【学び】(DNF)BRM1010たまがわ400海野宿【色々】
2020.10.13 Tue 20:23 -edit-
タイトルにある通り
久し振りにDNFで終わりました。
碓氷峠取っ掛かりの碓氷湖(坂本ダム)で継続不可
関連エントリ⇒BRM1010海野宿(準備)
自宅からスタート地点の兵庫島に向かうまでが一番コンディション厳しそうなのでそこで心が折れなかったら走り切れるわ、多分w
ひとつ前のエントリでこんなことをうそぶいておったので足元を掬われました。ブルべの神様は舐め腐った態度の参加者は容赦しません。いつだってお見通しですw
朝四時半に携帯のアラームで目覚め、まず最初に天気予報で台風の様子をチェック。
前日までの動きから予報円の中心より南に進むと踏んでいたけれど、思っていたよりも更に南に予想進路が引かれていたので内心ガッツポーズ。
これなら夕方には楽ができるという読み
前夜、主担当のK内さんにDMで参加者動向を聞いたところ、出走は10名以下になりそうな感じだったので特にスタート地点でのお手伝いも必要無かろうと考え、スタートの30分前である6時半頃スタート地点に到着すればよいと判断し、のんびり朝食をしたためて最終の携行品とりまとめ。
専修寺前@2020/10/10/6時ちょい前
予想していたよりも雨脚は弱めだったもののしっかり本降りの雨の中、多摩川沿いを遡行して二子玉川へ。
そこそこ増水している多摩川
スタート受付
【実走行ログ:2020/10/10】
わたしが到着した直後に一名到着して予定出走者は全員集合したとのこと。
20名強のDNSで出走は五名(写真:15氏)
大雨予報の中400km走ろうという物好き。
そして出走者5名に対してスタッフ8名。
15で~~~す!
K内で~~~す!
K内で~~~す!
ふたり揃って今回の正副担当で~~~っす!!
という挨拶があった訳ではない。
いたって普通にブリーフィング。
15:往路で碓氷峠が通行止めになっていたらバイパスを通ってください!
(旧道、バイパス共通行止めになったらどうすんだ。。。?)
因みに累積降水量が120mmを超えると旧道が、更に150mmを超えるとバイパスも通行止めとなる。
ブリーフィング終了時点で6時51分を回っていたので
K内:準備が整ったらスタートして良いですよ!
ということで皆さん三々五々スタート。
わたしはeTrexの地図表示がおかしかったので少々手間取ってしまって5分ほど浪費してしまったが、よくよく画面を見たらeTrexがGPSを捕捉出来ていなかったため地図表示が興津のままになっていただけだった。
とり:オレのeTrexまだ興津から帰って来てなかったわw
スタートしてすぐに表示は正しいものになった。
【実走行ログ:2020/10/10】
スタート早々、公園内通路が10センチほど冠水していて変な声を上げる羽目に陥ったり。
暫くは先行していった四人を追い掛けてのソロライド。
雨脚も向かい風も覚悟していたものよりずっと弱く快適。気温はほぼ想定通りで15度前後。(こりゃ完走間違いないわ♪)そう考えていた時期もありました。。。
調布市に入って京王閣前を通過する頃には先行四人に追い付きしばらく追走。路面ウェットの状態で前走者に近寄りすぎると後輪で跳ね上がった水しぶきを食らうので少々離れ気味で付いて行ったものの若干脚が合わなかったのでタイミングを見計らって前に出させていただき、以後は単独マイペース。
羽村取水堰はなかなかの荒れっぷり
定峰200の時も結構な降りで荒れていたけれど、水量は多分今回の方が上回っている。と思ったので改めて過去ログを確認してみたらあんまり違いは無かった、というかむしろ定峰の時の方が激しそうだった。
所詮オレさまの記憶なんざこの程度。
その後も雨の中を淡々と進み最初のコントロールへ。
コントロール-1(44.4km)Close =10/10/10:12
FM海田岩蔵街道店 09:03着
小腹が減ったのでおにぎりで補給。
温かいアップルティを飲んでいたところで後続参加者一名到着。
今回、コントロールではここでしか他の参加者を見なかった。
落ち着いたところでリスタート。
すっかり記憶できているルートを辿って荒川を渡り、二つ目のコントロール。
コントロール-2(89.2km)Close =10/10/13:00
FMヤマキ花園店 11:08着
雨の日はさすがに全身びしょ濡れのままで入店する訳にもいかず、いちいちレインウェアを脱いで着てという動作が加わるので結構時間のロスが多い。
ここではイートインを利用して少々のんびりしてからリスタート。
小前田駅を華麗にスルー
「お前だ!」ネタをやろうかとも思ったけれどコントロールをリスタートしたばかりで手元はテムレス手袋だったのでスマフォの操作もままならないので通過しただけ。
(ネタは復路でやろう!)と思ったけれども結局実現せず。
深谷市から美里町、本庄市を経て神川町へ。
スタートから110km弱、道の駅ならぬ『道のオアシス神川』へ。
食堂ありの実で昼食は予定通りの行動。
二年ぶり
もつ煮定食かけそば付き(¥850-)
二年前と比較するとちょっと値上がりしていたけれど味には変わりなく満足。
復路でどうしても眠くなった時の緊急避難場所としても充分な施設。
24時間利用可能な休憩所
腹を満たしてリスタート。
白倉神社入り口
毎度毎度気になるところではあるけれど、本宮まで往復15kmなので今回くらいのペースだったら寄り道できないことも無い。
徐々に雨脚が弱くなって来たものの代わりに山間部は濃い霧が。
妙義山は全く見えなかった
富岡市街地付近で前方にブルべ参加者の姿が伺えた。
2019年モデルのAJ反射ベストでひざ下は派手な蛍光色
(あんな格好の参加者いたかな?コントロール1で追い付いて来た人とも装備が違うぞ?)
わたし以外出走は四人しかいなかったのでそんなことを思いながら声を掛けてパス。
暫く進んだところでミラーからその姿が見えなくなったのでおそらく違うブルべの参加者だろうと結論付けて更に踏み込んだ時に自分が豪快にミスコースをしていることに気が付いた。
慌てて本コースに復帰したものの2キロくらい余分に走った上に登らなくて良い坂道を登ってしまうこととなった。なんてこったい。
本コースに復帰してしばらく進んだ交差点で信号待ちをしていたら別の方向からやって来た先ほどの参加者が、わたしが進もうとしていた方向とは違う方へと曲がって行ったのでやはり違うBRM参加の方だった。
コントロール-3(143.9km)Close =10/10/16:40
7-11安中松井田BP店 14:17着
ここまでグロスで20KPH、非常に順調なのでこのまま進めば17時前後に海野宿に到達できそうだと軽く考えていたところで陥穽に嵌まるのはある意味いつも通りの様式美。
途中彼岸花の群生があちこちに
多くは盛りを過ぎてしおれてしまっていたけれど、時々元気な群生があった。
今回「おぎのや」はパス
一週間後にまた来るからねw
結局一度も訪問できなかった越後屋跡地
と思ったら鉄道文化むら施設内に復活開店したらしい。でも入場料が別途¥500-必要になるのでブルべ中に立ち寄るのはさすがにためらわれる。
鉄道文化むら
碓氷峠方面は濃霧で真っ白
碓氷川はそれほど増水しているようにも見えなかったので多分累積降水量はそれほど多くないのだろうと感じられた。これなら復路も通行止めの心配は無さそう。
旧道への分岐に入り、淡々と進む。
中山道坂本宿
ここの佇まいは非常に好きなのだけれど、昔からこんなに道幅広かったのだろうかね?とは毎回思う。道路拡幅して軒並み移築したとも考えられないしなあ。
累積雨量は問題無さそう
異常気象時の道路閉鎖ゲートを通過し、いよいよ碓氷峠の登坂に取り掛かる。
距離は長いものの勾配が緩やかなので峠の中では毛嫌いするほどの悪感情は抱いていない。
(勾配が緩い割にはペダルが重く感じるのはひょっとしたら前半飛ばし過ぎだったのではないか?)と若干心配になったものの、ほどなく走行感覚に違和感が。
明らかに後輪の挙動が変。
案の定のパンクであった。
丁度坂本ダムの道案内標識があったのでバイクラック代わりに使わせていただき後輪を外し、ホイールからタイヤを取り外す。グラベルキングとジェームスくんのホイールの相性は最悪で、外すのすらかなりの握力を必要とするので復旧の際の面倒に思いを馳せてうんざりしつつの作業。
チューブを外してタイヤの裏側を丹念に指で擦って異物チェック。リムに入り込んだ雨水が垂れて来てうんざり。
丁度良いバイクラック代わりである
諸々チェックの上異状がなさそうだったので新品チューブを引っ張り出して装着。タイヤレバーが折れるんじゃないかという勢いでようやくグラベルキングのビードを嵌め込むことに成功。CO2ボンベで徐々に圧を上げていき、最終的に充填完了したその時。
シューーー!という空気が漏れる嫌な音が聞こえてきて、手元のホイールを見てみるとタイヤのビードとリムの境目付近に小さな泡。
思いっきりエア漏れしとるやん!
その時、前夜の装備品詰め替えの際普段二本持って走るチューブを一本しかサドルバッグに入れなかったこと、今回はパッチ類も携行していないことに思い至りあっさりDNFを決意し、電話番担当だった15氏に電話連絡。
まだ15時台だから帰るのも楽だろうと、撤退方法を考えた。
今回はサクッと諦めた
チューブ無しでタイヤを装着すればそろそろと走る分には行けないことも無さそうだったものの心が折れてしまっていたので自走するのも面倒くさい。タクシーを呼んで横川駅まで移動して輪行というのが最も楽、ということでタクシーを呼んで待つこと15分ほど。
そうして到着したタクシーの運転手氏に”え?自転車も運ぶつもりなの?”と聞かれて思わず耳を疑った。
”自転車がパンクして修理をしたものの不具合が生じて走行継続できないので撤収したいから迎車手配をお願いしたい。”
と電話で伝えたので当然自転車も一緒に撤収するということが伝わっていると思ったものの運転手氏は”自転車を置いて身ひとつで帰る人もいるから自転車も載せると言ってもらわないとわからない。”ですと、
思い込みで物事を伝達するとお互い不幸になってしまうという、仕事にも通じる出来事で『5W1Hは情報伝達の基本中の基本である』ということを再認識。これで積載不可で引き返した場合の迎車料金負担は誰がするのかとか考えると非常に危うい。とはいえどうにかこうにか積載には成功して駅まで移動。
横川駅
駅に到着したら高崎行きの電車の発車まで五分しかない。
タクシーに載せるためだけに無理やり被せた輪行袋のまま自転車を抱えてどうにかこうにか乗り込み、高崎駅構内で改めて輪行パッケージング。
時刻表を確認してみたところ、生憎品川まで直通で行ける便がしばらくなかったので上野から山手線に乗り継いで品川から京急で帰宅。
本年最後のつもりだったのに不完全燃焼で終わってしまったBRMなのでありました。
高崎から上野までで六本飲んでしまった。
値下がりしたとはいえ呑みすぎ。
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