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日記超。-改・弐-

  : 

自転車だったりマラソンだったりトライアスロンだったりお酒だったり。

2023May24Wed

【出張ついで】富山湾岸サイクリング-2/2【でしたが何か?】 

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比美乃江公園より唐島を眺める。
数日前までの天気予報では曇りのち雨
前日の予報でも曇りだったものの
蓋を開けば晴天
ありがたかったものの
もうちょっと雲があった方が楽だったw

<2020/08/23>
前夜は滑川在住のわわさんと数年ぶりにお会いして大いに盛り上がり。ツィ廃のわたしが全くツィートしなかったあたりでその盛り上がり具合を察していただきたい。
明けて富山滞在三日目の朝。5時に起床し、輪行袋を携えてホテル一階へ移動、表で自転車を組み立てワイヤーロックで施錠して部屋に戻り、シャワーを浴びてしばしまったり。

6時からの朝食をしたためコーヒーをすすって6時半過ぎにチェックアウトを済ませてホテルを出発、荷物を預けるべくコインロッカーへ。
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朝ごはん

とやマルシェ内の自由通路にコインロッカーがあったものの東側進入口は工事中で使用できないため駅構内南北連絡通路を押し歩きで通ってコインロッカーコーナーへ。
荷物を納めて再び押し歩きで外に出たところで『自転車は降りた状態でも通行しないでください』と書かれた貼り紙に気が付いた。いやはや、昨日も普通にここ押し歩きで通過しちゃったよ。関係各位本当にごめんなさい。目的があると途端に周りが見えなくなってしまう傾向はどうにかしないと事故につながりかねんので注意しないとな、、、って子供か!?

駅北口からしばらく北に進み「水の記憶」というオブジェの前で記念撮影。
水琴窟の原理で球体から伸びている管から音が聞こえるということだったが短時間耳にあてていただけでは風の音以外特になにも聞こえなかった。朝の内は風が弱く富岩運河の水面が穏やかだったからというのもありそう。
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水の記憶

さて、夕方の新幹線で帰京するのであまりタイトなスケジュールにはならないよう、前日に引き続いて今度は富山市以西の富山湾岸サイクリングコースを中心に海沿いを走る。

【実走行ログ】

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富岩運河親水公園・天門橋
今回も富岩運河右岸を北上。

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おは中島閘門

海から2kmほど内陸の県道1号線の荻浦橋が神通川を渡る最下流の橋。
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暫くは内陸の県道を進み、神通川を渡る

神通川を渡ってすぐのコンビニに立ち寄り氷を調達し、保冷ボトルいっぱいに詰めてリスタート。内陸の幹線道路から海側に進行方向が変わり、更にしばらく進むとしんきろうサイクリングコース」と同様の歩行者・自転車専用道路に切り替わる。

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暫くは気分よく進める


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なんかある

近付いてみたら
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嫌がらせに近い

サイクリングロードが住宅地を通過し、生活道路と交差してしまう区間でこのような安全対策が必要になるのは致し方なしというところではあるけれど、これだったらわざわざ専用のサイクリングコースにせず、県道の端にペイントで誘導すれば良いのではなかろうか。こんなの誰も幸せにならんではないか。

そんな訳でわたし自身はサイクリングコースと並行している一般県道にエスケープ。
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こちらの方がはるかに走りやすい
交通量もそれほど多くない。

更に前日同様なるべく海に近いところを通る。
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やはりこちらの方が気分が良い
『湾岸』サイクリングコースなんだしさ。

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海老江海浜公園突堤にて
ほんの二、三日前までは雨または曇りの予報だったというのに嬉しい誤算である。

リスタートするとすぐ、上面道路は自転車通行不可となっている新湊大橋が見えて来た。
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この曲線は非常に好み

主橋脚にはエレベーターが設置されていて、歩行者は車道のひとつ下層を通行することが出来る。「歩行者」が通行可なので当然自転車は押し歩き。
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エレベーターで歩行者用通路へ

てくてく歩いて対岸へ。
降りてすぐのところに海王丸パークという、帆船を係留してある臨港公園があったので様子見。

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膜構造の休憩所

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海側全景

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「貴婦人」と呼ばれる海王丸

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桂由美プロデュース「恋人の聖地」
ふ~~~ん、でっていう。)

敷地内にあるお店はまだ営業を始めていないのでそそくさと退散、リスタート。
富山新港から伏木港右岸、更に橋を渡って左岸万葉埠頭へと抜ける。
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六渡寺駅付近にあった廃ガントリークレーン

越中国分駅付近を通りかかった際前方の高台に白くて背の低い灯台が見えて、交差点での信号待ちの際「岩崎ノ鼻灯台」方面を示す案内があったので寄り道してみることに。
坂を登っている最中に現れた案内看板には(恋する灯台)とあって(はぁ?)ってなった。
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(海王丸パークの「恋人の聖地」と言いこの灯台と言い、このあたりの連中はみんなして恋愛脳かよ?)と、内心ながらド失礼なことを毒づく非リア充一匹

最後の最後にちょっとした急坂があった先に小ぢんまりとした白亜の灯台。
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高台にあるので非常に可愛らしいサイズ
どうも恋する云々というのはこの付近で大伴家持が恋の歌を詠んだという故事に由来するようなしないような。少なくとも近くに家持の歌碑はあった。

坂を下って雨晴トンネルを抜けてしばらく進めばガクさん”あそこからの眺めが一番好き!”と語っていた雨晴駅である。
とはいえ夏場の混濁した大気の向こうに立山連峰の偉容は、残念ながらうかがうことは叶わなかったのであった。

【JR西日本 氷見線・雨晴駅】
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入場券を購入して構内をうろうろ
出来れば記念の硬券とか用意して欲しいものではあるけれどなあ。

駅向かいの自販機でのコーラ休憩を挟んでリスタート。
サイクリングコースは砂浜沿いに出る。
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雨晴海岸の眺め

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氷見市のマンホール蓋
ブリをあしらってある。

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街灯もブリをモチーフにしている
夜走ってみたい。

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比美乃江大橋
斜張橋は美しい。
この橋を渡ると右側は海沿いに比美乃江公園が広がり左側は道の駅や「ひみ番屋街」と呼ばれる氷見漁港の場外市場が広がるにぎやかな地域。

富山湾岸サイクリングコースにおける『氷見まで〇km』という標記の示す『氷見』は、実走距離から類推するにこの辺りを示していたものだけれど、前日朝日町まで走った際の距離数を鑑みると、起点/終点で示されていた距離数には10数キロ不足している。サイクリングコースから逸脱した道を走ったり寄り道があったものの、累積距離の誤差がそこまで大きなものになるとは思えなかったし、何より路面の青いペイントは続いていたので一応引き返しに要する時間も考えて正午までで折り返すということにしてひとまず終点を見極めるべく先へと進むことにした。

賑やかな道の駅、比美乃江公園付近を抜け海岸沿いの一本道をひたすら北上する。
このあたりの道の感じはアップダウンとトンネルの組み合わせがどことなく宮城の松島周辺を思い起こさせる。
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『県境まで〇km』という表記はなかなか見ない

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比美乃江公園を過ぎても続くサイクリングコースの表示

海沿いの、緩いアップダウンが続く道を淡々と進むと唐突にサイクリングコースの終わりを告げる標識が現れる。唐突さは東の端である朝日町のそれと同様だったけれどあちらは一応サイクリングコースの終端としてちょっとした広場のようになっていたけれど、こちらは道の途中でぶっつり切れている。
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石川県との県境が終端

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朝日まで片道102km
富山駅から富岩運河沿いに進んでから氷見と朝日を往復すると約220~230kmといったところなので十分に日帰り圏内ではある。って言うか完全往復のブルべ開催可能やん。

時刻は10時半、まだ余裕があったし能登島を眺めるにはあと片道10kmほど走れば七尾市中心部の海岸に出られるが、帰京を考えてあまりタイトなスケジュールにしたくないので引き返すことにした。
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終点 / 始点近くの浜
泳ぎてえ。。。

再び緩いアップダウンの道を戻って比美乃江公園に寄り道。気分の良い海辺の公園。
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比美乃江公園にて
奥に見えるのは唐島

11時になるかならないかのところだったので、少々早めだったものの昼食は往路の際に案内看板を見かけて当たりを付けていた市場食堂へ向かう
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氷見港 市場食堂
表にはウェイティングボードまである。(さすがに結構混むのか。。。)と思いつつ案内された席に着くとわたしの次の組からは空席待ちで並ぶことになった。ナイスタイミング。

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若干迷いつつも初回なので定番の氷見浜丼(やわやわ=並)を

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サワラの炙りとメジナ、ブリ、甘えびの丼と土鍋の漁師汁
量は並で十分だった。すっかり満足して会計を済ませ、店外に出たら10数人の行列になっていたのでやはり早めタイミングでの入店は正解。営業は6時半から15時まで

お腹も満たして満足できたので後はのんびり帰るだけ。時間には十分な余裕がある。
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カモメ、テイクオフ!

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長尾・松田江浜
基本的に侵食を防ぐ護岸と沖合の消波ブロックがセットになっている富山湾の海岸において沖に消波ブロックが無く、岸に護岸工事が施されていない天然の浜というのは非常に貴重な存在だと感じた。しかも結構な延長距離がある。
海浜公園内の通路は整備が行き届いていなくて通路は砂に埋もれていたり木の枝や草に覆われた区間が多かった。これは今年に限った新型感染症流行の影響なのかはたまた普段からこうなのか。
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堆砂に突っ込んであわや、というシーンがあった
怪我をする前に公園から退避して一般道へ。

再び雨晴海岸を通って義経岩に立ち寄り。
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義経岩と義経社、義経の松
階段を降りた磯周辺には結構な数の家族連れが戯れていたし、磯の目と鼻の先にある女岩を眺めるには海岸まで降りたほうが良さそうだったけれども磯との間は砂浜になっていたので階段を降りることはパスしてリスタート。

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左:女岩 / 右:男岩

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伏木万葉埠頭付近
非常に快適。

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青い鉄骨トラスがステキな新庄川橋

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再び新湊大橋を渡る

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時間帯と場所による光の加減も面白い

再び海老江海浜公園突堤にて。
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朝は逆光だったので見えなかった富山港方面

朝よりも海側、というか防波堤の上を走る。
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人の気配が薄い
路面はコンクリートなので骨材とジョイント部分のお陰でゴツゴツした走行感にはなるものの、のんびり流す分にはさほど気にならない。飛ばすならアスファルト舗装路を走る方が当然有利だけれど。

防波堤から県道に復帰してイートインが使えるコンビニで小休止。
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ガリガリ君ピンクグレープフルーツ味
これは非常に好きな味。梨に勝るとも劣らないw

神通川を渡り、岩瀬から富岩運河沿いを遡上。
富岩運河は半分で仕切られていて航路部分が浚渫されているようで右岸側と左岸側で水深が違う(ように見える)。初見の時から肉眼では見えたのだけれど光の関係でなかなか画像ではわかり辛かったけれどこの時間帯なら多少わかりやすく写っている。
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手前と向こうで水深が違う

中島閘門まで来たら、今度は前日とは逆向きで観光船が水位調整を待っていた。
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今度は水位を下げて下流方向へ
いずれこの観光船にも乗りたいものである。

前日とは趣向を変えて、今回は左岸を遡上することに。
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今回は左岸を遡上する
左岸の方が木陰になっていて気持ちが良かった。昨日何故このことに気付かなかったのか!)

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右岸だけではなく左岸も色々ある

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再びの天門橋

朝通った道をほぼ逆にトレースし、今度こそは駅構内に自転車を持ち込むことなく富山駅駅ビルのエントランス脇で輪行準備を行い、輪行袋を抱えて多目的トイレに入ってデオドラントシートで身体を拭いてから着替え。
富山駅周辺にはサウナの類の施設が無いのが惜しい。電停ひとつ分くらいの距離のところに何軒か銭湯はあるようだけれど。

帰りの新幹線までの時間潰しで「とやマルシェ」内の居酒屋へ。
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ビールから始めて

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日本酒へ

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ノドグロ炙り刺身・山芋酒盗かけ・すり身揚げ
生ビールから始まり日本酒を四合ほどいただいておいとま。
やはり能登島まで足を伸ばさずに正解であった。

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列車三連(新幹線ホームから)

17時過ぎのかがやきに乗り込んで帰京。相変わらず車内はガラガラ。
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無事新幹線車内定位置確保

六郷土手まで戻って来たら無性にラーメンが食べたくなってしまったので馴染みの中華料理店へ立ち寄り餃子としょうゆラーメンで〆て帰宅。
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赤 / 黒餃子としょうゆラーメン

出張ついでの遊びなのか、遊びついでの仕事なのかわからないくらいには充実した週末なのであった。

【おまけ】
二日間のログを合成したもの。きっちり富山県の海側を端から端まで移動している。

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タグ: ロードバイク    観光  富山湾岸サイクリングコース  氷見漁港  市場食堂 

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