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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023Jun18Sun

【日帰り出張?】金沢21世紀美術館他【観光旅行?】 

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今回ものすごく気に入った展示
イ・ブル『出現』
影の感じが気に入って何枚も撮った

<2023/06/14>
日帰りで金沢に行って参りました。ええ、もちろんお仕事ですが何か。

水曜日の朝、4時過ぎに起床して5時過ぎに自宅を出た。ブルベでもないのにこんな行動を強いられるとは。金沢駅東口ロータリーで9時半待ち合わせだったものの新幹線運行ダイヤの都合で8時半には金沢に到着する便を利用しないと間に合わない。仕方がないので押さえた東京発金沢行き始発のかがやきに乗り込み移動。自宅を出なければならないタイミングと被ってしまった落合選手RAAMスタートをライブで見られなかったので、駅で購入した弁当をつつきつつ車内で録画を観た。
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録画を観終わって、書きかけだった【鬼怒川600】の走行記録エントリをUPしたりしていたら8時半ごろ金沢に到着。
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数年ぶりの金沢駅

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日本人はなぜ水たまりに小銭を投げ入れたがるのか

マックでコーヒーを飲みつつのんびり待ち合わせ時刻まで。時間になって上司、同僚と合流し、客先に移動して、この出張の本題である打ち合わせ。

この間しばしお仕事

お仕事が終了して金沢駅前に戻ったのが正午ちょっと前。一緒に打ち合わせに参加した全員が四国に行くだの新潟に行くだの名古屋に行くだのとその後の行動がバラバラなのでわたしも単独行動。

帰りの新幹線は、状況次第で前倒しに変更すれば良いと念のために遅めにした18時ちょい前発のかがやきだったので約6時間の余裕がある。ということで今まで機会が無かった金沢21世紀美術館を見学してみることにしてバスに盛り込む。
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ローカルICしか使えないのは『地方のバスあるある』

まずはしいのき迎賓館(旧石川県庁庁舎)
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正面玄関前の一対のしいのき

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ここも当然初めて

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ステキな階段を行ったり来たりしたw

美術館に行く前に腹ごしらえ。しいのき迎賓館内の飲食店はお値段があまりにもアレだったので諦め道路向かいに見つけたお店へ、金沢なのでやっぱりカレーを。
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金澤ななほしカレー

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金澤ななほしカレーセット+アイスコーヒー
←チキン と 週替わりA(豚と筍)→

いよいよ初訪問となる金沢21世紀美術館へ。
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ファサード
円形のプランなので基本的にどこから見ても大差はない。

入館料を支払って入館。忘れずに『スイミングプール』の入場予約も済ませた。
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という訳でコレクション展

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リジア・クラーク『つながりあうパターン』
解説(前略)アルミニウムの板を組み合わせて、蝶番によって動くようになっており、鑑賞者は自由に動かして様々な形を生み出すlことができます。(後略)
注意書き「作品に手を触れないでください。」
なぜなのか。

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ジョセフ・コスース『北極グマとトラは一緒に戦うことはできない』
はあ、そうですかとしか。

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ペドロ・レイエス
『人々の国際連合 武装解除時計』
『武装解除 武器類の楽器』


15分ごとに自動演奏が始まる

冒頭に記した通り、なぜか猛烈に気に入った展示、展示室4『幽霊の形、形の幽霊』
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イ・ブル『出現』

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イ・ブル『モンスター・ドローイング』

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←青木克代『予知夢ⅩⅩⅩⅡ』
樫木知子『タイルの部屋』→


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中川幸夫『聖なる書』

最後は『泣き笑いの知性』と題された展示室6
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小西紀行『無題』
この子のキーホルダーを買ってしまった。

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フェデリコ・エレロ
←『崩れた顔』・ベルマの仮面→
いや、正直きしょい。。。

次いで映像芸術家 アレックス・ダ・コルタの『新鮮な地獄』
ええっと、正直なところわたしの肌に合わない展示でした。ひと通り見て回ったけれど良さがあんまりわからなかったのでわたしの感性が鈍いのか嗜好のベクトルが違うのか。
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『新鮮な地獄』展入り口

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なんか、もう、シュール過ぎてわからん

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まだこういうものの方が理解できる

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う~~~む。
という実験的映像作品の数々

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『最後の一葉』
これは唯一気に入った

展示コーナーを出て館内をうろうろ。
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館内あれこれ

入館した時点で予約しておいた『レアンドロのプール(スイミングプール)』へ。約1.5時間待ちだったのでひと通りざっくり展示を見て回るには丁度良い時間だった。
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肉眼だともうちょい輪郭がゆらゆら見える

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パラパラ降って来たのでなかなか面白い眺めになった
プールは人気展示のため「5分で帰ってこい。」ということで、悠長に構図とか考えていられなかったので撮影するのもなかなか大変だったりした。

その後はのんびり館内の常設展示なんぞを眺めて回る。コレクション展と企画展の方は半券があれば再入場可能だったものの15時近くなって急に人が増えて来たので結局行かずじまい。
うろうろ回っていたら、奈良美智のコーナーがあった。御殿山の原美術館が閉館となってしまったので久し振りに目にした展示。とはいえ原美術館の展示品とは比較にならないほど密度が低い。とはいえ原美術館の方は狭い空間にあれこれ詰まっていたので中央のわんこを目にしてさすがにこのサイズを置けるところはそうそうないよなとは思った。
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どちらかというと展示よりもアクティビティ重視のようだった

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こちらも常設展示(なのかな?)
『マテリアルな感じ』がステキな展示だった

館外へ出て周囲をひとまわり。日本家屋(松濤庵)が目に入ったのでそちらへ。※なぜか松濤庵の建屋自体は撮り忘れてた。
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山宇亭(茶室)と庭

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山宇亭奥の腰掛け待合と待合からの眺め
腰を下ろして茶室に入る順番待ちをした小屋だそうで

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関守石(せきもりいし)が置かれた通路
門扉が開いていたとしても『ここは通行することまかりならん』ということを示す石。黒縄で締めるのが通例。『通行止めという文言を記した札等を掲げるのは無粋なのでこの石を置くから察しろ!』という文化は既にほぼ失われてしまっているよなあ。実際わたしも知らなくてその場にいたボランティアのおじさんに「各所に置かれた縄を巻かれた石ってなんですか?」と尋ねたら、「よくぞ訊いてくれた!」と言わんばかりにニコニコと熱い解説をしてくださった。歴史的施設にいるボランティアの方に対しては(こんなの聞くのってどうよ?)と思えるようなことでも問うてみると色々質問以外の話も教えてくれるのでありがたい。

松濤亭を後にしてなおも美術館周りをのんびり流す。
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紫陽花が見頃でした

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美術館周囲にはステンレス製のオブジェがあれこれ

そこそこ堪能したので駅に引き返して軽く(?)お酒を飲むことに。
スーツで出張してきたので足元は革靴で歩きづらいし荷物が普段より重たいのであんまりうろうろする気にもなれずといったところ。

駅ビルモール内、加賀おでんのお店が営業していたのでそちらで発車時刻まで時間を潰すことに。
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日本酒飲み比べセット
日本酒三種とじゃこ、いぶりがっこチーズのアテが付く

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若干足りなかったので追加
加賀ノ月(一合)とおでんは大根、たまご

お酒を飲んでいたらあっという間に時間が溶けてしまったのでお店を辞去し、新幹線車内で飲食するものを調達。後ほど知ることになったけれど、わたしが予約したかがやきは車内販売があったのでそんなに慌てて調達する必要はなかったなあ、と。
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ビールとアナゴ寿司&能登牛濁り

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ビールがアッという間に終わったけれど。。。
この子も長野で力尽きたw

長野から先は、酒類と一緒に購入しておいたお茶のペットボトルをちびちび飲みつつ21世紀美術館のスーベニアショップで購入した文庫本を読みつつ寝落ち。

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なかなか豪華な執筆陣である
とはいえこの文庫のために執筆した訳ではなく、様々なところで時期もバラバラに発表されたもの。それでも執筆陣をみればわかる通り概ね昭和の中期頃までのものなので時代背景等を考慮するとそういうこともあったのだろうなと思ったりもするけれど、それを差し引いても個人的には大佛次郎の掌編にドン引きした。

そんなこんなで終点の東京まで。そして新幹線乗車前、車中と結構いい具合の酒量だったので寄り道せずにまっすぐ帰宅して出張業務は無事終了。




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タグ: 金沢  観光  金沢21世紀美術館  しいのき迎賓館 
2023Jun14Wed

【暑熱と逆風】BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏_走行記録-04【試練多目の600でした】 

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珍しく無人だった足尾駅
(※ホームのベンチにひとりいたけど)
ひなびた感じで良い

BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏
走行記録⇒ ◆概要 ・ ◆01 ・ ◆02 ・◆03
走行ログ(大休止5時間含まず)⇒鬼怒川600・夏

正規コースに復帰し、東武鬼怒川線沿いに緩やかな坂道を下る。
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野岩線直通で会津方面へ向かう車両

しばらく進んだ先で線路脇にカメラを構えた数人の集団、いわゆる撮り鉄さんたちが陣取っていて、そこを通過したところで汽笛の音が聞こえてきて右手前方から煙を噴き上げ走って来るSL『大樹』の雄姿。
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次の撮影タイミングでは対向車が被ってしまった

今市市域に入り、大谷川沿いを日光に向かって進む緩い登り坂が始まる。登り坂はその先日光中心部から日足トンネルの中まで続き、『ご褒美区間』は一旦おあずけ。
モロ「この先の区間、実はあんまり好きじゃないんですよね~。」
とり「へ?正面に男体山と女体山が見えて気分良いでしょ?丁度晴れてるし。」
モロ「眺めは確かに良いんですけどね。緩い勾配がひたすら続くのはしんどい。」
とり「あ~~~。4、5%くらいまでならオレみたいに重くてもパワーで押せるからねえ。」
軽くても苦手に感じる登りはあるものなのか。

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とはいえ眺めはやっぱり素晴らしかった

それでもこの区間は追い風だったおかげでそこそこすんなり進めた。緩く長い坂道を登って大谷川を渡ればすぐにCtrl.
Ctrl.8(419.5)日光東照宮前・日光物産商会※クイズポイント
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(参考Close10:20)10:42着
後は日足トンネルさえ抜ければ基本的にずっと下りなのでここでのビハインドは一時間近くまで許容できる。ただし、当然ながら大きなトラブルに見舞われないことが前提だけど。

かなり気温が上がって来たのでそそくさとリスタート。
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無人のタイミングで撮影出来た神橋
時間帯を考えるとなかなかレアではないか。

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その時もかなり気温が上がっていて、「暑さにやられたのでここでDNFして日光から輪行で帰る。」と言っていた参加者がいた記憶。

日光中心部を抜け、ひと山超えて清滝IC交差点のところでわたしが信号に引っかかってしまってモロさんがかなり先行。Ctrl.8をリスタートする際、日足トンネルを抜けてダウンヒルが始まったら最初のセブンイレブンで落ち合うということにしてあったので特に気にせずマイペースで坂を登る。いろは坂に向かう道から左折して日足トンネル方面へと向かうけれど、南西向きの進路と道幅が広く日差しを遮るものがないことが相まってめちゃくちゃ背中が暑い。
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眼下に見えるせせらぎの気持ちよさそうなこと

えっちらおっちら進んでようやく日足トンネルの坑門が見えて来たが、実はここが坂道の終わりではない。日足トンネルは日光側からのアプローチだとその半分以上が登り勾配になっているという非常にツラいトンネルである。救いは日差しが遮られていることととトンネル内がひんやり涼しいことくらい。
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日足トンネル

トンネル内で勾配が登りから下りに切り替わるとほどなくトンネル出口、そして気分よく駆け下れるダウンヒル。しばらく進んだところでコンビニ出現。セブンイレブンだと思ったらローソンだったけれど示し合わせた通りモロさんが先着していた。
とり「いやあ、ローソンでしたなあ。記憶ってアテになんねえなあ。」
モロ「セブンじゃなかったからスルーされるんじゃないかとちょっと心配になりましたよwww」

イートインで補給をしながらこの先の走行計画の確認。
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あまり見かけないレアもの

モロ「ここから大間々のCtrl.まで40km、時間は丁度2時間なのであんまりのんびりはしていられませんね。この先下り基調という割にはあんまりペースが上げられた記憶が無いんですよ。」
とり「2時間あったら余裕でしょ。まあ旧道に行くつもりでいるけどね。」
(※後ほどすぐ発覚したけれど、この時のわたしの発言意図はモロさんには伝わっていなかった。)
ということでリスタート。

わたしが前を牽く形でダウンヒルを進む。途中、キュウシート備考欄には田元交差点以降、渡良瀬川沿い(「上桐原」まで)は右岸左岸どちらを通っても可。と記載されている田元交差点を直進。ミラーで確認したらモロさんも左折せずに直進して来ていた。

下りなので若干差が開いたところでわたしが足尾駅で記念撮影をしていたらモロさんも停まったので「もうちょい撮ってから行くんでなんなら先に進んでもらっても良いですよ!」と声を掛け、駅構内や周辺を撮影。
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足尾駅
リスタートしたところこちらに向かってくるモロさんの姿。
とり「どうしたの、何か落とした?」
モロ「いや、ナビがコースアウトを表示しているので(渡良瀬川の)向こう岸に渡ろうかと。」
とり「この区間はどっちを走っても良いって備考欄に書いてある区間だからコースアウト表示が出てもこのまま進んで合流すれば問題ないんですよ。」
モロ「備考欄まで読んでいなかった。。。」
AJたまがわHPで公開されているキュウシートもRWGPSのデータも田元交差点を左折して足尾バイパスを進むものになっているので足尾駅前を通る旧道を進むとナビのコースアウトアラートが鳴る。ということで再び川下方向へ転進。

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変電所跡

上桐原交差点でR122に合流してからはひたすらノンストップでCtrl.9を目指す。到着時刻を鑑みたらもうちょいのんびり走っても良かったくらいではあったけれど、ノートラブルで走り切れた故の結果論なのでそこはそれ。
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オートスナックはスルー

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醤油ソフトクリームは立ち寄っておくべきだったなあ、と

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上毛電鉄/東武桐生線赤城駅

Ctrl.9(478.4)ファミリーマートみどり大間々店
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(Close13:56)13:30着
先着していたmomさんはちょこっと会話をしてわたしが提供した(←ここ重要w)オイルをチェーンに差した後リスタートして行った。
モロ「とりさん、チェーンオイルなんて持っていたんですね!」
とり「雨降りの600なら携行するの当たり前です!(軽くドヤってみた)

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とはいえオイルを塗布し過ぎてしまったチェーン
「サラダオイルでも塗ったんですか?」と言われてしまうなど。

過去の経験を踏まえると基本的には『大間々のCtrl.にさえ間に合えば完走したも同然。』なコースなのでしばしのんびりまったり過ごしていたら少し前のダウンヒル中にパスした参加者が到着「あ、やっぱりとりさんだった!」の声にそちらを向いてみたらYO-TAさんだった。
彼はPBP本レジ(出場正式登録)のためにこの【鬼怒川600】を完走することが絶対条件だったけれどここまで来たらまず間違いなくゴールに辿り着けるはず。しかも7時スタートなので我々より一時間余分に時間がある。「でもちょっと熱中症気味なんですよね。。。」と不穏なセリフを口にされていたものの結果的には無事時間内にゴールされたので良かった良かった。

そんなYO-TAさんと言葉を交わして先行リスタート。風はずっと逆風基調だったものの緩やかな下り基調のコースなので25KPHくらいの巡航速度でどうにか進める。が、問題なのは日差しと気温。丁度いち日で最も暑くなる時間帯に群馬県南部から埼玉県北部にかけての灼熱地域を走っているので暑熱で若干意識が怪しげ。
上武大橋を越えて深谷市街地に入ればファミレスの類もあるから、、、と上武大橋を渡る。
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上武大橋で利根川を渡る

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この鉄骨連続トラスの旧橋が好きだった

上武大橋南北詰付近には各々セブンイレブンがあったもののそのどちらも残念ながらイートインの設備が無かったのでパス。少し南下して深谷市域に入ったところで山田うどん食堂があったのでそちらに避難することに。ありがたいことに小上がりの座敷席が空いていたのでそちらを利用。
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店内涼しくて良かった

折角なのでしっかり食べて暑さに負けないようにしようと冷やしたぬきうどん、かき揚げ丼、パンチ(もつ煮)がセットになった山田セットを注文。
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山田セットとノンアルビール
美味しゅうございました
なんか、記憶にある山田うどんよりもしっかりコシがあって美味しいうどんだったけれど冷やしだったからかな?

落ち着いたところでリスタート。暑気ピークは過ぎているものの相変わらず向かい風は強いので思いのほか水分摂取が多くなり、わたしのボトル残量が心もとなくなって来たのでモロさん「この先でファミマがあったら入りたい。」と伝達。最近はボトルにルイボスティを補充することが多いのだけれど、中でもファミマでしか取り扱っていないピーチフレーバーのそれが猛烈にお気に入りだったりする。
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そんな訳で五明交差点にあるファミマで休憩

すっかりおなじみのたまがわ定番コースを進む。往路と重複する区間が多いので雨に打たれつつ走った道を、今度は向かい風を受けつつ逆に進む感。
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なかなかしんどい

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なんとなく秋めいた空

まだどうにか周囲が明るいうちに最終Ctrl.に到着。通常なら30分から一時間は増やせているマージンがCtrl.9とほぼ変わらないのでどれだけ向かい風と暑さにやられてしまったのかがわかろうというもの。
Ctrl.10(558.8)セブンイレブン青梅日立前店
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(Close19:36)18:57着

ゴールまで42kmを約3時間で帰れればOKで、日が落ちたので風が弱まって来ていたこともあり、この先の区間のグロス20KPHはそう難しいことでもないので約一時間のマージンがある。諸々考慮した上で昭島市役所向かいのラーメン店 小川に立ち寄ることにした。
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味玉Wチャーシュー麺

後は目を瞑っていても走れるくらいに馴染んだ道を戻るだけ。ただし今回は兵庫島公園でのゴール受付ではなく、GIANTストアの少し多摩川下流側にある土手際の芝生広場に設営されていて、「そこまでのルートは参加者各自の判断にて」との連絡が入っていた。比較的周辺に詳しいわたしが先導する形で信号を避けたショートカットルートを進んだら、信号待ちをしていたmomさんを追い越す形になったらしい。わたしは気付かなかったけれどモロさんにそう教えられた。

Goal(600.6)二子玉川兵庫島公園
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(Close22:00)21:22着
マージンは最終Ctrl.からほぼ変わらずなので丁度ラーメンを食べた時間分だけ稼げたようである。我々が到着して数分でmomさんも帰着。
グループ対談でもするかのような配置でおかれた椅子に腰かけ、ダラダラとだべっていたらそれから一時間ほどでYO-TAさんをはじめ、残る参加者全員が帰着したのでゴールクローズ時刻を待たずに撤収作業開始。今回は撤収のお手伝いは免除させていただき帰路につき、いつものように丸子橋から多摩川CRに降りてひたすら下って多摩川公園管理事務所前で個人的なゴール。

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真・ゴール帰着
これにて台風の影響による、雨よりも主に風の影響で苦労させられてしまった600kmを完走し、久し振りの『AJたまがわ主催BRMでのSR』を確定させることができました。
改めてスタッフ、および関係者の皆様、参加者の皆様お疲れさまでした。

<おまけ>
今回は甘えずに月曜日に出勤したので帰りは鳥勝に立ち寄って恒例となっている一人焼き肉でひとり慰労会。
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ハラミ、牛タン、コメカミ、シロ
大変美味しゅうございました

帰りは京急蒲田で乗り換え待ち時間があったのでそのまま降りてニュータンタンメンを食べてから東急バスで自宅最寄りバス停まで。駅までの距離の1/3くらいにバス停があるのでこういう時はありがたい。
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大辛、美味しゅうございました





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タグ: ロードバイク  ロングライド  ブルベ  AJたまがわ  鬼怒川  鳥勝 
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2023Jun14Wed

【朝から足湯で】BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏_走行記録-03【まったり気分】 

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巣の直下に糞が落ちることが無いので
人間に迷惑をかけることがなく
おそらく看板の照明で巣は暖かく
非常に賢い配置の営巣をしていた燕

BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏
走行記録⇒ 概要 ・ ◆01 ・ ◆02
走行ログ(大休止5時間含まず)⇒鬼怒川600・夏

のんびりと左眼下に流れる箒川を愛でつつの走行。【鬼怒川600】に限らずこの区間を走るブルべでは毎度こんな感じなのでペースはあまり上がらないのが常。しかも今回は計画より30分前倒しでリスタートしているのでなおさらのんびり気分に拍車がかかる。
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癒しの箒川の流れ

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ごつい岩場
奥に見える鉄骨は透過型砂防堰堤

久し振りに野立岩の上に立ってみた。多分ブルべ中では初。
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塗り潰されたところに何が記載されていたのか
市町村合併で自治体名や教育委員会名が変わったり、統廃合や解散等で既に存在しない組織名が記載されていたりするとよくこういう塗り潰され方をするけれどそれにしても行数多いな、と。参照した文献が実は誤りだったとかかな?

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野立岩の上をぐるりとひと回り
野宿には不向きな騒々しさだよなあ

しばらく進めば七ッ岩園地。このルートを通るときにはどちら向きでもほぼ必ずここの足湯を利用する。
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七ッ岩の吊り橋

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24時間開放されている足湯

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朝から癒される

しばし呆けていたらモロさんが追い付いて来たので二人でまったり。
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やはり足湯は良い

以後はモロさんとパックでの走行。最終的にゴールまで一緒になった。
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畑下(はたおり)温泉を通過
この画像右手後方にある畑下温泉神社の古びた社殿には鞘堂がかけられている。小ぶりながら歴史のある神社で、その佇まいが好きだけれど撮影にしくじったw

塩原温泉郷はずれのコンビニに立ち寄り補給と補充。リスタートしようとしたところで参加者がひとりやって来た。7時スタート組でたまがわスタッフのホリさん。挨拶と軽い会話の後我々二人は先行。何せ彼の方がこちらより一時間の余裕を持っている。
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謎のパンダ

塩原温泉郷を抜け、民家が途切れるといよいよ尾頭トンネルに向けた本格的な登り坂、それまでは箒川沿いのゆるゆるした勾配だったけれど一気にそれまでの倍くらいに切り替わる。
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気温15℃
ひんやりしてヒルクライムには丁度良い気持ち良さ

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登りで徐々に小さくなって行くモロさんの背中
三枚目の写真はこのコースで一番嫌いな眺め。向かう先の斜面を斜めに横切る桟道橋の眺めは、実際に走ってみるとその斜度自体大したことないのに見た目のインパクトが強くて嫌すぎる。
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それを上から見下ろしたところ

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遠くにモロさん

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ようやく尾頭トンネル
全長約1.7kmのトンネル内はひんやりしていて非常に気持ち良かった。トンネル出口付近ではトンネルから流れ出した冷気の影響で12℃の表示になっていたものの、数百メートル下った先では21℃になっていた。
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トンネル出口付近
数百メートルで9℃も表示が異なった。

Ctrl.7(368.3)上三依塩原温泉口駅※クイズポイント
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(参考Close06:56)07:58着

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ここから先は今市まで長いダウンヒル

中三依温泉駅前のそばの宿 まるみの湯前を通過
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いつか泊まりたい宿の一つ

暖簾が出ていたので多分この時間帯でも食事可能だったはず。と思って過去記事を紐解いてみたけれど、9年前に訪れたときには8時台でもお蕎麦の提供をいただけていた。それにしてもあれってもう9年も前のことになってしまうのか。。。

気分よくダウンヒルを走っていたら、今回もうっかり『猫の野仏』をスルーしてしまった。次回こそ必ず。



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鬼怒川の流れを右手に見つつ

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水没林がステキな五十里湖

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海尻橋
上の画僧の橋手前で旧道に分岐してこの橋で再び合流するのだけれど、個人的にはこの区間も旧道走行可にして欲しいと思っていたり。距離は長くなる方向だから良いと思うんだよね。まあ走行ログを公開しない前提なら普通に走ってしまっても問題なさそうだけど(←やめなさい)

しばらく下った先、川治温泉でかわじいと記念撮影。モロさんはこの存在を知らなかったらしい。
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お久し振りのかわじい

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野岩線の通過を撮影出来たのは初めてかも

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気持ち良い木陰のダウンヒル

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下っている最中なので毎回しくじる撮影に今回は成功w
営業時間的に【鬼怒川600】走行中の立ち寄りが無理なので機会を設けて来てみたいと思い続けて幾星霜。というかイマドキのひとたちは『ハイセイコー』自体知らんよなと。。。と、思ったけれどウマ娘に普通にいたわ。

鬼怒川温泉郷に入ると、いわゆるバブル期に繫栄したホテルの亡骸が連なっているのでなかなか物悲しい雰囲気を味わう。
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こういうのはなかなか切ない

気が付いたら左折して踏切を渡らなければならないところを直進して鬼怒川温泉郷中心部に向かいかけていたので引き返そうと思ったところに丁度コンビニがあったので、折角だからそこで補給&補充を済ませてからリスタートすることに。
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栃木のお約束

店の周りを燕が飛び交っているので巣を探して頭上を確認してみたら、軒下のお店の看板の上にそれがあった。この配置なら巣の真下に糞が落ちてくることもなく、人が迷惑を蒙ることが無い。それに看板の上だと照明の発熱で暖かいのではないか。
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絶妙なポジションに営巣をした燕さん

ここでそこそこしっかり補給して、一旦引き返して正規ルートに復帰。




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2023Jun12Mon

【言葉には】BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏_走行記録-02【力が宿る】 

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塩原街道
大網園地で記念撮影

BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏
走行記録⇒ ◆概要 ・ ◆01
走行ログ(大休止5時間含まず)⇒鬼怒川600・夏

下仁田駅をリスタートして往路で苦労した緩やかなダウンヒルを気持ちよく駆け下りる。道の駅オアシスなんもくから先は迂回路ではなく正規コースに復帰となる。
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毎度お気に入り『ナンジャイ』という響き

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いつも気になっている美容院
その名も『GOD』
なぜこうまでゴージャスな外観をしているのか。一体どんな人が客として訪れるのか。

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最近某界隈で盛り上がっている(?)登利平

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フィットネスジム
わたくし実はここのチェーンの会員で、【興津600】走行時にもコース沿いにあった店舗を見て(シャワーだけ利用できないかな?)とか思ったものだった。(仮眠できるスペースがあればありがたいんだけどな)と、ジムを仮眠所利用することを考えてみたり。

交差点形状の関係で数百メートルだけ板鼻宿を抜ける。
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板鼻宿

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『タルタルカツ丼』の板鼻館
15:45という時刻はさすがに立ち寄りには早すぎた、っていうか暖簾は出ていたけれど『準備中』の札が出されていたし。

板鼻宿から先、高崎から前橋にかけての区間は道路幅員が狭い上にやたらと交通量が多く慢性的に渋滞気味なのでなかなか思うようにペースが上がらず、非常にストレスフルな走りを強いられるので精神衛生に良くないが、板鼻(安中)から前橋に抜けるには基本的にこの道しかないので混雑してしまう訳で、この辺はどうにかならんものかねえ。

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常々一度利用してみたいと思っているラブホ

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赤城山

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ステキな鉄骨造の群馬大橋を渡って前橋中心部へ

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県庁前広場のぐんまちゃん

前橋市街地を抜けるとようやく交通量が減ってきて走りやすくなってストレスが軽減される。
Ctrl.4(215)ファミリーマートみどり大間々店
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(Close20:40)17:40着
ここで先行していたモロさん、momさんに追いついた。今回基本的にこの二人以外塩原温泉の外れのコンビニでたまがわスタッフホリさんと、復路のここでYO-TAさんと言葉を交わした以外参加者とは全く会話していない。まあ総勢12名の参加だったしなあ。

大間々からリスタートした際、momさんと同時になったのでそこからは二人で走行。しばらく進んだところで後発のモロさんが快調な速度でパスして行った。
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桐生大橋で渡良瀬川を渡る
正面に見えているのは仙人ヶ岳ほか。仙人ヶ岳と言えば6年前に『初参加のトレラン大会』で走った懐かしいところ。トレラン大会もまた参加したいもの。

桐生から先はようやく訪れたご褒美追い風区間。今回ほとんど全域で向かい風だったのでこれは嬉しい。小前田から先の区間、下ハンドルを持ったポジションでガチ踏みしても22、3KPHくらいの巡行速度しか出せなかったのにこの区間はブラケット持ちのアップライトなポジションで軽く踏んでも35KPHくらい出せる。「追い風って本当に良いわよねえ。」momさんもご満悦のご様子。それでも今回はグラベル走行用にフロントをシングルに組み替えたサーベロでの参加なのでこれ以上は速度が出せないとのことだったけど。
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グンマーから栃木県へ

足利市域に入ってしばらく進んだ右手に大掛かりな施設が見えて来た。事前にいじちさんから「足利競馬場跡地には大掛かりな渋谷スクランブル交差点のオープンセットが作られていて、最近のドラマや映画で渋谷が映る際には大抵そこが使われている。」と伝え聞いていたのでそれをmomさんに伝えながら走っていたらタイミングを外して一枚も撮れなかったけれど、どこをどう撮って良いかわからん施設ではあった。『なんちゃらProject』と書かれた看板くらい撮っておけば良かったかな?
そこからしばらく進んだところで先行していたモロさんの姿が。「モロさん失速しとるwww」足利市街地の信号に引っかかってペースが上がらなかったようで、間もなく我々が追い付いたので以後は三人パックで走行。
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足利織姫神社七色の鳥居のひとつ目

足利から三人パックで走行していたものの、モロさん「田沼のすき家に寄って補給する。」と言って離脱。とにかく宿に早く着きたいというmomさんと、まだあまり空腹を感じていなかったわたしはそのまま走行継続。

再びmomさんと二人パックになり、会沢峠に向かう坂道を登る。ここは2019年2020年と二年続けて走ったAR日本橋主催のTrace参加時のコースだった懐かしい区間。その懐かしい区間を走りながらどうにもペースが上がらない。ふと思い立ち、momさんに話しかけた。
とり「momさん。あのね、オレもしかしたら眠いのかも知れない。」
mom「え?意識飛んだりしてる?」
とり「そういう訳じゃないんだけど、どうにもペースが上がらないんですよね。力が入らない感じ。この先最初にあるコンビニに寄って行きますわ。」
mom「わかった、気を付けてね!」
という会話を交わした途端猛烈な眠気を感じてしまい失速。あれよあれよというまにmomさんとの距離が開いて行く。それまで気付かずにいたのに『自分は眠い(のかも知れない)』と口にした途端身体が眠気を思い出したような、そんな感じ。

どうにかこうにか会沢峠を越え、ダウンヒルの後右手に見えたコンビニにはちょうどいい具合にイートインがあったので立ち寄ってコーヒーを濃い目にしてカフェイン投入。宿まではまだあと80kmくらいあるのでここで眠気にやられてペースダウンしてしまう訳にはいかない。
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濃い目のコーヒーと甘いもの

出走三日前からカフェイン抜きをしていたのでやはり効き目が強いようで、リスタートしてしばらくしたらしっかりペースが上がるようになってきた。それでも若干ボケていたのか、バイパス本線を進まなければならないところでうっかり側道に入りそうになった。
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一瞬逆走になるのではないかとビビるペイント
混乱するわ、こんな表示。

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お久し振りの団子三兄弟

鹿沼市街地を抜ける際、道の両側に『大衆酒場』と書かれた暖簾を掲げるお店が立ち並ぶ一角が。
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DNFの誘惑

鹿沼市街地を抜け緩いアップダウンを抜けて宇都宮市域に入ると気温がぐんぐん下がってきて結構肌寒い。今回レインウェアを着用したので腕の肌が裏地に直接触れてしまうのを防ぐためにアームカバーを装着していて、Ctrl.3以降は外してサドルバッグ内に入れてあったけれど涼感タイプのそれは防寒には意味を為さないので半袖のままにした。それでも我慢できないほどの冷え込みではなかったので特に問題にはならなかった。
Ctrl.5(289.1)セブンイレブン宇都宮森林公園入口店
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(Close01:40)21:41着
先着していたmomさんは挨拶と二言三言交わしてほぼ入れ違い気味にリスタート。ここから約20kmの氏家に宿を確保しているとのことで「わたしはとにかくすぐ眠くなるから早めに寝ないとダメなのよ。」600kmの長丁場となれば走行(仮眠)計画は人それぞれ。

しばらくのんびりしていたらすぐにモロさんも到着。彼は矢板のルートインを押さえているとのことで、わたしが宿への延着電話連絡等でもたついている間に先行してリスタート。数分遅れで後を追う。遠くにモロさんの尾灯が見え隠れするけれど距離は詰まらないまま。そうこうするうちにR4との交差点での長い信号にわたしが引っかかってしまい、完全に見えなくなってしまった。

眠気はほぼ散っているので単独になってもペースを維持して進む。
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やたらと立派な片岡の駅舎

付かず離れずの位置関係で東北本線と並走し、線路から離れて少し進めば道の駅矢板。5年前にこのコースを走った時はここのベンチで仮眠したものだった。ここから先西那須野へ向かうにはひとコブ越える必要がある。5年前は道の駅矢板で仮眠したので払暁の時間帯に通過したのだけれど、今回は真夜中に進む。とはいえ翌日が満月なので月明りでかなり明るい。

ひとコブ越えて下って左折したら東北新幹線の高架。潜って高架沿いに進めば仮眠前最後のコントロール。
Ctrl.6(335.8)西那須野駅※クイズポイント
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(参考Close04:44)24:00着

予約した宿まではコントロールから約5km、コースからは片道約2km外れた位置にある。宇都宮のコントロールから「到着が24時半頃になる。」と連絡しておいたものの、コンビニに立ち寄って食料と飲み物を調達してからの到着でも24時10分頃。なかなか上出来なペースで走れた。
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ビジネスホテルアジサイ(素泊り一泊¥4,800)
生憎喫煙室しか予約できなかったものの、きちんと清掃が行き届いているのでさほど臭いは気にならず、フロントの対応も良かった。コインランドリーを利用すると言ったら一回分の粉末洗剤をサービスでわたしてくれたし、500mlのペットボトルの水一本をウェルカムドリンクとして渡された。非常にコストパフォーマンスの高い宿だった。

着ていたウェア類を洗濯している間に部屋でシャワーを浴び(22:30までに到着できれば23:00まで大浴場が利用できたけど、さすがにそのペースでは走れない)洗濯が終わったウェア類を部屋干ししてTwitterでリプライをポチポチ付けて就寝。翌日は5時半頃起きて6時までにリスタート予定。

<2023/06/04(Day-2)>

目覚めは5時ちょっと前。セットしたアラームよりも30分以上早かったけれど、疲れが抜けた感じがあったのでそのまま起きて前夜買い込んでおいた朝食をしたためる。着替えを済ませ、フロントでチェックアウトの後出発準備を整えたら5時30分ちょうどになったところ。
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ホテル前で一枚
非常に良いホテルでした。次回参加時も利用したい。

湯けむり街道を塩原温泉郷に向かってひた走る。ひんやりとした朝の空気が心地よい。
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気持ちの良い朝

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千本松牧場

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『空室あります』の表示がむなしい
っていうかある意味空室しかない。

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旧道の朽ちかけた橋

がま石トンネルを避け旧道へ(※正規コース)。回顧の滝(道路からは見えない)、仙髷の滝、連珠の滝といった滝がいくつもあるエリアで、まだブルべを走るようになる前、三脚とカメラを携えて滝を撮影しにこの辺りをよく歩いたものである。
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左:仙髷の滝・右二枚:連珠の滝

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大網園地で記念撮影

久し振りに滝を眺めて非常に満ち足りたライド。惜しむらくは時間が足りないこととカメラがコンデジで三脚も無いこと。


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2023Jun10Sat

【きたひろくんと】エントリー済みブルべが無い週末【マダナイライド】 

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びわタルトの『あたま』
明日6月11日(日)には
びわタルトが味わえるだろうとのこと

今週はエントリーしているブルベが無かったので金曜日の晩は結構な勢いで痛飲し、今朝はダラダラ過ごして先週末の【鬼怒川600】の走行記録をまとめたり。行きつけのショップが開店する11時になったので、どうせならホイールが破損しているエースくん(RIDLEY)を預けてPBP前のオーバーホールを前倒しで済ませてしまおうと思って電話をかけてみたもののどうも不在っぽい。
Twitterでショップの公式アカウントをチェックしてみたら自転車レース会場の動画が上がっているのでHPに飛んでみたら『6月10日はレースのサポートがあるのでお店は休業』とあった。仕方ないので預けるのは明日以降だなとか思いつつ、これからどう過ごそうかと思案。
そういえば昨日のマダナイのツイートに「明日には新作おやつが提供できます。」とあったのでその新作とやらをいただきに伺うべく移動開始。今回はのんびりきたひろくんで行くことに。

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多摩川公園管理事務所前@12:20頃

<実走行ログ:2023/06/10>
まずは昼食を、という訳で多摩サイを川上方向に走って多摩川大橋からR1へ。橋の北詰すぐにある讃岐うどんの店源八へ。。。が、ここは土日お休みなのだった。そういえば前回もこんなことしてなかったか、オレ?
っていうか昔は土曜日営業していたような記憶があるけれど、平日休みかテレワークの時にしか使えないお店になってしまったのか。う~~~む。
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土日お休みなのでオレ的にハードル激高なお店

気を取り直して移動。営業終了時刻を勘違いして記憶していたので二回連続で空振りしてしまっていた鵜の木堂へ。こちらは店外に待ち行列ができていたけれど多少の待ちは覚悟して並ぶことにした。
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東急多摩川線のこのカラーリングの車両は好き

鵜の木堂の営業は17時までだった

想定していた時間の倍ほど待たされてしまったけれどもまあ待つことにしたので仕方ない。店内に入り、つけ麺とチャーシューご飯を注文。
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つけ麺とチャーシューご飯(&スープ割)
美味しゅうございました。

久し振りの鵜の木堂にお満足してリスタート。折角なので普段使わない裏道を、適当に勘任せでゆるゆる走る。途中あちこちで紫陽花を愛でつつ。
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都内あちこちに植えてあるものです

(あ~~~。この道はここに出るのか!)とか思いながら目黒通りにぶつかったのでそこからは捻りなく山手通りを北上して椎名町手前から西武線沿いに進んでマダナイへ。
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お邪魔します

とり「昨日ツイートしてた『新作おやつ』って何ですか?」
ゆりか「実はねえ、ビワのタルトの予定だったんだけどタルトを焼くの失敗しちゃって焼き直したのが丁度今焼き上がったところだから提供できるのは明日かな。」
とり「なんと。」
ゆりか「せっかくなのでタルトに乗せる予定だったビワだけでもどうぞ。」
とり「タルトの『あたま』ですねw」
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本日のスペシャル・キリマンジャロと『びわタルトのあたま』
茶猫さんはタルト生地の余りを使ったものということでしたが、茶と黒の取り合わせは丁度10歳のお誕生日を迎えたばかりのヨ―さんのイメージに被っていて微笑ましい。

ゆりかさんの都合もあって16:30L.O./17:00閉店とのことだったけれど、わたし自身も18時までに蒲田郵便局に留め置かれているクレジットカードを受け取りにいかないと、保管期限が今日までなのでヤバいということで16時になる前においとま。

来た道を引き返すのは芸が無いので皇居東側を抜けるルートで帰ることに。
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久し振りにトキワ荘脇を通過

ゆるゆると目白通りをひとまず東進。
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都電荒川線を見送る

飯田橋から九段下を抜け皇居東側を南下。
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国会議事堂てっぺんがちらり

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芝公園(丸山付近)からタワーと記念撮影

いったん帰宅してから不在配達票を持って蒲田郵便局へ。最初から持って行っていたらこんな無駄な往復要らんかったのにとか思いつつ、まあ自分としては通常運転なので仕方がない。
マダナイからの復路をのんびり走り過ぎたおかげでゆうゆう窓口に辿り着けたのが受付終了20分前の17:40頃で少々危なかったけれど無事カードは受領。
手持ちVISAカードをVISAタッチ対応に切り替えた、実はPBP対策の一環だったりする。
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そんな訳で都合60kmちょいのポタ終了
お疲れ、きたひろくん!




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2023Jun11Sun

【スポーク無くても】BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏_走行記録-01【自転車走る】 


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2023年夏の
【オマエダ選手権大会】特別試合
※迂回路開催になったことにより通過したので
本戦ではなく特別試合扱いである

BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏
走行記録:概要
走行ログ(大休止5時間含まず)⇒鬼怒川600・夏

台風2号の影響で全国的に大雨と強風が予想された週末。開催週の週初めには北海道以外の開催は全滅なのではないかと思われた予報だった時間帯もありましたが日を追うごとに予報が変わるという、台風接近時特有の『猫の目のように変わるつかみどころのない予報』に気を揉む日々。AJたまがわ内部ではこの開催で600を完走することにより2023年度SRを確定させないとPBP本レジストレーション(本レジ=出走正規登録)に進めない、いわゆる『崖っぷち参加者』の存在を考慮し、可能な限り延期せず正規日程で開催する方向で調整が進み、特に悪天候が予想される往路前半部分は、通行規制設定区間があり規制区間外も悪天候時に被災の可能性が高い山間部が多いので当該区間を迂回したコースを設定して対応。

わたし自身は一週間前の【興津600】完走で2023年度SRが確定したし、それ以前に完走している【酷・1000】の完走実績で代用可能なのでPBPの本レジは問題なかったし、実際既に本レジを完了していたので無理して走ることも無かったといえばいえるのだけれど、この【鬼怒川600】を完走できれば数年ぶりに『AJたまがわ主催BRM完走実績でのSR』しかも前回『たまがわSR』の時は東葛班主催のBRMを含んでの達成だったけれど今回は二子玉川班主催のみでのそれとなるので折角だから走っておこうと。

前週【興津600】の為に金曜日は15時にフレックス退勤、月曜日は休みを取ってしまっていたので休みも早上がりも少々気まずい感があったものの台風の交通機関への影響を考慮して「個人の判断で帰宅するように。」と会社側からお達しがあったので16時頃にさっさと退勤し、翌日の出走準備。前週【興津600】の復路で気になった後輪の振れをチェックしておこうと後輪を外して振れ取り台にセット、一回りさせてみたら案の定かなり歪んでいる。ニップル回しでテンション調整をするにあたり、全体のスポークのテンションを確認しようと握ってチェックしてみたところ2本がスカスカ、折れているようだったがよくよく確認してみたら折れたのはスポークではなく、スポーク端部が引っかかる、ハブのフランジが欠損していることが判明。
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穴二か所分が破断
慌ててショップに電話連絡
とり「申し訳ないんだけど、今日の今日で出せるホイール無い?」
店長「どっちですか、FOCUS?RIDLEY?」
とり「あ、RIDLEYの方。ハブのフランジっていうのかな、スポークがはまるところが割れてスポークが二本ぶらぶら」
店長「それはなかなか聞いたことがないトラブルだなあ。ちょっと待ってくださいね、在庫調べるから。。。あ、DTのホイールなら今すぐ出せるのありますよ。大まけにまけて10万円だけど。」
とり「車体本体価格とのバランスが悪(=高)過ぎるwww」
店長「ですよねえwww」
とり「どうすっかな、ひとまず走れるけど。。。」
店長「フレームに接触するくらい振れてる訳じゃなかったら何とか走れるんじゃないですか?リムブレーキならともかくスルーアクスルのディスクブレーキなんだし。」
とり「確かに(興津復路で)200kmくらい走っても特にどうもなかったしなあ。」
ということでスポーク2本を引き抜き、できる範囲で振れが小さくなるようスポークのテンション調整をして、あとはなるようになれ!と。

ほぼ並行してTwitterのGDMでべいさん、わたしと同じく【鬼怒川600】に参加予定のモロさんとも遣り取りをしていて、色々アドバイスをもらったもののなかなか思うようにあれこれ進まず「面倒くさいから酒飲んで寝る!明日DNSする!!」とかぶん投げコメントを発してみたり。思い通りにならんから癇癪起こすとか、いい歳ぶっこいてメンタリティ子供かよ。
それでもなんだかんだちゃんと(?)翌日の段取りを済ませて就寝。6時スタートでスタート地点までは雨の意影響を考えて普段30分のところ、40分ほどを見込み5時ちょい前に自宅を出るつもりでいたらもたついてしまって結局5時を回ってからの出発。
天気予報ではこの時間帯の時間降雨量が20mmを超えているはずだったけれど表に出たらいたって普通の本降りの雨だったので予報の一割くらいの量しか降っていなかったのではないか。
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多摩川公園事務所前:2023/06/03/5:05頃

多摩川堤防天端を進んでみたけれど、下のサイクリングロードも特に冠水した様子もなく。それでも部分的に水はけの悪いところや道路橋梁の雨樋から落ちる水が溜まる部分は盛大に冠水していた。
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多摩川大橋下CRは冠水していた

丸子橋下は冠水こそしていなかったものの、多摩川の水が一時溢れていた痕跡は残っていた。多摩川の流量ピークは過ぎたらしい。
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流されてきた枯草類が溜まっていた

スタート地点の兵庫島公園はほぼ水没に近い(公園内があちこち水浸し)だったので今回のスタート受付は二子橋下。ここでスタート受付するのは同じくスタートから大雨だった9年前の【北関東400】以来のこと。
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スタート受付の様子
ずらっと『DNS』の文字が並ぶスタートリストにサインをして「せいぜい2、3人しかいないと思ったらこんなに(7人だったかな?)いる。」と言って笑ったぜっとさんからブルべカードを受け取り、そのまま車検を受けてスタート準備、スタート。
スタート直後は単独だったけれど、しばらく走ったところで後ろにモロさんが付いた気配wがした。前夜GDMで遣り取りをしていたし、スタート地点でスポークを2本抜いて来たことも話してあったので
モロ「後ろからパッと見たところあんまり振れているように見えませんね、案外問題ないんだなあ。」
とり「速度出てたらマシだけど、低速だとブルブル震えて尻が気持ち悪い。」
モロ「そりゃ仕方ない。」

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稲城大橋下を馬運車が通過

自宅を出たとき同様、スタートしてからも雨脚はいたって普通。20mm/h超という雨予報はどうなっているのか?いや助かるけど。多摩川沿いから甲州街道に出て新奥多摩街道を進んでいたら前方にmomさんの姿。
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momさんに追いついた
以後Ctrl.1まではわたしが先頭の3人パックで走ることになった。

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定点:玉川上水

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羽村取水堰付近の荒ぶる多摩川

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ところどころ道端から水が溢れていた

mom「ねえ、コントロールに寄る時さあ、レインウェア脱ぐ?」
モロ「脱ぎますね。」
とり「もちろん脱ぎますよ。」
mom「だよねえ、結構時間のロスになるから面倒くさい。下は脱ぐ?」
モロ「脱ぎませんよ、さすがに。」
とり(生脚だから)脱げません、脱いだら捕まるし。」
小ネタを飛ばしたつもりだったが不発だった。。。

Ctrl.1(42.9)ファミリーマート青梅成木街道店
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(Close09:09)08:13着
とり「まさかここまで来るのにグロスペース20KPHを維持できずに切ってしまうとは思わなかった。」
モロ「雨だから仕方ないですよ、それでもほぼ20じゃないですか。」確か19.8くらいだった。

思うようにペースが上がらないのは雨のせいなのか、はたまた後輪ホイールのせいなのか。それなりに問題なく走れているからと言ってこの先トラブルが生じないとも限らないので早めにリスタートしようと思ったらモロさんmomさんも優雅にイートインで休憩していたので声を掛けて先行させてもらった。
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荒ぶる川をあちこちで渡る

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高麗山聖天院

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高麗神社

北上するにつれ雨脚が弱まり、越生の辺りでほぼ上がった。男衾付近に差し掛かる頃には路面はドライ、前方に青空も見えてきた。想定していたよりずっと雨が上がるのが早かった。
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男衾付近

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増水した荒川を花園橋で渡る

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オマエダ選手権

小前田駅前を通過し、美里町でR254に入るとすっかり青空が広がった。路面は完全にドライで雨の痕跡もごくわずか。
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なお向かい風

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赤城乳業脇を通過

正午前ではあったけれど雨が上がってからもずっと着ていたレインウェアをパージしてしまいたかったので神川町の道のオアシス敷地内の食堂ありの実に立ち寄り早めの昼食。店内のテーブルが広い上にみっちり客が詰まるほどの混雑は無いのでテーブルをお借りしてウェアを畳めるし、何よりここのもつ煮そば定食が好き。
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食堂・ありの実

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もつ煮そば定食
美味しゅうございました

レインウェアとシューズカバーをサドルバッグに収納し、すっきりしてリスタート。
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ここも定点
いつか白倉神社にお参りしてみたいんだけどわたしの走力ではブルべ中の寄り道ではょっと無理だからここに来るライドでも考えないとな。

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下仁田から高崎に向かう上州電鉄

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下仁田駅脇を通過
今回はもう一回ここを通過するので戻って来た時立ち寄る予定。

下仁田から南牧へ、緩くじわじわ登る長い坂道を淡々と登る。普段のブルべではこの区間をこの向きでは走らないので未経験故地味にきつかった。迂回コースでの走行なのでCtrl.2が欠番となり、2つ目となったCtrl.3の道の駅オアシスなんもくに到着。

Ctrl.3(149.1)道の駅オアシスなんもく※クイズポイント
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(参考Close16:20)14:05

オアシスなんもくは今回シークレットチェックポイントとしてスタッフが通過者をチェック。
ぜっと「ついうっかりいつもの感覚で参加者の目につくように旗を設置したら逆向きだったよw」
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湯之沢トンネル(塩之沢峠)方面から来ればわかりやすい
参加者は画面奥側からこちらに向かって走って来る

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ブルーベリージュースと桃プリン
モロさんmomさんが先着していてモロさんは食堂で補給中。わたしは少々ダラダラ過ごして二人を見送ってからリスタート。
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リスタートして行くmomさん

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いじちさん、ぜっとさんに見送られてリスタート

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名栗川橋と同様式のコンクリートアーチ橋

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古い橋脚
初めて気付いたような気がしないけれど、普段気持ちよく走り抜けるダウンヒル区間なので長いこと忘れていたようだ。

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今度はしっかりと下仁田駅に立ち寄り






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2023Jun09Fri

【甘えたオトナの】BRM527神奈川600km興津クラシック・Ex【月曜日】 

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丸々十日間の休業明け
鳥勝はこの日もしっかり繁盛していました

BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録
概要・ ◆01 ・ ◆02 ・ ◆03・ ◆04
走行ログ⇒興津600(2023)

するけんフロントでチェックインを済ませ、預けてあった荷物を受け取り部屋に移動。館内着に着替えてウェア類を館内用トートバッグに詰め込みコインランドリーコーナーに向かい、洗濯乾燥設定を済ませて浴場へ。スマホを確認したらけいたさんから連絡が入っていたので30分以内に1F焼き肉店で!と返して風呂。温浴と冷水浴を繰り返して特に下半身のアイシングを念入りに。すっかり落ち着いたところで階下に移動し、店舗前で待っていてくれたけいたさんと入店。
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乾杯

あれこれ頼むのが面倒だったのでグループ向けの盛り合わせ(4、5人前)を注文。
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4、5人前どん!
美味しゅうございました

生ビールを二杯飲んでから赤ワインをボトルで注文し、ひたすら飲みつつ肉を食いつつしていたらようやく最終参加者が帰着したのでホッとしたというサイトウ代表が合流。最終の帰着者は西倉沢の信号とその手前の踏切のダブルで長いこと引っかかってしまい、ゴールに到着したのがクローズ1分前だったのだとか。600で1分残しとかなかなか痺れるシチュエーションだったろうなあ。

その後車の運転があるのでアルコールは飲めないと言いつつけーこ隊長が合流、冷麺を注文し「駐車場で軽く寝てから帰る。」というので「それなら仮眠室で寝て行けば良いのに。」と返したらうるさくてあまり休まらないのだそうで。
ラストオーダーまで飲み食いして撤収。焼肉臭くなったので館内着の着替えがてら再び風呂に。脱衣所に向かう前にダメ元で確認してみたら奇跡的にマッサージ予約の40分後くらいから開始のコマに空きがあったので予約して入浴。
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お風呂!
風呂上がりにマッサージを受け、すっかり満ち足りた気分で部屋に上がり、即就寝。

翌朝の目覚めは5時過ぎだったので5時から利用できる浴場に移動し朝風呂。露天陶器風呂に入ったけれど雨粒がパラパラ落ちてくるのであまり長居せず内湯に移動し良い感じに温まったところで部屋に戻りベッドの上でダラダラ過ごしていたら寝落ち。目覚めてもまだ朝食には早いのでダラダラ過ごし、時間になったので7時からの最上階朝食会場へ。
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窓際のカウンター席
美味しゅうございました

着席しようとしたタイミングでそばりさんに遭遇。前夜タッチの差で焼き肉店での邂逅がかなわなかったようである。彼女は朝食後に移動して昼からお仕事なのだそうで。すげー、休みを取って甘え切っているオレさまとは格が違う。
食事を終えたくらいのタイミングでけいたさんも朝食会場に。雨が降っていなかったら誘い合って軽くライドでもという流れになったのだろうけれど生憎の予報なので二人ともおとなしく帰ることにするというのは前夜焼き肉を突きつつ話していた。

部屋に戻ってしばしダラダラ。窓外の様子を伺ったら雨が降っていないようで、スマホで雨雲レーダーを確認したらしばらく雨が降らなさそうだったのでチェックアウト後は自走で興津駅まで。

駅に向かう途中、これまで気になっていながら一度もお参りしたことのない宗像神社が気になったのでそちらに立ち寄ってみた。
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福岡・宗像大社の分社らしい

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天候ゆえか月曜朝ゆえかひっそりしていた

興津駅に到着しのんびり輪行パッケージング開始。リアフェンダーを外さなければならず、普段よりやや手間がかかるので結局上りを2本見送った。
駅窓口で川崎までの乗り継ぎを確認したところ数分後に来る沼津行きに乗り、沼津と熱海で乗り換えられるとのことだったので切符を購入(Suica使えん)し上り線ホームへ。
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見上げれば青空
(これなら自走できたのではないか?)とは思ったものの、電車に乗り込んでみたらところどころで雨に遭遇したのでやはり興津駅からの輪行で正解だった。

沼津駅で乗り換え待ちが10分強あったので立ちそばでもと思ってかき揚げ天そばを注文したら稲荷が一個おまけで付いて来た。ホームゲーム勝利の翌朝は先着限定30名まで一個サービスされるのだそうで。
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エビ、野菜のかき揚げ天そばとサービスのいなり
美味しゅうございました

しかし厨房のおばちゃんってばワンオペで、ひとりから注文されたら提供するまでは次のオーダーを一切受け付けないのでなかなか客捌きが滞っていたけど大丈夫かね?繁忙時間帯はさすがにもうひとりくらいいるのかね?いや余計なお世話なんだけど。

熱海に移動して待ち時間で缶ビール他を調達し、グリーン車でのんびりまったり。思った以上に時間があっという間に溶けてしまうので旅情を感じるいとまがない。
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のんびり普通列車の旅

川崎駅に到着したものの車内でビール→ハイボール(濃い目)と飲んでしまったので輪行解除して自走する訳にもいかず、自転車を担いで京急川崎駅へ。途中、ちょっと(?)小腹が減ったので天下一品に入ってランチセットを。軽くブルべ腹的な感があるような気がしなくもないけれど。誤差の範囲よね。
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こってりラーメンとネギチャーシュー丼
美味しゅうございました

京急川崎で各駅停車に乗り込み多摩川を渡って一駅移動し無事帰宅できたのでここでわたしの【BRM527神奈川600km興津クラシック】は無事終了、改めて開催、参加共に関わった皆様おつかれさまでした。

帰宅したのが14時頃だったので特に何をどうするでもなくダラダラ過ごしてしまってもうすぐ16時になろうというころ合いになったのでそぼ降る雨の中、傘をさして立会川へ。
大将が風を拗らせて入院して、5月17日から休業していてこの日、5月29日が営業再開日だったので【興津600】翌日ということと併せて休みを取っていたのだった。

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2023/05/17(水)

休みは17日だけだと思って訪れた2日後には入院したとの告知。
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2023/05/19(金)
マジか!?大将なのかおかあさんなのか、どちらだとしても高齢なので心配。

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2023/5/26(金)
出勤時にふと思い立って店の前を通過してみたらシャッターが上げられていたので中を覗いてみたら退院してきたばかりだという大将が新聞を読んでいた。日曜日まで休んで月曜日から営業を再開すると伺ったので月曜休みを決意したのであった。※休暇申請提出は金曜日のお昼前。

そんなこんなでブルべ明け、5/29の再開初日の開店前に鳥勝へ
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16時30分の開店待ち

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キープボトル

最近ルーティン化しているブルべ明けの月曜日に鳥勝店内奥のテーブル席に陣取るひとり焼肉は、前夜既に焼肉を食べていたので回避。営業再開日なのでテーブル席を占領するのがはばかられたし、天一でラーメンを食べたのも14時近い時刻だったのでシンプルに定番を。
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←煮込み ・ レバーブロック→

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←牛ハラミみそ炒め ・ イワシ塩焼き→
大変美味しゅうございました
久し振りの鳥勝呑みで非常に上機嫌で帰宅、お約束の寝落ちをかまして『甘えたオトナの月曜日』が無事幕を閉じました。




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タグ: ブルベ  AJ神奈川  興津  駿河健康ランド  するけん  鳥勝 
2023Jun08Thu

【AJたまがわ】BRM603たまがわ600km鬼怒川・夏_走行記録:概要【SR確定】 

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「なんでそこが?」ってところが壊れると
結構メンタルダメージを食らうけれど
「まあ、なるようにしかならん!」でコトに臨めば
わりとなんでもどうにかなるものである

いつものように記録詳細は後回しにしてざっくり全体の概要を。
『クイズポイント』となっているCtrl.6,7,8はいわゆる『通過チェック』扱いなのでOpen/Close時刻の設定がない=Ctrl.9の大間々に間に合わせられるギリギリを計算して大休止時間に充てられる。これが【鬼怒川600】走行計画の肝。まあ、わたしが偉そうに言わんでも、キュウシートで一目瞭然な訳ですが。加えてCtrl.6からCtrl.9の区間は尾頭トンネル、日足トンネルという二つのトンネルに向かう登りがあるもののそれ以外の区間は合計で約100kmのダウンヒルなので少々の借金(ビハインド)は余裕。
実際、西那須野(スタートから約340km)に宿を取ったわたしが宿をリスタートした時刻は5:30過ぎで、この時点でグロス15KPHペースからは約一時間のビハインドとなっている。
以下各ポイントの通過時刻一覧とCloseまでの余裕(超過)時間。
※迂回コースの為Ctrl.2は欠番
Ctrl.1(42.9)ファミリーマート青梅成木街道店
(Close09:09)08:13着 +00:56
Ctrl.3(149.1)道の駅オアシスなんもく※クイズポイント
(参考Close16:20)14:05 +02:15
Ctrl.4(215)ファミリーマートみどり大間々店
(Close20:40)17:40着 +03:00
Ctrl.5(289.1)セブンイレブン宇都宮森林公園入口店
(Close01:40)21:41着 +03:59
Ctrl.6(335.8)西那須野駅※クイズポイント
(参考Close04:44)24:00着 +04:44
<仮眠(西那須野)滞在5時間強>
Ctrl.7(368.3)上三依塩原温泉口駅※クイズポイント
(参考Close06:56)07:58着 -01:02
Ctrl.8(419.5)日光東照宮前・日光物産商会※クイズポイント
(参考Close10:20)10:42着 -00:22
Ctrl.9(478.4)ファミリーマートみどり大間々店
(Close13:56)13:30着 +00:26
Ctrl.10(558.8)セブンイレブン青梅日立前店
(Close19:36)18:57着 +00:39
Goal(600.6)二子玉川兵庫島公園
(Close22:00)21:22着 +00:38

<実走行ログ:2023/06/03-04>

<以下走行記録>

【興津600】復路走行中、後輪に違和感を覚えて走行中様子を見てみたらどうも後輪がブレ気味だったので【鬼怒川600】スタート前日に後輪の振れ取りをしようとしてみたら後輪ハブのフランジ部分が破損していることが発覚。いや、興津で気付けよオレ。
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スポーク2本付かん

取り敢えずDNF覚悟で走れるところまで走ってみることにして二子玉川まで自走で移動。この時間帯の時間雨量予報は20mmを超えていたのでそれこそ滝の中を走るような感じだろうと覚悟していたものの、、、
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そう大した降りでもなかった
2mm/h程度からせいぜい5mm/hくらいの雨脚(主観)。

6時スタート組スタート地点には5、6人の参加者の姿。「正直2、3人くらいかなとは思ってた。」とは主担当ぜっとさんの弁。結局6時、7時両スタートで計12人が出走、11人完走という優秀な結果。
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スタッフ数と参加者数が変わらん

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越生を過ぎたら晴れ

神川町・道のオアシスの食堂ありの実に立ち寄り早めの昼食。
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もつ煮そば定食

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Ctrl.3道の駅オアシスなんもくが『シークレットChk.』

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鉄分-1:いつも立ち寄る下仁田駅

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ステキな鉄骨トラスの群馬大橋

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久し振りに目にした団子三兄弟

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宿は西那須野駅近傍
5時間ちょい滞在して5時半にリスタート。

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コースから旧道に入り込んで記念撮影

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飽きない眺め
急ぎ足で通過するのがもったいない

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【鬼怒川600】といえば足湯である

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五十里湖

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鉄分‐2:野岩線

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鬼怒川の廃ホテル
なかなか物悲しい

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模範的な巣作りをした燕
軒下と看板の間に巣作りしているのでフンが直下に落ちることが無い。偉い。

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鉄分-3:東武鬼怒川線

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鉄分-4:東武鬼怒川線『大樹』

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男体山と女体山

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日光・神橋

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鉄分-5:わたらせ渓谷鉄道・足尾駅

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鉄分-6:わたらせ渓谷鉄道・大間々駅

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山田セット
冷やしたぬきうどん、かき揚げ丼、パンチ(もつ煮)

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味玉Wチャーシューラーメン
昭島市役所前のおがわにて

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ゴール:2023/06/04/21:22
認定時間39時間22分

これで 200:定峰・三浦 / 300:西上州 / 400:石廊崎 / 600鬼怒川 と『AJたまがわ主催ブルべでのSR』が無事確定しました。エントリーを予定している400kmの100周年記念BRM(センテニアル)を完走できれば2023年度W-SRも確定(←これは間違い、300km完走実績が一本しかなかった)するのでケガしないようにせねば。

ゴール受付でだらだたとだべっていたら、結局最終走者帰着までゴール受付にいることになってしまったものの受付撤収は特に手伝うことなく帰路に。いつものように丸子橋から多摩サイに入ってひたすら下って多摩川公園管理事務所前。
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真・ゴール:23:07くらい
これで【鬼怒川600】無事終了

悪天候のさなかスタート地点で送り出しをしたり通行止め予想区間を回避した迂回コースを採用して開催に尽力してくれたスタッフ、関係者諸氏に深く感謝。
そして悪天候の中出走を決めてスタートしたわたしを含む12名の当日出走者のみなさま、お疲れ様でした。




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2023Jun09Fri

【ネガティブ】BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録‐04【ポジティブ】 

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峽南橋
富士川に架かる橋は鉄骨トラス橋
特にワーレントラス構造のそれが多い
シンプルだけれどステキな造形

BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録
概要 ・ ◆01 ・ ◆02 ・ ◆03
走行ログ⇒興津600(2023)

善知鳥峠から塩尻市内へは相変わらず超絶気分の良いダウンヒル。
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北アルプス方面

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塩尻宿を抜ける

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妙高だったり上信越方面だったり

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北アルプスを眺めつつ

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一面の麦穂

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梓川を越えてしばらく進んだ辺りで追い付いた

PC3(393.3km)セブンイレブン信濃松川店
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7:32着(Close08:12)
ここへの到着時刻から逆算して仮眠後計画を立てるのが一つのセオリーなのでクローズ時刻から一時間を切ったこのタイミングで複数の参加者がいた。先着していたけーこ隊長の姿もあった。

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けーこ隊長リスタート

しばらく後、我々もリスタート。PCに至るまで追い風だったので向かい風は覚悟しつつ。
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しばらくは犀川沿いを進む

ある程度覚悟はしていたとはいえ、松本から塩尻に向かう道は激しい向かい風で平地が『超級山岳』並みに。
ぜっと「なんかさあ、往路で受けた追い風の恩恵と釣り合っていないくらい風強すぎだよな。」
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幟旗が激しく煽られている

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再び塩尻市内

途中、けーこ隊長も合流し四人となったパックで塩尻峠に向かう。前を牽くのは不動の先頭、ぜっと機関車(こう書くと『機関車が不具合で動かない』に読めなくもない、、、)

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お久し振りの『肉欲エリア』
※手前:焼肉店・奥:ラブホなので勝手にわたしがそう呼んでいる。

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バイバイ、塩尻市(※市境はまだ先)

交通量が多く、背中が日差しに炙られ酷く消耗する『いつもの塩尻峠』を淡々と登る。勾配自体は大したことがないけれど距離と交通量、(大抵)暑さにやられてしまう峠。
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塩尻峠ピーク着
これ以降きちんと名前が付いていて一般的に認知されているのは富士見峠くらい。

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塩尻峠を越えてすぐの諏訪湖の眺望

ツイートを流したりしていてもたついていたわたしたちに「下り遅いから先行くね!」けーこ隊長が先行。後方から見ていたらうっかり曲がりどころを旧コースと勘違いしそうになっていて後方で見ていたわたしらが「おいおい、そっちちがうよ~~~!」と距離的にも周囲の騒音的にも届かない声を上げたらどうやら間違いに気づいたらしく正規コースに復帰したり。

PC4(445.0km)ファミリーマート岡谷神明町店
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11:01着(Close11:40)
ここではレシートをゲットするための最低限の買い物だけしてそそくさと移動、岡谷駅近くにあるコース沿いのセブンイレブンへ。詳しい経緯は端折るが、カマノサンたっての希望で「セブンイレブンに立ち寄って(カマノサンが)牛丼を食べる。」という話の流れになったので。わたしもカツ丼と中本のスープを調達。

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コンビニ食を撮るのも久し振り

ぜっと「ここは懐かしのFlecheのスタート地点にしたことがある思い出の場所なんですよ。とはいえFlecheのスタート地点なんかスタートのレシート確保したらすぐ去る場所だから思い入れ自体はほとんどないけどw」

そんなセブンイレブンをリスタートし、次のというか今回のコース最終のPCに向かう。
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今回は諏訪湖南岸を通る
というか北岸を通る設定だったのは一度だけだったか?

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諏訪湖越しの八ヶ岳方面

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諏訪湖周回サイクリングロードの整備中
露出しくじって白飛びしてしまった。

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爽やかサイクリング

中河原交差点を曲がったところで「ごめん、ちょっと休憩!」ぜっとさんが交差点を曲がってすぐのコンビニに立ち寄った。どうやら熱中症の初期症状らしく「7分間だけ寝かせて。」と店の外壁に背を預けて仮眠。『7分』と刻む辺りがいかにも『らしい』のだけれどあまり笑い事ではない。とはいえこのコンビニは四年前にばんばん(サクマ)さん、虫さん、クロさんと四人で【興津600】を走った際、ばんばんさんが同じように熱中症の初期症状でグロッキーになった、奇しくも同じ店舗。その前年にはこの少し手前でぜっとさん、虫さん、クロさんと四人で走っていてDNFを決めたこともあるので中河原交差点付近には磁場のようなものがありそうで、巡り合わせの妙のようなものを感じる。
しばらくして一旦復活したように見えたものの、やはり不調が払拭できていなかったようで富士見峠手前のコンビニでぜっとさんが一旦単独離脱「二人で先に道の駅行ってて!後から追う!!」コンビニでの昼食の際。次に休憩するなら道の駅蔦木宿だろうという話をわたしとぜっとさんでしていた。

富士見交差点で信号に引っかかって信号待ちの際、休憩の話を聞き洩らしていたカマノサン「道の駅ってどこですか?」と問うて来たのでこれ幸いと蔦木宿の場所を伝達。「ここから5kmくらい下った右手にある最初の道の駅です。下りでオレが先行しちゃってもそこに来てください!」と伝えてダウンヒル開始。実はわたしも人としての尊厳の維持ギリギリのラインに近づいて来ていたのであった。そこから先はトイレ、もとい道の駅蔦木宿に向けて全速力のダウンヒル。
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それでも一応定点だから撮る
どうにか無事わたしが人としての尊厳を保つことに成功し、ホッとしたところにぜっとさんが無事合流し、けれども残念なことに「道の駅蔦木宿と言えばこれ!」とわたしがイチオシしているルバーブソフトクリームは品切れしていたという残念な結果に終わった休憩を終えリスタート。

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山梨県に突入

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南アルプス

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かなり気温が上がって来た

円野郵便局交差点から南アルプス市方面へ向かう。
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富士山を正面に見つつの走行

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田植えの済んだ水田越しの富士山

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お約束

ぜっと「ちょっとそこのコンビニで休憩しましょう。」
(休憩中)
カマノ「PCまでの残り距離と今の時間だとちょっと不安が。」
ぜっと「PCまでグロス15KPHも必要無いんですよ?時間には思いっきり余裕ありますって。」
とり「ネガティブっすね~。このコンビニから先、下りしかないですよ。」
カマノ「ネガティブだからこそ冗長化とかするんです。」
(ああ、なるほど。カマノサンのこの慎重さがオレには足らんのだ。)と心の中で妙な納得をする。
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リスタート

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富士川大橋を渡る
ステキな鉄骨トラス

PC5(525.2km)セブンイレブン富士川鰍沢口店
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16:12着(Close17:00)

先着していたけーこ隊長は軽く会話を交わした後先行リスタートして行った。しばしまったりして我々もリスタート。(残り75kmを5.5時間までかけられるのでさすがに余裕、、、ですよね?)と思ったらやっぱりカマノサンはこの先のアップダウンに対して不安気味のご様子。マージンがいくらあってもそれで確実な訳じゃないですから的なことを言われたような記憶がある。いや、確かにごもっともなのですが。。。
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この坑口のレリーフ的な装飾は好み

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でっかいハンコ
明るい時間帯に通りかかることがあまりない。

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見たいなら見に行けば良いのにと毎度思う

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『金丸信顕徳碑』の存在に初めて気付いた
かつての『日本政界のドン』

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峽南橋を渡る

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改修工事中の飯富橋
富士川に架かる橋はワーレントラス構造が多い

上沢交差点で一旦本栖みちに入り、富士川を渡って波高島から川沿いを下る。最後のアップダウン区間。順調にコブを越え、内船で小休止。
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小林やきそば前を通過
次に『こばやき』さんに入店できるのはいつのことか。

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定点:富士川対岸のロックシェッド

とり「この先のさ、道幅が狭い登り坂のところがようやく線形改良終わって坂道の頂点が10mくらい低くなって嬉しくてさ、Flecheの時に気付いてそれを周りに言っても誰もわかってくれなくて、この間の【酷・1000】の時にべいさんに言っても”ふぅ~~~ん?”って反応でさみしかったんだよね。」
ぜっと「あ、それ多分オレその話聞けてない。聞いていたらわかるもん。何度も走っているし。」
その後当該区間に差し掛かった際、ご理解いただけたようで非常にうれしかった。

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最後のコブを越えて静岡県に帰って来た
今年3度目。

富士川沿いを下って前方に道の駅富士川楽座の観覧車が見えてきた。
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前回参加時は光っていなかったような記憶
コロナ禍中で営業自粛していたかな?

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観覧車

富士川橋西詰から東海道に遷移して西に進み、由比宿を抜けて薩埵峠入り口を通過した時、前方の西倉沢歩行者信号が青に変わったのが目に入った。渡っているのはけーこ隊長だった。
「間に合うかな?」3人ともちょっと頑張って踏んで下った先、歩行者用信号はまだ点滅せずに灯っていた。

R1富士由比BP海側に渡って慎重に進む。旧スマル亭跡のところにチェーンが張ってあって軽くトラップになっているところがあったりするし、ここまで来てトラブルでは目も当てられない。
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新興津橋から望むするけん
帰って来たよ。

スタート地点と同じ場所にゴール受付テントが張られていて、そこで受付。先ほど見かけたけーこ隊長が受付を済ませたタイミング。
Goal(600.0km)駿河健康ランド
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20:38着(Close22:00)
38時間38分、揃った数字で認定。

カマノサンは実に5年ぶりのSRだったそうで、非常におめでたい。わたしの方もこれで13年連続13回目のSRが確定したのでひと安心。
しばらくゴール受付でダラダラと会話の後、一足先にゴールしていたけいたさんと、後刻するけん内焼肉店で落ち合う約束をして館内へ。チェックインを済ませて部屋に移動、ウェア類をまとめてコインランドリーに放り込んで温泉大浴場に移動してひと風呂。疲れた身体に湯が沁みた。

AJ神奈川スタッフ、関係者の皆様ありがとうございました。またお世話になります。
ほぼ終始ご一緒いただいたぜっとさん、カマノサンはもちろんのこと、完走できた方、事情により完走しなかった方等おられるでしょうが一緒に参加した方もお疲れ様でした。

もうちょっとだけ続くんじゃ



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2023Jun09Fri

【脳裡に響く】BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録‐03【ガイアの囁き】 

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お久し振りの分水嶺立て札
これはこのまま朽ちるに任せておかれるのだろうか

BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録
概要 ・ ◆01 ・ ◆02
走行ログ⇒興津600(2023)

新野峠からの下りはさほど長くなく、すぐに平坦になってその後アップダウンが続くので思いっきり脚が削られる感じがある。過去エントリでも何度か触れているけれど、【興津600】のコースは新野峠を越えてから飯田に出るまでが本当の肝なのだと思っていて、逆に言うと東かなえまで計画通りのペースで走れたら完走が見えてくるのがこのコースなのだと思っている。

記念撮影しているけーこ隊長を置いて一人でダウンヒル開始。快調に飛ばしていたら工事中片側交互通行の仮設信号機の前で停車中の参加者一人。追いつきそうなタイミングで信号が変わったのでそのまま追いかける形になってしばらく進んでいたら、道の駅信州新野千石平手前で前に出るよう促すハンドサイン。パスするときに横目で確認してみたらAJ西東京の若手スタッフK氏だった。しばらくこちらが先行して走っていたら追いついてきて話しかけてきた。
K氏「あのですね、ぜんっぜん無関係な八つ当たりみたいな愚痴こぼして良いですか?」
とり「(?)はあ、どうぞ。」
K氏「なんでもっと早く追い付いて来てくれなかったんですか!」
とり「は???え???なんて???」
K氏「ずっとひとりで走っていたんですけど、この自転車ポジションが合っていなくて身体中あちこち痛くて、特に手が痛いんです。で、痛くて辛くて心が折れそうだったから誰か同じPCを目指して走る人でもいれば、見かけるだけでも気持ちが上がるかなって思ったのに、ず~~~っと誰も来てくれなくて。もうDNFしちゃいたいんですよ。」
とり「いやいや、いまここでDNFしてもどこから電車に乗る?って話だからなあ。」
K氏「次のPCでやめようかな。。。」
とり「飯田からだと名古屋に出なきゃならんしなあ。」
※今にして思えば高速バスで東京に向かうという手段があったと気が付いた。やたらと便数があるのは【酷・1000】の時に実感したし。
K氏「そうですよね。でもその先塩尻とか松本まで行ってDNFするくらいなら完走しちゃっても変わらないし。」
とり「そうだねえ。」
そんなこんなの会話をしていたらいくぶん気持ちが戻って来たらしく「とりあえず行けるところまで行ってみます!」と、元気に先行して行った。

ここからPC2を経由して伊那のホテルに至るまで、翌日リスタートしてぜっとさん、カマノサンに追い付くまではずっとソロライド。
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峰竜太アピール区間を抜ける
そのうち村長になったりしそうな勢いよね。

相変わらず凶悪な新野から飯田までの区間をどうにかこうにかほぼ予定通りのペースで走り、PC2に到着したのは20時ちょっと前。68kmを3.5時間なのでこの区間は19.4KPHで走れている。上出来ではないか。
PC2(273.0km)ファミリーマート東かなえ店
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19:57着(Close24:12)
貯金は4時間ちょい。
先行していたK氏がお店脇のスペースでもう一人の参加者と何やら会話しながら補給をしていたのを横目にみつつスマホで経路検索。ホテルまでの距離を確認したところ45kmと出た。22時30分チェックインの為に必要なグロスペースは18KPH。この先もアップダウンがあるとはいえどうにか光が見えて来た。長居せずレシートを入手してそそくさとリスタートしようとしたところにけいたさん到着。
とり「宿に10時半までに着きたいから先行くね!」
けいた「宿どこですか?」
とり「伊那だよ。」
けいた「伊那ならこっから20とか25kmくらいでしょ?全然余裕じゃないっすか。」
とり「何をおっしゃる、45kmあるんだぜ。2時間半でギリギリなんだわ。」
店外に出てK氏に声を掛ける
とり「お先するよ!手の方(痛みは)大丈夫そう?」
K氏「ダメです、もう終わりに近いですwww」
彼は結局別の要因でDNFとなってしまったそうで。ポジションの合わない自転車で600km走るのはつらいよなあ。あとから聞いた話ではジオメトリも完全に合わせたフルオーダー車がちょうどこの日に出来上がったのだとか。本人も納車があと1週間か2週間早まってくれていたらと残念がりつつの出走だったらしい。

単独でPC2をリスタート。飯田から伊那に向かう道は平坦区間→コブ→平坦区間→コブ→平坦区間…と続く。(あれ?これって今更ながらだけれどPBPのパターンに近くね?)そんなことを考えつつふと、そこそこしっかりとした追い風が吹いていることに気が付いた。(これは、、、きっと間に合う。ガイアがオレに”風呂に入れ。”と囁いているんだ。。。)とかなんとか厨二ちっくなことを思いながらひたすら進む。
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伊那市域に突入

思った以上に順調に進み、伊那市駅付近を通過したのは22時ちょい過ぎ。直接ホテルには向かわず、駅前のコンビニで飲み物や食料品を調達して移動。深夜にたむろしていた若者たちのお陰で会計に手間取ってしまったのでホテルに到着したのは22時10分頃。
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ホテルの地下駐車場に停車
充電が必要なライトやGPSを取り外し、館内に移動してフロントへ。対応時刻は既に過ぎているので書き置きと部屋の鍵がカウンターに置かれていて、その書き置きには「2Fにある大浴場は24時間ご利用いただけます。」と記されていた。(23時までじゃなかったのか。こんなに急いだのに。。。)と、やや虚しさを覚えたものの早着した分は休憩時間が長くなるのでまあ良しとした。が、一つ大きな問題が。予約したホテルは一昨年手配したところと同じだと思い込んでいたけれど、実は隣り合う別ホテル。館内に設置されていたと記憶していたコインランドリーが今回のホテルには設置されていなかったのであった。
仕方ないので小分けにして持ってきていた粉末の洗濯洗剤とウェア類を大浴場に持ち込みひと通り手もみ洗い。その場で手で絞って部屋に持ち帰り、幸いバスタオルが二枚あったのでウェアをバスタオルで簀巻きにして絞ってあらかたの水分を吸い取りハンガーにかけて室内に干した。

この時点で23時。リスタートを予定していたのは4時半から5時だったので約5時間半ほどあるからそこそこ乾くだろうと踏んだ。その時ふと気になって次のPCまでの距離とリスタート時刻の確認をしてみたところ計算を一時間間違えていて、移動速度をグロス18KPHで設定したつもりになっていたのに5時に出たのでは20KPHを上回るペースで押さなければ間に合わなくなることが判明して慌てて計画修正、一時間繰り上げることに。いやはや危なかった。ここで気付かなかったらPC3でタイムアウトを食らうところだった。今度のガイアはオレに”完走しろ”と囁いていたのである。

バッテリーの充電をセッティングしたり、ツイートのリプライに反応したりしたのち24時前に就寝。3時15分頃起床して前夜買い込んだ食料を胃にしたため着替えてリスタートしたのは3時半過ぎのこと。想定よりも一時間短い乾燥時間だったものの概ね読み通り、洗濯物は多少湿り気が残っていたものの不快に感じるほど湿った感じにはならなかった。
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伊那市駅前ホテル青木

前夜着信したメールの内容通りならぜっとさん、カマノサンの二人はホテルから1.5kmほど離れたコンビニで落ち合ってリスタートしているはずだったけれど、わたしがホテルの部屋を出た頃がちょうど集合時刻だったのでしばらくは二人を追走する形となり、伊那市域を抜けた辺りで追い付いた。
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二人と合流
塩尻に向け伊那街道を北上

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伊那街道小野宿

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JR小野駅
かつてはここにお世話になったこともあった。

駅前のコンビニにはけーこ隊長の姿があった。彼女とは結構ここの辺りで遭遇することが多い。っていうかPC3の到着をなるべく遅くして休憩時間を長く取ろうとすればおのずと同じような時刻にここを通過することになる。

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善知鳥峠へのアプローチ開始はこの大鳥居から

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塩尻市に入る
今回、今更ながらに気が付いたけれど、峠が市町境じゃないんだな、と。

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弥彦神社

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15℃表示・まあまあ気持ち良い

四年前の【BRM427興津600】の時、ここよりもう少し峠側(めがね橋入り口付近)にあった電光表示が氷点下だった。
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-4℃
年がたがうおおあほんの一か月違っただけなのに。

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小野神社(信濃國二宮)
弥彦神社と小野神社は隣接していてかつては同じ神社であったと伝わるものの今は別々の神社で小野神社は信濃國二宮で辰野町の飛び地、弥彦神社は塩尻市になる。

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峠に取り掛かる前に軽く休憩

リスタートしてほどなく、蔵造川水路橋(めがね橋)入り口を示す標識が現れたので二人と別行動をとって単独で最近のお約束となっているそちらに寄り道。畑の中の道を抜け、工場の敷地脇を通り、草が生い茂ったけもの道のような踏みつけ跡のある遊歩道を進む。タイヤが太いグラベルロードなので入り込みやすい。
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草むした踏みつけ道

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蔵造川水路橋(めがね橋)

電車が通過するまでにはかなり時間がかかるのでそのまま踵を返して善知鳥峠登坂再開。すぐにピーク。
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善知鳥峠ピーク
初めて訪れたときは水がちょろちょろと流れていたものだったけれど、かつてこの周辺地域一帯に台風被害のあった翌年以降水が流れているところを目にすることが無くなったような記憶がある。

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分水嶺を示す木製の立て札
いまにも朽ちそうだけれどなかなかどうして長持ちしている。

先行した二人を追って、塩尻市内へと駆け下る善知鳥峠のダウンヒル開始。





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2023Jun05Mon

【よりもい】BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録‐02【興津】  

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コースのマイナーチェンジを繰り返す【興津600】
とはいえ主催のタナカさん曰く
「新野峠を越えればそれは【興津600】なのだ。」
とのこと。(けーこ隊長からの伝聞)

BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録
概要  01
走行ログ⇒興津600(2023)

十文字屋での昼食を済ませて、天竜二俣駅駅舎脇のサイクルラックに掛けてあった自転車のところまで歩く。
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天竜浜名湖鉄道本社玄関
展示されているキャラクターボードのキャラが描かれたラッピング車両をここに来る前に見かけたが、撮影には失敗した。
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天竜二俣駅改札入り口

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保存展示してある腕木式信号機

ボトルの飲料を補給してリスタート準備。
ぜっと「結構気温が上がっているから掛水ですぐ水が無くなる」
とり「確かに暑いよねえ」
カマノ(とりのボトルケージを見つつ)お、2ボトル。」
とり「2ボトルなんですけど両方に麦茶入れちゃったから暑くても被れないんですよ。折角2ボトルなのに!」
カマノ「www」
いや、それなら片方のボトルさっさと空にして水入れとけ、オレ。(翌日はそうした)
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船明ダム

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月まで3km・興津まで450km
月よりも遠い場所、興津をゴールとして我々は走っている。まだ全行程の1/4を消化したばかり。

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道の駅相津花桃の里の『夢の懸け橋』
とり「あの橋って鉄道廃線跡を歩行者用に転用しているんですよ。」と、うろ覚え知識の嘘を他二人に教えてしまった。正しくは国鉄時代の未成線(計画されながらも開業しなかった路線)である佐久間線(中部天竜-天竜二俣の為に建設途中、橋脚四基が完成した状態で工事が中止となったものを後に再利用、改めて桁を架けて歩行者専用道路としたものである。まあこれだけなら未成線とはいえ元々鉄道用として建設が始まったのだから『廃線跡』と言っても全く的外れな内容ではないと、苦しいながらも言えないことはないが、更に「この橋を渡ると縁結びがどうとかこうとかいう腹立たしい逸話まであります。」と、こちらはまったくもって事実無根の大嘘を重ねていたのであるwww いったいぜんたいどこのスポットと混同していたというのか?
カマノ「吊り橋効果っぽいもので良い感じになるのでしょうかね。」
とり「単線跡で細いからそれありそうですよね~~~。」
と、いかにもそれっぽい会話までしてたよ、オレたち。

教訓:知識はうろ覚えのまま他人に吹聴してはいけない。

しばらく天竜川左岸のR152を遡上方向に進み、R152が右岸に渡るところで左岸県道に向け右折。
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R152が右岸に渡る横山橋

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静かな雰囲気の天竜川左岸県道
とり「この区間って興津600はここを走ってこそ!って感じしますよね!」
マイナーチェンジを繰り返すこのコースなので過去この区間を通らなかったことが何度かあったけれど、初めて参加した2012年にここを通って、その時はジェロームさんという日本在住の外国人参加者と一緒に盛り上がって、その印象が非常に強かったので『【興津600】には天竜川左岸のエモい区間がある』と刷り込まれていたりする。
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氣田川橋
真っ赤な鉄骨トラスと鉄骨造ポストから延びるワイヤーの佇まいがステキで大好き。

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上路式鉄骨トラス橋の龍山大橋

とり「もうすぐ例の吊り橋ですよ!」
一昨年(と、多分昨年)は秋葉ダム上流の左岸県道に通行止めがあり、一部右岸に渡って迂回しなければならない区間があり、右岸に渡るには幅1mほどのつり橋を渡らなければならず、特に一昨年は雨で濡れた木製の路面がスリッピーでやたらと怖かった区間である。ちなみに一昨年のわたしは渡りながら変な声を出しそうになったのであった。
で、今年は通行止め区間が無かったにもかかわらずキュウシートには『ここを渡って迂回しろ』という指示があり、直前まで参加者の心をざわつかせたものだったけれど、スタート前のブリーフィング時に正式にここを渡らなくてよい旨主催者のタナカさんから告知されたのであった。渡っても良いよとは言われたけど。

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峰之澤橋(吊り橋)
路面がドライでも渡らなくて済むなら、徒歩なら喜んで渡るけれど自転車では避けたい橋である。

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秋葉ダムとダム湖

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気分良く快調に

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24℃表示
日差しと追い風とが相まって体感気温は30℃を上回っていたように思える。しばらく進むと右岸からR152が合流してくる大輪橋のたもとにある商店前に複数人の参加者が滞留していて休憩中。その中にはけーこ隊長の姿も。軽く雑談の後リスタート。

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地下発電所の放水口に隣接する『お滝』

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お滝から上流は川の水が透き通って来る

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大井橋

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佐久間町のマンホール

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中部交差点にある龍のオブジェ

軽くひと山越えたら再び天竜川を、新々原田橋で渡る。
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新々原田橋

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仮設道路跡がまだ残っている
流量が少ない時だけ通行可能だった仮設原田橋へのアプローチ道路跡だけがまだ残っている。

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大千瀬川を渡る
しばらくはこの川沿いに進むことになる。

じわじわ登る坂道をえっちらおっちら。タイミング的にカマノサンが短時間先頭に。
ぜっと「どうですか、先輩二人に煽られながら登る坂道の気分は?」
カマノ「どうも感じませんよ、ボクは誰が何を言おうとパワーメーターの数字だけを信じます。」
ぜっと「とはいえカマノサンの方がなんだかんだ先輩な訳ですが。ところでブルべデビューいつでしたっけ?」
カマノ「2008年ですね。」
とり「オレらちっとも先輩じゃないしむしろ大先輩だしwww」
カマノ「『2008年組』って結構いますよ。」
ぜっと「いやいや、それでもまず大抵の人にとって大先輩ですよ!」
カマノ「走力がリセットされちゃっているから後輩みたいなもんですね。」
ぜっと「ちなみにとりさんは?」
とり「オレは2011年。」
ぜっと「な~んだ、オレと一年しか違わないのか。」
なんだかんだ『先輩云々』の話を切り出した当の本人が一番後輩だったというオチ。まあ一年しか違わないのだけれど。
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愛知県に突入
とり「この先に結構大規模なポットホールがあるんですよ。」
ぜっと「何それ?」
とり「岩盤の川床のくぼみに小石がはまり込んで、水の流れでぐるぐる回されて川床が抉られて穴になったところ。大きいのは大人の背丈くらいありますよ!」
結構熱を帯びた説明をしたものの二人ともなんとなくピンと来ていないようで反応が薄かったのが悲しい。
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渋い鉄骨トラス橋

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いかにもポットホールが形成されそうな川床

道端にしっかりと『煮え淵のポットホール』という標識が立っていたもののブラインド右コーナーを抜けてすぐのところだったので見落としたのか減速が間に合わなかったのかぜっとさんがスルーして行ってしまったし、わたしも道から木立越しに一枚撮っただけで通過してしまった。
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煮え淵のポットホール
少々遅れても追走すればいいだけだったので一人で立ち寄れば良かったのだと後から思いいたる。一昨年は雨に打たれて走行中だったので気分的に立ち寄る余裕が無かったので、来年以降必ず立ち寄ろうと心に誓った。

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ところどころに置かれた案山子
密漁防止?でもだとしたら人間相手で意味あるかね?

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ステキな川床

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ステキな鉄骨トラスアーチ橋

新野峠に取り掛かる前、最後のコンビニで補給&休憩。定番の休憩ポイントなのでけーこ隊長そばりさんをはじめとして結構な数の参加者がいる。この先峠を越えてしばらく下らないとコンビニは無く、峠の手前に道の駅グリーンポート豊根が、越えた先に道の駅信州新野千石平があるだけでしばらくコンビニの無い区間なので必要なものはここで調達しておかないと詰む。
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東栄町中設楽交差点のファミマ

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中華ざる
走行中に食べる緊急補給食もいくつか調達。

広々としたイートインスペースで補給をしつつの会話。
とり「今4時過ぎか。。。もうちょいで出るとして6時間。」
ぜっと「何?問題発生?」
とり「いや、予約してる伊那のホテルがさ、部屋にシャワー無いから風呂は大浴場なんだけど、利用が23時までなんだよね。」
ぜっと「伊那ってこっから110kmはあるじゃん、無理とは言わないけど結構厳しくないか?」
とり「だよねえ、とはいえ風呂入れずってのも何のための仮眠宿なんだか。ちなみに二人の部屋はシャワーあるの?」
ぜっと「あるよ。」
カマノ「ありますよ。」
ぜっと「なんならシャワー貸そうか?¥100/分でどう?www って、シングルルームに人を引っ張り込んだらホテルから怒られるか。」
そんなこんなの会話の後16時20分過ぎ頃リスタート。

しばらく3人パックで走っていたものの「すまんけどやっぱり風呂に間に合わせるのにこっからまくるわ。」「了解、気を付けて。」
その時点で確認した宿までの距離は113kmで時刻は丁度16:30。大浴場閉鎖時刻が23時なので遅くとも22:30にはチェックインしたいところなので丁度6時間とすると要求されるペースは18.8KPH。結構厳しいペースではあるけれど自分の走力的にまったく無理という訳でもないので気合を入れて踏み始めた。
必要なグロスペースとこれで8回目の走行となってすっかり身体が覚えているこの先のコースプロファイルを勘案したら、今現在の自分にとってぎりぎりいっぱい出し切らないと多分無理。という訳で8回目の参加にして初めて道の駅グリーンポート豊根にも寄らずに新野峠ピークを目指して走ることになった。

しばらく登った先で一人の参加者に追い付いたので「お疲れ様です!」と声を掛けて並んだところ朝ご挨拶をいただいた女性。しばらくそのままご一緒させていただいた。
とり「そういえばお名前伺ったことありましたっけ?差し支えなかったら良いですか?」
そばり「最近虫さんたちに”そばりさん”って呼ばれてるのわたしです!」
ということで彼女がそばりさんなのだということが分かった。
そばり「とりさんのことは虫さんのブログで良く拝見してて、自分がいつも見ているブログに出ている人と一緒に走っているって思ったらなんか感動しますね!」
なんというかこう、以前「わたしの友達がわたしのブログを見てとりさんについて結構知っていたりして笑えます♪」とか虫さんに言われたことがあったけれどなるほどこういうことですか。彼女とは約5kmほど一緒におしゃべりしながら登坂させていただいて、伊那のホテルのチェックイン時刻を気にしてやきもきしていたタイミングで非常に和ませていただきました。本当にありがたかあったです。

とり「この峠はそんなに勾配きつくないので淡々と登って、長いまっすぐな橋を渡ってしばらく進んで登坂車線に入って登り切ったら終わったも同然ですよ。」
そばり「崖の崩落防止のコンクリートのところを過ぎたら、ですよね。わたし走る前にコースを徹底的に予習するんです。この辺もストリートビューで確認して、どんな景色があるかちゃんとチェックしてます!」
すげえ、なんという用意周到さ、意識の高さ。軽く『【興津600】走行経験豊富なオレさま』を演出してみようかと思ったら返り討ちに遭った感。彼女の爪の垢でも煎じて飲まなきゃならんのではないのか、オレ?(;^_^A

その後も共通の知り合いである虫さんクロさん【興津600】走行時の話や走行計画の立て方、大休止ポイントをどう設定するか等で軽く盛り上がった(と、わたしは記憶している=主観)。
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そばりさん
そうしてしばらくおしゃべりしつつ進んでいたら前方に別の参加者の後姿。
「わたしのんびりゆるゆる登って行くんで先行っちゃってください。」というお言葉に背中を押されて2、300m先に見えた前走者を追いかけ、追い付いてみたらけーこ隊長なのであった。

とり「お疲れ様です!」
けーこ「あ~~~、とりさんか、お疲れ様です!」
とり「結構調子いいんじゃないですか?」
けーこ「そうでもないけど明るいうちに新野峠を越えられるのは嬉しいな。あ、わたし遅いからとりさん遠慮なく先行ってね!」
とり「了解です!」
と、ペースを上げてパスして先行しようと思ったけれどちっともパスできない。なんなら少しずつ遅れ気味で、新野峠ピーク手前の登坂車線終了時点で10mくらい先行されてしまっていた。

「お先にどうぞ♪」とかいいつつペースアップしてますやん、アナタ。これはいったいぜんたいどういうことなのか。こっちが登りで今まで経験ないくらい頑張って回して筋疲労があったとは言えそれでは説明付かん速度差ではあった。

まあ、そんなこんなで明るいうちに新野峠ピーク到着。
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けーこ隊長はここで記念撮影するそうで
じっくり記念撮影してから行くというけーこ隊長と別れ、新野峠のダウンヒルへ。





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2023Jun02Fri

【みんな大好き】BRM527神奈川600km興津クラシック・走行記録‐01【転車台】 

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お久し振り(一年半ぶり)の
御前崎灯台


一年半ぶりに【興津クラシック600】を走ってまいりました。『概要』を書くにあたって調べてみたら今回が8回目の出走でした。なかなか感慨深い。
今回は月曜日に休みを取った『(給与所得者としては甘え腐った)盤石の布陣』で臨むことにしたので金曜日は午後休といえど取りづらく、それでもフレックスタイム勤務を活用して15時には退勤。自宅帰着は16時になるかならないかといったタイミング。それから雑用を片付け、残っていた出走準備を整えて自宅を出たのは18時を回った頃合い。特に時刻表を確認することもなく行き当たりばったりの行動だったけれど川崎駅の改札を抜けた時点で次発の東海道線は熱海行きという幸先の良さ。JR-Eポイントをグリーン券に交換したのでほぼ半額の600円(相当ポイント)になるのは本当にお得でありがたい。

熱海から東海道線普通列車に乗り継いで一時間弱。感覚的に興津の位置を富士辺りと勘違いしていて(熱海から2、30分もあれば着くだろう。)と思い込んでいたのでその所要時間の長さに軽くビビる。しばらくは座席に空きが無かったけれど沼津でごっそり乗客が降りたのでそこから先は座ってのんびり。
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シュリンクのビールを持ち込み飲む勇者がいた

興津駅到着は21時半頃。下車したらもう一人ランドヌールがいて輪行解除していた。あとから知ったけれどAJ西東京期待の若手スタッフK氏なのであった。軽くあれこれ会話しながらお互い輪行解除作業を続け、彼の方が先に整ったので「また明日!」とお別れ。しばらく後、わたしの方も用意が整ったので途中のローソンで翌日の朝食を調達してから駿河健康ランド(するけん)へ。今回、後泊は部屋を取ったけれど前泊は特に部屋を確保せず、仮眠室で軽く寝るだけのアバウトな計画。入浴し仮眠室に移動したら空気清浄機(プラズマクラスター)脇のスペースが空いていたのでそこに陣取る。作動音がなかなかうるさかったけれど気にしなければどうということもない。横になってうとうとしていたらいきなり「ぶぼぼぼ!」という盛大な音。音源方向の様子を伺ってみるとプラズマクラスターを挟んだ隣に寝ていた客が寝ながら放屁(いわゆる寝屁)を盛大にぶちかましてくれたようだったが、その直後に断続運転で停止していたプラズマクラスターが運転を再開し始めたので寝ながら笑い声を堪えるのに苦労した。寝入りばなに笑わされてしまったおかげで寝付くのが遅くなってしまったではないか、どうしてくれる。ちなみにその客はその後も何度かぷっぷぷっぷと寝屁を繰り返していた。腸内環境よろしくないのかね。

そんなこんながあって寝入るのが遅れたもののアラームをセットした5時より少し早めにすっきりと目が覚めた。(昨日の電車といい今日の目覚めといい幸先良い。)と、軽やかな気分で起床、一旦館内着のまま表に出て、前夜取り外してあったライト類を装着しに行ったらサイトウAJ神奈川代表たちとばったり。「凄いね、今回はその恰好(館内着)で走るの?(笑)」「あははは、それやれたら勇者どころじゃないですね!」館内に戻って着替えを済ませてフロントに赴き、輪行移動時の衣類等が入ったバッグを預けてチェックアウト。正面玄関を出た向かい側にひとみさんたちが立っていてスタート受付への案内、誘導をしていた。今回の受付場所は新興津橋のたもと。
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チェックアウトして出る

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前日着弾したばかりのRPPジャージで参加

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新興津橋たもとから

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スタート受付

受付を済ませてぜっとさんカマノサン、けいたさん、けーこ隊長らと軽く雑談。この時AJ西東京の若手スタッフでやたらと早いけれど途中寄り道して温泉を堪能したりな走り方をするというK氏を紹介された。ほかにはお久し振りのオフロスキwさんや、相変わらず味わい深い旅する自転車に跨った大上さんの姿も。とはいえ今回は知った顔が少なかった印象。ほかのクラブでも600の開催が被っていたからだろうか。【興津600】としては参加者少ない方かも。「おはようございます、定峰(のゴール受付)の時はお世話になりました!」と若い女性に元気よく挨拶をされたのでこちらも普通に返したけれど、お顔はAJ神奈川AJたまがわのブルべで何度か見かけて認識できているのに名前を知らないままの人。半日後に判明したけれど、面倒くさいので後から知ったTwitter名のそばりさんを使う。
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ブリーフィング中
ブリーフィングが終了してしばらくの後、5時50分頃から車検開始、三々五々参加者がスタートして行く。わたしも主催者の田中さんにチェックしてもらってスタート。

<実走行ログ:2023/05/27-24>

東海道を西に進み清水市街を抜ける。信号が多い区間なのでどうしても団子になりがちだったけれど異次元の速度を見せつけつつオモテ先生がパスして行ったと思ったらあっという間に見えなくなった。街中走行では極力前の集団には付かないように気を配っていてもどうしても信号で引っかかってしまうし、こういう時の二段階右折は本当に考え物。余地があれば歩道に退避して後続が車道に停まるスペースを確保したり。こういうところは参加者同士が工夫して譲り合わないといかんよね。
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スペースを確保してR150を西進

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安倍川越え

この辺の区間はけーこ隊長が真後ろにいたので信号待ちの度にあれこれ会話しつつ。
けーこ「そういえば、チェックポイントの丁子屋さんって行ったことあります?」
とり「いや、無いですね。何度か前を通過したことはあったけど。」
けーこ「なかなか美味しいので一度行ってみる価値はありますよ。いいお値段しますけど。」
とり「いいお値段しちゃうのかあ。」
けーこ「いいお値段って言ったって一食分だから知れてますって~。」
とり「寄れるタイミングあるかなあ。。。」
Photo Chk.(29.8km)
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鞠子宿丁字屋看板+ブルベカード07:20(Close08:30)

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丁子屋さん外観
この時間帯だからこそPhotoチェックポイントにできるというのはある。営業時間中に老舗人気店前に50人からの自転車乗りが入れ代わり立ち代わり来て写真を撮って行ったのでは控えめに言っても大問題になるwww
先着していたぜっとさん、カマノサンが先行リスタートして行くのを横目にタイムスタンプツイートをポチポチ入力していたら「わたし遅いから先行きますね!」と、けーこ隊長がリスタートして行った。ツイートを流し終わって後追いでリスタートしたものの100mほど進んだところでけーこ隊長が立ち止まって何やらごそごそ。トラブルでもなさそうだったのでひと声だけかけて通過。しばらくは単独で宇津ノ谷トンネルへと向かう。
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一昨年までは『クイズポイント』だった宇津ノ谷宿入り口
昨年はどうだったのか知らない。

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宇津ノ谷(大正)トンネルを抜ける

緩いけれど道路幅員がそれほど無いのであまり速度を稼げないダウンヒルを抜け岡部地区へ。
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この手の火の見ヤグラも随分減った

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しばらく進んでぜっとさん、カマノサンに追いついた

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旧東海道の常夜灯

焼津の市街地を抜け海沿いを進む。焼津港から先は海沿い二本目の道を進む。
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焼津港

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田んぼにシラサギ

この辺りで後続が追い付いてきて結構な集団になった。よく見ていないからわからないけれど総勢15人くらいか?わたしの直後にはけいたさんが付いていた。
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追い風基調の平坦路を気分良く進む

大所帯になっていくつ目かの信号待ちの際、後方でけいたさんと今朝挨拶したそばりさんが会話しているのが耳に入った。「もしかして前にいるの『とりさん』じゃないですか?」「そう、とりさんですよ。」「虫さんのブログで何度も目にしているからおんなじ状況って感動します!」「なんだそりゃ?」最後だけ思わず口を挟んでしまったw

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『越すに越されぬ大井川』を渡る

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佇まいが気に入ったお店
手打ちそばと地酒と地魚ですよ!なんともステキなお店ではないですか。

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『いつもの』萩間川水門
地震を検知して閉鎖、津波被害を防ぐための水門。

追い風アシストもあったとは言え巡航速度概ね32~37KPHな走行で、後続も多少ちぎれるのではと思ったものの離脱者も少ないまま進む。ぜっとさん曰く「このペースについて来られる人はみんな(東京⇄大阪)キャノボ完走できるよ。ここまでそういうペースで走って来たし。今日は追い風だけどキャノボなんか追い風を狙ってスタートすりゃ良いんだから。」ちなみにこの時点でもそばりさんは涼しい顔で付いて来ていた。強ええ。。。

御前崎のPCに到着し、駐車場になだれ込んでいる間、前を牽いたぜっとさんに対して後続の面々が三々五々礼を口にしながら通過。「別に、感謝されても困っちゃうんだけどな。単に前を走っていただけで牽く意志なんかなかったんだし。」と、やんわりツンデレ風味
けいた「とりさんお昼はどうします?さわやかですか?」
とり「土曜のさわやかは無理ありそう、それにまずは仮眠場所に早く着きたいから往路はあんまり時間かけられないな。」
けいた「とりあえず掛川あたりでお店に入ろうかと思うんですよね。」
とり「駅前通るしねえ。」
PC1(81.1km)セブンイレブン御前崎港店
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9:28着(Close11:24)

ここでそばりさんたちとは一旦別行動。けいたさんを加えた四人の『AJたまがわパック』でしばらく進むことになる。基本的な並びは(進行方向)←ぜっと←カマノ←けいた←とり で固定。
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追い風基調の御前崎を往く

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御前崎灯台

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思いのほか海がうねっている
南海上にある台風の影響だろう。

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風力発電風車は停止中だった

浜岡原発をぐるっと巻いてR150に合流、西進。追い風基調なので非常に走りやすい。道は相変わらずあちこち工事中で、工事が完了した区間は非常に走りやすく追い風と相まって気分が良い。
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菊川河口の潮風橋
2012年の初見以来、見るたびに(いつか渡りたい)と思いつつ早11年。。。

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檜坂隧道
今回は前を通過しただけ。

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『うまい!』ではなく『NEW』と枕に付いたラーショ
とり「『うまい!』と『NEW』の違いは何なんだろうね?」
けいた「案外、大元の経営が違うのかもしれませんね。」
とり「ああ、なるほど。」

掛川市中心部を抜け、さわやか掛川店前を通過。店外に順番待ちの人らしき数組がいて、さすがに無理っぽいのでスルー。その後けいたさんが五味八珍(ラーメン店)に立ち寄るといって離脱。天浜線線路沿いを再び3人パックで進む
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なんとなく佇まいが気に入っている理髪店

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原野谷川
この『流れの切り換わり』具合が好き。

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『いじり』がなんとなくツボに入った

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天浜線線路沿いを進む

掛川からはペースを落とし気味でのんびり流していたこともあり、いつの間にか御前崎で別れた、そばりさんを含む後続集団に追い付かれ、しばらく10人くらいのパックで進む。森町に入って緩い左カーブの先にいしだ茶屋の看板が見えて来たけれど、あろうことかぜっとさんがスルー。「え?寄らんの?」すぐ先の赤信号で引っかかったので「ごめん、オレ抹茶ソフトクリーム行ってくるわ。」と、歩道を利用して引き返したら結局ぜっとさん、カマノサンもUターン。
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お疲れ気味だったいしだ茶屋の看板犬『琴』ちゃん

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抹茶ソフトクリーム抹茶粉末かけ
ぜっと「こういう寄り道をスルーしちゃうとさ”いしだ茶屋すら寄れないのか。”って思ったりして、そんな些細なことから信頼関係が崩れたりしがちだよねwww」

そもそも存在していたのか否かは別として、信頼関係を崩すことなく無事リスタート。
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飛龍大橋前をスルー
ここを渡るパターンの年もあった。

天浜線沿いをひたすら北上し『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『第三村』モデルにもなった天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅に立ち寄り。この周囲で昼食を摂ろうという目論見。
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天竜二俣駅構内
前回一昨年10月開催時に来た時はのんびり見て回ったけれど今回は軽く。あの時はまだシン・エヴァ劇場公開から半年しか経っていなかったし『どうする?家康』も世に出ていなかったので当然コラボはしていなかったから駅周辺は閑散としていたけれど、この日は結構な人でにぎわっていたし、駅舎はいろんなコラボでカオスな感じになっていた。

駅舎併設のラーメン店ホームラン軒で昼食を、、、と思ったら順番待ち記帳が六組ぐらいあったので断念。代わりに道沿いの食堂、食の駅・十文字屋へ向かったら意外なほど店内は空いていた。

ぜっとさんがしょうが焼き定食、カマノサンがざるそば、わたしが転車台カレーをそれぞれ注文。
ぜっと「それにしてもコース沿いのわかりやすい位置にあるのに一人もランドヌールが入ってこないね。」
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屋内撮影でブレた

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転車台カレー
美味しゅうございました。
汽車前面(顔)部分も食用フィルムの類に食用インクでプリントされたものらしく、ちゃんと食せる辺りは芸が細かい。窓部分はベーコン、車体側面のラインは人参ときぬさや(かな?)だった。


おなかを満たしたのでのんびりリスタート。平坦区間が終わり、そろそろじわじわと天竜川沿いを遡上し、往路メインの新野峠に向かう。



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