【遊歩道は】軽く奥入瀬【何年ぶりか】
2020.08.12 Wed 21:02 -edit-
午前中歩いた蔦沼周遊路が静
奥入瀬渓流遊歩道は動
水のたたずまいの豊かさを感じるし
瀬音には安らぎがある。
【2020/07/25】
蔦七沼を眺め、蔦温泉に駐車してあったレンタカーに乗り込み13時過ぎに移動開始。
目的地はもちろん焼山にある「上高地食堂」である。
数年前ぴかさんから教えていただいて以来、この周辺で昼食をと言うと必ずここに立ち寄る。
お店の前に到着してみると結構な入店待ち行列ができてしまっていた。
(ここもこんな人気店になってしまったのか。。。)
と、思ってこの先ブルべ中に立ち寄れるだろうかとか思い悩んでみたが、入店してみたところやはり新型コロナウイルス感染症対策で相席を止めたり客同士の距離を取るようにという配慮故のことであるようで、回転そのものはそれほど悪くなさそうだった。とはいえまぎれもなく人気店ではあるけれど。

「上高地」前の行列
バラ焼き定食
お腹を満たして移動し、奥入瀬渓流散策へと向かう。
午前中の赤沼散策のお陰で思いのほか時間をロスしてしまったので、当初焼山から子ノ口まで歩くつもりだったけれど大幅に距離を短縮して石ヶ戸に車を停めていけるところまで。
冷静に考えて、自転車で脇を抜けつつところどころ停まって眺めて撮影して、、、という行為はしていたものの遊歩道を歩くこと自体は十数年ぶりとなる。
雰囲気は変わっていないけれど細かなあれこれは記憶違いも含めてさすがに当時とは違っていた。
更に違うことと言えば石ヶ戸周辺の混雑具合。
渋滞は発生していないしビジターセンターも客でごった返しているということも無い。
春、初夏、秋と、この地を訪れた経験があるけれど、ここまで空いていたのは初めてだった。駐車スペースもすぐに確保できた。縦列駐車をしようとした空間に、先着していたミニバンから自転車を降ろして準備している二人連れの女性がいたので彼女らのスタートを待ち、見送ってから車を停めこちらも散策スタート。
石ヶ戸からスタート
この辺りは勾配緩やかで川幅も広い
徐々にいわゆるイメージ通りの奥入瀬へ
でっかいサルノコシカケ
緑が若干濃い
夏のこの時期に訪れるのはさすがに久し振りである。
力強い流れ
ヤマアジサイ
左右両岸には流れ込みや小さな滝
木製の桟道にトラップが、、、。
雲井の滝
滝つぼ付近で記念撮影している複数のカップルが邪魔。
撮り終わっていつまでもデジカメのモニター見ながらああでもないこうでもないとかやってるんじゃない、邪魔だからとっとと他人の画角から去れ。
緑の濃い時期は滝の白さが映える
周囲の人影はごくごくまばら
時間帯的にも遅めだったから近場に宿を押さえていない人たちはあまりいない印象。
苔だったりきのこだったり
こういう淀みも好物です
今回は玉簾の滝で折り返し
帰りは遊歩道ではなく、国道をメインで歩いてみた。
冬場に凍り付いた簾になる岩清水
遊歩道からとは若干アングルが異なる眺め
路面の高さや流れからの離れ具合等の要因があるしそもそも向きが違うのでなかなか趣深い眺めが多くなる。
ところでわたしが玉簾の滝から折り返してしばらく進んだところの道端に、客を乗せていないタクシーが一台停まっていて(迎車かな?)と思ったのもつかの間、しばらくしたらわたしを追い越して坂を下って行った。またしばらく進むと再びそのタクシーが停まっていて、今度は上流方面へ、そこから更に進んだところでみたびそのタクシーがわたしを追い越し、しばらく行った先でUターンして待機していたのを目にしてようやく合点がいった。
客待ちで流していたのだ。
JRバスの運行は既に終了していた時間帯なので歩き疲れた観光客が或いは、ということらしい。
果たして客は拾えたのだろうか?
ビジターセンターが業務終了で施錠され、トイレや自販機以外利用できなくなった時間帯なので車もぐっと少なくなり、人影もまばら。
トイレに立ち寄ってから自分のレンタカーに歩み寄ってみたら車の真ん前に何やら白いもの。
防水のパニアバッグであった
これは駐車時に目の前にいたミニバンの二人のうち片方の持ち物であることは見覚えがある。(車をここに置いて移動なのだからせいぜい子ノ口辺りまでで、十和田湖を一周するような時間の余裕もないのに左右しっかりパニアバッグを装着して走行とか、Mっ気あるなあ。)なんぞとそこはかとなく失礼なことを考えていたので記憶に鮮明だった。
持ち主の詳細がわかる資料でもないかと思って中を改めさせていただいたけれど、ノートPC以外は防寒装備類と旅行ガイド雑誌があるだけ。ノートPCはスタンバイ状態になっていて持ち主の名前を表示していたけれど、当然ながらそれ以上の情報は得られない。
ビジターセンターは既に無人だし、どうしたものかしばし逡巡。
持ち主の情報がわかるものが中に無いので下手に届けるよりその場に目立つように置いておいた方が良いと判断。どのみち翌朝になればビジターセンター職員が見つけるだろうし。
ということでこういう形で置いて来た
かなり時間が押し気味だったので慌てて宿に引き返し、車を停めて徒歩で移動。
今回の青森旅行で最も重要なことのひとつ、市乃蔵さんでの飲み食いである。
到着
本来なら十名ほどでお邪魔する予定だったのに叶わなかったことを詫び、ご不幸があったことについてもお悔やみを申し上げた上で料理とお酒に舌鼓。
供していただくお酒の銘柄はいつも大将に一任してしまっている。
相変わらず美味しい
なんだかんだ日本酒を六合ほどいただいてしまい、すっかりいい気分になっておいとますることに。
翌日16時ちょっと前の新幹線を押さえていたので15時頃お邪魔して焼香させていただく旨お約束の上、若干ふらつく足で宿に戻ってこの日の行動は終了。
翌日はレンタカーで津軽半島を回って遅くならないうちに戻る計画。
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