【天国から】BRM604たまがわ600白馬・木崎湖認定試走 DNF記録-02【地獄へと】
2016.06.04 Sat 20:53 -edit-
BRM604たまがわ600白馬・木崎湖認定試走 DNF記録-01より続く
当初の計画より押してしまった状態でPC3をリスタート。
それでも追い風基調なフラットコースのため35KPH前後のハイペースでクルージング。
犀川沿いの道を長野市に向けてひた走る。

岩井堂山と昭和橋
昨年、初見でなんとなく気に入って撮影したのだけれど、後から調べてみたら昭和橋は平成14年度に建築土木遺産に選ばれており、岩井堂山の方は案の定『山岳ピラミッド説』を唱えている方がいたようで。
※酒井勝軍ではなかったようだけれどw
途中千曲市内、戸倉で昼食。
昨年店構えが気になって、事前にあたりをつけておいた蕎麦店『萱』に立ち寄り。

当初の予定では11時頃に早めの昼食を摂るつもりだったのだけれどミスコースその他で結構時間を食ってしまい、入店できたのは13時過ぎのこと。この時点で予定より二時間も遅れていて、更に約三十分待ちだと店の方に告げられたのに折角だから(何が?)と、待ってしまう事に。
このお店は古い酒蔵で、内部が見学できるようになっているので時間を持て余すことこそなかったけれどそれがよかったのか悪かったのか。


見学コースは現在は使われていないエリア。
薄暗いなか、古い酒造道具や資料が展示されている。
結局40分ほど待って順番が回ってきた。

仙人茸のてんぷら / 十割蕎麦と二八蕎麦の二種盛(左が十割) / 蕎麦プリン

十割蕎麦にはこちらの塩を振っていただくのがオススメなのだとか。
”最初はこちらのお塩でどうぞ。”と勧められた。
確かに蕎麦の風味がじっくり味わえる。
まあ、がさつなわたしにはそんな上品ないただき方より普通にそばつゆでずるずるたぐった方が気が楽だったのでしばらく塩で味わった後結局そばつゆでいただいた。
すっかり満足してお店を後に。
当初計画からは二時間半ほどの遅れ、コース自体の時間制限に対してもほとんどマージンがない状態で
やや後悔しつつのリスタート。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

にほんブログ村
当初の計画より押してしまった状態でPC3をリスタート。
それでも追い風基調なフラットコースのため35KPH前後のハイペースでクルージング。
犀川沿いの道を長野市に向けてひた走る。

岩井堂山と昭和橋
昨年、初見でなんとなく気に入って撮影したのだけれど、後から調べてみたら昭和橋は平成14年度に建築土木遺産に選ばれており、岩井堂山の方は案の定『山岳ピラミッド説』を唱えている方がいたようで。
※酒井勝軍ではなかったようだけれどw
途中千曲市内、戸倉で昼食。
昨年店構えが気になって、事前にあたりをつけておいた蕎麦店『萱』に立ち寄り。


当初の予定では11時頃に早めの昼食を摂るつもりだったのだけれどミスコースその他で結構時間を食ってしまい、入店できたのは13時過ぎのこと。この時点で予定より二時間も遅れていて、更に約三十分待ちだと店の方に告げられたのに折角だから(何が?)と、待ってしまう事に。
このお店は古い酒蔵で、内部が見学できるようになっているので時間を持て余すことこそなかったけれどそれがよかったのか悪かったのか。





見学コースは現在は使われていないエリア。
薄暗いなか、古い酒造道具や資料が展示されている。
結局40分ほど待って順番が回ってきた。



仙人茸のてんぷら / 十割蕎麦と二八蕎麦の二種盛(左が十割) / 蕎麦プリン

十割蕎麦にはこちらの塩を振っていただくのがオススメなのだとか。
”最初はこちらのお塩でどうぞ。”と勧められた。
確かに蕎麦の風味がじっくり味わえる。
まあ、がさつなわたしにはそんな上品ないただき方より普通にそばつゆでずるずるたぐった方が気が楽だったのでしばらく塩で味わった後結局そばつゆでいただいた。
すっかり満足してお店を後に。
当初計画からは二時間半ほどの遅れ、コース自体の時間制限に対してもほとんどマージンがない状態で
やや後悔しつつのリスタート。
にほんブログ村
やや追い風基調だったことも後押ししてくれてかなりハイペースで進んでいたような記憶があるw

ようやく長野市
PC4 ローソン長野善光寺下店(241.0km)15:25着 Close16:04(=マージン39分)

600㎞の内1/3走り切った時点でマージンが一時間足らず。
先の見通しは限りなく暗い(;´・ω・)


さすがに本堂までお邪魔する時間的精神的余裕がなかったので山門と参道を撮影して

みそソフトクリームで補給
この先は大ボス嶺方峠を指してひたすら登り基調。
裾花川沿いの道を淡々と進む。



裾花ダム

途中の水場で給水、冷たくて非常に美味しい。
生水を飲んでもびくともしない胃腸はホントにありがたい。
さほど勾配のきつくない長い坂道を淡々と進んで行くと鬼無里に到着。

松巖寺
鬼女『紅葉』ゆかりの寺院で川端康成の文学碑もある。。。けれど、さすがに立ち寄る余裕がなかった。
しばらく進めば左手におやきで有名ないろは堂本店が。
昨年は営業時間過ぎの通過でおやきにありつけず、今年も17時の閉店を回ってしまったから無理か。。。と思ったらまだお店に灯りがともっているし、営業終了の札もかかっていない。

入り口から店内に声を掛けてみたら、なんと営業は17時30分までなのだとのこと。
30分勘違いして記憶していたわけだ、ラッキー。

辛みそ茄子と粒餡のおやきを注文してしばらく待つと
”ひとつはサービスです。”と、野菜ミックスを追加してくれていた、ありがたや。

自転車での訪問客にプレゼントしているというオリジナルステッカー。
毎年デザインが変わるそうなので是非来年も訪れたい。
鬼無里を過ぎると民家もなくなり、ひたすら山道をえっちらおっちら登ることになる。
鬼無里までと同様勾配そのものはさほどきつくないもののとにかく長い登り坂。

ようやく白馬村、だけれど嶺方峠までがまた長い。
何度も何度もブラインドコーナーを越え、ようやく現れた白沢トンネル入り口

これを抜ければ嶺方峠


ちょっと雲がかかってしまったけれど、雄大な北アルプスの眺めがお出迎え。

白馬駅

八方尾根
PC5 ローソン白馬神成店(288.1km)19:00着 Close 19:12 (=マージン12分)

そこそこ余裕があるつもりでいたらマージンたったの12分
確か昨年もミスコースをやらかしてここでのマージンはかつかつだったはず。
※それでも昨年は50分あった
軽くコーヒーを飲んでそそくさとリスタートしようとしたところにパラパラと雨粒が。
前日確認した天気予報では夜半近くなってから降るような感じだったけれどもなあ。
本降りにならないことを祈りつつ先を急ぐも祈りは天に届かず、程なく本降りの雨に変わった。
PC5から通過チェックの木崎こまでは結構なアップダウンが続く道であるのは昨年参加時に経験しているので覚悟はしていたけれど、よりによってこの区間で本降りの雨ってのもなあ。
通過チェック:木崎湖キャンプ場(304.6km)20:00着 想定Close 20:20(=マージン20分)

昨年は一時間ほどマージンがあったけれども今年は20分。
けれども昨年はのんびり休憩して想定クローズ時刻を過ぎてからのリスタートだったので今年の方が時間には余裕がある。
次のPCまでは基本平坦路なのでペースを上げられるし。。。なはずだったけれど、土砂降りの雨で思うようにペースが上がらずなかなか歯がゆい思いを味わった。
そして更にはここで大チョンボ。
右折しなければならないところを左折してしまって5kmほどコースを逆走。
道を探して右往左往していたのでここでも小一時間ロスする羽目に陥った。
今回は”あれさえなければ!”ってのが三つもあって、各々一時間前後のロスをしているのでトータル三時間ほど無駄にしている計算になる。そりゃ厳しいわけだよなあ。。。
PC6 ファミリーマート塩尻北インター店(354.8km)22:46着 Close 23:40(=マージン54分)

それでも何とかマージンを三十分ほど取り返し、仮眠場所に設定していた信州健康ランドへ向かう。
マージンは昨年とほぼ一緒なので二時間の借金を背負ってリスタートすることにして入浴、仮眠の後1時半過ぎリスタート。
上のウェアは着替え、ビブショーツは着替えを持たなかったので乾燥機にかけただけ。
リスタートの際には防寒装備として携行していたレインウェアを着用。
まずは文字通り最初の山場である塩尻峠をえっちらおっちら。
仮眠明けすぐに登り坂というのは体温が上がるのでなかなか都合が良い。


気温は麓とピークでほとんど変わらず約10℃
ドライコンディションなら防寒装備なんか不要なシチュエーションではあるけれど、雨中ライドでは2、3割くらい割り引いて考えておかないと厳しい。雨を甘く見ると痛い目に遭う。

ようやく塩尻峠ピークに到達。
本来ならばここから先は一気に駆け下りられるご褒美ダウンヒルなのだけれど雨が激しくて速度が上げられない。
ブレーキも効かないのでおっかなびっくりの深夜のダウンヒル。
ブレーキレバーの握り加減でどんどんブレーキシューが減っているのが感触としてわかる。
雨の日はホントいや(T_T)
暗い諏訪湖西岸を抜けているとき、さすがに雨で身体が冷えてしまい、眠気を感じ始めてしまったのでコンビニに緊急避難。
ホットコーヒーをすすって暖を取る。
けれども長居をするわけにはいかない、なにせ二時間のビハインドでリスタートしているのでグロスAve.は20KPHで押さないと次のPCでタイムアウトしてしまう。
平地巡航で30~35KPHほどでガシガシ押すけれど長くは続かず失速、更に睡魔が。
マイクロスリープが危険だったので再度コンビニに避難して再びコーヒーを飲むもあまり状況は芳しくない。
雨脚は一向に弱まらないしやや風も出てきた。
空が随分と明るくなってきていたので自分の現在位置を確認してみたら、次のPCまでまだ60kmほど残っている状態でCloseまでの猶予時間は丁度2時間。
なんぼ下り基調とはいえドライコンディションでさえ無理なグロスAve.30KPHをウェットコンディションで叩きだせるわけもなく、仕方がないのでDNFを決意したのは中河原交差点付近でのこと。
岡谷の日帰り温泉で軽く休んでから輪行しようかと思ったもののまだまだ営業時間には間があると判断してそのまま甲州街道を東進することに。
この時点で4時半頃。岡谷のロマネットは5時半からの早朝営業があったのをすっかり忘れていた。
途中、道の駅蔦木宿でトイレ休憩としばし雨宿りをしたものの相変わらず雨脚は弱まる気配がなかったので仕方なくリスタート。
本コースでは右折する円野郵便局交差点を曲がらず直進して韮崎へ。
駅前の松屋で補給の後輪行の準備。

ブルベ中のDNFで輪行エスケープするのは実は今回が初めて。
2011年にブルベを始めて丸五年、六年目の今年ついにというかとうとうというか輪行エスケープデビューを果たしたのでありました。
乗車区間は韮崎から川崎まで。
竜王からスーパーあずさに乗り換え立川まで。


ひとまず一本呑んでのんびりリプを返したりしつつ短い特急列車の旅。
立川からは南武線で川崎まで。
川崎から京急に乗り換え、心以外は無事な状態で帰宅して、今回のブルベはDNFという結果にて終了。
本来ならこれを完走してBRM611たまがわ600那須完走で今年のSRを決めるつもりだったのに。
なかなか思い通りに事は進まないものです、ええ。
- 関連記事
-
-
【ヒドイのは】BRM813千葉200つくば 完走記録【アオバだけじゃないw】 2016/08/15
-
【痛恨の】BRM611たまがわ600那須 DNF記録-02【通過チェックスルー】 2016/06/19
-
【三色丼】BRM611たまがわ600那須 DNF記録-01【食べくらべ】 2016/06/19
-
【背水の陣】BRM611たまがわ600那須 DNF結果概要【自滅】 2016/06/14
-
【たまがわSRへの】BRM611たまがわ600那須【背水の陣】 2016/06/08
-
【天国から】BRM604たまがわ600白馬・木崎湖認定試走 DNF記録-02【地獄へと】 2016/06/04
-
【往路は】BRM604たまがわ600白馬・木崎湖認定試走 DNF記録-01【天国】 2016/06/03
-
【食も景色も】(完結)BRM521たまがわ200十和田クラシック完走記録-02【最高でした】 2016/05/26
-
【パンク神は】BRM521たまがわ200十和田クラシック完走記録-01【居座っておられた】 2016/05/25
-
【目と胃で楽しむ】BRM521たまがわ200十和田クラシック概要【遠征ブルベ】 2016/05/23
-
【今回は】BRM521たまがわ200十和田クラシック ルートラボ活動【GPS不要だわ】 2016/05/16
-