FC2ブログ
08« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【新着タイトル】BRM920神奈川600km興津-03【潮吹きメガネ】 

200919058.jpg
今回押さえた仮眠宿は
伊那市駅にほど近い「ホテル伊那」
一泊素泊まり¥3,900-と
なかなかリーズナブルで
深夜チェックインも対応していただけたので助かりました。

興津600-02 より続く

【実走行ログ:2020/09/19-20】

飯野峠手前最後のコンビニとなるファミリーマート北設楽東栄町店にて、この先40km以上コンビニは無いので少々じっくり休憩&補給。とはいえ新野峠手前に豊根、越えてからは千石平、下條と、都合三つの道の駅があるし自販機はそこそこの数が設置されているので小銭さえ持っていれば水分補給に困窮することはない。

200919052.jpg
屋外設置のテーブル席からの眺め

<会話あれこれ>
しばしまったりとしてから立ち上がろうとした瞬間。
とり:!!!
モロ:どうしました?
とり:脚攣った。。。
PEKO:ふくらはぎ来ちゃいました?
とり:いや、ハム(ストリングス)
PEKO:ハムって珍しくないですか?
とり:そうかな、オレ結構経験あるよ?
それでも痙攣し始めの段階でどうにか抑え込めた。とはいえ若干の違和感と痛みが残る。

PEKO:とりさんかなりミネラル分喪失していそうですもんね。脚とか日焼け跡の皮が剥けているのかと思ったら塩だったし。
とり:オレ汗かきだからさあ。
PEKO:わたしも結構汗かきですけれどそこまで塩吹かないですよw
モロさんに先頭を交代してもらったコンビニで脚攣りの予兆があってミネラル不足だと感じたので塩分補給を心がけていたのだけれど遅かったのか足りなかったのか。

とり:いやあ、それにしてもホントにPEKOさん速いってか登りが強いよねえ。
PEKO:え~~~。そんなこと無いですよ。
モロ:ホントに速いですって。正直あんなに速いとは思いませんでしたよ。
PEKO:そうかなあ?わたし、人と一緒に走る時はいつも”もっと速く走って!”って言われてばっかりだから速いって言われてもピンと来ないんです。
とり:普段一緒に走っている相手が相手(ex.ふぃりりん氏)だしねえ。
モロ:そりゃ速くもなりますわ。。。
とり:因みに、オレすっかり脚が売り切れてしまっているし、さっき脚攣ったばかりだからのんびり流すわ。ここからは置いて行って。二人の登坂に付いて行けないw
でもまあ伊那でぎりぎりまで休むなら折り返しのPC(=PC3)で会うかもね。

リスタート準備をしつつ
PEKO:日が暮れて来ましたね。
とり:そうだねえ「秋の日は釣瓶落とし」とはよく言ったもんだ。
モロ:ちょっと前までこのくらいの時刻ならまだまだ明るかったのに。
とり:だよねえ、、、うおっっっ!?
モロ・PEKO:どうしました?
とり:いやあ、汗で汚れてアイウェアがアカン。
モロ:塩吹いてるからw
PEKO:「潮吹きメガネ」ってなんかAVのタイトルにありそうじゃないですか?
とり:女教師モノとか。
PEKO:調教モノっぽかったりとか。
モロ:…。
20091999.jpg
いつものようにチベットスナギツネのような表情をたたえていた

そんなこんなの会話の後、三人で一緒にリスタートしたものの案の定前二人とわたしの間はぐんぐんその距離が大きくなって行った。

お二方にはそのまま先行していただいてひとりのんびり淡々と。まだちょっと痙攣を起こしたハムストリングスが微妙な感じだったので力むとまた攣りそうだったし。
リスタートしてほんの五分ほどでかなり差が開いてしまい、日がすっかり暮れた頃には前方に二人の姿は見えなかった。日が落ちて真っ暗になった山道を淡々と進み、道の駅豊根に到着した頃には18時半を回ってしまっていて当初の想定というか目論見というか皮算用から30分以上の遅れ。
と、お一人先客がいた。AJ神奈川ジャージの男性。わたしと入れ違い気味にリスタートしたその人に”お疲れ様!”と声を掛けて自販機で購入したドリンクで補給。

道の駅豊根
200919053.jpg
2020/09/19/18:40

軽く小休止の後リスタート。
登りで全く脚が回らないのは昨年の【平成興津600】と同様。今回も前半向かい風が強めだったことと、そもそもの走力がかなり目減りしていたことが大きい。それでも距離は長いものの新野峠自体はそれほど急勾配区間が無いのが救い。

しばし休憩の後リスタート。
さすがに坂の様子は概ね頭に入っているので楽というより逆にわかり過ぎて辛いという感じか。淡々とクランクを回す機械と化してえっちらおっちら。
登坂車線を登り終え、緩い登りのワインディングを進めばようやく新野峠ピークに到達。
200919054.jpg
ようやくピーク
19時45分頃。目論見では18時台、できれば18時半頃までには通過したかったので希望より一時間前後遅くなってからの通過。ここからはしばらくダウンヒルが続くので寒さ対策が必要かどうかしばし逡巡したものの特に必要無いと結論付けて一気に下る。

途中、最初にあったファミリーマートに立ち寄り補給。
ここは昨年の【令和興津600】の際にばんばんさん、虫さん、クロさんと四人で補給に立ち寄ったお店だった。
しっかり食べて少々のんびりしていたらネコの鳴き声がしたので声の聞こえた方を向いてみたらまだ小柄な猫が一匹。若干怖がりなのか一気に距離を詰めようとすると後ずさってしまうものの、こちらがじっとしていると寄って来る。時間が押しているというのにしばし構ってもらってしまった。
200919055.jpg
お付き合いいただき感謝w

腹を満たし、ネコに癒され、飯田までひたすら続くアップダウンの道を行く。補給したばかりだというのにすぐに脚の動きが鈍くなるのはやはりスタミナ不足と蓄積疲労ゆえ。

そして下條村「峰竜太のふるさとアピール区間」へ。
200919056.jpg
最初のひとつ

飯野峠を下って下條まで来ると、今度はコースが地味に登り基調に転じる。
新野峠という大物を片付けていい気になっているとあっという間にわずかに残った脚を削られることになるのがこのコースの厄介なところで、大休止を300km未満の飯田にするか300km超の伊那にするかは判断のわかれるところではある。昨年の【令和興津】では飯田の、今回は伊那の宿を押さえたけれど、結果的には飯田にした方が良かったようにも思えるが、それは今回前半で脚をかなり削られてしまったからという理由もあるのでその辺は時の運もありそう。
それに折り返しのPCまでの残距離が大きくなればなるほど到達予想時刻の精度は下がるのでマージンを大きく取らざるを得なくなり、畢竟休憩時間の圧迫につながってしまうので痛し痒しではある。

PC3(271.7km)ファミリーマート東かなえ店
200919057.jpg
2020/09/19/22:15(Close 24:08)
ここから仮眠用に押さえた伊那の宿までは約45kmある。
先述の通り登り基調に転じた区間なのでグロス18KPHで押せたとしても二時間半はかかってしまう訳で、当初計画では23:00~23:30頃までには宿にチェックインして正味3時間の仮眠時間を確保する計画だったもののこの時点で1.0~1.5時間ほど遅れてしまっていることになる。

やや重たい気持ちを引き摺りながらリスタート。
ここから先はとにかくペースを上げて1分でも早く宿に到着し、風呂に入って布団に潜り込みたいところ。
チェックイン受付が24時までとなっている宿に電話を入れ、30分から1時間ほど遅れてしまうこと、遅れても入浴はさせて欲しい事を伝達(※宿の部屋は風呂無し大浴場利用の条件だった)し、どうにか了承を取り付けたので重たい気持ちが少しだけ軽くなった。
が、遅くなればなるほど疲労の影響が表出してくるもので、眠気のお陰でなかなか思うようにペースが上がらない。
途中コンビニでコーヒーを飲み、眠眠打破を投入し、BlackBlackガムを噛み、どうにかこうにか眠気を抑え付けて予約していた伊那市内の「ホテル伊那」にチェックインしたのは日が改まった20日の午前1時ちょっと前。

仮眠宿(約315km)ホテル伊那
200919058.jpg
2020/09/20/00:55

玄関前にはPEKOさんの自転車が停まっていた。
(予定通り22時頃着いたんかな?)とか思いつつ玄関に入り、フロントで受付をしていたら従業員の女性が”女性の方はお先に到着されていますよ、1時間か2時間?もっと前かしら?「もう一人は遅くなりそう。」っておっしゃっていたわね。”
う~~~む。
完敗ではないかwww
いや、勝ち負け関係ないしそもそも勝てる要素なんか皆無だったのだけれどさw

(いやはや、お気遣いありがとうございます!)
と心で礼を述べ、部屋に荷物を置いてさっさと浴場に移動して入浴、布団に潜り込んだのは1時20分頃。目覚ましのセットは3時なので一時間半しか寝られないけれどまあ布団で寝られるなら十分。
入浴時に尻の皮が剥け始めていてかなりヒリヒリしたので携行していた薬用クリームを塗り込み、少しでも疲労回復するよう掛布団を丸めて脚枕にして目を閉じた。

【興津600】-04 に続く。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  AJ神奈川  興津  新野峠 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【片側通行】BRM920神奈川600km興津-02【12キロ】 

200919030.jpg
雲名橋北詰、秋葉神社上社へと登る
スーパー林道の入り口にあたる交差点
ここから先12kmにわたる「片側交互通行区間」のため
10分ほど待機することになった。

興津600km‐01 より続く

コンビニ休憩中の会話
PEKO:それにしてもとりさん荷物多いですよね、何が入っているんですか?
Vega:定峰の時はものすごく軽装だったのにさあ、今回すごい重装備だよね。
とり:いや、レインウェアが結構嵩張るし、
PEKO:雨具は仕方ないですねえ。
とり:着替えとか、
モロ:とりさん着替えなんか要るんですか?
とり:仮眠したら着替えたくなるんですよ、それに400終わってから輪行で帰る時に着る服とか。
モロ:(健康ランドに)預けなかったんですか?
とり:だって400で後泊しないんだから預けられないじゃん。
モロ:400の後で使うものでしょ?
とり:あ?れ??
PEKO:一瞬、場に沈黙が訪れましたね。。。
600を完走したら後泊するから400後に必要になるものは本来600では不要なモノ。間抜けな勘違いで要らん荷物で負荷を増大させているだけだった。


【実走行ログ:2020/09/19-20】

天竜川左岸をひたすら北上。
天竜川には諏訪湖から最下流の船明ダムまでの200km弱ほどの間に船明ダムを含めて7つのダムがあるので狭隘な山間部は基本的にずっとダム湖となっていて川幅が広い独特の風景となる。

200919019.jpg200919020.jpg200919021.jpg
船明(ふなぎら)ダム湖

暫くはR152を進むのでそこそこ交通量も多く、特に四連休初日とはいえ土曜日なので大型車両の通行が多くてやや危なっかしい感じはあったが、船明ダム上流6、7kmのところでR152は天竜川を渡って右岸へ移り、左岸は細い県道に切り替わるところでぐっと県道側の交通量が減る、というかほぼ地元車以外は皆無となる。

200919022.jpg
R152は直進(横山橋)方向
橋の手前を右折すると天竜川右岸の県道。
ところどころ路面に苔が生えているような区間も。

200919023.jpg200919024.jpg
交通量の少ない道を気分良く

天竜川本流は渡らずにずっと左岸を進むのだけれど、流れ込んでくる支流が多く、本流に架かるものも支流ものも、なかなかにエモい橋が多い。
200919026.jpg200919025.jpg200919027.jpg200919028.jpg
氣田川橋

200919029.jpg
秋葉橋
時間に余裕があれば往復してみたかった。

気分良く走りながら軽く昔話。
とり:七年前に走った時はさあ、ジェロームさんっていう外人さんと一緒だったんだけど、その人がここ走る時にテンション上がりまくっててさ、トンネルに入る度に”ヒョ~~~ッ!”とか奇声を上げる訳ですよ。
PEKO:ああ、大学の先生をされているという人ですか?
とり:いや、そっちじゃなくてもう一人の方!
モロ:なんですか、その「もう一人」ってのはw
PEKO:あ!なんかちょっとぽっちゃりした感じの人ですよね。
とり:そうそう!その人www
そんなこんなで進んでいると、道が少々川から離れた区間で前方の交差点に誘導員が立っていて、しばらく前にわたしたちをパスして行った軽乗用車を停止させていた。
(工事かな?)

モロ:キューシートに「片側交互通行があるかも知れない」って書いてあったのはここのことですかね。
暫くは先ほどの軽乗用車の後ろに付いて停まっていたものの、待てど暮らせど動く気配がない。正面の道路からは対向車がひっきりなしに現れては向かって左の雲名橋方面、すなわちR152方面へと曲がって行く。見ればその雲名橋の上からその先のR152の方までずらりとこちらを向いた自動車が並んで待ち構えている。
誘導員:もうすぐ対向車が終わるから、そしたらこっちの番だ。あそこ(雲名橋)に並んでいる車が全部行ってからあんたら通りなさい。後ろからたくさんの車に追い越されたんじゃ危なくて仕方なかろ?
われわれ:あの車が全部行くまで?それじゃちょっと日陰で休ませてください!
誘導員:どうぞどうぞ、そこじゃ暑いよね。
気温が上がって来ていたので日差しを遮るものの無い交差点でひたすら日に炙られ続けるのはかなりしんどい。
200919030.jpg
誘導員用休憩テントにお邪魔

200919031.jpg
雲名橋の様子

ほどなくこちら側の通行の番が来て、都合10分ほど待機したのちようやくリスタート。しばらく走ったところで「11km」と書かれた看板が置いてあり、次いで「10km」の表示。
とり:ひょっとしてこの数字、片側交互通行区間の距離を表しているんじゃね?だとしたら全長12kmあるぞ?
モロ:さすがにそれは長い!

後日確認してみたら本当に全長12kmあった。
200919000.jpg
片側交互通行のお知らせ
しかも待機時間見込みが「最長で合計50分」ですと!

ぽつぽつと数台の車に追い越されたものの、ほとんど四人で道を独占しているような感じで進んでいると秋葉ダムの手前付近で先ほどの交差点で誘導をしていた係員が運転する車が「最後尾確認車輛」としてやって来て追い越して行ったので手を振って挨拶。
200919032.jpg
龍山大橋

200919033.jpg200919034.jpg200919035.jpg
秋葉ダム
天竜川は流域の地質が脆い箇所が多く(この片側交互通行も土砂災害の影響だし、そも原田橋が通れなくなって【興津600】のコースが変わったのも土砂崩れの為に落橋してしまったせいである)土砂の堆積ペースが早いので湖底を頻繁に浚渫する必要がある。

200919036.jpg200919037.jpg200919038.jpg
暫くは我々だけで川沿いの県道を独占

200919039.jpg
峰之沢橋

200919040.jpg200919042.jpg
秋めいた青空が広がる

200919041.jpg
あちらこちらに盛りを迎えた彼岸花の群生

R152が天竜川を渡り左岸に移る大輪で、我々が進む県道が国道に合流する交差点のところに公衆トイレとシャッターの降りた個人商店の店先に自販機があったので小休止。
シューズが合わないようでVegaさんはアキレス腱が痛むらしく、ここでパックからの離脱を申し出た。最終的にはそこから15kmほど進んだ飯田線の浦川駅から輪行エスケープしたとのこと。

200919043.jpg
気温24℃
申し分のないコンディション。

200919044.jpg
天竜川の川幅が狭くなって来た

200919045.jpg
お滝
発電所の放水施設に隣接している落差45mの滝。

天竜の街を抜けるといよいよ新々原田橋
平成27年に斜面の崩落により、当時建設中だった新原田橋共々落橋してしまって【興津600】のコースが変更を余儀なくされた原田橋に代わって架橋され、今年から全面的に供用されるようになった出来立てほやほやの橋である。
200919046.jpg200919047.jpg200919049.jpg
新々原田橋


200919050.jpg200919048.jpg
河川内仮設道路と仮設原田橋
新々原田橋が供用されるまではここを使って渡河していたし、現在もまだ一応は通れるらしい。

日が傾き始めたなか、じわじわと登る緩い坂道を進んで東栄町へ。
PEKO:あれ?愛知県って書いてありましたけれどここって愛知なんですか?
とり:東栄町は愛知県ですからね。新野峠は愛知と長野の県境ですよ。
PEKO:県をまたいだ移動をしてしまったwww
道中いたるところで表示されている電光掲示板には「三密の場所への外出は避けましょう」とか「県をまたいだ移動は控えましょう」といった注意喚起の文言が表示されていた。

中設楽交差点でR151に合流。ここからは、途中でナンバリングが151から153に変わるものの飯田、駒ケ根、伊那を抜けて塩尻まで基本的には一本道である。

【興津600】-03 に続く。

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  AJ神奈川  興津  天竜川 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【初めての】BRM920神奈川600km興津-01【N2BRM】 

200919048.jpg
『興津600』のコースが変更になった
元凶ともいえる原田橋
これは実際には名前が一緒で当時のものではなく
あくまでも仮に供用されているもの。

どうやって寝たのかよく覚えていないもののw携帯電話のアラームで目覚めた19日の朝4時。健康ランドは三施設とも共通で朝4時~5時にかけての時間帯は清掃中の為入浴ができないのが残念ではあったが仕方がないのでもそもそと着替えを始め、フロントでチェックアウトを済ませて5時丁度頃に移動を開始、スタート地点のファミリーマートに到着。

Start:ファミリーマート清水興津駅前店
200919001.jpg
2020/09/19/05:05

朝食を調達し、のんびりしたためていたところにPEKOさん到着。
間を置かずモロさんと、彼がチェックアウトする際に一緒になったというVegaさんも到着。初対面の人たちはその場で軽く挨拶を交わしたり、朝食や道中の補給食を調達したり。

レシート有効時間の05:30を過ぎたので改めて店内に入りレシートゲット。
今回は正規スタート時刻の前後30分ずつの時間内であれば有効な証跡となる。すなわち05:30-06:30が有効時間となる。しばし店先で雑談したり車体のチェックをしたりした後、5時40分頃4人でスタート。

【実走行ログ:2020/09/19-20】
<以下走行記録>
※各PCのタイムスタンプに関してはうっかり控えを取るのを忘れてしまったのでゴール以外はツィートを元に推測したものとなっています。

200919002.jpg
清水港周辺

4人の中で【興津600】の完走経験があるのがわたしだけだったから、という訳でも無いがわたしが先頭で進む。(興津なら去年だけでも2回走っているし、用宗手前までは全く変更が無いから楽勝♪)というユルいことを考えていたら清水市街地で軽いミスコース。すぐに正規コースに復帰できたので問題なかったけれど、慣れたコースだからと言って舐めてかかると痛い目に遭いかねないという戒めにはなった。

清水市街地を抜け海岸沿いのR150バイパスを西へ。相変わらず気持ちの良い直線。
200919003.jpg
R150バイパス

安倍川を渡ったところで昨年とは異なるコースへ。
過去開催時、大崩れの通行が不可だった時に採用されたことがあるらしいものの、ちょうどその時期はDNEだったりDNSだったりしたのでわたし自身には走行経験が無い。
宇津ノ谷トンネルに向かう途中で【追い風400】のコースを逆行しているものだとVegaさんから教わった。
R1に合流し、ゆるい登り勾配の国道をじわじわ進み、道の駅の先から旧道へ。
一昨年、興津600をDNFした翌日にドライブした際車を運転して通った道である。
しばし進むと今回初となるクイズポイントに到着。

クイズポイント(32.4km)宇津ノ谷宿入り口観光案内看板
200919004.jpg
2020/09/19/07:10
問:「峠の歴史を( )で学び、自然とたわむれる。」
( )内に入る文字は何ですか?
答:足

無事クイズポイントを通過してリスタート。
宇津ノ谷(大正)トンネルに向けた緩い坂を登り始めたらスルスルっとPEKOさんが前に出る。
(お~~~。PEKOさん速いなあ。)とか思いつつ見送り、ちょっとしたブラインドコーナーをひとつ越えたら一瞬のうちに差が付いていた。いやいや、マジで速いわ。
200919005.jpg
気が付くとこんなに差が

女子一名を見送ったおっさんたち三人はのんびり坂を登って大正トンネルを撮影したり。
200919006.jpg200919007.jpg
宇津ノ谷トンネル(大正)到着
モロさん、Vegaさん、わたしの順。

トンネルが坂道のピークなのでPEKOさんともそこで合流できるかと思ったものの彼女はそのまま通過して行ったようで姿が無かったので後を追う。
合流してから聞いたところによると”「峠」だからトンネルを抜けた先にももっと登りが続くんだと思っていましたよ~。”とのこと。
確かに宇津ノ谷「峠」って言うほど坂道キツくないしなあ。

ダウンヒルから平地に降りてしばらく進んだところでPEKOさんに追い付いたので改めて4人パックになって進んだ。しばらくはわたしが走ったことが無い道。
200919008.jpg
昨年、一昨年は使わなかった道
【追い風400】では逆向きに使うのかな?

200919009.jpg
ラウンドアバウトがあった

暫く進んだところでようやく馴染みの道に。牧之原からR150に合流し、御前崎方面へ。
200919010.jpg
馴染みの景色

PC1(80.0km)セブンイレブン御前崎港店
200919011.jpg
2020/09/19/09:35(Close 11:20)

なかなか厳しい向かい風が吹き荒ぶ中リスタート。
200919012.jpg200919013.jpg
静岡県最南端碑
海の荒れ具合が風の強さを物語る。
ちらりと脳裏をよぎる昨年の【平成興津600】の苦い記憶

200919014.jpg200919015.jpg200919016.jpg
時折砂が吹き付ける中を進む

道が浜岡原発にぶつかって右折するところでふと気が気が付いた。
とり:風車の配置が去年と違う!
モロ:そんな訳ないでしょw
とり:いや、移設はありえなくても少なくとも一基は無くなってるよ。去年はコース右側にもあったもん!
モロ:ホントにそうですか?
信用されていないwww
すっかり”トトロいたもん!”なメイ状態』のおっさんである。

昨年のエントリを確認してみたら間違いなくコース右側にあった風車を見上げたアングルの画像があった。
19042721.jpg
昨年は左下から見上げている
後日ネットで検索してみたら、どうやら故障していたために撤去されたようであった。

再びR150に復帰し、スパンの長いアップダウン、しかも向かい風。
とり:オレこの坂嫌いなんだよねえ。
PEKO:こういうアップダウンを見るとPBP思い出しますね、ずっとこんな感じだった。
とり:確かに!これで教会あったらそのまんまだよね。

かなり改修工事が進んで路面がきれいになったR150を、向かい風の中ひたすら進み、掛川方面に右折して県道を進む。掛川市街地に入った辺りでモロさんからコンビニ休憩の提案があったので記憶を辿り、昨年の【令和興津600】の際に利用したコンビニがJRのガード手前にあったことを思い出したのでそちらに寄るつもりでいたらそこは既にデイケアステーションか何かに変わってしまっていた。
コンビニあるあるである。
掛川駅前を過ぎてしばらく進んだところでコンビニ休憩を挟み、先に進む。

200919017.jpg
天竜浜名湖鉄道(天浜)線

そろそろ100kmを越えようかという辺りですっかり脚が売り切れてしまい、ちょっとでも登り勾配になるとがくんとペースが落ちるようになって来てしまった情けない機関車。
110kmを過ぎたところで再びコンビニで小休止。
とり:申し訳ないけどモロさん先頭代わって。
モロ:良いですよ~。
PEKO:とりさん、わたしが二番目走りますよ。楽してください!
(ありがてぇ。。。)

200919018.jpg
すっかり秋空の風情

天竜川にぶつかり、昨年までは渡った飛龍大橋を曲がらず直進して天竜川沿いを遡上するコースに突入。わたし自身、7年振りとなる区間であるし、当時走った時には非常に気分が良かった記憶があるので楽しみにしていたところである。脚は売り切れ気味ではあるけれど。

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ブルベ  AJ神奈川  興津  天竜川 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【徹頭徹尾の】BRM920前乗りライド【修行モード】 

20091821.jpg
濃霧が覆い
水面が波立ち
風が吹き荒ぶ
大荒れの芦ノ湖ではあったけれど
奇跡的に雨には打たれなかった。

昨年は平成、令和と二回も走ってしまった【興津600km】に今年もエントリーさせていただきました。そして今回は『N2BRM』として開催される運びとなったため同じ【BRM920】である400km、600km、そして【BRM921】として開催されるので本来であれば同時にエントリーすることが困難な(※計算の上では400kmを21時間、もしくは600kmを27時間で走り切れれば可能)200kmを同時にエントリー可能というなかなか得難い状況だったりします。

因みに改めて『N2(New Normal)BRM』というのは本来のBRMが開催日時を固定されているのに対し、BRMの主催者の裁量により本来の開催日程の前後二週間の範囲で設定された日程の中、これまた主催者の裁量による判断で設定されたスタート時刻を選べる(自由裁量制 or 選択制)場合と本来の開催と同一時刻の場合があって、スタート時刻を固定するか参加者に選択させるのかも主催者の裁量判断によることになります。
その他詳細はAudax Japanの解説ページへ⇒新型コロナウイルス感染症防止のための追加規定(第2版)

モロ(@morou2)さんからのお誘いもあって9月19日(土)スタートで【興津600】を走ることにして、ゴール翌日の21日に【興津400】をスタートすれば四連休をフルに使ってブルべを二本走ることが出来、更に2020年のSR認定が確定できるというスマートな流れ。

四連休の十日前から日替わりでコロコロと変わる天気予報とにらめっこ。19日から22日までは見事に全日程傘マークが付いていて、けれども予報をチェックする日/サイトによっては傘マークが小さくなったり雲に置き換わったり。そんななか18日だけはいつでもどのサイトでも終日晴れ予報だったので、10月末で流れてしまう、四月の休日出勤分の代休消化をその日に充てて自宅から興津の駿河健康ランドまで自走で向かうことに。

すっかり日の出時刻が遅くなって来た秋の空の下もそもそと出発準備。
20091801.jpg
日の出前、払暁の空

20091802.jpg
5時半過ぎにスタート
自走移動の上、600kmの直後に400kmを走るのでSR600同等のフル装備である。

【実走行ログ:2020/09/18】

20091803.jpg
第一京浜国道(R15)六郷橋から

ゴールが駿河健康ランドであること以外は昼に沼津の「さわやか沼津学園通り店」でハンバーグをいただくことだけを目的としていたのでルートは単純明快。
さわやかに至るまではひたすら東海道(R1)を西進。そこから先はブルべでお馴染みの道を使って興津まで。
やや向かい風がきついながらも気持ちの良い青空の下、鼻歌交じりでのんびり進む。車重も積載荷重も、ついでに身体重量も重たいのでR15の川崎から横浜にかけての区間を信号に引っ掛かり辛いペースで走るのは無理と割り切ってポタリングペース。

風が強いのはまあ仕方が無いけれど、風に乗って別の地域で降っていると思しき雨粒が飛ばされてくるのが少々厄介。そんなことを考えながら走っていたらいきなり大粒の雨が降り始め、視界が遮られるほどの本降りに。
20091804.jpg20091805.jpg
天気予報にこんなの無かったわい!

そしてこういうことだったらしい

帯状の雲がそのままとどまってしまうようだとひたすら土砂降りの中を進まなければならないが、レーダーで雲の動きを確認してみたところ北東方面に流れるようだったのでしばらく進めば雨領域から離脱可能と判断して雨具を着用せずそのまま強行。想定通り雨はすぐに小降りとなり、やがて上がって青空が見え始めた。
20091806.jpg
平塚まで来たらすっかり青空

やや気温が上がって来た中のんびりと西へ。
20091808.jpg
小田原手前

20091809.jpg20091810.jpg
小田原の道端に咲いていたハマユウ

お馴染み早川口交差点を直進し、前方の空を見ると何やら不穏な様子。
20091811.jpg
箱根方面
嫌な予感しかしない雲の様子である。

とはいえ今更R246方面に転進してもいたずらに距離と時間がかかるだけなので肚を括って箱根方面へと進む。
20091812.jpg
箱根路突入

三枚橋交差点を左折して箱根旧道へ。
『雨中ヒルクライム』を覚悟して臨んだ箱根旧道ではあったが、路面こそ濡れていたものの雨自体は降っておらず、ただ向かい風がかなり厳しかった。登坂中は向かい風の方が身体を冷却できてありがたいものの強すぎても困る。いや、かなり困る。

連休前の平日の昼間なので思いのほか交通量が少ない。或いはこの天候のせいか?
20091813.jpg20091814.jpg20091815.jpg
ウェット路面が醸し出すなかなか静謐な空気

20091816.jpg
この擁壁近々崩れるのでは
水抜き穴ではなく、普通の目地から水がダバダバダ噴き出しているんだけど。

20091817.jpg
七曲り登るよ。。。orz

そうでなくともキツイ急勾配の七曲りだというのに強烈な向かい風。
九十九折なので半分は追い風になりそうなものだったけれど、そんな恩恵を味わうゆとりすらない。強い向かい風で冷却できているはずなのに噴き出す汗を滴らせながらようやく甘酒茶屋前へ。

20091818.jpg
甘酒茶屋到着

20091819.jpg20091820.jpg
冷やし甘酒をいただく

すっかり落ち着いたところで芦ノ湖に向かって短いダウンヒル。
それまでも大概だった向かい風が、相変わらず強くてハンドルがブレるブレる。

芦ノ湖畔に到着したら湖面は荒く波立ち、濃い霧に覆われたその眺めは摩周湖を彷彿とさせる。因みにわたしは過去一度だけ夏に摩周湖を眺めに行ったことがあるが、雲一つない晴天で霧なんぞ微塵も感じさせられない摩周湖ブルーに恵まれたものだった。それゆえ今の状況にあるのも頷けたりするのである。
※霧が晴れた摩周湖に出くわすと婚期を逃すだの出世が出来ないだのと言われる。
20091821.jpg
芦ノ湖は荒ぶっていた

なかなか得難い眺めとはいえ気温も下がって肌寒い中わざわざ長居をしてまで堪能するものでもないのでそそくさとリスタート。
20091822.jpg20091823.jpg20091824.jpg
箱根峠は霧で真っ白

箱根峠を越えてしばらく、ところにより視程が10mあるか無いかのところもあったのでライトを点灯して慎重に進む。ここで幸いだったのは濃い霧と風には悩まされたものの雨には降られていなかったことである。濃霧と強風に加えて雨降りと来たら進む気力が根こそぎ持って行かれてしまう。

おっかなびっくりのダウンヒルを始めてほどなく霧が晴れて来た。
20091825.jpg
濃霧のあなたに沼津の街並み

相変わらず向かい風が強いのでハンドルのコントロールに気を遣いつつも気分良く長い長いダウンヒルを堪能。静岡県側は道幅が広く、路面状態も良好なのでダウンヒルが本当に気持ち良い。
三島市街地の辺縁に到達したあたりでR1から離れて市街地方面へ。

20091826.jpg
三島大社前通過

20091827.jpg
駿豆線 三島広小路駅

20091828.jpg
100均でチコリンパフ調達

市街地をしばし進んで三島市から沼津市へ。
お目当ての「さわやか沼津学園通り店」に到着。平日ではあったけれどお昼時の為なかなかの人数の入店待ち客が待機していた。どのくらい待たされるか心配しながら受付してみたら待ち時間は30分ほどなので充分想定内である。
ブルべ中じゃないし。
20091829.png
約30分待ち

ほぼ時間通りに席に通され、ハンバーグを注文。
20091830.jpg
つい見入る

20091831.jpg
はい、優勝

すっかり満ち足りた気分でリスタート。
残距離から言って17時頃には駿河健康ランドに到着できそうで、午前中在宅ワークをこなして昼から輪行で移動を開始したモロさんも概ね同じ頃に到着しそうだとの連絡が入っていた。

20091832.jpg
田子の浦

田子の浦から先、富士川を渡って蒲原付近まではブルべでは使わないルート。
ばるさんから田村編集長「キャノボルートのひとつ」として伝授され、編集長がそれを「Flecheのルート」として組み入れた為、けーこ隊長経由でわたしにももたらされた『新富士川歩道を利用した富士川渡河ルート』である。
20091833.jpg20091834.jpg
しらす街道を西進

20091835.jpg20091836.jpg20091837.jpg
新富士川橋(歩道)を渡る

途中、ホームセンターで小物を調達し、新蒲原駅を潜って旧東海道へ。お馴染みのブルべコースに復帰、そのまま由比宿を抜ける。
20091839.jpg
今日も由比宿の沖には「ちきゅう」の姿が

由比宿を通り抜け、一か月前に通りかかった時と同様に”薩埵峠に登りたかったけれど通行止めだから仕方ないので回避♪”とかいうふざけたツィートでも流そうと思ったら、、、
20091840.jpg
薩埵峠登り口
(え?
通行止めでは、、、ない、、だ、と?)
既に通行止めが解除されてしまっていたので仕方なく登ることに。

20091841.jpg
ピーク手前から

20091843.jpg20091842.jpg20091844.jpg
ついつい登ってしまった
まあ、勾配厳しいところがあるけれど、峠自体は短いから楽といえば楽。富士山が眺められなかったのは残念だったけれど、登坂能力が悲観するほどでは無かったことが分かったのでまあ良し。峠を下って健康ランドへ。

20091845.jpg
一か月ぶりの駿河健康ランド
玄関前に到着したら丁度モロさんも到着していたのでチェックインを済ませた後、落ち合う時刻を決めて各々部屋に荷物を置いてから風呂へ。

20091846.jpg
この日は山側のお部屋

ロビーで落ちあい、大広間で夕食兼作戦会議兼いつもの雑談。
PEKOさんが偶然同じ19日スタートでエントリーしていたそうで、宿泊が健康ランドでは無かった彼女とは翌朝スタート地点で落ちあう約束をメールで交わす。
距離は400ながら同じく19日スタートでエントリーしているばるさんご夫妻も健康ランド泊だったものの残念ながらわたしはご挨拶叶わず。モロさんは遭遇できたらしい。

日中なかなかに過酷なライドを強いられたので眠りに落ちたのはあっという間のことだった。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  箱根  芦ノ湖  さわやか  薩埵峠 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

SR10年生(BRM920神奈川400km興津) 



コース折り返してしばらく進んだところの松本城にて。 

 N2BRMとして開催された【興津600】を9月19日-20日で走り、紆余曲折ありながらも完走して21日-22日の日程で挑んだ【興津400】でした。
例によってこれもまた紆余曲折の連続で、我ながら"よくもまあ。。。"という感じですがどうにか完走出来たので2020 年のSRを無事確定することが出来ました。
2011年からブルベに参加するようになって今年が10年目の節目のSRで、わたしの知る、いわゆる『ベテランランドヌール(ズ)』と目される方々のように後進への啓発的なことも考えていかなけりゃなあ、、、なんてなことを一瞬思ったのですが『10年続いたSRなのだからディケイドSR。このSRの価値はでけいど!』
というクッソつまらないオヤジギャグしか捻れない残念なお脳の持ち主です、わたし。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ  AJ神奈川  興津  SR 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

BRM920神奈川600km興津 



N2BRMとして開催された今年の【興津600】
9月19日6:00スタートで走り、9月20日18:53にゴール。所要36時間53 分で無事完走出来ました。

事前に確認していた天気予報ではこの四連休中全ての日に雨予報が出ていて『全編雨の中を走行する事態』も覚悟して臨みましたが、蓋を開けば2日間ともほぼ雨に降られず、前半の向かい風こそ厳しかったものの暑過ぎず寒過ぎず、非常に走りやすいコンディションで過ごせました。
ありがたいけど雨具が余計な斤量であった事よ。。。

これが10年連続10回目のSRに向けた王手なので残る一つも慎重に完走できるようにしなければ。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ  AJ神奈川  興津 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

薩埵峠 




19日にスタートとして申請した【BRM920神奈川600km興津】に参加する為に前日お休みをいただき、自走で150kmの道のりを自宅から。
保土ヶ谷から戸塚までの区間はピンポイントで集中豪雨をくらい、箱根に上がってみたらニュースネタになるような大荒れ。
沼津に降りたら別世界のような好天で、さわやかに寄ってハンバーグを食べたら気持ちが大きくなって、8月に来た時は工事通行止めだった薩埵峠が通れるようになっていたのでついつい登って後悔してしまった、と。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク    AJ神奈川  薩埵峠  興津 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【「詐欺」】ゆるふわ相模原ライド【では無かった模様】 

20091327.jpg
焚き火カフェWILD BR'ESSE
今回店内にはお邪魔しなかったものの
そちらで飼育している馬としばし戯れた
かなり人懐っこい。

”相武台で集合して相模原方面で100kmほどのゆるポタ行きませんか?なんと「牧馬」も「半原越え」も無しですよ!”15(いちご/じゅうご)さんからそんなお誘いがあった時のわたしの顔は
(*¬д¬*)(((どこまでマジだこいつ。。。)
走力がジンガイレベルの15さんのお誘いだけあって(どこに罠を仕掛けてあるのか?)と、正直こんな感じだったものの、それでも彼が引いたコース案をざっくり眺めてみたところ確かに半原越え牧馬峠もコースに含まれていない。提示された日程も特に予定が入っていた訳では無いので罠の存在を疑いながらも参加させていただくことに。

メンバーは15さん、わたしの他しろみさん高(こう)ハレさんとのこと。
しろみさんは何度か姿を見かけた記憶はあるものの特に会話を交わしたことも無く、先日の【定峰200】のスタート受付お手伝いの際、今回のライドに関して先方から声を掛けていただいたのがまともな会話らしい会話で、高ハレさんは完全に初対面というメンバー構成。

予定では7時開店となる相武台のパン屋さん「ふくふく」に7時~8時の間にゆるゆる集合し、8時にライドスタート、相模湖方面を回って15さんのリサーチしたスポットを回って宮ケ瀬湖畔、そこから南下して厚木方面から再び相武台まで戻って解散という流れ。

<2020/09/13>
「ふくふく」までは約40km、あまりバタバタするのも好ましくないので開店早々くらいに到着するよう計画し、スタートは5時15分
20091301.jpg
多摩川公園管理事務所前
前日の雨のお陰で空気が澄んでいてややひんやりと気持ち良い。

20091302.jpg20091303.jpg
多摩川大橋付近で雲に半ば隠れた富士山を

20091304.jpg
こちらはガス橋越しの富士山
今回GRⅢのレンズが曇っていることに気付かなかったので午前中は少々すっきりしない画像が多い。

川崎市内を抜け、馬絹交差点からR246へ。
アップダウンの続くR246を南西に進むが、どうにも個人的にこの道は運転の荒い自動車に遭遇する率が高いのであまり好きではない、というか嫌い。
20091305.jpg
おまえだ!w

あまり走ることの無い区間だったけれどもどことなく覚えがあったのはその昔米海軍厚木基地内で開催されたトライアスロン大会に出場するために自走で移動したときに使った道だったからだった。
オリンピック・ディスタンス(Total:51.5km)の大会にはエントリーしなくなって久しいけれど、たまにはそのくらいの距離の大会に出ても良いかと最近思い始めている。
徳之島一本しかエントリーしていない年が続いたし、その徳之島大会も今年は延期⇒中止となってしまった。

20091306.jpg
鋼構造橋の佇まいは良い

20091307.jpg
ふくふく到着
開店直後、四人の中では一番乗りでの到着。

【実走行ログ:2020/09/13】
 
20091308.jpg20091309.jpg
パンを購入、まずはテラス席でいただく

ホットコーヒーを飲みつつまったり。
20091310.jpg20091311.jpg20091312.jpg20091313.jpg
チキン南蛮、辛口カレーパン、ソーセージロール、あんバター
ひと通り食べ終わってトレイ、ゴミ等を処理しに移動した際、入店しようとしていたサイクリストと行き会ったので”おはようございます。”とお互い挨拶、相手は店内へ。多分あの人が高ハレさんなのだろう。わたしは再びテラス席へ。
TwitterのグループDMを確認してみたら今回のライド発起人の15さんがメカトラで遅れるとのメッセージ。
う~~~む。先述の通りわたし自身は高ハレさんとは面識がなく、しろみさんともほぼ会話をしたことが無い状態だったのでギクシャクしそうだなあ。。。
パンを購入し終わった高ハレさんとぽつぽつと会話をしながらしばらく過ごしていたところにしろみさん到着。
しろみ:高ハレさん初めまして!お二人は元々お知り合いなんですか?
高ハレ・とり:いや、オレらも今日が初対面。
しろみ:ハブの15さんがいない。。。
高ハレ⇄⇆しろみ
とり
三人と個別に繋がりを持つ肝心の15さんが遅れるという。
それでもまあ何のかんのと話を繋いでいたら15さん合流。

予定より2、30分ほど遅れてスタート。
20091314.jpg
では出発

【実走行ログ:2020/09/13】

20091315.jpg
市街地を抜け相模川を渡って西へ

20091316.jpg
神奈川工科大の辺り

20091317.jpg
愛川町・中津川沿いの田んぼ
この先ひたすらじわじわ登る長い坂。
アウター縛り、シッティング縛りで通してみたらアホほど疲れたのでゆるふわライドだから多少自分の裁量で高強度にしてみよう)なんぞというそれこそゆるい考えでいた己を心底反省。
サイクリストが大勢休憩していたオギノパンは今回スルー、三ケ木交差点を左折して旧ピクニックランド、レジャーフォレスト前を通過して相模湖南岸へ。

20091318.jpg
相模湖大橋を渡って相模湖北岸へ

20091319.jpg
建物全体が蔦に覆われたボウリング場跡
建物自体も完全に蔦に覆われ、アイキャッチオブジェのボウリングのピンまでびっしりと蔦に覆われた佇まいは実に味わい深い廃墟っぷりである。

暫く相模湖北岸を西進。
20091320.jpg
今度は吉野橋を渡って相模湖南岸へ

日連から牧野方面へ南下、じわじわ登る坂道。
本日の第一立ち寄り目的地である『ブルべの聖地』wであるところの「ぶるべの樹」へ到着。
20091321.jpg
営業時間内だったはずなのに開いていなかった
GoogleMapsで施設の状況を確認してみても「営業時間内表示」になるのでどうやら臨時休業らしかった。
15:ここでアイス食べる気満々だったんだけどなあ。この先に補給ポイントがあるので取り敢えずそこに移動しましょう。

しばし進むと自販機が二台並んだポイント。
その向かいに焚き火カフェWILD BR'ESSEさんの、体験乗馬もできるらしい小さな馬場があり、馬が一頭、ポニーが一頭、ミニチュアホースが一頭。
馬とポニーとは奥の方に繋がれていてミニチュアホースだけは手前にポツンと佇んでいた。
時間潰しも兼ねてしばらく眺めていたらお店の方が出てきて馬とポニーを小屋から離し、二頭がおもむろにこちらに向かって歩み寄って来た。


20091322.jpg20091323.jpg20091324.jpg
じわじわ寄って来るw
真っ直ぐこちらに寄って来て柵越えに顔を突き出して来た。

20091325.jpg
若干うろたえつつ馬のUP顔を撮影しているおっさん
C:しろみさん
お店の女性に”そこ(我々の足もと)に生えている草を上げたら食べますよ、先が尖った細いやつ。根っこごと出しても葉っぱだけ食べるから大丈夫。”と言われて足元の草を引き抜いて馬に突き出す15さん
20091326.jpg
勢いよく食らいつく

20091327.jpg20091328.jpg
相当人馴れしてる
競走馬や馬術競技に使われるものより一回り体格が小振りだとのこと。お店の方曰く”かなり気が小さくておとなしい子だけどねえ。”馬は小心者とはよく聞く話である。
ひとしきり戯れさせていただいた後、昼食予定場所へ移動、、、とはいえ目的地は目と鼻の先。

20091329.jpg20091330.jpg
藤野倶楽部・百笑の台所

20091331.jpg20091332.jpg20091333.jpg20091334.jpg
バイクラックに自転車を預けて店内へ

20091335.jpg20091336.jpg20091337.jpg
参鶏湯(+発酵玄米)をいただく

食べ終わってしばらく雑談。PBPのことだったりSR600のことだったり、今月再開されたばかりのBRMのことだったり。

15:SR600KWの時は高野山の宿坊に泊まりたかったので到着時刻から逆算してリスタートを決めたんですよ、だから(那智)勝浦の山の中は真っ暗だったんです。
とり:あ~あそこ、オレは明け方通過だったから明るかったな。
15:グロスのAve.20で計算すると夜中の1時発になっちゃったんですよね~。
とり:そもそもSR600の走行計画をAve.20で計算するのって間違ってないか?
15:だって登りはキツいけど登ったら下るんですよ?
まあ、ジンガイさんの発想ってこんなもんよね。。。

そんなこんなで話していて、ふと外を見るとにわか雨が結構しっかり降っていた。慌てて雨雲レーダーで確認したらあと30分ほどで上がりそうだったのでデザートを追加。

20091338.jpg20091339.jpg
お茶のケーキとホットコーヒー

レーダー画面での予想通りほどなく雨が上がったのでリスタート。
20091340.jpg20091341.jpg20091342.jpg20091345.jpg
道志ダム

20091343.jpg20091344.jpg
放水路をのぞき込む

20091346.jpg20091347.jpg
なるほど

道志ダムから道志みちに出てしばし東進、かつていくつかのクラブでPCとして利用されていたデイリーヤマザキ跡の農産物直売所から鳥屋に抜け、宮ケ瀬湖へ。
20091348.jpg
宮ケ瀬園地

売店で各々好きなものを購入して軽くそぞろ歩き。
20091349.jpg
アイスチャイ

野外ステージではローカルFM局の番組公開録音が行われるらしかったので様子を見物しようと思ったものの、まだ開始されないようで、しかも開始時刻も良くわからなかったので見物を諦め、その後の行動を相談することに。
雨雲レーダーで以後の雲の動きをチェックしてみると伊豆半島から三浦半島にかけてそこそこ濃い雲が断続的に南西から北東に移動するような予報だったので、予定では宮ケ瀬から南下して伊勢原方面から相武台に戻るように設定されていたコースを変更し、宮ケ瀬ダム脇から中津川沿いに出て往路を引き返すことに。
15:オレは双龍でルーロー飯を食べたいんです!ランチ限定らしいので間に合わないかも知れないけれど、絶対行っておかないと!
他三人に異論は無かった。

やまびこ大橋を渡って左折、トンネルが続く宮ケ瀬湖南岸を東進。
20091350.jpg
ここからひたすらトンネルの連続
長短合わせて七つある。

中津川沿いを下っていた時に勘違いから若干はぐれたりしたものの無事合流し、往路を逆にトレースして相武台駅前の「北京料理 双龍」に無事到着。
20091351.jpg
双龍到着
個人的にはAJたまがわが正式にクラブとして活動を始める前年に開催された【AJたまがわ走行会・三浦120】以来なので実に七年振りの訪問になることに思い至り、(そんなに間が空いたんだ。。。)という感慨というか感嘆というか、ある意味驚愕の方が強いか。

果たして『ランチ限定』だったもののも16時過ぎの時点で注文することが可能だったルーロー飯。
20091352.jpg20091353.jpg
ルーロー飯単品
ラーメンとのセットメニューもあったものの、まだ16時過ぎという早い時刻だったのでわたしを含む三人はこちらで。15さんはひとり、ラーメンとのセットを注文したものの、サイズが『S」だったので驚くような量では無かった。双龍だとどうしても豪快な量がイメージされてしまう傾向があるw
ところでわたし自身は良く考えたら前日はお昼に自宅近所の中華料理店でやはりルーロー飯を食べていたのであった。
20091200.jpg
因みに前日のがこれ

無事、双龍でルーロー飯をいただくことが出来たのでお店の前で解散することに。
レーダー画像を見ると帰宅時刻前後にひょっとすると軽く降られてしまうかも知れないような雲行きだったため、若干焦りつつおいとま。

自宅方向が違うのでしろみさんとはそこでお別れ、15さん、高ハレさん、わたしの三人はひとまず大和市を通過して横浜方面へ向かった。

【実走行ログ:2020/09/13】

R16を進んで中原街道と交差したところでわたしはそのまま直進、15さん高ハレさんは中原街道を東進するのでそこでお別れ。
中原街道との交差点から先はかつて大和市内での業務に携わっていた頃週に何度か自転車で通ったときのコースなので懐かしさを感じつつも業務自体の経験はヒドいものだったので少々複雑な気持ちを抱えつつのライド。R16からR1に遷移してひたすら北上、R1をしばらく進むと路面が完全にウェットで、ついさっきまでそこそこ激しい雨が降っていたことが伺えたものの幸い降られることは無く。多摩川大橋を渡って多摩川沿いを下って朝スタートした多摩川公園管理事務所前へ。

20091354.jpg
多摩川公園管理事務所前:2020/09/13/18:44
無事帰着。
企画していただいた15さん、ご一緒くださった高ハレさん、しろみさんありがとうございました。楽しいいち日でした。

帰宅後はお風呂&ビールですっかりいい気分になって寝落ちするまでが様式美。
20091355.jpg20091356.jpg
お風呂&ビール
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ポタリング  宮ケ瀬  百笑の台所  道志ダム 
2023May24Wed

【そして今度も】(予習)BRM920神奈川400km興津【報われぬ想い】 

20081052.jpg
その存在を知ったのはいつだったか
「山梨県下で一番旨い」
そんな噂を耳目にして一度は訪れてみたいと
そんな風に思っている小林焼きそば店

お盆休み中の『信州、石和、駿河の健康ランド巡りライド』中、石和から興津にある駿河健康ランドへ向かう際(今度こそ小林焼きそばでやきそばを食べられる!)と、テンションアゲアゲで走っている最中に毎週月曜日が定休日だということに気付いてしまい、実際お店の前を通りかかっても「お休み」という札が掲げられていて寂しい思いを味わってしまったあの日から一か月。


興津600と同様にN2BRM形式で開催されるため、同じ【BRM920】であるにも関わらず同時エントリーが可能となった興津400に、今年のSR確保を賭してエントリーしてみました。
400はスタート直後の走行方向こそ真逆とはいえ、600と同様興津駅前のファミリーマートがスタート地点でスタート時刻は午前9時。
そしてJR身延線・内船駅前にあり『山梨県下で最も旨いやきそばである!』と評されることも多い小林焼きそば店までは42.6kmの距離。これまで何度もブルべ中に立ち寄ることを画策したものの『10 :00~13:30 』というそのあまりにも短い営業時間故お邪魔すること能わずにいたそのお店に、トラブルなく順調に走ればばっちり営業時間中に到達できるというある意味神懸かり的なタイミングで入店することが可能なのです。
(今度こそ小林焼きそばでその名高きやきそばをいただくことが出来るのだ!)と猛烈にテンションを上げていたわたしですが、冷静にカレンダーを確認してみたところ、出走予定の9月21日はまたしても月曜日なのでありましたた。GoogleMapsでの表示だと、敬老の日に当たるこの日は営業している可能性が0では無さそうなのだけれど、下手に期待してしまうと裏切られるからな。。。

お昼はやっぱり『健康ランドライド』中にお邪魔させていただいた「ル・クオン」さんでしょうかね。

夕食は岡谷付近にするなら浜丑パターンか。


久し振りの400なので、眠くなって走れなくなるのがどのくらいのタイミングになるのか全く読めないので翌日のプランは流動的に、と言っても正午がゴールクローズ時刻なので復路でどこかに立ち寄る余裕はありませんわな。

【AJ神奈川公開のコース全図】

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ  AJ神奈川  興津  小林焼きそば 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【今度は】(予習2)BRM920神奈川600km興津【割と真面目に】 

130601322.jpg
2013年に参加した時は
32.5時間で完走認定もらえていたなあなんぞと
「今は昔」のことを言っても仕方がないので
現在の走力で可能なプランを考える。

前回のエントリは「予習」と言いつつ何の対策も具体的に挙げていなかったのでちょっと真面目に考えてみる。
これまでの【興津600】の実績は
2012:完走
2013:完走
2014:DNS
2015:DNS
2018:DNF
2019:完走
2019:完走
正直もう少し多く走っていたような記憶があるのだけれど、2016、17は丁度自家用車を手放した時期に重なっていて、輪行そのものがあまり好きでも得意でも無かったのでエントリーを敬遠したのだろうなあと。2014、15はとにかく仕事が詰まっていた。
DNSを除外すれば出走5回、内4回は認定がいただけているという非常に相性の良い600である。と、思ったけれど過去の記録を紐解くとDNSを除外した600の総出走数は25本、そのうちDNFは4本なので全体のDNF率よりは興津のそれの方が若干高い。

コースについて考えてみる。
昨年、一昨年は飛龍大橋で天竜川を渡って浜松市の北側を抜けて愛知県新城市をかすめて北上し、東栄町、豊根村を通って新野峠へとアプローチしていたけれど、今年は飛龍大橋を渡らずそのまま天竜川沿いを遡行して東栄町に入る。以後は概ね昨年、一昨年と同じ。
この『天竜川沿いを遡行』というのは2013年に一度走ったことがあるだけの、実に7年振りに走る区間となる。2012年はコース上にある橋が通行不能になったため昨年、一昨年と同様のルートで東栄町に入っている。

【天竜川沿いを遡上した時の実走行ログ:2013/06/01】
一度しか走ったことが無いルートではあるけれど、天竜川の左右両岸に通る道路の内、ルートとして設定されている左岸のそれは主要道ではないため自動車の往来がほとんどなく、当時非常に気分良く走れた記憶があるのでこの区間は楽しみ。

今回のコースは
1.スタート直後に静岡から焼津に抜けるルートが大崩ではなく宇津ノ谷トンネルとなっていること
2.先述の通り天竜川沿いを遡行すること
3.そして諏訪湖北岸を通ること
これら三点が昨年、一昨年とは大きく違うところ。

バイパスの開通や通行止め区間の発生/消滅で走行距離に変化が生じ、ルートに細かかったり大幅だったりな変更が余儀なくされ、以前のコースとガラッとその性格が変わってしまったりするのでコース名自体を変更することは無いのかと以前けーこ隊長が主催の田中さんに尋ねたところ”途中のルートがどう変わろうと新野峠を越える限りそれは【沼津(興津)600】なのである!”という明快なご回答をいただいたそうで。
※【興津600】は元々沼津発着の【沼津600】だったものの発着地の都合により2012年から興津発着となった。ゆえにわたしは『沼津時代』を知らない。

コース全体は以上のような感じで、主要なポイントはほぼ変わらないため、走行計画自体は今までと同様に考えていれば問題ない。
途中大休止の為に宿を確保すると候補は大きく分けて飯田(270km)、駒ケ根(300km)、伊那(315km)、塩尻(350km)くらいか。
基本的に途中の宿は決めないスタイルのわたしですが、昨年の令和開催の方は諸事情あって飯田市内のホテル(272km)を押さえたり。
今回は初心に立ち返って道の駅での短い仮眠を繋いでいこうかとも考えましたが、少なくともわたしが把握している限り、コース沿いの道の駅でしっかり仮眠が取れそうなのは畳敷きの休憩施設がある「道の駅信濃路下條」のみで、他は基本的に屋外の庇の下にベンチがある程度で、その下條の休憩所もCOVID-19予防のために使えない可能性もあるのが不安材料。

更に現時点(9月11日)では19日の夜に雨が予想されるのでできれば屋外での仮眠ではなくしっかりと休憩したい。という訳で今回は伊那市内(314km)のホテルを確保。
折り返しとなるPCのクローズが08:08で距離が約80km、途中善知鳥峠がある以外下りか平坦しかないのでトラブル用のマージンを含めたとして4.5時間あればなんとか。ゆえに20日3時過ぎ起床、3時半リスタートと言ったところ。

問題は何時に宿に到着できるかということですね。
ほぼおんなじコースを走った2013年は伊那市中心部到着が20:30過ぎ。あの時はとにかく(伊那の有名店「萬里」でローメンを食べたい!)というパッションに突き動かされて必死になって走ったものだった。
今より10kgくらい体重軽かったしなあ、今はあんなペースで押すのは無理だわ。
315kmをグロス18.5KPHで走ったとして23時着。
23時~24時の間に到着というのが現実的な線でしょうかね。なるべく頑張るのは当然として。

個人的にはこの折り返しのPCにさえ間に合えば、復路を丁寧に走りさえすればまず無理なく帰れるコースだと考えているので当日までの体調管理を怠らなければ問題ないという感じ。

あまり大層なことを書くとフラグになりそうなので見通しに関してはこの辺までで。

あ、あと個人的には最も「ついうっかり」でやらかしそうなので忘れないようにここにも大書きしておくけれど、今回はクイズポイントがあるので最遅出走者がポイントを通過し終わるまでクイズの解答に繋がる画像は上げてはいかんぞ、オレ。
最低でも22日の午前中まではダメ、ぜったい。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ  AJ神奈川  興津 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【注意一秒】(予習)BRM920神奈川600km興津【認定一生】 

19042802.jpg
昨年、平成最後の『興津600』を走った時は
4月末の花冷えを食らってしまい
夜明け前の善知鳥麓で-4℃
今回も寒暖差の大きい時期なので色々考えておかないと。

新型コロナウイルス(SARS-COV-2)感染症(COVID-19)の流行拡大に伴う自粛の流れから本来5月30日に開催される予定だった【興津600】が、約四ヶ月後ろ倒しになって、しかもN2(ニューノーマル)BRM形式となっての開催となる運びとなりました。
N2BRM形式というのはCOVID-19防止のために追加された既定で、本来のBRM開催日時の前後2週間までを限度としてスタート日時をそのBRMの主催者の裁量にゆだねることができ、参加者は当該期間中であれば自由にスタート日時を選択できるというもので、BRMでありながらパーマネントに近い形式。
とはいえ出走可能な期間もスタート時刻も主催者の裁量によって決められたものに従わなければならないので『出走可能な期間中であれば出走日程もスタート時刻も参加者の裁量で決定できる』パーマネントほど自由度が高い訳では無い。

今回の興津に関してはAJ神奈川から
スタート日は9月18日(金)、19日(土)、20日(日)、21日(月祝)、22日(火祝)から好きな日を選択できますが、スタート時刻は6時のみです。
と規定されています。
スタート時刻は6時縛り、スタート日のみ5日間の内どれかを選べる、と。
今回はモロさんが参加するということなので健康ランドで軽く前夜の作戦会議でも、、、ということでスタート日程は19日に決まりました。

【AJ神奈川公開のコース全図】

(さて、そんな訳でざっくりと走行計画を、、と思ったけれど昨年は二回も走っているし、一昨年も走っているのだからそれほど細かく考えなくても良いだろう。)
そんな風に考えていた時期もオレにはありました。
いやあ、細かいところがどころかかなり大きく変わった区間もちらほら。

『昨年走った興津600』とは別物と考えて臨まないと足元掬われますね。

そんな訳で走行プランを色々と考えないといけません。
今までそんなもの考えたことほとんどないけど。

まあ、今回は天竜川沿いのコースが復活したので愛してやまない東栄町の釜淵を通らないのが寂しい。
19042742.jpg
いずれまたの機会に
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ  AJ神奈川  興津 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【締めくくりは】BRM906たまがわ200定峰-2/2【やっぱり雨】 

20090663.jpg
新奥多摩街道で信号待ち中
頭上を通過した米空軍輸送機
C-5ギャラクシー
往路での曇天が嘘のような蒼天。

【(再掲)実走行ログ:2020/09/06】
 
コントロール-2に到着したのが正午前で、クローズまでのマージンが約90分あったので少々待つことも覚悟の上で登坂し、コントロールのコンビニからも見えるちんばたさんへ向かってみることに。秩父市内こそ晴れているもののそれまでの降雨状況や、前日までの天気予報を勘案すれば普段は結構な人数が訪れているオートバイライダーがいないはずで待ち時間も多少は短く済むのではないか。そんな目論見でえっちらおっちら坂道を登る。
普段とは違うルートで登ったけれどいたずらに距離が延びるだけなので次回訪問からはいつもの道でアクセスしようと思いつつ。

20090636.jpg
駐車場の隅に自転車を停める
駐車場に入ろうとした時、入店順番待ちの行列ができていなかったので心の中で(オレの読みは間違っていなかった!!)とガッツポーズ。が、どうにも様子が微妙におかしい。

入り口付近まで近づいてみたら
20090635.jpg
「本日持ち帰り対応のみ」の告知
う~~~む。
何のために坂道登ってここまで来たのか。
このまま引き返すのもちょっとシャクなので往生際悪く粘ってみることにした。
お店の入り口から、中で立ち働いていた女性店員さんに声をかける。
とり:あの~。今日は持ち帰り対応だけなんですよね?
店員:すみませんねえ、人手不足でちゃんと営業できなくて。
とり:いえいえ。ところで、持ち帰りでお願いして、その辺で食べた後で弁当ガラを引き取っていただけたりしますか?
店員:何個もたくさんかしら?
とり:いや、オレひとり分です。
店員:ああ、それなら構いませんよ、たくさんだとちょっと困っちゃうけれど。わざわざ自転車で登って来られたんでしょ?表にある椅子を使って良いので日陰でゆっくりしてください。
とり:ありがとうございます!
聞いてみるものです。

持ち帰りで豚みそ丼をひとつ注文し、駐車場の隅の日陰部分に椅子を置いて腰掛けていただくことが出来た。待ち時間が大幅に短縮できたというメリットもあったし、結果オーライ。晴れていて助かった。
20090639.jpg
豚みそ丼(並)

出来上がり待ちの間のんびりあちこちを眺めてみたり。
20090637.jpg20090637.png
ちんばた前からコントロールの様子を窺う
肉眼だと矢印の辺りに反射ベスト姿の人影を確認。

20090638.jpg
このソーラーパネルの無粋さだけは許せない

食後はのんびりリスタート。時間的にはまだまだ充分マージンが残る余裕綽々な感じ。
定峰の際にちんばたに立ち寄ってマージンがたっぷり残っているなんて経験は初めてかも知れない。

ここから先は昨年の台風19号被害に伴い定峰峠の通り抜けが不可になっているための迂回路になる。今年に限っていえば『定峰を通らない【定峰200】』なのである。
※来春の開催時には復旧工事が完了していて再び通り抜けられるようになっていて欲しいもの。

まずはひたすらR140を北上。皆野駅手前から県道に入ってひなびた田舎道を進む。
20090640.jpg
自販機にドクペがあるとついつい飲みたくなるよね?

長瀞岩畳対岸の「長瀞自然のみち」へ。
20090641.jpg20090642.jpg
本線からの分岐

20090643.jpg
静かで気持ちの良い散策路

20090644.jpg
川が荒ぶっていなければ

再びR140に復帰する丁字路を、正規コースは右折するところを左折すると50mほどで秩父鉄道開業以来の駅舎である波久礼(はぐれ)駅がある、
20090645.jpg20090646.jpg20090647.jpg20090648.jpg
秩父鉄道 波久礼駅
コースからほんの少々とはいえ外れたところになるので「ひとりはぐれて波久礼駅」というお寒いおやじギャグを脳内で飛ばすなど。

正規コースに復帰して進行方向を見やる。
20090649.jpg
微妙にイヤな予感のする雲

しばし東進し、皆野寄居道路入り口交差点付近で再びハチヤマ・アサクラコンビに追い付いた。右折するところを間違えて直進しそうになって一時停止してコース確認をしているところだったので軽くひとことふたこと交わしてこちらが先行。

民家が減り、じわじわ登る坂道が続く。
雨脚は強くなってすっかり土砂降りとなり、側溝で捌ききれない雨水が舗道上を流れて来る。タイヤが跳ね上げる水が足首から脛、膝近くまでかかるけれど水の温度がぬるま湯のようであんまり気持ち良くない。

ソラで記憶している定峰のコースではあるものの、この『迂回路区間』だけは当然ながら初めて走るので念のためにEdge520Jにコースを取り込んでナビゲーションさせており「落合橋交差点」までの距離が表示されていた。
以前何度か落合橋から花桃の里に向かって走ったことがあって、それが丁度今回とは逆方向。落合橋までの距離が3kmを切った頃にはその時走った感覚から漠然と(そろそろピークも終わりだろう。)と推測し、そのタイミングで丁度寄居町と東秩父村の境界を示す標識が現れたので(やれやれ、ここでピークか。。。)と、ホッとしたのも束の間、登り坂はまだまだ続くのであった。

20090651.jpg
自治体の境界がピークではないことは稀にある
嶺方峠を登っている時も、白馬村に入ってからもひたすら登りが続くのでうんざりした記憶。更に距離はこちらの比じゃないくらいに長かった。

結局境界から更に500mほど進んだ先がピークであった。
20090652.jpg
とんだぬか喜びをさせられたものである
ダウンヒルを堪能するには少々雨脚が強すぎたので若干おっかなびっくりで進み、通過チェックとなるコントロール-3に到着。
ここで先着していて入れ違い気味に出て行った2、3人の参加者と軽く会話を交わした。

コントロール-3(120.9km)
20090653.jpg
東秩父和紙の里・14:05着
建物入り口の軒下でアイスを食べていたらハチヤマ・アサクラコンビも到着。
しばらくダラダラしていて(さて、リスタートしようか。)というタイミングで雨脚が豪快に強くなって来た。雨雲レーダー画面を確認すると、本降り、晴れ間、曇りの地域が帯状に点在していて時間経過による動きが少ない。和紙の里で雨脚が弱まるのを待とうとすると数時間先までかかるのに、コースを少々進めば雨雲の範囲から抜け出せる。

ハチヤマ:どうする?雨具着ていく?
とり:少し走れば雨領域抜けますよ?
ハチヤマ:でもさあ、着ないで走るにはさすがに雨激しすぎるっしょ。
アサクラ:そうだよねえ、着て行こうか。
とり:雨具は甘具ですwww
アサクラ:(雨具を)持っていないだけでしょw
とり:雨具を着なけりゃ雨が降ったことにならんのですよ。
ハチヤマ:意味わかんない。

雨具を着用するという二人を置いて先行リスタート。
走り始めてほんの数分もしたところで雨脚が弱まって来た。
ほ~~~ら、オレさま大勝利www
20090654.jpg20090655.jpg
進行方向には青空も

すっかり小雨パラパラになった中、淡々と松郷峠を越える。
写真は撮らなかったのだけれど、松郷峠沿いの沢の水が完全に不透明な灰色に染まってペイントみたいな流れになっていて、あれってどう考えても上流の採石場の影響だろうと思うのですが水質基準的に何の問題にもならんのですか、小川町の中の人?

松郷峠を越えて快適なダウンヒルを堪能し、白石峠との分岐交差点を左折。
以前ときがわベースだったところが一旦廃業(休止?)されたものの、再びちょっとしたカフェのようになっていた。濡れネズミじゃなかったら時間に余裕もあったし寄り道してみたかったけれどなあ、またの機会に。

20090656.jpg
日高消防署の交差点
林が伐採されて駐車場になっていたので雰囲気がガラッと変わっていたので少々うろたえた。

飯能駅前を抜け、入間川を渡って八高線沿いの小振りなコブを越えてえっちらおっちら。雨はすっかり上がり、時折日が差して来て路面に自分の影が映し出される。
20090657.jpg
茶畑の向こうはすっかり晴れ間
ここも道がやや青い。

コントロール-4(164.7km)
20090658.jpg20090659.jpg
7-11青梅日立前店・16:21着

到着した時点で四、五人の先着参加者の姿。
軽く声掛けして小休止。
この先どうするか少々逡巡。
普段はこの先昭島市役所前の「小川」でラーメンを食べて帰るのだけれど今回はのんびり帰っても早く帰ってもゴール受付が無いのでゴール後はそのまま帰宅するだけだし、ウェアも完全には乾いていないので「小川」はパスして暗くなり切らないうちにゴールすることにした。
多少空腹感を覚え始めていたので蒙古タンメン中本の豆富スープと塩むすびで補給。

残り40km弱、自宅までの行程を含めても55kmほど。
20090660.jpg
リスタート後は少しの間西向きに進む
日の角度的にかなり眩しい。

20090661.jpg
南に進路を変えても日が低いので眩しい

20090662.jpg
この辺も「青い世界」だった
ちょっと暗かったけど。

20090663.jpg
ロッキード・マーティン C-5ギャラクシー
信号待ちのタイミングで丁度頭上を通過して行った、横田基地への着陸態勢に入った状態の米空軍輸送機。

新奥多摩街道、甲州街道から多摩川のほとりに出てお馴染みのコースをひた走る。思いの外体調が良く、ペースが上がったのでコントロールを先発した数名をパスして進む。平地で速度が出せるようになって来たのは走力が戻って来た証として二週間後の【興津クラシック600】に向けて明るい材料。

ゴール(202.1km)
20090664.jpg20090665.jpg
7-11狛江緒方3丁目店・18:15着。
7:30スタートなので所要時間は10時間45分。手続きに不備が無ければこの時間がそのまま認定時間になる。

ゴールにはスタートでお会いして以来のYO-TAさんの姿が。
6時スタート組だった彼のタイミングでは山伏峠は登りも下りも雨でかなり難儀したらしい。
う~~~む。
あの「青い視界のダウンヒル」を堪能できただけでも十二分に恵まれていたのだなあ。
その場に居た二人の完走者とも少々お話。
二人ともちんばたに向かったもののテイクアウト対応のみだったので先に進んで波久礼駅近くのお店で昼食を摂ったのだとか。
こういうお話はやっぱりゴール受付でまったりしながら盛り上がりたかったなと、無いものねだりで少々寂しさを味わってみたり。

帰宅してから行うつもりだったオンラインでの完走報告(仮)処理も、目の前でYO-TAさんがやっているのに刺激されてその場で行うことに(どっちがスタッフだよ?)。スマホをポチポチ、どうにか申請受理メッセージが表示されたので後はカードを翌日までに投函するだけ。
小田急線和泉多摩川駅から輪行で帰宅するというYO-TAさんとお別れして、天気予報のプッシュ通知が20時頃自宅周辺での雨を報せて来たので長居を避けてわたしは自走で帰路に。

【実走行ログ:2020/09/06】
 
往路を逆に辿り、グラウンドには降りずにそのまま小山ドライビングスクール脇から多摩堤通りへ。二子玉川駅方面へ進んでふと、思い付きで本来ならゴール受付会場である癒しふれあい館(通称イワシ館)前へ。
20090666.jpg
折角なので記念撮影

ゴールから往路を忠実に逆トレースしてグラウンド内を通過してきた、先ほどゴールを先行して出た数人の参加者が通過して行ったのでお疲れ様!と声を掛け、今度こそ本当に帰路に。

多摩川沿いを南下している間、徐々に雨粒がぽつぽつ落ち始め、丸子橋付近まで来たところでバケツをひっくり返したような豪雨に見舞われた。(本番走行中だってこんなに激しいの食らってない!!)下丸子辺りまで下ったところでようやく雨脚が弱まり、自宅付近に帰着した頃にはすっかり雨は上がっていた。というか雨域を追い越して来たのか?

そんな訳で無事帰着。
20090667.jpg
専修寺関東別院前@19:42

いつものように軽くシャワーを浴びた後行きつけの銭湯へ赴き大きな浴槽に身を沈め、さっぱりとしたところで渇いた身体にビールを染み込ませる簡単なお仕事。
20090668.jpg20090669.jpg
風呂&ビール

まあ、本来なら『おうちに帰るまでがブルべ』なのだけれど、今回はブルべカードを郵送して主担当者様のお手元に届かないと認定(=ブルべ)がいただけない。すっかりいい気分になって帰宅して、これまたいつものように寝落ちしてしまって目覚めた翌日、記載事項に間違いがないことを確認した上でブルべカードを封入した封筒を投函して今回のわたしのブルべは終了したのでありました。

今回はご一緒できた方がほとんどいませんでしたが、ご一緒できた方はお疲れ様でした。ご一緒できなかった方はまたの機会に。
スタッフ始め関係者の皆様お疲れ様でした、ありがとうございます。

20090670.jpg
無事カードを投函できたので終了です。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ    AJたまがわ  定峰  ちんばた 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【涼しく爽やかな】BRM906 たまがわ200 定峰-1/2【シャワー・ライディング】 

20090632.jpg
ところどころで大雨に見舞われた今回
雨に打たれて山伏峠を登り
越えた先の秩父市内は青空が広がる
濡れた路面の水鏡には青空が映り込み
視界がうっすら青く染められたダウンヒル
実に気分が良いものだった。

黒澤:そういえばこれ(わたしのFOCUSを指して)電動(シフト)ですよね?
とり:魅惑の無線ですよ♪
黒澤:また似合わないものを、、、良い機材を使うとまた壊しそうですよね(^^♪
とり:「また」とか言わんでつかあさい。。。

出走前日の9月5日、そんな会話と共にゲットしたZEROFIT SOCKS FOR CYCLISTを早速活用してみることにしました。200kmとはいえれっきとしたロングライド。

20090600.jpg
これは帰宅後の様子
激しい雨中ライドでの使用でしたが、各所に配置されたサポート生地と抗菌加工のお陰で帰宅後に脱いだ瞬間の感覚が普段使いの靴下とはかなり違うと感じました。あくまでわたし個人の感覚ですが、非常に良いものだと感じたので終始ドライコンディションの時にも色々確認してみたいもの。
ただ一点、個人的には五本指タイプが欲しいかな。理由は好みの他にあるのですが、詳細をここで述べるのも場違いなので割愛。

<2020/09/06>
20090601.jpg
雨予報なので帯同するのはRICHO WG-40
GRⅢ購入までのメイン機代理。メイン機自体は同じ外見のWi-FiタイプだったけれどPBPの際フランス国内で帰りの飛行機に乗るべく空港に向かうバス車内に置き忘れて来てしまった。。。orz

起床は3時半。
スタート受付のお手伝いをすることになっていて5時には二子玉川に到着しておきたかったので自宅を出るのは遅くとも4時半である必要がある。
一時間前の起床なら余裕!)そう考えていた時期がオレにもありました。
前夜寝落ちしてしまっていて諸々の事前準備が全く整っておらず泥縄式にあれこれを片付け、ようやく出発できそうになったのは既に四時半を回っており(さあ、急いで行かなきゃ!)と、サドルにまたがろうとしたところで細かい忘れ物に気付いて自宅に戻るということを二度ほど繰り返した時点で時刻は既に4時50分になってしまっていた。

20090602.jpg
専修寺関東別院前@04:50
しかもこの状態でドリンクボトルがケージに挿さっていない。気付いたのは走り出してからで、ボトルケージがペットボトル対応の太さ可変のものだったので諦めた。
ただでさえ時間が押すどころかビハインドだというのにそこからコンビニに立ち寄ってネットプリントで参加同意書を打ち出したりしてからとか、毎度のことながら出発前段取りが悪すぎる、

【実走行ログ:2020/09/06】

路面は若干ウェットだったものの雨そのものは降っていなかったのでランナー/散歩者が多めだと予想される夜明け前の薄暗い多摩サイを走るのは少々危険と判断して一般道を使って移動。

20090603.jpg20090604.jpg
多摩堤通りから
なかなか微妙な空模様。

20090605.jpg
兵庫島到着は五時半頃
到着してみたら参加者よりスタッフの方が人数多い状態で若干拍子抜け。
雨予報だとはいえ定峰でこんなに参加者少ないってなかなか無いよな。
通常期なら気にせず参加する人たちも、長い自粛生活明け初回のブルべということで不安を覚えただろうし、何より今回の定峰は春開催の振り替えなので初心者も多くエントリーしていたからだとも思われる。思うように乗れていないのにブルべデビューが雨予報では二の足を踏みまくりますわな。わたしがアテンドする予定だった知人もそうだった。
最終的にはエントリー総数の約3/4がDNSとなった。

受付は開設されているものの、先述の通り参加者の姿はまばら。
元々輪行参加者の利用路線始発電車の都合等で6時スタートより7時スタートの方に参加者が集中する傾向がある上に今回の天気予報なのでこれは致し方のないところ。
20090606.jpg20090607.jpg
スタート受付周りも閑散としている
まあ、三密回避の意味合いもあるので皆さん受付後は離れていたからということもあるけれど。

20090608.jpg
朝日を受けて虹が弧を描く
幸先よさを示してくれていた、、、訳でも無かったようである。というのはあと知恵だけれど終わりよければ総て良しだったともいえなくもない。

いぢち:事前に色々対策を考えたりしましたけれど、三密回避に最も有効なのは雨でしたなあw

20090609.jpg20090610.jpg
6時スタート組の方々
陰になってしまっていて誰が誰やら。。。

次いで7時スタート組のブリーフィング。
真ん中に、わたし以上にこんがり焼けている、相変わらず露出多目なイーチョねーさんのお姿が見受けられる。ねーさんに関しては車検時を含め色々あったのだけれどあんまり大っぴらに出来るようなことでもないので一応控える。
20090611.jpg20090612.jpg
7時台スタートの方々

20090613.jpg
参加者を送り出し閑散としたスタート受付

スタッフ以外の参加者はスタートしてしまったので閑散としているのは当然ではあるけれどDNS連絡未着の参加者が数名いたのでスタート時刻の30分後(=07:30)まで待機しなければならない。DNSする人はきちんと連絡を入れていただきたい、本当に
待機後、最終組であるウェーブ3(7時30分スタート)としてわたしの他ぜっとさん、momさん、しろみさんのパックがスタート。

【実走行ログ:2020/09/06】
 
ここのところ毎日バロンくん(FOCUS)を乗り回していたのでポジションの違いとシフトの違い(バロンはAXS、ジェームスはSTI)もあるのでペースを落としてのんびり、3人パックの50mくらい後ろを追走するかたちでしばらく進んでいたけれど、三人が和泉多摩川駅付近の自販機前で停止したのをパスして以後はペースアップ。低めの気温と信号タイミングに恵まれたおかげで(通称)多摩サイ国立折り返しまでグロスで25KPHペース。
20090614.jpg
重い車体、重い身体の割には良いペース

新奥多摩街道から奥多摩街道へ。
20090615.jpg20090616.jpg20090617.jpg
羽村取水堰付近の荒ぶる多摩川

20090618.jpg
小作坂下交差点を曲がった途端に大粒の雨
(登り切った向こうの方は青空見えるのになあ。。。)とか考えつつの登坂。坂を登り終わってしばらく進んだら再び小降りに。

コントロール-1(44.6km)
※AJたまがわではPC、通過チェック等の呼称を「コントロール」に統一しています。
20090619.jpg20090620.jpg
Family Mart海田岩蔵街道店 09:27着

朝食が3時半過ぎだったので軽くおにぎりで補給。
ハチヤマさん、アサクラさんと師弟コンビ(?)で走るVegaさん、のあさんたちに追い付いて軽く雑談。先のウェーブだった四人が先行してリスタート。
しばらく間をおいてこちらも。

小雨がぱらつく中のんびり単独で進む。
いつだって必ず前後に参加者の姿が見え隠れする【定峰】とは思えない状況ではある。

山王峠をクリア
20090621.jpg
木が生い茂っていて標識が見えない

20090622.jpg
山王峠から名栗方面を
山間部、間違いなく雨降っていそうだよねえ。

20090623.jpg20090624.jpg
荒ぶる名栗川(入間川)
夏場は爽やかな瀬音を響かせてくれるせせらぎも荒々しい濁流となっていた。

山伏峠に向かっている最中、ハチヤマ・アサクラコンビに追い付き、有馬ダムへの分岐の先でパスさせてもらって先行。山伏峠登り口の商店の自販機でコーラ休憩をしていたらその二人が追い付いて来た。
20090625.jpg
コーラ休憩

しばらくしたらミスコースして時間をロスしたというのあさんが追い付いて来たけれど師匠であるVegaさんの姿がしばらく見えなかったもののその場で四人であれこれ話していたら無事到着。
雨脚がかなり強まって来ていてハチヤマさん、アサクラさんは雨具を着る相談をしていた。
とり:レーダー画面見たらあと30分もしない内に上がりますよ?
ハチヤマ:そうだけどさあ、結構な降りだから。
アサクラ:とりさん着ないの?
とり:オレ雨具持ってきていないんですよ、今日w
そんなこんなで雨具着用を決めた二人とトイレに立ち寄っていたVegaコンビを置いて先行リスタート。

20090626.jpg
登り始め早々から結構な本降り

20090627.jpg
「丸太置き場」の辺りから見上げた空
だんだん明るくなってきて雨脚が弱まって来た。

20090628.jpg
ピーク手前の気温表示
やや肌寒さを感じないことも無い。

20090629.jpg
ちょっとガスっていたピーク手前

ピークに近づくにつれ雨脚は弱まり、ピーク付近ではぽつぽつ程度に。
20090630.jpg20090631.jpg
青空も覗き始めた

時折顔に当たる雨粒が少々痛い感じのダウンヒル。
正丸峠登り口をかすめて下へ下へ。好天時はむしろ観光客の乗用車に行く手を阻まれストレスの溜まる区間だったりすることもあるけれど、天候のお陰でそういった車とは遭遇せずに過ごせたのは数少ない今回の空模様によってもたらされた僥倖であったw

坂道を下ってR299への合流
丁度雨も上がり、気持ちよく下れるダウンヒルの開始。
(なんとなく視界が妙な具合だけれどなんだこれ?)
後方から追い付き、追い越して行く車やオートバイが少な目だったので非常に気持ち良く走れたダウンヒルだったもののなんとなく視界に違和感がある。
暫く経過してからようやく濡れた路面に青空の色が反射して視界全体が青味を帯びていることがその違和感の正体だということに気がついた。
20090632.jpg
青いアスファルト路面

20090633.jpg
雨に洗われ澄んだ青空

しばし「青い世界のダウンヒル」を堪能して秩父市内へ。

コントロール-2(88.1km)
20090634.jpg
7-11秩父上宮地店 11:47着

思いの外ペースが上がったので正午前にここに到達。この時点でマージンが約90分できていたので少々逡巡の後昼食をちんばたさんでいただくことにしてみた。
(この天候ならオートバイ乗りの利用者はほとんどいないだろう。)という読みもあって混雑具合が多少和らいでいるのではないかという判断。

定峰-2/2 へ続いてしまう。

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ    AJたまがわ  定峰 
BRM(200,300,400,600)  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top
2023May24Wed

【ちょっとそこまで】靴下買いに入間まで【50キロ】 

20090501.jpg
丁度良い感じで
十六夜の月が画面に納まった

ブルべ界隈ではすっかりお馴染みとなっている黒澤さんが、その開発に携わったという長距離サイクリスト向けに特化したソックス「ZEROFIT for CYCLIST」については販売開始からわたしの周囲でも何かと話題だったのですが、わたし自身はなんとなく買いそびれてしまっておりまして。そんな折、当の黒澤さんが9月4日に”明日、(入間市内の)豊水橋(【BRM905アタック老越路400】のスタート受付)で頒布するので希望者は本日正午までにDMをください。”というツィートを流したので渡りに船とばかりに早速二双注文したい旨DMし、快諾いただきました。
(後は寝坊せずスタート受付会場へ赴くのみ!)ではあったものの、案の定前日夜はいつまで経っても眠気が起きずに布団の中で夜半過ぎまで悶々と。結局数時間ほどまどろんだところでアラームが鳴動。起床は3時半。
元々は4時丁度頃スタートするつもりだったものの、寝起きのどん臭さで少々もたつき多摩川公園管理事務所前から多摩サイ上流に向けてスタートしたのは4時15分頃のこと。

20090502.jpg
十六夜の月明かりの下でもさすがに暗い

しかも寝ぼけが尾を引いていたようで走行ログの記録開始ボタンを押し忘れるという更なる間抜けっぷりまで。まあ、1km進むか進まないかくらいの距離なので誤差ですね、誤差。

【実走行ログ:2020/09/05】
 
普段は多摩川沿いを遡上してから下丸子付近で環八に出て、四面道から青梅街道、その後所沢街道、R463というパターンで約55~60kmほどが基本コース。シンプルなコースなので特にナビも必要無いのが利点。
対して今回は、ブルべに参加するでもなく、黒澤さんからは”スタート受付クローズ時刻が7時30分なので、その後の8時頃まではなんだかんだ豊水橋にいると思う。”というお話を伺っていたので少々迷子になって到着が遅れても特に問題は無い、ということで以前試しに引いた『なるべく自宅と豊水橋が直線で結べるようなコース』を試してみることに。細い生活道路や自転車は逆走通行可能な一方通行路などを組み合わせてトータル50kmを切る距離になっている。

20090503.jpg
世田谷区内の住宅地の生活道路

都内を抜けるのが若干普段と違っていたけれど、田無付近からはほぼいつもと変わらない道。それにしても三鷹から田無に入った辺りでぐっと気温が下がって走りやすくなったけれど、普段からあんなに気温差がある感じなのか、はたまた路面に痕跡が残っていたけれど夜間ににわか雨か通り雨があったようなのでそれに起因するものなのか。

入間市駅の近傍からR463に入り、豊水橋手前のコンビニに立ち寄って軽く朝食の調達。数人の反射ベスト着用者の姿も。購入したものを携えて橋の下のスタート受付に到着したのは6時半を少し回った辺り。代表のスガタさんを始めウエダさん黒澤さんらのスタッフさん(全部書き出すのもアレなので割愛)たちとコンドウさんと奥様の姿も。
※コンドウさんご夫妻とは基本的にA埼玉忘年会くらいでしか会わないw

受付が混んでいないタイミングで早速ブツの取引を。
20090504.jpg
(税込み)¥2,000/双は某密林よりお安い

スタート受付の様子を見学させていただく。
20090505.jpg20090506.jpg
『クイズポイント』の説明と注意書き
A埼玉清水班では、新型感染症対策としてコンビニレシートチェックを極力減らし、代わりにクイズポイントを設定することで対応する方針なのだとか。確かに他者との接触機会を減らすことは感染予防の観点から非常に理にかなっている。

受付業務も落ち着いて来たのであれこれ雑談。

黒澤:(わたしのFOCUSを見て)あ、そういえばトリさんPINARELLOじゃなくなったんですね~。
とり:だってほら、PINARELLOはフレーム折れちゃったから!
スガタ:フレームが折れたあ!?
とり:あ、折れたって言うか盛大にクラック。フランスでやらかしちゃって。
黒澤:カーボンフレームは折れちゃうもんですよ、宿命です!
スガタ:いやいや、普通折れねーよ。
黒澤:オレも経験ありますもん、折れちゃうんです!

黒澤さんとわたしの『カーボンフレーム折れ方事情』は少々異なるような気がしなくもないって言うか普通に違うわ。。。

そんなこんなで時間が過ぎて
20090507.jpg
6時50分頃から5人/組でスタート開始

二組くらいスタートし終わった辺りでみいさん到着。
”電車の中でリュウさんに会ったんだけどさ、入間に着いたらトイレに行っちゃったからわたし先来ちゃったw”
20090508.jpg
みいさん受付中

ほどなくしてリュウさんも到着。
20090509.jpg20090510.jpg
リュウさん受付中

20090511.jpg20090512.jpg
先着アドバンテージを、ツィートしていて食い潰すみいさんの図

20090513.jpg
お二人とも行ってらっしゃい、お気をつけて!

二人を見送った後、少々立ち話をしていたけれど、今回のエントリー者の中にはわたしが親しくさせていただいている人はもういない。今日はBRM開催自粛明け最初の土曜日なので他にAJたまがわ東葛班、AJ千葉もBRMを開催しているし、明日はAJたまがわ二子玉川班の開催でわたしも走る【定峰200】もあるので知り合いがあちこちにばらけてしまっているのだ。
残っている皆さんに声を掛けておいとますることに。7時15分を回った頃合い。

朝食の残骸を破棄するために購入したコンビニに立ち寄り、ついでに飲み物を購入して店外のベンチに腰掛けしばし(コースはどうしようか?)と考えていたところ、一人のサイクリストがやって来て”こんんにちは!”とご挨拶いただいた。”こんにちは!”返しながら窺うとサドルバッグに反射ベストが挟んであったので遅れて到着した参加者かと思って納得していたら思いもかけないセリフ”ひとみさんとご一緒にいる時に何度か拝見しています。”が飛び出した。いやはややはりどこに誰のどんな目があるのかわからないので本当に立ち居振る舞いには気を付けましょう。
更に加えて”今回はエントリーしていないのですが、次回参加時に自宅からここまでどのくらいの所要時間が必要か実走チェックしていたんです。”とのこと。なるほど、努力を怠らない人って素晴らしい。丁度飲み物が空になったのでリスタートしようと考えていたタイミングだったのでその方に声を掛けて失礼させていただいた。

ルートに関しては少々悩んだものの翌日は200kmとはいえ約半年ぶりとなるブルべに参加するし、天気予報通りだと午後には天気が崩れるとのことなのでできれば午前中には帰着したい。そうするとせいぜい6、70kmといったところなのでまずは多摩湖方面へ向かうことに。
途中、跨線橋架け替え工事に伴う迂回のお陰で少々道を間違えてしまったものの無事多摩湖自転車道に合流できたので反時計回りに約半周。この道を走るのは何年ぶりになるのか。

【実走行ログ:2020/09/05】

多摩湖自転車道、道幅はやや狭かったものの走りやすい。
20090514.jpg20090515.jpg20090516.jpg
木陰が多くて気持ちよかった

20090517.jpg20090518.jpg20090520.jpg
多摩湖(村山貯水池)
ダムの堤体自体には特に名前がない。

20090519.jpg
さすがにスカイツリーは見えず

ダムから離れて小金井方面へ。
20090521.jpg20090522.jpg
ここは小金井トラチームでラン練するところ
わたしも一度走ったことがある。

20090523.jpg
起点まで

その後は適当に流して三鷹まで、そこから南下して玉川上水沿いを下ったけれどこれは若干失敗。
20090524.jpg
道が荒れているのは良いけれどすぐに超狭くなる

適当なところで南に向かう道に移動し、調布市の南東でお馴染みの多摩川沿いの道に出たので後は翌日走るコースをトレース。
20090525.jpg
明日のゴールコンビニ

二子玉川到着時点で10時台だったので少々寄り道。
久し振りに等々力渓谷へ。
20090526.jpg20090527.jpg20090528.jpg20090529.jpg
不動の滝
流量こそかわいいものではあるけれど、周囲の木々と相俟って音が涼やかに感じる。

20090530.jpg20090531.jpg20090532.jpg
川沿いを歩く
いつもサイクルシューズなので環八を潜った辺りで引き返してしまって北端のゴルフ橋まで行ったことが無い。そのうち通勤車で行ってのんびり歩こう。秋か冬が良いかな。

20090533.jpg20090534.jpg
なかなか斬新な散歩のさせ方を見た
わんこは嬉しそうだったけれど、この細くて長いリードは夜の多摩サイで出くわすと本当に肝を冷やすヤツだ。。。

軽く川沿いを往復して撤収。
丸子川沿いを下って多摩堤通りに合流したところで多摩川浅間神社に寄り道。
20090535.jpg
マニ車は完全に封鎖

20090536.jpg20090537.jpg20090538.jpg
参道の階段を登っていてふと気がついた石碑
「小御岳石尊」とあるのでおそらく御岳ををあらわすものなのだとは思うけれど左右の「小天狗」・「大天狗」の間がごっそり削り取られている。信仰上の問題なのかはたまた、、、と考えるとなかなか闇を感じなくもない。

20090539.jpg
拝殿にお参り

20090540.jpg
タバ作戦とピエール瀧に思いを馳せるw

(そろそろ頃合いも良くなった。)というところで帰路に。
丸子橋から多摩サイをのんびり下ってスタートと同じく多摩川公園管理事務所前に到着。
20090541.jpg
11時半頃着
予定通り午前中に帰宅してシャワーを浴びてのんびりダラダラ。

何故か無性にあっさりした中華そばが食べたくなったので穴守稲荷近くの中華そば さとうまで。
やたらと向かい風が強く、往路だけで折角シャワー浴びたのに汗まみれになってしまい、更にラーメンを食べて汗をかいてしまうという追い打ち。帰りは追い風だからあまり汗が引かずに日に炙られて更に汗をかく羽目に。
いや、美味しかったから良いけれど。
20090542.jpg
中華そば さとう

20090543.jpg20090544.jpg
中華そば(中)と半カレーライス

「午後から雨」という予報に反してずっと降らないまんまなのだけれど、このまま明日の雨予報も外れてくれないものかなあ。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事
タグ: ロードバイク  FOCUS  A埼玉  ゼロフィット  多摩湖  多摩サイ  等々力渓谷 
2023May24Wed

【8年ぶりの】アタック大ダワ2020【修行体験】 

20083024.jpg
八年ぶりとなる大ダワ
今回はピークに誰もおらず
ひとりっきりのだだっ広い空間を味わえた。

5、6年前(実際には8年前であった)に檜原村から大ダワを越えて奥多摩町に抜けるライドをした記憶があったのに、その際記憶していた奥多摩町側の登り口が実際に目にしたものとあまりにも様相が異なっていたため
「『大ダワ』へのアプローチって『体験の森』に向かう道の途中にある養鱒場のところしかありませんよね?」
前日そんなことをTwitterにポストしたら数人の方から情報をいただいた。

諸々勘案してみたところどうやらGoogleMapsでHitしたルート以外にもっと走りやすい道があって、それが記憶に残っているものに違いない。)という考えに至った。

更に地理院地図を引っ張り出して確認してみたところ、果たしてそれが見つかり、それがわたし自身の8年前の記憶とも合致するような雰囲気だったので(これだ!)と合点がいった。折角アプローチ場所が判明したのだから早速走ってみなければなるまい。)ということで二日連続となる奥多摩ライドを敢行したのであります。

因みに地図の表示を確認してみるとこんな感じ。

その1:GoogleMaps(視点を引いた状態)
Map1.png
大ダワに至る道は一つしかない

その2:GoogleMaps(ちょいとZoom)
Map2.png
細い道が一本現れる
でもどう見ても最初に表示された道の方がメイン。

その3:地理院地図(地形図)
Map3.png
最初に表示された方が明らかに細い

Map4.jpg
今回わたしはGoogleMapsの表示を盲目的に信じてはいけないという知見を得たのであった。

<2020/08/30>
【実走行ログ】

前日に引き続き、夜明けと同時に走り出すつもりでいたのだけれど諸々準備に手間取ってしまい20分ほど出遅れ。
今日はバロンくんの出番である
20083001.jpg
多摩川公園管理事務所前@5時半頃

起き抜けのスタートで空腹感が無かったので走り出してから考えようと思っていたら案の定腹が減って来たので登戸のすき家にin。
20083002.jpg
並モーニングセット

それまでは「福生南公園が工事中の為通り抜けできない」旨、雨風に晒されてボロボロになったラミネート加工のぺら紙ではあったけれど表示してあったのに今回はその表示が無くなっていたので(ようやく通り抜けが可能になったのか。。。)と進んでみたらやっぱり通行止めのままだったという前日の反省を踏まえて即迂回。まあ、表示があった側は昭島市の管轄だからな。福生市側の事情に必要以上に配慮する必要も無いから仕方ないと言えなくも無いけれど。
20083003.jpg
前日もたばかられた
睦橋側にある福生市が設置した工事期間告知案内板によれば10月末日で工事は完了するらしいがホンマかいな?と思うくらいには進捗が伺えない。
※個人の感想です

20083004.jpg
板塀がステキな「多摩自慢」酒蔵

福生南公園を迂回して再び多摩サイに復帰し、そのまま進んで羽村取水堰へ。
20083005.jpg
玉川兄弟にご挨拶

奥多摩街道を進んで青梅市役所手前から青梅街道に遷移し、突き当りを左に折れて吉野街道へ。
二週間前に虫さん、クロさんと通ったルートをそのまま(ってか前日も通ったわw)進み、古里の7-11で小休止を取って将門交差点から多摩川南岸道路へ。愛宕大橋を渡り、青梅街道に復帰して青梅方面に少し戻るように走って弁天橋を渡ったところが大ダワへのアプローチ。

20083006.jpg
愛宕大橋直下の多摩川

20083007.jpg
記憶にあるところだった
しっかり大ダワ方面に向かう道であることが明記されている。

走り始めるとすぐ急勾配の登り。
ついさっき通り抜けて来たばかりの愛宕トンネル坑門上を通過するので結構な急勾配。

20083008.jpg20083009.jpg20083010.jpg
厳しい勾配ながらほぼずっと日陰だったので助かった

基本的には眺望の良い道ではないものの、ごくわずかながらビュースポットがある
20083011.jpg
あまり眺望の良い道ではない

20083012.jpg
ここを進めば養鱒場に出られる
さすがにこの道をメインとして表示するGoogleMapsどうなのよ?
地形図を見る限りでは等高線に沿った、ほぼ起伏の無い道だけれど。

勾配がキツく、気温が高かったこともあったけれど、何より前日のダメージを引き摺っていたので脚は回らないわ手のひらは痛いわ、で休み休みの登坂。停車してスマホを少々いじっていたら後方から一台の原チャリが走って来て、乗っていたおじさんと目が合ったのでお互い会釈を交わした、その姿がブラインドコーナーに消えた後もしばらくは排気音が前方上方から聞こえて来ていた。

原チャリに追い越されてから5分としないうちに通行止めゲートが。
(はて?さっきのおっちゃん普通に登って行ったぞ?)
20083014.jpg
突如現れる通行止めゲート
ゲート脇を通り抜けて大ダワに向けリスタート。

※以後は通行止め区間の走行記録となるのでもし仮に進入する場合にはそれ相応の覚悟で臨んでください。また、思わぬ事故怪我等に繋がったとしても当方には一切責任を認める用意も心積もりもありません。

徐々に路面が荒れ始める。
道路わきのガードレールには青梅街道からの距離が500m刻みで記されているので総距離を知っておくと気持ちが軽くなる。因みに大ダワまでは7km弱といったところ。
20083015.jpg20083017.jpg
勾配は概ね10%前後
基本的には木陰なので涼しく、ありがたいことに弱い向かい風基調だったので身体の放熱もそこそこうまくいった。

20083018.jpg
木材運搬用モノレール

20083020.jpg
緩勾配区間で小休止

この前後に前方から一組二台の小型オートバイが降りて来た。
後から考えたのだけれど、あの人たちは檜原村側から大ダワを通過して来たのではあるまいか。

道は徐々に荒れ方を増し、かつて(二度とこんな坂を下りたくない!!)と強く心に誓った記憶が蘇る。登りでもしんどいのに勾配二桁のガレたダウンヒルなんか修行というか試練というか責め苦というか。
20083019.jpg20083021.jpg
本当にガタガタのところは走りながら撮る余裕がない
停止して撮ろうにも勾配がきついのでリスタートもし辛いし。

6.5kmの表示が現れると坂の向こうに建物が見えてくる。
20083022.jpg20083023.jpg
心底ホッとした
(檜原村側は路面が日陰になっていて滑りやすいので細心の注意を払って下らなければ。。。)かつて通り抜けた時の記憶を紐解きつつようやく大ダワ到着。

20083024.jpg
標高994m地点

檜原村側に目をやると、そこには通行止め表示が。
20083025.jpg
奥多摩町側よりもしっかり厳重に表示されている

誰もいない大ダワの広場を軽くうろうろ。
このトイレは用を足すと地下のタンクに反響してそれはそれは涼やかな音がする。
20083026.jpg
『水琴窟トイレ』と(勝手に)呼んでいる

20083027.jpg
無人の広場
ハイシーズンなので普段なら登山をする人たちの車が複数台停まっているけれど、奥多摩町側も檜原村側もゲートが閉鎖されているので当然ながら車はいない。

それにしても追い越して行ったおっちゃんは折り返してこなかったし、スライドした二人も奥多摩町から往復した風でも無かったし、実際のところ二輪なら難なく通過できるのではあるまいか?)
そんなことも脳裡をよぎったけれど、二日連続で奥多摩地域を走っていて身体全体にうっすらダメージが残る状態で突っ込んで、万が一何かあって大ダワに向かって登り返さなければならなくなってもどうかと考え、おとなしく引き返すことに。
しかしその結果は(二度と下りたくない!)と、心に誓ったはずの大ダワ奥多摩町側の下りである。慎重の上にも慎重に、ブレーキレバーをひたすら強く引きながら、10%勾配のガレ場のダウンヒルという苦行を黙々と。青梅街道までの距離数表示を目にして落胆しつつ、油圧ディスクブレーキといえどさすがに握力を使うので途中小休止を挟み、ようやく青梅街道に到達したときには心底ホッとした。

そんな訳で今回の大ダワアタックは終了
翌日は普通に出社なので無理は禁物である。一応社会人ですからね。

時刻は正午に近く、結構な勢いで気温が上がり始めていたけれど、弁天橋からの高速ダウンヒルのお陰でそこそこ放熱が出来ていたので身体自体はキツくない。気分よくヒャッハーしながら下って行き、青梅線白丸駅を通過したあたりでふと(白丸ダム魚道は見学できるかな?)と思ったらちょうど正面に『白丸ダム魚道見学コース開館』の表示が視界に飛び込んで来たので迷わず立ち寄り。
今まで何度となく訪問タイミングを逸してしまった施設。

魚道見学通路入り口はちょっとした建物に覆われていて更に内部に小さなブースがあってそこに受付の女性が二人。入場そのものは無料だったけれど”良かったらパンフレットをお持ちください、ダムカードもありますよ。”と促してくれた。白丸ダム案内パンフはサイズが大きかったので折らないとザックに入らないため断念したけれど、ダムカードを一枚いただいた。
20083039.jpg
ダムカードゲット

さて、いよいよ魚道の見学。
20083028.jpg20083029.jpg20083030.jpg
らせん状の鋼製階段を降りる
深さは15mちょいくらい。サイクルシューズなので慎重に。

20083032.jpg
魚道解説図、高低差は27m

20083033.jpg
トンネル部魚道出口方面

20083034.jpg20083035.jpg20083036.jpg
この壁(隔壁)の下に
魚が通り抜けられる開口(潜孔)が設けられている

見学コースから表に出ると白丸ダムを見下ろせる。
20083037.jpg20083038.jpg20083039a.jpg
白丸調整池ダム
なんだかわからないけれどやたらとやかましい中国人の団体観光客がいて少々辟易とさせられた。ダムまで降りようと思ったけれど足元がサイクルシューズなので見送り。

社会科見学を堪能して再び下る。
お昼をどこでいただこうかとあれこれ思いを巡らせ、青梅方面に行くのであれば根岸屋さんということで落ち着いた。大ダワを抜けられたら檜原村の深山さんでおそばをたぐりたかったのだけれど、たまたま今調べてみたら8月26日から10月2日までお休みではないか。まあ玄庵さんがやっているからおそばはそちらでも無問題だけれど。

根岸屋前到着は14時ちょっと前。
さすがに店外に行列ができているほどではなかったものの丁度客が回転したところのようで、テーブルの上にまだ注文の品が置かれていない客が複数組。
”お時間かかっちゃうけれどよろしいかしら?それでもよろしかったらそこ座ってね~。”
ホール担当のおばちゃんの、独特のしゃべり方と言い回しを耳にするとなんとなくホッとするw
20083040.jpg20083041.jpg
カレー丼 うどん(並)を注文

リスタート後は奥多摩街道を進んで羽村取水堰から多摩サイに。自宅まではあと50kmなので遅くとも3時間後くらいには帰着できると考えて気楽に流していたのだけれど徐々に体調が下り坂。
出力が上がらず、向かい風が厳しい訳でも無いのにペダルを踏んでも踏んでも速度が上がらないし頻繁に生あくびが出てかなり強めの睡魔という熱中症の初期段階と思われる自覚症状が生じ始めていた。
ほんのちょっと前にポストしたTweetが思いっきりフラグとなってしまっていたのであった。
(どこが『暑熱順化が捗った』のか!?思いっきり暑さにやられているではないか!)
心で己を叱責しつつ、日陰で風通しの良いベンチの類を探すがなかなか見つからず、福生南公園の迂回路途中にある団地脇の道端が丁度木陰になっていたのでそこで水分補給ついでに小休止。

やや体調が持ち直したのでリスタートし、ちょうど良いので立川のTRYCLEさんで洗車をしてもらいつつ涼みながら更なる体調回復を図ろうと立ち寄ってみたところ
20083042.jpg
臨時休業であった

自販機で飲み物を購入し、エントランスの階段に腰掛けしばし休憩。
丁度日陰になっていて風が抜けるので気分が良かった。
20083043.jpg
正面には目に鮮やかな蒼と緑

しばらく静かにしていたらかなり体調が上向いたのでリスタート。
日が傾き始めて体感気温が一気に下がったのも奏功したようではある。
20083044.jpg
傾いた日を受けた多摩川

往路と同様左岸多摩サイを是政橋まで走ってから右岸多摩川沿線道路へ。
是政橋を渡っている最中、大きなカナトコ雲が立ち上がっているのが目に入った。
20083045.jpg
是政橋上から

体調がすっかり戻ったのでペースアップ。
布田堰のところの7-11で最後の小休止を取ってリスタートし、ガス橋から左岸に復帰。
20083046.jpg20083047.jpg
多摩サイ・ラジオ日本電波塔対岸付近から

どうにかこうにか明るい内に帰着したものの、羽村取水堰からの所要時間は想定よりも30分強ほど延びて三時間ほどかかっていて、暑熱対策の大切さを改めて感じさせられるものとなった。
20083048.jpg
専修寺関東別院前@18時ちょい過ぎ

帰着後はいつものように照の湯で大きな浴槽に身を沈め、久し振りのサイゼ飲みを堪能して帰宅してしばらくしたら寝落ちして記憶が無くなってしまうというお約束な締めくくりであった。
20083049.jpg20083050.jpg20083051.jpg20083052.jpg
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
にほんブログ村 自転車ブログ ブルベへ
にほんブログ村

関連記事