【最後の一割に】(完結)BRM316千葉600チーバくん 走行記録-05【ヒドさ集約】
2019.03.29 Fri 22:51 -edit-
600kmのブルべも終盤
残り6、70kmほどというところでなおもこういう林道をぶっこんで来る
最後の最後まで気が抜けない600でした。
トンネルを抜け、短いながらも気分の良いダウンヒルの先に少々にぎやかな場所。
日蓮上人ゆかりの誕生寺である。
日蓮宗大本山湊山誕生寺山門
山門のすぐ目の前に足湯があったので立ち寄り。
誕生寺足湯
せめて足だけでも
前夜温泉に浸かる気満々だったものの叶わなかったのでのんびり足をいたわりつつツイートしたり撮影画像の確認をしていたら数名の参加者が通過していった。どの人も足湯の存在には目もくれず。だったので手でも振ろうかと思っていたのに軽く肩透かし。
30分ほどのんびりしてからリスタート。
昼食をどうしようかこの先のスケジュールを脳裡に浮かべて考える。当初道の駅ちくらで海鮮丼にしようかと思っていたけれど足湯で時間を使ったので到着が若干遅れて正午過ぎ、13時近くになりそう。
混雑が予想されるのでお昼時は避け、ちょっと早めか遅めにお店に入れるようなタイミングが好ましいので再び考えを巡らせ、時刻がもうすぐ11時になるところだったので鴨川200でも利用したたつ美でお寿司でもつまもうかとお店の前に11時15分頃到着してみたらランチ営業が11時半からだったので、せっかくだからここ何年かお邪魔していなかった山田屋食堂に移動してみたらここもやはり11時半からのランチ営業開始だった。
まあそれでも10分弱の待ち時間なのでそのまま待つことに。
お久しぶりの山田屋食堂
アジ、カキ、(白身orイカ)のミックスフライDX定食
今回はイカをチョイス。カキは大ぶりで味も食べ応えもばっちり。
おなかを満たしてリスタート。
相変わらず向かい風が強い中、外房のアップダウンをえっちらおっちら。
鴨川松島
記念碑付近に一人の参加者。
聞けば朝、スタート早々サドルが壊れてしまった方らしい。
幸いコース沿いにあったブルべをよくご存じの店主が営む自転車店(キューシートにも記載があった)でサドルを調達できたので何とか継続できたらしい。とはいえその後二回のパンクに見舞われ、膝に痛みが出て来たけれど、関西からの遠征だしこれを完走できれば「初600認定」だしこの先どうするか少々お悩みとのこと。
”この先。佐久間ダムの方って今この辺(鴨川松島周辺)と比べてどうですかね?アップダウン厳しいですか?”
”まあ、きついっちゃきついけど、ここと大差ないくらいじゃないかなあ。”
”それならこの膝でもなんとかなるかな…。”
実際佐久間ダム手前や周辺は走ったことがあるけれど、佐久間ダムには登ったことが無かったので結果的に口から出まかせっぽくなってしまった。
無事完走できたのだろうか?
眺めは良いけれど向かい風強し
お馴染みマリンハウス六治郎
足湯での時間のロスが無かったらここでお昼ごはんをいただいても良かったな。
千倉大橋から
左右を撮ったら全く色合いが変わってて笑った。北は青空で南は曇天。
フラワーライン入り口
小金井トラチーム館山合宿でもおなじみ
風紋がきれい
飛砂はうっとうしいことこの上ないけれどな!
洲崎灯台
PC7(524.4km)
7-11館山大賀@3/17/15:31
残り80kmで6.5時間強あるのでまあ余裕はある。
コース沿いで見かけたサンライト
洲崎を回り込んだ館山湾は多少波が穏やか
館山を抜け、那古船形駅をかすめてコースは山の中へ。普段使う内房なぎさラインには進ませてもらえない。
残り距離が全体の一割ほどだというのに
殺意の波動が…直進が本コース
絵面的にアレだっただけで大した勾配は無かった模様。
すっかり盛りを過ぎた河津桜
これはこれで風情があって好き。
佐久間ダム
写真chk(549.7km)
佐久間ダム入り口バス停@3/17/17:05頃
更に登りは続く
ブラインドコーナーを抜けるたびに落胆する
そして口から漏れ出るのはコースを引いた主催者に対する呪詛。
よもや600のコースの最後の一割にこんなトラップをぶっこんできやがるとは!
※お下品。
ようやくピークを越えて下り始めたと思ったらすぐに長狭街道の坂の途中にぶつかり、下り坂となる左折方向ではなく登りとなる右折なので心で悪態をつく。右折方向は長狭街道のピークに至る。
そこから短いダウンヒルの後、うぐいすラインと並んで脚を削りにかかるもみじろーどに転進。
もみじろーど走行中に日が暮れた
すっかりうんざりしながら下り坂。
途中、鹿野山(マザー牧場)への入り口を通過。主催者がコース紹介で「なんと定番のマザー牧場さえも登らない」とか書いていたけれど、確かに事実ではあってもとんでもない落とし穴である。
ようやく内房なぎさライン(R127)に合流できたと思いきやすぐに富津市役所方面へ向かう県道へ。この道もチバラキの時に走って微妙なアップダウンがいやらしいと感じた道だった。
日がすっかり落ち切ったら日中の暖かさが嘘のように再び冷え込み始めた。時刻が18時を回ったこともあり、晩ごはんが食べたいなと思い始め、ゴールクローズまでは充分余裕があったbので、温かいラーメンでもいただこうと記憶を頼りにコースを外れる。
ところが頼りにしていた記憶がアテにならず、あると思い込んでいたラーメン屋さんがいつまでも見つからない。うろうろしつつちょっとした路地に入り込んだら富津市の中央公民館近くに一件の食堂があったのでそちらにお邪魔してラーメンと餃子を注文。
昔ながらの中華そばといった風情で優しい味わい
落ち着いたところでリスタート。
相も変わらず主要幹線道を使わず裏道的ルートをひたすら進むが、見覚えのある木更津税務署前を左折したところでようやくホッとした。ここから先は基本的に袖ヶ浦発着の定番ルートだ。
アクアライン渋滞を横目にきらびやかなアウトレットの脇を抜け、真っ暗な工業地帯へと向かう。
木更津アウトレットの観覧車
スタート受付よりも少々奥まったところにあるゴール受付へと向かう。
ゴール(603.9km)
袖ヶ浦海浜公園@3/17/20:35
到着早々
”ヒドイ「平坦詐欺」に遭った!”
とまずひとことクレーム(?)を入れてみたら
”コース説明に「平坦」だなんて書いていないよ~。「マザー牧場すら登らない」とは書いたけれどね~~~(笑)”
というある意味予想通りの返しが来た。ホントにヒドイ。
一通り受付を済ませて、AJ千葉名物である味付けゆで卵と重鎮ヒラヤマさんの手になるロールキャベツをいただきつつ、スタッフ諸氏や既にゴールしていた参加者さんと軽く雑談。
ロールキャベツが温かくてボリューミーで美味しい
しばらくヒラヤマさんともあれこれお話をして、今年はあと何本か袖ヶ浦発着ブルべにお邪魔することを約束。何に出ようかなあ。
時間が押してきたので30分ほどとどまった後おいとま。
アクアラインの渋滞を避ける意味もあって木更津の日帰り入浴施設である湯の郷かずさへ。
汗を流してさっぱり
読み通りすっかり交通量の減ったアクアラインを快適に走行して無事帰宅。レンタカーも返却期限の24時までに無事返し終わって今回のブルべが無事終了いたしました。
久し振りの袖ヶ浦発着でしたがゴール後のロールキャベツが非常に美味しくて嬉しかったしヒラヤマさんに必ずまた来いと言われたので(笑)またお邪魔します。
AJ千葉スタッフ及び関係者の皆様ありがとうございました。
このヒドイコースに参加した皆様、本っっっ当ぉぉぉにお疲れ様でした!
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【ヒドイコースも】BRM316千葉600チーバくん 走行記録-04【忖度次第】
2019.03.28 Thu 12:30 -edit-
おせんころがし方面を背にして海岸沿いのアップダウンを進む
中央に見えるのは(おそらく)入道ヶ岬
右手の山を越えた向こう側が
国指定特別天然記念物の「鯛の浦の鯛生息地」である。
コースを引いた人に感謝できる数少ないスポット。
<実走行ログ:2019/03/16-17>
真っ暗なドーバーラインを西に。
風が強いと地獄と化す道だけれど、風さえなければうまく下りの勢いを殺さずに進めればあまり登りが苦にならない、大ぶりなアップダウンの道である。
仮眠したばかりだったけれど、二時間ちょっとだったせいかまだ少々眠気が残ろ感じがするのでこの先のコンビニにでも立ち寄ろうと考えながら進んでふと気が付いた。今回はいわゆる「いつものコース」ではないのでコンビニのある交差点を通過しない。
あの信号のコンビニを避けて何故ここを曲がらせるのか
(敢えて無補給区間を作っているんじゃねーのか、このコース。)これまでも何度も感じた疑問が脳裡をかすめる。
住宅を縫うように進み、集落が途切れると畑の中の細い道。道幅の狭さと曲がりくねったアップダウンは三浦半島の南西、油壷周辺を思わせる感じ。
いつの間にか月が姿を現しており、月明かりに照らされた畑の中の細い道をのんびり走っていた時、畑が途切れて正面に林らしき影が見えたと思ったら路面がアスファルトから型押ししたコンクリート舗装に切り替わった。言わずと知れた激坂の証。
殺意の波動に目覚めそうになる
撮影してツィートを流していたら後続が一人やってきて”うわあ!何だこりゃ!?”と大声を上げた。”ヒドイよね、こんなところでいきなり激坂だよ…。””ホントヒドイ…。”
二人してえっちらおっちら坂を上り、どうにかクリア。しばらく進むと見覚えのある道に出られてホッとした。
飯岡のコンビニで軽く補給をして小休止の後リスタート。しかしどうにも眠気が散らずふらついてしまう。(やっぱり仮眠足らなかったか…。)取り敢えず眠気を散らす為に野手浜のコンビニに立ち寄りコーヒーを飲んでリフレッシュ。すっかり辺りが明るくなってきた。
ふと視線をはす向かいのコインランドリーに向けてみたらそこには建物に立てかけられた自転車と傍らに横たわるランドヌールの姿が。
コメントは差し控える
日が差し始め、徐々に太陽の輻射熱を感じ始めたところでリスタート。日向は日差しで暖かいけれど日陰はひんやり。
しばらく進んだところでそれまでやんわりだった眠気が一気にぶり返してきた。まだまだ少ないとはいえ後方から追い越して行く自動車が増えて来たところでふらつきながら走っていたら危なっかしくて仕方ない。少々ふらついても追突されることの無いよう歩道に移動して走行。丁度歩道幅が広い区間に遷移していたので助かった。
どうにも眠くて仕方がなくなり、どこかで少し休めないかと休憩場所を物色していたところで進行方向左手に広い芝生の広場とその端にテーブル、ベンチを備えたあずまやが目に入った。四角いテーブルの各々の辺に長いベンチが置かれ、東側のベンチは丁度昇り始めた日の光をたっぷりと浴びられるロケーション。
早速ベンチに横たわり、携帯のアラームを30分後にセットしたうえでこういう時のために携行しているアイマスクを装着してベンチに横になる。
日差しが暖かくて気持ち良い
気持ちよくまどろんでいたところ、いきなり年配の男性に話しかけられた。
”お兄さん、気持ちよくおやすみのところ申し訳ないのですが…。”
”…???”
”今日はこれからここでグラウンドゴルフの町民大会があるんですよ。ここが大会本部になるのでもうそろそろ場所を移動してもらえるとありがたいんですが。”
と、非常に物腰柔らかく丁寧に移動を求められてしまった。
その男性は50mほど先のあずまやを指し示して”あそこに見えるベンチなら使わないからおやすみになっても大丈夫ですよ。”
時刻を確認してみたら横になってから15分ほど。一瞬思いを巡らせてみたけれど、すっかり眠気は散ってしまったしこれから三々五々人が集まってくるならにぎやかになってゆっくり寝ていられなくなる可能性も考えられたのでそのままリスタートすることに。
着々と会場設営が進んでいた
寝ている間に何やら準備が進んでいたようである
たった15分ほどであったけれどすっかり復調してリスタート、快調にクランクを回していたけれど徐々に向かい風がきつくなってきた。
すっかり日が昇った九十九里の海
通過chk2(439.4km)
ファミマ勝浦出水@03/17/09:28
前日のヒドイ雨を思うと幸せ気分満々
※ただし風は強い
行川アイランド駅に利用者がいることに軽く驚く
※なにげに失礼な物言いである。
コースは一般的なそれから離れ、おせんころがし方面へ。
通常はトンネルに入るけれど今回は側道に向かう
実はワタクシおせんころがし方面へ向かうのは初体験である。
なんとも趣深い旧道を抜ける
おせんころがしへと向かう路地
JRのガードをくぐって左方向がおせんころがしである。
それにしてもなんでおせんさんが転がされたのか伝承を読んでも意味が分からない。抱えて歩いた村人も相手がおっさんなのか若いお嬢さんなのかくらいわかるだろうに。(父親と区別が困難なくらいの恵体の持ち主だったのか?)とか、いささか罰当たりなことを考えつつ。
そういえば終了後のTwitterのやり取りでチコリンさんが”「おせんころがし」は昭和のおぞましい事件の方を連想してしまって怖い。”的な表現もしていたけれど、死刑存廃論議が起こる際、死刑存続派が例示する「死刑以外に相応な刑罰がありえないくらいに凶悪極まる殺人者」の代表としてその事件の犯人の名前が挙がることも多々。
ドライで本当に良かったと思う急坂の下り
坂道を下りきったところが断崖絶壁。
左に行けばおせんころがし、右へ進むと鯛の浦方面。コースは右に折れて海沿いを進む。
下り切ったら登るわな
途中海の景色をパノラマ風に。
左に見切れている辺りがおせんころがし方面
緩いアップダウンの海沿いの崖上の道をのんびり進むと緩い逆を登り切った先が大きく右にカーブしていて眼前にちょっとした眺望が広がる。
入道ヶ岬方面
一般的なコースとは異なる道を通した主催者が見せたかったのはあるいはこういう景色なのかもしれないと勝手に主催の気持ちを想像して、こんなヒドイコースを引いたこともほんのちょっとだけ許せる。忖度大事!
しばらく進むと道が海を離れるので立ち止まって断崖の様子を撮ってみた。
海蝕地形の風情が好み
丁度通りかかったお散歩中の年配男性と軽く雑談を。
週末はここを歩くのが習慣なのだとか。健脚だよなあ。
しばしの世間話の後リスタート。道は海沿いを離れトンネルへ。
トンネル手前、落石防止柵の向こうに小さな祠
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【嬉し恥ずかし】BRM316千葉600チーバくん 走行記録-03【サービスタイム】
2019.03.27 Wed 05:07 -edit-
犬吠埼太陽の里で入浴、仮眠休憩する気満々だったのに
いつの間にか終夜営業をやめていて23時で閉店するようになっていた。
ゴール後スタッフ諸氏やほかの参加者にも聞いてみたものの
この営業時間変更を事前に把握していたものはいなかった。
失意のズンドコにいたわたしの目の前に現れた
まるでオアシスのような天国のような場所。
ひとりで入ったって幸せ気分を享受できるんだよ!
<実走行ログ:2019/03/16-17>
雨はほぼ上がったもののついさっきまでかなりの降雨があったようで路面は完全にウェット。ところどころに現れる大きな水たまりを回避しつつ、GPSのマップ表示を細かくチェックしつつ進む。拡大表示のままだとeTrexの電池も消耗する。
田んぼの中の街灯もほとんどない道を一人で進む。遠く後方に参加者と思しきライトがちらちら見えたような気がしたけれどしばらく右へ左へ曲がっているうちに見えなくなった。休憩できるようなところは無かったはずだし、ミスコースしたのか単にこちらが引き離したのか、あるいはこちらがミスコースしている可能性もある。慌ててGPSのマップ表示を拡大してチェック。どうやらこちらの間違いではないらしい。GPSファイルを作成した時のわたしの作業に間違いが無かったら、というエクスキューズは付くけれど。
ようやく利根川土手にぶつかったもののいつまで経っても左岸(=茨城県側)の走行。しばらく進むと利根川河口堰を渡っていよいよ千葉県に復帰。
利根川河口堰
毎度のことながら河口から10km以上も上流にあるのに「河口」の名は個人的にはまったく納得いかない。
千葉県に入ってからも頑なに利根水郷ライン(R356)を使わないスタンスのコース設定。ちなみにR356からR244と繋げば次のポイントまでショートカットできる。まあしないけど。
準備段階でポストしたエントリでも触れていますが、今回のこのコースはあちこちでショートカットが可能なPC(通過チェック)配置になっていたりしまして。結局のところ「意図的にミスコースして距離を詰めて完走したとしてあなたはそれで満足できますか?」というなかなか深いところを抉ってくるような問いかけをしてくるコースだと思っています。
個人的になじみの薄い、R356の南側をR356に並行して東西に抜ける道を通って銚子漁港の西端付近から川沿いを。
出港準備中の漁船群
昨年末に認定試走として走ったAJたまがわのチバラキ600のことを思い出しながら犬吠埼灯台を通過。
犬吠埼灯台
今回も、なぜかわざわざ近寄る気にはならなかった。
光の筋が三方向に放射されていたのが印象的。
通過チェックポイントはチバラキで設定したものとは違う、いわゆる「いつもの」セブンイレブン。
通過chk1(342.5km)
7-11銚子犬吠埼@03/17/00:47
PC5の時点でのざっくりとした目標は1時前後に犬吠埼の太陽の里に入り、仮眠3時間+入浴&着替え他で4時間滞在の後にリスタートというものだった。
レシートゲットのためだけに買い物を済ませてそそくさと移動。太陽の里敷地に入るとバイクラックが目に入ったが、先客は一名だけのようだった。
わたしもラックに自転車をひっかけ、施錠したり携行したりする装備類を選り分けていたところ、もう一台の持ち主が近寄ってきてフロントの方を指差して”受付ってあっちですよね?”と問うてきた。実のところわたし自身この犬吠埼の太陽の里を利用するのは初めてだったけれど、建物の構造からみてそこしかありえないだろ?っていう方向だったので多分そう思うと応え、再び途中だった作業を再開。一通り手荷物をまとめてさあ移動!というときに先ほどの参加者が戻って来て”どうも終夜営業やめちゃったみたいですよ、23時までしか入れないんですって。!”と、衝撃の事実をもたらした。
すっかりここで休む気でいたのにどうすんの。
こうなったら大網白里の太陽の里まであと約50kmほど頑張って走ってそこで休もうかとも思ったけれど、何せ今回は前日早寝して起きたのが1時半頃のこと。すでに24時間ほど寝ていない状況で、低い気温と雨に打たれてしまったおかげで体が冷え、通常よりもかなり体力を消耗していて眠くて仕方がない。しかし屋外で仮眠を取るには装備が貧弱極まる。そもそも寝られるような道の駅もこの先無いし。
(やっぱり大網白里まで走るしかないか。)
そんなことを考えながらふらふらとドーバーラインを進み、気持ちが萎えかけているところに追い打ちをかけるかのようなクソ坂を登り、ピークの「地球の丸く見える丘展望館」前を通過したときにふと左手に色鮮やかな照明でライトアップされた建物が。
ファッションホテル?ブティックホテル?いわゆる「ラブホ」
ダメ元で館内に足を踏み入れ空室状況を確認してみたらありがたいことに二部屋の空き。片方は¥4,800/3時間でもう片方はさらに¥1,000お高い。迷わず安い方の部屋をチェックし移動。少々残念なことにバンガロータイプの部屋ではないので3Fの部屋にエレベーターで自転車を持ち込むのは無理だった。
部屋に入ってすぐ暖房温度を上げ、ウェア類を脱いでまっぱで室内をうろうろ。
サービスタイムは3時間。それを超過すると宿泊として¥8,500(くらい)を取られてしまうので効率的に動かねばならん。
濡れたシューズの中にタオルを丸めて突っ込み、濡れたウエア類は大きなベッドの上に広げて水分が散るように配置、充電が必要なものを接続してシャワールームへ。
無駄に広いベッド
無駄に広いバスルーム
だだっ広いバスルームの片隅を使ってシャワーを浴びる。
さすがに浴槽に湯を張る時間は無かったのでバスルーム内の空気は冷え冷えとしていた。
っていうか無駄無駄と連呼しているけれど本来の目的に沿った使い方をするならばちっとも無駄ではないという事実。
枕元にUSB挿し口二か所、ACコンセント一か所
リスタート準備に要する時間を10分ほどで済ませることにすれば2時間半弱寝られるので、そのつもりで携帯電話のタイマーをセット。少々短い感もあるけれど、ふらつきながら大網白里に向かうよりははるかにマシ。
布団をかぶって(これで寝られる!)と思った次の瞬間には携帯電話のアラームで目覚めたのでそこそこしっかり眠れたようではある。
うっかり10分ほど二度寝してしまったけれど無事起き上がれたので着替えをはじめ、サービスタイム終了ぎりぎりに清算完了、追加料金は発生しなかった。
時刻は4時半頃。まだまだ真っ暗な中、ドーバーラインを西に向けて走り出した。
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【雨とアラレと】BRM323東京400清水サッタ峠 走行記録概要【低温と】
2019.03.25 Mon 07:20 -edit-
明るいうちに通過したのは久しぶりとなる薩埵峠
今回は登り始めに雨がパラついてちょっと滑ったのと
左クリートが滑って危なっかしかったので素直に押し歩いた。
先週のAJ千葉主催のチーバくん600に続けて今週はR東京主催の400である清水サッタ峠。
先週で一応今年のSRは確定していたのですが、200、300、600、600での認定というのはいささかすわりが悪い感じがするし、200はたまがわ東葛班、300は同本隊、と来たので400、600は各々主催クラブを変えたいなという中途半端なこだわりからエントリーしたものだったりします。
天候に相当恵まれてしまい、散々な目に遭った今回のブルべですが曲がりなりにも完走を果たせたので200(たまがわ東葛)、300(たまがわ本隊)、400(R東京)、600(AJ千葉)と、個人的には非常に気持ちの良いバランスのSRとなりました。
例によって細かく記し始めると色々あり過ぎてしまうのでひとまず概要を以下。
<実走行ログ:2019/03/23-24>
R東京のスタート地点である川崎市の等々力アリーナ前は、実は自宅から10kmほどにある最も至近なBRMスタート地点。AJたまがわの二子玉川兵庫島公園より近い。
6時スタートなので5:15現着にて計画し、逆算して起床、準備出発。珍しくスケジュール通りに事が運んだ。
受付を済ませてお知り合い数名とご挨拶。
酒席以外では久し振りとなるけーこ隊長や二週続けてのオフロスキwさん。他にはcherryさんや尚さん、イーチョねーさんの姿も。みいさんも参加と聞いていたので姿を探したものの、スタッフに確認してみたらDNS連絡が入っていたとイーチョねーさんから伝え聞いた。
”雨予報だしね~。大事を取ってDNSなのかも。”
(なん…だ、と?)
自分が事前にチェックした際は土曜日晴れ、日曜日曇りの予報だったはず。
後でその話をした際、けーこ隊長には”この時期は直前に予報チェックしなきゃダメよ~コロコロ変わるんだし。”とたしなめられた。
先週のチーバくんでは予報確認地点が発着地点の袖ケ浦だけというポカをやらかし、今回は2、3日前の予報を確認して安心しきってしまうという、天候確認にまつわるポカが続いている。
ブリーフィング中
6時5分前頃車検(装備品チェック)を受けスタート。
スタートしてしばらくは団子状態でけーこ隊長も一緒。とはいえあまり集団が大きいとなんなので先行してみたら集団のほぼ先頭にイーチョねーさんの姿があったのでその後はねーさんと一緒にPC1まで。
さすがに冬装備
ねーさんに合流した辺りから雨粒がパラパラ。綾瀬辺りだったか。
”雨降って来たねー。”
”気のせいです!”
なおもしばらく進むと雪というか氷の粒、アラレ交じりになって来た。
”雨どころか氷まで。顔が痛い~。”
”確かに痛い。(気のせいではなかった)”
いやほら、オレ半パンだったから痛いの顔だけじゃなかったのよ。
PC1(47.0km)
デイリーヤマザキ平塚北豊田@08:13
のんびりしていたらイーチョねーさん先行。
前週のオフロスキさん同様、早くて速い人はPCでのタイムロスが少ない。
入れ替わりでけーこ隊長到着。軽く言葉を交わしてわたしもリスタート。
しばらくは単独でのんびり走行。
真鶴手前辺りで四人の集団にパスされた時、三番目に走っていた人に”トリさんお先!”と声を掛けられたのでよく見たらオフロスキwさんだった。
折角なので追走、熱海手前辺りまではその列車に付いて行ったけれど途中写真を撮ったりしていたタイミングで切り離された。
中央線寄りで写っているのがオフロスキwさん
※追い越しタイミングでの撮影。
間瀬に立ち寄り
「今月のお菓子」と六方焼き
(お昼は宇佐美のふしみ食堂で!)
と思っていたら昼営業開始まで30分待ちというタイミングで到着してしまったので伊東駅前まで移動、最近オープンしたと思しきどんぶり専門店で生シラス丼とプラスセットの伊勢うどんを注文。
シラスがたっぷり乗って美味しかった
リスタートしてPC2に向かう途中、どうにも左足がペダルに嵌らず悶々としながら走っていたら曲がり損ねるなど。PCに到着早々シューズを抜いてクリートを確認してみたら案の定スピードプレイクリートのCリングが無くなっていた。
Cリングが無い
ついでに固定ビス二本も無い。
PC2(116.5km)
ミニストップ伊東鎌田@12:17
昼食中に追い越して行ってPCで合流したけーこ隊長と一緒にリスタート。
リスタートして冷川トンネルまではけーこ隊長とあれこれお話しながらの登坂。
冷川トンネルまでの登り
”下りは遅いから気にせず置いてけ。”といわれたので気にせず先行、以後しばらくは再び単独。
由比宿手前の旧東海道で先頭の参加者とスライド。速いわ~。
由比宿(往路)
由比宿走行中、二番目の参加者とスライド…と思ったらオフロスキwさんだった。小田原のいきなりステーキ店舗の営業時間内に到着することを目標にしていたそうで、さすがにお速い。もちろん目標達成したとのこと。
薩埵峠取っ掛かり
薩埵峠
興津の鯛焼きを頂く
PC3(204.1km)
7-11清水江尻1丁目@16:36
われらが「全裸プールの館」
今回は残念ながら素通り。
復路では薩埵峠を登り返さない親切設計なコース。
由比宿(復路)
夕飯は沼津駅近くの居酒屋さん。
以前仕事関連で赴いた際ランチで利用した記憶のあるところ。
さえ丸おじさんの店
さすがに夜営業時は定食が無かったので単品にご飯をプラス。
お刺身三点(五品あった)盛り合わせと豆アジ干物の素揚げ
美味しくいただきました。
相変わらず雨がぱらつく中リスタートしたものの走行中後輪に違和感を覚えて信号待ちで後輪に触れたら空気圧が落ちていた。最寄りのコンビニに立ち寄り、スローパンクっぽいのでポンプで空気を足して先に進もうかと思ったけれどこの先冷川峠辺りでダメになったら目も当てられないのでここでチューブ交換。結果的にこの判断は正解。
雨降りの寒い夜のチューブ交換は悲しい
ガーミンの表示が氷点下を示した冷川峠を越え、すっかり冷え切ってPC4に辿り着いた。
PC4(290.9km)
ミニストップ伊東鎌田@22:59
ボタンを押し間違えてコーヒーがなみなみと注がれたコップ
店員さんに声を掛けて差額支払い。
リスタートしてからは睡魔との戦い。
とにかく眠いのだけれど、何せ防寒装備が無いのでその辺に転がって寝ても寒くて無理。トラブル等で停止した際着用するよう薄手のオーバーパンツを携行する予定だったのに帰宅時にリビングの床の上に転がっているのを目の当たりにしたし。
コンクリートで囲われたバス停でしばし仮眠
仮眠しても効果が上がらず相変わらずふらついたので目に付いたコンビニに入り、ダメ元でブラックガムを購入して噛んでみたら劇的に眠気が散った。
今までこんなこと無かったのに、体調とかタイミングとかあるものだ。
PC5(359.7km)
7-11平塚北豊田@3/24/04:20
残り45kmで四時間半残しなのでのんびり走ってもゴールは見えた。
日の出
もうちょい良いロケーションで撮影可能だったのに走行しながら撮ろうとしたら指がかじかんでいてシャッターを押せず失敗してしまった。
ゴール(403.6km)
ミニストップ中原下新城3丁目@3/24/07:13
制限まで1時間47分残しでゴールして受付に向かう。
ゴール受付
ジョナサン武蔵中原
Naokiさんには”あれ、レシート全部あるの?(なんで?)”といわれ、バッキーさんに”何?スタート遅刻も無しなの?トリさんらしくないなあ、面白みに欠ける。”といわれてしまうなど。
後から到着したけーこ隊長、PIPIさん、PEKOさん、cherryさんやスタッフのまーくんと雑談に興じたり(田村編集長不在だったけれど)お城めぐり隊記念撮影をしたりしておいとま。
多摩サイを下って無事帰宅して、近所の銭湯で朝風呂に浸かり、今回のブルべも無事終了いたしました。
参加した皆様寒い中お疲れ様でした。
R東京スタッフの皆さまありがとうございます。
帰宅後のお風呂
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【千葉を走らぬ】BRM316千葉600チーバくん 走行記録-02【チーバくん】
2019.03.22 Fri 23:30 -edit-
大真面目に一瞬ミスコースしたと思った踏切。
色々痺れるわ。
チーバくん 走行記録-01より続く
<実走行ログ:2019/03/16-17>
PC3にて
トリ:ひでえ、ひでーよこのコース!既に2、3回ミスコースしてる。マップ画面見っぱなしだと危ないからペース上がんないしペース上げると曲がり損ねるし、どないせいと。
べい:まあねえ、このコースはほら、10回ミスしたらレベル上がるから。
トリ:レベルアップで1UPボーナスとか無いの?
べい:残念!無いんだなあ、これが。
※いや、そもそもブルべで1UPボーナスって何よ?ラ権いっこ増えるとかか?
そんなこんなの会話で結構時間を浪費した後リスタート。
旧江戸川、中川沿いを北上する。
多分この辺が一番アレな区間だったのではないかと思う。
こんな幅の踏切とか
この幅の遊歩道を進むのにかなり気を使った
中川沿いの遊歩道
途中、道で遊んでいた小さな子供の集団なんかがいて気が抜けないし、下手な回避行動は自らの遊歩道からの脱落を招きかねない。
※右側の画像にはこちらに向かってくる自転車が写っている。
途中、吉川市内のコンビニにシークレットチェックが。
キューシート備考欄に消し忘れて「PC0」として記載されていたのはご愛敬。
シークレットチェック(ミニストップ吉川店)@13:50頃
ここから次のPC手前まで、しばらくランドヌーズを一人牽くような形で進むことになった。
特に示し合わせていたわけでもないけれど、こちらの方が若干走力がありそうだったので自然と前に出て時々様子を伺いながらの走行だったけれど、普通に速い人なのであんまり気を遣う必要無かったみたい。概ねけーこ隊長とおんなじくらいか若干上かも知れんっていうくらいの速さだったので平地巡航30KPH前後でも普通に付いてくる。
道は相変わらずこんな感じ
写っているのは途中で追い付いた別の参加者さん。
一瞬、それまでのストレスを発散させてくれるような道
あんまり長いこと続かなかったけれど。
江戸川土手は菜の花満開
「チーバくん」なのにずっと東京、埼玉を走ってる
PC4(181.0km)
ファミリーマート五霞新串谷店@15:27
ここから転進して南下、東進することになる。
が、利根川を渡って今度は左岸の茨城県側を走ることになる、「チーバくん」なのに…。
更に面倒なことにこの辺で空模様が怪しくなり始め、境町付近からはとうとう細かい雨粒がぽつりぽつり。芽吹大橋からようやく千葉県に渡り、野田から柏に向けて利根川右岸を走行していると前方は白く霞んで見通しが悪く、この先遠くまで雨が降っている様子がうかがえた。
スタート地点でのべい理事のご託宣が脳裏にこだまする。
(お前のところだけに雨降らせてやるよ!)
まあ、実際のところ降られたのはわたしだけではないのでアレですが。
境で降られ始めた時には高をくくっていてすぐ上がるだろうとの思いから半袖半パンのまま押してしまっていたけれど、かなり冷え込んできてしまった。利根運河を渡って再び利根川沿いを進んでいた時、常磐道橋梁下で一時停止、諦めてウィンドブレーカーを着込むことに。何故ウィンブレなのかといえば今回、千葉県一周ぐるっと走るというのになぜか(?)袖ヶ浦市の二日間分の天気予報しか確認していなかったわたしは雨具すら携行せずに参加したからなのであった。
濡れた身体に上着を着るのは面倒だし不快感も大きいので着込むなら早めに行動しなければならない。今回は完全にタイミングを見誤ってしまった感。
しかもウェット路面を走行するのでリアフェンダーの向きが曲がっていないか確認しようと後輪を見たら調整するべきフェンダーそのものがそこに無かったという衝撃の事実。
レンタカーに積み込む際外したのに袖ケ浦で再装着しなかったという痛恨のミスが発覚してしまい、思いっきり凹む。尻冷てーよー(T_T)
走っているうちはまだましだったものの停止して背負ったバッグからウェア類を取り出し、着込もうとするといきなり震えが起こるし指先がかじかんで上手く作業できない。低体温症待ったなしな状況なのであった。とはいえ昨年の十和田クラシックに比べたらどんな状況でも大抵はマシ。
どうにかこうにか支度を整えリスタート。寒くて震えが止まらない時は深く大きな腹式呼吸を心掛け、腹筋に加えて横隔膜を動かすことで発熱量を増やす。とにかく筋肉を動かしておいたら発熱できるのだ。筋肉は裏切らない!(記憶力はしょっちゅう裏切るけれどな!!)
どうにかこうにか自分を取り戻し、利根川土手を下りて車通りの多い道を横切って再び土手を越える。(あ、ここ布施弁天の奥か!)道がわかるって物凄く心を軽くする。
その先の変則交差点の形状もタイミングもほぼ記憶にある通り。実家住まいだったころはジョギングコースにもしていた道を通ってPC5に到着。
駐車場には寒い中待機してくれていたラルさんとりりちゃんがいた。
PC5(228.3km)
ローソン柏慈恵医大前@18:00
店内のイートインで軽く補給の後リスタートしようと思ったけれど折角なのではらぽんさんが来るまで待ってにしようと思いなおしてダラダラ過ごしていたら、相変わらず軽く震えが残っているのをりりちゃんに指摘されてからかわれるなど。
りり:ねえねえトリさん、なんで前には泥除け付いてるのに後ろは無いの?
トリ:悲しくなるから聞いてくれるな。袖ケ浦の車の中に忘れて来たのだ。
到着から3、40分ほどダラダラとだべっていたところではらぽんさん到着。
声をかけてから入れ違いでリスタート。
真っ暗な手賀沼サイクリングロードを進み、手賀川右岸を進んで利根川と合流した辺りでさらに利根川を渡る。再び茨城県に突入である。「チーバくん」なのに。
街灯が少なく、雨がほぼ上がったとはいえおそらくは雲が立ち込めているおかげで月明かりもないため真っ暗な田んぼ道を走る。
ただの田舎道ではない。相変わらず田んぼと集落を縫うように進むコースである。
キューシート「のみ」を参照して走行したらこの暗がりでは今回へッ電を忘れてしまったわたしにはランドマークの確認すら覚束なかっただろう。主催がGPSの使用を推奨するのは当然。
PC6(271.6km)
ファミリーマート稲敷高田@20:35
結局千葉県どうこう以前に霞ヶ浦近くまで連れていかれてしまっている。
チーバくん 走行記録-03 に続く
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2019.03.21 Thu 18:52 -edit-
鎌ヶ谷市内のダートロード
この区間を象徴する道。
ここで雨に降られたりしなくて本当に良かった。
いや、雰囲気は非常に良かったのですけれどね。
関連エントリ⇒BRM316千葉600チーバくん 走行記録概要
<実走行ログ:2019/03/16-17>
途中業務上の事情から不参加だった年が一度だけあるものの、基本的には毎年忘年会に参加しているAJ千葉。わたしのブルべデビュー年に運営クラブの忘年会に初めて参加したのがこのAJ千葉で、それを機にブルべ関連のお知り合いが一気に増えた。
そんな「心のふるさと」ともいえるようなクラブなのに昨年は忘年会しか参加できず、一昨年は1000kmの【福島「g」】に参加したとはいえそれ以外は忘年会だけという状況。
個人的には自家用車を手放してしまったことが地味に大きな要因だったりするのですが、最近はカーシェアの車が自宅から徒歩三分のところに一台配置されたおかげでかなり事情が様変わり。
今回もそのカーシェアの車を48時間パックで借り受けアクアライン経由でスタート地点の袖ヶ浦海浜公園入りしたけれど、行きがけにコンビニでドリンクを調達しても自宅から45分ほどで到着できる近さであるのは本当にありがたい。今年はいくつか袖ヶ浦スタートに参加できると嬉しい。
チーバくん開催週は長野県と岐阜県の県境付近で業務のため水曜日の午後から金曜日までの二泊三日の出張となってしまっていて、チーバくんに先立っての準備作業はGPXファイルを作成してGPSに流し込むことくらいしかできていない状態だったものの、金曜日の業務終了が16時半を回ってしまったので帰りのあずさ車中でビールとハイボールを飲んでしまったのも致し方のないところ。
まあ仕方ない、仕方ない。
ダイヤ改正に伴って翌日からは無くなる編成(運行?)なのか、新宿駅到着時にホームで撮り鉄が何人か撮影していた。
21時頃帰宅してからも準備作業を行う気力が湧かず、中途半端なことをするよりは一旦しっかり寝てすっきりしようと考え目覚ましをセットして布団に潜り込み、無事1時半頃起床してあれこれ準備作業。まずは0時から48時間で予約してある車を引き取るために徒歩で三分ほどのところの駐車場へ。自宅マンション前に路駐して自宅に戻り、あれこれ準備の後自転車と着替え類を積み込み準備完了。4時過ぎにスタートして袖ヶ浦海浜公園到着は5時丁度くらい。ひとまず身一つで様子をうかがいに行ってみたら丁度受付が始まったところらしく数名の順番待ちがあったのでその場にいたスタッフさんたちと軽く挨拶を交わしたりした後車に移動して自転車の準備。
一通り整ったところで5時20分頃受付を済ませ、5時半からのブリーフィングに参加。
ざっくり見渡した限り、幾人かの見知った顔を見つけた。ブリーフィング前後にその方々と軽く雑談してみたり。
今回わたしは6:15発の「ウェーブ(W)2」だったのでしばしのんびりしたのちほぼ時間ぴったりの6:16分に袖ヶ浦海浜公園をスタート。
べい理事のにこやかな笑顔でお見送りされたものの話の流れで”オマエの周りだけ雨降らせてやるから覚悟しろ!”というありがたき祝福のお言葉を頂戴することとなってしまい、じっさいその10時間後くらいにひどい目に遭うことと相成りました。

ブリーフィング
邪悪さを隠した理事の笑顔
ちなみに今回、わざわざ何年も使っていなかった反射タスキ風反射ベストを引っ張り出してきて、受付の際にはマスクとアイウェアを装着して登場したものの誰もネタに気付いてくれなかった。
モチーフは保釈直後のカルロス・ゴーン
袖ヶ浦を出てからしばらくは、まあなんとなく覚えがあるようなないような道を走っていたのだけれど、徐々に雲行きが怪しくなり始める。
(こんな踏切渡るのか!?)
と、撮影していたら電車が来てしまった。
そんなところを背後から撮られていたり
C:とめ(@qwertyppx11)さん
住宅地の中の道をくねくね曲がりながらPC1に到着。
PC1(48.9km)
ファミリーマートさくら臼井店 @08:29
ここまで2時間ちょっと。細かく曲がるものの交通量はそれほど多くなく、信号はほぼ皆無に近いので意外とグロスのペースが上がる。
イートインでのんびりしていたらW3でスタートした肉王・オフロスキwさんが追い付いてきた。15分差なんかあっという間ですわなあ。
仮眠をどうするか等、この先の走行計画について軽く意見交換をしたのちあとから来たオフロスキwさんの方が先に立ち上がってリスタート。
結局彼とはスタートとPC1でしか遭っていない。早い(もちろん速くもある)人はPCで時間を浪費しない。
リスタートしてからもひなびた田舎道を右へ左へ細かく曲がる。
良くこんな道を知ってるよねえと感心しながら走ってた。
1時間ほど走ったらすぐにPC。
北西エリアはコースが入り組んでいるから細かくPCを配置しないと色々問題なのだけれど、何をいまさら的な感が無くもない(笑)
PC2(71.6km)
ファミリーマート柏柳戸店 @09:34
わたしの実家は柏市内にあって、四半世紀以上の年月をそこで過ごしたけれど、この辺は全然わからなかった。
ここでは長居することなく(※わたし基準)そそくさとリスタート。
しばらく住宅街の中を細かく刻んで走らなければならないし。
右左折ポイントのランドマークがアパートとか駐車場とか(^^;
そして唐突に始まるダート区間@鎌ヶ谷市内
出口付近で一緒になった参加者と”嫌がらせだよね~?”と、意見が合った。
いや、この区間で雨に降られなくて本当に良かった。
しかも何組か散策客がいたのよ。狭いし路面荒いしでおっかなびっくり。
更に「嫌がらせ」のエビデンス。
船橋市内、コース上にある車止め。
ヒドイ。
キューシートに「車止め注意」と銘記されていたけれどこれはヒドイ。
眺めていたら曲がり損ねてしまった
桜の枝にメジロが止まっていたので狙ってみたけれどダメ
撮影で停止していたら後方から複数の参加者に追い付かれた。
”良かった!前に誰もいないからミスコースしたんじゃないかとちょっと不安で。”
わかる。とってもよくわかる。
旧江戸川左岸沿いを下って境川沿いに遷移。
”次のPCは去年たまがわの【夢の国】ゴールだったんですよね~。まだ100kmしか走っていないけれどおんなじくらい疲れた感じがする。”
そうか、昨年はこっちがゴールだったのか。
初回開催時は開催副担当だったから試走したけれど、あの時はローソンがゴールだった。
PC3(108.4km)
7-11浦安高洲二丁目 @11:39
ご近所住まいの理事様が下々のものの奮闘ぶりをご覧になるためお越しになっておられました。
チーバくん走行記録-02 に続く
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【雨と風と】BRM316千葉600チーバくん 走行記録概要【ミスコース】
2019.03.19 Tue 21:45 -edit-
二日目(3月17日)の昼食は鴨川市内の山田屋食堂で。
アジ、カキ+イカor白身魚の三種のミックスフライDXランチ
今回はイカフライをチョイス
こちらにお邪魔したのは三年ぶりくらいか。
BRM105たまがわ600チバラキ(認定試走のため走行は2018年)
BRM226たまがわ200鴨川
と続いて今回のチーバくんを400の代替にあてがえば200、300、600、600の四本完走で2011年の初ブルべ以来9年連続9回目のSRがほぼ確定しました。
2011年も2015年もPBPにエントリー予定が無かったのでこんなに早くSRを(ほぼ)確定させたのは久しぶり。っていうか初めてかな?
それにしても一つ前のエントリで触れましたが、総行数400超という壮大なキューシートにより表現されたこのコース。想像をはるかに凌駕する厳しさなのでありました。
諸々記録しておきたいことてんこ盛りなのですが、今週末はR東京の清水(サッタ峠)400、来週末はAJ西東京のしおかつお(達磨山)200とAJたまがわの定峰200が続くのでさしあたってざっくり概要を。あれこれネタが尽きない恨み言は(多分)また改めて。
【実走行ログ:2019/03/16-17】
スタートは千葉県袖ケ浦市の袖ヶ浦海浜公園。
AJ千葉のイベントに関しては昨年は忘年会しか参加できず、一昨年は忘年会と千倉発着の福島「g」1,000kmしか出ていないので袖ヶ浦にお邪魔するのは久しぶりのこと。
四時過ぎにレンタカーで自宅を出発、五時頃にはスタート地点に到着してのんびり準備。
一通り準備が整ってから受付をしたらウェーブ2であった。AJ千葉のウェーブの振り方は「1」が正時、以後2以下が続き今回のウェーブ間隔は15分とのことなのでわたしのスタート時刻は6時15分。
車検を済ませ、オフロスキwさんや大矢さん、ひであさん、ブルさん、北海道から参加のナオミさんといった参加者の皆さんやヒラヤマさん、ラルさん、チバさんといったスタッフさんたちと雑談の後、某一般社団法人理事様のお見送りを受けつつスタート、GPSのログによれば6時16分。
某理事様が笑顔で送り出し
”お前(=@tri1021)のところだけ雨降らせてやるよ!”という祝福のお言葉をいただきました。
こんなところ走らせるの!?
って区間てんこ盛り。
前回の参加者のお話で聞いていたし、自分で予習しているときにも痛いほど感じたことだけれどいざ目の当たりにするとさすがにすげえ。
前半はとにかくキューが細かく、ほぼ全く走ったことのない道のオンパレードなので想像がつかないためとにかくミスコース無しにひたすら進むことだけを考えた。
それでも待ち構えていたべいさんに恨み言をぶつけたPC3までに優に4、5回はミスコースしたはず。最終的には10回前後のミスコース(だったはず)で、まあこの辺は予想通りといえば予想通り。
PC4にて
非常に心温まるPOPでした。
浦安から先もなかなかどうして、地元民が知らないような道のオンパレード。
ワタクシ五歳頃までは葛飾区亀有在住でしたが以後今の住まいに映るまで四半世紀以上の年月を柏市在住者として過ごしてきましたが、近場なのに全然わかんない。
まあ実家住まい当時はこんなに本格的に自転車を乗り回していなかったのですから当然と言えば当然なのですが。
そんなこんなで浦安から江戸川、中川沿いを北上して埼玉県の五霞まで行って折り返し。
※「チーバくん」のはずなのに東京都、埼玉県、茨城県を走らされるコースでした。
利根川沿いを南下して見覚えのある利根運河の利根川側起点をかすめて布施弁天東海寺脇を抜けて慈恵医大方面へ。この辺だけはかなり土地鑑があるので走っていて気が楽だった。
とはいえこの辺で結構な雨に降られて低体温症一歩手前まで追い詰められましたが。
何せ今回は装備が甘すぎた。
PC5でラルさんと地元(笑)のりりちゃんのお出迎え。
りりちゃんには軽く震えているのを指摘されて笑われたけれどマジで寒かったんだよ、低体温症起こしかけだわ!
※装備不足のクセに逆切れ。
あれこれ雑談の後そんなこんなでリスタート。
真っ暗な手賀沼サイクリングロードを走って手賀川沿いを走って利根川まで。そこから利根川沿いを下るのかと思いきや何故か霞ヶ浦近くまで走らされて稲敷へ。利根川を渡って再び千葉県に復帰し、通過チェックの犬吠埼7-11に到着し、近所にある温泉施設の「太陽の里」に向かってみたらいつからなのかわからないながらも外来入浴は23時で営業終了するという非情なお達し。
到着時点で24時半頃なのでどうにもならん。
かなり眠かったので先行きに不安を感じつつのリスタートだったもののコース脇のラブホテルにまだ空室がありそうだったので突入し、サービスタイム三時間¥4,800-の恩恵に浴して辛うじて二時間ちょっとの仮眠。
ひとりでラブホに入ってひとりで出るって初体験だった
仮眠後はなかなか快調に走れたけれどさすがに二時間ちょっとでは仮眠が足りなかったらしくふらついてしまったので大網白里の太陽の里手前にあった公園に非常に日当たりの良いベンチがあったのでそこに横になって更なる仮眠を試みたら30分寝るつもりでタイマーをセットしたのに15分ほどで”すみませんが今日ここでグラウンドゴルフの町民大会があってここが大会本部になるので移動していただけまいか。”と、丁寧に起こされてしまいそのままリスタート。
とはいえ15分でも相当違ってかなりいいペースで進めた。
途中、鴨川でお昼ご飯を頂いて、房総半島の山の中で夕暮れを眺め、富津で昔ながらの中華そばを頂いた後袖ケ浦に帰着。
鴨川市内、山田屋食堂でお昼ご飯
夕暮れ
優しい味わいのラーメン
ゴール(603.9)袖ヶ浦海浜公園20:35
認定時間(28)⇒38(※みのいちさんご指摘による修正、2019/03/20)時間20分でございました
ゴールでひと通り「いかにこのコースが酷かったのか!」をスタッフさんたちに吐き出して心のデトックスをしたのちヒラヤマさんお手製のロールキャベツで暖まり、味付けゆで卵を頬張ってタンパク質の補給をしたのち車で湯の郷かずさまで移動して温まってからアクアラインを渡って無事帰宅。
日曜日は23時までなので少々慌ただしかった
そんなこんなで冒頭にも書きましたが2011年から走り始めて今回で九年目になりますが、九年連続のSRがひとまず(ほぼ)確定してホッとしていたりします。
まあ、それにしてもヒドイ600でしたが
AJ千葉スタッフ、関係者を始め一緒に走った皆様お疲れ様でした、ありがとうございます。
ゴール後ヒラヤマさんに言われたので今年は袖ケ浦スタートブルべに頑張って参加できるようにしたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。
各所通過時刻は以下の通り、
PC1(48.9)ファミマさくら臼井08:29
PC2(71.6)ファミマ柏柳戸09:34
PC3(108.4)7-11浦安高洲二丁目11:39
シークレットチェック。13:50頃
PC4(181.0)ファミマ五霞新串谷15:27
PC5(228.3)ローソン柏慈恵医大前18:00
PC6(271.6)ファミマ稲敷高田20:35
通過chk1(342.5)7-11銚子犬吠埼00:47
通過chk2(439.4)ファミマ勝浦出水09:28
PC7(524.4)7-11館山大賀15:31
写真chk(549.7)佐久間ダム入り口バス停17:05頃
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2019.03.08 Fri 23:35 -edit-
肋骨骨折から一ヶ月経過し、すっかり動けるようになった割には受傷部を下にして横たわると結構いたかったりして、実際には折れた骨がまだまだしっかりと繋がっている訳ではないらしい状態のわたしです。
繋がっていないとはいえ”ヒドイ痛みを感じないなら日常的に運動を再開しても問題ないと思います、たぶん。あ、いきなり高強度はダメですよ!”と、妙に逃げを打った感じではあっても医師のお墨付きを頂けたのでここ数日トレーニングらしきものを再開してあれこれ始めていたりします。まあ受傷後三週間で200とはいえブルべに出てしまっているので医師の言葉には若干呆れのニュアンスが入った感は否めませんでしたが。
幸い先月末から自宅至近、徒歩5分ほどの場所に24時間営業のフィットネスジムが出来たので早速入会してみたり。トレッドミルでナンバ歩き(走り)の習得を目指している毎日です。
入会特典で今月いっぱいは二回まで無料でパーソナルトレーナーのレクチャーを受けられるというシステムだったので早速一回活用してみて、現役ボディビルダーであるトレーナーに教えを乞うたら自らの筋トレの甘さをまざまざと見せつけられた感。
やっぱり独学には限界があるということを痛感している今日この頃。
閑話休題
今週末、わたしが所属するAJたまがわ主催の300kmBRMである【大洗銚子】が開催されますが、今回は業務を含めた諸事情でパス。
来週末が先日の鴨川200以来の久し振りなBRM参加になりますが、そのBRMがAJ千葉主催の【チーバくん600】。
昨年参加した方々の感想を伺う限り有効回答数の内九割以上(※母数を問うなよ!(笑))が”クソとしか言いようがない!”と、吐き捨てるようにおっしゃっていたので(そんな600、早々に埋まる訳がない。)とタカを括っていたのですがあにはからんや、募集開始数時間でソールドアウト。
AJの主要人物でもあるぶるさんとツィッターでやり取りしていた際”AJたまがわ主催の【チバラキ】以降、2019年に関東で初めて開催される600kmのBRMだしコース全編フラットだしエントリー峠厳しいんじゃないかな。”と語っていた彼に対し”昨年参加した人は相当文句垂れてましたからねえ、コース全体の累積標高が小さくったってキツイコースはキツイですからそんなにエントリー集中しないんじゃないですか?”と、軽く返していたわたしですが、募集開始後数時間でエントリー枠満杯とか、ホントに色々わからない。
みんなもうちょっとちゃんと考えた方が良いんじゃないの?
と思わなくもないですが、それってエントリーしてしまっている自分自身への特大ブーメランなので控えます。
が、よく考えて欲しい。
わたし自身よく考えなくてエントリーしてしまってキューシートのチェックを始めて初めてエントリーしてしまった己をひどく呪ったものですが、今回600kmのBRMであるのにキューシートの行数がゴール地点で428なのです。
単純に割り算したら1.4km/キューですよ。
※このエントリを打ち込み始めた2019/03/04時点のお話。
いやあ、どんなに頑張ってもマージン増えない未来しか見えない。
ここからは私見ですが
基本的に「PC間を最短距離で結ぶ」という大原則からは大きく逸脱した感のあるコース。キューシートと地図を見比べるといくらでもショートカットをすることが可能な訳で、そここそが踏み絵的に参加者にのしかかってくるテーマだなあと。
”いくらでもショートカット可能だけれど、アナタそんな中途半端な不正をした結果の記録で認定を貰って満足ですか?”と、挑まれているような感じすらするので何が何でも主催者提示のコースを外さずゴールまで辿り着きたいなと。
「キューシート通りに走る」というのはなんだかんだ言ってランドヌール(ズ)としての矜持ですよ、間違いなく。
そういうところをくすぐる「全キュー合計428」な訳ですよね。
※しつこいようですが「428」は2019/03/04時点でのお話。
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