【通過チェックを】BRM1005埼玉1000鶴岡 走行記録-02【華麗に通過】
2018.10.19 Fri 21:13 -edit-
二日目の夜明け。
心配された台風の影響もまだ感じられず
穏やかないち日の始まりを予感したのだけれど、
実際にはまったく異なる辺りがお約束。
PC2で折れたミラーを撮影していた時の会話。
みい:あれ、トリさんどしたの?
わたし:昨日買ったばかりのミラー折れちゃってさ。折角川崎まで買いに行ったのに。
みい:ああ、アレって川崎までモロさんと飲みに行ったんでしょ?
わたし:断じて ち が う 。
それにしてもシャフトが樹脂製のミラーはダメだ。
みい:え?女子?
わたし:いや、樹脂、シャフトが樹脂はダメって。
みい:シャフトが女子のミラーはダメって、なんか意味わからないけど笑えるよね~~~。
そのフレーズがツボに入ってしまったらしく、しばらくひとりでクスクス笑うという「笑いの自家中毒症状」を呈していらっしゃった。
そんなみいさんから、大宮温泉神社をリスタートした頃にこちらの所在を確認するようなメールが届いていたのだけれど、その時点で彼女とリュウさんは白河にいてトラブル発生の為DNFすることになってしまったのだと後から知った。
トラブルが事故怪我の類ではなかったのが不幸中の幸い。
久しぶりの白河市。
以前勤めていた会社の仕事がらみで某建物の基礎工事と並行して行う作業があり、こちらはすべて予定通り進めていたにもかかわらず急遽年末最終作業日に追加された作業に関して作業員の手配が付かず、みぞれ交じりの雨が降る中一人で作業を行って翌日以降高熱を出してみたり、AJたまがわ東葛班主催の那須600で夜間田んぼに突っ込んだ上通過チェックを華麗にスルーしてしまって初めての輪行DNFを経験するなど、なかなか痺れる思い出が詰まっている土地である。
(閑話休題)
追分明神の峠を過ぎるとすぐに白河の関。
関所の方は工事中だったので立ち寄らず、久しぶりに白河神社にお参り。
日が傾いてきたことと相まって非常に静謐で厳かな雰囲気を堪能。
白河市街地を抜け、道は再び山間へ。
時刻が中途半端だったのでスルーしてしまったけれど、やはり白河ラーメンをいただいておくべきだったとやや後悔しつつ。
PC3(222.9km)
7-11天栄松本店
Close20:52/Arr.17:21
マージンは約3.5時間なのでまあまあのペースではあったけれど既に非常に眠い。
すっかり暗くなって交通量も減った山道をえっちらおっちら。
なんとなく覚えがあるなあと思って走っていたら勢至堂峠だった。
夜間走ったことがないので全くイメージ湧かなかったけれど、緩い坂道を登り切った先に勢至堂トンネルがあったのでそれと知れた。
何年ぶりだろうね、ここ。
明るければ気分が良かっただろうダウンヒルを路面に注意しつつ下る。
ダウンヒルの際はヘッドランプを最明に。
猪苗代湖湖岸まで行かずに道は左へ。
ついうっかり過去に走ったイメージから右に曲がりそうになった。
今回猪苗代湖を拝むことなく湖岸から一つ山側の道を西へ向かう。
黒森トンネル
ここも何年か前に通った記憶のあるところだけれど、たぶんその時も明るかったから全然わからん。一度や二度走っただけのところは昼夜でまったくイメージが違うのでなかなか新鮮。
途中眠気覚ましにコンビニに立ち寄り。
ガラスにカエルがへばりついていた。
会津坂下の街中を抜ける頃からかなり眠気を感じていてどこかで休もうと思いつつ進んだもののなかなか手頃なスポットが見当たらない。
細かいミスコースをしたりしはじめ、若干のふらつきも自覚するようになっていよいよ危険なので取り敢えず立ち止まって立ったまま目を瞑って休んでみたりしながら進んだ先にようやく「道の駅にしあいづ よりっせ」に辿り着いた。
赤べこがお出迎え。
幸いなことに建物内にベンチが数台置いてある。
唯一あったテーブル席は赤ん坊を連れた若い夫婦が座っていたので利用できなかった。
赤ん坊の夜泣きで家族に迷惑が掛からないように表にいる感じか。
一般的なベンチよりは幅が狭く幅広の平均台みたいな感じではあったけれど横になって靴を脱いで足を伸ばせるというのは非常にありがたい。
しばらく寝て起きて、リスタートしようとしたところ、周囲に2、3人のランドヌールがわたしと同じようにベンチで寝ていた。
まあ、ランドヌールの考えることは似通うよね。
すっきりしてリスタート。
エッチらおっちら長い坂道をひたすら登る。
ようやく新潟県へ。
というところで現れたこの標識。
(ふざけんなよ、県境って言ったらもう登らなくて良いと思うじゃねーか!)
ふつふつと湧き上がる殺意の波動。
PC4(326.4km)
ファミリーマート津川平堀店
Close10/6/3:44/Arr.10/6/0:42
道の駅で軽く寝ただけでは物足りなかったのでもう少し寝ることにして手頃な場所を探す。
アホみたいに長い赤岩トンネル。
観光バスの待合スペースをお借りしてしばし仮眠。
ようやくすっきりして新潟市内を指して進む。
二日目の朝。
コンビニのイートインで朝食をしたためていたところで日の出を迎えた。
新潟市内に向けてリスタート。
途中「馬越」というなんとなく覚えのある交差点を右折してそのままスルーしたのだけれど、その交差点にはしっかりと通過チェックポイントが設定されていたのであった。
わたしは普段ブルべに参加する際、PCや通過チェックのタイムスタンプをツィートするためにスポット名称や距離をあらかじめメモとして作成しておいて、到着した際に到着時刻とコメントを添えてからUPするというやり方をしている。
キューシートやブルべカードをいちいち取り出すのは面倒なので、携帯電話を取り出してそのメモを参照する事で次のポイント名や距離の確認を行ったりもするのであるが、今回その馬越の通過チェックポイントに関しての情報をメモし忘れてしまって完全にスルーしてしまっていたのであった。
GPXファイルを作成する際にはポイント入力を行っていたので地名になんとなく覚えがあったのだ。
通過チェックを華麗に通過し、先へ進む。
ところがここで更に失敗が重なり、なぜか車道が自転車通行不可の新新バイパスに入り込んでしまい、自転車通行可能な側道から雑草がわさわさ生えている歩道に上がって阿賀野川を渡った。
正規コースを走っていたら目にできない風景。
阿賀野川を渡り切ったところでさすがにおかしいと気付き、RWGPSでコースを引く際に横着してポイント設定を少な目にしたためにアプリの方で勝手に(?)ショートカットされてしまったというあるあるな現象だと判断して正規コースに復帰するためにキューシートを引っ張り出して交差点名等を遡って確認していた時通過チェックを通過してしまったことに気付いたのであった。
スマホでルート検索をしてみたところ、通過チェックポイントまでの距離は約12、3km。結構無駄に走ってしまったけれどまあまだ間に合う。
ということで最短コースとなるので再び雑草ぼうぼうの新新バイパス歩道を通ってコースを逆走。途中”何してんのコイツ?”みたいな顔でこちらを見ながらスライドして行くランドヌールたちの視線が痛かった。
無事通過チェックに辿り着いたらハラポンさんがいて、軽く言葉を交わした後わたしが先行してリスタート。
みたび阿賀野川を渡る。
景色を味わう余裕はまだあった。
荒川河口付近。
伝統漁法の仕掛けらしきものが。
約30kmほど余分に走ったお蔭で二時間近くロスしたもののまだ何とかなりそうな雰囲気。
風もそれほど強くなく、気持ちの良いサイクリング日和なのであった。
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