【ゆるポタが】閖上・塩釜・松島 観光&グルメなポタ【砂嵐と吹雪の修行ステージへ】
2018.02.12 Mon 21:59 -edit-
プラグインで右側のフレーム内にツィートを表示させているので気にかけて下さる訪問者の方がいらっしゃるとも思えませんが、一応オトナなのでご挨拶をば。
しばらく更新が滞っていたりしますがわたしは元気です。
先述の通りツィをLinkしてあるので既にご承知の方ばかりだとは思いますが、業務の都合でワタクシ年明け早々から宮城県に滞在しております。
当然自転車も携行して来ているのですが、全国的に大雪が降った時以降なかなかどうして日陰の雪がしぶとく残っていたりした事情からまったく屋外を走ることあたわず、さりとて屋内でローラーを回そうにも今回の出張に伴う宿舎はかの噂に名高きレ○パレスです。
隣室との界壁にいったい何を使っているのかというくらいに遮音性能が紙っぺら並みの室内で三本ローラーを回したらいったいどんなことになるか。
そんな訳で鎌倉300を走り切ってからはほとんど自転車に乗らない生活を送っていたのでした。
鎌倉300の開催が1月13日だったのでほぼ一か月間丸々自転車に乗って無いことになります。
乗っていない間何をしていたかと言えば車で寺社巡りをしてみたりスキーに興じてみたり。この辺は気が向いたらエントリとしてまとめるかもしれません。
そんな状況だったのですが、元々降雪量自体はそれほど多くない地域だという事に加えてここ数日温暖な日が続いたので平野部の路上の氷雪はほぼ姿を消した状態になったため
折角持ち込んでいるのだから自転車を走らせてあげよう!
ということで宮城における自転車初めの儀を執り行うことにいたしました。
先述の通り車であちこち移動しているのでそこそこコンディションは把握済み、さすがに山の方は路面状況に若干不安が残るので基本的に海側のどフラットなエリア。
丁度閖上港朝市が日曜、祝祭日開催なので朝市で朝食をいただいた後松島まで走って帰ってこようという計画。
宿舎から松島までは寄り道せずにまっすぐ走れば40km弱しかないということに最近になってようやく気が付いたのでこの計画を立ててみました。
まあ、そんな訳で『閖上港朝市で朝ごはんを食べて松島海岸に行って戻る、道中寄り道は適宜』というゆるポタにするつもり(←ココ重要)だった走行中の記録を以下。
※今回初めて走るところばかりだったので相変わらずアホほど撮影しておりまして。
このエントリに使わなかったものも含めて画像はこちらにひとまとめにしてあります。
⇒閖上→塩釜 市場はしごライド2018/02/11

宿舎近傍にて
時刻は7時を少し回ったところ。
通常業務の際に宿舎を出発する時刻よりも若干早め。
今回コースをeTrexに読み込ませることはせず、大まかなコースを事前に地図で確認しておいて後はeTrevの画面に表示されているマップを眺めつつ行き当たりばったりという計画。
※今回eTrex用のUSBケーブルを忘れてしまったので地図を転送できない事情があることはあくまでも別問題。なんならSDカードを使えば良いだけの話なので。

仙台空港へ向かう道
仙台空港の滑走路を潜り抜けるトンネルを通過してしばらく経ったところで今回ドリンクボトルを携行し忘れてしまったことに思い至ったけれど、気温はさほど上がらない予報だったので取り敢えずスルー。

ケージにボトルがない
出発間際まで忘れないよう気にかけていたのに。。。
そんなこんながあったものの、約30分強で閖上港朝市に到着。
この朝市には以前一度来ていて、どこにどんなものがあるのかは概ね把握できているので事前にあれこれと検討した結果、まずは水餃子でスタート。
<閖上港朝市(日曜、祝祭日開催)>
広浦はベタ凪状態
水餃子(8個)とサービスのジャスミン茶ゆで卵&キムチ(¥400-)
次に前回訪問した際にもいただいたお店で牡蠣をいただきます。
大ぶりな殻付き牡蠣が四個で¥500-、お願いすれば店先で焼いてくれます。
このお店は牡蠣とあま貝、クルマエビなどを販売していましたが、他のお店で別のものを購入して一緒に焼きたいという人は誰でも自由に利用できる焼き台の方に移動するシステム。
殻から直接食べれば良いので購入しなくてもあまり困るものではないけれど、割り箸とトレーは別売で¥10-![]()
店先の炭火で焼き上がりを待ちます
お店の方が剥き身をトレーに移してくれました
この後カットレモンを添えて。
水餃子と牡蠣が今回の一番の目的だったので後は前回訪問時に頂けなかったものを探して場内をうろうろ。![]()
サービスのわかめスープ
非常に美味しかったので次回訪問時にはお土産で購入できるよう考えたい。
某一発屋芸人ネタには触れずにおくのが優しさというものです、ええ。
味噌の焼けた香ばしい匂いに誘われて、味噌焼きおにぎりを。![]()
味噌焼きおにぎり¥100-/個
店頭で試食用に供されている瓶詰の鮭のほぐし身とか青のりの佃煮とかを自由にトッピングできる。
そろそろお腹も満ちたのでリスタートしようかと思ったものの、前回訪問時は行列が長かったので諦めたセリ鍋をいただくことに。
今回もそこそこ並んでいたけれど回転は早い![]()
セリ鍋うどん¥500-(うどんなしは¥300-)
地元産のセリを使い、新たな名物として売り出すべく自治体と農家が力を入れている。
根から葉先まで丸々使ったセリ鍋は歯ごたえも良く香りも良くて美味しい。
やや食べ過ぎ気味でリスタート。
ここから先は特に予定コースを設定していないので、海沿いをのんびり松島海岸を指してポタポタ、松島で昼食を摂って折り返そうという腹積もり。
<震災遺構「仙台市立荒浜小学校」>



二階バルコニーを破壊して津波が押し寄せた
9時過ぎにまだ施錠された状態の外観を眺めていたら丁度係の方が到着したところで”9時55分には開場になりますから!”と声を掛けてくれた。内部を見学したのは砂塵からの緊急避難も兼ねて復路にて。
さすがに50分も待機していられないので先に進む。
取り敢えず深沼海水浴場防波堤から太平洋を眺めてみようと寄ってみたものの、階段下に砂が堆積していたので断念して引き返す。

手前はそこそこしっかりしたダートだった
防波堤付近は若干締固めが甘い感じの緩いダート路面で(こういうところはタイヤが潜ってコントロール効かなくなること多いよなあ。。。)なんてなことを思った次の瞬間、ドテッと立ちゴケ的な転倒をやらかした。

生傷の堪えないオトナである

近くにあった海岸公園センターハウスのトイレを借りて血を拭ったりのケア
左のひざ下を擦りむいた以外、ウェア類には汚れが付着したのみ、自転車にもダメージが無かったので気を取り直してリスタート。まあすり傷なら唾つけときゃ治る。


仙台新港サーフポイント
知らずに行ったらサーファーが大勢いてちょっと驚いた。

東北モーターショー@夢メッセみやぎ
入り口の交差点が大渋滞していてクラクションが響き渡るちょっとした修羅場。
右折車両が対向の直進レーンを塞いでしまって青信号でも全く動かなかったりしていた。

七ヶ浜町菖蒲田浜漁港

菖蒲田浜海水浴場防波堤
青い空青い海、白い雲白い波、白い防波堤。
気分の良いポタリング。

菖蒲田浜もサーファーが多かった

途中何組かの集団に遭遇
おひとりベルエキップのジャケットを着ていらしたので今は既に東京勤務になって宮城にはいらっしゃらないYO-TAさんの事を思い出してみたり。
ガチ勢、ゆるふわ勢がいたけれど、一ヶ月ぶりに乗る自転車でガチ勢に付いて行くのは無理だった(っていうかそもそも普段だって無理)
<松島四大観の一、「美観」の多門山>





毘沙門堂裏からの眺め。確かに「美観」
漠然とした予定では松島まで到達した時点でお昼時だろうと思っていたものの、多門山から引き上げようとしたところで地域防災放送が正午を告げるメロディーを流し始めたのでしばし思案の後塩釜で昼食をいただいてから松島まで足を延ばし、折り返すことに。

塩釜仲卸市場
場内を巡って好みのおかずを入手してご飯とみそ汁のセット¥300-といただく手もあったけれど、若干時刻が遅かったので市場食堂で海鮮丼をいただくことに。

塩竃市場食堂「只野」


塩竃海鮮丼¥1,900-
海鮮丼、香の物、ざばさ(海藻)とろろ、味噌汁がセットになったもの。
¥400-プラスで味噌汁を塩竃汁に変更。

いわしつみれ、たら切り身の入った塩竃汁
お店の前で順番待ちをしていたら、同じく順番待ちをしていた一人に声を掛けられた。
”佐々木某さんってご存知ですか?”
はて?
宮城には基本的に自転車関連のお知り合いしかいないけれど、本名が「佐々木」という方がいたかどうか。。。
色々と思いを巡らせていたところ、どうやらわたしがウィンブレジャケットの下に着込んでいたPedalFar!のジレのロゴが質問してこられた方が営む自転車ショップで作っているジャージに似ていたということらしい。
ジャケットを脱いで直接見せたら”ああ、似てるけど違いました。”とのこと。
塩竃のショップではお邪魔するにはちょっと遠いな。。。
お腹を満たして今回の目的地である松島に向かう。


何年振りかなあ?
福浦島まで足を延ばそうかと思ったけれど、時刻は14時近く。
天気予報では夕方から夜にかけて雪になるという事だったのでなるべく早めに帰りたいと考え、雄島に渡ってぐるっと一回りして引き返すことに。






渡月橋を渡って雄島をぐるっと一回り
復路は無駄のないコースで進めば40kmに満たない距離しかない。
意外と(?)近いところにあるものである。

往路では左方向に進んでサーフスポットまで行った
午前中は若干雨がぱらついたりしてすっきりしない空模様だったものの、正午過ぎ頃から雲はすっかり切れて日差しが暖かく感じられるようになったのと引き換えに風が強く吹き始めたので体感温度は大差ない感じ。
仙台パイパスは交通量が多過ぎて危なっかしいので復路も往路同様海側の県道10号線を進むことに。
ところが風が強くてふらついてしまって却って危険。
特に大型トラックに追い越されるときは車両が風よけになるので追い越された瞬間に突風を食らって非常に危うい。
更にはこの区間は震災被害復興作業中で基本的にずっと更地が続くので風に煽られて砂埃が舞い上がっていた。


遠くが砂埃で霞んで見えて、近寄ったら視界不良なくらいの砂塵
これを撮影している際、自転車にまたがった状態で停止していたら風に煽られてバランスを崩し、危ういところで本日二度目の立ちゴケをやらかしそうになったくらい風が強かった。
風に飛ばされてくる砂粒が顔や脚に当たって痛いし不用意に口を開けば口の中がシャリシャリするし。

吹き流しが大暴れ
風速は10m/s(吹き流しが水平で概ね風速10m/s)を優に超え、瞬間ではおそらく20m/s前後はあったはず。台風並みなのでまるで砂嵐のような砂塵も頷けるところ。
更地区間を抜け、ようやく人家や田畑が増えて来たところで今度はいきなり気温が下がり始めて空がにわかに掻き曇って来た。進行方向右側の山地の方向に目を向けると白く霞んで見えたので明らかに雪が降っていて、しかも風は山からこちらに向けて吹いている。(イヤだな、イヤだなあ~。)と、稲川潤二ちっくに思いながら走っていたら案の定。
いきなり目の前を大粒の雪が飛び交い始めた。

いきなりの吹雪
ついさっき、ほんの一、二時間前は風が強いながらも快晴だったのに。。。
さすがに肌むき出しの顔面と脚に痛みに似た冷たさを感じつつ、それでも(あと10kmくらいだから!)と自らを鼓舞しての走行の後宿舎に帰着。
距離も累積標高も所要時間も食べ歩いたモノも、あらゆる要素がゆるふわライドだったというのに気象コンディションだけがハードな修行モードだったというある意味バランスの取れたライドが終了したのでありました。
宿舎に帰着して着替えやらなんやらを済ませ、しばしだらけてから秋保温泉に移動。

秋保温泉共同浴場(入浴料¥300-)で身体のケア
ゆっくり暖まってかなり回復。
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