【一か月ぶりの】津軽半島夏景色【津軽一周】
2019.08.14 Wed 11:25 -edit-
今回最も行ってみたかった
高山稲荷神社の千本鳥居
関連エントリ
PBPまで一週間を切っているタイミングで青森に二泊三日で行ってきました。
一か月前に走った女川龍飛1000の際には夜間通過となってしまった津軽半島を明るいうちに回りたかったし、PBP向けにオーバ-ホ-ルした自転車の慣らしもしたかったし、何より200kmのブルべコースとしてどうなのかを改めて確認してみたかったので。
前日まで往復の足を押さえることを失念していて慌てて駅で新幹線のチケットを購入、はやぶさの立ち席乗車券のみ辛うじて確保して三時間半デッキで過ごして新青森に到着、奥羽本線に乗り換え一駅隣の青森まで。

今なお残る連絡船への案内表示ペイント
駅前で輪行解除して本町のはずれにあるホテルに投宿。
フロントに自転車を預かってもらってタクシ-で篠田の市乃蔵さんへ移動。
15年ぶりくらい
すっかりご無沙汰してしまっていたものの相変わらず暖かく迎え入れて頂きあれこれお話に興じる。かつて一緒に海水浴したり銭湯で一緒にお風呂に入ったりしたお嬢さんは23歳となり、今は就職して横浜にいるのだとか。写真を見せて頂きましたが大層な美人さんに成長していて驚いた。っていうか、小さいころから美人になりそうな顔立ちでしたけれど。
大将おススメの美味しいお酒と肴を堪能しておいとま。
岩ガキ・アワビ・メバル・牛串
翌朝四時起床、四時半出発のつもりでいたら二度寝してしまって少々出遅れ五時過ぎに宿を出た。
<実走行ログ:2019/08/12>
青森駅前公園
仮想Start地点。広さは充分、トイレや自販機も設置されていて万が一の雨の際にも屋根のある場所がある。
駅前から国道7号線に出て跨線橋を渡ってすぐに右折。
龍飛をまわって十三湖の手前までは女川龍飛1000と同じコースを辿る。
青森森林博物館
翌日尋ねたら休館日であった。。。
「田酒」の西田酒造
やや雲が多目な陸奥湾の朝
平舘からは旧松前街道を進む。
色とりどりの丸ブイ
平舘の集落内を進む
前回は暗くなり始めての通過だったので人影がほぼ皆無だったものの、朝のうちの通過となった今回はあちらこちらで人の姿を見かけた。
白い鳥居の平舘神社
平舘お台場付近の松並木
平舘灯台
今別の街を過ぎ、いよいよ龍飛に向かう、かつてはアワビ道路と呼ばれた区間へ。
20年ほど前には雪が残る中竜飛から三厩まで歩いたものだったけれど、20年の歳月は道の雰囲気を一変させるに十分なのであった。
記憶に残る素掘りの洞門はそのほとんどが取り壊され、拡張工事が施され、切り通しになっていたり新規トンネルに置き換えられたり。
海沿いの家並みも小ぎれいになっていた
いくつか残る洞門
20年前は路線バスが通過するのがやっとというくらい狭く低いものだった。
船揚げ場の向こうがかつてわたしが歩いた道
折角なので観光案内所に立ち寄り。
龍飛岬観光案内所「龍飛館」
青森県土木課(だったか)が制作した30分ほどの資料DVDを鑑賞。
アワビ道路舗装の記録。
丁度青函トンネル工事真っ最中で、龍泊ラインは測量段階でまだ着工されていない時期のもの。今別から龍飛までのアワビ道路整備ってひと夏で完遂したのね、すげえ。
龍飛岬の碑
階段国道を登る
前回は鯵ヶ沢にある知人のお店から出発して時計回りに走ったのでここを下っているが、クリ-ト付きサイクルシュ-ズでは階段の下りが非常に危険。
龍飛灯台
折り返して津軽海峡冬景色歌碑前を通過。
さすがに観光客が大勢いたので歌碑は撮影せず。
いよいよこのコ-スの文字通り山場である龍泊ラインへ。
取っ掛かりから10%
一か月前は強風と夜間走行ということもあってかなりしんどく怖い思いを味わったけれど、今回は明るいのでしんどさはともかく怖さはほとんど感じないのでかなり楽に走れた感じ。
眺瞰台から龍飛、津軽海峡、北海道を望む
「ババヘラ」ならぬ「ジジディッシャ-」なアイス
行く手には眼下に伸びるワインディング
この道登って来るのもしんどいよなあ、さすが工事を自衛隊が受け持った区間。
七つ滝
快適な下りを思いっきり堪能して、小泊付近のちょっとした登りをクリア。
途中女川龍飛のコースから外れて十三湖方面へ。
十三湖(中の島)
お昼時を少々外したもののお盆休み期間中のドライブイン和歌山はわたしの前に13組ほどが待機している混雑ぶり。
とはいえ回転が速いので45分ほど待ったところで席に案内された。
しじみバター炒めとしじみラーメン
お腹を満たしてリスタ-ト、ここから先の区間は道が非常に綺麗で平らで走りやすいので大好き。
気分良い
片道1kmほど逸れたところにある高山稲荷神社へ。
ここの千本鳥居が今回の訪問のメイン。
正面の大鳥居
高台にある本殿に参ってから下った先にある千本鳥居
御朱印も頂きました
社務所の脇にバイクラックがあり、御朱印帳を預けて参拝に向かうことも可なのがありがたい。
再び鯵ヶ沢に向けた道を南下。
電柱の並びがエモい
鯵ヶ沢町内をかすめて東に向きを変え、一路鶴田町へ。
鶴の舞橋
木造の橋としては国内最長なので「長い木(長生き)の橋」という触れ込み。
晴れていると背景に岩木山が見えて非常に絵になるのですが、今回は生憎雲に隠れてしまっていた。
津軽鉄道 五農校前駅
青森ヒバ造の駅舎に掲げられている扁額に「農魂」とあったので、そんな変わった名前の駅なのか…と、あちこち眺めていたら丁度汽車が入線して来た。
いよいよ最後の登り区間、あすなろラインに突入。
ここは東側からしか登ったことが無かったけれど、西から登ると非常に走りやすい道なのだということを今回知った。
勾配緩やかで走りやすい
ただしこの区間の登りであちこちアブに刺されまくり、都合五か所くらい腫れが残っている(8/14現在)

あすなろライン石碑付近から
ちょっと雲がかかってしまって見えづらいものの、肉眼では陸奥湾と陸奥湾を往来する船舶の灯りが確認できた。
石碑から先は最高に気分の良いダウンヒル。
路面の荒れも少なく、勾配はきつすぎず、交通量が少ないので精神的に非常に楽。
油川で国道に合流して南下、R7を東に進んで市乃蔵前を通過、R7からR4に切り替わって暫く進んだ先のホテルに帰着したのは19時ちょっと過ぎの事。
気温がやや高めだったものの非常に気分の良いツーリング日和なのでありました。
この先色々調整をかけて、是非ブルべコ-スとして開催出来たら良いなあと。
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