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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

BRM526青葉600km鳥坂峠(後半) 


コース全図


<PC4⇒Goal>

諏訪湖を反時計回りに残り半周。
来た道を引き返し、韮崎を通り過ぎて今度は甲府まで。
富士見峠の登り返しは西からだと勾配が緩やかで走りやすい。その後は長い下りが待っている。
快調に下り始めたらいきなり前輪に違和感、パンクである。
今回は事前にバルブが仏式であることを確認して荷造りしたので安心してチューブ交換ができる…と、タイヤを外して外観チェックをしてみたらタイヤに穴が。
今回あちこちでミラーやガラス瓶の破片が散っているのを見かけたけれど、そうしたものの一つを踏んでしまったようである。
目で見て即わかる穴ではこの先が不安なのでタイヤも交換することに。
交換作業をしていたら近所のおじさんが通り掛かり”どこから来たんかね?”
200や300だと答え易いけれど、600の説明を簡単にするのは面倒だったので素直に全経路を説明。
”今朝は清里から韮崎周りで諏訪湖に行って一周してここです。昨日の朝から川崎をスタートして秩父、高崎を通って長野原から軽井沢、清里から韮崎に出ました。”
予定走行距離600kmだというと感心と呆れが半々位の表情で”大したもんだねえ。”と、一言。
まあそりゃそうだ。自分が逆の立場でもそれくらいしか言いようがないw

パンク修理が無事終了し、荷物をまとめてリスタートしようとしていたら下り坂を颯爽とけーこさんが”お先っ♪”と走り抜けて行った。相変わらずペースがほぼ一緒。
その後坂道を下って行ったら停止しているけーこさんを追い越すことになったが、特にトラブルの風でもなかったのでそのままこちらも”お疲れ様っ♪”と声をかけて通過。
富士見峠に向かう途中、8時過ぎの時点で既に気温は19℃。
ウィンドブレーカーを脱いで走る。半袖ジャージ大正解。
朝から肌に痛い日差しを浴びながら東進し、甲府から南に転針、しばらく走るとPC5

-PC5:7-11八代町南店 11:12着(クローズ13:12)-
12052627.jpg
マージンは丁度二時間。
パスタと唐揚げ棒、コーラでしっかりと補給。
これで鳥坂峠に安心して挑める。
出発準備をしていたら入れ違いでけーこさん到着。
転倒したとのことで、左のシートステイに結構な傷があった。
転倒とはいえ走行中ではなく立ちゴケだったらしく、本人に怪我はなかったそうである。
どうやら富士見峠で追い越した頃のことらしい。

けーこさんに一声かけて先行することに。
いよいよ始まる鳥坂峠チャレンジ@約10kmで約700mの上り坂。
カセットを11-27にしなかったことを今回何度目になるかわからない後悔。
それでもまあ、登り始めはそこそこ可愛らしい勾配で”これなら福島の白布峠(温泉街の方)の方がよほどきつい。”なんてな甘いことを考えつつ登っていた。
実際去年の白布峠はこのホイール、カセットで登り切れたわけだし。
それでもすっかり27Tに慣れきってしまった元々貧脚だった上にだらけまくった脚には相当きつい修行となってしまったことは否めず、時折変な声が出そうな勢いでひぃひぃ言いながら踏み、回す。
ずっと単独だと思っていたら、後ろからすんごい勢いで追い越していった二人組がいた。
なんだ、あのスピード?
どうにかこうにか足も着かずに登りきった先に【新鳥坂トンネル】が。
入口にはさっき追い越していった二人組がいて小休止していた。
”お先に!”と声をかけてトンネルを通過。
12052628.jpg
出口(北側)にて一枚。
この先しばらくは下り坂が続く。
どうせならもっと長い距離のトンネルを、もっと標高の低い位置に掘れば良いのに…。
一旦長い下り坂を下りきったら精進湖ブルーラインに合流して再び登り返し。
どうせなら標高の高い位置に橋でもかけておいて欲しいわい。
ブルーライン合流地点で一緒になった参加者と二人縦に並んでえっちらおっちら登り始める。
鳥坂ほどきつくはないし、長くもないけれどやっぱり続く上り坂。
途中、道端の林の中で鹿を見かけた。
そういえば秩父を走っている最中にも鹿を見かけ、向こうがこちらを見据えてじっとしていたので撮影するために停まろうとクリートを外したら、その音に驚いて逃げて行ってしまったのを思い出した。
自動車で通りかかる分にはあまり気にしないような感じ。
”距離から言えばもうちょいでトンネルですねえ。”なんてなことを話していたら目の前にトンネル入口出現。
今回はここが【クイズポイント】となっていて『トンネル改修工事施工業者名は有限会社○○○である』の○を埋めるのが今回のクイズ。

-クイズポイント:精進湖付隧道入口 13:52着(クローズ設定なし)-
12052636.jpg
答えは見ての通り『坂本屋』でありました。

トンネルを抜ければそこは精進湖。
12052629.jpg 12052630.jpg 12052631.jpg
山頂部分に若干雲がかかってしまっていたけれど、富嶽も綺麗に見えました。
ヤマザキストアでドリンクの補充をして豆大福で軽く補給。

河口湖に向かう緩やかなアップダウンを走り抜け、鳴沢まで来たところで無性にソフトクリームが欲しくなったので道の駅鳴沢に寄り道、【富士桜ソフトクリーム】をいただく。
12052632.jpg
撮影するために角度を調整しようともたもたしていたら一気に表面が溶け始めたので慌てて撮影終了。

時刻は昼過ぎ、富士吉田でうどんでも食そうかと思ったけれどPC5で食べたばかりだったし思いのほか空腹を感じていなかったのでそのまま山中湖畔のPC6を目指す。

-PC6:7-11山中湖旭ヶ丘店 15:52着(クローズ17:08)-
12052633.jpg
マージンは70分。
坂道とソフトクリームがマージン目減りの要因。

ここまで(と、いうか精進湖【赤岩交差点】からこっちのこと。精進湖ブルーラインは初めてだった。)来ればあとは勝手知ったる馴染みの道。
残り75kmほどを平均時速15km/h程度、4時間強で走れば無事完走となる。
手早く補給を済ませ、リスタートしようとしたその瞬間、後輪がパンクしていることに気がついた。
いつの間に???
相変わらずパンクの神様はわたしのそばから立ち去ってはくださらないようである…orz
気を取り直してコンビニ駐車場に戻り、ライトやGPSを取り外して車体をひっくり返して後輪を外す。
ざっと外観をチェックしてみたけれど、タイヤ自体に大きな損傷もなさそうなのでひとまず安心してタイヤを外し、チューブを取り出す。
タイヤの内側を手でなぞってみても特に異物はなさそうだったのでチューブを交換し、タイヤをはめ込み、炭酸ガスボンベのインフレーターで空気の注入。
流石に何度も繰り返せば手際は良くなるもので、10~15分ほどで後片付けも含めて全作業完了。

最後の最後にパンクで涙をのんだ二週間前の【御坂みち】の記憶が蘇り、若干嫌な気分。
あの時はこの先の道志みち下り坂でリム打ちパンクを食らってしまったので、今回は同じ轍を踏まないよう無理のないペースでゆっくり走ることにしておっかなびっくりで先へ進む。
12052634.jpg
今回のブルベで二つ目の【山伏峠】
前回【御坂みち】ではこのトンネルを越えて2kmほどのところでリム打ちを食らったのでとにかく慎重に進む。
路面のギャップや橋桁の継ぎ目など、ちょっと大きな段差があるところを通過するたびに速度を抑え
”どうかこのまま!!”と心で念じながら走るチキンハートなおっさん一匹。
どうにかこうにか無事に青山交差点の信号を目にすることができた時には心底ホッとした。
青山以降でパンクする可能性がない訳ではないのに、なぜか根拠のない安心感というか安堵。
まあ、こういうのは気の持ちようってのもありますけれどね。
青葉や青葉以外の組織のブルベで何度も通った馴染みの道を通り抜け、いよいよゴールに到着。
今回、パンクの神様の三度のご降臨はありませんでした、めでたしめでたし。

-Goal:7-11町田金井入口店 19:36着(クローズ22:00)-
12052635.jpg
※写真はGoal後の受付である【デニーズ町田大蔵店】にて。
帰着してみればマージンは140分強。
それなりに良く頑張りました。


デニーズ店内で待っていたVCR青葉スタッフにゴール受付をしてもらい、その後は先にゴールしてまったりしていた他の参加者たちやスタッフ諸氏との雑談で情報交換を。
ほどなくけーこさんも帰着し、皆でねぎらいの言葉をかける。
今回唯一の女性参加者かつ時間内完走者だし、他にも色々と名を馳せていらっしゃるようでwww
すぐに帰るのでなければわたしのチャリ(三太夫)と一緒にロックしておいて良いかと問われたので快諾。
ところが一緒にロックしたのが全然見当違いのものだったというオチまでつけてくださったwww
その後も色々ブルベ談義に花を咲かせ、翌週の【沼津クラシック改め興津600】はエントリーしているもののDNS(出走前棄権)しようかなんてことを話したら、目の前にいたのがそのブルベ主催のAJ神奈川のコース担当だったり。
”来週お待ちしていますね♪”
と言われてしまい、限りなく出走する可能性が高くなったw

最後の参加者が時間内にゴールし、ほどなく解散。
帰りの方向が同じジョージ氏ともうおひと方と三人で世田谷通りを東に向かう。
けーこさんは逆方向なのでデニーズ前でお別れ。
途中、一人がよみうりランド方向に折れ、多摩川まで二人で走行した後わたしは多摩川沿線道路を川崎方面へ、ジョージ氏はそのまま直進なので挨拶を交わしてそこで別れ、自宅に帰着したのは日が改まる前の23時半頃のこと。
シャワーを浴びてビールを呷ったらすっかりいい気分になって床に転がって意識を失い、早朝気がついて布団に移動するというお約束ちっくな行動も。
去年はDNSだったので、二年越しで実現した【鳥坂峠】走行。
噂通りきついコースではあったけれど走破後の高揚感もひとしお。
来年もまたエントリーしちゃうだろうなあ…と、ほぼ確信していたり。
<今回の教訓>
・スタート(受付)時刻は三回以上確認すること。
・アルトレモ(シュワルベ社製タイヤのブランド名)は(特に長距離の)ブルベに向かない。
・ディープリムホイールは平地で約10%、下り坂では約20%の速度向上が見込める(※わたし基準)
  また、ロウハイトリムホイールでは下り坂で速度が頭打ちになる傾向がある。
・ディープリムホイールは直進安定性が高いので長距離ブルベの際には意外と疲れない。
  …が、しかし、万が一の時に対応が面倒。


VCR青葉スタッフ及び関係者のみなさま
いつもながら本当にありがとうございました。
非常にきつく、かつ楽しいブルベでした。
今後もまた色々お世話になりますのでよろしくお願いいたします。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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タグ: ロードバイク  ピナレロ  ロングライド  ブルベ 
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