【今季SRまで】BRM619千葉600もてぎクラシック(時計回り) #04(完)【あとひとつ】
2021.06.29 Tue 04:20 -edit-
マザー牧場入り口前から
内房越しに東京湾を眺める
ブルべってこういう
『帳尻合わせなシチュエーション』が多いから
頻繁に記憶の改竄が起きる。
<実走行ログ:2021/06/20>
PCをリスタート。一路鴨川を指して南下。

お気に入りスポット・笹川湖の水没林
時間に余裕があれば濃溝の滝辺りも立ち寄りたかったけれど、あそこは自転車を置いてちょっと歩かなければならないので時間的に厳しいと判断してパス。
当初鴨川市街地で昼食をと思っていたもののなんとなく気になったので房総スカイライン沿いのラーメン店「麺屋 まんぼう」に立ち寄り。
麺屋 まんぼう
ライスの類はメニューに無かった
麺類の他サイドメニューは餃子のみでライスの類がなかったのでラーメンの大盛りを注文。
ラーメン(大)
非常にシンプルでオーソドックスな醤油味のスープ。美味しゅうございました。
坂道を下るにつれ頭上から雲が減って行く。一気に駆け下れるダウンヒルを堪能し、鴨川市街地を抜け海沿いを南下しはじめた頃にはすっかり晴れて暑いくらい。
鴨川松島(雀島)
お天気が良いと眺めも良い。
今日のブロッコリー
やや荒ぶる海を左手に進む、そしてこの辺はやや追い風
和田浦海岸のクジラのオブジェ
この辺りを走行中、対向車線を走っていた二人組サイクリストの内一人に「頑張って!」と声を掛けられたのだけれど、ちょうど口の中に飴玉があったので声が出せず大きく会釈を返したところを偶然車で通りかかったKayoさんに目撃されるなど。
北緯35度(日本)最東端を通過
文字が紫外線焼けしてめちゃくちゃ薄くなってて見づらい。
AJ千葉的聖地・マリンハウス六治郎前を通過
毎年AJ千葉の忘年会(⇒一昨年の様子)会場となる民宿。2017年に開催された【千葉1000】の際の打ち上げ会場でもある。昨年末は残念ながら中止となってしまっているけれど今年はどうかな。あと半年切りましたけれどね。
空模様はボチボチ、ちょっと向かい風
妙にリアルでビビるウミウのオブジェ
PC6(504.0km)7-11白浜滝口店
2021/06/20/15:11(Close=15:36)
余裕をぶちかましていたら思いの外マージン無くて内心焦ったり。
ここで先行していたモロさんと合流。
この先のコースの特徴等についてしばらくあれこれ会話の後一緒にリスタート。
「どうせ坂道で遅れるから置いて行っちゃってくださいw」
味わい深い佇まいの石造三連アーチ橋。
案の定じわじわ差が開く
付いて行こうとするような無駄な努力はしない。まだあと100kmくらい残っているのに。走りながらふと(そういえば今回のコースは館山市内で『わざわざ』木村ピーナツ店の交差点を曲がるんだった!)と思い出し、モロさんも誘おうとしてガチ踏みしてみたけれど時すでにお寿司、ああお寿司食べたい。。。なタイミングだったので取り敢えずごめんなさいのメッセージだけ入れて自分はピーナッツソフトクリームをいただいたw
外せない、この味わい
すっかり堪能してリスタート。
館山から海沿いを北上していけば良いものをわざわざ山の中を通す鬼畜の所業が今回のコース。まあ距離の過不足が生じるので致し方ないのだということは理解できますけれどね。。。
北上してじわじわ登らされて長狭街道にぶつかって、更にじわじわ登る。
内房と外房を分かつ房総半島の背骨的なピークを越えてしばらく下ればもみじロード入り口。
右折してもみじロードに入る
今回二度ほど死にかけて復活したわたしのEdge520Jであったけれど、二度目の復活を果たした際全く給電を受け付かない身体となってしまい、徐々に放電して行っていまわの際を迎えるのみの状態となってしまっていたけれど、この辺りでバッテリー残量10%を切った。ゴールまでは当然持たんわなと諦める。気分はターミナルケア。
アップダウンを繰り返しながら北上するもみじロードを走りつつ、その単調なコースプロファイルが仇となったのか猛烈に睡魔が襲って来た。何度か停車してヤマをやり過ごすもののどうにもシャッキリとしてくれない。時折意識が飛んでしまう感覚もあって、これは2019年のPBPの際三太夫(PINARELLO-FP3)のフレーム(ダウンチューブ)に亀裂を生じさせた事故を起こした時とよく似た感覚なので少々焦る。
そんな時
「おつかれさま~!」
と声を掛けてパスして行った男女二人組。
「後ろから見ていたらすごく眠そうでしたけれど大丈夫ですか?」
「ふらついて見えましたか?すっげ~~~眠いです!」
ここで会話を交わしたのが奏功したのか、一時的に眠気が散った。単独で淡々とケイデンスを刻んでいると眠くなりやすいので付かず離れずの位置で追走させていただくことにした。他人のペースに合わせようとすると意識がはっきりする。そんなこんなで再び眠気に苛まれることなく最後のPCに滑り込み。
PC 7(554.5km)7-11富津更和店
21/06/20/18:10(Close=19:00)
先着したモロさんもまだ残っていて、他参加者数名とAJ千葉スタッフ氏。
ここから鹿野山ピークを越えさえすれば今回登りらしい登りは無くなるのでその場にいた参加者みな一様に疲れと安堵の表情を浮かべていた。
道中何度か一緒になったバイクショップ「シクル・マーモット」の店長さんと軽く雑談。
「明日発売の『バイシクル・クラブ』にこの自転車が載るんだよね。”こんなに古い機材で良いの?”って訊いたら良いよって言うから載ることになったw」ですと。
たまたまタイミングが合ったのでモロさん、店長さん、わたしという三人パックで鹿野山を登ることに。
「それにしてもさっきまでものすごく眠くて難儀した~。」
「眠い時は重たいギアを淡々と踏んでいると眠くなくなったりしますよ、あくまでもわたしの経験上ですけれど。」
「へえ、さっき眠眠打破とコーヒーを(胃に)入れたけど試しに実践してみよう。」
アウター縛りで登ることに。
鹿野山ピークに向かってじわじわ
確かに眠気は散ったような気がしたけれど汗の量が半端ないw
ヤラレ顔でヒルクライムを終えたおっさん(c:モロさん)
絶妙な時間帯の絶妙な景色
ゆっくり写真を撮って行くという店長さんを残してモロさんとわたしの二人でダウンヒル開始。が、アイウェアが無いわたしは思うように速度を上げられずモロさんとの距離が開く一方。
(登りでも下りでも離されてしまうとは。。。orz)
木更津を抜け袖ヶ浦へ。R16以降はわたしが前を引く形で進み、袖ヶ浦市に入った辺りでへばってしまってモロさんに前を代わってもらって以後ゴールまで。とはいえ走りながら(何かイメージが違うな?)と思っていて色々考えを巡らせてみて思い当たった。観覧車の灯りが点いていないのだ。なるほどねえ。
直下に来ても注意しないと気付かない
アウトレット前を通り抜け、お馴染み袖ヶ浦海浜公園へ。
Photo Chk.(596.4km)袖ヶ浦海浜公園
21/06/20/20:40(想定Close=21:44)
実はキューシートで指定されているモチーフはこれでは無いけれど必要なのはあくまでも『袖ヶ浦海浜公園に立ち寄ったという証跡』なのでこれでOKとなった。
海浜公園まで来てしまうと気持ちはすっかりゴールなのだけれど今回はゴールまでまだ7kmほどあるので気を取り直してリスタート。最後の最後に心を折りにかかる坂道を登ってしばらく進めばようやくゴール。
Goal(603.3km)袖ヶ浦公園
21/06/20/21:03(Close=22:00)
DNF後、スタッフ業務に就いていたべいさんのチェックを受ける。やれ「レシートがぐちゃぐちゃ!」だの「命の次に大事なブルべカードの扱いがなっちゃいない!」だの「フォトチェックモチーフが違う(まあこれは事実)!」だのと色々難癖をつけられつつも無事受理され、晴れて完走認定扱いに。
39時間03分で認定
この完走をもって今期の認定は200×2、300×1、600×1となったので11年連続11回目のSRまで400(もしくは600)一本まで漕ぎつけた。
今回残念ながらというか当然ながらというか、AJ千葉ゴール受付名物平山さんのロールキャベツもラルさんの塩茹で卵も無かったのでやや賑やかさに欠けてしまった感じ。受付を済ませあれやこれやとわちゃわちゃ騒いでいたら宮城から遠征してこられたトラップさんからご丁寧なあいさつをいただいてしまった。今回はスタート前が(というかスタートしてからも延々)雨だったから普段馴染みのない方とはほぼ一切関わっていなかったしねえ。
ひとしきりあれこれ雑談の後、袖ヶ浦駅前のスーパー銭湯なら24時まで営業しているという情報をゲットしたのでモロさんと連れ立って移動。幸いなことにわたしの日曜夜のエクストリーム出社は無くなり、代わりに翌月曜日の夜現地入りすることになっていた。
汗を流し、冷水浴槽で下半身のアイシングをして生き返ったような心持ちで帰路に。アクアラインも渋滞なくすんなり走れて帰りにスーパーに立ち寄りビールを調達して帰宅。買って来たビールを飲んで気持ちよくなっていたら寝落ちしていて目覚めは翌朝。出勤準備を整え、出勤ついでにレンタカーを返却して電車に乗り込み出社して始業したので今回のブルべは無事終了。
社畜サラリーマンのブルべはおうちに帰るまでではなく、おうちに帰ってから翌朝ちゃんと出勤するまでなのである。
そんなこんなで個人的に初めて走ったもてぎクラシック。
主催のAJ千葉スタッフ及び関係者のみなさまありがとうございました。
参加したみなさま、雨の中お疲れ様でした。
(どっとはらい)
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2021.06.27 Sun 19:38 -edit-
その時走ったのは逆向きとはいえ
ほんの一週間前に走ったところと同じとは思えない
やはりお寺が建立されるようなお山は
空気の質が違う(ような気がする)。
関連エントリ⇒房総素掘りトンネル探訪ポタ
<実走行ログ:2021/06/20>
目覚めは3時20分。
このわたしがアラーム鳴動前に目覚めるのだからなかなか大したものであるが、耳を澄ませば窓外の雨音がしっかり聞こえる。(『一時的に小康状態になる』って予報は外れるのに『朝のうちまで雨が残る』って予報は当たるんだな。。。)そんなことを考えてやさぐれていても仕方がないので起きてリスタート準備。
汚れものをまとめて圧縮パックへ。乾いたインナーとジャージが心地よい。100均で購入したものをフロントバッグに入れて今回携行していた人呼んで『チコリンパフ』の段取り。
後半戦はこいつをグローブ内に入れる
ロビーに降りて自転車に向かい、出発準備をもそもそと済ませて表に出てから予定通り4時ちょっと過ぎにリスタート。到着したのが19日の22時20分頃なのでホテル滞在時間は約5時間半。これまで600kmのBRMで事前に宿を取って走るということが無かった(※サクマさん、虫さん、クロさんとスタートからゴールまでパックで走った【令和最初の興津600】を除く)ので、大抵はスーパー銭湯の類に立ち寄って短めの仮眠を取った上で足りない分はコース上あちこちで休憩するというスタイルだった。
あらかじめ計画してひとつところでまとまった大休止をというのは今更ながら初めての試みであり、2011年から始めて丸10年という節目を迎え、ブルべ11年目にして新しいやり方を試み始めた感があって良い。とはいえ今回は雨とアクシデントがあったからこうなっているだけで、下手に好天でノートラブルだったら寄り道しまくって時間をロスして結局大して寝られなかったというオチになったであろうことは想像に難くない。
※ここまで『良い話風味』な書き方をしておいて、実はブルべデビュー10年目だった昨年の【興津600】ではしっかり宿を取っていたことをこのエントリUP直前に思い出したw
早朝4時、しとしとと降り続けている雨
4km戻ってコースに復帰。
常陸利根川(左)と新利根川(右)
大杉神社
厄除けの神様なので通過しつつ(この先はもうアクシデントに見舞われませんように!)と心で祈念。その甲斐あってかこれ以後重篤なアクシデントとは無縁で過ごせた。
これも新利根川
田んぼの真ん中にポツンと一本の木
神崎大橋で利根川を渡る
この付近でEdge520Jが拗ね始める。
いきなり妙なキャリブレーション画面的なものが表示されてWindowsで言うところのSAFE MODE画面みたいなものが立ち上がってうんともすんとも言わなくなる。
電源ボタン長押しでリセットをかけてみるも画面が固まったままになる。
ここから先に進まない
何度か停止していじってみたものの復旧しないのでいじるのを諦め放置したまま走っていたらいつの間にか記録再開の準備ができていたので再開したけれど、果たしてどこまでちゃんとログが残っているかなあ。
そして折角宿を出る際に乾いたウェアを着こんで気分よく走り出せたというのにこの辺りまで来たらウェア類はすっかり汗と雨水で濡れてしまっていた。まあ仕方ないですわな。
21/06/20/05:40(想定Close=04:20)
AJ千葉副代表のsin3氏が待機していた。毎度毎度AJ千葉のBRMは各PCにスタッフ配置していて感心する。もちろん賛否両論があるだろうけれど。
この時点で約一時間半の借金状態。Close時刻設定のある二つ先のポイントである笹のPCまで約120kmを約6.5時間で到着しなければならないのでグロス18.5KPHで走る必要がある。
次の一宮までは平坦なので問題は無いけれど、肝はそこから先。海岸線から上総中野を通って亀山に抜ける区間はアップダウンを繰り返しながらの登り基調だしPCの手前には三石山もあるのでここから一宮までの60kmでどこまでマージンを稼げるか。計画ではPC到着時点で30分ほどマージンができる計算で、その30分はアクシデント時のバッファである。
成田市街地を抜け、成田空港主滑走路沿いに進むものの低く垂れこめた雲のせいで空港方面は全く見えないが、時折かなり低い頭上を飛ぶ航空機のエンジン音で空港が近いことを思い出す。空港建設反対闘争でその名が全国に知れ渡った三里塚も通過したし。
一年中クリスマス気分の成田市内のラブホ
芝山はにわ道に突入
成田から九十九里ビーチラインまでほぼ一直線に伸びる道。内陸部は緩やかなアップダウンがあるものの大半はフラットで信号少な目の道なので容易に距離と時間を稼げる区間。
あのマンガ、もう続編は世に出ないのだろうなあとか思いつつ
道の駅「風和里しばやま」の入り口にいたゆるキャラ
芝山鉄道延伸計画ってまだ生きているのか?
その昔、成田空港駅だったころと東成田駅になって何年か経ってからの二回、旧成田空港駅を利用したことがあるけれど、空港駅だったころの賑わいを思い浮かべると東成田駅のだだっ広い空間ががらんとしている様子の廃墟感はグッと来たものだったなあ。
ひたすらペースの上がるはにわ道(でも雨)
信号が少なくペースが上がるはにわ道が終わり、九十九里ビーチラインへと遷移、ここから先は九十九里浜に沿って南下して行く。
ビーチラインは片貝漁港のところで一旦クランクし、道幅がぐっと広くなる。そのクランク交差点の手前でひとりのランドヌーズに挨拶の声掛けをしつつパスして先行したもののすぐに信号に引っ掛かって停止中に追い付かれた。
「あの、とりさんですよね?」
はて、どちらの方だったか。
「はあ、そうですが。。。」
「わたし○◇(ご本名)です。」
「ああ、そうか!気づきませんでしたよ、これは失礼!!」
わたしの実家近傍にお住いで神田の居酒屋でご一緒したこともあるかぁる(りりママさん)さんだったけれど自転車に乗る姿は初見、加えて雨装備なので全く気付かなかった。あれこれ少々話していたら、成田でわたしを見かけて(わたしにも「クリスマスラブホ」の手前付近で参加者の姿を見かけた記憶)追いかけたものの信号タイミングで離されてしまったのでもっとずっと先に行っていると思っていたとのことだった。はにわ道沿いの道の駅しばやまで『朝の軽量化活動』を実施していたタイミングでパスされたのだろう。
彼女はW2でわたしより30分の余裕があるので声を掛けて先行させていただくことにして一旦お別れ。
通過Chk.-3(400.1km)ローソン一宮海岸店
08:43(想定Close=08:40)
到着した時にはけーこ隊長とAJたまがわ副代表の松田さんの姿が。そういえば松田さんとは明けましておめでとうではなかったか?w
けーこ隊長は仮眠宿を成田で押さえたものの、ペースコントロールに失敗して宿に到着して即リスタートしなければならないタイミングになってしまったそうで「もうね、予定出発時刻を一時間後ろ倒しにしたのに五分しか寝られなかったわよ!」とのこと。雨で体力を奪われているところに持ってきて睡眠不足はかなりきついだろうなあ。そうこうするうちに松田さんが先行リスタート。前後するようにかぁるさんも到着し、入れ違い気味でわたしもリスタート。
海沿いから内陸へ、じわじわと脚を削って来る登り基調の道を淡々と。
途中、上総中野駅入り口を通過する際に駅の方を見てみたら丁度小湊鐵道線の車両が目に入ったので駅に寄り道。いすみ鉄道線の車両も並んでいるレアな光景を目にすることができた。
いすみ鉄道の黄色い車両と小湊鐵道線ツートンカラー車両
小湊鐵道線車両が先行で発車
レンズの曇りと水滴で味わい深いモノになった、、、のか?
上総中野駅から先は一部区間を除いて一週間前に走った道を逆向きに進むことになる。
一週間前にお参りさせていただいた山水神社
気温が上がって来て路面から湯気が
一週間前と言わず、近年は全く通らない新筒森トンネル
筒森から亀山に向かう道は長閑な田舎道
亀山湖に差し掛かる
さて、三石山に登ります
先週は下って来たところ。
先週は南側斜面を登り、今回は北側を。北側の方が木々がうっそうと茂っていて晴れた日でも薄暗い感じがするのに小雨そぼ降る中なので更にひっそりとした感。
ややガスが出て来た
ピーク近く、勾配が少々緩くなったところで足元に白っぽい何かが動く気配を感じたので視線を足元に向けると数匹の脱皮したばかりと思しきサワガニが°道を横切っていた。踏まずに済んで良かった。
脱皮したばかりらしきサワガニ
なおも踏まないように慎重に漕ぎ出し、ピークに向かう。
ピーク付近はすっかりガスっていて幻想的でもある
丁度一週間ぶりの三石山 観音寺
ウェット路面だし先週確認した通りグレーチングはトラップだし、、、で慎重に下って片倉ダムを巻くようにして房総スカイラインに合流し、しばらく登り返した先が時間制限のあるPC5
PC-5(452.3km)ミニストップ君津笹店
11:59 (Close=12:08)
上総中野駅でバッファを消費したところまで計算通りでClose時刻前に滑り込み。
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2021.06.25 Fri 23:17 -edit-
水が流れ落ちて来る道祖神峠の登り
台風ブルべを始めとして
こういう状況には慣れているけれど
慣れているからと言ったところで
これが好きにも楽にもならない。
<実走行ログ:2021/06/19>
不動峠ピークで記念撮影をしていたら先ほど「迷子になった。」と言っていた参加者が追い付いて来た。
「『りんりんロードを越えてすぐ右折』ってキューでしたけれど目印無いからりんりんロード知らない人にはツラいですよね_」
「いやあ、りんりんロードを越えてから曲がったんだけどさ、なんか途中でガーミンがあっち曲がれこっち曲がれって言いだしてそれに従って走ったらあそこに出ちゃってさ。どっち向きが正解かわからなくなっちゃったから後続が来るの待っていたんだよ。」
「なるほど。」
なんとなく『ガーミン(でのルート案内)あるある』な気がする。ありがちありがち。
わたしが先行でリスタートする形でダウンヒルへ。それにしても不動峠のこちら側は路面が荒くてヒドい。しかも思いっきりウェットだし、ブレーキレバーを握りっぱなしである。
幾つかのコーナーを過ぎたところでいきなり
「プチン!」
と音を立てたような感じで軽いショックが右手に伝わり、レバーが一気にハンドルにぶつかった。内心焦りつつ二度三度繰り返し握ってみても全く抵抗なくスカスカ。
(このタイミングでワイヤー切れ!?)
雨降りの、路面がクッソ荒い不動峠を下り始めたタイミングでよりにもよって前ブレーキのワイヤー切れますか???
2019年PBPの際にフランスでフレームが逝ってしまった三太夫(PINARELLO-FP3)に乗っていた頃はブルべ参加時にブレーキワイヤーとシフトワイヤーの各一本ずつを携行していたものだったけれどさすがに走行中切れてしまったのは10年間ブルべを続けて一度しかない(しかも携行するようになったのはそれがきっかけ)ので最近はさすがに持ち歩いていない。一般的にも言えることだけれど、アクシデントというのは往々にしてそういうタイミングでこそ発生するから本当に始末に負えない。雨でタッチパネルが濡れているために上手く入力ができないiPhone画面と格闘しつつ周辺地図をチェックして自転車店を探してみたもののさすがに周囲にそれらしきものは無い。
(DNFして輪行でエスケープするにしてもまずはこの不動峠を下らないことには話にならん。)ということで後ろブレーキだけでおっかなびっくり下ることに。コーナー入り口では停止してしまいそうなくらいにまで減速してアプローチしながら進む。
途中何人かにパスされつつのダウンヒル。普段の自分は、慎重に降りる他者をパスしてヒャッハーな下りを堪能しているあちら側なのだと思うとブレーキの存在の偉大さがつくづく身に染みる。
どうにかこうにか峠を下り切ってフルーツラインの朝日トンネル出口に合流。再びiPhoneで周辺チェック。朝日トンネルを抜けて土浦に向かうか東に向かって石岡に行くか、はたまたコースなりに進んで笠間に向かうか。土浦に戻れば間違いなくワイヤー交換ができる自転車店があるけれども結構な時間のロスになる。石岡と笠間はどうか。コースなりに走るのであれば時刻的にも地理的にも笠間がラストチャンスなのでコース通りに走って笠間駅前の自転車店に立ち寄ることに賭けてみることにした。そこで対処が出来なかったらDNFして笠間から輪行しようと肚をくくってリスタート。それにしてもエスケープするには最も向かないエリアだよなあ。車は袖ヶ浦公園に置いたままだから戻らない訳に行かないし。まあ他のブルべでも車載で参加すればおんなじなので取り立てて今回のそれがどうこういう訳でも無いけれど。
幾つかのアップダウンが繰り返されたものの下り坂の見通しが良かったのでそれほど苦もなく淡々と進める。そうこうするうちに前方に道祖神峠が見えて来た。
不吉な予感しかしない
因みにこの『道祖神峠』は『どうろくしんとうげ』と読むのだそうであるけれど、モロさんに指摘されるまでわたしはずっと漢字表記通りに『どうそじんとうげ』と読んでいた。確かブルべデビュー年にランドヌールの先達が「『どうそじんとうげ』のピーク付近には放し飼いになっている犬が居るので気を付けろ、オレは追い掛けられたことがある!」と教えてくださったことがあり、以来ずっと『どうそじんとうげ』だと思い込んでいたのだ。地名というのは文字そのまま読ませないケースがままあるので難しい。※と、やんわり責任転嫁風味の言い訳を書き記しておく。
道祖神峠取り付きにある『善光寺・山門』
いよいよ道祖神峠にアプローチ。
ところどころ10%を優に超えていそうな坂道が続いたものの、わたしのEdge520Jは浸水の影響なのか勾配計がまともに機能せず、明らかな登り坂でも「-5%」とかいう訳分らん数値をたたき出す始末なのでアテにならない。
表示が1、2%しかない坂道をインナーローで、しかも時折立ち漕ぎまで交えつつの登坂。
水が流れて来る登り坂
えっちらおっちら登った先にピーク
峠名表示は他の参加者が撮影していたのでパスした
さて、ここからが再び恐怖の時間帯であるところのダウンヒル。左手を一杯に握り込んで、決してオーバースピードでコーナーに突っ込むことのないよう細心の注意を払って先々のルートを見通す。『かつてこれほど慎重に坂道を下ったことがあったであろうか、いやない(反語)』
そんな感じのダウンヒル。
思うように減速できずに心の中で恐怖に絶叫しそうになったことは一再ならず。それでもどうにかこうにか峠区間が終わり、緩やかな勾配に切り替わってくれて恐怖の時間はどうにか無事遣り過ごせたようでホッとした。
峠を越えたらこっちのもの。iPhoneで改めてマップを確認し、コースから片道1kmほど離れた笠間駅の駅前に自転車を扱うお店が二軒あるのでそのうちコースに近いほうに向かう。
『セーフティショップ・おおしま』というそのお店はオートバイと自転車の併売店舗のようで、ロードバイクのワイヤー交換に対応してくれるのか若干不安が。それでもディスプレイにはスポーツタイプの自転車も展示されているので大丈夫だと思いたい。
作業場でスクーターをメンテしていた店員さんに声を掛けると「ああ、それならこちらへどうぞ。」と、隣の棟に案内され、中に入るとクロスバイクやロードバイク、MTBもしっかり取り扱っているサイクルショップだった。
セーフティショップ・おおしま
若い店員(店長?)さんに状況を説明し、ワイヤー交換と、可能ならブレーキパッドの交換もお願いしたが「これに合うのはいま在庫切らしているんですよ。」とのこと。世界的に品薄だもんねえ。かなり減って来ていたので10日ほど前に通販で注文したものの今回のブルべには交換が間に合わなかったのだった。
「いま普通にワイヤー引き抜いたんですけど切れていなかったんですよね。とはいえさっきレバーが効いていないのはボクも確認してるしな、、、ほつれ始めたワイヤーが引っかかって悪さをしていたのかも知れませんね。」とのことだったけれどどのみち必要なことなので新品に交換してもらった。
交換作業中
パッドの当たりの微調整もしてもらって懸念解消。親切で対応が非常に良いお店。
「この先もお気を付けて!」というお店の方の声を背に受けリスタート。
ダウンヒルで稼げなかった分、そしてワイヤー交換でロスした分を取り戻すべくガチ踏み。
栃木県に突入
PC4(210.0km)7-11茂木バイパス店
21/06/19/17:14(Close=20:00)
(17時までに到着できたら道の駅で、、、)と皮算用していたけれど少々遅かった。
後ろに写っているのはモロさんの愛車。
待機していたAJ千葉副代表のsin3氏共々あれこれ立ち話。
そこでべいさんが不動峠手前でスポーク折れを起こしてしまってDNFを余儀なくされたという情報を耳にした。
「オレがブレーキワイヤートラブルでも走っているのにぶったるんどる!w」
「でもさあ、べいさんがDNFしたからそろそろ雨も上がるんじゃないかなあ?」と浅川AJ千葉代表のありがたいお言葉w
そんな会話をしつつリスタートしようと思って準備を始めたその刹那
「ポキッ!」
アイウェアのツルの部分がフレームから外れてしまった。見れば樹脂製の爪が付いた部品の爪部分が欠けてしまって固定が出来ない状態になってしまっている。すなわちおしゃか。
「今月に入って早々に買ったヤツなのに、、、今回のブルべは諸々コストかかり過ぎだわ。。。orz」
雨中走行だというのに今回は残り400kmを裸眼で走ることになってしまった。天気予報はもうじき雨が上がると言っているけれどアテにはならんし。いや、べいさんがDNFしたんだしワンチャンあるのか?
気を取り直してリスタート。
丁度真岡鉄道車両が通過
ツインリンクもてぎの敷地中央を突っ切る形で東に進み、東の辺縁沿いを北上、茨城県に再突入。
茨城県に戻る
行く手は若干ガスっている
御前山ダム湖
那珂川大橋※今回渡ってない
唐突に現れるコンクリート舗装の急坂(死
通過Chk.-1(282.4km)7-11玉造上山店
21/06/19/20:56(想定Close=06/20/00:48)
マージン約四時間。レシートゲットもそこそこに移動開始。予約した仮眠宿まで約30km。走行中ちょっとヤバ目の眠気がやって来て若干ふらついたりしつつの走行。当初は成田で宿を確保しようかとも考えたけれど、手前で手配しておいて幸いだった。
ここを含めこの先はOpen/Close時刻の縛りが無い通過チェックとなっており、170km先となるPC5のCloseに間に合うよう走行プランを立てれば良いのでいわゆる借金状態でも帳尻が合えば問題ない為じっくり休める。
今回の宿はコースから4kmほど離れた、潮来駅にほど近いホテル。レイトチェックインになりそうなこと、自転車で行くので屋内保管したいことを事前に要望として伝えてある。
ホテル(新)まこも@21/06/19/22時20分頃
ひとりで待機していてくれたフロント係に声を掛け、自転車を館内に入れさせていただく。フロントカウンターの脇の方のスペースを使わせていただけた。フロント係さんに他にランドヌール(ズ)の予約はあったのか訊いてみたところ「自転車の方はお客様お一方ですね。」との答えだった。なんだか意外。時計回りの参加者は成田まで、反時計回りの参加者は水戸まで行くのが主流なのかな。
しっかり屋内保管
チェックイン手続き中「大浴場は23時までなのですけれど、わたし(=当直フロントスタッフ)が最終確認しますので24時までお使いいただけますよ。」というありがたいご提案をいただいたもののあまり長湯していたら仮眠時間が削られる。30分あれば充分なので礼を言った上で予定通り23時で終了してもらって良い旨を伝えた。更に「明日の朝6時から、セルフサービスですけれどおにぎりの朝食サービスがあります。」との案内。
残念なことに4時には出ないとPCに間に合わないので朝食は断念。
まずは部屋に移動。
かなり広々としている
早速ウェア類を脱いで浴衣に着替えて大浴場へ。
のんびり30分弱湯に浸かって23時になる前には部屋に戻り、翌朝の着替えの準備を整えて布団に潜り込む。4時リスタート予定なのでアラームを3時30分にセットして就寝。きっちり4時間寝られる計算で、ありがたいことにすっと眠りに落ちた。
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【親切心が】BRM619千葉600もてぎクラシック(時計回り) #01【ネタを呼ぶ】
2021.06.24 Thu 04:52 -edit-
モロさんをして
「あの人、ネタとしてあれこれ仕込んでいたとしても
ちっとも不思議じゃないくらい色々ありますねw」
と言わしめたけーこ隊長のアンクルバンド。
関連エントリ⇒BRM619千葉600もてぎクラシック(時計回り)概要
当初は今年から袖ヶ浦市住民となったべいさんのお宅にお邪魔して前泊の後スタートという話もあったものの、わたしの方は業務が立て込んでしまい退勤できたのは20時過ぎのこと。京急川崎駅前の営業所で手配していたレンタカーも借り受け予定時刻は20時だったものの結局引き取れたのは21時頃。それから帰宅し、翌日の準備を整えあらかたの資機材を車に積み込み始め、あれこれ終了したのはもうじき日が改まろうかという頃合いなのでさすがにべいさん宅にお邪魔する訳にもいかず自宅で就寝。
翌朝は4時起床、4時半に自宅を出てアクアラインを渡り袖ヶ浦公園(※海浜公園ではない)に到着したのは目論見通り5時15分頃。ホント、アクアラインがあるおかげで千葉のブルべに参加しやすくて助かる。
公園駐車場真ん中付近で受付を行っていたのでそちらに移動。
雨中受付
けーこ隊長や生郎さんといったお馴染みな面々と、お久し振りの千葉スタッフ平山さんもいらっしゃっていた。AJ千葉主催のブルべだと平山さんの顔が無いと寂しい。
しばらくしたらべいさん、モロさんもやって来た。
スタッフ諸氏からも「べいさんが走るから雨降ってるじゃないですかw」とか「AJ千葉の雨柱が来た!」とか、いつものように人気者である。
その雨柱たるべいさんの神々しいお姿がこちら。
パールイズミのポンチョを初投入だそうで
「これねえ、なかなか侮れないからね、さすがにパールイズミが作っただけあって良い感じだよ♪」なにげにウッキウキである。「雨が降ったらDNSしてスタッフ業務に回るから!」事前にそんなことを語っていた人と同一人物とは思えない。
今回のスタート区分は6時丁度のウェーブ(W)1と6時30分のW2で、今回のわたしはW1だった。実は今回日曜日にゴールに帰着してから渋谷に移動し、23時からの打合せに参加しなければならないというエクストリーム出社予定があったため可能な限り早くスタートしたいと考えていたのでありがたい。計画では21時頃ゴールして車内で着替えて30分後に出発、約一時間で移動完了し約束の場所へという流れ。
生郎さんに装備品チェックをお願いしてサインをもらい、6時5分前頃スタート。
W1スタート状況
<実走行ログ:2021/06/19>
スタートしてから数百メートル進んだところで目の前に『Audax Japan』の反射アンクルバンドが一本落ちていた。(やれやれ、スタート早々落として行く残念な人が居るのか。。。)そんなことを考えつつも拾い上げ、まだ体力にも心にも余裕があったので(本当にこれが必要になるのはトンネルだったり夜だったりだし、折角なら持ち主に渡せたら良いけれどな。)という親切心が頭をもたげて来た。ひとまずPC1まで持って行こうと思い、ハンドルの左ブラケットに引っ掛けて進む。当初はアンクルバンドを片方しかしていない人を見かけたら声を掛けようと思っていたものの、更に数百メートル進んだところでもう一本落ちているのを発見。(両方とも落としとるんか~~~い!?)なんという残念さw
左ブラケットに引っ掛けて進む
仕方がないのでそれからしばらくはアンクルバンドを装着していない参加者をパスする度に「反射バンド落としてませんか?」と尋ねながら進むことに。声を掛けられた人たちは一様に怪訝そうな顔をしていた。何人かはこちらの言葉そのものが腑に落ちないらしく、その際には左側ブラケットに軽く巻いた反射バンドを指し「これ!」と説明してご理解いただいたりしてみた。
10人弱ほどパスしたところで前方に見覚えのある青いレインウェアのけーこ隊長の後姿。丁度フォレストサーキットコースから高滝方面へと抜ける林道に入って緩い登り坂になったところで追い付いた。
「お疲れ様~。」
「お疲れ~とりさんもW1なのね。それにしてもこの道で雨は恐い~!」
「危なっかしいですもんねえ。」
そんなことを話しつつふとけーこ隊長の足首にはバンドが巻かれていないことに気が付いた。(とはいえ彼女はオレ同様『AH2400』のバンドを持っているから普段そっちを使っているのではないか?)そんなことを考えつつ念のために訊いてみた。
「けーこさん、反射バンド落としませんでした?」
「え?わたし落としたの?」
「いや、わからないから訊いているのであって。」
「あ、それわたしのだ!」
「は?」
「雨具の下を履くときに外して付け直すの忘れてた。」
「なにやってんすか。。。」
「でもとりさん、なんでこれわたしのだってわかったの?」
「わかる訳ないですよ。追い越しながら一人ずつ訊いて来たんです。まさかけーこさんのモノだったとはw」
そんなこんなであっさり持ち主に返却できたのでミッションクリア。
袖ヶ浦から高滝に抜ける林道
高滝湖と市原湖畔美術館
PC1(33.6km)7-11市原原田店
21/06/19/07:22(Close=08:42)
雨のうぐいすライン
印旛捷水路
なんか不自然な川だと思ったら人工河川だった(※無知な元千葉県民)
PC 2(93.4km)7-11印西瀬戸店
21/06/19/10:11(Close=12:12)
印旛沼西側から利根川方面へ
若草大橋を渡って茨城県へ
※小銭の用意を忘れずにちゃんと¥20-払った。
正直者の住まう町w
利根川を渡ってしばらくしたところでモロさんが追い付いて来たのでしばらくあれこれ話しながらの走行。
前方に牛久大仏が見えて来た
牛久大仏を指して走るような感じ
が
コースは途中で右に折れるので大仏に気を取られて曲がり損ねて少々オーバーラン。なおもわたしが前、続いてモロさんというパックで走っていてしばらく経ったところで信号タイミングが微妙になりそうな交差点に差し掛かり、信号が変わりそう(=だからダッシュしよう!)と合図を出そうとミラーを見たらそこにモロさんの姿が無かったので少々うろたえる。後方でそれらしい音も声も聞こえなかったから事故では無さそうだけれど。
しばらくミラーを覗きながら進んでいたら立て続けにミスコースをやらかしてしまい、信号待ちで停まったタイミングでマップ表示を拡大して確認。信号待ち車列が動き始めたのでこちらも漕ぎ出し、マップから目を上げた瞬間、先ほど動き始めたはずのタクシーが停止しているのが目に入った。どうやら前方で左折をしようとしている車両が横断歩行者を待っているため後続が停まったらしい。追突を避けようと慌てて左側に逃げたらタイヤがバンパーに接触してしまったらしくバランスを崩して転倒。幸い大した速度は出ていなかったので自転車にはダメージが無いようだった。
タクシーの運転手に車体の傷の有無を確認してもらい、特に見当たらなかったのでその場で更に詫びておしまい。
生傷の絶えないオトナである
PC3(140.5km)ファミリーマートつくば桜金田店
21/06/19/12:31(Close=15:24)
PCには当然のように先に到着していたモロさんがいた。
「とりさん先に行ってたんじゃないんですか?」
「ミスコースした。ついでに転んだ。」
「大丈夫ですか?」
「モロさんが消えたから気にしていたらミスコースして復帰しようとしたら転んだのでこの転倒はモロさんのせいです。」
「そんなにボクと走りたかったんですか。。。w」
そんな会話の後モロさんが先行してリスタート
このPCはイートインスペースがあったので昼食補給と共に膝の怪我のケア。香料が一番少なそうなデオドラントシートを購入してキズ周りを拭き取り、大判のガーゼ付き絆創膏を貼る。
膝のケア、キズそのものは知れている
つくば市大曾根辺りだったかな?
この周辺は豪農が多いようで古くて立派なお屋敷が多い。
りんりんロード手前でこちらと進行方向逆向きに停止している参加者の姿。
「トラブルですか?」
「いや、迷子。道わからなくなっちゃって。方向どっち?」
「(自分の進行方向を指して)あっちですよ。」
AJ千葉のキューシートは信号を回避する為になかなかわかりづらい路地を通すことが多いから間違いやすいのだろうなあ。
りんりんロードを横切る
さすがに誰も走っていない(当たり前だ)
細く曲がりくねった道を進んで不動峠に向かう。不動峠を登るのって何年振りなんだろう?
北条大池脇を抜ける
前からこんなのあったっけ?
ピークまでの残距離が分るのは非常にありがたい。
雨の不動峠を淡々と登る
不動峠ピーク着(21/06/19/14時頃)
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【はじまりは】BRM619千葉600もてぎクラシック(時計回り)概要【いつも雨】
2021.06.22 Tue 04:23 -edit-
2021年6月19日 06:00 スタート
〃 6月20日 21:03 ゴール
所要39時間03分=認定時間
2021年SR確定まで
あと400又は600を一本のリーチ状態。
<実走行ログ:2021/06/19-20>
その開催時期から例年雨に祟られることの多いAJ千葉主催ブルべ【BRM619千葉600もてぎクラシック(時計回り)】に参加して参りました。
ずっと天気予報をチェックしていましたが6/19-20の予報は一貫して改善する様子もなく、直前の確認ではむしろそれまでよりやや悪化していた感まで。折に触れ何度か書いていますが日本における11月、12月のBRM開催が解禁されたので昨年の内に300の認定は『試走』というカタチで【鎌倉300(AJ神奈川)】にていただいており、明けた今年は【逗子200(AJ神奈川)】と【秋葉原200(A近畿)】という二つの200を走ったきり、自身の走力確認の意味も含めて出走した【パーマネント伊豆300(AJ神奈川)】は、ブルべカードを携行することを失念してしまって認定外となった上、暑熱にやられてヘロヘロだったという苦い思い出。
そんな状況でしたが6月にはこの【茂木600】を、7月には【SR600 Fuji】をそれぞれ走るべくエントリーを済ませていたわたしは【伊豆300】の認定外走でかなりはっきりと『(BRM600やSR600を走り切るために今現在の(身体能力的に)足りないところが何であるか?』ということを強く理解することとなりそれまでほとんど幽霊会員状態であったフィットネスジムに通うようになってみたり。たかだか二週間と言えど、実際に走ってみてその効果のほどを理解できたので当面は継続していく予定。
(閑話休題)
そんな訳で出走した【茂木600(時計まわり)】でしたがやはり色々ありました。
・信号待ちのタクシーを見落とし回避し損ねて転倒、落車。
⇒ミスコース後にGPSのマップ表示を確認していたら、動き始めたと思った信号待ち車列がいつの間にか停止していてそれに気づかず。
・不動峠の下り始めで前ブレーキレバーが沈黙。
⇒どうにかこうにか笠置駅前のサイクルショップに持ち込み対処、ワイヤー自体は切れていなかったという謎現象。
・今月初めに購入したばかりのアイウェアが死亡
⇒ツル部分の付け根がぽっきり。一か月使っていないというのにどういうことか。
・浸水によりiPhoneのライトニングケーブル死亡。
⇒接点に水が入り込んだようでケーブルの接点には腐食した跡が。
・同じく浸水によりEdge520Jが逝く。
⇒しばらく妙な挙動を見せ、二回ほど電源長押しで復活したものの最終的には充電が不可能となってしまい走行中に役目を終えた。
そんなこんなでなかなかに苦労しつつ、それでも冒頭に記した通りどうにかこうにか完走、認定。
走行中のあれこれ抜粋。
雨のスタート受付
牛久大仏
転倒、落車して膝を擦りむく
そぼ降る雨の不動峠
道祖神峠の登りは水が流れて来ていた
真岡鉄道
潮来市内のホテルで仮眠
上総中野駅
二週続きの三石山 観音寺
オーソドックスな醤油ラーメン
今年は忘年会でお邪魔出来ますかね
マザー牧場前からの夕景
ゴール地点
これで2021年度SR確定まで400もしくは600の認定をいただければ、ブルべを走り始めて丸10年のひと区切りの次の新たな節目となる11年目のSR確定となります。
まずはできることからコツコツと。
直近はひとまず【SR600 Fuji】なのでボチボチ準備を始めませんとね。
個人的に初めて走って認定していただけたSR600なので新しい10年間に向けて初心に帰るという意味でも。
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【岩に刻み】房総素掘りトンネルポタ #03(了)【木に刻み】
2021.06.18 Fri 04:53 -edit-
小田代(こただい)の林道トンネル
今回初めて訪れたところ
狭い割には高さのあるトンネルで
壁面には斜めに伸びる地層がくっきり
房総素掘りトンネル探訪ポタ #02 より続く
<実走行ログ:2021/06/13>
そばと舞茸天丼をいただき、結構な勢いで腹が満ちたので(折角だから腹ごなししよう♪)と余計なことを考えてしまい、当初計画していたルートから逸れて三石山 観音寺を通ることに。どうしてそんなことを思ったのか、おそらく前日の「坂連」であまりにも登れなかった我が身を案じて一週間後のブルべに向けて少しでも登れるようにしようと心の底で感じたのかも知れない。

よせばいいのに看板に惹かれてしまった
片倉ダムを右手に眺めつつ
思い起こせばブルべデビュー年の2011年、AJ千葉主催の【茂原400】に参加して今回とは逆向きに走ったのが三石山の初体験だったけれど、まさに今登っている坂道を真夜中下っていた際に道路を横断している溝のお陰でリム打ちパンクを食らったのであった。
そんなことに思いを馳せつつ淡々と登っていたら目の前に現れたグレーチングの隙間。やはり今でも凶悪なトラップは11年前同様凶悪なままだった。
凶悪過ぎるだろ、こんなの
深夜のダウンヒルで光量が不足気味の装備だったら突っ込んでしまうのもむべなるかな。
前日の「ゆるふわ坂練」のお陰で思いのほかすんなり登れて(※身体的ダメージの話で速度の話ではない、念のため。)ピークの観音寺門前に到着。参拝(=開門)時刻は14時までなので既に閉門されていてひと気が無い。
三石山・観音寺
三石山から下って亀山湖畔に出てアップダウンの続く道をゆるゆる走る。
亀山湖から筒森、養老温泉郷に至るルートはわたしの中ですっかり定番となっている。いつものように、4月25日に走った時同様新筒森トンネル手前を左折して養老川の支流である夕木川沿いの林道を進む。
静かな林道
この林道に三つあるトンネルの一番南側、そして最近ちゃんとした名前を知った牛尻下隧道へ。
牛尻下隧道
次いで短めのトンネル二つ、南から蕪来4号、3号隧道
蕪来4号隧道の向こうに3号隧道
蕪来3号隧道
蝶を撮るのは難しい
4月25日にここを通った際には時間的な余裕が無かったのでパスしてしまったけれど、今回は満を持して小田代(こただい)集落から山の方に伸びている林道へ。進んでみて勾配がひたすら10%前後の坂道だったので軽く後悔。とはいえ路面状況自体はそう悪くないのが救いであった。
えっちらおっちら進んだ先に短い素掘りトンネルが現れた。
ひとつ目(名称不明)



ひとつ目のトンネルを抜け、しばらく進むと脇道に素掘りのトンネルが現れた。
2つ目(名称不明)
縦に細長く壁面の地層が見事なトンネル。
GoogleMapsには記載がない道だけれど、地理院地形図で確認してみるとトンネルを抜けてまっすぐ進めば先ほど通って来た林道沿いにあるキャンプ場、奥養老ビレッジ付近に合流するようである。
この先は行き止まりで素掘りトンネルも無いはずだけれど折角なので終点まで進んでみることに。多少は勾配が緩くなるかと思ったけれど最後までほぼ一本調子で10%前後だったのでやんわりと後悔した。

落ち葉は多いけれど路面状況は悪くない
最初のトンネルから2kmほど登った先が林道行き止まり。その先はひとが歩けるように整備されているようだったけれどハイキングコース等ではなくあくまでも林業(もしくはキノコ栽培等の農業)用のものらしい。地理院地図で確認してみても単に行き止まりの人道という表示だった。


車道行き止まりとその先の人道
置き止まりまで来たので引き返す。
10%前後の勾配で落ち葉の溜まるダウンヒルはなかなかおっかなびっくりではあったけれど路面状況そのものは良かったので助かった。
元の林道に合流し、いつもの向山/共榮トンネルへ。
お馴染み二層トンネル
二層トンネルを通過後、普段なら左折して観音橋を前を通り過ぎて小湊鐵道線養老渓谷驛に向かう所を逆に右折し、上総中野駅へ。
上総中野駅
小湊鐵道線といすみ鉄道線、各々の終点
上総中野駅を折り返し、予定コースは月崎を回って月崎の3つのトンネルを眺めて永昌寺トンネル経由で袖ヶ浦バスターミナルに向かうというものだったけれどさすがに疲れがたまって来たのと時刻がそこそこ押して来てしまったので月崎のトンネル群はパスして袖ヶ浦に向かうことに。
上総中野駅に向かう途中ちょっと気になった神社があったので立ち寄ってみることにした。
山水神社
手前の案内標識には『山水神社』と書かれているものの、鳥居の扁額には『山神/水神・神社』と表記されている。
(山神さまと水神さまをまとめて祀るとはなんという欲張りセットなのかw)
そんな、ややもすると罰当たりなことを考えながらも由緒書でもあればと思って参拝。境内には祭神や沿革を記した由緒書きのようなものは見当たらなかった。
拝殿
参拝を済ませて踵を返し、階段を降りている最中手押し一輪車に剪定した木の枝を載せて神社前面道路を押し歩きながらわたしの目の前を横切った男性に「彫物(ほりもの)は見たかい?」と声を掛けられた。
「ほりもの、ですか?」
「そう、彫物。(拝殿の)裏に回ると見れるんだよ。近寄れないから細かいところまでは無理だけど。」
「本殿にってことですか?」
「そうそう、本殿に彫られてるんだよ。」
そう言って先に立って案内してくれた。
「ほら、あそこ。長谷川一虎って人が彫ったものなんだよ。」
帰宅後調べてみたけれど、長谷川一虎は江戸時代末期(19世紀)の根付の彫師だったようで。
長谷川一虎の手になる彫物
由緒書きの無い神社で思いがけず情報が手に入って嬉しい誤算。
あとは袖ヶ浦に向かって走るだけ。変更した計画通り月崎はパス。
とはいえ少々考え直し、前回(4月25日)には行けなかった柿木台第一トンネルを見に行くことに。
途中小湊鐵道車両とスライド
<柿木台第一トンネル>
第二トンネル方面は相変わらず通行止めだったものの、予想通り第一トンネル側は通行可能だった。
案内板の特徴解説は永昌寺トンネルのそれと同じ
南側(左画像)と北側(右画像)
同じ観音掘り形式でも永昌寺トンネルより一回り大きい
飯給から小櫃に抜けるルートが思いのほか登り坂があってそれを選んだ自分をやや恨みつつ、それでも小櫃以降はフラットで信号の少ない道を30KPH前後の快調なペースで巡航。袖ヶ浦バスターミナル到着は17時45分頃。時刻表を確認してみたら川崎駅前行は18時ちょい過ぎ。輪行準備時間を考えると非常にドンピシャのタイミング。今回はとにかく色々と場当たりで行動してもしっかりハマる。こういうときもあるのだな、と。
ほぼ定時に入構して来たバスに乗り込みのんびり。
アクアラインから
アクアラインの渋滞で結構な時間を食ったので川崎駅前到着まで1時間半ちょいほど。
バスを降りて輪行解除し、再び自宅まで走ってフィニッシュ。
専修寺関東別院山門前@2021/06/13/20時ちょい前
そんなこんなで土日2日間でトータル400km弱のポタは無事終了。
次の週末はふた月半ぶりのブルべです。
※認定外だったパーマネントは当然除くw
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2021.06.17 Thu 05:03 -edit-
今回の最重要訪問地
燈籠坂大師の切り通しトンネル
<実走行ログ:2021/06/13>
金谷港フェリーターミナルに到着したので早速ターミナルビル内喫茶コーナーへ。目指すはびわソフトクリーム。
が
それまでソフトクリームを提供してくれていたカウンターは閉鎖されてしまっていた。時間がもったいなかったので建物内部をつぶさに確認したわけではないのだけれど、どこか別のところでびわソフトクリームいただけるようになっているのだろうか。
やや失意と共に改めて房総ポタスタート。
いざ出発
漕ぎ出しからクランクが軽く回って良い感じ。
当初は前日の疲れからか黒塗りの、、、もとい、脚のダメージが残っていたためペダルが重く速度が乗らなくなってしまってしまっていると思い込んでいたものの、とある信号待ちの際前輪から金属的な摺動音が聞こえて来たので前輪を浮かせて空転させてみたらあっという間に回転が止まってしまった。慌てて最寄りのコンビニに立ち寄り、水分補給がてら確認してみたところスタート前に行ったブレーキレバーの引き代調整の際、遊びが無さ過ぎてディスクローターにブレーキパッドが常時擦ってしまっている状態になっていたようで。
前日の疲れから速度が上げられなかったのではなく、単に車輪の回転に抵抗があったので回らなかっただけだということが判明し、再調整以後軽快なペダリングが戻ったのであった。
ブロッコリーのような佇まいを見せる木々
<燈籠坂大師>
いや、もう、ここってずっと来たかったのになぜかいつもタイミング悪くてようやく今回が初。
この幅でこの高さというのはどんな意味があるのか。単に地層の切り替わりで掘りやすかったということなのかなあ。国道からアクセスするトンネルはタガネの跡がそのまま残っているのに切り通しトンネルの壁面はそれなりに綺麗に仕上げられていたりするのでどうしてこうなったのかとか、施工当時のことにあれこれ思いを巡らせるのもなかなか楽しい。
国道からアクセスするトンネル
切り通しトンネル
すっかり堪能して更にしばらく北上し、特にAJ千葉ブルべ参加者には馴染み深い湊交差点手前を湊川沿いに左折。鉄骨トラス造のJR内房線湊川橋梁の佇まいがj好みなので近くで撮影しようと思って近寄ってみたらドンピシャのタイミングで特急通過。
JR内房線湊川橋梁(現行)
現行の鉄橋を潜り、古い橋梁の橋脚を愛でる
旧・湊川橋梁橋脚
煉瓦がなかなか良い味わいを醸し出している。
漁港付近から内陸方面に向かい、湊交差点から予定コースに復帰。
小泉酒店
この佇まいが好き。
特にAJ千葉ブルべでお馴染みな道を更和に向けて走りつつ途中で右に折れる。
今まで使ったことのない道
交通量が少なく非常に快適に走れる田園地帯をのんびり進む。
「いかにも房総内陸」といった感じのアップダウンが続く道。走りながらなんとなく徳之島を思い出した。あそこもこんな感じでアップダウンが続いていたなあ。
登っては下り、下っては登る
そして定番のコースに合流、小泉酒造に立ち寄り
期間限定マンゴーソフトクリームをいただく
途中何度か渡った川あれこれ。
川床の様子が「いかにも房総の川」という風情
標高の高い山が無いから急流がほとんどなくて川床が緩やかに侵食されているし源流と河口の高低差が小さい川が多いから流れ自体も非常に緩やかで淀みというか淵が多い。
そして「いかにも房総」な道
この下に何かありそうだけれど私有地なので覗くだけ
小動物が横切ったのでとっさに撮ったけれど間に合わず
多分イタチじゃないかと思うんだよね。
ドクペでブレイク
前日の秩父方面と言いこの房総と言い、雲が多めの空模様なので非常に助かった。
唐突に現れる駄菓子専門店
三島ダム湖湖畔の梅の木台トンネルへ。
梅ノ木台1号隧道
洞門はコンクリートアーチになっているけれど内部はタガネ跡がそのまま残る素掘りトンネル。内部でほぼ直角に曲がっているので出口が見通せない。
続けて現れる2号トンネル。
梅ノ木台2号隧道
こちらは洞門も素掘りのまま。
坑内はタガネの跡がくっきりと残る
2号隧道には三島湖畔に抜ける横穴がある
勾配が少々あって足元が若干荒れていたので先に進むことは回避。地図で確認すると湖畔に八雲神社があり、その参道として掘られているようでもある。
三島ダム堤体
釣り客で賑わう三島湖の様子
なかなか味わい深い鉄骨
三島湖を過ぎると登り基調のトンネル。
奥米隧道
ひんやりとしたトンネル。染み出した水が路面を濡らしていて、その路面が坑内のナトリウム灯の光を反射してなかなか幻想的。
トンネルを抜けてしばらく進み、房総スカイラインへと向かう林道へ。
林道大鹿倉線
三島湖に流れ込む川を渡る前後はそこそこ緩い坂道だったもののその後は房総スカイラインに突き当たるまで全編ほぼ勾配10%、局所的に20%近いところもあって、このコースを引いた過去の自分自身を思いっきり罵倒し呪詛の言葉を吐いた。
あちこちで見かけたホタルブクロ
房総スカイラインに合流し、気分よく坂道を下った先、右に進めばそのまま房総スカイライン、左に進めば久留里街道という丁字路正面におそば屋さん、「手打蕎麦 ABIRU」が。何年か前は卵かけご飯のお店だったけれど気にしつつも一度も訪れることなく閉店してしまい、しばらく前からここがおそば屋さんになったのは知っていたもののわたしが通りかかるタイミングではいつも営業が終了していたので立ち寄れずにいたお店。
今回は『営業中』の札が掲出されていて、店外で順番待ちをしているのが女性二人組ひと組だけだったので立ち寄ることにして記帳してしばし待機。、10分ほど待った後店内に通された。
窓に面したカウンター席だったので何の気なしに店外を眺めていたらわたしの次に到着したひと組がこの日の最終入店可能客だったようで、それ以後の客は断られていた。朝のフェリーと言い良いタイミング。
手打蕎麦「ABIRU」
冷たいそばと舞茸天丼のセット(¥1,600-)
なかなかどうして、侮れないボリュームのセットなのであった。
大変美味しゅうございました。
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【四ヶ月ぶりの】房総素掘りトンネル探訪ポタ #01【ダイヤモンドクロス】
2021.06.16 Wed 06:06 -edit-
お久し振りのダイヤモンドクロス
(鉄道線路の平面直交交差)
関連エントリ⇒前回(4月25日)の素掘りトンネルポタの記録
元々は前の週、AJ神奈川の【パーマネント伊豆300】を走った翌日に走るつもりで計画していた房総ライドが生憎の空模様の為断念せざるを得なくなったので一週間繰り越して走ることにしてみた。とはいえ前日200km以上走っているので無理せずしんどくなったら途中で切り上げる方向で。
前日同様4時頃目覚め、今回は特に意識を喪失することも無くのんびり朝食をしたため、少々呆けていたらあっという間に5時半を回ってしまっていた。今日こそは5時丁度頃にスタートするつもりでいたのに。
「一人で走りに行こうとするとどうしても二度寝したりしちゃうから、本気で走る気なら誰かと約束して時間を決めて行くようにしなければダメよねえ。」
前日飯能駅での別れ際にひとみさんがしみじみ語ったセリフが脳裡をよぎる。
気を取り直して仕掛りの準備を済ませて出発。
<実走行ログ:2021/06/13>
まずは横浜、横須賀経由で久里浜を指して第一京浜国道(R15)を南下。
お気に入りの生麦魚河岸通りを抜ける東海道旧道は6時以降進入禁止なのでそのままR15を進む。
JR鶴見線・国道駅
素掘りトンネル探訪ポタの前にトンネル風構造の国道駅入り口を。
前日の疲れが残っているのか、どうにもペダルが重いので無理せずのんびり進むことに。
日本丸で定点撮影
やたらたくさんのミズクラゲ
クラゲってこの時期こんなに繁殖するのか。晩夏から秋にかけてのイメージだった。
日本丸を後にしてリスタート、R16に遷移してひたすら南下。
横須賀に入り、途中長浦港方面へ迂回。『廃線を愛でる』という目的もさることながらこの迂回でR16のトンネル三か所を迂回できるので交通量の多いトンネルが苦手な方にはおススメ。
JR横須賀線田浦駅を過ぎた辺りから廃線を愛でつつのんびり。
廃線を愛でつつ進む
海上保安部建物前には枕木が残る
今日のダイヤモンドクロス
2月に訪れた際には歩けた廃線が今ではすっかり草に覆われ、そこにレールが残っているようにはどう考えても見えない。
草が生い茂っていて線路が全く見えない
2月にたまたま通りかかって気が付いたのだけれど、冬でなければ見落としたままだっただろうなあ。何事も一期一会なのですよ、ええ。
同じ場所@2月7日
R16に復帰して最初に目に入った床屋さんの看板(?)今まで何故気付かなかったのか?www
安針塚交差点そばの床屋さん
逸見から衣笠を抜けまっすぐ久里浜へ。
フェリー乗り場に到着したのは9時丁度頃で、次発のかなや丸が丁度接岸しようとしているところ。発時刻は9時25分。時刻表を全く調べることなく場当たりで来た割にはものすごくタイミングが良い。ひょっとして今日のオレさまなにか持ってる?
久里浜港東京湾フェリー乗り場到着
今回は2階デッキに誘導された
小腹が減ったので出航前に売店でカリーパンと飲み物を購入して甲板上のテーブル席でのんびりいただく。
横須賀カリーパンで補給
カリーパンを食べ終えた頃出航。
建て替えられている横須賀火力発電所
石油火力から石炭火力への切り替え、国際的にもホットな話題の渦中にある。
カリーパンを食べ終えたので船内をうろうろ。
自転車が二階甲板に通されるくらいには混雑している。
潮の流れが見える
海驢(あしか)島
2/3ほど進んだ位置から久里浜方面と金谷方面を
約35分後、かなや丸は金谷港フェリー岸壁へ。
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【ゆるふわ】白石峠と山伏峠【坂練】
2021.06.15 Tue 05:30 -edit-
個人的には初めて訪れた秩父高原牧場
アプローチの坂道はなかなかヒドいモノでしたが
登坂中も頂部も眺めは非常に気分良い
「土曜日に白石峠から山伏峠に回って沖山ベース(旧ときがわベース)と山伏ベースのハシゴをしたいけれど予定空いてますか?」というひとみさんからのお誘いに対し、どちらも気にはなっていたけれど立ち寄ったことのないスポットだったこと、一週間後には二か月半ぶりとなるBRM参加、しかも600kmが控えているので走力に不安があり、とにかく週末二日間はどこかに走りに行くつもりでいたわたしはその提案に乗らせていただき、6月12日(土)9時30分に東武東上線小川町駅集合で走りに行くことに。
自宅から小川町駅までの距離は80km強なので所要時間を4時間と見込み、30分の余裕を見込んで自宅スタートを5時丁度で計画。
前夜酒量を過ごすことも無く早め(と言っても24時頃)に就寝し、目覚めは4時丁度。ボチボチ準備を始めつつのんびり過ごしていたらいわゆる「エイリアン・アプダクション」と呼ばれる空白の時間が生じてしまった。最後に記憶にあるのは4時30分過ぎ、次に時刻を認識したのは5時15分を回ったところ。実に約45分間。
いったいぜんたいその間わたしの身に何が起こったのか知る術もないけれど、過ぎ去った時間は戻って来ないのでこれからのことを考えた。すごく前向きだぞ、オレ。
グロス20KPH以上で走れば遅滞なく約束の小川町駅には到着できる。
(まだ慌てる時間帯じゃない!)
ということでバタバタと準備を整え出発
専修寺関東別院前@2021/06/12/05:30過ぎ
一週間後のブルべ参加を見据えて使用予定の重たいジェームスくんで。
<実走行ログ:2021/06/12/05:30頃>
環八を北上し、直進不可である甲州街道との交差点手前で脇に逸れ、裏道を北上。
久々の「スカイタワー西東京」
どうにかこうにか小川町駅前到着は9時20分過ぎ。
間に合った。偉いぞ、オレさま。
駅を出てすぐのところで輪行解除していたひとみさんと無合流し、近くのコンビニに移動してスタート前の軽い補給と走行中の水調達。
駅前コンビニにて
今回、もう一人参加する予定(?)だったあっこさんは坂道だらけのコースに腰が引けてしまってDNSなのだそうで。
ひと通り準備を済ませスタート前に空模様チェック。
天気予報では降水確率が随分と低かった割には少々雲が濃い。集合場所まで来る間にほんの時折小さな雨粒が落ちて来ていた。
「空模様微妙だけど降ったりしないよねえ。」
「天気予報じゃ降るとは言っていませんでしたけれどね。」
「レインウェア持ってきていないから降られたらアウトだわ。」
「同じく。とはいえピーカンで炙られるよりはマシかと。先週の伊豆で結構ヒドい目に遭ったし。」
そんな会話の後いよいよスタート。
<実走行ログ:2021/06/12>
駅前をスタートしてまず右折して東進し、ほどなく左折して松郷峠に向かう。AJたまがわの定番BRM【定峰200】のコースにも組み込まれている、小振りながらそれなりにしんどい峠。
松郷峠を越える
松郷峠からの長いダウンヒルを気分よく下って都幾川にぶつかったところが沖山ベース、、、なのだけれど
あれ?看板も違う(昔のものに戻っている)
(看板は架け替えられていたはずだけれどいったい?)
「看板の色ってこんな感じじゃなかったよね?」
「もっとこう、黄色というかオレンジみたいな感じだったような。。。」
その後ネット検索をしてみたところ3月に「内装改修工事の為当面休業する」という告知の貼り紙があったらしいということまではわかったけれど、その後の状況は不明なまま。
営業していないのでは立ち寄ることもできないのでそのまま白石峠へと向かう。
都幾川左岸沿いを遡行し、分岐を山の方へ。
白石峠への分岐
えっちらおっちら登って行くと後方からいかにもヒルクライマー的な体形のサイクリストにサクサクパスされる。まあ、あと20kgくらい身体が軽くならんとあの人たちには張り合えませんね、張り合う気は無いですけれど。
わたしの方が先行してひとみさんとも若干距離が空いたところで進行方向右手にわたしの知る限り白石峠唯一の水場。今回2ボトル運用で丁度一本が空になったタイミングだったので一旦停止して給水。
木の根付近から染み出す岩清水
勤務先近くのコンビニでの品揃えとコスパの関係で普段エビアンばかり飲んでいるので軟水を口にするとやや甘さすら感じる。
そんなこんなでしばらく時間を潰していたらひとみさんが追い付いてきてパスして行ったので見晴らしの良いところで一枚撮影してから追いかけた。
水場付近からの眺望
ピーク手前のパラグライダー上付近で追い付いたのでピークまでは軽く話をしつつ。
ひとみさんは今回の目標を『押し歩きせず、足付きなしで登り切る。』ことにしていたとのことで、見事ピークまで足付きなしでクリア。
白石峠ピーク
結構な数のサイクリストがいた。
東屋付近に停車していた移動売店でガリガリ君(九州みかん味)を購入してのんびり。
くまモンが親指に隠れてしまった。。。
落ち着いたところで定峰峠を指して下り坂を気分よく。バンプで跳ねた拍子にケージに嵌まっていたはずのドリンクボトルをすっ飛ばしたりしつつ。
当初の計画では沖山ベースでそれなりにしっかり補給してから走り始め、定峰峠茶屋では水分補給程度であったけれど、沖山ベースが営業していなかったので定峰峠茶屋で昼食を摂ることに。
定峰峠茶屋で山菜うどん
落ち着いたところで腹ごなし。
東秩父方面には降りずに途中で林道に入り、今年はポピー祭りが中止となってしまったので既に花は摘み取られてしまったとのことだったけれど「天空のポピー園」へ向かう、、、
が
通行止め
次善の策として更に先に進んで定峰峠の坂道を下りきる手前の県道を登ることに。実は二本木峠なのであった。
当初7、8kmでゆるゆる登るはずだったところを2、3kmで一気に登らなければならない上にスタート地点の標高も違うし嫌な予感しかしなかったけれど、いざ走り始めたらそのまんま予感は的中してひたすら10%前後の勾配の坂道が続いて休みどころがない。
ゆるゆるポタのつもりがなぜか(?)ガッツリ坂練に。
取っ掛かりから10%勾配である
竹の青葉の色合いがやんわりしていて気分良い
朝の内は雨を心配するような空模様だったけれど午後はすっかり晴れ上がり、直射日光に炙られてしまった一週間前の忌まわしき記憶が蘇ったものの木陰が多くて助かった。
風もあったのでコンディションは上々
眺めの良い道である
二本木峠ピークには向かわず秩父方面へ。
秩父高原牧場経由で定峰峠登り口に向かう
キツイ坂を登り切ったご褒美
秩父高原牧場は初めて
少し下ったところが「天空のポピー園」
手前は花が積まれていたけれど奥の方にはまだ残っている
ポピー園からの急坂を下り、秩父札所一番の四萬部寺前を通過。門前の旅籠「一番」の佇まいに一瞬心を奪われたものの撮影もできずにスルー。次回以降通った時のの宿題。
鎮座する武甲山を指して進む
秩父の市街地東側を南下してR299へ。
ゆるゆると長い登り坂を登って正丸交差点から山伏峠方面へ。
正丸交差点のところってかつて分校があったのだなあと。
芦ヶ久保小学校入山分校校門跡
締めくくりの山伏峠へ
かつて【雁坂峠越え秩父往還】に参加した際深夜に走った(歩いた)記憶が蘇ったり。秩父側から登った山伏峠は記憶にあるよりずっと楽な登りで拍子抜けした。
お久し振りの山伏峠
予定通りなら一か月後にここで再び写真を撮るw
ピークから一気に下って今回の最後のお目当て「山伏ベースへ」
オレの半分弱くらいの所要時間であるw
サービスでいただけた「ゆずジャムトースト」
パッと見マーマレードみたいだけれどジャムだった。ゆずの風味がしっかり立っていて美味。
こちらはわらび
ライドの〆はかき氷。
黒蜜きな粉、ってかでかいw
ボリューミーで大変美味しゅうございました。
すっかり堪能したところで今回の坂練(?)終了。
飯能駅から輪行で帰るひとみさんと別れ、自走で自宅を指して帰路に。
相変わらず立川周辺で少々迷子になりつつもどうにかこうにか府中を抜け多摩川沿いへ。
府中の青葉で小腹を満たす
是政橋で一旦多摩川を渡り、そこからいつものように多摩川右岸をひたすら下ってガス橋から右岸に復帰して専修寺関東別院前へ。
専修寺関東別院前@2021/06/12/20:30頃
トータル走行距離約230km、出発が5時半頃なので所要は丁度15時間でグロスのAve.は15.3KPH、ブルべ本番でもギリギリ隊なタイミングなのでしたが、微々たるものとはいえそれなりに走力が戻って来た感覚はあるので一週間後のBRMは無事終了して欲しいモノ。
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【久々の】AJ神奈川「パーマネント伊豆300」走行記録【認定外】
2021.06.06 Sun 22:36 -edit-
赤沢付近の海岸にある岩
見る角度によってライオンの横顔に見える
昨年の鎌倉300で気になっていたものを
ようやく撮れた
4月25日に房総を軽く走って以来すっかり引きこもり生活を送っていましたが、いい加減身体が重くなり始めて不健康極まるのでそろそろ身体を動かそうかと。
衝動的に6月19日開催予定の【AJ千葉BRM619もてぎ600(時計回り)】と7月10日スタートで【SR600Fuji】にエントリーしてしまっているものの、今年に入ってから走ったBRMは二つだけ、しかも直近は4月10日のBRM410近畿200秋葉原。以来丸二ヶ月もの間100km以上のライドを経験していない状態なので果たして自分の今現在の走力はどの程度のものなのかの把握と600に向けた夜間走行の感覚を取り戻す意味合いも込めて夜スタートでAJ神奈川のパーマネント、伊豆300にエントリー。
一か月前の手配が必要なSR600と比較して一週間前までにエントリーを済ませば走れるパーマネントは敷居が低くて助かりますね。
今回は6月5日の0時スタートとして計画して申請、自宅を21時半頃スタートして一路スタート地点の大船駅前のローソンへ。
<事前移動走行ログ:2021/06/04>
大船駅前に到着してから約45分ほど時間を潰し、0時01分に買い物を済ませてレシートをブルべカードを封入したチャック袋に収納しようと思った刹那、どこにもそのチャック袋が無いことに気が付いた。
ブルベカードの登録番号と共に撮影したPC2~PC5の各指定アイテムの写真、およびスタート・PC1・ゴールの店名と日時が見えるレシートの画像を添付して下さい。
※伊豆300はPC3以外写真ポイントではない
AJ神奈川、パーマネント伊豆300「注意事項」より抜粋。
はい、終了。
スタートせずそのまま自宅に引き返そうかとも思ったけれど、どうせ帰ったら帰ったで酒飲んでダラダラ過ごしてしまうだけなので折角だから認定外でも取り敢えず走ってみることに。
走力確認と夜間走行の感覚チェックだったら認定の有無は関係ないし。
因みに今回の相棒
コース自体あまり楽でもないのでさすがにデジ一眼を携行していては走りづらいだろうという判断からだったがこれは非常に正解だった。
レシートを取得したのは2021/06/05/00:01だったもののブルべカードを探したりツィートを流したりしていたので結局スタートは約10分後。
<実走行ログ(トンネル補正無し):2021/06/05>
鶴岡八幡宮前を進んでR134へ。
このご時世なので金曜の晩とは思えないくらい交通量が少なくて走りやすい。
ガラ空きのR134
しばらくは快調に走っていたものの、さすがに日中働いてから仮眠もとらずに移動したのでかなり眠気が。交通量が少ないとは言えふらついていたら事故に遭遇しかねない。
大磯からR1に遷移してすぐコンビニに立ち寄り、休憩して眠気を散らそうとしたもののどうにもぼんやりしてしまってよろしくない。リスタートはしたものの道端で休めるところが無いか物色していたところ神社の参道入り口にしっかりとしたベンチを発見したのでそこで横になることに。
大磯の八坂神社前
携帯電話のタイマーを15分にセットしてベンチの上に横になる。
車の往来が時折あるものの交通量自体非常に少ないのでそれほど気にならなかったのでしばらく目を瞑っていたら耳元で蚊の羽音が。
結局15分の予定を5分と少々で切り上げリスタート。たったの5分間でも横になって目を瞑っていただけで随分回復してすっかり眠気を感じなくなった。(こういう感覚を思い出せたのは収穫だよな。)そんなことを考え、そのことに満足してしまって心はすっかり継続を諦めてしまっていて、小田原駅前の「万葉の湯」でのんびり過ごして引き返す気満々になっていた。
が、しかし。
当面20時までの営業なのですと
「まあ、折角だから今回はひと通り走っとけ。」というのがお天道様の思し召しだったようで。
大磯での仮眠(?)のお陰で眠気を感じない状態だったのでぼちぼち先に進む。
払暁近くの東伊豆を淡々と南下。
集魚灯で漁をする漁船
貫一お宮の像
釣魚洞隧道
熱海城
日の出時刻丁度頃の初島
網代方面
PC1(79.9km)7-11熱海網代店
2021/06/05/04:41
パーマネントなのでPCのOPEN/CLOSEの設定は無い。ってかそもそも認定外だ。
すっかり明るくなった中のんびりリスタート
雲間から漏れる曙光と初島
少々荒ぶっていた宇佐美海岸
青空が見えて来た
伊東大川河口付近から
川奈への分岐を進むとすぐ手石島。
ここの波が交差する様はいつ眺めても飽きない。特に今回は前日の荒天の影響で波が高く、普段にまして見応えがあった。
波が交差する手石島付近
時折三角波が立つ(右画像)
別角度から
マイ・フェイバリット・スポット
丘の上からまっすぐ海に向かうような感じに見えるので好き。
伊豆高原のローソンで休憩してリスタート。
赤沢川付近
まだ6時台ということもあって交通量が少なく快適。
ライオンの横顔に見える岩
昨年11月、マヤさんと鎌倉300の試走をした折に初めてその見え方に気が付いて以来気になっていたものを今回ようやく撮影できた。
伊豆稲取は必ず撮る定点ポイント
河津町突入
オレンヂセンターはまだ開店前
河津川河口から内陸に向けて転進、緩やかな坂道をゆるゆる登っていたら左内腿に違和感が。嫌な予感を味わいつついたら数分間の後案の定痙攣が始まった。
どうやら予想以上の好天のお陰でまだ8時前だというのに水分とミネラル分を相当量喪失してしまったようである。
PC2(135.6km)7-11河津下佐ヶ野店
2021/06/05/07:59
自転車付近で補給&休憩していたら、天城峠から下って来たサイクリストが一人こちらに寄って来て「ブルべとか走られている方ですか?ボク興味あるんでちょっとお話させてもらっても良いですか。」と。
富士市在住だというその人とあれこれとりとめなく会話をしてからリスタート。
天城峠に向けて坂道を淡々と進んでいたところ、目の前に現れたのは伊豆縦貫道の建設現場。丁度橋桁を延ばす工程で、普段このタイミングで作業をしているところに遭遇したことが無いのでなかなか興奮。
これから橋桁を繋いで行く工程
河津ループ橋
「七滝高架橋」って味も素っ気もないネーミングですな
ループ橋から天城トンネルまで更に急坂を登る。
前日までの荒天の影響で染み出し水が多かった
ループ橋を過ぎてしばらく進んだ辺りからかなり体調に不具合を感じるようになり時々足を止めては水分と塩分の補給をしつつ。
北向きの登り坂で背後を日光に炙られ、緩やかな追い風基調のお陰で身体の放熱も滞ってしまい、熱疲労や熱痙攣に近い熱中症初期症状のような状態が続いた。
何度目かの脚攣りの際、ちょうど階段滝駐車場があったので東屋で小休止。
駐車場向かいの河津川
眺めは涼しいのですけれどねえ。
当初は旧道を通って旧甘城トンネルを抜けるつもりだったけれど、この時点で寄り道は諦め現道をまっすぐ進むことに。しばらく経って、その判断は間違っていなかったと判明。
旧道の坂道からかなり水が流れて来ていた
この状態で突入したらかなりヒドいことになっていただろうて。
新甘城トンネルを抜けて長いダウンヒル
道の駅甘城越えにてわさびソフトクリーム
夏を思わせる空
相変わらずのたたずまいを見せる伊豆極楽院
無補給区間に突入する前に
木陰は嬉しいけれど。。。
日差しが強すぎて路面状況が把握できないのでダウンヒルで何度かヒヤリとさせられた。
船原温泉から西伊豆スカイラインに至る長い長い坂道をえっちらおっちら。
船原峠から
西伊豆スカイラインに合流しても坂道は終わらない。
10%勾配を淡々と進む
ずっと太陽に後頭部と背中を炙られまくっての登坂でペースはちっとも上がらない。なるべく木陰になる左端を走りたかったものの前夜の暴風雨のお陰で落ち葉や落ち枝があちらこちらにあって左に寄り切れない。木陰の恩恵にあまり浴せないまま植生限界を超え、せいぜい草と灌木しか生えていない区間に突入したので木陰とはお別れと相成った。
この辺に来ると植生限界を過ぎていて木陰が無い
夏空なのか秋空なのかよくわからない空
右手に達磨山レストハウスの建物が見えて来たらようやく登りが終わる。(富士山を眺めて一気に下ろう!)
が
達磨山付近からは富士山が拝めなかった
戸田漁港
PC3(181.3km)戸田峠(フォトコントロール)
2021/06/05/12:37
この先の下りは勾配がきつい上に道が荒いので非常に怖い。
2016年に初めてBRMで走った時にはこの区間がセミウェットでなかなかおっかなびっくりのダウンヒルだった。
途中戸田と古宇(こう)に向かう分岐を古宇方面に進むと登り返しがあり、真城(さなぎ)峠という小さな峠を越えたら駿河湾に面した古宇の集落。
海沿いに出たら達磨山では拝めなかった富士山が正面に。
目の前に駿河湾越しの富士山
PC4ローソン沼津下香貫店(210.0km)
2021/06/05/14:08
BRMだったらここのクローズ時刻は13:56となるはずなので10分ちょいの延着となる。
とはいえこの後熱函道路さえクリアできれば熱海から先は下りと平地しかないのでよほどのアクシデントが無ければ時間内にゴールに辿り着くのは容易だろうと考えると気持ちが軽くなる(認定外だけどな)。
熱函道路の長い坂道をえっちらおっちら登って行くと進行方向左手に再び富士山の偉容。
熱函道路鷹ノ巣山トンネル手前から
熱海市街に向かう急坂を一気に下って熱海駅前を抜け、大磯駅付近以外は往路を逆にトレースする復路。
ゴール(303.6km)ローソン鎌倉大船二丁目店
2021/06/05/19:25
0時スタートなので所要時間は19時間25分となる。
今まで走った二回のBRMと比較すると悪天候だった2016年よりも尚しんどかったので相当身体がなまってしまっているのだなあと。
元々自走で帰宅する計画だったものの、思いの外手首のダメージがきつかったのであきらめて輪行で帰宅することに。
大船から湘南新宿ラインで横浜、そこから京急に乗り換え六郷土手まで。
自宅に到着し、玄関を開けたら目の前に飛び込んで来たのは携行し忘れたブルべカードの姿であった。手に持っていた記憶は残っているので何かの拍子に一旦その場に置いて忘れてしまったらしい。
帰宅して玄関に入ったら目の前にあったよ。。。orz
帰宅したのが21時ちょい前だったので輪行解除もそこそこにして22時まで営業の最寄り銭湯へ。
そして黒湯温泉で締めくくり
忘れ物をして認定申請が出来なくなるというポカはあったものの、2週間後の600と一か月後のSR600に向けて、現時点の自身の走力把握と勘所の取り戻しという所期の目的は概ね達成できたので結果オーライといったところ。
やっぱりブランクが空くと色々きついすなあ。
残り二週間で600を難なくクリアできるようなコンディションに仕上げて行かないと。
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