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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May23Tue

【紅葉三昧】紅葉ライド2016【坂道もいっぱい】 

<走行ログ>

※数値はGarmin Edge520Jのログによる。
【実施日時】2016年11月12日(土)08:13スタート
【走行距離】 290.66km
【総所要時間】 17時間51分
【平均時速(グロス値)】 (走行距離/総所要時間) 16.3km/h
【獲得標高】 4,902m(補正無)



ブルべシーズンが終わり、プライベートライド中心の時期がやってきました。来年元日には既にAJたまがわで初ブルべがあるので11月、12月の二か月間だけの短い期間ではあるけれどプロ野球でいうところの自主トレ期間みたいなもの(笑)
先週は真さんのお誘いで東京湾一周のゆるふわ(だと真さんからは聞いていたw)ライドで久し振りにグループライドを楽しめたので今週はちょっとガチ方向に振って、ちょうど紅葉も見ごろだし山のほうにソロで行ってみようと思いRWGでコースをざっと引いてみたのです。今年走れなかったところ、今まで走った経験がないところを結んでみたら約320kmで獲得標高はRWG読みで約7,000mだったので即座に却下して峠を一つ減らして各々290km、6,000m。これならまだ現実的だろうと思ってこのコースを走ることに。RWGはトンネル通過区間をそのままトンネル上の斜面を上下しているように見做して計算したりするので計画と実績では概ね2、30%程度の誤差が生じます。今回計画で約6,040m、実績が5,200(※Garmin Connectとは数値が異なる)mだったのでRWGで引いた計画に対しての実績の比率は約0.86。RWGとしては誤差が小さいほう。
ルートを組んだ際ふと思いついて同じコースをSTRAVAで引いてみたら、こちらで表示された獲得標高はなんと8,000m超でSTRAVAでの実績/計画は約0.61。RWGでもかなりアレだというのにここまで食い違ってしまうと使い物になりませんわな。


獲得標高をRWG表示の八掛け程度で見込んだとしても290kmで約5,000mあるので寄り道なしで頑張って回してもわたしの走力では16、7時間がいっぱいいっぱい。寄り道を考えたら20時間弱くらいは見込まなければならないだろうと考え、3時起床4時出発で日帰りの計画を立ててみた。20時間かかったとしても何とかその日のうちに帰着可能だし。
ところがいつものごとく前夜酒量を過ごしてしまい、あまつさえそれが日本酒だったので3時にいったん起床したもののそのまま即落ち、目覚めは三時間半ほど経過してからのことだった。しばし自問自答したのち、翌日は日曜なのだから決行してしまおうと結論付け、朝食をしたため出発準備。結局スタートしたのは予定から遅れること実に四時間。8時13分のこと。
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2016/11/12/08:13 専修寺関東別院前スタート
とにもかくにも予定走行距離290km
紅葉を愛でつつ坂道でわが身をいたぶる自虐的ライドのスタート。

まずはいつもの通り多摩川左岸をガス橋まで走り、そこから右岸へ渡って是政橋で再び左岸に復帰。普段はいわゆる国立折り返しからAJたまがわ定番コースを進むパターンになるのだけれど、今回は何となく思い付きで多摩サイをそのまま遡上することに。
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ものすごく久々に通過する貝殻坂橋
日差しが柔らかくて暖かく、風も穏やかだったので人出を心配したものの、特に接触回避に気を遣わなければならないようなこともなく、普通に走っていれば問題ないレベル。

睦橋から一般道に復帰し、まっすぐ進めば突き当りが武蔵五日市駅。
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JR武蔵五日市駅

朝食は食べたもののここまで50km以上走ってきたので小腹がすいた。
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神戸屋でパンとコーヒーを購入、表のベンチで日向ぼっこしつつ。
落ち着いたところでまずは檜原村を指してリスタート。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。
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新矢柄橋
個人的にはこの橋を見ると奥多摩に来たという気分になれる。

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新矢柄橋からの眺め

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檜原村車茶屋
払沢の滝や風張林道、神戸岩方面に行く際にはちとせ屋豆腐店が外せないけれど、檜原村といえばここでこんにゃくとゆで卵をいただくのがわたしの鉄板的定番。ところがゆで卵は”これから茹でるとこなんだよ。”Byおばあちゃんだったので残念ながら無し。

こんにゃくを食してリスタート。村役場前を通過し、橘橋交差点を左折して奥多摩周遊道路に向かう。
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橘橋から

途中目についた看板があったのでちょっと寄り道。
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『徒歩五分』なら…と、つい(笑)

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雨上がりで足元が非常に怪しい
ところが、クリート付きサイクルシューズでおっかなびっくり降りた先にはそれらしい滝が全く見当たらない。岸辺をしばらく上流なり下流なりに進まなければならんのか?さすがにこれ以上進むのは厳しいと諦め撤退。

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落ち着いた雰囲気を味わっただけで我慢

途中、法面に密生していた苔に水滴が無数に付いているのを見て持参したカメラの機能を思い出し、距離1センチの超マクロ撮影をしてみたり。
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苔に付着した水滴

しばらく進んだらもうお昼時。
古民家な造りのそば店【かんづくり】に立ち寄り。外観も店内も落ち着いた雰囲気が好きだけれどなかなか寄る機会がない。

<そば店 かんづくり>
それにしてもレンズに水滴がついていたのに気づかなくて残念な画像ばかり(^^;
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大ざるそば


そばで腹を満たしてリスタート。
数馬地区に入って右手に九頭竜神社が目に入ればそこを過ぎてすぐ橋を渡ったところに九頭竜滝。数ある奥多摩の滝の中でも一、二を争うくらいわたしはこの滝の形と雰囲気が好きだったりする。

<九頭竜滝>
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時期によっては滝の上部にしめ縄が渡されていたりする


九頭竜滝を過ぎて再び坂道をえっちらおっちら。
ようやく旧奥多摩有料道路起点に到着。

<奥多摩周遊道路>
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夢の滝
かつてこの道路が有料だった頃に料金所があった場所のすぐ上にある。奥多摩で道路から直接眺められる滝はここだけ。

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紅葉の木漏れ日

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都民の森でけんちん汁をいただく

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風張峠(都内道路最高地点)

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月夜見第一駐車場から奥多摩湖の眺め
まさか自分の影が映りこんでしまっていたとは。。。気付かなかった。orz


奥多摩湖の眺めを堪能した後、一気にダウンヒルを駆け下ってカタルシスを味わうが、道は再び小菅村に向けて登ってゆく。
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小菅村突入

村に入ってしばらく進み、次第に民家が現れ始めたところで一軒のまんじゅう店があったので立ち寄って補給
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チャーちゃんまんじゅう
窓から声をかけると愛想のいいおばあちゃんがニコニコと”今出来立てで暖かいのはあんこの入ったヨモギのだよ(^^”ということでヨモギのまんじゅうをいただいた。温かくてヨモギの風味が美味。

ご馳走様と店内にひと声かけてリスタート。
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紅葉橋にて

小菅村役場前を通過し、丹波山に向かう。小菅村と丹波山村を結ぶ峠。丹波山側にローラー滑り台があることで通称『ローラー滑り台坂』と呼ばれる。小菅側からの登りは随所に15%前後の勾配があってえげつなかった。
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今川峠
因みに今回のコースでのえげつなさ具合は『今川峠>上日川峠>風張峠(都民の森まで)>柳沢峠=道坂峠』な感じ

今川峠からのダウンヒルを堪能したら今度は柳沢峠に向けた長い長い登り坂。勾配自体はそれほどきつくもないけれどとにかく延々登りが続く。

<柳沢峠>
川沿いの道を水音を聞きながらひたすら淡々とペダルを踏んでクランクを回す。標高が高いところは紅葉のピークをちょっとすぎてしまった感じ。
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登っている途中、ウエット部分の先でそう時間が経過したようにも見えない自転車のタイヤ痕が目についた。
跡の付き具合からせいぜい30分以内の通過っぽいななんてことを思いつつ進んでいたら前方の自販機前で補給ストップしている一人のサイクリスト。追い越しざま”お疲れ様です♪”と、声をかけたけれど、その自転車にはSR600のフレームタグが装着されていた。もうすぐ17時になろうという冬場の柳沢峠を指して走るもの好きが二人もいて、しかもその二人ともがランドヌールだったというまるで笑い話。
しかもこの件に関して呟いたら共通の知人が判明したという、世間の狭さを浮き彫りにするような事実。
どこで誰が見ているか、その人が誰とどう繋がっているのかわかりません。マナー的なものを含め、悪いことはできませんよってことです。まさに『天網恢恢疎にして漏らさず』(^^;

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わらび餅、営業終了しておりました(ノД`)・゜・。

わらび餅にありつけなかったので湧水で腹を満たし、失意のリスタート。すぐに柳沢峠に到着。
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残照に浮かび上がる富士山のシルエットを期待していたのですが生憎雲が邪魔して全く見られず。

少し離れた公衆トイレまで歩いて行って戻ってきたら、先ほどパスしたランドヌール氏が東屋で休憩中。
軽く会話を交わしたのち、わたしが先行してリスタート。寒さでやられてしまっていてお名前をうかがうことすら忘れていたものの、先述の通り共通の知人が判明したので無問題。


柳沢峠からの長いダウンヒルののち、大菩薩峠方面に向けて方向転換。ここは初めて通る道…と、思ったものの何かデジャヴ的なものを感じる。よくよく周囲を見回してみたら裂石山雲峰寺という表示が。
”ここは三年前の甲州フルーツマラソンで走った道だ!”と、ようやく思い出した。あの時は雨に降られてひどい目にあった記憶しか既にないのでコースプロファイルは全く頭になかったが、改めて自転車で登ってみて、よくこんな坂をランで登る気になったもんだと我ながらあきれるやら感心するやら。
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峠までの200m刻みの距離表示がうれしい

峠に到着したらロッジ長兵衛の店先にまだ飲食メニューが掲出してある。もし何か食べられるなら補給でも…と、考え中に入ってみたが店主曰く忙しかったのでメニューを引っ込めるのを忘れていて泊り客対応以外の営業は終了してしまっているとのこと。
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上日川峠 / ロッジ長兵衛
飲み物類なら大丈夫ということだったのでノンアルビールを一本いただき、軽く雑談ののちリスタート。

15kmほどにもなる長いダウンヒルを走行中、さすがに手指先の感覚がなくなるほど冷えてしまってブレーキ操作が危なっかしいのでオーバーグローブを装着。久し振りに防寒装備が役立った。
R20に合流し、笹子トンネル手前の道の駅甲斐大和で軽く休憩。パンの自販機がありがたかった。
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メロンパンと缶コーヒーで一服

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新笹子トンネル
内部は非常に暖かくて抜けるときにはかなりの覚悟が必要だった。

笹子トンネルからの緩い下りを快調に進み、途中で裏道を使って都留市中心部を抜けて道坂峠へと向かう。
が、このルートはいままで使ったことがあるわけでもなんでもなく、単に地図上であれこれつなぎ合わせただけの抜け道だったので、まずR20から離脱する県道の間口が2mあるかないかの路地みたいなところで100mほど進むと二車線の立派な道路になってみたり、田んぼの中のダートのあぜ道を抜けるようになっていたり、なかなかエキサイティングなルートなのであった。
ミスコースしたらミスしたなりに先でリカバーを図れば良さそうなものだが生憎とGPSが不調になり、地図をまったく表示せずに設定したルートだけを画面上に表示するようになってしまっていたので始末に負えない。それでもどうにかこうにか道坂峠への道になんとか辿り着き、峠手前のイートインがあるローソンで小休止&補給。因みにこのお店の店員さんが可愛かったのは余談(笑)
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今回あんまり大したものを食べていない。。。

補給を済ませてリスタート。長い登り坂を淡々と進んで行く。
後から考えてみたら、このローソンから先は道志みちの大渡の水汲み場で停まったほかは撮影以外ノンストップだった。
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道坂トンネルを抜けたら道志村
ここを下ったらあとは下り基調の道志みちと多少アップダウンがある尾根幹を残すだけなので先が見えてきた。

快調に道志みちに向けたダウンヒルを飛ばしていた時の事、右側からいきなりタヌキが飛び出してきて目の前を横切って、こちらは減速が間に合わずに後肢付近に前輪がぶつかってあわや転倒といった事態。
タヌキは”ギャン!!”というような悲鳴を上げ、わたしは”うわ!うわ!うわああああ!!”と情けない声を上げ、深夜の森の静寂をいっとき破ったのであった。ふらつきながらもどうにか転倒せずに持ち直し、後方を確認したらタヌキはすでに森の中に消えていた。その後は野生動物を見かけることもなく無事道志みちに合流し、途中大渡の水汲み場でボトルに給水してからはひたすら撮影以外ノンストップ。
前方からも後方からも爆音を轟かせながら走り屋が行き来するのでなかなか怖い思いを味わったが、青山の7-11でUターンしているのでそこから先は静かにのんびり。
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深夜の道志みちには走り屋が多くて非常に怖い。

突き当りの青山交差点を右折して、串川橋、宮原で左折して相模原方面に抜けるブルべでおなじみのコースを使って尾根幹に入り、矢野口から多摩沿線道路。そこから先は往路の逆をひたすら進む。
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尾根幹稲城一中交差点から
ここからの夜景の雰囲気が結構好き。

おおむね30KPH前後で快調に巡航し、自宅近所のスーパーでビールを買い込んでStart / Goal地点に帰着。
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専修寺関東別院前帰着@16/11/13/02:00頃
ほぼ290km、18時間の自転車旅は途中タヌキとの接触事故という不幸な出来事があったもののどうにか無事終了。
久しぶりに坂道をいっぱい走ってしまってやや食傷気味だったりする。
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