【今年唯一の】1/2-BRM930たまがわ300km足尾【彼岸花ライド】
2023.10.27 Fri 13:34 -edit-
前半は彼岸花を眺めるライドになりました
関連エントリ
PBPから戻って初めてのブルべは『600km8,000UP』の【山伏600(AJたまがわ管掌)】の事前認定走のつもりでいたけれど、直前に宿泊を伴う出張が入ってしまったりしたので断念してスタッフ業務に専念し、仕切り直しの初出走は9月末の300km。
2018年以来なので実に5年振りとなる【足尾300】に参加。5年前はK内さんがいたり虫さん、クロさんがスタッフというかにぎやかしで参加してくれていたりでなかなかに騒がしいブルべだったけれど今年はまあまあ落ち着いた感じ。
スタート地点は江戸川の右岸、金町で自宅からの距離は約35km。7時スタートなのでブリーフィングが始まる6時半くらいまでには現地に到着しておこうと思い、自宅出発予定は4時半。で、あったのに前夜なかなか寝付けず、ようやく寝入って目覚めてみたら出発予定時刻を過ぎていた。
案の定、なんというか微妙なコンディションで目覚めた
— Trinity is お誕生日が吹雪いたギャルパカさん (@tri1021) September 29, 2023
それでもまあ”♪あ~きらめたら~そ~こで負け~~~♪”とこの時期久し振りにヘビロテ気味に聴いていたメロキュアの曲が脳裏で流れていたので準備を整えスタート地点に向かう。時刻は5:25。
そうはいっても35kmの距離を(スタートクローズは7:30なので)約2時間で走らないと失格。都心を抜けるのに大丈夫なのか、オレさま?
う〜む。普通に遅刻DNSなタイミングなんだけど💦
— Trinity is お誕生日が吹雪いたギャルパカさん (@tri1021) September 29, 2023
気に病んでも仕方がないのでひとまずスタート地点に向かって出発。
<BRM930出走前移動:2023/09/30>
バタバタで飛び出したので携行する予定だったドリンクボトルが見つからず、手近にあった結構古いボトルに半分くらい水を入れてケージにはめて出発したら、10kmと走らないうちに飲み口が粉みじんになってしまうなど。使えないことは無いけれど飲みづらいし傾けると中身が普通にこぼれる。いい加減何年も使わずにしまい込んでいたものなので飲み口の軟質樹脂部分が硬化してぼろぼろになってしまった、と。
飲み口割れた pic.twitter.com/Rhd9C9IsIq
— Trinity is お誕生日が吹雪いたギャルパカさん (@tri1021) September 29, 2023
まったく使えないという訳ではないので取り敢えずこの日いち日はこれで我慢しておこう。と思いつつ。
朝の銀座を抜け
スカイツリーを眺めつつ
どうにかこうにか7時を少々回ったところでスタート地点に辿り着けた。
どうにかこうにか間に合いましたよ
偉いぞ、オレさま
とはいえ既にW0(7時スタート組)はスタートし始めていたタイミング。スタート受付はわたしが最後で連絡無しのDNS者もいないとのこと。連絡無しDNS者がいるとスタッフはスタートクローズ時刻までただ待ち続けなければならないのでスタッフ的にはありがたいこと。
お久し振りのAKI~燃える!ロードお兄さん~さんと雑談したりしながらバタバタでわたしも受付を済ませ、W2(7:20)としてスタート。
それでは行ってきます
<BRM930たまがわ300km足尾:2023/09/30>
しばらくは江戸川右岸土手沿いを北上。裏道的存在な為結構な速度で飛ばす自動車も多く、近年随分と整備が進んで来たけれどまだまだ狭隘な区間も点在しているので気を抜けない。
実際5年前に参加した時は走行中トラックに接触されたりした。
土手のあちこちに彼岸花
この建物の向こうの地下に『首都圏外郭放水路調圧水槽』がある
ここで、今回フレームに取り付け忘れて背ポケに突っ込んであったハンドポンプが道路に転げ落ちてしまうなど。幸い後続は少し離れていたので惨事にはならず。とはいえ後方を走っていたスタッフ乗車の巡回車からはばっちり目撃されてしまっていたのであった。
江戸川を渡ってかつては関宿町だった野田市北辺を横切り、利根川を渡って茨城県へ。しばらく利根川沿いを進んでから渡良瀬遊水地方面へ。新三国橋で渡良瀬川を渡る。
五連アーチが優美な新三国橋
ゆるゆる走って最初のCtrl.に到着。車で巡回中のスタッフ氏や別Wでスタートしたmomさん、同じWでスタートしたAKIさんたちと軽く雑談。
Ctrl.1(56.8km)ローソン北川辺古河店
09:36(close11:11)
mom「とりさんおそいよーw」
とり「さーせん!二度寝しちゃってw」
mom「受付で”とりさん来ないね~?”とか言ってたら銀座を走ってるってツイートあるし。”え、自走なの?”って笑ってた。」
とり「ですよねえ。」
めいめいのタイミングでリスタート。
信号待ちで見かけたスペーシア
ちょっとわかりづらい路地を走り抜けながら、それでも(ああ、そういやこの辺覚えがある!)五年振りでも色々身体が覚えているものである。
彼岸花の群生
写りがあまり良くないのだけれど肉眼で見るともっと鮮やかでいかにも『群生』って感じだった。最近ブルべ参加時のメイン用に使用しているデジカメ、WG7の使い方にイマイチ慣れていない。
『木』という地名
進行方向右手に見えてきたCtrl.のコンビニ。まずはその駐車場をスルーして道を挟んで対面にあるお肉屋さん、よこおへ。
揚げたてのコロッケ類がいただける
コロッケ・メンチカツ・カレーパン
コロッケは量的に余分だったなあと少々反省。
Ctrl.2(100.4)ファミリーマート鹿沼栗野町店
11:51(close14:00)
タイムスタンプのレシートをゲットしてしばしのんびり過ごしてリスタート。いよいよこのコースの山場である粕尾峠に向かう。
相変わらずそこかしこに彼岸花
途中彼岸花(と、そばの花)の古刹として名が知られている常楽寺に立ち寄り。
『雷様にお灸をすえた』と伝えられる録事尊を祀る本堂
書き置きの御朱印を拝受
境内の彼岸花と蕎麦の花
常楽寺をリスタートしてからもしばらくは彼岸花が左右に。
右も左も彼岸花
徐々に民家が途切れ途切れになり、緩やかな勾配ながら粕尾峠へのアプローチが始まったことを身体が認識し始める。ちょっと雨が降った後のようで路面はセミウェット。幸いにして雨粒は落ちて来ない。
徐々に登る
不動滝『三十尺』とあるので落差約9m
5年前にもいた『パチモン』
発光路集落入り口
しばらく進んだところで前方に、Ctrl.1で見かけた青い車と参加者数名の姿。
シークレット(有人)Ctrl.(粕尾峠途中)
「そういやとりさん、江戸川沿いの道を走っていて何か落としてましたよね?」と、スタッフの大矢氏にツッコミを食らうなど。
シークレットを設置する理由はいくつかあって、
1.キュウシート通り走っているか(ショートカット等していないか)のチェック
2.参加者の安否確認
3.参加者のペース確認(≒ゴール設営時刻の設定調整)
4.非正規参加者の存在有無確認
5.単に参加者の苦労をねぎらい(というかひやかし?)
6.上記以外
2.参加者の安否確認
3.参加者のペース確認(≒ゴール設営時刻の設定調整)
4.非正規参加者の存在有無確認
5.単に参加者の苦労をねぎらい(というかひやかし?)
6.上記以外
こんな感じ。
ここは一本道なので安否確認やペース確認、ねぎらいがメインとなっている。時にはコースについての恨み言をスタッフ諸氏にぶつけるも良し(良いのか?)。
岩肌を洗う流れは観ていて心安らぐ
シークレットCtrl.から先の区間が『本格的な粕尾峠の登り区間』なので勾配が10%前後の坂道が続く。
前方頭上のガードレールはどこで目にしても萎える
つづら折りの坂道
相変わらず荒い路面の粕尾峠
セミウェットで路面が荒い急勾配の坂道を淡々と登って行く。行く手の山中は軽くガスっているので場合によっては軽く降られてしまうかも。そんなことを考えつつ。
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2023.10.12 Thu 07:12 -edit-
『かっぱのすり鉢』遊歩道
入り口に立つ河童の像
河童のカン吉
<実走行ログ:2023/07/22-23>
流れに沿った遊歩道をのんびり歩く。木漏れ日が目に優しくせせらぎの音が耳に優しくふんわりとしたそよ風が身体に優しい。
気持ちの良い流れ
どの辺がどう『すり鉢』なのかよくわからない感じではあったけれど流れは気分の良い眺め。遊歩道はずっと上流方向に続いていたのでそちらの方にこれぞまさしくすり鉢!というロケーションがあるやも知れなかったけれどあまり時間を無駄遣いしてもなんだったし、そも足元はスピードプレイのクリートシューズなので歩き回るには適していないので適当なところまで歩いて引き返すことにした。
マツオウジ、、、だろうか?
遊歩道入り口の様子
散策中、何人かの参加者が通過して行ったのが見えた。こちらもコースに復帰してリスタート。
多分運行本数の少なさを撮ったものだと思う
(だったらもっと寄っておけ、とは思う。。。)
非常に気持ちよく走れた道
とはいえ気温が上昇してきていて快適さよりもツラさが勝って来た。
Ctrl.4(232.4km)ファミリーマートタカシン矢祭店
※通過Chk.08:21着(想定Close11:28)
半分以上走破した状況で3時間のマージンはかなり安心できる材料ではあるけれど、この時点で既にかなり気温が高くなってきていて先行きに不安を感じ始めていた。
久慈川沿いを下る
Ctrl.4まで辿り着けたら大きな登りは終わり、あとはひたすら久慈川沿いの平坦な福島県、茨城県内陸部を南に進む。
茨城県に突入
再びぜっとさん
ひたすら久慈川沿い
『ふにゅう』という響きがツボった
疲れてくると『箸が転がっても笑ってしまうお年頃の娘さん』のようになってしまう。ブルべを走ると確実に頭が悪くなると実感するのはこういう時。とはいえお年頃の娘さんの頭が悪いと言っている訳ではない、念のため。
『ふにゅう』同様何故かツボった『肉の駅』
しばらく走ったところで変則交差点、曲がってすぐコンクリート真空舗装の急坂が現れた。
(オレ、ここ知ってるぞ!)
いつ、どのブルべで通りかかったのだったか記憶が定かではないけれど、複数回登らされた記憶がある坂道だった。
このピークも身体が記憶していた
身体が覚えていた坂道を下ってしばらく進んだところでPC着、、、と思ったけれどどうにも様子がおかしい。キュウシートを確認してみたら案の定店舗名が違ったのだけれど、少し先にある正規のCtrl.でほかの参加者がいたらトイレが混雑している可能性もあるのでこちらで補給とトイレ休憩を済ませた。ボトルは二本ともほぼ空だったので取り敢えず一本にドリンクを充填。もう一本は正規Ctrl.で補充すればよい。
間違いを力技で好転させた
リスタートして3kmほど先にあった正規Ctrl.へ。
Ctrl.5(309.4)セブンイレブン笠間昭和店
12:14着(Close16:38)
マージンは順調に増えているので後は暑熱にやられてしまわないことを心がけて走るのみ。
しっかりと水分補給。胃腸も取り敢えずまともに働いているようなので大丈夫そう。そんなことを考えつつリスタート。
道端にあった謎のオブジェ
ここは印度だった、、、?
あっという間にボトル二本が空になったのでCtrl.の20km手前のコンビニに緊急ピットイン。水分補給・補充と冷たいマンゴースムージーを。
美味しくて癖になる
気分の良い道だけれど日陰が無い
Ctrl.6(366.3)セブンイレブン矢田部インター店
(写真無し)
15:28着(Close20:24)
マージンは順調に拡大していて約5時間。残り40kmを大事に走る。
ダメージは感じていなかったもののペースが一向に上がらないので念のために熱中症対策でコンビニに立ち寄り、凍ったペットボトルを脇の下、腿の内側、首筋に当てて冷却。
リスタート時には背ポケに入れた
茨城県取手市から千葉県我孫子市へ、水戸街道(R6)を東に進んで実家のある柏をかすめて船橋市に向け南下。
利根川を渡って千葉県へ
北総内陸部の緩いアップダウンが繰り返されるやや道幅が狭く、信号多めで交通量も多めのルートを淡々と進んでゴールのコンビニへ。
Goal(405.7)セブンイレブン船橋夏見二丁目店
17:52着(Close23:00)
約5時間のマージンは最終Ctrl.から維持。ここから3.5kmほど進んだ船橋市の市街地にあるゴール受付へと移動。受付開始は18時からと聞いていたのでタイミング的にちょうど良い。
という訳でゴール受付に到着し、ブルべカードを渡して確認していただき無事完走認定の流れ。認定時間は21時間52分。
ゴール受付船橋北口みらい図書館
ゴールから3.5km地点(Close24:00)
無事100周年記念メダルを購入
300km、200kmに続いて三つ目の記念メダルゲットと相成りました。
ゴール受付でAJたまがわ東葛班スタッフ諸氏としばし雑談の後、約40kmの自走帰宅の途に就いたのでした。
いつものようにスタッフ、関係者諸氏に感謝。
なかなか厳しいコンディションとなった今回のブルべに参加したほかの皆様にお疲れ様。
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【三本目の】1/2-BRM722たまがわ400km奥久慈(センテニアル)【100周年】
2023.10.10 Tue 22:31 -edit-
オーバーナイトなブルべを象徴する曙光
この『非日常感』はいかにもブルベらしい
関連エントリ⇒BRM722たまがわ400km奥久慈前後走
<実走行ログ:2023/07/22-23>
1923年に400kmのBRMが初開催されたことを記念して、これまでの200km、300km同様世界的に開催される運びとなった【Centennial】と銘打たれたBRM。AJ北海道が主催した300、AJ神奈川が主催した200に続いて今度は自らが籍を置くクラブであるAJたまがわ主催の400を走ることに。
とはいえ300ならまだしも『夜スタートの400』というのはなかなか珍しい。27時間が制限の400kmは通常朝~昼までにスタートして翌日の昼~夕方にかけてゴールクローズとした方が運営側も何かと都合がよいけれど、例年なら開催のあまりない真夏の400kmなのでいろいろと考えたうえでの配慮の現れだったりします。実際には二日目の昼間が予想以上に気温が上がってしまってかなりしんどくなってしまったけれど、スタッフが事前にそこまで読み切れるものでもないですしね。今回『100周年だから100年前と同じ7月に』という開催を選択したクラブが多かったものの、盛夏の時期にブルべを開催するのは危険が大きいという判断で時期をずらして開催するクラブも散見されたし、それはACPからも許容されていたり。
夕方5時過ぎに自宅を出発して、船橋市内のラーメン店で夕食を済ませてスタート地点の船橋高親水公園へ。
到着時は既にブリーフィング中
受付を済ませて20時すぎにスタート。
車検を受けていたいじちさん
スタートしてしばらくは夜中だし特に写真はなし。淡々と走りつつ千葉県内の緩いアップダウンが続く地域を抜ける。そんなこんなで利根川を渡り茨城県に入ったところで最初のコントロールに到着。
Ctrl.1(72.9)セブンイレブン茨城東西代店
23:13着(Close24:52)
タイミングが一緒になったお知り合いさんたちと軽く会話。
ひであ「とりさんとおんなじタイミングで走るのってもしかしたら初めてかも。」
とり「そういや確かにそうですね~。」
同じブルべに参加しつつスタートでしか遭わないとかよくある。
ひであ「とりさんってスタートでば~~~っと飛ばしてしばらくしたら落ち着いてって走りするんですね。」
とり「あ~。確かにそんな感じかも。」
そんな会話の後深夜の茨城県内をひたすら北上。Ctrl.1まで同様ミラーの中におそらくひであさんと思しきライトが見える。ポツリポツリと民家のある、林の中の道を進むと正面路上にこちらの前照灯の光を受けて白っぽい塊が視界に飛び込んできた。
大きさは幅1~1.5mほど、高さは50cmほどだろうか。30mほど先にあったその物体はさっと動いて左手の木立の中に消えた。おそらくはイノシシだと思うけれど、こちらに向かってくること無く逃げてくれたのはありがたかった。その昔深夜に並走されて泣きそうになった記憶が蘇る。
その後、道端で様子を伺うもう一頭を見かけた。今回見かけた野生動物はこのイノシシ二頭の他イタチと思しき小さくすばしっこい動きをする細長いもの。
Ctrl.2(118.3)ミニストップ茨城町海老沢店
01:11着(Close03:52)
建物周囲が降雨後のようにびっしょり濡れていたけれど、どうやら羽虫対策で窓に放水して洗い流した跡らしい。
このCtrl.でしっかり休憩する人、サクッとリスタートする人があってそれまでの集団がばらけた感じ。徐々に白み始めyた空の下淡々と奥久慈に向けて進む。
ブレブレだけれどぜっとさんの後ろ姿
右はなんの標識だったのか覚えていない。。。
ソーラーパネルを電源にして赤色灯を光らせる
奥日立の山中を進む
ひと気のない山中を進んで行くと手を振って誘導するたまがわジャージ着用のスタッフの姿。
secret(有人Ctrl.)
十王ダム展望公園駐車場
軽く会話を交わしてあまり長居をせずにリスタート。辺りはすっかり明るくなって来ていたけれど日の出自体はまだだった
夜明け
こんなところに北限が
というか茨城県までなんだね。もうちょい北まであるかと思った。
Ctrl.3(186.2)セイコーマート高萩手綱店(時間制限なし)
(想定Close08:28)05:07着
6時からの開店なのでレシート取得ではなくお店の前で撮影すればOKで、しかも十王に有人チェックがあったので「Ctrl.3でのチェックは不要(=有人チェック通過時点でショートカット出来ないことが確定)」とスタッフにも言われていたけれど折角なので。
高萩インターチェンジ付近のコンビニを逃すと次はCtrl.4になっている矢祭のコンビニまで50kmほど自販機以外の補給ポイントが無いのでそこに立ち寄りガッツリ補給していよいよコースのペットネームにもなっている奥久慈を指して山道に向かう。
『いかにも』な道
北西に向かうので最初は背中に日差しを受けて輻射熱が結構しんどかったけれど、しばらく進むと木々の陰になって日差しは和らいだ。
が
代わりに坂道がキツくなった
名前の(表示が)ない峠をいくつか越える
沢音が涼しげで良い
(でも暑い)
ひなびた田舎道
沢沿いを淡々と進む
上流に向かっているので当たり前のことだけれどずっと登っている。
前後に人がいない単独走行
こういうトラップ
こういう隙間に対応するため、基本的にわたしはグレーチングを目にしたら極力斜めに通過するようにしている。当然前後の交通には配慮したうえで。
晴れているので明暗のコントラストが強い
ちょっと油断させておいて
いくつかある小さな峠を越える
なんですか、この坂道
ちょっと声も出しつつ心でうめき声をあげながらの登坂
茨城-福島の県境
しんどい坂道を越えて、ちょっと道が荒れ気味なダウンヒルをおっかなびっくり下ると広い道にぶつかった。R349、300番台とはいえ立派な国道である。道はきっちり整備されていた。
国道との交差点付近に『遊歩道入り口』の表示
折角なので軽く立ち寄ってみることにして自転車を停め、流れに沿った遊歩道を上流側に向かって進む。
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【都心を抜けて】BRM722たまがわ400km奥久慈(センテニアル)前後【往復80km】
2023.10.09 Mon 06:38 -edit-
新中川・今井水門
この眺めは非常に好き
<事前、事後合成:2023/07/22&23>
船橋港親水公園までは片道約40kmなので、ウォーミングアップにはちょっと長いし、それは復路も同じことで400km走った後のクールダウンには少々長い。
<事前走行:2023/07/22>
17時過ぎ頃出発
船橋に向かう際の定番ルートを使って向かう。第一京浜国道(R15)を北上して銀座を抜け、新大橋通りから旧江戸川沿いを通って行徳橋を渡りR14に抜ける。
田町でお祭りをやっていた
時間に余裕が無かったのでスルー。
交通量の少ない銀座を抜ける
隅田川に架かる新大橋
夕暮れ時の隅田川
行徳可動堰を眺めつつ行徳橋を渡る
船橋市に入ったところで夕食。スタート地点の2kmほど手前にあるラーメン屋さんに立ち寄り。
拉麺・阿修羅
味玉胡麻拉麺
美味しゅうございました
ブリーフィングが始まっていた船橋港親水公園に到着し、ブリーフィング後に受付をしてもらってスタート準備。
この間BRM722たまがわ400km奥久慈【Centennial】
出走、完走、認定
<事後走行:2023/07/23>
ゴール受付でしばしまったりして、やや混雑してきたのでおいとまして帰路に就く。
夕暮れ時
往路とほぼ同じ経路で引き返す。時間帯が若干遅いので風景の感じ方が異なる。
新中川・今井水門
ここの眺めは西向き進行の時の夜景が良い。『自転車車道走行不可』なので歩道を通行しているから眺める際に欄干が視界を邪魔しない。
夜の新大橋
ライトアップされたさまもステキ。まあ隅田川に架かる橋はどれもライトアップされていてキレイなんだけど。
新大橋からの清洲橋
復路は中央通りを回避して昭和通りを南下して新橋から第一京浜国道(R15)へ。寄り道もせずまっすぐ帰宅。
専修寺関東別院前に帰着
こうして事故怪我無く無事【BRM722たまがわ400km奥久慈】が終了。
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