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日記超。-改・弐-

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自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023Jun18Sun

【人生で最も派手な】19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-03【転倒落車】 

CrushA.jpg
ゴール後、ランブイエの駅で輪行する電車を待っている際
みいさんに指摘されるまで全く気付かなかった
ダウンチューブの亀裂

19e PARIS-BREST-PARIS Randonneur-02 より続く。
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07・◆08・◆09・◆10・◆11・◆Ex

<実走行ログ-01>

飛び出して台湾人グループを追った15氏にうっかり付いて行ってしまい、当初想定していた以上のハイペースで走る羽目に陥った。
19PBPb41.jpg
方形に固められた麦わら(?)がジェンガみたい

19PBPb44.jpg
19時頃でもまだまだ明るい

19PBPb42.jpg19PBPb43.jpg19PBPb46.jpg19PBPb47.jpg
畑(牧場)→[町⇒教会(丘の上)⇒町]→牧場(畑)/時々森
ひたすらこのパターンの繰り返しなのである。

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シングルスピードで参加している女性も一人や二人ではなかった
つよい(つよい)。

しばらく進んだところで台湾チームは小休止のためスローダウンして離脱。10人ほどのトレインの先頭が15氏になり、しばらくその状態で淡々と進む。
19PBPb50.jpg19PBPb51.jpg19PBPb52.jpg19PBPb53.jpg
しばらくは15氏の背中ばっかり撮ってた

”(PBPの)スタート直後はね、周りが飛ばしているからついついその気になってオーバーペースになって、結局脚が売り切れて自滅するパターンが多いんですよ。脚が売り切れてからの走行はホントにつらいよ~~~。”今回で三度目の出場となる自称「PBPのベテラン」であるところのべいさんが、事前の飲み会等でしつこいくらいにドヤ顔で語っていた姿が脳裏に浮かぶ。
(オレ、まさにいま、のっけから脚を使い切りそうではないか。。。)
スタートから80kmを過ぎたあたりで我に返り、ペースを落として徐々に後退して行くことに決めた。
”15くんさあ、オレが遅れるようだったら気にしないで先に行って良いよ!”
徐々にペースダウンして15氏と距離を置く。すると後方からわたしを追い越した、黒いジャージのドイツ人と思しき参加者が何やら手振りで彼の後ろに付くよう促しつつあれこれと話しかけて来た。
並走しながら身振り手振りで会話をしていると、どうやら”あんた(=わたし)前を走っている相棒(=15氏)から遅れちゃったんだろ?オレが牽いてやるから距離詰めようぜ!”ということらしい。
既に30mくらい差が付いていたので”いやいや気にしないで!”と返したものの、遠慮だと思ったのか”ほれ、良いから早く後ろ付けよ!”というジェスチャー。
仕方なく後ろに付いてしばし牽いてもらい、無事(?)15氏の真後ろに。
”なぜか戻って来ちゃったよ。。。”と、15氏に声をかけ再びしばらく追走。先ほどのドイツ人は10mほどの距離を置いて後方を走っている。
それでも再びじわじわ遅れ始め、また15氏との距離が開いたところで先ほどのドイツ人登場。
”何やってんだ!?頑張れよ!もう一回牽いてやるぜ?”的な励ましの言葉。”いやいや、このままでノープロブレムだよ!”と返すも”行くぜ、気合入れろ!!”とばかりに横から手を伸ばしてわたしの尻を押して来た。
仕方がないので再びペダルを踏み込んで15氏の後ろに復帰、しばらくそのまま追走。
10kmくらい走ったところでミラーを確認してみたら、どうやら途中のカフェにでも立ち寄っているらしく先ほどのドイツ人の姿が見えなくなっていたので満を持して(笑)
”あのさあ、今度こそオレちぎれるからよろしく!”15氏に声をかけ、ペースを落とし始める。
”え?とりさんオレのこと牽いてくれないんですか!?”
”牽かねーよ、そんなことしてたら死ぬわ!(笑)”
以後は単独でゆるゆると。

19PBPb54.jpg19PBPb55.jpg19PBPb56.jpg
各国のいろんな参加者と走りながら日が落ちる

このあたりから妙に生あくびが出てくるようになって意識がふわふわし始めた。
(これって低血糖状態ではないか?)
慌てて道端に停車して携行していたスポーツようかんを取り出して糖分補給。しばらく時間を置いたらかなり意識が戻って来たのでやはり飛ばしすぎに伴う血糖値の低下だったのだろうと判断。
多少はしのげたものの、時折意識がふわっとする瞬間があるのでスポーツようかんの一本や二本ではまだまだ補給が足りない感じ。ペースを抑え気味にして慎重に進む。

しばらく進んだところでちょっとにぎやかな街を通過。約100km地点。後から確認したらロンニー=オー=ペルシュという名の街。
大きなラウンドアバウトを回り込んで左折、その後右折となるので地図上で見ると進路がオフセットしたような形になる。ラウンドアバウト沿いにあったカフェがにぎわっていたので立ち寄ろうかとも考えたけれど最初のフードポイント(非PC)まで20km弱なのでそのまま通過。教会や街の様子を撮影しようと停車したらすぐ目の前にひらまつカントクが停まっていて動画を撮影していた。
”前回ここを通過したときは真っ暗だったんだよねえ。今回は頑張って踏んでる♪”とはカントクの弁。
リスタートしてカントクに付いて行こうかと思ったもののまだまだ消耗が回復していないようで思うように脚に力が入らず、じりじり遅れ始めて気が付けばカントクの後姿がはるか前方に小さくなって消えて行った。
19PBPb57.jpg19PBPb58.jpg
ロンニー=オー=ペルシュの教会

道中、間欠的に生じる猛烈な疲労感と眠気を感じつつの走行。まだ血糖値低めなのか。
だましだまし走行してようやく最初のポイントであるモルテーニュ=オー=ペルシュに到着。ここはControl(PC)ではないのでスルーしても問題のない「食事ポイント」である。
駐輪場に自転車を停め、建物の外にある屋台のようなところでサンドイッチとコーラを購入して屋内休憩エリアに入る。
ざっと見まわすと八割ほどの混雑具合で、幸運なことに出入り口のすぐ脇に空席があったので着席してサンドイッチをほおばりコーラで流し込んだ。

<MORTAGNE-au-PERCHE (food)118.0km>
19PBPb59.jpg19PBPb60.jpg19PBPb61.jpg19PBPb62.jpg
ジャンボン(生ハム)サンドとコーラを買って休憩所へ
※これらが(厳密にはもう一枚あるけれど)今回携行したGRⅢで撮影した最後の画像群である。

ちらほら日本人の姿も見受けられたけれど、面識のない方ばかり。何人かは腕組みしたりテーブルに突っ伏して仮眠していたり。
軽くお腹を満たして仮眠するかリスタートするか若干逡巡していたところで後発グループでスタートしたばるさんと行き会ったので軽く挨拶と会話の後結局リスタートすることに。
ここで軽く寝ておけば良かったというのはあと知恵。少なくともこの時点では眠気が散った気になっていたのだし。

リスタートしてしばらくはそこそこ快調だったものの30分も走ると断続的に感じるようになった倦怠感と眠気。やはり先ほどのポイントで仮眠しておくべきだったか。
何度か停車して深呼吸したりストレッチしたり、眠気を散らせようとあれこれやりつついたら随分調子が上向いてきた。
真っ暗な田園地帯を走行中、前方に街灯りが見えたので(街まで行けば教会の周りにベンチぐらいあるだろうからそこで仮眠しよう。)そんなことを考えながら若干ペースを上げ、ほぼフラットな道を進んでいたその時、マイクロスリープで一瞬意識が飛んでしまったらしく、気が付いたら道路右手の草地の上を走っていて、しかも目の前には直径20cmほどの鉄製と思しき支柱。
”???!!!”
気付いた時には20KPH前後の速度で正面から支柱に突っ込み、ハンドルの右側が衝突。
わたしの身体は勢いで宙を舞い、背中からアスファルトに叩きつけられていた。
記憶にある限り、個人的に最も激しい衝突を伴う転倒落車事故である。
ClashA.jpg
事故現場
GoogleMapsでは「シュレ・ノルマンディ」と表示される地域。

デジカメのストラップをたすき掛けにして携行していたので背中と路面でカメラを挟む形になり、息が苦しい。
(正月早々やらかした時のように肋骨でも逝ってしまったか?)と思いつつ起き上がり、様子を伺う。正直、ぶつかった瞬間の衝撃から自身の骨か自転車のフレームのどちらか、あるいは両方が折れてしまっただろうと思っていたので(たった1/10しか走っていないのにDNFとはふがいない。。。)と、心で半べそをかきながらフロントバッグから路面に散乱した荷物とその傍らに転がっている自転車を眺めた。
幸いにして前後に集団がいない状態での単独事故だったので後続に直接迷惑をかけることは無かったけれど、いつまでも道路上に放置していられない。

ふらふらと自転車に近寄ろうとしたら後から来た外国人が”大丈夫か!?ひどいクラッシュだったけれど救急車呼ぶか!?”と、声をかけて来た。ひとまず身体は動くので”大丈夫そうだ。”と伝えたが、しばらくはそばにいてくれて”ほかの日本人とは連絡付くのか?本当に大丈夫か?”と、いろいろ気遣いをしてくれた。礼を述べ、リスタートを促した。

その後もいくつものグループが”うわ、やらかしちゃってるよ!(※非日本語)”とかなんとか言いながら脇を通過していくのを横目にまず自転車の確認。
カラカラと後輪から音が聞こえたのでスポークが折れてしまったかと危惧しつつ確認してみたら無事で、衝撃で外れたチェーンがスポークと接触しているだけだった。
心配していたフレームもヘッドランプで照らしてみた限り無事。身体を動かしてみてもおそらく打撲のみ。肩にかけていたデジカメは、正面は無事だったものの背面の液晶がひび割れてしまっていて起動は可能でも撮影、確認ができない状態。

改めて自転車を確認してみたら衝撃でステムの角度がずれてしまっていたので工具を取り出し角度調整。ハンドルも右側ドロップ部分の角度が若干開いてしまっていたけれど、幸いにしてSTIは無事なのでブレーキもシフトも問題なし。アルミハンドルで良かった。カーボンだったら割れてる。

拾い集めた荷物をフロントバッグに収納して、周囲をライトで照らして拾い漏らしがないか確認の上でゆるゆるとリスタート。
打撲痛はあるものの取り敢えず走行にはそれほど支障がなさそうなのでホッとしつつ。
それまで感じていた疲労感も眠気も一気に散ってしまっていた。

CrushA.jpg
ゴール後に確認したダウンチューブ
おそらく事故直後はここまでひどい状態ではなく、1,000km以上走っている間に亀裂が大きくなっていって最終的にこうなったものだとは思うけれど、それにしても走行中完全に破断することが無かったのは本当に僥倖であったという他ない。
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タグ:   ロードバイク  ブルベ  ピナレロ  ロングライド  観光  PBP  2019  落車 

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