【二週続けて】ゆるふわ坂道練だった日曜日【大豆たんぱく補給】
2018.03.15 Thu 15:02 -edit-
<実走行ログ:2018/03/18>
一週間前にはチコリンさんにおススメされた定義如来西方寺参拝と定義とうふ店をメインに
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挨拶がわりに気が向いたら押してやってください。

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BRM324西東京200km西伊豆しおかつお達磨山対策として奥秋保方面から村田町へ抜けるちょっと坂道が多めのコースを堪能して参りましたが今回はそのレポを目にした仙台在住の漬物さんが”もう一回走ることがアレば、太田とうふ店に行かないと!竹筒に入った豆腐は絶品ですよー。秋保方面にあります。”という情報を下さったのでそれに乗っかって、一週間後に迫ったしおかつお(達磨山)対策のために再びお山方面へ。
前週走ったコースと一部被りますが、なるべく逆方向だったり被る距離を短くしたりという配慮をしつつのコース設定。
それにしてもチコリンさんといい漬物さんといい、こういう”ここはおススメだから行ってみたら?”という情報を提供下さる方々がいてくれるおかげでわたしの自転車生活が着実に豊かなものになって行きます。
本当にありがたいことこの上ありません。
そんな訳で、それ以前にざっくり引いていた「BRM324しおかつお対策コース」に太田とうふ店を組み込んで、単純な往復区間がなるべく発生しないようアレンジをし直してコースを策定してRWGPS読みで155km、1,700mUPというものが出来上がりました。ちょっとした寄り道やミスコース等もあるので3~5%程度プラス方向の誤差が生じるのが常なので、おそらくは宮城に来てから初めてのセンチュリー(=160km)ライドとなる計画でした。
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スタートは6時15分頃
…だったものの、走り始めてすぐに後輪に違和感。
空気が半分くらい抜けていた。
(前日にオーバーホールを終えてショップから引き取って来ただけなのになぜ?)とか思ったけれど、取り敢えずフロアポンプで空気を注入してからスタート。結局6時半頃。
気温は氷点下5℃手前
まあ「Garmin読み」だと概ね2、3℃くらい道路脇の気温表示より低くなったりするけれど、体感的にはGarminの方が近いのではないかと思っている。
まあ「Garmin読み」だと概ね2、3℃くらい道路脇の気温表示より低くなったりするけれど、体感的にはGarminの方が近いのではないかと思っている。
ほぼ全天雲の無い青空だったものの東の空だけに高層の雲が広がっていたお蔭で日差しが届かず気温がなかなか上がらなかったけれど走りそのものに問題が生じることも無くすんなりと進み、7時過ぎには閖上港朝市に到着。自転車乗りの姿もちらほら窺えて、ようやく春めいてきたのかなとか思った。(氷点下だったけれどな!)
市場内をうろうろ。
いつも殻付き牡蠣を購入してサービスで焼いていただくお店はまだ炭火が起きていない様子だったのでいつもとパターンを変え、まずは水餃子。
餃子王にて水餃子(¥400)
&無料サービスのキムチとジャスミン茶ゆで卵、画面外にジャスミン茶。
はらこ飯(¥400)とせり鍋(¥300)
このお店は初めて閖上港朝市に来たとき利用して、お店の人の対応が非常に良かったので気に入っている。っていうか総じて対応が良い店ばかりなのだけれど刷り込み的に。
思いの外腹が膨れてしまったので今回は焼き牡蠣をいただかずにリスタート、7時半頃。
今回は距離が今までで一番長いし累積標高もそれなりにあるのでちょっと巻き気味のスケジュールで走る。普段より30分以上早く宿舎を出たのもそのため。
後輪の空気が抜けていなかったらもうちょっと早かったはずだけれど、昼食のタイミング等を考慮したら結果オーライだったと思う。
昼食は亘理町の鳥の海近傍にあるお店を予定していたので閖上からまっすぐ向かったのでは距離が短すぎてしまうため一旦内陸側の村田町を指して進む。
蔵王に向かって走る感じ
一週間前に西から登った峠道を今度は東側から。
標高差の関係上東からアプローチの方が坂道長くてしんどい。
えっちらおっちら登ってご褒美の下りを堪能していた時、右手前方に真っ赤な鳥居。
前回通った時は反対側からで、大きな岩の陰になっていたので気付かなかったらしい。
八幡神社(村田町)
社殿も祠もなく名の刻まれた石が据えられているだけ。
かつて社殿なり祠なりがあったのか、このくぼみ(洞穴というほどの奥行きは無さそうに見えた)そのものが祠代わりなのか。日差しにさらされて上からつららがぼとぼと落ちてくるので危なっかしいから近寄らなかったけれど、奥の方に何か据えられていたのかも知れない。
八幡神社手前の大石「牛石」
そんなこんなで村田町中心部へ。
先週参詣した白鳥神社の一つ下流の橋を渡ってしばらく進めば「蔵の町並み」。
とはいえ距離にして100mちょいという可愛らしいものなので車で通りかかったら或いは気にも留まらないかも知れないくらいの規模。
朝陽の中の「蔵の町並み」
掃き掃除をしていた女性がご挨拶をしてくれた。
本日の第一の目的である昼食のために沿岸部を指してリスタート。
ほぼほぼ真っ平らな道で風もそれほど強くなかったので順調に進んでしまい、お目当ての店に到着したのは10時ちょっと過ぎの事。
まだ開店前(海鮮大海)
11時の開店まで時間を潰そうと鳥の海周辺をうろうろ。
海との接続方向
のんびりしたい穏やかな水面越しの蔵王
「鳥の海ふれあい市場」の駐車場に何やらテントが張られてそこそこ人がいるようだったので様子窺いに立ち寄ってみた。
タラ汁の無料配布をやっていたので一杯いただく
となりのテントでは焼きホタテを配布していたけれど、どうやらそちらは売店で一定額以上のお買い物をして引換券を貰わないといただけないらしい。
昼食前だけれど屋台で揚げたてのメンチカツを一つ購入。
揚げたてメンチカツ(¥150)
そろそろ11時近くなってきたのでお店に移動したら11時前だったものの既に営業が始まっていたので入店。
10時50分頃
日替わりでネタが変わる三食丼を注文。
三食丼(¥1,296)
この日はマグロ、ヒラメ、白魚の三種。
アラ汁はセルフサービスでお代わり自由、小鉢が四つ付いてこのお値段はなかなかお得感ある。
結構のんびり過ごし、お腹を満たしてリスタート。
今回の後半戦は基本的に坂道メイン。
再び村田町方面に戻って柴田町、村田町を通って釜房湖から秋保を目指す。
コースはなるべく今まで走ったことの無いところ、なるべく幹線道路ではないところを選んで引いてある。気温がぐんぐん高くなって来た中再び西に向かう。
と、後輪に妙な違和感。
停止して確認してみたら圧が2/3くらいになっていた。
指で押したら簡単に凹む
どうやら今朝の圧不足はスローパンクだったようである。
チューブを外し、タイヤの内側を何度も素手で撫でてみるものの異物感は無い。
外したチューブにエアを注入し、空気漏れを確認しようと思ったもののそれらしい部分が見当たらない。不安ではあったけれどもチューブを新品に入れ替えてリスタート。
原因がチューブにあるなら問題ないけれど、タイヤの内側やリムテープにあったものだとすると今回替えチューブは一本しか携行していないので少々困ったことになる。まあ、念の為にクイックパッチは携行しているけれど、穴の位置が把握できないのでは活用しようがない。
心配しても結論が出ないことは思い悩んでも仕方がないので取り敢えず先に進む。
朝空気を注入して70kmほどはどうにか走れたのだから残り半分何とかなるのではないかと楽観してみたり。
正午頃になると雲の範囲から外れた南中高度の太陽からさんさんと日差しが降り注いで気温もうなぎ上り。
このちょっと前には18℃を超えていた
午前中冷え込んだせいかEdge520の電池の消耗速度が非常に速く、このままでは帰着までのログを残せない可能性があったけれど携帯電話の充電用にモバイルブースターとそれ用のケーブルは携行していたもののMicroUSB-Cが無かったので通り道で見つけたダイソーでゲット。以後給電しながらの走行。
途中何度か路面ギャップを乗り越えたところで妙な違和感を覚えたけれどタイヤの空気圧は下がって来ている形跡がないので気にせず走っていた。
ところが幹線道路から逸れて交通量の少ない農道に入った際、とある用水路越えの橋を渡ったところで明確に金属音がした。何かのパーツ、アクセサリが脱落したような音。
橋の上には何やら黒っぽいものが落ちている。
引き返して近寄って確認したら、黒いカバーをかぶせたCO2ボンベだった。
慌ててサドルバッグを確認してみたらファスナーがフルオープン。パンク修理を終えてからずっと口を開きっぱなしで走っていたのだ。
不幸中の幸いはマルチツールやCO2ボンベの口金、ミニアーレンキーセットなどの値が張ったり調達が面倒だったりするものは落ちておらず、タイヤレバー二本のセットと二つあったクイックパッチのパッケージの内ひとつが無くなっていたということだけ。とはいえあのIRCのタイヤレバー、大きくて使いやすかったからお気に入りだったのになあ。
地味に問題なのはタイヤレバーがないということはこの後スローパンクの症状が再発してもお手上げ状態になってしまうということ。
恐る恐る後輪を触ってみるも特に圧が下がった形跡はないので、この時点ならJR亘理駅がすぐそばなので引き返して輪行も可能だったものの意を決して先に進む。
村田町から一旦柴田町に入り、再び村田町に入る。
朝登り下りした岩沼から姥ヶ懐へと東西に通り抜ける名無しの峠に南側からアクセスするのだけれど、アプローチした瞬間から猛烈に後悔が始まった。
勾配は優に10%を超え、左コーナーをインべたで走ると部分的に20%近く。
風張林道のきのこセンター手前的な激坂
コースを引いた2、3日前の自分をひとまず蹴り飛ばしたい。滔々と説教してやりたい。罵倒してやりたい。
そんなネガティブでダークな心境で坂道を淡々と進む。
ようやくピークを越え、気分よく下って行くと例の名無しの峠のピーク。
朝に続いて気分が良いながらも幅員が狭くておっかなびっくりなダウンヒルの後、朝進んだ方向とは進路を変えて北に向かう。
スポーツランドSUGOまでの緩い登りを進んだ後、今度は山形自動車道方面に向かって気分の良いダウンヒル。
山形道を過ぎてしばらく進んだところにあったヤマザキショップで水分補給とトイレ休憩。
すぐそばに色鮮やかな鳥居が目を引く神社があったので鳥居の前まで。
菅生神社
時間に余裕があれば参拝して御朱印をいただきたかったけれど、次の目的地である太田とうふ店の営業終了時刻に間に合うかどうか少々心配だったのでここで一枚撮影して移動。
坂上田村麻呂に縁のある神社でタケミカヅチ他五神を祭ったので元は六社権現、六社の宮と呼ばれていたものの明治期の神仏分離の際現社名になったところだそうである。
その菅生神社近傍から先週も通った釜房ダム(湖)方面へ。
進み始めた直後、これまた猛烈に後悔&過去の自分に対する呪詛の念が。
延々続くんだよ、10%超の登りが
時折10%台後半を示すEdge520の画面を見つめるわたしの目に涙が溢れていて数字が滲んで読み取り辛かったのは、決して気温が上がってやたらと飛散しまくった花粉の影響だけではない。
釜房ダムに向かって一旦下り、再び秋保温泉を指して登り坂。
ようやく秋保温泉郷に辿り着き、秋保川沿いを西に向かい、目的地の太田とうふ店に到着したのは閉店時刻の16時まで一時間を切ってしまった頃合い。
太田とうふ店到着
漬物さんが「絶品」と評しておられた名物の竹とうふは午前中の内に早々売切れてしまったそうではあったけれど、幸いにして三角厚揚げや生湯葉、吟醸とうふといった商品がいくつか陳列されていたのでそのうちの一つであるパック入りの青ばたとうふを購入。
持ち帰り用に保冷剤がいるかどうかお店のお兄さんに問われたので食べていく旨伝えたところ、パックから紙皿に移し替えてくれて割り箸を添えてくれたのでしょうゆと塩をお借りして店の外にあるベンチでいただいた。
青ばたとうふ
「青ばた」というのは青大豆の一種で完熟しても緑色のまま。
いわゆる「枝豆とうふ」というものとほぼ同じ。
お醤油をかけていただくのも良いけれど、塩を振っていただくと枝豆の風味が立って甘みが感じられる。
すっかり堪能して帰路に。
14時を回った頃から気温が下がり始め、すっかり一桁台(Edge520読み)となってしまったので後はまっすぐ帰るのみ。
途中ちょっと予定コースからは外れてしまったものの、一週間前に走って使い勝手の良さを痛感した仙台南部道路の側道を利用して東進。
名取市内に入ってからはメンテナンスをお願いしたショップに立ち寄り早速タイヤレバーの調達と注文してあったディレイラーハンガーの引き取り。ついでにワイヤー伸び調整。
そこから宿舎までは数キロの距離。
時々通勤で自動車を運転して使う裏道をのんびり走って南下。
不思議な感じの雲
広がったいく筋かの飛行機雲と夕陽がなんとなく不思議な感じを醸し出していたけれど、画像にするとイマイチ感覚が伝わりそうにない。
そんなこんなで17時ちょい過ぎには無事宿舎に帰着。

165km・10.5時間のツーリング
スローパンクとタイヤレバー紛失という軽めのアクシデントがあったものの特に大きな問題もなく、今回は距離が長めということで日没後の帰着を想定してライト類の充電もばっちり済ませて挑んだにもかかわらず思った以上に快調なペースで明るい内に帰着できたし、一週間後の「しおかつお(達磨山)」に向けた準備は万端といったところ。
アクシデントは露払い。
決して呼び水なぞではない。
と、自らに言い聞かせてみる。
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