【最終日に】Festive500@2019-3/3【滑り込み】
2020.01.12 Sun 10:05 -edit-
どうにかこうにか
滑り込みセーフ!といった感
Festive500チャレンジ2019達成。
前日思わぬアクシデントで走行距離が予定していたそれに届かず、晩飯ライドでリカバーしたとはいえ最終的に約200kmのライドが必須となったFestive500チャレンジ最終日の2019年12月31日。この日は朝からやたらと風が強く、終日小雨が降ったり止んだりで気温があまり上がらなかった前日よりも5℃以上、ところにより10℃ほども予想最高気温が異なるという、日中の気温こそかなり過ごし良さそうではあったものの風の強さ的に本来ならあんまり自転車で出歩きたくはないなあというコンディション。とはいえ走らない訳にはいかないので準備を整えいざスタート。
今回は前日取っ掛かりで挫折してしまった三浦半島一周を、今度は時計回りで回ろうというもの。
専修寺関東別院前@2019/12/31/8時ちょい前
のっけから向かい風がキツイ。
向かい風ということは当然南風で、ここまで風が強いと雲が散ってしまうので昼間の日射が厳しそうだしそれに伴う気温上昇もかなりありそうな予感で後ほどそれは見事に的中したのであった。
横浜市内に入り、普段とは少々コースを変えて市場前経由でMM21地区へ。
赤レンガ倉庫・横浜税関・横浜市開港記念会館
本牧方面を抜け、柴のブレーメンでパン活。
なんだかんだ言って久し振り
店外のテーブル席でサービスのホットコーヒーとともにいただいていたら、風が強すぎて袋が飛ばされてしまったり。しかもあろうことか新車が風に煽られて倒れてしまうというアクシデント、しかもよりによって右側に。ハンドルに引っ掛けてあったヘルメットも転がってしまい慌てて近寄り、起こしてみて自転車の様子を伺ってみたけれど大きな傷はなさそうだったので残りのパンを平らげてリスタート。しばらくそのまま進んでいたけれどどうにもRDの変速具合がよろしくないのでやはりエンド金具(ディレイラーハンガー)が曲がってしまったのではないかと考え、道端に寄って手で何度かハンガーをこじってみたところ不調が解消されたのでひとまずホッとしたものの、ペダルを踏み込む際に一定以上のトルクがかかると軋む音がするのでなるべく無理の無いよう注意を払いつつの走行。因みに年が明けて逗子200終了後にショップに持ち込んだらまだ少々エンドが曲がっていたようで、処置後は異音が解消された。
更にしばらく走行し、追浜から船越町に抜ける裏道に入った際、トンネル手前で尾灯を点灯しようと手探りでヘルメット後部に触れたところマグネット固定の尾灯がなくなっていることに気付き、慌ててブレーメンに引き返すと果たして店の前面道路の店側車線の真ん中付近に転がっているのを発見した。(やはり先ほど自転車が転倒した際の衝撃でヘルメットから外れてしまったのだ。)と思いながら近寄ろうとしたらスクーターに乗った爺さんが、まっすぐライトに向かって走って来る。”わ~~~!ちょっと避けて!!”と、大声で呼びかけたものの爺さんは全くこちらの呼びかけに気付かず、すぐ目の前の路上に転がっている異物にも気付かずまっすぐ進んでくる。真っ直ぐ踏んづけるコースで進んで来たので万事休す!と思ったところでかろうじて数ミリ差で踏まずにクリア。
片道約5km走ってライトの脱落に気付いて戻って来て、折角見つけたというのに既に壊れていたというならまだしも目の前でそれを破砕されてしまったらあるいはそのメンタルダメージゆえFestive500チャレンジをその場で終了していたかも知れない。
っていうかあの爺さん、周りからの声も聞かないし路上の異物にも気付いた様子が無いし、あんな状態でスクーターを平気で乗り回していて大丈夫なのだろうか。図らずも高齢者運転問題の一端を垣間見ることとなった。
その後は踏み込みの際の異音とアホみたいに強い向かい風を別にすれば特に問題もなく横須賀市街地を抜け、走水へ。出発直後からの空模様を鑑みて(走水の破崎園地展望台からは横須賀市街越しの富士山が拝めるに違いない!)と確信していたけれど、まさにその予想は的中し、雪を頂いた富士山が走水漁港と横須賀市街地越しにばっちりと視認できた。
予想通り
風が強いことの恩恵に浴せたのは正直この時くらいだった。
更に海沿いを南下。
折角なので久し振りに観音崎灯台まで登ってみることに。
以前訪れた時は特に注意書きは無かったものの、今では自転車に乗ったままでの進入が禁止されているのでのんびり押し歩いて灯台まで。どうせマナーの悪い自転車乗りが歩行者と接触したか、滑りやすい石畳で転倒して怪我をしたからとかそういう理由だろう。甚だ迷惑である。
砲台跡
観音崎灯台
チケット売り場のおばちゃんが”そこに置いておけばわたしが見てますよ。”と言ってくださったのでその場に自転車を置いて入場料を支払い、灯台に登る。
灯台からの眺め
正面向かって右側の海面は白波が立っているのに左側の波頭は砕けておらずにうねっているだけ、視覚的に「東京湾口」が理解できる。
パノラマ撮影なんぞを
景色を満喫してリスタート。
たたら浜にて
折角なのでかもめ団地側を回って浦賀へ。
東叶神社
今回は御朱印帳を携行していないので参拝せず。
浦賀の渡し船着き場に到着したのが丁度正午になってしまい、渡し船の休憩時間に。そのまま走ろうかとも思ったけれど、折角なので渡船を利用しようと考え直し、すぐ隣にある小綺麗な建物二階のElmar Uaraga Terrace Cafeさんでランチ。
渡船休憩時間
建物外観
ちゃんとバイクラックもある。
内観
店内ではライブ等もやるようです。
地元走水産のアカモク丼
ごはんの上だけでなく、中にもアカモクがあってごはんにサンドされている。
食後のコーヒーは風が強めだったけれどテラス席で。
宍戸珈琲
横須賀市内にあるこだわりの自家焙煎のお店だそうである。
テラスからの眺め
女性二人で切り盛りしているようで、調理担当がお若い方でホール担当が年配の方のようだった。ホール担当の方と軽く世間話。東京から走って来たと言うと驚かれたけれどバイクラックも置いてあるのに利用者は地元勢が多いのだろうか。たまたまGPS端末を外して携行していたのでログ取りの方法やFestive500のこと等をざっくり説明したら更に驚かれたようで”これ持ってって!”と、年配の方からは小袋菓子、若い方からはお店のサービスのチョコレートをいただいた。
ありがてえ
テラスから下を見たら、渡船が休憩時間を早めに切り上げて運航を始めたようなので会計を済ませて乗り場に向かう。
浦賀の渡し
(西)叶神社
こちらもお参りはせずに通過。
強風吹き荒ぶ中えっちらおっちら坂道を登って下って久里浜へ。
丁度東京湾フェリーが入港
一瞬フェリーに乗って「わんいち(東京湾一周)」に切り替えようかとも思ったけれど思いとどまりそのまま進む。この時渡っていたら追い風で相当楽ができたはずなのにもったいない。それにしても解体工事中ですっかりその威容が伺えなくなった横須賀火力発電所の煙突が寂しい。
荒ぶる三浦の海
冬場の風物詩たる三浦大根干し
通称「亜美ちゃん坂」をえっちらおっちら
お約束のフジトモ商店で休憩
しばらくは淡々と、しかし強風に煽られながらおっかなびっくりで進む。気温がぐんぐん上がって汗冷えが心配になるほど。
江奈湾
毘沙門漁港
三崎漁港
三崎からは追い風基調となったので一気に北上して立石公園まで。はす向かいのマーロウは既に休業期間に突入していた。
立石公園
立石公園を過ぎたあたりから風向きが変わって来て単純な追い風とはならず、若干煽られ気味になっておっかなびっくりの走行になった。風向きが変わっても風の強さが全く変わらん。
長者ヶ崎
しばらく進んでR134から離脱、葉山方面へ。
前日撤退決定を余儀なくされたところ
ブレーキに変調をきたしたポイントを通過し、逗子から鎌倉方面へ。
夕陽の中の不如帰の碑
ふと思い立ち、逗子マリーナ方面へ。
思った通りゆうき食堂が営業していたので早めの夕食(っていうか時間帯的にはおやつだ。)
開いてて良かった
と思ったら年末年始関係ないらしい
地アジとカツオ塩振りの二種盛
二日続けてのゆうき食堂での食事という贅沢を堪能し、満ち足りた気分でリスタート。湘南大橋まで行って、R東京がよく利用するルートで戻ろうかと思ったものの日が落ちてから通るにはライトの能力が心許なかったので藤沢から大和、十日市場、柿生を抜けて多摩川まで出て下ることに。
R134を西進しているところ、江ノ電鎌倉高校前駅付近で丁度日没。
令和元年最後の日没と江の島、富士
そのまま進んで江の島付近に到着した頃にはすっかり日が落ち、残照の中に富士山のシルエットが浮かぶ。
片瀬漁港から
日が落ちた頃から風向きが完全に北西に変わった。
往路も復路も向かい風とか、本当にありがち極まる理不尽さである。
藤沢から湘南台に向かう途上
環状4号線を北上して「ヒドイクラブ」を標榜する前の某クラブ主催BRMでかつてゴール受付をしてもらった懐かしい青葉台駅前を通過してしばらく進んだところでちょっとこじゃれた店構えのお蕎麦屋さんを見かけたので折角だから年越しそばをたぐることに。
手打ち蕎麦切り 新川
ノンアルなのは仕方ない
せいろそば(大)
メニューを見ると十四代が置いてあったりもして、日本酒の品揃えが豊富でアテも色々あってじっくり楽しめそうなお店だったものの、この先まだ最低40kmほど走らなければならないので残念ながらノンアルで。
大晦日ということもあってアテは相当品数少ない対応しかできないようだったけれど。
店員さんたちに”冷えて来たのでお気をつけて♪”と、気持ちの良い言葉をかけていただきリスタート。
二日前同様多摩川原橋から多摩川沿いを。
いつものようにガス橋から左岸に渡って帰宅しようと思ったものの、そのまま帰宅したのでは10km弱ほど距離が足りなくなることがはっきりしたのでそのまま右岸を下って大師橋まで。この区間は強い追い風だったので気分良く走れたものの大師橋を渡るときは強い横風に煽られて相当怖い思いを味わった。歩道幅が広くてホント助かった。
大師橋
左岸に渡ってしばらく下り、平和大鳥居で記念撮影して折り返し。
令和元年最後の大鳥居
左岸多摩サイを遡上して専修寺関東別院前到着は21時丁度頃。
どうにか帰着
GPSのデータをスマホからSTRAVAに転送、完了したところでチャレンジ達成の画面表示。
累計走行距離501.9kmのギリギリ隊
196kmのライド中追い風区間は3、40kmくらいだっただろうか。
色々あった2019年の締めくくりにふさわしい三日間、更にその最終日なのでありました。
<実走行ログ:2019/12/31>
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