【PC13から】SR600KN(北関東)完走記録-04(完結)【PC18(ゴール)まで】
2016.08.11 Thu 09:52 -edit-
SR600KN(北関東)完走記録-03より続く
PC13:渋峠(402.0km)12:14着
時刻は丁度お昼時。
ここ(渋峠ホテル)で昼食にするか、あるいは下った草津の道の駅で昼食にするかしばし思案。
空腹を感じていたし、食堂には先客が一組二人だけだったのでここで昼食を摂ることにした。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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PC13:渋峠(402.0km)12:14着
時刻は丁度お昼時。
ここ(渋峠ホテル)で昼食にするか、あるいは下った草津の道の駅で昼食にするかしばし思案。
空腹を感じていたし、食堂には先客が一組二人だけだったのでここで昼食を摂ることにした。
ハンバーグカレー
腹を満たしてリスタート。
腹ごなしも兼ねてのんびりと国道最高地点に向かう。
最高地点碑をバックに自転車の記念撮影(前エントリ参照)を済ませ、しばらく眺めを堪能。
腹ごなしも兼ねてのんびりと国道最高地点に向かう。
最高地点碑をバックに自転車の記念撮影(前エントリ参照)を済ませ、しばらく眺めを堪能。
日本国道最高地点付近からの眺め
ここから先は一気に気分の良いダウンヒル。
幸いなことにほぼ全区間、先行する自動車が無かったために前を抑えられてストレスをためることもなく快調に下れたけれど、草津に近づいて片側交互通行区間に差し掛かった時、交互通行信号を無視して7、8秒フライングして突っ込む地元ナンバーの女性ドライバーのマナーの悪さに辟易とさせられた。
単独で事故っちまえばいいのに。。。(毒)
草津の7-11で軽く休憩した後道の駅でトイレ休憩。
草津まで下りてきたら肌寒いくらいだった渋峠とは打って変わって猛烈に暑い。
しばしまったりして落ち着いたところで次のPC目指して一気にダウンヒルを駆け下り始めたその時。
道の駅やすづかはす向かいの商店でもらった輪ゴムが細すぎたのか、路面のギャップで跳ねた拍子にeTrex30がマウントから外れて宙に舞った。
慌てて左端に寄せて停止、後続の自動車の様子をうかがう。
一台目、二台目は路上にある異物に気付いてくれてそれを避けて通過して行ってくれたのだけれど続く三台目。
ゴリッ!!という嫌な音が聞こえてeTrexが横方向に数十センチ跳ねた。
その時の気分は星飛馬の破滅の音を聞いてしまった長嶋茂雄(だったっけ?)に負けず劣らず。
その後数台をやり過ごし、車列が切れたところで駆け寄って拾い上げた。
幸いなことにほぼ全区間、先行する自動車が無かったために前を抑えられてストレスをためることもなく快調に下れたけれど、草津に近づいて片側交互通行区間に差し掛かった時、交互通行信号を無視して7、8秒フライングして突っ込む地元ナンバーの女性ドライバーのマナーの悪さに辟易とさせられた。
単独で事故っちまえばいいのに。。。(毒)
草津の7-11で軽く休憩した後道の駅でトイレ休憩。
草津まで下りてきたら肌寒いくらいだった渋峠とは打って変わって猛烈に暑い。
しばしまったりして落ち着いたところで次のPC目指して一気にダウンヒルを駆け下り始めたその時。
道の駅やすづかはす向かいの商店でもらった輪ゴムが細すぎたのか、路面のギャップで跳ねた拍子にeTrex30がマウントから外れて宙に舞った。
慌てて左端に寄せて停止、後続の自動車の様子をうかがう。
一台目、二台目は路上にある異物に気付いてくれてそれを避けて通過して行ってくれたのだけれど続く三台目。
ゴリッ!!という嫌な音が聞こえてeTrexが横方向に数十センチ跳ねた。
その時の気分は星飛馬の破滅の音を聞いてしまった長嶋茂雄(だったっけ?)に負けず劣らず。
その後数台をやり過ごし、車列が切れたところで駆け寄って拾い上げた。
車重一トンを超える普通乗用車に踏まれたらたとえ全重量がかかった訳ではなくともこうなりますわな。
こうなったら残り150㎞ほどはキューシートを読みながら地道に進むしかないけれど
幸いなことに次のPCまでは交差点を一つ曲がれば良いだけだし、その次のPCまでも途中一か所大きな交差点を曲がり損ねなければ一本道で済むのでミスコースの心配はまずない。
幾つかあるPC14のオブジェクトの内JR長野原駅入場券を証跡としようと一路長野原駅へと向かう。
こうなったら残り150㎞ほどはキューシートを読みながら地道に進むしかないけれど
幸いなことに次のPCまでは交差点を一つ曲がれば良いだけだし、その次のPCまでも途中一か所大きな交差点を曲がり損ねなければ一本道で済むのでミスコースの心配はまずない。
幾つかあるPC14のオブジェクトの内JR長野原駅入場券を証跡としようと一路長野原駅へと向かう。
PC14:長野原(431.3km)14:10着
到着して入場券を購入したら丁度上り(高崎)方面行きの電車が入線してきたのでホームまで移動して電車をバックに一枚。
この画像を添付してPCタイムスタンプのツィートを流したら一部フォロワーさんから”GPS死亡でDNFしたので長野原から輪行エスケープ?”と勘違いされてしまう。
確かにこの書き方&画像では”のんびり(輪行で)帰ります。”とつぶやいているように見えるw
いやはやお騒がせいたしました。
この画像を添付してPCタイムスタンプのツィートを流したら一部フォロワーさんから”GPS死亡でDNFしたので長野原から輪行エスケープ?”と勘違いされてしまう。
草津から大津に向かう途中、GPSが脱落して後続の車に轢かれるという痛ましい事故。CSを見ながらのんびり帰ります( ̄▽ ̄;)
※CS=キューシート
確かにこの書き方&画像では”のんびり(輪行で)帰ります。”とつぶやいているように見えるw
いやはやお騒がせいたしました。
うだるような暑さの上野原駅前を後にし、次のPCがある榛名山へと移動。 R145吾妻バイパスを東進。 八ツ場ダム建設に伴い旧道はすでに通れなくなっていて道幅は広くコーナーは少ないもののトンネルの多いあんまり面白味のない道になってしまったのが残念。 PC14と15の間に唯一ある曲がり角である郷原交差点を右折し、榛名山(榛名湖)へ向かう一本道をひたすら登る。 南中時刻は過ぎているのでやや日が傾いてはいるもののそこそこ道幅が広いので日差しを遮るものが少ない。 じりじりと焼かれるようにして坂道を登っていくとそれまでひたすら何もなかった山道にぽつんと自販機が。
郷原から5㎞ほど登ったところにあった自販機
非常にありがたい。 自販機は坂を登ってほぼフラットになったところにあったので、予習不足のため”この先は下りか♪”とぬか喜びしたらさらにじわじわ登る坂道が延々続くのであった。しかもその先にはそれまでなかった登坂車線もしっかりあったし(^^; この自販機に到達するまではやたらと暑かった空気がこの自販機周辺を境に一気に冷えて肌寒いくらいに。 空にはまだ雲の気配は感じられなかったものの嫌な予感がして仕方なかった。 後方から追い越して行ったイキった車のエキゾーストノートが前方の林の向こうから聞こえてくると音源の位置やエンジンの回転数からまだまだ上り坂が続くことがうかがえてなかなかメンタルにきつい。 それでも道端に『榛名湖』の名を冠した施設の入り口が見えたりしてようやく登りが終わりに近づいてきた。 短いダウンヒルを味わえば、目の前に榛名湖の姿が広がる。
榛名湖越しの榛名山
午前中はここでトライアスロン大会が開催されていてKingiさんが参加していたそうである。 道は榛名湖南岸を1/4周ほど回って渋川方面へ。
ヤセオネ峠へ向かう直登。
坂道を登り切ったところが当然ヤセオネ峠だと思い、証跡となるヤセオネ峠バス停を探してみたけれど、そのバス停の名前はヤセオネ峠ではなかった。 一瞬うろたえてしまったがよく見るとそのバス停の次がヤセオネ峠バス停と書かれている。 気を取り直して先へ進み、PC15のフォトコントロールオブジェクトを発見
PC15:ヤセオネ峠(462.9km)16:56着
ヤセオネのオブジェクトを過ぎると渋川市街地に向けて一気に駆け下る気分の良いダウンヒルの始まり。 心で快哉を叫びながら下って行くとポツリポツリと雨粒が。 ”やっぱり急に気温が下がったしにわか雨来ちゃうかなあ。。。”なんてなことを思った矢先にバケツをひっくり返したような土砂降り。 ”どこかで雨宿りしなきゃ!”とか思いつつ、屋根のあるバス停や軒先の大きな商店を見かけるたびに停まろうとするもののブレーキがまともに効かずに通り過ぎてしまう。 結局どうにか停止出来たころにはほぼ雨が上がってしまっていた。 リムに付着した水分を拭き取ろうと思って近くにあったコンビニに立ち寄り、ポケットティッシュを購入して自転車に戻ってみたら前輪パンクしていやがるし。 チューブ交換ついでにリムを丁寧に拭き取りリスタート。 渋川駅付近が底になって再び軽い登り返しの始まり。
榛名山方面を見ると鮮やかな夕日。
雲の雰囲気が若干不安。 空模様に若干の不安を覚えながら進んで行ったら案の定雨粒がパラパラと落ちて来た。 天を仰ぎ雲の色の濃さを見ながらこの調子ならどうにかこうにかR405と同様にちょっと降られる程度で行けるのではないかと楽観的に考え先に進んだら心構えを整える間もなくあっという間に先ほど榛名山から渋川市街地へと抜ける際に食らったのと同じような勢いの大雨になった。
時折前方視界が数十メートルほどになってしまうようなどしゃ降りで、あまりにも急に本降りになってしまったので退避場所が見つからず、すぐそばにあったゲームセンターの幅50cmほどの軒下に緊急避難。 すぐに上がるだろうとタカを括っていたものの一向に止む気配のない雨。 店内を確認してみたらゲームセンターと言うよりオートスナックにゲームコーナーが併設されているようなところで結構スペースもあったので自転車ごと店内に移動し、自販機で缶コーヒーを購入してまったり。 そんな感じで雨脚が弱まるのを待ってのんびりしていたら、無人だと思われた店内にいつの間にかオーナーさんらしき人が入って来てクレーンゲームの調整を始めた。 一通り調整作業が終わってこちらに近寄って来たのでしばし雑談。 ”こんな雨じゃ危ないからね、ごゆっくり。”群馬特有の訛りを交えた話し方でにこやかにそう語って去って行った。 ありがとうございます。 雨宿り中にツィートしていたらフォロワーさんに教えていただきましたがその筋(?)にはなかなか有名なお店だったようです ⇒オレンジ353
店内には懐かしいレトロな自販機が何台も。 ネタ的にそばくらい食べておけば良かったw 都合90分ほど待機して雨脚が弱まって来たし、進行方向の空を見ると雲が切れ切れになり始めていたのでリスタート。 前後にフェンダーを装着しておいて良かった。 雨に降られない600なんてほとんどありえないし。 しばらく進んでちょっとした登り坂を越えるためにシフトダウン。 下り坂に差し掛かったところでシフトアップしようとしたところで右のSTIが空振り”???” 慌てて近くにあった道の駅グリーンフラワー牧場に退避して明かりのあるバンガロー風建物の軒先へ。 シフトワイヤーを確認してみたもののしっかりと張っているしブラケット部分を確認してみても何が原因かわからない。 結局RDはロー固定で走るしかない状況だけれど、この先粕尾峠越えがあることを考えればトップ固定よりはなんぼかマシと考えて以後の行程を続行。 平地や下りではなかなか速度が稼げないものの、基本登り基調なのでどうにかこうにかペースを維持。 ”23時閉店までに到着できないと以後補給ポイントありませんよ。”と、AJ宇都宮スタッフのはじ~さんに教えられたPC16に隣接するデイリーヤマザキショップに到着したのは22時ちょっと前。どうにか一時間ほどは余裕で到達できた。 最終補給ポイントなので弁当を購入し、道の駅駐車場の隅にある東屋へ移動、途中で証跡オブジェクトを撮影。
PC16:桐生市黒保根(521.8km)21:59着
あんまり空腹感を覚えていなかったので軽く補給して、あまりのんびりすることなくリスタート。 ところがしばらく進んだところでいきなり睡魔が。 腹八分目にしたつもりであってもやはり食後は眠くなってしまう。
進行方向右側に丁度草木ダム駐車場があったので屋根のある休憩所へ。 駐車場には一台の車が停まっていて微妙に不自然に揺れたりしていたけれど、そんなことを気にしている場合ではなく携帯のアラームをセットしてベンチにあおむけ。 約三十分後、すっきりした目覚め。車はまだいたw いよいよ最後の山場である粕尾峠-横根高原に向けてリスタート。 右折してR353から離脱し、いよいよ粕尾峠へ。 ここは反対側から登ったことがあるけれど、かなり路面が荒かった記憶がある。 しかもその時もRDのワイヤーが切れてしまってリア固定で走ったのだった。 粕尾峠ってオレのRDとは相性悪いのかね?(;^ω^) GPSが逝ってしまった状態なのでキューシートを確認しながらの走行だけれど、R353から離脱してから次のPCまでは曲がるポイントは一つだけなので見落とさないよう心に留め置きつつの走行。
紛らわしいんじゃい!w ※左折ポイントは県道58号線 勾配はきつくないものの路面が相当荒く、注意していないと段差で転倒してしまいそうになる粕尾峠の登り坂。 かつてここを下ったのだと思うと良くリム打ちパンクを食らわなかったものだと感心することしきり。 えっちらおっちら登って行って、ようやく横根高原へ向けての分岐っていうか粕尾峠ピークから更に登り(死 正面をタヌキやイタチが横切り、木立の中には無数の光る眼、時折聞こえる甲高い鹿の鳴き声。 野生の王国チックな山道の坂道を淡々と進んだ先にようやく最終通過チェックポイントの看板が視界に飛び込んできた。
PC17:横根高原(561.1km)01:58着
あとはゴールに向かうだけ。 横根からの下りはそれほど道が荒れていた訳ではないけれど、勾配がきついのでブレーキレバーを握りっ放し。 かなり握力を消耗しながらの走行で、しかもRDがロー固定なので勾配が緩くなってもほとんどクランクを回すことなく進んでいたので途中物凄い睡魔に襲われ、危うく路肩に突っ込みそうになった。 幸いにしてすぐ目の前に自販機があったので冷たいドリンクで休憩し、覚醒。 いやはや危ないところだった。 途中、キューシートに記載があるものの現在は撤去(?)されていて見当たらないランドマークを探して2、30分ほど時間をロスしたもののどうにかこうにかコースを見つけ、丸二日以上経過してジャパンカップロードレースコースへ。 ゴールまでの残距離表示を見ながら進み、無事ゴール地点へ。
PC18(ゴール):宇都宮市森林公園 8月1日4:25、所要52時間25分
目標は50時間切りだったので二時間半ほど押してしまったけれど、雨宿りの90分、ミスコースでの2、30分とRD不調によるペースダウンを考えたらまあ概ね順当な目標と実績であったと思う。 証跡の撮影と主催者へのメール送信を済ませ、一路宇都宮駅前の健康ランド『南大門』へ向かう。 元々の予定ではスタート前の仮眠も取るつもりでいた施設。
ぼちぼち払暁。
まず宇都宮駅のコインロッカーに預けた着替え類を回収し、南大門に移動。 のんびり汗を流し、軽く朝食を摂って仮眠。 有給休暇は取得してあったものの夕方までに会社に顔出しをしなければならないのであまりのんびりし過ぎる訳にもいかず昼近くなって帰り支度を始めて宇都宮駅へ移動。
駅前の餃子店で早めの昼食の後新幹線を利用して帰宅。
そんなこんなで三年前の忘れ物をようやく拾い集めて帰って来ることができました。 TwitterやFaceBookで応援、激励、ご心配のコメントを頂いた皆様、本当にありがとうございました。 コース設定、運営をしてくださっているAJ宇都宮関係者の皆様にも深く感謝。
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