FC2ブログ
08« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【体調管理も】AH2400走行記録-03【怠るべからず】 

2018年09月7日早朝発生した北海道胆振地震によって北海道全域が被災してることが連日報道されています。
幸いにして個人的に繋がりのある方々は概ね事故怪我無く過ごされているようでひと安心ですが、ライフラインの完全復旧まではまだまだ日を要するとのこと。
被災地域の少しでも早い復旧と、それまで被災者の皆様が健康を損なうことなく過ごされることを心より祈念いたします。

18081273.jpg
せたな町大成区長磯にある奇岩「親子熊岩」
ネット上で見かけるものは日中の写真も多く
岩肌が明るい色なので「親子獅子岩」の方が合っていそうな気がするものの
この時間帯の見え方だとまさしく親子熊

AH2400走行記録-02 より続く / 全走行ログ⇒こちら

【2018/08/12】
正規コースと前夜わたしが利用したサウナに向かう道との分岐にちょうど7-11があったので五稜郭駅前のコインランドリーからウェア類を回収してから移動、店先でコーヒーをすすりつつ待機。
18081201.jpg
5時台はまだ静か。っていうかよく考えたらこの日は日曜日なのであった。

18081202.jpg
「さいたながわトレイン(三日目)」

18081203.jpg
ハセストと並んでここも攻めたかった。

しばらく海沿いの工場や倉庫が立ち並ぶ地域を進む。
空模様はあまり思わしくなくどんよりと低く暗い雲が広がる頭上。
若干靄というか霧というか、おぼろげな中にセメント工場の資材積み下ろし用桟橋が見え隠れ。
18081204.jpg18081205.jpg18081206.jpg18081207.jpg
太平洋セメント 上磯工場 資材積み下ろし用桟橋。
洋上要塞チックでやたらと厨二心をくすぐる。

18081208.jpg
時折雨がぱらついた。

18081209.jpg
逗子海岸の「不如帰」を真っ先に思い浮かべたけどなんだこれ。

18081210.jpg18081211.jpg
このあたりの海岸は浸食された岩盤。
ちょっと沖のところに帯状にリーフのように水深が浅いところがあって波立っている
18081212.jpg
昆布の天日干し

18081213.jpg18081214.jpg18081215.jpg
やや日が差してきた。

30kmほど走った木古内の7‐11に小休止のために立ち寄ったらちょうどそこにスタッフのヤマグチさんがいた。聞けば未明から待機しているそうで、今回ヨシダさんといいヤマグチさんといい、あちこちしっかりマメに見回っている姿を目にして非常にありがたいやら恐縮するやら。

軽い雑談の後リスタート。
朝のうちに立ち込めていた雲はかなりまばらになって日差しがややきつくなってきた。
しばらくまた海沿いを走り、知内市街地を過ぎたところから内陸部へ。
背後から日差しに炙られながらの山間の道のアップダウンを進んでいる間に徐々に頭痛がひどくなってきた。知内から先全く画像が残っていない辺りその辺の事情がうかがえる。

だましだまし進んでみたもののどうにも頭痛がおさまらないので道の駅しりうちが見えてきたところで直前を走っていたひとみさんに声をかけて一人で離脱、建物二階にある休憩スペースへ。
18081216.jpg18081219.jpg
北島三郎の出身地である。

休憩スペースは広くて清潔感があったもののテーブルとイスしかないので取り敢えずイスに腰かけて休んでみるもどうにも落ち着かない。
18081217.jpg
むしろサブちゃんの視線を背後に感じたからなのか。

しばらくしたら職員の女性が休憩室に入ってきて、窓を開けて空気を入れ替えたりイスの並びを整えたり始めたのでその人に若干頭痛がするため横になって休みたいがどこか適当なところが無いか尋ねてみたところ”う~~~ん、そうですねえ、そういうことならそこのキッズスペースで横になっていて良いですよ。どうせ小さな子供なんか来ないしねえ(笑)”とのこと。こちらとしてはありがたいのだけれど施設側としたらアレなお話よね。
18081218.jpg
ここでおっさんが一時間半ほど転がっていた。
小さなお子さんが来なくて本当に良かった。
30分ほど転がるつもりがいつの間にかその三倍、100分ほども寝てしまっていたが、それでも頭痛が残ってしまっていた。
我慢しきれないほどの痛むでもないのでのんびりぼちぼち進もうと考え、トイレに立ち寄って用を済ませてリスタート。
と、その時自身の小便の色が相当濃い色をしていることに気が付いたので自販機で水を購入して500mlを一気飲み。この対応が奏功したようで頭痛は30分も経たないうちにすっかり解消された。急に気温が上がったので発汗量が増え、脱水症状に伴って頭痛が引き起こされたようであるが、これは熱中症の初期症状。やはり北海道とはいえ夏場のライドなので熱中症対策には十分配慮しなければならん。
新幹線の青函トンネル出入り口であると共に並行する在来線貨物の信号所でもあるので休憩所内には新幹線と貨物列車の運行予定表が掲出されていた。時間に余裕があればのんびりお茶でもすすりながら行き交う新幹線を眺めたり、諸々作業をする機関車を眺めたりできるなかなか貴重な鉄分補給ポイントである。ガラガラだし。
18081220.jpg18081221.jpg
青函トンネル(北海道側)

18081222.jpg
ステキな川床

しばらく山の中を走り、海側へ下れば福島の町。
18081223.jpg
東急バスではない。

18081224.jpg
こちらの民家は煙突付きがデフォ。

18081225.jpg18081226.jpg
青函トンネル記念館。頭痛による予定外の休憩がなかったら立ち寄っていたかも。

18081227.jpg18081228.jpg18081229.jpg
磯の向こうに龍飛が見える。

18081230.jpg18081231.jpg
水遊びがしたくなるくらいには暑かった。

18081232.jpg18081233.jpg
18081234.jpg
フォトチェックポイント-02
(712.2km)白神岬 石碑

海沿いの道をのんびり。
午前中の熱中症なりかけもあったのでこまめな水分補給を忘れずに。
18081235.jpg
18081236.jpg
磯遊びがしたひ。。。

18081237.jpg18081238.jpg18081239.jpg18081240.jpg
ちょっとした岩盤の露呈や川の河口付近の砂州。
人の手が加わっていないところが多いのでなかなか面白いところが多い。

18081241.jpg18081242.jpg
旧国鉄松前線の橋脚

18081243.jpg18081244.jpg
右に左にゆるくカーブを描きつつアップダウンも緩やかに。

お昼時になったので道の駅松前で休憩。
18081245.jpg
18081246.jpg18081247.jpg18081248.jpg
福山波止場遺構

18081248b.jpg
生うに、蒸しウニ、アワビ刺身が乗った上にイクラを散らした贅沢な逸品。

お腹を満たしてリスタート。
ここから先はしばらく無補給区間。
18081250.jpg18081251.jpg18081252.jpg
北上しているので背面を太陽に炙られる感じが非常に辛い。
雨でも晴れでも辛いのだからわがままもいいところである。

18081253.jpg
天の川

しばらく進んだところで道の駅 上ノ国もんじゅが目に入ったので避難。
18081253b.jpg
ソフトクリームとラムネで生き返った。

ラムネを飲みつつTLをチェックしてみたらつい15分ほど前に、同じ道の駅のレストランで食事を摂ったというリュウさんのツィを見かけたのでリュウさん、ひとみさんに追い付けたか?と、レストランを覗きに行くも既にリスタート後だったようで姿は見えなかった。

ひと通り落ち着いたのでリスタート。
入れ違合いのようなタイミングでまけんたさんが入って来た。彼とは何度となく行き会ったが、走行ペースそのものは合わないので一緒に走ることは少なかった。

江差に入り、開陽丸の復元展示を軽く眺める。
 18081254.jpg18081255.jpg18081256.jpg
資料館には海中から引き揚げられた遺物の展示等があったものの時間を鑑みてパス。

18081257.jpg
江差のマンホール

18081258.jpg18081259.jpg
古い街並み。
津軽半島にもこういう様式の外壁の建物が多い。

18081260.jpg
登りたい。。。

18081261.jpg

折角江差に来たのだからとにしんそばでもいただこうと思ったらどこのお店も昼営業が終了してしまった時刻。道の駅まで行けば何かあるかと思ったものの、道の駅江差には従業員一人でさばく程度の規模の物販ブースと公衆トイレ以外驚くほど何もなかった。北海道を走っていると「本州における道の駅の概念を根底から覆施設」がそこそこ存在していてカルチャーショックを受ける。
18081262.jpg
何もない道の駅江差の敷地に建つ
「とんち」の名人・江差の繁次郎の銅像

18081266.jpg18081267.jpg
日が傾き始めた海岸線を北へ。

18081268.jpg
こういう露呈好き。

18081269.jpg
乙部町にある三ツ谷八幡神社下の滝。
房総の農溝の滝同様岩盤をくりぬいて川回し(川の流れを変えた)を行った形跡があるけれど、その目的が良くわからない。

18081270.jpg18081271.jpg18081272.jpg
日本海に日が落ちる。

18081273.jpg
親子熊岩

本来のコースは海岸沿いをそのまま北上するものだったけれど通行止めに伴うコース変更で途中まあで進んで折り返して内陸側を進むコースに変更になった。折り返しの分岐のところにセコマがあって数人の参加者の姿が見えたものの往路ではスルーして折り返し点へ向かう。
途中数人の参加者とすれ違ったので挨拶を交わしつつ、折り返し点手前の急坂に悪態をつきながら登って折り返しの通過チェック到着。
18081274.jpg
フォトチェックポイント-03
(844.4km)久遠郵便局
ゴールまで残りは2/3を切った。

折り返してセコマで軽く補給を済ませ先を急ぐ。
すっかり暗くなった山道をえっちらおっちら進み、ようやくPCに到着。
18081275.jpg
PC3 ローソン北檜山(874.1km)
要らん荷物を自宅に送り返して少しでも身軽になろうと使い切ったモバイルブースターや、持参した内半分のチューブ、CO2ボンベの為にゆうパックライトの封筒を購入しようと思ったら品切れ。仕方がないのでゆうパックプラスで我慢しようと思ったらこちらも品切れ。なんともやる気が伺えないお店なのであった。

仮眠場所を決めていなかったのでどこか適当なところを物色しようと考えてひとまずリスタート。
18081276.jpg
盆提灯が飾られたお寺。

しばらく進んだところで瀬棚のフェリー港横に公園を見つけたので東屋で仮眠しようと移動してみたら東屋では何故か地元のおばちゃんたちが酒盛りをしていたので諦め、吹き曝しのベンチの上で寝ることに。
周囲を見回すとオートバイに荷物を積み込んでキャンプしている人たちが数名。
18081277.jpg
公衆トイレにほど近いところに手頃なベンチを見つけたのでシェラフシートにくるまってベンチの上にあおむけになり、時折湧き上がるおばちゃん達の大爆笑を遠くに聞きながら満天の星を眺めつつ仮眠。雨は降っておらず、風も弱かったのが幸い。

3、4時間ほどの仮眠の後目覚めたので歯磨き洗顔を済ませてリスタート。

AH2400走行記録-04へ続く)
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ    観光  R札幌  AH2400 
BRM1000・LRM  /  tb: 0  /  cm: 4  /  △top