先に作業を始めていた
隊長さん、ばんばんさんと共にブルべカード発送作業。
メダル購入希望者数と預り金の突合せをして数量のチェックをした後宛先印刷済みの封筒に、認定シールの貼られたブルべカード(購入者には一緒にメダル)を挿入し、封をしてひとまとめにする作業があらかた終わりかけたところで
R札幌のTさんが上機嫌で入ってきた。
Tさんはもともと今回のブルべを走る予定で札幌から遠征してきたにも関わらず天候を鑑みてDNSしてしまっていたのだけれど、そんなこともあろうかと と、しっかり代替スケジュールも考えていらして知人が出展しているということで陣中見舞いも兼ねてさいたまスーパーアリーナで開催されているサイクルエキスポに行ってきたのだそうである。
帰りに二軒ほどはしご酒の後癒しふれあい館に戻って来たというTさんはニコニコ顔で戦果報告。
”サイクルモードは物販が無いけれど、サイクルエキスポは掘り出し物があるから時間があったら行った方が良いよ!これなんか千円だったしこれは一万五千円♪”と、
メリノウールのソックスとエアロヘルメットを見せてくれた。
他にも色々購入したそうで
”なんだかんだ言って二万円くらい遣っちゃったw”とのことだった。
その後も折に触れTさんが自慢げにあれこれ他の人に語っているのを見ていたらすっかり行く気になっていた。ステマ効果恐るべしw
自転車を輪行袋に収納しつつ雑談に興じるTさんと
artsさん、ぴかさんの図。
内職的作業をしていたものの22時から待機しているのでなかなか暇を持て余してしまい、主にTさんが色々話題を振る感じで雑談に興じていたもののさすがに倦怠感を覚えはじめていた時に最初のゴール者が。
トップでゴールの
Hideさん、なんとこの悪コンディションのなか19時間を切るタイムでゴール。
しかも
”雨、風、低温。。。盛り沢山で普段の三倍楽しいブルべでした♪”と真顔で語っていらしたという
筋金入りのヘ○タイさんでありましたw
その後しばらくは帰着者がおらず、再びまったりと過ごす待機スタッフ一同。
トップでゴールした
Hideさんの話を聞く限り、コース上はなかなか過酷な状況なのは間違いがなさそうなのでDNF連絡がひっきりなしに入るかと思いきや意外と少ない。
エントリー総数98名のうちDNSが51名。実に半数以上の人が悪天候と低温を回避して出走を取りやめている状況で、それでも走ろうと決断するくらい肝が据わった参加者さんたちなのでなかなかどうして簡単には音を上げないようです、さすが。
三々五々ゴールしてくる参加者が癒しふれあい館の扉を開けるときの表情がみな一様にホッとした、脱力したものであったのが今回のブルベの過酷さを物語っていた。
最終ゴール者が制限時間いっぱいの27時間で到着した後しばしまったり。
制限時間ぴったりの所要27時間でゴールに到着したランドヌール。
この時点で全ての参加者の消息が確認できたのでひとまず無事
BRM307石廊崎400本番が終了。
10時半過ぎ頃から受付の撤収作業を開始し諸々片付いたのが11時半過ぎ。
折角なので昨夜寄れなかったたぬきで昼食を・・・と、
ぜっとさん、がんちょさんと三人で移動。
途中、某中華料理屋さんで前夜
ばんばんさんが忘れて行った帽子を受け取るミッションもあったり。
その帽子はわたしが預かり、わたしがエントリーしていて
ばんばんさんがスタッフを務める
AJたまがわ東葛班主催のBRM321鴨川200の折に渡すことに。
12時の開店時刻前だというのに既に6、7人の先客が開店待ちをしていた。
開店と同時に入店、ひとまず席からあぶれることは無く無事座れて、から揚げとかつのセットになる『チキンチキン定食』の味噌汁を豚汁に変更して注文。
チキンチキン定食いただきます。
注文した品が運ばれてくるまでの間に
ぴかさんがご子息と訪れて、入店待ちの行列に並んでいたので食後に入れ替わり。
その後東急新玉川線⇒JR埼京線と乗り継いで北与野まで行って
Tさんの話を聞いてすっかり行く気になってしまったサイクルエキスポ会場へ。
場内をうろうろして色々眺めて買い物したり。
竹フレーム
会場内外含めて10箇所あるポイントでのスタンプラリーをコンプリートして抽選に挑んだら¥2,000-分のお食事券を2枚ゲットできて浮かれていたものの会場周辺には使える店舗が無く、しかも使用に当たっては事前に電話予約が必要とか。
どんだけ使わせたくない金券なのだ?
帰りに上野の金券ショップで換金可能かチェックしてもらったらお断りされてしまったし。。。orz
因みにスタンプラリーでスタンプ待ちの行列に並んでいた際、わたしと同じく
Tさんの言葉にそそのかされて(笑)会場を訪れていたばんばんさんに遭遇したので予定より二週間早く、無事預かっていた帽子をお渡しすることが出来たのであった。彼もわたし同様、メリノウールのソックスがお目当てだったようだけれどサイズが合うものが見つからなかったと残念そうに語っていたが、時間的に彼より遅い時刻に会場入りしたわたしが商品ボックスの奥の方から二足分発掘して購入したことを知ると大層残念がっていた。
ひと通り見て回って結構な勢いで散財して
(最終的に確認したらTさんに負けず劣らずな勢いで散財していた。)16時過ぎにはさいたま新都心駅から帰路に。
時間が早いので上野で乗り換える際に一旦降りて久し振りにガード下の『
大統領』へ
カウンターでホッピーを呑みつつあれこれつつく
名物のもつ煮
串焼き色々
煮豆腐
そこそこ満足したところで店を辞去。
さてどうするか・・・というところで御徒町に
中本の店舗があることを思い出してこの半年くらいご無沙汰している中本へ。
勢いで北極を頼んではみたものの、久し振りに食べるとなるとさすがに辛さ耐性が下がりまくっていたので汗と涙をぬぐいながら食べることになり少々後悔してみたり。
カウンター席に座ったのだけれど、隣には先客の女性が一人で同じく北極に挑んでいる最中で、なんとなくかなりてこずっている気配がうかがえた。
汗を拭いながら水を口にしてからひと箸ずつ口に運んび、息を吐いて再びインターバルという流れを繰り返し。
さすがにまじまじと観察してしまうのは失礼だしそもそも自分の注文が供されたのでそちらに集中しなければならなかったからしばらくそちらに注意を払うことはなかったもののいざ食べ終わって店を辞去する段になっても件の女性客はまだ格闘中だった。
スープが麺に吸われてかなり目減りしていてまるで油そばやまぜそばのような風情になっている北極を、それでも投げ出すことなく果敢に挑み続けている姿をちら見して心でエールを送りながら店を後にした。
あの人は結局完食できたのだろうか?
他人事ながらやや気にかかる。
そんな事を思いつつ御徒町から山手線に乗り込み、それ以上は特に寄り道することも電車で寝過ごして遠くに連れていかれてしまうこともなくすんなりと帰宅。
土曜日に休日出勤をしたとは思えないくらい密度の濃い週末を堪能したのであった。
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