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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【灼熱の】房総素掘りトンネル巡り【グループライド】 

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それまで通行止め区間内だったので
わたし自身も初めてお目にかかった
柿木台第二トンネル

関連エントリ

月崎トンネルを筆頭に、房総の素掘りトンネルをあれこれ巡るのが半ば習慣化しているここ数年。自転車でぐるっと回るのにアクセスしやすいところをまとめてコースにしてみたりしていましたが、なんとなくTwitterのTLで盛り上がっていたところ『JR千葉駅発、袖ヶ浦駅(又はバスターミナル)ゴーㇽの素掘りトンネル巡り』をしましょうという流れに。
メンバーはわたしの他 虫さん、クロさん、ひとみさん、べいさん、モロさん、ザマさん、さとうさんというなかなか個性的な面々。この内さとうさんだけは諸事情から幽体離脱した浮遊思念のみの参加と相成ったので自転車で実走するメンバーは7人。


以前わたしとべいさん、ひとみさんの三人で同じように房総での素掘りトンネルポタを実施した際、ひとみさんヤガミさんから教わったという市原湖畔美術館敷地内にあるイタリアンなレストランPIZZERIA BOSSO(ピッツェリア・ボッソ)に、その時はタイムテーブル的に立ち寄り不可だったので改めてお邪魔してみようと計画。人数が多かったので事前に座席予約を入れたものの、週末は開店時刻の11時からだけしか予約を受け付けてはいないということだったのでその時刻で人数分予約。
千葉駅からの距離が約35kmのお店(美術館)への到着時刻から逆算して9時10分頃千葉駅前をスタートする予定として皆さんに周知し迎えた当日は関東地方の梅雨明けを受け、なかなか暑いいち日となりそうな予感。


袖ヶ浦市在住のべいさんはお店で合流、さとうさんは思念のみの参加ということで他の面々は輪行で集合。平坦な60kmほどの行程なのでわたし自身は自走で集合場所に向かうことに。

<実走行ログ>

所要三時間強程度を見込み、途中もしくは到着後の朝食も考慮して5時半頃自宅を出発。
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専修寺関東別院前5時30分過ぎ
ところが1.5 kmほど進んだところで忘れ物に気付いて引き返し、なんだかんだで20分近くロス。それでも集合時刻の9時に遅れることはないと踏んでそこそこ頑張りつつ半ばゆるゆるクランクを回す。

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朝の銀座

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永代橋

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葛西橋

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今井橋

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行徳橋

千葉駅前到着は8時半過ぎ頃。
既にひとみさんザマさんが到着済み、モロさんは近くのコーヒーショップで優雅に待機中だったのでわたしはコンビニで朝食のおにぎりと走行中の水を調達。しばらく立ち話をしていたら虫さん、クロさんも合流。

集合が千葉駅前だったのになぜかわたしの走行ログは駅から1.5kmほど離れたサイクルサカキバラさん前から、デジカメデータはそこから更に2kmほど離れたスポーツバイクショップサイクル・ビーさんの看板から始まっている。

<実走行ログ(サイクルサカキバラさんからスタート)>

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サイクル・ビーさん
本当にありがたい存在なのであった。


【サイクル・ビーさんの看板画像に先立つこと20分前くらい】

自転車を押して来た虫さんが開口一番「ついさっき左ブレーキが胡椒(敢えてこのまま)しちゃったんです!」
見れば左(後輪)ブレーキレバーが抵抗なくスカスカ動く。試しに後ろブレーキワイヤーをブレーキ側から引っ張ってみたら抵抗なくスルスル抜けた。レバー側のタイコを引っ張ればこちらもまたスルスルと。概ね半分くらいの位置でぷっつり切れて二本のワイヤーになっている。
差し込んで固定するだけだからブレーキワイヤーさえあれば簡単に復旧できるのだけれどさすがにスペアのワイヤーは誰も持ち合わせがない。さすがに100kmそこそこのポタリングでブレーキワイヤーは携行しないわなあ。

近場でワイヤーを調達できそうなショップをスマホで検索してみても開店が10時だったり11時だったり。レストランまではほぼ平坦なので虫さんには後輪ブレーキ無しでだましだまし走ってもらい、べいさんにブレーキワイヤーを調達して持参してもらい、合流してから対処しようかという思いっきり安全運転義務違反なことを考えたものの、袖ヶ浦周辺での調達が難しいとのべいさんからの返答で未遂に終わる。どうしたものかと思案していたところたまたま9時から営業していて、しかも1.5kmほどしか離れていないところに自転車屋さんがあることに気が付いたので電話を入れてみた。

とり「すみません、そちらでロードバイクのブレーキワイヤーを扱っていませんか?」
店主「クロスバイクのワイヤー?取り扱っていますよ。」
とり「いや、ロードバイクなんですけど、シマノのコンポ。」
店主「ああ、ありますよ。」
とり「今からそちらに伺います!」

という訳で皆に行先を告げてわたしと虫さんの二人で先行。幸いなことに予定コースからそう離れていないところにお店はあった。
到着して店内を覗き込み、店主に「先ほど電話した者ですが、ブレーキワイヤーが切れてしまったので交換お願いできますか?」と問うたところ「ああ、これじゃウチには無いわ。こういう(と、店頭に並んだクロスバイクを指して)クロスバイク用ならあるんだけど。」
(え~~~。さっきこっちが必要なのはロードバイク用だって念押しして訊いたやん。。。)

しばし店主と遣り取り、近所に対応可能なショップが無いか尋ねてみたところ
店主「ここから少し行ったところにサイクル・ビーってお店があって競輪やる人なんかも良く立ち寄るところだからそこなら間違いなくあると思うよ。ここをまっすぐ行ってマクドナルドの角を曲がったところ。」

スマホで調べたところ9時半開店なので丁度開店時刻頃に到着できそう。
店主に礼を言い、残りのメンバーにメッセージを入れてリスタート。この時点で走行ログの記録スタートを忘れていたことに思い至ったのでスタート。特に右左折の無い一本道だったので目当てのお店はすぐ見つかった。各種ロードバイクが展示してあり客から預かったと思しき自転車もいかにも走り込んでいそうなものが多いしこれなら間違いない。開店準備中だった店主夫妻に事情を説明してワイヤー交換を依頼。(これでひと安心!)と思ってホッとしていたところに残りのメンバーも合流。

(ブレーキワイヤー交換ならすぐだし、レストランもちょっと遅れるくらいで到着できそうかな。。。)
そんなことを考えていたところで大問題発覚。虫さんの自転車はブレーキワイヤーがトップチューブ内を貫通する仕様だったものの、フレーム内にケーシングが無いのでワイヤーを差し込んでもおいそれとは出口から出てこない。店主が何度かトライしたもののなかなか上手く行かず、どうしたものかと悩んでいたところ、店主の奥様が「ねえ、この人たち時間が無いって言っていたんだから仮にフレームの外を通してブレーキが使えるようにしてあげたら良いんじゃないの?」という訳でトップチューブにアウターケーブルを添わせてタイラップで固定する応急処置を施し無事後輪ブレーキが使えるようになったのであった。奥様ナイスアシスト!本当にありがとうございます。
いやはや(ブレーキワイヤー交換ならあっという間に♪)と軽く考えていたので万が一べいさんがワイヤーを調達できていたら合流先で詰むところだった。


仕切り直して七人(さとう先生が思念で参加中だからね!)でリスタート。
スケジュール的には4、50分ほど押してしまっている感。一応お店に連絡を入れてみたけれどやはり座席確保は15分ほどが限界らしい。いかにも人気店らしい。
当初計画していた正規ルートにわざわざ戻るよりも無駄が少ないと判断してマップを見ながら記憶と勘を頼りに先導したらちょっと(?)狭くて急な坂道のある路地に突っ込んでしまったりというアクシデントがあったものの、どうにかこうにか計画から40分弱ほど遅れて無事最初の目的地に到着。

バイクラックはお店から50mほどのところにあり、そこには既にべいさんの自転車が掛けられてあってお店の方を見るとサイズ的にも色合い的にもひときわ目立つ鮮やかなブルーのAJ千葉ジレを着たべいさんの姿が。
無事合流を果たして順番待ち。べいさんが気を利かせてウェイティングリストに記帳しておいてくれたので次の次に案内される順番らしい。
べい「一応さ、お席に座ってお待ちになりますか?って聞かれたんだけどさすがに七人用のテーブルにひとりだけで座っているのは耐えられそうにないので断ったよw」
とり「そこで七人分の料理頼んで待っていてくれていたら伝説だったのにwww」

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お店の様子

順番待ちの間庭園内をうろうろ。
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これはブルべ等で通りかかる時よく見かけるオブジェ

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『クマさん』こと篠原勝之氏の作品

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これは動いているところを見たい
(永遠にメンテ中の気がしなくもない。)

そんなこんなで順番が回って来たので店内へ。
〔ひとみさん、モロさん、べいさん、ザマさん〕虫さん、クロさん、わたしでちょっと離れた2卓に。
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サービスのオリジナルピクルス

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自家製ジンジャエール

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季節の地元野菜のピザと鰯のピザ
軽くていくらでも食べられそうな感じ。

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ドルチェピザ
甘すぎず美味しい。
ドルチェを含め三種のピザを三人でシェアしたけれどもう一枚あっても大丈夫だったかも。

すっかり落ち着いたところでいよいよ本番『素掘りトンネル探訪ポタ』スタート。
の、前にまずはコースアウトしてコンビニに立ち寄って給水を、という流れになって高滝湖を渡り対岸へ。
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高滝湖を渡る
べいさんがひとり迷子になるというアクシデントがありつつも無事合流し、補給を済ませていよいよツアー再開。

小湊鐵道線里見駅付近を走行中、ちょうど五井方面から駅構内に汽車が入線して来たのが目に入ったので折角だからちょっと先の踏切で通過待ちをしようと提案、踏切で待機してみたけれど一向に汽笛が聞こえず汽車が来ない。しかも踏切付近は線路内に雑草が生えているしレールにも錆が浮いている。(???)その瞬間、『代行輸送区間運行中』という表示が駅方面から走って来た小湊鐵道バスのフロントに表示されているのが目に付いた。(ここは運休区間か。。。)ということで待ちぼうけを食わせた皆に詫びてリスタート。
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里見釋付近の踏切の状態
一見すると廃線みたいだ。

小湊鐵道運休情報2021
小湊鐵道運休情報

そんなこんなでリスタートの後、まずは『世界一広い(女子)トイレ』のある飯給(いたぶ)駅へ。

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この駅も運休区間内

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そして『世界一広いトイレ』

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女子トイレ盗撮中の不審者
(撮影:虫さん)
ヘタに流出すると社会的に抹殺されかねない代物であるw
女子は中に入って撮影会をしてみたり、ひとしきり楽しんでからリスタート。いよいよトンネルへ。

本日ひとつ目。観音掘り(将棋の駒のような形状)のトンネルが現れた。
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柿木台第一トンネル

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南側坑口付近は竹林

更に南下。前回来た時は災害復旧工事で通行止め区間だったけれど解消されていたので迂回せずに進めた。
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柿木台第二トンネル
第一トンネルと比較するとかなり大きい。

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第二トンネル南側にあった切り通し

そのまままっすぐ進めばお馴染みの県道172に出る手前にこれまた馴染みの観音掘りのトンネル。
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永昌寺トンネル(先行は虫さん)

月崎駅前をスルーしていちはらクォードの森方面へ。やはり『房総の素掘りトンネル』と言えばハイライトは月崎の三つのトンネルになる。
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林道月崎1号線と三つのトンネル

来た道を引き返し、次なる目的地である向山・共榮トンネルへ。
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アップダウンの続く房総の道
気温がかなり上がって来たのでペースコントロールに気を使いつつ。

「ひとみさんに『随分坂道少ないコースになってるわねえ。』って言われましたけれどこのアップダウンが。。。」
とり「前回はもうちょっと坂道多かったしね。房総の道はずっとこんな感じでアップダウンの繰り返しだし。」
「とにかく暑さと斜度!!!」
とり(どちらもオレにはどうしようもない。。。)

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二連の太鼓橋、観音橋を通過

こちらも『房総素掘りトンネルツアー』には欠かせない二階建てトンネル。
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向山・共榮トンネル

向山・共榮トンネルを抜けそのまま奥養老ビレッジ方面へ。
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養老川を渡る

しばらく進んだところで一旦停止し、皆さんに提案をば。
とり「ルートから外れるんですけどエモいトンネルがあるんでこっち寄りませんか?500mくらいの登りだけど。」
ひとみ「500って標高差!?」
とり「まさか!距離です、沿面距離!!」
ひとみ「ヤガミさんだったら500m登るって言うとホントに500mUPしちゃうしねえw」
べい「で、斜度は?」
とり「ん~~~。10%前後くらい?」
べい「ほらね、なんか隠しているような表情だと思ったんだよ。危うく騙されるところだった。」
とり「いや、でもすぐそこだし行くでしょ?」
ということでなんだかんだ寄り道決定。

えっちらおっちら進んだ先に一つ目のトンネル。
べい「あ~~~。確かに雰囲気あるねえ。」
とり「でもここじゃないんです、この先右折したところが真打なんですよ!」
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ひとつ目のトンネルと通過して行くひとみさん

しばらくして虫さんたちも追い付いて来た。
とり「そんなに道荒れていなくて走りやすいでしょ?」
「そんなことより斜度!斜度が!!」

とり「(先行していたメンバーに)そこ右に曲がって下さい!抜けてから振り返ると良い感じなんですよ!!」
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幅の狭い、背の高いトンネルと突入する虫さん&抜けた先の坑口周り
地層が褶曲したような感じが個人的に気に入っていたり。

モロ「この先行けるんですか?戻るの?」
とり「まあ、そのまま進めば元々走っていた道にぶつかりますよ。」
ということでそのまま進む。実はこの区間、GoogleMapsでは表示されず、国土地理院の地形図を見ないと判別できないところなのであった。
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という訳で突如現れるグラベル区間

「え、これマジですか?ヤバいかも!!」
とり「大丈夫、大丈夫!ほら、(先行している)モロさんすいすい行ってる♪」
「モロさんとわたしじゃ体幹の強さが違いすぎますよ!!」
なんだかんだ言って無事クリアしてしまうところはさすが。

そして当初のルートに無事復帰し、今回の素掘りトンネルポタ打ち止めとなる三つのトンネルを通過するルートへ。
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北側が蕪来3号、南側が同4号隧道

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牛尻下隧道
今回の『素掘りトンネル』はここで打ち止め。

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養老川支流の夕木川

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少々荒れている林道

新筒森トンネル南側坑口付近でR465に合流し、多少アップダウンがあるものの下り基調の道を亀山湖まで。亀山湖を過ぎて久留里街道をひたすら北上。この区間は基本的に下りか平坦しかないので走りやすいけれど、新筒森トンネルから久留里駅前に至るまでコンビニが一軒もないので補給に苦労する区間でもある。

久留里駅前のコンビニで小休止の後、袖ヶ浦を指してリスタート。
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ちょっと気になったうどん屋さん

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袖ヶ浦市内を東西に横切るフラワーライン
ひたすら平坦でまっすぐだけれどあちらこちらで電柱が傾いているのが非常に気になる道。
R16に到達した段階でJRで輪行する組とバスで輪行する組の二手に分かれた。
わたしは自走する気でいたものの、前日一回目のワクチン接種だったこともあって左腕が少々痛むので無理せずバス輪行で帰宅することに。結局袖ヶ浦バスターミナル利用はわたしの他新宿バスタまで行くという虫さん、クロさんの二人で計三名。

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袖ヶ浦バスターミナル

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輪行準備中(撮影:虫さん)

新宿行きが先に出発なので二人を見送り、まったりと富士山を眺めつつ川崎行きバスを待ち、定刻通りに到着したバスに乗車。
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左:バスターミナルから・右:アクアラインから

アクアラインも思ったほどには渋滞しておらず、自宅帰着は20時半過ぎ。
他のメンバーも特に問題なく移動できているようなので安心してシャワーを浴びてビールを飲んで、暑くて楽しいいち日を締めくくったのでありました。

つたない先導で恐縮でしたが参加の皆様お疲れ様でした。また機会がありましたらご一緒しましょう。さとうせんせいも次の機会には実体でご参加いただきたいものです。


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タグ: ロードバイク  観光  ポタリング  房総  素掘りトンネル 
2023May24Wed

【ゲリラ豪雨と】SR600Fuji-06(了)【ホルモン焼き】 

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河口湖畔、大石公園
四季を通じて色々な草花が楽しめるけれど
今の時期はラベンダーが満開。

SR600Fuji-05 より続く

<実走行ログ:21/07/12>


DyDoコーラを飲み干してリスタート。
旧上九一色村中心部を抜け、相変わらず芦川沿いを淡々と。

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古関・梯集落のマンホール
旧古関村は現在甲府市域身延町域に分割されている模様。また、この辺りの地名にはこんな由来がある⇒『(甲府市)開府500年コラム 地名の由来10~「梯・古関」~』

一旦精進ブルーラインに合流し、しばらく進んだところで芦川沿いに若彦トンネル方面へと向かう道と分岐。
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左:鶯宿集落経由若彦トンネル・右:精進ブルーライン

日差しは強めではあるけれど木陰が多いので気分は楽。
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木陰は涼しい

川沿いを淡々と進み鳥坂みちとの合流地点にある農産物直売所『おごっそう家』で小休止。
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冷温二種の麦茶がいただける

今まで土日にしか通りかかったことが無いので頼めたことが無かった『平日限定セット』の小うどんと小カレーのセット(¥450)で軽く補給。
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素朴な味わいのカレーとうどん

食べ終えた器を返却し、リスタートしようとした時に売店のおばちゃんが
「暑いから気を付けてね~!なんなら表の冷えたお茶水筒に入れて行って良いよ。」と声を掛けてくださった。ボトルはついさっきの水場で補充したばかりだったので満杯だったけれどありがてえ。

若彦トンネルまではもうちょっと登る。2km弱で100mUP程度。
えっちらおっちら登って行ったら前方の路面でパタパタと翅をはためかせている蝶の姿。
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路上にいたカラスアゲハ

ようやく『ラスボス』若彦トンネルに到着
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坑内は下り基調なのでここがピーク

トンネルを抜けたら状態の良い路面で適度な勾配のある気分良く走れるダウンヒルで一気に河口湖北岸へ。折角なのでコース脇にある大石公園に立ち寄り。
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丁度ラベンダー満開のタイミング

平日の昼下がりなので観光客の姿もやや少なめの園内でラベンダーの香りを堪能。
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富士山は生憎雲に隠れ気味
タイムスリップしてしまいそうなくらい濃厚なラベンダーの香りをしっかり吸い込んでリスタート。

御坂みちから赤富士通りを経て突き当りの鐘山北交差点を右折。坂を登った先でR138にぶつかる手前で個人的な定番スポットである鐘山の滝に立ち寄り。
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個人的定番ポイント鐘山の滝

R138を淡々と東へ、山中湖方面へと向かう。
河口湖畔大石公園で眺めた富士山は多少雲がかかっていたとはいえその山容は充分に窺い知ることができる状況だったので山中湖でもしっかりその威容が拝めるだろうと思っていたものの、半ばくらいはイヤな予感がしたので正規PCとなっているポイントの手前で『富士山が見えない時の為の撮影モチーフ(山中諏訪明神看板)』であらかじめ撮影しておいてからのPC着。

PC12(540.9km)長池親水公園〔標高:987m〕
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2021/07/12/12:03
案の定富士山見えないよ。。。orz

気を取り直してリスタート。
あとはゴールに無事辿り着けばよいし、ランドヌール認定でのゴールには残り65km弱で約6時間あるのでまず余裕。

道志みちのローソン向かいにある農産物直売所に立ち寄り。
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焼きもろこし
食べ終えて向かいのローソンで水分補充を済ませてリスタート。

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山伏トンネル

トンネルを抜けたら途端に雨粒がパラパラ落ち始め、さほど時間が経たないうちに雨脚が強くなり始めた。元々の予定で道の駅どうしに立ち寄って昼食の予定だったので急いで坂道を下り、到着した頃にはすっかり本降りになっていてひっきりなしに雷鳴がとどろく始末。
取り敢えずレストランに入って食券を購入、表の様子を眺めつつの昼食。
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クレソンの乗った山菜そばと道志ポークを使ったちまき

しばらく様子を見ていたけれど雨脚が弱まる気配は無く、レーダー画面を確認してみても画面更新の度に新たな雨雲が湧いて出て向こう一時間や二時間は小降りになりそうにない上にそのころリスタートしたのでは雨雲を追いかけて走るようなタイミングになってしまう。そんな訳で肚を括って雨中ライドを決行することに。

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激しく土砂降り

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オリンピックコースらしく万国旗が

因みにけーこ隊長にご提供いただいたその時点での空模様の図。
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あちこち雷だらけ(;^_^A

スタートに先立ちブレーキパッドとブレーキワイヤーを交換し、スタート直前にチェーンにウェットルブを塗布した過去の自分を本当に褒めてやりたかった。土砂降りの雨の中でもそこそこ安定した走りで道志みちを走ることができて、青根付近に差し掛かった頃には雨脚が弱まり青空も見えて来た。
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青根付近

「いつもの」青山交差点からゴールの高尾駅に辿り着くまでは雨に降られることも無く、平日午後なのでトラック等大型車両もそこそこあって若干混雑した道を慎重に進む。
そうしてどうにかこうにか無事ゴールに到着。
ール(603.0km)JR高尾駅北口〔標高165m〕
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2021/07/12/15:40
(ランドヌールClose:2021/07/12/18:00)

元々はスタート前同様ゴール後も自走で移動する気満々だったものの、天気予報のレーダー画像をチェックしてみたところ、三時間ほどを要する行程の内1/3ほど走った時点で雨に降られてしまうという未来を知ったw。既に結構な勢いで全身濡れそぼっているものの、これ以上更に雨の中を走る気力が湧かなかったので輪行で帰路に就くことに。
Google先生に経路確認をお願いすると、高尾から中央線特快で新宿まで、そこから山手線で品川で京急乗り換えが所要時間の最も少ない移動との情報。とはいえ時刻を勘案すると勤め人の帰宅時間帯に丁度クリーンヒットするタイミングで新宿駅構内を輪行袋を抱えてうろうろする状況はあまり嬉しいものではないので少々時間がかかっても立川から南武線で川崎に向かうことにした。

川崎でJRから京急への乗り換えをする途中、ちょっと(?)遠回りしてホルモン焼き店へ。やはりブルべ後は肉類が欲しい。何度も通っている馴染みのお店にお邪魔して『ひとり打ち上げ』開始
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行政からの要請があるので60分一本勝負

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〆は15辛

すっかり堪能してやや足元が怪しくなりつつも無事帰宅し、シャワーを浴びてから軽く呑み直しをしていたら案の定寝落ちしてこの日は終了。

さて、社畜であるところのワタクシにとってブルべというのは『おうちに無事帰るまで』では無く、無事帰宅するのは当然として『翌日普通に出勤して業務を開始すること』で初めてブルべ終了となる。という訳で。
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翌7月13日(火)は定時出勤
片道約10kmのアクティブレストなライド。
この日無事出勤し、8年振り二度目のSR600Fujiを終了したのでありました。


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タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ  A埼玉  SR600  Fuji  若彦トンネル  大石公園  山中湖  道志みち 
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2023May24Wed

【蘇る】SR600Fuji-05【嵐の記憶】 

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野辺山高原で迎えた
三日目(最終日)の日の出

SR600Fuji-04 より続く

<実走行ログ:21/07/12>

予定では2時頃起きて2時半~3時頃リスタートするつもりだったものの、布団が良かったせいか気分よく寝て起きてもまだ日が改まるかどうかといった頃合い。温泉に浸かることも考えたけれど今回の宿は24時-翌6時まで浴場使用不可時間帯となっているためそういう訳にも行かない。すっきり目が覚めてしまっていて二度寝するのも勿体ないので折角だからリスタート準備を始め、0時30分頃リスタート。今後の教訓として『仮眠宿選択の際、大浴場の入浴可能時間をしっかり押さえておくこと』というものを得た。

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リスタート@21/07/12/00:30過ぎ頃

なかなかわかりづらい蓼科別荘地内の道を抜け、ビーナスラインからメルヘン街道へ。しばらくはきつめの勾配の坂が続くが奥蓼科を過ぎた辺りから勾配は多少緩くなる。代わりに周囲には民家(というか別荘)がまったく無くなり木々の梢を揺らす風の音が聞こえるだけになる。


こんなコメントをけーこ隊長からいただいていたし、何より8年前に結構遭遇したような記憶があるので周囲の様子に気を配りつつ。とはいえ本当に危険なのは登りでは無く下りなのだけれど。
ところがピークに至るまでは鹿の姿どころか闇に光る双眸も見かけることなく、更には鳴き声すら耳にすることなく。

PC9(400.2km)メルヘン街道最高地点〔標高:2,127m〕
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2021/07/12/02:25
草木も眠る丑三つ時には鹿もなりを潜めるのだろうか。
ここから先がまた長いダウンヒル。

今回夜間走行をほとんど想定していなかったのでへッ電装着なしのヘルメットでの走行のため暗闇のワインディングなダウンヒルはコーナーの先が見通せない。極めて走りづらいので慎重に減速してコーナーイン、アウトを繰り返す。(このくらいのペースなら道端からいきなり鹿が飛び出して来ても対応可能だろう。)と、そんなことを考えている時には一度も現れないもので。
結局民家が増えてきて勾配が緩くなったところで道から林に駆け込もうとしたカモシカらしき獣のシルエットを一度見かけたきりだった。

ピークで10℃そこそこだった麦草峠からの下りは当然ながら相当な冷え込みをもたらしてくれていて、へッ電無しでペースが上がらなかったのが不幸中の幸いであったけれど松原湖畔の集落まで降りて来たころにはすっかり指先がかじかんでいた。
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温かい缶飲料は本当にありがたい

麦草峠から降りて来たこの辺りは『野辺山ウルトラマラソン』のコースとも重複しているので馴染み深い。とはいえこの先はそのウルトラマラソンでさえ迂回する細く曲がりくねった道を通って進むことになる。夜間通過だとキューシートのみで走る参加者はミスコース必至ではないかとも思ったり。

そんな細い道を抜けて国道に合流してしばらく進んだところにコンビニがあったので立ち寄り。まだ少々寒かったので温かくて辛い物を。
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中本をいただく
取り敢えず身体の中から暖まった(という設定)のでリスタート。
まあ正直「辛いモノ」って食べた直後くらいしか実感できる効果が無いように思っている。

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野辺山への登り口で16℃
(まあ、日の出前だしこれ以上下がってもせいぜい1~2℃程度だろう。)そんなことを軽く考えつつ(こういう『軽い考え』が後でしっぺ返し食らわすんだよなあ。。。)ともしみじみ思い返してみたり。とはいえ今回は痛い目に遭わずに済んだのであった。

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夜明け前の野辺山高原
頭上は雲が無いのに八ヶ岳だけ雲かかっているし。

PC手前、コーヒーを飲みたくて立ち寄ったローソンを出る頃に丁度日の出時刻。
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左:ローソン駐車場 / 右:野辺山駅裏手
この野辺山駅裏手の道だけれど松原湖付近同様(え?ここ通るの?)という道なので色々困る。

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牧草ロールの牛は今年もあちこちにいた

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畑越しの八ヶ岳は頂きを雲に隠したまま

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朝早くから収穫作業をしていた農家の皆さん
この、後方に荷室のあるトラクラ―の動きがめちゃくちゃ格好良くて惹かれた。

【野辺山ウルトラマラソン】だとスタート直後に通る区間なのでそこそこ馴染みのある時間帯にPCに到着。
PC10(436.6km)JR鉄道最高地点〔標高:1,375m〕
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2021/07/12/05:07
ブルべ中にここを通過したことはこの【SR600Fuji】はもとよりBRMでも複数回あるけれど、明るい時間帯に通過するのはもしかしたら初めてなのかも知れないと感動しつつ。
※推敲していて冷静に思い返すと何度も昼間通っている。すぐ脇のお店でソフトクリームを食べた記憶が複数回あったw

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折角なので鉄道神社にお参り

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御神体はレールと軸輪

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レールを枕木に固定する犬釘

充分堪能してリスタート。
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八ヶ岳はやっぱり雲の向こう

菅平に負けず劣らず『脳が痺れるような』ダウンヒル、
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早朝なので交通量は少な目で気分よく

塩川沿いを須玉から韮崎まで。韮崎中心部から少し町はずれに向かい、進路を変えて釜無川沿いに。この辺は累積標高を稼ぐための苦肉の策なのだろうなあという思いもあったり。
しばらくは釜無川沿いの道を進み、いよいよ山の方へ。
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行く手の山方面は明るい色の雲

PC 11(486.4km)JR芦川駅〔標高:265m〕
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2021/07/12/07:27
(利用客意外と多いな。。。)と、思ったけれどよくよく考えれば平日月曜日の朝である。通勤・通学の利用客がいるのは当たり前。

芦川駅を過ぎればあとはラスボス若彦トンネルまで淡々と登るだけ。若彦トンネル北坑口の標高は1,009m。芦川駅から25kmで750m弱登ることになるので平均勾配は約3%
ところで、SR600FujiのCue Sheetには各Cueの標高も記されているけれど、この若彦トンネルのように単に道なりで通過してしまうポイントに関しては記載がない。
95.芦川駅(265m)
 〔若彦トンネル(1,009m)〕
96.TS(498m)
という感じで若彦トンネルに関しては記述が無い。親切そうな表記で意外と(?)落とし穴のあるCue Sheetなのであった。

道はひたすら芦川沿いを淡々と進む。
ここは四年前、SRのかかったシーズン最後の【安曇野600】で走った印象が非常に強い。台風の影響で荒れまくっている流れ、あちこちに水溜りが出来た路面、川になった坂道を散々堪能した道である。
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今日は穏やか
瀬音が耳に優しい。

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少々暑かったけれど気分よく

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この流れ落ちも4年前は豪快だった

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農業用水用の堰の水音も耳に心地よい

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実に穏やかである

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瀬に脚を浸してきゅうりをかじりながらビールを呷りたい
台風の時以外毎回、通りかかる度に似たようなことをツィートしている。

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水場に立ち寄り水の補充の後頭から水をかぶってさっぱり

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徐々に流れが急になって来る

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露わになった岩肌

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透き通ったキレイな水

臨時休業中だった『たちばなやドライブイン』店先の自販機でコーラを買って小休止。
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なかなかお目にかかれないDyDoのコーラ
とはいえ『プライスダウン』な自販機で割と見かける。

SR600Fuji-06 へ


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2023May24Wed

【嫌な予感は】SR600Fuji-04【当たるもの】 

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雨上がりのしらかば平
打ち水効果で冷えた空気と
景色が相まって気分よく走れた区間

SR600Fuji-03 より続く

<実走行ログ:21/07/11>

菅平高原ピーク手前の水場でボトルに水を補充するつもりでいたのに水場をスルーしてしまったのでコンビニに立ち寄り補充&小休止。渋峠でかなり押してしまったスケジュールもそこそこ戻せてきている感。

気温が上がり始めて来たけれどここからはしばらくダウンヒルなので気持ちは楽。
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リスタート直後の菅平高原

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菅平湖と菅平ダム

菅平湖以南は脳みそが痺れるようなステキなダウンヒルなので非常に気に入っている。そのダウンヒルを心行くまで堪能。道が上田市中心部に近づくにつれ民家が増え道の勾配が緩やかになるものの変わらず下り基調で、道はまっすぐなのでなおも気分よく進める。
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本当に気持ち良い

市の中心部をかすめ、やや交通量が多い通りを慎重に進めばすぐにPC。
PC6(295.2km)信濃国分寺〔標高:468m〕
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2021/07/11/11:00

気温が上がり、交通量も増えて来たので今後の検討も兼ねて信濃国分寺駅で小休止。
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こめかみでホールドするアイウェア
今回投入した新アイテムで、なかなか調子が良いけれどレンズ交換式でも調光でもないので夜間走行には不向きなのが残念。これの調光レンズ版出ないかな。。。

いよいよ個人的にはこのコースの中で最も不得手としている区間である『美ヶ原高原へ向かう登り』に向かうことになる。R152を南下し、途中うっかり曲がろ損ねてミスコースをしたりしながら平坦、やや登り基調な道を淡々と。
武石口交差点を曲がって県道に入ればいよいよ標識にも『美ヶ原高原』の文字が現れるようになる。
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武石口交差点右折直後
26km休みなく登りっぱなしというのがわかっている(=鮮明に記憶に刻み込まれている)ので既にツラい。

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とにかく見通しが良くて困る
勾配自体はそれほどでもないのだけれど、とにかく一本調子でひたすら続く登りは脚よりも心に来る。

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左右の田園風景を眺めて気を紛らわせる

しばらく進んだところで右手にラーメン屋さんを発見。
武石口を曲がる手前までに食堂の類に入り損ねてしまったので武石観光センターか、場合によったら美ヶ原の道の駅まで食べ物にありつけないと思っていたのでこれ幸いと立ち寄り。

店内に入ってメニューを見るとどうやらラーメン専門店のようで、ご飯ものはおろか餃子の類のサイドメニューも無いというなかなか潔い割り切り方をしたお店だった。
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店主おススメのチャーシューメンをいただく
『手打』が売りのようで歯ごたえのある中太面でスープはあっさりしていてくどくない。美味しゅうございました。

お腹を満たしてリスタート。なおも続く単調な登り坂を淡々と。
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旧・武石村(現・上田市)のマンホール

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うんざりするくらい続く直登
この辺りから前方の山々にかかる雲の色がやや濃くなり、それまで後方から吹いていた熱い風が前方の山の方から吹き下ろしてくるひんやりとしたものに代わり、ところどころで空気のかたまりに温度差を感じるようになって来た。

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武石観光センターに到着

こんなことを呟いた直後、大粒の雨がパラパラ落ち始めたので慌ててリスタート。雷鳴も聞こえたけれどそれほど近くなさそうなのでまず問題なかろう。そう考えた時期がオレにもありました。

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乾いた路面にパラパラと落ちる雨粒

走行中、ちょっと近くに雷鳴が聞こえたものの感覚的に右後方からのように感じたので上手く行けば雨域から逃げられるのではないかと一瞬思ったもののそんなに美味しい話がある訳もなく。
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一瞬のうちに叩き付けるような本降り
九十九折れの坂道をえっちらおっちら登って行く間叩き付ける雨。時折対向車線を車が下って来るので前照灯を点灯して安全確保しながらの走行。そんなこんなで進んでいると3、40分もしたところで雨脚はまだそれなりに強いものの日が差して来た。

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いきなりお天気雨状態
いかにも山の天気らしく、ほどなくしてすっかり雨は止み、一時的に日差しの中を進むことになったけれどすぐに周囲に霧が立ち込めて来た。

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今度はガスの中を進む

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なかなか幻想的ではある

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対向車の視認がし辛いので厄介

しばらく進んだところで急に霧が晴れ、周囲の植生が松中心から白樺へと変移。
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しらかば平

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森の中にポツンと廃屋

廃屋の先にもう一軒、こちらはまだ供用されていそうな小屋があった。『○○工業』という看板も出ているのでどこかのメーカーの保養施設らしい。(こんな寂しいところに一軒だけポツンと保養所ってすげえな。。。)そんなことを考えつつなんとなく眺めていたら建物入り口に掲げられた企業ロゴを見て『ミヤタサイクル』のそれだと気が付いた。
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なかなかにすごい立地である

宮田工業の山の家を過ぎると坂道の勾配が少々きつくなり、登り切ったところが美ヶ原高原美術館入り口。
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武石越しに上田、東御方面

PC7(332.2km)道の駅美ヶ原高原美術館〔標高:1,940m〕
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2021/07/11/15:20

実はこの時軽く勘違いをしていて、この日押さえてあった蓼科の宿が次のPC【女の神展望台】の手前だと思い込んでいて、宿到着が18時頃だろうと踏んでかなり余裕を感じていたのであった。押さえた宿では夕食の提供時刻が18時半までとなっていて、蓼科周辺では夜食事可能なスポットがなかなかない為夕食付きのプランにしたので何としてでもそれまでには宿に着きたかったし何ならひと風呂浴びてから夕食にしたかったし。

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(この時点では)心に余裕を持ってリスタート
美ヶ原高原から霧ヶ峰高原、白樺湖を通るビーナスラインは8年前の走行時には夜半~未明にかけての通過だったので折角の景色を味わうことが全くできず、今回は充分に堪能できそうな空模様となって心躍るリスタートとなった。

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それまでとは打って変わって気持ち良い青空

道は一旦グッと下るダウンヒル。その後は登り返し、下り、登り返し、、、を繰り返してピークは美ヶ原高原美術館前とさほど変わらない標高で推移する。
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倒木、苔、水、心に刺さる点景

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ビーナスラインの目に優しい景色

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以前も気になった立ち枯れの松
昨年ひとみさん、ヤガミさんと三人で走った時も気になった松の立ち枯れ。ここだけまとまって立ち枯れているけれど何が原因なのだろう?

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諏訪湖方面

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アップダウンが続くので周囲の植生も入れ替わる

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黄色いのはニッコウキスゲ

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霧ヶ峰高原を進む

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霧ヶ峰富士見台
生憎富士山は拝めず。

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車山高原

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蓼科山と白樺湖

白樺湖畔まで下りてローソンで水分補充と翌朝軽く胃に入れるものを調達、、、と思ったものの夕方17時前後では水もおにぎり類もほぼ売り切れ。24時間営業店舗ではないので商品補充は翌朝だろう。この店舗でしっかりとした補充を計画するなら色々考えた方が良さそう。

ここで先ほどのPCでの勘違いが発覚する。
どう考えても蓼科が白樺湖から4、5kmのところにある訳が無い。時刻と距離を勘案すると18時に到着どころか18時半到着も怪しいので仕方なく宿に連絡し、15分ほど遅れる旨を伝達し、慌ててリスタート。

(まあ、それでも大した登りじゃないしサクッと到着できるやろ。。。)
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スズラン峠の存在を忘れていた
とはいえこの峠のダウンヒルのお陰でそこそこ時間を稼げた。

ダウンヒルを必死に飛ばしていたので危うく通り過ぎそうになりつつも無事通り過ぎることなくPC到着。
PC8(378.1km)女の神展望台〔標高:1,682m〕
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2021/07/11/18:15

(ここから宿までは目と鼻の先だから大幅に遅刻することなく到着できそう。)
そんなことを思いつつリスタートし、宿に到着したのは丁度18時30分。
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宿到着

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ツインルームのシングル利用という贅沢

チェックイン後、荷物を部屋に置いてそのまま食堂へ。
連絡した通り丁度15分遅れで夕食開始となった。
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デザートまで付いた夕食を堪能

順番が前後してしまったものの食後は即移動してウェア類を洗濯機に放り込んで温泉へ。食後すぐと寝る前との二回入浴したけれど二回とも貸し切り浴場状態を満喫できた。
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貸し切り状態二日目

ウェア類は軽く乾燥機にかけたのですぐにでも着られる状態になっていたもののシューズは濡れたままだったので部屋備え付けの扇風機の風に当てて多少でも乾くように。
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サイクルシューズはつま先側を下にすべきだった(教訓)

そんなこんなで21時前には布団に潜り込んで就寝。
いよいよ明日は最終日。


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2023May24Wed

【右尻長野】SR600Fuji-03【左尻グンマ―】 

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今までやってみたいと思いつつ
やはり人目をはばかりできなかったが
渋峠が24時間通行可能になったため
念願(?)叶ったのであった。


ゆっくり寝て起きて1時過ぎ。まだ少々時間があるのでしばし悩んで二度寝。この時朝風呂も考えたのだけれど宿の湯は硫黄泉なので入ってから渋峠登坂だと自らの臭いに悶絶させられる可能性がある。かつてSR600Nihon Alpsを走った際、ミストな雨に見舞われ身体が冷え切ってしまった乗鞍からのダウンヒル後に乗鞍温泉で身体を暖めてからリスタートした時、我が身から立ち上る硫黄系の臭いに辟易とさせられたことを思い出す。

そんなこんなで二度寝の後2時半に目覚め、準備を整え3時に宿の玄関先へ。
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草津温泉リスタート@21/07/11/03:00頃

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渋峠登坂開始直後はまだ薄暗い中

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徐々に東の空が赤みを帯びる

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すっかり明るくなった

【日の出前後】
地平線には雲があった為日の出時刻をやや過ぎてからの朝日となった。
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白根山ピーク付近を通過

白根山ピークを越えると一旦ダウンヒル、登り返してしばらく進み、またダウンヒルと登り返しの後『国道最高地点』となる。
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何度見てもこの下り&登り返しのセットに軽く絶望する

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分水嶺を越える

PC3(207.8)日本国道最高地点〔標高:2,172m〕
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2021/07/11/05:40

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最高地点から下界を眺める

最高地点から群馬-長野県境へ移動。
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前輪:長野 / 後輪:グンマ―

そして

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右尻:長野 / 左尻:グンマ―

記念撮影を終えリスタート。横手山方面は少々ガスっているようだ。
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表示された気温は12℃

しばし逡巡の後、防寒の為のレインウェアは引っ張り出さずに半袖のままで下ることにした。一気に標高が下がるのだしこらえきれなくなったらその時で良い。同様に雨用フルフィンガーグローブも取り出さないまま。とはいえこれは少々失敗したと後から思ったのであった。
走り出してすぐ、懸念していたガスは散ってくれたので見通しが良く、非常に気分の問ダウンヒルになった。

下っている時にはなるべく速度を殺したくないので、残念に思いながらついつい志賀高原に点在する池や沼は素通りしてしまう。とはいえ登り返し等で減速した時に何枚か。
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目に優しい景色

コンクリート舗装の為、骨材が露出していてゴツゴツとして走りづらく、手首へのダメージが大きく長いダウンヒルの後あっという間にPC到着。
初日は約200kmで二つしかなかったのに二日目はまだ40km弱しか走っていないのに二つである。

PC4(234.6km)道の駅北信州やまのうち〔標高:569m〕
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2021/07/11/06:40

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Hotのある自販機
ここまで下りると気温は20℃近くなっているけれど、12℃だった渋峠からスタートしたダウンヒルですっかり手指がかじかんでしまったので温かい缶コーヒーはありがたい。

しばらくは下り基調と平坦路が続くのでのんびりリスタート。
途中、なんとなく目に付いた駅で鉄分補給。
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長野電鉄桜沢駅
リスタートして五分もしない内に電車が通過したので時刻表を確認しておけば良かった。

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ぶどう畑の中を進む

ぶどう畑の中に一軒、営業中のパン屋さんがあったので朝食を調達。
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まだ焼いている最中なのでやや少ない

パン屋さんのはす向かいにコンビニがあったので、パンを二つ購入してそちらに移動。
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キャベツ安っ!

お腹を満たし、水の補充も済ませたのでリスタート。
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暑くなりそうな空

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北信濃くだもの街道
走りやすくて気持ちの良い道。

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あちこちに趣深い神社が

小布施の街中を抜けいよいよ菅平高原へのアプローチ開始。
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まだ日が高くないので木陰が多くて助かる登坂

長い坂道を淡々と登る。
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目の前にこういう道があると萎える
とはいえこの区間は休みどころがそこそこあるから一本調子ではなく、案外嫌いではない。

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菅平入り口の碑

菅平のピーク手前1kmほどのところに大きな水場があって、過去何度も水分補給と水浴びを堪能したのでそれを楽しみにえっちらおっちら登り、記憶にあるのと近い場所に水場があったもののあまりにも記憶にあったものよりも貧弱なのでスルーしてしまったら、その水場こそが目当てのそれだったらしく、すぐにピークに到着してしまった。
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こんなに小さかったか?
と思って過去の記録を紐解いてみた。
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右:SR600Fuji(2013)
どちらも2013年の画像でどちらも夜間撮影なのでイマイチわかりづらい。と、思ったけれどSR600Fuji(2013)の記述を見ると『ピークから4kmほど手前にある』とある。あ?れ??


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「もうすぐピーク!」という時に現れると萎える

そんなこんなで菅平高原到着。

PC5(269.5km)菅平高原(須坂・上田市境)〔標高:1,321m〕
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2021/07/11/10:00



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2023May24Wed

【峠の道は】SR600Fuji-02【水はけ悪い】 


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一泊目の宿の部屋
文学作品の一編や二編
書き上げられそうな部屋であった。

SR600Fuji-01 より続く

<実走行ログ:2021/07/10>

碓氷峠からの短いダウンヒルを堪能し、お馴染みファミリーマートヤオトク軽井沢店で小休止の後リスタート。中軽井沢からの距離10kmで450mUPの坂道。
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行く手の雲が少々心配

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個人的非常に懐かしい「かしわ荘」
遥か昔、某物件を担当していた直属上司を含むチーム一行が長期連泊していた宿で、見学と陣中見舞いを兼ねてお邪魔した際『ビール茶漬け』なる面妖なものを半ば強引に食べさせられた記憶がある。要するに罰ゲームとして白飯にビールをかけたものをすすらせるというものだけれど、当時はまだまだ体育会系なノリが色濃い職場なのであった。

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一瞬この場の標高が2,568mなのかと思ってビビる

(ロマンチック街道とか名付けたやつはお花畑な恋愛脳かよ!?ケッ、タヒねば良いのに!!)と、この坂道を登る際には毎回心で呪詛の念を吐き散らす。いや、そもそもこの沿道風景ってドイツのそれに似ているのか?まあ、ドイツの道を自転車で走った事ないんだけれど。(参考:ロマンチック街道とは

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それでもまあ、やがてはピークが来る

北軽井沢という軽井沢の隣町のような名前をしているくせに(いや、まあ、実際隣なんだけど)グンマ―国の版図であるという節操のない土地wを通り抜ける。
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前回はここで鶏丼を食べた

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長野原町のマンホール

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吾妻川付近でこの気温、涼しい

R144にぶつかり、一旦長野原町中心部に向けて東進、大津交差点からR292に遷移していよいよ草津に向けた約10kmの登り坂の始まり。

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西吾妻福祉病院入り口付近
真っ白なアジサイが道沿いに植えられていて綺麗だった。

しばらく進むと路面が完全にウェットに変わった。どうやら通り雨かにわか雨の類があったようだったけれど、この時点で雨は降っていなかったので雨域は去ったものと考えた。

浮かれてこんなことを呟いていたらほどなくぽつりぽつりと雨粒が落ち始め、あっという間にしっかりした本降り。えっちらおっちら進んでどうにかコンビニまで辿り着いた。ここまで来たらピークまであとひと息。
ところがお店の前まで到着してみたらなんだか様子がおかしい。店の駐車場には数台の車が停まっていたものの入り口付近は暗い。
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なかなか妙な空気を醸し出している

(ひょっとして何かの事情で臨時休業?)そんなことを考えつつ店内を伺うと店員さんはいて、その周りにはいくつかほのかな明かりが灯っている。「買い物できますか?」「大丈夫ですよ!停電しちゃっているけれどレジは生きてます。お弁当の温めとコーヒー類はダメですけど。」ということだったので店内に入り飲み物を調達。
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非常照明が灯る薄暗い店内
会計の際Suicaが使えるか聞いたらOKとのこと。
停電時にも会計操作ができるようバックアップ電源が用意されているのか電源供給無しでも使えるようになっているのか。この辺は震災以来のことなのか元々こういう仕様でシステムが作られているのか。いずれにしても大したものだなあ、と感心。

店外で飲み物を飲んでいたらパトカーがやって来て警官が一人店内に入り何やら会話を交わした後出て行った。おそらく周辺地域で停電が発生しているので駐在所から状況確認に回っているとかいったところだろう。こういう方々に社会は支えられているのだ。ご苦労様です。

今宵の宿のある草津を指して移動再開。雨は激しさを増し、いつぞやの道祖神峠(「どうろくしんとうげ」だ、もう間違わない、ちぃ覚えた。)←おっさんきしょい。を彷彿とさせる景色。
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峠道の水はけわる過ぎ問題2021

そんなこんなで土砂降りの雨の中えっちらおっちら進み自転車では奏でることが叶わないメロディラインを抜けたら道の駅 草津運動茶屋公園。ここまで来たら草津の中心部までは目と鼻の先だし何より緩い下り基調となる。
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雨に打たれた18℃は少々肌寒い

宿に向かう前に湯畑付近でで夕食を済ませてしまおうと考え軽く湯畑を一周。湯畑に到着するまで抜けて来た温泉街に何やら妙な雰囲気を感じてはいたが、ここへ来てはっきりした。湯畑周囲の店舗の内半数以上が店内に明かりが灯っていない状態だったのだ。
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湯畑散策

恐らく自家発等の設備があるか、送電ルートが他と異なるため難を逃れたのであろういくつかの店舗は煌々と明かりを灯して普通に客がいる。いくつかのお店を覗き、そばをいただくことにして湯滝通りのあおやまに入店。
冷たいそばと舞茸天丼のセットと単品でたまご焼き串、味噌田楽を注文。
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美味しゅうございました

腹を満たして宿に移動してみたものの、宿はまだ全面停電中。
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ほのかに見える灯りはろうそくの炎だった

ご主人が照らす懐中電灯の灯りで宿帳を記入しつつ
「停電、まだ続きそうですかね。」
「どうでしょうか、群馬県全域と埼玉県に影響が出ているらしいしこれほど長いのはなかなか経験がないので。」
「(ということはわたしが7-11に立ち寄った頃から停電しっぱなしなのか?)あ、停電だと洗濯機使えませんよね?」
「そうなりますねえ、間もなく復旧するとは思うのですが。」
「う~~~む。」
一応着替えのウェア類は持参しているけれど、できれば予備として取っておきたかった。
ところが宿帳への記載が終わるか終わらないかというタイミングで唐突に電気が復旧した。
(助かった。。。)

部屋に移動し浴衣に着替えて洗い物を丸めて携え浴場へ。脱衣所に設置された洗濯機に衣類を放り込む。洗剤はサービス、ありがてえ。小分け袋に二回分の粉末洗剤を携行していたけれど、今回二つとも用無しだった。
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年代物の柱時計
ちゃんと現役だった

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温泉!温泉!!温泉!!!
『手指がふやけてしわになるほど浸かってしまっては入り過ぎです』
(雨の中走って来たから既に手指しわしわなんだけどな!)

部屋に戻って涼みながらしばしまったり。
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かわQさん曰く「良い小説が書けそうな部屋。」
長逗留したらあるいは芥川賞が狙えたのかも知れん、いやかけらも可能性ないわ。。。

翌朝は2時半起き、3時スタート予定。
志賀草津ラインに夜間通行止め規制がかかっていないので走行プランの自由度が8年前と比較してはるかに高い。


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2023May24Wed

【10年振りの】SR600Fuji-01【切ない空振り】 

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自宅を出発した時点では曇天だったものの
高尾からスタートする頃には
雲は切れ切れ、晴れ間がのぞき
気温はぐんぐん上がって行った
秩父を抜ける頃には既に30℃近く。

関連エントリ:SR600Fuji 走行記録概要

スタート前にツィッターにて展開された遣り取り。
結果としてこの読みは概ね当たった。エントリーを決めた時には実際より6時間早い10日0時スタートを計画していたものの【概要エントリ】で触れた通り今回のSR600に関しては『制限時間をいっぱいに使ってゆるふわ走ろう』との考えから草津温泉投宿を決めたため、チェックイン時刻と自走移動時間を勘案して日程そのものは動かさずに6時間後ろにずらしただけ。
時期的には梅雨が明けてもおかしくないとの読みだったけれど、正直に言えばスタート前の天気予報を見る限りでは3日目は終日降られてしまうことを覚悟していたので道中三回ゲリラ豪雨に見舞われはしたものの結果には大変満足している。

金曜日は16時頃フレックスにて業務を切り上げ帰宅して走行準備を整え早めに就寝。2時過ぎ頃目を覚まし、軽く朝食(朝なのか?)を摂ったりしたのちおもむろにスタート。
この際なんとなく思い付きでウェットルブをチェーンに塗布したのだけれど、このおかげで道中三回遭遇したゲリラ豪雨に打たれてもチェーンが軋むことが無かった。偉いぞ、この時のオレさま。

<実走行記録:2021/07/10>

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専修寺関東別院前@2021/07/10/03:00頃

多摩川土手上をのんびり遡上。対岸の『川崎競馬場練習馬場』は煌々と明かりが灯され、競走馬の調教が行われていた。
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川崎競馬場練習馬場
風向きによっては馬の走行音が漂ってくるのだけれどこの日は風向きが逆だったので音は伝わらず。

いつものようにガス橋から右岸に渡り、多摩沿線道路を進む。徐々に空が白んで来た。全天雲に覆われているものの雨は降りそうになかったのでひとまずホッとした。普段高尾方面に向かう際には浅川CRを利用するのだけれど今回は距離短縮を最優先して連光寺坂から北野街道を使うことに。
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尾根幹方面には行かないw

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ホームへの入線待機中の始発車輛

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高幡不動前を通過

(スタート前に疲れないようにせにゃいかん。。。)そんなことを考えて極力ゆるゆる走っていたら思いの外時間を食ってしまい、高尾駅北口に到着したのは6時を少々回ってしまった頃合い。
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JR中央線高尾駅北口

ルールの見直しがあり、スタート/ゴールに関してもモチーフをバックにフレームタグを取り付けた自転車を撮影するだけで、時刻を証明するものは特に必要無い(=自己申告)ということになっているので本来は必要ないのだけれど、やっぱり様式美というか伝統として証跡をゲットしてしまうランドヌールのサガ。
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入場券@2021/07/10/06:14
後日Hideさんから「実際に使わないんだから子供料金で良いよね」という目から鱗なご指摘をいただいた。確かにそうだw

そんな訳で8年ぶりとなる【SR600Fuji】のスタート。

<実走行ログ:2021/07/10>

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未明にあった雲は散り、日が差して来た

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お馴染み満地トンネル
落書きはすっかり消されている。

淡々とクランクを回し、青梅から成木に抜ける。
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かつてカモシカを目撃した斜面
松ノ木峠(トンネル)手前。カモシカを目撃した頃は樹木がまるまる伐採されていてはげ山状態だったけれど植林されてすっかり立派な森になった。

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小沢峠(トンネル)手前の直登
ここは本当にいつ見てもイヤになるw

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愛する名栗川橋
最近はちゃんと近くまで寄って撮ることをしていないのでそろそろちゃんと撮りたい。

名栗川沿いを淡々と登り、山伏峠入り口の中屋商店でひと休み。
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梅雨明け前だけれど夏空感ある

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普段は滅多に飲まない赤コーラ

梅雨の晴れ間とあって峠練するサイクリストの姿もちらほら見える山伏峠をえっちらおっちら。

PC1(45.5km)山伏峠(標高608m)
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2021/07/10/09:18
峠手前の電光表示は26℃を指していた。

正丸トンネル交差点からR299に入り横瀬から秩父に向かう長いダウンヒルを堪能。
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交通量が少なく非常に気分が良い
長いダウンヒルを堪能して秩父市中心部へ突入。

秩父神社前でお約束の定点撮影。
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いつものめんま

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武甲正宗醸造元

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新旧秩父橋と振り返った先の武甲山

コースは荒川沿いを北上して皆野町を縦貫するので久し振りにはしばでそばをいただいて行くつもり満々でいたのだけれど、営業開始時刻の確認を怠り、昼早い時刻に終了してしまうので勝手に朝からやっているものと思い込んでいたら11時から営業開始でお店の前に到着したのは10時過ぎ。
仕方なく断腸の思いで先に進むことにした。(ところで久し振りとはいえ何年振りなのだろう?)そんな風に考え、過去のエントリを掘り返してみたらエントリとして残っているのは2011年の9月のものだったので実に10年間訪れていなかったことになる。おぼろげにドライブで立ち寄ったような記憶も無くはないのでその後一度か二度訪問してBrog UPしていないだけかも知れんがそれにしても二年や三年といった程度ではない。

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はしばには改めてお邪魔しなければ

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すっかり晴れ上がっている(皆野町)

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本庄市と神川町の境となる杉ノ峠

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アップダウンが続く

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坑門のレリーフが気になった保美トンネル

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矢場池

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矢場池付近から藤岡市街地方面を

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田んぼの真ん中に無骨な姿を見せる西毛変電所

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六地蔵尊

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白倉神社も一度お参りしてみたい
片道1.5kmほどなので次回近くを通る機会があったら御朱印帳持参で来たい。

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ちょっとした坂道が無くなりそう
バイパスや新道が開通して総距離が長くなったり短くなったり、積算標高が低くなったり高くなったり、ブルべのコースも経年で色々変わりますよね。

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ここの軒下をお借りして雨具を着用したことがあったなあ

安中から松井田を抜け、妙義山の麓をかすめて横川方面へ向かう。
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いつ通りかかっても閉館している妙義山麓美術館

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妙義山のすそ野を右折

一気に坂を下ってR18に合流して西進。横川に到着して、お約束の峠の釜めしで補給。
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釜めしと小ラーメンのセット

お腹を満たし、碓氷峠登坂に向かってリスタート。
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雲はかかっているものの雨が降っている様子ではない

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水音を聞きつつゆったりとした登坂ができるので好きな坂本宿

坂本宿を抜け本格的な碓氷峠登坂開始。
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PC2(133.2km)めがね橋(標高585m)
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2021/07/10/14:45

のんびりリスタート。
涼しくて非常に走りやすい。交通量も想像以上に少なく快適な『木漏れ日ライド』
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めがね橋以外の鉄道遺構

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木漏れ日の中をのんびり進む

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目に優しい淡い緑

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碓氷峠ピークに到着


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2023May24Wed

【テーマは】SR600Fuji 走行記録(概要)【ゆるふわ】 

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SR600Fujiと言えばこのPC

2013年の8月に初挑戦し、紆余曲折ありながらも完走して以来、すっかりご無沙汰となってしまっていた【SR600_Fuji】に今回8年ぶりに、部門は前回同様ランドヌールにてエントリー。2013年に参加した時点での制限時間は52時間、その後ルール改訂があり現在では60時間以内に完走できればランドヌール部門での完走と認定とされ、実に8時間も制限が緩和されたため前回とは全く別物と考えても良さそう。そんな風に考え、時間いっぱい活用してゆるふわ走ってみようと思ったのが再度のエントリー理由。

SR600というのはご存知の方には今更でしょうが平たく言えば『600km/10,000m以上UPのコース』を走るパーマネントな(≒開催日程の定まっていない)ブルべです。詳細をお知りになりたい方はオダックス・ジャパン公式サイトにおける解説ページをご覧ください。SR600解説

走行計画として600kmをざっくり200km三つに分け、写真を撮ったりツィートを流したりゆるふわ走ることを考慮して所要時間を15時間、グロス13KPHちょいと仮定。残った15時間の内1時間をアクシデント発生時の為のバッファとして確保した残り時間の14時間、すなわち一回当たり7時間を宿泊に充てられると考え概ね200km刻みとなる草津と蓼科で各々宿を手配して、宿のチェックイン時刻から逆算し、事前移動を自走で行うことも勘案してスタートを2021年7月10日AM6時に設定して申請。

そうして走ったSR600Fuji、ざっくりとまとめた7月10日~12日までの三日間の記録概要を以下。
 <実走行ログ:2021/07/10-12> 

【初日】
自宅を3時頃出発し、スタート前に疲労しないよう努めてゆるゆる走ったら思いの外時間を食ってしまい、申請済みスタート時刻を15分ほど回ってからのスタートとなった。

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専修寺関東別院前@2021/07/10/03:00頃

スタート@JR高尾駅北口
2021/07/10/06:14
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(事前申告スタート時刻=06:00)

交通量の少ない早朝のルートを淡々と進む。
PC1(45.5)山伏峠
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2021/07/10/09:18

秩父以降日差しが強くなり始め、道路脇の気温表示数か所で『29℃』という数値を目にした。非常に暑い。こまめに水分補給を行い適宜休憩して熱中症対策。
碓氷峠に差し掛かる頃には暑さも落ち着き、吹き始めた風と相俟って緩い勾配の坂道を気分よく進めた。

PC2(133.2)めがね橋
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2021/07/10/14:45


初日は草津までで終了。
大津から草津へと登る坂道で思いっきりゲリラ豪雨を食らい、途中立ち寄った7-11は停電していたし、草津についても湯畑周辺の飲食店の半数以上が停電したまま、投宿予定の旅館で宿帳への記帳を済ませるまで停電が続き、宿のご主人が当ててくれた懐中電灯の灯りでペンを走らせる始末。

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土砂降り食らうし

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コンビニは停電中だし

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旅館も停電中だし
丁度宿帳記入が終了した頃に停電復旧。

のんびり温泉で身体を癒し、雨に打たれて冷えた身体が芯から温まってから布団に潜り込んで就寝。
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温泉独り占め

【2日目】
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3時頃リスタート

夜明け前の渋峠を淡々と進み、途中で日の出を迎えた。
夜間は通行ゲートが閉じられてしまった8年前と異なり今は24時間通行可能なのでスケジュールの自由度が段違い。

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未明の渋峠に取っ掛かり

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徐々に白む空

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やや雲が多い日の出

PC3(207.8)日本国道最高地点
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2021/07/11/05:40

志賀高原を通り抜け一気に駆け降りるダウンヒル。
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目に優しい緑

アスファルトに較べて耐久性の高いコンクリートで舗装されているため骨材で表面がガタガタになっている長いダウンヒルを下った先が次のPC。
PC4(234.6)道の駅北信州やまのうち
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2021/07/11/06:40

しばらくは下り基調だったり平地だったり、平和な区間が続くけれど日差しがきつくなって来た。
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木陰がありがたい

長い坂道を登った先がPC。
PC5(269.5)菅平高原(須坂・上田市境)
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2021/07/11/10:00

脳が痺れるようなダウンヒルを堪能し、上田市内を抜けて東進。
特に無理して踏むでもなく区間距離約25kmをグロス一時間丁度で走り切ったのでその気分良さが伺えようというモノ。
PC6(295.2)信濃国分寺
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2021/07/11/11:00

しばし平地を進み、AJたまがわの【海野宿400】でお馴染みの界隈を通過し、個人的にこのコース中一番ツラくてキライな『美ヶ原高原へ向かう登り坂』の始まり。武石口交差点から約24kmある登りの内中間地点の武石観光センターへと至る12kmの区間は本当にキライ。8年前に走った時は深夜通過だったのでまだましだったけれど今回は日中通過の為見通しが良すぎて萎える。
観光センターからはそれまでとほぼ同じ距離の九十九折りの登り坂。丁度登り始めるタイミングで豪快なにわか雨を食らうも登り坂なのでクールダウンになって不幸中の幸い。

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どこまでも続く直登

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叩きつける雨

途中で雨も上がり、えっちらおっちら進んで坂の上。
PC7(332.2)道の駅美ヶ原高原美術館
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2021/07/11/15:20

前回は未明通過となって眺めを堪能できなかったビーナスラインの眺めを堪能して一旦白樺湖まで降りてからすずらん峠を越えて蓼科へ。

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美ヶ原高原

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諏訪湖方面

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蓼科山と白樺湖

PC8(378.1)女の神展望台
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2021/07/11/18:15

18時半過ぎに2日目の宿に辿り着き、夕食をいただきのんびり温泉に浸かって就寝。

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ツインルームのひとり利用

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デザート付きの夕食

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貸し切り状態の温泉浴場

【3日目(最終日)】

当初2時頃出発するつもりでいたものの、0時前には目覚めて目が冴えてしまっていたので無理して2度寝はせずに0時半頃リスタート。麦草峠に向かう長い坂道を淡々と進む。
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0時半頃リスタート

PC9(400.2)メルヘン街道最高地点
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2021/07/12/02:25
珍しく一度も鹿に遭遇しなかったし鳴き声すら耳にしなかった。

へッ電を用意していなかったため、長い下りを堪能、、、とはならずに慎重に下ることとなったけれどピークをちょっと下がったところでの気温表示は12℃で、半袖半パンの身にはかなり冷えたので速度が上がり過ぎず幸いであった。
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寒かったので温かいものが身体に嬉しい

ものっそわかりづらい、ミスコースを誘発することを意図したのではないかという松原付近の集落内を抜ける細い道を抜け、野辺山を指して短い登り。
PCの手前で3日目の夜明けを迎えた。
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3日目の朝

PC10(436.6)JR鉄道最高地点
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2021/07/12/05:07

長い長いダウンヒルを堪能し、須玉から韮崎を抜けてPCへ。
PC 11(486.4)JR芦川駅
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2021/07/12/07:27

ラスボス若彦トンネルを指してえっちらおっちら。台風の影響で大雨の中走行する羽目になった4年前の【安曇野600】と同じコースを進み、当時とは異なる穏やかな景色を堪能。芦川の農産物直売センターで軽く補給をして若彦トンネルを抜け、河口湖から山中湖へ向かって最終のPCへ。

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かつて大雨の仲抜けた道

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うどんとカレーのセットで補給

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河口湖湖畔の大石公園のラベンダーと湖水越しの富士山

PC12(540.9)長池親水公園
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2021/07/12/12:03

道志みちに入り、山伏トンネルを抜けたところでパラパラ雨粒が落ち始めたと思たtら道の駅どうしに辿り着くころには本降りに。雨宿りがてら予定していた昼食を摂り、しばらく様子見をするもいつまで経っても状況が好転しそうにないので雨中ライドを決行してゴールに向かう。

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山菜そばで補給

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笑っちゃうくらいの雨(これでも弱まってる)

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青根集落まで来たら晴れ間

ゴール(603.0)JR高尾駅北口
2021/07/12/15:40
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(ランドヌールClose:2021/07/12/18:00)
認定申請予定時間:57時間40分

当初は自走で帰宅するつもりでいたものの、天気予報を確認したら一時間するかしないかで雨に降られそうだったので輪行にて帰宅。高尾から乗車し、立川から南武線で川崎経由のルートにしたので川崎でJRから京急に乗り換えるついでにホルモン焼き屋に寄り道してひとり打ち上げを済ませ、ほろ酔い気分にて帰宅し無事3日目も終了。

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ブルべ明けには肉が合う

あとは9月に入ってから担当者にブルべカードとPCの画像データを送付して、問題が無ければ8年振り2度目のSR600Fujiのランドヌール部門認定となる。

【2013年の走行記録との比較】

2013年の結果を見るとグロスの所要時間数は約9時間今回より短いものの、ネットの所要時間についてはむしろ今回の方が約2時間短いので今回は前回と比較して約11時間余計に休憩しているということ。ものすごく人権を感じさせるライドである。

<実走行記録:2013年8月>

SR600の制限時間が緩和され、一律60時間とされて以来折に触れて言っていることではあるけれど、SR600のランドヌール部門完走は一般的なBRM600よりもかなり楽に走れるようになっているコースだと思っているし実際2週間前に走った【もてぎ600】と比較しても楽だと感じた。とはいえこれは全くの主観の問題。



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2023May24Wed

【雨降る前に】日曜日の朝ライド【ご近所ポタ】 

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お久し振りの大鳥居
思いがけずHideさんとエンカウント

<走行コース(概ねこんなもんだった)>
iPhoneアプリのSTRAVAを立ち上げて記録していたのだけれど途中でiPhoneの動きが悪くなったのでリブートをかけたけれど記録を再開するのを失念していてログが途中で切れていたため記憶を辿ってルートを引いてみた。

数日前に確認した天気予報では日曜日は朝から雨だった。そのため【しぶき亭訪問ライド】を土曜日にしたのだけれど、土曜日帰宅してから確認した天気予報では雨の降り始めは午後になりそうなので(午前中なら近所を軽くポタして回るくらいできそう。)と考え、脳内でルートを検討。
6時前に自宅を出れば正午頃までに多摩サイを遡上して阿蘇神社まで往復できるのではないかとも思ったけれど、上流域の雨に降り始めのタイミングがわからないし、そこまでガチで踏むつもりにもなれなかったのでごくごく近所をゆるゆる回ろうと考え、まずは大鳥居、その後東扇島に足を延ばしてその後は適当に流すことに。

もそもそと準備を済ませ、自宅を出たのは5時15分を少々回った頃合い
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大鳥居に向けて出発@21/06/27/05:20頃

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六郷水門の佇まいは本当に好き

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首都高横羽線大師橋は架け替えかな

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一昨年の台風で転覆した浮桟橋はいまもそのまま

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橋桁が繋がった『羽田連絡道路(仮称)』

元日に見た時はまだ繋がっていなかった。
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ご来光を拝みに行ったとき(2021年正月元日)
調べてみたら開通がまた一年伸びて今年度中(2022年3月まで)に変更になったのね。

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五十間鼻無縁仏堂
連絡橋が良く見える。
ここからご来光を拝もうと思うと連絡橋が邪魔になるので再来年からは橋の上に人が群がったりするんかね?というか多分オレが行くw

海老取川沿いにちょっと進んで弁天橋を渡っているとき、大鳥居向かいに置かれた木製のテーブル席にサイクリストがひとり腰掛けているのが見えたので(やっぱり朝早くからいるもんだな。。。)と思いつつ大鳥居で記念撮影をしようと募金箱に硬貨を入れて自転車を立てかけ、後ろを向いて少し離れようとした時、先ほどのサイクリストの顔が見えた。
「Hideさん!?」
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取り敢えず記念撮影@21/06/27/6時ちょい前
撮影してからテーブル席に移動。Hideさんが缶コーヒーを飲んでいるのを見て「オレもちょっと買ってきますね!」と、弁天橋たもとにある自販機まで往復。
「なんとなく来るんじゃないかと思って(待ち構えてた)」
Hideさんの普段のツィートを見る限り近所に住んでいるわたしよりもよほど頻繁に大鳥居に来ているよ、この人w

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しばしとりとめのない話を
今日の予定のこと、夏のライド計画のこと、今季SRのこと、新型感染症ワクチン接種のこと。。。

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「簡易洗車♪」ウェットティシュでふきふき

天気予報では午後から雨になるとのことだったけれど一時間や二時間前倒しで降り始めることもザラなので撤収することに。Hideさんは自宅に向かい、わたしはもう少し時間に余裕があるので走り出した際の予定通り東扇島に向かう。「この先の何とか橋(=東大森避難橋)を使って湾岸に出ると結構交通量少ない道で帰れるから便利なんだよね。」
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Hideさんは弁天橋を渡って右に、わたしは直進
前日土曜日は虫さん、クロさん、しぃさん、きいさん、真嬉さんと偶然出くわし、翌日は朝からHideさんとエンカウントとは、なかなか引きの強いわたしの週末である。

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弁天橋近くにいた人馴れした子

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中華そばさとうの近くに木更津ラーメン屋さん
木更津ラーメンって竹岡式のこと?

大師橋を渡って多摩川右岸へ
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愛してやまない斜張橋

産業道路にあった京急大師線の踏切が線路地中化完成によって無くなって久しい。レールも撤去されもうじき枕木も無くなり、いずれ多目的広場とか緑道公園的なものになるのだろう。
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大師線旧産業道路駅付近

産業道路からR132に折れ、まっすぐ進んでちどり公園から海底トンネルに入る。
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川崎港海底人道トンネル

東扇島に出て東公園に向かうも一部エリアはイベントの為立ち入り禁止。
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野外フェスらしい

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川崎の浜とみさき広場
肉眼だと風の塔が見えたんだけどな、さすがに写らんかった。

空は明るくなってきて(ホントに降るのか?)という感じもしたけれど、舐めてかかって降られてしまっては目も当てられないので引き返す。まあ結果的に降る降る詐欺状態でしたけれどね。

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帰りはちどり公園内を通過

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工場萌えな点景

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JR貨物の川崎貨物駅周辺

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貨車を引いた機関車が来ると思ったら途中でバックして戻った。。。

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周囲に田んぼの影も形も無い「小島新田駅」

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7時半過ぎには帰着
約二時間のポタで25km

この日はその後ブログエントリをいじったりしつつ過ごして昼前には近所の銭湯に行ってサウナで汗を流し、昼から焼肉とビールに舌鼓。帰宅してから寝落ちして17時頃起きだして何とか表が明るい内にジェームスくんバロンくんのメンテ&洗車というなかなか充実した休日を過ごせたのであった。

早起きするといち日が長くて嬉しい。

因みに雨はほんのお湿り程度が夕方降っただけなのであったけれど、出かけずこんな過ごし方をするのもまた良しということで結果オーライ。

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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タグ: ロードバイク  ポタリング  多摩川CR  大鳥居  東扇島 
2023May24Wed

【胡散臭き】最後のしぶき亭訪問ライド【教祖が如く】 

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しぶき亭でお昼を食べて
あとは適当に三浦半島を回って帰ろうか。
そんなことをぼんやり考えていたのに
どうしてこうなったのかw

店内に「最大A4サイズまで」の自転車乗り集合写真を飾ってくれたりしていて自転車乗りに評判の高かった城ケ島の「しぶき亭」が建物の老朽化を主な理由に今年6月いっぱいで閉店するとの情報を得て今月中に訪問することを画策。

6月19-20日は【BRM619千葉600もてぎクラシック(時計回り)】で塞がっていて、その前週土曜日はひとみさんのお誘いを受けて秩父方面へのライド日曜日はフリーだったもののどうしても房総の素掘りトンネルを眺めに行きたかったので残る候補は6/26or6/27だったけれど、天気予報を確認すると台風の影響で27日は雨予報。結果的に考えれば27日でも問題なかったけれど、あと知恵なのでしぶき亭チャレンジ決行日はピンポイントで6月26日(土)に確定。

<実走行ログ:21/06/26>
ここ最近そこそこ朝早く起きられるようになって来たので四時半過ぎに起床して諸々準備。今回はさっと走ってご飯を食べたら適当に流して帰るだけだし、先週の【もてぎ600】の汚れも落とせていないのでジェームスくんはお休み。バロンくん(FOCUS)の出番となったのだけれど、フロントブレーキのパッド残量がほぼ無いような記憶があったので起床後即メンテ。結論としてはまだ多少は持ちそうなのでこの週末ライドが終わったら新品に入れ替えようということに決定。

諸々手間取ってしまい、出発は6時近く。とはいえこれでもしぶき亭開店時刻を勘案したら早過ぎのきらいはある。
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専修寺関東別院前@21/06/26/05:50頃

R15をのんびり南下。
6時を回ってしまっているので生麦のところの旧東海道を利用しないまま進み、子安から浜通りへ。
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浜通り起点(終点)

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上屋が撤去されていた

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子安漁港の佇まい

朝食をいただこうと横浜市卸売り市場の竹家食堂へ。
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臨時休業中なのであった
「うわ、休みかよ。。。」思わず声に出したら店脇の自販機で缶コーヒーを買っていたお兄さんが「来週水曜まで休みなんだよ、あっち(市場建物を挟んで反対側)のラーメン屋ならやってるよ。」と教えてくれたけれど今日は朝ラーの気分じゃない。

という訳で道を挟んで反対側の鮮魚部棟側(竹家食堂は青果部エリアにある)へ。実際のところ鮮魚部の方が海鮮関連の食堂が多いのだけれど大抵は北から南に向けて走るので進行方向左なのでなんとなくアクセスのしやすさから青果部側を利用しているという理由もあったり。

ふと思い直し、しぶき亭に向かうのに同系統のモノでは面白くないので朝から寿司でもつまんで行こうかという気分になったので暖簾が出ているお寿司屋さんにお邪魔することに。富山出張の際には何度か利用したことがあるけれど、東京(横浜だけど)にいる時に回らないお寿司屋さんに入るのは久し振りのこと。
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さがみや 外観

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店内の様子

握り十貫のセット『市場寿司』を注文
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ヅケ皿は無くネタに刷毛で醤油を塗るスタイル
一部あらかじめ塩が振ってあったりタレや醤油が塗られていたり。

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握り十貫と手巻きのトロタク(すき身と刻みたくあん)岩海苔の味噌汁
美味しゅうございました。

まわらないお寿司という贅沢な朝食にすっかり心満たされリスタート。『いつものところ』へ。
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定点撮影ポイント『日本丸』

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相変わらず大量の大型ミズクラゲ

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先日開業したロープウェイ
そのうち話のタネに利用してみたいけれど、よく考えたらワールドポーターに用事があったことが無い。

桜木町駅前から西に向かい、鎌倉街道に遷移して南西に向かう。まっすぐ城ケ島に向かったのでは到着が早過ぎる懸念があったので鎌倉、逗子を回って三浦半島西岸を下る少々大回りなルートに。AJ神奈川の大船発着ブルべで利用するコースを使って鎌倉市街地へ。途中お気に入りスポットの亀ケ谷坂切通に寄り道。

<亀ケ谷坂切通>
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ここでツィートを流したところニアミスしそうだと虫さんからリプライが付いた。
取り敢えずこちらは三浦半島西岸を南下する予定である旨だけ返して再び移動開始。R134を使わず内陸に回り込む。

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四つのトンネルの坑口が集まる交差点
こういうロケーションはそそるw

逗子駅前を通り抜けて森戸へ。
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真名瀬海岸にて
富士山の偉容は伺えず。

いつも混雑しているパン屋さん、充麦の店内を覗いたところ幸いにして客の姿が無かった(わたしの直後にふた組来た)ので立ち寄り。
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充麦でおやつを調達

まだそれほど混雑していない道を気分よく飛ばし、予定よりもやや早めに城ケ島到着。
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城ケ島大橋を渡る

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お気に入りの駐在所建物

10時15分頃しぶき亭近傍まで到着。11時開店だと思っていたのでお店の様子を伺ってから灯台でもまわって時間を潰そうとか考えていたものの『本日開店10時30分です』という看板が掲示されていて既にサイクリスト5~6名が待機列を作っていたのでこちらも列の後ろに付く。
ほどなくお店の方が表に顔を出し「開店は10時30分なので注文を受けるのはそれからになりますが、ひとまず中に入ってお席に着いていただけますか。」と案内。

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開店10分前

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総額おいくら万円なのか

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天日干し中のイカ
フクロウみたいに見えなくもない。

席に着いてほどなく店員さんが回って来たのでイカ刺し丼と単品でマグロ血合いの天ぷらを追加。ごはんの大盛りがサービスなので当然大盛りでお願いした。
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イカ刺し丼とマグロ血合いの天ぷら
注文の品を持って来たおねーさんが「すみません、厨房の者が大盛りにし忘れてしまったのでご飯だけ追加でお付けします。召し上がって下さい。」と言ってお茶碗をひとつ余計に置いて行った。
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大盛りと普通盛りの差分
単品の天ぷら用だと思えば却ってありがたいw
すっかり堪能、美味しゅうございました。

『閉店前のしぶき亭でお昼ごはん』という所期の目標を達成したので後はのんびりノープランなライド。まずは三崎漁港に向かう。

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海藻(アカモクかな?)を干す漁師さん

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再び城ケ島大橋を渡り今度は三崎漁港へ

うらり2Fの『うらりマルシェ』で三浦産のスイカジュースをいただく。SNSにUPするとオリジナルボールペンがもらえるということなので早速ツィート。
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ボールペンいただきました

のんびりジュースをすすりつつスマホを取り出し確認してみたら丁度虫さんから「まるよし食堂に着きました!」と連絡が入っていた。うらりからまるよし食堂まで海岸沿いを進めば約10分前後で到着できるのでそちらに顔出しすることに。

宮川湾に向かう急坂を下ってまるよし食堂前へ。
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見覚えのあるロードバイクの群れ
店内に入ると席に着いていたのは虫さん、クロさん、しぃさん、きいさん、真嬉さんの五人。皆さんサバゲーでお馴染みだけれどさすがにここのところ集まる訳にもいかないのですっかりご無沙汰になってしまった面々。

皆さんまだ料理の提供待ちということなので時間潰しに宮川湾をうろうろ。岩場を歩いたり磯の潮だまりを覗いたり。
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2m弱ほどの勾配の緩い岩壁

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向こうに見える海蝕洞まで歩きたかった
足元がスピードプレイ用のサイクルシューズでソールが固く、こういうところを歩き回るには向いていないのでさすがにこの岩場は危険と判断。時間もかかりそうなので行って来いしたら五人が食事を終えてしまう。

そんな訳で磯を覗いて回ることにした。
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ここにも結構な数のミズクラゲ
全体的に日本丸の周囲にいたものより小ぶりなサイズなので、やはり東京湾内の海水は栄養豊富なのだろうと勝手に納得して感心。

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何の模様かと思ったら干からびたクラゲの残滓だった
おんなじ模様のヤツが水中をふわふわたゆたっているのを目撃した。

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結局最後はシューズを脱いで靴下で移動

TwitterのTLを確認して虫さん『お昼ごはん画像』をUPしてからの時間経過を勘案してそろそろかな?と当たりをつけてお店の前に移動したらドンピシャのタイミング。
お久し振りなのであれやこれやと話に興じ、近所にある商店に立ち寄ってから湘南国際村入り口付近にあるというカフェでジェラートを食べに行くライドに同行することに。

たかはし酒店
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宮川湾から坂道を登ったところにある
彼女らはこのお店を切り盛りしているおかあさんとすっかり顔馴染み。虫さん、クロさんのブログでも何度か言及されていたりする。

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懐かしい瓶入りコーラをいただく

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賑やかにリスタート

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キャベツ畑を眺め農産物直売所を覗きながらにぎやかに

農産物直売所にて
虫「とりさん!野菜買って帰ればお弁当が豊かになりますよ!!」
オレ「いや、今回しぶき亭しか考えていなかったから持って帰れないし。。。」
虫「きゅうりなら背ポケに挿せます!なんならザック貸します!三浦に来てお野菜買って帰らないでどうするんですか!!」
オレ「え~~~そういうものなのか。でもウチの冷蔵庫の野菜室、いまそこそこ満杯なんよ。」
ということで今回は何も買わず。とはいえ確かにあれこれお安いし魅力的ではある。

トイレ休憩に立ち寄ったはずのコンビニで女子五人がトイレそっちのけでくじに群がったりしつつ予定通り(?)にカフェに到着。
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Open期間限定のCafe fiore
夏季の土日のみ営業らしい。

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お邪魔します

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なにこのロケーション?
トンネルの坑門上までカフェスペースではないですか!!

(おそらく)店主の陽気なおじさんが色々にぎやかに対応してくれた。
「この人(=オレ)がセンセイ?カントクさん?あんまり見習わない方がいいと思うよ~~~♪」
(いやはやご慧眼!)ってかオレ、センセイでもカントクでも無いwww
あれこれ遣り取りの後「女の子ばっかりの中にひとりだけ男がいたらコーチとかカントクとか、指導者っぽく思うよねえ。」まあ確かにおっしゃる通り。というか女子を複数はべらせているのだから千石イエスっぽいアレって線もあるのではないだろうか、いやない(反語)。

ひとしきり悩んだ後めいめい注文。今回はスィーツだったけれどメニューを見る限り食事も美味しそうだったしフレンチトーストが当たりだったので他も絶対美味しいはずなので是非リピートしたいもの。いやはやそれにしても今回このお店をリサーチしたのはしぃさんだとのことだけれど、さすがに自分ではこういうお店探そうとも思わんなと感心することしきり。

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ガッゾーサ(レモネード)

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フレンチトーストはふた皿を六人でシェア
メープルシロップ掛けの背徳の味わい。消費せねば。。。

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ジャンドイア(ヘーゼルナッツ風味のチョコ味)
チョコの風味が非常に上品だった。
ジェラートは全員で回して味見をしてみた。どれも素材の風味が非常にしっかりと立っていたけれど、中でも薔薇のジェラートがしっかりと薔薇で、一口いった後に鼻腔に抜ける濃密なバラの香りに驚いた。

充分スィーツを堪能したので撤収。
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一路逗子方面に向けて三浦半島西岸を北上

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夕暮れにはまだ早い

この付近で一瞬ばるさん、サメハルさんご夫婦とスライド。全く予期していなかったので((ばるさんに)似た男の人だなあ。)と思っていたら少し後ろにサメハルさんがいて、わたしの前方にいた女子たちとなにやら挨拶を交わしていた。
「サメハルさんだ!忘れないうちにツィートしとかなきゃ!!」
 

五人の内しぃさんだけが逗子駅から輪行で帰るので渚橋交差点で二手に分かれ、わたしはしぃさんを先導する形で逗子駅方面へ。
逗子駅前でしぃさんと別れて単独で『いつもの』経路で帰路に。
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逗子から池子方面に向かう貨物線

R16を北上して横浜を抜ける。なんとなく本牧経由で。
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山手隧道

MM地区を通り抜け
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旧横浜銀行本店別館

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つい最近OpenしたYokohama Air Cabin
往路でも同世に感じた、載ってみたい気もするけれど結構お高いし、そもワールドポーターに用が無い(^_^;)

以後順調にR15を北上して私的ゴールに帰着。
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20時頃無事帰着

しぶき亭にご飯を食べにソロで行ったら図らずもキャッキャウフフなゆるふわポタになりましたとさ。虫さん、クロさん、しぃさん、きいさん、真嬉さん、お付き合い頂き大変感謝。

挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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