【八戸観光と】BRM519札幌200十和田クラシック2018-04【やっぱり酒宴】
2018.05.30 Wed 00:01 -edit-
オリジナルカクテル「蕪島」
ディープ八戸の夜の社交場、本八戸繁華街の片隅にある喫茶酒場プリンスのオリジナルメニュー。このカクテルの売り上げのいくばくかが蕪島神社再建の募金に回るのだとか。
BRM519当日のゴールから宿まで、翌日の宿から朝市、朝市から蕪島、蕪島から鮫駅経由厳島神社折り返して宿までのログを合成。
ゴールから宿まで、どうにかこうにか辿り着き、フロントで自転車を預かってもらって部屋に上がり、着ているものを脱ぎ捨ててシャワーを浴びる。
折角ポニー温泉で暖まって温泉成分が肌に付着しているのに勿体ない気がしなくも無かったものの、ほんの30km弱で再び身体が芯から冷え切ってしまっていていくら温水を浴びても震えが止まらない。20分ほどもシャワーを浴びて客室内に戻ろうとしたものの、暖房を入れた室内ですら寒く感じで震えが収まらずに再び浴室へ。結局トータルで30分ほど温水シャワーを浴び続けてようやく解凍が完了した感じ。
否、ポニー温泉の40分弱は「解凍」だったけれど、ホテルの温水シャワー30分はいわば「パーシャル」な感じで芯はまだ冷えてる。
それでも取り敢えず震えはしずまったのでそそくさと着替えて懇親会会場に向かったが、シャワーを浴びていた時間がそのまま遅刻時間となって開始19:30の会場入りできたのは20時丁度。すっかり場が温まってる。

懇親会会場「えびす家」
「アクア」でも「夢ごころ」でもない。
既に10名ほどが盛り上がっていたもののその中に完走者は一人もいない状態で、わたしが合流した時ピカさんから”完走者がひとりもいないままだと反省会になっちゃうからね、トリさん来てくれて良かった!(笑)”と言われた。
その後もう一人の完走者である田中さんが合流し、奇しくもトップの完走者(=田中さん)と最後尾の完走者(=わたし)がそろい踏み。
開始早々一枚だけ
あとはひたすら盛り上がったので撮ってない。
お開きの後ピカさん、べいさん、わたしの三人で本八戸方面へと繰り出し、八戸通のピカさんに「八戸の夜の社交場」である喫茶酒場プリンスに案内していただいた。
プリンスが満席だったので屋台村で軽く引っ掛け時間調整
23時を回ってもかなり盛況だった(営業は24時まで)
蕪島とモヒート
すっかりいい気分になっておいとま。
閉店時刻を過ぎて長居してしまった。
〆にラーメンを頂いて宿に戻る。
煮干しと鶏ガラスープの「八戸ラーメン」
結局就寝は2時近く。
懇親会引き上げの際チコリンさん、べいさんと翌朝9時に鮫駅で待ち合わせることを約束していたけれど果たしてちゃんと起きられるのか。
どうにかこうにか無事5時に起床→5時半まで安定の二度寝。
携帯をチェックしてみたらチコリンさんから”5時半の電車に乗って朝市に向かう!”というメッセージ。岸壁朝市までは10kmちょいなので約30分、6時に宿を出たら合流できそうだと踏んで出発準備をしようとしたものの、昨夜脱ぎ散らかしたウェア類が室内に散乱していたのでまずはその整理、それから出発したら6時半近くになってしまった。
6時半近くにホテルをチェックアウトして荷物を預けて出発
見事な好天に恵まれた朝。馬渕川河川敷には昨日の雨量がなかなかのものだったことを示す痕跡が。
7時ちょい過ぎ八戸港岸壁朝市到着
まずはおそば
次いで味噌田楽とうふと牛スジ煮込み
チコリンさんからタクシーで蕪島へ向かったとの連絡があったのでお腹を満たしてそちらに向かう。
二年振りの蕪島
神社の再建工事中で一般人立ち入り禁止となっていた。
チコリンさん散策中
蕪島神社の御朱印
左は五月限定で菜の花があしらってある。
10時半頃までしか八食センターに留まれないというR札幌面々と落ち合うため移動したチコリンさんと別れ、待ち合わせたべいさんと落ち合う為に鮫駅前へ。
JR八戸線鮫駅前
「鮫に喰われる選手権」試技
撮り終わってべいさんと二人であれこれだべっていたら”お疲れ様です!”と、にこやかな笑顔で近付いてきたご夫婦が。一瞬誰だかわからず、たまたま通りかかった愛想の良い観光客かと思ったけれど、昨日上高地食堂とゴールで一緒になった後藤夫妻なのであった。カジュアルないでたちではまったくわからん。
”昨日、バラ焼き食べた後先に出たのにゴールで後ろから来て驚きましたよ!”と、奥様に言われて初めて思い当たる始末。
べいさんは八食センターに向かうということだったので別行動、後藤夫妻にも声を掛けて各々移動開始。
<鮫角灯台>
1938年建造の灯台。
「日本の灯台50選」に選出されている灯台で、4月下旬から10月下旬までの期間限定で一般開放されている。
学校の夏休み期間中はほぼ毎日見学可能、それ以外の期間は土日祝祭日のみ。
敷地に入ろうとしたら目の前をキジが走って横切って塀を乗り越えて消えて行った
白亜の灯台が青空に映える
第4等フレネル式レンズ
灯台のレンズは最も大きな1等から最も小さな6等まで、7つの区分(3等は大型/小型の二区分)と、6等より小さな「等外」という等級があるのだそうである。
現在はLB-M30型灯器を使用しているのでこれは先代の灯器。
今のところ全国でここだけという、レンズの回転実演を見ることができる。
回転実演(GIF)
レンズが正面を向くと熱を感じる。
眼下に広がる太平洋
タイヘイ牧場
全国の競走馬の最終調教牧場としてその筋には有名らしい。
競馬に疎いわたしでも名前は知っている大川慶次郎氏にゆかりがある。
灯台見学後にアンケートに答えたらいただけた
灯台からの眺めを堪能し、種差海岸とその先の厳島神社を指してリスタート。
途中、葦毛崎でソフトクリーム休憩。
マスクメロンソフト
ここで”あら、お疲れ様です!”と、後方から声がかかったので振り返ってみたらそこには再び後藤夫妻の姿が。
青森空港にレンタカーを乗り捨て、空路で関西方面にお帰りになるお二人は種差海岸で引き返して蕪島を眺めてお帰りになるのだとか。
軽く立ち話の後リスタート。
やや荒ぶっている太平洋と菜の花満開な海岸沿い
種差海岸の芝生
今回は厳島神社から折り返して八食センターに急ぎたかったので眺めるだけでスルー。
(八戸)熊野神社
看板には表題が「熊野神社」と書かれているもののその由緒や義経との関わり他一切熊野神社に触れていないところがいっそ清々しい。
そしていよいよ目的地の厳島神社へ。
厳島神社
鳥居の上部が震災の際津波に流され、遠く米国オレゴン州の海岸に漂着して五年後に戻って来たそうである。蕪島に負けず劣らずウミネコが多い。
卵を抱いているものもいるので慎重に歩く
ヒナも何羽か見かけたけれど、うまいこと撮れなかった。
厳島神社対岸で昆布を獲っていたおじさん
江陽公園内のベンチ
何か意図はないのか?
普通なにがしかの能書きとか掲示しておくもんじゃないのか?
八戸火力発電所方面へ向かう引き込み線跡
一旦ホテルに戻り、輪行パックした自転車を再び預かっていただく。
東横インの対応が良くて助かる。
丁度良いタイミングで八戸駅-八食センター¥100-バスの便があったので乗り込んで八食センターへ。既にR札幌関係者の面々はフェリーに向かってしまっているけれど、チコリンさん、ピカさん、べいさん…の三人はそのまま居残っていてくれたので少々時間をおいて改めてBBQをすることに。
八食センターに到着
予定があって四人の中で一番早く東京に向かう新幹線に乗り込むべいさんの離脱タイミングとみんなのお腹のこなれ具合に合わせてBBQ第二弾(勿論わたし的にはファースト)開始。
まずは食材を買い込む。
買い回り中に頂いた生ガキ♪
ホタテとツブ
お店の人にBBQ用で!とお願いすると焼きやすいようにさばいてくれる。
肉、貝、魚、きのこ等を焼きつつ漬物等をつつきつつ四人でワイワイ。
お肉とか貝とかホッケとか
ピカさんが購入してくれた♪
愛してやまない安東水軍
”これ、トリさんが好きな銘柄!”と、チコリンさんがおススメしてくださったそうで。
キレイに空になった(笑)
先に出発したべいさんを見送り、のんびりまったりだべってから残る三人も撤収。
八戸発18:12のはやぶさ36号
今回は東京まで戻る必要はなく、仙台で下車して名取まで。
21時半頃には宿に到着して、翌日名取から東京までのロングドライブが待ち受けていたもののわたしのBRM519はひとまず終了。
本番の天候こそ残念なものになってしまいましたが「語り継いで行くネタ」としてはまたとない内容でしたし、前夜祭も後夜祭も開催翌日も存分に楽しめましたし非常に満足度の高い遠征ブルベとなりました。
R札幌スタッフ及び開催に携わってくださったみなさま本当にありがとうございます。今年はAround HOKKAIDO2400でまたR札幌さんにお世話になりますのでよろしくお願いいたします。
そして改めて、稀に見る過酷なコンディションだった今年の十和田クラシックを八戸駅前からスタートした皆様、お疲れ様でした!
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2018.05.23 Wed 20:53 -edit-
八甲田・十和田ゴールドライン
GooglePhotoのアルバムカバーに使用している画像です。
一昨年同じコースを走った際、そして過去自動車で何度か通過した際にもこの時期の新緑の美しさが非常に目に優しかったのですが、今回は雨に打たれ、日差しが無く背景の空が白かったからこそ鮮やかさが際立って感じられました。むしろこういう時こそ自動車で通過したかった…とはいえブルべじゃなかったら自転車でこんなコンディションの奥入瀬走らねーよな!という内的パラダイムシフト(笑)
因みに一昨年の景色
場所は上の画像の手前の十和田湖畔ですが、日差しが強く影が濃いため緑が濃く見えます。この年は暖冬の影響もあったのでじっさい色が濃い目ではありましたが。
宇樽部バイパスを登って宇樽部トンネルを抜け、気分良くダウンヒルを堪能したら子ノ口から奥入瀬渓流へ。二年振り、自転車では三度目の通過となる。
以下奥入瀬渓流の流れや滝をあれこれキャプション無しで。
生憎の天候ながら雨具を着用して歩く観光客も多かったし三脚を据えてじっくり撮影しているカメラ趣味の方々もそこそこ。
途中、石ヶ戸ビジターセンターを過ぎ、黄瀬の辺りから下流は流れ込み量が多くて奔流というよりは濁流となってしまっていて観ていてあまり感じ入るものが無い。
道の勾配が緩くなって焼山のホテル前を通過、奥入瀬川の橋を渡ったら正面が一昨年牛/豚のバラ焼きを頂いた「桂月」である。
因みに本コースはここを左に折れて八甲田・十和田ゴールドラインへ進むが右折すると傘松峠・銅像茶屋を通過する区間約50kmをショートカットできる心と身体に優しいツーリングコースとなる。左折してしまうと、一応は谷地温泉手前から黒森を抜けて田代平に抜ける冬季も通行止めにならないルートを通れば25km弱ほどのショートカットとなるものの、そこまで進んでしまったら毒食らわば皿までとなってしまうのが人の常であるゆえほぼショートカット不可となるので今回ここを左折方向に進んだのは6人だけ。
ショートカットコースとは別に右斜め前方というか上方に向かう、焼山集落へと向かう坂道があり、コースアウトしてそちらへえっちらおっちら。
今回の立ち寄り予定ポイントの一つである上高地食堂へ。
上高地食堂到着は11時20分頃
(11時半開店だったら厄介だな。)とか感じつつ走っていたけれど到着時点でのれんが出ていたので杞憂に終わった。
店内に入ると中国人と思しき外国人の7、8人の先客がいたので少々嫌な予感がしたものの、そちらのテーブルには既に料理が供されていたのでわたしの注文が後回しになる心配もこれまた杞憂に終わった。
思った通り注文してからほとんど待つことなく注文したバラ焼き定食が運ばれてきた。
バラ焼き定食 ごちそうさまでした
丁度料理が運ばれて来たくらいのタイミングでお揃いのA近畿ジャージを着た(とはいえ走行中はレインウェアで見えない)後藤夫妻が入店。
食べ終わるくらいのタイミングで今度はR札幌スタッフの面々三名が入店。
五人に軽く声を掛けてリスタート。
まずはコースを離脱した地点まで坂道を下る。
さてここで左折して十和田市内に抜けたものか(=DNF)右折して傘松峠に向かったものかしばし逡巡したものの右折して本コースへ。
本コースに復帰してすぐ右手にあった滝
名前を記した標柱と、何やら歌碑のようなものもあったけれど近寄る余裕が無かった。大きな水溜りもあったし。
荒ぶる蔦川
これを撮影していたら前方から寄って来た車がスローダウンして”??”って感じだったけれどドライバーはkaba3さんで助手席にはエイコさんが。
”お昼ご飯食べましたか?”というエイコさんの問いに対して
”上高地でバッチリ♪”と返す。
これだけコンディション悪いと主催側は気が休まらないだろうなと同情というか共感というか。でも好天に恵まれてしまったら今度は参加者多数、観光客多数で事故が生じる可能性が高まるし、いつまで経っても解消されることの無いジレンマですよね。
蔦温泉に向かう新緑のトンネル
蔦温泉(日帰り入浴入り口)
大好きな温泉の一つ。長らく入れていないのでいずれ訪れたい。
徐々に残雪が現れてくる
左:今年 / 右:一昨年
ほぼ同じ場所、一昨年の方が若干手前からの撮影。
晴れていたらこんなに気分の良い眺めだったはずなのよ。
猿倉温泉入り口付近
猿倉温泉入り口を通過した辺りで雨粒に雪が混じるようになってきた。
明らかに雪の結晶が目立ってくるようになった
植生が変化した
ブナの植生限界を越え、周囲に傘松が増えてきた。
その名を冠した傘松峠も近い。
左:今年 / 右:一昨年
これもほぼ同じ場所、水連沼付近。
特に一昨年は暖冬明けだったので違いが顕著。
水連沼を過ぎるとほどなく傘松峠。
傘松峠到着(中央と右はR札幌スタッフさん撮影)
雨はすっかり雪に変わっていて、まだ白くはなって来ていなかったものの路面にもシャーベット状に積もり始めていた。
記念撮影をしていたら後方に一台の車が停まり、ハザードランプを点滅させ始めた。
(あちらさんも記念撮影したいのか?オレ、お邪魔かな?)と、移動しようとしたら車からひとり降りてきた人が”撮りましょうか?”と、声を掛けて来た。
よく見たら上高地食堂で後から入って来た三人のR札幌スタッフさんたちなのであった。
”後ろからあと三人登って来ていますよ。”
”ピカさんとべいさんは?”
”あの二人は肉食って落ち着いた感じで、こっち(傘松峠)には来ないで降りるって言ってました。”
”やっぱり!(笑)”
傘松峠付近はGarmin読みで-2.7℃
国民温泉酸ヶ湯
酸ヶ湯周辺は大層な強風でなかなかしんどい。
今回アイウェアを忘れてしまったのでダウンヒルで向かい風だったりすると雨粒や雪つぶてが目に入って視界不良に陥る。
しばしのダウンヒル堪能の後、銅像茶屋方面に転進。
傘松峠を過ぎたら後は下り!とぬか喜びをしていると酸ヶ湯の先、八甲田ロープウェイから城ヶ倉までの区間とこの銅像茶屋に向かう区間の登り返しで自分がまんまと罠にハマってしまっていることに気付いて軽い絶望感を味わうのであるが一昨年その落差を経験したわたしに隙はなかった…訳でもなく、しばらく登り返しを進んでから思い出したのであった。
残雪の上に若葉が散っていてなかなか春っぽい
銅像茶屋(136.9km)14:30着
しょうが味噌おでんを食べてまったり。
到着時点では震えが止まらず、軽い低体温症の初期症状。
走っているときは何とかなるものの動きが止まると途端に震えが出るが、それでも胃腸が問題なく働いているのでさほど心配することも無さそう。
先に到着していた他の参加者と共に暖房機の前に陣取って暖を取るもタテ型の床置きエアコンの暖房では首筋から上には熱いくらいの温風が来るのに一番暖めたい腰から下には温風がなかなか届かない。
ストーブが恋しかったけれど、あったら居心地良すぎてリスタートするのが辛かっただろう。結局30分間の休憩の後、15時丁度くらいにリスタート。
次のPC2で一時間のマージンを稼いでその先のポニー温泉に立ち寄って身体を暖めてからゴールに向かう作戦。これは当初からの計画。
到着直後とリスタート直前 Photo By チコリンさん
”見ている方が凍える!”と、会う人会う人口々に言われたが、確かにその気持ちはわからんでもない。
田代高原
晴れていたら八甲田の眺めが最高なのだけれどねえ。
参考画像(2016年撮影)
田代高原から十和田市街地に向けて長いダウンヒル。
標高が下がれば気温も多少上がるだろうと思っていたものの、いつまで経ってもGarminの表示は1℃を下回ったまま辛うじて氷点下にならないという程度。
PC2 ローソン十和田湖町(168.9km)16:10着
クローズは17:16なので目論見通り一時間以上のマージン。
軽く補給しようと暖かいカフェラテと黒糖ときな粉(だったかな?)のマフィンを購入し、外扉と内扉の間の風除室スペースで立ったままもぐもぐやっていたら、あまりにも手がかじかんでいてマフィンを保持できず、結局半分食べたかどうかというところで落としてしまった。
考えてみたらPC1で貰ったあんぱんがフレームバッグの中に収納してあったのだけれど、指がかじかんでいてファスナーの開閉がうまくできそうにないので諦めた。
そもそもPC到着時にヘルメットのストラップ端部のバックルを外すのでさえ苦労するくらいに指先の感覚が無い。
銅像茶屋にいたとき同様、止まっていると震えが来るのでとにかくリスタート。
そして5kmほど進んだところにそれはあった。
砂漠にオアシス十和田に温泉
一昨年通過した際にも気になっていた日帰り温泉施設、ポニー温泉に冷え切った身体を癒すべく突撃。事前にチコリンさんから”¥360の一般浴場と¥510の露天風呂があるけど絶対¥510の方にすべきよ、内風呂は青森ヒバの浴槽で露天もあるけど露天はぬるいからね、内風呂一択!”と、熱く推奨されていたので当然そちらへ。
脱衣所に入ると先客がいたもののちょうど上がるところで着替えていて、以後わたしが上がるまで貸切状態なのであった。
ポニー温泉(露天風呂¥510-)
芯から冷え切った身体には内風呂の湯は熱すぎに感じられて慌てて露天風呂に避難したものの今度は外気が寒すぎて耐えられず再び内風呂へ。どうにかこうにか湯に身体を沈め、しばらくすると身体が湯に馴染んできて非常に気持ちが良い。肩まで浸かって30分間じっとしているつもりだったものの時間が来ても浴槽から出るに出られず更に7、8分延長してから上がり、濡れたウェア類を嫌々ながら身にまとう。今回翌日のポタリング用にもう一組のウェアを持参したものの当然ながらブルベ本番には携行しなかった。
それでも身体が芯から暖まっていたお蔭でさほど苦にはならずに着替え終了。
結局事前事後の着替えを含めて一時間ほどタイムロスしたことになるがPC2でマージン一時間だったので丁度オンタイムくらい。
ここからゴールまでは25kmほどで時刻は17:40。ゴールクローズまでは1時間50分残っているのでグロス14KPH弱で充分間に合う。しかも(一応は)下り基調。
実際には結構な登り返しがありながらの「トータルで下り」という区間であることは一昨年イヤというほど味わったのであるけれど、そんなネガティブなことを考えていても仕方がない。
(ここからゴールまでは標高差50mの下りである!!)と強く心に念じて最後の区間をどうにか走り切り、一昨年のゴールだった温泉を通り過ぎた先の交差点に今回のゴールが見えたときには心底ほっとした。
ゴール ローソン八戸尻内町(203.1km)18:58着
公式認定記録は12時間58分。
辛うじて12時間台での帰着となった。
先客が二人。見れば上高地食堂で入れ違いだった後藤夫妻だった。お二方とも無事完走。
レシートをゲットしてゴール受付をしてもらおうと思ったら主催のkaba3さんに”こっち来て!”と連行されスタッフカーの後部座席に押し込められ、気分は覆面パトカーに検挙されたスピード違反者。
スピード違反ならこんなにやけた顔しないけれどね!
無事認定がいただける運びとなり、残すは今夜の懇親会。
懇親会スタート時刻は19:30なのでこの天候で無ければ宿に戻ってシャワーを浴びて出陣しても充分間に合うが果たして。
わたしが最後の完走者ということだったので主催のkaba3さんも前日試走担当スタッフの前田さんもそのまま懇親会に間に合う時刻ではあったけれどお二方とも仕事上の都合で懇親会には参加できず、夜発のフェリーで北海道に戻らなければならないそうで、名残り惜しいながらもご挨拶の後懇親会に参加すべく宿に向けて移動。
(おまけという名の蛇足)へ続く
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2018.05.22 Tue 19:41 -edit-
発荷峠は霧の中
この辺での気温はGarmin読みで1~2℃。
来る途中の道路脇の表示と比較すると概ね3℃ほど低く表示されていたのでこの時点で外気温は5℃ほどと推測。晴れていたらまあまあのコンディションですが雨はやっぱり体温奪うのでしんどい。
前夜祭、後夜祭、翌日ポタ含めた全画像一式
<実走行ログ:2018/05/19>
ログはGarmin Edge520Jを使用していますが、どうにも気圧計の働きがよろしくなく、高低図の表示がめちゃくちゃ。実際にはこんな感じになるはず。
朝4時半過ぎ
携帯のアラームが鳴動し始める前に目覚め、しばし呆ける。
前夜寝落ちしてしまったのでシャワーを浴び、しばらくベッドでごろごろしていたら案の定二度寝していて、予めセットしてあった携帯のアラームで目覚めたのは5時。
部屋の窓はベッドの向こう側にあって開け辛いのでしばし耳を澄ますが昨夜聞こえたような雨音はしない。天気予報では概ね終日1mm/h未満の降雨量だし、まあ知れているだろうという甘い見通しでのんびりと朝食をしたため、着替えを済ませてスタート受付へと向かう。
時刻は5時半を回り、ブリーフィングが始まる5時45分になろうとしていた。
半袖半パンスタイルでスタート地点まで押し歩いて行ったもののさすがに小雨が降るコンディションでは肌寒かったのでザックに収納してあった厚手のウィンブレと夏用アームカバーを取り出して装着。
受付を済ませてブリーフィングを受ける。
エントリー者名簿にサインをした際、DNSを示す赤サインペンで記された「S」マークがずらり。聞けばエントリー総数42名の内出走は14名だそうである。出走率実に33.3%
ブリーフィング風景
結局5時45分からと6時近くの二回行われた。
出走者14人しかいないのになかなか贅沢(笑)
ここでザックから反射ベストを取り出して装着…と思ったら入っていない。
ブルべを走るのに反射ベスト無くてどうするのか。
と、言うことでスタッフのエイコさんに急遽反射ベストをお借りして走ることに。
昨年の佐渡一周ブルべも朝から雨で、走りたくなさMaxだったわたしはグローブが片方見つからないから宿でじっとしていたいだのテールライトを持参し忘れたからDNSするだのと散々駄々をこねたものだったけれど、グローブは布団の下から見つかったしテールライトは志保ちゃんが予備を一つ貸してくれ(てしまっ)たので走らない訳にはいかずにしぶしぶ走ったという大人げなさを発揮したものだった。
それを思うと今年は随分とオトナになったものだよなあと感慨深い。
スタートは6時8分
まあ、まだ元気。
ベストをお借りしたりしていたので少々時間が押してしまい、最後尾に近い位置でスタート。
先行していた人たち
この集団の先頭付近にピカさん、少し先にべいさんがいた。
べいさんは今回このコースを初めて走るけれど、しみじみディスクブレーキが羨ましい。
わたし”道幅に余裕ないからトラック怖いよねー!”
べいさん”ホントそう!!”
一昨年は正面に名久井岳が見えたけれど今年は真っ白
田子町に突入
ニンニク加工工場近くではほんのりニンニクの香りが漂って食欲をそそる。飲食店が開店するような時刻ではないのでそそられただけで終わるけれど。
道中いたるところにこういう小さな神社がある
一昨年はあんまり気付かなかったなあ。
スタート早々パンクしたりしてあんまり心に余裕が無かったし。
撮りそこなったけれど「山の神神社」というなかなかそそる扁額を掲げた鳥居の神社もあった。雨降りではなかったらあるいは立ち寄っていたかも。
鹿角街道に突入
走行中スタッフカーにパスされる
Photo By エイコさん
スノーシェッドの存在が神々しく感じられる
なんなら奥入瀬渓流以外の全コーススノーシェッドで覆ってくれても良い。
来満牧場付近
この付近が中央分水嶺となるらしい。
錦見の滝
丁度良いアングルを探す余裕が無かった。
気付いた時には滝の頂部付近にいたので坂下りたくなかったし。
鹿角街道から離れ、いよいよ十和田湖に向かって発荷峠を越えるべく開拓道路大平線方面へ。
大平線って一本道ではなくR103からあちこちに分岐している
っていうか元々大平線があったところにそれを利用してR103が引かれたのか?
じわじわ登る坂道をひたすらえっちらおっちら登って行ったらようやく発荷峠の表示。
ここが有人のPC1である。
発荷峠着
発荷峠から大館方面に抜ける珠海ライン方面も真っ白
入場して来たプロレスラーを意識してみた
Photo By kaba3さん
PC1(74.5km)発荷峠09:32着
あんぱんとタイムスタンプ
十和田クラシック発荷峠PC名物(?)あんぱんは前夜祭でご一緒した栗谷川社長のお店の逸品。スタンプはスタッフエイコさんの手彫りの力作。十和田・奥入瀬エリアのシダ植物がモチーフとのこと。参加者が少ないのであんぱん二個もらえた。
一個はその場で頂き、もう一個は緊急補給食として確保。
さてリスタート
あまり長居してしまうと身体が冷えてしまうのでそそくさとリスタート。
次の目的地は30km先の上高地食堂。
奥入瀬渓流沿いの下り基調なのでペースに気を配らないとお店の開店前に到着してしまう。
とはいえお店の開店が11時なのか11時半なのか、わたしにもkaba3さんにもわからなかった。(調べとけよそんくらい!)と、内心でセルフなツッコミ。
発荷峠展望台から十和田湖
これはこれでなかなか味わいある風景…だよね。
下り切ったところの桟橋
なんとなく木崎湖っぽいっていうか湖の桟橋ってみんなこんな感じだよな。
手前足元が崩落しておった。
湖畔の道をのんびりと(雨だけど!)
十和田湖らしいと思うのはこういう風景
ヤマザクラ系の花はまだまだあちこちで咲いていた
十和田湖を左に見ながら
晴れてくれていたら!と思わなくもないけれど、雨の日にわざわざ走るのってブルべならではだよね♪とポジティブに。
遊覧船をあしらったマンホール蓋
来満牧場付近で秋田県入りしたので青森県に再突入
十和田湖畔の集落を過ぎ、宇樽部バイパスを抜けようと坂道を登り始めた時、いきなりお腹の具合が思わしくなくなり、人としての尊厳の維持が非常に困難な状況に陥りかけたので慌てて最寄りの民宿に立ち寄った。
丁度宿の方が一階ロビーにいらっしゃったので事情を説明すると快くお手洗いを貸していただけた。ビブショーツ派なので薄氷を踏むような思いで上着類を脱ぎ捨てるなかなか緊迫のいっときの後、どうにかわたしの人としての尊厳は保たれたのである。
十和田湖畔温泉ひめます山荘さん本当にありがとうございます
いずれご恩返しにこちらを利用させていただこうと思いますのでその節はよろしくお願いいたします。
※「ひめます山荘」さんは日帰り入浴営業もされているようなので皆様も近くにお立ち寄りの際には是非どうぞ。
BRM519札幌200十和田クラシック-03へと続いてしまう。
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2018.05.22 Tue 09:50 -edit-
翌日のブルべの無事を祈念して乾杯
幸い参加者に事故怪我無く終了出来たのはひとえにこの祈念のお蔭(か?)。
悪天候に関しては”チコリンさんがちゃんと(雪中行軍後藤伍長の)銅像にご挨拶してこないからですよ!”Byべいさんという物言い(?)がついた(笑)
前夜祭、後夜祭、翌日ポタ含めた全画像一式
AJたまがわでの開催だった一昨年以来二年振り二回目の参加となった十和田クラシック。
R札幌が主催するようになって二度目の開催で、わたし個人的には初めてのR札幌主催ブルべ参加となります。
実は本来5月20日(日)は野辺山のウルトラマラソン(100km)にエントリーしていたのですが、業務都合による宮城滞在期間が当初の予定よりも三週間ほど伸びてしまった為宮城から野辺山までの移動が非常に面倒くさく感じられてしまうようになってしまったこと、そもそも走り込み量が圧倒的に不足していて間違いなくDNFとなってしまうことから、先だって、運営に携わっているチコリンさんが宮城に遊びにいらした際のおススメに乗っかる形でこちらにエントリーしたのでした。
因みにこの土曜日、わたしが日程を勘違いしていてブッチする結果となってしまいましたが中学時代の同級生達との飲み会もセッティングされていて、予定がトリプルブッキングだったという。。。orz
以下、主に飯テロ画像にキャプションを添えて。

輪行で八戸駅到着
宮城(名取)からなので所要時間は正味90分くらい。近くて嬉しい!!
雨に煙る八戸駅(東口)
予報通りの雨。
しかもかなり冷たい。
明日も冷たい雨の予報。
DNSしちゃわないの?という悪魔の囁き。
翌日も悪魔サンは色々誘惑してくださった。
前夜祭会場である「松膳」さんに到着
19時からと伺っていたので(こんな時だけ)社会人としてしっかりと五分前行動。
お店に入ってみたら。。。
まさかの一番乗りなのであった
待つこと五分ほど。
三々五々参加者が集まり、東京からの遠征組であるピカさん、べいさんも合流。
まずは乾杯
少々遅れてR札幌スタッフで前日試走担当だった前田さんと今回主催担当の小林さんも合流して改めて乾杯してみたり。
ピカさんからの差し入れ
よく見ればラベルがすべて鏡文字。
容易には手に入れ難い逸品。
飲み口が軽く、料理の邪魔をせず、ゆえに非常に危険なお酒。
牡蠣のオイル漬け
毎度毎度チコリンさんがSNSにUPする画像を涎拭き拭き眺めていたひと品が目の前に♪
殻付き生ガキ、ホヤ、クジラ刺身他の盛り合わせ
大正義殻付き生ガキ
マグロ中落ちに群がる(笑)
追加投入された豊盃
これまた危険な味わい。
すっかり堪能してお開きに。
前夜祭であまりにも飲み過ぎてしまったら翌日に障ります。
それにしてもこれだけのものを飲み食いしても会費は”え、これで大丈夫なの?”っていう感じの金額。これもひとえにお店の方との親しい関係を築き上げてくださっているチコリンさんのお蔭。
駅前のローソンで朝食を買い込みホテルへ。
今回予約した東横インは朝食の無料サービスがあったものの6時半からなので翌日のスタート時刻である6時には間に合わない。
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【限定モノに弱い】金蛇水神社花まつり【俗物です】
2018.05.15 Tue 21:06 -edit-
藤と牡丹をあしらった花まつり期間限定頒布御朱印帳
ご存知の方も多いとは思いますがワタクシあかすりがかなり好きで、その昔まだアカスリ自体がいまほど一般に浸透していなかった頃先駆け的にあかすりサービスを行っていた東京駅八重洲地下街にあったサウナ施設、東京クーアに結構な頻度で通っていたものでした。
時は流れ、その東京クーアも姿を消してしまいましたが代わりに市中あちこちのサウナやスーパー銭湯、日帰り温泉施設で当たり前のようにあかすりサービスが供されるようになって一抹の寂しさと嬉しさを同時に感じたり。
さて、そんなわたしが名取市内の某スーパー銭湯(って一軒しかないわ)であかすりサービスを受けながら担当のおばちゃんとあれこれ雑談をしていた時のこと。
わたしの日焼跡の話から自転車を乗り回しているという話になり、行く先々の寺社で時々御朱印をいただいているという話の流れ。
”ああ、お寺関係の方なんですね、だから坊主頭なんだ。”
”ちっげ~よ!御朱印はただの趣味。”
”御朱印っていえばすぐそばに竹駒神社と金蛇水神社がありますけど行ったことありますか?”
”あるある、一ヶ月くらい前にも行ったばかり。”
”金蛇水神社は今花まつりをやってて期間限定のお花があしらわれたキレイな御朱印がもらえるってわたしの友達が言ってましたよ。”
”そうなの!?”
まあ、これはやや誤った情報だった事が後に判明するのですがそれはそれほど大した問題でも無く。
早速スケジュールを確認して参拝してまいりました。
本当はのんびり時間をかけて散策したいところでしたが駆け足で慌ただしくなってしまったのはいたしかたのないところ。

約一か月ぶりの金蛇水神社一の鳥居
二の鳥居と拝殿
金蛇弁財天
藤棚「九龍の藤」
若干盛りを過ごしてしまった感。
<金蛇水神社外苑「ぼたん園」>
中国伝来の花である牡丹は寺院に植えられることが多いものの神社に植樹されることは珍しかったそうで、それとは別にぼたん園そのものとしても宮城県内で二番目に古いものだとか。
園の中央にヤマモミジが植えられていて葉陰のベンチで休憩できる
牡丹あれこれ
園丁のおじさん曰く連休前がピークだったとの事。
それでも大輪の花はなかなか見ごたえがある。
ツツジも株によっては見頃をやや過ごした感じ
花まつり期間限定頒布の御朱印帳
先だって太田神社で新しい御朱印帳を購入してしまったばかりなのでしばし躊躇したものの、やはり「限定モノ」の誘惑には勝てなかった。
御朱印は期間限定モノではなくオーソドックスなもの
あかすりのおばちゃんが間違っていたのかわたしが聞き間違えたのか、確かに花をあしらったキレイなものはあったけれど御朱印ではなく御朱印帳だった。
7月1日(例年7月第一日曜日)には今度は境内社の金蛇水弁財天の例大祭、七夕・あじさい祭りがあって御神像の御開帳があるのだとか。
興味がおありの方はご覧になってみてはいかがか。
因みにわたしはその日トライアスロン大会 in 徳之島本番当日なので何があっても来られない。
駆け足でぐるぐるっと周ったけれどそこそこ満足感は大きかった。
駐車場から出る際にはほんの3、40分の間に20台くらいの駐車場入庫待ち渋滞が出来ていた。わたしが来た時には駐車スペースにまだ空きがあったというのに。
訪問をお考えの方は9時台現着くらいで予定を立てた方が良さげ。
おまけ(名取市内衣笠の松)
久し振りに目にした松の花。
左:雄花 / 右:雌花
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【例大祭限定】ブルベスタッフ業務と神社巡り【御朱印二種】
2018.05.14 Mon 20:47 -edit-
太田神社オリジナルの御朱印帳
那須与一が扇に向かって矢を射る姿が表裏に描かれた御朱印帳。
朝の内70kmほどのポタリングの後5月12日午後から東京に移動。
既に【BRM512たまがわ400海野宿】参加者は群馬県内を走っている頃合いだろうか、速い人は長野県に突入して折り返しているだろうかという時間帯。
予定通りの行動ではあるが予約した新幹線までは一時間の余裕があったので仙台駅で途中下車して駅ビル地下で飲んだくれ。すっかりいい気分になって新幹線に乗り込み更にビールと日本酒を味わい、幸せ気分を満喫した後東京の自宅に帰着。
帰宅してからもビールを片手にPCに向かってあれこれやっていたらいつの間にか寝落ちしてしまっていて時刻は1時を回ってしまっていたので布団に潜り込む。
ややフラグおっ立て気味な行動だったもののどうにか無事予定通りの時刻に起床。
(わたしにしては珍しく)手際よく出発準備を整え二子玉川癒しふれあい館へと向かう。ロードバイクは宮城に置いてきたレンタカーの中に納まっているので弐號(通勤用MTB)にて。
5時15分過ぎ頃二子玉川駅前に到着し、すき家で補給の後癒しふれあい館へ。

二子玉川癒しふれあい館
主催のK内さんには”あれ?昨日は仙台で酒盛りしていたんじゃないんですか?あのツィート見ながら「この人ゴール受付やりに来る気あるんだろうか?」とか思っていましたよ。”と笑われるなど。
いや、あくまでも新幹線の待ち時間を潰すためにお酒をちびちびといただいておっただけでございます、ええ。
K内さん曰く”今の時間(=6時前)までに戻って来た人は概ねみなさんこのコースを高速コースだったって言ってましたね、速い人は24時台に帰って来てますよ。眠くなる前に家に帰るって言ってました。”
400kmを18時間台で帰って来られたらそりゃ眠気は我慢できるだろうから仮眠も要らんだろうなあ。
6時以降一応それなりにスタッフ業務らしいことをあれこれ。
400kmになると途中で仮眠を取る参加者が増えるのでゴール帰着者のピークが早い時刻と遅い時刻の二分化する傾向がある。
今回のボリュームゾーンは8時頃ではないかというのがK内さんの読み、わたしも概ねそんな感じだろうと思っていたし、実際そんな感じだった。
ポツリポツリとゴールしてくる参加者。
結構早めの時刻にゴールに到着したオギさんが”(道のオアシス神川食堂ありの実の)もつ煮食べたけど美味しかったよ!(みそ丸小諸店で)ラーメン食べるほどお腹に余裕が無かったからまねできなくてお店の場所確認しただけだったけど、Blog参考になった!”と言ってくださったので、今回は試走しても公式な試走レポは書かずにこちらの個人的なエントリだけのUPだけとはいえ本番開催前には何とかしようとUPした甲斐があったというもの。
試走を担当して公式サイトにUPするレポートを書き、スタート番とシークレットチェックポイント運営や参加者のスナップ撮影も担当してくれたクロさん、虫さんや、その二人を引率して走ったぜっとさん、今回残念ながら往路でDNFとなってしまった前代表のぴかさんも顔を出し、なかなか賑やかに盛り上がったゴール受付。
今回が初めての400挑戦というしぃちゃんのような人や、今回初めて400の認定を取れたというなおさんのような人もいてなかなかにめでたい。皆さん疲れはうかがえるもののにこやか。
土曜日はかなり気温が上がってしまい、日曜日は特に多摩川沿いで向かい風となってしまったようではあったけれど幸いにして雨に降られることは無かったのでゴールに帰着した参加者の目が死んだ魚のようなそれになっているといった事態は避けられたようである。
ゴール後に参加者さん同士で完走できた喜びとかしんどさとか、にこやかに語り合っている姿を眺めているのもなかなか楽しい。コース設定者に笑いながら(←ココ重要、真顔で言われると結構凹みます(笑)、少なくともわたしだったら。)クレームの言葉を放つのもまた味わい。
自分も同じコースを走っているからどこの事を話題にしているのかすぐに思い当たるし。
虫さんには”とりさんが走ったのはワタシが走った海野宿とは違うコースです!”と言われてしまって若干不安ではあったけれど、その不安が払拭された瞬間なのであった。
最後の最後、参加者全員の消息が確認できたのでゴール受付の癒しふれあい館を撤収し、そろそろ解散!というタイミングで途中アクシデントのためにDNF連絡を入れたもののその後もコース通りに走ってきたむつぱぱさんが認定外ながら完走を果たすという感動のフィナーレもあったり。
【BRM512たまがわ400海野宿】
参加者、関係者の皆様お疲れ様でした!
10時半過ぎに癒しふれあい館を後にして一路自宅に向かう。
多摩サイを走っていたけれど、思い立って鵜の木駅前を通過してみたら鵜の木堂が既に開店していたので立ち寄って特製つけ麺(大)をいただいて帰る。
開店時刻が11時だったか11時半だったか記憶が曖昧だったけれど、11時には開店してくれていてありがたかった。
特製つけ麺(大)¥1,050-
正午前には帰宅して出かける準備。
目的地への経路検索をして自宅至近のバス停から路線バスで移動することに決めた。
癒しふれあい館でゴール受付をしていた際、参加者の半ばほどがゴールに辿り着いた頃チコリンさんより、午後から太田神社の例大祭で限定の御朱印をいただきに行かないかとのお誘いの連絡があって、二つ返事で同行させていただくことに。
今回の帰京では社寺を参詣、参拝することも無かろうと御朱印帳は携行せずだったので新規購入しようかどうかという話をしたところ”太田神社には那須与一をあしらったオリジナルの御朱印帳もあるよ。”と、チコリンさん。
その時何故都内なのに那須与一なのか若干不思議に思った。不勉強ゆえ初めて知ったが太田神社は東京都内にあるのに那須与一にゆかりのある神社なのだそうである。那須与一その人を祭神としたわけではなく、主祭神は八幡神(誉田別命・ほんだわけのみこと)であって、江戸期に那須与一の守本尊(当時は違う物と考えられていた)が奉納されたことがその由緒との事。これは由緒書きを読んで知った内容。
久々利用の路線バス
諸々勘違いしていて自宅最寄り停留所から一本で行けるつもりだったのに実際には乗り継ぎが必要で、乗り継ぎ停留所での待ち時間と所要時間、徒歩で移動した際の所要時間がほとんど変わらないので30分弱てくてく歩くことに。
道はそれほど複雑ではなかったので迷子になることも無く目的地である太田神社に到着。
神輿庫のお神輿
拝殿の造りは寺院のお堂を思わせる
(若干ピンボケ)これが那須与一守本尊(だと思われ)
里神楽の様子
オリジナルの御朱印帳と例大祭期間限定御朱印
吸い取り紙には的を射ぬいた矢があしらわれている。
次いでこの近くにある黒鶴稲荷神社へ。
こちらは例大祭の折に本殿が開陳されていて神像を鑑賞できるとの事だったものの、例大祭の挙行は5月12日のみだったようで境内はひっそりと静まり返っていた。
例大祭は5月12日いち日限りだったらしく、昇殿及び鑑賞はかなわず
続いてチコリンさんリクエストで上野の下谷神社へ。
都内で最も古い稲荷社でこちらもこの週末が例大祭で、書き置きながら数量限定のこの期間限定御朱印がいただける。
大鳥居
手水舎
由緒
大祭期間限定御朱印
こちらはほぼ月替わりで御朱印の柄や色といった意匠が変わるので、一冊丸々こちら用として用意しても良いのではないかと思ってみたり。
そしてここで「馬並み」という謎のパワーワードが生まれたのである。
天気予報通りとはいえ生憎の雨となってしまった空の下、上野アメ横方面に移動して、予約してあった新幹線待ちの時間を利用してガード下の大統領で一時間強ほどの短い時間ではあったもののあれこれ話に興じながら飲んだくれてほろ酔い気分で東北新幹線に乗り込み宮城まで。
早朝からなかなか充実したいち日を過ごすことが出来ました。
お誘いいただいたチコリンさんに今回も深く感謝。
海野宿400参加者・関係者の皆様改めてお疲れ様でした。
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【藤を愛でに】白鳥神社と瀧前不動の藤【軽くひと回り】
2018.05.13 Sun 21:25 -edit-
お昼は川崎町のドライブインみしまでダールラーメン
チコリンさんときゃっきゃうふふのドライブでぇとの折、チコリンさんがあれこれ調べてくださった際に知ったお店。名物のダールラーメンというのはピリ辛のあんかけラーメンの事。
午後から東京に移動して翌13日日曜日は朝から二子玉川癒しふれあい館でBRM512たまがわ400海野宿のゴール受付だったので自由になるのは午前中だけ。
予約していた新幹線ギリギリになってしまうのも何かと心臓によろしくないことこの上ないので短めにコース設定をして、この周辺で「藤の名所」とされている村田町の白鳥神社と川崎町の瀧前不動の藤を見物して釜房湖湖畔のドライブインみしまで名物(?)ダールラーメンを食して秋保温泉で汗を流して帰還する約70km。
お昼時から逆算して9時ちょっと前に宿を出発。
熊野神社遥拝所脇を抜け樽水ダム湖へ向かう
青々とした麦の穂
ダム湖を過ぎ名無しの峠を越える
樽水ダム湖方面は今回初めて走ってみたけれど、なかなか気分よく走れる良い道だった。
白鳥神社
「蛇藤まつり」ののぼりが立てられていたけれど、どうも思っていたイメージと違う。
一面藤の花だらけかと(勝手に)想像を膨らませていたので少々肩透かしであった。
まさしく「蛇藤」な佇まいなのは良くわかる
やたらとコブだらけなケヤキ
お参りを済ませて次に向かう
こちらでは書置きで日付も自分で記入するタイプのものだったけれど御朱印を拝領。
道中で見かけた野性の藤は色鮮やかだったので瀧前不動の藤に期待
瀧前不動の藤、国指定の天然記念物である
藤の花は上の方で咲いていて真下ではほとんど見えない
ちょうちょがひらひら
色鮮やかなカワトンボも飛び交っていた。
ほんの半月ほどで見た感じが随分変わった
遠くから見ないと藤の花がわからん
※これは手前の道路からの眺め。民家越しに眺めることになるので遠目で拝むほかない。
2スポット立て続けに肩透かしを食らってしまってちょっとがっかりしつつ先へ進む。
道端の野生の藤の方が見ごたえある-2
正面に蔵王
サギのつがいが優雅に羽ばたく
(※ちょっと写りが小さい)
野性の藤の方が(略)-3
水の張られた田んぼ越しの蔵王
みちのく公園前
この通りの雰囲気が好き。
11時半頃ドライブインみしまに到着
ここまでほぼ完全に計画通り。
名物でお店イチオシのダールラーメンをいただく
ややピリ辛のあんかけラーメン。
広東麺とはちょっと違う。
ボリュームもあって味も良かったのですっかり満足してリスタート。
今日の水没林@釜房湖
釜房ダム
野性の藤(略)-4
コース選定失敗はこの区間だけ
ボリュームたっぷりな昼食の直後にこのコースで一番勾配がキツイ区間を登ることになったのは浅慮過ぎるにもほどがある。
ダールラーメンが胃の中で大暴れ。
えっちらおっちら登って下ればその先は秋保温泉。
いつもの共同浴場にお邪魔して軽く汗を流す。
7時から営業だけれどお昼時はほぼ無人
最初から最後まで浴場独占状態で堪能し
さっぱりしたところでコーヒー牛乳ブレイク
折角温泉でさっぱりしたので汗をかかないよう強度低めにしてゆるゆる走る。
幸いにして道は下り基調で身体が温泉で暖まったせいか外気がひんやりと感じられる。
名取川頭首工付近のなんちゃって牛群地形
名取川沿いを下る。
野性の(略)-5
熊野新宮社
参拝はせず参詣のみ。
トータル70kmちょいの「元々藤を愛でるつもりだったのに終わってみればダールラーメンを食しに行っただけだったゆるポタ」がほぼ予定通りの所要時間で終了し、新幹線で東京に向かうべく移動…の前に仙台駅構内で一人で酒盛りしてメーターを上げ、乗り遅れることも無く新幹線に乗車して帰京。翌日はしっかり(?)ゴール受付担当業務に勤しんだのでありました。
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【モフモフの寝姿】蔵王キツネ村とか【新緑の散策路】
2018.05.12 Sat 08:07 -edit-
もうすぐ宮城県常駐業務が終わってしまうということで、おキツネさまを愛でに行ってまいりました。前回、前々回訪問は園内に雪が積もっている状況で、時刻は朝一番でしたが今回は雪もすっかり消えたタイミングで時刻は昼下がり。
中には元気に動き回っていたコもいましたが大半はのんびりお昼寝中。
そんなモフモフさんたちの寝姿を存分に堪能できました。
モフモフさんとはいうものの、ボチボチ夏毛に生え変わる時期なのでほっそりした個体も目立つようになって来ていました。
関連画像

お久し振りの入場です
ケージに足を踏み入れると目の前にお昼寝中のモフモフの群れ
丸まって寝ているコが多い中まっすぐ伸びた感じになったコも
大あくび
子ギツネはひとかたまりになって
草を食む姿が目立ったけれど、犬猫とおんなじ感じかな
喧嘩する元気なのもいる
毛づくろいをしていて抜けた冬毛
一匹だけ落ち着きなく動き回っていた子ギツネ
一匹だけちょろちょろしてたらお母さんにおとなしくしとけ!って言われた感じ
この子も一匹だけちょろちょろしていたらお母さんに首を咥えられて戻された
関連画像⇒昼下がりの散策
キツネの寝姿を堪能し、遠刈田温泉でお風呂に入って帰ろうと思って移動していたら山の中で「ジェラート」ののぼり。「営業中」と表示されていたので立ち寄ってみた。
蔵王プロバンスファーム
なかなか想像が付かない店舗であった。
自家製ジェラート
カップとコーンが選べてシングル¥280-、ダブル¥350-
塩とずんだをダブルで、デカい。
すっかり堪能して更に温泉目指して移動。
今度は「水芭蕉の森・どうだんの森」という看板を見かけてそちらに寄り道。
まだ明るかったものの16時半の駐車場には他に車もなく。
森林浴を楽しみつつ水芭蕉の森へ
待ち受けていたのはすっかり成長した水芭蕉の葉っぱ
ちょっと遅すぎ。
それにしても一面水芭蕉なので花の時期はさぞかし眺めが良さそう。
気を取り直してドウダンの森へ。
こちらはドウダンツツジの一種、更紗ツツジが群生しているらしいけれど
こちらは時期尚早
花の見頃は6月から7月だとか
気分よく散策できたので良しとします
みたび遠刈田に向けて移動。
途中で廃れてしまったような鳥居が目につく。
不動尊なのに鳥居というのは結構見かける
参道…かな?
しばらく進んだら前方に立派なお堂が見えてきた(実際にはお社でした)
裏参道って事だったのかな
丸太を渡って建物を確認してみたら「三住出雲神社」とある。
はて?不動堂ではないのか?
と、見渡してみると奥の方に石碑があって「不動」の文字。
お不動様の裏手は水がこんこんと湧き出る泉だった
そしてこちらが三住出雲神社
参道を逆に進む。
沢の水を引いて手水にしている
岩から湧き水が染み出ている
なかなか荘厳な雰囲気がある
一の鳥居と由緒その他
出口不動尊の鳥居からは結構離れたところに辿り着く。
改めて遠刈田に向けて移動。
遠目で日帰り温泉の表示が見えたので減速して近寄ってみた。
が、廃墟であった
廃墟の敷地の隅っこに何やら青い看板
平成27年6月ってたったの3年前じゃないか
せめて平成が終わるまで営業を続けられなかったものか。
目の前にはこんな立派な記念碑が
目の前の廃墟と相まって非常にシュールな光景。
日が暮れようとしている蔵王を眺め
ようやく遠刈田温泉へ
風呂上りに見上げた蔵王の峯
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【トレーニングと】小金井トライアスロンチーム奥多摩春合宿2018【BBQ】
2018.05.11 Fri 05:27 -edit-
初日の朝以外、天候に恵まれまくり
久し振りに小金井トライアスロンチームの春合宿 in 奥多摩に参加して来ました。
日程は2018/05/03-05の二泊三日。
場所は奥多摩の奥秋川ビレッジさんで、毎年恒例になっていますが昨年はAJ千葉主催の1000kmブルベ【福島「g」】と日程被りで不参加でした。
今年は日程調整も概ねうまく行き、丁度5月2日に宮城で借りていたアパート(※借主は会社です)を引き払い、引っ越し荷物を積み込んだ車で移動。5月3日の朝はそのまま荷物一式積み込んだ状態で合宿参加となりました。
当初の予定では、例年通り朝奥多摩に集合してお豆腐のちとせ屋前から藤倉の分岐までの往復をバイクで数回行った後、同じくちとせ屋前から神戸岩までの往復ランをやった後、瀬音の湯で汗を流して買い出し、夕方奥秋川ビレッジに移動してBBQという流れでしたが朝の内は生憎の雨だったので予定を変更して調布市の武蔵野の森スポーツセンタープールでスイム練習の後奥多摩へ移動という流れに変更。
一応9時集合ということでしたが特にみんなで集まって何かをする訳でもなく、めいめいが自分の好きなように練習するというスタンス。
短水路ながらレーン数がやたらと多いのでのんびりじっくりテーマ練習のようなことを。
わたし自身はずっとクロールで左息継ぎが出来なかったので折角だからビート板を使ってひたすら左息継ぎの練習。一時間も続けていたらビート板無しでそれなりに左息継ぎができるようになってきた。フォームがブレブレでやたらとロスがあるけれど、ここまで何十年もできなかったんだから仕方がない。地道に練習して行くとしましょう。
11時頃にはみんな上がって昼食を摂ってから移動しようという話になり、甲州街道沿いのゴリララーメンの開店と同時に9人で押しかける(笑)
オーソドックスにゴリララーメンの細麺
移動途中、五日市のいなげやで食材その他を調達して檜原村へ。
村営無料駐車場に車を停め、自転車の準備。
ちとせ屋前のバス停から藤倉の分岐までの約10kmを二往復。
初日の参加者は親分、サトシ、マコリン、鳥野見さん、吉成さん、チャラ爪くん、わたしそしてサポート部隊のりえさんとひめ。
バイク練スタート(撮影:サトシ)
鳥野見さん先頭で親分とわたしが追う形。
鳥野見さんに何とか食らいつこうかと思ったけれど、藤倉の手前1kmくらいで離された。
っていうか鳥野見さんって重いギアを低めのケイデンスでガシガシ踏むんだよね。フルマラソンも普通に速いし相当脚力と心臓強いわ。
さすがトライアスロン世界選手権出場経験者。
その後バス停から神戸岩分岐の青い橋の先の湧き水のところまでの往復4kmほどのランをしたのだけれど、今回Garminを忘れてしまってスマホでログ取りをしたらランがほぼ全滅に近かった。
図らずもいち日で三種目のトレーニングをしてしまって(笑)ラン終了後、奥秋川ビレッジに移動。
すっかりお馴染みお久し振りな奥秋川ビレッジ
奥多摩合宿と言えばBBQ! なのでテンションはいやがうえにも高まる。
タケノコと山菜の煮物
お母さん(管理人さん)からの差し入れ。非常に美味しかった。
BBQ不参加のチャラ爪くんからいただいたグラスで優雅にビールをいただいてみる。
この辺までしか撮影する余裕は無かった。
後はひたすら呑んで食って騒いだだけ。
そんでもってとどめに花火。
この辺おぼろげにしか記憶が無い
この後撤収して更にロッジで飲み直ししたのに記憶が曖昧(笑)
翌朝起きたとき、同じ部屋で寝ていた二人は掛布団二枚かけていたのに私だけは一枚でだったので”なんで二人だけ二枚掛けてたのさ?”と問うたら”昨夜オマエが要らないって言ったんだろ(笑)”と返された。
本来五人部屋なので掛布団は五枚あって、寒いから二枚掛けようって話になったけれど一枚足らない。そこでわたしが”オレ、寒くないから要らない。”と言ったらしい。全然覚えてない!
まあ、周囲に迷惑となるようなやらかしではないので良しとする。
で、その爽やかな二日目の朝。
うーむ、爽やか
朝ごパン
朝食後、村営駐車場から奥秋川ビレッジには車載で移動したのでツーリングの準備。
準備中
昨日着ていたピンクの小金井ジャージはざっくり手で洗って絞って干しておいたけれど乾いていなかったのでAJ千葉ジャージ上下で。
※たまがわジャージは自宅に置いてあった。
この日いち日だけ日帰り参加のひろみんを加えて走行距離約100kmのグループツーリングスタート。参加メンバーは前日のメンバーのチャラ爪くんとひろみんが入れ替わって親分、サトシ、マコリン、鳥野見さん、吉成さん、ひろみん、わたし。小金井のチーム合宿の際には定番となっているサポートカーにはりえさんとひめのキレイどころが乗り込んでフォローしてくれるので気持ちが非常に軽くなる。
本当にありがたいことです。
ツーリングスタート
<実走行ログ:2018/05/04>
奥秋川ビレッジからちとせ屋までを別ログにしてしまったからこの距離だけれど、トータル100km強のツーリング。
天候は絶好のツーリング日和
ちとせ屋前から奥多摩周遊方面に向かって上川乗から甲武トンネル、田和峠、鶴峠と回って道の駅こすげで大休止、その後奥多摩周遊道路風張峠の登って下って奥秋川ビレッジに戻る約100kmのグループツーリング。
そこそこ順調な滑り出しだったけれど甲武トンネルを越えて田和峠に向かう途中、工事中の片側交互通行区間付近で鳥野見さん-ひろみん-わたし という順番で通行していた際ぱぁ~~~ん!という乾いた大きな音。
何事かと思って見回してみたら鳥野見さんの自転車の後輪がぺちゃんこで、回転するたびに何やら白いものが見える。(がっつりバーストしとるやん…。)
わたしたちは先行し、鳥野見さんは少し先で待機していたサポートカーに押し歩きで合流してその先の豆腐屋さんまで。
本人曰くまだ500kmくらいしか使っていないとの事
これまた本人の弁によると下り坂のオーバースピードで後輪をロックさせてしまったとの事。タイヤはパナレーサーのGILLARで、軽量ながら耐久性も謳っているモデルだったけれど、500km使うか使わないかの状態での一度のスキッドでこれとはやはり軽いタイヤはリスクが高いとしみじみ。
ひとまず鳥野見さんのタイヤ交換待ちがあるのでお豆腐屋さんで大休止。
お豆腐屋さんのお豆腐以外のラインナップ
豆乳プリンあれこれ
今回抹茶プリンを選んだけれど、シロップ(ソース?)も一切甘くなくて非常にお抹茶だった。他のフルーツ系のやつは添えられたシロップが甘いものが多い。
揚げたての湯葉から揚げ
ものすごぉ~~~っく、ビールが欲しくなる味だった。
諸々事情があって結局マコリンの自転車の後輪を鳥野見さんのモノに装着して、マコリンは以後サポートカーの運転をりえさんから代わって受け持つことに。
甲武トンネル越えではフロントインナーを使っていたけれど、折角なので(何が?)この先はアウター縛りで走ってみることに。
これは翌々日の海野宿試走までダメージを引っ張ってしまって少々後悔することになる。
(多分)リスタートしてからの動画 撮影:サトシ
なんだか登り坂でぐいぐい攻めていて速い人みたいに見えるからこの動画好き。
でもなんだかんだ言って普通に付いてくるサトシのほうがアレ(笑)
途中、親分と並んで”鳥野見さんって相変わらず重いギアをガシガシ踏んでいますよねえ。”
”スゴイよね、何かがおかしいよね、アイツ。”ってな会話があったり(笑)
親分とひろみん
田和峠
鶴峠
陽射しは暖かかったけれど風は冷たくて、ホントにツーリング日和。
途中で見かけた小さなお社
ソロツーリングだったら絶対立ち寄ってる(笑)
小菅村のマンホールはイワナ
道の駅こすげでお昼休憩
そこそこのんびり過ごしてリスタート。
残すはラスボス風張峠。
この区間は昨年奥多摩200で走ったので懐かしく感じてみたり。
小菅村の鯉のぼり
気持ち良いダウンヒルをヒャッハー!しながら走って、グループライドなので分岐で待機。
三頭橋
ここから先は久し振りの奥多摩周遊道路。
こちらからのアクセスはそれほど勾配が厳しくないので淡々とペダルを踏めばいつの間にかピークにいるのだけれど、ピーク手前の月夜見第二駐車場で一旦休憩を取ることに。
ピークの風張駐車場はこの方向だと進行方向右手になってしまうので。
色鮮やかな取り合わせ
月夜見第二駐車場の八重桜
若干(?)お疲れ気味の親分
紫外線から頭皮を守りたい一心だったのかもしれない。
ここから先はずっと下りだし山の陰になるので皆さん防寒装備のウィンドブレーカーを。わたしは半袖半パンでしたが何か?
っていうか、一応予備でサポートカーに預けてあったウィンブレをひろみんに貸したのであったが、ひろみんの感謝の言葉が”ありがとう!良いの?大丈夫なの?もし万が一半袖のまんまで寒かったら言ってね!「頑張れ♪」って言ってあげる!”そういうセンス素敵よ、ひろみん。
前がひろみん後ろが鳥野見さん
東京都道路最高地点
奥多摩周遊道路を走るのが初めてだというひろみんを囲んで記念撮影なんぞしてみたり。
月夜見から先は特に迷う箇所も無いだろうということで奥秋川ビレッジを集合場所にして、ひたすらダウンヒルの快感を味わう。
ちとせ屋でずんだのソフトアイス
奥秋川ビレッジに帰着してシャワーを浴びてさあ二日目のBBQのための買い出し!と、盛り上がっているところにひろみんからサトシに連絡。
ほぼほぼ一本道なのに迷子になりやがった!(笑)
この辺の話は細かく記せばエントリ一本分くらいになりそうなのだけれど面倒くさいから割愛。
どうにかこうにか紆余曲折がありながらもBBQの買い出しついでにひろみんを拾って戻って二晩目のBBQ
焼きマシュマロで満足してしまう酔っ払いのおっさん
すっかり楽しんで布団に潜り込み、目が覚めたら楽しい合宿の最終日。
最終日の朝
最終日のメニューはラン5km→バイク40km→ラン5kmのデュアスロン大会。
車を村営駐車場に置いてスタート地点となる雑貨屋さんの駐車場へ移動して9時30分丁度にランスタート。
※ランは一回目しか記録できていなかった。
5kmラン+40kmバイク+5kmラン で2時間45分ほど。
終了後はみんなで車で移動して、睦橋通りにある東京亭でお昼を食べて解散。
事故なく怪我なく無事三日間の日程が終了いたしました。
まあ、走り込み不足の中良く頑張った。。。と、自らを甘やかす言葉をかけてみる。というかそれはそれとして、やはり当初の思惑通り色々刺激をいただけた三日間だったので諸々この先に生かせればなあ、と。
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【ようやく実現】BRM512たまがわ400海野宿認定試走-2/2【日のある内の海野宿】
2018.05.09 Wed 19:55 -edit-
BRM512たまがわ400海野宿認定試走-1/2から続く
碓氷峠ピークから短く緩いダウンヒル。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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碓氷峠ピークから短く緩いダウンヒル。
日が陰ってきたお蔭で肌寒さはあったものの念のために携行していたウィンドブレーカーを着込むほどではなかったのでそのまま進む。
しょっちゅう左折するところ
追分交差点から南に折れるブルベコースは多い。
イメージ的には小諸に向けて緩い下りだったのだけれど、道はじわじわ登り坂。
碓氷峠より高いところが軽井沢町内にありやがる
こちらはしょっちゅう右折するところ
木崎湖の際もここを右折するし、昨年の「悪夢のような安曇野600」でもここを曲がった。
追分のところのピークを過ぎるとようやく小諸に向かってひたすら下る長い下り坂。ホントにただひたすら下るので折り返して登る際の事を考えると憂鬱ではあったけれど、ところどころ踊り場状に勾配の緩い区間があるのでまあ我慢できるだろうとか考えつつ。
復路を憂いつつ長いダウンヒルを堪能した後小諸の駅前を通過。
いわゆる巡礼地
小諸中心部から千曲川に向けて下る
大久保橋
千曲川にかかるアーチ橋
かつては吊橋だったことを示す名残の主塔がとなりにある。
布引方面へ向かう道がキレイになっていて驚いた
その昨年の安曇野の記録本文中でも触れているが、ブルベ本番中に明るい海野宿を目にしたことが無いので「日のあるうちに海野宿へ!」というのが今回最大のテーマであった。
千曲川沿いのトンネル
布引温泉、道の駅みまき…と、日帰り入浴できる施設を横目に先に進む。
時間の余裕はあったものの温泉に立ち寄ってしまったら海野宿に辿り着くのは日没後になってしまう。返す返すも6時スタートできなかったことが大きいけれど、一時間余裕があったらあったで別の事で時間を浪費するに違いないので同じこと。
東御町のマンホール
海野宿はカラーマンホールだった。
海野宿入り口 白鳥神社
人も車もいない海野宿
各店舗の営業時刻が過ぎるとひっそりと静まり返る。
夜の帳が下りはじめる
たそがれ時の海野宿を通り抜け、しなの鉄道線大里の駅前を通過し、そのしなの鉄道線の跨線橋を渡ったところが折り返しのPC。
PC4(200.9km)7-11上田大里18:37着
Close 20:24(+01h53m)
距離は丁度半分。
ところが今回の目的である「日のあるうちに海野宿!」を実現できてしまったのでモチベーションがすこぶる低下。この先夜間走行だから寄り道しようがないし。
取り敢えず折り返して再び海野宿を通過。
海野宿の風鈴屋さん
すっかり夜の帳が下りた海野宿
ここから先、わたし以前の試走の結果当初予定からコースが変更になった区間となる。
当初は軽井沢まで単純往復する計画だったものの小諸中心部を抜ける登り返しがあまりにもアレだということでR18に並行する北国街道の旧道を使って住宅街の中を抜けるルートに切り替わった。
R18の南側を並行する細い道路で住宅街を抜け、芝生田のところでR18に合流。
しばらく進んだところで「信州大吟醸味噌ラーメン」の表示が目に入ったのでコース脇にあるみそ丸小諸店に立ち寄った。
信州大吟醸味噌と石臼挽き長野県産小麦麺のラーメン(¥800-)
なかなか美味しいラーメンでした。
お腹を満たしてリスタート。
この先もう寄り道するところはほとんどない。
何せ夜間走行だし。
小諸から御代田を通って軽井沢へ。
ようやく戻って来た
けれどもよく見れば標高の数字が三桁しかないのでまだあと80mほど余分に登らされる。
追分宿入り口
(よーやくここまで来た!)と、ついついぬか喜びしてしまうけれど
追分宿と信濃追分は微妙に離れているのでなおもじわじわ登る。
ようやくピーク
ホッとしつつ緩やかなダウンヒル。GW最終日の夜なので行楽帰りの車がほぼ皆無で交通量は少ないものの代わりに大型トラック、トレーラーの類がバンバン飛ばして行くので追い越される際の風圧が心臓に悪い。
復路は往路とは異なり碓氷峠旧道ではなく碓氷バイパスを下ることになる。
路面はキレイで道幅が広く、非常に走りやすいがところどころ街灯が一切ない闇の区間が存在するし、軽井沢から快調な下りでヒャッハー!しているときに”高速ダウンヒルで身体冷えたろ?いっちょここらで温めて行けや、この先にまたダウンヒルあるしな!”という感じの被害妄想風味に余計なお世話の思いやり的な意図を感じ取ってしまうくらいに卑屈になってしまう、登坂車線まで備えた登り坂を配置した道路計画が憎い。
どうにかこうにか登り切ったところが日本国長野県とグンマー国の国境線である。
ここからは正真正銘の下り
何時下っても大好き…とばかりは言えない。
前回下ったのはいつだったか、AJ西東京のブルベだったかな?
夜中の霧でほとんどホワイトアウトに近い状態のダウンヒルは大層怖かった記憶がある。あの時は本当に怖かった。ライトで照らすと光が拡散してしまってまったく前が見えないのに大型トラックの走行音は間近に聞こえるし。
とはいえ今回は心の中で、或いは声に出して”わはははははは…!”と、大声で笑いながら下っていた。
大口開けて笑っていたら立て続けに羽虫のアタックを食らったので以後はひっそり心の中で。そんなこんなの後横川で往路に合流し、下り基調の道を軽やかに走り、五料交差点を曲がり損ねてミスコースしながらも無事復帰して富岡市街地へ。
はい、富岡まで戻って参りました
通過チェック(272.2km)7-11富岡七日市22:59着
想定Close 01:06(+02h07m)
GW最終日ということもあり、店内は清掃作業中。
店員さんに声を掛けると”どうぞご利用ください!”との事だったものの少々憚られてしまい、結局暖かいカフェラテを頼んでおしまい。会計の際店員さんに”お話は伺っていますがいよいよ来週ですね!”(※実際には今週末)と言われて内心軽く驚いたものの、土曜日にラーメンないとから引き上げる際に主催のK内さんが”富岡のPCだけは挨拶済んでますから!”と言っていたのを思い出した。
清掃作業の人がトイレ内で作業していたのでトイレには立ち寄らず、もし行きたくなったら途中別のコンビニを使おうと考え長居せずにリスタート。
折角なので富岡製糸場前で記念撮影
ここから先は色々なクラブのブルベで走るコースだし、ゴール手前は定峰のコースそのまんまだからすっかり頭に入っている。後のコースには平地と下りとちょっとのコブしかない(と、言い聞かせる)。
埼玉県に突入
走行中あまり眠気を感じなかったので、かなり迷ったけれど神川での仮眠はパスして先に進むことにする。肌にまとわりつくような空気の質が雨が近いことを感じさせていたし。
実際関東地方はそこそこ雨が降っていたようではあったが、幸いなことにわたしの周囲には雨雲が無かった。さすがチコリンの祝いを授かったオトコである。えっへん。
という訳で道のオアシス神川はパス
経験上テンションが上がっている深夜の時間帯は無理に仮眠しようとしても寝つきが悪い事が多いし、夜間は視界が悪いので緊張感を持って走行するから眠気も起きにくい。逆に払暁の時間帯から早朝にかけてが視界が開けるし、太陽光の輻射熱で暖まるから眠くなりやすく危険なのでその時対応を考えようと。日が昇れば道端での仮眠場所も探しやすい。
そんなこんなで小前田通過。
小前田 私的Photo Ctrl
小前田を過ぎたら往路でPC2だったPC5は目と鼻の先。
PC5(311.2km)ファミリーマートヤマキ花園24:59着
Close 0344(+02h45m)
昼間、週末のブルベの際に深夜イートインコーナーが使えるようお願いしたのは良かったものの(改めて考えてみたら自分の分忘れてるじゃん!)と思って自身の間抜けっぷりを呪ったものの、到着してみたら普通にイートインスペースが使えたので非常にありがたかった。
とはいえ長居してしまうと睡魔が来そうなのでそそくさとリスタート。
花園橋を渡って男衾からときがわ方面へ。
すっかりお馴染みのコースだし、そもそも往路で走った道の逆行なのだけれどこの時間帯にここを走ることはあまり経験が無いのでなかなか新鮮。
飯能駅には各種車両がそろい踏み
飯能から入間に抜け、JR八高線沿いのアップダウンから茶畑の中をひた走る。
PC6(358.7km)7-11青梅日立03:24着
Close 06:56(+03h32m)
ここまで来たら正真正銘下り基調の平坦路しかない。
やや眠気を感じたのでコーヒーを飲みたいところだったけれど、ここまで来る途中PC外のコンビニで眠気散らしにコーヒーを飲んだのでピルクルを。糖分を補給して脳みそ働かせにゃ。
ここからゴールまではのんびりゆるゆる走ってもマージンが稼げる区間だし、そもそも3時間半のマージンがあるので万が一眠気を感じたら即歩道に上がって休もうと決めてリスタート。
幸いなことに連休明け初日の未明だったので新奥多摩街道も甲州街道も交通量が少なかった。
国立折り返しから多摩川左岸を走り、府中、調布、狛江…と通り抜けてくる間に徐々に空が明るさを増してきたものの全天雲で覆い尽くされている。
先ほどのPCで雨雲レーダーでその時点での雨雲配置と二、三時間後の予想雨雲配置を確認してみたところ、ゴールして帰宅する頃に丁度世田谷から多摩川下流にかけて薄い雨雲がかかりそうな感じで微妙だった。
空の雲の色を確認しながら嫌な予感を抱えつつの走行。
それでもどうにかこうにか雨に降られることも無くゴール地点に無事帰着。
ゴール(401.6km)癒しふれあい館05:25着
Close 10:00(+04h35m)⇒ 認定(予定)22h25m
ゴール報告のツィートを流し、さっさと帰宅の途に就く。
最後のPCで確認した予想雨雲配置が正しければ多少降られてしまう可能性がある。
幸いにして明るくはなって来たものの雲のお蔭で日差しによって身体が暖められることも無く、やたらと強い向かい風の影響もあってむしろ肌寒く感じたおかげで多少感じていた眠気も散った。
順調に多摩川CRを下り、個人的な発着点である専修寺関東別院前に到着するまで降られることは無かった。

専修寺関東別院前:2018/05/07/6:15頃
どうにかこうにか雨にも降られず無事自宅に帰着出来たので今回のブルベは終了…とはいかず、軽く仮眠を取った後に車で宮城に移動して無事辿り着くというミッションが残されていたけれど、その後これも無事完遂できたので今回のわたしのブルベはひとまず終了となりました。社会人のブルベは自宅に帰着して翌日(今回は当日だけれど)ちゃんと(?)仕事をこなして初めて完了です。
と、日記には書いておく。
というか、今回は認定試走なので開催当日のスタッフ業務をきちんとこなして初めて完走したと胸を張れるのであって、参加のみなさんが無事ゴールしてゴール受付を撤収して初めて今回のわたしのBRM512たまがわ400海野宿が完遂します。
参加される皆様、どうか事故怪我なく存分にお楽しみください。
わたし自身はゴール受付担当として癒しふれあい館で待機している予定です。
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2018.05.08 Tue 18:15 -edit-
一之宮貫前神社の御朱印
今まで何度か通過して気になっていたこの神社に立ち寄ったのが唯一寄り道らしい寄り道。表参道からは階段を上って下った先に鎮座している社殿は国に重要文化財指定されている。拝殿への参道が下りの階段というのも珍しいと思う。
※後から調べてみたところ、ここのように社殿の配置が低い位置にあるものを「下り宮」といい、宮崎の鵜戸神宮と熊本の草部吉見神社を加えた三社を称して「三大下り宮」とするとのこと。
<実走行ログ:2018/05/06-07>
ちょこちょこ、微妙なミスコースをやらかしているのはご愛嬌。
2018年のゴールデンウィーク前半は蔵王エコーラインを東西から登って下って雪の回廊を満喫し、5月1日、2日は生憎仕事となってしまったので5月3日からが連休後半戦。
ここのところご無沙汰してしまっていた小金井トライアスロンチームの奥多摩春合宿に久し振りに参加させてもらって刺激をいただいた翌日、日曜朝から月曜早朝に自転車で走って仮眠を取ってから連休明け業務に取り掛かるというなかなかタイトなスケジュールでBRM512たまがわ400海野宿の認定試走に行ってまいりました。
公式の試走レポートは既にほかの方々の手になるものがLink先となっているBRM個別ページで公開されているのでそちらをご覧いただければ。今回の試走レポートは書き手がバラエティに富んでいるので読み較べする読み物としてとても楽しいです。
試走前日まで奥多摩で小金井トラチーム合宿に参加して午後解散。
試走準備もままならない内に高円寺まで自転車で移動して「ラーメンないと」さんへお邪魔してラーメンをいただく。
ラーメンないと2018(春)
会場ではAJたまがわ前、現代表のピカさん、りんぱぱさんを始め海野宿400主催のK内さんや試走を担当したぜっとさん他関係者が一角を陣取ってブルベやそれにまつわる話だったり海野宿のコースそのものについてだったりな会話を弾ませた後、23時過ぎ頃お開き。
高円寺教会から自宅までは25km弱の距離だったので帰着は午前様。
軽く翌日の準備をしたうえで2時頃就寝。
翌朝目覚めは5時ちょい前だったので元々念頭にあった6時スタートが可能かとも思ったもののライト類の充電がまったく足りておらず朝から充電祭りを開催することとなり、おとなしく7時スタートにすることとして朝食をしたためた後のんびり準備を整え、6時半頃自宅前を出発して兵庫島公園に向かう。
試走時全画像
専修寺関東別院前=2018/05/06/6:30頃
今回はウェア類を全てAJたまがわジャージカラーに統一(笑)
7時丁度頃兵庫島に到着し、ツィートを流したりしてからスタート。
スタートは07:05(公式 07:00)
PC1までは定峰とおなじコースを辿る。
右:多摩川住宅付近 / 右:福生市運動公園付近玉川上水
定峰の際には桜が満開だったところもすっかりみどり溢れる風景に。
PC1(44.4km)ファミリーマート海田岩蔵街道09:04着
Close 10:12(+01h08m)
認定試走スタッフ業務としてお店の人にご挨拶。
アルバイトの女の子に事情を説明して不在だった店長への伝言をお願いすると”ああ、いつものヤツですね!(笑)”的な表情でにこやかに対応してくれた。
一昨年までは春と秋、年二回の定峰開催時に毎回お世話になっていたので心得ている感じ。
PC2(89.5km)ファミリーマートヤマキ花園11:08着
Close 13:00(+01:52m)
ここは復路でPC5としても利用させていただくので深夜の時間帯にもイートインスペースが使えるようにもお願い。店舗によっては地域警察の指導によって夜間閉鎖しているところもあるけれど、こちらはお店の判断で対応可能な感じ。
小前田(私的)Photo Ctrl
途中「道のオアシス神川」に様子見も兼ねて立ち寄り。
前日K内さんが”物凄く仮眠しやすくて、非常に良い施設です!”と熱く語っておらてたし、ぜっとさん、虫さんの試走レポでも触れられていたし。
無料休憩所
吹きさらしではない広々としたスペースで横になれるスペースも充分にある(実際ひとり寝てた)非常にありがたい、まさにオアシス!神川だけに神施設!
※無理やり感のあるオヤジ節のぶっこみ。
※無理やり感のあるオヤジ節のぶっこみ。
時刻は正午を回っていたのでここで昼食タイム。
休憩所の隣の棟にある食堂へ移動。
食堂「ありの実」
もつ煮定食(そば付き)¥780-
もつ煮が柔らかくて美味しいし価格もお手頃。
お腹を満たしてリスタート。
途中、今まで何度かブルベ中に通りかかって気にはなっていたものの素通りしてしまっていた神社の鳥居の脇を抜けた際、案内板に「貫前神社 600m」と書かれているのを目にしたので寄り道してみることにした。
今回はまず第一に「何が何でも明るい内に海野宿に辿り着く!」という個人的なテーマがあったものの、これまでのペースとこの先のコースとを勘案してみるとどうにか海野宿に18時頃までには到着できそうな感じだったし。
<一之宮貫前神社>
車道の大鳥居
表参道の大鳥居は石段の上に建つ。
これを潜ってから10%弱ほどの勾配が2、300mくらい。
勅額鳥居
かつて清和天皇筆の扁額が掲げられていたのでこの名が付いたそうである。
因みに現在の扁額は有栖川宮幟仁親王筆の物ということ。
総門(惣門)
総門(惣門)から楼門、社殿を見下ろす
エントリ冒頭にも記した通り全国的にも珍しい「下り宮」配置。信仰の対象を低い位置に据えるというのは崇めるというよりむしろ封じる目的があったのではないかという説もあるらしい。
拝殿と本殿
国指定の重要文化財でもある本殿は「貫前造」という独特の形式。
御朱印を拝領してリスタート。
貫前神社のお隣にはこんな施設も。
富岡市社会教育館
国の登録有形文化財でもある。
玉砂利敷きだったのでサイクルシューズで立ち入るのが憚られたため表から眺めるだけで済ませてしまったけれど、昭和初期の和風建築が見学無料の施設。
しばらく田園風景の中を進む。
漂うのは堆肥だったり鶏糞だったりなかぐわしき匂い。
「変な形の山」(c:虫さん)
旧中山道松井田宿を抜ける
この辺のコースは木崎湖300と被る。
PC3(144.2km)7-11安中松井BP15:17着
Close 16:36(+01h19m)
昼食と貫前神社参拝でマージンが目減り。
いよいよ今回の(※異論はあろうと思うがわたし的には)平坦基調コース中唯一となる山場、碓氷峠(往路は旧道、復路はバイパス)に突入。R18を西に進む。
今回も立ち寄れなかった。。。
神川で昼食を摂った時に悩んだけれど、通過時刻が中途半端になるのでこちらは諦めた。
新旧碓氷峠分岐付近の碓氷川
あの山の向こうが軽井沢。
バイパスに向かう本線から左に逸れ、12km先の碓氷峠を指して旧道をえっちらおっちら。
2km進めばお馴染みめがね橋。
めがね橋で一枚
アーチ橋とトンネルのアーチが連続した感じが好き
春の碓氷峠(旧道)の彩りあれこれ。
淡い緑の中に差し色的に藤色、淡い緋色、白
新緑のトンネル
この季節は本当に目に優しい景色に溢れている。
緩やかな勾配の坂道をのんびり進んで行って群馬・長野県境へ。
さらば群馬ご無沙汰長野
やや雲が増えてきたお蔭で若干肌寒い感じ。
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2018.05.02 Wed 21:47 -edit-
坊平の閉鎖ゲートを16時半過ぎ(閉鎖時刻17時)に通過したら
ピークでは周囲にまったく人も車もいない状態。
<実走行ログ:2018/04/30>
関連画像一式⇒蔵王エコーライン(西→東)
前夜宿舎に帰着して真っ先にビールを飲みつつ翌日の予定コースをチェック。
西行きと東行きでルートを変えたつもりでいたけれど、序盤と終盤が違うだけで笹谷峠を通過するプランだったので関上峠(トンネル)越えのルートに組み替えた。
諸々細かい調整が面倒だったのでそのままにしておいたけれどRWGPSの画面上では203km/4,000UPというなかなかにえげつない数字が示されていた。
実際に走ってみたログを確認すると、RWGPSでは3,700mとなっているものの、Garmin読みで3,300ちょいなので恐らく後者が実勢に近いのだろうと思う。
前夜はビールを飲みながら、半ば寝落ちのような状況で就寝したにも関わらず携帯のアラームが鳴ると同時に5時に目覚め。普段からかくありたいと切に願う。
諸々準備を整えて、宿舎を出発したのは前日よりも約一時間早い6時半。
6時半スタート
二日続けて天候に恵まれた
閖上港朝市に向かう途中、いつも気になっている毘沙門堂に寄り道。
ここはお堂があると同時に古墳でもあるらしい。
毘沙門堂
毘沙門堂古墳遠景
二日続けて到着した閖上港朝市は、前日比で2/3程度の稼働状態に見えた。
日曜、祝祭日開催とはいえ祝日開催日はこんな感じなのかもしれない。
やや閑散とした朝市会場
前回チコリンさんが”もう一軒の方のせり鍋も食べてみたい!”とのたもーていた方のお店に行ったけれど、この日はせり鍋を用意しておらずカニ汁のみとの事だったのでタコ飯の小どんぶりを購入し、いつものセリ鍋のお店でうどん入りのせり鍋を購入して朝ごはん。
タコ飯:¥300- / せり鍋(うどん入):¥500-
タコ飯はタコが想像以上に柔らかくてひっじょーに美味なひと品でした。
やや足りない気がしなくもないけれど今回は距離もさることながら登りが厳しいコースなので前半少しでも時間を稼ぐべく出発。7時半頃。
名取川右岸を遡上して仙台バイパスから左岸へ。
そこからひたすら名取川左岸を進んで秋保の温泉街を過ぎたところから愛子に向かってひと山越える。ここから先しばらくはかつてAJ宇都宮主催の寒河江600で通ったコースの逆打ち。
秋保神社神田越の月山
第二広瀬川橋梁 美しいトレッスル橋
JR仙山線
前日夜、向こうからこちらに向けて電車で走ってきたのである。
いつも気になる朝ラーをやっているお店
7時からなので仕事前に食べて移動したらギリギリ間に合うかもしれないと毎度思う。チャレンジする価値はあるか。
鳳鳴四十八滝
関山峠(トンネル)を抜けて山形県へ
関山大滝
前日に引き続き履き替えを携行しなかったので滝壺には下りずに眺めただけ。
天童市に入り、南下して山形市を指して走る。
朝日岳と以東岳かな
菜の花と水の流れの取り合せ
一輪だけ色違い
天童市のマンホールは将棋の駒
果樹園の中を通り抜け山形市に突入。
芋煮と言えば宮城VS.山形
西蔵王高原ライン入り口
妙に見覚えがあって不思議に思っていたけれど、ここを通過してしばらく経ってから、以前車で蔵王温泉にスキーをしに来たのを思い出した。デジャヴでもなんでもない。
しばらく何にもない山道をえっちらおっちら登って行くとお蕎麦屋さんを示すのぼりと看板が。ちょうどお昼時だったので立ち寄ることにして、食後の登り返しを思ってうんざりしつつ結構急な坂道を下ってお店の前へ。
手打ちそば竜山
ウェイティングリストに記帳し、待つこと30分弱。
名を呼ばれ、入ってみたら四人掛けの座卓にひとりで座ることに。
周囲を見回してもそんな贅沢な座席の使い方をしている客は他にいない。
前日のベルツで通された六人掛けテーブルといい、「チコリンの呪い」が「祝い」に転化した途端、食事に関してはなかなか恵まれた事態に遭遇している。
春の山菜天ざるそば(大)¥2,200-
お蕎麦も天ぷらも非常に美味しい。
但し混み合うお店なので表での待ち時間を含め一時間から一時間半は所用時間を見込んでおかないといけないため、仮にブルベ中に利用するとするとかなり綿密なタイムマネジメントが必要になる。現にこの時は12時半過ぎにウェイティングリストに記帳して、リスタートしたのは14時過ぎだった。
よくよく考えたら夜間閉鎖期間中の蔵王エコーラインを利用する際にもタイムマネジメント必要だと後から気付いた。
会計の際お店の女性に
”今日はどこからどのくらい(の距離を)走って来たんですか?”
と問われ
”宮城の名取から関山峠経由でここまで丁度100kmくらい。”
”ひゃっきろ!?お疲れ様です!この先はどのくらい走るんですか?”
”ここまででほぼ半分走ったからあと100km、蔵王越えて帰ります。”
”スゴイですね!おそばで大丈夫でしたか?カロリー足りますか?この先もお気をつけて!”
ってな会話があった。
なかなか鋭い指摘ではあったがオレにはしっかりとした蓄えがあるから少々のカロリー不足なら恐るるに足らずなのだよ。。。(T_T)
そんなこんなの複雑な心境でリスタート。
数本の枝だけ花の色が違う
前日に続いて今回も温泉へ。
共同温泉川原湯に寄ろうかと思ったけれど、スキーで訪れた際その隣の温泉宿で入浴したので折角だから冬季は入れない大露天風呂に入ることに。
500mほどではあってもなかなか凶悪な登り坂に対抗するには120kmほど走ったわたしの脚では力不足、途中の平坦部分で休みを入れながらの登坂。
蔵王温泉大露天風呂
この時点で15時ちょい前。
エコーラインのゲート閉鎖時刻に引っ掛かる可能性があったので着替えと風呂上りの休憩を含めて30分ほど、湯に浸かったのは10分から15分と言ったところの慌ただしさとなった。お蕎麦屋さんで思いの外時間がかかったのでこれは致し方ないところ。
リスタートしてエコーラインに向かう登り坂をえっちらおっちら。
樹氷の泉で給水
ここからしばらく進んだところが西蔵王高原ラインのピーク。
折角標高1,000mくらいまで登ったのに約300mも下りやがる。
普段なら嬉しいダウンヒルもその先で標高1,600mまで登り返さなければならないと思うとうんざりする。なんでもっと上の方で西蔵王高原ラインとエコーラインを繋がなかったのか。
地道に稼いだ位置エネルギーが運動エネルギーに置換されるさまは普段なら本当に気持ち良いものであるけれど、今回のようにすぐに登り返しがあることがわかっていると苦行でしかない。ブレーキ操作でエネルギーがロスしてしまうことすら腹立たしい。
そんなこんなでようやくエコーラインに合流。
ここから山形県側の坊平閉鎖ゲートまでは5、6kmで時刻は16時丁度。
どうにか閉鎖時刻には間に合いそうとはいえゲートの位置がうろ覚えだったので万が一引っ掛かってしまったらシャレにならんということでとにかくゲートを過ぎるまでは必死。
この沢とは何度も交差する
ようやく坊平高原の入り口に到達。
坊平高原入り口
でもまだあと600m登らねばならん。
全天にうっすら雲がかかり、かなり気温は下がって来ているもののガシガシ踏んでいると結構な汗をかいて喉が渇く。ついさっきボトルに給水したばかりなのに既に1/3ほど無くなっていたので改めて沢の水を補給。
御田の神園地(花畑)はこの奥
どうにかこうにかゲートを通過出来たので後はのんびり進むだけ。
時刻は16:35くらい。
坊平高原閉鎖ゲート
春まだ遠しといった風情
17時半頃ピークのお釜往復リフト乗り場付近でルーフに黄色い回転灯を乗せた道路管理者のパトロールカーと遭遇。
”あっち(宮城側を指差す)の方に行くんですかね?”
”そうです!”
”もうゲート閉鎖するんで気を付けて下ってください。”
”ゲートは抜けられますよね?”
”自転車なら大丈夫、余裕で抜けられる。”
ゲートが閉鎖されてパトロールカーが巡回しているということは前からも後ろからもまず車が来ることは無いので気兼ねなく道幅一杯、反対車線を使って撮影したり。
雪の回廊独り占め
Garminの表示はこの時点で7℃ほど。
半袖半パン、指切りグローブでは若干の肌寒さを覚えながら、閉鎖ゲートまで約7kmのダウンヒル。
先ほどのパトロールカーと無線で遣り取りをしたのだろう、施錠しながらゲート支柱脇を抜けるようジェスチャーで示しながら作業員さんが車に向かい、乗り込んで走り去って行った。
すみかわスノーパーク入り口閉鎖ゲート
自転車から降りて抱えてゲートを通過。路肩は水はけのために深い溝になっているので意外とおっかなびっくりの通過になった。
夕暮れ近づく中快適なダウンヒルを堪能しつつ。
エコーラインを遠刈田まで下っても良かったのだけれど、今回は広域農道コスモスラインを走ってみたかったので峩々温泉方面へ。
峩々温泉
ここも一度泊まってみたい宿である。
ここから青根温泉に抜ける山間の県道を。
なかなか盛り沢山な注意書き
ちょっときつめの勾配で幅員が狭く、路面が荒い坂道を進み、ピークを越えてしばらく下るといきなり路面状況が好転。勾配もそれほどきつくないので非常に走りやすく、新緑が目に優しい。
カエデやヤマモミジがたくさん
この道は秋の紅葉シーズンが楽しみなところ。
気分よくしばらく進むと前方の木立の中にいきなりポツンとお堂が。
青根観音堂
「いきなり」と思ったけれど、そのすぐ先には青根温泉の集落があったので「村はずれのお堂」といった感じ。
すぐ近くに足湯施設があったので立ち寄って小休止。
ここから先はいくつか小振りな登りがあるけれど基本的には下り基調なので気持ちが楽。
青根温泉足湯 朝日の湯
小休止
足湯でまったりした後、青根温泉集落から村田町に抜け
ほぼルーティンとなったルートで姥ヶ懐から岩沼に抜けて宿舎に帰着。
20時半頃無事帰着 所要14時間
走り切ってみたら200km/3,300UPなのでそこそこ厳しいコースだったものの平坦部分が少なくて緩めの勾配で常時アップダウンしっぱなしのコースは思ったほどダメージにはならない(※ような気がする)。
宮城県側からの登りに比較して勾配は6、7割程度の勾配なので蔵王エコーラインはのんびりゆるふわ登るのであったら圧倒的に山形県側からのルートを採用すべしと切に感じた二日間でした。
当然ながらその分走行距離は延びるものの、キツイ坂を短い距離か緩い坂を長い距離か、案外悩ましい選択ではある。
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2018.05.01 Tue 20:43 -edit-
これでも今年は例年比-4mほどの高さだそうで
<実走行ログ:2018/04/29>
・撮影画像一式⇒蔵王エコーライン(東→西)
4月27日に冬季閉鎖が解除されて開通した蔵王エコーラインを折角なので一度は走ってみようと思いコースを引いてみた。
業務の都合上4月29日(日)、30日(月)の二日間休めるので折角なら東から西、西から東と連日走ろうと思って山形県側にあるいくつかの温泉宿を物色してみたもののさすがにハイシーズンだけあって独りで泊まれるところは少なく、泊まれるところもかなりお高かったのでおとなしく腹をくくって二日とも日帰りで計画。
5月2日には名取を後にして車で一時帰京、3日から5日まで小金井トラチームの奥多摩合宿の後6日-7日の日程でBRM512たまがわ400海野宿の認定試走、帰着後車で名取に移動…というなかなか盛り沢山なスケジュールとなっているのであまり疲れを残さないようにと思って二日間ともR286笹谷峠を通る約175kmのコースとした。
計画では175km
のんびり走っても12時間もあれば戻って来られるだろうし、もっとかかって少々遅くなっても翌日も走りに行く計画とはいえお休みなのでさほど問題ない。
ということで7時半近くになって宿舎をスタート。
朝陽の中を爽やかに
約30分後、閖上港朝市に到着して腹ごしらえ。
なんだかものすごく朝ラー気分だったので、いつもの餃子王で水餃子とラーメンを注文
峠道のど真ん中にアオダイショウ
道端に寄せてあげようと手頃な木の枝を探している間に通りかかった車に踏まれてしまった。毒を持っていないのだから素手で触って避けてやれば良かった。
白鳥神社の藤は若葉が目立ってきた
見頃はもうしばらく先かな。
蔵王を指して進む
天候はすこぶる良い。
朝から気温が高く、既に遠刈田まで来た段階で全身塩が吹き始めていたので軽く温泉に浸かってさっぱりしてから蔵王を目指そうかと。
遠刈田温泉 寿の湯
相変わらず温度高めの湯なので風呂上りはしばらく汗が噴き出したものの、しばらく涼んでから着替えてリスタートしたら外気がヒンヤリと感じられた。身体が暖まっているからか。
一週間前、チコリンさんと訪れた神の湯
予定していなかった入浴で時間を食ったので、以前から気になっていたソーセージレストラン「ベルツ」の開店時刻(11時)を少々回ったタイミングでお店の前を通りかかることになった。
折角なので早めのお昼を。
11時15分頃の入店だったものの既に店内は満席状態。
15分ほど待ったところで席に通されたけれど混雑する店内で6人掛けテーブルにひとり。
相席を要請されるかと思ったのにそんなことも無く、思いがけず贅沢な気分を味わえた。
ソーセージレストラン ベルツ
座席からは窓の外に蔵王が眺められる
バイエルンプレートランチ
ソーセージ、ベーコン、ハムのセットにパン(orライス)とスープが付く。
食べ終えて会計を済ます頃には席待ちの客が6、7組ほど。
早め入店正解。
いよいよ蔵王エコーラインに向けてリスタート。
大鳥居を潜り、橋を渡ってエコーラインへ。
蔵王大鳥居
蔵王大権現
交通量はやや多いもののその辺は想定内。
新緑の中のライドは目に優しい
とはいえここから雪が残るエリアまでどのくらい登らなければならんのかと考えるとなかなか気が重い。標識を見ると県境(=概ねピーク)まで残り9kmらしいけれどこの時点での標高はまだ700mになるかならないかくらい。ピークは標高1,600m位だったはずなのでこの先ずっと10%前後の坂道が続くということか。
あと9km
うねうね
宮城県側はこうした短いスパンのワインディングが多い。
いやはや、ホントに10%前後の坂道がひたすら続く。
途中、休憩も兼ねて滝見台へ。
三階の滝
不動滝遠景
蔵王不動尊
不動滝
蔵王寺(くぬき地蔵)でご朱印を拝領
住職の奥様に”蔵王ヒルクライム出られるんですか?”と問われたがもちろん出ないと答えた。
住職曰く”蔵王の坂はかなり厳しいと良く耳にしますよ。”とのこと。
確かに休みどころなく一本調子で続く10kmの登りはキツイ。
蔵王寺のすぐ先が閉鎖ゲートでここから先、ピークを挟んで約15kmほどは凍結の恐れがあるため当分の間17時から翌8時まで通行止めとなる。
ゲートを過ぎると徐々に左右の雪の量が増えてくる。雪の上を渡ってくる風がヒンヤリして気持ち良い。しばらく進んだら雪の壁が視界に入って来た。
雪の壁ではお約束
例年より4mほど低いという雪の回廊
ピーク付近ではボーダーが遊んでいた
こういう光景は八幡平でも見かけたことがある。
お釜に向かうハイラインから続く渋滞を抜け、今回は履き替える靴を持参していなかったのでお釜には向かわずそのまま山形方面へ。
山形県突入
物凄く気持ちの良いダウンヒルを堪能し、上山から北上して山形市内へ。
当初の予定では蔵王から下りて山形市内の温泉で軽く汗を流す予定で日帰り入浴できる温泉宿を確認していたのだけれど、リサーチ不足でそこの日帰り入浴対応は午前中のみだと判明。
滝沢温泉はAM中しか日帰り入浴できない
諦めて先に進んだところで国道沿いに日帰り温泉の看板。
なかなか味わい深い外観で、既に廃業したのではないかと思いつつ玄関先まで移動してみたら絶賛営業中だったので立ち寄り。
廃業したところかと思った
源泉かけ流しで入浴料¥350-はかなりリーズナブル。
源泉は飲用も可
失礼ながら思ったよりも賑わっていて、結構な穴場ではないかと思った。
さっぱりしてリスタート。
R286で笹谷峠を目指す。
馬見ヶ崎川沿いは八重桜が見頃
接ぎ木かな?一本の樹に数種の花
この辺りで丁度17時、地域防災無線放送の音楽が流れてきた。
予定コースでの残りは65kmほど、ようやく走行距離は110kmを越えたところ。
7時半に出て110kmを9時間半なのでAve.は11.5KPHちょい。非常にのんびりしたペースだけれど、この先の笹谷峠は大した勾配のある道でもないので四時間もあれば帰着できるだろうと見込む。
日暮れが近づく中緩い勾配の坂道を淡々と進む。
時折目につくのは「この先R286笹谷峠(旧道)の宮城県側は通行できません」という看板。
(「旧道」とあるからには現道があるはずだし、わざわざ旧道を走らなければ良いだけ。)と思いながら尚も進む。後から思えばこの時点でスマホで地図を確認しておくべきだった。
えっちらおっちら進んだ先で、電光掲示板に表示された文字を見て愕然とした。
「旧道」を利用する場合は通行不可じゃないの?
ここでスマホを取り出し地図をチェック。
見るとR286は一本道で旧道と呼べるような迂回路はなく、並行して山形自動車道が通っているだけ。
「旧道」=一般国道
「新道」=高速道路
ってことかよ!
いやはや。
そういうことならはっきりそういう表現にしておいて欲しいわまったく。
自転車で仙台方面に抜けるには15kmほど北の関山峠を抜けるしか手段は無かったものの、この時点でそんな気力は根こそぎ奪われてしまったので山形まで引き返すことにして、もし仮にビジネスホテルに空きがあったら宿泊し、無かったら輪行で戻ることに。
山のあなたに日は沈む
山形駅前に到着し、いくつかのビジネスホテルに連絡してみたものの大型連休真っ最中に飛び込みでシングルルームが空いているようなところはさすがになかったので素直に輪行で戻ることにして、小腹が減ったので早めの夕飯。
山形そばと山形牛の牛丼のセット
お店の佇まいからして立ちそば程度の気軽に利用できるお店だろうと思ったら思いの外提供に時間がかかるお店だった。味は悪くないのだけれどなんとなく提供が早いものと勝手に思い込んでしまっていたので肩透かしな感じ。
山形駅からJR仙山線で仙台まで、そこから常磐線に乗り継いで宿舎の最寄駅である館腰駅へ。意外と(?)乗り継ぎの接続状況が良く、すんなり移動出来て駅到着は21時半頃の事。
そこから輪行解除して宿舎まで。
館腰駅初利用
館腰駅は宿舎最寄駅ではあるものの今まで一度も利用したことが無かった。
宿舎の契約は5月2日で切れて退去するので最初で最後の館腰駅利用となる。
まあ、これも一つの経験か。
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