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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023Jun20Tue

【今回は】SR600 Nihon Alps 完走結果概要【ツーリスト認定です】 


関連エントリ:SR600Nihon Alps走行記録01


2016年8月17日(水)1:30スタートにてSR600 Nihon Alps を走行して来ました。
ランドヌール部門での制限時間は54時間で、わたし自身は50時間切りを目標にスタートしたのですが、途中諸々紆余曲折ありまして、最終的にスタート/ゴール地点であるJR小淵沢駅に帰着したのは8月19日の10:54で所要は57時間24分となり、今回はランドヌール部門ではなくツーリスト部門での完走となりました。

SR600KN(北関東)を先月末から今月頭にかけて、また先週土曜日8月13日には200㎞とはいえブルべに参加してからのSR600出走は、なかなか無理がありました。
特にスケジュールに関してはもともと8月26日10時スタートで計画していたものを仕事の都合で9日間前倒しし、更に出走時刻に関しては直前に聞き知った位山峠の日中全面通行止め情報から急きょ8時間半前倒しにずらしたという経緯があって途中通過ポイントの確認や休憩場所の確認等が中途半端なままで出走という形になってしまってなかなか厄介ではありました。
そんなこんなで走り出し、それでもどうにか台風は当初見込みよりも東に逸れてくれたもののコースである長野、岐阜、山梨は大気の状態が不安定で時にゲリラ豪雨に見舞われたりいきなりの猛暑だったり、極端に振れたなかなか厳しいコンディションでしたが幸いなことに乗鞍スカイラインは通行可でしたし、大部分のゲリラ豪雨も回避できました。
最後の最後にメカトラブルが重なってランドヌールで完走するには時間が足りませんでしたが、まあそれはそれ。
詳細はいずれぼちぼちまとめて行くとしてまずは概要を。

と、ここまでで言い訳垂れ流しは終了。

出来れば年内、遅くとも来年通行可能時期になったら早々に再チャレンジしてきます。
今回走った事で傾向と対策は把握、立案できたつもりです。
ちょっと乗鞍下ってからのトンネルが嫌なんですけれどねえ、路面の荒さが三国峠越えの比じゃないし。


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PC1(Start)JR小淵沢駅

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PC2:分抗峠

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PC3 しらびそ峠

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乗鞍スカイライン通行ゲート

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PC9 乗鞍岳(畳平)

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PC13 大河原峠

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PC15(goal)JR小淵沢駅



スタートからゴールまで、様々な応援、激励、心配のコメントを頂いた皆様、本当にありがとうございました。
また、コース設定運営を行ってくださっているA埼玉関係者の皆様に深く感謝いたします。
またお邪魔しますのでその節はよろしくお願いいたします。
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2023Jun20Tue

2016大田区花火の祭典 

今の自宅に引っ越してきた当時はお盆休み期間中に東京にいることが少なかったのでなかなか見ていなかったけれど
ここ数年はすっかりお約束になった大田区花火大会見物。
自宅から徒歩一分で土手、そこから五分も歩けば丁度良い鑑賞ポイントなで、帰りが煩わしくないのが本当にうれしい。

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夕方5時過ぎから適当にアテを用意して、冷やしておいたビールを保冷容器の中に保冷剤と一緒に突っ込み、フォールディングチェアを担いで式典開始時刻の6時過ぎ頃自宅を出発。
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ぼちぼち混み始め。
正面奥に小さく見える特設ステージでライブやらなんやらの催しがあるのだけれど最近はあんまり見てない。
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野球グラウンドの内外野の境、芝生の切れ目付近に陣取る。
シートを敷いて準備している人たちは芝生の上に集中していて内野グラウンドにはほとんどいないので背後に対しての気遣いはほぼ無用。暗くなってきてから来る客は芝生の上に陣取れないので内野の方に来るけれど、当然ながら後から来た人たちは先着しているこちらを避けるから問題ない。

19時半ころいよいよ花火大会が始まった訳ですが肝心のデジカメが直前に電池切れ。
結局携帯でいくつか撮っただけでおしまい。
まあ、電池切れてなくてもコンデジ手持ちだから携帯で撮ったのと五十歩百歩でしょうけれど。
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今年は区制施行70周年だったそうでなかなか迫力ある花火大会でした。
例年より2,000発時計に打ち上げられたそうだし。
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2023Jun20Tue

【ヒドイのは】BRM813千葉200つくば 完走記録【アオバだけじゃないw】 

当日のツィートまとめ⇒2016BRM813 千葉200つくば 完走記録



<公式記録>
走行距離 206.3㎞
スタート 2016年8月13日(土) 8:10(第二ウェーブ)
ゴール 2016年8月13日(土)21:07(認定時間 12時間57分)



昨年は全く参加できず、一昨年と三年前は忘年会にのみ参加したはずなので四年ぶりとなるAJ千葉主催ブルべ。
色使いとデザインが気に入っていて折角購入した千葉ジャージを着る機会が忘年会以外で初めて訪れましたよw
道の駅しょうなん発着ブルべはその発着点が実家から10km足らずの場所なのでずっと気になっていたのですがなかなかタイミングが合わずにエントリーできずにいましたが、今回ようやくエントリー。
当初、あまり深く考えずに”200㎞のブルべで獲得標高2,600m超ってのは結構厳しいかなあ…。”なんてなことを軽く考えていた訳ですが、実際には100㎞で実に2,500m近い獲得標高があるという鬼コース。
三年前に開催された時には完走率が2、30%しかなかったという話を聞いて、猛暑のせいだと勝手に理解していたけれど先述の通りコース自体もなかなかにエグいものでそのため今回もDNF者はそこそこいたようです。
四日ほど前に一緒にお酒を飲んだAJ千葉スタッフのガクさん”あのコースねえ、結構エグいよぉ!”と注意喚起してくれていたのも酔いのせいもあってすっかり忘れ、1/3ほど走った時点で思い出した始末。
それでもまあ完走出来たので結果オーライといったところ。

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”早起き出来たら早朝手賀沼の蓮でも眺めようか。”
スタート地点から東にⅠkmほどのところに関東でも有数の蓮の自生地があって、夏場は結構にぎわいます。
何年かぶりにそこを訪ねてみようかとも思ったのですが結局早起きできずに四時半過ぎに専修寺関東別院前出発。
スタート前に手賀沼の蓮を眺めるにはいささか遅過ぎ。

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早朝の銀座通り博品館付近

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『聖地』日本橋道路元標

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この鳩、若干歩行速度が足りなくてギリギリ赤信号に引っ掛かったものの
本当に青信号で横断歩道をてくてくむこうからこっちへ歩いて渡って来たw

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向島百花園の辺りだったかな

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超久々の手賀沼CR、前方には手賀大橋
手賀大橋脇がスタート受付場所

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受付は無事完了

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ブリーフィング風景
改めて前回開催事の三年前には完走率が三割弱程度だったと教えられる。

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ブリーフィング前に自販機で購入したコーラ。
ラベルを見てみたら『完全燃焼』ですと。
燃え尽きちゃうと色々アレですが、まずは頑張って行きましょうか。
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2023May23Tue

【PC13から】SR600KN(北関東)完走記録-04(完結)【PC18(ゴール)まで】  

SR600KN(北関東)完走記録-03より続く


PC13:渋峠(402.0km)12:14着

時刻は丁度お昼時。
ここ(渋峠ホテル)で昼食にするか、あるいは下った草津の道の駅で昼食にするかしばし思案。
空腹を感じていたし、食堂には先客が一組二人だけだったのでここで昼食を摂ることにした。

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ハンバーグカレー
腹を満たしてリスタート。
腹ごなしも兼ねてのんびりと国道最高地点に向かう。
最高地点碑をバックに自転車の記念撮影(前エントリ参照)を済ませ、しばらく眺めを堪能。

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日本国道最高地点付近からの眺め
ここから先は一気に気分の良いダウンヒル。
幸いなことにほぼ全区間、先行する自動車が無かったために前を抑えられてストレスをためることもなく快調に下れたけれど、草津に近づいて片側交互通行区間に差し掛かった時、交互通行信号を無視して7、8秒フライングして突っ込む地元ナンバーの女性ドライバーのマナーの悪さに辟易とさせられた。
単独で事故っちまえばいいのに。。。(毒)

草津の7-11で軽く休憩した後道の駅でトイレ休憩。
草津まで下りてきたら肌寒いくらいだった渋峠とは打って変わって猛烈に暑い。
しばしまったりして落ち着いたところで次のPC目指して一気にダウンヒルを駆け下り始めたその時。
道の駅やすづかはす向かいの商店でもらった輪ゴムが細すぎたのか、路面のギャップで跳ねた拍子にeTrex30がマウントから外れて宙に舞った。
慌てて左端に寄せて停止、後続の自動車の様子をうかがう。
一台目、二台目は路上にある異物に気付いてくれてそれを避けて通過して行ってくれたのだけれど続く三台目。
ゴリッ!!という嫌な音が聞こえてeTrexが横方向に数十センチ跳ねた。
その時の気分は星飛馬の破滅の音を聞いてしまった長嶋茂雄(だったっけ?)に負けず劣らず。
その後数台をやり過ごし、車列が切れたところで駆け寄って拾い上げた。

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車重一トンを超える普通乗用車に踏まれたらたとえ全重量がかかった訳ではなくともこうなりますわな。

こうなったら残り150㎞ほどはキューシートを読みながら地道に進むしかないけれど
幸いなことに次のPCまでは交差点を一つ曲がれば良いだけだし、その次のPCまでも途中一か所大きな交差点を曲がり損ねなければ一本道で済むのでミスコースの心配はまずない。

幾つかあるPC14のオブジェクトの内JR長野原駅入場券を証跡としようと一路長野原駅へと向かう。

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PC14:長野原(431.3km)14:10着

到着して入場券を購入したら丁度上り(高崎)方面行きの電車が入線してきたのでホームまで移動して電車をバックに一枚。
この画像を添付してPCタイムスタンプのツィートを流したら一部フォロワーさんから”GPS死亡でDNFしたので長野原から輪行エスケープ?”と勘違いされてしまう。

草津から大津に向かう途中、GPSが脱落して後続の車に轢かれるという痛ましい事故。CSを見ながらのんびり帰ります( ̄▽ ̄;)
※CS=キューシート


確かにこの書き方&画像では”のんびり(輪行で)帰ります。”とつぶやいているように見えるw

いやはやお騒がせいたしました。

うだるような暑さの上野原駅前を後にし、次のPCがある榛名山へと移動。 R145吾妻バイパスを東進。 八ツ場ダム建設に伴い旧道はすでに通れなくなっていて道幅は広くコーナーは少ないもののトンネルの多いあんまり面白味のない道になってしまったのが残念。 PC14と15の間に唯一ある曲がり角である郷原交差点を右折し、榛名山(榛名湖)へ向かう一本道をひたすら登る。 南中時刻は過ぎているのでやや日が傾いてはいるもののそこそこ道幅が広いので日差しを遮るものが少ない。 じりじりと焼かれるようにして坂道を登っていくとそれまでひたすら何もなかった山道にぽつんと自販機が。 

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郷原から5㎞ほど登ったところにあった自販機
非常にありがたい。 自販機は坂を登ってほぼフラットになったところにあったので、予習不足のため”この先は下りか♪”とぬか喜びしたらさらにじわじわ登る坂道が延々続くのであった。しかもその先にはそれまでなかった登坂車線もしっかりあったし(^^; この自販機に到達するまではやたらと暑かった空気がこの自販機周辺を境に一気に冷えて肌寒いくらいに。 空にはまだ雲の気配は感じられなかったものの嫌な予感がして仕方なかった。 後方から追い越して行ったイキった車のエキゾーストノートが前方の林の向こうから聞こえてくると音源の位置やエンジンの回転数からまだまだ上り坂が続くことがうかがえてなかなかメンタルにきつい。 それでも道端に『榛名湖』の名を冠した施設の入り口が見えたりしてようやく登りが終わりに近づいてきた。 短いダウンヒルを味わえば、目の前に榛名湖の姿が広がる。

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榛名湖越しの榛名山
午前中はここでトライアスロン大会が開催されていてKingiさんが参加していたそうである。 道は榛名湖南岸を1/4周ほど回って渋川方面へ。

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ヤセオネ峠へ向かう直登。
坂道を登り切ったところが当然ヤセオネ峠だと思い、証跡となるヤセオネ峠バス停を探してみたけれど、そのバス停の名前はヤセオネ峠ではなかった。 一瞬うろたえてしまったがよく見るとそのバス停の次がヤセオネ峠バス停と書かれている。 気を取り直して先へ進み、PC15のフォトコントロールオブジェクトを発見

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PC15:ヤセオネ峠(462.9km)16:56着

ヤセオネのオブジェクトを過ぎると渋川市街地に向けて一気に駆け下る気分の良いダウンヒルの始まり。 心で快哉を叫びながら下って行くとポツリポツリと雨粒が。 ”やっぱり急に気温が下がったしにわか雨来ちゃうかなあ。。。”なんてなことを思った矢先にバケツをひっくり返したような土砂降り。 ”どこかで雨宿りしなきゃ!”とか思いつつ、屋根のあるバス停や軒先の大きな商店を見かけるたびに停まろうとするもののブレーキがまともに効かずに通り過ぎてしまう。 結局どうにか停止出来たころにはほぼ雨が上がってしまっていた。 リムに付着した水分を拭き取ろうと思って近くにあったコンビニに立ち寄り、ポケットティッシュを購入して自転車に戻ってみたら前輪パンクしていやがるし。 チューブ交換ついでにリムを丁寧に拭き取りリスタート。 渋川駅付近が底になって再び軽い登り返しの始まり。

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榛名山方面を見ると鮮やかな夕日。
雲の雰囲気が若干不安。 空模様に若干の不安を覚えながら進んで行ったら案の定雨粒がパラパラと落ちて来た。 天を仰ぎ雲の色の濃さを見ながらこの調子ならどうにかこうにかR405と同様にちょっと降られる程度で行けるのではないかと楽観的に考え先に進んだら心構えを整える間もなくあっという間に先ほど榛名山から渋川市街地へと抜ける際に食らったのと同じような勢いの大雨になった。

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時折前方視界が数十メートルほどになってしまうようなどしゃ降りで、あまりにも急に本降りになってしまったので退避場所が見つからず、すぐそばにあったゲームセンターの幅50cmほどの軒下に緊急避難。 すぐに上がるだろうとタカを括っていたものの一向に止む気配のない雨。 店内を確認してみたらゲームセンターと言うよりオートスナックにゲームコーナーが併設されているようなところで結構スペースもあったので自転車ごと店内に移動し、自販機で缶コーヒーを購入してまったり。 そんな感じで雨脚が弱まるのを待ってのんびりしていたら、無人だと思われた店内にいつの間にかオーナーさんらしき人が入って来てクレーンゲームの調整を始めた。 一通り調整作業が終わってこちらに近寄って来たのでしばし雑談。 ”こんな雨じゃ危ないからね、ごゆっくり。”群馬特有の訛りを交えた話し方でにこやかにそう語って去って行った。 ありがとうございます。 雨宿り中にツィートしていたらフォロワーさんに教えていただきましたがその筋(?)にはなかなか有名なお店だったようです ⇒オレンジ353
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店内には懐かしいレトロな自販機が何台も。 ネタ的にそばくらい食べておけば良かったw 都合90分ほど待機して雨脚が弱まって来たし、進行方向の空を見ると雲が切れ切れになり始めていたのでリスタート。 前後にフェンダーを装着しておいて良かった。 雨に降られない600なんてほとんどありえないし。 しばらく進んでちょっとした登り坂を越えるためにシフトダウン。 下り坂に差し掛かったところでシフトアップしようとしたところで右のSTIが空振り”???” 慌てて近くにあった道の駅グリーンフラワー牧場に退避して明かりのあるバンガロー風建物の軒先へ。 シフトワイヤーを確認してみたもののしっかりと張っているしブラケット部分を確認してみても何が原因かわからない。 結局RDはロー固定で走るしかない状況だけれど、この先粕尾峠越えがあることを考えればトップ固定よりはなんぼかマシと考えて以後の行程を続行。 平地や下りではなかなか速度が稼げないものの、基本登り基調なのでどうにかこうにかペースを維持。 ”23時閉店までに到着できないと以後補給ポイントありませんよ。”と、AJ宇都宮スタッフのはじ~さんに教えられたPC16に隣接するデイリーヤマザキショップに到着したのは22時ちょっと前。どうにか一時間ほどは余裕で到達できた。 最終補給ポイントなので弁当を購入し、道の駅駐車場の隅にある東屋へ移動、途中で証跡オブジェクトを撮影。

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PC16:桐生市黒保根(521.8km)21:59着

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あんまり空腹感を覚えていなかったので軽く補給して、あまりのんびりすることなくリスタート。 ところがしばらく進んだところでいきなり睡魔が。 腹八分目にしたつもりであってもやはり食後は眠くなってしまう。

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進行方向右側に丁度草木ダム駐車場があったので屋根のある休憩所へ。 駐車場には一台の車が停まっていて微妙に不自然に揺れたりしていたけれど、そんなことを気にしている場合ではなく携帯のアラームをセットしてベンチにあおむけ。 約三十分後、すっきりした目覚め。車はまだいたw いよいよ最後の山場である粕尾峠-横根高原に向けてリスタート。 右折してR353から離脱し、いよいよ粕尾峠へ。 ここは反対側から登ったことがあるけれど、かなり路面が荒かった記憶がある。 しかもその時もRDのワイヤーが切れてしまってリア固定で走ったのだった。 粕尾峠ってオレのRDとは相性悪いのかね?(;^ω^) GPSが逝ってしまった状態なのでキューシートを確認しながらの走行だけれど、R353から離脱してから次のPCまでは曲がるポイントは一つだけなので見落とさないよう心に留め置きつつの走行。

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紛らわしいんじゃい!w ※左折ポイントは県道58号線 勾配はきつくないものの路面が相当荒く、注意していないと段差で転倒してしまいそうになる粕尾峠の登り坂。 かつてここを下ったのだと思うと良くリム打ちパンクを食らわなかったものだと感心することしきり。 えっちらおっちら登って行って、ようやく横根高原へ向けての分岐っていうか粕尾峠ピークから更に登り(死 正面をタヌキやイタチが横切り、木立の中には無数の光る眼、時折聞こえる甲高い鹿の鳴き声。 野生の王国チックな山道の坂道を淡々と進んだ先にようやく最終通過チェックポイントの看板が視界に飛び込んできた。 

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PC17:横根高原(561.1km)01:58着

あとはゴールに向かうだけ。 横根からの下りはそれほど道が荒れていた訳ではないけれど、勾配がきついのでブレーキレバーを握りっ放し。 かなり握力を消耗しながらの走行で、しかもRDがロー固定なので勾配が緩くなってもほとんどクランクを回すことなく進んでいたので途中物凄い睡魔に襲われ、危うく路肩に突っ込みそうになった。 幸いにしてすぐ目の前に自販機があったので冷たいドリンクで休憩し、覚醒。 いやはや危ないところだった。 途中、キューシートに記載があるものの現在は撤去(?)されていて見当たらないランドマークを探して2、30分ほど時間をロスしたもののどうにかこうにかコースを見つけ、丸二日以上経過してジャパンカップロードレースコースへ。 ゴールまでの残距離表示を見ながら進み、無事ゴール地点へ。

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PC18(ゴール):宇都宮市森林公園 8月1日4:25、所要52時間25分

目標は50時間切りだったので二時間半ほど押してしまったけれど、雨宿りの90分、ミスコースでの2、30分とRD不調によるペースダウンを考えたらまあ概ね順当な目標と実績であったと思う。 証跡の撮影と主催者へのメール送信を済ませ、一路宇都宮駅前の健康ランド『南大門』へ向かう。 元々の予定ではスタート前の仮眠も取るつもりでいた施設。

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ぼちぼち払暁。
まず宇都宮駅のコインロッカーに預けた着替え類を回収し、南大門に移動。 のんびり汗を流し、軽く朝食を摂って仮眠。 有給休暇は取得してあったものの夕方までに会社に顔出しをしなければならないのであまりのんびりし過ぎる訳にもいかず昼近くなって帰り支度を始めて宇都宮駅へ移動。

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駅前の餃子店で早めの昼食の後新幹線を利用して帰宅。

そんなこんなで三年前の忘れ物をようやく拾い集めて帰って来ることができました。 TwitterやFaceBookで応援、激励、ご心配のコメントを頂いた皆様、本当にありがとうございました。 コース設定、運営をしてくださっているAJ宇都宮関係者の皆様にも深く感謝。
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2023May23Tue

【PC9から】SR600KN(北関東)完走記録-03【PC13まで】 

2016.08.08 Mon 21:08  -edit-

SR600KN(北関東)完走記録-02より続く

PC9:道の駅やすづか(270.8km)18:09着

道の駅やすづかは営業時間が18:00で終了。
あと10分届かなかった。
この道の駅には建物外に飲料の自販機が無いので道を挟んではす向かいにある商店軒先に設置してある自販機を利用して補給。
お店はまだ営業しているようだったので奥に声を掛け、出て来てくれたおばちゃんに輪ゴムを二本分けてもらった。

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GPS脱落防止の応急処置。

自販機で購入したコーラを飲みながらしばしおばちゃんと雑談。
ついさっきまでバケツをひっくり返したかのようなにわか雨が降っていたそうである。
山の方を走っているときにそのにわか雨の名残のような狐の嫁入り的な雨を少々浴びたけれど、もう少しタイミングが早かったら本降りにぶつかっていた訳で、道の駅営業時間内に到着できなかったのは却って良かったのかもしれないと思いなおす。

折り返しの直江津港まであと30km
基本的には下り基調のはずなのだけれど、そんなに楽をさせてもらえないのがこのコース。
細かい上り下りが何回か繰り返されたのち、ようやく平野部へ。

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水田の向こうの山に日が落ちる

夜の帳が落ちて来た中前回のKNチャレンジ時のみならず、直江津集合でも訪れているのですっかり馴染みになっている上越市内を進む。直江津港、佐渡航路フェリーターミナルが次のPC。

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PC10:上越市直江津西埠頭 フェリーターミナル(300.6km)20:03着
全行程は605㎞あるので厳密には中間点ではないけれどw
0時にスタートして20時に到着しているのでグロスのペースは丁度15KPH、思いの外順調なペース。

前回このPCに到着したのは夜半を回ってしまっていた。
雨に降られて全身ずぶ濡れだったのでコインランドリーでウェア類を洗濯、乾燥していたこともあるけれど、それを勘案しても前回より3時間ほど早く到着している計算になる。
やはりR405を雨の夜間に走行するのは相当時間をロスしてしまう。

PC通過後は事前に下調べをしておいた温泉施設で仮眠を取るべく移動。
が、疲れていたのか事前に調べたところとは違う施設に入ってしまい、あまつさえ日中大汗かいたというのにわざわざサウナでロウリュウに参加してしまうというなかなか頭が沸いたような行動に及んでしまう。
食堂でノンアルビールとつけ麺で軽く夕食を済ませ、休憩コーナーで横になって仮眠。
約三時間後、閉店コールで起こされたので着替えてリスタート、この時点で午前一時ちょっと過ぎ。
事前に下調べしていた施設なら終夜休憩可能なので本来は二時過ぎころリスタートする計画だったのに。。。

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温泉の隣にあったローソンで飲料の補給。
三年前、このローソンの脇にあるバス停で仮眠をとったのであった。

いよいよ後半最初の難所、関田峠を指して進む。
夜明け前の薄暗い中、関田峠に向かって徐々に勾配がきつくなって行くコースを進む。

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この辺から本格的な坂道。
えっちらおっちら。 概ね4-7%、時折10%前後の勾配が現れる坂道を淡々と進む。 しばらく進んだところでどうにも眠気が我慢できなくなって来た。 BRM611那須の時にもあった現象なのだけれど、仮眠明け1、2時間経過すると急激に眠気が襲ってくるのが常のようで、そういえば日常でも昼休みに軽く寝たりすると14時過ぎごろ抗うのが相当厳しい睡魔に襲われることがある。 大抵は何とかやり過ごせるのだけれど万が一転倒落車なんかやらかしてしまったら目も当てられないのでひとまず停車。 前後の見通しの良い場所でガードレールに自転車を立て掛け、その場でアスファルトの路面に直に寝転がった。 行動が思いっきり不審者w 30分ほど横になり、セットしておいた携帯のアラームで目を覚ました時にはかなりすっきりしていた。 幸いなことに寝転がっている間は自動車が通過した気配はなかった。 すっきりした頭でリスタート。払暁にはまだ間があるものの辺りは随分明るくなってきていた。

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光が原高原付近から
途中、これまで過去二回は夜明け前で真っ暗だったり雨に降られたりで立ち寄ることなくスルーしてしまった『難局打開の鉄球』を眺めに寄り道。

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あさま山荘事件を題材にした映画『突入せよ!あさま山荘事件』のロケ地となったこの地に記念に置かれている。 二つ並んだ鉄球は左が実際の事件当時現場に集められた三つの鉄球の内のひとつ、右が映画撮影時に用意されたもの。

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関田峠トレイルビジターセンターから上越市方面を眺める。 日の出前なのでまだうっすら靄がかかってしまっていて肉眼はともかくコンデジのレンズではこの程度 ピークに近づくにつれ勾配が緩くなり、林の中の道を右へ左へと緩やかにカーブする道を進めば前方に大きな道路開通記念碑が見え、そこが関田峠のピークである。

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PC11:関田峠(334.1km)05:15着
過去二回、いずれも雨にたたられてしまった関田峠に初めてドライコンディションのなか到達。

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峠から進行方向である長野県飯山市側を見る。
まだ太陽は山の影にあるので光と影のコントラストが強い。

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関田峠のピーク東側にある茶屋池
普段ならここも散策したいところだけれど、やはり時間ロス削減のために軽く眺めておしまい。

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若干雲に阻まれてしまって綺麗な日の出は拝めなかったものの、ダウンヒルを堪能している間にどんどん目の前の景色がはっきりと色を帯びてきた。 さすがに全スルーはもったいないのでちょっとだけw 一気にダウンヒルを駆け下り、千曲川を渡ってR17へ。 しばらく進んだところにあるローソンに立ち寄り朝食休憩。 このお店にはイートインコーナーがあるのは前回訪問時に知って覚えていた。

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そこそこガッツリw

R17なりに一旦千曲川西側に渡り、すぐまた東側へ。
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ここからR17を離れてやや山側のアップダウンが多い県道を行くことになる。

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家並と相まってそこかしこに風情を感じさせるものが点在している。 田んぼの中の坂道を進んでいたら目の前の路面に何やらもぞもぞ動くもの。
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近づいてみたらカブトムシだった。 前日と異なり雲がほとんどない青空に昇りかけた太陽の日差しはすでにかなり強烈で、それでも幸いなことにまだ太陽が低い位置にあったのでどうにか日影の中を進むことができた。あと二時間ほど遅くなるとかなりしんどくなると思う。 ふと、後方を走っているはずのイーチョさんを案じたり。 高台の、細かいアップダウンが続いた道の先にようやく長野電鉄湯田中駅。

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PC12:山之内町湯田中(376.3km)08:08着

次のPCである渋峠には1km手前で到達を断念させられていたので前回挑戦の際はPC通過の証跡はここが最後となっている。ここまではうろ覚えながらも概ねコースプロファイルは頭に入っていたがここから先はそれが無い。いわばここからが本番と言っても過言ではない。 行楽の車がひっきりなしに追い抜いていく中、長い登り坂をひたすら淡々と登って行く。

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湯田中付近では相当高かった外気温も標高が高くなるにつれ下がって来たし、何より風が気持ちよい。

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三年前は確かこの辺を走行しているときに雨がみぞれ交じりになって来たはず。 さすがに季節が違うので雪の心配はなかったものの、標高が高くなってきたら雲が増えて来て気温も一気に下がって来たので降られやしないかと内心ヒヤヒヤ。 長い長い登り坂を終え、ようやくたどり着いた横手山ドライブイン。 三年前の最終到達地点である。

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横手山ドライブイン到着は11:55
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三年前のあの日。
タイムスタンプは14:11なので二時間ちょいしか違わない。

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ドライブイン2Fの食堂で熊笹ソフトクリームをいただく。
ここで昼食にしても良かったのだけれど、この先渋峠まであと1kmほど登らなければならないので取りやめにした。 ソフトクリームを食べ終わってリスタート。 三年前は無限に隔たりのあった『たった1km』をじんわり進む。 そして目の前に渋峠ホテルの建物が現れた。

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PC13:渋峠(402.0km)12:14着

証跡は三種類とも押さえてみましたw ようやく三年前にたどり着けなかった湯田中側からの渋峠。 宿題を一つ提出できました。

SR600KN(北関東)完走記録-04へ続く

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2023May23Tue

【PC6から】SR600KN(北関東)完走記録-02【PC9まで】 

2016.08.06 Sat 11:40  -edit-

SR600KN(北関東)完走記録-01より続く


PC6:みなかみ町 歴史民俗資料館(153.6km)9:46着

前回より90分ほど早くPCを通過し、なかなか快調な滑り出し。
昼食をどこで摂ろうかという算段を脳内で巡らせられるほどに余裕も生じていた。

仏岩峠に向けて進路を西に。
三年前も立ち寄った、コース脇にある稲荷滝を眺めに行ったら滝の下流で10人ほどが沢登り教室的なイベントを行っていたし、滝そのものの方は上に三人ほどがいて滝つぼに向かってザイルを投げ、沢登りの準備をしていた。
物凄く気持ち良さそう。
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稲荷滝 
仏岩トンネルに向けた緩やかな登り坂を進む。
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コーナーに番号が振ってあるものの、単なる通し番号でしかないので初見では何の目安にもならない。
事故発生時に消防や警察に位置を伝えるのに役立つ程度の事。

前回挑戦時、ボトルに水の補給をするのを忘れてしまい、非常に危機的状況だったところを救ってくれた、わたしにとっての『命の水場』を目で追いつつの登坂。
路肩工事区間のすぐ上、コーナー番号6番から少々上の方に祖の水場はしっかりあった。
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今回の秘密(?)兵器であるフォールディングカップ。
これがあればボトルが満水状態でも湧水等を存分に味わえる。
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仏岩トンネルに向かう登りはまだ時間が早いこともあって木陰が多く気分よく走れる。

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カーブ17が最終。
この先は仏岩ントンネルになる

仏岩トンネルを抜け、長い長いダウンヒルを気分よく下る。
R17にぶつかったところにあるローソンで軽く休憩。
このお店は店内にイートインコーナーがある上に店舗の外にも東屋があって赤谷湖を眺めながら休憩できるのが嬉しい。
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湖水を眺めながらアイスラテをすする。
ひとまず落ち着いたのでリスタート。
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猿ヶ京関所跡
今回はこういうところへの寄り道を極力控え、信号待ち等のタイミングが合ったときのみ撮影してみることにしてタイムロスを削った。 坤六辺りを走っていた時には”猿ヶ京で昼食かな?”とか考えていたけれど、まだ正午前だし好調な走りを中断させたくなかったのでもうちょい進んで湯沢駅周辺かその手前の道の駅で昼食にしよと思いなおした。
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三国峠
群馬側からの登りは嫌いじゃない。 勾配緩いし道幅広いし。 ただ、遮るものが少ないので直射日光にじりじり炙られてしまうのでかなり消耗してしまう。 そんなこんなで滝のように汗を流しながらPCに到着。
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PC7:三国峠(181.9km)12:16着

いよいよ恐怖の区間。 三国峠の新潟側下りはトンネル内の路面の荒さが酷く、自転車乗り泣かせの区間である。 それでも一発目の三国トンネルは随分とマシ。
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三国トンネルを抜けて新潟県湯沢町に入る。 幅広の、トンネル内以外は非常に路面状況の良い長いダウンヒルを一気に駆け下る。 風が気持ちいい。 路面の継ぎ目で何度か跳ね、リムうちパンクや機器類の脱落が無いか気を揉んだりしつつも無事に道の駅みつまたまで下りて来た。湯沢駅前でうろうろするより道の駅で昼食にした方が格段に効率が良いので立ち寄って昼食タイム。 PC手前だけれどSR600には途中PCのOPEN/CLOSEは無いから全然問題ない。
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地元南魚沼産コシヒカリと、同じく地産の豚肉を使ったチャーシュー丼 肉が柔らかく調理されていて味わい深く、炙った香ばしさが美味しい。
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食後は足湯に浸かりながらはちみつソフトクリーム (地産生乳使用のソフトクリームに地産のはちみつを掛けたもの) すっかりくつろいでからリスタート。 つぎのPCである越後湯沢を目指す。 16073055.jpg
PC8:越後湯沢(207.5km)13:52着
ここまで非常に順調な道のりだったけれど背後にやや黒い雲が。 それに道の駅にいるときからほんの少々雨粒がパラついていたのでにわか雨が降るのではないかと若干不安。 湯沢駅前を後にして坂を下ってしばらく進み、十二峠に向かって左折。
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猿ヶ京や三国辺りで25℃だった気温が若干上がって30℃ やや暑くなって来た。
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最初”なんでここだけシェルターが?”とか思ったけれど、上を通過する上越新幹線の雪囲いからごっそり雪が落ちてきたら簡単に死亡事故が起こりかねないもんな。。。
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前方左上方に九十九折になったスノーシェルターやガードレールが見える、十二峠らしい眺め。 十二峠は登っていて楽しいとまでは言わなくともなんとなく好みの坂道という印象が強かったのでそのつもりで登ってみたけれど、”あれ?この道ってこんなに勾配きつかったっけ?こんなにしんどい峠だったか?”と、記憶に残るイメージと現に目の前にある坂道とのギャップに戸惑いつつえっちらおっちら先へ進む。 この、イメージと実際のギャップに関してはスタート直後の滝ケ原峠で逆の現象が生じていて、あちらは記憶にある坂道が相当厳しかったので実際には拍子抜けな感じがする坂道だった。 まあ、ことほど左様にヒトの記憶はアテにならないものだなあ、と。
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十二峠トンネルは、抜けた先もまだ登りが続くからあんまり好きではない。 続くといってもほんの少々なのだけれど、やっぱり好かないものは好かないw
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十二峠ピークを過ぎてすぐのところにあった農産物直売所は廃業となってしまっていた。 地産野菜を使った天ざるそばが非常に美味しかったのに残念。 まあ、全然客が入っているような様子がうかがえなかったから良く経営が成り立っているなと勝手に失礼な感心をしていたりしたのだけれど。 

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道路工事の仮設信号機でこんなに立派な(っていうか本設と変わらない)の初めて見たw 十二峠からの快適なダウンヒルを堪能し 川沿いの谷間の水田地帯をしばらく進み、あと数キロで突き当たりを左に曲がるポイントというところで道端に『冷やしスイカ一切れ¥200』と言う看板を見かけたので後ろを確認してから急ブレーキw
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個人で営んでいる農産物直売所というか 木彫りの置物や民芸品っぽいものなんかも置いてあるのでフリマみたいな感じ。 犬と一緒に店番をしていたおばちゃんにスイカを頼んだらたっぷりサービスをしてくれた。
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これはありがたい 。みずみずしくてさっぱりした甘さが非常にうれしくてあっという間に平らげ、お礼を言ってリスタート。 ”風が出て来たから夕立になるかもね、雨に降られなきゃいいね♪” おばちゃん、ありがとー(≧▽≦) 
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おばちゃんの言葉通り、ちょっと不気味な感じの色合いの雲。 津南に向けて南下しているときの進行方向左手なので湯沢方面が怪しげな感じである。 翻って自身の進行方向を確認してみると、雲はかかっているものの色は明るいのでうまくいけば雨のエリアの辺縁を逃げ切れるかもしれない。
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津南駅を通過 この先しばらくはエスケープポイントが無い。
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松之山方面に向かうR405への分岐 このコース前半の肝であるところの酷道405号線。 前回挑戦時はどしゃ降りの雨の中夜間走行となってしまったのだけれど、今回このペースで進めれば明るいうちに一気に走り抜けられる可能性が高い。
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酷道405
こんなところを夜間、どしゃ降りの中走るとか、正気の沙汰ではなかったのだと今回しみじみ感じた。 三年前、よくぞ落車事故を起こさなかったものだと自分を褒めるw
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名無しの峠
ここで撮影をしていたら一匹のスズメバチがわたしを中心に円を描いて飛ぶ威嚇行動を始めたので早々に退散。
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なかなか渋い雰囲気だなあなんて思っていたら、棚田をモチーフにした里山再生プロジェクトの一環みたいだった。 説明看板が立っていたけれど、気が付いた時には通過していたので詳細は不明。
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眺めは良いのよ眺めはw
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ところどころで路面にじっとしていたトンボ ヤンマ系は普段ほとんど目にしないのでこの大きさにはちょっとビビる。飛んでいるときの羽音も大きいし。
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道端で見かけた水場 給水しようかと思ったけれど、この白い糸状の結晶(?)が何ものかわからないので果たして飲用に適するのかは判断出来なかったのでパス。 わたしにしては賢明な判断だったと思うw
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田園風景の中をのんびり進む 細かいアップダウンを繰り返した後、ようやくR405から解放された先がPC
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PC9:道の駅やすづか(270.8km)18:09着
道の駅の営業時間が18時までだったので、なんとか営業時間内の到着を目指したけれどあと一歩及ばず。 それでも前回は真っ暗な雨の中での撮影だったので非常に不気味なシルエットに映っていたけれど、明るい中で見る雪だるまはそこそこ愛嬌があって可愛いw 折り返しの直江津まではあと30km まだまだ細かいアップダウンが続くので気を緩められない。

SR600KN(北関東)完走記録-03に続く


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2023May23Tue

【隠密行動】けーこ隊長のSR600Fujiチャレンジお見送り【見事に失敗】 

2016.08.06 Sat 09:27  -edit-

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先日のSR600KNの際、ロードバイクのRD(と言うかSTI)が故障してしまっていてまだ修理に出せていないので今回は通勤用のこいつで移動。

おなじみけーこ隊長がSR600Fuji を走るとは聞いていたものの正確な日程を知らず、たまたま正確な日時を知ったのは前日のTwtterのTL上でのこと。
当然ながらランドヌール部門での完走を目指すということなのでスタート地点はJR高尾駅で出発予定時刻は22時であるとのこと。
自宅から高尾まで、普段利用する浅川CR経由のルートを利用すると約50km。
CR中心のルートなのでロードでそれなりに走れば二時間半で到着できる距離ではあったけれど先だってのSR600KNの際、右側STIが故障してしまっているのでロードは使えない。
お見送りに行くとすると通勤車になるのでロードより少々時間がかかるので三時間は見ておきたいところ。
金曜日は本社で業務予定だったけれども定時(17:45)に上がれたとして帰宅は18:30になるのでそれから出発するとなかなかタイトなタイムスケジュールになる。
不測の事態が生じて残業せざるを得なくなるやも知れないので特にお見送りの意思表示はせず、間に合うようならこっそりスタート地点に向かおうと考えた。

果たして取り立てて大きな問題も発生させず、ほぼ定時きっかりに脱社を完遂して自宅帰着は予定通りの18時半頃。
軽く着替えてリスタート。
これなら恐らく問題なく22時より前に高尾駅に到着できる。

いつものようにガス橋から多摩川右岸、是政橋で左岸に復帰して府中四谷橋から再び右岸に渡って浅川CRに遷移。

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浅川CR 万願寺歩道橋

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途中、¥100自販機で補給。
この派手派手しい色使いが好きw

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夜の多摩御陵参道とライトアップされた南浅川橋。
この雰囲気が非常に好み。

通勤車である弐號には普段は通勤で荷物を背負った状態で乗っているので気付きづらいけれど、斤量の無い状態で走ればそこそこ軽快に走ってくれるもので、高尾駅前の7-11に到着したのは21:15頃。
<往路走行ログ>


さすがに小腹が減ったので軽く何かを食べながらけーこさんの到着を待とうと考え、ちょっとした食べ物類を購入してレジで精算をしていると
”あれ?とりさん?”
貴女なんでこんなに早くからいるんですかのけーこさん。

サプライズでお見送りに来たのに驚かせる相手に先に発見されてしまってどーすんのよ、オレ。
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サプライズが不発に終わり、しょんぼりアイスラテをすするおっさん。

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北海道1,200での不幸なアクシデントによりフレームがお釈迦になってしまったので急遽フレームを交換したけーこさんの愛車。
フレームを新調したばかりの自転車のシェイクダウンをSR600で行ってしまうというのもなかなか強気だとは思いますが、まあシェイクダウンとはいえフレーム自体はロットはともかく新旧おんなじものですからねえw

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フロントフェンダーの調整がうまくいかずフロントタイヤと干渉するのでスタート前に自宅に送り返してしまうのだとか。

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駅前で禁煙記念撮影をしているけーこさんの後姿を記念撮影してみる

しばしあれこれ雑談。
その際SR600 Nihon Alpsのコース上PC8位山峠が日中通行止めになっているという貴重な情報を耳にする。
※SR600NHのサイトにはしっかり規制情報がUPされていた。
今現在の計画では丁度通行止め時間帯ど真ん中にそこを通過するような計画になっている。
位山を夜間通過するような計画に練り直さないといかんな。。。
半日前倒しか後ろ倒しが現実的だけれど、後ろに倒すと乗鞍HCにぶつかる可能性があるので前倒しか。
まだ少し時間があるのでもう少し煮詰めてみることにしよう。

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22時丁度、証跡として入場券を購入しているところ。

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22:05頃、ひとり颯爽とスタートして行かれました。
行ってらっしゃい、お気をつけて(・ω・)ノ

さて、そんなこんなでお見送りミッションも無事終了したので帰路に。
高尾到着時に軽く胃に入れたもののさすがに足らないのでしっかり食べたい。
北野街道なら遅くまで営業しているラーメン屋さんが幾つかあったと記憶していたので尾根幹経由で帰るつもりでいたのを北野街道経由に変更し、片倉町のゆきむら亭でラーメンをいただく。
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濃厚ゆきむらラーメンと餃子・油淋鶏、小ライスのセット。
なんぼ腹減ったからと言って時刻を考えて注文しろよ(;^ω^)

かなり食べえ過ぎ感のある食後の腹を抱えながらえっちらおっちら。
食べ過ぎたのに楽をする訳にもいかないので野猿峠、連光寺坂を経由して多摩川右岸を下り、ガス橋から左岸に渡るいつもの定番ルートで帰宅したのは1:15頃。
シャワーを浴びてさっぱりした後ビールをいただいて気分よく寝落ち。
あとjはけーこ隊長が無事完走されることを祈りつつTLで応援するだけですね。
<復路走行ログ>
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2023Jun20Tue

【スタート(PC1)から】SR600KN(北関東)完走記録-01【PC6まで】 

2016.08.05 Fri 06:19  -edit-

<SR600とは>※ご存知の方には今更ですが。

シューペル・ランドネ(Super Randonnes :SR600km)はACPによって創設されたブルベの新しいカテゴリー、距離は600km、累積標高は10000m以上になる山岳パーマネント(Permanents)
パーマネントは自分で出走日時を決めることができいつでも自分で決めた日時に出走可能だがそれにより、BRMよりさらに出走者自身の事前準備と責任が必要。

シューペル・ランドネ/BRMとの違い (2016/06/28更新)より引用、抜粋

SR600北関東 (SR600 Kanto Nord)については⇒こちら


実施日程 2016年7月30日(土)0:00→8月1日(月)4:25
実施中のTweetまとめ⇒2016SR600KN(北関東) 実施:7/30-8/1
コース図 ※今回、アクシデントにより実走記録が消失してしまっているのでコースプラン図の表示です。

走行距離 604.9㎞(公式キューシートによる)
認定走行時間 52時間25分(制限 55時間)


折に触れしつこいくらいに語っている三年前のSR600KNの強制DNF
”渋峠で雪さえ降らなければ間違いなく完走出来たはずだ!”との思いからいつか必ず再挑戦しようと機会をうかがっていたのですが一昨年は業務都合で急遽DNS(出走取りやめ)となってしまい、再度エントリーしようにもその時期から一か月後ではコース上の一部区間が冬季通行止め期間となってしまうので再エントリーかなわず。
昨年はそもそも業務の状況でスケジュールの折り合いがつかずにエントリーそのものが出来ず、ようやく今年になってどうにかエントリーできたのでありました。
当初は7/16-18の三連休を利用して走るつもりでいたのですが、事前にチェックした10日間天気予報の状況があまり思わしくなかったので日程を変更し、今回実施した7/30-8/1となった訳です。
天候に関しては結果的に当初計画日程で決行しても良かったのではないかと言うくらい好転しましたが、これまた結果論として日程をスライドして事前に予行演習めいたプライベートライドの予定を入れたのが正解だったと。

そんなこんなでいよいよ実行前日を迎えたのですが、事前に午後の半日休暇申請を出していたものの業務が立て込んでしまって思うように脱出できず、結局半休は取り下げることに。
夕方速い時刻に宇都宮入りして駅前の温泉施設で軽く仮眠して、深夜のスタートに備えるというプランが早くも瓦解。
まあ、この辺の計画がすんなり進んだことの方が少ないので致し方ないと諦め、帰宅後あれこれと準備を整え20時過ぎに自宅を出発、新幹線利用で宇都宮に到着したのは約二時間後の22時半。
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京急蒲田駅ホーム

駅ビル内の多機能トイレで着替えを済ませ、輪行解除の後携行しない荷物をコインロッカーに預け、一路スタート地点の森林公園を指して走る。
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JR宇都宮駅前

途中、田野町交差点にあるお馴染みの7-11で水を購入し、ボトルに移し替えた後スタート地点に向かうと”お見送りに行きますよ!”とおっしゃって下さっていたAJ宇都宮スタッフのはじ~(@slow_tourer)さんが既にお待ちかね。
三脚に一眼カメラをセットしてくださっていて、スタート証跡はバッチリだしそもそもスタッフが現認しているのだから証跡も不要だったり。
それでも自分の記録用に一枚撮影して0時を7、8分回った頃いよいよスタート。
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森林公園スタート地点
いよいよ走行距離約605㎞、獲得標高12,000m超、制限55時間の長丁場のスタートです。

※恥ずかしながら今回のエントリを書き起こすにあたって再確認するまでずっと制限が54時間だと思いこんでいました(;^ω^)

はじ~さんのお見送りを受けつつ森林公園通りを下りって田野町交差点を右折しまずは小来川方面へと進む。 貴重なフラット区間なので速度を稼ぎたい。 くるくる回しながらとにかく進んだものの徐々に集中力が切れてきた。 事前に仮眠できなかったため睡魔がやって来ているような感じで徐々に意識が不鮮明になりつつあった。 そんなときちょうどいいタイミングで目の前に自販機があったので停止して冷たい缶コーヒーを購入して休憩。
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自販機に張り付いていたカエル
カフェインを摂取したから即効果を発揮するわけではないし、そもそもカフェインには生じてしまった眠気を抑える作用はないのだけれどなんとなく冷えた飲み物を口にすることで意識がはっきりすることが多々ある。あるいは単にプラシーボ効果なのか。 今回も幸いにしてそのパターンだったようで、先ほどまでの眠気がすっかり散った状態でリスタートできた。 まず最初の関門である滝ヶ原峠を目指して淡々と進む。 前回、三年前は小来川近くで鹿の群れに遭遇して冷や汗をかいたが今回は左右の林の中に1、2頭の鹿がいただけで特に走行の邪魔になるようなことはなかった。
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昨年はもっとガスが出ていて見通しが悪かった
それでもいきなり動き始めるのでこちらも焦って変な声を出してしまったり。 集落を過ぎ、山間部に入ると気温は結構下がってきたものの湿度が高く、空気がまとわりつくような感じ。 汗はかきにくいけれどいったん汗をかいてしまうとなかなか乾かず気分がよろしくない。 視界がガスっている沢沿いの峠道をえっちらおっちら。 記憶にある滝ヶ原峠は相当きつかったので覚悟しながら進んだものの、気が付けばピークに到達していた。 ”もっときつい峠ではなかったか?”いぶかしみつつも証跡の撮影。
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PC2 滝ヶ原峠(34.7㎞) 7/30 2:14着
ここからは日光清滝に向けて一気に下るダウンヒル。 鹿をはじめ、タヌキやイタチ等の野生動物が前方を横切ったり左右の林の中で目を光らせていたり。 やや路面が荒いもののそこそこ気分よく良いペースで下っていけるダウンヒル。国道のガードをくぐってしばらく進めばR120との交差点で左に行けば日光市街、右に進めば奥日光中禅寺湖方面である。 三年前はここまでのダウンヒルで冷え切ってしまったので一旦コースアウトして左折、公衆トイレに立ち寄って自販機でホットドリンクを飲んだものだった。 時期の問題もあったし自分自身の走力に対する自信も相まって三年前は無駄な行動がいちいち多かった。 色々いじってありそうなエキゾーストノートを振り撒きながら走り去る車に何度となく追い抜かれながらもいろは坂取っ掛かりに無事到達。
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いろは坂標柱 スタートから約三時間。そろそろイーチョさんがスタートする時刻だと思ってツィチェックしてみたら3時前だったのでまだ早かった。 久しぶりのいろは坂に取っ掛かり、えっちらおっちら登り始める。 遠くからエキゾーストノートが聞こえて来て徐々に大きくなり、背後から照らされたかと思えば豪快追い抜いて行く。 自転車本体に取り付けた尾灯二つとヘルメット尾灯の計三個の尾灯を点灯しているけれど、それでも勾配が緩く見通しが悪いコーナーが多いので背後から突っ込まれてしまうことを考えるとやや恐怖。 そうこうするうちにようやく中禅寺湖畔まで登って気持ちが楽になった。 真っ暗な中中禅寺湖北西岸を走り抜け、竜頭の滝を通過。 上部を通過する際滝の下流方向を眺めてみて、肉眼ではそこそこ見えるので橋の上から撮影を試みるもさすがに今回持参のデジカメでは光量が足らずに真っ暗。これは致し方ない。 戦場ヶ原を指してリスタート。 薄明のなか赤沼茶屋に到着し、トイレ休憩。 三年前は氷点下だったこのエリアでグローブを厳冬仕様に交換したのだった。
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自販機でドクペを購入してしばしまったり 既にスタートしたイーチョさんに応援ツィを打ったりしてからリスタート、かなり肌寒い。 体感温度は5~7℃と言ったところ。 周囲はもやがかかっているものの視界が遮られてしまうほどではない。
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赤沼茶屋から進行方向

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戦場ヶ原ど真ん中付近で一時停止して周囲を眺める。

薄明りの中東の空には月がいて、地表はもやがかかっていてなかなか厳かな雰囲気。 半袖半パン、指切りグローブと言うスタイルでは長いことじっとしているのがしんどくなるくらいの冷え込みだったので早々にリスタート、金精峠に向けた坂道をえっちらおっちらと進む。
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湯ノ湖
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金精道路からの湯ノ湖、戦場ヶ原方面の眺め 金精トンネルに向かう途中、ガサガサと物音がするので音のする方を確認してみると数頭のサル。
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こちらはアイウェアがクリアレンズなので目が合ってとびかかってくることが無いよう慎重に視線を外すw
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金精トンネル方向を見やる
辺りがすっかり明るくなってきたものの、太陽自体はまだ山の影。 気温はまだまだ低いままで坂道を登っていても大汗をかくには至らず、気分よく進める。
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PC3:金精峠(69.1km)05:23着
金精トンネル手前の駐車場には山歩きの装備を整えた人たちの車が結構な台数停まっていた。 ”物好きだなあ…。”と、決して他人のことを言えた立場ではないw 長いトンネルを抜け、いよいよご褒美ダウンヒル
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トンネルを抜ければそこは群馬県片品村

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道幅は広く、ほんの時々荒れたところはあるものの全体を通して整備の行き届いた路面 

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丸沼の手前あたりで日が差して来て、以後かなり背中が温められてぽかぽか 気分の良いダウンヒルを一気に駆け下って尾瀬大橋まで。 この区間はAve.で40KPH近く出ていたのではなかろうか。 

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PC4:片品村鎌田 尾瀬大橋(94.4km)06:07着

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晩秋に訪れた三年前は水門が解放されて水が抜かれていたダム。 農業用水と言うことか。 橋を渡り切ったところにあるデイリーヤマザキで朝食の調達。

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通過チェックはここのレシートでもよい。 腹を満たし、いよいよこのコースの中でわたしが一番好きな区間である坤六峠前後の区間へ。

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日が差して来てやや気温が上がり始めたものの、そこそこ雲が多かったお蔭で気温が上がり過ぎることもなく
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新緑のトンネルの中を気分よく進む 尾瀬方面はマイカー規制が入っているので乗り合いタクシーや地元民の車が時折通るくらいで交通量が少なく、道幅が狭いけれども走りやすい。
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のんびり眺めるのは今回おあずけ

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PC5:坤六峠(115.5km)08:16着

ここから先の区間は非常にわたし好みな滝やせせらぎの宝庫で、前回挑戦時には随分と頻繁にストップアンドゴーを繰り返したものだったが、今回はとにかく完走することを第一義に掲げていたので撮影や寄り道によるストップは極力排除することに。 ダウンヒルでのストップは登り坂でのそれに比べて時間ロスが非常に大きいし、結果的にその判断は間違っていなかった。

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それでも完全スルーは寂しいので何か所かでストップ。

ブナ太郎のところで停まるつもりでいたのにすっかり忘れてスルーしてしまった(;´Д`) 16073035.jpg
途中、わたしが知る限りでこの区間唯一の水場で補給。 周囲には水があふれているのに水場が全然ない。

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奥利根エリアで堤体の高さが最も大きい奈良俣ダムの偉容
水不足も随分解消されてきたようではあった。 藤原トンネルを抜け、みなかみ市街地へと一気に駆け下るダウンヒルはところどころ路面のギャップが大きく、速度が乗ったところで大きく跳ねた拍子にまず前照灯、次いでGPSが二回、マウントから脱落した。
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二度目に落ちた際には液晶画面に小さなヒビが。。。(T_T)

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PC6:みなかみ町 歴史民俗資料館(153.6km)9:46着
三年前の通過時刻は11:22だったので一時間半ほど早い通過となる。 やはり下り坂でのストップアンドゴーはかなりの時間ロスになる。まあ当たり前っちゃ当たり前のことではあるけれど。

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