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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【扇屋製菓で】駿河健康ランドからの西伊豆行-3/3【メロン三昧】 

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南伊豆町下賀茂の扇屋製菓名物「メロンロールケーキ」
下賀茂温泉を利用したハウス栽培の「温泉メロン」をふんだんに使った逸品
他にタルトやショートケーキ、モナカ等も。
上品な甘さで非常に美味しい。

その2より続く。

<二日間合算ログ(2019/01/19-20)>

金曜日の晩、都内でお買い物をしようと進行方向右側にあるショップに向かって歩道に乗りいれた折、ギャップに乗り上げた衝撃でフロントがチェーン落ちしてバランスを崩して転倒した際道端のガードパイプにほぼ全体重を預けた形でわき腹を痛打し、右肋骨10番11番がポッキリ折れたわたしです。みなさんも落車、怪我には注意しましょうね!(挨拶)

しおかつおうどんを堪能してお店を出ると目論見通りすっかり雨上がり。
路面はしっかり濡れていたものの水溜まりができるほどの降りではなかったのが幸い。
うどんを食べている最中、店内で流されていたTVの天気予報では午後からは雲が切れ、晴れ間がのぞくようになるものの、夕方から夜にかけては冬型の気圧配置になるとのことだったので夕方以降はおそらく北(向かい)風
ここから先、下賀茂あるいは石廊崎までは自転車で走行するのは初めてで、自動車だったりオートバイだったりで走ったこともかれこれ20年以上昔のこととなる、ある意味未踏の地に近いエリアである。そんな未踏エリアに突入してしばらく後、松崎中心部に差し掛かったところでちょっと立派な鳥居を見かけたので立ち寄ってみた。

<伊那上神社>
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社務所は無人だった

お参りを済ませ、鳥居脇に掲示されていた松崎町内案内図を見てみたらもう少し南に下ったところに伊那下神社の表示があって、しかもそちらの方が規模が大きいような表現になっていたのでそちらにも立ち寄ることに。

<伊那下神社>
伊那上神社にもいくつか置かれていたけれど、境内や周辺あちこちに所狭しと個性的な彫刻が据えられていて独特の雰囲気を醸し出している神社だった。
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石積みの擁壁の上に建てられた本殿に参る階段ごと拝殿で覆った形式
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上下両伊那神社の御朱印を見開きでお書入れいただいた
<竜谷水神社と池>
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神明水と呼ばれる健康長寿の湧水
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琉球畳表の碑

お参りを済ませてリスタート。
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西伊豆は断崖絶壁が多い
ゆえにひたすらヒドイアップダウンが繰り返される。

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牛着岩(←大牛/子牛→)

牛着岩を過ぎてしばらく進むと大瀬崎を後にした時のツィにけーこ隊長がくっつけたリプライにあった雲見浅間神社(烏帽子山)の鳥居が正面に現れた。
※ちなみにほぼ同じようなタイミングでチコリンさんからも雲見浅間神社をおススメいただいていたのだけれど、あの方は現在は鍵っ子さんなのでツィートを貼れない。(PriScで貼れないこともないけれどね)

<雲見浅間神社(烏帽子山)>
地中のマグマが盛り上がって出来た岩山で古くからの信仰対象となっている。「雲見」の名の由来は「富士の頂きからは雲に隠れて見えない」という説がある。
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山全体が神域なのだから「禁止」なのは当然
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サイクルシューズからビーチシューズに履き替え
かさばらないので輪行の可能性がある時は携行するようにしているビーチシューズがこういう時に役立つ。
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約130段の石段を登って拝殿へ
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次いで中之宮に向かう約320段の石段
どこでもそうだけれど下りがヤバそうではある。
っていうか、途中で登り勾配が切り換わってきつくなっている。
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中之宮とそこからの眺め
中之宮から本殿に向かう道は絵地図で「山道」とされていたけれど、まんま登山道。
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しかも山頂付近はガレ場になってる
ソールがペラペラで、それゆえ嵩張らないから携行に便利なビーチシューズではあるけれど、ここまで足場が悪いと足裏痛い。
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頂上付近は大きな岩がゴロゴロ
パッと見は(酒井勝軍が「縄文ピラミッド」に認定しそうなところだ…。)とか思ったけれど、帰宅後調べてみたらそういう記録は見当たらなかった。
よくよく考えたら山自体がマグマが冷えてできたものだから山体が崩れて山頂付近がガレ場になっているのだと後から思い至る。
これからはなるべく履き替え用のシューズはビブラムKMDにしようとひそかに誓った。五本指ソックス着用が必須になるけれど、最近はまず大抵五本指ソックスだしな。
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相思の根
木の幹に願いを刻み付けるらしい。
年月の経過と共に徐々に上の方に移動し、刻んだキズがなかなか味わい深いものになるが下手なことを刻むと黒歴史がいつまでも衆目に晒されることとなるので要注意である。
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なかなか危なっかしいところを通る
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ようやく辿り着いた本殿
本殿の脇に階段があり、登り切ったら腰とほぼおんなじくらいの高さの手摺がぐるっと回された、畳一畳分くらいのスペースが。
(安全基準的にどーよ、この手摺!?)という野暮は言わんけれど、雨が上がったと同時に強く吹き始めるようになった風にあおられて結構怖い思いを味わうこととなった。
但し眺めは掛け値なしに素晴らしい。
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なかなかの絶景である
雨が上がり、強くなってきた風に伴い急速に天候が回復してきたものの富士山方面はまだ雲の中。
富士山頂からだけでなく、こちらからも「雲見」である。
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朝よりもさらに露出控え目な富士さん

極めて一般常識的なお話ではあるけれど山道、石段は登りより下りの方が危ないし怖い。
おっかなびっくりながらどうにか無事下山してリスタート。

ちょっと進むとすぐヘアピンカーブの続く急登り坂。
振り返れば先ほど登った烏帽子山。
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さっきまであの岩のてっぺんにいた

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おそらく河津桜
※正直土肥桜との違いがわからんけれど、土肥桜の解説には「土肥だけにある」と銘記されているのだから少なくとも土肥桜ではない。

入り江に向かって下り、再びひとこぶ越えて次の入り江へ。
幾度となく繰り返されるアップダウン。ピークの海抜こそ200mそこそこと低いもののひたすら斜度のきつい坂道が続く。イメージ的には房総半島南側海岸沿いの道の斜度を倍にしたような感じである。
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斜度22%とかふざけんなよ

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海に向かう下り坂で何度もぬか喜びさせられる

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横浜市南伊豆臨海学園付近にて
やっと青空が見えて来たけれど、代わりに非常に風が強くなってまっすぐ走るのもつらい。特にトンネル出口や切り通し、橋の上などは本当に危険。

妻良の集落を過ぎて坂道を登り、トンネルを抜けたらようやく西伊豆のヒドイ坂道は終了。しばらく田畑の中を抜ける道をひたすら進む。
下賀茂温泉郷に入れば目的地はすぐそこ。

ようやく目的地、扇屋製菓に到着
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思いの外時間が遅くなってしまったので欠品が心配

店内に入りショーケースを確認してみたらロールケーキ、タルト、ショートケーキとも売り切れていなかったけれど、タルトかショートケーキのどちらが最後のひとつであった。

(らっき~♪)
若干の逡巡の後、メロンロール、タルト、ショートケーキの「メロンネタ三種そろい踏み」とカプチーノを注文。
お店の方には”先週も何人か自転車にのった方がいらしてかなり遠くまで帰るっておっしゃっていましたよ。”と言われた。AJ神奈川の鎌倉300参加者のことである。
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メロンロールケーキ、タルト、ショートケーキのそろい踏みとカプチーノ
今回初めてタルトを頂いたのだけれど、メロンそのものは他ふたつも一様に美味しかったものの生地のしっかりとした食べ応えとカスタードクリームと生クリームの割合等が非常にわたし好みだった。

すっかり満足してお店を後に。
日暮れが近づくにつれ予想通り風向きは北寄りに変わり始めていて、とてもじゃないけれど下田以北にまで走れる気がしなかったし、そもそも伊豆急は運賃がお高いので北上するならJRの駅である伊東まで行かないとあまり意味が無い。

で、周囲が暗くなり始めた18時頃伊豆急下田駅に到着して切符売り場に移動してみたところ、東京方面にJR直通で帰れる列車は17時台で終了してしまうという驚愕の事実を知る。

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普通に20時頃まで踊り子とか走っていると思ったよ

窓口で乗換の確認。
伊東では到着ホームの向かいに接続列車が待機していて待ち時間ほとんど無し、熱海ではホームの移動があるものの5分ほどで東京方面行きに接続があるのだという。
乗換えが煩わしいだけでそれほど面倒なこともなく帰れそうだ。

困ったことに下田駅構内の駅弁の売店は既に営業終了し、駅前に営業中のめぼしい商店もなく、構内の土産物店も18時で営業終了なので慌ててビールとつまみを買い込んで18時過ぎの各駅停車に乗り込む。

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伊豆急は高校時代に利用して以来

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わさび豆美味しかった

熱海からはプチ贅沢をかまして川崎までグリーン。
冷静に考えたら横浜までにして横浜で乗り換えた方が歩く距離少なくて良かったけれどそんなのあと知恵だからなあ。

約四時間で帰宅して、この日21時からエントリー受付開始されたAJ西東京の【しおかつお200(達磨山)】にサクッとエントリーしてから着替えていつもの銭湯へ。
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暖簾が新調されてた

そんなこんなで全裸プールとドイヒーな西伊豆堪能一泊二日の約330kmのツーリングはつつがなく終了。
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タグ: ロードバイク  ロングライド    観光  扇屋製菓  雲見浅間神社  伊那上神社  伊那下神社 

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