを見下ろす
横浜港の眺め
本牧通りを渡る桜道の橋
根岸公園の脇を抜け、長い坂道を下って本牧中通りからR357へ。
八景島を通り過ぎ、スタートが遅かったのでブレーメンはスルー。まあ、チラ見したらお店の前には入店待ちの客が5、6人いたのでスルーで正解。
追浜に向かうのにいつものように野島公園を抜けたら花壇に早咲きの菜の花が。
季節感を喪失してしまう
追浜から逗子に向かうのに船越町を通過したら船食製麺前に長い行列ができていた。年越しそば用の生めん購入だろうなあ。久しくお邪魔していなかったけれどイートインでの食事も美味しいので年が明けたらお邪魔しようと心に刻む。
沼間トンネルを抜け、緩く長い下り坂を堪能してしばらく進み、信号に引っ掛かって停まっていたら後方から追い付いたサイクリストに声を掛けられた。
「あの~すみません、もしかしたらなんですが。。。」
「(お、これがひょっとして『もしトリ案件』なのか?身バレしたきっかけは何だろう?R札幌のRM1200/2400アンクルバンドかな?背負ったカメラかな?)はい、なんでしょう?」
「やっぱり競輪とかやっていらしたんですか?」
「(正直虚を衝かれた)は?そりゃまたなんで?」
「脚の筋肉発達してるし、良い自転車乗っているからそうなのかなあって。やっぱりレースとか出られているんですか?」
「いやいや滅相も無い、最近はもっぱらブルべをメインにボチボチですよ。」
「『最近は』ってことは以前は競技されていたとか?」
「いや、全然!言葉の綾です!!w」
信号が変わったのでお話はここまで。
この時期生足を晒して走っている人が少ないから目立つだけで実際のところそう大した筋肉付いている訳でも無いけれどなあ。
今までスポーツサイクルに縁の遠そうな人から「競輪選手なの?」的な聞かれ方をしたことは何度かあるけれど、ああいう人たちはそこそこガタイのいい自転車乗りを見ればみんな競輪選手に見えてしまうような感じだからわからんでも無いけれど、自転車乗りからそんな風に問われたのは初めてだ。
京急線の旧新逗子、現逗子・葉山駅脇を通過し、AJ神奈川の逗子200でお馴染み、スタート直後のパレードライドルートを通って海岸沿いへ。
不如帰碑
R134を進んで伊勢山トンネルを抜けてすぐ、歩行者・自転車は通れる側道を降りて小坪へ。目的地であるゆうき食堂到着は正午を少々回ったところだったものの、取り敢えず待たずに席に通してもらえた。
ゆうき食堂
最近はお店の隣の駐車場との間の路地に自転車を停めてしまうと警察に通報されてしまうそうで、駐車場のひと区画を食堂で借りているので自転車はそのスペースに停めなければならないらしい。なんだかんだで丸一年振りなので状況は色々変化している。
椅子が置かれている区画のみ使える
普段は刺身二品の定食を頼むのだけれど今回はちょっと贅沢に、どんぶりにして単品を追加。
まぐろ中落ち丼とカツオレアカツ単品
お腹を満たしたし、このまま引き返してもFestive500をクリアできるので気が楽になり、食後にのんびり富士山を眺めるべく前日に続いて飯島公園へ。
頂きにちょっと雲
ゆったりした雲の動きを眺めていたら、少し待てば頂きから雲が取れそうな感じがしたので近くの自販機で温かい缶コーヒーを購入してすすりながら時間を潰してみた。
のんびり日向ぼっこ
…のつもりだったけれど案外風が強いのでじっとしていると寒い。
雲が取れるどころか若干湧いて来た感じもあって、待ってもあまり意味がなさそうなので撤収することに。
さっきより雲増えてる
復路は鎌倉経由で鎌倉街道を利用。
時間に余裕があったのでお気に入りの「亀ケ谷坂切通」に立ち寄り。
年の瀬の昼下がりはひと気が無くて良かった
風に揺られるさまがツボ
この色合いが非常に好き
時間に余裕があったので今まで立ち寄ったことが無かった浄智寺(と、その境内の源氏山公園)に行ってみようと再び道を逸れる。
甘露の井前の太鼓橋
苔むした灯籠
浄智寺山門
鐘楼門
浄智寺の仏殿である曇華(どんげ)殿
西日に透かされた紅葉と緑濃い竹林
味わい深い路地と棟門
坂道を登り切ったところにハイキングコースの階段が。
このルートでは源氏山公園に自転車に乗ったままでは行けないので今回はここで諦めた。
坂道を登り切ったところ
往路の横浜元町周辺と言い、鎌倉の浄智寺周辺と言い、普段自分が定番としてしまっているルートからちょっと外れるだけでいくらでも楽しみようが増えるということを改めて感じさせられたので新年は気持ちを切り替えて定番コースから敢えて外れてみようと思ってなんだか年の瀬の締めくくりにふさわしい感じを醸し出しつつ家路に。
途中、久し振りに「踏切寺」遍照院さんの山門前。
電車通過タイミングを図ってみた
コンマ数秒早かった感w
六郷橋を渡る前、ちょっと思いつきで多摩川右岸を遡行してみたけれど、やっぱり多摩川大橋から六郷橋までの区間は「ダメなところ」のままだった。
多摩川大橋からの富士山
お気に入り撮影スポットから
多摩川緑地事務所前と専修寺関東別院前
202012/31/15:45頃帰着。
そんな訳で2020もFestive500をクリア。
クリアしたぜ
帰宅して着替えを済ませ、ママチャリで銭湯へ。
オレの風呂場w
サウナも利用して黒湯温泉を堪能し、すっかりいい気分になって2020年を締めくくれたのでした。
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【令和二年の歳末】2020Festive500-03【パンク祭り】
2021.01.02 Sat 08:55 -edit-
マグロ三昧丼とセットで頼んだアジフライ
以前に訪れていたみいさん、リュウさんからは
「アジフライ絶品過ぎてヤバい」
と聞いていましたが
本当にふわっふわでめちゃくちゃ美味しかったです
さて、2020Festive500チャレンジ二日目(一応通勤で乗った分も加算されてはいるけれどFestive500の為に乗った訳ではないという意味で) の12月30日。
チャレンジに残されたのは約260kmなので頑張ればいち日で走り切れない距離でも無いけれど、天気予報を見ると午前中は雨脚こそ弱めなものの生憎の雨模様。
取り敢えず降り始めは9時頃になりそうだったし、雨降りの継続時間も短そうな予報だったのでそれを信じて、雨脚が強くなりそうだったらファミレスで時間潰しでもしようかと考えて出発。
今回目的地として定めたのは小田原市の小田原(早川)漁港にあるかしわ水産。
以前リュウさん、みいさん、モロさん、べいさんがグループポタの際食事をしたところで、彼らが絶賛していたところ。そのポタにはわたしも誘われていたのだけれど丁度【パーマネント逗子200】を走る予定日程と被ってしまっていたので参加を見送り、かしわ水産へはいずれ行きたいと思っていて、今回も訪問を計画したもののGoogleMapsの情報によれば年内ずっと休業となっていたので断念していたところ、前日29日にリュウさん、みいさんが再び訪問したことを知って慌ててみいさんに連絡してみたらお店のHPには年内大みそかまで営業していると書かれているとのこと。Google情報は時々アテにならないから困る。単純ミスなら仕方ないけれど、時々同業者からの嫌がらせと疑わしき偽情報もあったりするので公式HPを持っている店舗はそちらの情報をチェックするようにしないと。こういうのもネットリテラシーよね。
そんな訳で雨が降り始める前に横浜辺りまでは行っておきたいと考え、ほぼ日の出時刻である7時ちょっと前に多摩川緑地事務所前をスタート。
今回はお守りも忘れず
スタートは2020/12/30/06:48
生憎日の出は拝めず
【実走行ログ:2020/12/30】
※降雨に伴う気圧変化の影響で標高表示がおかしなことになっているような気が。
今回はいつものR15ではなく産業道路を使って大黒まで、その後どん八生麦店で朝食の後R15、鎌倉街道を経てR134へと至るルートを採用。ところがこれが裏目に出てしまった。
まずは左岸多摩サイを河口に向かって走り、大師橋を渡って神奈川県へ。
愛してやまない斜張橋、大師橋
もうじき開通する「羽田連絡橋」
自転車通行できるのかね?
地下化工事が完了した京急大師線旧産業道路駅、現大師橋駅付近を通過。
渋滞を生む原因だった踏切跡
しばらく進んでいるとぽつり、ぽつりと時折顔に当たる雨粒。
信号待ちで確認した雨雲レーダー画像では一時間経たずに雨脚こそ弱いものの本降りになりそうだったのでどこかで雨宿りを考えた。所要時間的には子安のR15沿いにあるマックが候補。
そんなことを考えつつ走行していたら路肩付近に異物が見えたので少々右に膨らみ気味に進路変更した瞬間、目の前にガラス片と思しききらめきが現れ、避ける間もなく通過した瞬間プシュ!という音と共に後輪がパンク。
一瞬の出来事
タイヤを外しパンク対応をしつつ、交通量が少なかったのでパンク原因を確認するため10mほど後方の車道を確認。原因は割れたガラス瓶だった。
砕けて粉々になる強化ガラスではなく、割れると鋭利な破片となる普通のガラス瓶で、なるほどこんなものを踏んだらひとたまりもないと思った。
路肩付近
パンクの直接原因となったもの
こんなの撒きビシはねーか。
パンク対応を終えた頃にはすっかりしとしと小糠雨が降って来てしまったものの雨脚は弱く気温もそれほど下がっていなかったので状況次第では雨宿り無しで強行してしまおうと考えつつリスタート。
JR南武支線・浜川崎駅
奥に画面を横切る配置でJR鶴見線の浜川崎駅がある。
大黒からR15方面へ。途中予定通りどん八生麦店で春菊とちくわ天をトッピングした暖かいそばをいただき、R15を南進、みなとみらい地区へ。
帆船日本丸
桜木町から内陸に向かい、鎌倉街道をひたすら南進し、鶴岡八幡宮付近を通過する頃にはすっかり雨脚が弱まり、R134に出た辺りでようやく雨が上がった。
雨は上がったものの路面はウェットのままなので水溜りを避けて慎重に進む。
稲村ケ崎付近では日が差して来た
江ノ電のすれ違い交差に遭遇
徐々に近づく江の島
日差しが当たると暖かい
江の島前を通過して西進しているとそれまでの日差しは雲に遮られてしまい、茅ヶ崎市内に入ると薄暗さも感じるようになって来てしまい、再び降り始めるのではないかと嫌な予感を覚えたり。
邪魔なバカップルがいないサザンCと烏帽子岩
防波堤の先にはひとり気を吐く釣り師が居た以外周囲は無人。
砂が風紋を形作っていた
しばらくR134を進み、大磯からは太平洋自転車道へ。
最近のソロライドでは大抵ここを使う
晴れ間が見えて来た
大磯ロングビーチへの入り口からR1へ合流し、ひたすらR1を西進、小田原市内に入る頃にはすっかり日差しが暖かく感じられるようになって来た。
市内を抜け、早川口交差点を左折してR135に入り、しばらく進めば今回の目的地である小田原(早川)漁港。そしてお目当てのかしわ水産に到着。
ようやく来られた!
そしてお目当てはこれ
小田原市街地を通過している辺りからハンドルを取られるような妙な違和感を覚えていたのだけれど、雨降りと雨が上がった後もしばらくは後輪の跳ね上げ水があるのでカメラをフロントバッグに収納していたのでそれがフロントヘヴィに繋がっているのだろうと考えてみたもののあまりにも違和感が強いのでお店の前に設置されたバイクラックにジェームスくんを預けた際前輪を確認してみたら空気圧がかなり下がってしまっているスローパンクの症状。
スローパンクでおじゃった
幸か不幸かテラス席(お店入り口に設置されたテーブル席)に案内されたので、これまた幸運にも自由に使って良い工具類、アーレンキー、ドライバー、フロアポンプがあったのでお借りしてフロントタイヤを外してパンク対応。
途中で注文の品が供されたので工具類を取っ散らか志っぱなしで席に着いて食事。まあ、目の前なので何か不具合があればすぐ対応できる。
マグロ三昧丼とセットにしたアジフライ
食後にのんびりお茶をすすっていたら、わたしの後に入店したエディ・メルクス乗りのサイクリストさんが、こちらがパンクしたということを知ると”細いけどチューブありますよ、使いますか?”と声を掛けてくださった。チューブ交換作業中に放り出したような状況だったのでこちらが交換チューブを持っていないので途中で放り投げたと思ったのだろう。ご親切にありがとうございます。
食後に残りの作業を片付け、すっかり晴れ間が広がった空の下(折角だから一夜城に登ってから引き返そう)という余計なことを考えてしまって石垣山一夜城に向かう。
結構汗かいた
かしわ水産は「ご飯お代り自由」なお店であるということを帰宅してからリュウさんより知らされたけれど、お代りした後ではこの坂道は登れなかっただろうからまあ良いか。
駐車場付近から
サイクルシューズなので石段を登るのはパスしてそのまま引き返す。
坂を下っている途中の小田原市内の眺め
R135を東進している際にふと思いつき、予備が切れてしまっていたタイヤチューブを二本、Y's ROADで調達。これは良い判断であった。
その後東進中にちょうど信号タイミングが良かったので湘南海岸公園の中部駐車場付近から富士山を眺めてみた。
霞んでしまっているシルエット
(もうちょい日が傾いたらシルエットもはっきりするかな?)と考え、少しペースアップして逗子方面へ。
小坪飯島公園から
ちょっと移動して大崎公園から眺めようと思って移動したものの、久し振りだったので海側から公園には行けないことを失念していて引き返すなど。
途中の小坪漁港から
大崎公園に行く気満々だったのに入り口をうっかりスルーしてしまったので行先を披露山に変更して坂道をえっちらおっちら。公園の展望台に到着したタイミングはばっちりだったものの、日没自体は生憎の雲に遮られてしまってちょっと残念な感じに。
ちょっと残念な日没と予想通りの富士山のシルエット
一瞬このまま三浦半島をぐるっと回って帰ればほぼFestive500クリアになるのではないかと思ったものの朝の内に食らった雨のお陰で消耗していたし、真っ暗な三浦半島を走ることに魅力を感じなかったのでそのまままっすぐ帰宅することに。
逗子からの帰路は普段使い慣れている六浦からR16を北上するルートにした。
逗子駅周辺を通過した際、家々の屋根の上に顔をのぞかせていた月が非常に大きく赤かったので一枚撮ろうと思ったらタイミングを外してしくじってしまったので池子トンネルを抜けたところで一枚。
2020年最後の満月だったもよう
陽が落ちてからは一気に気温が下がって来てしまったので軽くラーメンでも食べて帰ろうと思いながらR16を北上していたらまたも前輪にアンダー気味のイヤな感覚。信号待ちで確認してみたらやっぱり圧が低下していてこの日三度目のパンクが判明してしまってちょっとうんざりしたものの、茅ヶ崎のY'sでチューブを調達してあった自分を褒めてやりたくなった。
丁度目の前に家系ラーメン屋さんがあったのでラーメンをいただき、店から漏れ出る灯りを利用させていただいて(※当然お店の出入り口真ん前に陣取った訳では無いので念のため。)パンク対応を済ませてリスタート。
横浜ラーメン「いちばん家」
20時丁度頃無事帰着
残り90km
大晦日に200km近く残してしまった昨年の状況と比較すると、残距離二桁というのは非常に気持ちが軽くなって良いw
締めくくりは、他のお店は営業しているかどうか確認できていないし距離的にも丁度良いのでこの日の走行中営業を確認した小坪のゆうき食堂へのランチライドにすることに決定。
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【年に一度は】2020Festive500-02【月崎へ】
2020.12.31 Thu 19:18 -edit-
やはり
年に一度は眺めておきたい
月崎トンネル群
【実走行ログ:2020/12/27】
三か所の素掘りトンネルを抜け(筒森側から「牛尻下トンネル」「株来4号トンネル」「蕪来3号トンネル」という名が付いていることを最近知った)見覚えのある欄干が赤く塗られた橋。
橋を渡る
橋上から弘文堂跡方面を見やる
相変わらず穏やかな流れ。
橋を渡ればお馴染み「素掘りの二段トンネル」
お久し振りの向山/共榮トンネル
トンネルを抜け、突き当たれば養老温泉郷
出世観音立國寺へと向かう観音橋
養老渓谷驛でトイレ休憩
いよいよ今回の最終目的地である月崎トンネルへと向かう。
途中、道路案内の「月崎方面→」というのに従ってしまい、当初計画していたのとは逆からのアプローチになってしまった。うろ覚えの脳内地図で走るとこういうことがままある。
永昌寺トンネル
昨年はこの直上にある永昌寺さんにお邪魔して御朱印をいただいたのだけれど今年は遠慮することにして御朱印帳も携行していない。
月崎驛
「森ラジオ」はリニューアル工事で立ち入れなくなっていた。
月崎驛からしばらく進み、いちはらクォードの森へと向かう道へと折れ、しばらく下るとわたしが愛してやまない河食地形。レンズが口角ではないので全貌を納めるには距離が足りない。
左右から流れてきて合流する流れに侵食された崖
舟の舳先のような形に削られた岩盤を真正面から見るのが非常に好き。
月崎第一林道に入る。
入り口には『この先林道行き止まりの為関係者以外の車両進入禁止』の立て看板が設置されて久しい。記憶にある限り一昨年の年末には無く、昨年の年末には設置されていた。
行き止まり部分は広い駐車可能スペースとなっていて「きのこコース」というハイキングコースのスタート地点になっているので元来一般車両も進入を許されていたのだけれど、近年月崎トンネル目当てで進入する車が増えて諸々不都合が生じてしまったのだろう。すれ違いが困難な道幅の林道だし、その辺は致し方なしか。
昨年は大型台風一過があったため相当荒れた印象のあったこの林道だったけれど、今年はぬかるみもほぼ無く、路上に堆積していたであろう泥や落ち葉もかなり撤去されていて非常に走りやすいコンディションとなっていた。記憶にある限りで最も走りやすかったのではないか。
月崎トンネル(第一~第三)
やはりここには最低でも年一回は訪れたいもの。
素掘りの水路トンネルも数多くある
特に右側の画像のものは内部の水音が水琴窟のように響いて聞こえるのでしばらくその場で佇んでいたくなる。それにしても人一人がようやく通れるような縦横サイズのトンネルを素掘りで通すほどこの水路の流れを変えたかった理由は何だろう?
やはりこれは林道沿いに広がる今は遺棄されてしまっていると思しき水田用の耕地を確保するための川廻し事業だったのか。
月崎トンネルを味わったので後は東京に戻るだけ。
今回は輪行袋を携行していないので自走一択の帰路となった。
再び月崎驛前を通る県道172号に復帰しようと思ってふと、毎度毎度気にかかるこの案内標識が目に付いた。
月崎駅方面を示す「遊歩道の案内」
折角タイヤの太いジェームスくんで来ているので物は試し、と乗り入れる。
草が深いので舵を取られないように
道はだんだん「田んぼのあぜ道」風に
頑張ればまあ何とか
徐々に様相が変わる。
いや、これ無理だから
よく見れば足元には確かに踏み跡があるので徒歩で藪漕ぎする分には進めるのだろうけれど自転車じゃ無理。って言うか遊歩道ならそれらしく整備しておいて欲しいものですけれど。。。
結局元の道に引き返して県道に復帰、月崎驛、永昌寺トンネル前を通過して県道81号を北上。里見釋付近に到達し、毎度気になる線路越しの鳥居と参道をパチリ。
大山祇神社
そのまま先に進もうと思ったら撮り鉄さんと思しき二人組が線路脇で雑談しながら待機中だったのでもうすぐ汽車が通過するのだろうと考え近くの踏切へ。一旦わたって交通の邪魔にならない辺りで待機しようといったり来たりしていたら線路にカタンコトンと鉄輪の音が聞こえていきなり汽笛の音。踏切には警報も遮断機も無いのでちょっとビビった。
背景に大山祇神社の鳥居
減速して里見駅に入線して行ったので駅に向かってみたら丁度「小湊鐵道里山トロッコ列車」も入線していた。
奥に先ほど撮った車両
客車後背部
しばし里見釋周辺をうろうろ
駅舎と駅周辺
ひと通り堪能してリスタート。
のんびりぼちぼち、脳内にある地図を参照しつつなので後から振り返ると無駄が多いけれどまあそこはそれ。
陽が落ちた
なんとなく気になった上総村上駅
千葉市内に入ってからはAJたまがわのブルべでお馴染みのコースを走って千葉みなとを通過し、思い立ってR14を西進することに。
途中松のやの味噌カツ丼で補給
京葉道幕張IC付近なのでここからなら自宅まで40~50kmくらいなので二時間半程度。ようやく先が見えて来た感じ。
架け替えられた行徳橋
格段に走りやすくなった
こちらは解体工事が始まっている旧行徳橋
新中川の今井水門
新今井橋から見るスカイツリー
これを見ると「千葉国から東京に越境した」感が強くなる。
小松川橋から見たスカイツリー
最初観た時は紅くライトアップされていたので(これはやっぱりアレか?百合子嬢の指示したアレなのか?)とか思っていたら次の瞬間青に変わったw
ライトアップされた清洲橋
(清澄橋と清洲橋をすぐ脳内で混同してしまう。。。)
新大橋通りで築地間を通過して交通量が少なかったので浜離宮の交差点を直進してR15に合流して以後は順調に。
札ノ辻交差点から見た東京タワー
(ハートマーク。。。)と、ツィートしてふと思い出したが昨年も年末にハートマークを目にしてひねくれたようなツィートを流した覚えのある寂しいおじさんであった。
そんなこんなで無事自宅至近ポイントに帰着。
専修寺関東別院前@2020/12/27/20:59
この時点で土曜日の「往路は勤務先まで、復路は立会川まで(=その後鳥勝で呑んで電車で帰った)」という通勤ライドをプラスして約240km。28日(月)は地方出張に行って帰ってその足で飲酒を伴う食事の約束があり、翌日も同様に約束がある上に担当物件巡回二か所とオフィス内勤があるので早めに切り上げたとしても立会川から自宅までの7、8kmしか乗れない。
やはり昨年同様12月30日と31日の二日間でFestive500の残距離をクリアしなければならなくなってしまったのであった。
”8日間もあって500kmならいち日平均60kmちょいだし軽い軽い♪”とか思っていても、やっぱり年末時期って何かとあるんだよねえ。。。
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【会いたかったよ】2020Festive500-01【素掘りトンネル!】
2020.12.28 Mon 11:50 -edit-
筒森-観音橋間
筒森側ひとつ目のトンネルの
坑内壁面の様子。
味わいのあるキレイな掘削痕がそそる
『12月24日から31日までの8日間で合計500km以上自転車に乗ろう!』というオンラインイベントである「Rapha Festive500」の時期が今年もやってまいりました。
例によって今年も業務に追い詰められ気味なわたしはようやく26日の「休日出勤 de 通勤ライド」でチャレンジをスタートしたもののその日の帰りは立会川の駐輪場に自転車を預けて飲んだくれてしまって電車で帰宅する始末。
31日までの残る四日で500kmを走破すべく、まずは先日の熱海ライド復路で後輪がバーストしかけたバロンくんのタイヤ交換を、、、と、酔っ払った頭で考え、帰宅後作業を始めたものの酔っ払いの作業ゆえのリム噛み込みを二度もやらかしてしまい『予備のチューブを使い切ってしまう』という間抜けな事態に陥ってしまうなど、およそ「ちゃんとしたオトナ」としての尊厳はどこに行ってしまったのかという状況に直面してしまったものの(なあに、明日は道が荒れた林道も走る予定だからむしろグラベルロードのジェームスくんの方が向いているから無問題♪)というポジティブシンキングで自らを納得させて就寝。
明けて日曜日。
前夜の痛飲が尾を引いてしまい、だらだら寝ては起きてを繰り返し、ようやくスタートできる状態になったのは7時半頃のことで、のんびりぼちぼちライドスタート。
因みにスタートの際 1.iPhone充電用のライトニングケーブルを忘れ、2.大瀬神社の自転車走行お守りを忘れ、3.R札幌謹製の「RM1200/2400アンクルバンド」を自宅マンション共用廊下に置き忘れるという間抜けっぷりを発揮してしまっている。
専修寺関東別院前@2020/12/27/07:32
【実走行ログ:2020/12/27】
まずはR15を南下。
露出補正の練習中
横浜からR16へ、今回は追浜を回らず最短距離のR16を進む。その後京急逸見駅から衣笠を抜け久里浜へ。10時丁度にフェリーターミナル前に到着、次便は10時20分出航。うろ覚えのダイヤを想定して走った割にはタイミングばっちり!(いや、冬ダイヤは一時間に一便しかないんだし事前に調べようや。)
乗船待機
ターミナル前にたむろしていてがやがや騒いでいたサイクリストたちがいたけれど彼らは乗船しなかったようで。何してたんだろ?
乗用車が乗り込んでから乗船
今年初東京湾フェリー
だと信じ込んでいたら「館山若潮マラソン」参加の際に利用していたwww
出航直後
展開するフェリーが海水を攪拌する。
久里浜港
横須賀火力発電所跡地
穏やかな東京湾
海驢(アシカ)島灯台と海象観測所
半ばほどまでずっと滑空して追尾していたトンビ
この時期だとスズキとかキスとかなのかな?
金谷港に到着
金谷からは一旦北に向かう。
うっすらと富士山のシルエット
昼食をどうするのか深く考えていなかったけれど、ルート上に竹岡式ラーメンのお店があったことを思い出して立ち寄ることに。
鈴屋食堂でラーメン+ライス
チャーシューの煮汁を割った、醤油の風味の強いスープは富山ブラックにも通じるものがある。あそこまで塩味きつくないけれど。
モノが供され食べ始めてからしばらくして、まだ11時半を少々回った頃合いだというのに後から入って来た客にはおばちゃんが”ごめんなさいね!ごはん終わっちゃった!!”と伝えているのを小耳にはさんだけれど、正午前だし「追加分がまだ炊き上がっていない」って意味だよな?(;^_^A
無事腹を満たしてリスタート。
東京湾観音
JR内房線湊川橋梁
湊交差点を東に折れて進む。
佇まいがステキな大野屋酒店
しばらく進んだ先に「吉田屋」という地元の食品中心のスーパーがあったのでダメ元で入ってみたら100均コーナーに充電専用のライトニングケーブルが置いてあったので調達。
非常に幸先が良い。
なおものんびり進み「大吟醸酒いりソフトクリーム」の幟に惹かれて「酒庄の館(小泉酒造)」へ。
酒庄の館
時間に余裕があったら酒蔵とか資料館とか見物したかった。
大吟醸酒入りソフトクリーム
デザートも腹に納まったのでのんびりリスタート。
いかにも房総半島な川床
急流が無く、穏やかな、ともすれば淀みのような川が多いのが房総半島の特徴。
チバニアンを始めとして地質学的に見どころも多い
房総の国道である(R410)
亀山湖
亀山湖を抜け七里川温泉入り口を通過して上総中野に向かう清澄養老ラインを北上。
2016年になって線形改良により開通した新筒森トンネル入り口手前を左に曲がれば今回の第一の目的地(というか路)である。
例年AJ千葉忘年会出席の際に眺めに行っている向山/共榮トンネルを抜け(このまま進んだらどこに出るのか試しに走ってみよう。)と思って走ってみたら素掘りトンネル群に遭遇してなかなかテンションが上がったので今回はそのルートを逆に走ってみようという趣旨。
新筒森トンネル
トンネル手前を左に曲がり、すぐに右に進めば清澄養老ライン旧道、今回向かうのは逆方向。しばらく進むと間口の細い道の入り口に「←観音橋」と記された案内標識が立っている。
うっかりスルーしてしまってひとつ先の角で曲がってそちらの道に合流。
乗用車一台通るのがやっとくらいの道幅
大きく蛇行する夕木川の穏やかな流れ
いよいよお待ちかねの素掘りトンネル群。
この道には三か所のトンネルがある。
(筒森側から)ひとつ目
二つ目
三つ目
路面の状況(三つ目の手前)
昨年通った時は雨と台風の影響でかなり道が荒れていて、落ち葉の堆積も結構あって登り坂で踏み込むのがおっかなびっくりになったものだったけれど、今回は非常に走りやすかった。
路面に被っていた泥や落ち葉を最近撤去した痕跡が見られたのでそれなりに整備はされているのだろう。
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【最終日に】Festive500@2019-3/3【滑り込み】
2020.01.12 Sun 10:05 -edit-
どうにかこうにか
滑り込みセーフ!といった感
Festive500チャレンジ2019達成。
前日思わぬアクシデントで走行距離が予定していたそれに届かず、晩飯ライドでリカバーしたとはいえ最終的に約200kmのライドが必須となったFestive500チャレンジ最終日の2019年12月31日。この日は朝からやたらと風が強く、終日小雨が降ったり止んだりで気温があまり上がらなかった前日よりも5℃以上、ところにより10℃ほども予想最高気温が異なるという、日中の気温こそかなり過ごし良さそうではあったものの風の強さ的に本来ならあんまり自転車で出歩きたくはないなあというコンディション。とはいえ走らない訳にはいかないので準備を整えいざスタート。
今回は前日取っ掛かりで挫折してしまった三浦半島一周を、今度は時計回りで回ろうというもの。
専修寺関東別院前@2019/12/31/8時ちょい前
のっけから向かい風がキツイ。
向かい風ということは当然南風で、ここまで風が強いと雲が散ってしまうので昼間の日射が厳しそうだしそれに伴う気温上昇もかなりありそうな予感で後ほどそれは見事に的中したのであった。
横浜市内に入り、普段とは少々コースを変えて市場前経由でMM21地区へ。
赤レンガ倉庫・横浜税関・横浜市開港記念会館
本牧方面を抜け、柴のブレーメンでパン活。
なんだかんだ言って久し振り
店外のテーブル席でサービスのホットコーヒーとともにいただいていたら、風が強すぎて袋が飛ばされてしまったり。しかもあろうことか新車が風に煽られて倒れてしまうというアクシデント、しかもよりによって右側に。ハンドルに引っ掛けてあったヘルメットも転がってしまい慌てて近寄り、起こしてみて自転車の様子を伺ってみたけれど大きな傷はなさそうだったので残りのパンを平らげてリスタート。しばらくそのまま進んでいたけれどどうにもRDの変速具合がよろしくないのでやはりエンド金具(ディレイラーハンガー)が曲がってしまったのではないかと考え、道端に寄って手で何度かハンガーをこじってみたところ不調が解消されたのでひとまずホッとしたものの、ペダルを踏み込む際に一定以上のトルクがかかると軋む音がするのでなるべく無理の無いよう注意を払いつつの走行。因みに年が明けて逗子200終了後にショップに持ち込んだらまだ少々エンドが曲がっていたようで、処置後は異音が解消された。
更にしばらく走行し、追浜から船越町に抜ける裏道に入った際、トンネル手前で尾灯を点灯しようと手探りでヘルメット後部に触れたところマグネット固定の尾灯がなくなっていることに気付き、慌ててブレーメンに引き返すと果たして店の前面道路の店側車線の真ん中付近に転がっているのを発見した。(やはり先ほど自転車が転倒した際の衝撃でヘルメットから外れてしまったのだ。)と思いながら近寄ろうとしたらスクーターに乗った爺さんが、まっすぐライトに向かって走って来る。”わ~~~!ちょっと避けて!!”と、大声で呼びかけたものの爺さんは全くこちらの呼びかけに気付かず、すぐ目の前の路上に転がっている異物にも気付かずまっすぐ進んでくる。真っ直ぐ踏んづけるコースで進んで来たので万事休す!と思ったところでかろうじて数ミリ差で踏まずにクリア。
片道約5km走ってライトの脱落に気付いて戻って来て、折角見つけたというのに既に壊れていたというならまだしも目の前でそれを破砕されてしまったらあるいはそのメンタルダメージゆえFestive500チャレンジをその場で終了していたかも知れない。
っていうかあの爺さん、周りからの声も聞かないし路上の異物にも気付いた様子が無いし、あんな状態でスクーターを平気で乗り回していて大丈夫なのだろうか。図らずも高齢者運転問題の一端を垣間見ることとなった。
その後は踏み込みの際の異音とアホみたいに強い向かい風を別にすれば特に問題もなく横須賀市街地を抜け、走水へ。出発直後からの空模様を鑑みて(走水の破崎園地展望台からは横須賀市街越しの富士山が拝めるに違いない!)と確信していたけれど、まさにその予想は的中し、雪を頂いた富士山が走水漁港と横須賀市街地越しにばっちりと視認できた。
予想通り
風が強いことの恩恵に浴せたのは正直この時くらいだった。
更に海沿いを南下。
折角なので久し振りに観音崎灯台まで登ってみることに。
以前訪れた時は特に注意書きは無かったものの、今では自転車に乗ったままでの進入が禁止されているのでのんびり押し歩いて灯台まで。どうせマナーの悪い自転車乗りが歩行者と接触したか、滑りやすい石畳で転倒して怪我をしたからとかそういう理由だろう。甚だ迷惑である。
砲台跡
観音崎灯台
チケット売り場のおばちゃんが”そこに置いておけばわたしが見てますよ。”と言ってくださったのでその場に自転車を置いて入場料を支払い、灯台に登る。
灯台からの眺め
正面向かって右側の海面は白波が立っているのに左側の波頭は砕けておらずにうねっているだけ、視覚的に「東京湾口」が理解できる。
パノラマ撮影なんぞを
景色を満喫してリスタート。
たたら浜にて
折角なのでかもめ団地側を回って浦賀へ。
東叶神社
今回は御朱印帳を携行していないので参拝せず。
浦賀の渡し船着き場に到着したのが丁度正午になってしまい、渡し船の休憩時間に。そのまま走ろうかとも思ったけれど、折角なので渡船を利用しようと考え直し、すぐ隣にある小綺麗な建物二階のElmar Uaraga Terrace Cafeさんでランチ。
渡船休憩時間
建物外観
ちゃんとバイクラックもある。
内観
店内ではライブ等もやるようです。
地元走水産のアカモク丼
ごはんの上だけでなく、中にもアカモクがあってごはんにサンドされている。
食後のコーヒーは風が強めだったけれどテラス席で。
宍戸珈琲
横須賀市内にあるこだわりの自家焙煎のお店だそうである。
テラスからの眺め
女性二人で切り盛りしているようで、調理担当がお若い方でホール担当が年配の方のようだった。ホール担当の方と軽く世間話。東京から走って来たと言うと驚かれたけれどバイクラックも置いてあるのに利用者は地元勢が多いのだろうか。たまたまGPS端末を外して携行していたのでログ取りの方法やFestive500のこと等をざっくり説明したら更に驚かれたようで”これ持ってって!”と、年配の方からは小袋菓子、若い方からはお店のサービスのチョコレートをいただいた。
ありがてえ
テラスから下を見たら、渡船が休憩時間を早めに切り上げて運航を始めたようなので会計を済ませて乗り場に向かう。
浦賀の渡し
(西)叶神社
こちらもお参りはせずに通過。
強風吹き荒ぶ中えっちらおっちら坂道を登って下って久里浜へ。
丁度東京湾フェリーが入港
一瞬フェリーに乗って「わんいち(東京湾一周)」に切り替えようかとも思ったけれど思いとどまりそのまま進む。この時渡っていたら追い風で相当楽ができたはずなのにもったいない。それにしても解体工事中ですっかりその威容が伺えなくなった横須賀火力発電所の煙突が寂しい。
荒ぶる三浦の海
冬場の風物詩たる三浦大根干し
通称「亜美ちゃん坂」をえっちらおっちら
お約束のフジトモ商店で休憩
しばらくは淡々と、しかし強風に煽られながらおっかなびっくりで進む。気温がぐんぐん上がって汗冷えが心配になるほど。
江奈湾
毘沙門漁港
三崎漁港
三崎からは追い風基調となったので一気に北上して立石公園まで。はす向かいのマーロウは既に休業期間に突入していた。
立石公園
立石公園を過ぎたあたりから風向きが変わって来て単純な追い風とはならず、若干煽られ気味になっておっかなびっくりの走行になった。風向きが変わっても風の強さが全く変わらん。
長者ヶ崎
しばらく進んでR134から離脱、葉山方面へ。
前日撤退決定を余儀なくされたところ
ブレーキに変調をきたしたポイントを通過し、逗子から鎌倉方面へ。
夕陽の中の不如帰の碑
ふと思い立ち、逗子マリーナ方面へ。
思った通りゆうき食堂が営業していたので早めの夕食(っていうか時間帯的にはおやつだ。)
開いてて良かった
と思ったら年末年始関係ないらしい
地アジとカツオ塩振りの二種盛
二日続けてのゆうき食堂での食事という贅沢を堪能し、満ち足りた気分でリスタート。湘南大橋まで行って、R東京がよく利用するルートで戻ろうかと思ったものの日が落ちてから通るにはライトの能力が心許なかったので藤沢から大和、十日市場、柿生を抜けて多摩川まで出て下ることに。
R134を西進しているところ、江ノ電鎌倉高校前駅付近で丁度日没。
令和元年最後の日没と江の島、富士
そのまま進んで江の島付近に到着した頃にはすっかり日が落ち、残照の中に富士山のシルエットが浮かぶ。
片瀬漁港から
日が落ちた頃から風向きが完全に北西に変わった。
往路も復路も向かい風とか、本当にありがち極まる理不尽さである。
藤沢から湘南台に向かう途上
環状4号線を北上して「ヒドイクラブ」を標榜する前の某クラブ主催BRMでかつてゴール受付をしてもらった懐かしい青葉台駅前を通過してしばらく進んだところでちょっとこじゃれた店構えのお蕎麦屋さんを見かけたので折角だから年越しそばをたぐることに。
手打ち蕎麦切り 新川
ノンアルなのは仕方ない
せいろそば(大)
メニューを見ると十四代が置いてあったりもして、日本酒の品揃えが豊富でアテも色々あってじっくり楽しめそうなお店だったものの、この先まだ最低40kmほど走らなければならないので残念ながらノンアルで。
大晦日ということもあってアテは相当品数少ない対応しかできないようだったけれど。
店員さんたちに”冷えて来たのでお気をつけて♪”と、気持ちの良い言葉をかけていただきリスタート。
二日前同様多摩川原橋から多摩川沿いを。
いつものようにガス橋から左岸に渡って帰宅しようと思ったものの、そのまま帰宅したのでは10km弱ほど距離が足りなくなることがはっきりしたのでそのまま右岸を下って大師橋まで。この区間は強い追い風だったので気分良く走れたものの大師橋を渡るときは強い横風に煽られて相当怖い思いを味わった。歩道幅が広くてホント助かった。
大師橋
左岸に渡ってしばらく下り、平和大鳥居で記念撮影して折り返し。
令和元年最後の大鳥居
左岸多摩サイを遡上して専修寺関東別院前到着は21時丁度頃。
どうにか帰着
GPSのデータをスマホからSTRAVAに転送、完了したところでチャレンジ達成の画面表示。
累計走行距離501.9kmのギリギリ隊
196kmのライド中追い風区間は3、40kmくらいだっただろうか。
色々あった2019年の締めくくりにふさわしい三日間、更にその最終日なのでありました。
<実走行ログ:2019/12/31>
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【2019】Festive500@2019-2/3【トラブル納め(?)】
2020.01.09 Thu 23:31 -edit-
茅ヶ崎サザンCにて
令和元年最後の記念撮影
個人的Festive500チャレンジ2019二日目。
天気予報は生憎の雨降りながら、降るのは未明から昼過ぎまでで時間当たりの降雨量は1mm未満の小雨予報。目覚めてから窓外を確認してみても、路面はウェットながらそれほど雨脚が強いようには見えなかったのでもそもそと出発準備。できれば250kmくらい走っておいて大晦日は100km前後の軽いポタでチャレンジを達成し、あれこれ片付けモノや新年の用意をしようという腹積もり。
今回はさすがに新車を引っ張り出して雨中ライドをこなすのは気が引けたのでヨゴレ役のジェームスくんの出番。後から思えばこういう扱いに彼が拗ねたのか…。
いや、FOCUSの方はフェンダーの類がまだないので乗りたくても乗れないってのもある。
専修寺関東別院前@2019/12/30/8:30頃
スタート直後は特に雨も気にならなかったのでいつも通りの生脚晒し状態で走っていたものの、川崎市内に入ってしばらくしたところで若干雨脚が強まった感があり、元日には10kmとはいえランの大会に出る予定だったので膝を冷やして故障でもすると厄介なのでレインパンツを着用した。
久し振りに雨ライド
※レインウェアを着なければ「雨ライド」ではない
R1沿いの戸塚のマックで軽く休憩&補給の後、思い付きで柏尾川→境川沿いに下ろうと考えていたら若干迷子になり、江ノ電鵠沼駅付近で行きつ戻りつうろうろしつつも無事R134に出た。
江ノ電湘南海岸公園駅
R134に出てからは順調に進んで茅ヶ崎へ。
茅ヶ崎サザンCと江の島、烏帽子岩
ここまで来るとほぼ雨は上がってそれにつれて気温も上昇し始めた。
ここで折り返して東に向かう。今回は小坪のゆうき食堂で昼食の後三浦半島を反時計回りに一周する計画をざっくり立てていた。平塚のラオシャンラーメンも立ち寄り候補だったけれど、時刻が若干早かったのとお店が営業していなかった場合の代替案が無かったのでただ引き返すしかないため断念した。ゆうき食堂なら万が一営業していなくてもそのまま三浦半島を進めばどこかに営業しているお店もあるだろうし。
R134を東進し、材木座海岸から逗子に抜ける飯島トンネル手前で側道から小坪海岸トンネル方面に抜けるつもりでうっかり通り過ぎ、トンネルを抜けてから反対車線側の側道を降りるという間抜けなことをやらかしてみたりしつつも無事ゆうき食堂に到着。
ゆうき食堂前着は13時ちょい前
混雑もなく無事着席。
マグロ中落ちとブリトロの刺身二種盛定食を注文。
マグロ中落ちとブリトロの刺身二種盛定食
腹を満たしてリスタート。雨もほぼ上がり、気分良く逗子から葉山へ。
久し振りに森戸神社にお参り。
森戸神社
さすがに人影もまばらでひっそりしている。
雨で濡れることを懸念して御朱印帳を携行しなかったことが若干悔やまれるがこれはまあ仕方がない。
鳥居の向こうに富士山が見えない
本殿裏手の海岸の波打ち際を眺めてまったり
あまりのんびりしていてもなんなのでリスタート。時刻は14時半近く。この日の走行済み距離は75kmほどなのでできればあと150kmくらいは最低でも走っておきたいたいところ。
リスタートしてしばらくは道幅が狭い上に交通量がそこそこ多く、更にちょこちょこ歩行者が歩いているので路側帯をゆっくり進む。小石があったり側溝のグレーチング蓋に隙間があったりするので速度は出せない。
ブロック塀のお陰でブラインド気味になった左コーナーを曲がった先に歩行者がいたので若干強めにブレーキレバーを握った瞬間「パキン!」という音とともに右ブレーキレバーの感触に違和感が生じ、ブレーキパッドがぐらついてディスクローターと接触してシャリシャリと擦れる音。
<実走行ログ:2019/12/30>
慌てて近くの多目的休憩所に飛び込み、車体をひっくり返してホイールを空転させると明らかにブレーキパッドがぐらついてローターと接触しているのがわかる。
「困った時にはディクロード車乗車経験豊富なパイセン、モロさんに聞け!」
更に
「三人寄れば文殊の知恵!」
ということで前日のゆるポタの際活用したグループDMに状況を投稿、わたし以外の三人ともわたしよりディスクロード車乗車歴が長いので経験豊富なはず。
そしてモロさんとべいさんの助言に従ってブレーキパッドの固定ピンを抜いてみたら、パッド押さえの板バネが破断してしまっていることが判明した。
板バネ破断
”パッドが摩耗し過ぎて板バネも摩滅してしまった例がある。”とモロさんから教わったものの、パッドはそれなりに減っているとはいえまだまだ充分な厚みがある。
パッド厚は充分
降雨後の路肩付近を低速で走行していたので運悪くなにがしかのゴミ等を噛んでしまったのではないかとの推論が成り立ったものの、原因が推測できたからと言って状況が好転する由もなく。
ようやく日が差して気温も上がって来たと言うのにこれ以上先には進まず(っていうか進めない)、京急線新逗子駅(年明けから「逗子・葉山駅」)から輪行で離脱することにした。なんとなくイヤな予感がしたので輪行袋を携行して走ったまでは良かったけれど、いざ輪行しようと思ったら肩掛け用のストラップを忘れてしまっていたので運ぶのに相当難儀した。それでもどうにかこうにか自宅に帰着したのがまだ多少明るい16時過ぎ。
ひとまず着替えを済ませてしばし考慮。
走行距離は二日間の累計で250km強ほどにしか到達しておらず、このままでは大晦日に最低でも250km弱走らなければFestive500チャレンジ未達で2019年が終わってしまう。ルール上はログ取得開始が2019年12月31日であれば記録終了が元日にずれ込んでも問題なかったものの、2020年元日は小金井元旦ロードレース大会にエントリーしてしまっているのでそうそう無理が利かない。
結局前日同様「晩飯ライド」で距離稼ぎを行うことに。
そんな訳で再び着替えを済ませ、軽く走って大晦日の走行距離を多少なりとも短くしようという悪あがき的な晩飯ライド。この夜は東神奈川駅前の元祖ニュータンタンメン本舗を指して、自宅からは遠回りになるよう綱島街道を使って片道約20kmのライドへ。
路面はすっかりドライなので新車で大丈夫
多摩川CRを遡上し、いつものようにガス橋から右岸へは進まずそのまま丸子橋まで左岸を進んだけれど、やはり散歩者が多めなので気を遣う。
丸子橋を渡って一瞬中原街道を進もうかとも思ったものの、引き返すポイントを考えるのが面倒だったのでそのまま綱島街道へ。菊名からのアップダウンがなかなか練習に良い感じとか思いつつ東神奈川に到着。
元祖ニュータンタンメン本舗東神奈川店
思いの外混雑していてしかもタイミング的に家族連れが入ってしまったようで、しばらく待たされたけれど5分ほどで席に通されたのでタンタンメンと餃子、半ライスを注文。
餃子とタンタンメン・大辛+(半ライス)
すっかり満足し、タンタンメン自体ニンニクが効いているのに更に餃子までいただいてしまったので自身の吐息に若干アレな感じがしたものの誰かと会う予定もないので気にしたら負け。
R1かR15で帰ろうかとも考えたけれど、それだと距離が短くなってしまうので来た道を引き返すことにして再び菊名への坂道をアップダウン。
丸子橋手前で信号に引っ掛かったので裏道を使い、山王日枝神社前を通過して多摩川沿いの道に出て右岸を下り、ガス橋から左岸に渡って帰宅。
山王日枝神社
専修寺関東別院前帰着
往復で40kmを少々上回ったおかげで累計走行距離が辛うじて300kmを上回ったので大晦日は195km以上走ればチャレンジ達成。いち日の走行距離が200kmを切ると「ゆるふわ感」が強くなるので多少は気が楽になる。
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【一都三県民の】Festive500@2019-1/3【ゆるふわライド】
2020.01.07 Tue 22:51 -edit-
ひたすら
”脚が終わった。劣化した…。”
とつぶやいていたべいさん。
PBPからまだ半年経っていませんよ?
”momさんがパワーメーターを使いこなせていないので使い方を教えて欲しいということなので軽くレクチャーを兼ねて往復50kmくらいのライドをしようと思うのですが、12月29日は空いてますか?”というモロさんのお誘いに乗っかって、29日(日)10時に秋ヶ瀬公園近くのマックに集合。メンバーはモロさん、momさん、べいさんとわたしの四人。
※因みに一都三県民とは、モロさん=埼玉県、momさん=神奈川県、べいさん=千葉県、わたし=東京都に各々在住しているからである。
ここ数年達成してきた「12/24-31の8日間で500km以上のライドをしよう!」というRaphaのFestive500チャレンジだったけれども今年は12月24日から27日まで健康診断だったり忘年会続きだったりで通勤時に自転車に乗れなかったため0kmのままで、28日に軽く乗り回そうと考えていたら前日の仕事納めからの神田馬力での痛飲のお陰で丸いち日ダラダラ寝て起きて過ごしてしまうという体たらく。2019がイベント開催最終年であるらしいのでどうにか達成して締めくくりたいわたしにとってこの日と30、31日の三日間で500km以上を走る必要があった。
自宅から集合場所までは40kmちょいだったけれど(アップダウンが少ないコースなので二時間あれば余裕で到着できるはず。)と、余裕しゃくしゃくで準備をしていたらいつの間にか時間が過ぎてしまったのはまあいつものごとく。8時過ぎになって慌てて走り出すことに。
専修寺関東別院前を出たのは8時15分を回っていた
彩湖には小金井トラチームの練習会等でしょっちゅう自走していたので秋ヶ瀬公園はその先。特にルート案内せずとも迷子にはならないだろうと軽く考えて走ってみたら目的地を完全に勘違いしていて集合場所手前をうろうろ。
結局三十分遅れくらいで集合場所に到着。
<往路:2019/12/29>
↓因みに本来の予定ルートがこれ↓
秋ヶ瀬橋で荒川を渡るつもりでいたのに笹目橋を渡った辺りでいろいろ感覚が狂ったっぽい。
兎にも角にもなんとか無事合流し軽く腹ごしらえ。
出発前にまったり
今回はわたしが新車、べいさんは「SR600走破を見据えた34T搭載&ロングアーム化と油圧エイドアーム(補助ブレーキレバー)装備」という改修を施した愛車で参加。
ここでmomさんが
”あれ?とりさんのコンポってeTAPでわたしとおんなじよね?でもこれバッテリーつけるところ無いんじゃない?別のところに付くの?”
と、前輪ディスクブレーキのキャリパーを見てバッテリーが装着できないことを不思議がるという天然っぷりをいかんなく発揮して場を和ませてくださった。
そんなこんなの後ゆるゆるとライドスタート。
モロさんを先頭にのんびり
早速画面表示に関してあれこれ
荒川サイクリングロードをメインに北西方面へ
ホンダエアポートの手前辺りでじりじりとべいさんが遅れ始め、モロさん&momさんからの距離が50m、100mと離れて行く。
べい:終わった、付いてけない。とりさん先行って良いよ…。
とり:マジですか?んじゃお先に行ってますよ。
先行していた二人に追い付き
とり:エースちぎれました!
mom:え~~~?
モロ:なんと。
しばらく三人で走行していたところ、前方に15名くらいの集団が。
明らかにこちらよりペースが遅いので頭を抑えられてしまった感じだけれど、人数が多すぎるのでさすがに狭いサイクリングロードで一気に抜くのははばかられたため仕方なく後ろに付いてしばらく走行。グループポタも結構だけれど、あれだけ集まるのならせいぜい5、6人程度にグループを分けるくらいの配慮が欲しいものである。
川島町内のミニストップで軽く休憩してから折り返すことに。本来はこの辺のカフェにでも寄ろうかという計画だったものの、周辺のカフェは軒並み28日(土)までで営業を終了していた。
イートインにて
べい:いやはや、想像以上に走れなくなってるよ。もうあっぷあっぷだもん。
モロ:こんな平坦で風も無いのに?
べい:土手に上がる坂道で脚が終わった。二人(モロさん&momさん)に付いて行けなかったし。あの集団がいなかったらもっと遅れてた。
モロ:だってPBP走ったんでしょ?たった四ヶ月で劣化し過ぎですよ。
べい:この一か月で7kg増量しているからね、伊達じゃないよ。
胸張って言うことですか、それ。
そして折り返し。
べい:休んだから脚戻ったよ、これなら走れる!
↓↓↓↓↓↓
(十数分後)
↓↓↓↓↓↓
べい:ダメだ、脚が終わってついていけない…。劣化した…。
momさんとモロさんに置いて行かれてしまうべいさんの図
前方の二人の姿が小さくなってしまったので
とり:べいさん、すみませんけど橋まで全力で行って待ってます!
べい:…どうぞ…。
とり:橋で待ってますよ!
※大事なことなので二度言いました。
と、入間橋までインターバルダッシュ的に高強度のペダリング練習を始めてみたものの、あっという間にスタミナが尽きるなど。
スタミナ切れを起こしつつも前走二人をパスして入間橋手前で待機、再度四人が集合したところで昼食に。場所は埼玉県人の心のふるさと山田うどん。
ダブル埼玉丼セット
スタカレー丼(カレー風味のスタミナあんかけ丼)とパンチうどん(もつ煮が乗ったうどん)
べいさんも同じようなものを注文しようとしていたけれど
モロ:べいさん!ここでがっつり食べちゃったら焼肉入りませんよ?
二人はこのポタの後、与野駅近傍の焼肉店に行く予定なのであった。元々はわたしも誘われていたのだけれど朝のバタバタで輪行袋が見つからなかったという情けない理由で参加不可能になってしまっていた。
残りは10kmほど。
文明堂の埼玉工場に立ち寄ってお土産を購入して帰ろうという当初からの予定通りに寄り道。
焼き肉が待っているというので脚が軽く回るべいさん
文明堂埼玉工場
数年前キレイになったという販売店舗
べいさんは”きれいになってから初めての訪問だ!”と言っていたけれど、思いっきり記憶が間違っていると後日とある筋からの情報提供があった。
切り落としカステラは販売終了
二階の休憩スペースでお茶をいただきながら軽く雑談。
自宅への帰り道を検索するのに日本地図を見始めたmomさんに対してべいさんがツッコミを入れる一幕があったりしつつ。
この子だけ鏡餅を持っていた
文明堂を後にして近所のコンビニ駐車場で焼肉組と自走組に分かれて解散。
わたしとmomさんは多摩川まで一緒に帰ることに。当初は新小金井街道を使うつもりでいたけれど、志木駅前の抜け方をしくじったのでmomさんが往路で使ったという武蔵境通りを南下。信号の繋がりの悪い、非常にストレスフルな道路であった。
夕方から急速に雲が増えて来た
稲城多摩川原橋で川沿いに下るわたしと府中街道を使うmomさんと二手に分かれて帰宅。
いったん帰宅
<実走行ログ(復路込み):2019/12/29>
前日丸々いち日ダラダラ寝て起きて過ごしてしまったため、Festive500チャレンジのためには29-31の三日間しかないのは先述の通り。
秋ヶ瀬までの往路が40kmちょい、本番のライドと復路で丁度100kmくらいあったので29日いち日のライド距離は140kmとなったものの30日は生憎の雨予報だったためできれば少しでも29日の内に距離を稼いでおきたいと考え、距離稼ぎと夕食のために都内へ。
あとから思えばこの時軽く走っておこうと考えたことが本当に良かったのだとしみじみ思う。
銀座はしごで担々麺をいただこうと思って向かってみたら生憎年末休業期間に突入してしまっていた。それならと、九州じゃんがらに向かうもあほみたいに行列になっていたので断念。
しばし思いを巡らせて京橋のどみそ本店に行ってみたら営業していて店内の座席に空きがあったのでそちらで特みそこってりラーメンと半ライスをいただく。
どみそ京橋本店
特みそこってりラーメン
お腹を満たしたので腹ごなしと距離稼ぎ、新車の記念撮影を兼ねて都心部をうろうろ。
日本橋道路元標
2020年は多分これに乗って大阪→東京のキャノンボールライド(通称キャノボ、24時間で走り切る)にチャレンジする予定なので決意表明的な一枚。
東京駅丸の内口
丸ノ内
東京国際フォーラム
江戸城馬場先門跡
楠木正成像
芝公園からの東京タワー
東京タワー南東角
軽く都合40km弱流して帰宅
<実走行ログ:2019/12/29>
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