二子玉川から多摩堤通りを下って多摩川大橋からR1へ。
沼部から下丸子に至る東急電鉄多摩川線沿いの区間はやたらと信号が多く、かなり引っかかるので思うようにペースが上がらない区間だったりします。
R1に入ってからも横浜までの区間は細かいアップダウンが続くので思うようにはペースが上がらない。
路面も結構粗いので走りづらかったりするし。
最後尾スタートだったのでしばらくはソロクルージングだったけれど、PC1手前で数人の先行者に追いつきそのままペースダウンしてPC1へ滑り込み。
<PC1(38.6km) 7-11横浜片吹店@10:22(Close11:23)>かなり大勢のサイクリストが滞留していて
”こんなに参加者多いのか!?”と、一瞬思ったもののよく見たら反射ベストを着用していない人が十数人。
休憩場所と時刻がたまたまツーリンググループのそれとバッティングしたみたいでした。
20分早くスタートした
わたさんがリスタートせずにまだ残っていたので事情を聞いてみたら、案の定スタート地点付近で迷った後、横浜市内でも二回ほど迷子になって結構なタイムロスをしてしまったらしい。
”ここから先は前を引くから一緒に寄り道しよーぜい♪”できることなら明るいうちに戻ってプールに行きたいと言っていた
わたさんを半ば強引に寄り道に誘う。
よこすか海岸通りを走行中、平成埠頭前交差点からコースアウトしようとスローダウンしたところ、後ろから付いてきた数人も停車しようとしたのであわてて
”わたしら寄り道ですから!!”と、先行を促してパスしてもらいました。
・寄り道その壱:中井パン(横須賀)


コールスローと砕いたポテトチップスが挟んである名物の
『ポテチパン』。
味はもとより食感が面白い。
コースに復帰し再び先に進む。
次の立ち寄り予定ポイントは昼食のためにまるよし食堂にするつもりだったのだけれど、浦賀の渡し舟の営業時間(12時~13時は昼休み)には残念ながら間に合いそうに無かったのでもう一軒、渡し舟を利用すると一旦戻らなければならない位置にある浦賀警察署近くのパン屋さんに立ち寄ることに。
<シークレットポイント(57.7km付近)>
観音崎レストハウス前の交差点を過ぎてすぐの、交差点からちょっと進んだところに設営されていました。
ここは普通にショートカットが可能ですからね。
寒空の下
アーツさん、ぜっとさんが待機。
”この時間じゃ渡し舟間に合わないじゃない。”と、
ぜっとさん”良いの、代わりに浦賀のパン屋さんに寄るから♪”と、答えてリスタート、曲がり角をひとつ間違えたりしつつも浦賀警察署近くのパン屋さんへ。
・寄り道その弐:パン市場はまだぶんてん(浦賀)

創業100年を数える老舗のパン屋さん。
このお店が発祥のソフトフランスパンにたまごサラダを挟んだ
『フランスたまご』を頂きました。
さくっとリスタートしていよいよ昼食。
ちょっと残り時間が怪しかったけれどもまるよし食堂へ。
店内を覗くと先ほどシークレットで会ったばかりの
アーツさん、ぜっとさんのお二人が。
”あれ?この時間じゃ次のPCまで余裕無いんじゃない?”ブルベカードでPCクローズ時刻を確認してみたらわたさんのPC2クローズ時刻まで30分を切ってしまっていたところ。
”ひとまずここはこのまま出てこの先でメシにしようか?(^^;””いや、もう今回は初めてなので200kmの感覚がわかれば良いです、このまま付き合せてください。”そんな訳でそのままわたしははばのり定食、わたさんは海かけ丼を頼んでしばし四人で歓談。
・寄り道その参:まるよし食堂(宮川湾)
こちらはわたしが頼んだはばのり定食
食事が終わった段階でわたさんのPCクローズから5分が経過。
ひたすらタイムアウトを詫びながらリスタート。
が、なんだかんだいってわたしのタイムアウトも残り10分ちょっとと相当タイトになってしまっているのでありました。
まるよし食堂からPC2まで、通常だったらちょっと飛ばして10分掛るか掛らないかといったところだったものの、運悪く路線バスに頭を抑えられてしまって思うように速度が上がらない。
”こりゃ俺も認定外完走確定的だわ”と、腹をくくる。
仕事の状況が雲行き怪しくなってしまって今年開催されるPBPへのエントリーが限りなく赤信号に近くなって来てしまっていて、PBPにエントリーできないとすれば早い時期にSRを確定せずとも問題にならないのであまり切羽詰った感もなくぼんやりと
”2015年初ブルベが認定外完走でも面白いかなあ、そもそもわたさんは生涯初ブルベが認定外なんだし。”なんてなことを考えていたり。
そんなこんなで到着したPC2
<PC2(85.3km) ファミリーマート三浦三崎店@14:10(Close14:10)>

レシートをゲットしたらなんと刻印時刻はクローズ時刻とぴったんこ。
(=わたさんはクローズ20分遅れ)ブルベデビューの初心者を無理やり寄り道に付き合せて引っ張りまわした挙句PCタイムアウトに追い込んでおきながら当の本人はシレっと時間内チェックとか何というぐう畜。いやはや、昼食立ち寄りポイントの候補にはPC2より先のお店もあったので、まるよし食堂では無くそちらの店を利用することにしてPCでのチェックを優先すればよかったなあというのはあくまでも後知恵。
購入した缶コーヒーをすすっていたらぜっとさん、アーツさんの乗った車が通過していったので手を振ってお見送りした後リスタート。PC2-3間はそこそこペースが上がる区間なのでわたさんの制限時間までのリカバーは可能だろうと踏んで、まずはマーロウに立ち寄り。
反省の色が伺えませんwそれでもあまりのんびりもしていられないので持ち帰り用プリンを購入してはす向かいの立石公園ベンチで頂きました。
・寄り道その四:マーロウ&立石公園(葉山)

やや荒ぶる海を眺めながら期間限定の大納言&栗載せ抹茶プリンを堪能。
ここでわたさんは中井パンでもうひとつ購入してあったパンで補給。
立石公園を後にして、往路でもう一軒の寄り道ポイントである葉山の旭屋牛肉店へ。
・寄り道その五:旭屋牛肉店(葉山)


店先のベンチで葉山特製コロッケをいただく。
本当はばら売りもしている皮パンに挟んで食べようかとも思っていたのだけれどさすがに食いすぎだったので食指が動きませんでしたw
風が強くなり始めて日が傾いて来たし、わたさんのPC3クローズに間に合わせる腹積もりもあったので
”ここから先はそこそこ気合入れて踏むよ!”と宣言してR139をひたすら西進。


夕暮れ時の江ノ島付近
巡航35kph前後のペースでひたすらガチ踏みの結果、PC3到着時にはマージンが40分に拡大。
<PC3(135.5km) スリーエフ小磯店@16:52(Close19:34)>
(=わたさんは20分のビハインドからマージン20分)PC2は残念ながらタイムアウトとなってしまったものの、それ以外のPC及びゴールに関しては制限時間をクリアして認定外とはいえ完走していただき、ぜひとも
ランドヌールとしての矜持というものを感じ取っていただきたいものですwww
※矜持だというのに押し付けもいいとこマージンもできたことだし少々のんびりと店先に置いてあるテーブル席に腰を下ろして小休止。
”やっぱり明るいうちに帰って泳ぐのは無理だったのが残念でしたけれど結構疲れたし明日もあるから仕方ないかなあ。”Byわた。
まだあきらめていなかったのか(^^;
因みに
『明日』というのはわたしもエントリーしている米空軍横田基地で開催されるハーフマラソン大会、フロストバイトロードレースのこと。
残りは約65km。
日が落ちて一気に気温が下がってきたのであまり長居せずに引き返すことに。
当初の計画では気温と体調次第で鵠沼の埜庵でカキ氷をとも考えていたのだけれど、わざわざコースから外れてまで立ち寄るにはいまひとつ気分が乗らず、スタート前の雑談時にチコリンさんが
”絶対おいしいから時間があったら寄ってみて!”と猛プッシュしていた江ノ島駅近くのジェラート屋さんに立ち寄ることに。
・寄り道その六:SE1(片瀬海岸)
夜間、遠目だと美容院っぽく見えるので一旦素通りしてしまったw


『旬』という表示が付いていたルレクチェと甘酒のジェラートをダブルにしていただきました。
窓際に小さなカウンターと椅子があるので店内でご主人と軽く会話を交わしたりしながら。
サービスに暖かい紅茶を頂いたりしてしばしまったりした後リスタート。
江ノ電線路を通過してすぐに湘南江ノ島駅裏を抜けるちょっとした急坂区間を抜け、湘南モノレール軌道下のアップダウンが繰り返される、ある意味今回のコースで最も厳しい区間に突入。
途中三人ほどパスして鎌倉街道に入ったところで二人組に追いついたので以後はその二人に付いて行く。信号待ちで振り向いた前走者を見やれば
はやんさんとNさんでした。
大都会上大岡を通り抜けて最終PCに到着。
<PC4(173.8km) ファミリーマート横浜宮元町店@19:18(Close20:06)>マージンは50分強。
しばしのんびりして途中でパスした人たちが追いついて来るのを待ち、ここから先は当初の計画どおり最後尾スィープで。
最終PCは6人でスタートしたもののわたさん一人先行して飛び出し、あれよあれよという間に見えなくなったのでありました。
PC3ではしんどいとか言っていた割にはしっかりと三味線弾きだよねw
多摩川大橋を渡って多摩堤通りに入ったところで猛烈な向かい風に見舞われ最後の最後に多摩川峠を味わいつつもどうにかこうにかほぼ最後尾でゴールに滑り込み。
<Goal(202.1km) 癒しふれあい館@21:34(Close22:00)>
ゴール受付の癒しふれあい館で手続きを済ませた後、わたさんのPC2延着に関しての事情聴取w
延着の原因を作った張本人はちゃっかり時間内ゴールしてしまっているので周囲からはそれはもう大変な非難の嵐なのでありました。
【やや嘘】わたしが寄り道に付きあわせてしまった結果なので当然ながら
救済要件を満たしている訳でもなく、今回のわたさんは
DNF(いわゆる認定外完走)という結果に終わりました。
いやはや記念すべき
初参加ブルベをDNFという結果に導いてしまったことに関しては非常に心苦しい限りです。
【本当】それでも誰もが強烈な逆風にさいなまれ、20kphを維持することすら困難というコンディションだった復路の多摩堤通りを走行してゴールに到着した際
”風が強くて22~3kphくらいしか出せませんでしたよ。”と余裕ぶっこきの一言を口にして待機していたスタッフに充分過ぎる走力の片鱗を伺わせた認定外完走なので次の機会は余裕で完走できることでしょう。
※わたしに引っかかりさえしなければ。
AJたまがわ関係者の皆様、本年もよろしくお願いいたします。
また今回一般で参加された皆様、次回以降たまがわを始めどこかのブルベでお会いできましたらよろしくお願いいたします。
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