【富嶽の眺めで】BRM1026神奈川300伊豆-走行記録【締めくくり】
2019.10.30 Wed 21:54 -edit-
達磨山付近から眺めた沼津方面
シルエットになった富士山と街の灯り
丁度一台通りかかった車のライトがアクセント
<実走行ログ:2019/10/26-27>
「AJ神奈川の2019年最後の主催BRMとなる伊豆300」に参加。
当日はわたし自身が籍を置くAJたまがわでも本年最後のBRM開催があったので若干迷いましたが今年はAJ西東京の「しおかつお」・AJたまがわの「石廊崎」・AJ神奈川の「箱根」…と、エントリーした伊豆方面を走るブルべ中ことごとく富士山を拝むことが叶わなかったので最後の希望(笑)としてこちらに参加させていただいたという流れ。
主催の田中さんには”車検のお手伝いお願いね!”と言われていたのでスタート時刻の45分前くらいにはスタート地点に到着しておきたいところ。自宅からスタート地点の大船まで約32kmあるので所要2時間弱と考え、3時半頃には自宅を出るつもりで目覚ましをセット。前夜飲酒を控えてしまったがために寝付けず悶々としつつもようやくまどろみ、目覚めはアラームセット通りの3時丁度。
(さて、用意を。。。)
と思ったところで意識が飛び、気が付けばスマホを握りしめた状態で横になっていて画面の表示は4時を回ってしまっていた。慌てて自宅を飛び出し大船に向かう。
自宅出発は4時20分くらい
まあ撮影するくらいには心の余裕があったのだけれど、【箱根200】の事前移動の際にミスコースして使えなかった区間をきっちり走ろうと思ったら道が荒くてひどい目に遭ってしまい、(ミスコースしたままの方が幸せだったのだ。)という知見を得た。
大船駅北側の跨線橋から
現地到着は5時45分頃で、到着とほぼ同時に車検と送り出しの開始。ブリーフィングにこそ間に合わなかったもののどうにかこうにかお手伝いには間に合った。
車検終盤の様子
参加者をひと通りお見送りし終わってちょっとまったり。
おもて:今回はどのくらい(の所要時間)でゴール予定なんですか?
とり:まあ、日が改まる前に帰れたら良いかなあ、と。
おもて:それってクローズから二時間しか前倒しじゃないじゃないですか!(=そんなにのんびり走るんですか?)
それの何が問題なのかよくわからなかったものの、翌日の予定に思いを巡らせ少々考えを改めた。
とり:とはいえ22時過ぎくらいに戻れたら自走で帰宅してどうにか今日中だから色々捗りますけれどねえ。
DNS連絡のない未スタート参加者数が5、6名ほどになっていたので6時5分過ぎにわたしもスタートすることに。
成り行きでおもて先生に牽いていただく
富士山を眺めながら
巡航速度は概ね30-35KPH、大して飛ばしているような感じでもなくかなり気を遣っていただいてしまった感で恐縮しつつの追走だったけれど、よくよく考えてみたらそれなりに理由があったと推察されるものの表現するのはそれこそ「(文字数)」なのでやらない(笑)
とある信号待ちにて
おもて:このコースって初めてですか?
とり:いや、昨年は調整利かなかったけれど一昨年走りましたよ。雨に降られて最悪のコンディションでしたけどねえ。
おもて:わたし、今回のコースが使うルートってしょっちゅう走るホームコースだからルートを(GPS機器に)落として来ませんでしたけれど、300なのに結構登るし厳しいですよね!
ちょっと待って、スタート待ちの時所要18時間を切る切らないで散々”普通切るでしょ?”的なスタンスで会話していたあなたがそれをおっしゃいますか。
江の島を過ぎR134を西進していると、青空を背景に白く冠雪した富士の頂きが視界に飛び込んで来た。
(ようやく富士山!!)嫌でもテンション上がる。
湘南大橋から
茅ヶ崎の手前付近で先行していた彼女さんに追い付いたのでおもて先生はそこでペースダウン。わたしはしばらくその後方にいたけれど、集団がかたまり過ぎた感があったので単独で抜けさせていただき、以後はのんびりソロクルーズ。
大磯松並木で定点撮影
大磯城山公園付近
スタート直後は晴れていたものの早川口からR135に遷移したあたりから雲多め。
沖の方は日が差していた
二度寝をぶちかまして時間に余裕がないまま移動→車検お手伝い→スタートという流れだったため補給をする暇が一切なかっのでかなり空腹感を覚えていたので江之浦のローソンに立ち寄って補給。
今回のPCではない
食べ始めたところでおもてペアが到着。
軽く雑談の後わたしが先行でリスタート。
少々荒ぶる海
熱海ビーチラインは高波で通行止め
波は高かったものの風はそれほど強くなかったので助かったけれど、登りでは既に少々暑い。
熱海城直下のトンネル
熱海城の眺め
PCまで数キロのところではあったけれど間瀬に寄り道。
早生みかんを丸ごとひとつ使ったみかん大福
お茶をすすっていたらおもてペアがお店の前でいったん停止したものの、PCが近いということもあってスルーして行ったのが見えた。もったいない。
網代の辺りまで来ると海は穏やかに
時間経過によるものなのかはたまた地形によるものか。
PC1(79.9km)
7-11熱海網代店=09:45着
おもてペアがいたので軽く立ち話。その後彼女さん→わたし→おもて先生の順番でリスタート。
宇佐美付近
しばらくのんびり走っていたら後方から追い付いてきたおもて先生が結構な高速で飛ばして行ったのでしばらく付いて行ってみることに。タイミング良く先生が信号で引っ掛かっていたのでシグナルスタートで食らいついてみたけれど、こちらの走力が劣るのでちょっとでも差が開くと追い付きようがない。
巡航40KPHくらいだったのですぐ諦めた
再びのんびりソロクルーズ。
汐吹岩付近の浅瀬で波が交差していた
左右から波が迫る雰囲気が非常にツボ。
左の写真では手前側の波は右に向かっているが、奥側はこちらに向かって寄せているので波が直交しているように見える。
川奈ゴルフ場の脇を抜けてしばらく行ったところでおもてペアが停止して何やらやっているようだったので状況を尋ねてみたら、彼女さんの自転車のシートポストのクランプが緩んでまったようでサドルがいきなり下がってしまったらしい。元の高さがわからないのでセッティングしつつ走っているとのことだったけれど、工具類や補助は必要ないということだったので先行させていただく。
とはいえサドルのクランプっていきなり緩んだりするのか?時々チェックしとこ。
富戸の手前で定点撮影
伊豆高原の「いつもの」ローソン脇で信号待ちをしていたらおもてペアが追い付いてきた。
おもて:ここまで来るとこのコンビニで休憩して折り返したくなりますよねえ。
とり:わかります!ついでにグランパルポートに寄りたい(笑)
おもて:(何やら彼女さんと会話した後)オレンジジュースを飲みたいらしいんでけれどご存知ですか?
とり:あ~ありますねえ、多分オレも寄る。
おもて:そんなに有名なんですか?
とり:こっちから行けば右側だけどでっかい看板あるしわかると思いますよ。
一瞬”ホームコースなのに知らんのですか?”と問いそうになったけれど、基本的に走ることがメインの人は補給以外の周囲の状況に関しては無頓着だよね。
東伊豆の海を眺めつつの南下
伊豆稲取を定点撮影
オレンヂセンターに寄り道
飲めば三年寿命が延びるみかんジュース
飲み終えて、ゴール受付用に五個入りまんじゅうをひと箱購入してリスタートしようとしたところでおもてペアが入れ違いに到着。今回お二人に遭遇したのはここまで。
オレンヂセンターで正午頃だったので昼食をどうするか少々悩みどころ。一週間前のコース確認の際田中さんやひとみさんが立ち寄った河津七滝のお店で生わさび丼をいただくのも捨てがたかったけれど、ループ橋手前でコースアウトして坂道を下ってから食べて登り返すのが嫌だったので河津駅前のどんぶりやさんへ。
どんぶりやの伊豆海鮮丼
湯呑が可愛い
美味しゅうございました
コースに復帰してすぐにPC到着。
PC2(135.6km)
7-11河津下佐ヶ野店=13:25
のんびりした東伊豆ツーリングもここまでで、ここから先は坂道本番。
河津ループ橋
登り切ってもひたすら坂道が続く辺りに殺意が湧くよねえ、この橋。
遠目だと自転車店に思えなくもない
榾場(ほだば)の滝
「二階滝」バス停近傍にあるので初めて目にした時は奥にもう一つ横方向から流れ落ちる滝があったのでこれが二階滝なのだと思ったが、その後天城峠旧道沿いに立派な滝があることを知ったのであった。因みに「ほだ場」とは「シイタケ栽培地」の意味で、その名の通りあたりはやや薄暗く湿った空気が漂う。
ようやくピークの新天城トンネル
トンネルを抜けてしばらく下れば道の駅天城越え。
東海バスは天城峠前後の区間で自転車積載ができるよう、乗り合いバスのフロントに自転車用ラックを取り付けている。
心をくじきにかかる案内
みかん大福→みかんジュースと続いたのでここでもみかんソフトクリームにしようと思ったらラインアップに無かったので定番のわさびソフトを。
大正義わさびソフト
お店の方にみかんソフトがいつから販売されるのか伺ってみたところ、毎年販売開始時期が不定期なので明確な開始日はわからないのだとか。
気持ちの良いダウンヒルを堪能し、伊豆市内から船原峠に向けた長い登り。
途中で見かけた看板
ランドヌールを全力で煽りたおすネズミ。
”ハハッ!キミたち器小さ過ぎて出世できないよ!!”
余計なお世話である。
えっちらおっちら登った先、船原峠から西伊豆スカイラインへ。
船原峠から
船原峠からの西伊豆スカイラインは達磨山までひたすら淡々と登る。
土肥駐車場からの夕日と沼津市街地の眺め
リスタートして達磨山に向かう。
若干雲が多めだけれど地平線際は雲が切れ切れなので富士山を拝めるかもしれないと期待しつつ。
茜色に染まる雲
伽藍山から達磨山に向かう途中でパラパラとした雨に降られてしまったけれど、そのおかげできれいな虹も拝めたので結果オーライ。
夕陽に照らされた虹
そして予想通りにどーんと開けた富士山の眺め。
小達磨山越しの富士山と沼津市街地
頂きに雪を被った富士山のシルエットの手前は夕闇に沈み始め、駿河湾はまだ少し明るく、沼津市街地は街灯りが灯り始めている。
沼津方面に向かう下り坂
写真chk.(181.3km)
戸田峠バス停=16:25くらい。
前回参加時は雨と風に翻弄され、この写真チェックポイントで撮影しようと自転車をバス停に立てかけたら風に煽られて転倒、ミラーステーが折れてしまった曰く因縁のある地である。
今回は台風19号被害によってこの先が通行止めとなってしまっているので西浦方面に下る正規コースではなく修善寺経由の迂回路を走ることになった。
伊豆の国ビールを醸造しているところ
車で行ったりすればお土産で買って帰れるのだけれど、できればここで飲みたい、切に。
口野放水路の交差点を右折、北上するのが今回の迂回コースなのでチェレステカフェ前は通過せず、ちょっと余計に走って寄り道することも考えたけれど、営業しているかどうかの確認をしていなかったので素直にコース通りに進むことにした。
PC3(211.3km)
ローソン下香貫店=18:36
チェレステカフェに寄らなかった代わりの夕食場所をどうするか若干考えた後、毎度毎度気になっていたPCに設定されているコンビニの真向かいにあるカレー屋さんに入ってみた。
オレの器はそれほど小さい訳でもないんだよ、ネズミさん!(ドヤァ
観光地じゃないし、そもそも出世と縁遠いけれどな!
ガンジス川 沼津店
お一人様セット¥1,690-
なかなか素敵なネーミングのこのセット、とにかくナンがでかい上にカレーそのものの味も良いのでかなり満足度が高い。
食べ過ぎて若干胃が苦しかったけれどものんびり食休みするほどには時間の余裕が無いのでラスボス熱函道路に挑む。西側からなら大した勾配は無いけれど、ひたすらダラダラ登るので結構イヤになる道ではある。
熱函道路ピークの鷹ノ巣山トンネル
トンネルを抜けた先は下り坂。緊急退避所が三か所ある、勾配10%を優に超える急坂区間を下って熱海市内に入り、熱海駅前を抜けて真鶴を過ぎたら後は真っ平。
PC4(261.8km)
7-11小田原東町5丁目店=22:30
ここまで来たら残りは45kmなので二時間ちょいあれば帰れるところ、計算ミスして55kmと思い込み”ゴールは1時を回りそう。”とツィートするも、リスタートしてしばらく走ったところで残距離に気付くなど。
江ノ電鎌倉高校前駅
鶴岡八幡宮二の鳥居
Goal(305.1km)
ローソン大船二丁目店=00:38
ゴール受付であれこれ雑談したりレシート読み上げのお手伝いをしたりしてゴールクローズの2時頃には参加者全員の消息が確認できたので撤収。
田中さん、ひとみさんは軽く飲みに行くということだったけれど、わたしは翌日約束があったので後ろ髪を引かれる思いを味わいつつも途中川崎市内でラーメンを食べてから帰宅。
早朝3時半に食べるトンコツ醤油ラーメン
自宅帰着は4時丁度頃。
汚れ物を洗濯機に突っ込んで回してからシャワーを浴びて着替えをすませばすぐに出かける時刻。
そのまま寝ずに「第7回 ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」観戦場所取りのモロさんにお付き合いするためにさいたま新都心へと向かったのであった。
2019年最後のBRMも無事完走、認定をいただける運びとなりました。
参加の皆様お疲れさまでした。
主催関係者の皆様ありがとうございます。
また来年もよろしくお願いいたします。
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