【朝日のように】BRM920神奈川400km興津-03(完結)【さわやかに】
2020.10.03 Sat 17:35 -edit-
松本市街地の夜景
夜中の坂道を
ひたすら淡々と登った先のご褒美。
この完走をもって
10年連続10回目のSR認定が確定
です。
気分はまさに「朝日のように、さわかに」
【興津400】-02 より続く
【実走行ログ:2020/09/21-22】
松本市中心部を過ぎ、夜の住宅街を抜ける坂道を淡々と登る、事前に情報のあった『松本なのに平らじゃない区間』の始まり。
走行ログの高低図を確認すれば一目瞭然。
復路の塩尻峠手前には不穏なコブが。しかも一旦登らせておいて若干下って塩尻峠に合流する辺りがまたいやらしい。


なかなか一筋縄ではいかないエグいコースをお引きになる
幸いなことに特に眠気は感じていなかったものの、やはり登り坂では思うように脚が回らない。補給も休憩も問題があったとも思えないのでやはり【興津600】の疲労を引き摺っている感がある。まあ、そこは覚悟の上なので諦めが肝心。
心で坂道に対する呪詛の言葉を吐き散らしながらえっちらおっちら。
松本城のライトアップ画像をTwitterに上げた際”その先の区間の夜景も素晴らしかったです。”と、わたしが【興津600】を走っていたのと同じ日程でこの400を走って完走したばるさんからの情報があったのでそれを心の糧に。
ようやくピーク、というか緩やかな尾根筋のような区間に到達したところで聞いていた話の通りきらびやかな夜景が眼下に広がった。
松本市街地方面
暫く走っていて思い出した。この道は一度日中走ったことがある。【木崎湖300】の翌日、自走で信濃大町から石和健康ランドに向かった時に通った道である。たった三年前だというのにすっかり忘れていた。っていうか当たり前のことながら昼と夜では全く雰囲気が違う。
ほぼ同じ場所から
そんなことを思い出しつつ走っていて、ふと見上げると見覚えのある地名の書かれた標識が。
つい一ヶ月前『ぼっち de 高ボッチ』というネタの為に挑んでひどい目に遭った高ボッチ山へとへ至る坂道の入り口。
左に曲がると忌まわしき高ボッチ山
暫く進むと道が回り込んで今度は塩尻方面が眼下に。


塩尻市街地方面
この先、折角登ったのに下らされてしまって塩尻峠の「道の駅坂田公園」下に合流することになったので再び心で呪詛の言葉を吐いた。長野道の側道もやたらとアップダウンあったし。
塩尻峠を越え、岡谷市内に入る。
塩尻峠からPCまでのアプローチは何故か(?)【興津600】とは一部違った。意外な落とし穴ではある。まあどちらを通ってもちゃんとPCに到達できるのだけれど、ここはやはりコース設計者に敬意を表してキューシート通りに走らねばという気になり、600の際のアプローチで進み始めたところを引き返す。
PC4(251.3)セブンイレブン下諏訪湖岸通り店
2020/09/22/00:35(Close01:44)
坂道がきつかったしあちこちで夜景撮影ポイントを求めて減速、停止を繰り返したのでマージンは目減り。
この時点でもあまり眠気が起きなかったのでそのまま先に進む。一応念のためにBlackBlackガムを噛みながらの走行。
富士見峠を越え、ダウンヒルに入ったところで何度か生あくびが出て来たので道の駅蔦木宿に立ち寄り屋内設置のベンチで横になる。先客のオートバイ乗りが一人横になっていた。
このベンチは数年前雨に降られたブルべで深夜駆け込んだのに某ご夫妻に先に押さえられてしまったわたしはしぶしぶ10km東の道の駅はくしゅうまで移動して屋外のベンチで仮眠を取ったという悲しい逸話がある。
当時おやすみ中だった某ご夫妻
過去ログを漁ったらもう6年も前の出来事であった。今は昔。
今回はわたしが横になるスペースは充分残っていたので携帯のタイマーを一時間後にセットして横になった。ところが軽くまどろんだらまだ30分と経っていないのにすっきりしてしまって目が覚めた。再度寝ようと思っても目が冴えてしまって寝付けないのでそのままリスタートすることに。
円野郵便局交差点から県道韮崎南アルプス中央線に遷移して高台をのんびり進む。
今度は甲府市街地と思しき夜景。
甲府市街地方面
富士川町市街地に入る頃には東の空が色を帯び始めた。
東の空が明るくなって来た
夜明け間近の富士川を渡って最終PCへ。
払暁の富士橋
PC5(325.4)セブンイレブン富士川鰍沢口店
2020/09/22/05:25(Close 06:40)
ここからゴールまでなら一時間は稼げるので万が一途中で眠くなったとしても二時間は寝られるのでかなり気持ちが軽くなった。しっかり補給を済ませてリスタート。
補給が終わったらすっかり朝になっていた
この先は坦々と風景を楽しみつつのライド。
早朝のさわやかな道
このオブジェは久し振りに目にした
道の西側になって北上する向きからの視認性は高いものの南下する側からは建物の陰になるし背面だし。
峡南橋から富士川右岸へ
曙光を浴びながらの走行
交通量も少なく快適
最後のコブもクリア
再び富士川右岸へ
すっかり日が昇った
富士川橋からは富士山がくっきり
この先スタート地点までで確か三人の出走者とスライドした。皆さん無事完走できたかな。
歩道橋の改修工事が終わっていた
前日まで長い間仮囲いに覆われていたのでなかなか新鮮。
由比パーキングエリア沖がキラキラ
ようやく帰って来たぜ
Goal(401.3)ファミリーマート清水興津駅前店
2020/09/22/09:16(Close12:00)
24時間は切れなかったものの、認定時間24時間16分は600の走行翌日としてはまずまず、と自画自賛してみる。
主催、運営に尽力くださったAJ神奈川スタッフ並びに関係者の皆様ありがとうございました。また開催期間中ご参加の皆様お疲れ様でした!
<おまけ:ゴール後のあれこれ>
ゴール後は健康ランドでのんびり湯に浸かって夕方輪行で帰ることにしていたので忘れないうちにブルべカードへタイムスタンプの転記。日差しに炙られながらだったのでなかなかしんどかった。
ゴールのファミマ店先でカードに転記
健康ランドへ向かう途中、ローソンで投函。
休憩でチェックインし、のんびり温泉を堪能。
いよいよ前日PEKOさんが楽しんでいたツィートを見かけたので(自分がゴールした暁にも是非!)と、ひそかに楽しみにしていた屋上ビアガーデン食べ放題呑み放題へ。
立駐屋上にある
風が強めだったせいもあって客はわたしひとりw
始めるよ~~~!
が、あまりにも風が強く、ゴミが吹き散らされるのでゴミ箱を座席横に持ってきてもらった。
ゴミ箱隣接w
他に客がいなかったからこそ可能。
ひとり黙々と肉をつつき、ビールを飲んでいる脇で店員が撤収準備を始めた。
漂う罰ゲーム感
ひと通り飲み食いを終えたもののあまり満足感が得られなかったので口直し的に再度浴場に戻って入浴し直しすることになった。
本館に戻る途中、入り口が解放されていたエアロビクススタジオを覗く。
いつもはスタート前の受付やブリーフィング、ゴール受付に使われるその部屋はソーシャルディスタンス確保に伴い間引きされた什器の置き場になっていた。
ちょっと寂しい
改めて入浴し直し、すっかり満ち足りたところで帰路に。
既に輪行袋に収納済みのジェームスくんを抱えて送迎バスに乗り込み興津駅へ。熱海で乗り換え、グリーン車に乗ってのんびりビールの呑み直し。
熱海駅構内でビールを調達するのが困難なのはどうにかして欲しい
-どっとはらい-
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