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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【ある意味】オトナの社会科見学 #05【鉄分補給】 

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石炭積載トロッコ用の軌道が描く
なまめかしい曲線
当時はこの軌道上を炭車が往来していた

立坑櫓建屋、トロッコ操車場に足を踏み入れるとまず視界に飛び込んで来たのはトロッコのレール。建屋内の気温は-2℃。

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都合6線の軌道が二つにまとまる
※作業員運搬用トロッコ引き込み線を勘定に入れたら8線(11/30 追記)
立坑を上下するケージが四つあってその各々に炭車が乗るのでケージから出て来るラインが四つ、石炭を積んだ炭車が軌道端部のストッパーにぶつかり跳ね返されて大外のラインで立坑の向こう側にある石炭回収エリアに走って行き、空荷になった炭車が再びケージに入るので立坑の反対側にも同じようにケージに向かう4線と立坑の外側を通る2線がある。
(※当たり前のように断言しているものの、ガイドさんの説明をメモも取らずに聞いただけのあやふやな記憶に基づく記述なのでもしかしたら思いっきり的外れかも知れないので以後も割り引いてお読みいただきますよう。)

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これが石炭を積んだ炭車を跳ね返す

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こちらは人員運搬用のトロッコ車輛
ガイド役のボランティアスタッフさんは元従業員(炭鉱夫)で救護班所属経験もあるというベテランさん。

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満載の炭車は画面奥の方で石炭を回収され空車になって戻る

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立坑櫓を見上げる

2階部分の立坑ケージ管理区域に登る。
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ケージの昇降は『ケーペ方式』で運用されていた
ドイツで開発された方式でひと組のワイヤーに二つのケージが取り付けられていて片方が地上に上がる時もう片方が底部にあるという『井戸のつるべ方式』上昇・下降速度は最大12m/s、現代の一般的なマンションで30~60m/minなので秒速に直せば0.5~1m/sだということを考えると恐ろしく速い。
将来的な拡張を見込んで設計上1,000mの深度まで対応可能な性能を誇っていたものの、最終的にはその半分ほどの深さまでしか活用されなかった。
「それでも立坑ケージでの事故は閉山するまで一度も無かったんですよ。」ガイドさんが誇らしげにそう語った。


ケーペ方式のワイヤーの回転軸となる直径5mを越えるドラム(滑車)。
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大型のワイヤードラムとブレーキ
摩擦力で制動する仕組みは自動車や自転車のブレーキと同じ原理。

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この規模の鉄塊を高い精度で加工するのはやはり造船技術

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ブレーキ調整用のアホみたいなサイズのナットとスパナ
さすがに手で扱えないのでハンマーでひっぱたいて使ったのだとか。比較的小さなスパナでもわたしが普段扱うサイズを優に超える。

立坑ケージの制御室。
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カレンダーは閉山された平成六年のものが残されている

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制御エリアの天井走行クレーン

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こちらは巻き上げモーター

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制御室フロアから1階部分を眺める

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いずこの職場も同じような感じである

当時の労働環境から社会情勢に至るまで、カイドさんの話の内容は多岐にわたる。為替の固定相場制から変動相場制への移行に伴って輸入炭と国産炭の価格差が開くようになり、露天掘りの輸入炭と比較して地下坑道から掘り出す国産炭とでは価格が三倍にも開くことになり、集約による規模拡大策により生産性が高まったものの単に延命措置にしかならず、価格競争力はじわじわ失われて行き最終的には国産炭鉱全面閉山ということになったといういきさつ。

実は建前上『本邦の炭鉱は全て閉山された』とされているものの釧路コールマインという炭鉱は今でも稼働していて年200万tほど算出しているが、あくまでも『研修施設』という位置付けなので炭鉱としてはカウントされていないという裏事情も。この辺は商業捕鯨と調査捕鯨の相違みたいなニュアンスの差というか言葉の綾があるような感じ。

再び階下に。
ツアーガイドさんに「ゆっくり写真撮って回って良いですよ~。」と言われたので厚かましくお言葉に甘える。
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魅惑の曲線と切替ポイント

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最後にひと通り全体を撮らせていただいた

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立坑櫓トロッコ操車場見学終了
これにて見学ツアー前半戦終了となるので一旦センター建物内に戻り、ヘルメットの返却。
後半は各自の車で数百メートル離れた『自走枠整備工場(跡)』へと移動する。



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タグ: 炭鉱  赤平炭鉱  トロッコ  産業遺跡  観光 
2023May23Tue

【小雪舞い散る】オトナの社会科見学 #04【炭鉱遺産へ】 

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赤平炭鉱立坑櫓

関連エントリ⇒札幌散歩記録

朝の大通公園をひと通り散策してホテル近傍に帰着、まずはレンタカーを一旦返却して新規に入れ替えねばならん。実は日曜日の晩に新千歳空港に到着した際、何故かレンタカーが予約できていなかったという事実が発覚してしまい。急遽どうにか空いていた一台を回してもらったら商用車のハイエースバンであったというオチ。走行予定距離自体はそれほど大したことも無かったし、ハイエースバンにはなかなか深い思い入れがあったりする(⇒思い出深いエピソード:その1その2ので乗り心地もまあ我慢できるからそのままでも良かったけれど、23日の朝なら普通乗用車(コンパクトカー)への切り替えが可能だということだったので入れ替えることにしたのであった。
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ハイエースバンからフィットへのメタモルフォーゼw

レンタカー営業所の駐車場から今日の目的地である赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設へ確認の電話を入れる。確認内容は午前午後の二回催されるガイドツアーの予約可否。予約可とのことだったので13時30分からの午後の部を申し込み、千歳ICから高速に乗ってひたすら北上。
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道央自動車道岩見沢SAのばんえい競馬像

軽く吹雪いている中、正午過ぎ頃目的地に到着。
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小雪舞い散る中の立坑櫓

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赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設

連絡先の記載等入館手続きを済ませたもののガイダンス施設には飲食できる設備が無い(飲料自販機はある)ので赤平駅方面に向かい、最初に目に付いた食堂にお邪魔。
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食事処 味の美和
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ランチBセット(ラーメン大盛)を注文

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香ばしい豚丼とあっさりスープのラーメン
美味しゅうございました。

食後に赤平駅で鉄分補充
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非常に立派な赤平駅駅舎外観と内部
地域交流センターと併設、というか交流センターに駅が併設されている形なのでセンター開館時以外は建物玄関が閉鎖されてしまい建物脇からホームにアクセスしなければならない。
時計下のパイプオルガンのオブジェが時報代わりに正時に動き出すのではないかと13時丁度まで待機してみたけれど動かなかったw

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駅舎と比較してかなりくたびれた佇まいのホーム

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雪が舞う

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駅前通りも雪で白く霞む

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再び炭鉱遺産ガイダンス施設へ

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見学ツアー用にヘルメットが用意されている

ツアー開始まで館内の展示物を見学して回る。
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赤平炭鉱年表

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各種看板、表札類

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初期の炭車の模型

各種装備品や工具の展示。
見学ツアー前に軽くひと回りしただけだったけれど、実物展示のほかにパネル展示や資料映像もあったのでじっくり見て回るなら多分丸いち日あっても足りない。
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手持ち削岩機のサイズがでかい

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各作業員が装着する装備

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ダイナマイトや救護班装備等

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坑内で使われた電話

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炭層断面とサンプル

坑内地図展示
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当然ながら全て手描きの時代
労力を思うと気が遠くなる。

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坑道模型
地下に張り巡らされた坑道の数とその広がりに圧倒される。

時間になったので一旦着席し、安全注意事項の説明を受けた後いよいよ見学ツアー開始。
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立坑櫓に向かう



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2023May23Tue

【要塞遺構と】オトナの社会科見学#03【港の夜景】 

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港の見える丘公園から眺めた
ヨコハマベイブリッジと月
たまには坂道を登るのも悪くない

丘の上から砲台跡をのぞき込む。
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別のツアーの人たちがいる
ガイドツアーはわたしが参加したドックと砲台跡がセットになったもの以外にドックと砲台跡各々単体でのものも実施されている。但し砲台跡のみのツアーは砲台跡入り口での受付。

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こちらは兵員通路上部

ぐるっと時計回りに回り込んで今度は地下施設の見学。感染症対策で別グループと被らないようにしなければならないので施設案内は順不同。
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先ほど上から眺めた兵員通路
いかにも西洋風要塞といった雰囲気。

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兵員居住区
地下施設なので全体に共通した仕様として天井は室内の調湿の為漆喰塗となっている。

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居住区入り口横の壁際にある通風孔の煉瓦に桜の刻印
この刻印は旧小菅監獄、現東京拘置所で製造されたものという印。西南戦争後の虜囚を収監する為に明治政府が小菅の煉瓦工場を買い上げ監獄とし、囚人に煉瓦を焼かせていた時の名残り。

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弾薬庫内
壁に開けられた三か所の穴にはガラス板が嵌められ、そこにランプを設置して弾薬庫内の様子を庫外から確認していた。

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兵員通路から砲台への通路

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砲台跡に出る

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砲台周囲のニッチは砲弾置き場
転倒防止の鎖を設置していた跡。

再び兵員通路へ。
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浦賀ドックのフランス積みに対してこちらはイギリス積みとなっている

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斜めに色違いの煉瓦が積まれている
濃い色の煉瓦は『焼き過ぎ煉瓦』。耐水性に優れていたが調達費用がかさむため雨がかりになる部分のみの使用として、その他は安価な一般的煉瓦を使用している。

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井戸状になった貯水槽
濾過槽を通って来た水は今でもきれいに澄んでいる。上からのぞき込んでも木の葉が浮いていなかったらそこに水があるとはにわかに気付かないほど。

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改めて通路を眺めて見学終了

再びバスに乗って浦賀ドックに戻り、そこで解散となる。
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エイジング処理を施したバス停
バス同様このツアーの為だけにわざわざ用意されたものだそうである。浦賀ドックに戻り解散。案内してくれたスタッフ氏とバスガイドさんに軽く挨拶して自転車の段取り。

諸々準備を整えて15時頃から帰宅ライド開始。

<実走行ログ:21/11/20>

浦賀駅方面から湾をぐるっと回り、東叶神社前を通ってかもめ団地方面へ。
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かもめ団地外周路から
こっちに回るなら渡し船使えば良かったと後から気が付いた。

観音崎を通過しR16を北上して横須賀市街。
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三笠公園とヴェルニー公園でお約束
この子でこれをやるのは当然ながらお初。

ヴェルニー公園から横須賀駅前を通過してR16に復帰。
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お久し振りのスカレーと今回初めて目にした横須賀線新型車両

真っ直ぐR16を北上せず、長浦港方面を迂回して相模運輸倉庫専用線跡を眺めて帰る。
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真冬になれば雑草も枯れて線路を眺めやすくなる(はず)

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徐々に雑草に覆われ砂利に埋もれるダブルクロス

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枕木が残る区間もかなり埋もれて来た感
今のところ費用対効果の面で放置されてはいるもののこの廃線もそう遠くない将来埋め潰されてしまいそうな感じがしなくもない。

一旦R16に復帰し、再び船越町から脇道に逸れる。トンネルを二つ抜けてシュートカット、、、のつもりが角をひとつ間違えて無駄な坂連を挟んでみたりしつつ。
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梅田隧道

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最近すっかりお気に入りの筒井隧道
前後の急勾配解消で路床を削った為にタテヨコ比率が一風変わったものとなっているトンネル。

野島公園経由でR357に出て北上。
ちょっと気が向いたのでもう少し坂道を登る気になって根岸公園から港の見える丘公園へと向かう。すっかりクリスマス色に染まった夜景の中を淡々と進む。
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末日聖徒イエス・キリスト教会 山手ワード

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山手234番館と山手十番館

港の見える丘公園到着。
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ガンダム(山下埠頭)方面

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ポートタワーとガンダム

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ベイブリッジと月
夜景観賞にも満足したのでのんびり帰路に。

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横浜市開港記念会館の塔

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北仲橋からワールドポーターズ方面

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この日二度目の定点撮影

観覧車が内げ花火を模したイルミネーションだったのでしばらくその場で撮影。
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動画で撮れば良かったか
少々冷え込んで来たのでキリの良いところで撤収。
あとはのんびりR15を北上して自宅まで。

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専修寺関東別院前帰着
社会科見学で知的好奇心を満たしてから夜景観賞でメンタル面のケアも出来て走行距離は短めだったのでフィジカル的にも優しいいち日なのでありました。


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2023May23Tue

【色気と】第41回 札幌ホワイトイルミネーション【食い気】 

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光のじゅうたんの向こうにテレビ等

11月21日から24日まで三泊四日の出張。
初日は夜の移動のみ、二日目は札幌市内と北広島市内で各々みっちり打合せ、24日は石狩市内と北広島市内で打合せの後帰京というスケジュールで23日がぽっかり空いてしまった。
諸事情あって9時頃から移動することになったので朝起きてから投宿したビジネスホテルで7時頃朝食を摂ってからそれまでの時間が空いてしまったので札幌大通り公園を軽く散歩することに。
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テレビ塔から西に向かう

折しも『第41回札幌ホワイトイルミネーション』開催中なので朝歩いて夜のそれを較べてみようと。
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合間に札幌演武場(時計台)も
前回散歩した時には雨に降られてしまったのでここまで足を延ばさなかった。

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赤い実をつけたナナカマド
すっかり葉が落ちた中実の赤さが際立つ。

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ススキノ交差点
この辺でボチボチ良い時刻になったので車で移動。

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諸々手違いがあって借りることになった商用車(ハイエースバン)

ハイエースバンをレンタカー営業所に持ち込み、ホンダフィットと入れ替えた後赤平まで移動して、あれやこれやを堪能して札幌に戻ったらすっかり日が落ちていたので半日振りに大通公園へ。

朝同様テレビ塔下から西に向かう。
後から知った事だったけれど今の期間中はテレビ塔が無料で利用できたのであった。登っておけばよかった。。。
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まあやっぱり色気より食い気なのでイルミネーション鑑賞は早々に切り上げ、夜空のジンギスカンススキノ交差点店にて『ひとりジンギスカン90分一本勝負』に挑んだ。
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飲み放題食べ放題である

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生ラムと塩揉みジンギスカンの二種が食べ放題
さすがにひとりで90分はキツかったのでオーダーストップ前に切り上げておいとま。
美味しゅうございました。



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2023May23Tue

【船渠と】オトナの社会科見学 #02【砲台跡】 

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世界に5か所しか残っていない総煉瓦造のドック
見学ツアー参加者以外は立ち入れない
浦賀船渠最下部
ここに降りられただけでも価値がある

お腹を満たして再び浦賀ドックに移動。
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浦賀ドックエリア外壁
煉瓦造のドックに合わせた外観。

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再びクレーンをじっくり眺める

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見学ツアー専用バス
このバスで千代ケ崎砲台跡まで移動する。ガイドツアーの為だけに改修されたのですと。

ツアー開始までしばらく間があったので一般公開エリアからドックを眺める。
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一般見学可能エリアからの撮影

ツアー開始5分前に集合、A班とB班に分かれガイドさんの説明を受ける。
浦賀ドックは世界に5か所しかない現存する総煉瓦造ドックのひとつで、日本国内にはもうひとつ浦賀ドックの目と鼻の先に川間ドックがあるがそちらはマリーナの一部として常時注水されている状態なので最下部まで降りての見学は不可。
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レシーバーの配布
それにしてもひと組親子連れがいたけれどほかの参加者は老人ばっかりだった。

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一般客進入不可エリアへ

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造船所船台があったところ(左)と艤装岩壁(右)
わたしの定点撮影ポイントとなっている旧日本丸もここで進水したそうである。

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ドックのゲート上を渡る
ゲートの重心は海側に偏芯しているのでドック内が空の時は海水の水圧で直立しているけれど満水になると海側に倒れて船が進入できるようになるという仕掛け。

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海側からぐるっと回り込む

見学用に新設された鉄骨階段を降りてドック最下部へ。
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ドック底部は10m四方くらいのエリア以外立ち入り禁止
林立しているのは船底を受けるためのブロック。船底の形状は当然ながら船ごとに異なるので進入してくる船の設計図をあらかじめ入手してその船に合わせた位置に移動して対応していたそうである。よく見るとブロック底部にはフォークリフトの爪が刺さるようになっている。
浦賀ドック最後の利用は東京湾フェリー、しらはま丸とのこと。なんだかんだ縁が深い。

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フランス積みの煉瓦


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拡張された船首部
『総煉瓦造』ではあるが船首、船尾部分は煉瓦では無く鉄筋コンクリート造になっている。船体の大型化に伴い拡張された結果とのこと。ギリギリまで大きなものが入渠した時は船首部分が敷地をはみ出し道路上にせり出したのだとか。

再び地上へ。
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一般見学可能エリアから

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これを覗いて進入してくる船の中心軸を合わせる

ここまでで浦賀ドック見学ガイドツアーの部は終了。これから専用バスで移動して千代ケ崎砲台跡見学ガイドツアーに移行する。
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このツアーの為だけに改修されたバス
このバスの乗車定員の縛りがあるのでA、B各グループ15人までしか参加できないし、これ一台なので午前午後の2回しか運行できない。

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叶神社にちなんで『叶』をかたどった吊り革

往復の車内ではツアーガイド氏では無くバスガイドさんがあれこれ案内してくれる。ツアー専用なので本来不要な降車ボタンを押すと『なるほど~』という男声とともにボタンが光る。ガイドさんの案内に感心した際に使うw
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なるほどボタン

千代ケ崎砲台跡は先ほど訪れた燈明堂の上方にある。燈明堂への道から分岐した坂道を、ペリー来航時の黒船の最大船速程度の速度でのんびり進む。時速10km弱。

坂道を登り切っていよいよ千代ケ崎砲台跡到着。
石積みの切り通しを通り抜ける。
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入り口の切り通し

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正面には井戸

まずは小高い丘の上へ案内される。二門の大砲がひとセットになってそれが三か所。丘の上を掘り下げたところが砲台跡。大砲の砲弾は放物線を描いて飛翔する榴弾。命中率は1%あるかどうかという精度だったとか。
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掩蔽されて大砲自体は海上から見えなくされていた

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あちこちに咲いていた竜胆

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房総半島を望む

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浦賀水道は今日も大賑わい



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2023May23Tue

【灯台と】オトナの社会科見学 #01【燈明堂】 


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10月から催行されている
浦賀の煉瓦ドックガイドツアーに参加

11月に入ってから電車で出勤した朝のこと。京急線車内吊り広告でMEGURU Projectなる催しの存在を知り、中でも『浦賀ドック・千代ケ崎砲台跡見学ガイドツアー』に非常に心惹かれたので詳細を確認してみたところ、ガイドツアーは土日祝祭日のみ実施で午前の部、午後の部の二回。各々AコースBコースがあって先に浦賀ドックを回るか千代ケ崎砲台跡かの違い。そして厄介なことに事前申し込み受け付けはやっておらず当日先着順で各コース15名までという上限がある。ということは最大でいち日当たり60名までしか参加できないということ。
とはいえそれほど混雑するものでも無かろうと、午前の部スタート時刻が9時30分であることを勘案して9時ちょい前くらいに現地着で計画し、約45kmの距離を途中朝食をいただいて3時間弱で走る予定を立ててみた。

前夜立会川の鳥勝(※11/24/20:12記:実は前日酒量を過ごしたのは鳥勝ではなく雑色の『ポランの広場』 だったと思い出したσ^_^;))で微妙に酒量を過ごしてしまい、やや宿酔気味の感があったものの予定通りに無事起床、もそもそ用意を済ませてほぼ予定オンタイムでスタート。
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専修寺関東別院前@21/11/20/6時頃

<実走行ログ:21/11/20>

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月食明けの月を眺めつつ多摩川を渡る
※前段で修正した通りこの日は『鳥勝飲み明け』ではないのでこの日の月は月食翌々日朝の月なのであった。

朝ごはんは横浜卸売市場本場の竹家食堂へ。
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ほぼ定番となっている二色丼(¥1,000-)をいただく
今日も美味しゅうございました。

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曙光の中のみなとみらい地区

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メモリアルシップ日本丸前での定点撮影

桜木町から内陸方面に向かい、鎌倉街道を進んで上大岡から金沢方面へ。いつもは金沢八景駅前でR16に合流するのだけれど今回はちょっとコースを変え金沢文庫、八景駅を迂回して六浦交差点からR16へ。少々道が狭いものの今までよりはすんなり走れるような気がするので今後浦賀、久里浜方面に向かう際にはこのルートをメインにしてみようかと。

横須賀市街を抜け馬堀海岸から浦賀に抜ける。
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交互通行のトンネル

浦賀ドックには計画通り9時ちょい前には辿り着けたもののチケット売り場前には思いの外大勢が行列を作っていたのでやや焦る。駐輪場に自転車を停め、鍵をかけたり靴を履き替えたりしている間に後から来たオートバイ乗りの人に先を越されてしまった。
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結構な行列

スタッフの人が行列している人たちにどのコースを希望しているのか訊いて回っていて、浦賀ドックと千代ケ崎砲台跡がセットのガイドツアーは既に9時30分スタートの部が満員で13時からの部しか空きがない事、それで良ければ整理券を配布していることを説明して回っていた、
ここまで来て9時30分がダメだからと言って諦める訳もないので迷わず整理券を貰う。
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午後の部Aコース8番目
この時、キャンセルが出たとかでわたしの直前のオートバイ乗りの人が午前の部に繰り入れられることになった。施錠や靴の履き替えなんぞ後回しにしてとにかく並んでおけば良かったとこの時軽く後悔してみたり。
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午後の部チケットゲット

チケット購入時点で9時ちょい過ぎなので約4時間の余裕がある。時間潰しも兼ねて浦賀周辺をうろうろと流すことにしてまずは浦賀ドックのさわりを。
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ドック脇のクレーンとドック
この位置なら一般公開エリアなのでツアーに申し込まずとも眺めることができる。

特にどこに行って何をというのは考えず、取り敢えず観音崎灯台に向かって移動を開始。その後のことは残り時間と気分で決める。

<実走行ログ:21/11/20>

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たたら浜付近から
岩の上に数羽のウミウ。

坂道を押し歩いて観音崎灯台へ。集団ハイキングなのか、大勢の米国人家族連れで賑わっていたけれど、彼らは丁度見学を終えて降りて来たところらしかった。
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観音崎灯台

『なんちゃら宣言』中は内部見学が中止になっていたので久し振りに内部を登って眺めを堪能。
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眺望を満喫

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フレネル式レンズ

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本体(レプリカ)は写真撮影禁止エリアに展示してある

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青空を遊弋しているトンビ

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愛して止まない灯台下の切り通し

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なかなか見事なサルノコシカケと色鮮やかなツワブキの花

『海辺の道』に至る素掘りのトンネルを堪能
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道路側の坑門は整えられているけれど海側は素掘りのまま

観音崎から折り返し、灯台繋がりで燈明堂に向かうことにする。
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かもめ団地外周路
ここもお気に入りの場所。

ドック前を通過せず、渡し船を使う。
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タイミング良く、待たずに乗船できた

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燈明堂

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燈明堂下の磯
先日訪れた天神島の磯もキレイだったけれど個人的にはこの磯が三浦半島で一番キレイなのではないかと思っている。

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小振りながらもキレイな浜辺

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三浦半島八景
いずれすべてのシチュエーションを堪能してみたいもの。

お昼時が近くなったので浦賀駅前に引き返す。ドック前を通り過ぎてあらかじめ下調べしておいたクール・クラン・ウラガへ。店内に入ると店長と思しき男性が色々愛想よく丁寧に接客してくれるので若干気が引けながらも気分が良い。
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メニュー豊富で店内ライブも催している

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アジ、カニクリーム、エビのミックスフライ定食(¥1,550-)
カラッと揚がっていて熱々でサクサクしていた。
美味しゅうございました。

食後にセットのコーヒーをすすっていたらそこそこ良い時間になったので浦賀ドックに移動。いよいよ見学ツアーである。


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2023May24Wed

【ふらっと】日本丸総展帆【横浜】 

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総展帆セレモニーの掉尾
舳先に並んだ作業員さんの敬礼と脱帽挨拶
ようやく拝見できました

21日(日)は夕方の飛行機で北海道へ前乗り出張なのであまり遠出はできないし、そも午後から天気が崩れるという予報もあったので自宅でダラダラ過ごそうかと考えていたけれど、前日浦賀で社会科見学(浦賀ドックと千代ケ崎砲台跡のガイドツアー)をした帰りにメモリアルシップ日本丸前を通過して定点撮影を行った際『次回日本丸が帆を開く日は11月21日(日)』と書かれた横断幕を目にしていたので総展帆のタイムテーブルを確認。概ね11時半頃には作業が完了するらしかったので終了ちょっと前に到着できるよう段取り、10時過ぎに自宅近傍をスタート。
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専修寺関東別院前@21/11/21/10:25

<実走行ログ:21/11/21>

第一京浜国道(R15)をのんびり南下、特に急ぐわけでもないので子安からは一本海側の浜通りを進む。
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浜通り起点

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子安漁港のこの佇まいが非常に好み
首都高速と住宅マンションに挟まれた運河に漁船が連なっているさまがなんとも言えず心に刺さる。

ふと、放棄されていたものだと思い込んでいた船台に何やら作業をしている人の姿。
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放棄されてしまった訳でもないらしい

ちらちらと運河を眺めつつ進む。
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一艘転覆していた。。。

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もう一つの船台
こちらは上屋も撤去されてしまっていて、放棄されていたようだったけれど今のところ橋梁改修工事用に活用されているっぽい。

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子安漁港南端から

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古いボール盤の展示
いつも気になっているので撮ってみたけれど説明板を撮り忘れてしまった。。。

そんなこんなでMM地区に入り、メモリアルシップ日本丸前へ。
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ほぼ開ききってる
最下段の帆を展開している作業の真っ最中だった。

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最下段の展帆作業中

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展帆終了時点でもう一度記念撮影

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作業終了時のセレモニー
左右両岸に対し敬礼と脱帽挨拶。

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総展帆完了後
普段あまり撮らない角度で二枚。

予約した飛行機は18時30分羽田発なので自宅を17時に出れば余裕。とはいえなんの準備もしていないので最低でも一時間くらい準備の時間を勘定に入れると使えるのは4時間くらいで昼食もその間でとなるとあんまりのんびりもしていられない。この時点で正午ちょい前なのでのんびり帰って所要を一時間見たとすると昼食込みで3時間ほどしか使えない計算。
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万国橋で一枚

大桟橋か山下公園を回って帰ろうかと考えていたところ、大桟橋に停泊中の帆船のマストが見えたので日本丸の総展帆を眺めた帰りに帆船をもう一隻眺めてから帰ろうということにして大桟橋に立ち寄ってみた。ウッドデッキに自転車押し歩きで進入しようとしてゲートのおじさんに呼び止められる、(そういや押し歩きでも自転車進入不可だったな。。。)大桟橋に足を踏み入れるのは数年ぶりだったのですっかり忘れていた。
駐輪場に自転車を置いて徒歩で大桟橋屋上庭園に。停泊中の帆船の船名を確認してみたらこちらも日本丸なのであった。
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こちらは現役の日本丸だった
全ての帆を展開した退役日本丸を眺めた後、全ての帆を畳んだ状態の現役日本丸を眺める。

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日本丸の向こうにヨコハマベイブリッジ

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出航して行く観覧船 ROYAL WING

しばらくのんびり海を眺めていたけれど、空模様が怪しくなって来たので降られる前に撤収。走行距離30kmちょいののんびりポタ終了。


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タグ: ロードバイク  ポタリング  日本丸  総展帆 
2023May24Wed

【予定は】週末ゆるポタ一泊二日 #04(完)【未定】 

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湖水にたゆたう白鳥越しに
笠雲を被った富士山の眺め

週末ゆるポタ一泊二日 #03 より
・関連エントリ⇒富士五湖巡りポタ記録

<実走行ログ:21/11/14>

2週間ぶりの大石公園に行ってみたらコキアがすっかり色あせていた。
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緑→赤→茶色って変化するのね

因みに
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ひと月半前のコキアと半月前のコキア
こうしてみるとなんだかんだ緑の頃が一番好みかも知れないw

まだ正午前後だったので売り切れずに残っていたフルーツサンドをふたつ購入。
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ブドウMIXと洋梨
美味しゅうございました。

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大石公園から眺める富士山

大石公園をリスタートして東に進む。フルーツサンドで小腹を満たしたので少々昼食が遅くなってでも紅葉回廊に寄ってみようと思ったものの笑ってしまうくらい混雑していたので遠巻きに眺めるだけでスルー。
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これはもう誰が何と言おうと密ですわw

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人が映り込まないように撮ってみた

新倉河口湖ロンネルを抜け、出口近くのつるや食堂でお昼。ここはかつて雨に打たれたブルべ中にお邪魔して温かいうどんを食べて人心地ついたところ。かれこれ7、8年くらい振りだろうか。
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全部入り特盛をいただく
美味しゅうございました。

リスタートしてからは今まで使ったことの無いルートへ進む。富士吉田から忍野村に抜けて大回りする形で都留に降りるルート。

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東町東交差点から

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桂川

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グラベルが現れてやや嫌な予感
砂利敷きの駐車場から引っ張られただけだったw

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不二阿祖山太神宮
富士山が元は浅間と呼ばれていたので富士山を祀る神社は浅間神社で、ここは『アソ』の名を関している。寺田寅彦の『火山の名について』という論考に思いを馳せてみたりするけれど、それを知るきっかけになったのは星野之宣の『ヤマタイカ』なので、やはり漫画は知識の泉だよなあと。

不二阿祖山太神宮を過ぎると道はじわじわ勾配を増して行き、ついには15%を超える区間もちらほら現れ、右左口峠に続いてフロントインナーのお世話に。そんなこんなで辿り着いた不動の湯。水汲みしようかとも思ったけれど『渇水により有料』と表示があり、水汲みだけの利用でも入浴料を支払わなければならないらしい。車で来てポリタンクに詰めて帰るならまだしも、ドリンクボトル一本では割高に過ぎるのでパス。
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不動の湯

不動の湯から再び急勾配の坂道をひいひい言いながら再度登り始めると唐突に舗装路が終わり、二股に分かれたグラベルが。
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登山道入り口である
改めて地図を確認してみたら分岐を曲がり損ねて1kmほど余分に登って来ていたのであった。Edgeの画面はクライムプロに自動的に切り替わってしまっていたので気付かなかった。時折ビープ音が鳴ったのはオフコースだったからかよ。。。

苦労して登った坂道を今度は下る。いやはや勿体ない。少々わかりづらい分岐を正規ルート方面に。今度はさほど勾配がキツい道ではない。不動の湯へ向かう道の方が立派だったのであっちが行き止まりだとは思わなかったわい。
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いかにも交通量が少なそう

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一部区間にはグラベルも

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木漏れ日を浴びつつ

さほどキツくない勾配の坂道を淡々と登って行くと、道端に三台ほど車が停めてある開けた場所に辿り着いた。ここが鳥居地峠ピーク。展望はまったくよろしく無いけれど権現山、高座山への登山口があるのでそこそこ利用されるらしい。
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お初の鳥居地峠

ゆるゆる下って忍野村に入ってひなびた田舎道をのんびり進む。
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佇まいが気になった招魂社

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忍野村のマンホール

『二十曲峠』へは分岐毎に表示があってわかりやすい親切表示。
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こちらは時々車が通る
富士山展望スポットだけあって峠に向かう車がちらほら通る。

こちらも鳥居地峠同様緩やかな登り坂なので脚にも心にも優しい。
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ほどなくピーク

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水神碑と由緒

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二十曲峠からの富士山
さすがに名の通った眺望スポットなので眺めは見事。明け方頃に訪れれば紅富士が拝めるそうなので一度眺めに来てみたいもの。

予定ルートはこの先忍野村と反対側に下って都留に抜け、富士みちをしばらく下ってから牧馬峠を越えて道志みちに合流するというものだったけれど都留側に下る道が通行止めなので引き返すしかない。
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ガッツリ通行止めである

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忍野村に下る前にパチリ

今回は山中湖を拝まず帰るつもりが図らずも山中湖から道志みちを降ることになった。
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笠雲が随分崩れて来た

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白鳥が湖水にたゆたう姿越し

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長池親水公園

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徐々に笠雲が二つに分裂

今回もすっかり『富士五湖越しの富士山』を堪能し、満足して帰路に。いつものように道志みちから小倉橋。
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お約束

途中、小腹が減ったので補給して帰ることに。
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一本槍にてつけ麺
美味しゅうございました。

いつものように尾根幹を使って帰るつもりが曲がり損ねてしまったので芝溝街道を使って鶴川街道、尻手黒川道路を進む。R東京のブルべで何度か使ったルート。途中警官が大勢出ていて交通整理をしていたので(事故かな?)と思って通りかかったら、事故は事故でも思った以上に激しい事故だった。
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タイヤがもげて転がっていた
信号無視の車が猛スピードで衝突したらしいけれど、いつなんどき頭がおかしいやつがこういうことをやらかすかわからないので巻き込まれないようにだけはしっかり注意しないと。

ガス橋を渡って多摩川左岸に出て、下って帰宅。
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専修寺関東別院前
一泊二日、約350kmのポタ無事終了。


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タグ: ロードバイク  ロングライド    観光  富士五湖  紅葉  二十曲峠   
2023May24Wed

【15%の】週末ゆるポタ一泊二日 #03【グラベル坂】 

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山頂ビーム射出直後の富士山w
・関連エントリ⇒富士五湖巡りポタ記録

そこそこ早い時刻に寝落ちしていたので早朝3時過ぎに一旦目覚めて二度寝。今度は5時頃の目覚めとなったのだけれど計画ではこのくらいの時刻に出発しようと考えていたのでしばし思案の後露天風呂に移動。折角温泉施設にいるのに朝風呂に浸からず出るのはもったいない。
相変わらず低めの温度の湯に身を委ねていたらすっかり寝落ちして気が付けばもうすぐ6時になってしまうというタイミング。いそいそと着替え、チェックアウトを済ませて表に出る。
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おたまじゃくしのような雲
近所の松屋で朝の補給を済ませ、二日目のスタート。

<実走行ログ:21/11/14>

松屋を出てしばらく細めの地元道を進む。極力ブルべコースと被らないようにと計画した道なのでなかなか新鮮。広域農道に遷移し、じわじわ登って行く坂道の途中あちこちから甲府盆地が見渡せる、なかなか良いロケーションであった。
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朝もやが漂う盆地

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疾走感があるw
広域農道を進んで右左口交差点から一瞬だけ精進ブルーラインを進み、すぐに脇に逸れて旧道へ。旧中道往還右左口宿を進む。

坂道の両側に歴史を感じさせる家並みが続く。
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道祖神
右左口宿の中でも標高の高いエリアを『上宿(わでじゅく)』と称するらしい。

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落ち着いた佇まいを見せる古刹と常夜灯

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宝蔵倉

宝蔵倉のすぐ隣の敷地に砂利敷きの広場と東屋があり、東屋には『山崎方代生家跡』と扁額が掛けられている。
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不勉強ゆえ、この歌人の名を初めて知った。

ほどなく宿場を抜け民家が途切れた山道を進む。
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この眺めを目にすると『望郷』というのも頷ける

しばらく進むと不穏な表示。
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未舗装あり、路肩狭小、落石の恐れあり
ゲート手前の5mほどは精進ブルーラインと並行しているもののガードレールで完全に仕切られている。大雨で通行止めの際ブルーライン側に退避することが出来ずに右左口交差点まで引き返さなければならない不親切設計なのはいかがなものか。と思ったけれど自転車なら担いで越えられるか。
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ゲート脇の様子

ケートからほどなく、舗装が途切れて未舗装区間が始まった。当初は軽く考えていて(お、さっそく未舗装路始まったか!)とか思っていたけれど『未舗装あり』では無く『基本未舗装、一部舗装あり』だわこの道。
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ゲートからほどなく進んだところで始まったグラベル
しばらくは(エアロロードのバロンくん(FOCUSに)するかグラベルロードのエースくん(RIDLEY)にするか迷ったけれど今回はエースくんで正解だったなあ♪)なんぞと考えつつ呑気に進む。

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甲府市内で一斉に防災無線の試験放送が始まって軽くビビる

ゲートの表示が『未舗装あり』だったのでそろそろ舗装路が部分的にでも顔を出すかと思いつつ進むも一向にグラベルが終了する気配がない。それどころか勾配が徐々にキツくなって、ついにはEdge530が勾配15%を表示する場面も。しかも砂利がいちいちでかいのでものすごく走りづらい。グラベルというより単にガレ場だろ、これ。しかも勾配は優に10%を超えているし。
購入してから2ヶ月ほど経過してもなおフロントインナーの出番がないくらいのギヤ比(アウター48・ロー34)だったけれど今回初めてフロントインナーを使う羽目に、しかもいきなりインナーロー(34-34)を使ってどうにかこうにか転ばず押し歩きせず。いやはや、本当にグラベルロードで良かった。

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写真が残っているところは余裕があったところ

この辺でちょっと壊れかけw
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草で隠れてイマイチわかりづらい

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ピーク近くは勾配が緩くなってくれた

ガレ場ですっかり消耗しつつもどうにかこうにかピーク到達。
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総延長2km無いのか。。。
体感では舗装路4~5kmくらいに優に相当した感じ。

同じようなガレ場を想定して身構えつつ上九一色村側に降りる。
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ピーク付近はあんまり眺め良くない

甲府市側同様上九一色村側もグラベルではあったもののこちらはそれほど石のサイズは大きくなく、普通に整備された砂利道といった感じ。
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そこそこ走りやすい
南側斜面なので日当たりがよく明るいので気分が良い。日が当たれば温かいし。

道はいつの間にか舗装路に切り替わり、精進ブルーラインに合流。ここから先は何度も通った懐かしい道で、今回は若彦トンネル⇒河口湖ルートでは無く精進湖隧道を抜けて精進湖に出た。
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精進湖畔で記念撮影

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雲の影に入っているけれど山頂まではっきり見える

精進湖西岸を南下して本栖湖へ。
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本栖湖畔で記念撮影

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鮮やかな本栖湖の水辺

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富士山もしっかり見える

今回は久し振りに本栖湖をぐるっとひと回りしてみようという趣向。
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ちょっと風が強めなので湖面が荒れている


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交通量は少な目で気分よく走れる
時々グループツーリングのサイクリストとスライド。レンタサイクル勢も多い。

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本栖湖南岸から見た富士山
上部にかかっていた雲が笠雲に変化して来た。

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本栖湖キャンプ場のヤマモミジ

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笠雲の形が徐々にはっきりしてきた

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山頂ビーム射出シークエンス終了w

精進湖までは来た道を引き返し、西湖手前で湖北ビューラインに入る。
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西湖湖畔

西湖越しの紅葉と富士山の眺めを愛でつつ東進。トンネルを抜け、坂道を降れば河口湖。
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木漏れ日

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河口湖越しの富士山
ここ最近は毎回毎回富士山の眺めに恵まれているので非常に嬉しい。

とはいえ今回は山中湖には寄らない予定なのでひと月半前のような『富士五湖越しの富士山コンプリート』とはならない予定。(ちょっと残念かな?)そんなことをちらっとでも考えたから予定が狂うのだ。

河口湖畔を東へ進む。
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紅葉のトンネルにて

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アングル違い
紅葉見物の行楽車で結構な混雑ぶりを見せる道を巻き込まれに注意しつつ慎重に進み、半月ぶりとなる大石公園に到着。



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2023May24Wed

【わんこを愛でて】週末ゆるポタ一泊二日 #02【わらび餅】 

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中央線で甲信方面に向かう際
いつも気になる廃ホーム
スイッチバック駅だった旧勝沼駅の名残

<実走行ログ:21/11/13>

味噌ラーメンでお腹を満たしてリスタート。なんだかんだ言って大菩薩ラインは道の駅たばやま手前が最も勾配が厳しい区間なので(※個人の感想です)胃がこなれるまで紅葉を愛でつつのんびり進む。
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色とりどり

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通行止めの吊り橋
毎度気になるけれど閉鎖されたままでもさほど支障が無いならこのまま朽ちるにまかされるのか、安全面を考慮していずれ撤去されるのか。一度渡ってみたかった。

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山間部は日陰になるのが早い
14時過ぎだというのに日差しが無いとかなり肌寒いというか風が非常に冷たい。

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低い太陽に向かって走る形なので眩しい

6~7%の勾配の坂道をのんびり登る。前述の通り個人的に柳沢峠は道の駅たばやま手前さえ頑張れたらあとはダラダラ長い坂道しかないという認識。

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真っ青な空

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味わい深い木と岩肌のコントラスト
日が低い時期の陰影の付き方が好き

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かつて道路だったところ
線形改良で道が付け変わった後放置されたので崩落土砂で埋もれている。

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花魁渕上流
花魁渕にはいつも寄ろうと思っているのに時間的に余裕が無くてパスしているのでいずれちゃんと観に行きたい。

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ひときわ目を引くマムシグサの実
周囲の彩度が落ちているので毒々しい赤がやたらと目立つ、というかホントに毒あるし。

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青空とのコントラスト

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沢音を聞きながらの登坂

昨年沢べりで小休止した懐かしい区間を通過してしばらく進むと大きく緩やかな左カーブの先で犬が吠えているのが聞こえる。(わんこ、今日はご機嫌斜めかな?)そんなことを思いつつ名水わらび餅湯宿はまやらわに到着。
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はまやらわ入り口

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さっきまで吠えていた割には機嫌は悪くなさそう
凛々しい顔立ちだよねえ。

お店の人に注文を伝えてわんこの隣に腰掛けしばし戯れる。
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相変わらず人懐っこい

わんこと戯れていたら注文の品が供された。今回は『冬季限定』という温わらび餅(黒糖)を注文してみた。
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トロっとしていてほんのり甘い
ホイップクリームが添えらているのも初めての味わい、美味しゅうございました。

わんことの別れを惜しみつつリスタート。峠のピークは目と鼻の先。
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月が顔を出していた

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ピーク手前で5℃
指切りグローブでは少々厳しい気温。ボチボチ冬装備が必要かな?というか朝晩は路面凍結の心配も出て来る。

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そんなこんなでピークに到着

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エースくん初柳沢峠

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ここまでキレイな富士山を拝めたのは初

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もう一枚記念撮影
峠の東屋よりも、100mほど下ったカーブの方が障害物が無くてすっきりした富士山が拝める。当然ながら通行車両には細心の注意を払いつつ。

線形改良が進んで非常に走りやすくなった山梨側のダウンヒルを気分よくすっ飛ばし、塩山市街地に向けて下る。
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甲府盆地

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干し柿もあちこちで見かけた

柳沢峠から下ってフルーツラインに入り、しばらく進んだところで塩山方面から逸れて中央線沿いの路地に入る。目的地は勝沼ぶどう郷駅脇にある旧勝沼駅跡。中央線を利用する度にいずれ行きたいと思いつつなかなか実現しなかった、旧国鉄、SL時代のスイッチバック駅ホーム。SL発着時の問題で本線の勾配区間に駅ホームを作れなかったため、本線より低い位置に水平なホームを設置してこの駅に停車する列車だけが引き込み線を使ってスイッチバックする形式だったそうである。
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今は桜が植えられていて春には桜色で彩られる
それにしても軌道部分は線路と枕木は撤去されているもののバラストが残っているので少々走りづらかった。とはいえこの程度を『走りづらい』なんぞとは片腹痛いお話なのであったと翌日痛感することになったのである。

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富士山の先っちょとお月様

今回もうひとつ目論見があって、地元産果物をふんだんに使ったフレンチトーストのお店カフェ・ラぺにお邪魔というものだった。つい一週間前にフレンチトーストを食べたばかりなのでこちらも味わってみたくなったといった感じ。
ところが到着してみたところ、タッチの差でラストオーダーが終わってしまったとのことで涙を呑む結果に。
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17時丁度がラストオーダー

まあ間に合わなかったもんは仕方ない、、、ということですぐそばの瑰泉へ。
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今宵の宿到着
17時半頃チェックインを済ませ、後はひたすらのんびり。温泉にのんびり浸かりしっかり疲れを癒す。広々とした露天風呂は湯温が低めなので一時間でも二時間でも入っていられそうな感じ。入浴中に寝落ちして溺れることが無いように注意せねば。

すっかり暖まって食堂でお酒を飲んだり馬刺しをつついたり。
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取っ掛かりの馬刺しと〆のそば

すっかりいい気分になって仮眠コーナーに移動。
横になって翌朝の計画をゆるゆる確認していたらいつの間にか寝落ちしていた。


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タグ: ロードバイク    観光  柳沢峠  大菩薩ライン  勝沼駅跡 
2023May24Wed

【魚道と】週末ゆるポタ一泊二日 #01【浮橋】 

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奥多摩湖・留浦の浮橋
一度渡ってみたかった

一週間前に訪れた大山千枚田ライトアップは四色ある光の内二色しか味わえなかったので折角だから残りの二色ものんびり味わい、時間を気にしないためにも鴨川辺りの温泉宿で一泊してのんびり帰ろうかと思い立ったのが週半ばのことで、その時点でかねてから泊まりたかった太海の温泉旅館も民宿も満室状態。世間に名の知れた鴨川の大型ホテルなら空きがあったもののあまりそんな気分でも無かったので(世間はそろそろコロナ禍から本格的に脱しようとしているのだな。)と、妙に上から目線で呑気な感心をしつつ大山千枚田を諦め、さてどうしたものかとしばし思案。『温泉』というワードでふと思い出したのが石和の温泉施設である瑰泉。宿泊設備が無いので今まで敬遠していたのだけれどいつも利用している石和健康ランドが満室だったので、仮眠室で寝るなら一緒だからという理由で試してみることに。

コースは単独での通過は数年振りとなる柳沢峠経由としてみた。ここは虫さん、クロさんと去年走ったけれど、それ以前はいつ走ったのかにわかに思い出せないくらい間が空いている。まあ大体奥多摩方面に行く時は丹波山村まで行かずに奥多摩周遊道路か大ダワ経由で檜原村に抜けてしまうしね。
で、久し振りの柳沢峠を越えて石和まで行くとして、復路がいつも通りではつまらないので今まで通った事の無い道を抜けて今まで越えたことの無い峠をクリアしてみることにしてルートを設定。
最終的にまとめた計画では往路が約145km、復路が210kmと少々バランス悪くなってしまったけれどまあ仕方ない。
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8時頃多摩川公園管理事務所前をスタート

<実走行ログ:2021/11/13>


やや北風でひんやりした空気の中多摩川沿いを遡上。今回往路は特に捻りなく、多摩川沿いを進んで新奥多摩街道、吉野街道、青梅街道と繋いで大菩薩ラインという計画。
やや風があるものの天候は申し分なく、そこかしこで富士山の姿を垣間見つつの走行。
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管理事務所前を出発してすぐ

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iPhoneのレンズが汚れていたのにしばらく気付かんかった

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ラジオ日本アンテナと富士山

ガス橋から右岸に渡ってしばらくしたところでいきなりEdgeの電源が落ちてしまったところでスタート時に走行ログの開始を忘れていたことに気付く。(※Edgeは操作が無かったので省電力で自動で落ちた。)5kmくらいの差だけれど、こういうのは地味にメンタルダメージになるので気持ちを切り替えるために矢野口のCROSS COFFEEに立ち寄り。
スタンプカードを提示するも期限切れだと言われてしまう。
前回も同じように期限切れでカードを新しくしたのにまたか。。。結局カードを作ってもその一回のスタンプ以降が続かない。あまり通いやすい場所じゃないからなあ。
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CROSS COFFEE

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はちみつトーストとコーヒーのセット
取り敢えず自宅を出る前に一応朝食をしたためて来たのでこの程度でも充分。朝食抜きだったらトースト三枚くらい欲しいところである。

コーヒーをすすりつつしばしまったりしていたところで向かいの席にいた女性から「とりさんですか?」と声を掛けられたものの先方はマスクを装着した状態なので顔がよくわからず内心かなりビビる。マスクを外したところでなんとなく見覚えのある顔立ちだなとようやく思い至り、会話をしながらのあさんだと確信した。前回ちゃんとお目にかかったのは照明が暗めのHanabiでのことで、それ以外はブルべでの走行中に一瞬すれ違っただけという状態なので雰囲気だけでもなんとなく覚えていた自分を軽く褒めてやりたいw

(やはりポールダンスを始めとして普段から身体を動かしているから基礎体力のある人だなあ)という印象を抱いた、先日彼女が完走したAJ神奈川主催の【追い風400】完走時の状況や「べいさんが(AJの)理事を卒業したので次は会長になるのではないか?」という内容を始めとした雑談を少々。
のあさん曰く、わたしがツイートを流した直後だったことに加えて「短パンなのですぐ分かった。」とのこと。ある意味アイコンとしての半パンw

そんなこんなでリスタート。再び多摩川右岸を上流に向かい、是政橋から左岸に復帰。
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これもまた斜張橋の美

しばらくはAJたまがわ主催ブルべの定番ルートを進む。
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京王線の鉄橋越しに富士山ちらり

新奥多摩街道から奥多摩街道に遷移し、玉川上水沿いを進む。
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ここもまた定点撮影ポイント

玉川兄弟にはご挨拶せずスルーして進む。
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羽村取水堰

AJたまがわのブルべでは直進又は右折する小作坂下交差点を左折して吉野街道へ。以後古里で青梅街道に合流するまでひたすら多摩川右岸の吉野街道を進む。古里から先、多摩川左岸に渡ってひたすら青梅街道を西進する。
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照明少な目のトンネルが多い

白丸ダム魚道見学コースが解放中だったので立ち寄り、久し振りに螺旋階段を降りる。
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入場無料が嬉しい
受付でダムカード配布も行っている。

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螺旋階段上から下から

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魚道の様子(右はダム堤体上から)

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外部に近いところにはコケや草木が生える

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白丸ダム堤体

久し振りの眺めを堪能してリスタート。すぐ上のトンネルを遊歩道側に逸れる。入り口のバリケードが鬱陶しいので気持ちに余裕が無いときには使わない道。ここは素掘りトンネルが残る区間。奥多摩の素掘りトンネルは内壁面に、法面で使われるような吹き付けモルタル処理が施されているので素掘りの状態が露わになっているところは希少。
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短いながらも味わい深い区間

緩やかな勾配の坂道をのんびり登って小河内ダム正面へ。
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エースくん初小河内ダム

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小河内線(廃線)第二水根橋梁

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峰谷橋を渡る

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青空の下の奥多摩湖

お昼ご飯は留浦浮橋のたもとにある鳥勝を予定していたのだけれど、予定より少々遅れて正午過ぎ頃に到着したら既に入店待ちの行列ができてしまっていたので断念。前の週のさすけ食堂といい古このところ昼食に関してはイマイチ巡り合わせがよろしくない。
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鳥勝前には行列
そういえば立会川の鳥勝も全然お邪魔出来ていない(ノД`)・゜・。

取り敢えず鳥勝でのお昼ごはん計画が頓挫したけれど折角なので浮橋を往復することに。アルミ合金製の階段と橋の上面はなかなか危なっかしい。
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クリートが滑るので慣れるまでおっかなびっくり

橋から湖面をのぞき込むと日差しを受けて小魚の群れがキラキラ光っていた。
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ワカサギらしい

単純往復だけれどそこそこ満足してリスタート、次の機会にはダム側の麦山浮橋も渡ってみたい。
奥多摩町が終わって丹波山村へ。奥多摩町と丹波山村の境界で道は青梅街道から大菩薩ラインへと呼び名を買える。
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色とりどり
緑色が残る時期の方が個人的には好み。

鳥勝で昼食のアテが外れてしまったので道の駅たばやまでの補給を考えていたけれど、丹波山村に入ってすぐのところで小ぢんまりとした食堂が目に付いたので立ち寄ってみることに。雲取山の登山口になっているのでバス停もあるし、そこそこ客は入るのだろう。店内の造りもなんとなく飲み物が充実したメニューも登山帰りの客をターゲット層にしているような感じがしなくもない。いや、勝手な憶測だけど。
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食堂・木漏れ日

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登山帰りに軽く一杯という感じかな

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特撰味噌ラーメンとライス
和の醤油ラーメンと迷ってこれ。美味しゅうございました。

お腹を満たしていよいよ今回の大ボス、柳沢峠を指してリスタート。


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2023May24Wed

【浪漫あふるる】大山千枚田ライトアップポタ【♂二匹】 

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橙→青→緑→紫と
15分ごとに切り替わる光
帰り時間を勘案して青→緑を堪能

関連エントリ⇒ゆるゆる三浦ポタ

ゆるゆるポタの後三浦海岸駅前でさあ乾杯♪という直前、べいさん「明日時間あったら大山千枚田一緒に行きましょう!」とメッセージを送信。乾杯が終わって飲み始めたところでべいさんから「OK!」の返事。
「え?明日はとりさんとべいさんデートなんですか???」 By 虫さん。相変わらず腐女子王道ど真ん中な思考を巡らせるお脳をお持ちw

元々土曜日に三浦でポタして日曜日はソロで大山千枚田に行くつもりで計画していたのだけれど、鎌倉の大仏様を見てべいさんを連想したので誘ってみようと思い立ったのであった。天気予報は情報を提供する媒体によってばらつきがあるという微妙なものだったけれど、降られたとしても大した量でも時間でも無いと判断して強行。

ルートは久里浜から東京湾フェリーで金谷まで、そこからぐるっと回って大山千枚田には17時頃到着するように計画。金谷から大山千枚田まではまっすぐ行けば20km弱しかないので大回りして+40kmほどを捻出、都合80km弱のゆるポタコース。

前日同様8時頃出発
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専修寺関東別院前@21/11/07/08時頃

<実走行ログ:2021/11/07>

前日とは異なり、特に忘れ物もしていなかったのでのんびり進む。途中ラーメン道楽に立ち寄り朝ラーを決める。
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ラーメン、脂少な目、麺硬め
美味しゅうございました。

お腹を満たしてリスタート。一路前日とおんなじルートをトレース。
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今日も今日とて定点撮影

上大岡の先で鎌倉街道から逸れて金沢方面へ。多少見直しの余地はあれど久里浜まではこのルートが一番距離短く到達できると思う。
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久里浜手前の横須賀線沿いの並木道
ここの雰囲気はなかなか好み。

計画通り11時頃久里浜のフェリーターミナルに到着。
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久里浜港フェリーターミナル
乗船予定は11:25発しらはま丸で既に接岸を完了しようとしているところ。帰路については袖ヶ浦からアクアラインバスというプランも候補だったので、復路をどうするかこの時点では確定していなかったため今回は往復では無く『人間+自転車』チケットを片道で購入。

乗船し、さっそくノンアルビールを購入してデッキに出たもののちょっと寒かったのでいち枚撮影しただけでキャビンに引っ込んだw
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お約束のノンアルビア

定刻通り11:25に久里浜港を出港
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停泊中のオフショア支援船

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海驢島に釣り人の姿

金谷が近づくと船の周りにカモメが飛び交う
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デッキでえびせんをあげている乗客がいた


そんなこんなで正午ちょい過ぎ金谷港到着、30分ほど前に到着して待ち構えていたべいさんと合流してまずは昼ごはん。久里浜からの移動中お店の相談をしていて、フライを始めとした地魚ネタの定食が美味しいさすけ食堂をまず候補に挙げたのだけれどべいさんがウェイティングリストに記帳した段階で60組(約2時間)待ちという大混雑ぶり。もう一軒金谷食堂でもウェイティングをしていてそちらは20組ほどだったけれど合流時点であと5組の連絡が入ったとのことなのでさすけ食堂の待ちをキャンセルして金谷食堂へ。それにしてもさすけ食堂は週末のお昼時においそれとは入れない超人気店になってしまったなあ。

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『アンチEdge』なべいさんのEdge530

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金谷食堂で待機中

お店が広いこともあって回転が速く、ほどなく案内された。べいさんは地魚の刺身と鯵のなめろうが乗った、途中で出汁茶漬けに味変できるどんぶりを、わたしは地魚フライ盛り合わせと刺身がセットになった金谷定食を注文。
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お刺身となめろうのどんぶりと金谷定食

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お刺身とフライ盛り合わせ

お腹を満たしていよいよスタート準備。道を挟んだお店の向かい側でEdge530へのマップの読み込みやらなんやらをやっていたところ、ちょうど到着したフェリーから降りて来たと思しき一台の車から「おーい!おーい!」と呼びかけられたのでそちらに視線を向けてみたら何と本多さんの姿が。そして助手席にはマヤさんもいらしたのであった。聞けば本多さんが房総にお住いのご親戚に用事があったのでマヤさんがそれに便乗して同行、本多さんが用事を片付けている間に軽く自転車に乗ろうということらしい。湘南海岸や三浦半島辺りで遭遇するならまだしも、房総半島で遭遇するとはなかなかのレアケース。わたしたちが大山千枚田のライトアップを見に行くと言ったらマヤさんもその気になって「良い事聞いちゃったわ!もしかしたら後でまた会えるかもね♪」とニコニコしながら去って行った。
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記念撮影するいとまも無く去り行く車を見送るw
幸先良いアクシデント(?)の後いよいよスタート。

<実走行ログ:2021/11/07>

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金谷スタートなのでお約束の島戸倉隧道

そしてこちらもお約束の燈篭坂大師の切通トンネル
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歩行者がいたのでサイズ比較用に(右はべいさん)

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意外と人が少なかった
天候がイマイチだったからかな?普段はオートバイの集団とかいたりするけど。

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内房線湊川橋梁

湊交差点を曲がって内陸方面へ。スーパーマーケット敷地内の自販機でドリンク補充をしていたらその場のベンチで寛いでいたおじさん二人組に話しかけられた。
「どこから来たの?」
「金谷からですけれど自宅は東京なんです。」
「じゃあフェリーで来たんだ。」
「そうそう。」
「今日はどこまで?」
「ちょっと遠回りして大山千枚田を眺めて帰ろうかと。」
「山の方だ!若いって良いねえ。」
「いや、そう若くも無いんですが。。。」
「二人とも?」
「いや、彼(べいさん)の方はもうちょっと若いですよ。」
「大して変わんないし、そもそも若いかどうかが相対評価だから。。。」
「車多いから事故にだけは気を付けてね!」
「はい、ありがとうございます。」
事故に気を付けろと、3回くらい繰り返された。何か思うところがあったのかな。

大山千枚田までの時間を稼ぐための回り道。滝の不動尊へ寄り道。『名水百選』にも選出されている、いまだかつてどんな日照りでも枯れたことの無い湧水なのだとか。「お、ここも名水百選なんだ。名水って言うと久留里が有名だからここのことは知らなかったよ。」現在進行形で千葉県内に居住する千葉県民(=べいさん)も、本籍地が千葉県な都民(=わたし)もここを良く知らなかった。
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初めての訪問

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参道の階段を上ると不動堂

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水量豊富な湧水は樋を流れて池に落ちる

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ドリンクボトルのストローを活用して味見
(Photo by べいさん)

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水源には小さな祠

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でっかい鯉が二匹遊弋していた

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救世大国堂

思いの外雰囲気がよくのんびり過ごした後リスタート。「まあ、このくらいゆっくりしないと時間余っちゃうよねw」

三島湖を通過して房総スカイラインに抜けるルートなので三島ダム手前で当然のように脇道に逸れ、ノミの跡が残る素掘りトンネルの風情を楽しんで折り返す。
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相変わらず良き雰囲気

「この先エモいトンネル行きますよ。ナトリウム灯で坑内が黄色に染まってなかなか良いです。」
「今どきナトリウム灯って珍しいよね、どこもかしこもLEDに置き換わっているのに。」
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三島湖を渡って奥米隧道へ

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奥米隧道のエモい坑内
「トンネルって言うのは本来さ、山の上にあって『ここで登り終わり』じゃなきゃならんのにここはトンネル内が登り坂ってけしからんよね。登り坂を無くして平らにしようとする気概が感じられない。」

奥米隧道を抜けてすぐ。鋭角に左に曲がる林道入り口を指し
「ホントはここを曲がるルートにしようと思ったんですけどね、前に走った時に20%の坂道があって後悔したから今回外しました。」
「20%なんか登らされたら殺意しか湧かないから正解だよ。」

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これはもうひとつ先のトンネル
ここにもナトリウム灯

「いかにも房総って感じの林道ですよね」
「アサカワさん(AJ千葉代表)が喜びそうな道だなあ。」
「アサカワさんってグラベルとか好きですよね。」
「違う、アサカワさんは『とか』じゃなくてグラベル『が』好きなの!」
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そんな『アサカワさん好み』の道

林道が終了して房総スカイラインに合流。
「ちょっと軽く休憩したい。」
「この先千枚田まで何にもないけどちょっとこの道を戻れば濃溝の滝のところに売店とかあったはずだし行きますか?時間調整も必要だし。」
「いや、ちょっとでもわざわざ登り返すなんてありえない。そんなことなら無補給で千枚田のベンチで休んだ方が良い。」
断固として余分な登りを拒絶する強靭な意思。

途中、少々ルートを外れた大日交差点近くにローソンがあることを思い出し、そちらに移動して軽く休憩していたら雨がパラパラし始め、ほどなく結構な雨脚になってしまったのでお店の軒先をお借りして雨宿り。
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雨宿り中
「とりさんが『今回マッドガードを装着し忘れた。』なんて言うから雨が降るんだよ。」
「いや、べいさんが『今回は雨が降っても大丈夫なように準備して来た♪』なんていうから。」
「わかってないなあ、雨神様はしっかり準備している時には雨を降らせなくて準備が甘い者に雨を降らせるんだよ。だからとりさんギルティ!」
いい歳したオトナが雨が降ったのはどちらの心がけによるものかの責任の擦り付け合い。

ここでわたしが自宅の鍵を無くしてしまったことに気が付いた。背ポケにマスクと一緒に入れていたので落としたとしたら滝の不動尊しかあり得ない。あそこなら落としても音はしなさそうだし気付きづらいよな。。。とはいえ取り敢えず緊急帰宅策はあるのでダメージは最小限に抑えられるはず。

「千枚田でマヤさんに会ったらとりさんが千枚田のことを教えたから雨に降られたとかきっと恨み言言われるよ?」
「マヤさんといえばさっき長狭街道にいた(Facebookで見た)みたいだけど降られずに済んだんじゃないかな?」
「まあ、最悪降られたとしてもお迎え(=本多さん)を呼べるからね。」
(雨雲レーダー画像をチェックしつつ)でもあと3、40分して丁度日没時刻頃になったら雨上がるからそれから移動したらタイミングばっちりですね♪」
「レーダーを信じるなんて甘いな、今までどれだけ裏切られて来たか忘れたの?」
とはいえレーダーが示した通り徐々に雨脚が弱まり、日没時刻の16:40にはほぼ上がったので11km先の大山千枚田に向けてリスタート。
雨は上がっていたものの道には結構な降りだった痕跡があった。
「これじゃマヤさんが向かったとしても間違いなく降られてるね。」

坂道を登り、目の前にLEDライトで彩られた棚田の景色が広がる。さすがにマヤさん、本多さんの姿は見えなかった。
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到着時は全面青で徐々に緑に切り替わった

四色すべてを堪能するほど時間にも心にも余裕が無かったので適当に切り上げて撤収。金谷到着は18時ちょい過ぎ。べいさんは浜金谷から内房線で輪行するということだったのでわたしもフェリー+京急で輪行することにして回転しない回転すし屋さんにお邪魔。わたしが利用する最終フェリー時刻が19:30だったので一時間ちょっとのスプリント。
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船主(ふなおさ)で乾杯

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地魚ネタを中心にあれこれつまむ

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魅惑の表面張力
特に日本酒の注ぎ方に満足しておいとま。
大変美味しゅうございました。

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輪行で東京湾フェリーを利用するのは初

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金谷→久里浜最終便

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船内売店に燗酒があったのでちびちび呑みつつ

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最終の久里浜→金谷便とスライド

久里浜港に到着したのが20時ちょい過ぎ。そのまま路線バスで京急久里浜駅に向かい、駅前バス停到着は20時半頃。まだまだ時間に余裕があったので駅前の焼鳥屋さんで呑み直し。
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京急久里浜駅前のお店

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お通しと黒ホッピーセット

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シイタケ肉巻き

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串焼き五種

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月見つくね

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厚揚げ+納豆

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照り焼きチキンピザで〆る
美味しゅうございました。

すっかりいい気分になって京急線に乗り込み輪行帰宅。
前夜に引き続き乗り過ごしや忘れ物も無く無事自宅まで。部屋の鍵を紛失してしまっているので緊急手段を講じて無事入室できて帰宅ミッションも完了。


ひとり寡黙に走りつつ自分の内面と向き合うようなライドももちろん好きだけれど、しばらくぶりに『誰かと一緒に走る』ということをのんびり楽しめた週末二日間。ようやく『プレ・コロナな日々』を取り戻しつつあることを実感できたので改めてお付き合いいただいた虫さん、クロさん、べいさんに深く感謝。

またみんなで集まってわいわい走ったり食べたり飲んだり楽しみたいものです。


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2023May24Wed

【45キロを】ゆるゆる三浦ポタ【6.5時間】 


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ゆるふわ45kmライドの後
三人で乾杯
こういう日常がやっと戻って来た
虫さん、クロさんとあれこれ遣り取りをしている中で、「緊急事態宣言が明けて久しいし、久し振りにお酒飲んでわいわいやりたいね~。」ということから話が始まり「折角なら日中遊んでからお酒を飲んで〆にしよう。」ということでゆるゆるなポタを企画。数か月まともに自転車に乗れていないという二人の状況を鑑みて馴染みのある三浦が良かろうということになったけれど〆の場所をどうしたものかとしばし思案。しばらく前に偶然GoogleMaps上で見つけた京急線三浦海岸駅前のお店を試してみることにした。

一度もお邪魔したことが無いお店なので若干賭けの要素があるものの、三浦でお酒が飲めるお店には行ったことが無いので仕方ない。
10時に藤沢駅前をスタートして葉山でランチ、後は海岸沿いを大回りしつつ進むプランを考えた。想定グロス速度は10KPH前後という本当にゆるふわなライド。

待ち合わせの藤沢駅南口まで自宅から約35kmなので余裕を持って2時間の所要を見込み、8時過ぎに一旦自宅を出たものの思いっきり忘れ物に気が付いてしまい途中で引き返したので最終的に自宅をスタートできたのは8時半頃になってからだったのでひとまず10分ほど遅刻する旨お二人に連絡を入れひたすら藤沢を目指してクランクを回す。

<実走行ログ:2021/11/06>

うっかりスタート時の画像を撮り忘れていたけれど、さすがに録り直す心のゆとりも無くリスタート。それでもまあ信号タイミングの関係もあってMM地区日本丸前では定点撮影を。
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定点撮影

道中信号待ちで見かけたコインランドリー
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最近はこういうおしゃれなファサードの店舗増えたねえ

ちょっと道を間違えてしまったりしつつ、約20分遅れの藤沢駅南口で虫さん、クロさんと無事合流。

遅刻の原因となった忘れ物は北海道出張の際の二人へのお土産だったのだけれど、取り敢えずその場では渡さずわたしが持って走ることに。
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このサコッシュに入れて走った(Photo by 虫さん)
※うらりで買ったサツマイモのツルが背ポケから顔を出しているw

<実走行ログ:2021/11/06>

一応事前にルートを引いていたのだけれど藤沢からの道があまりにも混雑していたので場当たりでルート変更。丁度良い具合に鎌倉大仏脇を通ることになったので、折角なので参拝することに。
お二人は鎌倉の大仏を参拝するのが初めてだそうで。

「いつ通りかかっても見えないからホントに大仏さんいるのかなって不思議でした。」
とり「まあ、参拝料を徴収して見せているものだから道路からタダで見えちゃ困るでしょ。」
「なるほどそういえば!」
そんなやや罰当たりな会話もw

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青空をバックに大仏様

クロ「なんかさあ、大仏様の顔を見ているとべいさんを連想する。」
「わかる!」
とり「今日はべいさん資格試験らしいからうまくいくようみんなでお祈りしてあげましょう。」
ちゃんと祈りが仏様に聞き届けていただけますように。

そして今回、わたし自身も初拝受となる御朱印を。
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なんとなく今まで拝受していなかった

ランチの予定は葉山のカフェ・フィオーレさん。以前虫さん、クロさんを含む腐女子チームと一緒にお邪魔した際、非常に美味しかったし店長さんの人柄が楽しかったので再訪したいと思っていたところ。元々伝え聞いていた情報では『夏期の週末のみ営業』とのことだったけれどGoogleでの情報ではまだ営業しているようだったのでダメ元で行ってみることに。
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葉山の海沿いをのんびり南下

お店の前に到着したらちゃんと営業していたのでラッキー。早速お邪魔。店長さんと顔を合わせた瞬間「あれ、今日初めてじゃないよね?前に来てるでしょ?」と指摘される。さすがに客の顔覚えているんだなあと感心。
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紺色のパラソルがかかる2階席へ

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2階席からの眺め

悩みつつランチを選ぶ。結局虫さん:鶏の香草焼き(ライス付き)・クロさん:タコの炊き込みご飯・とり:カレーライスを頼んでちょこちょこシェアしつつ。
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このノンアルビールが美味しかった
ので早速密林でポチったw

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カレーライス
辛さ控えめなので辛くしたい時はスパイスを振るのだけれどそのままで十分美味しい。

ひと通り食べ終わって落ち着いたところでやっぱり甘いものを別腹に納めたくなりフレンチトーストを追加注文。
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これも3人でシェア
今回も大変美味しゅうございました。

お会計の際店長さんとあれこれお話し。年内の営業は本来10月で終わるつもりだったけれど延長して11月いっぱいになった事、12月から3月まではお休みして4月再開予定だということ。肉だけ客の持ち込みでBBQもできる(¥3,000/人)ということ。BBQをやるなら蚊が少ない初夏がおススメなのだということ。来年是非BBQやりたいね。

お腹を満たして先に進む。予定コースは基本的に海沿いでR134から離れたところ。今回は自分自身も初めてとなる佐島の先にある天神島自然教育園へ。
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なかなか良い感じの岩のある磯
そして水がキレイ。

神奈川県の天然記念物及び名勝に指定されている天神島教育園。
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モッコクモドキ(シャリンバイ)・ハマボウ・タイワンハチジョウナ

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トベラ・ツワブキ

ビジターセンターにも立ち寄り。天神島周辺に棲息する魚類やウミウシ、昆虫や、ここが北限とされるハマオモト(ハマユウ)等動植物の剥製や写真だったり周辺漁業の漁具の展示など。思いの外見ごたえのある内容で飽きない。
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\(^o^)/オワタ なポーズw

あまりにものんびりし過ぎて10KPHというゆるゆるな想定に対しても時間が押し気味だったので寄ろうと思っていた荒崎はパス。まあ天神島の磯で満足出来ちゃったし。そんな折、なんということか、ほんの少々ではあるものの雨がぱらつき始めてしまったのでまずは三崎漁港のうらりで雨をやり過ごすことに。

農産物産直コーナーであれこれ物色。
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サツマイモのツルを買ってみたw
レシピも忘れずに撮る。

うらりマルシェでドリンクを。
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ハッシュタグ付きでSNSに上げるとボールペンが貰える
今回で3本目をゲット、前2本とはタイプの異なるヤツ。

パラパラ降っていた雨もすっかり上がり、17時から予約しているお店まで移動するのにちょうど良い頃合いになったのでそちらに向かう。三浦海岸駅前の居酒屋さん炉ばたに到着したのは丁度オンタイム。
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小ぢんまりとした雰囲気の良いお店

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早速乾杯♪

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嬉しいことにホッピーがある

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カニみそ

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カサゴ塩焼き

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鶏串(山椒味)

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鶏もも炉ばた焼き
イメージ的には宮崎のもも焼きに近い。

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骨酒をいただく
正直言って何回お代わりしたのか全く記憶にないけれどかなり飲んだはずw

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玉ねぎ丸ごとのホイル焼き

この後〆にお茶漬けをいただいたりしたのだけれど、すっかり酔いが回ってしまって画像がいち枚も無いw
お会計を済ませて三浦海岸駅から輪行したら途中乗り換え駅でサコッシュが無いことに気が付き、慌ててお店に電話してみたもののお店には忘れておらず、よくよく確認してみたらサコッシュの上から上着を着ていたので隠れていただけだったというオチが付いたくらいには酔っ払っていて、正直忘れ物も無く寝ずごさずに日が改まる前に帰宅できたのは奇跡的な僥倖であったと言えなくもない状態なのでありました。
そんなこんなで久し振りに『誰かと一緒に走る』という感覚を味わったいち日。お付き合いいただいた虫さん、クロさんお二方に深く感謝。ありがとうございました。


そして翌日もう一回『誰かと一緒に走る』ことを味わったのでしたw



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タグ: ロードバイク  ポタリング  三浦半島 
2023May23Tue

【雨の札幌】とり散歩【大通り】 

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久し振りに眺めた関東の夜景
雲が無く、なかなか見事な光景でした

関連エントリ⇒徳島散歩

金曜日の徳島日帰りから土曜日の日帰り大石公園ポタを挟んだ日曜日。月曜日朝からの打合せの為に前泊移動で北海道へ。
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空模様は微妙
予約時に空席がほとんどなく、通路側すら空いていなくて中央席なので天候不順でも無問題。

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修学旅行生の集団が同じ便
キミたちだったか!ひと便遅らせればガラガラだったかな。とはいえ修学旅行が催行できるようになったんだね。おめでとうという気持ち。若い子にはこの二年間の自粛はきつかっただろうなあ、と。

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新千歳に降りたら真っ暗

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この日は千歳泊
思ったほどには寒くない。

駅前のビジネスホテルにチェックインを済ませ18時頃から晩ごはんタイム。日曜夜なので選択肢は少ないし、遠くまで出歩くのは面倒くさいので近場で済ませる。すぐ近くの居酒屋さんへ。
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いかにも、な佇まい

瓶ビールから始めて日本酒を冷で何杯かいただく。女将さんがひとりで切り盛りしていたけれど、混雑時は大将と二人で回している感じ。
女将さんの趣味で新体操団体の世界選手権中継をのんびり眺めつつ。個人、団体共今までスポーツニュースのダイジェスト版くらいしか観たことが無かったけれど、新体操の演技をちゃんと観ていると奥の深さがよくわかる。凄いわ(語彙力)。日本女子、二種目とも銅メダルおめでとう。
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お通しと𩸽のフライ

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ジンギスカンと鍋焼きうどん
美味しゅうございました。

明けて月曜日。
散歩するつもりで二度寝をぶちかまし、朝ごはんの時間になってしまった。
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朝ごはん

仕事場に移動して午前中の業務終了。お昼は北広島駅前のラーメン屋さん。
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味噌ラーメンと半チャーハンのランチセット

午後の業務を片付け、札幌に移動。宿泊先ホテルにチェックインの後即座に移動
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大通り公園北側

18時からで予約してあった『ハムカツ神社』に約10分遅れで到着。
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名前だけは聞いていたものの初訪問

色々と価格設定のおかしな品をあれこれいただく。
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ナポリタン¥88-とはいえ直径20cmくらいの皿に盛られてくる
結構な勢いで飲み食いしたもののひとり頭¥2,000-程度で納まってしまうコスパの良さ。文字通り『千ベロ』なお店ではある。聞けば飲食店舗を居抜きで借りて、基本メニュー以外はその借りた店舗に合わせたものを提供しているのだそうだけれど、イニシャルコストが抑えられてもランニングコストとどうやって帳尻合わせているのか正直な話ビジネスモデルが見えないw

すっかり酔っ払って宿に戻る。
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北海道庁旧庁舎

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再び大通り北側

一旦宿に戻ったものの少々物足りなかったので軽く寝酒を引っ掛けに。
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いぶしかもし酒場

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スモーク系のおつまみと日本酒を軽くいただいておいとま
美味しゅうございました。

投宿したホテルがドーミーインなので名物夜鳴きそばを。
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適度な量がありがたい

明けて火曜日。
ドーミーイン泊なので朝は海鮮丼とスープカレー。
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出張に来る度カロリー摂取過多になってしまう

食後の腹ごなし。生憎雨がぱらついていたけれど軽く考えて傘無しで出歩く。
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札幌駅から狸小路まで続く地下道と市電環状線電停
わたしが札幌に一年弱滞在して業務に携わっていた10年ほど前にはまだ構想段階だったものがこうやって実現しているのを目の当たりにするとなかなか感じ入るものがある。
(歳食ったな。。。)

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市電環状線

狸小路のアーケードを東の端まで歩き、創生川沿いを北上にてテレビ塔から西に向かって大通公園を歩く。霧雨ながら冷たい。
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テレビ塔

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足下はVFF-KMD
VFFは嵩張らなくて携行に便利で嬉しい。

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気温9℃
数字的にはそれほど寒くないけれど雨に打たれていると体感がぐっと下がる。

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公園清掃に利用されている電動のターレットトラック
ターレットがこういう使われ方をしているのを初めて見た。

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そぼ降る雨の中東から西へ

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西の終点札幌市資料館
ここで大通公園散歩終了。雨に打たれてすっかり冷えたのでホテルに戻って風呂で温まってから出勤。

札幌市内での打合せが終了し、午後は東京に戻るので車で新千歳空港に向かう。丁度お昼時なのでエスパーイトウでスープカレーを
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途中でランチ

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ラムベジタブル(10辛)

空港に到着し、チケットを確認してみたらなぜか『羽田→新千歳』を二便予約していることになっていた。(『なぜか』ではないw)
カウンターであれこれすったもんだの末なんだかんだ30分以上経過したのち無事『新千歳→羽田』便を確保。二時間ほど余裕のある便にしたのでいつものように新千歳空港温泉でまったりしたのち搭乗口へ。
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いざ搭乗

予約したのは通路側座席だったものの窓側席はキャンセルだったようで離陸開始後も空席のままだったので窓際に移動して雨の新千歳空港滑走路をのんびり眺める。
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雨滴にピントが合ってしまう

雲海の上を飛んでいたのであまり眺めがよろしく無かったけれど関東上空まで来たら雲は切れ、なかなかに見事な夜景が眼下に広がった。
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なかなか見ごたえがある

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アクアラインと海ほたる

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東京湾内に停泊している船舶

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羽田空港D滑走路

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ターミナル前に到着
週末から週初めにかけてバタバタだった出張もおしまい。


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2023May23Tue

【富士山眺めて】とり散歩【徳島へ】 

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四国巡礼
いつかじっくり歩いてみたいもの

先週末、金曜日は日帰り徳島出張。金曜日なのでそのまま自腹で一泊滞在しても良かったのだけれど日曜日は午後から北海道に移動、前泊の出張があったので土曜日いち日を活用したいと考え今回は日帰りのまま。活用した土曜日は大石公園にコキアを眺めに行けたので非常に有意義な使い方ができたな、と。
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出発待機中

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ずっと富士山を目で追いつつ

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ひたすら富士山w

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離陸前後は風の塔

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海ほたる

上空からは最高のコンディションで冠雪した富士山を眺められた。
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この座席を押さえられてほんっと~~~に良かった

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広川明神山風力発電所の風車

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鳴門大橋

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徳島駅前着

到着はお昼時。堂の裏 駅前店で昼食
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耐ラーメンと替え飯、日替わりの揚げ物のセット

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駅前にやたらと背の高いフェニックス
倒れたら結構な被害が出そうだよな。。。

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なかなかエモい鉄塔

ひと通り仕事が片付いたので駅周辺を散策。東京への帰り便が最終(20:30発)しか空席が無かったので3時間ほど余裕がある。
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のんびり鉄分補給

城山公園をのんびり歩くことにする。
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天守も櫓も無い城址を散策

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黄色が鮮やかなツワブキの花

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蒸気機関車の展示

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このトンネルって供用されていた廃線かね?

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ちらほら咲いていた桜

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立派な古木

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転車台には浪漫がある
当然ながら関係者以外立ち入り禁止エリアでしかも周囲に駐車されてしまっていて全容をしっかり観察できないもどかしさ。

本丸跡を指して坂道をてくてく
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本丸跡

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なかなかエモい石垣

本丸跡から天守跡を抜けて下山。
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その場にいたねこさまを構ってみる
随分人馴れしている。

駅前方面へ戻る。
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一瞬複線かと思わせておいて単線

駅前のホテルサンルートの最上階に入浴施設があるというオフロスキwさんからの有力情報をもとにお風呂へ。
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汲み上げでは無いものの天然温泉

さっぱりしたところで空港バスの発車時刻まで1時間ちょいしかないので軽く。
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生ビール一杯と徳島産のお酒四種、鳴門の小鯛をいただきおいとま

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ちょっと(?)欲しい

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空港ビル内で徳島ラーメンを食べて〆

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徳島発20:30の最終便で羽田帰着
お疲れ様でした。明後日は北海道。


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