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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【この道は】BRM525神奈川300直江津(試走)-03(完)【いつか来た道】 

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まだまだ山桜が見頃だったぶどう峠ピーク付近
やたらとアブが飛んでいてたかられて難儀した。

両脚が痙攣したばかりなので休憩もかねてぶどう峠ピークにあるベンチでツィートを流したりTLをチェックしたり。それにしても道の駅での補給をコーラにしたのは失敗だったと反省。カロリー摂取を優先したのだけれどやはりあそこはスポーツドリンクにしておくべきだった。
さらに反省すべきは(脚攣り対策が必要だよな。)と、前夜アジシオの瓶をバッグに入れようと思って忘れて来たことである。暑熱環境での走行時のわたしの力強い味方だというのにしょっちゅう持ってくるのを忘れて脚が攣ってからコンビニで調達するということを繰り返しているので自宅には2、3瓶あったりする。
それにしてもピークのベンチはアブがぶんぶん飛び交っていてたかるのでおちおち休憩もしていられない。

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ピーク付近の山桜
少々盛りは過ぎたもののまだまだ見頃。

落ち着いたところでリスタート。
相変わらずブレーキシューが周期的に擦る後輪を気にしつつ、それでも長い長いダウンヒルを堪能した。途中あちこちで桜が咲いて花吹雪が舞っていて気分が良い。さすがに折角のスピードを殺してまで撮影しようとは思えなかった。何せ今のところ20分以上もビハインドなのである。

ぶどう峠からの長い下りの最中にはかつて野辺山ウルトラマラソンでのりぞーさんと挨拶を交わした北相木村村役場前を通過したりしたけれど、とにかく時間が惜しいので写真も撮らずにスルー。
役場から小海に至るまで、今回のコースは野辺山ウルトラマラソンのそれを逆走する形になるのでなかなか懐かしかった。

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小海のちょっと先、千曲川の河食崖
この手前辺りでeTrexの案内が途切れた。
ついうっかりPC1からPC2までのgpxファイルをポイント減数せずにeTrexに突っ込んでしまっていたのであったが幸いなことにPC2までは途中クランク状に曲がるところはあるもののほぼ一本道だしそもそも下見の際にわたしはここを車を運転して通っているので概ね見覚えがある。

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八千穂の辺りだったかな?

そんなこんなで無事PC2に到着…とはいかず、途中平地走行だというのに再び両脚が攣りかけた。
PC2(178.7km)11:20着close11:45
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7-11臼田田口店
20分強のビハインドから一時間弱のリカバーでマージンは約25分。
カップヌードルと塩むすび、アジシオの瓶を購入し、一口かじるごとにおむすびにアジシオを振りながらカップヌードルをすする。状況だけ見ると非常に不健康極まりないものの、喪失したミネラル分を考えればこれでもまだ足りないくらいではないかと。そしてこれが奏功し、以後脚攣りは無くなった。

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旧中込学校
明治初期の、アメリカに大きく影響された様式の擬洋風建築で、アメリカの影響が色濃いものは非常にまれであるとのこと。

千曲川沿いをのんびりたらたら走る。
幹線道路を避けたコース設定になっているので少々入り組んだ区間を通行しつつ小諸駅の→西側(校正:ひとみさん@19/05/23)を抜ける。懐古園正面を過ぎるとお蕎麦屋さんの草笛があったけれど、さすがに今回は難コースだしスポークが折れていてリスクが高いので食にかまける訳にもいかずにスルー。
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懐古園

一旦R18 に合流し、東御市から菅平へと向かう。
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32km先まで登りっぱなし
…かと思ったらR144に合流するまでは案外そうでもなかった。

R144 に合流してからは淡々と登り、菅平口交差点からR406に遷移してからが本番。
ひたすらえっちらおっちら。
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菅平湖の湖水に水没林

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菅平高原に到着!
と思いきやここからが長い。

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ピークでもないのに何でこんな中途半端な数字を?

通過(レシート)チェック(231.8km)
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7-11菅平高原店・15:50着/想定close15:32
ここでもぶどう峠同様約20分のビハインド。
主催のひとみさん曰く”ぶどう峠を通すことになったので時間に制限のあるPCではなく通過チェックとした。”ということだけれど、ゴールまであと70kmでその20分を詰めなければならない。70kmを4時間なので要求されるペースはグロスで17.5KPH。ゴール前には涌井峠というラスボスが控えているというのに。
補給もそこそこにリスタート。
以後は時間が気になってしまってほとんど写真を撮ってない。
スポーク折れさえ無ければもう少し余裕があったのかも知れないが、余裕があったらあったで食い潰すだけなので大した差にはなっていないだろう。

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須坂市内

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こちらは小布施

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志賀高原方面

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千曲川に架かる古牧橋

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木島平方面
SR600北関東ではこの中腹辺りを反対向きに走るのでなかなか感慨深い。

千曲川沿いに飯山市内を北上し、R292で新潟県方面へ。
丁度北陸新幹線に並行するような形で北西に進む。
「下見」の際ここの区間をしっかり通ったはずなのになぜかほとんど記憶が無く、涌井峠の坂の厳しさもそこから先のダウンヒルの長さも何故か全く頭に入っておらず、いつまで経っても記憶に残っている「姫川原交差点」に辿り着かないのでかなりヤキモキしつつの走行。
(ひょっとしたらタイムアウトしてしまうのではなかろうか?)
そんな心配をしつつ。

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関谷そうめん滝
これも「下見」の際には全く存在に気付いていなかった。

それでもどうにか見覚えのある姫川原交差点まで辿り着き、ようやく距離感が頭に入ってきてまず間違いなく間に合うと確信出来て心底ほっとした。
涌井峠のダウンヒルでシャカリキに飛ばしたものの、ようやくのんびりゆるゆる走れる。
緩い下り基調のまっすぐな道を某あおばのブルべの際、ここを逆方向に進みながら途中で挫折してDNFしたなあ。)なんぞと懐かしく思いながら。

Goal(302.6km)19:18着close20:00
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7-11上越新井国賀店
どうにかこうにかかろうじて制限時間内にゴールに辿り着くことはできたのであった。
0時スタートなので到着時刻がそのまま所要時間となるので19時間18分

本番ではゴール受付となる北陸新幹線上越妙高駅に移動して、どうにかこうにか最終の一本前の新幹線に乗り込むことが出来たのでビールを飲みつつ日が改まる前に何とか帰宅し、翌日はそのまま朝から普通に出勤することに成功したのであった。
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2023May24Wed

【スポークなんて】BRM525神奈川300直江津(試走)-02【飾りです(んな訳ない)】 

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目には優しく
脚には厳しいぶどう峠
シオジの新緑が鮮やかでした。


志賀坂トンネル入り口脇の林道入り口はゲートが閉まっているものの、その前に一台の車が止まって壮年のご夫婦が看板の表示を眺めていたりした。

おじさんの方が、しばらく記念撮影したりツィートを投げたりしていたわたしのそばに近づいてきてしばし世間話。

おじさん:こんにちは!
わたし:こんにちは!林道通行止めですか?
おじさん:今日から通れるはずなんだけどさ、まだゲート開かないみたい。
わたし:なるほど。
おじさん:どこから来たんですか?
熊谷ナンバーの車だったのであんまり細かいことを言っても伝わらないだろうと思ってざっくりと
わたし:川崎の方です、羽田空港に近い辺り。
おじさん:え?それって何kmくらい?
わたし:ここまでで(自宅からの移動込みで)130~140kmくらいですかねえ。
この辺からはまあお約束的に驚かれる流れ。
おじさん:え?やっぱり川崎って神奈川の川崎なんだ。てっきり地元の人が夜明けから走っているんだと思った。何時頃から走ってるの?
わたし:(自宅スタートが)昨夜10時半くらいに出ましたよ。
おじさん:夜通し走ったの?
わたし:途中休憩とか入れてますけれどね。
おじさん:凄いなあ、体力あるなあ、自転車にも負担だよね~スポーク折れちゃってるし!

わたし:(な ん だ と !?)

いやあ、おじさんに指摘されるまで全然気づかなかった。
思い起こせば梅ケ谷峠を登っているときに鳴り響いた甲高い音はこれだったか。。。
っていうかそしたら既に70km以上もスポーク折れたまま走っていたのかオレ?

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折れとった
折れたスポークを隣のスポークに絡ませ、ちょうどゲート開放のための係員の車が来たためそちらに移動していたご夫婦に会釈をしてからリスタート。今回サドルバッグの中にニップル回しがあることは確認済みだったけれど、生憎ブレーキシューを新品に交換したばかりだったのでアーチを全開放にしても時折シューがリムに擦る感覚がある。とはいえ走行中にのぞき込んでもそれほどぶれてはいないのでどうにかこうにかだましだましなら走れるだろう。R500はそのくらいではびくともしないことは経験上わかっているし。

トンネルを抜け神流町に向かう長いダウンヒル。
それまで全く気にならなかったのに、折れたことがわかると後輪の挙動やブレーキを当てた時の異音が気になって仕方ない。現金なものである。

気にはなるものの実際さほどの問題も無く順調に下り坂を進んで道の駅うえのに到着。
当然ながら営業開始時刻前だったので、向かいにある自販機でコーラを購入し、ベンチに腰掛け軽く補給。
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ひとまずコーラで補給
あまり長居することなくリスタート。

いくつもトンネルを抜けながら緩い登りを淡々と進み、AJたまがわの西上州300で下仁田方面に向けて右折する交差点を直進してしばらく進んだ先がブドウ峠の入り口。
今まで二度ほど十国峠は通ったことがあるもののこちらは初めて。
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いよいよ(自転車では)人生初ぶどう峠

集落内を抜ける、川沿いの細い県道をのんびり進む。
「下見」の時にも思ったけれど、いかにもブルべ的な風景。
ひなびた感のある楢原集落を抜けるとそこには水場。
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集落のはずれにある水場
置いてあった柄杓を拝借して水を飲み、残量の減って来たボトルに補充。

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民家が途切れるとこんな感じ

集落が終わればいよいよブドウ峠への登坂開始。
ゆるい勾配の坂道を再びのんびり走っていると、数年前、あいにくの雨に祟られてしまった小諸に抜ける片道ブルべの際、軽い土石流が発生して参加者が阿鼻叫喚の渦に叩き込まれたという伝説の矢弓沢林道への入り口。
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今回こちらには行きません

ルアー/フライ専用釣り場となっている沢の左岸をのんびり淡々と進む。
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神流川支流二代淵
水音が耳に優しく非常に気分よく走れる。

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風情あるお社

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ところどころで見られた流れ

沢沿いを進んでいるうちは勾配もゆるくのんびり淡々とした走りで気持ちも軽かったけれど、沢筋から離れた途端、勾配が10%前後となりアスファルト路面が荒れ気味でなかなか走りにくい道となった。
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目には優しいけれど脚には厳しい

ペダルを踏み込むたびに若干後輪のブレーキシューがリムに接触する音がする(ような気がした)が、ブレーキシューは新品。アーチを最大に開いても多少擦ってしまうことは避けられない。

しばらくえっちらおっちら進むと心を打ち砕くかのような光景が目の前に
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新緑の中を左右に横切る白いガードレール

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シオジの新緑が目「には」優しい

淡々と登っている間にまずは右脚の内転筋あたりに違和感が生じ始めた。
(やっべぇ~~~!どう考えてもこれ脱水&ミネラル欠乏の兆候!)
と思った次の瞬間には右脚が軽い痙攣を起こし始めていた。
力を入れたり抜いたりだましだましの登坂。
(確かあのブラインドコーナーを抜けたらピーク手前の坂が見えるはず!ピークを過ぎたらダウンヒルだし痙攣もおさまる。)
下見の際のおぼろげな記憶を根拠にコーナーを回ること二回、期待は見事に裏切られてただひたすら坂道が続く。下見の際は雨こそ降らなかったものの曇って視界が悪かったし明るさが全然違うので印象が全く異なる。

それでもようやくピーク手前の坂と思しき景色に行き当たり、ホッと一息。
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ピーク手前最後の登り
が、この時それまでどうにかだましていた右脚が本格的に痙攣を始め、更に左足まで痙攣し始めてしまったので一旦自転車から降りてゆっくりとストレッチ、その後50mほど押し歩いてどうにか痙攣がおさまったところで登坂再開。

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ピーク手前からの眺め
右手前が御巣鷹山である。
山に向かって手を合わせ、軽く黙祷してからピークへと移動。
人生初の自転車でのぶどう峠到達である。

通過(写真)チェックポイント(143.2km)
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ぶどう峠・09:58着/想定クローズ09:32

距離から換算した想定クローズから20分以上遅れとる。

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2023May24Wed

【ある意味伝説の】BRM525神奈川300直江津(試走)-01【片道300BRM】 

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明け方近くの旧秩父橋
この時間帯にここを通過することもなかなかない。

東京から新潟まで本州を突っ切る片道300kmのBRM、一部の方には「あの伝説の直江津300が復活!」というと非常に感慨深いものがあるのではないかと。わたし個人的には「世界のけーこ」の逸話が残るブルべとして記憶しています。
諸事情から当時とは若干スタート/ゴール地点やコースそのものも変わっていたりしますが、そんな直江津300を走ってまいりました。

<実走行ログ:2019/05/12/00:00Start>

BRM511たまがわ400石廊崎のシークレットチェックポイント担当業務を終えて二子玉川癒しふれあい館に帰着後主/副担当のみいさん、ぜっとさんと一緒にゴール受付を設営。30分ほどで作業を終わらせ、自転車で帰宅していそいそと準備の後さっさと布団を被って仮眠…のつもりでいたものの案の定あれやこれやで手間取ってしまい、正味一時間ほどの仮眠の後22時半頃移動を開始。
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専修寺関東別院前

多摩サイから多摩川右岸、多摩沿線道路に遷移して多摩川沿いをひたすら遡行。
南多摩駅近くのコンビニで軽く補給を済ませてから大丸公園へ。

0時を回って日が改まったところで試走スタート。
本番は5月25日の4時に設定されているため、途中PCのOpen/Closeは四時間前倒しで考えなければならないので要注意。
スタート地点:大丸公園
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@2019/05/12/00:00

まずは連光寺坂を登って下って関戸橋で多摩川左岸に渡る。
しばらくはAJたまがわでもおなじみの川沿いルートを進み、通称「多摩サイ国立折り返し」から甲州街道へのアプローチはちょっと違うやり方をする。
甲州街道から新奥多摩街道、睦橋通りと続いて武蔵五日市駅前を右折。
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武蔵五日市駅

さすがに交通量が少ない秋川街道をえっちらおっちら。
勾配は緩いけれどしっかり登り。今回の試走に先立ち、5月1日に自動車で下見としてコースをトレースしてスタートからゴールまで走ったけれど、道の駅うえのまでの区間は自分では運転せず後部座席で呆けていたのでイマイチ印象が薄い。まっすぐ進めば二ツ塚峠を経由して青梅に抜けるが途中で左に折れて吉野街道方面へ抜ける梅ケ谷峠を通過。登っている最中に何かを踏んだのか、妙に甲高い音が響いて一瞬イヤな予感がしたもののその後は特に支障もなく。

吉野街道へのダウンヒルを堪能し、いよいよ個人的には最初の山場と考えていた軍畑駅入り口の急坂へ。ここは下見の際”しょっぱなからこんな坂あるんか…。”と、うんざりしたところ。
名のないピークを越えて松ノ木通りに入り、松ノ木トンネル(峠)を抜けたら成木。
さらにそこから名栗に抜ける小沢トンネル(峠)に向かう。
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小沢トンネル(峠)
坂のとっかかりから先のトンネル入り口まで見通せるこの直登、ホントきらい。

しばしのダウンヒルの後お馴染み名栗地区へ。
直近では春定峰の際に通った道を淡々と進む。
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星宮神社
今回天気予報が非常に良好なコンディションを示していたのでGR3を携行したけれど、やはり暗い中でもしっかり撮れるレンズって素晴らしいとしみじみ。

いつものように新井不動で給水してから山伏峠へアプローチ。
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新井不動

登り始めてすぐのところ、民家がまだまだあるところで四、五頭の鹿の群れと遭遇。薄暗い木立の中でこちらのライトを反射して瞳がキラキラ光る。道端の林の中からじっとこちらを見ているので撮影できるかと思ってカメラを構えようとしたらその動作を嫌ってか木立の奥に消えて行った。
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山伏峠
以前SR600Fuji挑戦の際、真夜中に通過したらダウンヒルで鹿に遭遇して少々肝を冷やしたので、今回登りで既に遭遇していたからやや気を遣って下ったものの、今回は遭遇することもなく。

R299に合流し、気持ちの良いダウンヒルを堪能した先が最初のPC。
AJたまがわでは使わないコンビニなのでなかなか新鮮。
PC1(74.5km)04:15着close05:00
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ファミリーマート秩父上野町店

本番開催時はここのクローズ時刻が9時丁度。エントリー数が80名ほど(物好きがそんなにいる!)いると聞いていたのでDNS二割として出走65名前後がそこそこ固まった集団として入店するため、車で移動する人たちが朝食を調達する時間帯と丁度被ってお店が混乱したりする可能性も十分に考えられるのでご挨拶。

わたし:あの~。二週間後、5月25日の土曜日なんですが、朝7時から9時くらいの間で晴れたら6、70人くらいの自転車乗りが断続的にお邪魔することになりそうなのですが…。
と、ブルべ開催のことを説明しようとし始めたら
店員さん:(やや食い気味に)あ、ブルべですか?わかりました!
わたし:(若干たじろぎつつ)朝食の時間帯と被りそうなのでご迷惑おかけするかも知れません…。
店員さん:あ、大丈夫ですよ、問題ないです!ご利用ありがとうございます。
わたし:お願いします。

自分はブルべ中に利用したことの無い店舗だったけれど、これだけ認知されていて嫌な顔ひとつされないというのはよその開催での利用状況が良いのだろうなという風に思える。やはりこういうのは地道な積み重ねが肝要ですね。

徐々に白み始めた空の下リスタート。
ブルべで小鹿野に抜けるのは、たまがわ開催では西上州やニッチツがあるのでお馴染みだけれど曲がり角がちょっと違うだけでなかなか新鮮な気分を味わえる。
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新旧秩父橋

小鹿野町に入った辺りで背中に太陽の輻射熱を感じた。
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日の出

道端のビニールハウス(?)の周りをなぜかウサギが飛び跳ねていた。
よく見るとハウスの中にはニワトリが数羽と外にいるのと同じ種類のウサギの姿が。半放し飼いみたいな状態で飼われているのだろうか?それとも穴でも掘って逃げ出した?
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ウサギが何羽かぴょんぴょん

すっかり辺りが明るくなったところで志賀坂峠の緩やかな登りが始まる。
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東京電力 新秩父開閉所

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赤平川の流れ

まだまだ交通量が少なく走りやすい、新緑が目に優しい峠道を淡々と進む。
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志賀坂峠をえっちらおっちら

そして志賀坂峠ピーク、志賀坂トンネル前に到着。
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志賀坂トンネル前でのお約束
もう、ここまでですっかり坂道お腹一杯状態だったけれど、この先メインのぶどう峠、副将格の菅平高原、そしてしんがりには涌井峠が待ち構えているのだと思うと走り始めてしまったことを若干後悔し始めた。
眺めは良いんだよ、眺めは…。

BRM525神奈川300直江津(試走) 走行記録-02につづく
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2023May23Tue

【カメラを携え】とある週末【軽くうろうろ】 

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BRM511たまがわ400石廊崎
シークレットチェックポイント付近からの眺め。
天候に恵まれ、参加者も楽しめたようで何より。

<2019/05/10(金)>
たまたまとある機会に「旧古河庭園のバラを愛でに~」という話題があり
バラに対して非常に造詣が深いひとみさんが「都内の隠れた名所」として挙げた本郷給水所公苑に仕事帰りに自転車で行ってみた。

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なかなか静かな雰囲気

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色も形も様々なバラの数々

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池にはキショウブ

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ヤマモミジ

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園内の構造物の配置はシンメトリーが基本になっているのだとか

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夕暮れ

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帰宅途上で東京タワーを見上げる
お豆腐屋さんの前のところの坂。


<2019/05/11(土)>
先だって認定試走を行った【BRM511 たまがわ400石廊崎】のスタッフとしてのお仕事。今回はスタート受付、送り出しとシークレットチェックポイント係。

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4時半過ぎに二子玉川癒しふれあい館に到着
他のスタッフと一緒にスタート受付を設営し、5時10分頃からスタート受付。

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6時台スタート組ブリーフィング

6時台参加者の送り出しを終えたころ虫さんクロさんがスタート見送りに、しばらく遅れて出勤前のイーチョねーさんも。

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虫:見て見て!わたしのチタン!!
チタンフレームバイクの質実剛健なフォルムって格好いいよね。

久し振りにお会いした(っていうか姿はしょっちゅう見かけているような気がする)アライさん親子と会話。
アライ:今年のPBP行くんですか?
わたし:行きますよ~。
アライ:わたしたちもプレレジストレーションは済ませたんだけどね、実は今年まだ200と300しか走れていないのよ、今日のこの400と来週の600(関東一周)で何とかしないと!
わたし:は?あなたたちFleche完走したし先週の「奥の細道1000」も完走してるじゃないですか!?
アライ:そうなのよ、毎週走っててダメージ抜けてないの。
いや、なんというか、すっげえタフネス。

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今度は7時台スタート組のブリーフィング

全員の送り出しが終わったところで機材をレンタカーに積み込み、ピンクロさんと二人で伊豆へ移動。試走の際当たりをつけておいた場所にシークレットチェックポイントを設営。

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シークレットチェックポイント設営完了

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手前にはのぼりを立ててみた
コーナーの陰に車が隠れてしまう配置なので参加者は最初にこののぼりを目にすることになる(はず)。

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シークレットチェックポイント付近での眺め

最初の走者通過は11時15分頃。
ここに来るまでにPCを二つ通過して、早川口から熱海までのアップダウンも走って5時間15分。距離約120kmなのでグロス23KPH近く。速い人はほんと速いよねえ。
途中、PIPIさんがプライベートで川奈漁港付近まで行って戻ってをする際に油を売りに来た。

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参加者を待つ合間に花を愛でてみたり
左は偶然尺取虫の姿も。

残念ながら一名だけ不通過の参加者がいたため若干もやもやしつつ15時頃撤収。
戻る前に網代駅前の間瀬に立ち寄って補給
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限定10食/日が残っていてラッキー

GW明け最初の週末だけあって道が非常に空いていて順調に進み、二子玉川癒しふれあい館前帰着は17:45。主/副担当のみいさん、ぜっとさんと合流してゴール受付を設営して帰宅。
翌日未明から走る【BRM525神奈川300直江津】の準備を遅まきながら始めたところ当初予定を大幅に超過してしまったため仮眠時間が一時間ほどしか取れないというなかなか悲惨な未来が伺える事態を迎えたのであった。
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2023May24Wed

【私的1000km】BRM511たまがわ400石廊崎 認定試走-03【8分延着】 

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それまで散々降っていた雨がゴールに辿り着いた途端に上がり
あまつさえ自宅に向けて走り始めたら日が差して来たりして。
本番はかなり良好なコンディションだったようなので
典型的な「試走担当者のみそぎ」ですね。


写真チェックポイントをリスタートしたのが想定クローズ時刻の約15分前で、通常であればこのくらいマージンがあれば少々気が休まるのだけれど、この先は今まで単純に折り返していたものの今年は新たにあいあい岬方面を回ることになっており、過去に走った経験がないこの区間を事前にチェックしたところではなかなか厳しい登りがある区間であるためオンタイム(=15KPHペース)で走り切れるかどうかが非常に怪しい。

そそくさとリスタート。
集落内の細い路地に入りしばらく進むと民家が途切れ、道は急勾配の坂に変わる。
雨がしとしと降る中淡々と坂道を登って行ったところ、左手の茂みから転げだすように飛び出してきた二匹の小動物が、わたしが照らしている明かりに驚いたように一瞬動きを止めてこちらを窺い、再び動き出してからはじゃれているのか喧嘩しているのか、ギャアギャア騒ぎながら右手の茂みの中に入り、すぐ飛び出してきて再び左手の茂みの中に姿を消した。
街灯は全くなく、雨が降っているため月明かりもなく、ぬれた路面に乱反射して前照灯の効果が低い、真っ暗な中を淡々と進む。
試走を担当したHideさん伊地知さんのツィートには眺めの良いあいあい岬付近の風景写真等が添えられていたものの、雨の夜ではそんな景色を楽しむべくもなく。

しばらく進むとコウスゲ公園管理棟と思しき建物の灯りが見え、公園を過ぎると下り坂。
トンネルをくぐると小さな集落があって、下調べが甘かったのでようやく坂道が終わるのかと思ったら再び登り坂が現れて思わず呪いの言葉を口にした。

因みにこの集落を何というのかと思って調べてみたら南伊豆町中木だったものの、地図で見るとあいあい岬を含む県道16号沿いの細長い土地が別の集落になっている。更に調べてみたら隣の入間集落に所属しているようでなかなか興味深いものがあったり。
190430C.png190430D.png
中木集落と入間集落

雨の中再び登り返してようやく下り、見覚えのある二條交差点まで到達。
この先はPCのコンビニまでほぼフラット区間なので必死に回す。おそらく時間はかつかつのはず。
ようやくPC3に到着したのは案の定クローズギリギリなのであった。
PC4(219.1km)
19042927.jpg
20:53/Close21:06
マージンはたったの13分。
折り返しでこんなに少ないマージンでは疲れからペースが落ちてしまう後半もあまり休憩できないという、なかなかしびれるシチュエーションである。

あとはひたすら戻るだけ。
(走ったことの無い区間は終了したので大体のコースプロファイルは頭に入っているし、後はコースコンディションがどこまで悪影響を及ぼすか「だけ」。)
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
下賀茂から下田を抜け、河津、稲取、熱川、伊豆高原、伊東…と、激しく降りしきる雨の中ひたすら淡々とアップダウンを繰り返し、伊豆多賀のPCまで戻って来た。

PC5(294.7km)
190430A.jpg
30/1:41/Close30/2:10
どうにかマージン30分まで回復。
相変わらず雨脚が強く視界が良くないのでダウンヒルで稼げない。
とはいえ小田原まで戻れば後はフラットな区間なのでどうにかなる…と思ったところで思わぬ(?)障害。睡魔の波状攻撃なのであった。
やはり600kmのブルべを走ってから150kmほどの距離を運転した後睡眠四時間ほどで挑むのはわたしの体力的にはなかなかハードなものであったようである。

2、30km程度ごとにコンビニに立ち寄ってコーヒーを飲んでみたり、走りながら歌を歌ってみたりしたものの一向に睡魔は散らず、ストップアンドゴーが増えるのでいたずらに時間だけを食い潰してしまっている状態。気温はそれほど低くないので天気さえ良ければ道端に転がって仮眠という手も考えられたもののあいにくの雨。あれこれ考えながら進んだところで透明なポリカーボネートで三方を囲われた屋根付きバス停が目に入ったのでそちらで休ませていただくことに。
19043001.jpg
当然ながらとっくに終バスは終わり、始発バスもまだ来ない
生憎ベンチは横たわれるような作りになっていないので座った状態で目を瞑ってしばし休憩。
時間を計り忘れたけれどおそらく15~20分ほどその場で休憩し、多少すっきりしたのでリスタートしてみたけれどやはりまだ少々眠気を引きずっていたので真鶴駅前のベンチでも同様に15分ほど休憩。
19043002.jpg
真鶴駅前ベンチ
真夜中でも煌々と照明が灯っているので夏場は羽虫が集まってきてかなりしんどいけれど、雨が降って気温が低めだったおかげでほとんど悩まされることは無かった。

真鶴をリスタートしたところでようやく眠気が散ったので改めてペースアップ。
その時点では若干オンタイムから遅れている借金状態。
周囲が明るくなってくるとようやく気分が乗ってきて、そこそこ脚も回るようになってきた実感がわいてきた。ところが小田原を抜け、大磯方面に向かって走っているとき、念のためにコーヒーでも飲んでおこうかと思ってコンビニを探してちょっと進行方向を確認し始めたところ、ハンドルに妙にごつごつとした違和感が。恐る恐る確認してみたら案の定前輪パンクなのであった。

グロスで18KPHくらいのペースで押さないと次のPCに間に合わないというタイミングでのパンク。一瞬DNFも脳裏をよぎったものの、離脱しても濡れネズミではどこに避難するというのかと腹を括ってパンク修理。
19043003.jpg
おそらく自分史上最速のパンク対応だった
CO2ボンベでエアを注入したらボンベが雨で一瞬凍り付いてちょっと難儀した。

残り時間と距離を勘案すれば20KPHを下回るペースで走ると間に合いそうにない。
最後の最後になって時間に追われるギリギリ隊状況で走らねばならんとは。
R1からR134へ。
19043004.jpg
腰越橋を左折して信号峠の連続区間へ

eTrexに表示されているPCまでの残距離と、現在時刻を照らし合わせてペースを確認しつつ、ギリギリ間に合うか間に合わないかというタイミングであることを改めて認識。途中、うっかりミスコースまでしてしまって時間をロスし、際どいタイミングでPCに滑り込み。

PC6(368.5km)
190430B.jpg
30/6:59/Close30/7:06
このタイミングでマージン7分。

取り敢えずここまで来たらメカトラさえなければゴール延着は無い。
やや気持ちが軽くなってリスタート。

19043005.jpg
雨に煙る横浜ランドマークタワー

相変わらず路面が荒いR1を北上し、多摩川を渡る。
右折すればほんの2km半で自宅だというのに左折して二子玉川に向かう。二子玉川発着で三浦や伊豆に向かうブルべの際、ヤラレ気味で帰ってくると右折して帰りたくなる非常に悩ましいポイントをなんとかやり過ごしてようやくゴールに到着。

Goal(405.5km)
19043006.jpg
30/9:08/Close30/9:30
どうにかこうにかゴールに帰着。
認定時間は26時間38分で、4/27/6:00の興津600スタートから起算すると75時間8分となってしまって残念ながら1000kmの制限からはタイムオーバーなのであった。

19043008.jpg
ひたすら雨中ライドだったので手指がしわしわ

ところがゴール直後に雨が上がり、帰宅途上では日が差す場面も。
19043007.jpg
ゴールした途端に雨上がる

私的スタート専修寺関東別院前着
19043009.jpg
平成31/04/30/10時ちょい前
こうして「平成最後の認定試走」が無事終了を迎えたのでありました。

【おまけ】
帰宅してシャワーを浴びて洗濯機回して、お昼過ぎから肉を食らいに川崎へ。
19043010.jpg19043011.jpg
ワイルドステーキ450gと
(画像ないけれど)ワイルドハンバーグ300g

駅前で少々時間を潰して開店早々いつもの立ち飲み屋さんへ。
19043013.jpg19043013b.jpg19043014.jpg19043015.jpg
明るいうちに飲むのはシアワセとしか言いようがない

いったん帰宅して落ち着いてからのんびりお風呂に
19043017.jpg
黒湯温泉でのんびりケア

世間では10連休とにぎやかではあるものの、わたし自身は翌日5月1日までがお休みの五連休。
その連休最後の一日は翌週試走をすることになっている【BRM525神奈川300直江津】のコース下見を車で行うことになっていて、短いながらもみっちり予定の詰まった有意義な連休なのでありました。
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2023May24Wed

【甘夏ゼリーと】BRM511たまがわ400石廊崎 認定試走-02【金目鯛茶漬け】 

19042916b.jpg
網代の間瀬本店にて
甘夏ゼリーと柏餅をいただく。
緑と橙の彩りが非常に目に鮮やか。


渋滞車列の脇を慎重に抜ける。
19042915.jpg
初島と伊豆大島
雲が多いのは仕方がない。そもそもが雨予報だ。

19042916a.jpg
ある意味通過チェックな間瀬本店
511の昼過ぎにサイクリストが複数名立ち寄るはずだとお店の方にお伝えしてみたところ、お店の方に”あら、いつもはお昼前なのに今回は遅いのね~。”と言われたり。
「いつも」というのはAJ神奈川だったりAJ西東京だったりを指すので”いやあ、今回はいつもより50kmくらい遠いところからスタートするんで2、3時間遅いんです♪””あら、そうなの。”
すっかりお馴染みなので「自転車で50km」という部分に対して驚きを示さない。
ここ間瀬本店さんは、フロアポンプの貸し出しをしてくれたり、二階の事務所スペースにあるトイレをサイクリストが靴を脱がずに利用できるよう大型のスリッパを用意してくれたりしているところなのでブルべ走行時に限らず、自転車で立ち寄る際にはマナーをわきまえて利用させていただきたいものである。
※通常利用時にマナー度外視で良いと言っているつもりはない。

19042916b.jpg
19042916c.jpg19042917.jpg19042918.jpg
甘夏ゼリーと柏餅(粒あん)をいただく

徐々に怪しさを増す空模様を眺めつつ先に進む。

19042919.jpg
手石島
いずれオープンウォーター練で往復したいと思いつつなかなか実現しない。

19042920.jpg19042921.jpg
汐吹岩付近とその先

いわゆる「川奈への急坂」を登ってゴルフ場脇をえっちらおっちら。
19042922.jpg
川奈から富戸方面に抜ける道はいつ通っても好き

PC3(151.5km)
19042923.jpg
16:20/Close16:38
大渋滞の影響もあって思いのほかマージンが増えないので実は内心若干焦っていた。

ここで天気予報を確認。
南伊豆方面は18時以降の降水確率が70%と表示されていたのでこの先確実に降られてしまう。夕食をいただくにしても雨に打たれて濡れネズミな状態では飲食店にお邪魔するのもはばかられてしまう…ということで距離と残り時間を勘案して片瀬白田の海鮮料理店、一心さんにお邪魔することに。
時刻は17時半頃、30、40分で食事まで終了したらPC3までグロス18KPHペースで走れば十分間に合うと計算していた。
先客は二組、内一組には料理が供し終わっていて、もう一組の料理もうじき準備が整いそうであることが見て取れる。軽く勝利を感じつつ名物の「金目鯛茶漬け」を注文。
アツアツの石鍋の中の金目鯛の刺身を載せたごはんに出汁をかけて供される。

こちらのお店ではサービスで、注文した客のカメラ(携帯)で調理過程を大将が撮影してくれる。厨房内に一般客入れる訳にいかんし色々危ないし。

19042924a.jpg19042924b.jpg
石鍋をガンガン炙る

IMG_5945.jpg
テーブルに供されたところ
この後大将が出汁を回し掛けして全体をかき混ぜてくれる。

19042924c.jpg
混ぜ合わさったところ
風味の効いた出汁と半生に火が通った金目鯛が非常に合う。

すっかり堪能しておいとま。
天気予報通り小雨がぱらつき始めていた。まだレインウェアを着なくてもやり過ごせそうな雨脚だったものの、濡れてから着替えるのは愚策と判断してお店の前で雨装備を装着。

19042924d.jpg
準備しているときに大将が一枚撮ってくれた
準備中なのでシューズカバー片方付いてない。

この先はひたすら雨中ライドとなった上、夜間走行になったので極端に画像が少ない。

19042925.jpg
いつものように伊豆稲取

雨が降りしきる中、日がとっぷりとくれてしまった東伊豆の海岸線を淡々と進む。
下田駅前を通過し、いよいよ輪行で引返せない区間に突入。
弓ヶ浜との分かれ道を右折して石廊崎に向かう、街灯がほとんどない真っ暗な区間に突入。
小さな集落を二つ三つ過ぎれば石廊崎漁港へ向かう分岐。

写真Chk(206.3km)石廊崎漁港
19042926.jpg
20:15⇒20時丁度頃/想定Close20:14
ようやく半分まで来た。
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2023May24Wed

【私的1000km】BRM511たまがわ400石廊崎 認定試走-01【後半戦】 

19042911.jpg
6時30分スタートで約90km先の小田原まで
グロス18KPHで走れば丁度開店時刻の11時30分に到着できる
そう踏んで走ってほぼ計画通りに到着。
幸先良いスタートではあったのだ、この時点では。

BRM427神奈川600興津クラシックのスタート時刻が4月27日の6時。28日にゴールして、翌29日6時にBRM511たまがわ400石廊崎の認定試走をスタートするとゴールの制限時刻は30日の9時となって、これは27日6時の75時間後、すなわち1000kmBRMの制限と同じものになるということに気づいてしまったので「私的1000kmチャレンジ」的な意味も含めて興津600石廊崎400を続けて走ってみることにしました。
過去複五回参加している1000kmのBRMですが、五本の内三本を落としてしまっていて負け越し状態。落とした三本の内ふたつは時間内にゴールに辿り着いているものの途中のPCに延着したりブルべカードを紛失してしまったり(これは論外)で、実際にゴールに辿り着けなかったのは昨年参加のA埼玉主催の鶴岡1000のみでした。
以上のことから鑑みて、自分自身としては決して1000kmのBRMが苦手というわけでもなく、むしろ距離だけ考えたら得意と言えなくもないものの、少々(?)やらかしが多いので今後1000kmのBRMに参加する際の走行計画のヒントのようなものになれば)という考えのもと実施してみた…というのは建前で、実のところ面白そうだからやってみるというだけのこと。自身の疲労耐性とかも確認してみたかったし。

<実走行ログ:2019/04/29/06:30~>
※おそらく降雨に伴う気圧変動のため340km付近の高低表示がおかしなことになっていますがお気になさらず。

興津から戻ってレンタカーを返却し、自宅に戻ってビールを呷って床に就いたのが1時近く。寝過ごしが心配だったもののどうにか無事5時には目覚め、バタバタと準備を整えたものの兵庫島公園到着は6時を回ってしまいそうだったので無理して慌てず、6時30分スタートで実施することにして移動。

19042901.jpg
専修寺関東別院前@5時30分過ぎ

19042902.jpg
兵庫島公園到着は6時15分頃
ツィートを流したりリプライを付けたりしながら時間を潰してからスタート。
三浦半島や伊豆方面に向かう際には自宅からスタート地点までの行程の約8割ほどを引き返すことになるのでいつももったいないような妙な感覚にとらわれる。
多摩川大橋からR1に合流して一路川崎から横浜へ。
ここはアスファルトが荒くてあんまり好きではない区間で、そんなことを考えつつ走行していたら路面ギャップで跳ねた拍子にケージに挿してあったボトルが吹っ飛んだ。
19042903.jpg
後続がいなくて本当に良かった


19042904.jpg
横浜市鶴見区の響橋
個人的に造形が非常に好みである上路式コンクリートアーチ橋。
幻の1940東京オリンピックの際、マラソン折り返し地点のランドマークとなるよう建造されたということを最近まで知らなかった。単に「好みの形の橋」という認識。
丁度路線バスの運行と重なってしまい、思ったようにはペースを上げられないまま横浜駅付近を通過。この時点で非常に空腹感を覚えていた。
というのも前夜遅くに帰宅してビールを飲みつつアテをつついていたので目覚めた段階ではあまり空腹を感じなかったし時間的にも厳しかったので朝食を抜いて自宅を出てしまったのだけれど、しばらく走行する間に内臓が目覚めて来たらしく、激しく空腹を主張し始めて来たのであった。

適当なところでそばか牛丼でも…と思いながら関内駅前、コースから少々外れたところの吉野家に一旦は入ったもののオペレーションが破綻していて頼んだものがいつ供されるか甚だ疑問だったためオーダーをキャンセルしてリスタート。これで10分ほど無駄にした。
コンビニに立ち寄って何か食べようかと思ったところで能見台駅前のマックに入り小休止。実はこの時PC1の位置を勘違いして覚えていて、わざわざマックに立ち寄らなくてもすぐにPCのコンビニで何か調達できたのだということに後から気付いた。

そして勘違いしていたので普通に素通りして先に進もうと思ったらeTrexの地図表示がおかしくなり、バグってコース表示が出来なくなってしまったものと思い込んで以後キューシート参照で走ろうと確認してみたらPCを素通りしていたことが判明して引き返すなど。
PC1(41.6km)
19042905.jpg
9:20/Close9:36
スタート早々にしてはなかなかきわどいマージンである。
危ういところでPC1タイムアウトとかやらかすところだった。

補給はマックで済ませてしまったので長居せずにリスタート。
19042906.jpg
下馬交差点手前の踏切は待ち時間がやたらと長い
鎌倉駅に近いので駅に車両が入線した段階から遮断機が作動してしまってとにかく長い。踏切の遮断桿を鋸切りでぶった切って検挙されたおっさんの気持ちがやんわりとわかるひと時。いや、それにしたってあのおっさんを擁護する気はさらさらないけれど。

海沿いに出てR134を西進。
19042907.jpg
護岸工事が完了している区間は非常に走りやすい

江の島を過ぎて片側二車線になった辺りから非常に軽やかに脚が回り、まるで600を走った翌日とは思えないくらいに気分よく速度が乗る。
PC2を過ぎてからのツィートではあるが、こんなことまでほたえていた。

大磯でR134からR1に遷移して西進するいつものコース。
19042908.jpg
個人的定点撮影ポイントな大磯松並木

スタートを6時半にした時点で開店時刻の11時半丁度くらいに到着できるだろうと踏んだ小田原ラーメンの鯵壱北條に、ぴったり予定通り11時半に到着して早めのお昼。
19042909.jpg19042910.jpg19042911.jpg
定番の鯵醤油 美味しゅうございました

ここまでほぼ完璧に時間管理ができていて、自分が自分ではないような錯覚に陥る。むしろ本当にこんな感じで大丈夫なのか?

早川口からR135へ。
そこからはず~っと断続的に渋滞車列が続くので慎重に走行。
19042912.jpg
どこからこんなに集まって来るのか
域外ナンバーも頻繁に見かけたし、中には東北や九州のナンバーの車も。まあ実際その土地から来たとも限らないけれど。

PC2(97.4km)
19042913.jpg
12:19/Close12:58

イートインで興津600のブルべカード記入をしたうえで店内のポストに投函。
19042914.jpg
これも計画通り

朝食で少々ケチが付いたものの以後非常に順調に推移していて気持ちが軽かった。
あとは当初から天気予報で確認していて降られることを覚悟の上でいた雨がどの程度激しいものになって走りに影響を及ぼすのかということが唯一にして最大の懸念事項だったけれど、実際にはそれだけでは済まなかった。

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2023May24Wed

【600ゴールは】BRM427神奈川600興津クラシック‐05(完)【400スタート】 

19042834.jpg
今年はブルべ中富士山を眺められずに悶々としていて
今回も駿河湾沿いを走っていた時にまったく見えず
非常に寂しい思いを味わっていたら
最後の最後のご褒美的にキレイな眺めの富士山が
いやあ、テンション上がった上がった(笑)

なんとなく軽く追い風のような感じで南下。
(昨日あれほど激しい向かい風だったのだからもうちょっと追い風奮発してくれても良いんじゃねえの?)ってくらいささやかな追い風を背に受け緩い下り基調の道を進む。
手前で一旦コンビニに入り、装備類の換装を行ったりしたのち塩尻峠にトライ。
スタートから何度か遭遇していたハヤシさんと一瞬一緒になったものの登りで離されてしまったので結局単独のまま淡々と塩尻峠登坂。

途中「焼肉+ラブホ」の奇跡のコラボレーション(笑)を横目で見つつえっちらおっちら登り、ようやくピーク。
19042824.jpg
塩尻峠ピーク

この先は気持ち良いダウンヒルなのだけれど、下り始めて早々は諏訪湖と富士山が同時に拝めるビューポイントがある。
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諏訪湖越しに富士山の頂チラ見せ
画像では判別しづらいものの、辛うじて冠雪した富士山の頂上付近が見える。

塩尻峠の高速ダウンヒルを堪能して岡谷市街地を抜ける。
折角なのでウナギでもいただいて帰ろうかとも思ったけれど、時間にあまり余裕が無かったので諦めてソフトクリームとじまんやき(大判焼き)で補給。
19042842.jpg
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富士アイスのソフトクリームとじまんやき
っていうか今の今(2019/05/06)まで富士アイスって岡谷のこの店舗だけかと思ったらまさか多店舗展開していて上田に本店があったとは!
世界は発見と驚きに満ちている。
※っていうか単に知識不足。

諏訪湖畔(南岸)を東進
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盛りが過ぎた桜の中に丁度盛りのモノもちらほら

19042827.jpg
諏訪湖越しに八ヶ岳

昨年のことを思い出しつつ感慨深く進む。
苦渋の決断を下し、落胆した三人を若干俯瞰気味に眺めていたあの高架下を通過して中河原交差点を右折、甲州街道を進む。
ダラダラした坂道を進み、ピーク手前のコンビニで小休止した後富士見峠を越えて気分の良いダウンヒル。
19042829.jpg
富士見峠クリア

長く緩やかで大層気分の良いダウンヒルを下って行くと正面に富士山の頂が
19042830.jpg
こんなん嫌でもテンション上がるわ

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こちらは南アルプスの峰々
どちらも白州蒸留所の手前(=北側)での撮影。

19042833.jpg19042834.jpg
左:円野郵便局手前 / 右:円野郵便局通過してすぐ
っていうかこんなんテンション上がらん訳がない。
(富士山!富士山!!富士山!!!)
正直なところなんであそこまでテンション上がってしまっていたのか、冷静に思い返すとよくわからないのだけれど、とにかく富士山を眺めながらテンション爆上げ。
まあブルべ中は本当にアホになるからねえ。

円野郵便局交差点から甲州街道を離れ、南アルプス市内を通過。途中ハヤシさんと前後したけれど、彼が風景撮影をしているタイミングでわたしが前に出たら以後そのまま。少々ごちゃごちゃした街中の道を抜け富士川沿いに出たところがPC…ではなかった。同じ「富士川鰍沢口店」という名称でありながらセブンイレブンとローソンは富士川を挟んであっちとこっちに存在する。
当初何も考えずにローソンに入ろうとしたもののeTrexの表示が妙だったので改めてブルべカードを確認してみてお店を間違えたことに気づいたのであった。危ない危ない。

PC4
19042835.jpg
7‐11富士川鰍沢口(528.7km)28/16:00
どうにか無事、正しいPCに到着できた。
リスタートしようとしたところで入れ違い気味にハヤシさん到着。

円野郵便局の分岐以降しばらく進んだところから吹き始めた向かい風は一向に弱まる気配を見せず、ひたすら吹き付ける。
IMG_7057.jpg
富士川の工事現場の吹き流し
風速は目視で概ね8~12m/s程度と推察される。

折り返しまで散々向かい風にさいなまれ、ようやく追い風の恩恵に浴せると思ったら塩尻あたりでほぼ微風に落ち着いてしまい、それでも向かい風よりはマシと腹を括っていたのにここへきて再び強い向かい風。今度は南風なので体感温度はそれほど低くならず、(冬季装備を着用して走っている参加者には少々厳しいかな?)と、余裕ぶっこいてヒトサマの心配をしている場合ではないけれど、富士川沿いは上っても下ってもいつだって向かい風なのでまあ覚悟の上。とはいえ思いのほか風自体が強かった。

19042836.jpg
身延線に遭遇
普段あまり遭遇しないのに今回は頻繁に出くわした。
連休特別ダイヤ編成とかあったかな。

19042837.jpg
行く手には嫌な感じのどんよりした雲
ほんの数回、顔にぽつぽつと細かいものが当たった感触があったけれど、雨粒なのか小さな羽虫なのか。まあその程度で済んで、降られることもなく厚い雲の領域を離脱。

19042838.jpg
山梨と静岡の県境に向かう坂
ここが一番嫌い。

19042839.jpg
富士川右岸へ
この橋を越えればもう大したアップダウンは無いので気が楽になる。
東海道を東進し、由比宿を通り抜け、薩埵峠を横目にバイパスを横断して歩道を西に。
ようやく見えて来た駿河健康ランドの灯りは非常に暖かく感じられた。
19042840.jpg
嗚呼わが麗しの全裸プールの館!
が、今回ここにゴール受付は無いので素通りしてローソンへ。

Goal
19042841.jpg
ローソン 清水興津中町(603.9km)28/19:50
認定時間:37時間50分
当初の予定では36時間ほどでゴールするつもりだったので二時間近く遅れてしまった。

ゴール後、そそくさと健康ランドに移動して小一時間温泉に浸かって身体を労わりそのまま即着替えて21時になるかならないかの頃合いには自宅に向けて出発。
「48時間パック」で借りているレンタカーの返却期限は28日の24時。
今になって冷静に読み返すと「24時までに返さないとレンタカーがかぼちゃになってオレの荷物がかぼちゃの種になってしまう」とか、気の利いた言い回しをしようとして激しくすべったおっさんそのものではないか。こういうのをデジタルタトゥというのだな。

何のかんのありつつも無事23時半頃には帰宅してレンタカーの返却完了。
そして翌日にはAJたまがわのBRM511たまがわ400石廊崎の認定試走が待ち受けているのでとにかくさっさと床に就いたのであった。
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2023May24Wed

【キレイな眺めは】BRM427神奈川600興津クラシック‐04【寒さと引き換え】 

19042818.jpg
薄桃色の林檎の華越しに
白馬岳方面の北アルプスの峰々の白い頂と
雲一つなく晴れ上がった青空のコントラスト
「雲一つない」=「放射冷却でアホほど冷える」ってことで。

道の駅下條でどん底まで落ち込んでいたメンタルも、走っていくうちに徐々に上向き。
30分の予定を2時間に延長した休憩のおかげでかなり回るようになって来た脚のおかげでつられて気分も引き上げられている感。
それにしても日が改まってもなお吹き続く北寄りの風(=向かい風)はどうにかならんものか。

三州街道小野宿、小野駅前のコンビニで小休止。ここは広いイートインがあるので助かる。一昨年の「ぐるっと安曇野」の際、命をつないでいただいた小野駅ではあるけれど、その時向かいにコンビニなんかあったっけ?まああったとしてもずぶ濡れ状態だったから入店ははばかられたとは思うけれど。
そんなこんなで小休止に立ち寄ったコンビニイートインでまったりしていたところ、コーヒーを飲んで座っていたら時空に歪みが生じてしまったようで、気がついたら15分くらい腕時計の時刻表示が体感とずれていた。得体の知れないマイクロチップが身体に埋め込まれてしまっていないかどうか心配ではある。
イートインでダラダラしている間にツィチェックをしてみたらばんばんさんをはじめ結構な人数の参加者がDNFしたようであった。
寒さはある程度我慢できたとしても、皆さん風に体力と気力を削られたようで。

明け方近く、空が白んで来たなかリスタート。やたらと冷える。
19042802.jpg
善知鳥峠取っ掛かりで「-4℃」
幸い路面は凍結していないようだったけれど、慎重に進む。

19042803.jpg
盛りは過ぎたもののまだ桜がキレイ

19042804.jpg19042805.jpg
そして分水嶺・善知鳥峠
昨年より若干早めのタイミング、ほぼオンタイムでの通過である。

善知鳥峠から塩尻に向かう下りは勾配が緩く曲率半径の大きなコーナーが多いので快適なダウンヒルが楽しめて好き。
19042806.jpg19042807.jpg
塩尻市街地に向けて一気に下る

曙光に照らされた塩尻盆地は空気が澄んでいて眺めが非常に良かった。
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左:浅間山・草津白根 / 右:飛騨山地
(のはず)

善知鳥峠から一気に下ってJRのアンダーパスを通過、サラダ街道からアルプスグリーン道路へ。
畑の中を進むと周囲は霜で真っ白。場所によってはサニーレタスが完全に霜を被っていたけれど、アレって売り物になるのか?ちじみホウレンソウとはわけが違うだろうに。とか余計なお世話ながら心配になる。
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畑は霜で真っ白、田んぼには氷が張る
あとほんの数日で五月ですよ、水ぬるむ季節っていつなの?

それでも前夜風が強く吹いてくれたおかげで雲は散り、放射冷却で空気が冷えたお蔭で景色は非常にくっきりと鮮やかに目に映る。
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飛騨山脈方面

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白馬岳方面
交通量の少ない時間帯なので非常に気分よく走れた。若干風は残っていたけれど。

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リンゴ畑は花がほぼ満開

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ちひろ美術館・トットちゃん広場

もうちょいでPCというところで踏切の遮断器が降りていた。
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信濃常盤駅
今回は何かと鉄道に縁がある。

PC3
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7‐11信濃常盤駅入口(394.1km)28/07:25
クローズタイムは8:16なので約50分のマージン。この先は例年時間を稼げる区間なのでこれだけマージンがあるとひとまず安心できる。

とはいえ一時間に満たないマージンなんかトラブル一つで軽く吹っ飛ぶので油断は禁物。
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2023May24Wed

【ネガティブ思考が】BRM427神奈川600興津クラシック‐03【渦を巻く】 

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柱状節理が生み出す美しい流れ釜淵
初めて目にした時からずっと心を奪われまくり
個人的には興津600における最高のビューポイントの一つ


東栄町に入って暫く経った頃、ミラーを確認してみたらそこにばんばんさんの姿は見えなくなっていた。まあそれでもこちらは例年通り釜淵で柱状節理を愛でる予定だし、その先には新野峠手前最終コンビニもあるからそのどちらかで合流できるはずなので気にせず進む。

そして今年も釜淵に寄り道、とはいえコース脇なので単に停まって小休止と言った体。
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愛してやまない釜淵とそれを形作る柱状節理
画像をツィートで流したりリプライに反応したりしていたところを予想通りばんばんさんが通過して行ったので後を追う。

しばらく走った先にあるコンビニにイン。
PC外のコンビニで、キューシートには「ここから新野峠を越えるまで無補給区間となる」旨注意書きがあるが、ここは地域のコミュニティスペースが併設されているので広くて明るくて清潔な無料休憩スペースとなっているため雨風もしのげるし時間が許せばのんびりできるし。
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ついさっきまでオモテ先生がいたらしい
途中、追い風400とコースを混同してしまってミスコースして36km余分に走ったのだとか。36km余分に走ってなおオレより先に進んでいるんか…。

しばしの雑談の後、どうせ登りで追いつかれるのだからとばんばんさんより若干先行してわたしがリスタート。新野峠に向けてえっちらおっちら。

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目には優しいけれど身体にはあんまり優しくない

予想通り途中でばんばんさんが追い付いてきた。
途中道の駅豊根で一旦停まって防寒装備の追加や暖かい飲み物で補給。
自販機の温かいおしるこが売り切れだったため軽く絶望感を味わう。てっきり売店が営業しているものと思ったら17時で閉店していた。まあ道の駅なら17時閉店は珍しいことでもないのだけれど、昨年ここに来た時には軽食コーナーは19時を回る頃まで営業していたので少々肩すかし。

準備を整えていざ新野峠ピークへ。
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ばんばんさんと登る
”いやーもー全然脚回らん!”
”同じく!脚まわんないから身体が冷えるし。
”ホント冷えるよなあ、装備足らんかも知れん。”
”昨日の時点で安曇野の最低気温予報0℃でしたからね、北西風が吹きっぱなしだから寒気が入り込んで来ているだろうし、何より放射冷却があるから余裕で氷点下ですよ。”
”マジかよ?氷点下の装備無い。”
”風がこのままなら体感はぐっと下がりそう。”

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標高1,000m地点通過

新野峠ピーク手前は短いながらも登坂車線があって、その区間を過ぎると勾配が緩くなったちょっとダレた坂道があって緩くカーブした先にピークがある。
”あのブラインドコーナーを抜けたら登坂車線が見えるんでそしたらすぐピークですよ!”
二、三回フェイクな情報を与えてしまった後ようやくピーク。
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ようやく新野峠越え(19時頃)
当初の腹積もりではあと2時間は早くここを通過するつ予定であった。
朝早かったこと、向かい風で相当消耗してしまったことの相乗効果でちょっと眠気が生じ始めて嫌な感じ。

取り敢えず4km先の道の駅信州新野千石平まで進むことにして暗くなり始めたダウンヒル。昨年パンク修理をしたトラウマスポットを過ぎたらすぐ道の駅である。
到着してトイレ建物内に入ったらベンチで一人のサイクリストが休憩していた。一瞬参加者かと思ったけれど反射ベストを着用していないので一般サイクリスト。
聞けば糸魚川の方に抜ける予定なのだとか。
用を足したり防寒対策の着替えをしたりしながら少々ダラダラ過ごす。
パネルヒーターが設置してあるのでトイレ建物内が暖かくてなかなか外に出たくない。

と、表にパトカーが停まって警官とばんばんさんが何やら会話している。何を話していたのか後から聞いてみると”「今日明日やたらと冷え込んで、明日未明には氷点下2℃になる予報も出ているのでくれぐれも野宿とかしないように!」って言われた。救急車とか呼んで迷惑かけるような奴らがいるんだろうねえ。”とのこと。やはりこのあたりなら氷点下まで冷えるか。

”このまま夜通し走るのキツイなあ、途中でやり過ごせるところどっか心当たりある?”
”伊那のネカフェは評判良かったですよ、昨年も利用した人多かった。”
”なるほど、オレはそこに逃げ込むしかないな。トリは?”
”行けるところまで行って塩尻過ぎてから道の駅のベンチでとか思っていたんですけどね、既にちょっと眠いんでどうしようかと。”
ひとまず伊那を指してリスタート。

ところが伊那どころか飯田にまで届かないうちに睡魔の波状攻撃が。
ばんばんさんの後方を走行していたのだけれど気がつけば離されていたり、逆に接触しそうになったりして非常に危ないのでここは一旦仮眠を入れることに。
”道の駅で30分ほど仮眠します、先行ってください!”
21時頃、道の駅下條に避難。
畳敷きの無料休憩室には先客のおじさん二人。かなり旅慣れた感じで畳に毛布を敷いてシェラフにくるまって寝ていた。迷惑にならないよう大きな音を立てないよう気遣いながら仮眠準備。今回は道の駅のベンチで仮眠を取ることを見越してエスケープヴィヴィとシルクのシェラフシートを携行していたけれど、屋内なのでシェラフシートだけで充分暖かい。

耳栓とアイマスクを装着し、携帯のアラームを30分後にバイブ振動設定にして目を閉じてうとうと。
30分後目覚めるも全く疲れが抜けた感が無く、さらに30分後にアラームをセットして再び目を閉じ、目覚めても疲れが抜けず…ということを3回繰り返し、結局2時間ほどその場でダラダラ過ごすこととなった。割り切って最初から2時間寝ておいた方が良かったのだろうけれどそれはあと知恵というもの。
これだけ仮眠しても疲れが抜けた感が薄く気分が上向きにならないのも初めての経験で、アラームを再セットするたびに気分が下向きになって(もうこのまましっかり休んでDNFでもいいや…。)という考えが増大していく負のスパイラル。
最終的にこんなツィートを投げるくらいにどっぷりと暗黒面に落ち込んでいた。
裏を返せばそれだけ序盤の向かい風によるダメージが大きかったのだ。

それでも下條から離脱するには新野峠を登り返すか飯田まで降りるしかない訳で、いつまでダラダラしていても埒が明かないのでひとまず飯田を指してリスタート。
この時点で若干ビハインドだったけれど昨年のそれと比較すれば誤差と言えるくらい。
しつこく「峰竜太のふるさと」アピールをする看板をやり過ごし、いくつか続く大きなアップダウンをクリアして飯田に入り、天竜川沿いの寂しい道を抜けて国道へ。
〔平坦⇒こぶ⇒平坦⇒こぶ…〕と続く道を淡々と進み、伊那市街地に差し掛かる。
ここは深夜営業のラーメン店もあるので店先に誰かの自転車があったりしないかと思いながら通過したけれど見当たらなかった。

市街地を抜け、ちょっと坂道を登ってしばらく進むと既に懐かしく感じるコンビニが右手に見えて来たので立ち寄り。
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ある意味運命の7-11
昨年ぜっと、虫、クロのパックと偶然邂逅したところ。

ここで暖かいカフェラテを飲んだらかなり落ち着いて来た。
そう、ほんの一週間前には某AJ理事をして「人を堕落させてしまうイケナイイベント」であると言わしめたTrace日本橋2019を走ったばかりなのである。
間に一週間挟んだだけで、現時点で本年最もゆるふわな認定走と最も過酷な(ものになるであろう)認定走である。
なんだこの両極端。

まあそれにしても冷える。
指切りグローブにモンベルのネオプレン製オーバーグローブという運用だったけれど、さすがに氷点下では厳しいので軍手に切り替え。
ただ軍手だとスマホをいじり辛くなるのが玉に瑕。

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2023May24Wed

【どちらを向いても】BRM427神奈川600興津クラシック‐02【向かい風】 

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天竜浜名湖鉄道・天竜浜名湖線
丁度タイミング良く駅から発車するところに遭遇。
コースが天浜線沿いだけれど丁度良いタイミングってなかなか来ないよねえ
さすがに運転本数少ないし。

静岡県最南端岬碑を後にして先に進む。
それにしても飛び砂が顔やむき出しの脚に当たってそこそこ痛い。普段から細い目を糸のように細めてガードしながらえっちらおっちら。
大型の風力発電風車がこちらに正面を向けてゆっくりと回っているけれど、ブレードが大きいからゆっくりに見えるだけで翼端はかなりの高速なはず。っていうかひとつ前のエントリにも書いたけれど風車がこっちを向いて回っていたら心情的には追い風であってほしいのよ切に。

そんなこんなで浜岡原発に突き当たってR150に復帰。
ひたすら向かい風の中を淡々と進む。
風に煽られふらつく上に後方から追い越して行く大型トラック、トレーラーが巻き起こす風にも翻弄されるのでなかなかおっかなびっくりの走行となった。
それでも朝のうち全天を覆っていた雲をその風が散らしてくれていたので景色は非常に良かったのでこの辺は良し悪し。

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いつかは渡りたい潮騒橋
掛川市に入り、潮騒橋を左手に見てしばらく進んだら一路内陸側へ。

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旧県道38号線 檜坂隧道
イギリス積みの煉瓦坑門が美しい。

古くはFlecheお城めぐり隊で、昨年は親切な自転車屋さんの対応にほっこりした懐かしい掛川駅付近を通過して天竜川方面へと向かう。

途中、天浜線車両に遭遇
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天竜浜名湖鉄道線・原田駅付近

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いしだ茶屋にてお茶ソフト

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二羽ずつ三つくらいの田んぼにいたシラサギ

天竜川を渡って浜松市域に入る。
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龍をかたどった飛龍大橋の街灯

踏切を通過したところで遮断機の警報音が鳴り始めたので電車の通過を待ってみた。
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遠鉄電車

天竜浜名湖鉄道とはつかず離れずのところを通る。
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天浜線を越える

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平八稲荷
昨年見た時とは鳥居の数と位置が違う。因みにGoogleMapsのストビューにはまだ古い画像が残っていたのでわたしの記憶が間違っていなかったことが確かめられた。昨年通過しただけなのに案外覚えているモノである。

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豊都稲荷
今回は遠巻きに眺めるだけで立ち寄らず。っていうか脚が削られてて余裕が無い。

PC2
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ローソン 浜松引佐金指(149.4km)13:11
ドリンクボトルの補充だけ行ってそそくさと退出、お昼はPCの隣にあるラーメン屋さんへ。
ランチ営業時刻は14時までで、昨年はランチ営業に間に合わなかった。

ラーメンてん丸
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19042737.jpg19042738.jpg19042739.jpg
塩ラーメンと半チャーハンのセット
勢いでセットにしたけれど、向かい風の中かなり運動強度を上げて走っていたので胃が喜んで受け付けるといった状態ではなかったため完食したものの食べ過ぎ感を夕方まで引き摺ってしまった。

若干食べ過ぎを後悔しながら走っていたら、前方に見覚えのあるシルエット。目を凝らせばたまがわジャージだったのでばんばんさんだと確信して追う。
しばらくして右折しなければならない交差点をばんばんさんが直進して行ったところで背後から声を掛け、引き返してきたところからしばらく一緒に走った。
”お互いマイペースで走ろう。切れたら待たなくて良いよ、置いて行って。”と、ばんばんさん
今回は特に走行計画のすり合わせをしている訳ではないので休憩や補給も恐らくまちまちなのでそれが理にかなっている。

下りで離れて登りで追いつかれる感じで平地では話をしたりしながらの走行。
ばんばん:ヤバいんだよね、計画だと新野峠手前まで脚を温存しているはずだったのにさ、実際温存どころか新野峠のこんな手前で脚売り切れちゃってるんだけど!
わたし:ですよねー。まさかこんなに削られるとは思わなかった。PC2で予定の一時間遅れですもん。
ばんばん:とにかく風が想定外!っていうかPC2から向きが変わるから風向き変わるかと思ったら相変わらず向かい風だしどういうことよ!!
わたし:取り敢えず(横幅がある)オレが前に出ますよ。
こんな時こそ「チームよこはば」の出番ではあるが、いかんせん風は北西から斜めに吹き付けてくるので風除け効果が非常に薄かったと後にばんばんさんに打ち明けられた。風除けにもならないとかただのデヴだろ。

大野宿外れの菅原神社を通過した時
わたし:あれが去年虫&クロが「オレが好きそう!」って評した石段ですよ!今年は登るために履き替えも持ってきましたけれど脚終わってて登る気がしない。
ばんばん:だよねえ。
そんな会話をしながらの走行。
今回誰かとお話しながら走ったのはこの区間だけだったなあ。
まあ、最初から示し合わせて走らない限り普段からあんまり人と話しながら走ることも無いけれど、それは誰でもおんなじことか。
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愛知県に突入

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2023May24Wed

【平成最後の】BRM427神奈川600興津クラシック-01【BRM】 

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こちらに正面を向けている風力発電風車
感覚的にはこの向きで回るなら追い風だろうと思うけれど
大型の風車というのは180°回頭するわけではないので
この向きでも向かい風であることが多々ある。
そして今回はそれが強烈だった。
いや、それにしたって向かい風で向きがこうだってのは
頭では理解できても心が納得しない。

業務上の都合にバッティングしてDNSすることはあったりしますが、ここのところほぼ毎年参加しているAJ神奈川主催、興津の駿河健康ランド発着600BRMであるところの「興津クラシック」に今年もエントリー。今年はPBPイヤーということもあり、四月中に一本、その三週間後の5/18にもう一本開催されるので「平成版興津600」「令和版興津600」という二つの興津600があって、令和の方は例年通り参加者数無制限で募集が行われましたが、平成版に関してはゴール受付は設営せずゴール後のブルべカードは郵送にて主催者に送付するという小規模運営だったため、基本的には過去の興津600完走経験者、もしくはそれに準ずるとスタッフが判断した人のみがエントリーできるものとなっていました。ちなみに427にエントリーした人が諸事情からDNSだったりDNFだったりしてもまだ518の募集受付は開いているという親切スケジューリング。
とはいえ今回わたしは当初からその双方にエントリーしていたり。

そんな「(個人的に)平成最後のBRM」となる興津クラシックはかつて経験が無いほど過酷なものとなりました。この日は関東周辺のクラブだけでもR東京の「浜松・鰻」A埼玉の「アタック日本海」とこの興津と、三本の600kmBRMの開催が重なりましたがそのいずれもが相当過酷なコンディションで走ることを強いられたようです。
虫さん曰く「平成最後の総ざらえ」だった二日間。
そんな二日間の記録を以下。

駿河健康ランドで前泊してからスタートしたい気持ち満々ではあったものの、前日の業務を早めに切り上げることが出来ず、終電での移動も困難だったのですっぱりと割り切って早寝早起き、レンタカーで当日移動しようと腹を括って21時頃布団に潜り込んで1時半頃起床。それから準備を始めて3時頃ようやく自宅を出発。
ひたすら雨が降り続く東名高速を暗鬱な気持ちを抱えて西進したけれど、天気予報を信じれば雨は朝早いうちに上がるはずで降られたとしてもスタート直後の一時間くらいと踏んでいた。
途中足柄PAに立ち寄って吉野家で補給。
牛丼並と卵、豚汁を注文して支払いをnanacoで済ませたら、残高がきれいに揃ったぞろ目となって小市民的幸せを噛み締めることになった。
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非常に幸先がよろしい

リスタート後には雨脚も弱まり、気持ちはやや上向き。
お馴染み興津の駿河健康ランドに到着したのは5時半ちょっと前くらい。
取り敢えず受付を済ませて自転車の準備をば。結局ブリーフィングは微塵も参加できていないけれどコースは概ね頭に入っているし、今回注意すべきなのはゴール後のブルべカード記入とカードの投函だろうから気にしないことにする。

<実走行ログ:2019/04/27-28>
  
準備自体は問題なく整ったのでスタートから遅れてしまうこともなく、装備品チェックの後スタッフ以外の参加者としてはほぼ最後尾にちかいところからだったものの正規時刻よりも少々前倒しでスタートできた。
東海道を西進し、しばらくは清水市街地を通過する。
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東海道を進む

信号タイミングが非常に悪く、先行した参加者がずらっと連なってしまっていたので少々ペースを落として間隔を空けてみたり。
そうこうするうちに後方からとんでもない勢いで追い越して行ったのがAJ神奈川スタッフのオモテ先生で、少々間を置いてから(折角なので追ってみよう。)と集団から抜け出す。清水市街の信号のあまりの繋がりの悪さにほどなく先生に追い付き、その後をハヤシさんとわたしが追うような形でしばらく進む。この状態はR150まで続き、走りながら久能山東照宮の写真を撮って遅れたタイミングでわたしひとりが信号に引っかかるまで続いた。
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R150

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ちなみにこれがちぎれる原因となった写真
このパッとしないものを撮るくらいなら普通に付いて行けば良かったよ。。。

信号リスタート後は前にも後ろにも誰もいない状態になったのでのんびり流しながらの走行、それでも追い風基調なのでなかなか良いペースで進めた。
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R150から眺める駿河湾

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お久しぶりの大崩れ

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大崩れからの眺めはやっぱり富士山がいない

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富士の代わりに藤

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大井川を渡る

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萩間川相良水門
直下に地震計が設置された、津波対策の水門である。

PC1
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7‐11御前崎港(70km)08:42
ここまでのペースはグロスで約25KPHで、追い風とはいえ非常に好調なペースだったので心軽やか。なぶら市場に寄り道してトイレをお借りしてからリスタート。

が、ここからがデスロードの始まり。

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キラキラ光る太平洋
雲が切れ始めて日差しが非常に気持ちいいけど風強くね?しかも向かい風!
実は今回アイウェアを持参するのを忘れてしまったので裸眼で走行していたのですが、この区間の強風で顔に当たり目に入る砂に結構難儀させられたのでした。
内心で呪詛の言葉を吐きつつ進むと前方に「静岡県最南端の岬碑」が見えて来た。幸いなことに周囲に観光客の姿が見えなかったので久し振りに記念撮影をば。

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凄く色鮮やかな感じになった
ちなみにこのモニュメントの足元は砂溜まりが結構深く、危うく転びそうになって変な声が出た。
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画面を左から右へ横切っているのがわたしの轍

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御前崎灯台

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白波が風の強さを物語る

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風の強さをお伝えしきれないのが残念

(御前崎を通過した時点で向かい風ってことは、このコース上だと次のPCまでの75kmはずっと向かい風ってことだよな…。)

晴れ上がった空とは裏腹に心はどんより重苦しさすら覚えていたり。

BRM427神奈川600興津クラシック‐02 へ続く

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2023May24Wed

【ダメな大人の】トレース日本橋2019走行記録-02【ヒドイいたずら】 

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思いっきり背中に落書きされてしまった酔っ払い
この後復活して起き上がり
河岸を変えてカラオケに興じた後
どうにかこうにか無事帰宅いたしました。


釜めしを食べ終わってまったりしつつリスタートの準備をしていたら反射ベストを着用した男女混成の集団が。Flecheのチームかと思ったらこちら同様Traceのチームでのみおんさんマツモトさんが所属しているチームだった。高崎辺りからスタートして碓氷峠を登るらしい。
軽く立ち話&情報交換の後彼らは店内へ、わたしたちは宇都宮を指して移動開始。

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安中市原市付近
天気がいいと杉並木の色も映える

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伊勢原市内のラーメン店で補給
この先のスケジュールをあれこれ検討。
モロ:このままでいくと際限なく遅くなるのでこれからはタイムコントロールしますよ。仮眠予定の「ベルさくらの湯」は24時までで出なきゃならないですからね。仮眠を正味三時間取ろうと思ったら入浴とか準備とか考えたら宇都宮駅前に18時に着かないと餃子を食べてから仮眠する時間が確保できません。

「餃子」「仮眠」というワードに敏感に反応した面々。リスタート後は結構ガチ目に走る。
ラーメン休憩の後PC2があったけれど印象に残っていない(笑)

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渡良瀬川渡る
足利市内に突入。

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魅惑の看板
”予定変更してさ、ここでDNFして飲み歩いて一泊しても良いんじゃない?”
誰からともなくこういう提案が出て、みんなまんざらでもない辺りがこのメンバーである。まあ少々時刻が早すぎたのでそのままスルー。

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足利学校前を通過

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出流原(いずるはら)弁天
名水で有名な弁天池がある(帰ってから調べた)

足利から佐野を抜け東武佐野線沿いに北上して葛生へ。
っていうか葛生って現・佐野市だった。
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葛生(原)人の骨発掘は1950年
ただし、現在では動物の骨や15世紀の人骨の誤認で原人の化石骨は全く無いことが判明しているのだとか。
※これも帰ってから調べた。

旧葛生町中心部のコンビニで小休止。
会長:今はさびれちゃっているけどここはセメント会社の企業城下町みたいなものだからねえ。
田中会長の奥様にゆかりがある地がここ葛生なのだそうである。
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旧葛生郵便局局舎
名栗にも似た様式のものがある。

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ユニークなつくりのガソリンスタンド

日が傾き始めた中、宇都宮での餃子と仮眠を目指してひた走る。
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結構真面目に走ってる

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「ポカリスエットの麦茶割り」は美味しくなかった
実は今回ドリンクボトルを忘れてしまいまして。
ポカリスエットの900mlボトルがボトルケージに丁度合うのでスタートのコンビニで購入してそれを使用していたのですが休憩が多くてあまり減らず、葛生の時点で半分ほど残っていたのでものは試しと麦茶を注ぎ足してみたら非常に不味い代物が出来上がってしまいました。
水分補給のために仕方なくちびちび消費しましたが、やっぱり安易な思い付きはロクな結果を招かないものなのだなあと。

そんなこんなでいよいよ宇都宮市に突入。
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栃木県こども総合科学館のH2ロケット
このままなら予定通り18時前には宇都宮駅前に辿り着けるというタイミングでりんぱぱさんが落車をぶちかますという事故が発生し、身体は擦り傷と打ち身程度だったものの自転車が自走不可能なダメージを負うこととなってしまった。それでも不幸中の幸いは宇都宮駅から1.5kmほどのところだったのでりんぱぱさんは押し歩きで移動。19時頃宇都宮駅前の餃子店へ。

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宇都宮餃子館東口イベント広場店
餃子をつつきつつあれこれ話をしていたところ、隣のテーブルに偶然ランドヌールが。
ぐったりと憔悴しきった感じはいかにもFleche参加者だなあと思ったらまさにそうだった。
まあ、たまがわジャージが目立ったのでたまがわチームと間違われてしまったのはご愛敬。
それにしてもFleche参加者とTrace参加者でかくも表情に違いが出るのかというくらい隣同士のテーブルでテンションが全く異なる状況だった。

自走不可となったりんぱぱさんと、自転車に乗ること自体が3、4か月ぶりな上に不慣れな新車投入で脚が終わってしまったというリュウさん「新旧AJ副代表コンビ」が離脱することになり、以後はモロ隊長、田中会長、べい理事そしてわたしという四人編成で進むことに。ちなみにここまでの道中で度々”これってDNFする方が難しいよね!”とうそぶいていたのがリュウさんである。もともと300kmくらいのコースを申請していたけれど、PC4まで走れば規定の走行距離200kmを超過するのでそこをゴールと定めることにして仮眠場所へと移動。
当初予定のさくらの湯では24時になったら嫌も応もなく退出しなければならないので24時間営業の南大門へ行くことに。
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お馴染み南大門

古河で始発電車に乗り込むために2時頃出発することを考えていたものの、南大門では1時以降追加料金¥1,400-が発生してしまう。一時間のために¥1,400-はさすがにもったいないと判断し、のんびりゆるゆる走ることにして、追加料金発生前にチェックアウトの後ロビーに集合してリスタート。

まずはPC3へ。
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さくらの湯至近のPC
まあ、もともとそういう計画だった。 

<実走行ログ:宇都宮⇒古河(2019/04/21>

ひたすら深夜から未明にかけてのR4を南下。
-2~‐1%の緩い下り勾配に加えて追い風気味。無理してクランクを回さなくともすんなり進む。

”これこそが本当の「下り基調」ってヤツだよね~!”
べいさんがウッキウキで語る。

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R4を南下

しばらく進んだところで先頭を牽いていたモロさん”ヤバいですね、このままだと早く着きすぎちゃって古河の駅前で寒い中時間を潰さなきゃならなくなります。”と、目に付いたコンビニに時間調整のために立ち寄る。

いったいぜんたいどこまでユルくできるのか。

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べい理事:ダメですよこれ、人を堕落させるイベントだ!(笑)

時間調整の後リスタート。
のんびり走っていてもペースが上がってしまうのはさすがの下り基調。
ビバ、真の下り基調!!

R4を離れ、工場やら倉庫やらがぽつりぽつりとある寂しいエリアを走行し、暗闇の中にともる光のオアシス的なコンビニがPC4改めゴールである。
会長:なんだか「いかにもゴールに到着した!」っていう感動が薄いコンビニだよなあ。
わたし:いやっほぉ~~~!ごぉぉぉぉる!!
理事:無理やり過ぎる。
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PC4改めゴール(210kmくらい?)

そこから約9km移動して古河駅前へ。
駅までの距離を6、7kmほどと勘違いしていたのでのんびりしすぎていて、改めて距離を確認したのち若干飛ばし気味に走る。
理事:昨日、今日二日間で一番真剣に漕いでる気がする…。
そんなこんなで無事古河駅前に到着。
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始発まであんまり余裕が無い

そこそこタイトなタイムテーブルではあったものの手際よく輪行準備を済ませ、駅前のコンビニでアルコール類と軽いつまみを調達してから駅のホームに移動、グリーン券を購入して入線してきた上野東京ラインに乗り込み、ひと通り落ち着いたところでお互いの完走の労(?)をねぎらう。
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かんぱ~い!
モロさんが浦和、理事が東京、わたしが品川でそれぞれ下車し、会長は大船まで。
ナイスプレイスの日比谷図書館に11時過ぎくらいに再集合することを再確認して解散。

無事帰宅してシャワーを浴びたり洗濯物を回したりと雑用を済ませて日比谷に向けて移動。
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日比谷図書館
うっかり有楽町から歩いてしまったけれど、日比谷公園南端のここに行くには新橋の方が近かった。。。orz

日比谷公園周辺をゴールに設定したチームもあるので自転車に乗って集合した人もちらほら。
ゴール受付を済ませ、各チームやコースを紹介するレセプション開始。
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チーム&コース紹介風景

レセプションはノンアルなので終了後は有志でアルコールありの打ち上げに移動。
とはいえ昼からお酒が飲めるお店はまあまあ限られているので場所は新橋の牛〇となった。
DNF者二人を含む「ホッピーでハッピー」チーム全員とFlecheを走った別チームのみいさん、momさん、Akkoさんや飛び入り参加のひとみさんばんばんさんも加わった結構な大所帯で飲んで食べて大騒ぎ。
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ビール飲んでホッピー飲んで肉を食らう

結構な長時間滞在してしまい、最終的な会計金額を見て一同騒然となる一幕も。
その後二次会のカラオケに流れたりして昼過ぎから夜までひたすら遊び倒した完走後なのでしたが、これはやはりTraceだったからこそのことであって(もし仮に我々が参加したのがFlecheだったとしたら、多分精魂尽き果てていてこんな流れにならなかったはずだろうなあ。)とか思ってみたり。

そんなこんなで前夜祭を含めて都合三日間、のんびりゆるゆる自転車を漕いでお酒を飲んでという楽しいイベントなのでした。制限時間を最大限活用すれば途中できちんと一泊宴会を張れるというステキイベント、来年以降も走りたいけれど今年PBPを完走出来たらR5000申請のためにFlecheを走りたい気持ちもあって今から少々悩ましい。

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一次会で落ちてしまっていた間にリュウさん、りんぱぱさんらに落書きされてしまったわたしの背中。AJたまがわのユーロシャツ(前開きカッターシャツ)はいま製作ラインナップにない品物だというのに。。。
ただでさえゆるゆるなイベントだというのにさらにそれをDNFしてしまったおっさん二人は無駄に元気があり余り過ぎていてはた迷惑この上ない存在なのでありました。
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2023May24Wed

【ダメな大人の】トレース日本橋2019走行記録-01【ゆるふわツーリング】 

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過去走った中で最も天候に恵まれためがね橋
雲一つない青空にレンガの橋梁が映える。

トレース(Trace)とは、フランス語で「道筋、轍」という意味を持つ単語で、フレッシュと同時に、毎年復活祭の週末に開催されています。
フレッシュは各地のサイクリストが1つの目標に向かって集まるもので、共通の最終目的地に向かって24時間で360km以上のできるだけ長い距離を走るチーム・ライドです。1チームは3-5台の自転車で編成され、最低でも3台の自転車が一緒に24時間走り抜くことが要求されています。トレースはフレッシュの妹分であり、1チームは2-6台の自転車で編成され、フレッシュよりも短い距離(最短で200km、最長で360km)で、走行時間の制限は緩やか(最長はAR日本橋トレースの場合の34時間)で、休憩時間の制限はありません。宿泊を挟んでの走行や、日中だけ走ることを選ぶことのできる、チームライドを楽しむためのイベントです。

本邦初開催となるTraceに参加して参りました。
参加メンバーはAJ会長(田中さん)、副会長(りんぱぱさん)、理事(べいさん)、前副会長(リュウさん)というAJ重鎮の面々に加えてモロさん、わたしがお供として付き従うといった体。チーム名はその名も「ホッピーでハッピー」という、まさに名は体を表すといったもの。
コース設定は長野県上田市で集合して宴会、翌朝出発して東進し、宇都宮で餃子をいただいて仮眠の後東京方面を指して南下するというもの。ナイスプレイスは日比谷図書館地下となるので各自自宅に自転車を置いて再集結できるような時間設定もなされているという、何から何まで計算されつくしたもの。改めてコース設定のモロさん本当にありがとうございます。

まあ、メンバーを見れば一目瞭然でしょうが呑み助しかいないこのチーム、徹頭徹尾飲んだくれることしか考えない道中と相なりました。
そんな記録をざっくりと。

集合は上田。
前夜祭開始時刻は18時30分に上田駅前のゴールデン酒場。
当初予約していたのはは17:30頃上田着の新幹線だったけれど、上田城の「千本桜まつり」の開催を知り、一時間半ほど前倒しで上田入りすることに。
品川駅でチケット変更して駅構内でちょっと遅めのランチ(&もちろんお酒)

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軽くお寿司をつまみつつ日本酒を

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理想的な自転車置き場確保(座席はすぐ前の窓側)

車内でも角ハイボール缶をちびちびやりつつのんびり。
先に上田に到着していた会長と改札口で合流し、わたしの投宿するホテル「角満(カドマン)」経由で上田城へ。

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素泊まり¥4,000-未満ですごくリーズナブル
リーズナブルなのはありがたいのだけれど、楽天トラベルで予約した際の屋号の標記はカタカナで、実際に掲示されている看板は漢字なので見落としてスルーしてしまった。せめて看板に小さくでもカタカナを入れておいて欲しい。

会長と男二人で桜まつり見物。
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宿に戻ったらちょうどりんぱぱさん、べいさんが到着したところで自転車を組み立てるというりんぱぱさん以外の三人でべいさんが行きたがっていた上田駅構内の焼き鳥屋さんへ。

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べいさんがウッキウキで足取り軽かった

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上田名物美味(おい)ダレに浸けていただく
※二度浸け禁止なのは串揚げとおんなじ。

18時半からで予約した前夜祭の会場へと移動。
しばらく音信不通で一体どうなることかと心配していたリュウさんが無事会場にいたのでひとまず心配事のひとつは解消。

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リーダーのモロさんからブルべカードの配布

飲んで食べてな前夜祭スタート。
画像残していないけれど当然ホッピーで乾杯してます。
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熊本でべい理事が夢を砕かれた(笑)馬刺し

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ボリュームたっぷりなチリトリ鍋
宴会用の品でメニューに標記が無かったけれど、お願いしたら供してくれた。お店の対応が嬉しい。

散々飲み食いして二次会へ移動。
以前、偶然お邪魔してから我々のお気に入りとなっているショットバーへ。
実のところこのお店で飲むために「上田スタート」としたと言っても過言ではない。
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品数が豊富なうえに非常に希少なものも多数

すっかりいい気分になって、途中朝食や寝る前の飲み物等を調達しつつホテルへ帰還。
翌日は朝6時スタートです。

明けて開催当日。
全員無事スタート地点のコンビニ前に集合。
配布されたフレームタグを取り付けたり。
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隊長のモロさんが「1」でわたしがしんがりの「6」
間にAJの重鎮が挟まる(笑)

スタート予定時刻の6時が近くなったのでみんなして店内に移動して時刻を見計らって証跡のレシートゲットのお買い物。
そのままスタートするかと思いきや、そこで買った品物を朝食として食べたり飲んだりで緊張感のかけらもなくダラダラ過ごすおっさん六人。ようやく重い腰を上げたのは、予定スタート時刻を30分ほど回ったところ。

<実走行ログ:上田⇒宇都宮(2019/04/20>
 
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6時30分頃上田駅前を出発

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見切れてしまった信濃国分寺山門(仁王門)
懐かしのSR600FujiにおけるPC(写真チェックポイント)である。
走行中なので撮影にしくじってしまった。

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気温低め(3℃くらい)でも日差しが暖かい

しばらくダラダラゆるゆる走っていたらいきなり始まった浅間サンラインに向けての坂道。
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坂道を登る

前夜の酒が抜けきっていなくてつらいだのさっき食べた朝ごはんがリバースしそうだのなんでR18まっすぐじゃいけないんだよだの、口々に文句を垂れるメンバーに対し”最短距離を通さないとコースの許可が下りなかったんだから我慢してください、相手は「あの」(AR日本橋代表)バンドウさんですよ!”と言い訳に終始したモロさん。本当に色々ご苦労様です。

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浅間サンライン、嗚呼浅間サンライン
ホント、可愛くない道だわ。

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浅間山がくっきり
眺めが良いのだけが救いと言える道。

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コンビニで小休止
防寒装備を解除。
それでもおっさん連中、一度停まるとリスタートまでが長い。

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べい理事のペダル
今では珍しい着脱式。輪行の時に邪魔にならずにいい感じなのだとつけたり外したりして見せて自慢(?)していたらサンライン走行中外れるというマッチポンプのようなフラグ立てと回収をこなした辺りはさすがの名人芸である。

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軽井沢町道路元標
何かのきっかけで見つけたけれど、今まで全く気が付かなかった。
中心部からかなり外れたところにあるんだなという印象。

行楽客でにぎわう軽井沢を慎重に抜け、碓氷峠へと向かう。
”今回のラスボスです。これをこなしたらあとはもう下りか平地しかありません!”By モロ隊長

”いやあ、きつい坂だなあ!(棒)”とか”しんどくて足付きそうだよ!(棒)”という、誰に聞かせるでもない小芝居を挟みながらの登坂。

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碓氷峠とうちゃく~

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一応記念撮影なんぞを

あとは気分の良いダウンヒル。
一気に降りてしまわずめがね橋で一旦停まろうということにして三々五々スタート。
路面には冬季に撒かれた砂が浮いていたので少々慎重に、写真を撮りつつしんがりを。
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春めいた彩が目に優しい
途中、ガードレール脇にいたカモシカと目が合った。
最も近いところで直線距離3mくらい。碓氷峠で猿以外の野生動物を目撃したのは初めての経験であった。

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そしてめがね橋に到着
信濃国分寺同様SR600FujiにおけるPCでもある。

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碓氷峠の桜は盛りを少々過ぎたところ

PC1に到着
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おぎのや横川店

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当然ながら釜めしをいただく

スタート前はスタート地点からの距離が約50kmだったので6時にスタートしたらグロス17KPHで走ると三時間ほどであることを鑑み”(おぎのや開店時刻の)9時前に着いちゃったら待機するの寒くて嫌だねえ。”なんぞと緩いことをほざいていた面々であったけれど、いざ到着してみたら10時近く。
ホントゆるゆるな道中である。

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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