【自販機天そば】BRM1027たまがわ300足尾 走行記録-03(完)【無化調中華】
2018.11.03 Sat 20:30 -edit-
草木ダム堤体右岸端付近からの湖岸の眺め。
エメラルド色の湖水に紅葉が映える。
雨のお蔭でほぼ満水状態なので一部が水没しつつの紅葉。
シークレットをリスタート。
ようやく止んだと思った雨に再び降られるのではないかと若干心配しつつ。
カスケード1200と北海道1200/2400というRMジャージを着たヘンタイ二人組を追走するブルべ歴浅女子の図。
粕尾峠のピークは標高1,100mあるのでそこそこ高い。
じわじわ登って行く間に周囲の紅葉が色濃くなってくると同時に霧が立ち込めて来た。シークレットポイントから見上げた時に懸念された雨には幸いにして降られずにピークまでえっちらおっちら。
紅葉が目に鮮やか。
ピーク手前はなかなか幻想的。
そんなこんなでピークに到着。
粕尾峠には明確に峠の名前を表記した銘板の類が無いのが寂しい。
この道を更に横根高原方面へ登って行くのがSR600KNのコース。
今回はもちろんそちらに向かわず足尾方面に向かって下る。
粕尾峠の(足尾側)下りはカス
そうでなくとも道が荒くて稼げない下りだというのにそれまでに降った雨によるウェットな路面とその雨によって散ったと思しき落ち葉、そしてその落ち葉が一様に水を含んでいるので下りヘアピンが怖いのなんの。ところどころに大きな水溜まりもあって非常に神経をすり減らす下り坂なのであった。
おっかなびっくりのダウンヒルを終えて国道に合流。
ようやくカタルシスを覚える最高に気分の良いダウンヒルを堪能出来る区間に。
渡良瀬川上流域も色付き始めていた。
朝、渡良瀬遊水地付近を通過して、いったん離れてからぐるっと大回りして再び渡良瀬川に巡り合い。これからしばらくはこの川沿いに下って行く。
快適なダウンヒルなので前を走らせてもらって一人でヒャッハー!してみたり。
富弘美術館。
星野富弘の詩画をのんびり眺めてみたいといつも思うけれどなかなか実現できない。プライベートで大間々側から登って行って、ここで詩画を眺めてから足尾でホルモンを頂いて輪行で帰るというのもアリか。
明るいうちの草木ダムも久々に立ち寄った。
草木ダムに寄り道していた間に後ろにいた四人にパスされて、いぢちさん一人がダムで撮影するために入れ違いで入って来た。
PC3に向けてのんびりリスタートしてみたところ、PC手前のちょっとした登り返しを進んでいるときに脚が攣り始めてしまったので急遽オートスナックへ立ち寄り。
自販機で天そばを調達し、そばつゆで塩分補給して緊急対応。
丸美屋自販機コーナーで天ぷらそば。
※エビ天入りは「当たり」なのである。
脚攣り対策がどうにか奏功した感じになったので目と鼻の先のPCに向かってリスタート。
PC3(169.7km)ファミマ日野屋黒保根
Close1840/Arr.1723
ここで草木ダムでパスして行った面々と再会。
みなさんしっかりと晩ごはん的な補給をしていたけれど、ここでマージンが一時間あって途中老越路峠があるものの基本的には下りと平地しかないのでPC4までには充分間に合うと判断して、AJ宇都宮スタッフカマタさんが桐生市内で営んでいる中華料理店「桐夢(きりむ)」さんに連絡し、これからお邪魔する旨お伝え。
他の面々には桐夢さんに立ち寄る旨伝えて単独で先行リスタート。
桐生手前に老越路峠があるものと少々勘違いしていてカマタさんには15kmしかないのに一時間強かかると伝えてしまったけれど実際には45分ほどでお店に到着。
今回コースから片道500mほど離れなければならないので他の人を誘い辛かったのが非常に残念。
桐夢さん外観。
餃子とエビチリの定食を。
大変美味しゅうございました。
お腹を満たしてリスタート。
距離調整的な意味合いもある老越路峠とその手前の通過チェックである梅田大橋に向けて緩い登り坂をえっちらおっちら。
通過写真チェック(194.7km)雪の屋 梅田大橋
※本来どちらか一方の写真で良い。
橋を渡って対岸を折り返すように南下、その後は南東の佐野方面を指して走る。
街灯の無い真っ暗な峠なので勾配自体はそれほどキツいものでもないけれどなかなか走るのが面倒な道ではある。しばらく進んであっさりとピークに到達し、ダウンヒルが始まったもののピークからしばらくはヘアピンコーナーの連続なので今回へッ電を装備せずに臨んだ身としては非常に走り辛い、おっかなびっくりのダウンヒルとなった。
PC4(219.2km)7-11佐野栃本町
Close2146/Arr.2050
丁度出発準備をしていたべいさん、いぢちさん、momさん、スニさんに遭遇。
TwitterのTLを確認してみたらPC3到着時点ではシークレットポイントを通過以降消息不明(?)だったK内さんのツィートが。
俺は勝ち組! pic.twitter.com/7JrEG0Uz4u
— K内@DNF野郎 (@kawa1091) 2018年10月27日
かなり羨ましかったけれど、この時刻にここにいたのではPC3延着になってしまう。
先行して出発する四人を見送りつつ”30分後くらいに追いつきますよ!”と声を掛けた。
理事:ぼくらはこの先のんびり走るという協定を結びましたからね、カルテル成立です。トリさん追い付いて鬼牽きしても付いて行きませんから!
わたし:そもそも桐夢さんに立ち寄りたかっただけだからこの先急ぐ必要もないし、追い付いてもおとなしく付いていきますよ。
理事:いや、後ろじゃなくてトリさんはボクを優しく牽いてくれたら良いんです。
四人を見送ってから五分ほどあれこれやった後追い掛けてリスタートし、ほぼ予定通り25分後くらいに追いついてパックの先頭を牽いていたべいさんの前に出た。今回ミラーを装着せずに参加したので後方確認がやり辛かったけれど、夜間走行時は後続のライトが作る自分の影の濃さで車間距離が把握できるのでそこそこ楽に走れる。
走行中”なんだかんだ言って今回結構ボクが前を牽いているけれど、考えてみたらいぢちさんには一回も引いてもらってない!”とのたまう理事。
いや理事、今回はわたくしもあなたに一度も牽いていただいておりませんが…。
そんなこんなで最終PCに到着。
PC5(262.2km)7-11野田関宿台町
Close10/28/0048 Arr.10/27/2256
残り40kmでマージン二時間。
ゴールクローズは3:20なので40kmを四時間強で走れれば良いのでまず間違いなく完走は確実。
わたし:いやあ、既に二回もパンクした人がノートラブルなのが怖いなあ。
べい:平穏なのに波風立てるようにフラグ立てるのヤメて!
再び五人でリスタート。
途中一か所曲がり損ねてみんなを道連れにしたりしながらもどうにかこうにか無事ゴールの柴又公園に到着。
Goal(303.8km)柴又公園
Close0320/Arr.0139
2018年度最終BRMはしっかり認定の頂ける完走で締めくくることが出来ました。
BRM1027たまがわ300足尾運営スタッフの皆さまお疲れ様でした。
ご一緒して下さった参加者の皆様ありがとうございます。
お茶を頂きお菓子を頂きダラダラと雑談に興じ、最終走者のまけんた氏がクローズ10分ほど前に到着したのを見届けて自走帰宅開始。
面倒くさいのでGPSを立ち上げずに記憶に頼ったらR6に入るのにちょっと無駄に走ってしまった感じで都心を抜ける際にも少々ロスしてる。
明け方近くで少々冷え込んできたので途中温かいラーメンを。
ラーメン道楽鮫洲本店でとんこつ醤油ラーメン。
理事にメンションで画像を送り付けようかとも思ったけれど早朝から大人げないので思いとどまるなど。
その後も事故なくのんびり走り、自宅至近の専修寺関東別院前に帰着。
専修寺関東別院前帰着:2018/10/28/05:46
無事帰宅出来て今年度のBRMがすべて終了となりました。
今年のシーズン中も色々ありましたが楽しいブルべライフでした。
ご一緒してくださった皆様、そして参加させていただいたブルべを主催、サポートしてくださった皆様に深く感謝。また来シーズンもよろしくお願いいたします。
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【そこそこ楽しい】BRM1027たまがわ300足尾 走行記録-02【粕尾の登り】
2018.11.03 Sat 09:44 -edit-
四年前のAJ千葉主催ブルべ以来の粕尾峠
当時はRDのシフトワイヤーが破断してしまってレバーで変速できず
ワイヤーの長さを調整してギアを選びながら走った道。
結構あちこち記憶に残っていて懐かしかった。
PC1をリスタートして一つ二つ信号に引っかかった後、先行していたスニさんに追い付いたので27、8KPH程度の巡行で付いてこられるか確認。多分大丈夫ということなのでわたしが前に出てペースをキープして先行してみるもどうも遅れ気味。
それでも途中、先行していたべい、mom、いぢち、K内パックが停止しているところに追い付いたので何があったのかいぢちさんに聞いてみたら”もうねえ、理事ってば後輪がフェンダーに擦るわGPSが電池切れ起こして交換しようとして道路に電池転がすわとすっかり愉快な珍道中ですわ…。”さすが理事。
まとまってリスタートしたもののスニさんが遅れ始め、平地巡行が22、3KPHそこそこでも付いてくるのがかなり厳しそう。(特に風が強い訳でもない平地でここまで苦労していると粕尾峠は厳しいかも…。)何ぞと考えつつ走行していたところ、PC1から25kmほど走ったところ(=75km付近)で彼女の方から足が重くて回らない、自覚はないが睡眠不足等の影響があって体調不良なのかも知れないのでDNFを視野に入れて休みながら進むので構わず先行して欲しいと言われたのでその旨了承して単独で先行。
”300は一度完走できているので今回も行けると思ったんですけれど、ちょっと悔しいですね。”という彼女の弁だったが普段の走力がわからない相手なので無理強いは禁物、本人の判断に任せるのがこの場合は最善だと考えた。
その後は単独で先行した四人を追ってそこそこガチ踏み。
いくつか通り過ぎた「村の鎮守」なお社。
朝のうちの雨→曇天からすっかり青空が広がり、気温も上がり始め。
日に照らされた畑からは湯気が立ち上る。
PC2まで15、6kmほどのところにあったコンビニに数台の参加者の自転車が停まっているのが目に入った。そのままスルーしようかと思ったらちょうど店から出てきたK内さんが手を振っていたので立ち寄ってドリンク補充をしてそれまで履いていたシューズカバーを脱いだり。
”ほかの三人は三分くらい前に通過してますよ!”ということだったので、その場でまだのんびりしていたK内さんを置いて先行リスタート。
三人からそれほど時間をおかずにPC2に到着したものの、時間には余裕があったので一旦スルーして目の前にある精肉店 よこおへ。
牛屋の肉屋 よこお
左:和牛コロッケ / 右:和牛メンチ
コロッケも温かくておいしかったけれど、メンチはまさしく揚げたてだったので非常に美味しかった。
お肉屋さんに立ち寄ってからPCでレシートゲット。
PC2(100.3km)ファミマ鹿沼粟野町
Close1400/Arr.1230
理事とmomさん
店内イートインから表に出たらK内さんが到着していて、わたしの姿を見るなりいきなり”あ~~~。女の子を見捨てて一人で先に行った薄情者だ!(笑)”と言い出した。(スニさんと別行動になったのはK内さんと遭遇する10kmも手前のことなのになんで知っているんだ?)と不思議に思ったところ当の本人が登場。聞くところによればわたしと別行動になった後、DNFすることを考えながら走っていたものの下り坂でも速度が上がらないことに気が付いてさすがにおかしいと感じて車体をチェックしてみたらリアのブレーキシューがずっとリムに接触したままの状態で走っていたことに気が付いたのだとか。
べい:そこでなんでトリさんがブレーキ擦ってるとか気付いてあげられないんですか!ボクなんかいぢちさんにフェンダー擦ってるって教えてもらいましたよ!
わたし:そりゃいぢちさんが後ろ走っておったからでしょ…。
K内:いやいや、それでもそんなにペース上がっていないんだったら気付いてあげなきゃいかんでしょー!
わたし:普段の彼女の走力知らんし…。
皆さんおっしゃることが理不尽極まりないのです。
再びべいさん、momさん、いぢちさん、K内さんが先行リスタートしてしばらく遅れてからわたしとスニさんがリスタート。
後ろを確認しつつ前を牽いたけれど、ブレーキシューの接触を解消したらさすがに速度が上がって平地巡行30KPHくらいでも普通に付いてくる。約75km無駄に脚を使ってダメージがあってもこのペースなのでかなり走力ある女性なのでありました。
彼女がサラ脚だったら前を牽くこっちが先にヘタったかも。
ところどころ色づき始めている、緩い登り坂を気分よく走る。
記憶にある通りの風景があちこちにあった粕尾川沿い。
しばらく進んだところでK内さん、いぢちさんに追い付いた。
聞けばべいさん、momさんの二人は少々先行しているということなので改めて4人で追うことに。
緩い登り坂をあれこれ雑談しながら。
実はスニさんのロードバイク友達は虫さんと繋がりがあることが判明したり、その流れで11月22日の自転車女子会の勧誘(?)をしてみたり。
先行していた二人に追いつき、以後はワイワイとお話しながら。
粕尾川沿いは紅葉が始まったばかりといった感じ。
くまモンもどき(?)
わたし:くまモンらしきものだから「ぱちモン」か。
理事:上手いこと言うねえ。
実際どこに違和感があるのか、画像検索して見比べてみたけれど、本物とは耳の形と瞳の感じが違うのが大きく印象を変えている。
冬桜の植え込み
停止して諸々調整している理事。
フェンダー曲がってますよぉ!(←ちゃんとその場で教えた。)
粕尾川を離れるといよいよ坂道が本格化。
それまで2、3%くらいだった勾配が5、6%ほどになる。
ちょっとキツイところを登り終えたところの紅葉。
しばし待機して後続の数人を。ほぼ最後尾に近い。
因みに下段右の方はPC2をスルーしてしまってこの辺まで登ってしまってから引き返し、都合20kmくらい余分に走ってしまったそうである、合掌。
最終的には無事完走されたようだったので良かった良かった。
そこから更に少々登った先にシークレットチェックポイントが。
粕尾峠ピークの手前7kmほどのところにスタッフのばんばんさん、マツダさんに加えて虫さん&クロさんがお手伝いというか賑やかし。
シークレットチェックポイント。
”速い人はさっと通過していくのに到着が遅くなればなるほどみんな滞在が長くなってだらける傾向がありましたね~”後日虫さん談。
非常にわかる。
某参加者:ここから峠のピークまで何kmくらいですかね?
わたし:大体4、5kmってところかなあ。
虫:7kmあります!このジャージ(わたしのたまがわジャージを指す)の言う距離とか斜度とか信じちゃダメですよ、すぐダマしが入るから!
わたし:大して変わらん。
虫:ほ~ら!すぐこーいうこと言うんです!!
若干(?)体調不良が心配されたべいさんがどうにか復活。
虫&ばんばん:べいさんがんばれ~!べいさんファイトぉ~♪べいさんがんばって~~~♪
べい:やる気削がれるからやめて!
応援してくれる方々に向かって失礼な物言いをする方である。
※テキストに起こすと感じないがその場にいるとべいさんの気持ちもわからなくはない。
通過未チェックなので最後尾と思しきK内さんともう一人の参加者の到着をしばし待ってみるもなかなか姿が見えないので申し訳ないけれどみんなで先行リスタートすることに。
山頂方面のガスが微妙にイヤな感じ。
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