【嬉し恥ずかし】BRM316千葉600チーバくん 走行記録-03【サービスタイム】
2019.03.27 Wed 05:07 -edit-
犬吠埼太陽の里で入浴、仮眠休憩する気満々だったのに
いつの間にか終夜営業をやめていて23時で閉店するようになっていた。
ゴール後スタッフ諸氏やほかの参加者にも聞いてみたものの
この営業時間変更を事前に把握していたものはいなかった。
失意のズンドコにいたわたしの目の前に現れた
まるでオアシスのような天国のような場所。
ひとりで入ったって幸せ気分を享受できるんだよ!
<実走行ログ:2019/03/16-17>
雨はほぼ上がったもののついさっきまでかなりの降雨があったようで路面は完全にウェット。ところどころに現れる大きな水たまりを回避しつつ、GPSのマップ表示を細かくチェックしつつ進む。拡大表示のままだとeTrexの電池も消耗する。
田んぼの中の街灯もほとんどない道を一人で進む。遠く後方に参加者と思しきライトがちらちら見えたような気がしたけれどしばらく右へ左へ曲がっているうちに見えなくなった。休憩できるようなところは無かったはずだし、ミスコースしたのか単にこちらが引き離したのか、あるいはこちらがミスコースしている可能性もある。慌ててGPSのマップ表示を拡大してチェック。どうやらこちらの間違いではないらしい。GPSファイルを作成した時のわたしの作業に間違いが無かったら、というエクスキューズは付くけれど。
ようやく利根川土手にぶつかったもののいつまで経っても左岸(=茨城県側)の走行。しばらく進むと利根川河口堰を渡っていよいよ千葉県に復帰。
利根川河口堰
毎度のことながら河口から10km以上も上流にあるのに「河口」の名は個人的にはまったく納得いかない。
千葉県に入ってからも頑なに利根水郷ライン(R356)を使わないスタンスのコース設定。ちなみにR356からR244と繋げば次のポイントまでショートカットできる。まあしないけど。
準備段階でポストしたエントリでも触れていますが、今回のこのコースはあちこちでショートカットが可能なPC(通過チェック)配置になっていたりしまして。結局のところ「意図的にミスコースして距離を詰めて完走したとしてあなたはそれで満足できますか?」というなかなか深いところを抉ってくるような問いかけをしてくるコースだと思っています。
個人的になじみの薄い、R356の南側をR356に並行して東西に抜ける道を通って銚子漁港の西端付近から川沿いを。
出港準備中の漁船群
昨年末に認定試走として走ったAJたまがわのチバラキ600のことを思い出しながら犬吠埼灯台を通過。
犬吠埼灯台
今回も、なぜかわざわざ近寄る気にはならなかった。
光の筋が三方向に放射されていたのが印象的。
通過チェックポイントはチバラキで設定したものとは違う、いわゆる「いつもの」セブンイレブン。
通過chk1(342.5km)
7-11銚子犬吠埼@03/17/00:47
PC5の時点でのざっくりとした目標は1時前後に犬吠埼の太陽の里に入り、仮眠3時間+入浴&着替え他で4時間滞在の後にリスタートというものだった。
レシートゲットのためだけに買い物を済ませてそそくさと移動。太陽の里敷地に入るとバイクラックが目に入ったが、先客は一名だけのようだった。
わたしもラックに自転車をひっかけ、施錠したり携行したりする装備類を選り分けていたところ、もう一台の持ち主が近寄ってきてフロントの方を指差して”受付ってあっちですよね?”と問うてきた。実のところわたし自身この犬吠埼の太陽の里を利用するのは初めてだったけれど、建物の構造からみてそこしかありえないだろ?っていう方向だったので多分そう思うと応え、再び途中だった作業を再開。一通り手荷物をまとめてさあ移動!というときに先ほどの参加者が戻って来て”どうも終夜営業やめちゃったみたいですよ、23時までしか入れないんですって。!”と、衝撃の事実をもたらした。
すっかりここで休む気でいたのにどうすんの。
こうなったら大網白里の太陽の里まであと約50kmほど頑張って走ってそこで休もうかとも思ったけれど、何せ今回は前日早寝して起きたのが1時半頃のこと。すでに24時間ほど寝ていない状況で、低い気温と雨に打たれてしまったおかげで体が冷え、通常よりもかなり体力を消耗していて眠くて仕方がない。しかし屋外で仮眠を取るには装備が貧弱極まる。そもそも寝られるような道の駅もこの先無いし。
(やっぱり大網白里まで走るしかないか。)
そんなことを考えながらふらふらとドーバーラインを進み、気持ちが萎えかけているところに追い打ちをかけるかのようなクソ坂を登り、ピークの「地球の丸く見える丘展望館」前を通過したときにふと左手に色鮮やかな照明でライトアップされた建物が。
ファッションホテル?ブティックホテル?いわゆる「ラブホ」
ダメ元で館内に足を踏み入れ空室状況を確認してみたらありがたいことに二部屋の空き。片方は¥4,800/3時間でもう片方はさらに¥1,000お高い。迷わず安い方の部屋をチェックし移動。少々残念なことにバンガロータイプの部屋ではないので3Fの部屋にエレベーターで自転車を持ち込むのは無理だった。
部屋に入ってすぐ暖房温度を上げ、ウェア類を脱いでまっぱで室内をうろうろ。
サービスタイムは3時間。それを超過すると宿泊として¥8,500(くらい)を取られてしまうので効率的に動かねばならん。
濡れたシューズの中にタオルを丸めて突っ込み、濡れたウエア類は大きなベッドの上に広げて水分が散るように配置、充電が必要なものを接続してシャワールームへ。
無駄に広いベッド
無駄に広いバスルーム
だだっ広いバスルームの片隅を使ってシャワーを浴びる。
さすがに浴槽に湯を張る時間は無かったのでバスルーム内の空気は冷え冷えとしていた。
っていうか無駄無駄と連呼しているけれど本来の目的に沿った使い方をするならばちっとも無駄ではないという事実。
枕元にUSB挿し口二か所、ACコンセント一か所
リスタート準備に要する時間を10分ほどで済ませることにすれば2時間半弱寝られるので、そのつもりで携帯電話のタイマーをセット。少々短い感もあるけれど、ふらつきながら大網白里に向かうよりははるかにマシ。
布団をかぶって(これで寝られる!)と思った次の瞬間には携帯電話のアラームで目覚めたのでそこそこしっかり眠れたようではある。
うっかり10分ほど二度寝してしまったけれど無事起き上がれたので着替えをはじめ、サービスタイム終了ぎりぎりに清算完了、追加料金は発生しなかった。
時刻は4時半頃。まだまだ真っ暗な中、ドーバーラインを西に向けて走り出した。
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