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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2020Aug28Fri

【出張ついでに】富山湾岸サイクリング-1/2【自転車遊び】 

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「富山湾岸サイクリングコース」の内
富山市岩瀬から魚津市外れまでの区間を特に
「しんきろうサイクリングコース」と呼ぶらしい
海沿いの気持ちの良い自転車道だった。

完成車の状態で購入したイザルコ・マックスには、なぜかブレーキキャリパー用スペーサーが一枚しか付属しておらず、これまたなぜかAXSはスペーサーを単体販売していないそうなので、同じくイザルコ・マックスを購入したショップのご主人諏訪さん”どうせ輪行しないで車載でしか移動しないから。”と一枚分けてくれることに。
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調達したので二枚になった

これで安心して輪行できる!
となったのが茅野へ行く前日のこと。とはいえ同行者がいるライドで慣れない輪行を強行して迷惑をかけてしまうのも忍びないのでその時は輪行慣れした車体で参加した。でも輪行解除時に既にパンクしていて迷惑掛けちゃったけれどな!
今回は自分ひとりでの行動だし、移動の新幹線は往路が平日なので「輪行の練習」にはもってこいだと判断してイザルコ・マックス(=バロンくん)で行くことにしたが、これは極めて良い判断であった。

<2020/08/21>
”金曜日の15時から打合せを行いたい。”との要望が富山市内の客先担当者様から。これまでは普通に平日を指定されていたので前泊も後泊もできずに毎度日帰り、何度かあった週末の打合せ時には大抵土日になにがしかの予定が入っていたのでやはり日帰りするしかなく、内心少々悶々としていたものだったが今回は特に土、日に予定が無かったので金、土の連泊で宿を押さえてツーリングを堪能することに。予定を立てた時点での十日間天気予報によれば土曜日は晴れ、日曜日は雨。土曜日にライドを堪能し、日曜日はガラス美術館を始めとした市内観光を楽しめれば御の字。
打合せ開始時刻前に富山入りして自転車を預託した後に業務に取り掛かる予定として正午前には到着する新幹線で移動。
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相変わらずガラガラの北陸新幹線はくたか553号

(チェックイン前にホテルに自転車を預けてしまえば無問題。)と軽く考え、当然ながらフロントで預かってもらえるものと思い込んでいて確認もせずに当日を迎えてしまったが、念のためにと新幹線車内からフロントに電話をかけてみたらコールセンターのようなところに繋がり”16時まではフロントが無人になるので手荷物預かりは請けられない。”という回答を得て少々うろたえてしまう。

というのもネットで検索をかけて調べてみても富山駅周辺で大型の手荷物預かりが可能なところは「とやマルシェ」内の一ヵ所しか見つからず、そしてそこは先だってのお盆休みに開催された【AJ千葉走行会】の際、走行会翌日にべいさん輪行袋入りの自転車を預けようとしたら頑なに拒否されてしまったために市内観光もままならず、すごすごと帰京する羽目に陥ったという曰く因縁の場所である。そしてべいさんからはその件に関する恨み言を散々聞かされ(読まされ)ていたのであった。

改めてネットで検索して手荷物預かりの内容をチェックすると総数の制限はあるものの「預かり品サイズ上限なし」と明記されている。
取り扱いを行っているクロネコのコールセンターに電話をし、オペレーターに確認。
とり:輪行袋に入った自転車を預けたいのですが。
オペ:袋?何袋とおっしゃいましたか?え、自転車ですか?、、、あの、大きさは?
とり:輪行袋、電車内にも持ち込み可能な自転車運搬専用の容れ物です。横1.5メートル、高さ1メートル、奥行き50センチくらい。
オペ:それは弊社で受託できる発送荷物のサイズを超過しているので無理です。
とり:いやいや、発送するのではなく手荷物預かりだしHP上の説明にも「サイズ上限なし」と明記してありますよ?
オペ:確認します、少々お待ちください。
(しばしの後)
オペ:現地は受け入れるそうですのでどうぞお持ちください。お気をつけてお越しくださいますよう。
(「輪行袋に入った自転車」を手荷物として預けることがおそらくまだまだレアケースに近く、オペレーターも人によって理解の深さがまちまちなのだろう。)と思わせるひと幕。

駅に到着して手荷物預かり窓口に持ち込んだところ、受付係の女性が
”自転車は高価なものですよね?充分配慮しますが細かな瑕等、万が一付いたとしてもご了承いただけますか?”と少々及び腰だったものの無事受け取ってもらえた。あの感じを見るにコールセンターに問い合わせを入れていなかったら、べいさん同様わたしも受け取りを拒絶されたかも知れない。

わたしのこの週末の幸せはべいさんの尊い犠牲の上に成り立ったのである。
南無。。。

<2020/08/22>
諸々心配事が発生したものの、ひとまず金曜日の業務は概ねつつがなく終了し、自転車を引き取ってからホテルにチェックインを済ませた後外出して軽くぼっち飲み食いの後ホテルに戻って就寝。5時頃起床して輪行袋に入った自転車を部屋からホテルのエントランス外に持ち出し組み立てて施錠。部屋に戻ってシャワーを浴びて着替え、6時からの朝食。
着替えの際、ヘルメットもジャージもシューズもグローブも忘れずに持ってきていたのにレーパン(ビブショーツ)をバッグに詰めるのを忘れたことが発覚した。前日には移動開始直後にアイウェアを忘れたことも思い出したが、まあ今回に関してはどちらも致命傷ではない。仕事着とは別に休日表歩き用に持ってきたステテコがあるので下はそれで。パッドが無いのに100キロ以上走るのはどうかと思ったけれど尻が痛くならないように乗れたらそれはそれでサドルにどっかり座っていないということなのでフォーム的には好ましいのだというポジティブシンキング。
いや、よくよく考えたら痛くなったらどうするつもりだったのだ、オレ?
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間抜けなサイクリストの足もと

そんなこんなでまずは富山湾岸サイクリングコースの内、富山市から東側を走ることに。

【実走行ログ】
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市電軌道沿いをスタート

途中、コンビニで氷と水を調達して北上。
うろ覚えの脳内マップで進んだら軽く迷子になったもののひとまず所定のルートには復帰できたようで、まずは富岩運河の中島閘門に立ち寄り。

【中島閘門】
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南側からの遠景

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水位差最大約2.5メートルの閘門

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左:南側(運河側)/右:北側(海側)

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閘門操作所

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閘門東側の放水路水門

運河沿いにしばらく北上し、途中から県道沿いのサイクリングコースに。
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青いペイントが目印

途中で「自転車/歩行者専用道」に分岐
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魚津までは「しんきろうサイクリングロード」と呼ぶらしい

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朝の気持ちの良い道を独り占め
途中キャンプ場を抜ける区間は舗装がインターロッキングに切り替わってがたがた。道も蛇行していて速度が出せないようになっていた。ところどころ支柱も立っていたし、そもそも見通しの悪い急カーブが多いので速度は上げないのが吉。

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左:富山市のマンホール/右:滑川市のそれ

【滑川宿場回廊】
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独特の様式の建物が並ぶ
妻側の壁がせり出していて建物前面はセットバックしている。

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遠目で古墳かと思ったけれど違ったみたい

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潮目がはっきりわかる

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魚津市内に入ると真新しい道になる
一部区間は工事中で迂回が必要。

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「蜃気楼展望台」付近から
さすがに時期的に蜃気楼は見えない(現出するのは概ね4、5月頃)

サイクリングコース自体は内陸部を通る区間だったのでコースから外れて海沿いの道を進む。
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生地中橋(いくじなかはし):旋回可動橋
右端の画像左側が回転軸となる。動くところが見たかった。

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黒部市のマンホール蓋

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生地の海沿いの家並み

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生地鼻灯台

20082233.jpg20082234.jpg20082235.jpg
北洋の館(丸中水産)
営業は10時からとなっていたけれど9時半の時点で内部を自由に見学できた。ロランC規格の無線機とかなかなか心が躍る。かつて硫黄島で解体されたロランタワーの残骸を見たことがあるので親近感めいたものが湧いた。

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生地台場
モルチール砲と呼ばれる臼砲の復元模型が数基置かれていた。

20082239.jpg20082240.jpg20082241.jpg
黒部川河口

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海底の地形の関係で変わった波が立っていた

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園家湧水の庭」の湧水
顔を洗ってさっぱり。飲んでも美味しい軟水。

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味わい深い漁協の建物

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躍動感あるカモメ
今まさに飛び立たんとする瞬間。
※実際には止まっているところを撮ろうとしたらシャッターを押す瞬間に逃げられた。

朝日町に入ってしばらく進むとサイクリングコースは唐突に終わる。
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非常にシンプルな起点/終点
せめて東屋と飲料自販機くらいあっても良さそうなものではないかと思ってみたり。
後から地図で確認してみたら、この川の向こうは新潟県なのでここまでで終わっているようである。富山湾岸サイクリングコース』とはいうものの、あくまでも『富山県内の富山湾岸』ということか。

ここから折り返し。
往路で見落としたもの、撮り損ねたものを拾って帰る。それでも色々抜け落ちはあったけれど。

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朝日ヒスイ海岸
サイクルシューズなので浜までは降りずに眺めただけ。

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小川河口付近

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入善浄化センターの風力発電風車

お昼時、昼ごはんは往路で目を付けていた入善町海洋深層水センターにある「牡蠣ノ星」へ。
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海洋深層水の生け簀で牡蠣を生かしている

20082254.jpg20082261.jpg20082257.jpg
「夏のセット」¥3,500-
生牡蠣×2、焼き牡蠣×5、ホタテ、ツブ貝、牡蠣フライ、牡蠣の炊き込みご飯、牡蠣の味噌汁が付いてこのお値段なので悪くない。開店五周年記念としてサービスでいくらが添えられた。

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左:長崎五島産真牡蠣/右:岩手大船渡産岩牡蠣

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牡蠣の炊き込みご飯、牡蠣フライ、牡蠣の味噌汁

往路も本来のサイクリングコースからは海沿いを走ったけれど、復路は更に海側を。
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こちらの方が広くて道も良いではないか
左に見えるのはYKK-APの工場。

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生地鼻灯台を往路より海側から

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風変わりな護岸用コンクリート柱列

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「富山湾が一番美しく見える」場所からの眺め
空気が霞んでしまって見通しが悪い。やはり眺めは空気が澄む秋冬が良さげ。

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愛してやまない「幻の瀧」醸造元

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途中からサイクリングコースに合流

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再び滑川の宿場回廊

富山市に入ると、神通川を渡るためにサイクリングコースは内陸に向かう。
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東岩崎駅舎
一番左は往路で撮ったもの。普通鉄道時代の高床ホームが残るが現在はLRTの低床ホームが二面あって使われていない。

中島閘門に来たら、ちょうど観光船が閘門で水位調整の待機をしているところだった。富山市内に向けての航行なので水位を上げているところ。
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閘門水位調整待機中

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水位調整が終わり閘門が開かれ観光船は運河を南下

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富岩運河遡上中の船に追い付いた

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富岩運河沿いは色々整備されている
こちらは右岸。親水公園からのんびり歩くのも良い。

富岩運河親水公園に到着。
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天門橋

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泉と滝の広場

思っていた以上に良いペースで走れたので16時になるかならないかにはホテルに帰着。そのままの状態では自転車を部屋に持ち込めないので前後車輪を外し、輪行袋に突っ込んで部屋に運んだ。翌日も走る予定なのであまりしっかりまとめてしまうと走り出しが面倒くさいので縛ったりはせず。

ウェア類を洗濯し、シャワーを浴びてしばし時間潰しをしていたら約束の時刻が近づいて来たので富山駅に移動、数年ぶりにお会いするわわさんとのんびりお酒を飲みつつ思い出話に興じたりお互いの近況や趣味のことを語り合ったり。

「2022年2月20日(日)に再び『同窓会的集まり』を執り行おう、コアメンバー五名に加えて誰かを誘おうか?」とかいうお話で盛り上がったり、良き時間を過ごさせていただいた。

2年後は確定として、それ以前にも機会があったらまたよろしくお願いいたします!
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タグ: ロードバイク    観光  富山湾岸サイクリングコース  しんきろうサイクリングコース   

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