【夜景、月明かり】Perm.神奈川400興津-03【&大型貨物なナイトライド】
2020.11.10 Tue 23:15 -edit-
諏訪湖方面
夕景と夜景
<実走行:2020/10/27-28>
PCをリスタートして塩尻峠をえっちらおっちら。
登り初めで9℃、この先のピークでも変わらず
思いの外暖かいので携行していた防寒装備はまだ未活用。
諏訪湖方面の眺め
塩尻峠通過は日没後
とはいえ若干の明るさは残っていたので前回のような「想定外のギャップでうろたえる」ようなことが無く(うろたえるというか実際ギャップで跳ねてEdge給電用ケーブルを車輪に巻き込みちぎれるという事態もあった。)無事塩尻市内に降り、そのままサラダ街道、グリーンラインへ。
グリーンラインから
ここから先はカメラの性能的に走行中の撮影はまず不可だしいちいち夜景撮影の為に停止するような心情でも無かったので一気に画像が減る。
淡々と進んでいたら松本電鉄新村駅付近の踏切で大渋滞が発生していて少々面食らう。
軽く調べてみたら単線区間のすれ違い設定の駅らしいのでタイミング次第で踏切の遮断時間も長くなるのだろう。
踏切にて
小腹が減ったしぼちぼち冷えて来たので温かいラーメンを。
新村駅近傍の「麺や 壱」
鶏ガラ醤油ラーメン
あっさりさっぱりとした味わい。
食べ終えてリスタートしようとしたら猛烈に寒さを感じて驚いた。気温自体は入店前後の30分ほどでそうそう変わる訳でも無いだろうし、やはり暖かい場所で温かいものを食べると一気に体感温度が下がってしまうのだろう。
防寒装備を引っ張り出すことも考えたけれど面倒くささの方が勝ってしまい、ギアを軽めにして高ケイデンスで身体を暖める手段に打って出て、概ね10分後くらいに効果を発揮。それほど寒さを感じなくなった。強度を上げさえすれば5度前後まで夏装備(インナーは秋冬ものだけど)で大丈夫。(この時点で)『三日後にスタートする予定の【たまがわ600鬼怒川】の出走前に自身の寒冷耐性を確認する』というテーマも概ね成果(?)を上げているので満足。
PC3(200.6km)FM穂高有明店
19:20着(20:00)
厳密にはBRM920の際とPCが異なるけれど、キューシート上での距離の相違は数百メートルなのでほぼおんなじ。で、思っていたよりもBRM走行時との違いが生じていないのは意外な感じがする。
折り返して再び塩尻方面に向かう。
2020年のBRM920では犀川右岸(東側)の山裾を南下したけれど、昨年までの興津400と今年のパーマネントは左岸の山裾を南下する。わたしが今まで走ったことの無いコースで、ことによると以後「AJ神奈川管掌のブルべコース」としては走ることが無くなるかも知れないコース。
緩い坂道をじわじわ登って行くとペンション集落。
高台で眺めが良いので集まったのだろう。それに加えて『景観維持地区』協定もあるようで、それを示す標識が何か所か。
夜景を眺めながらのライド
コースはずっと尾根筋のような緩やかなアップダウンになるので左手には絶えず安曇野市街地や松本市方面の夜景が見え隠れする。個人的には犀川右岸と比較したらこちらの方が好みといえば好み。
しばらくして塩尻市方面に転進した際、街の灯に向かって坂道を下って行く形となって、それもなかなかに気分が良い。
街の灯を指して下る
それにしても「サラダ街道」というのは何故あんなにもグネグネと、走るものを惑わせることを主目的として制定されたようなコースを辿るのか。eTrexの表示を見ながらでも何度かミスコースしてしまったのでキューシートだけで走ろうと思うと相当なペースダウンになりそう。
そういう意味では【BRM920】で採用された犀川右岸のコースの方が遥かに単純明快で走りやすいとは思う。
道路わきの気温表示は5℃
風が無いので寒さはそれほど感じないし、空を見上げても雲が多めなので明け方の放射冷却も弱そうとは思ったものの時刻はまだ夜半にも至っていないし疲労が蓄積してくれば強度も上げられないだろうということも総合的に判断し、往路との重複区間に入ってしばらく進んだところにあった道の駅今井恵みの里でトイレ休憩&防寒装備装着。内容は防寒インナーキャップ、ネオプレンゴム製オーバーグローブ、厚手アームカバー、薄手レインウェア、ハーフタイプのシューズカバー。
これだけでも随分暖かくなってしまい、坂道を登る際には加減しないと汗冷えしてしまいそう。
塩尻駅付近を通過して塩尻峠を下からえっちらおっちら。
今年五度目の塩尻峠ピーク
諏訪湖方面の夜景
いつもながら気分よく下れるダウンヒルを堪能してPCに到着。
PC4(248.2km)FM岡谷神明町店
22:40着(24:00@251.3km)
やはり前回は松本市内からの登りがかなりしんどかった記憶があるので到着時刻は一時間以上違う。
今回の防寒装備フル装着
実際に走ってみて0℃くらいまでならこの装備で充分だろうという判断。雨に降られたらこれではきついので別途考慮が必要ではあるけれど。
(まだまだ眠気を感じないし、塩尻峠を越えてしまったので残るは富士見峠と富士川沿いの身延みちくらいしかペースが落ちる要因が無いので残り150kmちょいを8時間もあれば走り切れるのでは?)と読んでゴールは翌日6時半くらい、21時間台で帰着できそうだと皮算用してリスタート。
諏訪湖越しの上諏訪方面
坂室トンネル付近で6℃
こちらも今年五度目の富士見峠ピーク
それにしても平日夜の甲州街道はひたすら大型貨物の往来が激しく、しかもそのどれもが結構な勢いで制限速度を超過していてなかなかの恐怖。
自転車フレームに三つ、ヘルメット尾灯ひとつ、足首には反射バンドを巻いて背負っているザックには三角リフレクターを二つ付けていても後方から追い越して行く大型貨物の音と風圧に肝を冷やす。
(この狭い日本のどこにそんなに大量の物資を必要としている場所があるのか?)といぶかしんでしまうほど大量にトラックが通過して行く。
いや、まあ、ああいう物流のお陰で現代社会が成り立っているというのは頭で理解できてはいるのですけれどねえ。
円野郵便局交差点で甲州街道から離脱できた時は心底ほっとした。
月明かりの下を走る
韮崎方面の夜景
PC5(311.8km)7-11韮崎旭町店
10/28/01:32着(05:00@325.4)
前回はここに至る途中、道の駅蔦木宿で仮眠を取ったりしたし、かなり脚が消耗していてペースが落ちていたのでPCがこことは異なり距離が15km違うとはいえここまで時間差が付いたのだろう。
体調も上々、眠気も感じていないのでこのままのペースで走れたら20時間台でのゴールも可能なのではないかと甘いことを考えつつリスタート。
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