【忘れ去られた】鳥坂みちと道志みち【記憶のカケラ】
2020.08.25 Tue 06:35 -edit-
九連休の間ずっと
富嶽の眺めに恵まれない日々を過ごしましたが
最終日のこれですべて帳消し
良き富嶽でした。
<2020年8月16日>
九日間の夏休みもいよいよ最終日。
目覚めは4時ちょい前だったものの、健康ランドは信州にしても駿河にしても石和にしても、男湯は4時から5時の間は清掃の為入浴できない時間帯となっている(因みに女湯は3時から4時の間)のでタイマーをセットして二度寝。朝風呂に入らず出発して日の出を拝むという案もありと言えばありであったけれど、それならもう一時間くらいは早い時刻でないと日の出に出くわすのが中途半端なポイントでのことになってしまう。
アラーム音で目覚め、窓外の景色をチェック。
期待させてくれる眺め
とはいえ富士川橋で眺めた富士に期待を膨らませて登った箱根で低い雲が厚く垂れこめた曇天に遭遇してしまったほんの数日前の記憶が脳裡をよぎる。過度の期待は落胆も大きいので要注意。
5時過ぎから朝風呂をキメる
朝風呂から戻って朝食。
今回は150kmちょいで距離が長めとなるため暑熱でペースが上がらないことを見越し、健康ランドで朝食をいただかず早めにスタートする計画。食べ過ぎてひどい目に遭った前回の反省も踏まえている。丁度良い具合に前日クロさんからお裾分けいただいた桃は2つあったのでそれを朝食とした。
これが朝食(その壱)
みずみずしくて甘くて美味しい。
前日別れ際に三個貰った内の一個は前夜の内にいただき、なかなか甘くて美味しかったのでこの二個に対しても期待が高まったが裏切られることも無く。
今回着用のジャージ
一年前のPBPでたまがわジャージと交換してもらったオダックス・ランドヌール・アルマーニュ(=ドイツ)のジャージ。
着替えを済ませ、チェックアウト時に相変わらず”お客さまは東京にお住まいなので~(以下略)””あ~~~大丈夫(以下略)”という不毛な会話を繰り返し、6時半頃出発。
健康ランド前面道路から
途中、コンビニに立ち寄り補給水の調達と、ついでに朝食その弐としておにぎりを。
前日虫さんたちとほうとうをいただきながら雑談中彼女らには”精進湖ブルーラインから鶯宿を抜けて若彦トンネルを通って河口湖に向かうつもり。”説明したし、スタートするまでそのつもりでいたのだけれど、一週間と間を置かずにおんなじ道を通るのも芸が無いので急遽変更、鳥坂みちを登って鳥坂トンネル経由で若彦トンネルに向かうことにした。
今回深く心に刻んだのは忘れてしまうということは自分自身に対しての罪でもあるということ。
【実走行ログ】
鳥坂を通った経験は、実は8年前のたった一回、VCR青葉(「横浜あおば」と改称する前)の【鳥坂峠600】しかない(はず、最近記憶が怪しい)。このあやふやだった記憶と思い付きのお陰でひどい目に遭った。いや、自業自得なんだけど。
まずいきなり始まるうんざりするような登り。
7、8%の直登
登り切ると九十九折が始まる。
笛吹市街地
途中、ウッドストックカントリークラブというゴルフ場を過ぎたあたりから登坂車線が始まり、5、600mの間継続して15%弱の勾配が続いた。マジか!!ホントに記憶にねぇ。
登坂車線が終わったら勾配が落ち着き(まあ、当たり前だ)7、8%に戻った。後はひたすらワインディングの坂道を淡々と踏めば鳥坂トンネル。
2.2km辺りから鳥坂トンネルへの残距離表示が始まる。というか気付いたのがその地点。
気持ちが軽くなる
「残り1km」を切ってもワインディングの先なのでトンネル坑門は見えない。ようやく見えた時は心底ホッとした。
鳥坂トンネル到着
気温表示はまだ30℃に達しておらず、風が気持ちいい。ただし日向は輻射熱でしんどい。
今日は涼しくて助かる
鳥坂トンネル出口から鶯宿集落の外れまで標高差70mくらいの下り坂の後再び標高差70mくらいを登って若彦トンネルに向かうので、もったいないから両トンネルを橋で繋いではいただけないものか。
三年前は川のようになっていた坂道を登って若彦トンネルへ。
この区間の勾配は大したことが無いので雨降りでも無ければ登るのにあまり苦労が無い。
若彦トンネル到着
トンネル入り口付近で息絶えていた蝶
若彦トンネル以降は鳥坂トンネルのそれとは違ってぬか喜びにならない気分の良いダウンヒルなので心で快哉を叫びつつ、時には口に出したりしながらであったので傍から見たら危ないサイクリストが坂道を駆け下って行くことになった。
河口湖畔北岸道路に突き当たって左に折れたらすぐに今回の目的地である大石公園である。カフェや売店の開店前だったので人の数もまあまあ少な目。
早速園内を散策し、素晴らしい富士山の眺めを堪能。
大石公園から望む富嶽の偉容
夏休み最終日のご褒美がこれ、これを眺められただけで満足です。
気分よくリスタート。
この先の山中湖での眺めも期待できそうなのでクランクを回す脚も軽やか。
河口湖大橋に向かう途中
河口湖大橋は渡らず、御坂みち、赤富士通り、鐘山通りと、途中河口湖畔のローソンでの小休止を挟みつつ進んだ。
鐘山の滝
R133に遷移して山中湖に向かう途中、ふと思い立って忍野八海に寄り道。随分と久しぶりの訪問になる。さすがにそこそこ人が多い中をゆるゆる歩く。
涌池と中池周辺
バニラと白糖のミックスソフトクリーム
紫色のムクゲ
濁池の流れ出し
菖蒲池
鏡池
新名庄川の流れ
銚子池
水底から砂が噴き上がって水が湧き出る様子がうかがえたけれどPLフィルターなしのカメラでは写らない。
忍野村のマンホール蓋
涼し気な水の風情を堪能してリスタート。R133に復帰して山中湖を目指す。
忍野八海では池本茶屋越しの富士山が望めなかったのでイヤな予感はしていたけれど、やはり山中湖畔では富士山の偉容を拝むことは叶わなかった。
この時期は朝夕だけかね
県道ではなく湖畔のサイクリングロードをのんびり進む。サイクリストの数も少な目で良い感じ。
アップダウンが無いので楽しい
快調に進みつつある時、とあるブラインド気味のコーナーを立ち上がったら正面に白鳥が座り込んで道端の草(?)をついばんでいた。向かって右側だったからそのままの速度で進んでも衝突することは無かったけれど少々ビビって停車した。
こちらのことは一切構わず
暫く進んで平野交差点手前から県道に復帰して、交差点を左折してお久し振りの道志みち。三年前に大雨でひどい目に遭った【安曇野600】で通過して以来。
三年ぶりの山伏トンネル
気分よくダウンヒルを進み、ちょうどお昼時だったので「道の駅どうし」でお昼ごはん。
季節の野菜のパスタとノンアルビール
ところがこれだけではあまりにも量がお上品過ぎて物足りず、表の屋台で豚串と茹でトウモロコシを調達して屋外ベンチでのんびりいただく。日陰にいる分には吹き渡る風が本当に気持ちよい。
まあ、あれだけでは足らんわな
お腹を満たしてリスタート。
快適な下りと日に炙られてしんどい登り返し。
青野原の7-11でガリガリ君タイム
青山交差点を右左折どちらにしようか悩んだものの、今回は左折して津久井湖経由で橋本に抜け、町田街道から尾根幹を通って多摩川右岸、ガス橋から左岸に移行しての帰路。
矢野口のCrossCoffeeに立ち寄って最後の休憩。
ガトーショコラとアイスコーヒーのセット
この日は時間差でいぢちさんとニアミスだった。
若干異音が気になったのでショップに寄り道してから帰宅。
スピプレペダルのグリスアップをしていただき帰路に。
専修寺関東別院前着は17時半頃
随分走力が戻って来たような感じがあるので9月、10月のブルべ復帰に関しては若干見通しが明るくなって来た感じ。
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