<走行ログ>※Garmin ForeAthlete 920XTJのログによる。
【実施日時】2016年10月02日07:26スタート(公式スタート時刻 07:30)
【走行距離】 203.99km (公式距離:202.6km)
【総所要時間】 12時間15分(認定時間 12時間12分)
【平均時速(グロス値)】 (走行距離/総所要時間) 16.6km/h
【獲得標高】 1,654m(補正無)/2,326m(補正有)
最終ウェーブなのでのんびりスタート。
今回は実走スタッフとしてではなくあくまでも一般参加者という体で臨んでいるのでお気楽に。勿論なにがしかの問題が生じた際にわれ関せずでスルーするつもりではなく、限りなく実走スタッフに近いポジションで走るつもりではあったけれど、その辺はまあ気分の問題。
※っていうか実走スタッフであろうが一般参加者であろうが、なにがしかの問題が発生した時に我関せずという対応をしてしまうのはそもそもランドヌールとしてダメだよなあと後から読み返してみて思った。キューシートもGPSの誘導もなく記憶のみで走ることができるコースなのでGPSはログの記録用にのみ起動。
結構頑張って踏んだつもりではあったけれど、スタート前にあれこれ悩みまくっていた
微妙にモラトリアム(w)なこーへーくんがストップしていたところを追い越した以外途中あまり参加者を追い越した覚えもないままPC1に到着。
PC1(44.6km)ファミリーマート海田岩蔵街道店09:29着駐車場左隅奥の方ににバイクラックが設置されていて、ちょうど空きがあったので三太夫をそちらに預けたら目の前に
ゆうこりんの姿が。
あれ?反射ベスト着てる。この子は昨日高尾のトレラン大会に出ていたのではなかったか???するとちょっと離れたところから
りんぱぱさんが冗談めかして
”とりさん!そいつ(=ゆうこりん)6時半スタートだから!笑ってやって!”向き直ると
”いや、あのですね、言い訳させてくださいよ。昨日の疲れが抜けてなくて峠登る前にすっかり脚売切れちゃったんです!”そりゃねえ。前日土曜日に開催された
第一回北高尾エンデュランスランというトレラン大会で33㎞の部に出場して
男女総合三位に入賞しておいてからの翌日定峰というかなりタフなスケジュールだもんね。。。
あ、距離だけ考えればオレも一緒だということに今気が付いた。コースの難度とタイムが全然違って比較にならないけれどw
その後
みぃさんたちと軽く雑談。
”お昼どうします?”と
みぃさん。
”今回は雅紀(屋)でわらじカツ丼とそばのセットのつもり。””おそばも良いなあ。”そんなこんなで
ゆうこりんを見送って10分後くらいにこちらもリスタート。
笹仁田峠、山王峠を越え、名栗をのんびり走り抜ける。

笹仁田峠は南側からのアプローチだとただの
『ちょっとした上り坂』でしかないけれど、北側のダウンヒルが長いので好きw
しばらく進むと7、8人くらいの集団に行き当たった。
しばらくのんびり追走していたけれど、集団の先頭にいた
Hideさんがアタック(?)を仕掛け始めたので追ってみるも差はじりじり開くばかり。
今回
Hideさんは後ろにカゴを装着した生活感溢れまくるクロスバイクにジーパン姿の
『ご近所買い物スタイル』での出走だというのにこの差のつき方はなかなかしっかりと凹めるものがある(^^;
山伏峠にアプローチする手前でトイレ休憩を挟んだので一旦集団とはお別れ、単独でのんびり山伏越えに挑む。
反射ベストを着用していない、ヒルクラ練習の集団の何人かにパスされたりしながらえっちらおっちら。
ピークに到着してお約束の一枚。

やや混雑気味だったのであまり長居せずにさっさとリスタート。
ところどころで湿った感じはあるもののセミウェットと表現するほどでもないダウンヒルを快調に下り、正丸峠への分岐を越えて更に進む。
今年の雁坂峠越えではこの坂まで辿り着けなかった…と、内心で自身の不甲斐なさを悔いながらのダウンヒルは普段より若干気分の高揚具合が足りない感じ。
横瀬から芦ヶ久保を抜け秩父市内へ。
定峰参加時のお約束的なひつじや肉店の揚げ物類。前日試走を行った
ぜっとさんから事前に聞いた情報では土曜日には揚げ物がなく、お店の人に確認してみたところ
日曜日も多忙だったら揚げ物調理はやらないかも知れないとの事だったけれど、店舗前から食品ショーケースを確認してみたらいくつかの揚げ物が並んでいたので
折角だから何か一つ…と、考えたもののちょうど集団が到着したタイミングと被ってしまったので諦めて先に進むことに。

タイミングもろ被りで集団と一緒になってもーた。
上野町交差点を右折し、陸橋を渡ればすぐにPC2なのだけれど陸橋を下り終えて平坦路になった途端、後輪にガタガタと嫌な衝撃を感じて停止。
タイヤを確認してみたら…空気が抜けてふにゃふにゃになっていた。
なぜ前夜にタイヤとチューブを、一か月前にリムテープを、それぞれ交換したタイヤがこうもあっさりパンクしやがるのか。心の中で、或いは実際に口に出して呪詛の言葉を吐きつつ50mほど先にあるPC2へ。
PC2(88.1km)7-11秩父宮地店11:42着そこには先着してまさにこれから補給!といった体の
ゆうこりんの姿が。
軽く二言三言会話して、PC直前でパンクしてしまったこと、今回パンク対応でCO2ボンベを持参したもののうっかりソケットを持ってくるのを忘れてしまったためにハンドポンプでの供給になることを伝えたら
CO2ボンベ対応のハンドポンプを快く貸してくれた。
ゆうこりんありがとー!ただ残念なことにわたしが持参したボンベがよろしくなかったようで結局供給できず、ハンドポンプでごまかそうとしたところで
秋さんがわたしが携行しているハンドポンプよりもストロークの長いポンプを貸してくださり、あまつさえわたしがゴミ捨てに行っている間に圧半ばほどまで空気の注入を済ませて下さっていた。いやはや、
秋さんホントにありがとうございます。お二人に感謝しつつ、PCはす向かいにある自転車店に赴きフロアポンプをお借りしようと思ったけれど、使い方をよく知らないのに思い込みで使ったサイクリストに過去三回ポンプを破損させられてしまったという店主が
”貸せないからわたしが入れますよ。”とお申し出くださりありがたくお言葉に甘えた。
空気圧が復活したところでPCに戻ったらちょうど
ゆうこりんたちがリスタートするところだったので一緒にリスタート。
補給が済んでいるのでそのまま定峰峠に向かう彼女たちと別れ、わたしは昼食のために雅紀屋へ。

お店に着いたら
Hideさん、みぃさんともうお一方のランドヌーズと
こーへー君たちのグループが。
Hideさんのご厚意で彼らの順番待ちグループに加えていただきしばし時間潰し。
ちょうどお昼時のピークと重なってしまったので待機と食事で約60分のロス、PC2のクローズ時刻から勘案すると若干の借金を背負った状態でのリスタートとなった。
因みに四人それぞれが注文したものは
女性陣お二人がクルミつけダレのざるそば、男性陣はわらじカツ丼とざるうどんのセットがHideさん、わたしがそばのセットでつけダレをクルミに変更したものでした。

わらじカツ丼とざるそばのセット、クルミつけダレ
それでもこの先は定峰峠さえ越えたら後は小振りな松郷峠と飯能から入間にかけてのちょこちょことしたアップダウンがある以外基本下り基調なので借金返済はそう難しいものでもない。
115㎞地点の和紙の里は通過チェックのため時間制限がないのでそこから先の下り基調を考えるとまあまあ余裕。
ただし渋滞に引っ掛かって思いの外時間をロスすることもあるので舐めてはかかれない。
Hideさんから昼食に同席した三人にプレゼントされたアミノバイタルを服用していざ定峰峠へ。
とっかかりこそ四人でぼちぼち登っていたものの、気が付けばじりじりとHideさんが先行。
追いかけてみたものの結局置いて行かれてしまったのでソロでぼちぼち。

ビューポイントが少ない定峰峠。
秩父市街地を見渡せるのは記憶に間違いがなければここを含む二か所だったはず。
ピーク数百メートル手前でウワンさんに追いつき軽く会話の後先行して定峰峠へ。

定峰峠到着
峠の茶屋前の駐車場エリアには
りんぱぱさんや
べいさん、ファットバイクの
Kaba3さんや
にゃんこ先生をはじめ多数の定峰参加者の姿が。
かき氷を堪能している
Hideさんの姿を目にして心が揺らいだものの、かき氷な気分ではなかったので、今まで購入したことがなかったかえでのラムネを購入してみた。

味は想像通
り『メープルシロップのソーダ割』で疲れた身体でもかなり甘く感じた。
一通り休憩、雑談が済んだらリスタート。定峰峠東秩父側の長いダウンヒルを堪能。
途中、沢の水を引いた水汲み場がああって、しっかり名前もあったはずだけれど既に閉鎖されてしまっていてさみしい思いを味わう。春定峰の時は閉鎖されていたことに気付かず見落としただけだと思っていたけれど、大きく名の記された看板も撤去されてしまっていたので閉鎖されたのだろう。
あとでウワンさんとそのことを話していたら、最近イノシシが水浴びをするせいでピロリ菌が検出され、閉鎖される水汲み場が結構多いのだとか。沢の水を引いていたからやっぱりそういうことなのだろうか。定峰桜のところの湧水は今でも利用可能な状態になっていたし。
自分の過去ログを漁ってみたところ、2014年の春定峰までは確実に生きていた。名前は『峠の茶屋延命水』

2014年3月の状態
気分の良い東秩父のダウンヒルを途中からガシガシ踏んで通過チェック到着
通過チェック(115.4km)東秩父和紙の里14:33着すっかりお馴染みになった売店レジの女性に応援の言葉をかけていただいたりしてからリスタート。
松郷峠手前の『帝松』を醸造する酒蔵松岡醸造に立ち寄り。

売店で大吟醸ソフトアイスを。
わたしの直前はかなり混雑してしまっていてソフトの対応ができず、お店の人にカップアイスかアイス最中の購入をすすめられたらしい。和紙の里から集団最後尾付近を一緒に走っていたけれど、途中トイレ立ち寄りで脱落したのが奏功したw
松岡醸造を後にして、このコース最後の名のついた峠である松郷峠を越えてダウンヒル。

なかなかカオスな集団ではある。

途中、単独で集団から離脱して神社エール休憩
日高から飯能、入間にかけての微妙に脚を削るアップダウンを通り、しばらく茶畑の中の道を進んだ後に最終PC に滑り込み。
PC3(159.6km)7-11青梅日立前店17:24少々のんびりしてから単独でリスタート。
信号峠に悩まされながらもそこそこ調子よく進んでいたら、PC3を先発していた
りんぱぱさんたちの集団に追いついたので、しばしまったりと信号待ちで最後尾の
ウワンさんと会話したりしつつ。
新奥多摩街道を走行中、後方から結構な勢いで
べいさんがまくって来て、いつの間にか姿が見えなくなっていたので集団から離脱して後を追ってみた。
べいさんを先頭に
りんぱぱさんともう一人のランドヌール、わたしという四人でしばらく巡航していたけれど、府中郷土の森付近で
べいさんが力尽きて離脱。その後は
りんぱぱさん先頭で25KPHくらいの速度で巡航。
”普通みんなペース落とすはずだからこのあたりの区間(=ゴール付近)でこのペースで走っているのに誰も見かけないって珍しいよね。”と、りんぱぱさん。
すると小田急和泉多摩川駅付近で4、5人の集団に追いついた。信号待ちで話をしてみたらその先にGパンの人を先頭にした集団がいるとのことだったのでペースアップして追ってみたら
Hideさんに曳かれた集団に追いついた。市街地走行で集団が大きくなりすぎるのも問題なのでその集団をパスして先行。
そんなこんなで無事ゴールに帰着。
Goal(202.6km)癒しふれあい館19:42着公式には7:30スタートなので
認定時間は12時間12分。
建物入口で待ち受けていたスタッフさんから到着時刻と通し番号が振られたメモを渡される。
これが今回、ラーメンの半券となるのだとかw見れば建物隣の駐車場にキッチンカーの姿が。

年に一度、運が良ければ二度だけ開店されるラーメンないと。
5月の開店に引き続いて運良く今年二度目(^^
ちなみにこのキッチンカー、本来は一週間単位でのレンタルであるけれど、主催の
内藤さんの粘り強い交渉の結果日割り精算でのレンタルができるようになったという裏事情があったりする。いやはやありがたい。

ゴールで振舞われたラーメン。
二郎系なテイストのスープに沖縄そば系の平太麺が良く合います。
ゴロゴロ肉なチャーシューとしっかり味の染みた煮卵も非常に美味。

ゴールラーメン堪能中の皆さん

ここまで盛況なゴール受付を見るのは初めてかもしれない。

二杯目をいただく。
結局最終的には三杯いただきました。

最後の最後に出てきた全増しスペシャル(^^;
ゴール撤収作業をほんの少々手伝った後、まだ撤収作業が続く中、残っているスタッフさんたち他に声をかけておいとま。
ラーメン三杯を収めて重たくなった腹を抱えて多摩川沿いを南下して帰宅。
事後移動に事前移動の倍近くの時間を要したのは決して疲労だけが理由ではなかった。
私的Goal(専修寺関東別院前)22:18着
主催の内藤さんを始め今回の開催を支えて下さったスタッフおよび内藤さんのご家族を含む関係者の皆さん、お疲れさまでした。ご尽力ありがとうございます。
また、水道設備が無い癒しふれあい館でのラーメン供給のために水道をお貸しくださったGIANTストアさんにも心から感謝。
これで2016年分AJたまがわ主催BRMはすべて終了し、残すは12月の忘年会のみ。
今年一年末席スタッフとして関わって来て、まだまだ至らないことが多い一年でしたが来年もまた末席スタッフとして微力ながらも関わって行ければな、と。
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