【雨の代わりに】BRM1022あおば600天城越え 参加記録詳細-2【向かい風】
2016.10.28 Fri 20:46 -edit-
※この日に吹いた結構きつい風のことを
何故か『関東地方の木枯らし一号』と思い込んでいました。
関連エントリ:BRM1022あおば600天城越え 参加記録概要
走行時ツィートまとめ:BRM1022あおば600天城越え
BRM1022あおば600天城越え 参加記録詳細-1より続く
風とりをリスタートしたところでそこそこ肌寒さを感じた。店内の他の客の中にはニットキャップを被りマフラーを巻いている者がいたくらいである、普通の人は肌寒く感じているのだろう。
とはいえかく言う自分も食事を終えて店外に出た時には少々(?)肌寒さを感じたりしたのだけれど、まあこの先も登りが続くからすぐ温まるだろう。といった感じであまり気にせず。
実際、走っていてもっとも低い温度の表示が確か南牧村辺りで8℃だったと記憶しているが、そこが最低で野辺山に近づくにつれ気温が上がり、野辺山手前の坂の下で12℃だったはず。この状態なら野辺山のピークでも7、8℃を下回ることは無さそうだと判断して防寒装備を引っ張り出すことなく坂道に挑み始めた。えっちらおっちら登って行き、辿り着いた先の野辺山での気温表示は10℃。これなら下った先の韮崎側は15℃くらいはあるだろうしこの先も防寒装備の出番は無さそうだ。

野辺山で10℃
鉄道最高地点標示で記念撮影の後、そういえば今まで一度も自転車と一緒のフレームに納めたことがないことに気が付いてモー君(牛だるま)とも一枚。

私的フォトコントロール-5:JR鉄道最高地点標示 / モー君
そしてここからがいよいよ今回のコース最大のご褒美区間。えっちらおっちら登り続けて溜めに溜めた位置エネルギーを解放するカタルシスを味わうべく南に向かう。ハンドルバーに二つと前輪ハブに取り付けた前照灯及びヘルメットに装着したヘッドライトを全て点灯して準備を整えいざダウンヒル。心の中で、時には声に出して快哉を叫びつつの至福の時を満喫して甲府盆地北西辺縁に突入。実に気分が良い。
北杜市から韮崎を抜け甲府市へ。途中SR600Fujiのコースと混同して軽くミスコースをかましたりしながらも甲府市北側を東に進む。かなり昔のことになるけれど毎年所属部門の有志を中心に集まって泊まりがけの懇親会を開催した湯村温泉入り口標識を懐かしい思いで眺めつつ通り過ぎ、先日自分の足で走った雁坂みちを通って石和健康ランド前をちょっと通り過ぎればPC4

PC4(298.9km)ファミリーマート石和町松本店10/22/21:27着
(Close 10/23/02:00)
ここでもやっぱりけーこ隊長とスライド。これから石和健康ランドで大休止との事。隊長を見送ってから店の軒先に設置されているガーデンテーブル/チェアでコーヒーをすすって小休止。テーブルの上には袋に入った未開封のサンドイッチ他が放置されていたけれど、あれは一体なんだったのか?リスタート準備をしていたらAJたまがわジャージを着た参加者に声を掛けられた。
”野辺山からその格好ですか?”
”そうですよ。”
”寒く無かったですか?”
”野辺山ピークで10℃もあったからねえ、登りなんか結構汗かいたし。”
”僕も登りは暑かったくらいですけれど下りでウィンドブレーカー着ちゃいました。”
”降りて来たら15℃くらいあったでしょ?”
”確かに。”
それほど寒さを感じなかったのはもとより、そもそもウィンドブレーカーのばたつく音であの『至福のダウンヒル堪能時間』を邪魔されたくなかったのよw
その彼も石和で大休止するようだったので、この先90kmにある駿河健康ランドで大休止の予定だったわたしは単独でリスタート。時刻は少々早めだったもののこの先のコースを考えて夜食的補給を。コース上の曲がり角右側だけれど信号タイミングがちょうど良かったのでその場にあったリンガーハットに立ち寄り長崎ちゃんぽんを注文。野菜価格が高騰している折、国産野菜をふんだんに使用していて麺二倍増量でもお値段変わらずなのは非常にありがたい。

長崎ちゃんぽん(麺二倍)
量的にやや食べ過ぎなきらいはあったが、この先しばらく続く平坦区間でそれなりに頑張って回していけば富士川沿いのアップダウンが始まる前にはある程度こなれてくれるだろうという読みもあった。思いつくまま考えなしに食いまくっている訳では決してない(つもり)なのである。←ドヤ顔しつつ。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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何故か『関東地方の木枯らし一号』と思い込んでいました。
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走行時ツィートまとめ:BRM1022あおば600天城越え
BRM1022あおば600天城越え 参加記録詳細-1より続く
風とりをリスタートしたところでそこそこ肌寒さを感じた。店内の他の客の中にはニットキャップを被りマフラーを巻いている者がいたくらいである、普通の人は肌寒く感じているのだろう。
とはいえかく言う自分も食事を終えて店外に出た時には少々(?)肌寒さを感じたりしたのだけれど、まあこの先も登りが続くからすぐ温まるだろう。といった感じであまり気にせず。
実際、走っていてもっとも低い温度の表示が確か南牧村辺りで8℃だったと記憶しているが、そこが最低で野辺山に近づくにつれ気温が上がり、野辺山手前の坂の下で12℃だったはず。この状態なら野辺山のピークでも7、8℃を下回ることは無さそうだと判断して防寒装備を引っ張り出すことなく坂道に挑み始めた。えっちらおっちら登って行き、辿り着いた先の野辺山での気温表示は10℃。これなら下った先の韮崎側は15℃くらいはあるだろうしこの先も防寒装備の出番は無さそうだ。

野辺山で10℃
鉄道最高地点標示で記念撮影の後、そういえば今まで一度も自転車と一緒のフレームに納めたことがないことに気が付いてモー君(牛だるま)とも一枚。


私的フォトコントロール-5:JR鉄道最高地点標示 / モー君
そしてここからがいよいよ今回のコース最大のご褒美区間。えっちらおっちら登り続けて溜めに溜めた位置エネルギーを解放するカタルシスを味わうべく南に向かう。ハンドルバーに二つと前輪ハブに取り付けた前照灯及びヘルメットに装着したヘッドライトを全て点灯して準備を整えいざダウンヒル。心の中で、時には声に出して快哉を叫びつつの至福の時を満喫して甲府盆地北西辺縁に突入。実に気分が良い。
北杜市から韮崎を抜け甲府市へ。途中SR600Fujiのコースと混同して軽くミスコースをかましたりしながらも甲府市北側を東に進む。かなり昔のことになるけれど毎年所属部門の有志を中心に集まって泊まりがけの懇親会を開催した湯村温泉入り口標識を懐かしい思いで眺めつつ通り過ぎ、先日自分の足で走った雁坂みちを通って石和健康ランド前をちょっと通り過ぎればPC4

PC4(298.9km)ファミリーマート石和町松本店10/22/21:27着
(Close 10/23/02:00)
ここでもやっぱりけーこ隊長とスライド。これから石和健康ランドで大休止との事。隊長を見送ってから店の軒先に設置されているガーデンテーブル/チェアでコーヒーをすすって小休止。テーブルの上には袋に入った未開封のサンドイッチ他が放置されていたけれど、あれは一体なんだったのか?リスタート準備をしていたらAJたまがわジャージを着た参加者に声を掛けられた。
”野辺山からその格好ですか?”
”そうですよ。”
”寒く無かったですか?”
”野辺山ピークで10℃もあったからねえ、登りなんか結構汗かいたし。”
”僕も登りは暑かったくらいですけれど下りでウィンドブレーカー着ちゃいました。”
”降りて来たら15℃くらいあったでしょ?”
”確かに。”
それほど寒さを感じなかったのはもとより、そもそもウィンドブレーカーのばたつく音であの『至福のダウンヒル堪能時間』を邪魔されたくなかったのよw
その彼も石和で大休止するようだったので、この先90kmにある駿河健康ランドで大休止の予定だったわたしは単独でリスタート。時刻は少々早めだったもののこの先のコースを考えて夜食的補給を。コース上の曲がり角右側だけれど信号タイミングがちょうど良かったのでその場にあったリンガーハットに立ち寄り長崎ちゃんぽんを注文。野菜価格が高騰している折、国産野菜をふんだんに使用していて麺二倍増量でもお値段変わらずなのは非常にありがたい。

長崎ちゃんぽん(麺二倍)
量的にやや食べ過ぎなきらいはあったが、この先しばらく続く平坦区間でそれなりに頑張って回していけば富士川沿いのアップダウンが始まる前にはある程度こなれてくれるだろうという読みもあった。思いつくまま考えなしに食いまくっている訳では決してない(つもり)なのである。←ドヤ顔しつつ。
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実際今回も例に漏れずやや向かい風なコンディションなのであった。

JR身延線身延駅
時折車が通り過ぎる以外ひっそりと静まり返った道を淡々と進むと真っ暗な中にほのかに浮かび上がる甲信地方の道のオアシスハッピードリンクショップ(笑)

ボトルのドリンク補充&ホット缶コーヒーでひと息
緩いアップダウンが何度も続き、何もなかった沿道に少々建物が増えた辺りが内船駅で、この駅前の小林やきそば店はいつか訪れたいと願っているもののブルべ中では営業時間内に訪れることが叶わずにいる。いずれプライベートライドでここだけを目標に走ろうか。
内船駅前を過ぎるとそれまでよりも若干勾配が厳しく感じられるようになるアップダウンの連続。個人的にはここから先、R52に合流する逢坂までの区間が非常に苦手でどちらかといえばはっきりと嫌いな部類に入る。大休止の仮眠明けのさわやかな気分でこの区間を走りたくないというのが石和で休憩せずに興津に向かっている大きな理由の一つ。勿論休憩後の残距離やコースの厳しさとの兼ね合いも考慮した上での事ではある。

この区間で最も勾配が心にきついと感じるパート、R469の山梨-静岡県境
内房橋から富士川を離れ、稲瀬川沿いを遡行。
川沿いにいくつか集落があり、民家が徐々に途切れ始めるとじわじわ勾配がきつくなってくる。初めて走ったのは認定外の完走となったA埼玉清水班主催のアタック三保だった。そしていったいぜんたいなぜなのか自分でも理由が良くわからないけれど全コースを通じてこの区間が一番嫌い。
民家の途絶えた山あいの道をえっちらおっちら進み、新東名の高架が見えてくるとすぐR52へと合流し、さらにしばらく進んで逢坂バス停を過ぎたら今度は長いダウンヒル。嫌い嫌いと言ってはいるものの、道もそれほど荒れておらず、きついコーナーも少なく、街灯がそこそこ多いのでペースを上げやすいこの部分は大好き。
気分よくダウンヒルを堪能し、多少の登り返しを過ぎたところで道は駿河湾に突き当たる。突き当たりの角がPC5。

PC5(390.8km)ローソン清水興津中町店10/23/02:13着
(Close 10/23/08:04)
周囲に反射ベストの姿は見受けられず、結局石和をリスタートしてから一度も参加者と遭遇することなく90kmのソロクルーズをしてきたことになる。
一昨年同様目と鼻の先にある駿河健康ランドで大休止。PCクローズまでのマージンは約6時間あり、一昨年の走行実績からここで一時間ほど借金を背負っても次のPCまでには十分リカバーできて間に合うことが判っていたので気分が非常に軽い。あいにく先日のSR600 Nihon Alps 挑戦(敗退)の際に『誕生月の無料入館サービス』は活用してしまったので一般料金での入館となる。

駿河健康ランド
正面玄関前のバイクラックには一台、先客の自転車があったもののほかには見当たらず。入館してみたら受付前におそらくその自転車の持ち主が。とはいえ館内でも預かってくれるし駐車場の方に停めているかもしれないので先客が一人とは限らない。
フロントで手続きをしようとしたら”3時になると深夜料金が別途かかってしまいますけれど良いですか?3時過ぎてからの入館なら追加料金不要ですが。”と言われた。ロビーで30分待機しておけば千数百円お得になるわけではあるが、まずは一刻も早く風呂に入ってさっぱりしたいところなので追加料金を支払うことにしてそのまま入館。
時間に余裕があるのでマッサージでも受けようかと思ったがマッサージの最終受付は入館時刻と同時の2:30分で5分ほど過ぎてしまった状態。ダメ元で受付で聞いてみたらやっぱり駄目だった。惜しい。仕方がないのでのんびり湯に浸かって温まったところで自分で脚を圧迫マッサージしたりストレッチして伸ばしたり。
いくつかある浴槽を巡ってしばしのんびりしてから仮眠室に移動し、振動機能付き腕時計をPCクローズ時刻の8時にセットしてアイマスク&耳栓を装着して布団に横たわった。目覚めてから準備を整えたりすれば30分ほどビハインドの状態でのリスタートになるがあとから考えたら仮眠室の利用時刻は8時までだったので目覚ましセットは不要だったはず。結局6時頃には目が覚めてしまったのでいずれにしても目覚ましのセットは不要となったのではあるけれど。
8時まで寝ているつもりが6時に目覚めてしまったので軽くひと風呂浴びてから着替えを済ませてリスタート。

健康ランド脇の興津川河口付近にて

明るくなった東海道を富士山目指して東へ進む気持ちの良い朝
駿河健康ランドを早朝出発したなら朝食はお約束のスマル亭2号店


桜えびかき揚げ天そばとかやくごはん
窓際の席に座りさあ食べようかという時に既に今回何度も見かけて見慣れてしまったけーこ隊長が通過して行く姿が目に入った。走行計画を示し合わせた訳でもないのにこの遭遇頻度たるや(笑)
食事を済ませてリスタート。けーこ隊長からは20分ほどのビハインド。
静岡(旧清水)市から富士市を抜けて沼津市へ。



由比宿の風情ある家並みを通り抜け

コース沿い、富士川駅近くにある高橋製麺所
以前興津クラシックの参加中に立ち寄ったことがあるけれど、うどんは美味しいし店主は気さくで雰囲気が良いのでおすすめ。今回は開店時刻前だったので立ち寄れなかったのが残念。

富士川橋を渡って富士市へ
どうもリスタートしてからひたすら向かい風がきつい。沼津までは平坦で気分よく流せる区間のはずなのになかなかどうして結構な修行区間となっているのであった。帰宅してから知ったけれどどうやらこの日は
スマル亭でそばを食べた旨のツィートを流したらPIPIさんから”スマル亭も良いけど朝からやっているからチェレステカフェもおすすめ!”とのリプ。地図を確認したらコースから100mほどしか離れておらずしかも営業開始は6:30だったので迷わず立ち寄り。


チェレステカフェ外観

のベーコンフレンチトースト
甘さ控えめのフレンチトーストにベーコンを乗せ、全体にはちみつがかかっている。柔らかい甘さの中にベーコンの塩味がアクセントになっていて美味。このお店は次週AJ神奈川主催の【BRM1029神奈川300伊豆】のコース沿いになっているしちょうどいいタイミングで通過できるはずなので夕食に使わせてもらおうと心に決めた。
お店の人と軽くあれこれ雑談の後、いよいよ今回のコース名となっているメインディッシュであるところの天城峠に向けてリスタート。
BRM1022あおば600天城越え 参加記録詳細-3へ続く。
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