【自転車と】第40回館山若潮マラソン【マラソンと】
2020.01.30 Thu 21:27 -edit-
フラワーラインを進む
天候に恵まれれば
青空と菜の花のコントラストが素晴らしい区間。
【2020/01/25(土)】
四時起床。
九州から遠征でR東京主催の【BRM125東京300km行ってこい伊豆高原】に参加するばんばんさんが蒲田駅近くに宿を取ったというので宿泊先からスタート地点のとどろきアリーナ前までエスコートしてからスタートのお見送りという段取り。
四時半頃自宅前を出発し、15分ほどで辿り着くつもりでいたのに場所をうろ覚えのままで向かったら少々迷子になったものの、見込みより5分遅れくらいで宿の前に到着。というかとても宿があるとは思えないファサードの建物であった。
専修寺関東別院前:四時半頃
概ね順調に走ってとどろきアリーナ前に到着したのは5時20分頃。200と300の併催だったこともあってかなりの人数が既に集まっていた。
お見送りにHideさん、ぜっとさん、momさん、イーチョねーさんがいたし、参加者の中にも見知った顔がたくさん。
とどろきアリーナ前
ばんばんさんと、彼女をアテンドして走る生郎さんのスタートを見送って一旦帰宅。
ばんばんさんとmomさんから色々お土産をいただいた
<実走行ログ:2020/01/25>
一旦帰宅してコタツに潜り込んでうだうだ。
【2020/01/26(日)】
※多摩川手前でいつものクセが出て若干遠回りになっているのはご愛敬。すぐに気づいて復帰したけれど。
一旦帰宅してコタツに潜り込んでうだうだ。
動いている分には問題ない装備ではあったけれど、お見送りの為スタートまでじっとしているには寒すぎるという状態だったので結構身体が芯から冷えていたようでなかなかコタツから這い出せなかったが、腹が減ったので仕方なくコタツから出て朝メシを用意して腹にしたため、もそもそと若潮に向けての準備。土曜日前泊、日曜日本番の一泊二日なので泊まりの準備も要る。日曜日の日中は雨予報だったので雨装備をどうするか、若干悩んだものの(本格的に降ったらDNSすれば良いので雨具は要らん。)と軽く考え、防寒用のウィンドブレーカーのみ。
【備忘録:館山若潮マラソン用装備】
・長袖コンプレッションインナー
・小金井チームサイクルジャージ(半袖)
・ラン用ウィンドブレーカー
・コンプレッションロングタイツ
・ランニングパンツ
・防水キャップ
・軍手(当日非使用)
・ネックウォーマー(当日非使用)
上記と一泊分の室内着、ランニングシューズを詰めたリュックを背負い、11時半頃一路久里浜港に向けて出発。
専修寺関東別院前:2020/01/25/11:30頃
第一京浜を南下し、横浜からR16、横須賀に入って逸見付近から衣笠経由で久里浜に向かう、フェリー利用時のいつものコースのつもりでいたけれど、今回は時間に余裕があったこともあり磯子からR357に遷移してブレーメンに寄り道。
横浜市中央卸売市場でお昼ごはん
ブレーメンでおやつ
14:45頃久里浜港フェリーターミナル着
往復のチケットを購入して船の到着を待つ。
15:25発の金谷丸
16:05金谷港着
宿は小金井トラチームの定宿で、スタート地点脇にある「民宿つのだ」さんと「第一渚ガーデン」さんなので、一旦宿を通り過ぎる形でR127を南下して木村ピーナッツへ。
定番のビーナッツソフトクリーム
Swarmでチェックインしたら、なぜかここのメイヤーになった。
折り返す形で移動して民宿つのだ着。
晩ごはん前の宴会部屋到着
小金井から車で移動している最中も酒盛りをして来たという面々は既にすっかり出来上がってメーター上がっていた。
そして今年も、徳之島でお馴染みのしのぶさんが投宿されていたのであった。
<走行ログ:2020/01/25>
※フェリー乗船中記録停止忘れ
晩ごはんを挟んで宴会第二部。
マラソンやトライアスロン、その他あれやこれやのお話で盛り上がり、翌日のマラソン大会本番をどうするかというお話に。
”寒そうだし雨降ってたらやめたいよねえ。”というのがみんなの意見ではあった。ところが天気予報を確認してみたところ9時台までは傘マークがついていたけれど10時台以降は曇りの予報となっていて、フルマラソンスタートは10時なのでほんの少々降られるだけではないかという希望的観測導き出されてしまい、なんとなく走る空気になってしまっていた。
元々の雨予報でモチベーションが根こそぎ持って行かれてしまった状態なのでなかなか気分が盛り上がらぬまま部屋に戻って就寝。
【2020/01/26(日)】
明けて大会本番。
窓の外はしとしと雨が降る音がする。
サトシがジャンパーを着こんで朝の散歩に行って帰って来たけれど”しっかり降っててガードマンやスタッフもみんな雨合羽着てるよ。”スマホを取り出して時間ごとの天気予報を確認してみたら、雨の時間帯が前夜確認したそれより後ろにずれ込んでしまって14時台まで畳んだ傘のマーク、15時台以降雲のマークに切り替わっていた。”走りたくねえ、本気の本気で走りたくねえ…。”とグダグダ。個人的にはAJたまがわでの【遠征佐渡ブルべ】に負けずとも劣らぬくらいに走りたくなさに心が満たされた朝なのであった。
だらけるオトナたち
それでも表を見るとスタート/ゴール地点には参加者が三々五々集まって来ていてやる気に満ち溢れた方々はウォームアップランをしていたり。
どうやったらモチベーションを高められるのか
DNSする気満々でいたのに”折角だから最初の回収ポイントで収容車に乗ったとしても、スタートだけは切ろう。”という流れになってしまったのでしぶしぶスタート地点に移動して全員は揃わなかったけれど記念撮影。
参加者と応援者半々くらい@民宿つのだ玄関
スタート地点へ移動
(青いウィンブレ&赤いキャップがワタクシ)
10時丁度にスタート
しとしとしとしと冷たく細かい雨がそぼ降る中淡々と走る。
最初の回収ポイントで本気で収容車に乗りたい気持ち満々で。
頭に風船を付けた4時間のペーサー二人組が追い越して行ったけれど、現時点のわたしの走力では少々厳しいので追走はせず、徐々に差が開くに任せていたらキタさんが追い付いてきた。”なかなか良いペースじゃないの?””いやあ、ちょっとオーバー気味ですね、6分半くらいで行きたいんですよ。キタさん目標タイムはどのくらいですか?””四時間くらいかなあ。””オレは5時間切れたら御の字です。あ、4時間のペーサーが少し前に行きましたよ。””そうかあ、それじゃ!””行ってらっしゃい!”徐々に差が開いて行って、周囲に知り合いのいない状態が以後ゴールまで。
しばらく淡々と走っていたら後方から集団が近づいて来る音。4時間15分のペーサーとその後ろに付いた集団だった。しばらくそのペースについて行ったものの、明らかにオーバーペースであった。
21km地点手前で既に遅れ始めて単独に。
4時間15分ペースから脱落したあたり
フラワーライン入り口から折り返して館山市内方面に戻る。すぐに4時間30分のペーサーと集団が来たのでしばし追走。寒かったので汗をかいた自覚は無かったものの、エイド毎にきっちり水分補給と時々補給食をしていたら遅れてしまった。
そんなこんなで走っていると後方からペタペタ音がして、裸足ランナーが追い越して行った…って、裸足ってだけじゃねえぞ!
キレイなフォームをしておる
最高気温6、7℃くらいで道端には低体温症を起こしてレスキューシートに覆われて収容車を待つ一般参加者が一人や二人ではなかったというのにこの格好で走れるということはしっかり一定のペースで走れていて体温が維持できているということで、非常に羨ましい限り。
そんなこんなを考えつつ走っていたら、27km付近の第三関門。ここから先は非常にえげつないアップダウンがあるのをすっかり忘れて序盤のオーバーペースで脚が死んでしまっていたのでなかなかの地獄を見た。フルマラソンで最も厳しく感じる30km付近以降がコースとして一番厳しいアップダウンの区間というのはなかなか鬼。この辺を走行中に4時間45分のペーサーにもパスされてしまった。(5時間切れたら御の字!)とは思っていたものの、正直4時間半くらいで走り切れるだろうと根拠なく考えていたのでなかなかショックが大きかったけれど、走り込みを始めたのが今年の元旦ロードレースからなのでさすがにそんなもんだろう。
思いっきり失速して海岸沿いの最終関門を通過、それまでの山の中ほどではないものの緩やかでうねるようなアップダウンが続く海沿いの道を進み、海上自衛隊基地前からようやく平坦路。残り3kmほどになったところでようやく脚が戻って来てゴールまでは6分/kmペース。どうにかこうにかゴール通過はグロスで4時間45分。
3年前より50分遅いゴール
<実走行ログ:2020/01/26>
ゴール後のお楽しみである豚汁
菜の花入り。
宿に戻って風呂に入って身体を暖め、用意してくれていたおしるこをいただく。
未明から大会終了までしとしと降り続いた雨がようやく上がり、路面もウェットからセミウェットへ。つのだから金谷のフェリーターミナルまでは25km弱しかないので荷物を背負っていても一時間ほどあれば到着できるのでターミナル到着は17時半過ぎ。
18時で営業が終了する軽食コーナーに移動していつものようにびわソフトをいただこうかと思ったら…。
なんてこったい!
仕方が無いのでターミナルの外にでて、待ち時間を利用して晩ごはん。
金谷食堂
刺身盛り合わせとアジフライをセットにした金谷定食
フェリー着岸
往路で乗ったのと同じ金谷丸であった。
19時ちょい過ぎに久里浜港着
金谷でフェリーに乗り込むところでわたしと同じく館山若潮マラソンに参加したという、仲間で車乗り合いで参加していた男性に声を掛けられ、問われたので自走で帰宅すると応えたらかなり驚いたうえ、久里浜に到着してから信号待ちで並んだところで”気を付けて帰ってくださいね!”と声を掛けられ、非常に気分良く帰路に就けた。約2時間半で自宅前に帰着。
専修寺関東別院前:2020/01/26/21:50頃
<実走行ログ:2020/01/26>
※今度はちゃんとフェリー乗船中記録を止めた。
ゴール後宿で入浴したものの、70km以上走って来たので改めて身体のケアのために黒湯温泉に浸かるべく銭湯へ。
照の湯のメイヤーである
温まったところで某鳥貴族に移動して軽く補給。
たんぱく質が欲しかった
少々のんびりして、日が改まったところでお店を辞去して帰宅、就寝。
「優先エントリー権」のかかった【小江戸大江戸200Kフットレース】まで1か月。
走り込み不足は否めないものの、終盤の脚の戻り具合になんとなくうっすら光明が見えたようなそんな大会でありました。事後の足腰のダメージ自体はそれほど残っていないので、走り込みを重ねれば何とかなるのではないかという希望的観測をば。
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【88時間43分】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-11【ようやくゴール】
2020.01.25 Sat 09:55 -edit-
ゴール前最後のPCであるDreux(ドル―)では
「レストランでパリブレストを食べられる。」と先人から聞いていた。
往路のブーランジェリーでたまたまいただいたので
往路、復路で本場のパリブレストをいただくことになった。
<実走行ログ-8/8(再掲)>
食事を終え、まきよさんたちと別行動を取ってPC内をうろうろ。
軽く仮眠出来そうな場所を探したけれど、お祭り騒ぎのような会場なのでなかなか静かな場所が無い。(やはり仮眠所でしっかり寝たほうが良かったか?)なんぞと考えながら歩いていたら、PC外休憩所以来の遭遇となるいぢちさんとばったり。
いぢちさん
二言三言会話を交わして各々逆方向へ。
建物脇で日当たりの良いところに丁度良いベンチを見つけたのでアイマスクと耳栓を装着して横になって小一時間ほどまどろんでから起きだし、残り200kmへ出発しようと自転車に近寄る。
駐輪スペースに移動し、ふと気になったことがあって後輪を持ち上げて空転させてみたら…リアホイールがブレブレでぐにゃぐにゃしていてアーチ全開放にしているのにガシガシブレーキシューに擦っているし。その時ようやく、走行中横に並んだ外国人参加者が手のひらをひらひらさせながらわたしに話しかけて来た理由が腑に落ちた。(いやはや、こんな状態ではペースが思うように上がらないのは当たり前だわ。)蓄積疲労からペースが上がらなくなっていると思い込んでいたけれど、少なくとも原因はそれだけではなかった訳だ。
(やはり夜間走行中に耳にした金属音はスポーク破断のそれだったのか?)
後輪をゆっくり空転させ、スポークの状況を確認してみたものの、何周回しても折れたものが見つからないので手で触ってスポークのテンションを確認してみたら、一本だけぐらぐらしていたものに気がついたけれど目視では異常が確認できない。テンション調整のためにツール缶からニップル回しを引っ張り出すべきか否か少々逡巡したけれど、折角なので振れ取りも含めてプロに整備をお願いしようと考え直してメカニックのところに移動しようとしたところではるさんが通りかかった。
はる:今到着ですか?
とり:二時間くらい前に着いて仮眠してリスタートしようと思っていたところ。
はる:順調ですね~。
とり:いやあ、それがさあ、後輪こんなんなのよ。
と、空転させてブレブレになる後輪を見せる。
はる:こりゃ大変ですね。スポークですか?
とり:どうもニップルが緩んでいるみたいなんだよね。折角だからメカニックサービスのところに持って行って締め直してもらってから出るよ。
はる:じゃあ、ボクはこれから休憩します。
とり:ゴールで!
はる:ゴールで!
メカニックサービスコーナーに移動して順番待ち。
メカニックは2、3人いたものの英語話者は一人だけのようで、フランス語ができるかどうか聞かれたので否定すると”ちょっと待ってて!”と待機するよう促された。
まあ、英語だってロクにできないけれどな。
順番待ち
20分ほど経過したところでこちらの番が回って来たので担当者に症状を伝える。とはいえ言葉はほとんど使わず、後輪を浮かせて空転させた後にぐらついているスポークを示したくらい。
もちろん先方はそれで症状を理解して調整をするためハンガーに自転車を引っ掛け、ニップル回しを取り出して調整を始めた。
メカニックサービステントのバイクハンガー
暫く調整をしていたけれど、首を振りながらこちらに向き直ってスポークのニップル部分を指差し何やらあれこれ説明し始めた。どうやらニップルのねじ山がバカになってしまっているのでニップルごとスポークを交換しなければならないとのこと。本来調整作業は無償サービスで、テント内に置かれたボックスに寸志を投入するスタイルだったけれどスポークの実費と工賃で€300-かかるとのことだったので了承して修理を依頼。
それ以前に€100-を箱に突っ込んでいたので都合€400-支払うことになってしまったけれど、走れなければお話にならないのでそこでセコいことを言い始めても仕方がない。
メカニックさんが近くにいた彼の息子と思しき少年二人にお金を渡して近くのパーツ屋台でスポークを調達してくるよう指示して、わたしの後ろに並んでいた参加者の自転車の整備に取り掛かった。”まだしばらくかかりそうだから休憩してくるかい?”的なことを言われたけれど、休憩は既に終わっているので整備が完了したらリスタートしたい旨をつたない英語で伝えてその場に留まったけれど、後から考えた時に(あの時もう一回休憩しておけば良かった!)と思うくらいに最終的には時間がかかってしまった。
メカニック氏は戻って来た息子さんたちにわたしの自転車のリアホイールを取り外し、タイヤ、チューブ、リムテープを外してスポーク交換するよう指示してから(※息子氏のその後の行動で判断)しかかりの整備を進め、完了させた。
息子さんたちが作業を続けている間、簡単な整備を更に2件ほどこなし、彼らがスポーク交換を終了させて降れ取り台で四苦八苦していたところでようやく交代。最終調整をしてタイヤを復旧し、フレームに後輪を装着。それでも多少の歪みが残っているようで、空転させるとややうねるような動きを見せる後輪を指して”今はこれで調整限界だよ?”的な説明。ブレーキシューに接触するような振れではないので了解して受け取り、ようやくメカニックテントから出たのは並び始めてから一時間半から二時間弱ほどが経過した頃。
やや日が傾き始めた中リスタート。
気持ちの問題もあるのだろうけれど心なしかペダリングがスムーズで気分が良い。夕暮れ時の田園地帯を淡々と進む。日が落ちて気温が下がって来たものの、前夜ほどには冷え込みを感じない。Edgeの画面に表示される気温も前夜よりかなり高めだったので防寒にレインウェアを着込むほどではなく、アームカバー装着程度で遣り過ごせる程度。
寒さは感じなかったものの、眠気は非常に感じてしまってかなりふらつき始めてしまったので小さな私設エイドに立ち寄って温かいコーヒーをすすり、ストレッチをして眠気を散らせてからリスタート。ところがしばらく走ったところで再び睡魔が。次のPCまで20kmほどのところ、マメール(Mamers)という大きな街の中心部に設営されたでかなり大規模な私設(というか非公式)エイドに立ち寄って再びコーヒーを飲み、隅っこに腰掛けて少々のんびりしていたところで若い日本人男性参加者が声をかけて来た。
夕方到着して仮眠していたら辺りが真っ暗になってからお祭り騒ぎが始まっていて驚いたというようなことを語っていた。最終日の前夜なので盛り上がるのだろうなあ。
非公式エイドで二度目の休憩
ヴィレンヌ=ラ=ジュエルからモンテニュー=オ=ペルシェまでの80kmほどの距離の間で二回も休憩を入れているくらいには眠かった。軽くうとうとしてからリスタート。さっきの青年は見当たらなかったのでこちらがうとうとしている間にリスタートして行ったか。
相変わらず少々眠いものの、どうにかこうにか約20kmを走り切ってPCに到着。
Control(1093.5km)
Mortagne-au-Perche
仮眠とスポーク交換、途中の非公式エイド二回立ち寄りがあったためかなりマージンを食い潰してしまってクローズ時刻まで30分を少々切ったくらい。それでも次のPCまで77kmでクローズまで6時間45分あるので11.4KPHで間に合う。15KPHで走れば一時間半以上余裕を持って到着できるのでこのPCで仮眠してから進むことにした。軽く補給の後レストランのテーブルに伏して一時間ほど寝るつもりで目を閉じた。
皆さんお疲れ状態
疲労のため、ざわついた中でもそこそこぐっすり寝てしまって一時間のつもりがふと気づけば二時間になろうとしていた。仮眠の長さは一時間弱くらいで切り上げるか三時間くらいガッツリ寝るかが個人的には良いようで、二時間という中途半端な長さの睡眠が一番休まらない。とはいえのんびりしていると次のPCを延着することにもなりかねないのでそこそこ慌ててリスタート。
走りながらもやはりどうにもすっきりしない感じがして困った。というようなことを考えながら走っていたら前方にAJ反射ベストを着用した参加者の後姿が見えたので追い付いてパスしようとしたところで”お疲れ様!”と声をかけてみたら数時間ぶりのまきよさんだった。”ちょっと眠いので眠気散らしに一緒に走ってもらって良いですか?”こちらも今ひとつすっきりしない状態だったので快諾し、以後再びあれこれお話しながらの走行。途中、会話をしながらも無意識に左側車線を走っていて正面から近づいてきた自動車のヘッドライトに照らされて慌てて右車線に戻るひと幕も。疲れてくると脳が働きを止めてしまって身体が覚えている通りに動いてしまうので非常に危険。
そんなこんなでしばらく走っていたところ、緩い下り坂で集団のテールランプに付いて走っていたら、前方から数十台の自転車の集団がこちらに向かって走って来た。周辺が真っ暗な深夜の時間帯に一体何が?と思ったけれど、わたしたちの少し前方を走っていた人たちがUターンをし始めたところでGPSの表示を確認してみたら脇道に入るべきところをそのままミスコースしてまっすぐ進んでいたのであった。(ランタンルージュがキレイ♪)なんぞと呆けていると思わぬところで落とし穴がある。
前走者に任せっぱなしだと、時にしくじるのは洋の東西問わず
徐々に空が白んできて周囲が明るくなって来たところで亀太郎のすーさんに追い付いた。
ランドナーに乗ってヘルメット無しのキャップスタイルで、ファッションと相まって古き良き時代のツーリストといった体。PBPではヘルメット装着義務は無いのでノーヘルでも問題ないので割り切ったファッションでの走行もアリ。
最終日の夜明け前
三人であれこれ会話しながら走行。
今回のPBPに合わせてデザイン、制作されたAJオリジナルの反射ベストは後方からの見え方が非常に特徴的だったので、後方から追い付き、パスする際には日本語で”お疲れ様!”と声をかけていたけれど大部分の参加者は単にこちらを一瞥するだけなのでなかなか寂しいというような話をわたしがしたら非常に盛り上がってしまった。日本人全参加者のうちわたしが知っているのはおそらく一割かせいぜい二割程度だったからということもあったのだろうし、こちらは好きで勝手に声を掛けているだけだからそれに応えることを強要するのはいわば好意の押し付けになるので控えるけれど、”わざわざ日本を離れて異国を走っているのに、特に知り合いでもないヤツから日本語で話しかけられるのは勘弁!”とか考える人も中にはいるのだろうなあと。その心情もわからなくはない。
すっかり明るくなったところでゴール前最後のPCに到着。
ここからゴールまでは45km弱。
Control(1,171.0km)
Dreux
まきよさん、すーさんと共に食堂へ。ACP公式のPCで唯一パリブレストが食べられるのがゴールひとつ手前のここなのだと出国前にPBPの諸先輩から伺っていたので満を持して購入。
パリブレスト食べるよ~~~。
パリブレストを食べ終わり、諸々準備を整えてリスタート。
連絡が上手くいかずにまきよさんたちとは別行動になってしまい、単独でゴールに向かう。
ゴールまで44km
— Trinity is すきすき♡ひややっ子☆うまなみさん (@tri1021) August 22, 2019
ゴールクローズまで3時間10分。
よろしく、相棒。 pic.twitter.com/YANk1MCGG9
ランブイエに向かう最後の区間は田園地帯を進むのはそれまで通りだったもののアップダウンは少なく、非常に走りやすい単調な道だった。
いくつかのトレインを乗り継いで、のんびり走ってようやくランブイエ城へ。
スタートでもおっかなびっくりだった石畳の道を進み、ゴール直前で一旦脇に入らされる。前日受付の際参加賞他を受け取った建物のある広場をぐるっと一周。競馬場のパドック的な回り方をする。
台湾のHanaさんに撮っていただいた
そしていよいよゴール。
受付は前日車検、スタート当日食堂だった大型テントで、1/4がゴール受付エリア、3/4が食堂となっていた。
ラックに自転車をかけて受付へ
認定タイムは88時間43分
食堂に移動したらまきよさんとも合流できたのであれこれお話しつつ。
食堂で軽く食事
いぢちさん発見
食堂を出たら丁度見知った日本人参加者が集まっていたのでそちらに合流し、お互いの労をねぎらったりしつつあれこれと会話を交わした。
ゴール後のお話が少々続く。
ゴール後のお話が少々続く。
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【忘れないうちに】令和2年はこんな感じで【書き出しておく】
2020.01.23 Thu 08:57 -edit-
徳之島にはのんびり行きたいので
今年も五泊で計画している。
台風来なけりゃ良いなあ。
令和2年が始まって既に三週間が経過してしまったところでざっくりと今年の計画をば。例年通り1月と2月はラン中心で以後どっぷりブルべが中心のスケジュール。今年は2018年に続いて二度目の北海道でのRM認定走である【納沙布岬1200km】が8月にあるのが個人的に最も楽しみなイベント。
個人的に最も重要なのは7/18の【津軽200km】で、これは長いこと温めていたBRMプランだし、遠征&宴会付きということで、「個人的に最も重要なもの」としての位置づけ。
あとはGW中、RAJにはエントリーしていないのでどこかふらつこうかとか、8月、10月、11月のどこかにSR600を入れてみようかとか(11月ならKWもしくはKWRしかないけれど)画策中。
ひとまず今の時点での思い付きなのだけれど、備忘録として書き出してみる。
昨年参加する気満々だったAJ西東京の【金太郎200km】を思いっきり忘れていた前科もあるし。
1月1日:小金井元旦ロードレース(済)
1月4日:BRM104神奈川200km逗子(済)
1月11日:BRM111神奈川300km鎌倉(済)
1月19日:フロストバイトロードレース(済)
1月26日:館山若潮マラソン
2月16日:青梅マラソン
2月22-23:小江戸大江戸200Kフットレース
3月14日:BRM314西東京200kmしおかつお(達磨山)
4月5日:BRM405たまがわ200km定峰
4月11-12日:Trace日本橋2020
4月18日:BRM418たまがわ300km大洗・銚子
4月25日:BRM425神奈川300km渡良瀬
5月9-10日:BRM509たまがわ400km海野宿
5月16日:BRM516札幌200km十和田
5月30-31日:BRM530神奈川600km興津←順調ならここで10回目のSR認定
6月6-7日:BRM606たまがわ600km鬼怒川
6月20-21日:BRM620千葉600kmもてぎ
6月27-28日:BRM627宇都宮600km相馬
7月5日:トライアスロンin徳之島
7月18日:BRM718たまがわ200km津軽
8月13-17日:2020年北海道1200km納沙布岬
9月20日:BRM920神奈川300km直江津
9月19-21日:BRM919埼玉1000kmアタック八戸
9月26日:BRM926神奈川200km箱根
10月3日:BRM1003西東京200km金太郎
10月31日:BRM1031神奈川300km伊豆
ちょっと3月が薄いような気がしなくもないけれど、まあなんか入るよね、きっと。
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【ほぼ】第39回 フロストバイトロードレース【ワースト】
2020.01.21 Tue 12:22 -edit-
今年の参加賞トレーナーはブルー
初参加のころは街中で着るのがはばかられるような
なかなか派手派手しいデザインでしたが
近年はすっかり垢抜けてしまって
嬉しいやら寂しいやら。
今回で自身、通算9回目の参加となる【第39回フロストバイトロードレース(ハーフマラソン)】に参加して参りました。
元日からここまでの半月間でようやく40km行くか行かないか程度の距離しか走れていないので、今現在の走力を確認する意味でも大事な大会。っていうか翌週にはフルマラソンである【館山若潮マラソン大会】が控えているというのに全く走り込みが出来ていない状態なのはどうなのよ。
一か月後には、今年のこれを完走しないと優先エントリー権を喪失してしまう【小江戸大江戸200Kフットレース】ですよ、まったく。
まあ、明るい材料としては全く走り込みが出来ていないし身体が重たいのでスピードが出せないものの、自転車に乗りまくっていたおかげでスタミナ自体はどうにかもったことと、呼吸法とナンバ的なフォームの組み合わせで一定のペースでそこそこ走れることが分かったというくらい。翌日アクティブレストのつもりで帰宅後夜ランしてみたら、前日ダメージをほとんど感じずに走れたので身体自体は順化できていそうな雰囲気ではある。
元旦に10km、19日に21km、26日に42.2km…と、倍々ゲームで距離を伸ばして2/22-23で200kmとか、なかなか無理のあるスケジューリングではあるけれど、まあ今更気にしても仕方が無いのでできることをやっていくしかないなあと。
今年は場内アナウンスでしつこいくらいに走行中の写真撮影が不可である旨伝達されていたのでスタート/ゴール以外の画像無し。昨年は肋骨骨折でDNSしてしまっていたので状況がわからないけれど、滑走路外周の管理道路を走った例年と異なりタキシングエリアがコースとなっていたので基地側もナーバスになっていたのかも知れない。
まあ、参加者も平和ボケしている手合いが多いので「禁止」と言われても平気でパシャパシャ撮っている風景がそこかしこで。軍事基地で撮影禁止と申し渡されている区画で撮影なんかしていたら本来拘束されたっておかしくねーんだぞと。まあ、コース脇の米人スタッフも真面目に制止する人もいればにこやかに撮影に応じている人たちもいたけれど。
9時ごろ横田基地第五ゲートから入場
ピックアップトラック
基地内で頻繁に見かけたやつ。サイズも手ごろで格好いい。
日本で売らないかなあ…。
今年の参加賞トレーナーはブルー
ナップザックとキャップを購入
計測チップは返却不要
RFID関連のICチップ類は一気に価格が下がったよねえ。ひと昔前には考えられなかった。
今年のBobちんは生ビールだった
11時にスタート、13時過ぎにゴール
ネットで二時間切れないとか
走った後はまず生ビール
その後立川に移動して打ち上げ兼新年会。
一次会から流れて二次会へ。
立川駅近傍の立ち飲み屋で日本酒飲んでた
ところどころで記憶を飛ばしながらも無事帰宅。
<走行ログ:2020/01/19>
ネットタイム推移
2011年:1時間46分
2012年:1時間46分
2013年:1時間49分
2014年:1時間49分
2015年:1時間49分
2016年:2時間08分
2017年:1時間48分
2018年:2時間54分
2019年:肋骨骨折のためDNS
2020年:2時間04分←NEW
2018年は前日【鎌倉300】を完走してからの出走なので別格として、2016年は骨折までは至らなかったけれど肋骨付近を痛めてしまった状態での参加だったので今年のこのタイムはなかなか深刻である。
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【PBPって】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-10【1,000kmだっけ?】
2020.01.18 Sat 20:05 -edit-
復路アンブリエールという街の
ヴァレンヌ川のほとりにあるカフェで
マンゴーとバニラのジェラートを
この日は非常に気温が上がったので
これとオランジーナが嬉しかった。
<実走行ログ:8/8>
(グロス18KPHで押せれば次のPCでマージンが2.5時間発生するはず。)という、なかなかに自身を過信したゆるゆるな見通しを立てて二時間仮眠した後リスタート。
スタート時点でスタッフから”この寒いのに半パンとかマジか!?”と言われたものの、日が差して来たら一気に温かくなって来た。ずっと東に向かって走っているので朝日がまぶしい。
PCリスタート後、15分くらい走ったところで生郎さんに追い付いた。はるさんとかPEKOさんとは別行動になったらしい。彼はわたしより結構後ろの方のグループだったのでのんびりゆるゆる走るとのことだった。
とり:オレさ!18キロで押して行かないと次のPCタイムアウトなんだよね!!
生郎:あ~~~。次の次で間に合えばとは言ってもね~~~。
とり:そうそう、借金背負っていると気持ち的にもちょっとアレなんで先に行くよ!!
生郎:はいは~い、お気をつけて!
こちらは結構ギリギリだったので先行する旨伝えて単独で前に出る。
それにしてもグロス18kphという設定は果たしてこの終盤に差し掛かったタイミングで正しかったのか。コースは相変わらず大きな緩い登りと大きな緩い下りの組み合わせ踏んでも踏んでもあまりペースが上がっている気がしない。
暫くそんな感じで悶々と走っていると、後方から来た結構な人数の集団に呑まれ、じりじりとパスされていったが、その集団の真ん中より若干後ろの辺りに見覚えのあるピンクの「いちごオレジャージ」のばんばんさんの姿が。
”このトレイン、速くて走りやすいから乗った方が良いよ!”
その言葉に促されて彼女の右後方に付く形でグループに紛れ込む。確かに速いけれど速すぎるほどでもなく走りやすいので安定してペースを上げられる。
時々会話を交わしながらしばらくそのまま快適な集団の中ほどを進んでいたけれど、とある街に差し掛かったところでばんばんさんは教会方面に向けて離脱。
コンビニが無い代わりにあちこちの街の教会にはほぼ必ず公衆トイレがあって、しかも当たり前ながらどこも清潔なので非常にありがたい。とはいえ教会のトイレであっても便座のあるものはついぞ見かけたことはないけれど。
明るい日差しのもと、しばらくは単独で大編成のトレインを継続利用。
すると一人の参加者が近寄って来てわたしに向かって手のひらをひらひらさせながら、指で輪を作ったりしながら何かを訴えてきていたけれどスピードがどうこうという話しか聞き取れず、とりあえずサムアップして返してみた。が、その時点で気が付いていたら終盤もうちょっと楽に走れていたのかもなあという気にはなった。まあこれはあと知恵。
そんなこんなでようやくPCに到着。
Control
FOUGFRES(920.0km)
ここでキューシートを確認してみたらマージンはたった7分しかなかった。
それでも借金覚悟で走っていたのでマージンができるかできないかは精神的に非常に大きな違いとなる。次のPCに延着しても良いかどうかということは精神的な負担を大きく左右する。
この時点で眠気は全く感じていないので、この先はマージンが稼げるとホッと一息。
気持ちが軽くなれば腹も減る…という訳でレストランへ。
腹が減った状態であれもこれも…。と取っていたら結構な量になっており、会計の際レジ係の女性スタッフが一瞥をくれた瞬間に”Oh!”とかなんとか言ってちょっと驚いていた。
がっつり補給
補給を済ませたので身体を軽量化してからリスタートしようと考えてトイレに行ってみたらここにはなんと便座があるトイレがあったのである。
フランスでホテル以外で初めて見た
日差しが強くなってきてかなり気温が上がって来たので暑熱対策用装備の確認。
強い味方の心の友
休憩ロスも少なかったのでかなり落ち着いてリスタート。相変わらず畑と丘陵地帯が続く中淡々としたペースで進む。時折後方から追い付いて来るトレインのペースを推し量りながら脚に合いそうならご一緒させていただいたり。
三時間ほど走ってちょっとにぎやかな市域に入り、道がやや下って左折して橋を渡って右折して先に進むクランク状になった道の角の広場に多数の自転車が停まっていて参加者がジュースやコーヒーを飲んでいるのが目に付いた。
かなり暑かったので休憩しようとわたしも自転車を停めて角のカフェへ。
Le Relais de la Varenne
ジェラートとドリンクを購入して歩道側のテラス席でのんびりいただく。
マンゴーとバニラのジェラート&オランジーナ(L)
しばらくのんびりしていたところに、日本国内の遠征ブルべで時々ご一緒する関西のまきよさんがお越しになって一緒にあれこれお話しつつ休憩。今回は単独でのご参加とのことだけれど、既にご主人とのタンデムを含めて過去二回PBPを完走していらっしゃるベテランランドヌーズである。
休憩を終えリスタート。
次のPCまでまきよさんにとご一緒させていただくことに。距離は約40km。
無理にペースは上げずにあれこれ会話をしながら。
これが三回目のPBP参加だというまきよさんに対し、コースがつまらなくて非常に辟易とさせられていたわたしがどうすれば何度も走ろうという気になるのか、モチベーション維持のコツを問うてみたり。
とり:今回初めてPBPに参加してみましたけれど、これってコースつまらなくないですか?延々おんなじ景色の繰り返しだし、スタートして300kmくらいで飽きちゃいましたよ。良く二回も三回も走るモチベーション維持できますよね。
まきよ:ん~~~。つまらないですか?わたし、毎回すごく楽しいですよ。日本でも海外でも、これほどたくさんの人が集まるブルべなんか他に無いですもん。コース自体というより全体の空気や空間を楽しんでます。よその国に走りに行ったときお世話になったスタッフが一緒に走っていたりするんですよ、すごく楽しい!
なるほど深い。
コース云々よりもイベントとしての空気や場そのものを楽しむというのはなんとなくわかる。特に復路で感じる沿道の応援の盛り上がりにも「四年に一度の祭り」という雰囲気を感じるし。海外クラブのスタッフが~というあたりに海外ブルべ参加経験の多い彼女ならではの感覚も感じる。
彼女の経験に基づく色々なお話を聞かせていただけたのも収穫。
まきよ:ヨーロッパ勢とかアメリカ勢なんかの男子は走行タイムを気にする人は90時間じゃエントリーしないんですよ。90時間でエントリーしたということは完走が前提で、女子をエスコートするとかグループでわいわいやるとか、そういう感覚の人が多いんです。あ、ほら。いま追い越して行ったグループ、アレはシアトルのクラブですけれど、中心に女子を置いて男性が周りを固めてるの。
丁度15名ほどの青いチームジャージの集団がわたしたちをパスして行った。
とり:なるほど~。日本ではあんまり考えられないですね。みんなバラバラで走っちゃう。
400人からの参加者がいるのに日本人は日本人としてグループを形成して走るということをしない。PBPでの完走率が六割を切ってしまっているのもその辺が原因だろうとは思えるけれど、日本国内の道路事情や法的拘束が普段からグループライドを行えるような状況ではないことも大きいのだろう。
二時間半ほど走ったところでPCに到着。距離は丁度1,000kmとなる街、ヴィレンヌン=ラ=ジュエルである。
なんか人出がものすごく、音楽なんかも流されていてお祭り気分最高潮。ゲートを潜るたびにMCが大きな声で呼びかけてきてくれたり、沿道の観客が盛大に拍手してくれたり、まるでここがゴールなのではないかといった感じの盛り上がり
復路PC5
— Trinity is ブルベ10年生のうまなみさん (@tri1021) August 21, 2019
え?ここってゴールなの?
って盛り上がり。
残り200km.いちブルベでゴール。
#parisbrestparis2019 #pbp2019 pic.twitter.com/4sCBEM3xJA
Control(1,012km)
VILLAINES-la-JUHEL
まきよさんのお知り合いの日本人とブラジル人も一緒にレストランへ。
レストランも空間が広くにぎやか
帰国後伺ったひらまつカントク情報ではこのレストランで女児のサーブを受けられたらしいが残念ながらタイミング的にダメだった。
ここでまきよさんたちとは別行動。
仮眠施設もあったのだけれどそれほど眠くも無いので屋外のベンチに転がって日向ぼっこしながら仮眠。
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【いざ往かん】2020年北海道1200km納沙布岬【東の地の果て】
2020.01.17 Fri 17:36 -edit-
二年前の【Around Hokkaido 2400】を象徴する
リアディレイラー「本体」がもげてしまった愛車
さて。
先日(1月15日 0:00)今回で三回目の開催となるAJ北海道主催のRM認定走である【北海道1200納沙布岬】のエントリーが開始されました。
コース案内の口上がこちら。
4年に一度のGo to East End!
1200kのBIG TOURING!
道都札幌をあとにして
野こえ山こえ原野をこえて、カントリーロードをひた走り
目指すは根室・納沙布岬
遥か海峡を一望したら
今度は戻らないかんべさ
北見・別海・十勝清水と三か所5PCの仮眠所に寄って
制限時間は90時間、朝昼夜とコギ倒し
疲労極限に鞭打って、野幌の丘をラストスパート
1200k走破の果ての千里一望サッポロCityが勇者の帰還を待ってるぞよ
果てしなくだだっ広い真夏の北海道を駆けめぐれ!
「北海道でのブルべ」と言えば、ワタクシにとって一昨年の【Around Hokkaido 2400】があり、それがそのまま自転車で初めて北海道を走った経験となりますが、ご存時の方もいらっしゃる通り期間中の大半は雨か向かい風もしくはその合わせ技、コースのほぼ半分を「RD無しのシングルギア状態」で走破するという試される大地で試されまくってしまったというほろ苦いどころか顔をしかめてしまうくらいに苦い経験が今でも鮮やかな記憶として刻まれていたりします。
今回は二度目の北海道、しかも時期はほぼ前回とおんなじ…という訳で、一昨年に食らった悪天候を補って余りあるだけの良好なコンディションに恵まれて欲しいもの。
こういう景色の中を走りたい
ところで今回のコース、根室から納沙布岬周辺の一部区間を除いて一昨年のコースとほぼ全く被っていません。かたや2400km、かたや1200kmでコースを引いてみてもほぼ全く重複が無いというのもさすが北海道!といったところでしょうかね。
<2018 AH2400走行実績>
間違いなく個人的には今年最大のイベントなので、諸々万全の準備を整えないとね。
どうやって札幌まで往復するのかが目下喫緊の課題。
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2020.01.16 Thu 23:37 -edit-
一週間前の逗子200kmの際には
まだ売り出し期間開始前であった
和菓子舗間瀬のいちご大福
一年の始まりを感じる味わい。
昨年は諸事情あって参加を回避した鎌倉300km
今年はしっかりエントリーして参加させていただくこととなりました。
例年は鎌倉駅前時計塔広場がスタート地点ですが、今年はそこが工事中の為駅から500mほど離れた本覚寺の参拝者用駐車場がスタート地点。マヤさんが本覚寺の住職に直接交渉して”朝5時から6時の間なら信徒には影響が無いから。”ということで承諾を取り付けられたのだそうで。
自宅から鎌倉までは逗子より若干距離が短いけれどまあ誤差のうちなので所要時間を逗子と同じと考え、事前移動の自宅出発は3時15分頃。
専修寺関東別院前=2020/01/11/3:15
関内までは逗子に向かうのと同じ道なので一週間前と同様、関内駅前のゆで太郎に立ち寄り補給、一週間前と同じサービスセットを。
「あげ玉サービス」は5時からなのであった
落ち着いたところで改めて移動を開始し、上大岡から公田、大船駅東側を抜けて鎌倉市内に入り、予定通り5時15分頃本覚寺前に到着。
<実走行ログ:2020/01/11>
スタッフさんや参加者さんたちとあれこれ雑談しながら過ごしたものの、夜明け前なので誰がどこにいるのかよくわからず、挨拶や会話ができたのは近くにいて目に付いた人やそこそこ声が大きく特徴的な人たちだけ。
5時40分頃から主催のマヤさんによるブリーフィング。
コースの注意点に加え、PCでのコンビニ利用に関しての注意喚起があった。
ブリーフィング
5:50頃から順次スタート。わたしは中ほどからスタート。

スタート直後(c:虫さん)
<実走行ログ:2020/01/11-12>

※トンネル補正無し
逗子に続いて新車での参加で装備は必要最低限。
悩みに悩んで今回も輪行袋は無し。万が一走行不能に陥ってしまったらタクシーを使うことも辞さない覚悟だったけれど、グラスハートにはかなりの負担になる。次回以降「お守り」として輪行袋を携行しようと心に誓う。
まずはR134を西へ(c:虫さん)
江ノ島水族館付近で二人連れの女性に追い付いた。
一週間前のA居母娘と同じようなシチュエーションではあったけれど、今回は片方がアッコさんで、もう片方はお顔を存じない方。まあ、アッコさんも交際範囲の広い方ですからね。
”とりさん、ここから牽いてくれるんじゃないの?”
”寄り道するから先に行きますよ!「茅ヶ崎サザンC」のメイヤーを維持するんです!!”
”え~~~。”
そしてガシガシ踏んですっ飛ばして茅ヶ崎サザンCにてチェックイン。
今のところまだメイヤー
コースに復帰して、時間をロスしている間におそらく先行したであろうアッコさんたちを追ってみたけれど見当たらず、彼女たちをパスした後で追い越したと記憶する参加者数名を見かけたのでこちらが先行したままだということに気が付いた。
R134から大磯駅前交差点でR1に遷移したところで後方から結構な勢いで追い越して行く一人の参加者。横目でちらっと確認したらオモテ先生なのでありました。
昨年の伊豆300の際、付いて行こうと思って追ったら軽くちぎられてしまった記憶がまだ生々しいのでそのまま追わずに見送ろうと思ったものの、今回は当時とは違って自転車がかなり軽いので(どこまで付いて行けるのか試してみよう!)というスケベ心が頭をもたげた。
頑張って追う
区間によっては100mほど差が付いてしまうことがあったりしたものの信号に救われたりしてどうにかこうにか大磯から早川付近までは付いて行けた。
(軽さは正義!)
自転車はやっぱり軽い方が速いという当たり前のことを実感したのでありました。
信号待ちで時々追い付いた際、オモテ先生が”前にはまだまだいますかね?なかなか追い付かないなあ。”などと言っていたので(この人最後尾からスタートして先行全部ぶち抜いて先頭に追い付くつもりでいるんだろうか?)と、なかなか空恐ろしい発言だなあと感じてみたり。
そんなこんなでどうにかこうにか先生に食らいついていけたのですが、早川を過ぎて坂道が増えた途端じわじわ距離が離れ始め、根府川付近通過時には2、300mは優に離されてしまっていたのでした。
(軽さは正義!)
己のクソ重たい体躯が非常に恨めしい。機材だけが軽くてもねえ…。
PC1(47.1km)ローソン西湘江之浦店
20/01/11/07:44
先着していたオモテ先生が”いないなあ…?”と周囲を見回しているのでよくよく話を伺ってみたら、最後尾からスタートして先発している彼女さんに追い付いたらそこからは一緒に走るつもりでいたとのこと。「最後尾から先頭まで鬼まくり」ではなかったのか(笑)
”途中で追い越してしまったのかな?”とか言っていたところで当の彼女さん到着。”大磯の辺りで豪快な勢いで追い越して行ったから「ああ、また行っちゃったよ~。」とか思いました~。”とにこやかに語っておいででしたが集団に紛れていると安全に追い越そうとしたとき見落としがちではありますよね。
その後、PCに先着していたジョニーさんやトメさんとも軽く新年のご挨拶。
しばらくしたらアッコさんが追い付いてきたのでサザンCのメイヤー維持を自慢し、リスタートしようとしたら。
”え?一緒に走ってくれないの?”
”アナタお連れさんいらしたでしょ?”
”たまたま一緒になったのよ、今回陳さんとも一緒に走る約束していないし。”
”じゃあまあ、ご一緒しましょうか。”
そんなこんなで同行することに。
PCリスタート後しばらくはアッコさんがすぐ後ろに付いていたので、真後ろに走行者の気配を感じている間は当然ながらミラーでの確認もおろそかになり気味ではあった。
景色を愛でつつでもあったし
登り坂で、やや控え気味にしたとはいえそこそこの強度で踏んでいるつもりだったので”思っていた以上に頑張っていますね!”とか声をかけようと思って後ろを向いたらそこあったのはオモテ先生の彼女さんの姿でアッコさんの姿はどこにも見当たらず。
仕方が無いのでしばらく進んで湯河原へ至る坂道のピークで停車して待機。ブラインドになっているコーナーから姿を見せる参加者を見るたび目を凝らしてみるもアッコさんではなく、一向に現れない。(ひょっとして何かトラブルでも起きたんじゃないのか?)と心配になるくらいの時間をおいてようやく通過。
余裕綽綽に見えるポーズがアレ
”何かトラブルでもありました?”
”無いわよ~坂がきついだけ!!”
う~~~む。
(このペースで走っていたら身体冷えちゃうんじゃねーのか、オレ?)
湯河原から熱海を抜け、多賀から網代へ。
予定通り和菓子舗間瀬本店に立ち寄り、いちご大福を。ほぼ同じタイミングで陳さんも到着。
間瀬のいちご大福
いちご大福を食べつつ、今回陳さんとは一緒に走る約束をしていなかったので云々という話をし始めたアッコさんに対して”コースだって何度も走っているんだからひとりで走ってみたら良いのよ!”と、冷静に突き放す陳さん。”え~~~。”とか言いつつぶーたれてたアッコさんでしたが、ちょうど出ようかというタイミングでサクマさんがお店に立ち寄り”食べてくの?”と声をかけたアッコさんに”持ち帰りにして虫&クロは先に行かせてる!”との答え。
丁度タイミング良くリスタート準備ができたのでアッコさん、陳さんはさくまさんを追うかたち。丁度客足の谷間に入ったようなのでわたしはお店の外観を撮影したりしてから遅れて後を追う。
@網代パノラマバイパス
手前からアッコさん、陳さん、クロさん、虫さん、ちょっと離れて某嫁さん、さくまさん。
穏やかな小春日和な日差し
暫くは先述の順番で進む…が
川奈の坂辺りから思いっきり遅れ始める人
とり:あのさあ、アッコさんさっき”あたし虫ちゃん&クロちゃんが一緒の時は足が合うから楽に走れるのよ~♪”とかおっしゃっておられませんでしたか?
アッコ:登れないんだから仕方ないのよ!あたしの劣化と虫ちゃんの進歩の差だわ。。。
とり:あ~~~。彼女らなんだかんだ言ってマメにローラーやってますからねえ。とはいえアナタ、元日から逗子(1月4日)までずっと自転車乗っていたじゃないですか。
※彼女は元日からずっと仲間内のグループツーリングをしていた。
アッコ:平らなところばかりどれだけ走っても大して意味ないってわかったわ。
とり:なるほど…。それにしても登りがアレですね。
アッコ:もうねえ、劣化しちゃっているのよ。これでも富士ヒル出た時は結構頑張って走り込んでたのになあ~。
とり:年末の29日に走った時、べいさんもひたすら”劣化した!”って嘆いていましたよ。いっそ「劣化した者同士」で勝負してみたらどうですか。
アッコ:だって~~~べいさん速いじゃん。
とり:いや、それがそうでも無くて。平地でモロさんやmomさんに全くついていけませんでしたからね~。アッコさんはなんだかんだ言って先週も逗子走っているし、かなり有利ですよ。
※その場にいない人の話で盛り上がるのはほどほどにしましょう。
富戸で定点撮影
見事に遅れていますね、アッコさん。
と思いきやいきなり「下り坂番長」の本領発揮して一気に先行していた面々に肉薄。特に下りが苦手という某嫁さんにドーロ商店への曲がり角辺りで追い付いてしまったり。
一週間前に右折したところ
それでも城ケ崎を過ぎて再び登り基調になるとじりじり遅れ始めるアッコさんなのでした。
城ケ崎方面
PC 2(101.0)ローソン伊豆高原東店
代替7-11伊東八幡野店=20/01/11/1:22
今回はブリーフィング時に「PC2が混雑しているようなら数百メートル先にある7-11を代替として認める」旨通達されていたし、どのみちローソンは復路でも利用するのでその先の7-11へ。何人かはこちらを利用するかと思っていたけれどわたしたちが到着したタイミングでは先客も後続も不在。
ここで”昼めしを食いに行くのでアッコさんを切り放す!”という非情な宣言(笑)をして単独で先行。元々は開店直後に入店しようと考えていたものの、お昼時になってしまいそうなので白田の一心に立ち寄るのは諦め、オレンジセンターに隣接するレストラン辺りを念頭に。
景色を愛でつつも脳内は昼ごはん一色
一心の前を通過しようと思いつつも駐車場に車が停まっていなかったので様子見だけでもしてみようと停車してみたら大将が顔を出して”自転車停めるならこっちが良いよ!”と。毎度このやり取りがあるからお店の外観を撮影し忘れるのだけれど、今回は虫さんが通過中に一枚撮ってくれていた。
うっすらとフレーム色のブルーが見える
幸運なことに店内に先客はひと組だけで、既にあらかた食事を終えていたので待ち時間は調理時間だけ!ということで一年弱振りに「金目鯛しゃぶしゃぶ茶漬け」を注文。
いつものように大将にスマホを預けて調理状況を撮影していただく。

調理中
石鍋が十分に加熱されたところでテーブルに供され、これまたいつものように大将の指示通りに動画撮影。
キャプ画↑
と
動画↓
出来上がり
相変わらず非常に美味しゅうございました。
思いもかけずお店が空いていたおかげで想定していたほどには時間をロスしなかったので先行している(はず)の五人を追う。多少雨がぱらついて来たけれど、お店を出る時には大将が”下田の方まで行けば雨降っていないんじゃないかな。”と言っていた。
なかなか荘厳な景色であった
小雨ぱらつく中しばらく進んだところ、登り坂の途中にいる五人を発見。最後尾の某嫁さんだけが集団から離脱したようで、単独で停まってごそごそとサドルバッグをいじり始めた。残りの四人が先行しているのでトラブルの類では無いだろうし、トラブルだとしても大したことでは無かろうと思って近づいたらレインウェアを引っ張り出そうとしているところだったので軽くお手伝い。
と、その時反対車線からこちらに向かって来る黒い自転車に乗り黒いウェアに身を包んだサイクリストがこちらに向かって寄って来た。復路の参加者がトラブルと思って様子見に来たのかと一瞬思ったものの反射ベストを着用していないので参加者ではない。よくよく見たら見覚えのあるHideさんなのでした。プライベートのサイクリングで下賀茂から北上してきたけれど、下賀茂からずっと雨だったと語ったHideさんとしばし会話の後某嫁さんとともにリスタート。リスタートしてしばらく経ってからHideさんを撮り忘れたことに思い至るなど。
空は明るさを増してきたもののしばらく小雨は降りいたけれどもほどなく晴れ間が広がり日が差して来た。(Hideさんが雨雲を従えて北に向かってくださったのだ…。)そんなことを考えつつ感謝しつつの内に先行していた四人に追い付き、以後のんびり走行に切り替え。
尾ヶ崎ウィング手前
とり:オレさ~。ここの海の色が好きなんだよねえ。
某嫁・アッコ:確かにきれい!
虫:騙されちゃいけません!海がきれいでも坂がクソなことには変わりがないんです!!
まあ、確かに景色は斜度に影響しませんわな。
尾ヶ崎ウィング付近
尾ヶ崎ウィング通過後は白浜に向けて下り、その後いくつかのアップダウン。下田市街地に向かう最後の緩い登りを進んでいた時後輪にゴツゴツとした違和感発生。パンクかと思ったら案の定パンクなのでありました。
新年初かつ新車初パンク
降雨時、降雨後は極力路肩部分を走らないように心がけてはいたけれど、やはりパンクリスクは高くなる。作業自体はすんなり片付いたのでそれほど時間のロスもなくリスタート。
下田の「まもる君」
下田駅前を通り抜け、弓ヶ浜へ向かう道との分岐を曲がってしばし進めば折り返しのPC。
先着していた五人の姿を確認したのでスルーして扇屋製菓へ。
扇屋製菓(一番右=c:虫さん)
PCにいる五人にはメロンモナカ、自分用にはメロンロールケーキを購入してPCに戻る。
PC 3(149.6km)ファミリーマート南伊豆下賀茂店
20/01/11/14:38
さて、残り半分頑張りましょう。
リスタート(c:虫さん)
が、往路同様登り坂でがっつり遅れてしまう方が若干いち名。
既に先行メンバーの背中が見えない
アッコ:や~~~もうやめたい~~~。
とり:せめて(鉄道運賃が割高になる伊豆急区間を避けてJRの)伊東まで!
アッコ:そこまで行けたらちゃんと走って帰った方がましよ~~~。
まあそうですよね、確かに。
とり:オレンジセンター寄ります?
アッコ:寄る~~~。ジュース飲む~~~。
という訳でオレンジセンターに立ち寄り
また三年長生きすることになってしまった
先行していた四人と丁度入れ違いになって、次のPCで落ち合おうということに。
伊豆大島
心を折りにかかる「自転車搭載ラック装着バス」
天城峠とか走ってるんだよね、これ。
やたらと生えているアロエ
とり:こんなのに倒れ込んだら(葉の棘で)傷だらけですよね。
アッコ:アロエなんだからお肌つるつるになるわよきっと~~~。
とり:ならんでしょ、さすがに…。
夕暮れ時の伊豆大島
PC 4(198.2km)ローソン伊豆高原東店
20/01/11/18:02
予定通り先行していた四人と合流し、ここからは六人パックでの走行。
リスタート
2020/01/11は「ウルフ・ムーン」なのでした
網代パノラマバイパスから
熱海の街灯り。やっぱりせめてポケット三脚でも良いから持ち歩きたいよなあ。
相変わらず登りで後れを取るアッコさんではあったけれど、ダウンヒルになると生き生きとすっ飛ばして直前を走っていて”下りが苦手。”という某嫁さんをパスしてヒャッハーしていた。そして登りに差し掛かると某嫁さんに先行するようハンドサインで促すということをひたすら繰り返したのが復路の道のりであった。
PC 5(249.9km)真鶴駅・切符購入
20/01/11/21:17
【逗子200】では山側の道を使って根府川駅を通過するけれどこちらは単純往復となる。
真鶴駅の自販機にて
大豆で作ったそぼろの食感が普通にひき肉のそれっぽくてなかなか再現度高い。
ここまで来ると帰って来た感がある小田原市内
最終盤、鎌倉市内に入る辺りで虫さんが内臓の不調を訴え、一同心配したもののどうにかこうにか走行続行。虫さんが不調に陥ったのと入れ替わり気味になぜか(?)アッコさんの「帳尻合わせスイッチ」がオンになってしまい、登りでもひたすらガシガシ踏んで先頭のサクマさんに付いて行く。
(なんでその元気のカケラも見せずにゴール目前まで出し惜しみするのですか…。)
【逗子200】の時は往復共に使った細い道を通ってゴール地点のマック前広場に到着。
Goal(300.4km)逗子駅南口マック前広場
20/01/12/01:05
マックは既に営業終了している時刻なので受付会場となっている居酒屋・逗子ホルモンへ。無事受付を終了し、メダルも購入。
認定時間19時間05分
某嫁さんのお出迎えにartsさんとひな&たまちゃんの姿も。
ノンアルビールで乾杯し、お互いの労をねぎらい、ゴールクローズ時刻の2時を少々回ったところでおいとま。サクマさん、虫さん、クロさんの三人は夜明かしして葉山のパン屋さんに行くのだとか。
わたしは二人分の自転車を積み込んだアッコさんの車を運転して一路自宅至近のコンビニまで。
そこでアッコさんとは別行動となり、ビールを調達して帰宅し、シャワーを浴びてビールを一本干したところでコタツで寝落ちし、数年ぶりに風邪をひくという間抜けなオチが付いたのでした。
まあ、寝込むほどではないのが幸いでしたね。
という訳で、本年二本目のブルべもにぎやかに楽しく幕を閉じました。
ご一緒してくださった五名と途中で行き会った参加者の皆様お疲れ様でした、ありがとうございます。また、二開催続けてAJ神奈川スタッフの皆様お世話になりました、ありがとうございます。
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【SRメダルと】久し振りにメダルネタ【PBPリザルトシール】
2020.01.14 Tue 12:52 -edit-
フレームに亀裂が入ったり
スポークのニップルがバカになって
ホイールがブレブレだったり
色々な思いが詰まった88時間43分でした。
主にTwitterのTLで(※わたしがチェックしていたのがそれという意)”SRメダルが届きました!”という報告が相次いでにぎやかだったのが先週後半のこと。わたしの手元にも無事2019年SRメダルが届いておりました。
これでわたしの手元にあるSRメダルは8枚。
丁度PBP開催年である2011年からブルべに参加するようになったので、PBP開催年毎にデザインが変わるメダルは単純に考えれば同じものが四枚ずつ集まることになりますが、一年間の集大成的意味合いで毎年メダルの申請をしていたのに2018年メダルは申請を忘れてしまって手元にないのが悲しいところ。
ホイールを模したデザイン
自転車のホイールの向こうは北極を中心にした世界地図…かな?
数日間郵便ポストの確認をしていなかったので、一緒にもう一つのブルべ関連郵便物が届いていました。19ePBPのリザルトシールです。
PBP完走記録が未完のままだというのにこちらが先に届いてしまうとは…。
フランスで貰った時のメダル
コール受付の担当者に”後日ここに貼るシールを送るよ!”と言われて渡されたもの。
2015年まではPBPスタート受付でSRメダルを貰えたそうですが今回はPBP参加者も通常年と同様年末申請となったり、2019年は色々とそれまでの開催とは違ったようです。
2019SRメダルと19ePBP完走メダル
気持ちは2023年に向けて。
そういえば2023って20回目の開催ですね。
5とか10とかキリの良い数字で「記念大会」みたいな感覚ってフランス人にもあるのかな?
10とか25とかならありそうだけれど。
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【改めて】ブルべ参加時のコンビニ利用【我が身を省みる】
2020.01.13 Mon 08:38 -edit-
写真はイメージです。
具体的には「こちら」に詳述されていますし、鎌倉300kmの際のブリーフィングにおいて主催の井出マヤさんから参加者に対して注意喚起がありましたが、AJ神奈川スタッフが試走を行った際に利用予定のコンビニ店舗に挨拶したところ、いくつかの点に関して苦情を申し渡されたとのこと。
・駐車場内で一般客の邪魔になる
・飲み残しのカップ麺のスープを集水升等に直接捨てる
・トイレの利用が汚い
他、Link先で列記されている内容に関してだったそうです。
日本におけるブルべの開催は、現時点でコンビニの利用がほぼ不可欠です。その不可欠であるとことからリジェクトされてしまったら開催コストの増大を招き、それは開催本数の縮小にも繋がりかねません。
コンビニ店舗にとってはブルべ参加者は「年に数回来るか来ないかの一見客」でしかありません。たとえその日いち日の売り上げが突出したものになったとしても年間を通した利益をもたらすのは日々利用している一般のお客さんです。その一般のお客さんが、たった一度の快く感じない出来事をきっかけにその店舗を利用しなくなるということは充分にあり得ます。
今までは多くの店舗で好意的に受け入れていただいていましたが、今後お断りされてしまう例が起こりうるのです。
折しも「働き方改革」に則った各施策によって24時間営業を取り止めるコンビニ店舗が増加し、また過当競争による閉店も相次いでいるためブルべにおけるPCとして利用できるコンビニ店舗はますますその重要さが高まります。
何年先も今のようにブルべに参加して楽しめるよう、参加者側にできることを営々と積み重ねていくしかありません。とはいえ難しいことではなく、普段マナーとして頭の片隅に存在していることに改めて気を配ってみるだけのことです。
わたし自身、「注意」に列記されている内容に関して過去、一部やらかしてしまっているようなことも心当たりがあります。そういうことに対しての自戒も込めて。
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【最終日に】Festive500@2019-3/3【滑り込み】
2020.01.12 Sun 10:05 -edit-
どうにかこうにか
滑り込みセーフ!といった感
Festive500チャレンジ2019達成。
前日思わぬアクシデントで走行距離が予定していたそれに届かず、晩飯ライドでリカバーしたとはいえ最終的に約200kmのライドが必須となったFestive500チャレンジ最終日の2019年12月31日。この日は朝からやたらと風が強く、終日小雨が降ったり止んだりで気温があまり上がらなかった前日よりも5℃以上、ところにより10℃ほども予想最高気温が異なるという、日中の気温こそかなり過ごし良さそうではあったものの風の強さ的に本来ならあんまり自転車で出歩きたくはないなあというコンディション。とはいえ走らない訳にはいかないので準備を整えいざスタート。
今回は前日取っ掛かりで挫折してしまった三浦半島一周を、今度は時計回りで回ろうというもの。
専修寺関東別院前@2019/12/31/8時ちょい前
のっけから向かい風がキツイ。
向かい風ということは当然南風で、ここまで風が強いと雲が散ってしまうので昼間の日射が厳しそうだしそれに伴う気温上昇もかなりありそうな予感で後ほどそれは見事に的中したのであった。
横浜市内に入り、普段とは少々コースを変えて市場前経由でMM21地区へ。
赤レンガ倉庫・横浜税関・横浜市開港記念会館
本牧方面を抜け、柴のブレーメンでパン活。
なんだかんだ言って久し振り
店外のテーブル席でサービスのホットコーヒーとともにいただいていたら、風が強すぎて袋が飛ばされてしまったり。しかもあろうことか新車が風に煽られて倒れてしまうというアクシデント、しかもよりによって右側に。ハンドルに引っ掛けてあったヘルメットも転がってしまい慌てて近寄り、起こしてみて自転車の様子を伺ってみたけれど大きな傷はなさそうだったので残りのパンを平らげてリスタート。しばらくそのまま進んでいたけれどどうにもRDの変速具合がよろしくないのでやはりエンド金具(ディレイラーハンガー)が曲がってしまったのではないかと考え、道端に寄って手で何度かハンガーをこじってみたところ不調が解消されたのでひとまずホッとしたものの、ペダルを踏み込む際に一定以上のトルクがかかると軋む音がするのでなるべく無理の無いよう注意を払いつつの走行。因みに年が明けて逗子200終了後にショップに持ち込んだらまだ少々エンドが曲がっていたようで、処置後は異音が解消された。
更にしばらく走行し、追浜から船越町に抜ける裏道に入った際、トンネル手前で尾灯を点灯しようと手探りでヘルメット後部に触れたところマグネット固定の尾灯がなくなっていることに気付き、慌ててブレーメンに引き返すと果たして店の前面道路の店側車線の真ん中付近に転がっているのを発見した。(やはり先ほど自転車が転倒した際の衝撃でヘルメットから外れてしまったのだ。)と思いながら近寄ろうとしたらスクーターに乗った爺さんが、まっすぐライトに向かって走って来る。”わ~~~!ちょっと避けて!!”と、大声で呼びかけたものの爺さんは全くこちらの呼びかけに気付かず、すぐ目の前の路上に転がっている異物にも気付かずまっすぐ進んでくる。真っ直ぐ踏んづけるコースで進んで来たので万事休す!と思ったところでかろうじて数ミリ差で踏まずにクリア。
片道約5km走ってライトの脱落に気付いて戻って来て、折角見つけたというのに既に壊れていたというならまだしも目の前でそれを破砕されてしまったらあるいはそのメンタルダメージゆえFestive500チャレンジをその場で終了していたかも知れない。
っていうかあの爺さん、周りからの声も聞かないし路上の異物にも気付いた様子が無いし、あんな状態でスクーターを平気で乗り回していて大丈夫なのだろうか。図らずも高齢者運転問題の一端を垣間見ることとなった。
その後は踏み込みの際の異音とアホみたいに強い向かい風を別にすれば特に問題もなく横須賀市街地を抜け、走水へ。出発直後からの空模様を鑑みて(走水の破崎園地展望台からは横須賀市街越しの富士山が拝めるに違いない!)と確信していたけれど、まさにその予想は的中し、雪を頂いた富士山が走水漁港と横須賀市街地越しにばっちりと視認できた。
予想通り
風が強いことの恩恵に浴せたのは正直この時くらいだった。
更に海沿いを南下。
折角なので久し振りに観音崎灯台まで登ってみることに。
以前訪れた時は特に注意書きは無かったものの、今では自転車に乗ったままでの進入が禁止されているのでのんびり押し歩いて灯台まで。どうせマナーの悪い自転車乗りが歩行者と接触したか、滑りやすい石畳で転倒して怪我をしたからとかそういう理由だろう。甚だ迷惑である。
砲台跡
観音崎灯台
チケット売り場のおばちゃんが”そこに置いておけばわたしが見てますよ。”と言ってくださったのでその場に自転車を置いて入場料を支払い、灯台に登る。
灯台からの眺め
正面向かって右側の海面は白波が立っているのに左側の波頭は砕けておらずにうねっているだけ、視覚的に「東京湾口」が理解できる。
パノラマ撮影なんぞを
景色を満喫してリスタート。
たたら浜にて
折角なのでかもめ団地側を回って浦賀へ。
東叶神社
今回は御朱印帳を携行していないので参拝せず。
浦賀の渡し船着き場に到着したのが丁度正午になってしまい、渡し船の休憩時間に。そのまま走ろうかとも思ったけれど、折角なので渡船を利用しようと考え直し、すぐ隣にある小綺麗な建物二階のElmar Uaraga Terrace Cafeさんでランチ。
渡船休憩時間
建物外観
ちゃんとバイクラックもある。
内観
店内ではライブ等もやるようです。
地元走水産のアカモク丼
ごはんの上だけでなく、中にもアカモクがあってごはんにサンドされている。
食後のコーヒーは風が強めだったけれどテラス席で。
宍戸珈琲
横須賀市内にあるこだわりの自家焙煎のお店だそうである。
テラスからの眺め
女性二人で切り盛りしているようで、調理担当がお若い方でホール担当が年配の方のようだった。ホール担当の方と軽く世間話。東京から走って来たと言うと驚かれたけれどバイクラックも置いてあるのに利用者は地元勢が多いのだろうか。たまたまGPS端末を外して携行していたのでログ取りの方法やFestive500のこと等をざっくり説明したら更に驚かれたようで”これ持ってって!”と、年配の方からは小袋菓子、若い方からはお店のサービスのチョコレートをいただいた。
ありがてえ
テラスから下を見たら、渡船が休憩時間を早めに切り上げて運航を始めたようなので会計を済ませて乗り場に向かう。
浦賀の渡し
(西)叶神社
こちらもお参りはせずに通過。
強風吹き荒ぶ中えっちらおっちら坂道を登って下って久里浜へ。
丁度東京湾フェリーが入港
一瞬フェリーに乗って「わんいち(東京湾一周)」に切り替えようかとも思ったけれど思いとどまりそのまま進む。この時渡っていたら追い風で相当楽ができたはずなのにもったいない。それにしても解体工事中ですっかりその威容が伺えなくなった横須賀火力発電所の煙突が寂しい。
荒ぶる三浦の海
冬場の風物詩たる三浦大根干し
通称「亜美ちゃん坂」をえっちらおっちら
お約束のフジトモ商店で休憩
しばらくは淡々と、しかし強風に煽られながらおっかなびっくりで進む。気温がぐんぐん上がって汗冷えが心配になるほど。
江奈湾
毘沙門漁港
三崎漁港
三崎からは追い風基調となったので一気に北上して立石公園まで。はす向かいのマーロウは既に休業期間に突入していた。
立石公園
立石公園を過ぎたあたりから風向きが変わって来て単純な追い風とはならず、若干煽られ気味になっておっかなびっくりの走行になった。風向きが変わっても風の強さが全く変わらん。
長者ヶ崎
しばらく進んでR134から離脱、葉山方面へ。
前日撤退決定を余儀なくされたところ
ブレーキに変調をきたしたポイントを通過し、逗子から鎌倉方面へ。
夕陽の中の不如帰の碑
ふと思い立ち、逗子マリーナ方面へ。
思った通りゆうき食堂が営業していたので早めの夕食(っていうか時間帯的にはおやつだ。)
開いてて良かった
と思ったら年末年始関係ないらしい
地アジとカツオ塩振りの二種盛
二日続けてのゆうき食堂での食事という贅沢を堪能し、満ち足りた気分でリスタート。湘南大橋まで行って、R東京がよく利用するルートで戻ろうかと思ったものの日が落ちてから通るにはライトの能力が心許なかったので藤沢から大和、十日市場、柿生を抜けて多摩川まで出て下ることに。
R134を西進しているところ、江ノ電鎌倉高校前駅付近で丁度日没。
令和元年最後の日没と江の島、富士
そのまま進んで江の島付近に到着した頃にはすっかり日が落ち、残照の中に富士山のシルエットが浮かぶ。
片瀬漁港から
日が落ちた頃から風向きが完全に北西に変わった。
往路も復路も向かい風とか、本当にありがち極まる理不尽さである。
藤沢から湘南台に向かう途上
環状4号線を北上して「ヒドイクラブ」を標榜する前の某クラブ主催BRMでかつてゴール受付をしてもらった懐かしい青葉台駅前を通過してしばらく進んだところでちょっとこじゃれた店構えのお蕎麦屋さんを見かけたので折角だから年越しそばをたぐることに。
手打ち蕎麦切り 新川
ノンアルなのは仕方ない
せいろそば(大)
メニューを見ると十四代が置いてあったりもして、日本酒の品揃えが豊富でアテも色々あってじっくり楽しめそうなお店だったものの、この先まだ最低40kmほど走らなければならないので残念ながらノンアルで。
大晦日ということもあってアテは相当品数少ない対応しかできないようだったけれど。
店員さんたちに”冷えて来たのでお気をつけて♪”と、気持ちの良い言葉をかけていただきリスタート。
二日前同様多摩川原橋から多摩川沿いを。
いつものようにガス橋から左岸に渡って帰宅しようと思ったものの、そのまま帰宅したのでは10km弱ほど距離が足りなくなることがはっきりしたのでそのまま右岸を下って大師橋まで。この区間は強い追い風だったので気分良く走れたものの大師橋を渡るときは強い横風に煽られて相当怖い思いを味わった。歩道幅が広くてホント助かった。
大師橋
左岸に渡ってしばらく下り、平和大鳥居で記念撮影して折り返し。
令和元年最後の大鳥居
左岸多摩サイを遡上して専修寺関東別院前到着は21時丁度頃。
どうにか帰着
GPSのデータをスマホからSTRAVAに転送、完了したところでチャレンジ達成の画面表示。
累計走行距離501.9kmのギリギリ隊
196kmのライド中追い風区間は3、40kmくらいだっただろうか。
色々あった2019年の締めくくりにふさわしい三日間、更にその最終日なのでありました。
<実走行ログ:2019/12/31>
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2020.01.09 Thu 23:31 -edit-
茅ヶ崎サザンCにて
令和元年最後の記念撮影
個人的Festive500チャレンジ2019二日目。
天気予報は生憎の雨降りながら、降るのは未明から昼過ぎまでで時間当たりの降雨量は1mm未満の小雨予報。目覚めてから窓外を確認してみても、路面はウェットながらそれほど雨脚が強いようには見えなかったのでもそもそと出発準備。できれば250kmくらい走っておいて大晦日は100km前後の軽いポタでチャレンジを達成し、あれこれ片付けモノや新年の用意をしようという腹積もり。
今回はさすがに新車を引っ張り出して雨中ライドをこなすのは気が引けたのでヨゴレ役のジェームスくんの出番。後から思えばこういう扱いに彼が拗ねたのか…。
いや、FOCUSの方はフェンダーの類がまだないので乗りたくても乗れないってのもある。
専修寺関東別院前@2019/12/30/8:30頃
スタート直後は特に雨も気にならなかったのでいつも通りの生脚晒し状態で走っていたものの、川崎市内に入ってしばらくしたところで若干雨脚が強まった感があり、元日には10kmとはいえランの大会に出る予定だったので膝を冷やして故障でもすると厄介なのでレインパンツを着用した。
久し振りに雨ライド
※レインウェアを着なければ「雨ライド」ではない
R1沿いの戸塚のマックで軽く休憩&補給の後、思い付きで柏尾川→境川沿いに下ろうと考えていたら若干迷子になり、江ノ電鵠沼駅付近で行きつ戻りつうろうろしつつも無事R134に出た。
江ノ電湘南海岸公園駅
R134に出てからは順調に進んで茅ヶ崎へ。
茅ヶ崎サザンCと江の島、烏帽子岩
ここまで来るとほぼ雨は上がってそれにつれて気温も上昇し始めた。
ここで折り返して東に向かう。今回は小坪のゆうき食堂で昼食の後三浦半島を反時計回りに一周する計画をざっくり立てていた。平塚のラオシャンラーメンも立ち寄り候補だったけれど、時刻が若干早かったのとお店が営業していなかった場合の代替案が無かったのでただ引き返すしかないため断念した。ゆうき食堂なら万が一営業していなくてもそのまま三浦半島を進めばどこかに営業しているお店もあるだろうし。
R134を東進し、材木座海岸から逗子に抜ける飯島トンネル手前で側道から小坪海岸トンネル方面に抜けるつもりでうっかり通り過ぎ、トンネルを抜けてから反対車線側の側道を降りるという間抜けなことをやらかしてみたりしつつも無事ゆうき食堂に到着。
ゆうき食堂前着は13時ちょい前
混雑もなく無事着席。
マグロ中落ちとブリトロの刺身二種盛定食を注文。
マグロ中落ちとブリトロの刺身二種盛定食
腹を満たしてリスタート。雨もほぼ上がり、気分良く逗子から葉山へ。
久し振りに森戸神社にお参り。
森戸神社
さすがに人影もまばらでひっそりしている。
雨で濡れることを懸念して御朱印帳を携行しなかったことが若干悔やまれるがこれはまあ仕方がない。
鳥居の向こうに富士山が見えない
本殿裏手の海岸の波打ち際を眺めてまったり
あまりのんびりしていてもなんなのでリスタート。時刻は14時半近く。この日の走行済み距離は75kmほどなのでできればあと150kmくらいは最低でも走っておきたいたいところ。
リスタートしてしばらくは道幅が狭い上に交通量がそこそこ多く、更にちょこちょこ歩行者が歩いているので路側帯をゆっくり進む。小石があったり側溝のグレーチング蓋に隙間があったりするので速度は出せない。
ブロック塀のお陰でブラインド気味になった左コーナーを曲がった先に歩行者がいたので若干強めにブレーキレバーを握った瞬間「パキン!」という音とともに右ブレーキレバーの感触に違和感が生じ、ブレーキパッドがぐらついてディスクローターと接触してシャリシャリと擦れる音。
<実走行ログ:2019/12/30>
慌てて近くの多目的休憩所に飛び込み、車体をひっくり返してホイールを空転させると明らかにブレーキパッドがぐらついてローターと接触しているのがわかる。
「困った時にはディクロード車乗車経験豊富なパイセン、モロさんに聞け!」
更に
「三人寄れば文殊の知恵!」
ということで前日のゆるポタの際活用したグループDMに状況を投稿、わたし以外の三人ともわたしよりディスクロード車乗車歴が長いので経験豊富なはず。
そしてモロさんとべいさんの助言に従ってブレーキパッドの固定ピンを抜いてみたら、パッド押さえの板バネが破断してしまっていることが判明した。
板バネ破断
”パッドが摩耗し過ぎて板バネも摩滅してしまった例がある。”とモロさんから教わったものの、パッドはそれなりに減っているとはいえまだまだ充分な厚みがある。
パッド厚は充分
降雨後の路肩付近を低速で走行していたので運悪くなにがしかのゴミ等を噛んでしまったのではないかとの推論が成り立ったものの、原因が推測できたからと言って状況が好転する由もなく。
ようやく日が差して気温も上がって来たと言うのにこれ以上先には進まず(っていうか進めない)、京急線新逗子駅(年明けから「逗子・葉山駅」)から輪行で離脱することにした。なんとなくイヤな予感がしたので輪行袋を携行して走ったまでは良かったけれど、いざ輪行しようと思ったら肩掛け用のストラップを忘れてしまっていたので運ぶのに相当難儀した。それでもどうにかこうにか自宅に帰着したのがまだ多少明るい16時過ぎ。
ひとまず着替えを済ませてしばし考慮。
走行距離は二日間の累計で250km強ほどにしか到達しておらず、このままでは大晦日に最低でも250km弱走らなければFestive500チャレンジ未達で2019年が終わってしまう。ルール上はログ取得開始が2019年12月31日であれば記録終了が元日にずれ込んでも問題なかったものの、2020年元日は小金井元旦ロードレース大会にエントリーしてしまっているのでそうそう無理が利かない。
結局前日同様「晩飯ライド」で距離稼ぎを行うことに。
そんな訳で再び着替えを済ませ、軽く走って大晦日の走行距離を多少なりとも短くしようという悪あがき的な晩飯ライド。この夜は東神奈川駅前の元祖ニュータンタンメン本舗を指して、自宅からは遠回りになるよう綱島街道を使って片道約20kmのライドへ。
路面はすっかりドライなので新車で大丈夫
多摩川CRを遡上し、いつものようにガス橋から右岸へは進まずそのまま丸子橋まで左岸を進んだけれど、やはり散歩者が多めなので気を遣う。
丸子橋を渡って一瞬中原街道を進もうかとも思ったものの、引き返すポイントを考えるのが面倒だったのでそのまま綱島街道へ。菊名からのアップダウンがなかなか練習に良い感じとか思いつつ東神奈川に到着。
元祖ニュータンタンメン本舗東神奈川店
思いの外混雑していてしかもタイミング的に家族連れが入ってしまったようで、しばらく待たされたけれど5分ほどで席に通されたのでタンタンメンと餃子、半ライスを注文。
餃子とタンタンメン・大辛+(半ライス)
すっかり満足し、タンタンメン自体ニンニクが効いているのに更に餃子までいただいてしまったので自身の吐息に若干アレな感じがしたものの誰かと会う予定もないので気にしたら負け。
R1かR15で帰ろうかとも考えたけれど、それだと距離が短くなってしまうので来た道を引き返すことにして再び菊名への坂道をアップダウン。
丸子橋手前で信号に引っ掛かったので裏道を使い、山王日枝神社前を通過して多摩川沿いの道に出て右岸を下り、ガス橋から左岸に渡って帰宅。
山王日枝神社
専修寺関東別院前帰着
往復で40kmを少々上回ったおかげで累計走行距離が辛うじて300kmを上回ったので大晦日は195km以上走ればチャレンジ達成。いち日の走行距離が200kmを切ると「ゆるふわ感」が強くなるので多少は気が楽になる。
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2020.01.07 Tue 22:51 -edit-
ひたすら
”脚が終わった。劣化した…。”
とつぶやいていたべいさん。
PBPからまだ半年経っていませんよ?
”momさんがパワーメーターを使いこなせていないので使い方を教えて欲しいということなので軽くレクチャーを兼ねて往復50kmくらいのライドをしようと思うのですが、12月29日は空いてますか?”というモロさんのお誘いに乗っかって、29日(日)10時に秋ヶ瀬公園近くのマックに集合。メンバーはモロさん、momさん、べいさんとわたしの四人。
※因みに一都三県民とは、モロさん=埼玉県、momさん=神奈川県、べいさん=千葉県、わたし=東京都に各々在住しているからである。
ここ数年達成してきた「12/24-31の8日間で500km以上のライドをしよう!」というRaphaのFestive500チャレンジだったけれども今年は12月24日から27日まで健康診断だったり忘年会続きだったりで通勤時に自転車に乗れなかったため0kmのままで、28日に軽く乗り回そうと考えていたら前日の仕事納めからの神田馬力での痛飲のお陰で丸いち日ダラダラ寝て起きて過ごしてしまうという体たらく。2019がイベント開催最終年であるらしいのでどうにか達成して締めくくりたいわたしにとってこの日と30、31日の三日間で500km以上を走る必要があった。
自宅から集合場所までは40kmちょいだったけれど(アップダウンが少ないコースなので二時間あれば余裕で到着できるはず。)と、余裕しゃくしゃくで準備をしていたらいつの間にか時間が過ぎてしまったのはまあいつものごとく。8時過ぎになって慌てて走り出すことに。
専修寺関東別院前を出たのは8時15分を回っていた
彩湖には小金井トラチームの練習会等でしょっちゅう自走していたので秋ヶ瀬公園はその先。特にルート案内せずとも迷子にはならないだろうと軽く考えて走ってみたら目的地を完全に勘違いしていて集合場所手前をうろうろ。
結局三十分遅れくらいで集合場所に到着。
<往路:2019/12/29>
↓因みに本来の予定ルートがこれ↓
秋ヶ瀬橋で荒川を渡るつもりでいたのに笹目橋を渡った辺りでいろいろ感覚が狂ったっぽい。
兎にも角にもなんとか無事合流し軽く腹ごしらえ。
出発前にまったり
今回はわたしが新車、べいさんは「SR600走破を見据えた34T搭載&ロングアーム化と油圧エイドアーム(補助ブレーキレバー)装備」という改修を施した愛車で参加。
ここでmomさんが
”あれ?とりさんのコンポってeTAPでわたしとおんなじよね?でもこれバッテリーつけるところ無いんじゃない?別のところに付くの?”
と、前輪ディスクブレーキのキャリパーを見てバッテリーが装着できないことを不思議がるという天然っぷりをいかんなく発揮して場を和ませてくださった。
そんなこんなの後ゆるゆるとライドスタート。
モロさんを先頭にのんびり
早速画面表示に関してあれこれ
荒川サイクリングロードをメインに北西方面へ
ホンダエアポートの手前辺りでじりじりとべいさんが遅れ始め、モロさん&momさんからの距離が50m、100mと離れて行く。
べい:終わった、付いてけない。とりさん先行って良いよ…。
とり:マジですか?んじゃお先に行ってますよ。
先行していた二人に追い付き
とり:エースちぎれました!
mom:え~~~?
モロ:なんと。
しばらく三人で走行していたところ、前方に15名くらいの集団が。
明らかにこちらよりペースが遅いので頭を抑えられてしまった感じだけれど、人数が多すぎるのでさすがに狭いサイクリングロードで一気に抜くのははばかられたため仕方なく後ろに付いてしばらく走行。グループポタも結構だけれど、あれだけ集まるのならせいぜい5、6人程度にグループを分けるくらいの配慮が欲しいものである。
川島町内のミニストップで軽く休憩してから折り返すことに。本来はこの辺のカフェにでも寄ろうかという計画だったものの、周辺のカフェは軒並み28日(土)までで営業を終了していた。
イートインにて
べい:いやはや、想像以上に走れなくなってるよ。もうあっぷあっぷだもん。
モロ:こんな平坦で風も無いのに?
べい:土手に上がる坂道で脚が終わった。二人(モロさん&momさん)に付いて行けなかったし。あの集団がいなかったらもっと遅れてた。
モロ:だってPBP走ったんでしょ?たった四ヶ月で劣化し過ぎですよ。
べい:この一か月で7kg増量しているからね、伊達じゃないよ。
胸張って言うことですか、それ。
そして折り返し。
べい:休んだから脚戻ったよ、これなら走れる!
↓↓↓↓↓↓
(十数分後)
↓↓↓↓↓↓
べい:ダメだ、脚が終わってついていけない…。劣化した…。
momさんとモロさんに置いて行かれてしまうべいさんの図
前方の二人の姿が小さくなってしまったので
とり:べいさん、すみませんけど橋まで全力で行って待ってます!
べい:…どうぞ…。
とり:橋で待ってますよ!
※大事なことなので二度言いました。
と、入間橋までインターバルダッシュ的に高強度のペダリング練習を始めてみたものの、あっという間にスタミナが尽きるなど。
スタミナ切れを起こしつつも前走二人をパスして入間橋手前で待機、再度四人が集合したところで昼食に。場所は埼玉県人の心のふるさと山田うどん。
ダブル埼玉丼セット
スタカレー丼(カレー風味のスタミナあんかけ丼)とパンチうどん(もつ煮が乗ったうどん)
べいさんも同じようなものを注文しようとしていたけれど
モロ:べいさん!ここでがっつり食べちゃったら焼肉入りませんよ?
二人はこのポタの後、与野駅近傍の焼肉店に行く予定なのであった。元々はわたしも誘われていたのだけれど朝のバタバタで輪行袋が見つからなかったという情けない理由で参加不可能になってしまっていた。
残りは10kmほど。
文明堂の埼玉工場に立ち寄ってお土産を購入して帰ろうという当初からの予定通りに寄り道。
焼き肉が待っているというので脚が軽く回るべいさん
文明堂埼玉工場
数年前キレイになったという販売店舗
べいさんは”きれいになってから初めての訪問だ!”と言っていたけれど、思いっきり記憶が間違っていると後日とある筋からの情報提供があった。
切り落としカステラは販売終了
二階の休憩スペースでお茶をいただきながら軽く雑談。
自宅への帰り道を検索するのに日本地図を見始めたmomさんに対してべいさんがツッコミを入れる一幕があったりしつつ。
この子だけ鏡餅を持っていた
文明堂を後にして近所のコンビニ駐車場で焼肉組と自走組に分かれて解散。
わたしとmomさんは多摩川まで一緒に帰ることに。当初は新小金井街道を使うつもりでいたけれど、志木駅前の抜け方をしくじったのでmomさんが往路で使ったという武蔵境通りを南下。信号の繋がりの悪い、非常にストレスフルな道路であった。
夕方から急速に雲が増えて来た
稲城多摩川原橋で川沿いに下るわたしと府中街道を使うmomさんと二手に分かれて帰宅。
いったん帰宅
<実走行ログ(復路込み):2019/12/29>
前日丸々いち日ダラダラ寝て起きて過ごしてしまったため、Festive500チャレンジのためには29-31の三日間しかないのは先述の通り。
秋ヶ瀬までの往路が40kmちょい、本番のライドと復路で丁度100kmくらいあったので29日いち日のライド距離は140kmとなったものの30日は生憎の雨予報だったためできれば少しでも29日の内に距離を稼いでおきたいと考え、距離稼ぎと夕食のために都内へ。
あとから思えばこの時軽く走っておこうと考えたことが本当に良かったのだとしみじみ思う。
銀座はしごで担々麺をいただこうと思って向かってみたら生憎年末休業期間に突入してしまっていた。それならと、九州じゃんがらに向かうもあほみたいに行列になっていたので断念。
しばし思いを巡らせて京橋のどみそ本店に行ってみたら営業していて店内の座席に空きがあったのでそちらで特みそこってりラーメンと半ライスをいただく。
どみそ京橋本店
特みそこってりラーメン
お腹を満たしたので腹ごなしと距離稼ぎ、新車の記念撮影を兼ねて都心部をうろうろ。
日本橋道路元標
2020年は多分これに乗って大阪→東京のキャノンボールライド(通称キャノボ、24時間で走り切る)にチャレンジする予定なので決意表明的な一枚。
東京駅丸の内口
丸ノ内
東京国際フォーラム
江戸城馬場先門跡
楠木正成像
芝公園からの東京タワー
東京タワー南東角
軽く都合40km弱流して帰宅
<実走行ログ:2019/12/29>
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【ブルべ10年生】BRM104神奈川200逗子【端緒の記録】
2020.01.05 Sun 14:27 -edit-
「お約束」である
茅ヶ崎サザンCでチェックインしたら
いきなりメイヤーになっていた。
なかなか幸先良い新年の初ブルべ
令和2年初ブルべはAJ神奈川の新年恒例200kmの逗子。
AJたまがわが「元日ブルべ」を開催し始めるまでは概ね関東圏内での最早開催となっていたのがこれで、東伊豆を走るこのコースは在京の他の主催クラブも活用させていただいていたりします。
ゴール後になって虫さん、クロさんが”わたしたちこれで「ブルべ五年生」です!”と語っていたので改めで振り返ったらわたし自身今年が「ブルべ10年生」というなかなかきりの良い年数なのでありました。そんな「新学年初ブルべ」に昨年末新たに相棒となった新車を初投入。きっちり完走、認定をいただけて幸先良いスタートとなりました。
新年早々某所で痛飲しまくり、駅前に見える灯りはセブンイレブンのみという地の果てのような千葉県佐倉駅からタクシーで同じく千葉県内の柏市にある実家に帰省したりというなかなか香ばしい日々を過ごしていたりしたおかげで前夜はなんの準備をすることもなく睡魔に敗れて22時頃就寝し、目覚めは3時半頃で軽くシャワーを浴びてあれこれ準備。準備とはいえコースは完全に頭に入っているのでGPSの準備も要らず、着用ウェア類と携行品の整理のみ。
天気予報を確認して防寒装備を決定し、その他の準備はのんびり済ませて自宅出発は4時20分頃。途中関内駅前のゆで太郎で補給を済ませ、スタート地点到着は6時30分になるかならないかといったところ。
専修寺関東別院前4時20分頃
早朝からしっかり食える胃袋がありがたい
<実走行ログ:2020/01/04>
ある意味正装。
体感3度 pic.twitter.com/DYE1X7YD0b
— 虫L( ¯﹀¯ )」 (@road_mushi) January 3, 2020
ブリーフィング&スタート
毎年恒例で、スタート地点からR134に合流するところまではAJ神奈川本多代表の後ろに付いて追い越し禁止のパレードラン。以後信号タイミングと併せて団子にならないようグループに分けて本番スタートとなる流れ。
わたしは半ば以降のグループに入ってR134に入ったけれど、100mほど進んだところで反対車線からこちらに向かって来る参加者の姿。(遅刻参加者かな?)と思った次の刹那、その参加者が”通行止めです!この先通れません!!”と警告を発し、更にその後方から反射ベストを着た集団が大挙して戻って来たのはなかなか笑えるような壮観な眺め。
後続車の状況を見つつUターンして来た道を引き返し”鎌倉に抜けて!”という本多さんの指示に従い横須賀線沿いに出て新小坪トンネル経由で鎌倉に抜け、滑川交差点からR134に合流して以後は正規コース通り。やや波乱の幕開けとなった令和2年初ブルべのスタート。
<実走行ログ:2020/01/04>
おそらくうまく抜けられたのだろう、前方にはそれほど集団が多くなかったものの、それでも結構な数がいたのでタイミングを見てパス。スタートで人数を区切ったのに結局思いっきり団子になっていたし。しばらくのんびり走行していたら前方に女子二人組。某A居母娘であった。”お疲れ様!”と声をかけて華麗にパス…のつもりが信号に引っ掛かってしまい江ノ島水族館手前辺りで追い付かれる。
”(生脚の)おかしなひとだ~!”
”寒くないんだからおかしくない!”
”後ろから見てると(日焼けで)良い色し過ぎてて人種がわからない!”
”あはは…。”
そんな会話の後リスタート。
再び単独走行になったので新年初の茅ヶ崎サザンCへ
チェックインしたらメイヤーを取れた
コースに復帰したら何人かのグループの後ろに付くことになったのでしばらくそのまま後ろに付いて、R1に入ったところで様子を見てパス。
定点撮影の大磯松並木
その後のんびり東伊豆を堪能し、江之浦のPC1へ。
PC1(51.0km)
ローソン西湘江之浦 09:21
リスタートしようとしたところでマヤさん、本多さんが車で到着。
今回救済も考えているとのことだったけれど時間も距離もそれほどロスしたような感覚が無かった。まあ、その辺は主催者の判断だし下手に口出しするようなことでもない。
遅れて到着したヤマシンさん、Akkoさん、陳さんたちと軽く会話を交わした後単独でリスタート。
初島に丁度日が差していた
後方にうっすらと伊豆大島
四つあるトンネル迂回路の内三つ目、赤根トンネル脇を通っていたら前方にPCから先回りしていたマヤさん、本多さんの姿が。手を振りながら通過したらスマホを構えていたマヤさんが”トリさん!フェイスブックにUpしても良い?”と聞いてきたので”全然問題ないです!”と答えて通過しかけたところで”あらやだ!写真撮り忘れちゃったわ!!”という声。”Uターンします!(笑)”と、50mくらい引き返してから改めて撮っていただいた。
恰好良く撮っていただけたTake-2
東伊豆利用ブルべの定番間瀬本店
「年末年始期間限定菓子」のレモンケーキ
この時期名物の苺大福は1月7日からの販売とのこと。毎年そんな感じですよね、新年早々は苺が入荷しないから。
後続が数名入って来たので長居せずにリスタート。
網代から伊東方面に向かう際、11時過ぎに通過した宇佐美のふしみ食堂の様子を伺う。暖簾が出されていて「準備中」の表示なので休業はしていないことを確信し、伊東市内を抜け川奈方面へ。
手石島
何年も前からここでオープンウォータースイム練習をやりたいと思ってレスキューチューブも購入したのに一度も実現できていない。
富戸で定点撮影
このちょっと先でイーチョねーさんとスライドしたけれど、ねーさんが少々ヤラレ気味でこちらが手を振ったのには気付いていただけなかった。
PC2(100.7km)
ドーロ商店 11:50頃着
先行していたデ・ローザ乗りの人は先頭集団でスタートしたため、引き返さずに済んだらしい。
ここから宇佐美のふしみ食堂までは15kmほどなので3~40分あれば着けるので丁度お昼時になって混雑する可能性も捨てきれなかったけれどまずはふしみ食堂へ。
折り返しの伊東までの区間で相当数の知り合いとスライドし、伊東市内に入っても数組とスライド。往復コースはスライドが楽しい。
12時半頃到着
タイミングよく席が空いていて、全く待つことなく店内に通された。
金目鯛煮魚定食を注文。
金目鯛煮魚定食
半身の金目鯛煮付けとぶり、まぐろのお刺身が付く
お腹を満たしてすっかり満足したものの、軽くデザートが欲しいと考えていたところ、視界に飛び込んで来たのが熱海プリン食堂ドライブインの看板。
立ち寄ってみたところテラス席が空いているのでその場でプリンをいただいて行っても良いとのことだったのでブルべコースを眺められるテラス席に腰かけまったり。
熱海プリンとイチゴプリンの二種
誰か通過した
ふしみ食堂で着いた座席も丁度道路が見渡せる位置だったので食事を堪能しつつ目の前を通過する参加者を眺めていて(みんなストイックだなあ…。)と感心することしきりであった。
リスタート後しばらく単独で走っていたら前方にVEGAさんの姿が。
しばらく一緒に走っていて、湯河原からの坂道を登って丁度信号で引っ掛かった時”アオバはここ曲がらせてアップダウンがヒドイ道走らせますよね~(笑)”なんてお話。
真鶴駅手前で旧道に入り、じわじわ登る道を淡々と進んでいたらそれまで曇っていたのに急に日が差して来て、なおかつ緩い追い風基調。日差しと追い風と登り坂の三連コンボでやたらと汗をかく羽目に。
写真ポイント(151.1km)
根府川駅 14:46くらい着
絵になる根府川駅舎
残るはPCひとつ(だと信じ切っていた)
旧道は車が少ない
小田原市内に入り、R1を東進してしばらく進んだところでコンビニへ。
PCだと思い込んでいたのにレシートを貰ってブルべカードに挟もうとしたらカードには店舗名の記載がなく、根府川駅の次はGoalのマックとなっていた。今回記憶だけで走っていたので別のBRMと混同してしまっていたのだけれど、PCをすっ飛ばすよりよほどマシなので温かいカフェラテをすすってのんびりまったり。
セブンイレブン 小田原東町5丁目店
PCだと思い込んでいたら違った
徐々に日が傾いてきたR134をのんびり進み、茅ヶ崎から藤沢、鎌倉へ。
かなり渋滞している車列の脇を慎重に抜けて朝事故があったと思しきトンネル付近を抜けたものの、どこで事故があったのか、薄暗かったおかげもあってイマイチ判別がつかなかった。
そんなこんなでゴールのマックに到着。
Goal(203.1km)
マクドナルド逗子駅前店 17:16
(認定:10時間16分)
蓋を開けばのんびり走ったつもりでいても久し振りに10時間台での帰着。もうちょっと遊べたよなあ。というのが率直な感想。
今回、諸々思惑があって必要最低限の装備で出走し、かなり軽い状態でだったので途中の寄り道を含めて10時間台での帰着というのはほぼ想定通りではあったものの、走力不足というか一時期と比較すると劣化が否めないなと。きちんとコンディションを戻して行かないと。
ゴール後はその場に陣中見舞いに来たアキくんや先にゴールしていたイーチョねーさん、ゴール受付業務のために合流したオモテ先生や帰着したけーこ隊長、受付のマヤさんとあれこれ雑談したりしつつ時間を潰して虫さん、クロさん、サクマさんのゴールを迎え入れ、受付撤収となった21時頃においとま。
自走帰宅途中小腹が減ったので関内駅前のラーメン屋さんに寄り道して、自宅近所のスーパーでビールを買い込んで23時をちょっと回ったところで帰宅。
<実走行ログ:2020/01/04>
北海道ラーメン来々軒 本店
オロチョンラーメン 6倍
川崎 稲毛神社
今年は「ツールド御朱印」やりたいね。
帰宅は23時10分頃
改めて
AJ神奈川スタッフ及び関係者の皆様ありがとうございました。
参加者の皆様お疲れ様でした。
本年もよろしくお願いいたします。
早速次回鎌倉300ですね。
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