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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023Jun09Fri

【感動の(?)】BRM503千葉1000(福島「g」)完走記録-05【「g」との邂逅】 

BRM503千葉1000(福島「g」)完走記録-04よr行続く


お腹を満たしてリスタート。
これから折り返しまでは特にきつい坂もなく、阿武隈川沿いの平野部に向かって下り基調。
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田村市の街灯
天文台のある『星空の町』だけあって造形がおしゃれ。

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今 和次郎設計とな
考現学で有名な今 和次郎が建築も手掛けていたことは知っていたし建築士会会長だったり早稲田で建築を教えていたということも知ってはいたけれど、彼の手になる建物を見たのは初めて。っていうか今調べたら白金に残っているのか。本社からすぐそばだし機会があったら見に行ってみよう…って、今は結婚式場かよ(^^;

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磐城常葉駅
この先でゆうゆうあぶくまラインからはお別れとなる。

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日が傾き始めた中ひたすら北上
交通量はそれほど多くもなく走りやすい。
田園地帯を抜け、やや幅の狭い地域の生活道路的な道の向こうに右手に二階建ての建物、その前の路上に数人の人影が見える。ようやく落ち返し地点の平石集会所到着である。
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PC5 平石集会所(496.0km)17:44着(Close5/4 21:24)
マージンは三時間半強。
ここから先は茂木まで通過チェックしかないので当初からここで大休止してからのリスタートは借金状態でも良いと考えていたのでほぼ予定通り、順調極まりない。脚は充分残っているし、最も心配していた尻の痛みはほとんど気にならない。

そしていよいよ感動のご対面となる「g」との記念撮影!(笑)

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ひげの隊長も加わって3ショットとなった
※右だけは夜リスタート前に撮ったもの。

有人チェック兼休憩所となる平石集会所でまずは補給。
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おにぎりとか豚汁とかうどんとか
最終的にリスタートするまでの約四時間でおにぎり6個、豚汁三杯、うどん一杯、コーラたくさんを頂いたのだけれどもどう考えても供給過剰である。
二階が仮眠スペースになっていたけれどわたしが到着した時点ではほぼ空きスペースがないということだったので一階の休憩スペースの隅っこに座布団をならべて横になり、カーテンを被ってそのままうとうと。寝ている間にのんのんさんが脚に毛布を掛けてくれていたりした。お気遣いありがとうございます。
三時間弱ほどまどろんでから起き出し、ダラダラと雑談したりコーラ飲んだり。
過去のブルベの話でひとしきり盛り上がり、かつてわたしがやらかした【伊勢夫婦岩】での途中PC延着についての話も。

べいさん:あの時到着時刻のツィートさえしなけりゃ間に合っていなかったことバレなかったんでしょ?なんでツィートしちゃったのよ?
わたし:そこまでずっとツィートしていていきなりツィートなしだとあからさまにおかしいじゃないのさ。
べいさん:そこは色々工夫すれば。そこ以降は到着時刻をつぶやかないとかすればごまかせたんじゃない?
わたし:インチキしてまで認定が欲しいか?ってことだよね。ランドヌールとしての矜持を優先したのだよ、オレは!(ドヤ顔)
べいさん:とりさんが言うとさ、ネタなんだかマジなんだかわからないんだよね。
わたし:おうふ!


こんなのとか『メロン農家ネタ』(謎)とかいろいろやり取りがあったりしてしばらくすると二階で仮眠を取っていたK内さんが降りてきた。時刻はもうじき21時になろうかというところ。ボチボチリスタートの準備を始めてウェアを着替えて気分一新。ゆりかさん&はらぽんさん夫妻が到着したのと入れ違いになる形でK内さん、中村さん、わたしのAJたまがわ三人でリスタート。
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リスタート準備中

平石集会所を出て最初のコンビニで諸々調達。今回オーバーグローブをパッキングし忘れて指切りグローブ二組しか携行していなかったわたしは本来ならこの時軍手を購入するつもりだったのに忘れてしまって後に大変後悔する。
ゆるやかに勾配が続く土湯峠。平石からピークまでの約30kmで実に1,200m近く登らされる長い長い坂道である。
当初は三人で固まって登っていたものの、半パンで走っていたわたしは少々発熱が足らない感じがしたので先行させてもらって単独で登坂開始。途中福島市内の夜景を眺めたり、イニDよろしくブイブイいわせて走る走り屋のにーちゃんたちの車が前方から近づくたびにこっちに突っ込んでくるのではないか、後ろから近寄ってくるたびに見落として追突されるのではないかと怯えつつ、月明かりに照らされた雪がそこかしこに見える山道をえっちらおっちら。

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福島市内方面の夜景 / 月明かりのお蔭で街灯が無くてもそこそこ走りやすかった

野地、新野地温泉、鷲倉温泉といった土湯峠付近の温泉宿を通過しようやく下り坂。緩やかながらひたすら長く続いて峠のピークに旅館がある風情は大河原峠に似ている。
ここで登る前に軍手を買い忘れたことを思い出し、仕方がないのでそのまま下ることに。この時軍手があったら軍手を装着するついでにレインパンツを履こうとか思ったのだろうけれど、ついつい横着をしたのが運のつき。
手元のGarminの表示では気温5℃くらいだったはずだけれど体感温度はもっとずっと低く、指がかじかんでブレーキ操作が怪しくなりそうだったのでペースを落とし、呼吸を力強く行って横隔膜を働かせたり声を出してみたり、とにかく身体が冷え切らないようにひたすら何かをしながらのダウンヒル。下った先にコンビニを見つけたときには心底命拾いをした気になった。

店に入っても震えが止まらずまったく暖かさを感じない。過去何度か経験があったものの歯の根が合わないというのはこういう震え方なのだと改めて感じつつ遅まきながら軍手と、身体を中から温めるためにカップ麺の中本を購入。先に入店していた別の参加者から”イートインは無いけれど、店員さんのご厚意で店内で食事して行っても良いそうですよ。”いやはや何ともありがたい。
カップ麺に湯を注ぎ、出来上がりを待つ間にザックからレインパンツを引っ張り出して履く。まだまだ震えが止まらないと同時に猛烈な眠気に襲われていた。急激に体温が下がった影響だろう。震えが止まらない内は寝てしまうと危険だと判断して何とか体温を上げることに意識を集中した。
辛いカップ麺を胃に流し込み、震えが収まって人心地ついたところでリスタートの準備。メンテ用に携行していたニトリル手袋の上から指切りグローブをはめ、更にその上から軍手を被せた。風を避けて保温を考えると本当は一番外側をニトリルにしたかったけれどさすがにきつい。それでも指先はその先かじかむことがなかった。
あらかた準備が整ったところにK内さんが到着し、わたしがレインパンツを装着している状態を目にして”レアだ!”と笑っていた。そんなK内さんに声を掛けて先行リスタート。

いやはやそれにしてもセブン - イレブン猪苗代若宮店の店員さん、本当にありがとうございました。
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