傲岸不遜。
2005.07.22 Fri 23:59 -edit-
インドネシアのスパリ保健相は20日、ジャカルタ郊外のバンテン州で12日から14日にかけて死亡した父娘3人が、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染していたことが確認されたと発表した。感染経路は不明。同国ではスラウェシ島で病気の鶏と接触した農場作業員の感染が今年確認されたが、発症はしておらず、感染者の死亡は初めて。
死者が出たのは東南アジアではベトナム、タイ、カンボジアに次ぎ4カ国目。2003年12月以降の死者数は4カ国で計57人となり、拡大が続いている。
人から人への感染の可能性があるとの見方も出ていたが、3人の家から十数キロ離れた農場で家禽(かきん)類が鳥インフルエンザに感染していたことが分かり、保健省は関連を調べている。
死亡したのは公務員の男性(38)と9歳、1歳の娘。男性が公務でハンガリーに出張し、帰ってきた6月末から病気になった。世界保健機関(WHO)と協力して香港で検査した結果、感染が確認された。
人の鳥インフルエンザ感染はベトナム、タイ、カンボジアで計100人以上報告され、日本でも1人が確認された。これまで人から人への感染は確認されていない。(共同)
(07/20 15:27)
感染経路不明な鳥インフルエンザで死者がまた発生してしまったようです。
7/12付けエントリ逝ってしまえ。で触れた中共政府の姿勢が変わらないままだったら
決して感染経路は判明しないままだとも思いますが。
このエントリで引用した記事によれば
-(前略)-
中国青海省で死んだ渡り鳥から検出したウイルスは中国南部の家禽から伝わったとみられるとし、感染が今後南アジアや欧州に広がる可能性を指摘した。
-(後略)-
こう書かれていて、まさにその通りの拡大傾向が見られる訳で。
人の鳥インフルエンザ感染はベトナム、タイ、カンボジアで計100人以上報告され、日本でも1人が確認された。これまで人から人への感染は確認されていない。
とは言え、これも先日のエントリ久々に『誤字指摘隊』だったり。で引用した記事によれば既にこういう報道があったのですが。
-(前略)-
米紙ワシントン・ポストは、中国で人の治療に使う薬「アマンタジン」が鶏に大量に投与され、ウィルスが耐性を獲得、人にはもう効かない恐れが強いと報じていた。(共同)
今回インドネシアで死亡した患者が罹患したウィルスも
支那青海省で死んだ渡り鳥から検出され、支那南部の家禽から伝わったとされる鳥インフルエンザウィルスも共にH5N1型。
中共政府が自国のメンツだけのために『国家機密』としてひた隠しに隠しているうちに
人から人へと感染する能力を獲得したH5N1型ウィルスが世界中に蔓延してしまう可能性も捨てきれないというのに。
まったく
世界中を危険に晒してまで守らなきゃならない国家のメンツって一体なんなのだ?
或いは『支那が世界の中心』であるといった『中華思想』の具現化?
伝染病の発信源まで支那でなきゃいかんのか?
ホントはた迷惑この上ない倣岸さだよな・・・。
にほんブログ村
- 関連記事
-
- 『日韓友情年』って誰が言い出したんだ? 2005/08/29
- 昔、この手のSFっていっぱいあったよねえ。 2005/08/29
- 物騒だからねえ・・・。 2005/08/22
- 男親/女親 2005/08/13
- 金は天下の回し者。 2005/08/11
- 傲岸不遜。 2005/07/22
- ガス田試掘船周囲に金剛型でも常駐させたら? 2005/07/14
- たった三年で・・・って事はやっぱり『たかり』が念頭だよな 2005/07/13
- 逝ってしまえ。 2005/07/12
- 日本の外交政策って・・・。 2005/07/08
- 盧溝橋事件から68年が経った訳ですが・・・。 2005/07/07
徒然
2005.07.22 Fri 23:13 -edit-
一晩置いて立ち上げたら普通に立ち上がったり
調子に乗って立ち上げっぱなしでネットサーフしたりするとまたまた勝手に沈黙したり。
色々とご機嫌伺いが必要な面倒くさいマシンと成り果てました、自宅PC。
やっぱり買い替えが必要なのか
はたまたこのままだましだまし使うのが良いのか
非常に判断が難しい所であったりしますが・・・。
最近のあれこれ。
1.最近観た映画。
『逆境ナイン』
原作の、あのばかばかしいまでのハイテンションを実写でドコまで表現できるかと思っていましたが、なかなかどうして。
元々がナンセンスで過剰なテンションが持ち味だった作品なので
肩の力を抜いて笑いに身を委ねるには丁度良い作品かと。
ツッコミ所はあれこれありますが
それもストーリーではなくて演出面で・・・ですね。
ストーリーはまともなツッコミをしてしまう方が野暮ってもんです。
まぁ、劇場で観なくてもビデオで充分 と言ってしまったらそれまで。
『戦国自衛隊1549』
オリジナルの『戦国自衛隊』の悲劇的結末とは対照的。
既に隊員の命が失われ、残存隊員の生命も危機に晒されているにも関わらず頑なに実弾使用を拒む指揮官の姿は、そのまま現代日本の縮図ですわな。
『状況如何では先制攻撃も辞さない特殊部隊』Fユニットが創設されたものの『時期尚早』として解散させられてしまったというくだりは説得力あります。
原作読んでいないんでなんなのですが
下敷きに『戦国自衛隊』があって、ストーリーの骨格は『フィラデルフィア・エクスペリメント』を持ってきた感じ。
”たった二年であれほどの城を構築できるものか???”
とか
”燃料電池が何でそんなに軽い訳あるんだ!?”
とか
細かいツッコミネタがたくさん有ります。
そんな所を重箱の隅つつき的に観るのも楽しい作品。(笑)
2.最近買ったもの。
そもそも映画を観るきっかけになったのは
あまりにも暑くて暑くて、朝(リビングの床の上で)目覚めた時に自分の寝汗がやたらと酒臭かったのに辟易とした事をきっかけに扇風機を買いに行ったことだったりします。
元々あんまり冷房が好きではないのと、自宅が多摩川の程近くにあるので大抵は良い風が入ってくるので普段から窓全開で生活していますが、やはり風ってのは自然現象ですからね
ぱったり凪いでしまう事も多々ある訳で。
そんなこんなで扇風機購入のために川崎の○ドバシに行くついでに上映作品をチェックしてみた・・・と。
『逆境~』と『戦国~』の上映時間の間隔が二時間強ほど有りまして。
その間川崎の繁華街をうろついて時間つぶしを敢行しましたが
やっぱりついうっかり(?)タ○ーレコードとか入ってしまうわけで。
衝動的に購入しちゃったのがこの二枚。
・made in France by Clementine
※仏語フォントが無いので・・・。
EMIに移籍したので改めてリリースされた作品。
『クレモンティーヌダイジェスト』ってな感じか。
全編通して軽く爽やかな感じがする。
全編仏語(だと・・・思ふ)なのにどうした事か?とか感じるわたしは
やっぱり仏語に偏見を持っているのか?
ドライブのBGM向きではないかと。
・WILD CARD by RIPPINGTONS
リッピントンズの作品をショップで見かけたら必ず買ってしまうわたしです。
アルバムの構成はいつも通り。
ある意味安心して聴いていられるのかも。
それにしても何となく全体的に妙におとなしい感じがするのは何でだろう?
無難にまた一枚作りました的な印象が・・・。
まぁ、カテゴリとしては『コンテンポラリ・ジャズ』なのでそういうもんかなあ
・・・と、思ってみたり。
18年もやってりゃ落ち着きますわな、確かに。
3.レンタルビデオ
『ヒューマンキャッチャー』
『コッポラ制作』って言うからついつい借りちゃったけど
”どっかで観た記憶がある”と思ったら『ジーバーズ・クリーパーズ』の続編(?)だったのね。
『23年毎に目覚めて23日間人を食らう』怪物の存在ってのはそれなりに良いアイディアなんだと思いますが・・・。
”感想をひとことでお願いします!”
って。もし万が一誰かに問われる事があったなら
”どんなにヒマでもこれだけは借りるな!!”と答えますね、わたし。
ホラーとしてもスプラッタとしてもサスペンスとしても中途半端。
”時間を帰せ!!”と、声を大にして言いたい。
『ソラリス(ハリウッド版)』
すっかりチェック漏れでした。
わたしが敬愛してやまない(故)タルコフスキー監督の名作がリメイクされていたのですねえ。
しかもプロデュースがJ.キャメロンで、主演がJ.クルーニーだったとは。
大昔に観たオリジナル版で覚えているのは
主人公が『未来都市』を疾走しているイメージに夜の首都高が使われたことくらい。
後はひたすら観念的な話で終始していましたが
スタニスワフ・レムの書いた原作がそうなんだからある意味当たり前。
ハリウッド版も淡々としたストーリー展開でしたが
やっぱり何でもかんでも『愛』を軸に置きたがるのはハリウッド特有で。
そういうマイナス要因を差し引いても観ていて飽きない作品だったな と。
できれば劇場で観たかった・・・。
『スチームボーイ』
『構想10年』とか謳っていたりしますが
正直ストーリー的にはいい加減極まりないお話で。
”どこがどう10年間こねられたお話なんだ!?”ってえツッコミはまあぁ置いておこう。(←微妙に偉そう)
細かく描かれたディテールに関してあれこれ語るべき作品ではないかと。
作品世界のイメージ的にはW.ギブスン/B.スターリング共著の『ディファレンス・エンジン』の世界。
映像的に画期的なことをやっている訳ではないですが
丹念に積み重ねられた職人芸的アニメーション技術を鑑賞するには良い作品ではないかと。
全体を通して観た印象としては
『大友克洋が宮崎駿を目指した挙句に滑った作品』
って感じですね。
『気分はもう戦争』みたいな作品は二度と描かないだろうし撮らないだろうな、この人は。
そういった方面こそが持ち味だったのに・・・。
と、偉そうにわたしは思ったりする訳ですが
以前どっかで見かけた矢作俊彦氏(『気分はもう戦争』原作者)の文章で
”矢作さん、僕はもうあの頃と違って苦労しながらマンガを描かなくて良い立場なんです。”
的な大友氏の発言に非常に違和感を覚えたわたしのやっかみじみた感覚なのかもしれませんね・・・凹。
にほんブログ村
- 関連記事
-
- 人の振り見て我が振り直せ-若しくは『明日は我が身』 2005/08/10
- Be ambitious! 2005/08/09
- ヨガ(ヨーガ)修練は必ずしも心の平安をもたらすものではないという落とし穴。 2005/08/05
- モチベーションといふモノ。 2005/07/26
- いやあ、揺れた揺れた 2005/07/23
- 徒然 2005/07/22
- 来たるべき日が来たか…。 2005/07/21
- リテラシー 2005/07/20
- 夏 2005/07/20
- カルチャーショック(?) 2005/07/20
- 素朴な疑問 2005/07/20
| h o m e |