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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【ことごとく】フラぺ de 奥多摩【想定外】 

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白岩の滝上段を上から。
三段からなる白岩の滝の最上段
水音が心地よく
沢を流れて来る風もひんやり。

<2020/08/29>
(久し振りに海沢園地に行って海沢三滝(※かつては四滝だった)に行きたい!)
いきなりそんなことを思いつき、(滝巡りをするなら足元はトレッキングシューズかトレランシューズが好ましい。ならばフラぺの通勤車だ!)と、基本的には四年前の冬に訪れた時と同様の発想でフラぺの通勤車(弐號)でアクセスすることに。

早速トレランシューズを引っ張り出す。
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ガワが少々(?)汚れている
最後に使ったときは雨降りのトレイルだったのでインソールは洗ったもののガワはそのままにしてしまっていたので風呂入った時にでもついでに洗おう。

日の出と同時に出発するつもりが寝過ごしてしまい、一時間ほど遅れて多摩川公園管理事務所前をスタート。
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6時15分を回った頃
まずはひたすら多摩サイを遡上。

【実走行ログ】


朝から結構な数の散歩/ランニング者がいて結構危なっかしい多摩サイを抜け(※特にガス橋から丸子園地までの区間が狭くて人多くて危ない)丸子橋から一旦多摩堤通りへ遷移、二子玉川を過ぎた小山ドライビングスクールの先からはAJたまがわのブルべでお馴染みのルートを使って狛江まで、そこから再び多摩サイに復帰してその後は坦々と。

牛群地形
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記憶にあるイメージに近い
先日通りかかった際、見え方はかなりわたしの記憶に残っているそれとは違っていたので(水量が増えたのか侵食が進んだのか?)と感じたものの、どうやらその時は多摩川の流量が多めだったようである。それはそれとして、右岸からの流れ込みはかなり切れ込みが深く、侵食が進んでいるさまが見て取れる。

今回は境界の通行止め表示が無くなっていたのでだまされてしまい少々進んでしまって引き返したけれど相変わらず通行止めが続く福生南公園を迂回し、睦橋通りに。ひたすら西進して武蔵五日市駅前へ。
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JR東日本・武蔵五日市駅
駅前では数名のサイクリストたちが輪行解除していた。
皆さん都民の森方面(奥多摩周遊道路)がメインコースかな?

わたし自身は都民の森とは逆方向に進み、峠を越えて青梅市を指す。
つるつる温泉方面から抜けるつもりで坂道を登っていくと『白岩の滝まで950m』の案内表示が目に付いたので折角なのでそちらに寄り道することに。

舗装路はすぐにダートに切り替わり、ロードバイクでは無かったことに心底感謝。タイヤが細いとしんどい。
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基本的には日陰なので涼しい
道は木陰だし、脇を流れる沢の上流から吹き下ろしてくる風がひんやりしているので非常に気分が良い。ほどなく林道の終点。
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ダートの終点は沢になっていた

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案内板
今気付いたけれど今回巨岩まで登っていないわ、オレ。

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案内板の前に弐號を停車

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白岩の滝遊歩道入り口

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アジサイがしおれずにまだ残っていた

蝶がひらひら舞うので追いかけてみた。
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流し撮りしてみたけれど残像しか無いw


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遊歩道に入ってすぐの流れに手を入れる
冷たいし飲んでみたら美味しい。

ふと、左手首に何か付いているのに気がついた。
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いつの間に?
近くの葉っぱの上にリリースしたけれど、餌にしている葉っぱだったかはわからない。

案内板にあった通りこの沢には大小さまざまな滝がある。
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小滝の何番目?

白岩の滝自体は三段の段滝
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下段の滝と雨乞いをした場所に残る祠

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下段の滝上部

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中段、上段
正面から見られるけれど近くに寄るにはちょっと迂回。
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ゴツゴツした岩場を回り込む

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上段(かな?)

更に上流に向かうにはなかなかスリリングな通路を行く。
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丸太w

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正直どれが白岩の滝でどれがその他の小滝なのかわからん

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勝手に「巨岩」と思い込んだ岩
見取り図だと沢の合流地点でなおかつ沢の左岸に無いとおかしいし。

【歩行ログ】
30分ほどのんびり歩き回ったので撤収。
誰もいないのかと思ったら登って来るひとたち数名とすれ違った。五日市駅から近いしこの先すぐにつるつる温泉だし、軽く歩く分には丁度良いのだろう。

林道から復帰して、少々早めの時刻だったもののつるつる温泉で昼食を。
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冷やしさっぱりおろしそば(大)

軽くお腹を満たしたのでリスタート、青梅へ抜けるべく更に坂道を登る。
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あれ?
この峠、通れたような記憶があったけれど間違っていたか?
仕方がないので折り返して約5、6km下ったところの分岐から梅ケ谷峠経由で吉野へ。
(後から地元に明るいチャラくんから『歩行者や自転車なら通り抜けられる』という事実を教わった。突っ込めば良かったわ。)

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梅ケ谷峠通過
地味にイヤな坂道である。

吉野街道に出てひたすら西に進み、多摩川南岸道路の城山トンネルを抜けてすぐのところを左折して海沢林道へ。いよいよ今回の目的地である海沢園地が目の前。

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記憶にあるよりかなり荒れている

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沢からは時折子供たちの嬌声が
沢遊びをしている家族連れやラフティングを楽しんでいる人たちで結構な賑わい。

10%を超える勾配の、路面が荒れた坂道をえっちらおっちら登って行って、ようやく海沢園地入り口に到着。
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(な、、、ん、、だ、と?)
オレは何のためにここまで登って来たのか?

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おそらくは遊歩道整備用のモノレール
早く通れるようにしていただきたいものである。

ここまで来て目的を失ってしまったので、地図を確認した上で大ダワを抜けて檜原村経由で帰ろうと思い立って移動開始。
大ダワは数年前に一度、檜原村側から抜けて来たことがあったけれど、その時は(大ダワ越えは何が何でも奥多摩町側からアプローチ!)と、心に誓ったくらい奥多摩町側の下りは酷かった記憶があった。

GoogleMapsによれば「都民体験の森」入り口からしばらく進めば大ダワに向かう林道へと通じる道があるはず。先だって虫さん、クロさんと柳沢峠を登った際、クロさんのジャージを洗った場所からアプローチ。

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味わいのある岩清水

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水場があったので顔を洗ってさっぱり
飲み水としても補充。

水場を過ぎてすぐ、コンクリート舗装の急勾配。
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10%は優に超える

しばしえっちらおっちら登って行ったら分岐の目印となる養鱒場が見えて来た。
ここを鋭角に曲がれば大ダワに抜ける道のはず。
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こんなに荒れた道な、の?
(いやいや、記憶にある道と全然違わねーか?)
さすがに奥に見えるダートが続くようだと遭難しかねないので今回大ダワはパスしてそのままこの坂を登って「体験の森管理棟」まで行くことに。(自販機でジュースでも買って飲んでから下ろう。)

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なかなか趣深い切通し
こういう雰囲気は大好物です。

ひたすら二桁勾配が続く道を我慢しつつ登った先に管理棟の建物が。
(赤コーラあったら嬉しいな♪)
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管理棟建物周囲に自販機なんかねーし

失意のまま坂を下り、この先どうしたものかと。
(真っ直ぐ帰るのもシャクだし、大丹波の中井で釜めしをいただいてから帰ろう!15時回ったところで夕飯にはちょっと早いけれどおやつ代わりということで。)
おやつにしては少々重たい気がしなくも無かったが、とにかく思惑違いであれもこれも叶わなかったので美味しいご飯でも食べて帰りたかった。

青梅街道から逸れて山の中へ進み
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中井に到着
お店の周りは順番待ちの客が結構な人数待機していて「入店まで60分待ち」の表示もあった。さすがにここまで来て引き返すのは気持ちが許さないのでウェイティングボードに記名して待機。ほぼ表示通り60分後に店内に通された。
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ひとまず釜めしとは別にお豆腐を
「名残り豆富」というお塩でいただく若干しっかり固めのお豆腐。

数量限定の『鶏ごぼう釜めし』は当然のごとく売り切れだったのできのこ釜めしを。
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釜めし、水炊き、刺身こんにゃく

予定していたことがことごとく外れてしまい、若干気落ちしながらも取り敢えず満足して再びAJたまがわお馴染みのコースを利用して多摩川を下って我が家まで。
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専修寺関東別院前帰着@21:30
結構遅い時刻まで走り回ることとなってしまった。

この語、Twitter上で大ダワへのアプローチに関する情報がいくつか寄せられ、翌日再びチャレンジする流れとなったのであった。
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タグ: 観光  白岩の瀧  つるつる温泉  中井  釜めし  体験の森 
2023May24Wed

【出張ついで】富山湾岸サイクリング-2/2【でしたが何か?】 

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比美乃江公園より唐島を眺める。
数日前までの天気予報では曇りのち雨
前日の予報でも曇りだったものの
蓋を開けば晴天
ありがたかったものの
もうちょっと雲があった方が楽だったw

<2020/08/23>
前夜は滑川在住のわわさんと数年ぶりにお会いして大いに盛り上がり。ツィ廃のわたしが全くツィートしなかったあたりでその盛り上がり具合を察していただきたい。
明けて富山滞在三日目の朝。5時に起床し、輪行袋を携えてホテル一階へ移動、表で自転車を組み立てワイヤーロックで施錠して部屋に戻り、シャワーを浴びてしばしまったり。

6時からの朝食をしたためコーヒーをすすって6時半過ぎにチェックアウトを済ませてホテルを出発、荷物を預けるべくコインロッカーへ。
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朝ごはん

とやマルシェ内の自由通路にコインロッカーがあったものの東側進入口は工事中で使用できないため駅構内南北連絡通路を押し歩きで通ってコインロッカーコーナーへ。
荷物を納めて再び押し歩きで外に出たところで『自転車は降りた状態でも通行しないでください』と書かれた貼り紙に気が付いた。いやはや、昨日も普通にここ押し歩きで通過しちゃったよ。関係各位本当にごめんなさい。目的があると途端に周りが見えなくなってしまう傾向はどうにかしないと事故につながりかねんので注意しないとな、、、って子供か!?

駅北口からしばらく北に進み「水の記憶」というオブジェの前で記念撮影。
水琴窟の原理で球体から伸びている管から音が聞こえるということだったが短時間耳にあてていただけでは風の音以外特になにも聞こえなかった。朝の内は風が弱く富岩運河の水面が穏やかだったからというのもありそう。
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水の記憶

さて、夕方の新幹線で帰京するのであまりタイトなスケジュールにはならないよう、前日に引き続いて今度は富山市以西の富山湾岸サイクリングコースを中心に海沿いを走る。

【実走行ログ】

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富岩運河親水公園・天門橋
今回も富岩運河右岸を北上。

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おは中島閘門

海から2kmほど内陸の県道1号線の荻浦橋が神通川を渡る最下流の橋。
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暫くは内陸の県道を進み、神通川を渡る

神通川を渡ってすぐのコンビニに立ち寄り氷を調達し、保冷ボトルいっぱいに詰めてリスタート。内陸の幹線道路から海側に進行方向が変わり、更にしばらく進むとしんきろうサイクリングコース」と同様の歩行者・自転車専用道路に切り替わる。

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暫くは気分よく進める


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なんかある

近付いてみたら
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嫌がらせに近い

サイクリングロードが住宅地を通過し、生活道路と交差してしまう区間でこのような安全対策が必要になるのは致し方なしというところではあるけれど、これだったらわざわざ専用のサイクリングコースにせず、県道の端にペイントで誘導すれば良いのではなかろうか。こんなの誰も幸せにならんではないか。

そんな訳でわたし自身はサイクリングコースと並行している一般県道にエスケープ。
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こちらの方がはるかに走りやすい
交通量もそれほど多くない。

更に前日同様なるべく海に近いところを通る。
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やはりこちらの方が気分が良い
『湾岸』サイクリングコースなんだしさ。

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海老江海浜公園突堤にて
ほんの二、三日前までは雨または曇りの予報だったというのに嬉しい誤算である。

リスタートするとすぐ、上面道路は自転車通行不可となっている新湊大橋が見えて来た。
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この曲線は非常に好み

主橋脚にはエレベーターが設置されていて、歩行者は車道のひとつ下層を通行することが出来る。「歩行者」が通行可なので当然自転車は押し歩き。
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エレベーターで歩行者用通路へ

てくてく歩いて対岸へ。
降りてすぐのところに海王丸パークという、帆船を係留してある臨港公園があったので様子見。

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膜構造の休憩所

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海側全景

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「貴婦人」と呼ばれる海王丸

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桂由美プロデュース「恋人の聖地」
ふ~~~ん、でっていう。)

敷地内にあるお店はまだ営業を始めていないのでそそくさと退散、リスタート。
富山新港から伏木港右岸、更に橋を渡って左岸万葉埠頭へと抜ける。
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六渡寺駅付近にあった廃ガントリークレーン

越中国分駅付近を通りかかった際前方の高台に白くて背の低い灯台が見えて、交差点での信号待ちの際「岩崎ノ鼻灯台」方面を示す案内があったので寄り道してみることに。
坂を登っている最中に現れた案内看板には(恋する灯台)とあって(はぁ?)ってなった。
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(海王丸パークの「恋人の聖地」と言いこの灯台と言い、このあたりの連中はみんなして恋愛脳かよ?)と、内心ながらド失礼なことを毒づく非リア充一匹

最後の最後にちょっとした急坂があった先に小ぢんまりとした白亜の灯台。
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高台にあるので非常に可愛らしいサイズ
どうも恋する云々というのはこの付近で大伴家持が恋の歌を詠んだという故事に由来するようなしないような。少なくとも近くに家持の歌碑はあった。

坂を下って雨晴トンネルを抜けてしばらく進めばガクさん”あそこからの眺めが一番好き!”と語っていた雨晴駅である。
とはいえ夏場の混濁した大気の向こうに立山連峰の偉容は、残念ながらうかがうことは叶わなかったのであった。

【JR西日本 氷見線・雨晴駅】
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入場券を購入して構内をうろうろ
出来れば記念の硬券とか用意して欲しいものではあるけれどなあ。

駅向かいの自販機でのコーラ休憩を挟んでリスタート。
サイクリングコースは砂浜沿いに出る。
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雨晴海岸の眺め

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氷見市のマンホール蓋
ブリをあしらってある。

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街灯もブリをモチーフにしている
夜走ってみたい。

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比美乃江大橋
斜張橋は美しい。
この橋を渡ると右側は海沿いに比美乃江公園が広がり左側は道の駅や「ひみ番屋街」と呼ばれる氷見漁港の場外市場が広がるにぎやかな地域。

富山湾岸サイクリングコースにおける『氷見まで〇km』という標記の示す『氷見』は、実走距離から類推するにこの辺りを示していたものだけれど、前日朝日町まで走った際の距離数を鑑みると、起点/終点で示されていた距離数には10数キロ不足している。サイクリングコースから逸脱した道を走ったり寄り道があったものの、累積距離の誤差がそこまで大きなものになるとは思えなかったし、何より路面の青いペイントは続いていたので一応引き返しに要する時間も考えて正午までで折り返すということにしてひとまず終点を見極めるべく先へと進むことにした。

賑やかな道の駅、比美乃江公園付近を抜け海岸沿いの一本道をひたすら北上する。
このあたりの道の感じはアップダウンとトンネルの組み合わせがどことなく宮城の松島周辺を思い起こさせる。
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『県境まで〇km』という表記はなかなか見ない

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比美乃江公園を過ぎても続くサイクリングコースの表示

海沿いの、緩いアップダウンが続く道を淡々と進むと唐突にサイクリングコースの終わりを告げる標識が現れる。唐突さは東の端である朝日町のそれと同様だったけれどあちらは一応サイクリングコースの終端としてちょっとした広場のようになっていたけれど、こちらは道の途中でぶっつり切れている。
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石川県との県境が終端

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朝日まで片道102km
富山駅から富岩運河沿いに進んでから氷見と朝日を往復すると約220~230kmといったところなので十分に日帰り圏内ではある。って言うか完全往復のブルべ開催可能やん。

時刻は10時半、まだ余裕があったし能登島を眺めるにはあと片道10kmほど走れば七尾市中心部の海岸に出られるが、帰京を考えてあまりタイトなスケジュールにしたくないので引き返すことにした。
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終点 / 始点近くの浜
泳ぎてえ。。。

再び緩いアップダウンの道を戻って比美乃江公園に寄り道。気分の良い海辺の公園。
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比美乃江公園にて
奥に見えるのは唐島

11時になるかならないかのところだったので、少々早めだったものの昼食は往路の際に案内看板を見かけて当たりを付けていた市場食堂へ向かう
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氷見港 市場食堂
表にはウェイティングボードまである。(さすがに結構混むのか。。。)と思いつつ案内された席に着くとわたしの次の組からは空席待ちで並ぶことになった。ナイスタイミング。

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若干迷いつつも初回なので定番の氷見浜丼(やわやわ=並)を

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サワラの炙りとメジナ、ブリ、甘えびの丼と土鍋の漁師汁
量は並で十分だった。すっかり満足して会計を済ませ、店外に出たら10数人の行列になっていたのでやはり早めタイミングでの入店は正解。営業は6時半から15時まで

お腹も満たして満足できたので後はのんびり帰るだけ。時間には十分な余裕がある。
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カモメ、テイクオフ!

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長尾・松田江浜
基本的に侵食を防ぐ護岸と沖合の消波ブロックがセットになっている富山湾の海岸において沖に消波ブロックが無く、岸に護岸工事が施されていない天然の浜というのは非常に貴重な存在だと感じた。しかも結構な延長距離がある。
海浜公園内の通路は整備が行き届いていなくて通路は砂に埋もれていたり木の枝や草に覆われた区間が多かった。これは今年に限った新型感染症流行の影響なのかはたまた普段からこうなのか。
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堆砂に突っ込んであわや、というシーンがあった
怪我をする前に公園から退避して一般道へ。

再び雨晴海岸を通って義経岩に立ち寄り。
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義経岩と義経社、義経の松
階段を降りた磯周辺には結構な数の家族連れが戯れていたし、磯の目と鼻の先にある女岩を眺めるには海岸まで降りたほうが良さそうだったけれども磯との間は砂浜になっていたので階段を降りることはパスしてリスタート。

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左:女岩 / 右:男岩

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伏木万葉埠頭付近
非常に快適。

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青い鉄骨トラスがステキな新庄川橋

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再び新湊大橋を渡る

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時間帯と場所による光の加減も面白い

再び海老江海浜公園突堤にて。
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朝は逆光だったので見えなかった富山港方面

朝よりも海側、というか防波堤の上を走る。
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人の気配が薄い
路面はコンクリートなので骨材とジョイント部分のお陰でゴツゴツした走行感にはなるものの、のんびり流す分にはさほど気にならない。飛ばすならアスファルト舗装路を走る方が当然有利だけれど。

防波堤から県道に復帰してイートインが使えるコンビニで小休止。
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ガリガリ君ピンクグレープフルーツ味
これは非常に好きな味。梨に勝るとも劣らないw

神通川を渡り、岩瀬から富岩運河沿いを遡上。
富岩運河は半分で仕切られていて航路部分が浚渫されているようで右岸側と左岸側で水深が違う(ように見える)。初見の時から肉眼では見えたのだけれど光の関係でなかなか画像ではわかり辛かったけれどこの時間帯なら多少わかりやすく写っている。
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手前と向こうで水深が違う

中島閘門まで来たら、今度は前日とは逆向きで観光船が水位調整を待っていた。
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今度は水位を下げて下流方向へ
いずれこの観光船にも乗りたいものである。

前日とは趣向を変えて、今回は左岸を遡上することに。
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今回は左岸を遡上する
左岸の方が木陰になっていて気持ちが良かった。昨日何故このことに気付かなかったのか!)

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右岸だけではなく左岸も色々ある

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再びの天門橋

朝通った道をほぼ逆にトレースし、今度こそは駅構内に自転車を持ち込むことなく富山駅駅ビルのエントランス脇で輪行準備を行い、輪行袋を抱えて多目的トイレに入ってデオドラントシートで身体を拭いてから着替え。
富山駅周辺にはサウナの類の施設が無いのが惜しい。電停ひとつ分くらいの距離のところに何軒か銭湯はあるようだけれど。

帰りの新幹線までの時間潰しで「とやマルシェ」内の居酒屋へ。
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ビールから始めて

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日本酒へ

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ノドグロ炙り刺身・山芋酒盗かけ・すり身揚げ
生ビールから始まり日本酒を四合ほどいただいておいとま。
やはり能登島まで足を伸ばさずに正解であった。

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列車三連(新幹線ホームから)

17時過ぎのかがやきに乗り込んで帰京。相変わらず車内はガラガラ。
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無事新幹線車内定位置確保

六郷土手まで戻って来たら無性にラーメンが食べたくなってしまったので馴染みの中華料理店へ立ち寄り餃子としょうゆラーメンで〆て帰宅。
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赤 / 黒餃子としょうゆラーメン

出張ついでの遊びなのか、遊びついでの仕事なのかわからないくらいには充実した週末なのであった。

【おまけ】
二日間のログを合成したもの。きっちり富山県の海側を端から端まで移動している。

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タグ: ロードバイク    観光  富山湾岸サイクリングコース  氷見漁港  市場食堂 
2023May24Wed

【出張ついでに】富山湾岸サイクリング-1/2【自転車遊び】 

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「富山湾岸サイクリングコース」の内
富山市岩瀬から魚津市外れまでの区間を特に
「しんきろうサイクリングコース」と呼ぶらしい
海沿いの気持ちの良い自転車道だった。

完成車の状態で購入したイザルコ・マックスには、なぜかブレーキキャリパー用スペーサーが一枚しか付属しておらず、これまたなぜかAXSはスペーサーを単体販売していないそうなので、同じくイザルコ・マックスを購入したショップのご主人諏訪さん”どうせ輪行しないで車載でしか移動しないから。”と一枚分けてくれることに。
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調達したので二枚になった

これで安心して輪行できる!
となったのが茅野へ行く前日のこと。とはいえ同行者がいるライドで慣れない輪行を強行して迷惑をかけてしまうのも忍びないのでその時は輪行慣れした車体で参加した。でも輪行解除時に既にパンクしていて迷惑掛けちゃったけれどな!
今回は自分ひとりでの行動だし、移動の新幹線は往路が平日なので「輪行の練習」にはもってこいだと判断してイザルコ・マックス(=バロンくん)で行くことにしたが、これは極めて良い判断であった。

<2020/08/21>
”金曜日の15時から打合せを行いたい。”との要望が富山市内の客先担当者様から。これまでは普通に平日を指定されていたので前泊も後泊もできずに毎度日帰り、何度かあった週末の打合せ時には大抵土日になにがしかの予定が入っていたのでやはり日帰りするしかなく、内心少々悶々としていたものだったが今回は特に土、日に予定が無かったので金、土の連泊で宿を押さえてツーリングを堪能することに。予定を立てた時点での十日間天気予報によれば土曜日は晴れ、日曜日は雨。土曜日にライドを堪能し、日曜日はガラス美術館を始めとした市内観光を楽しめれば御の字。
打合せ開始時刻前に富山入りして自転車を預託した後に業務に取り掛かる予定として正午前には到着する新幹線で移動。
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相変わらずガラガラの北陸新幹線はくたか553号

(チェックイン前にホテルに自転車を預けてしまえば無問題。)と軽く考え、当然ながらフロントで預かってもらえるものと思い込んでいて確認もせずに当日を迎えてしまったが、念のためにと新幹線車内からフロントに電話をかけてみたらコールセンターのようなところに繋がり”16時まではフロントが無人になるので手荷物預かりは請けられない。”という回答を得て少々うろたえてしまう。

というのもネットで検索をかけて調べてみても富山駅周辺で大型の手荷物預かりが可能なところは「とやマルシェ」内の一ヵ所しか見つからず、そしてそこは先だってのお盆休みに開催された【AJ千葉走行会】の際、走行会翌日にべいさん輪行袋入りの自転車を預けようとしたら頑なに拒否されてしまったために市内観光もままならず、すごすごと帰京する羽目に陥ったという曰く因縁の場所である。そしてべいさんからはその件に関する恨み言を散々聞かされ(読まされ)ていたのであった。

改めてネットで検索して手荷物預かりの内容をチェックすると総数の制限はあるものの「預かり品サイズ上限なし」と明記されている。
取り扱いを行っているクロネコのコールセンターに電話をし、オペレーターに確認。
とり:輪行袋に入った自転車を預けたいのですが。
オペ:袋?何袋とおっしゃいましたか?え、自転車ですか?、、、あの、大きさは?
とり:輪行袋、電車内にも持ち込み可能な自転車運搬専用の容れ物です。横1.5メートル、高さ1メートル、奥行き50センチくらい。
オペ:それは弊社で受託できる発送荷物のサイズを超過しているので無理です。
とり:いやいや、発送するのではなく手荷物預かりだしHP上の説明にも「サイズ上限なし」と明記してありますよ?
オペ:確認します、少々お待ちください。
(しばしの後)
オペ:現地は受け入れるそうですのでどうぞお持ちください。お気をつけてお越しくださいますよう。
(「輪行袋に入った自転車」を手荷物として預けることがおそらくまだまだレアケースに近く、オペレーターも人によって理解の深さがまちまちなのだろう。)と思わせるひと幕。

駅に到着して手荷物預かり窓口に持ち込んだところ、受付係の女性が
”自転車は高価なものですよね?充分配慮しますが細かな瑕等、万が一付いたとしてもご了承いただけますか?”と少々及び腰だったものの無事受け取ってもらえた。あの感じを見るにコールセンターに問い合わせを入れていなかったら、べいさん同様わたしも受け取りを拒絶されたかも知れない。

わたしのこの週末の幸せはべいさんの尊い犠牲の上に成り立ったのである。
南無。。。

<2020/08/22>
諸々心配事が発生したものの、ひとまず金曜日の業務は概ねつつがなく終了し、自転車を引き取ってからホテルにチェックインを済ませた後外出して軽くぼっち飲み食いの後ホテルに戻って就寝。5時頃起床して輪行袋に入った自転車を部屋からホテルのエントランス外に持ち出し組み立てて施錠。部屋に戻ってシャワーを浴びて着替え、6時からの朝食。
着替えの際、ヘルメットもジャージもシューズもグローブも忘れずに持ってきていたのにレーパン(ビブショーツ)をバッグに詰めるのを忘れたことが発覚した。前日には移動開始直後にアイウェアを忘れたことも思い出したが、まあ今回に関してはどちらも致命傷ではない。仕事着とは別に休日表歩き用に持ってきたステテコがあるので下はそれで。パッドが無いのに100キロ以上走るのはどうかと思ったけれど尻が痛くならないように乗れたらそれはそれでサドルにどっかり座っていないということなのでフォーム的には好ましいのだというポジティブシンキング。
いや、よくよく考えたら痛くなったらどうするつもりだったのだ、オレ?
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間抜けなサイクリストの足もと

そんなこんなでまずは富山湾岸サイクリングコースの内、富山市から東側を走ることに。

【実走行ログ】
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市電軌道沿いをスタート

途中、コンビニで氷と水を調達して北上。
うろ覚えの脳内マップで進んだら軽く迷子になったもののひとまず所定のルートには復帰できたようで、まずは富岩運河の中島閘門に立ち寄り。

【中島閘門】
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南側からの遠景

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水位差最大約2.5メートルの閘門

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左:南側(運河側)/右:北側(海側)

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閘門操作所

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閘門東側の放水路水門

運河沿いにしばらく北上し、途中から県道沿いのサイクリングコースに。
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青いペイントが目印

途中で「自転車/歩行者専用道」に分岐
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魚津までは「しんきろうサイクリングロード」と呼ぶらしい

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朝の気持ちの良い道を独り占め
途中キャンプ場を抜ける区間は舗装がインターロッキングに切り替わってがたがた。道も蛇行していて速度が出せないようになっていた。ところどころ支柱も立っていたし、そもそも見通しの悪い急カーブが多いので速度は上げないのが吉。

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左:富山市のマンホール/右:滑川市のそれ

【滑川宿場回廊】
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独特の様式の建物が並ぶ
妻側の壁がせり出していて建物前面はセットバックしている。

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遠目で古墳かと思ったけれど違ったみたい

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潮目がはっきりわかる

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魚津市内に入ると真新しい道になる
一部区間は工事中で迂回が必要。

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「蜃気楼展望台」付近から
さすがに時期的に蜃気楼は見えない(現出するのは概ね4、5月頃)

サイクリングコース自体は内陸部を通る区間だったのでコースから外れて海沿いの道を進む。
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生地中橋(いくじなかはし):旋回可動橋
右端の画像左側が回転軸となる。動くところが見たかった。

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黒部市のマンホール蓋

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生地の海沿いの家並み

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生地鼻灯台

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北洋の館(丸中水産)
営業は10時からとなっていたけれど9時半の時点で内部を自由に見学できた。ロランC規格の無線機とかなかなか心が躍る。かつて硫黄島で解体されたロランタワーの残骸を見たことがあるので親近感めいたものが湧いた。

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生地台場
モルチール砲と呼ばれる臼砲の復元模型が数基置かれていた。

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黒部川河口

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海底の地形の関係で変わった波が立っていた

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園家湧水の庭」の湧水
顔を洗ってさっぱり。飲んでも美味しい軟水。

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味わい深い漁協の建物

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躍動感あるカモメ
今まさに飛び立たんとする瞬間。
※実際には止まっているところを撮ろうとしたらシャッターを押す瞬間に逃げられた。

朝日町に入ってしばらく進むとサイクリングコースは唐突に終わる。
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非常にシンプルな起点/終点
せめて東屋と飲料自販機くらいあっても良さそうなものではないかと思ってみたり。
後から地図で確認してみたら、この川の向こうは新潟県なのでここまでで終わっているようである。富山湾岸サイクリングコース』とはいうものの、あくまでも『富山県内の富山湾岸』ということか。

ここから折り返し。
往路で見落としたもの、撮り損ねたものを拾って帰る。それでも色々抜け落ちはあったけれど。

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朝日ヒスイ海岸
サイクルシューズなので浜までは降りずに眺めただけ。

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小川河口付近

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入善浄化センターの風力発電風車

お昼時、昼ごはんは往路で目を付けていた入善町海洋深層水センターにある「牡蠣ノ星」へ。
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海洋深層水の生け簀で牡蠣を生かしている

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「夏のセット」¥3,500-
生牡蠣×2、焼き牡蠣×5、ホタテ、ツブ貝、牡蠣フライ、牡蠣の炊き込みご飯、牡蠣の味噌汁が付いてこのお値段なので悪くない。開店五周年記念としてサービスでいくらが添えられた。

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左:長崎五島産真牡蠣/右:岩手大船渡産岩牡蠣

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牡蠣の炊き込みご飯、牡蠣フライ、牡蠣の味噌汁

往路も本来のサイクリングコースからは海沿いを走ったけれど、復路は更に海側を。
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こちらの方が広くて道も良いではないか
左に見えるのはYKK-APの工場。

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生地鼻灯台を往路より海側から

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風変わりな護岸用コンクリート柱列

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「富山湾が一番美しく見える」場所からの眺め
空気が霞んでしまって見通しが悪い。やはり眺めは空気が澄む秋冬が良さげ。

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愛してやまない「幻の瀧」醸造元

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途中からサイクリングコースに合流

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再び滑川の宿場回廊

富山市に入ると、神通川を渡るためにサイクリングコースは内陸に向かう。
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東岩崎駅舎
一番左は往路で撮ったもの。普通鉄道時代の高床ホームが残るが現在はLRTの低床ホームが二面あって使われていない。

中島閘門に来たら、ちょうど観光船が閘門で水位調整の待機をしているところだった。富山市内に向けての航行なので水位を上げているところ。
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閘門水位調整待機中

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水位調整が終わり閘門が開かれ観光船は運河を南下

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富岩運河遡上中の船に追い付いた

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富岩運河沿いは色々整備されている
こちらは右岸。親水公園からのんびり歩くのも良い。

富岩運河親水公園に到着。
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天門橋

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泉と滝の広場

思っていた以上に良いペースで走れたので16時になるかならないかにはホテルに帰着。そのままの状態では自転車を部屋に持ち込めないので前後車輪を外し、輪行袋に突っ込んで部屋に運んだ。翌日も走る予定なのであまりしっかりまとめてしまうと走り出しが面倒くさいので縛ったりはせず。

ウェア類を洗濯し、シャワーを浴びてしばし時間潰しをしていたら約束の時刻が近づいて来たので富山駅に移動、数年ぶりにお会いするわわさんとのんびりお酒を飲みつつ思い出話に興じたりお互いの近況や趣味のことを語り合ったり。

「2022年2月20日(日)に再び『同窓会的集まり』を執り行おう、コアメンバー五名に加えて誰かを誘おうか?」とかいうお話で盛り上がったり、良き時間を過ごさせていただいた。

2年後は確定として、それ以前にも機会があったらまたよろしくお願いいたします!
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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2023May24Wed

【忘れ去られた】鳥坂みちと道志みち【記憶のカケラ】 

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九連休の間ずっと
富嶽の眺めに恵まれない日々を過ごしましたが
最終日のこれですべて帳消し
良き富嶽でした。

<2020年8月16日>
九日間の夏休みもいよいよ最終日。
目覚めは4時ちょい前だったものの、健康ランドは信州にしても駿河にしても石和にしても、男湯は4時から5時の間は清掃の為入浴できない時間帯となっている(因みに女湯は3時から4時の間)のでタイマーをセットして二度寝。朝風呂に入らず出発して日の出を拝むという案もありと言えばありであったけれど、それならもう一時間くらいは早い時刻でないと日の出に出くわすのが中途半端なポイントでのことになってしまう。

アラーム音で目覚め、窓外の景色をチェック。
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期待させてくれる眺め
とはいえ富士川橋で眺めた富士に期待を膨らませて登った箱根で低い雲が厚く垂れこめた曇天に遭遇してしまったほんの数日前の記憶が脳裡をよぎる。過度の期待は落胆も大きいので要注意。

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5時過ぎから朝風呂をキメる

朝風呂から戻って朝食。
今回は150kmちょいで距離が長めとなるため暑熱でペースが上がらないことを見越し、健康ランドで朝食をいただかず早めにスタートする計画。食べ過ぎてひどい目に遭った前回の反省も踏まえている。丁度良い具合に前日クロさんからお裾分けいただいた桃は2つあったのでそれを朝食とした。
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これが朝食(その壱)
みずみずしくて甘くて美味しい。
前日別れ際に三個貰った内の一個は前夜の内にいただき、なかなか甘くて美味しかったのでこの二個に対しても期待が高まったが裏切られることも無く。

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今回着用のジャージ
一年前のPBPたまがわジャージと交換してもらったオダックス・ランドヌール・アルマーニュ(=ドイツ)のジャージ。

着替えを済ませ、チェックアウト時に相変わらず”お客さまは東京にお住まいなので~(以下略)””あ~~~大丈夫(以下略)”という不毛な会話を繰り返し、6時半頃出発。
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健康ランド前面道路から

途中、コンビニに立ち寄り補給水の調達と、ついでに朝食その弐としておにぎりを。
前日虫さんたちとほうとうをいただきながら雑談中彼女らには”精進湖ブルーラインから鶯宿を抜けて若彦トンネルを通って河口湖に向かうつもり。”説明したし、スタートするまでそのつもりでいたのだけれど、一週間と間を置かずにおんなじ道を通るのも芸が無いので急遽変更、鳥坂みちを登って鳥坂トンネル経由で若彦トンネルに向かうことにした。
今回深く心に刻んだのは忘れてしまうということは自分自身に対しての罪でもあるということ。

【実走行ログ】


鳥坂を通った経験は、実は8年前のたった一回、VCR青葉(「横浜あおば」と改称する前)の【鳥坂峠600】しかない(はず、最近記憶が怪しい)。このあやふやだった記憶と思い付きのお陰でひどい目に遭った。いや、自業自得なんだけど。

まずいきなり始まるうんざりするような登り。
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7、8%の直登

登り切ると九十九折が始まる。
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笛吹市街地

途中、ウッドストックカントリークラブというゴルフ場を過ぎたあたりから登坂車線が始まり、5、600mの間継続して15%弱の勾配が続いた。マジか!!ホントに記憶にねぇ。
登坂車線が終わったら勾配が落ち着き(まあ、当たり前だ)7、8%に戻った。後はひたすらワインディングの坂道を淡々と踏めば鳥坂トンネル

2.2km辺りから鳥坂トンネルへの残距離表示が始まる。というか気付いたのがその地点。
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気持ちが軽くなる

「残り1km」を切ってもワインディングの先なのでトンネル坑門は見えない。ようやく見えた時は心底ホッとした。
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鳥坂トンネル到着

気温表示はまだ30℃に達しておらず、風が気持ちいい。ただし日向は輻射熱でしんどい。
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今日は涼しくて助かる

鳥坂トンネル出口から鶯宿集落の外れまで標高差70mくらいの下り坂の後再び標高差70mくらいを登って若彦トンネルに向かうので、もったいないから両トンネルを橋で繋いではいただけないものか。

三年前は川のようになっていた坂道を登って若彦トンネルへ。
この区間の勾配は大したことが無いので雨降りでも無ければ登るのにあまり苦労が無い。
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若彦トンネル到着

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トンネル入り口付近で息絶えていた蝶

若彦トンネル以降は鳥坂トンネルのそれとは違ってぬか喜びにならない気分の良いダウンヒルなので心で快哉を叫びつつ、時には口に出したりしながらであったので傍から見たら危ないサイクリストが坂道を駆け下って行くことになった。
河口湖畔北岸道路に突き当たって左に折れたらすぐに今回の目的地である大石公園である。カフェや売店の開店前だったので人の数もまあまあ少な目。

早速園内を散策し、素晴らしい富士山の眺めを堪能。
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大石公園から望む富嶽の偉容
夏休み最終日のご褒美がこれ、これを眺められただけで満足です。

気分よくリスタート。
この先の山中湖での眺めも期待できそうなのでクランクを回す脚も軽やか。
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河口湖大橋に向かう途中

河口湖大橋は渡らず、御坂みち、赤富士通り、鐘山通りと、途中河口湖畔のローソンでの小休止を挟みつつ進んだ。
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鐘山の滝

R133に遷移して山中湖に向かう途中、ふと思い立って忍野八海に寄り道。随分と久しぶりの訪問になる。さすがにそこそこ人が多い中をゆるゆる歩く。
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涌池と中池周辺

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バニラと白糖のミックスソフトクリーム

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紫色のムクゲ

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濁池の流れ出し

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菖蒲池

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鏡池

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新名庄川の流れ

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銚子池
水底から砂が噴き上がって水が湧き出る様子がうかがえたけれどPLフィルターなしのカメラでは写らない。

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忍野村のマンホール蓋

涼し気な水の風情を堪能してリスタート。R133に復帰して山中湖を目指す。
忍野八海では池本茶屋越しの富士山が望めなかったのでイヤな予感はしていたけれど、やはり山中湖畔では富士山の偉容を拝むことは叶わなかった。
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この時期は朝夕だけかね

県道ではなく湖畔のサイクリングロードをのんびり進む。サイクリストの数も少な目で良い感じ。
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アップダウンが無いので楽しい

快調に進みつつある時、とあるブラインド気味のコーナーを立ち上がったら正面に白鳥が座り込んで道端の草(?)をついばんでいた。向かって右側だったからそのままの速度で進んでも衝突することは無かったけれど少々ビビって停車した。
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こちらのことは一切構わず

暫く進んで平野交差点手前から県道に復帰して、交差点を左折してお久し振りの道志みち。三年前に大雨でひどい目に遭った【安曇野600】で通過して以来。
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三年ぶりの山伏トンネル

気分よくダウンヒルを進み、ちょうどお昼時だったので「道の駅どうし」でお昼ごはん。
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季節の野菜のパスタとノンアルビール

ところがこれだけではあまりにも量がお上品過ぎて物足りず、表の屋台で豚串と茹でトウモロコシを調達して屋外ベンチでのんびりいただく。日陰にいる分には吹き渡る風が本当に気持ちよい。
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まあ、あれだけでは足らんわな

お腹を満たしてリスタート。
快適な下りと日に炙られてしんどい登り返し。
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青野原の7-11でガリガリ君タイム

青山交差点を右左折どちらにしようか悩んだものの、今回は左折して津久井湖経由で橋本に抜け、町田街道から尾根幹を通って多摩川右岸、ガス橋から左岸に移行しての帰路。
矢野口のCrossCoffeeに立ち寄って最後の休憩。
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ガトーショコラとアイスコーヒーのセット
この日は時間差でいぢちさんとニアミスだった。

若干異音が気になったのでショップに寄り道してから帰宅。
スピプレペダルのグリスアップをしていただき帰路に。
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専修寺関東別院前着は17時半頃

そそくさと着替えを済ませ、いつもの照の湯でのんびり黒湯温泉に浸かって疲れを癒し、なかなか中身の濃かった九連休が幕を閉じたのでありました。
随分走力が戻って来たような感じがあるので9月、10月のブルべ復帰に関しては若干見通しが明るくなって来た感じ。
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2023May24Wed

【暑熱順化の】真夏のゆるふわ柳沢峠チャレンジ【大菩薩ライン】 

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柳沢峠にて。
もちろん今年初めての訪問だし
ここ自体数回しか来たことが無い
日帰りすると300kmくらいになるし。

<2020/08/15>
”ちょっと坂道を頑張ってみたいので一緒に走ってもらえませんか?”
という趣旨のお申し出が虫さんからあったのが8月初旬。
都民の森(奥多摩周遊道路、風張峠)はこの夏結構な混雑ぶりであると伝え聞くのでできれば避けたい。という流れで片道輪行帰還で柳沢峠、ぐるっと周遊ルートで鶴峠から大垂水峠を抜けて戻るプランの二つを考えてみて、コースの強度や補給のしやすさなどの事情を勘案して柳沢峠を走ることに。いや、夏場の鶴峠は過酷だわ、普通に考えて。
八王子集合/出発とすれば塩山まで約100km、のんびりダラダラ走っても9~10時間で走り切れる計算。そんな訳で日程を8月15日(土)として八王子駅前を8時頃スタートという計画に。

自宅から八王子駅までは約40km、所要二時間+αを見込んで6時半過ぎに自宅を出発。
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多摩サイ(多摩川緑地事務所前)
※ちょっとレンズが曇ってた。。。

途中、松屋で軽く朝食をしたためて八王子駅へ向かっていると、虫さんから駅近くのコンビニに移動している旨連絡が入ったのでそちらに直接向かう。
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7-11八王子北口店

【走行ログ】
 

無事7-11前で虫さん、クロさん両名と合流し、軽く雑談の後ボチボチ参ろうかということになり出発進行。
【走行ログ】

今回は、特に青梅街道~大菩薩ラインに関しては一本道で迷いようが無かったものの、わたしが引いたコースなので先頭を牽いていたけれど、ブルべで使用する道をメインにコースを設定したのでしばらく走った辺りから”あの(ブルべの)時、ここ通ったよね~。”なんてな虫&クロの会話が後方から漏れ伝わって来た。

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こういう古い切通しの風情が好き

あきる野から福生に入る辺りで二人にも『ブルべで馴染みの道』になったようで過去走った時の思い出話が後方で盛り上がっているのを感じてみたり。

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お久し振りの満地トンネル

日差しがクッソ暴力的で輻射でぶん殴ってくる感じだったので20km走るか走らないかのところで小休止一発目@セブン-イレブン 青梅長淵1丁目店
氷を補給したりした後リスタート。

次は青梅街道沿い、古里駅前の7-11で停まろうと話しながら。
ルートの基本は多摩川左岸の青梅街道ではなく右岸の吉野街道。ブルべでも頻繁に利用されるし、交通量、特にオートバイが少な目なので個人的にこちらの方が好み。

途中丹三郎前を通過。
長い事お邪魔していないのでまたお蕎麦をたぐりに行きたいものである。

櫛かんざし美術館付近を通過した際には沢の上を抜けた風がひんやり気持ちよく、木立の陰のお陰で日差しが柔らかく気分よく走れるアップダウンを走り抜け、いくつかのブルべでPCとなっている古里駅前のセブンイレブン奥多摩古里店へ。
到着してみると記憶にある店舗敷地面積の四倍くらいある広々としたものに生まれ変わっていた。駐車場がめっちゃ広いけれど車が非常に多く、そのほとんどが近くのキャンプ場に訪れた観光客らしく缶ビールを始めとしたアルコール飲料を大量に買い込んでいた。ちょっとしたスーパーマーケットのような様相である。
トイレ待ち行列も結構な長さだったのでここで少々のんびり休憩。
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ガリガリ君梨は今期初購入

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c:虫さん

かなりのんびり休憩した後リスタート。
途中、トンネル内の染み出し水による泥はねで汚れたクロさんのウェアの応急処置をしてみたりしつつ小河内ダム前に到着。
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放水量が意外と(?)少ない
ここから眺めると毎度毎度小林桂樹,、村野武範、 由美かおるらが出演していたTVドラマ版『日本沈没』を連想するのは年寄りの証。
トンネルが多かったこともあり日射によるダメージもそれほどないのでダム上部の休憩所には立ち寄らずに「道の駅たばやま」に向かうことに。

ダム脇のトンネルを抜け、奥多摩湖畔へ。
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鏡面のような奥多摩湖の湖水

湖畔の道を気分よく走る。
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c:虫さん

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赤く塗られた鉄骨が鮮やかな峰谷橋

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こちらは黄色い麦山橋

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丹波山村突入
道は青梅街道から大菩薩ラインにその呼び名を変える。
奥多摩湖から上流は多摩川ではなく支流の丹波川となる。一般に「多摩川の源流」として名が通っている(?)のは小菅村の方から流れ込む小菅川ではあるものの、実際には笠取山の水干(みずひ)に端を発するこちらが源流とされている。

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丹波川沿いを進む(c:虫さん)

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先が見通せるとちょっと萎える

道の駅たばやま直前の緩急組み合わさった坂道は個人的にかなりしんどい感じがある。
えっちらおっちら登った先、道の駅たばやまに到着したのは12時半過ぎ。小河内ダム下をリスタートした時には13時を回るくらいだろうとざっくり計算していたので虫さん、クロさん二人の走力がかなり向上していることをうかがわせた。
食堂で昼食。
屋内は混雑していたので屋外のバルコニー席を確保して三人並んでランチ。
わたしは鹿肉カレー、虫さんは坦々冷やしうどん、クロさんは鹿肉そば。
三人分の食券をわたしが預かり、出来上がって受け渡されたものをテーブルに持って行く。坦々冷やしうどんをその場に置いた時
虫:あれ?これとりさんの?
とり:いや、オレはカレーだし。
虫:じゃあクロさん?
クロ:あたしおそばだよ?
とり:食券三枚しかないのにこれ虫さん以外無いんじゃない?
虫:あ~~~。あたし「冷やしうどん」しか見えて無かったわwww
という「すべては暑さのせい」というようなひと幕も。
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鹿肉カレー

食べながら
虫:ねえ、とりさん!あの、山のてっぺんにあるお城みたいなの何ですか?
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c:虫さん
とり:あ~~~。あれなあ、毎度気になるんだけど調べるの忘れる。今グーグルマップ開いても表示されないなあ。
虫:じゃあやっぱり個人のおうちなのかな。

その後売店にジュースを買いに行ったら壁にローラー滑り台のポスターが貼ってあって、先ほど話題になったばかりのお城が滑り台のスタート地点である「小峰山 丹波山城」であることが判明した。普段自販機で飲料を購入するから売店の中に入ったことがほとんどなかったから気づかなかった。
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売店で購入したももジュース
非常に濃厚で甘くて美味しい。

ちょっとガチ目の、チーム練習中っぽいローディに虫さんが”ブルべやっている人ですか?ブログとか書いていたりしますか?もしかしたら目にしたことがあるかも!!”的なことを話しかけられていたり。

虫:よく「坂はクソみたいな内容のブログ書いてませんか?」って聞かれるんですけど、「それ、そのまんまブログタイトルだからw」って思うんですよねえ。

ここまではわたしが前を牽いていて、どうしても二人と距離が開きがちになってしまうのでここからは先頭チェンジ。わたしはしんがりを走ることに。
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はい、柳沢峠に向かうよ!

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沢の音が涼し気で良い

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甲州市に突入

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やや頭が下がる虫さん

時間に余裕があるから沢に寄ってみたい!
という話になって、岸辺が草むらになっていて流れにアクセスしやすそうなところに自転車を停めて沢に降りてみた。
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沢で戯れるオトナのオンナふたり

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吹き渡る風が気持ちよいです

ひとしきり沢で楽しんでリスタート。
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標高が高くなるにつれ流量が少なくなる

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雲がそこそこあって日差しを遮るのが嬉しい

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虫:あたしは!何が許せないって斜度なんですよ!!なんでずっと8%なの!?
とり:ほら緩くなった!ここ6%だよ?
虫:6%なんて要らないんです!1%で十分なんです!!6%だったら6倍もあるじゃないですか!!なんならマイナスだって良いんです!-1%だったら7倍もあるんですよ
言わんとすることはわかるのだけれど数学的にはちょっとおかしいw

大型スクーターと家族連れのSUVの事故現場がいきなり現れて少々慌てていたらすぐ目の前にわらび餅が食べられる温泉宿 はまやらわがこれまたいきなり現れた。
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はまやらわに到着
以前は沢の手前の小屋でわらび餅をいただいていたが、今は沢を渡って宿本館の脇に飲食用スペースが出来ている。わたし自身はこちらで食べるようになってからは初訪問である。

わたしが黒糖、虫さんが白糖、クロさん抹茶(正解はヨモギだった)、と丁度三人が三種類別々のものを注文したので三人で少しずつお裾分け。
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黒糖・白糖・抹茶ヨモギ

注文したものが供されるまで少々待機、、、というタイミングで後ろから男性サイクリストに声を掛けられた。多分虫さん、クロさんが。※取っ掛かりの状況をわたしはみていない。
虫:とりさん!こちら、、、(以後良く聞き取れなかった)
眼鏡とマスクで素顔がほとんど隠れてしまっていたものの、挨拶の際の声を聞いた段階できむけんさんだとわかったので”ご無沙汰しております!”と、ご挨拶。
聞けば先ほど峠のピークまで登って降りて来たところらしく、ピークではけーこ隊長と遭遇していたらしい。
きむけん:今から追えば追い付くんじゃない?
三人:無理無理!絶対無理!!
そういえば後日末広町マダナイ”オレ、きむけんさんのことを見た目以上に声で認識していたんですよねえ。”的なお話をしたらYurikaさんにも深い同意をいただいた。

わらび餅をつつきつつ
きむけん:ピークまであと3キロだし頑張ってくださいね、わたしは降りますけれど。
虫:きむけんさんもどうですか?折角ですから登りのおかわりとか。
きむけん:いやいや、今日は上まで行っても富士山見えなかったしさ、キツい思いはもうおしまい。
クロ:でも柳沢峠って「たばやま」までがキツい印象なんだよなあ。
とり:わかる。
虫:は?何言ってんの、二人して。
とり:「たばやま」から先は一定の勾配を淡々と進む感じじゃん。
きむけん:何言ってんの?「たばやま」からがきついんじゃない!
虫:ほら!今日のあたしには味方がいるんだもんね!2対1で負けないんだから!
という『柳沢峠の登坂に関する考察』で盛り上がったり。

頑ななまでに登坂お代りを拒否する(いや、普通はそうだしオレでもそうするw)きむけんさんをお見送りしてから我々三人はピークを指して登る。
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ファンシーな尾根幹ジャージ

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クロ:でもさー、柳沢峠ってホントに8%とかあるの?2%くらいしか無いようにしか見えない坂道多くない?
とり:わかる、見た目がキツそうじゃないんだよね。道幅の影響かね?
虫:何言ってんの?8%は2%じゃないよ?二人して言ってることがおかしい!
とり:いや、見た目の印象の話。
虫:見た目も何も進まないんだから8%は8%!!クソ坂!!!

そうこうするうちにピーク手前の直登に差し掛かる。
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ピークが見えて来た

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ピーク通過!


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展望台からは雲がありつつも富士山の眺め
虫:きむけんさんに富士山見えたってメンション打っちゃお!

しばし休憩の後塩山に向かってダウンヒル。
塩山駅にほど近い、古民家ほうとう屋さんに立ち寄って夕飯をいただくことに。

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下りの途中にて

気分よく下っているとき、クロさんが桃の直売所を見つけて急遽立ち寄り。
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訳アリ品、¥500/箱
8個500円とか安いにもほどがあるw
直売所の方が母屋から出て来られたのでしばし雑談。
”なるべく早く、できれば今日中に食べないと傷み始めちゃうからこの値段なんですよ~。”
クロさんご購入で虫さんと二人、手分けしてバッグに詰めてダウンヒル再開。

お目当ての古民家ほうとうのお店に到着
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完熟屋
店先に柿が植えてあるのでこの屋号なのかね?

わたしは鶏肉ほうとう、二人は豚肉ほうとうを注文。
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鶏肉ほうとう
野菜がゴロゴロ入ったみそ仕立て、美味しゅうございました。

おなかを満たして満足したところで塩山駅に向かい、翌日予定のある二人と、予定が無いので石和に投宿してから帰るわたしの二手に分かれることに・
この構図は連休初日と一緒なので最初と最後が同じようなシチュエーションでまとまった、ある意味非常に有意義な夏休みだったのです、ええ。異論は認めませんが何か?

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塩山駅前の黄昏時

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輪行準備をしている二人を見守り、見送る

クロさんが桃を三個お裾分けしてくれたので背負ったバッグに収納して、極力衝撃を与えないよう気を遣いながら石和にむかう。

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以前も気になったけれど、送り火的なアレなの?

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この橋、何年か前にも渡ったけれどめっちゃ好き

万葉公園付近で雁坂みちに合流し、以後ひたすら西に進んで石和県央ランドへ。
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今回サービス券適用期間外なんだよなあ

相変わらずチェックインの際にフロント担当さんから”お客様は東京都在住なので(GoTo申請用の)書類が発行できないんですよ~。”的なめんどくさい遣り取りの後今回は新館ではなく本館の方に部屋を確保して宿泊することに。

翌日のルートをあれこれ検討しつつ、結局酔っ払ってて睡魔に敗北しそうなヤツに大したアイディアも湧く訳もなく、ほどなく寝落ちしてが付いたらここのところの定番パターンにありつつある深夜ってか早朝の時間帯での目覚め。
昔はそこで普通に二度寝できたのに今は、、、とか言うと普通にじじい臭いので可能な限り頑張っていうか、努力しようかなあという。
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タグ: ロードバイク    観光  柳沢峠  大菩薩ライン  完熟屋  ほうとう 
2023May24Wed

【Hotな日には】多摩サイライド Feat.根岸屋さん【Hotなフード】 

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東京のブランド豚であるTOKYO-X
その肉ををふんだんに使った
TOKYO-Xカレー丼 うどん
ごはんの上にうどんが乗り更にその上に豚肉
炭水化物バンザイ!タンパク質バンザイ!な逸品

<2020/08/13>
目覚めた時刻が日の出予定時刻の15分くらい前だったので取るものも取り敢えず、顔だけ洗って通勤車にまたがり多摩サイを下流方面へ。

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平和大鳥居

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五十間鼻無縁仏堂から
画面左が海老取川、右が六郷川(多摩川)
諸事情により遅れがあったものの来春には開通予定の羽田-川崎連絡橋の工事も進捗していて、来年の初日の出はこの橋越しの景色を眺めるのか、はたまたどこか別のところに眺めに行くか。昨今の社会情勢的に元日開催BRMは執り行えないだろうからかつて習慣としていた犬吠埼での初日の出見物を復活させようかと、鬼が笑ってしまうようなことを今から考えていたりする。

太陽がすっかり地表から離れてしまったのでひとまず引き返す。
のんびり走っていたら黒猫が寝転んでいたので停車して近寄ってみたら特に警戒されるでも無かったので少々付き合って頂いた。
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自転車の整備状況をチェック中w

しばし戯れた後、離れて行ったのでそのまま見送りこちらも再び自宅に向かう。
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肉眼だとどうにか見えた富士山

帰宅してシャワー浴びたり朝ごはん食べたり。

早起きだったので時間が経つのが遅い。
『三泊四日の健康ランド旅』から帰った翌日の昨日はひたすらダラダラ過ごしていたけれど、それほどダメージの蓄積も無いので軽くツーリングでも、と思って行先をあれこれ考えた。
多摩サイを遡行して東青梅まで行って戻ってくれば往復120kmほどだし坂道はほとんどないので回復走には丁度良い、暑い夏には辛い物!という訳で根岸屋に向かうことに。いや実際そんなに辛くないけれどな。
折角なのでバロンくん(FOCUS)を引っ張り出す。

着替えを済ませ、諸々準備を整えてさて、、、という段になってFD/RDともバッテリーが外れていることに気がついた。長期間乗らなかったのでバッテリーを外して充電しておいたのだった。
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これでは走れん。。。
部屋に戻ってバッテリーを二個持ち出し、仕切り直して出発。

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多摩川公園事務所前@10時ちょっと前

【実走行ログ】


のんびり走っていたらいきなり前輪から何かを巻き込んだ感触と異音。見ればフォークに取り付けてあったライトのブラケットが緩んでスポークと干渉していた。どうやら樹脂製のスクリュー部分が熱膨張で緩んでしまったらしい。
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速度の出るダウンヒルだったら転倒落車かも
複数ライトを装着する方法を考えないと400以上のブルべに投入できんなあ。

その後は問題なく順調に多摩サイを進む。普段ならガス橋から右岸に渡って川崎市内を走って是政橋から再度左岸に復帰するコースを使うけれど、今回は敢えて左岸のままで。

通称国立折り返しを過ぎたところで自販機小屋にかき氷店舗の案内が。
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配置的にもコース真ん中付近の絶妙な場所である
帰りに寄ってみようと心に留め置く。

立川市内に入り、じりじりと照り付ける太陽の下淡々とクランクを回す。
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牛群地形
多摩川の流量の問題かはたまた浸食がすすんだのか、どうも記憶にあるイメージと齟齬があるというような内容をツィートしたら、現在多摩地域に在住のYO-TAさんも同じ印象を抱いていたというリプライ。元々浸食されやすい地形、地質なので起こるべくして起こっている変化なのかも。

昭島市に入り、クジラ公園を通過すると福生との境界近くに大きな流しがあるのでそこで顔や腕の汗を流したりインナーキャップを濡らしたり。
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この流しは嬉しいよねえ

さっぱりしてリスタートした直後、思いっきり通行止めに阻まれ迂回も出来ない。
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な、、、ん、、だ、と?

仕方がないので少し引き返し、住宅街の中をくねくね走って公園入口のある睦橋東詰を横断してから多摩川土手沿いの道へ。
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この辺は木陰が気持ちいい

再びサイクリングロードに復帰し、羽村の取水堰に到着。
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ご無沙汰だった玉川兄弟

多摩サイから奥多摩街道に遷移してしばらく進み、概ね計画通りの12時半頃お店の前に到着。
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根岸屋着

ソーシャルディスタンスの問題もあって客を詰め込めないのだろうか、そこそこ行列ができていたけれど(まあこのくらいなら30分も待てば入れるだろう。)とタカを括っていたら甘かった。列に並んでいたのは少なかったが家族連れや夫婦など、二人以上のグループは代表が並んでいて残りは駐車してある冷房の効いた車の中で待機していたのである。そしてわたしが到着して5分ほど経過した時、12人という大所帯が入店して行った。

う~~~む。
このお店は普段からオペレーション的な問題から回転が非常に悪いのだけれど(※とはいえそれもこのお店の持ち味なので否定する気はない)、あれほどまとまった団体が入ったら致命的に遅れるのは必至だろう。。。そんな風に分析したわたしは正しかった。いや、分析が的を得ていてもちっとも嬉しくなかったけれど。
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結局一時間ほど炎天下で炙られることになった
不幸中の幸いは、近隣のどこかの地域でゲリラ豪雨が降り始めたのか、雲が増えて日差しを遮るようになってそこそこ強めの風が吹き気温が下がってくれたことであった。

どうにかこうにか入店しTOKYO-X カレー丼 うどんを注文。
ごはんの上にうどんが乗り、その上にブランド豚が乗せられ更にカレーが掛けられている逸品。
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表面張力な感じ

本日の目的完遂!
ということでおうちに帰る。

そういえば、どこかに通行止め表示でもあったのかと思って福生公園を迂回したのちゲート付近を確認してみた。
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こんな掲示でわかるか!!
これは酷いトラップとしか言いようがない。

その後立川市内に戻って来て、往路で気になった施設にちょっと寄ってみた。
※軽く中を冷やかしで見て回った後で入り口に『TRYCLE利用者以外の入館は感染症対策の為ご遠慮ください』と掲示してあったことに気がついた。
すみません、以後気を付けます。
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たちかわ創造舎 サイクルステーション「TRYCLE」
たちかわ創造舎は廃校を利用した文化拠点で現在は新型コロナ感染症の影響で活動が控えられているものの色々と興味深い事業をやっているようで。
一階部分はカフェやシャワー室、自転車整備も請けてくれるショップコーナーなど。洗車サービス¥2,500-に心惹かれたので近い内に利用してみたいと思ったり。
…と、思っていたら既に虫さん、クロさんが利用していた。
かなり良かったらしいので折を見て是非利用してみよう。

たちかわ創造舎を後にして、もう一軒往路で気になったところへ。
かき氷屋さんというか、小籠包の製造販売をしている工房のようなお店で夏場にかき氷を供してくれているようである。
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抹茶を注文
なかなかのボリュームだし氷もふわふわして美味しい。

そして小籠包がかき氷へのサービスとして添えられるw
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サービスの小籠包
しっかり美味しかったので機会があったら冷凍ものを買って帰りたい。

すっかり満足してリスタート。
進行方向左側、北東方面は色の濃い雲が立ち込め間断なくゴロゴロという雷鳴が聞こえて来ていたけれど雲の動きを見る限りこちらには影響がなさそうだし風がひんやりして気持ちよいのでありがたい。
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遠くでゴロゴロ

ちょっと気にあることがあったし、二日後には虫さん、クロさんと坂道ライドに行く約束もあったのでちょっとショップで様子見をしてもらおうと思ったら定休日なのであった。
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う~~~む。

そんなこんなで少々締まらない締めくくりながらも無事帰着。
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専修寺関東別院前@17時半頃

平地しか走っていなくとも結構な汗をかいたので大きな浴槽でのんびりしたかったものの、普段通っている照の湯は木曜日が定休日だったのでもう少し離れた隆の湯へ向かったところこちらも休業との張り紙。
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『しばらくの間』ってのが気になる
従業員が新コロにでも当たったかね?

そんな訳で自宅からの距離は照の湯とさほど変わらない第一相模湯へ。
ママチャリ圏内の近所に複数の銭湯がある環境は本当にありがたい。
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風呂上がりにさくらんぼサイダーを

さっぱりしたところで多摩サイ経由で帰宅。
日の入り時刻は少々過ぎてしまったけれど、残照がなかなか色鮮やかなのであった。
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ラジオ日本の電波送信塔

近所の町工場にあるオート三輪の姿を愛でる。
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現役のはず
こういうものを大事にメンテしながら使っている町工場って絶対しっかりした技術を持っていると思わせる。

風呂上がりでさっぱりしたところで近所の中華料理店へ。
近所の中華料理店でホッピーが置いてあるのはここだけなので好んで利用する。
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黒ホッピーセット

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クリスピーから揚げ、麻婆豆腐、ハーフの鶏そばで〆
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タグ: ロードバイク    多摩サイ  根岸屋  カレーうどん 
2023May24Wed

【夏の箱根で】健康ランド三施設巡りの旅-04【見る地獄】 

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色鮮やかな透明着彩標本
非常に涼やかな色合いなので
部屋のインテリアに欲しい。
※ググったら普通に売ってるので揺らいでるw

<2020/08/11>
『健康ランド三施設をハシゴする三泊四日の旅最終日』の朝。
前二泊と同様、早い時刻に寝入ってしまったので未明に目覚めてしまい、3時頃からのんびり湯に浸かり、4時からは清掃で浴場が利用できなくなるので部屋に戻ってダラダラ。軽く一時間ほどうとうとして6時頃から出発準備を始めて6時半前にはチェックアウト。
朝食はスマル亭でいただく予定。

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今日もいち日暑くなりそう

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沖合にはちきゅうの姿

【実走行ログ】

走り始めると前方に富士山のシルエット。
(今日こそは!今日こそは!!)
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スッキリした青空を背景に富嶽のシルエット

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朝の由比宿を抜ける

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由比桜えび通り入り口

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由比漁港

スマル亭1号店に向かうつもりだったのだけれど、何度トライしても店舗がすぐ先に見えるのにそこに辿り着ける道が無い。
(1号店は歩行者、自転車利用不可だったか?)
少々気落ちしたもののこの先しばらく進んだ富士市内にも店舗があるのでまずは一路沼津を指して移動開始。

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富士川-新蒲原 間

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富士川橋から望む富嶽の偉容

富士川を渡り、富士市内を横断して東に進むと進行方向右側になるもののスマル亭の店舗を発見、入店。
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スマル亭 東富士店
反対車線の交通がちっとも途切れないので少し先の信号で眼帯側に渡ってから戻った。

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桜えび天そば(大)と炊き込みご飯
水分と塩分、炭水化物もばっちり補給。

ようやく腹を満たしてリスタート。
とはいえ(炊き込みご飯を付けたので大盛は少々多かったか、、、まあ、しばらく登りは無いので大丈夫かな?)とか考えつつ。

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隙あらば富士山を撮る

沼津市内に入り中心部を通り抜けて港方面へ。9時過ぎ頃の到着。
この日のメインはメガマウスシャークの剥製を期間限定で展示している沼津深海水族館で、GoogleMapsで確認した開館時刻は10時だったので近くの7-11でアイスコーヒーを購入して時間潰し。レジのおねーさんに
”それ(わたしが着ていたAJたまがわジャージ)ってチームか何かでそろえたんですか?”と尋ねられた。
”ああ、所属しているクラブで作ったんです。”
”かわいいし格好いいですね、たまがわだからたまちゃんなんですね~。”
アザラシをたまちゃんと即座に結び付けて認識できる世代の下限はどの辺かなあ。そのうち若い子には通じなくなって来るよね。

水族館オープン時刻の10時にはまだ間があったけれど、取り敢えず早めに行って周辺でもうろつけば良いか、と9時半過ぎに行ってみたら『夏休み期間は9時OPEN』と表示されていて、そこそこの数の家族連れが既に入館しているようだった。

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中央奥が深海水族館入り口

早速チケットを購入して入館、大人¥1,600-
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夏場の水族館は涼しげなので本当に好き
ガラス(アクリル)越しだし光量不足だし周囲に人がそこそこ多いし。。。
で、あまりうまく撮れない。

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シーラカンスゾーン(深海展示)へ

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-20℃で冷凍されたシーラカンスの標本展示
口許はなかなか凶悪である。

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エビ

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大王具足虫

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透明標本
特殊な溶液で筋肉組織を脱色し、硬骨を赤く、軟骨を青く染色着彩するそうである。
手順だけ見るとそこそこ簡単そうなのだけれどなあ。

そして今回の目玉展示の前に。
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メガマウスシャークの剥製

水族館を堪能した後、みなと新鮮館でしばらく小休止をしてからいよいよ箱根越えへ。沼津に来たのためここからR246経由では遠回りになるためここから先のルートは熱函道路経由との二択だったけれど、富士川橋で拝んだ富士山があまりにも立派だったので芦ノ湖越しの富士山を是非眺めたいと心が固まった。
正午近くなった時刻に登坂最高潮となってしまうのはスケジューリングとしてはどうかと思ったけれど、深海水族館に寄りたかったのだから仕方がない。
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さて、登りますか
登り始めてすぐ、背中に照り付ける太陽の輻射熱にやられてしまったので自販機を見つけて小休止。結局ピークまで三回休憩を挟んでようやく芦ノ湖に辿り着いたのであった。

つり橋への交差点で信号待ちをしていたら誘導案内をしていたおじさんに声を掛けられた。
おじ:暑いね~!どこから?
とり:今日は興津から。
おじ:興津からって結構距離あるよね?
とり:それでも50キロくらい。
おじ:凄いなあ、それで、どこまで行くの?
とり:東京です、蒲田の方まで。
おじ:100キロくらいあるよね?この暑いのに大変だ!
とり:おじさんだってこの暑いのに立って誘導じゃないですか!
おじ:オレらはほら、二時間で交代して休憩入るから。まあ暑いからお気をつけて!
とり:ありがとうございます!!
炎天下二時間立っている方が確実にイヤだ、オレwww

信号を曲がってすぐの個人商店に立ち寄りコーラとガリガリ君で小休止の後リスタート。
登り始めるまでは西側から箱根を越えた記憶が無いとか思っていたものの、登り始めてしばらく経ってみてどうにもあちこち見覚えがあるような気がして来た。とはいえあちこちに線形改良で整備された新道は記憶にないので気のせいかと思ったけれど、山中城址を通りかかった時点で完全に思い出した。山中城址でも休憩してリスタート。

山中城址から新道に合流するところは丁字路を右折になるので案内に従い地下道を潜って反対側に出るのだけれどガードレールに切れ目がなく、しばらく車道に復帰できずに歩道走行となる。
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しばらく歩道走行を余儀なくされる

なおも日に炙られながらえっちらおっちら。
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ようやく上まで来た!
と思ったらいきなり空が曇って肌寒いくらいの風が吹いていた。
身体は楽だけれど心の中には嫌な予感しかねえ。。。


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富士山、、、は?
富士川橋で目にした富士山の偉容から芦ノ湖の向こうに構える富士山の佇まいを期待していたのに低く垂れこめた雲に覆われた曇天。多少雨がぱらつき肌寒い。
富士山を望めない落胆を胸に箱根神社へ。

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箱根神社平和鳥居
鳥居の下で芦ノ湖をバックに記念撮影をしようという人たちが列をなしていた。

え~~~っとぉ
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『三密回避』とは?
正直越境している自転車乗りなんかよりよほど問題だろ、これ。
まあヒトサマのことはどうでも良いのだけれど。

肌寒いしほんの少々ながら雨がぽつぽつ来たのでさっさと下界に降りることに。
とはいえ旧道利用なので甘酒茶屋には寄る。
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甘酒茶屋

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冷たい抹茶とところてん
ところてんにはからしではなくわさびが添えられている。お茶請けはきな粉をまぶしてある、五家宝みたいな和菓子。

時間が押し気味なのでサクサク小田原に向けてダウンヒル。
お昼ごはん抜きだったので鯵壱北條に行こうと思ったけれど15時までやっていると思ったら14時半までだったのでタッチの差で入れず、城下町どすんはお休みだったので桃の屋に。
あっちもこっちも入れなかったから立ち寄ったというような表現になってしまったけれど、単に通り道に近いかどうかだけのお話なので桃の屋のラーメン(らぁ麺)は好き。
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桃の屋

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塩玉らぁ麺とミニチャーシュー丼

お腹を満たしてリスタート。
芦ノ湖畔は肌寒かったのに小田原に降りてきたら空に雲がほとんどないし日差しは激しく暴力的だし。まあ、天気が良いので軽く小田原城を眺めに行ってみた。
20081144.jpg20081145.jpg
小田原城天守閣
さすがに上に登るほどの気力は無かったので下から見上げておしまい。
後は東京に帰るだけだったけれど、傾いた日差しが相変わらず背中を炙り続けるので20km毎くらいにコンビニ休憩を挟みつつ。

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大磯松並木
ここに来ると『帰ってきた感』を覚える。

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♪江の島が見えて来た オレの家も近い♪
いや、まったく近くねーよ。

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神戸橋にて
江ノ電の路面電車区間って物凄くワクワクするw

AJたまがわで使うブルべのコースを一部トレースしながら鎌倉街道を通って上大岡を抜け、関内からMM地区へ。ちょっと夜景撮影なんぞしてみたりしてから今度こそ自宅に向けた帰路に。
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横浜MM地区

適度に飛ばし適度に抜いて走ってどうにか無事帰着。
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専修寺関東別院前着:2020/08/11/20:20頃

こうして当初二泊三日のつもりが三泊四日になった『健康ランド三施設をハシゴする三泊四日の旅』が事故怪我無く無事終了。
九連休後半戦に思いを馳せつつ近所の銭湯でまったりして身体を癒したのでありました。

いやはやそれにしても自粛期間のお陰もあって劣化が酷かった。
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2023May24Wed

【富士に振られる】健康ランド三施設巡りの旅-03【夏休み】 

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『ぼっち de 高ボッチ』翌日
再び「ゆるキャン△」ネタで本栖湖に行ってみたものの
雲の向こうで富士山は拝めず。
こんなところまで作品と一緒じゃなくてもええわい。

<2020/08/10>
前夜同様早い時刻に寝入ってしまったので二時過ぎ頃に目覚めてしまい、のんびり入浴。老人か!
再びの目覚めは5時半。朝食はこちらでも6時半からだったので朝風呂をキメて部屋に戻り、前日の反省を踏まえ、食後にすぐ出発できるよう着替えを済ませて荷物を携行し食堂へ。
こちらでの朝食スタイルは、主菜、副菜類は決まったものが供され、ごはん、みそ汁、コーヒー、オレンジジュースに関してはお代り自由、但し食事以外は当然マスク着用で、個別に取り分けるごはんやみそ汁、飲み物を取る際のビニール手袋は左右両手共必須。同じ経営グループとはいえ、造りの問題もあるので細かいルールは施設ごとの裁量に任されているようである。
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ビニール手袋は両手に必須

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和食と洋食を選べる(こちらは和食)

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チェックイン時に使い、チェックアウト時に貰う
”お客様は東京都在住でいらっしゃいますので~”という説明が始まったので”大丈夫、GoTo申請できなくて良いから!”と遮る。申し訳ないけれど何度も聞かされるとこちらもうんざりなのよ。

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暑くなりそうだったので冷感アームカバーを

食後にのんびりコーヒーをすすったので食事開始から一時間ほど経過した7時半頃に出発し、まずは精進湖を指してブルーラインを登る。

【実走行ログ】
走行ログの高低図は
そこそこキレイな富士山を描けているw 


石和市街地を抜け精進湖ブルーラインへ。
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えっちらおっちら登る

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鶯宿集落への分岐
左へ折れれば鶯宿を通り若彦トンネルを抜けて河口湖に至る。大雨の中進む羽目に陥ってしまったりしたなかなか思い出深い道である。
※どうでも良い(?)がこの「大雨にやられた安曇野600」が三年前だということに今気がついた。今の今まで一昨年の出来事だと思い込んでいたのであった。

まだ8時前後だというのに既に日差しが暴力的にとげとげしく痛い。ブルーライン両側に木立はあるものの道幅と進行方向の関係でほとんど日陰らしい日陰が無くひたすら背中を炙られるような感覚でひたすらボトルの水分を補給していたら徐々に気分が悪くなって来た。
朝メシを食い過ぎてしまったのに水分を後から後から流し込んでいたので胃が飽和状態に近づいてしまったらしい。後先考えずに腹いっぱい食べてしまうとか、およそちゃんとしたオトナのやることとは思えない。

丁度良い具合に緊急退避所があったのでそこで停止し、隅っこの方の路面に仰向けに寝転がってしばしの休憩。
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退避所で寝転んでいた時に見上げた空
15分ほど転がっていたら随分と楽になったのでゆるゆるとリスタート。

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ようやく精進トンネル

ひんやりしたトンネルを抜けると再び灼熱。
さすがに標高1,000メートルにも満たないところでは涼しさは感じられないか。。。
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水分と塩分の補給
塩分は全然足らないけれどな。通常のトマトジュースであっても最近は『ヘルシー志向』で減塩、低塩タイプしかコンビニに置いていないので困る。

落ち着いたところでリスタート。ほどなく富嶽の偉容が視界に飛び込んできてテンション上がる。
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今日は良い富士を眺められそうだという期待感

精進湖畔からR139 へ。
思った以上に交通量が多く、特に大型車両が多いので少々おっかなびっくりの走行になった。
(よく考えたら月曜日じゃねえか、今日。)

本栖交差点から本栖みちに入り、飲料補給のためにすぐ近くの本栖館に立ち寄ってしばしまったり。
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紫色が鮮やかなアメリカギク

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湖畔はにぎやか

本栖湖北岸を西に向かって走る。
ちょっと雲が多くなって来ていて嫌な予感がしなくもない。
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本栖湖南岸の竜ヶ岳

北岸西端の浩庵キャンプ場入り口、言わずと知れた富士山ビュースポットに到着。
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なでしこが寝ていた本栖湖有料トイレ
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やはり富士山は見えないのであった
夜まで待たねばならんのか、、、ってそんな暇も根性も無い。
諦めて先に進む。

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中之倉トンネル
本栖みちの本栖湖から下部温泉までの区間を自転車で走るのは久しぶりのことで、更に登りは2011年の本栖みち300以来一度も走っていない(はず)。

前後に自動車がいない理想的な状態でテンションアゲアゲで走れるワインディングのダウンヒルをヒャッハーしながら進み、道の駅しもべで小休止。
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この辺はどこでもバイクラックがある

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地域限定コーラと下部名物味噌アイス

コーラを飲みつつアイスを食べつつ昼食を予定していた内船駅前の「小林やきそば」の営業状況を確認しようとiPhoneでチェック、、、したところ、、、月曜日が定休であったという事実に気付かされてしまったのであった。
営業は10時から13時30分までの3.5時間しかなく、今までブルべ中に立ち寄ることは一度もかなわなかったこのお店に、今回こそはお邪魔できると浮かれていたのに。。。・゚・(つД`)・゚・

気を取り直してリスタート。
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身延まんじゅうをいただく
「ゆるキャン△」劇中でなでしこたちが身延まんじゅうを食べていたこのベンチはSWARMでチェックインしたら『野クルベンチ』と命名されていたw

お昼時ではあったけれど身延駅周辺で昼食にしてしまうと食後すぐに通称『炭小屋峠』を越えなければならなくなるのでブルーラインでひどい目に遭った直後だしそういうのは避けたいところ。
小林焼きそば以外にも内船周辺にはいくつか食堂はあるのでひとまず先に進もうと思って挑んだ炭小屋峠は相も変わらずしんどいものだった。
ふと目を上げると峠のピーク付近に「ランチ」の幟旗。
みればこじゃれたフレンチレストランだったので少々気後れしたものの表に掲出されている黒板に書かれたランチのお値段にホッとしつつ入店。
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小ぢんまりとして小洒落た感じの佇まい
お店の方の対応が非常に好ましいお店。

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ハンバーグランチ(税抜き¥1,000)
お店の方に”ごはん足りますか?もっと持ってきますか?”とか気遣って頂いた。夏場ではなかったら迷わずお代りをお願いしていたところではあったけれど、何せ数時間前にしんどい思いを下ばかりなのでさすがに学習していて遠慮したw

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ハイビスカスのハーブティ
疲労を取り除く効果があるらしい。

食後にアイスコーヒーをいただき会計は税込みで¥1,320-
味も量もお値段相応かそれ以上だし、お店の方の対応が良かったのでお得感がある。

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バイクラック利用者第一号らしいw
お店のご主人の弟さん(自転車趣人らしい)の手作りとのことで数日前に設置したばかりなのだとか。

思いの外早いタイミングでお腹を満たしたので腹ごなしにのんびり走るべくリスタート。
向かい風ながらそこそこ快調に進んで内船へ到着。
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そして改めて突きつけられる現実
いつかは!いつかは必ずお邪魔します!!

意気消沈しつつ南進していたところでふと、ちょっとぼんやり周囲を眺めながら走っていたらいきなりハンドルのコントロールを奪われてあわや転倒という状態に。
路面を見たら丁度自転車のタイヤ幅に合わせたような1センチから1.5センチくらいの深さの溝が路側帯ペイントと並行して切られていた。
登り勾配の橋梁の上面なので水はけように切られた溝だとは思うけれど、こんな『自転車殺しのトラップ』みたいなのは心底やめて欲しい。
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絶妙に自転車のタイヤ幅に合わせたような溝
南部駅の南2、3kmの登り勾配の橋の上の路肩部分なので通行される方はご注意されたし。

「毎度のごとく」向かい風の中富士川沿いを南下。
北上しようが南下しようが常に向かい風に晒された記憶しかないのだけれど、ここの風はいったいぜんたいどうなっているのだ?今回はまあ、放熱的にありがたかったけれど。

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対岸のR52の一番好きな眺め

何度かのアップダウンの後ようやく最後のこぶが終了。
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ここから静岡県

暫くダウンヒルを堪能し、芝川のファミマで小休止。
隣接する直売所で桃を一個いただいた。
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みずみずしくて美味しかった
※カットはお店の方がやってくださった。

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芝川に架かる橋梁二つ

気分よく平坦路を進み、道の駅富士川楽座まで来たので軽く休憩。
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非常に使い辛いバイクラック
静岡県の刻印があって管理用の通し番号まで刻まれているので公的な設置物なのだとは思うけれど、根絡みが邪魔でサドルを引っ掛けるために車体を傾けた無理な態勢で突っ込まなければならず、サイクリストにはストレスしかないバイクラックだった。こういったものって、例えば静岡県のサイクリング協会辺りに意見を求めたりしないのだろうか?
予算を消化して担当者は仕事をした気になっていても現場では全くもって無駄だったり邪魔だったとして誰が検証して誰が責任を負うのか。その辺が曖昧で毎度毎度無駄に税金がたれ流されるのは、これに関しては静岡県民のお話なので他人事と言えなくも無いけれど、いつ同様のことが我が身に降りかかる話なのか分からないので正直辛い。
そんなこんなで(特に)行政に対しての怒りで燃え上がった気持ちをクールダウンするためにソフトクリームを。
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コケモモソフト
朝霧高原牛乳のソフトクリーム。

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道の駅一階ロビー
地域の観光案内的なフロアになっている。高速道路PAと共用の上階と比較するとひと気は全然無いし空調は効いているし、のんびり休憩するにはこちらが便利。すぐ外には飲料自販機もあるし。

すっかり落ち着いたところでリスタート。
【興津600】ほかで使用するお馴染みのコースをトレースして東海道を西に進む。
由比宿を通過中、沖に目をやると独特のシルエットの船舶が停泊しているのが視界に入って来た。
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沖合に停泊する地球深部探査船「ちきゅう」
今回その姿を見かけてから調べるまでちきゅうの母港が清水(興津)だとは知らなかった。

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サッタ峠は通り抜け不可
『リハビリ坂練』で登ろうと思ったのになあ。
残念だな~~~。
あ~~~残念だな~~~。
いや、通行止めなら仕方ない、仕方ない。

そんなこんなでバイパス沿いの歩道を進む。
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【興津600】ではいつもホッとする眺め

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駿河健康ランド着
海側の禁煙シングルルームが確保できたし今朝石和で貰ったサービス券の利用もOK。
チェックインして即洗濯物を洗濯機に放り込んでのんびり風呂。

なんとなく興津に来たら焼肉というのが『わたしの中での定番』となってしまっていたのでビールと焼肉、〆にテグタンクッパをいただきすっかり満たされた気分で部屋に戻って布団に潜り込んだ。
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生ビールと肉とクッパ

翌日はいよいよ東京に戻る。
ルートは熱函道路経由か箱根越えかはたまたR246で峠を迂回するか、少々悩みながらの就寝となった。

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タグ: ロードバイク    観光  精進湖ブルーライン  本栖みち  富士川 
2023May24Wed

【ぼっちで】健康ランド三施設巡りの旅-02【高ボッチ】 

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『しまりんリスペクトなぼっち de 高ボッチ』
をやってみたものの
生憎しまりんとは違って絶景を拝めなかった。
まあ、あっちは夜だったけれどね。

<2020/08/09(日)>
(前日の会話)
ひとみ:そういえばとりさんは今夜泊ってから明日どうするの?
とり:移動は刻んで石和までなのでそれほど頑張らなくても良い距離だから高ボッチにでも行ってみようかと。
ヤガミ:お~~~、激坂って言うよねえ。
とり:キツいとは聞きますけれど、まあそれほど激しくも無いでしょ。
※この時全くの根拠レスな受け答えだった。そしてその根拠レスな己を16時間後くらいに激しく恨んだ。

信州健康ランドに到着したのは20時頃、フロントでシングルルームの空きがあるか確認してみたら喫煙フロアなら空室ありとのこと。まあ、ひと晩だけだし我慢しようとその部屋を確保して移動。
エレベーターを降りた途端、フロア全体がうっすらヤニ臭かったのには若干辟易とさせられてしまったけれどひと晩の我慢。寝てしまえば臭いなんざ気にならん。

ウェア類を洗濯機に放り込み、回している間に大浴場でのんびりまったり。洗濯が終わったウェア類は乾燥機には掛けず室内で干すことにした。部屋を取るとこういうことができるのが嬉しい。再び大浴場に戻って温まり、久し振りだったのでアカスリを。次いで風呂上がりにマッサージを受けてみた。案の定身体中あちこちがゴリゴリに凝ってしまっていて、運動不足や走力低下に伴う疲労蓄積を物語っていた。
その後軽くビールを飲んだらすっかり眠くなってしまい、日が改まるずっと前に布団に潜り込んで熟睡。早寝した上に疲労で眠りが深かった為か夜中の二時過ぎに目覚めてしまったので軽くひと風呂浴びてから再び就寝。
前夜ビールと軽いつまみ程度で夕食はロクに摂っていなかったので6時過ぎには空腹で目が覚めた。

朝食は6時半から。
バイキング形式だったものの食事の際以外はマスク着用必須、料理取り分けの際には最低でも利き手に手袋を装着することを求められる。
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最低限片手には着用必須

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ひと通り食べてからお代りした(=食い過ぎ)
調子に乗って食べ過ぎてしまい、部屋に戻って食休みでベッドに転がったら寝落ちしてしまって90分ほど。結局チェックアウトは9時過ぎになってしまった。

カウンターでチェックアウトの際、係の人から”お客様、会員登録に変更が無ければ東京都在住のままでいらっしゃいますよね?大変恐縮なのですがGoToキャンペーン関連の申請用書類は発行できませんがよろしいですか?”と問われたが、そんなもの否も応もない。対象外なのは理解した上での利用だけれど、やっぱり腹立つよなあ。
※係の人に腹を立てているのではない、日本国政府と東京都知事の確執に腹を立てているので念のため。

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割引券は今夜使える♪
結局スタートは九時半近くになってしまった。
登りがかなり暑かったのでこれは反省点。

【実走行ログ】
 
すっかり日差しがきつくなって来てしまった中ゆるゆると出発。
村井駅前を通過した際立ち食いソバのお店が6時半から営業していることを知り(次に信州健康ランドを利用する際にはここを活用しよう!)と心にメモした。

市街地を抜け、崖温泉入り口交差点を過ぎると本格的な登坂開始。
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車はほぼいない
これは新型コロナ禍という状況下だからなのか普段からこうなのか。

概ね7、8%の勾配が続く坂道をえっちらおっちら。
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前夜アカスリの施術を受けたのであっという間に玉の汗

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大沢の堤(?)
GoogleMapsでは「大沢の堤」と表示されているけれど、当の大沢の堤はこの報道が正しければ年明け早々から埋め立てられ始めているはずなので多分違うため池。というか先述のニュースサイトに掲載されている画像と見比べると明らかに様相が違う。GoogleMapsは時々こういうことがあるので困る。

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沢の音が耳に優しいけれど坂道はキツい

しんどいながらも(7、8%の勾配なら淡々と踏んでりゃいずれてっぺんだから。。。)と自らに言い聞かせながら汗を滴らせながらクランクを回す。
この日は風向きが南寄りだったので基本的にやや強めの向かい風で体温の放熱という意味では非常に助かった。
そんな時目の前に現れた、いかにも勾配がキツそうな坂道&ガーミンの勾配表示
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この後「18」って数字も目にした記憶がある
この辺で前日軽々しく”高ボッチに行こうと思っているんです♪”なんぞとうそぶいていた自分自身に対する暗い殺意の炎がゆらゆらと。

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1kmごとに表示が出るようになった

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「これより高ボッチ高原」
なのか
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「あと1kmで高ボッチ高原」なのか
はっきりしろ!w
脳内でそんなツッコミをかましていた時、左のふくらはぎ上部、膝裏近くに妙な違和感を覚えてそちらに目をやると一匹のアブがガッツリ食いついていやがったので走りながら慌てて手で払った。しばらくすると今度は右の、同じくふくらはぎに違和感を覚え、再びアブがたかっていたので払い落とした。右はどうにか早期に気付けたようだったけれど左はかなりしっかり毒が回ってしまっていて、その後三日間くらいふくらはぎ全体が腫れてしまって皮膚が突っ張り、力が入るたびに皮膚がひっつれてしまって痒いというより痛かった。
この反省を胸に、帰宅してから早速ポイズンリムーバーをポチったのであった。

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この辺りの植生も落葉松がメイン

ひいひい言いながら登った先に開けた場所。
映像や画像で見知った高ボッチ山では無いけれど、どうやら展望台のようなものがあるような表示だったので登ってみようかと足を踏み入れてみたものの、思いっきり藪漕ぎになるので数メートルで断念して高ボッチに向けてリスタート。
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高ボッチはもうちょい先

数百メートル進んだ先に今度こそ見覚えのある高ボッチ高原の風景が広がった。
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真っ白でなんも見えん

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折角なので高ボッチ山山頂まで行くよ!

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ハナウド

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ヤコブボロギク

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ミツバフウロ

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高ボッチ頂上は「一級基準点」である

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見事に何も見えません
辛うじて諏訪湖はわかる。

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トンボも蝶もたくさんいたけれど蝶は落ち着きなくて

ひと通り景色を堪能(涙)したので諏訪湖方面に向けて移動開始。
タイミングよくお昼時になるので岡谷で鰻でもいただこうかと計画。遊びの時は食べ物をケチってはいけないというのは個人的な美学というか哲学というか。
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高原をのんびり

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惚れた男との逢瀬に女が行き来した道だそうで
ふ~~~ん?

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茶屋本陣、塩尻峠の塩尻側

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茶屋本陣を過ぎると一気に急勾配

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旧中山道塩尻峠付近
定番となっている「旧中山道ネタ」として「いちにちなかやまみち」とツィートしたわたしに対してひとみさんから『いちにちじゅうやまみち』というリプライ。
なるほどwww

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塩嶺閣
明治天皇、昭和天皇にゆかりのある公園で『日本の音風景百選』のひとつ。世には多様な『百選』があるものだよなあ。

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旧中山道の佇まい
下り坂を進むと現道の塩尻峠ピーク付近に出た。
旧道の峠の方が標高が高いところを通っている。

片側二車線、路肩も十分な広さがあり勾配も緩やかな現道塩尻峠の岡谷側。ひとまず歩道をゆっくり進んで諏訪湖ビューな画像を一枚。
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この距離でも霞んで見える

車道に復帰し、ヒャッハー!なダウンヒルを堪能し、岡谷のウナギ料理店へ。
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浜丑

お昼どきとはいえ待たずに席に通されたが
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「特重のみ品切れ」と言われた
まあ、元々特特重を注文するつもりでいたのでこれは無問題。

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目にした瞬間口角が緩む特特重

すっかり満足して、今宵の宿である石和健常ランドを指して東進。
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天竜川起点たる水門

暫く諏訪湖南岸沿をのんびり進む。
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過剰な繁殖で水質悪化を引き起こしている水草「ヒシ」
湖面面積の2割を占めることもあるのだとか。

諏訪湖を離れ、坂室トンネルを抜けて富士見峠を指して南下。脳が痺れるように快適な富士見峠のダウンヒルを堪能して道の駅蔦木宿に立ち寄って休憩。
とはいえ正面から襲い掛かる熱風は何とかならんのか。
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ルバーブソフトクリームとトマトジュース

のんびり休憩してからリスタート。このままなら明るい内に石和健康ランドに到着できる。
途中、道の駅はくしゅうで水補給をしたりしながら快適だけれど猛烈に暑い下り基調の道を淡々と進む、
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普段なら富士山が正面やや右に見えるのに

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円野郵便局のところは当然右折しない

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18時半頃無事到着
今回は禁煙シングルを確保できたし朝、信州で貰った割引券も活用できたし。

「お客様は会員登録された住所に変更ありませんか?無いようですとGoTo申請用書類は発行いたしかねますが。。。」
それはもう良いっちゅうねん(^_^;)
いや、まあ、そういう決まりなのはわかるのだけれどさ。変にごねられても困るもんね。

”さて翌日の行動をどうしたものか。”
そんなツィートを流したら当然ながら”次は当然駿河健康ランドに行ってコンプリートすべし!”という反応がそこかしこから。とはいえこの酷暑の中できればいち日の走行距離を100km程度に抑えたいところ。石和から駿河まではその範囲で納まるから良いものの、駿河からの帰宅だと150kmを超えてしまう為石和からまっすぐ帰宅したい気分ではあったけれど(帰宅翌日は静養日とすれば少々帰りが遅くなっても問題あるまい、、、)ということで翌日は駿河健康ランドに向かうことに。
そういう経緯で最終的に『信州、石和、駿河、夏の健康ランド三施設ハシゴ旅』を遂行することになったのである。
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タグ: ロードバイク  観光    高ボッチ  諏訪湖  うな重 
2023May24Wed

【Fujiのコースに】健康ランド三施設巡りの旅-01【思いを馳せて】 

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SR600 FujiにおいてPCとして設定された
「女の神展望台」よりの眺め
コース中通行止め区間があるので現在は走れないものの
いずれまた走りたいコース。


<2020/08/08>
”明日予定がないなら一緒に日帰りライドいかが?”
ひとみさんからそんなメッセージが届いたのが8月7日の朝。
わたしの方は九連休初日なので特に予定はなく、二日目以降何かをするための準備日として明けてあったので”同行させていただけるなら喜んで!”と返させていただき、空いていた予定が埋まった。
コースを組んだヤガミさんひとみさん、わたしの三人でのツーリングで予定コースは茅野駅からビーナスラインで美ヶ原まで、そこから松本に下りてあずさで帰京というもの。
ひとみさん「日帰り」と言った通り、お二方とも翌9日に各々予定があるのでその日の内に帰らなければならないのだそうで。

わたしはと言えば9日以降も取り立てて予定を入れていた訳では無いので松本まで下りたらお二人と別行動にして、松本駅から10kmちょっとのところにある信州健康ランドで一泊して、自走で一気に帰京すると300kmあるのでそこまで頑張らずに刻み、翌日は石和の健康ランドでもう一泊、それから帰京するざっくりしたプランを想定。これで九連休前半の大まかな計画は出来上がってしまった。

少々夜更かし気味ではあったものの寝坊することも無く無事起床、最寄駅から予定通りの電車に乗り込み、新宿であずさに乗り込んだ。
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7時丁度のあずさ1号

メッセージの遣り取りでひとみさん、ヤガミさん共同じあずさに無事乗り込めていることを確認したので安心してのんびりダラダラ。
茅野駅を下車して無事三人集合。SLの飾ってある東口へ降りる。
今まで茅野駅のこちら側を利用したことはほとんどなかったと思う。諏訪湖側からのアプローチなので大抵西口になる。そういえば一昨年【興津600】DNFした際レンタカーを借りたのも西口だったし。

さて、輪行解除!という段になって輪行袋を剥いだジェームスくんの姿を見て一瞬呆然とする。
(後輪、豪快にパンクしてますがな。。。)
見ればタイヤのビードが外れていてチューブがタテに裂けてしまっていた。ハンドルエンド部分と干渉をしてしまい、少々おかしな方向に力が掛かった際にハンドルでタイヤをこじるような形になってしまったようである。

それでも走行開始前なので慌てず騒がずチューブ交換を…と思ったら、チューブとCO2ボンベはあるのに肝心のバルブが無い!その場で天を仰ぎそうな気分になったものの幸いにしてヤガミさんがバルブを携行していたのでお借りして事なきを得た。
この辺、さすがに同行者がいるのにのんびり撮影しているほど厚かましくないので状況がわかる画像は当然ながら一枚も無い。

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c:ヤガミさん

それでもどうにかこうにか準備が整いヤガミさんを先頭にひとみさん、わたしと続くパックでスタート。基本的に最後までその順番でのパック。

【実走行ログ】


茅野駅前から既に始まる緩い坂をえっちらおっちら。
自粛明けのリハビリ坂練としてはなかなか。
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国道を横断する地下道出入口
風情があって好き。

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(進行方向)←ヤガミさん-ひとみさん-わたし
基本はこのパック。

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尖石縄文交番
尖石遺跡は駅前に設置されていた土偶が発掘された縄文期の集落遺跡。

ビーナスラインの表示
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ひとみ:なんかさあ、ビーナスっていうよりセイレーンみたいだよねえ。
とり:オレら遭難してしまうんですか。。。
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とり:あの標識のビーナスの横顔なんすけどね、後頭部に顔をしかめたおっさんがいるように見えて仕方ないんですよ。
ひとみ:いるいる!確かにそう見えるw

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聖光寺
交通安全祈願の為トヨタが建立したお寺。

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蓼科湖畔で小休止

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蓼科湖畔にて

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小津安二郎ゆかりの無藝荘(むげいそう)

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緑の中を気分よく

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岩清水

蓼科を抜けて本格的な坂道を登り、「女の神展望台」へ
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遠景は霞んでしまっているけれど気分良し

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ひとまずのピーク、スズラン峠
ここからは白樺湖に向かってのつかの間の下り。

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白樺が目に優しい

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白樺湖畔に下りると一面黄金アカシアの黄葉
「黄金」アカシアというと響きが良いが、一般に「ニセ」アカシアと呼ばれるw

SR600 Fujiの際、24時間営業では無いために涙をのむこととなったローソンに立ち寄り、昼食を兼ねて大休止。それにしても店舗周りは綺麗に整備されていた。
店舗裏手の人工池(「ニュー・レマン湖」というネーミングセンスはいただけないw)水面には小ぶりな黄色い花が咲いていた。
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アサザの花

脚を休め、お腹を満たしてリスタート。
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「ニセ」アカシア
ニセとはいえ十分キレイで目に優しいので良い。

白樺湖から車山高原に向かうと植生が変わって広々とした風景になる。
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車山高原

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白樺湖方面

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霧ヶ峰富士見台
富士は見えない。。。

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草原の中を走る

霧ヶ峰高原を右折、和田峠、扉峠を通過して美ヶ原方面へ。
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景色が霞んでしまっているけれどこれはこれで

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植生は落葉松が中心

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マツクイムシ被害か
立ち枯れの松が並ぶさまは徳之島でも目にした。

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交通量少な目

途中、落合分岐手前でボトルの水が枯渇してしまってヤガミさんが携行していたロックアイスのパックに残っていた融水を分けてもらって凌いだ直後に水場があったので給水。
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軟らかくて美味しい水

そして落合分岐からは本格的な急坂。
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酷い坂である
ひとみ:ねえねえ、80kmしか走っていないのにもう2,000以上もUPとか酷くない?脚も腰も痛いのにこの辺に電柱全然見当たらないわ!
電柱があったら軒並み押し倒し(=ストレッチ)そうな勢いである。

それでもどうにかこうにか今回の目的地である山本小屋ふる里館へ。
これに先立つ四連休の際、ヤガミさんひとみさんに他のメンバーを加えたグループライドの際ここまでは走ったものの悪天候のため松本に降りる予定を変更して上田に回避したので今回はその時走るはずだったコースの補完の意味があったのだとのこと。
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山本小屋 ふる里館
温かいコーヒーを飲んで小休止の後松本に向けてのダウンヒル。

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暫くは登って来た道を引き返す

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途中からアザレアラインに遷移して松本市街地へ

二人が乗り込む予定の最終のあずさが出るまでには少々時間にゆとりがあったので松本城に寄り道。
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夜の松本城
仕事の出張で来て以来なので一年半ぶりくらいか。

松本城から松本駅前へ。
輪行で帰京するお二人と別れ、10kmちょい離れたところにある信州健康ランドへ。
40分ほどで無事到着、飛び込みでも喫煙室ながら部屋を確保できたのはひとみさんたちがまだ松本にいる時間帯。のんびり湯に浸かり、久し振りにアカスリなんか受けたりして気分よくビールを飲んで就寝。

ヤガミさん、ひとみさん、改めてお付き合いありがとうございました。

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2023May23Tue

【幻のコースを】津軽半島夏景色【乗用車で】 

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高山稲荷
千本鳥居を抜けた先
ずらりと並んだ「お狐様」

【2020/07/25】
急遽思い立って行動に移した青森2泊3日の旅最終日。
今回はレンタカーで【津軽200】のコースをざっくりトレースしてみることに。
とはいえ帰りの新幹線の都合もあるので高山稲荷までで残りはショートカット。

前夜の痛飲の影響はそれほどない状態で起床。
6時半から朝食。
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バイキング形式だけれどすべてが小分けされている

腹を満たしてレンタカーに乗り込みいざスタート。
本番では6時スタート予定なので約一時間遅れではあるけれど、乗用車なのですぐに最速走行者ペースに追い付く。

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平館お台場

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平館灯台

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陸奥湾を挟んで対岸の下北半島を望む

灯台の周囲を散策し、花を愛でてみたり。
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シャク

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ハマナス

暫くうろついてからリスタート。
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だるま滝

途中の鋳釜崎はキャンパーで結構な密だったし時間も押し気味だったのでパス。三厩駅に立ち寄ることも無くそのまま走って龍飛まで。
今回は足元がスニーカーなので、龍飛漁港の先にある「帯島」に足を踏み入れてみることに。
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通り道らしきものは見える
⇒登ってみたら綱(奥にはザイル)が張ってあっていかにもな感じ。

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想像していたより歩きやすい
おそらく釣り人の歩いた跡なのだろう、歩きやすいところは人通りが集中するので靴底で擦られ、自然に周囲とは色が異なっているので目で見て通路がわかる。

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先端から北海道方面を
大きく四つある突き出しの内ひとつの先端でしばしのんびり。

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フジツボ
陸奥湾のフジツボは他地域で想像するものよりずっと大きい。ご当地珍味のひとつ。

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カメノテ
これも食べられるらしいけれど食べたことない。

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カニ

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ウツボグサ

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ナデシコ

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龍飛弁財天


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龍飛の碑
年々歳々文字が薄れている。。。

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今回階段国道は眺めるだけ

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青函トンネル掘削工事の遺物展示
初めて見たのは20年ほど前なのでその時のイメージと比較するとすっかり朽ちてしまっている。

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龍飛灯台

巻き気味で移動開始。
観光シーズンだというのに極めて交通量が少ない龍泊ラインを南下。

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眺観台から北海道を

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七つ滝

駆け足で移動して来たので想定よりも早めに十三湖畔、ドライブイン和歌山に到着。
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シジミラーメンとシジミバター焼き

十三湖のシジミを堪能して高山稲荷へ移動。
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高山稲荷神社
手水の水盤にはアジサイが浮かべられていて色鮮やか。
手水舎の隣の石、今まで気がつかなかったけれど(どこに目を付けている)天然の石が「抱擁道祖神」みたいに見えるのね。

境内を散策。
ハイシーズンなのでそこそこ人はいたけれど、さすがに少ないので風景を撮ろうとしてもタイミングを待てば無人に近い状態のものが撮れる。
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バクヤギク

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カンナ

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ガクアジサイ

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ハス

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龍神宮

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千本鳥居

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お狐様

【津軽200】のコース自体は更に南下してから五所川原経由で青森に戻るルートを採用しているけれど、今回は時間も無いので高山稲荷からそのまま東進して青森市へと移動。

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田光(たっぴ)沼付近
車が全くいない舗装された県道と、田んぼの中をまっすぐ伸びる農道。なかなか浮世離れした感。

陸奥湾側に戻って来て、若干時間に余裕があったので普段あまり使わない立ち寄り湯へ。
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蓬田温泉
源泉はかなり塩分濃度の濃いものだった。

帰京前に市乃蔵さんに立ち寄る約束だったので時間つぶしも兼ね、過去何度か訪れつつ休館日だった森林博物館へ。
ここが映画『八甲田山』撮影のロケ地であることは以前チコリンさんから伺っていた。

<青森市森林博物館>
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外観、内部共明治の雰囲気をまとった優美な建物

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森林鉄道機関車展示
津軽ではなく下北半島で使用されていたもの。

その後約束通り市乃蔵さんに立ち寄り所用を済ませ、新青森駅前でレンタカーを返却して帰路に。
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新青森駅

弁当とお酒を買い込んで乗り込み、東京駅に到着するころにはすっかり出来上がってしまっていた・
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「鯵ヶ沢弁当」

こうしていきなり思い付きで始まった『二泊三日の青森旅行』は無事終了。他にも色々回りたいところがあったけれど、とにかく今回は(蔦七沼を巡りたい)というのが最優先だったので良し。
翌日は『初サバ初ライド』で三浦半島へ行ったし、なかなか遊び倒した四連休なのでありました。

【おまけ】
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帰りがけにお邪魔した市乃蔵さんで大将からいただいてしまった田酒の干支仕込み。
こちらが無理を言ってお邪魔したのに却って気を遣わせてしまった。
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2023May24Wed

【三浦をゆるゆる】初サバ初ポタ【リハビリライド】 

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お昼ご飯は三崎の紀の代にて
マグロのヅケやユッケが乗った『トロトロ丼』
久し振りに三崎でマグロをいただいた

【2020/07/26】
本来なら東京五輪開幕となった四連休四日目。前日まで二泊三日で青森へと旅をしてからのこの日は日帰りツーリング。
Facebookの非公開グループ『初めてのサバゲー部(初サバ)』で企画されたゆるふわライド。グループメンバーは各々グループライドやブルべ等の自転車乗りなので自然な流れで「今度、軽くポタしよう」という話になった。スケジュールは京浜急行線三崎口駅で9時に集合し、城ケ島から三浦半島をのんびりまわって江の島まで、そこから北東に進んで藤沢、大和、町田等の駅もあるので各自移動しやすいところで離脱しようという流れ。

三崎口駅までは自宅から約5.60kmといったところなのでマージン込みで三時間半ほどの所要時間を見込んで5時半には自宅を出る心積もりで目覚ましをセットし、就寝。
ところが目覚ましの起動する30分ほど前には激しい雨音で目が覚めた。まだ夜明け前で真っ暗な表の様子を窺ってみたら結構な勢いの土砂降り。
枕元のiPhoneで天気予報とレーダー画像をチェック。まだあと優に一時間以上、ことによると二時間近く降り続けるような感じだったので自走移動を諦め、経路案内で自宅出発予定時刻を確認。自宅ドアから三崎口駅ホームまで約一時間であることを確認して早々に自走を諦め二度寝。

再び起きだしてもそもそ出発準備。
元々は自走での参加予定だったのでFOCUS(最近「バロンくん」と名付けた)を使用予定で準備を進めていたものの、輪行するには油圧ブレーキキャリパー用のスペーサーが一枚しかないので不可。片輪だけ外すタイプの輪行袋は持ち合わせていないので今回はジェームスくんで参加することに変更。これまでのところ輪行予定あり=ジェームスくん、無し=バロンくんという運用だったけれど、先日もう一枚のスペーサーを入手したので今後はもう少し違う基準で変えるようになるかも。
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輪行で移動

自宅最寄りの六郷土手駅から乗り込み、京急川崎で三崎口行きの特急に乗り換え。のんびりFacebookのグループイベントページをチェックしていたら雨の為自走できずに参加を断念したメンバーがちらほら。前日までの天気予報では明け方あれほど雨が降るようなことは想定できなかったので仕方なしか。そんなことを考えていたら横浜駅で同じ車両にひとみさんが乗り込んで来たので以後終点まで一緒にあれこれお話しつつ。

イベントページへの書き込み等を見る限り、今日一緒に走る虫さん、クロさんともう一人(到着後ゆたそさんだと判明)の計三名も同じ電車に乗っていたはずだけれど彼女たちの方は三崎口駅改札口へのアクセスの良い車両に乗り込んだようで、改札を抜けるまで遭うことは無かった。因みにわたしとひとみさんは改札から最も遠い方に乗り込んでしまっていたのであった。

改札を抜けると今回のライドを企画したO江さんとグループメンバーではないO江さんの同僚さん、親方さん、虫さん、クロさん、ゆたそさんの計六名が既に輪行解除を始めていたのでこちらも追っかけ輪行解除。

※この辺の画像が無いのはその場の雰囲気を撮影しようと思ったらデジカメにSDカードを挿入し忘れてしまっていたことに気がつき、慌ててコンビニで調達したりしていたことに起因する。

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全員準備ができたところで出発

前を行くO江さんとその同僚さんの様子を窺いながら
”やっぱり二人の世界にしてあげなきゃいけないよねえ、もっと積極的に行かないのかな~~~。”
と、「♂×♂談義」に花を咲かせている虫さん、クロさん、ゆたそさんの会話が漏れ聞こえてくる。
うん、キミたちは自粛期間を挟もうが何しようが一向にブレないね!
と感心(?)することしきり。
いや、まあ、自粛期間を挟んだところでそうそう嗜好が変わる訳でも無いけれどさ。

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城ケ島大橋

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城ケ島駐在所
相変わらずかわいい外観である。

ちょっとした行き違いから四人ずつではぐれてしまったりしつつも無事合流して城ケ島公園で最初の休憩。まだ10kmも走っていませんがそれは。
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城ケ島公園
自転車趣味を始めた頃はここまで走って初日の出を拝みに来たものだった。その後犬吠埼まで走ってそのまま利根川沿いを遡上して柏の実家に帰省する習慣に切り替わったけれど。
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青空と松の葉の緑のコントラストが鮮やか
当初曇り予報だったはずだけれどはて。。。

城ケ島灯台方面へ移動し、店先でのんびり液状化し始めていたトラ縞ネコがいた灯台下の食堂でソフトクリームを。
と、別のネコを発見したので構って頂こうと近づく。
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こちらは茶虎

ネコにお相手をしていただいていた様子
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c:ひとみさん

そしてこちらが最初に目についた『液状化し始めたトラ縞ネコ』
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風の通りが良いので気持ちよさげ
あまりにも無警戒に寝ているので見ている方が心配になるレベル。

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ソフトクリームいただきます

5月に閉鎖が発表された城ケ島ホテル近くの海岸でまったり。
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ここの磯の雰囲気はかなり好き

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オニユリ

のんびりしていたらそろそろお昼時が近くなって来たので再び城ケ島大橋を渡って三崎港方面へ向かい、紀の代さんでお昼ごはんをいただくことに。
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幸い待たずに8名入店できた

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マグロのヅケやユッケが乗った「とろとろ丼」
つみれ汁付き。

お腹を満たしてリスタート。
総勢8名なのでひと固まりでは少々周囲に迷惑になるので4、4もしくは5、3程度にばらけるように意識しつつ。
暫くは照り付ける太陽の下でのツーリングでアスファルトからの照り返しもなかなか厳しいものがあったけれど、北上するにつれ徐々に路面がウェットに。長井付近を走行するころにはすっかり路面がウェットに。
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晴天ドライから曇天ウェットへ
幸い雨雲自体は通過してしまったようで、特に降られることも無く打ち水効果で涼しく感じられたり。
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とはいえ大雨警報が発令されていた

長井、林を抜け、佐島入り口付近から内陸側へ。目的地はよこすか関口牧場
名前は知っていたけれどわたし自身は初訪問なのであった。
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ここでもソフトクリームをいただく

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牛を眺めてしばしのんびり

ここでしばらく雨がぱらついたものの本降りに移行することはなくホッとしてリスタート。路面はウェットのままながら日が差し始めて来たのでややスチームサウナ風味。
当初の予定ではマーロウにも立ち寄ることになっていたもののさすがに運動量とエネルギー供給量のバランス的にアレなので立ち寄ることはせず、立石公園で小休止。
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立石公園

ひと通り立ち寄り予定スポットはこなしたのでひとまず江の島方面に向けてリスタート。計画では江の島をゴールとしていてそこから東京方面へ向かい、各々の都合の良いところで三々五々離脱しようという計画。
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虫さんの後姿

葉山から逗子にかけての県道は元々道が細いので混みあう区間なのだけれど、この日もご多聞に漏れず結構な渋滞だったのですっかりグループがばらけてしまったものの、渚橋交差点付近で先行組が待機、ついでにはす向かいのファミマでのトイレ休憩。
その際これから向かう予定の江の島方面の雨雲レーダー画面をチェックしてみたら一時間後くらいに鎌倉から江の島にかけてのエリアにしっかりとまとまった雨雲が通過する予報が表示されていた。

しばしその場で協議。
輪行離脱組は藤沢からと逗子からの二手に分かれて移動、とはいえ藤沢も先述の雨雲の影響を受けてしまうので少々時間を潰してから向かった方が安全、ということで渚橋交差点から3km弱ほどのHAYAMA STATIONで休憩兼時間つぶしをしようということに。
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スイカゼリーと湘南ゴールドのサイダー

しばらくあれこれ話していたら風向きが変わり一気に日差しが戻って来た。
レーダー画面をチェックしてみると心配していた雨雲はひとまず影響のない辺りまで抜けていたので今回はここで解散とし、藤沢からの輪行組と逗子からの組に分かれることに。

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各々の駅に向かってリスタート

最終的には逗子からの輪行組:4人、藤沢からの輪行組:3人、自走組:わたし
という3組に分かれることになり、わたしは逗子駅前経由で自走にて帰路に就いた。

折角雨を避けられたので横浜港にちょっと寄り道。

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横浜税関

丁度飛鳥Ⅱが大桟橋に接岸しているのを思い出したので雄姿を眺めに。
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飛鳥Ⅱ

押し歩きで海側をのんびり。

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新港パーク
「カップヌードルミュージアムパーク」と呼称が変わっていた。

一般道に移動し、改めて帰路に就いて信号待ちをしていたところ、同じく信号待ちをしていたランナーの男性に声を掛けられた。

男性:もしかしてブルべを走られている方ですか?
オレ:そうですけれど?
男性:海沿いを歩いているときから見かけて、格好がそれっぽいのでそうかなと思ったんです。わたしもブルべに挑戦してみたいとは思っているんですよ、逗子発着の200kmとか良いかなあとか。でも個人的には100kmくらいまでしか走ったことが無いので踏ん切り付かなくて。
オレ:そうでしたか。逗子発着の200なら初心者にもあまり無理を強いないし、何より100km走れる体力があるなら200kmもきっと行けますよ。
男性:本当ですか、機会があったら是非申し込んでみます。
オレ:良かったら二子玉川発着のAJたまがわも検討してみてくださいね。
※一応自分の所属クラブは推しておいたw

特にお互い名乗るわけでもなくその場の会話だけでお別れしたけれど、実際にどこかのブルべで見かけたという参加者からの声掛けではなく、参加したことがなくともブルべに興味を抱いている人から見るとランドヌール(ズ)というのは容易にそれとわかる佇まいをしているものなのだろうか。
どんなところにどんな人目があるかわからない。
改めて普段から悪目立ちするような行為は控えようと心に誓う。

その後はのんびり第一京浜国道(R15)を北上して自宅まで。
余裕を持って明るい内に帰着。
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専修寺関東別院前帰着@18時半頃

約半年間、通勤以外で自転車に乗ることも無い自粛生活でいち日最大でも5、60kmくらいしか乗らなかった日々が続いてしまったのでリハビリには丁度良いゆるゆるとしたポタリングになったのであった。
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2023May24Wed

【遊歩道は】軽く奥入瀬【何年ぶりか】 

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午前中歩いた蔦沼周遊路が静
奥入瀬渓流遊歩道は動
水のたたずまいの豊かさを感じるし
瀬音には安らぎがある。

【2020/07/25】
蔦七沼を眺め、蔦温泉に駐車してあったレンタカーに乗り込み13時過ぎに移動開始。
目的地はもちろん焼山にある「上高地食堂」である。
数年前ぴかさんから教えていただいて以来、この周辺で昼食をと言うと必ずここに立ち寄る。

お店の前に到着してみると結構な入店待ち行列ができてしまっていた。
(ここもこんな人気店になってしまったのか。。。)
と、思ってこの先ブルべ中に立ち寄れるだろうかとか思い悩んでみたが、入店してみたところやはり新型コロナウイルス感染症対策で相席を止めたり客同士の距離を取るようにという配慮故のことであるようで、回転そのものはそれほど悪くなさそうだった。とはいえまぎれもなく人気店ではあるけれど。

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「上高地」前の行列

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バラ焼き定食

お腹を満たして移動し、奥入瀬渓流散策へと向かう。
午前中の赤沼散策のお陰で思いのほか時間をロスしてしまったので、当初焼山から子ノ口まで歩くつもりだったけれど大幅に距離を短縮して石ヶ戸に車を停めていけるところまで。
冷静に考えて、自転車で脇を抜けつつところどころ停まって眺めて撮影して、、、という行為はしていたものの遊歩道を歩くこと自体は十数年ぶりとなる。
雰囲気は変わっていないけれど細かなあれこれは記憶違いも含めてさすがに当時とは違っていた。

更に違うことと言えば石ヶ戸周辺の混雑具合。
渋滞は発生していないしビジターセンターも客でごった返しているということも無い。
春、初夏、秋と、この地を訪れた経験があるけれど、ここまで空いていたのは初めてだった。駐車スペースもすぐに確保できた。縦列駐車をしようとした空間に、先着していたミニバンから自転車を降ろして準備している二人連れの女性がいたので彼女らのスタートを待ち、見送ってから車を停めこちらも散策スタート。

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石ヶ戸からスタート

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この辺りは勾配緩やかで川幅も広い

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徐々にいわゆるイメージ通りの奥入瀬へ

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でっかいサルノコシカケ

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緑が若干濃い
夏のこの時期に訪れるのはさすがに久し振りである。

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力強い流れ

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ヤマアジサイ

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左右両岸には流れ込みや小さな滝

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木製の桟道にトラップが、、、。

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雲井の滝
滝つぼ付近で記念撮影している複数のカップルが邪魔。
撮り終わっていつまでもデジカメのモニター見ながらああでもないこうでもないとかやってるんじゃない、邪魔だからとっとと他人の画角から去れ。

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緑の濃い時期は滝の白さが映える

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周囲の人影はごくごくまばら
時間帯的にも遅めだったから近場に宿を押さえていない人たちはあまりいない印象。

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苔だったりきのこだったり

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こういう淀みも好物です

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今回は玉簾の滝で折り返し

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帰りは遊歩道ではなく、国道をメインで歩いてみた。
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冬場に凍り付いた簾になる岩清水

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遊歩道からとは若干アングルが異なる眺め
路面の高さや流れからの離れ具合等の要因があるしそもそも向きが違うのでなかなか趣深い眺めが多くなる。

ところでわたしが玉簾の滝から折り返してしばらく進んだところの道端に、客を乗せていないタクシーが一台停まっていて(迎車かな?)と思ったのもつかの間、しばらくしたらわたしを追い越して坂を下って行った。またしばらく進むと再びそのタクシーが停まっていて、今度は上流方面へ、そこから更に進んだところでみたびそのタクシーがわたしを追い越し、しばらく行った先でUターンして待機していたのを目にしてようやく合点がいった。
客待ちで流していたのだ。
JRバスの運行は既に終了していた時間帯なので歩き疲れた観光客が或いは、ということらしい。
果たして客は拾えたのだろうか?

ビジターセンターが業務終了で施錠され、トイレや自販機以外利用できなくなった時間帯なので車もぐっと少なくなり、人影もまばら。
トイレに立ち寄ってから自分のレンタカーに歩み寄ってみたら車の真ん前に何やら白いもの。

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防水のパニアバッグであった
これは駐車時に目の前にいたミニバンの二人のうち片方の持ち物であることは見覚えがある。(車をここに置いて移動なのだからせいぜい子ノ口辺りまでで、十和田湖を一周するような時間の余裕もないのに左右しっかりパニアバッグを装着して走行とか、Mっ気あるなあ。)なんぞとそこはかとなく失礼なことを考えていたので記憶に鮮明だった。

持ち主の詳細がわかる資料でもないかと思って中を改めさせていただいたけれど、ノートPC以外は防寒装備類と旅行ガイド雑誌があるだけ。ノートPCはスタンバイ状態になっていて持ち主の名前を表示していたけれど、当然ながらそれ以上の情報は得られない。
ビジターセンターは既に無人だし、どうしたものかしばし逡巡。
持ち主の情報がわかるものが中に無いので下手に届けるよりその場に目立つように置いておいた方が良いと判断。どのみち翌朝になればビジターセンター職員が見つけるだろうし。

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ということでこういう形で置いて来た

かなり時間が押し気味だったので慌てて宿に引き返し、車を停めて徒歩で移動。
今回の青森旅行で最も重要なことのひとつ、市乃蔵さんでの飲み食いである。
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到着

本来なら十名ほどでお邪魔する予定だったのに叶わなかったことを詫び、ご不幸があったことについてもお悔やみを申し上げた上で料理とお酒に舌鼓。
供していただくお酒の銘柄はいつも大将に一任してしまっている。
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相変わらず美味しい

なんだかんだ日本酒を六合ほどいただいてしまい、すっかりいい気分になっておいとますることに。
翌日16時ちょっと前の新幹線を押さえていたので15時頃お邪魔して焼香させていただく旨お約束の上、若干ふらつく足で宿に戻ってこの日の行動は終了。

翌日はレンタカーで津軽半島を回って遅くならないうちに戻る計画。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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