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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【今年もあった】BRM930神奈川200箱根 走行記録【台風ライド】 

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長尾峠からの芦ノ湖の眺め。
古くから景勝地として外国人にも愛されたところではあるけれど
実はわたし自身ここは初めてだったりする。
それゆえ今回の箱根200は走りたかった。

終了後のAJ神奈川公式のツィートです。

言わずともお分かりいただけていると思いますが
「認定外完走1人」←これはワタクシの事でございます。
まことにお恥ずかしい限りですがまあこういう結果になってしまったので仕方がない。

「影響力」というものが本当にそんなにあるものかどうかわかりませんが、以前”それなりに閲覧数のあるブログを運営しているということを自覚して、発信内容に配慮すべき。”というご指摘を頂いたこともあるので「ネタブログ」とはいえ自分なりには配慮しているつもりだったりする今日この頃。

面白おかしく書いてはいますがブルべというのはその言葉の意味が示す通り「認定を受けるためにエントリーし出走、完走を目指すイベント」です。参加者は認定を受けるために走り、そのことこそが最優先であるべきなのです。
当たり前のことなのですが誤解のないように念のために述べると「認定が最優先」というのは「公道を走る際の各種法令とマナーをわきまえた上でルールに則り認定を受ける」ということです。なにがなんでも時間内にゴールに辿り着ければよいというものではありません。
そういったことを踏まえて考えると「認定外完走」は完全に「ブルべの本筋」からは逸脱しています。認定外完走なんか格好良いものでも何でもないのです。せいぜいがネタブログのいちエントリ的な価値しかない。
けれどもブルべはブルべである以前に個人が己の力で自然に挑む「ランドネ」に包含されるものでもあるので認定外の完走もまた一つのランドネのありかたなのだろうとはぼんやりと考えています。

あくまでもぼんやりとね、普段そんなに深く考えていないから。
最終的には認定があってもなくても個人の心のありようの問題なので、事前準備から始まって走っている最中、あるいは完走可否に関わらず事後にも楽しめるだけでも良いのかも知れないよね!ということで。

<実走行ログ:2018/09/30(Garmin EDGE 520J)>


起床⇒二度寝⇒時刻確認
5時半過ぎ。
正直終わったと思ったけれど、スタート地点までは自宅からほぼ丁度30kmなので雨が降っていても二時間あったらどうにか到着できるはず。
正規スタートは7時30分なのでスタートクローズは8時。
(なんとか間に合うはずだ!)と、自宅出発。
主催のひとみさんには遅れるけれど必ず行きますとDM送付。

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ランドマークタワーもてっぺんが隠れてしまうような空模様

雨の中ガシガシ踏んでスタート地点にクローズ7分前(=7時53分)に到着したところ(なんでこんなにいるの?)ってくらいに人がいた。総勢8名。タッチの差で虫さんたちがその場を去ってしまったそうだけれど、その2人を勘定に入れたら10人ですよ。冒頭にツィ貼りましたけれどわたし含めて出走者5名のところスタッフ込みでお見送り10名ですよ?なんだこれ。
あまつさえわたしの姿を見たマヤさん”2400kmを完走したのにわざわざこんな雨の200走ることなんかないのに!”って、(それを言っちゃあおしまいでしょ(笑)!?)みたいなことを口走るし。

諸々あって受付を済ませ、どうにかスタートしたのが8時丁度くらい。概ね30分遅れスタート。
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しばらくは湘南モノレール沿い(というか下)を

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深沢の星の珈琲豆店
すっかりご無沙汰してしまっているのでまたロールケーキを食べにうかがいたい。

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深沢駅
湘南モノレールの駅はなんとなく「秘密基地感」があって好き。

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鎌倉山を通過

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腰越橋交差点からの江の島

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R134に入ってすぐの電光掲示板の表示。
この絵柄だと大雨じゃなくて「強風」あるいは「大雨強風」じゃないの?

雨脚が弱まってきた中R134を西へ。
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お約束のサザンC

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湘南大橋は路面がドライ

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大磯通過時は必ず松並木を録る

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えらく青空領域広がっていますけれど「大雨警報」とは?
後から聞いたらこの時点で警報は解除されて注意報に切り換わっていたらしい。

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暑くて仕方ないのでレインウェアを脱いで収納

しばらく進んだところで丁度信号待ちの交差点角のお店が目に入った。
今まで目にした記憶がない。
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お店の外観を撮影していたら丁度店内にいた店長さんと目が合って、表に出て来て名刺(?)をくれた。今年の6月から営業を始めたそうなので、なるほどわたしの記憶にない訳だ。
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西湘バイパス橘インター入り口交差点の角
二子玉川からだと5、60kmくらいかな。意外(?)と活用できそうな感じがしなくもない。

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レインウェアは脱げたけれどシューズカバーは収納場所がないのでそのまま。
蒸れるわ。。。

そんなこんなで小田原からお馴染み早川口交差点を折れてR135へ。
東伊豆の海は荒ぶっていた。
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ところどころで軽く波しぶきを浴びた

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真鶴半島が見えてきた

真鶴駅前交差点を左折、しばらく進んでケープ真鶴に向かう一方通行路の北側、南側が合流するところで丁度良いタイミングでスタッフ巡回車二台とスライドして記念撮影。
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あと1分早く通過していたらスライドしなかったなあ

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通過チェック:ケープ真鶴
スタッフとすれ違った時にはさすがに口に出せなかったものの、今回はスタート前からすこぶる体調がよろしくなく、気分は悪いわめまいはするわという状況だった。

真鶴駅に戻る途中、お店が暖簾を出して営業開始しているのを目にして休憩のためにも立ち寄らせていただくことに。大体体調不良の時は何かしらちゃんとしたもんを食べたらおさまる。
このお店の食事スペースは畳敷きの広間になっているので隅っこに座らせていただき足を延ばしてしばしゆったり。
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時刻を確認してみたらどうにもPC1のクローズに間に合いそうにないので主催のひとみさんにはPC1に延着するので今回認定外になりそうなこと、最終的ににはゴールタイムに間に合わせるつもりだけれど自分以外の最終走者がゴールしたら受付を撤収して良いことを連絡。

ひとしきり落ち着いたところで早めの昼ごはん。
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小鉢とお刺身、あら汁の定食。アジ開きはサービスだった。
畳の上でくつろいだおかげで随分楽には鳴ったもののまだ体調不良な感が残ってしゃっきりとしない。場合によったらDNFして輪行しようかと思いつつ湯河原駅前を通過して最初のPCへ。

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PC1:ミニストップ湯河原宮上店(66.7km)
Close 11:58/Arr.12:15(-17Min.)
この時点で17分遅れ。
まあ「PBPルール」を採用してもらえるのであれば、たとえこのPCが延着でも次のPCが時間内であれば問題ないとして認定してもらえるかも知れなかったけれど、その時点で体調が思わしくなく、(時間内にゴールにたどり着くと偉そうに吹いておいて大丈夫なんだろうか?)と我ながら不安に思った。

PCをリスタートして椿ラインに向けてえっちらおっちら。
途中不動の滝で滝成分の補充をしてメンタル的なケアを。
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滝を挟んで左右、更にもうひとつお堂がある。
丁度源泉もあるので古くから信仰の対象だったらしい。

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ぼちぼち見頃のヤマアジサイ

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椿ラインに入ると霧雨というかほぼ霧そのもの。
しばらく登ったところで本降りになったのでレインウェアを着こんだら再び雨脚が弱まりかなり暑苦しい思いを味わった。

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椿台から

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椿ラインは常に白かった

えっちらおっちら大観山に到着。
と、同時に非常に激しい雨。
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すっげえ本降り

正直この先でやめて、箱根旧道を下って箱根湯元から輪行エスケープしようかとも考えたけれどレーダー画像を見る限りそう長続きする雨でもなさそうだったのでおっかなびっくりのダウンヒルで芦ノ湖湖畔まで。そこまで下ったらかなり雨脚が弱まったので結局旧道DHはせず続行したもののその後芦ノ湖神社を過ぎて仙石原に向かう最中のアップダウンで異変が。
とにかく脚が攣る。
ペダルを踏もうと力を入れた瞬間も、脱力して引き寄せに掛かっているときも、とにかく何かきっかけがあると攣り始めるのでどうにかこうにかだましだまし、仙石原手前のコンビニまで。

麦茶とおにぎり、アジシオを購入。
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おにぎりをかじりながらアジシオを振りかけ、麦茶で流し込む。

この時点で今日の不調の原因は単に脱水とミネラル不足であると遅まきながら気が付いた。
(これって宿酔じゃね?)
う~~~む。
PC1に延着するという連絡を入れた段階でひとみさんからは”お酒飲み過ぎじゃないの?”というご指摘を受けていたし、この時点でツィートしたら虫さんにも”(※意訳)それって二日酔いなんじゃ。。。”というご指摘を頂いた。
いい歳してダメダメなオトナである。

とはいえここで劇的に復活。
なんとなくちゃんとゴールまでは辿り着ける気になったのでリスタート。
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仙石原湿原
西側を通ると2kmほどショートカット出来てしまうので「私的通過チェック」である。

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乙女峠途中にあった表示

長尾峠への分岐を曲がり、緩やかな坂道をえっちらおっちら。
雨はほとんど降っていなかったもののしとしと霧様。
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峠の手前でひらけた視界
使徒迎撃のために展開している気分。

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通過チェック:長尾隧道

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長尾峠の碑と解説看板

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芦ノ湖方面が真っ白でなかったのが救い
なんだかんだ言って初長尾峠なのである。

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こういうのは雨の日ならでは

さてここからがダウンヒルだけれど、キューシートにあった通り道が荒れ気味だったけれど幸か不幸か荒れた道に差し掛かると同時に霧が濃くなって嫌でも速度が上げられず、却って安全なダウンヒルを走ることになった。
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峠ピークよりむしろ降りて来てからの方が霧が濃い

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通過チェック:7-11御殿場小学校前店
ここまでどうにか大した降りに見舞われずに済んだけれど、ここから先松田、大井と抜けるR246 旧道と一部現道を通る難所区間で猛烈な豪雨に見舞われ、視界は悪いわ大型トラック/トレーラーの追い越しは怖いわで散々な目に遭った。
それでも寒川まで戻ると再び雨は小康状態になり、走りやすく。
帰宅してから確認してみたが、丁度松田や大井を抜けたタイミングがあの辺の地域の単位時間降雨量が最大に近い値を示していたのであった。

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PC2:ファミリーマート土屋橋店(167.1km)
Close 18:38/Arr.18:54(-16Min.)
ここでも16分の延着だったが残る距離は約35kmなので、天候次第ではあるもののゴールクローズの21時にはどうにか間に合いそう。
と、甘く目論んだら最後の最後、ゴールまで15km程度のところで急に風が強くなり、風が巻いてどちらに向かっても向かい風という非常につらい状況に追い込まれてペースがちっとも上がらない。

結局最終PCを出発した時に考えていたゴール到着より20分ほど遅れてゴールに帰着。
18093055.jpg
Goal:ローソン鎌倉大船二丁目店(201.7km)
Close 21:00/Arr.20:54(+6Min.)
最終的には宣言(?)通り帳尻を合わせて制限時間内にゴールに到着。

(認定外だから関係ないけれど)レシートを取得して写真を撮って、さあ帰ろうかというタイミングで道を挟んで正面にあるこじゃれたバルから”トリさんお疲れ様!”と、主催のひとみさん田中AJ会長が出て来た。
この日首都圏の鉄道各線は台風接近対策として20時を境に運行を取りやめてしまったのであるけれど会長は徒歩数分のところにご自宅があり、ひとみさんは同じく徒歩数分のところに宿泊するそうである。
”軽く何か食べてく?電車無くなっちゃったから輪行できないけれど。”田中会長
お言葉に甘えてご一緒させていただくことに。
翌日の出社があるのでさすがに宿泊は不可なので自走帰宅しなければならないため、左右に座った二人が各々ワインを味わっている席に挟まれつつノンアルビール→炭酸水。
あれこれ他愛のない話に興じる。
18093056.jpg
炭酸水とガーリックトースト
オリジナルのパンが美味しかった。

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自家製ピクルス
ガラス瓶がシャレオツ。

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最後にガッツリタンパク質
羊の骨付きグリルを頂く。

結局一時間半ほど滞在して22:30頃おいとま。なんとか今日中(=日が改まる前)には自宅に帰着したいものだったけれど少々甘い見通し。
南風なので追い風基調ではあったものの、時折吹く突風と追い越して行く大型車両が起こす風や水しぶきに翻弄されまくる。
18093059.jpg
台風が接近している中深夜の横浜で風雨に翻弄されるの図

18093060.jpg
どうにかこうにか東京に帰って来たのは0時を回ってから

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専修寺別院前帰着 10/01/00:10頃
さすがに「日が改まる前」は無理だった。

こうしてどうにかこうにか事故も怪我もなくBRM930神奈川200箱根はつつがなく終了しました。
”エントリー102名の内出走5名で出走率5%弱だけれど完走率は80%(※認定外完走は記録上DNFとなる。)だから凄いよねえ。トリさんが二日酔いじゃなかったら100%だったのに。”というひとみさんのセリフが軽く心にのしかかります。

いやはや大変失礼いたしました。
改めてありがとうございます。
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