【三年振り】(完結)第7回 小江戸大江戸200k 完走記録-4【二度目の完走です】
2017.03.17 Fri 06:46 -edit-
関連エントリ
・第七回 小江戸大江戸200k完走結果概要
第7回 小江戸大江戸200k 完走記録-3 より続く
<コース図>
両国橋を渡り、国技館前、陸軍被服工廠跡地である横網町公園脇を抜け蔵前橋通りを東へ。大横川を越えてしばらく進んだところで左折し真っ直ぐ東京スカイツリーを指して進む。

キレイに晴れ上がった空をバックにスカイツリー
突き当たりを右に折れたらおしなりAS到着。

おしなりAS(156.8km)着@03/05/9:30(三年前は10:10)
三年前と比較すると40分ほど早い。三年前のおしなりエイドは300mほど手前だったけれどそれはまあ誤差の範囲だろう。おにぎり、スープ等を頂いてしばしまったり。残距離、残時間をざっくり暗算して完走が困難ではないものの安心安泰というわけではないことを再認識してあまりのんびりしすぎない内にリスタート。
が、この辺りから左膝に違和感を覚えるようになってきたので大事を取って次の撮影ポイントである浅草寺まではゆっくり歩くことに。今まで筋肉痛が生じたことはあっても関節痛を感じたことがないので若干不安を覚えつつ。

フォトコントロール-4 浅草寺本堂
浅草寺本堂前通過は10時前後。内外の観光客でごった返していたためもちろん走れず。人込みを縫うようにして進む。国際通りまで出たらさすがに歩行者も少なくなって来たのでボチボチ走れるかな?といった感じだったもののどうにも左膝がよろしくないので半ば以上歩いて進み、再び蔵前橋通りに復帰したところで大江戸コース最終フォトコントロールである鳥越神社前へ。ショートカット防止のためのチェックではあるけれど、ここからゴールまでの距離が丁度フルマラソン一本分となるキリの良い場所でもある。

フォトコントロール-5 鳥越神社標石
この先かなり暑くなりそうだったのでここでそれまで着ていたウィンドブレーカを脱ぎ、ついでにりんちゃんからいただいた差し入れのパンをmgmg。

春らしい彩りのパン、美味しゅうございました
再び夏用長袖コンプレッションインナーとAJたまがわ半袖ジャージといういでたちになって鳥越神社前をリスタートしたものの、それまで違和感だけだった左膝が明確に痛みを発するようになってしまい、走るに走れないのでひたすら徒歩で前に進む。膝を曲げる際の角度や膝の向き等、最も痛みの少ないポイントを探りつつ。
痛みのお蔭で心にもゆとりがなくなり、この先赤羽まで沿道の画像がまったくない。
途中本郷で守谷さん、よしみちゃんとスライドした時に空元気を絞り出してみたら案外すんなり走れるようになったのでそのまま進む。何事も気の持ちようということかね。
挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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・第七回 小江戸大江戸200k完走結果概要
第7回 小江戸大江戸200k 完走記録-3 より続く
<コース図>
両国橋を渡り、国技館前、陸軍被服工廠跡地である横網町公園脇を抜け蔵前橋通りを東へ。大横川を越えてしばらく進んだところで左折し真っ直ぐ東京スカイツリーを指して進む。

キレイに晴れ上がった空をバックにスカイツリー
突き当たりを右に折れたらおしなりAS到着。


おしなりAS(156.8km)着@03/05/9:30(三年前は10:10)
三年前と比較すると40分ほど早い。三年前のおしなりエイドは300mほど手前だったけれどそれはまあ誤差の範囲だろう。おにぎり、スープ等を頂いてしばしまったり。残距離、残時間をざっくり暗算して完走が困難ではないものの安心安泰というわけではないことを再認識してあまりのんびりしすぎない内にリスタート。
が、この辺りから左膝に違和感を覚えるようになってきたので大事を取って次の撮影ポイントである浅草寺まではゆっくり歩くことに。今まで筋肉痛が生じたことはあっても関節痛を感じたことがないので若干不安を覚えつつ。

フォトコントロール-4 浅草寺本堂
浅草寺本堂前通過は10時前後。内外の観光客でごった返していたためもちろん走れず。人込みを縫うようにして進む。国際通りまで出たらさすがに歩行者も少なくなって来たのでボチボチ走れるかな?といった感じだったもののどうにも左膝がよろしくないので半ば以上歩いて進み、再び蔵前橋通りに復帰したところで大江戸コース最終フォトコントロールである鳥越神社前へ。ショートカット防止のためのチェックではあるけれど、ここからゴールまでの距離が丁度フルマラソン一本分となるキリの良い場所でもある。

フォトコントロール-5 鳥越神社標石
この先かなり暑くなりそうだったのでここでそれまで着ていたウィンドブレーカを脱ぎ、ついでにりんちゃんからいただいた差し入れのパンをmgmg。

春らしい彩りのパン、美味しゅうございました
再び夏用長袖コンプレッションインナーとAJたまがわ半袖ジャージといういでたちになって鳥越神社前をリスタートしたものの、それまで違和感だけだった左膝が明確に痛みを発するようになってしまい、走るに走れないのでひたすら徒歩で前に進む。膝を曲げる際の角度や膝の向き等、最も痛みの少ないポイントを探りつつ。
痛みのお蔭で心にもゆとりがなくなり、この先赤羽まで沿道の画像がまったくない。
途中本郷で守谷さん、よしみちゃんとスライドした時に空元気を絞り出してみたら案外すんなり走れるようになったのでそのまま進む。何事も気の持ちようということかね。
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王子から赤羽に抜ける道は三年前田村さんと励まし合いながら通った道だったけれど今回は単独。twitterでこーへー君が彩湖方面からコースを逆走して来るので赤羽辺りで合流できるかも!というリプをくれていたので彼の動向をチェックしてみたけれどまだ行き会うにはタイミングが早いようだ。
赤羽駅前をかすめて歩行者通行禁止の赤羽台トンネルへ。

大江戸コースに二箇所ある階段の内の一つ
※もう一つは高島平で荒川土手を越えるところ
うんざりしつつ階段を昇る。左膝の微妙な痛みは継続中ながら歩けなくなるほどでもない。
埼京線/新幹線の高架脇の道を走ったり歩いたり、数人の参加者に追い越されたような記憶がある。
浮間公園前を通過して新河岸川を渡って少し進めば高島平AS。

高島平AS(178.4km)@03/05/14:20着

フルーツポンチをいただく

いるんだよ、こういうひとが(^^;
仕事の都合でスタートから50kmで離脱を余儀なくされたものの、用事が片付いたので最後の50kmを走るために戻って来たのだとか。距離云々以前に色々突き抜けた人が多い…けれどこの辺はママチャリとかカゴ付きお買いもの自転車でブルベに参加する人たちの感性と似たり寄ったりのところがあるような。やはりへ○たいを極めようとすると長距離が舞台になるのか、はたまた長距離が舞台だからへん○いが集うのか。なかなか興味深い命題ではある。
高島平ASをリスタートしてほどなく、前方からこちらに向かって走ってくる人影が。なんとなく遠目で見てあ、彼かな?と思ったら案の定、こーへー君その人でした。思いの外タイミングバッチリ(笑)

若干やられ顔(c:こーへー君)
彩湖でラントレしていてそのままコースを逆走してきたというこーへー君と無事合流できてしばらくのんびり雑談しながら走っていたら再び新河岸川を渡ろうとしていたところで一人のサイクリストが停車。よく見たらmorouさんなのでした。ここへきて更に応援の増員とか、やっぱり大江戸区間はちゃんと走ってみるもんだ(笑)
赤羽台トンネルに続くこのコース二つ目の階段を昇って下って荒川CR。こーへー君に並走してもらいつつ時に先行、時に追走してくれているmorouさん。二人とあれこれ雑談しながらのラン。

こーへー君が並走(c:morouさん)
しばらく進んだところでmorouさんが”すみません、かみさんに頼まれたおつかいがあるのでボチボチ離脱します。”と申し訳なさそうに宣言。いや、もう、応援に来てもらえただけでありがたいのでお気遣いなく!むしろおつかいがあるのにこっちに顔を出してもらえてこちらが恐縮しますって。
morouさんと別れてしばらくしたところでこーへー君が”実はこれから横浜に行って今年のfleche関連の打ち合わせなんですよねえ。”と。聞けばなかなかタイトなタイムテーブルだったりするし、のんびりオレの隣を走っている場合じゃなくね?(^^;
走っている最中にあれこれスマホで経路検索をしていて、どうやら武蔵野線北朝霞駅から電車に乗るのがその時点でのベストだったようで朝霞水門を過ぎたところでお別れ。

北朝霞駅に向かって走り去るこーへー君
単独走行となり、一路最後のASである秋ヶ瀬ASを指して荒川CRを走る(ってか歩く)。
距離を勘違いしていていつまで経っても羽根倉橋どころか秋ヶ瀬橋が視界に入ってこなくてメンタル的にかなりヤバ目の状況。勘違いがベースだとしても想定していた時間帯に想定していたオブジェクトが視界に入らないのは相当きつい。
ようやく見えてきた秋ヶ瀬橋を過ぎて更にしばらく進み、ようやく羽根倉橋が見えてきたときには心底ホッとした。
それにしても三年前は羽根倉ASと呼んでいなかったか?秋ヶ瀬ASという呼称になっていたのでてっきり秋ヶ瀬橋付近にASがあるものだと思ったけれど。

秋ヶ瀬AS(189.9km)着@03/05/16:43(三年前:17:17着)

相当なやられ顔です(c:ボラスタッフ、UTKKメンバーの半戸さん)

それでもけんちんうどんは二杯頂く(笑)
残り約15kmで残り時間は約三時間。12分/kmペースで走れれば間に合うので半分歩いても計算上は間に合うけれど、ここまで計算違い連発だったしそもそも計算通りなら二時間半くらい早くここに到達していなければいけないはずで…。
そんな訳でとにかく歩かずに走り通そうと決めて17時頃リスタート。川越バイパスでゴールの川越を目指す。幸いなことにここには川越中心部までの残距離表示が1km毎に掲示されていて、ゴールまでの距離はその数字から1km引いたものとほぼ一緒。
920XTJは既に電池残量がカツカツでロガーとしては機能させていなかったもの辛うじて時計としては使えていたのでキロポストごとに時刻をみてペースをチェック。ほぼ10分/kmで走れている。本人は結構本気で走っているつもりではあるけれど実際には早歩きに毛が生えた程度。前後にはほぼ同じくらいの参加者の人影がパラパラ認められる。
残り4、5kmほどのところで今回が初参加だというランナーに追い付きしばらく一緒に走る。”このペースで間に合いますかね?”どうやらわたしのゼッケン色が完走経験者のそれだったのでその辺を熟知しているだろうと思ったらしい。”今のペースで進めば多分間に合いますよ、20分くらい残せるかな。”と返す。わたし自身の完走経験は三年前の一回きりなので記憶が曖昧だというエクスキューズも忘れずに加えた。
しばらく進んだら残り2kmほどのところで徒歩で進む4、5人のグループに追い付いた。この距離からなら歩いても充分ゴールに間に合うという判断らしい。
しばらく一緒に歩いたが、やはり脚が残っているのだから最後くらいきっちり走って終わりたいと思い、最後の1km半ほどは集団から離脱して単独で先行。ところどころですれ違う人に”お疲れ様!””お帰りなさい!”と声を掛けられながら進み、最後の最後連雀町交差点を右折してゴールの蓮馨寺へ。

Goal 蓮馨寺(204.2km)@03/05/19:31(三年前は19:55)
※途中経過もそうだけれど、三年前も約10分遅れのスタートだったので今回と単純比較できる。
手首のICチップが計測機になかなか反応しなくてもたつき、10秒くらい無駄にした(笑)

ゴール直後(c:半戸さん)
所要時間は今回が35時間21分、前回が35時間46分なのでコースの距離延伸が1kmあったものの自己記録を25分短縮。まあ200kmの内の1kmって0.5%だからなあ、誤差も良いとこ。
それでも三年前の完走時点よりはるかに走り終えた後のダメージが軽い。
振る舞いのうどんを頼んだら、さすがに大会終了が近いのでどんどん食べてくれ!と促された。

コロッケと天かすをトッピング
もう走り終えたんだからカロリー要らんだろ。
キクちゃんの動向を半戸さんに聞いてみたらリタイアすることなく走り続けていたようで、秋ヶ瀬エイドを関門時刻の5分前に通過し”オレっていまものすごくチャレンジャーで困難に立ち向かうヒーローみたいだよな!?”というセリフと共にゴールに向かったとの事。さすがだわ(笑)
一杯目のうどんをあらかた食べ終えて少々まったりしているところに深夜に引き続いてぜっとさんが現れてゴールをねぎらっていただけた。しばしあれこれお話ししたりうどんのお代わりをもらったり。

うどん食べ終えたところ(c:ぜっとさん)
落ち着いたところで完走証を受け取りに行き、記念に一枚

完走証受け取り(c:ぜっとさん)
その後もしばらく話をしたり、ゴールした知り合いと話をしていたりしたらキクちゃんが無事時間内にゴールした。なんだかんだきっちり完走してしまうあたりはさすがベテランの風格。
預けてあった手荷物類を引き取り、キクちゃんやぜっとさんと一緒にホテル三光 湯遊ランドまで歩き、入り口前でぜっとさんとお別れ。
館内に入り入浴を済ませて生ビールを二杯ほど頂いてからマッサージ。
大会参加者仮眠スペースに移動して雑魚寝している参加者の間にどうにかスペースを見つけてマットを敷き横になる。15人ほどの参加者が寝ていたけれどいびきをかく人もおらず、意外なほど静かな部屋だった。
翌朝5時頃目が覚めたので軽くひと風呂浴びてから川越市駅に向かったが、普通なら10分から15分ほどで歩ける距離に30分以上要してしまって苦笑い。川越市駅始発の東上線の電車に乗り込みシートに座ってうとうとしたらもう池袋。
駅前の24時間営業の居酒屋に入るつもりで外に出たのが8時ちょっと前。目当ての居酒屋は月曜のみ朝9時からの営業だったので移動して、24時間営業の中華料理屋で朝からビールをいただくという贅沢を堪能し、ひとまずわたしの第七回 小江戸大江戸200kフットレースは締めくくりとなりました。

有給休暇を取得して始業時刻前の早朝から飲むビールは最高に旨い
今回沿道で応援してくださったカワさん、守谷さん、よしみちゃん、ぜっとさん、のりぞーさん、りんちゃん、サクマさん、こーへー君、morouさん、それにfacebookやtwitterでコメントを下さったみなさん、おかげさまでどうにか三度目の正直を果たし、三年ぶり二度目の完走を自己記録更新という最高の形で締めくくることが出来ました。
本当にありがとうございました。
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