【ブルベ翌日は】BRM526興津クラシック:番外編【商用車 de ドライブ】
2018.06.18 Mon 21:10 -edit-
寸又峡夢の吊橋、宇津ノ谷トンネル(明治)、大井川鉄道SL
寸又峡の名前は昔から知っていたものの訪問歴はなく
宇津ノ谷峠大正トンネルは通ったことがあったものの明治は無し
大井川鉄道も一度は目にしてみたいと思いつつ幾星霜。
ひょんなことから観光が実現したので結構テンション高かった。
いずれはSLに乗車してのんびり訪れてみたい。
前日譚⇒BRM526興津クラシック-04
紆余曲折あって長野県茅野駅前で商用車であるトヨタハイエースREGIUSを借りて興津までのドライブ。翌月曜日はみなさんお仕事をお休みにしてあるので、折角だから24時間で借りているレンタカーを活用してみんなで観光しよう!ということになって前日から引き続きのDNF組に加えてモリトさんが同行することに。
わたし、ぜっとさん、クロさん、虫さんと彼とで成る五人のパーティ中唯一の認定完走者である。
元々降って湧いたようなドライブ計画なので特にどこに行きたいという希望も無く”寸又峡、接阻峡辺りに行って吊橋渡って時間が余ったら日帰り温泉でまったりしよう。”というぜっとさんの提案に乗っかって、ひとまず興津から西に向かう。
走りながらも色々なブルベの話になる訳で、大崩海岸の通行止めに伴い昨年、一昨年と迂回コースとなっていた宇津ノ谷峠に行ってみようという話に。
手前の道の駅にて
昭和初期のトンネル(※着工が大正15年なので、昭和中期に開通したものと区別するため「大正トンネル」と呼ばれる事が多い。)は今でも自動車の通行が可能でわたし自身ブルベでの通過経験がある。
昨年の某ブルベに参加中夜間にこのトンネルを抜けようとしていた際、水音がやたらと響いて聞こえる聞こえないという話でプチ恐怖体験を味わった(参考⇒昨年のクロさんのレポ)というクロさん&虫さんの要望もあってまずは「大正トンネル」へ。果たしてトンネル内に水音は響くのか。
大正トンネル(東側)とトンネル上部の木立
トンネル入り口脇の擁壁に穿たれた穴から水が流れ出しているところがあったので水音が聞こえたであろうことは確か。ただしクロさんが言うようにトンネル内で騒がしく反響するかどうかは不明だけれど天候にもよるからなあ。
一旦大正トンネルを車で通り抜けて岡部側へ。
明治トンネルは自動車通行不可なので徒歩でのアプローチとなる。
周辺の案内図
ハイキングも楽しそう。
っていうか地図が南を上に、北を下に配置されているから自分がトンネルの東西どちら側にいるのか一瞬混乱する。いったいぜんたい何でわざわざこんな配置にするのか?R1バイパスを左右一杯にレイアウトする都合で真上が真北にならんでもまあ許せるけれどさ。
宇津ノ谷峠明治トンネル、日本初の有料トンネルである。
明治トンネル岡部(西)口
トンネル内部
静岡(東)口
東海道の常夜灯
静岡口にはトンネル周辺の立体模型があった
一通りトンネルを味わっていよいよ寸又峡に向けて移動。
途中、お昼時となったので「道の駅川根温泉」に立ち寄り
平日とは思えないほどの賑わいを見せる館内の食堂へ
ところてんとダムカレー
イメージしていたダムカレーとはかなり違う。
既に決壊してしまっておるではないか。
とはいえ地産野菜を添えたカレーの味そのものは美味しかったけれど。
お腹を満たしてリスタートしたところ、途中で”千頭駅に行こう!”というぜっとさんの提案。先ほどの道の駅にSLの通過予定時刻が貼り出されていて、それによれば千頭駅に金谷へ向かうSLが停車中のはず。
川根茶ソフトクリーム
駅前の茶舗さんで高級茶として知られる川根茶のソフトクリームを。
大井川鐡道千頭駅
ぜっとさんの予想通りSLが待機していたので停車中の車輌をつぶさに見て回る。
誰かいる
「停車中は使用しないでください」にじわる
THE 蒸気機関車
転車台(国の有形文化財)
大井川鐡道井川線
線路幅に対して車体幅が小さい
元は軽便森林鉄道なので線路幅が大井川鐡道本線より狭かったものの、運用上のメリットもあるので本線と同じ幅に変更されたが経路上のトンネルの内法寸法が小さいため車体幅は軽便森林鉄道当時のまま。
大きさ比較(笑)
機関車トーマス
SLの発車を見送る⇒動画
すっかり堪能していよいよ寸又峡へ。
多分24時間じゃ車返却できないので延滞料金かかるだろうなあと思ったのを覚えてる(笑)
今回そんなに歩くつもりが無かったのでクリートシューズ以外の履物を持参しておらず、前日のエスケープ時点からずっと車の運転時は靴下の状態でペダル操作を行っていた。
寸又峡の公共駐車場に車を停めて、吊橋までの距離を確認してみたら片道徒歩30分ほどかかるというのでお土産物屋さんでビーチサンダルを購入して歩くことに。
ビーサンゲット
顔嵌めやってみた
最近良い意味でこの辺吹っ切れて来ているような気がする。
あくまでも良い意味で。
あれこれ話に興じながら山道を進む
MTBだったかクロスだったか、自転車乗りとすれ違って”自転車で来ても良かったかな?”と、だれともなく口にしたけれどその後の階段がすぐそばだったしあんまりメリットなさそうだった。
トンネルを抜けると
大間ダムによる人造湖が目の前に。
色鮮やかな湖水
夢の吊橋への階段を降りる
大間ダムの脇を抜け、崖伝いに上流へ。
夢の吊橋
平日の午後なので観光客少な目
ハイシーズンは一方通行に制限されたりする、10人制限の吊橋を渡って折り返す。
高所恐怖症のクロさんがかなりきつそうだった
折り返しの途中で傍若無人な振る舞いをするおばさんたちに遭遇し、殺意の波動が沸き起こった面々。
憤りを冷ましつつ歩いて寸又峡温泉まで戻り帰路に。
外森神社
温泉郷の外れにあったので湯神社の類かと思ったら祭神が誉田別命なので八幡神社でしょうかね。
みんなで車に乗り込み一路清水へ。
車を返して清水駅から輪行で帰路に。
新幹線待ちでモリトさんと乾杯
帰りの新幹線はそこそこ混雑していたのでめいめいの責につき、わたしは品川で下車して京急乗換え、モリトさんは終点東京まで。
帰宅ラッシュのピークが過ぎた電車で無事帰着して長かったBRM526神奈川600興津クラシックが終幕となったのでありました。
いやはや、いろいろなことがあり過ぎた四日間でしたが最後を楽しく締めくくれたので万事結果オーライ。
終わりよければ全て良しです。
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