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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【乳白色の】Okhotsk 1300km-03/10【静謐な朝】 

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濃霧に包まれ
乳白色の世界を進む

-Day-2/5_A-

携帯のアラームで3時に目覚め、もそもそと準備と朝食。
少しダラダラ過ごして4時ちょい前にフロントのカウンターに鍵を置いてチェックアウト。
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北斗荘リスタートは14日4時頃
【Okhotsk 1300km】二日目の幕開け。

<実走行ログ:2022/08/14>
通り雨の影響か、エサヌカ線辺りで急激な気圧変動があったようで高度グラフがその付近だけおかしい。

4時半の日の出を待たず明るくなり始めた幌延の街を抜ける。
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グラウンドに霧が立ち込めていた

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車がほとんど通らない時間帯

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牛に注意

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利尻富士がうっすら

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ここにもオニユリ

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日の出頃

行く手には霧が立ち込め始めた。
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徐々に濃くなる霧

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(実はここで左折しなければならなかった)

ひと月前のドライブ旅行の際兜沼方面に向かったので(そういやあっちの方へ行ったっけな。。。)なんぞと思って撮ったのだけれど何を悠長なことをしていたのかという。


…ので↓の画像は本来なら見ることの無かった景色。
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ここで少々腹具合が不安になって来た
丁度良いタイミングでこの先に『シェルター駐車帯』があることを示す標識。それにはトイレのピクトサインがあったので取り敢えずそこまで行けばトイレがあるはずだから先を急ぐ。
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自転車、歩行者は側道を通る
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無事シェルター駐車帯に到着
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前後は相当濃い霧
無事、キレイなトイレで用を足すことができてホッと一息。さてリスタート。という段になってeTrexの画面を見るとコースを大きく外れている表示。
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このまま進むと間違い


慌てて引き返して曲がるべき交差点を右折。距離を確認してみたら往復で約8kmのロス。濃霧とトイレに気を取られていてそれだけの距離を無駄に走ったけれど、その代わりに幻想的な濃霧の景色を堪能できたので良しとする。

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正規コースに復帰

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前回は車で訪れた兜沼郷土資料室
※前回も今回も入館できず。

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ルート上で見かけたエモい民家

こちらのルートも霧が濃い。日の出後なので乳白色の霧が広がる。
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こちらもまた幻想的な光景

日が高くなるにしたがって霧は晴れ、頭上には青空が広がる。田園風景の中を進んでいたら民家や商店などが並ぶ、少しひらけた勇知の集落に入った。コースから数十mしか離れていないところに駅舎が見えたので寄り道。
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宗谷本線勇知駅
そこそこひらけた街の割に駅舎は鉄道車両転用の簡素なもの。

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打ち捨てられた農場

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部分的にまだちょっと霧が残る

目の前を茶色い動物が、こちらから逃げるように走っているのが見えた。
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随分小さなキツネだな。と思ったら茶トラの猫だった
そこの農場で飼われている子なのだろう。

通過チェック3(361.6km) 抜海駅
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【駅舎名】06:45
駅前には民家が一軒あるだけなのに勇知駅よりはるかに立派な駅舎である。交換駅(単線の列車すれ違い駅)なのでかつては有人で駅前もそれなりに賑わっていたのだろうか。
戸を開けて待合室に足を踏み入れたらなぜかカップヌードルの残り香がした。気のせいか?

天気が良いのでテンション上がり気味で次の通過チェックポイントであるノシャップ岬に向かうべくリスタート。





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2023May23Tue

【ひと月前に】Okhotsk 1300km-02/10【予習済み】 

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時間調整で立ち寄った美深駅
駅関係者の方のご厚意で立ち入らせていただいた
構内連絡橋の渋い佇まい

関連エントリ⇒Around Hokkaido 2400】走行記録

-Day-1/5_B-

<実走行ログ:2022/08/12-13>

幌加内を過ぎてしばらく進むと朱鞠内湖。
昨年の計画ではここの湖畔に初日の宿がある。当然昨年はキャンセル。
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コース沿いにはあまり良いビューポイントが無い

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『隙あらばそば畑』な感じであっちにもこっちにもそば畑がある

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『ホロビ橋』とはなかなか厨二心あふるる名前ではないか!
と思ったら『ほろみ』だった。

さほど勾配はきつくないけれど淡々と登らされる坂道の先にようやく
通過チェック2(201.0km) 美深峠・駐車場
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【峠名称木製看板】09:56
ここに来るまで数軒あったセコマはみんな営業時間外だったため朝食はミニ羊羹四本、ドクターペッパー250㎖×2本だけだったので昼食は何としてもちゃんとしたお店でいただきたい。とはいえこのまま美深市街地に降りたのでは少々時間が早過ぎるけれどどうしたものかとしばし思いを巡らせ、飲食店が開店するには早すぎるようなら美深駅で時間潰しでもしておこうと考え、ダウンヒルを堪能することにした。

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走りやすく気分の良い下りの始まり

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美深駅到着は10時半頃
目星をつけていた駅至近のお店の開店時刻は11時だったので予定通りこちらで時間調整を指せていただくことにした。

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駅舎二階の美幸線資料室を軽く見学

駅ホームを構外から撮影しようとしていたら「なんなら入って撮っても良いよ。」と、駅関係者、おそらく駅舎内に事務所のある観光協会の方に言われたのでお言葉に甘えて立ち入らせていただいた。
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美深駅構内

時間が来たので美深駅をおいとまして近くのむつみ食堂に移動。
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やっとちゃんとした食事にありつける

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スープカレーラーメンと小ライスを注文
美味しゅうございました。

お腹を満たしてリスタート。あとは幌延で確保してある今宵の宿に向かうだけ。
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美深駅周辺にも組積造の倉庫群があった

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ひまわり畑

途中、先月末のドライブ旅行の際に立ち寄った道の駅びふかに立ち寄り。
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羊の乳のソフトクリーム

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ここでもドクペ

やや陽射しが強く、かなり暑くなって来たのであまりのんびりせずサクサク先へ進む。
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再びそば畑が多くなって来た

音威子府町に差し掛かったのは13時ちょい過ぎだったので道の駅でそばをいただけるのではないかと期待して到着してみたら見事に完売。
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開店早々入るくらいじゃないとダメかもね

ユルユルと先に進む。
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スノーシェッド越しに落ちる水

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中川町に入る

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ゆるふわライドで『ふわ』トンネルを抜ける

道の駅なかがわで軽くおやつ。
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ナンドッグとレモン果肉ソーダ


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幌延まであとほんの少し
もうちょっと距離を延ばして宿泊を豊富辺りにしようかとも考えていたけれど宿に空きが無かった。というか0時スタートでこのペースだったら稚内泊でもどうにかなったような気がしなくもないけれどその先のスケジューリングが難しい。紋別で泊まらないとその先がなあ。

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雄信内大橋で天塩川を渡る

時間に余裕あるし、折角なので雄信内駅に寄り道。
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駅前の廃屋と駅入り口

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相変わらず何もない駅前と味のある駅舎

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駅北側の踏切から駅を観る

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今回あちこちでオニユリの群生を見かけた

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北緯45度を越え

想定よりも一時間以上早く、17時過ぎには宿到着。
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幌延駅前のビジネスホテル北斗荘

この宿は素泊まりで予約していたので近所の食品スーパーで夕食と翌日の朝食を調達し、ホテルの大浴場でのんびりまったり。ウェア類の洗濯をしたりツイートのチェックをしたり夕食を平らげたり。ルート図を確認しながら翌朝のスタート時刻を予定通り4時とし、目覚ましを3時にセットして22時頃就寝。

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この日の夕食の〆

天気予報を見る限り明日も暑くなりそうなので補給が少々気がかり。





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2023May23Tue

【三度目の】Okhotsk 1300km-01/10【1000km超認定走】 

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ひたすら広がる
幌加内のそば畑

関連エントリ
Around Hokkaido 2400】走行記録


【AH2400】、【2019 PBP】に続く三つ目の1000km超の認定走である【Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(【Okhotsk 1300km】と表記)】を2022年8月13日0:00スタートで走り、【概要】で既に触れている通り、制限時間109時間5分に対して108時間27分でゴールして後は正式な認定を待つばかりという状況(8月25日現在)。その走行記録詳細を以下。


今回のお役立ち装備(?)品
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ミニ塩ようかん
ブルべを始めるちょっと前、遠出をする際には必ず携行していた緊急補給食。ブルべを走るようになってからもしばらくは携行していたのだけれどいつの間にか持たないようになってしまった。
ブルべデビューから丸12年、SRも12回目が確定したので初心に戻って携行してみることにしたら大当たりだった。

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カメラはGRⅢとWG7の二台体制
あんまりありがたくないけれど、WG7は4日目の大荒れの襟裳岬周辺での記録に大いに役立ってくれた。


チコリンさんのおススメに従い、今回は車を丘珠空港駐車場に預けてスタート地点の当別太美まで約15kmの自走移動。最大料金¥450/24時間、以後24時間ごとに¥450なので5日間停めても¥2,250となかなかリーズナブル。当別太美の万葉の湯に12日夜と17日午後利用するのでその間停め置き出来ないか問い合わせしてみたもののさすがに館内に不在のまま複数日駐車しっ放しは不可とのことだった。まあそりゃそうだよね。


ひまわりを愛でにポタして自身の現在の走力を確認してみたり、久し振りのロードバイクの感覚を確認してみたりした翌日、朝からあれこれ最終準備を整え早い時刻には布団に包まりうとうと。21時過ぎ頃目を覚まして着替えを済ませ、21時半過ぎに北広島の宿舎を出発。22時を15分ほど回ったくらいの頃合いに丘珠空港到着。あれやこれやと準備の後22時半頃スタート地点に向けて出発。
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丘珠空港駐車場にて

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石狩川を渡りつつ

<実走行記録:22/08/12>



-Day-1/5_A-
スタート地点であるセブンイレブン当別太美店前には23:15頃到着。まだ少々時間があるので少々のんびり時間を潰していたらもう一人参加者が到着してこちらもあれこれ準備を始めた。道中一緒になるかと思ったけれどこちらの方は仕事の都合で16日にはゴールしなければならないので途中の宿も確保せず、行けるところまで行ったら仮眠するというスタイルで強行するそうなのでまずお会いすることは無さそう。

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スタート準備完了

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今回の旅のお供(ピンぼけ)

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月が明るかった
この日はペルセウス座流星群最盛だったので若干期待はあったけれど天文情報でも『月が明るいので観測困難』とエクスキューズがあった通りこの明るさでは望み薄。

0:00スタートの際のレシート有効時間は23:40-00:30なので23:40にアイスコーヒーを購入してレシートをゲット。すすっている間にもう一人は先行でスタートを切っていて、わたしは数分遅れて23:50頃スタートした。いよいよ【四泊五日の自転車旅】スタート。

<実走行ログ:2022/08/12-13>

月明かりの下淡々と進む。慣れない土地での深夜走行は神経を消耗するけれど、雨竜町までの区間は二か月前のBRM611北海道300kmトトロで走っているので随分と気が楽ではある。スタートしてからしばらくは、(これが北海道の夏の真夜中か?)と思うほど湿度が高くて蒸し暑い。この分だと思った以上に消耗しそうではある。

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当別ふくろう湖

【トトロ300】の際の記憶では長いトンネルを二本抜ければ下った先が通過チェックポイントである吉野公園となっているので緩いアップダウンを進みながらトンネルが現れるのを待つ。
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ひとつ目

青木ダム脇の登りを進んでいる辺りで先行した参加者のテールライトがちらちら見え始め、しばらくしたら追い付いた。
「蒸し暑いですねえ。」
「ホント、これは消耗しますよね。」
そんな会話の後パスして先行させてもらう。今回この人とはこれ以後お目にかかることはなかった。

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トンネルふたつ目
抜けた先は記憶にある通り下り坂で新十津川町の入り口。目を上げた瞬間、太めの光が山の頂付近をかすめて行ったのを目にした。唯一目に出来た流星。

うっすら霧に覆われた坂道を下り始めたら下るにつれてその霧が濃さを増していく。気温は下がって来たものの相変わらず湿度は高く、霧がしっとりと全身にまとわりついているような感じで汗と湿気で全身が湿ってしまっている。
交差点の判断すら付けづらい濃霧の中【トトロ300】では曲がり損ねた曲がり角を、今度は間違わずに曲がって最初の通過チェックポイントへ。

通過チェック1(65.1km) 吉野公園
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【吉野公園名称石碑】02:35着
※【】内は証跡モチーフ、以下同

それにしても霧が濃い。しばらくツイートを流したりして時間が潰れたけれど後続は追い付いて来なかったので単独でリスタート。追い付いて来たらどうするつもりでも無かったけれど挨拶くらいはできるかな、と。
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なかなか幻想的

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霧の中のおぼろ月(夏だけれど)

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二日前に往復した道を北上する
車の往来はほとんどなく、非常に気分良く走れる。

一気に走って来たので道の駅うりゅうで休憩。
ここは自販機横に空き容器回収箱が設置されている貴重なスポットであることは二日前に確認済み。
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ボトルの補充とドクペでの補給

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空に色が付き始める時間帯

コース脇でセコマの看板が煌々と輝いているのを目にして(もしや?)と思って近寄ってみたけれど案の定営業時間外だった。
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最初目にした時『6』が電柱に隠れていて『24』しか見えなかった

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払暁、やや雲多目

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早朝の妹背牛(もせうし)駅付近はカラスがやたらと多くてビビった
上諏訪駅みたい。北海道はあちこちカラスが多いよねえ。そういえばハシブトカラスが多い本州とは異なり北海道のカラスはハシボソカラスが多いのだと以前チコリンさんから聞いた。

すっかり明るくなって来た中、山間部に突入。
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ゆるゆる登る

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バス停の標記でここが『中山峠』なのだと知る

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多度志に向かって下る
盆地には朝霧?朝もや?が立ち込めている。

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そば畑が目に付くようになって来た

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道内は石やレンガを使った組積造の倉庫が多い印象

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パッと見で(絵に描いたような分校ではないか!)
とテンション上がった。

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今は郵便局兼郷土資料館となっている

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雨竜川の流れに点在する鷹泊岩

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直登の先のトンネルって好きじゃない
山伏峠に向かう途中の小沢峠(トンネル)とか。

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全長1.2kmの幌加内トンネルを抜けると

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そこは幌加内

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開き直りがいっそ清々しいネーミングセンス

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朝霧立ち込めるそば畑

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記念撮影ポイントでパシャリ

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ひたすら広がるそば畑に感動よりも圧倒され気味

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なんかいた

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グラデーション

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可愛らしいバス停(待合所)

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馬場さんがわかる若い人少なくなってるだろうなあ
とはいえこういうセンス好き。

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奥の方に刺し色的に水田

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結局これが朝食となった
コンビニ補給がままならなかったので雨竜とこの先の道の駅で調達した250㎖のドクペ2本とこの羊羹4本がこの日の朝食。ミニ羊羹を携行していて本当に良かった。

道は徐々に山の中に。
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朝陽を浴びつつ景色を愛でつつ

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付かず離れずな雨竜川

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深名線第三雨竜川橋梁
深名線と言えば営業当時は全国屈指の赤字路線だったローカル線。

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道の駅幌加内で小休止
空き缶、空きペットボトルはこの先美深まで携行することになる。

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幌加内の外れからそば畑を見下ろす

すっかりそば畑が見えなくなって森の中を進む。
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トンネルを抜ければ幌加内町域を出る





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2023May23Tue

【終わりダメでも】北海道そらちGF2022-2/2【すべて良し】 

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グラベルコースのハイライト
栗山ダム左岸


<実走行ログ:2022年8月21日>

文学台からの下りグラベルをおっかなびっくり進んで再び舗装路に。
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収穫期も近い棚田を眺めつつ

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気温が上がっているのでありがたい林間区間

そしてエイド着(長沼エイド)
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ここで配布されたのはお菓子詰め合わせセット

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かりんとう饅頭・高木記念館まどれーぬ・百年太鼓

ここでサポートライダーさんに話しかけられる
サポ「お疲れ様です!後ろ、かなり千切っちゃった感じですか?何人ぐらいいましたかね?」
どうやらグラベルチームは随分とばらけてしまったようで。

とり「少なくとも後ろに3、4人でしたかね。びっくりするほど千切ってもいないとは思いますけれど。」
サポ「そうですか。グラベルの先頭は10分くらい先行しているようなんですけれどどうも数が合わないんですよね。先頭グループの更に先を走っている人がいるのかも。」
スタッフさんは色々気苦労が絶えませんわなあ。

とり「ところで、このまま後続を待った方が良いのかな?先行しちゃダメ?」
サポ「ダメでは無いんですけれど、今出たら前も後ろも5分以上誰もいないことになりますよ?それよりは一緒の方が良いんじゃないかと思いますけど。」
とり「ここ(長沼エイド)は日陰で休めるところが無いからさ。できれば先に進みたいんだけど。足も痛いし(彼にはシューズ忘れの件を話してある)」
サポ「確かに日差しを遮るもの無いですよね~。それじゃあお気をつけて!」

という訳でここからゴールまではソロクルーズ。本来は『グラベルコースはパックで走行』と事前に配布されたガイドに記載された通り、何組かに分裂したとしてもサポートライダーが先導するパックでの走行が基本とされていたのだろう。栗山ダムのエイドでスタッフの一人がわたしを見て「へえ、単独(走行)なんだ。。。」と訝しむように呟いていたし。

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林の中だったりそば畑の中だったり

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先日の豪雨で畑の土が流れ込んだ区間も

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前後左右に北海道らしい丘陵風景が広がる

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じっとしていたから置物かと思ったらいきなりこちらを向いたのでビビった

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広々とした丘陵に雲の影

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由仁・三笠エイドに到着

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由仁のサツマイモ饅頭

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三笠の石炭ザンギ

周囲を見渡してもグラベルコース参加を示すゼッケンを付けた参加者はいない。やはり前も後ろも結構離れているようなので気にせずリスタート。
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田んぼの向こうに参加者の姿

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室蘭本線由仁夕張川橋梁

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田園風景の中をのんびり
砂利の粒もこのくらいのサイズだとダメージが少なくて助かる。

舗装路に復帰したらエイド(栗山エイド)
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栗山町特産メロンが甘くて美味しい

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グラベルコースだけ右折するとほどなく未舗装路

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栗山ダム堤体

ダム堤体上端路の右岸端に簡易エイドがあったので水を貰っていたら左岸側から堤体上を走って来た4、5人の集団。グラベルコースの先行している組らしい。

前半の走行中、別の参加者とサポートライダーさんが会話していて「栗山ダムはエグイですよ~~~!」といった内容が交わされていたので少々身構えていざ、まずは右岸。
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荒れてはいたけれどそれなりに走りやすかった
ので軽く考えていたら、ここは左岸が本番だった。

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徐々に草が深くなり、道幅も狭くなる

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ドライだった右岸とは対照的にぬかるみだらけ
下りのぬかるみをおっかなびっくり進んでいたら正面に人影が見えた。スタッフジレを着たカメラマンさん。ハンドルから手を離すどころか顔を上げて視線を向けることすら難しかったのでさぞかし間抜けな姿で写っていることだろう。

カメ「お疲れ様です、お一人ですか?後続います?」
とり「いやあ、単独で走って来たから5分や10分次は来ないんじゃないかな?」
カメ「なるほど。先行しているグループは10分くらい先かな?ダムのところで待っていてもなかなか来ないから逆走して来ちゃったんですよ。」
とり「なるほど。」
カメ「ここまで来る間、クマの糞も無かったし臭いも特に感じなかったから大丈夫だと思います。道はこの先徐々に狭くなってぬかるみはまあこんな(足元を指して)感じなので慎重に抜けてください。お気をつけて!」
とり「ありがとうございます!」

カメラマンさんの言葉通り道は狭くなりぬかるみが続いた。
220821115.jpg220821116.jpg
この辺はまだ撮影する余裕があった場所
この先は走り抜けるのに必死で撮影どころでは無かった。

どうにかこうにかスタックすることも転倒することも無く無事ダムに出た。
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堤体上を渡れば先ほど水を貰った簡易エイド

登って来た道を下り、途中で別ルートへ分岐
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『北海道らしい風景』を味わいつつ進む

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栗山ダムで打ち止めでは無かったグラベル

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他のコースと合流ししばらく進んだ先に一番の急坂
路面の荒れと相俟ってなかなか走りづらい、厳しい坂道だった。

最後のエイドはセコマエイド
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220821125.jpg220821127.jpg
エナジードリンク・ちくわパン
(画面外に)タルタルフィッシュバーガー・メンチカツバーガー
エナジードリンクとちくわパンはその場でいただき、フィッシュバーガーとメンチカツバーガーは持ち帰って翌日、翌々日の朝食となった。

いよいよ残り10kmほど。
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潮を吹いた腕
湿度が低かったから走りやすかったけれど暑かったからねえ。

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のんびりゆるゆる

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そしてこの期に及んでまだグラベル

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舗装路に復帰

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最後にいわみざわ公園内通路を抜けて

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ゴールゲート

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完走証をいただきました

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芝生広場にテントが二箇所張ってあってゴール後の振る舞いを配布

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雉うどん

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日除けのパラソルの下、芝生に腰掛けてまったり

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ゴール後の振る舞いはミニトマト、焼き鳥、雉うどん
どれも美味しゅうございました。

噂には聞き及んでいましたが、エイドが充実していてコースは緩いだけでは無くメリハリが効いているし何より景色が素晴らしい。とても楽しいファンライドイベントでした。催行関係者のみなさまありがとうございます。機会があったらまた参加させていただきたいです。


-おまけ-

汗まみれですっかり塩だらけになってしまったので日帰り温泉に立ち寄ってから宿舎に戻ることに。
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湯元岩見沢温泉 なごみ
じっくり湯に浸かり、冷水風呂で下半身のアイシングをしたりしてすっかり満足して宿舎に帰ろうと着替えた際、ポケットにあるはずの宿舎の鍵が無い。
(どうせオレのことだから朝バタバタして玄関で鍵を抜くのを忘れたのだろう。)時々やらかすので深く考えずにそう思って北広島市内の宿舎に戻って玄関ドアを確認してみてもそこに鍵は無く。
慌てて車内をくまなく探したけれど出てこない。おそらくいわみざわ公園の駐車場で着替えた際に落としたのだろう。仕方がないので管理会社に電話して解錠と鍵の交換を依頼。

幸いなことに部屋はわたしの雇用会社が契約していて鍵紛失の際の解錠と防犯のための鍵交換の費用が契約に含まれていたのでわたし自身は待ち時間以外何の負担も必要無く、約一時間後無事に入室できたのであった。部屋に入って真っ先に目に付いたのがコンビニ袋に入ったシューズ。
220821145.jpg
キサマやはりここに居やがったか!
(自分で置き去りにしておいてヒドい言いぐさではある)

そんなこんなで最初から最後までグダグダではありましたが事故怪我無く終われたので結果オーライ。楽しい週末でした。



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2023May23Tue

【ゆるふわ】北海道そらちGF2022-1/2【現場猫】 

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夕張エイド(と言いつつ栗沢駅前だった)
でお出迎えの夕張メロン熊二頭
かわええ

<実走行ログ:2022/08/21>

過去何度かそのイベントの名前は耳目にしていて、けれどもお盆休み明けくらいという開催時期と、発着が岩見沢であるという点で縁は無さそうだと判断してスルーしていたファンライドイベント北海道そらちグルメフォンドでしたが、幸運なことに今年は岩見沢から車で一時間弱ほどの北広島に長期滞在して業務に当たっているため容易に参加が可能。予定では17日にOkhotsk 1300kmを完走できるので中3日空けた21日に回復走がてらのんびりゆるふわ走ろうと考えエントリー。北海道全域に猛威を振るった悪天候に巻き込まれながらもどうにかこうにかOkhotsk1300を無事完走したので予定通り回復走。

わたしがエントリーしたのは走行距離105kmの『グラベルコース』で今回の開催最長距離のコース。『グラベル』とはいえ一般の最長コース『ロング(97km)』との差分は8kmなので、その差分がグラベル区間なのだろうと軽く考えていたらそんな生易しいものでは無かったというオチが付く。
とはいえスタート前はそんなことなど毛ほども考えていなかったので4時に起床、前夜あらかた済ませてあった準備の最終まとめをして書きかけだったOkhotsk 1300kmの概要レポエントリをUPして6時過ぎには宿舎を出発。会場であるいわみざわ公園までは車で1時間弱の距離で駐車場OPENが6時半、ゼッケンチェック開始が7時半、スタート8時というタイムテーブルなので、常にかくあらんと考えている余裕を持った行動。

途中、最近立ち寄りがルーティンになっているセコマでおにぎりとお茶を購入して車内で平らげ順調に走って6時50分頃にはいわみざわ公園の参加者用駐車場に到着。駐車場入り口で健康状態に関しての申告書と引き換えに参加記念品を受け取る。『どこでもエイド』とプリントされた簡易リュック。中身はフリーザーバッグ2枚と小型の腰掛けマット。これで「どこでも好きなところに座って休憩してください。」ということで『どこでもエイド』
警備員の誘導に従い所定の位置に車を停め、荷室から中3日で登板のエースくんを引っ張り出す。
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エースくん準備

自転車の方はあらかた準備が整ったのでお次は自分の番。とはいえ下は既にレーパンを履いているので上に着ていたポロシャツを脱いでジャージを着込むくらいなのでさほど時間はかからない。
ウェアが整ったので次は足元、、、と思ったらシューズを入れたコンビニ袋が無い。助手席、荷室をくまなく探し、倒した後部座席に隠れていないかも確かめたけれど見つからない。積み込んだ時の記憶を紐解いても果たして間違いなく詰んだかどうかの記憶が定かではない。とんだ現場猫案件である。


宿舎に引き返して戻って来ても最低一時間半は掛かるのでスタートには到底間に合わない。
シューズが無いという間抜けな理由でDNSしてしまうのも自分に腹が立って仕方がないのでその時履いていた、普段使いの某ワー○マンオリジナルスリッポンシューズで走ろうと肚を括った。
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105kmくらいなら行けるだろう
という非常に甘い読み。

思い起こせば過去唯一参加したことがある九十九里で開催されたTTイベント【波乗りTT】参加時もSPD SLペダルをコンバースのバスケットシューズで踏んで走ったものだった。。。

焦っても仕方がないので開き直ってスタートまでのんびり。
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DJの場内アナウンスを聴きつつまったり

そんなこんなでスタート時刻になり、ロングコース参加者がゼッケンチェック後スタートすべくゲートに移動。
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わたしもゲートに向かう

今回グラベルコースエントリーは30名ほどなので基本的にパック走行をするとのこと。サポートライダーの先導に従って追走するスタイル。走りながら思ったけれど(30人のパックって却って危なっかしくないかな?)と。まあ交通量が少ない地域だからこそ成立する単位なのだろうなというのは感じた。とはいえ走ってみてから思えば事故怪我の可能性が高いグラベルコースはサポートライダーの同行が必要になるよなあ、と。

そんな訳でグラベル参加者はゼッケンチェック後一旦集合して待機。
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こういうひとたちが集う訳ですよ
こういうガチ勢を目の当たりにしてゆるふわランドヌールなわたしは猛烈にアウェイ感を覚えていたのであった。

ゼッケンチェック漏れ等もありロング参加者がほとんどスタートし終わった頃、8時15分を少し回ったところでグラベルチームもスタート。
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ゲート通過直後は公園内通路を進む

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しばらくは舗装路をロンググループと一緒に走る

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ファームレストラン『大地のテラス』に展示されている鉄道車両
廃線跡でも無く、唐突に現れるのでなかなか面食らう。

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長閑な田園風景を味わいつつ

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始まりましたよグラベルが
スリッポンシューズの薄く柔らかいソールからガタガタした振動が足裏の骨に直接響くような衝撃。(これ100km保つのか、オレの足?)

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他のコースと同じ舗装路を走っていると『グラベルこっち!』って表示

10km走ったかどうかというところで早速一つ目の美唄エイド
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エイド周辺には特に休憩するためのスペースがある訳ではない
めいめいが好きな場所で腰を下ろして補給食を食べるも良し、バッグに詰めて別の場所でのんびり食べても良しのフリースタイル。

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「この先に木陰で休めるところがあります!」
スタッフの声に促されてしばし押し歩き、ちょうど良い木陰を見つけたので腰を下ろしてとりめしおにぎりをいただく。
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吹き渡る風が心地よい
美味しゅうございました。

腰を上げてリスタート
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しばらくは林間の涼しい道

さほど進まない内にまたもやエイドが。こちらはセコマが出している簡易エイド。
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ミニクロワッサン、チョコレート、飴がある
ミニクロワッサンは持ち運びやすくて手ごろで美味しい。

林間パートが終わったと思ったらすぐにまたエイド
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実質栗沢エイドな夕張エイド

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メロン熊がお出迎え


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たんどらと夕張メロンソーダ

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舗装路とグラベルが交互に続く

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再びセコマエイド
今回品切れだった1ヵ所以外全セコマエイドでミニクロワッサンを貰った。

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河川敷のカート場ではレーススタート直前

土手天端道を進めばまたエイド(南幌エイド)
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ここで供されたのはピュアホワイト
甘くて美味しゅうございました

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隣の舗装路はロングコースのルート


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信号待ちで空を見上げる
本当に、見事なまでの自転車日和。

そんなこんなでやっぱりすぐエイド(月形エイド)
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カレーパンとトマトジュース

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先導のサポートライダーさんにくっ付いて走る

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「右手に見える山の方行きますよ、結構坂道エグイです!」

ぶ~~~んというエンジン音が頭上から聞こえて来たので目を上げるとパラグライダーが飛んでいた。
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気持ち良さそう

「この先荒れているんで注意してくださいね、ルートを見誤るとスタックしますよ!」というサポートライダーさんのアドバイス。
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部分的に10%前後の急勾配なグラベル

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雨で路盤が流されて深い溝に
ちょっとした衝撃で足がペダルから外れてしまって肝を冷やすこと数度。勾配がキツいので片足でペダルを踏み込むと後輪が砂利で空転したりしてリスタートもままならずなかなかもどかしい。いつもと勝手が違うので片足でペダルを踏み込んでもう片方でペダルを捉えるのが存外難しく、リスタートにしくじることが何度となくあった。

きっつい坂道を登った先に『マオイ文学台』
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足裏しんどい

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苦労した甲斐のある眺望

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下りのグラベルをおっかなびっくり慎重に下る
クリートで固定されていないのでちょっとした衝撃でペダルから足が外れてしまうからかなり神経を使ったし足指にもやたらと力が入る。




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2023May23Tue

【二年越しの】Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(概要)【想い結実】 

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4年前、ひたすら荒々しく白波を立て
鉛色をしていたオホーツク海が
穏やかに蒼く広がっていた

関連エントリ

<走行ログ(統合版):22/08/13-17>


昨年(2021年)エントリーしておきながら北海道における緊急事態宣言発出に伴う中止により参加が叶わなかったAJ北北海道主催のRM認定走【Okhotsk1300】でしたが、今年再び同じコースで【RM812Okhotsk1300km Hokkaido】(N2BRM形式)として開催していただける運びとなりました。N2BRM形式なので8月1日から同26日までの任意の日時に出走可能、即ち制限が109時間5分なので開催期間は8月1日~同31日ということ。今年は幸か不幸か開催時期に業務上の都合で北海道内に滞在しているので自宅からの往復交通費が不要という非常に恵まれた立場。
職場の夏季休暇期間が8月11~17日、18日から通常業務開始。とはいえ休暇開始が11日になるか13日になるか、結構ギリギリまで確定しなかったためゴールを17日の13時5分に設定した際に逆算した13日0時をスタート日時として設定し、途中の宿を確保。

結局夏期休暇期間は11日からとなったので11日は走力チェックや久し振りのロードバイクでの走行感の確認も兼ねて北竜町でひまわりを観賞するポタ、12日は不足している装備類の調達と最終準備に充て深夜スタートに向け早々に就寝。21時過ぎ頃起きてから22時過ぎに車載で移動開始。チコリンさんにおススメされてスタート地点から約15km離れた札幌丘珠空港駐車場に車を預けて移動し、当別太美のスタート地点へ。
アイスコーヒーを購入して規定通り23:40の刻印のあるレシートを確保し、それを飲み終わった時点でスタートしたので厳密には12日23:50頃スタート。画像枚数がとにかく多いので詳細はおいおいUPするとして、まずは5日間の走行記録概要を。

※【】内は撮影モチーフ

Start:セブンイレブン当別太美店
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【レシート】2022/08/13/00:00
わたしと同じく0時スタートの参加者が1名いたけれど、その方は16日までにゴールして17日から仕事なのだそうで(109時間目いっぱい使う気満々のわたしとはペース合わんだろうな。)と思ったらまさにその通りだった。

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月が明るい夜
この日はペルセウス座流星群がピークだったはずだけれど月明りが強すぎ。それでも道中で明るいのをひとつ見た。

スタートからしばらくは真夜中だというのに蒸し暑かったけれど、新十津川に入ったところで一気に気温が下がり始めると同時に周囲が白い霧に覆われて行った。ともすれば道を間違えそうなくらいの濃霧だったものの幸いなことに通過チェックはBRM611北海道300kmトトロの際のPCの、道を挟んだ向かいだったので迷うことも無く。

通過チェック1(65.1km) 吉野公園
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【吉野公園名称石碑】08/13/02:35着

濃霧の中を淡々と進み、徐々に明るくなって行く中つい2日前に通った道を通り北竜町に入る手前で内陸部に向かう。内陸部を北上して幌加内から音威子府方面へと進む。この辺は先月ドライブで走ったコースとかなりの部分被るので、意図せず下見を済ませてしまった感。

ゆるく長い坂道を登って2つ目のチェック。
通過チェック2(201.0km) 美深峠・駐車場
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【峠名称木製看板】08/13/09:56
計画ではこの日にアクセスするチェックポイントはこれでおしまい、あとは宿に向かうだけ。美深駅前で昼食を済ませ、淡々と進んで明るい内に幌延のホテル着。

初日の宿は幌延のビジネスホテル北斗荘
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到着:08/13/17:10頃
素泊まりでの予約だったので近所の食品スーパーで夕食と翌日の朝食を調達。大浴場でのんびりまったりして22時には就寝。

翌朝3時起床。もそもそと準備をして前夜調達しておいた朝食をしたため出発。
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リスタート:08/14/04:00

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幌延の朝

身の危険を感じるほどの濃霧の中豪快にミスコースをしながらも北上。
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乳白色の視界

通過チェック3(361.6km) 抜海駅
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【駅舎名】08/14/06:45

通過チェック4(378.9km) 稚内恵山泊漁港公園
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【ノシャップ岬看板】08/14/07:35
かつてこれほどの好天の時にここを訪れたことが無いのでテンション上がった。
風は穏やかで非常に気分の良いサイクリング日和の朝。

穏やかに凪いだ宗谷湾の様子は軽くウユニ塩湖を想起させる。
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穏やかに空を映す水面

通過チェック5(414.4km) 宗谷岬
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【宗谷岬流水館(大時計、日付電光表示)】08/14/09:26
こちらも今まで経験のない好天。

Garmin読みで30℃を超えてはいるものの湿度が低めなので気分よく走れる。
猿払で昼食をいただいている間にバケツをひっくり返したかのような通り雨を食らうもすぐに雨域を抜け出せた。
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4年振りのエサヌカ線

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オホーツクはどこまでも蒼く穏やか

2日目の宿は紋別セントラルホテル。
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到着:08/14/18:40
2泊目以降は全て夕食付きの宿泊にした。

3時起床。前日同様のルーティンで準備を整え4時頃出発。元々の計画では3時にリスタートするはずだったものを一時間後ろにスライドし、日の出に合わせて写真チェックポイントに向かう計画にしたのだけれど、これは少々無謀であったとその日の晩に早速後悔した。
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リスタート:08/15/04:00ちょい過ぎ

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払暁の氷海展望塔

通過チェック6(603.1km) 
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【カニの爪オブジェ】08/15/04:20
水平線付近に雲があったので日の出を待たずにリスタート。
スタートで一緒だった人ではない、別の参加者の姿があった。

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走行中に日の出

オホーツク沿いの道をサロマ湖を経由しながら気分良く南下。
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卯原内交通公園で鉄分補給

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能取岬へのアプローチ路
今回のコース全体を通してもかなりこの道というかこの道を走るタイミングが気に入った。

通過チェック7(715.7km) 能取岬
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【能取岬看板】08/15/09:34

いよいよ今回の山場、ハイランド小清水を指してえっちらおっちら。
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ひたすら登る

通過チェック8(770.7km) ハイランド小清水725
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【小清水高原石碑】08/15/13:46

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しんどさに見合った景色(屈斜路湖)

(後は下って海沿いに出るだけ♪)と高をくくっていたら延々と続くアップダウンの無間地獄に脚と心を削られる。

通過チェック9(877.3km) 釧路市 幣舞橋
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【幣舞橋銘板】08/15/18:50

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工場萌え

3泊目:ホテル洸洋(白糠)
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到着:08/15/20:30
案の定グロス20KPHなんぞは無理だった。

4日目はしっかりした本降りで始まった。
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リスタート:08/16/04:10
レインウェアを着込んだりしていたら少々スタートが遅れた。

リスタートしてからえりも岬までは時に激しい雨。
【AH2400】走行時は午後遅くなってからの通過だった海岸線を雨に打たれつつ進む。
記念ポイント
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08/16/07:25頃着
【AH2400】の時『最後のチェックポイント』だった場所で4年振りにいち枚。

気がかりは悪天候による襟裳岬方面通行止め、迂回だったけれどどうにか通行止めには引っ掛からなかった。(道路交通情報によるとわたしが通過後通行止めになったらしい。)

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荒ぶる海を眺めつつ雨に打たれつつ風に翻弄されつつ

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フンベの滝

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北海道内最長の道路トンネル黄金トンネル
雨風が凌げて嬉しい。

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内部は霧が立ち込めていた

通過チェック10(1065.5km) 襟裳岬 風の館
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【襟裳岬・風の館案内看板】08/16/13:42

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小振りでかわいい襟裳岬灯台

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どうしてもこの構図になる
普通に立っていると煽られてよろけ、たたらを踏みそうになる強風の中リスタート。
襟裳岬前後で雨は上がったものの風はその強さを増して吹き荒れる。しかも基本向かい風。

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この日初めて目にした太陽が日没間際
そういえば【AH2400】の時にも朝からずっと暴風雨の中を走っていて、根室辺りで水平線に現れた夕陽がその日初めて目にした太陽だったことがあった。

結局平坦でペースが稼げると軽く考えていた区間が最もペースが遅く、宿到着は計画より2時間以上遅くなってしまった。
4泊目:ペンション中村亭(富川)
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到着:08/16/2200

4時頃起床。宿のテラスに出てみたら昨日の雨が嘘のような青空。
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爽やかな朝

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リスタート:08/16/0515
残距離は100kmとちょっと、クローズまでは8時間弱なのでのんびりポタリングペースで走ってもクローズに間に合う。

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左右に広がる牧場を眺めつつ

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目に鮮やかな緑

ゴール直前、時間に余裕があったので最後の寄り道。
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町村農場ミルクガーデン

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練乳かき氷抹茶

宿からゴールまで200kmちょっとだと思い込んでいたら実際にはさらに10kmほどあったのでなかなかゴールに辿り着けずに若干焦ったりしながらも無事ゴールに帰着。
Finish(1309.0km) セブンイレブン当別太美店
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2022/08/17/12:27着108時間27分
クローズ迄38分残し。これ以上詰めてしまうとパンク一回でタイムオーバーになりかねないのでまあこんなもん。

ゴールに辿り着いたらなんと【積丹400】に続いてチコリンさんがお出迎えに来てくださっていた。いつも本当にありがとうございます。
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神々しきチコリンさんの後姿

チコリンさんとお別れして自走で丘珠空港まで向かい、車で宿舎に向かう途中日帰り温泉に立ち寄って入浴&マッサージでリフレッシュ。オンラインブルべカードでのゴール報告も無事完了して2年越しの願いであった【Okhotsk1300】を無事完走。

主催のAJ北海道スタッフをはじめ、関係者のみなさまありがとうございました。非常に楽しい5日間を満喫させていただきました。
N2だったのでお目にかかれたのはほんの一部でしたが参加のみなさまお疲れ様でした。これから出走のみなさま、ご安全に。





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2023May24Wed

【Okhotsk1300】ひまわりの祝祭【事前走行確認-後】 

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『日本一のひまわり圓』という
謳い文句に偽りなし
そんな感じで圧倒される規模でした


<実走行ログ:2022/08/11>

ソフトクリームを平らげ、いよいよ『日本一のひまわり圓』へ。軽く、近くまで自転車で行けるだろうとか思っていたらさすがにダメだった(当たり前)。
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遠目にもその規模に圧倒されそう


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『飲み会でみんなが死に体なのにひとり元気な奴』っぽい

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丘の上から見下ろす『ひまわりの後頭部』

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区画によってひまわりのサイズが異なる

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枝分かれして咲いた花

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学年にひとりくらいいた『やたらと背が高いやつ』

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青空とひまわり

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こっち見んな!!(笑)

行列になっていたので巨大迷路はパス。外周ぐるっと歩いただけでも十分楽しい。
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すっかり満足

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アメリカアジサイとトンボ

そろそろお昼時というタイミングで折り返し。【トトロ300】の際、昼食で立ち寄ろうと考えていた候補のひとつ日の出ドライブインに立ち寄り。
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日の出ドライブイン

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ホルモンキムチラーメン(大盛)を注文
軽い気持ちで大盛にしてみたら結構な量。美味しゅうございました。

ラーメンを食べ終えて表に出たら結構な強さの向かい風。瞬間最大では15m/sほどで平均10m/s前後くらい。往路でこのくらい強い追い風だったら楽だったのに。
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花満開のそば畑

向かい風が強いので休み休み進む。道の駅うりゅうに立ち寄ったら【Okhotsk1300】の参加者と思しき自転車があったけれど、トイレに立ち寄って出て来たらリスタートし始めたところだったので入れ違いになってしまい声掛けかなわず。
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道の駅の隣の田んぼアート
かなりしっかり特徴を捉えていると思う。

相変わらず強い向かい風の中えっちらおっちら進む。
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河口まで丁度100km

の、標識付近にいた馬。
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色とりどり

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往路で見かけた道端の人形群
著作権的にどうよ?ってのがあるような無いような。。。

新十津川の外れまで往路と同じルートを南下し、そこから往路と別れてもっと西寄りを下る。日曜日に往路として利用するつもりだったルート。
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道端に小さなひまわり畑が点在

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交通量が少ない真っ直ぐな道、なお向かい風

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朝見たのとは異なる建物

道の駅鶴沼で小休止。そろそろボトルの飲み物の残量が心もとなくなって来たけれど空き容器回収箱を設置していない施設なので断念。
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地元浦臼産ブドウのソフトクリーム

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数ある石狩川の三日月湖のひとつ、鶴沼
その名の通りスワンボートが浮かぶ。

Edge530に表示されている地図には線路がすぐ脇を走っている風であったものの列車の往来の気配は感じられないし踏切も見当たらない。ちょっと横道に入ってみたら案の定廃線だった。というかここは日曜日に訪れた石狩月形の先に当たるんだから旧札沼線跡があって然るべきと何故思い至らなかったのか。
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この辺りも枕木やレールが撤去されずに残る

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遮断機の無い簡易踏切の跡
車一台通るのがやっとくらいの幅。

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廃線をバックに

しばらく進んだところでコンビニがあり、いくつかの個人商店や浦臼町の庁舎等が並ぶひらけた場所に出た。まずはコンビニでドリンクを調達。次いでGoogle Mapsで周囲を確認してみたら、思った通りすぐそばに浦臼駅跡があったので立ち寄り。
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浦臼駅北側の踏切跡から

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浦臼駅跡

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浦臼駅南側、もう警笛が鳴ることの無い踏切

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錆びだらけの鉄橋

浦臼駅周辺を心行くまで堪能してリスタート。
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日曜日にパンクを修理したところ

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おひるをいただいた『ポエム』

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ひたすらまっすぐ(なお相変わらず向かい風)

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新篠津村に突入

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田んぼの向こうにシラカバの木立

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道にずっと並行して流れている水路
この幅の水路で開削したそのまんまというのも珍しいような気がする。普通は最低でも岸にせき板くらい立てそうなものだけれど。せき板を立てるより都度浚渫したほうが経済的、、、ってことは無さそうだよなあ。とはいえ専門外なので断言できないけれど。

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途中で見かけた吹き流し
角度的に風速7、8m/s、瞬間最大で10m/s強といったところか。正午頃より多少弱まって来た感はある。

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そして絶賛製塩
向かい風で汗が良く乾く。

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なんとなく範馬勇次郎を思い出した

石狩川を渡って江別の市街地へ。
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石狩大橋を渡る

左手にコメダの店舗が見えたので残り10kmちょいだけれど休憩することに。さすがに向かい風で消耗した。
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コメダ珈琲店 江別一番町店

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アイスコーヒーとたまごロール
喪失した塩分補給の為にたまごロールには塩を振りながら。

人心地ついたところでリスタート
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空模様が怪しい上に湿度が高くなって来た
元々夜には結構な雨が降る予報だったのでできれば12時間くらいで戻りたいと考えてスタートしたので概ね読み通り。

ひたすらまっすぐ進んで宿舎前に到着したのが18時20分ちょい過ぎ。
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計画通り12時間で帰着。
これから一時間と経たないうちに雨が降り始め、グダグダだった日曜日とは対照的にあれもこれもしっかり計画通りに事が進んだいち日なのであった。

【Okhotsk1300】に向けて久し振りのロードバイクの感覚を思い出すと同時に設定した走行ペースに無理が無いか、落ちてしまった走力でどのくらい向かい風の中速度を維持して走れるのか等、色々確認したいことがきっちり確認できた上に見事なひまわりに圧倒されたり廃線を眺めたりできた往復200km、所要12時間のポタ。




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2023May24Wed

【Okhotsk1300】ひまわり鑑賞ポタ(リトライ)【事前走行確認-前】 

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函館本線・光珠内(こうしゅない)駅にて
普通列車の入線に遭遇

関連エントリ

<実走行ログ:2022/08/11>

元は日曜日に計画していて途中で挫折して引き返すことになってしまっていた『ひまわりの里』訪問に再度チャレンジ。前回は記憶に頼って走っていてミスコースしてしまったことがトラブルのひとつ目だったので今回はきちんと事前にルートを作成し、しっかりとEdge530に転送。

いつものように前夜酒量を過ごしてしまって当初の目論見よりも若干遅れ気味ながら6時20分には宿舎前をスタート。
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今回はタイヤを新品に入れ替えた
やっぱり個人的には安定のコンチネンタル。

スタート直後、ホットシェフのあるセコマで補給
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当然ベーコンおかか

今回、往路は前回の復路を、復路は前回の往路を基本にコースを作成したので南幌から岩見沢に向けて走る。
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朝の内は霧

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手入れの行き届いた路側の植え込み

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夕張川を渡る

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岩見沢市域へ
R札幌代表タケダさんのお膝元に再びお邪魔。

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ひたすらまっすぐな道が続く

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『本人は上手いことを言ったつもり』なのにすべってしまった感
非常にシンパシーを感じてしまうところが困る。

岩見沢の市街地に差し掛かった辺りで後部に三角形の旗を立てたカブに遭遇。二段階右折の信号で一段階目の待機をしようとした先にもう一台同じように後部に旗を立てたカブ乗りが。
「こんにちは!」
「こんにちは~。」
と、カブ乗り同士が会話を始める。
「富良野ですか?」
「ええ、富良野です。」
「やっぱりそうですよね!良かったらこの先のコンビニで別のカブ乗り二人と待ち合わせているんでご一緒しませんか?」
「良いですね。」
概ねこんな会話。どうやらカブオーナーのライダーズミーティングのようなものが催されるらしい。
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楽しそうにあれこれ会話していた二人

前を走っていた二人が進行方向右手のコンビニに向かって行ったのでひとりゆるゆる走っていたら左手にSL展示が見えたのでみなみ公園に立ち寄り。
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D51とC57

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岩見沢市街地を抜けると再び真っ直ぐな道

徐々に雲が薄くなり、青空の面積は大きくなって行く空の下進んでいたら『←光珠内駅(100m)』という標識が現れた。左手を注視しながら交差点を通過してみたら突き当りに見えた駅舎のファサードがなかなかユニークだったので立ち寄ってみることに。
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JR函館本線・光珠内駅

うろうろしていたら「列車が美唄駅を発車しました」というアナウンスがあったので折角だからしばし待機。
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タイミングよく普通列車が入線、発車

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『ドラキュラの葡萄』というネーミングが気になった

美唄市街地に入りしばらく進んだところで左手に何やら立派な邸宅があったのでこれまた折角なので立ち寄り。
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内部を観察できる入館は10時から
この時点でまだ9時前なので入館できないのは仕方ない。

周囲をぐるっとひと回り。
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確かに洋風な下地に和風のガワをかぶせたような外観
内部も見てみたかった。

裏手には屯田兵ゆかりの建物が。
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美唄屯田騎兵隊火薬庫

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美唄屯田兵屋

ひと通り見て回ったのでリスタート。改めて北竜町を目指す。
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このおやじギャグセンスに同族嫌悪的な感情

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丘を下って登る感じがなんとなく気に入った

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道端にキアゲハ

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こういう表示は北国ならでは

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秋空を思わせる巻雲

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「フリクション禁止!」というおやじギャグをツィート
『ペン消すな』だし、、、って『中心蔵』のネーミングセンスと何ら変わらない。

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『義経橋』レリーフ
この辺りは【トトロ2300】の際逆向きに通過したはずなのだけれどさすがに雨のなかの日没後なので見かけた記憶がない。

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何故か(?)赤穂浪士の墓
これは【トトロ300】の時にも気が付いた。

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道端に人形がずらり

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売りに出されていたエモい民家

前方から国防色の自衛隊車輛。それ自体は北海道に居れば普通に見かけるのだけれど水陸両用車は見たことが無い。スライドした時撮影できなかったことを悔やんだけれどすぐにもう一台が見えたので慌ててカメラを構えて一枚。後続の自動車の走行音が耳に入ったので被らないタイミングでシャッターを押したらちょっと遠かったけれど、この後後続車が続いたのでクリアに撮れるタイミングはこれしか無かった。
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94式水際地雷敷設装置
調べてみたらなかなかレア度の高い装備だった。

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そんなこんなで『太陽を味方につけた町』北竜町へ
毎度(とはいえまだ二度目だけれどな!)このフレーズで笑う。

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ひまわりの里はさすがに行楽車が多い

新十津川、雨竜、北竜と進んで来る間、かなり天気が良くなって来たのでそこそこ汗をかいたのでまずは冷たいものを。
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ひまわりソフトクリーム

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なるほど砕いた種の粒がある
香ばしくてナッツソフトクリームのような味わい。

いよいよお目当てのひまわり圓へ。






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タグ: ロードバイク  ロングライド  北竜町  ひまわりの里 
2023May23Tue

【Okhotsk1300前の】久々のロードバイクでてんやわんや【厄落とし】 

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室蘭本線栗沢駅前に建ち並んだ
赤レンガ造の倉庫群

<実走行ログ:2022/08/07>

N2BRM形式で開催されるBRM812Okhotsk1300Hokaido
N2形式なので8月1日~26日までの任意の日時にスタート可能。わたしは業務との兼ね合いで8月13日にスタート予定としています。1300kmの長丁場なので装備品類も多く、さすがに小径のきたひろくんではしんどいので先月一時帰宅した際に飛行機輪行で北海道に持ち込んだエースくん(RIDLEY KANZO-A)で出走予定。ずっときたひろくんにばかり乗っていたし、今回大型のフレームバッグを投入する計画なので走行感覚の確認をすべく、今が丁度見頃の北竜町のひまわりを眺めに行く往復200kmほどのポタを計画。

前夜結構酒量を過ごしてしまった(いったいぜんたい過ごさない時があるのか。。。)ため若干スタート時刻が予定より遅れて8時過ぎにスタート。
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本番時に装着する装備を付けて
荷物の重量自体は本番の2/3程度。

スタート直後にセコマで補給
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ベーコンおかか最強

天気予報は曇りだったものの、ほんのパラパラだけれど雨粒が落ちて来る。
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進行方向には低い雲が無さそうだから大丈夫かな

久し振りに乗ったロードバイクが快適過ぎて、調子に乗って飛ばしていたら曲がるべき交差点を曲がらず、ひたすら目的地と逆方向に進んでいたけれどそんなことはつゆほども知らず、目の前に現れた斜張橋にテンションアゲアゲだったのだけれど、渡り切ったところで橋名プレートを確認してみたところ『札幌大橋』とあったので、なんぼ土地勘が無いとはいえこれはおかしいと感じたのでGoogle Mapsでチェックしてみたら案の定。
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斜張橋に興奮している場合では無かった

引き返して当別方面へ進む。ここはBRM611北海道300kmトトロで通った道。
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当時撮り損ねた標識

いやはやそれにしてもロードバイクとはかくも走りやすい乗り物であったか!と、初めてロードバイクに乗った時の感動を思い出してしまったくらいミニベロとロードでは乗り味が違う。ことによったら最近の走行実績を基準にして策定した【Okhotsk1300】の走行計画自体の見直しも必要かも知れないと一瞬考えたけれど、今の計画のままで時間に余裕を持たせた方が得策なのかもしれないと悩む。いきなり天候不順に見舞われないとも限らないのだし、その辺の塩梅は走り始めてから考えよう。マージンはあっても困るものではない。

【トトロ300】の際は当別ダム方面に向かったので今回は坂道を回避してR275をひたすら北上。途中道沿いにあった月形町農村公園休憩施設でトイレ&ドリンク休憩。
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自販機に空き容器回収箱が並んでいるのが嬉しい
ここは元々JR札沼線・月ヶ岡駅駅前広場だったところ。

駅標が外され、駅舎も撤去されたホームがポツンと。
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月ヶ岡駅ホーム跡の様子

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札沼線跡
レールと枕木が撤去されずに残っている。

観光案内地図を見て、急ぐ道行きでもないので石狩月形駅跡方面へ寄り道することにしてリスタート。
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白樺並木

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月形樺戸博物館
樺戸集治監本庁舎を利用している。

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バイクラックがあったのだけれど微妙に低い
かなり横に倒さないと引っ掛けられないのが惜しい。

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折角なので300円支払って入館
残念なことに館内は撮影不可。

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囚人たちの往来ですり減ったという石段

なかなか興味深い展示のあれこれをやや駆け足気味に眺め、三棟に分かれた展示をひと通り見学して表に。もうちょっと余裕のある時にじっくり時間をかけて回るべき施設だったとやや後悔。
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本庁舎裏手にある石油庫

その後石狩月形駅跡方面へ
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駅南側の踏切跡から

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石狩月形駅舎跡
今月から解体工事が始まってしまう。

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旧駅構内簡易通路
明日から通れなくなるという絶妙なタイミング。

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駅前にあったレンガ造倉庫

石狩月形駅跡前の通りを北上して国道に合流したところで丁度お昼時。更に丁度良い具合に『手打そば』の看板を掲げたお店があったので立ち寄り。
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アートギャラリー・そば ポエム

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なかなかユニークな店内

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そばとうどんの『あいもり』を注文

つゆの入った蕎麦猪口が二つ。
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片方には生卵を溶き入れていただくスタイル
美味しゅうゴざいました。

お腹を満たしてリスタート。
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月形刑務所前を通過

石狩川沿いをのんびり進んでいたところでいきなりプッュ~~~!という音と共に後輪の圧力が一気に喪失。
(やれやれ、これもOkhotsk1300に向けた予行演習だな。。。)なんぞと思いつつサドルバッグを開いた瞬間、タイヤレバーを始めとした工具類をツールケースに収納してアパートのテーブルの上に置き忘れてしまったことを思い出した。

チューブとポンプはあるものの、タイヤが外せなければ意味がない。しばし途方に暮れていたところでふと、このタイヤは適応空気圧が低いので素手で脱着できるくらいにビードが緩いことを思い出した。
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無事素手でタイヤを外せた
どうにか無事チューブ交換を済ませ、リスタートした瞬間右のSTIがスカスカになって変速できない状態に。(今度はシフトワイヤー切れか。これはもう今日は帰れってことなんだろうなあ。。。orz)RDのワイヤー破断でもフロントインナーが使えるので北海道の平地なら少々の無理を通せば走れそうだったけれど、さすがに【Okhotsk1300】前の確認走行なので悪い芽は摘んでおきたいと考え、最も近いひらけた街である岩見沢で自転車ショップを検索。おそらく一番近い店舗がサイクルショップひらのさんだったのでまずは電話で営業しているかどうかとロードバイクのシフトワイヤー交換が可能かということを確認。どちらもOKだったので約20kmの距離をアウタートップ、インナートップの二速使い分けで進む。

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水田の向こうにシラカバの木立
勝手に思い描いているイメージ通りの北海道の景色

通行止めの迂回がありながらも無事先ほど電話したお店に到着。
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外観とは裏腹にロードバイクが何台もディスプレイしてあった
店主に状況を説明し、点検してもらう。
「あれ?これはワイヤー交換も何も外れていたアウターワイヤー嵌めるだけで問題なくなるよ。」
「へ?」
どうやらパンク修理の際RDのアウターワイヤーを引っ掛けてしまって台座から外れてしまったためにSTIがスカスカになってしまっていた模様。
「調整以外何にもしていないからお金は貰えない。」という店主に対してそれならば、と消耗品のチューブ他を購入させていただく。数分間だろうがプロの時間を浪費させてしまったのだから時間相応の工賃もしくはそれに代わるものが必要。

そんなこんなで小物を購入させていただいている間やそれ以前の調整作業の合間にもあれお話させていただいたけれど、なにかにつけ「いいなあーたのしそうだなあ~~~。」と返して来たのが印象的。自転車を乗り回すのが本当に好きなんだろうなと。後刻知ったことだけれどR札幌代表タケダさんはこのお店と店主をご存知で、店主がお話し好きなのでこの店に赴く際は2時間ほど拘束されることを織り込んでおくのだとか。

店主に礼を述べて帰路に。
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夕張に行ったときにはスルーした美流渡

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少々暑かったのでセコマで休憩

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忽然と現れたポプラ並木

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クスっとした

信号に引っ掛かって停まったら左手にカフェがあり、店先にはバイクラックが設置してあったので折角だから立ち寄ってみた。
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antenna coffee

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なかなかあか抜けた店内

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ドリップコーヒーがメインのメニュー
パウンドケーキや自家製クッキー、ドリップバッグの販売もあった。インドネシア・マンデリンとあんバターどら焼きをオーダー。

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午後の陽射しを浴びつつ
美味しゅうございました。

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お土産にゴマとオレンジのクッキー二種

陽が傾いて来た中リスタート。途中、JR室蘭本線・栗沢駅に寄り道。今度は廃線ではなく現役の路線。
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なかなか可愛らしい造形の駅舎

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ホームの様子
跨線橋の架かり方を見るにかつては線路がもう一本か二本あったようである。帰宅してから調べてみたら元は交換機能(単線のすれ違い)を有していたらしい。

駅前には赤レンガ造の倉庫群。農協のもの。
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趣深い倉庫群が並ぶ
石造倉庫も一棟。

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駅のすぐ南側の踏切
先の想像通り埋め潰された線路が二本。

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一路南幌に向かう

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夕張川を渡る

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ひたすらまっすぐ続く道

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人の顔に見える民家(シミュラクラ効果)

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道端でトンボを見かけたので撮ってみた
マクロレンズではないのでなかなかピントが合わせられなかった。こういう時はGRⅢの方が圧倒的に使いやすい(今回携行したのはFP)

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夕張太のバス停
立派な待合スペースがあるので深夜の緊急避難的仮眠に使えそう。北広島に近いので宿舎がある今は利用する必要もないけれど先々何があるかわからないので心の片隅に刻んでおく。

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建設中のボールパーク外観
こうしてみるとやはり大きい。

往路で立ち寄ったセコマのところで往路と合流、そのまま宿舎まで。
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あれこれ大騒ぎしつつの130km
朝のミスコースに始まり終始ドタバタでグダグダだったけれど、これでOkhotsk1300に向けた厄落としが出来たと思えばどうということもない、、、かな?



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タグ: ロードバイク  ポタリング  樺戸集治監  札沼線  石狩月形 
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2023May24Wed

【ブルべを始めて】きたひろくんと-10(BRM730走行記録)04【干支一巡】 

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曙光に向かって走る

BRM730札幌400km積丹 走行記録03 より
関連エントリ⇒AH2400走行記録-04

すっかり明るくなったところで余市中心部に差し掛かった。
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旧余市福原漁場

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余市川を渡る斜張橋・大川橋

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余市川河口
左手の小山の向こうに余市漁港がある。

しばらく進んだ先のセブンイレブンで小休止の後リスタート。
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畚部(ふごっぺ)岬←読めんわこんなのw
浸食された崖が摩崖仏みたいに見える。

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余市から小樽市へ

小樽市に入ってすぐの蘭島海水浴場
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手前も奥も砂浜にキャンパーびっしり

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魚の骨みたいな雲

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珍しくサグ部のあるトンネル
サグ部というのは下り坂と上り坂が続く凹みのことで、通常地上のトンネルは内部に染み出す地下水や侵入した雨水が溜まることの無いよう内部路面を両端の坑口よりも高く設定するか、もしくは片側の坑口を一方のそれより高く設定することで内部に水が溜まらないようにする。当然ながら海底、河川底トンネルはこの限りではない。
或いはサグ部だと思ったところは錯覚で、全体に片方に向けて勾配が付いていのかな?最初に勾配のきつい下り坂、その後勾配が緩い下り坂に切り替わるとサグのように感じることがあるし。

東の空に日輪が。
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前日は落陽に向け、今日は曙光に向けて走る
湿度が高めでこの時点でも大して涼しく感じない。早い時間帯から暑くなりそうな予感がしたのでさっさとゴールしたくなった。

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小樽市のマンホール

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小樽駅舎前を通過
思いっきり自分の影がうつりこんでおったことにいま気が付いた。

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旧手宮線線路

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朝の小樽運河

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運河沿いの建物あれこれ

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朝の港

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銭函付近の登り坂
勾配は緩やかだけれど最後の最後なのでしんどい。

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信号待ちで目にしたお店
『うどん・丼物・ラーメン』とあってそばが書かれていないので(ふ~~~ん。うどんにこだわりでもあるのかな?)と思ったら屋号が思いっきり『そば店』であったw

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新川沿いのまっすぐな道を淡々と進む
相変わらず信号タイミングが気分よく走ることを阻害する。朝方心配したほどには気温が上がっていなかったので少々ホッとするなど。

北大脇を抜け、桑園駅の下を潜ってゴールに帰着。
トンネル補正が入っていないのでGPSの表示では400kmに500mほど足りないのでなんとなく気分が悪いからちょっとひと回りしてこようかと逡巡していたところで店内から顔を出したチコリンさんに呼び止められた。聞けばタイミングを見計らってお出迎えに来てくださったのだそうで。非常にありがたいことこの上ない。

goal(401.7)ファミリーマート知事公館前店
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(close10:00)07:29=認定申請24時間29分

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今回忘れずに活用したチコリンパフ

イートインでしばらくのんびり会話を楽しんでいたら後続の参加者がゴール。支笏湖で話しかけてくれた方。普段はR東京AR日本橋のブルべをメインに走っているのだそう。その後なんだかんだ最終走者がゴールするまでイートインでダラダラ過ごし、お野菜を買いに行くというチコリンさんとはここでお別れ。その後車で移動し、チコリンさんおススメで四年前に連れて行っていただいた日帰り入浴施設『きたのたまゆら』へ。
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お風呂に入ってさっぱり

風呂上がりに無性にスープカレーが食べたくなって、紆余曲折ありながらも馴染みのお店に。
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 南インドスープカレー天竺 札幌清田本店

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北海道マハラジャカレー(辛さV2)を
辛さが丁度好みぴったりになって美味しゅうございました。


宿舎に帰着して取り敢えず洗い物だけを携えて部屋に。(自転車も車から出さなきゃならんな。。。)とか思いながらも洗濯機を回しつつのんびりブルべカードの記入や写真整理他をしていたらさすがに眠気が生じたのでスマホのタイマーを2時間後にセットして仮眠。
16時頃目を覚ましてまず洗濯物を浴室内に干し、次いで自転車を降ろすべく駐車場に移動、車の後部ハッチを開いたところで異変に気付いた。
収納時に外した前輪が無い!

慌てて車に乗り込み再び札幌市内の駐車場へ引き返す。
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無事前輪回収

帰りがけにブルべカードを投函し、わたしの【BRM730札幌400km積丹】は終了。
主催のR札幌スタッフ及び関係者の皆様ありがとうございました。

そしてR札幌がHPに掲出した仮リザルトでは無事認定されることになっているので2011年の初ブルべ以来12年連続12回目のSRが確定しました。干支ひと回り。なんだかんだ長く続いている趣味になったものだなと感慨深いものです。

きたひろくんと-10(BRM730札幌400km積丹 走行記録)




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2023May23Tue

【積丹ブルーは】きたひろくんと-10(BRM730走行記録)03【またもお預け】 

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ライトアップされ
白く浮かび上がる風車と
その傍らを通り過ぎるランドヌールの尾灯

真狩村を抜け、ニセコ、倶知安と進む。
倶知安の街が想像以上にひらけていて飲食店もいくつか見受けられたので、コンビニの店先で弁当をいただくという夕食の済ませ方をしてしまったことをかなり後悔した。やはり知らない土地なのだからコース沿道の下調べはきちんとしておかないといかんなと。

すっかり暗くなってしまった道を淡々と進む。
そこそこのアップダウンが繰り返される道だったけれど下りはさほど勾配がきつくないしカーブの曲率もそれなりに大きいのでペースを稼ぎやすい。但し路面にはあちこち亀裂や穴があってうっかり見落として突っ込むと結構な衝撃を食らう。そうした路面のギャップを越えた時の衝撃でトップチューブに取付られた、地面と平行なボトルケージからボトルが脱落して真っ暗ななかカランカラ~ン♪という金属音を響かせることが一再ならず。ボトルの外側はすっかりボッコボコに変形している。

PC2まであと5、6kmという地点、緩い下り坂を快調に飛ばしていたところ、GPS画面に目をやった隙にガツン!という衝撃を前輪に受け、またもやボトルがすっ飛んでカラカラ音を立てて転がって行った。それまでに数回飛ばした時同様後続も対向も来ていなくて助かった。道端に転がったボトルを拾い上げてケージに装着し、走り始めたら前輪にガタガタと衝撃が。リム打ちパンク。

これまで幸いなことにギャップに突っ込んでもリム打ちパンクすることなく走って来られたけれどついに年貢の納め時。問題はどこで対処するかということだったけれど100mほど先の進行方向右側に少々明るい一角があったのでそちらまで押し歩き。駐在所の前にあるポスター掲示板の灯りだった。
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有難い照明

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ブルべ中のパンクは今季初
チューブを交換して対処修了。
今回スペアチューブは2本携行していたけれど、ミニベロでの参加の場合チューブを使い切ってしまった際ほかの参加者から融通してもらうという訳にもいかないので念のためパッチも携行しようと心に留める。
パンク対応している間に三、四人の参加者にパスされたのでおそらくわたしが最後尾。

リスタートして20分ほどでPC2に到着。
PC1に引き続いてのタケダ代表と、スタート以来のノザさん、エイコさんご夫妻の姿があった。

PC2(243.0km)7-11岩内万代店
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(close23:12)22:20

「岩内を出ると60kmくらい無補給区間が続くから皆さんここでがっつり食べるか補給食を購入して携行したりしていますよ。通過チェック近くにセコマがあるけど営業時間外だし。」とのエイコさんたちからの情報を得て取り敢えず簡単な補給食を購入しておいた。
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反射ベストの背ポケに丁度良いサイズ

ゴールまで約100km、ゴールCloseまで11.5時間。よほどのことが無い限り間に合わないことはないはずだけれどそのよほどのことが起こってしまうのも往々にしてあることなのであまり長居することなくリスタート。
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岩内市街地を抜け、真っ暗闇の中を進む。
PC2でエイコさんから「この先でリム打ちパンクした人がいるのでリム打ちお代わりしないように注意してくださいね!」と言われていたので路面状況を慎重に見定めつつ。スペアチューブはあと一本。
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街はずれに立つ風力発電風車
撮影しようと停まったらちょうど一人の参加者がパスして行った。

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ウルトラマンのAバリケード
初めて見た(ような気がする)。

潮騒をBGMに真っ暗な海岸線を淡々と進む。途中水分補給の為に道の駅に立ち寄ったのだけれどそのベンチに人型のオブジェが置いてあった。なんぼ施設照明があって真っ暗ではないとはいえ深夜の暗闇でこんなのに出くわしたら心臓に悪いわい。
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ビビるわこんなん

道の駅をリスタートした直後、2,500mにも及ぶ長い大森トンネルに突入した途端猛烈な寒気に身体が包まれた。それまでにも2km前後のトンネルをいくつか抜けたけれど明らかに異質な寒さ。あまりにも寒いので湿った外気が入り込んで霧が発生するほど。
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トンネル内には霧が発生していた
なかなかに幻想的な雰囲気ではあるけれど、視界不良を引き起こすので後方から車が接近してくる音が聞こえるたびに追突されないか冷や冷やしながらの通過だった。

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ポツンと一ヵ所だけ照明が当てられていた

積丹半島は風が強く、巻き気味だったので追い風だったり横風だったり向かい風だったりでなかなか翻弄されつつ、それでも長いトンネルが多いのでちょっと助かってはいた。そしてトンネル坑口が見える度に立ち上がるGarminのクライムプロ。GPXファイルがトンネル補正されていないようでしょっちゅう立ち上がってはトンネル通過後に『クライム終了』と表示される。

そんなことを繰り返しつつ、AH2400の時に右折した├字路を直進して積丹岬遊歩道入り口を通過。深夜だけれど折角なので遊歩道を歩いてみようかと思ったけれど、クマ出没の為閉鎖されていたのでそのままスルー。
通過chk.(308.2km)『積丹幌武意』バス停
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(参考close3:32)01:50
参加者ご夫婦が仮眠を取っていて、近寄ったらラチェット音やらなんやらで気が付いたようで「ん?」って感じで起こしてしまったけれどそれってオレ悪くないよな?w

なるべく大きな音を立てないようリスタート。フラぺ+スニーカーだったのでこういう時は便利。相変わらず強めの風が巻く中リスタート。結構な勾配の登り坂をえっちらおっちら。思いの外長い。
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クリーンセンターの標識
クリーンセンターや葬場の類は基本的に山の上にあるので土地勘のないところで坂道を登っているときにそれらの表示が目に入るともうすぐ坂道が終わると知れるのでホッとする。

この辺で眠気が来たのを感じたのでカフェインブースト。今回は仮眠する余裕が無さそうだったので寝ずに走る計画とし、火曜日からカフェイン断ち。走行中もカフェインの含有されたものは口にせず、PC2で眠眠打破と缶コーヒーを購入しておいて走行中大きなあくびが二回続いたらそれらを一気に飲むことにしていた。この計画は今回ドンピシャで、ここでそれらを飲み干して以降翌日帰宅するまで眠気を感じることが無かった。

古平町に入るといく分か風が穏やかになって来た。
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恐らく小樽沖に停泊している船舶の灯り

セタカムイ道路防災祈念広場に寄り道。
後日思い至ったけれど、ここは四半世紀以上前に崩落事故があったトンネルの入り口だった。
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セタカムイ岩
遠吠えする犬のシルエット。

徐々に明るくなっていく中、古平から余市へ。
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余市と言えばローソク岩

余市中心部に向かうには坂道を越えなければならない。
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現れたのは登坂車線の表示
「PC2から先は平坦だから!」登坂車線がある坂道のどこが平坦だというのか。はい、信じていなかったオレさまえらい!w


そういえば、と四年前にこの区間を走った時の記録を読み返してみたら案の定盛大に毒づいていた。
AH2400.jpg
あの時は雨もひどかったからねえ

とはいえ今回は雨に降られていないお陰でここまで恨みつらみが募ることも無かった。




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2023May23Tue

【オロフレ峠は】きたひろくんと-10(BRM730走行記録)02【暑かった】 

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GW中一泊二日でポタした際
細かい雨に打たれつつ記念撮影したポイント
今回は天候に恵まれました

関連エントリ⇒BRM528札幌300kmきのこの山


『たまがわの聖地』を後にして登別温泉方面へ。
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中央分離帯にはアジサイが

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登別伊達江戸村入り口を通過

進行方向を見ると山にはどんより低い雲がかかって見える
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今回もオロフレ峠からの眺望は望み薄かな

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オロフレ峠に突入
実際どの辺が峠の起点なのかよくわからんけど、GarminのClimb Proが起動するところはいつも坂道が始まって少し進んでからだよな。。。

のっけから10%前後の勾配がずっと続き、瞬間的に12、3%を示す。

仕事のせいにするのもどうかと思うけれどとにかく北海道に来てからこっち、週末に自転車に乗る以外ロクに運動できていないため走力ダダ下がりな状態なので10%を超える勾配がキツくて仕方ない。心で毒づきながら坂道をのろのろ進む。
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登るにつれて頭上には青空が

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オロフレトンネル手前の眺望

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ひんやりとしたオロフレトンネルを抜ける
オロフレ峠展望台はこのトンネルの真上付近。

【きのこの山300】の時ついうっかりスルーしてしまった通過Chk.
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オロフレ駐車公園
坂道のピークはまだもうちょっと先。

それにしても晴れたら晴れたで日差しに炙られやたらと暑い。PC1をリスタートした際には少々懐疑的だったけれど凍ったペットボトルを背ポケに入れたのは正解だった。
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もうちょいでピーク

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登り坂ピーク

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黄渓駐車場から
因みに【きのこの山300】の時⇒220528053.jpg

路面状態が良好で急勾配、急カーブの少ない快適なダウンヒルを心行くまで堪能し、支笏湖から洞爺湖に向かう際に通常使うR453とは長流川対岸となる道道を進む。

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昭和新山越しに有珠山を眺めつつ

北の湖記念艦に立ち寄り、銅像で記念撮影。
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第五十五代横綱 北の湖

洞爺湖湖畔道路には向かわず、昭和新山の麓を進む。
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イヤな予感しかしない

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ガクアジサイが満開

ところどころで10%を超える登り坂がありなかなか足を削られる。それにしても暑い。
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瞬間的に15%を超えるような区間もある
この辺民家が並んでいたけれど、地元の人たち冬場の暮らしはどうしているのだろう?

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普段利用する湖畔道路が眼下に

山側の道が行き止まりとなるのでようやく湖畔道路に向けて下る。
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洞爺湖に向かってGo!

湖畔道路に出てすぐのところにセコマがあったので休憩。
先客がお二方ほど。
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アイスモナカでクールダウン

洞爺湖の水面は穏やかで空は青かった。
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やや霞みがかっていた感

洞爺湖温泉から先はGWでポタ旅行した時と同じ経路を、当時のことを思い出しつつ進む。
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GW中はエゾヤマザクラが満開だった道

GW時⇒220504008.jpg


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左:今回 / 右:GW時

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浮見堂は眺めるだけでスルー

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途中で見かけたエモい民家

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夕暮れ迫る羊蹄山

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高野山遍照寺(ルスツ不動尊)

GWに走った時は洞爺湖からルスツ、喜茂別を抜けて中山峠を越えて真駒内経由で北広島に帰ったけれど、今回のコースはルスツから西に転進して真狩村を抜ける。
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細川たかしの故郷真狩村突入

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落陽に向かって進む

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徐々に大きく見えて来る羊蹄山

真狩村中心部は思いの外ひらけていてコンビニもセコマと7-11が並んでいた。
ホットシェフでは無いのが残念だったけれどセコマに立ち寄り、お弁当を買い込み早めの夕食を済ませてから薄暗くなって来た中リスタート。PC2までは残り約50km
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夕空に浮かび上がる羊蹄山の雄姿



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2023May23Tue

【ある意味】きたひろくんと-10(BRM730走行記録)01【聖地巡礼】 

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『たまがわ』の聖地w

今年北海道で参加する三つ目のBRMはR札幌主催の【BRM730札幌400km積丹】にした。日程の折り合いが丁度良かったし、何より今年はまだ400のBRMを走れていない。今年完走したBRMは逗子200(神奈川)、秋葉原200(近畿)、きのこの山300(札幌)、野辺山600(たまがわ)、トトロ300(北海道)なのでこの400を完走できれば今年のSR認定か確定。先だって一時帰宅した際、Okhotsk1300、空知GF用に自宅からエースくん(700Cのグラベルロード)を持って来てはいるものの即走れる状態でも無かったので今回もきたひろくんで。

R札幌のコース紹介ページにあったRWGPSデータによれば400kmで8,000m弱の積算標高がある。経験上、RWGPSの表示はトンネル補正を考えればその7~8割くらいが実勢になるのが通常なので概ね6,000mくらいと判断。そのくらいのアップダウンがあるコースならミニベロでもロードでもキツさはそれほど変わらないのではないかと考えた。21インチ車で700Cと同じ速度を出そうと思ったら単純計算でクランクを1.3倍回転させなければならないので平地はしんどいけれど登りがキツいのは21inでも700Cでもそう変わらないし、下り坂ではトップスピードが頭打ちになりがちだけれどそれほど気になるものでもない。

スタートは札幌市大通公園10丁目ブロックで時刻は7時。チコリンさんにおススメいただいた立体駐車場は宿舎から車で40分ほど、当初は6時くらいに現着するつもりでいたけれど気が付けば二度寝をかましてしまっていたので40分ほど遅れて出発、現着。
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Start 大通公園10丁目ブロック
チコリンさんに差し上げる約束だったアルミスコップを渡して出走サインを済ませ、ブルべカードを受け取り定刻の少し前にスタート。いざ12回目のSRへ。

<実走行ログ:2022/07/30-31>

スタートしてしばらく、真駒内手前までは3~4台のパックの後ろに付かせていただいた。
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スタート直後10kmくらいはこのパックの後ろ

10kmほど走ったところで、スタート前にボトルに給水しておく時間的余裕が無かったので補給の為に停車。以後はゴールまでずっと単独走行。
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朝陽を浴びた佛願寺大涅槃像

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逆光になったモアイ

単独走行になったのでのんびり進む。時折、幅が広く路面状況が車道よりも良好だった歩道走行を交えつつ。まだ8時になるかならないかの時間帯だったのに日差しがキツかったので、より日陰の多い歩道側の方が走りやすかったという面もあった。
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後続にパスされる

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交通量の少ない道をソロライド
以前走った事のある道を逆方向に辿って支笏湖へ。
途中パスして行ったロードバイク乗りに声を掛けられた。
「もしかしてブルべですか?」
「そうですよ~。」
「ミニベロでだなんて凄いですね!」
「いやあ、そうでもないですよ。」
『ミニベロでのブルべ参加は大層なことである。』わたし自身もミニベロに乗り始めるまではそんな感覚だったけれど、いざ走ってみるとそれほどキツいものでもないことがわかって来た。勿論長距離を快適により速くという条件ならロードバイクの方が遥かに上なのは言うまでもないところではあるけれど。だからと言ってミニベロで走れないかと言えばそんなこともない。とはいえ今乗っているきたひろくんのことしかわからんけど。

恵庭市域から千歳市域に入り、坂を下ったらそこは支笏湖。
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全体に霧がかかった支笏湖

湖畔を走っている時にパスして行った参加者が声を掛けて来た。
「東京から参加ですか?ジャージがたまがわだし」
「まあそうなんですけど今回来たわけじゃなくてしばらく北海道で仕事しているんですよ。」
「なるほど、お互い頑張りましょう!」
この参加者さんとは途中何度か遭遇したしゴールでも一緒になった。

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樽前山も霧に霞む

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道端で見かけた色鮮やかなミヤマカラスアゲハ

支笏湖東岸を南下して支笏湖温泉郷を通過し、西に転進して支笏湖南東端をかすめた後樽前山に向けて南に転進。
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交通量の少ない森の中の道を進む

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木漏れ日の雰囲気が好き

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直進すれば樽前山駐車場
既に満車で入り口が閉鎖され、出庫した車がある度にバリケードが開放され、待機車両が入場する。待ち車列は十数台ほど。

樽前山からの下りはそれまでの好天とは打って変わってどんより曇って肌寒さまで感じさせ、前方は霧でぼやけてしまっている。今回ウィンブレを持参したのに車の中に置き忘れてしまったので夜間の冷え込みが心配になるような肌寒さだった。
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樽前山からの下りはガスの中

やや肌寒いながらも快適なダウンヒルを堪能して海岸沿いに出る。この先オロフレ峠までは平坦な海沿いの道。
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白老町に突入

この区間はどちらの向きも自転車、車で何度も通行しているのでしっかりとした土地勘がある。しばし思案の後、早めの昼食はあんかけラーメンにすることに。
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白老牛ラーメン 元気屋

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元気屋特製(あんかけ)ラーメン
美味しゅうございました。

店から出たら自転車のハンドルに引っ掛けてあったヘルメットに小さな虫が糸でぶら下がっていたので息を吹きかけたら地面に落ちた。その後の様子をうかがってみたらシャクトリムシだった。
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白老川河口付近、白老川とウヨロ川の合流地点
いつ見てもこの雰囲気が好き。
北海道で複数個所見かけるけれど川が河口付近で流れの向きを変え、しばらく海と並行して流れてから流れ込むという地形。海沿いに岩盤でもあるのかね?
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ウヨロ川最下流部は海岸線に並行して流れる

今まで走った時はいつも強風に煽られた道だったけれどこの日は穏やかで非常に走りやすかった。
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敷生川河口付近の水鳥の群れ
敷生(しきう)川とはアイヌ語由来っぽくないなと思ったけれどしっかりアイヌ語由来の名前だった(アイヌ語のシキ・オ・イ(鬼芽・群生する・所)がその由来)

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相変わらず見つめ合っているまもる君ふたりw

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後から考えたらここに寄っても間に合ったんだよなと
PC1が虎杖浜だったので当初の計画ではPC1手前のここか、PC1の先にあるたっちゃん食堂のどちらかに立ち寄ろうと思っていたのだけれど、時間計算を少々勘違いして早めに、待ち時間の少ないお店で日和ってしまったことをやや後悔、いや、あんかけラーメンは旨かったんだけどさ。

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なんというか可愛らしさを通り越して腹立つ顔してるw

PC1(104.1km)セイコーマート白老虎杖浜店
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(close13:56)12:43着

R札幌代表タケダさんが待機していて先着していた一人の参加者とあれこれ遣り取りをしていた。軽くあれこれ会話。
「お疲れ様~。」
「思ったほどには暑くなかったけれど意外としんどいですね。」
「オロフレ峠さえ越えたら何とかなりますからね、オロフレ峠はこっちから登った事あります?」
「向こうからなら二回あるんですけど一回は車、二回目はこの間の【きのこの山】でこちらからは無いんです。」
「まあ、オロフレはどちらからでも厳しいからw でもPC2にさえ間に合えばあとは平坦だし。」
「(ブルべ関係者の【平坦】ほどアテにならんものはないからなあ。。。)ミニベロだと平坦がしんどいんでアップダウンあった方が気が楽ではありますけれどねえ。それにしても思ったほどには暑くないけれど(ボトルケージをひとつしか装着していないので)ワンボトル運用には無理がありますねえ、ドリンク調達しづらいし。」
「凍った麦茶のペットボトルを背ポケに入れて走ったら良いんじゃない?(反射ベストを指しつつ)ここにもポケットあるんだし。」
「やっぱりそうするのが良いですよね、買ってきます!」
「(スマホを操作しつつ)とりさんの安否を確認したからここはもう良いかな。」
「やっぱり最後尾ですか?」
「そうですね。」
店内に戻り凍った麦茶を購入して戻ったら既にタケダさんの姿は無かった。安定の最後尾。

登別からオロフレ方面に右折する際、【きのこの山300】の時にエイコさんにその存在を教えていただいた『おしゃれ広場 たまがわ』に立ち寄り。
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たまがわ聖地
聖地での記念撮影を済ませてリスタート。
いよいよ自転車では二度目の挑戦となるオロフレ峠へと向かう。




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2023May23Tue

【最北の水田と】Remenber AH2400-04【旭川ラーメン】 

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JR宗谷本線雄信内駅
駅前の集落が消滅し
利用客がほぼ皆無なこの駅は
廃止が取り沙汰されてはいるものの
交換機能があることもあって残されている
(交換機能:単線の列車すれ違い)
関連エントリ⇒AH2400-06


田園地帯をのんびり進んで行った先、道路標識にしっかり『雄信内駅』と記されている曲がり角を曲がった先にその駅はあったけれど、駅前には本当に何もなく駅舎だけがポツンと佇んでいた。
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JR宗谷本線 雄信内駅
無人駅で駅前に何もないのに駅舎はそれなりに立派。

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駅舎をぐるっとひと回り

2面2線形式の駅なので駅舎と反対側のホームに渡って線路越しに駅舎を撮影しようと思ったけれど、駅構内踏切の先には非情な言葉が。
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線路を渡って撮影しても公開できん

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仕方がないので駅舎側ホームの北端へ

さてお次は、、、というところで思わぬアクシデント。
途中で給油するつもりで軽く考えていたらなかなか営業中のガソリンスタンドが無く、気が付けば燃料残量警告灯が転倒する始末。旗日だということをすっかり失念していたし道北のガソリンスタンドの少なさも甘く考えていた。
慌ててスマホで近隣のガソリンスタンドを検索し、最寄りに立ち寄ってみたら休業。その時点で警告灯が点灯してから10km以上走っている。次に見込みがありそうなところは約20km先。多分そこがラストチャンスでそれを逃したら最悪JAFを呼ぶくらいしか手が無い、、、と思って運を天に任せたらどうにかこうにか営業中。一般的に警告灯が点灯してから4~50kmほどは走れると頭では理解していても実際にガス欠の経験がないので心底ホッとした。
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いやはや焦った焦った

ガソリンスタンドを探して彷徨ってしまったためにやんわり予定していたよりもかなり余計に時間がかかってしまい、ちょうど正午頃になって道の駅てしお前を通りかかったのでそこで昼食を摂ることに。賑わいを見せるレストランに入った直後、壁に貼られたメニューに目が釘付けになる。
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『限定』に弱い俗物です、ええ

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ヒラメは肉厚でしっかり昆布の風味が効いている
美味しゅうございました。

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デザートに栗のオムレット
上品な甘さでこれまた美味しゅうございました。

お腹を満たして移動開始。
一応ざっくりした予定では今回最後の目的地。四年前AH2400走行中に標識を見かけて気になって以来、一度訪問してみたかった『最北の水田』へ。
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標柱と解説看板が立つ
稲作に対する先人の努力と情熱をしみじみ思い知らされる。

今回の旅行の目的は達成したので後は無事故で帰るだけ。
先述の通り復路は往路を単純に引き返したのでは芸が無いと考え内陸を進むことにしたので音威子府が通過ポイント。折角なので駅に立ち寄ってみた。

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音威子府駅

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店主が永眠したため閉業した駅そば
一度味わってみたかった。

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過日の音威子府駅ジオラマ

表に回って現在の駅周辺を眺める。
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現在の音威子府駅

折角音威子府に来たのでお蕎麦でもいただいて行こうと思って道の駅に行ってみたものの『土日祝祭日のそば提供は8月から』という掲示。スマホで検索してイートインがあるという表示になっていた一路食道に移動。シャッター半開きながら店内に人の気配を感じたので中を伺い、先客もいるようだったので店内に足を踏み入れた。ひとりであれこれ対応していた女将さんに話を伺ってみたらなんと体力の限界を感じて今年の四月で食堂営業を辞めて通販中心の販売のみでの対応になったのだそうで。四月までなら来る機会何度かあったはずなのに勿体ない。。。

通販でほぼいっぱいの状態で店先での小売りの対応が困難だと言われたものの、買って帰っても自分ひとりで食すだけなので二束譲ってほしいとお願いしてみたら「そのくらいなら何とか。。。」とお分けいただけた。ついでに音威子府周辺でこのそばを食べさせてもらえる飲食店があるか尋ねてみたら今は無いとのこと。音威子府そばをお店で食べたいならむしろ奥多摩行った方が良いのかも知れないなあ。
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どうにかこうにかゲットした音威子府そば
冷凍すれば一年は保つのだとか。

色々残念な思いを味わいつつ、それでも音威子府そばがお土産になったのでまあ満足して再び帰路に。途中、道の駅びふかでおやつをいただいたり。
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天塩川の三日月湖半にある道の駅びふか

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おやつそのいち:美深牛肉まん

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おやつそのに:かぼちゃパイ

そのまま南下して旭川経由で道央自動車道で帰るルートにしたので折角なので旭川ラーメンを食べて帰ることにして天金へ。
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らーめんや天金四条店

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正油ラーメン

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山わさびごはん・餃子3個

早めの夕食を済ませて満ち足りた気分で宿舎まで。
二日間で850kmほど、だったけれどやはり北海道は信号が少なくて走りやすいなと実感した二日間。ガソリンスタンドが少ない、もしくは休日営業していないので要注意という当たり前のことを再認識した二日間でもあったのでした。




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タグ: ドライブ  観光  稚内  宗谷岬  音威子府  雄信内  兜滑 
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2023May23Tue

【空模様は】Remember AH2400-03【やっぱりイマイチ】 

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白い道の先に広がる海原
関連エントリ⇒AH2400走行記録-06


一旦四時ごろ目覚め、窓外の景色を確認してみたらまだ雨が残っていたので再び布団に潜り込んだ。天候に恵まれていれば車に積んであったきたひろくんでノシャップ岬にまで早朝ツーリングを、と考えていたので少々残念。普段と同様5時半の携帯アラームで目覚め。そのまま起き上がらずまどろみ、二度寝の幸せを満喫。20分ほどの至福の時間の後もそもそと身支度を整え、6時から入浴可能な大浴場へ。
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日本最北の温泉地

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なかなかボリューミーな7時からの朝ごはん
和食一択メニュー、ごはんはお代り自由。
美味しゅうございました。

前日は朝一発目にノシャップ岬に再訪してから宗谷岬を目指そうと思っていたものの前日と空模様が変わり映えしなかったので計画変更、そのまま宗谷岬に向かうことに。
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宗谷方面もややガスってる

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途中の浜でノシャップと宗谷、双方の岬を眺める
どちらもガスっておりますなあ。

と、そんなこんなで宗谷岬到着
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四年振り

急坂を登ってモニュメントへ。
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AH2400の際のPCだった『あけぼの像』

四年前を思い出しながら宗谷丘陵を眺める。あの時もここまででは無かったもののあまり空模様はよろしく無かったなあ。
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氷河に削られた、丸みを帯びた丘陵

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風力発電風車群

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時折霧に煙る

折角宗谷に来たので今まで通ったことの無い『白い道』を走ってみようとそちらに向かう。
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貝殻の破片が敷き詰められた道
青空の下だったらさぞかし鮮やかなコントラストだったろうとも思ったけれど、これはこれで味がある。

空模様は徐々に回復基調
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草原の向こうに海原
この辺で向かい側から走って来た車が停まり、窓を開けたおじさんにあれこれ話しかけられた。放牧場の電気柵のメンテナンスを行っている業者さんのようで「いやあ、朝から草野球に行く孫を送ってからこの先の農場に行って仕事ですよ。お宅さんは札幌から?(※レンタカーのナンバーが札幌)安全運転でお気をつけて!」ブルべ中でもよくあるけれど、なんだかんだ出先で地元の人に話しかけられることが多いのだけれど、そんなに話しかけやすい雰囲気を醸し出しているかな?まさか人恋しそうに見えたりする?

おじさんと会話してしばらく進んだところで草むらからこちらを伺っている鹿の姿が目にとまった。よく見ると子鹿も一緒。
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鹿の親子

そんなこんなで長い下り坂を下り切って白い道終了。
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白い道北端から振り返る

帰路はなるべく往路と変えて内陸方面を進むことに。
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稚内空港の東側から内陸へ

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牧草ロール

白い道に続き再び鹿に遭遇。今度は道路の真ん中に立ってこちらをじっと見ていたけれどこちらがゆっくり前進し始めたら踵を返して走りだした。とはいえ道端の草むらに逃げるでもなくまっすぐアスファルト上を走っているのでしばらく追走する形になった。
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鹿の尻を眺めつつドライブ

復路最初の目的地、兜沼郷土資料室へ。チコリンさんにおススメされたスポットその一。
資料室自体は土日のみ利用可なので月曜日だったこの日は外観を眺めるだけでおしまい。
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兜造りの屋根を持つ、旧郵便局舎を再利用
兜造り:寄棟屋根の一部を垂直に切り落としてそこに開口を設ける形式。
こうやって調べていると学生時代ないがしろにしていたことが色々浮き彫りになるなあ。。。

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宗谷本線兜沼駅をチラ見

兜沼公園に移動して軽くきたひろくんで流してみた。
今回はこの1kmあるかないかくらいしかきたひろくんには乗っていない。
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兜沼公園から

次なる目的地、こちらもチコリンさんにおススメされた宗谷本線雄信内(おのっぷない)駅を指してリスタート。
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北緯45度線を越えて南へ





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